JP2002163125A - 自動エラーリカバリ機能をもつインフラ制御オペレーションシステム、インフラ制御方法及びその記録媒体 - Google Patents

自動エラーリカバリ機能をもつインフラ制御オペレーションシステム、インフラ制御方法及びその記録媒体

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JP2002163125A
JP2002163125A JP2000360870A JP2000360870A JP2002163125A JP 2002163125 A JP2002163125 A JP 2002163125A JP 2000360870 A JP2000360870 A JP 2000360870A JP 2000360870 A JP2000360870 A JP 2000360870A JP 2002163125 A JP2002163125 A JP 2002163125A
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error
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infrastructure control
operation system
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JP2000360870A
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Toshiaki Tani
敏昭 谷
Kenji Shioda
健二 塩田
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NTT Comware Corp
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NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御完了率の向上と、運用コストの削減を図
ることができるインフラ制御オペレーションシステムを
提供する。 【解決手段】 伝送路網を制御するインフラ制御オペレ
ーションシステムにおいて、伝送路網を構成する装置の
状態及び命令処理におけるエラーの内容に応じて、制御
対象の装置に対する命令でエラーにより実行されなかっ
た命令の再実行および再実行の一時中止および再実行の
回数を制御する再処理制御手段を備えることにより、自
動エラーリカバリ機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路網を制御す
るインフラ制御オペレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送路網を制御するオペレーショ
ンシステム間のフロースルーオーダ処理に際して、当該
処理を正常完了できなかった場合、異常終了した情報を
記録し、翌日オペレータがこの情報を見て、異常終了し
た部分を端末から手作業で直す処理を行っていた。ま
た、装置制御の輻輳によるエラー、DB(データベー
ス)競合等によるエラーが発生した場合は、再処理可能
なオーダ(命令)として、端末からエラー処理のための
メニューを使用し、人手を介して再度処理を実行させて
いる(人手によるリカバリ;図12参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状では、大量のオー
ダ処理による処理競合等によって異常終了したオーダ
を、その他の処理が一段落した後に人手によって再度実
行するため、多大な労力及び費用を必要としている。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、制御完了率の向上と、運用コストの削減を図ること
ができるインフラ制御オペレーションシステムを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインフラ制御オ
ペレーションシステムは、伝送路網を制御するインフラ
制御オペレーションシステムにおいて、伝送路網を構成
する装置の状態及び命令処理におけるエラーの内容に応
じて、該装置に対する命令でエラーにより実行されなか
った命令の再実行および該再実行の一時中止および該再
実行の回数を制御する再処理制御手段を具備することを
特徴とする。
【0006】また、本発明のインフラ制御オペレーショ
ンシステムにおいて、前記再処理制御手段は、前記命令
に対するエラーの内容が、該命令を再実行可能なもので
ある場合、該エラーの内容に応じて設定された再実行の
回数を限度として、該命令の再実行を繰り返すことを特
徴とする。
【0007】また、本発明のインフラ制御オペレーショ
ンシステムにおいて、前記インフラ制御オペレーション
システムは、該インフラ制御オペレーションシステムの
制御対象である装置において、該装置が、受ける命令を
処理できない異常な状態である場合、該装置が異常な状
態から回復したか否かを回復するまで該装置に問い合わ
せ、回復の確認をする回復確認手段を、さらに備え、前
記再処理制御手段は、前記制御対象の装置に対する命令
が、再実行可能な異常により実行されなかった場合、該
命令の実行を再要求し、再実行不可能な異常により実行
されなかった場合、該装置の回復が確認されるまで、該
命令の再実行を一時中止することを特徴とする。
【0008】また、本発明のインフラ制御方法は、伝送
路網を制御するインフラ制御方法において、制御対象の
装置に対する命令の処理で生じたエラーの内容が、該命
令を再実行可能なものである場合、該エラーの内容に応
じて設定された再実行の回数を限度として、該命令の再
実行を繰り返す手順と、前記制御対象の装置が、受ける
命令を処理できない異常な状態である場合、該装置が異
常な状態から回復したか否かを回復するまで該装置に問
い合わせ、回復の確認をする手順と、前記制御対象の装
置に対する命令が、再実行不可能な異常により実行され
なかった場合、該装置の回復が確認されるまで、該命令
の再実行を一時中止する手順と、を含むことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、コンピュータ装置にイン
ストールすることにより、その装置が請求項4に記載の
方法を実行する装置となるソフトウェアが記録されたコ
ンピュータ読取可能な記録媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明の一実施の形態で
あるインフラ制御オペレーションシステムの概要を説明
する(図1参照)。
【0011】はじめに、設計者によりオーダ処理要求が
渡される。この設計者によるオーダ処理要求は、オーダ
情報2aとしてインフラ制御オペレーションシステム1
に蓄積される。そして、オーダの処理が実行され制御対
象の装置においてエラーとなった場合、その情報が当該
オーダに対応するエラー情報2bとして記録される。そ
して、エラーとなった再処理可能なオーダは、自動リカ
バリ機能(再処理制御手段の機能)によって、エラーに
応じて設定された再処理回数を限度として、再処理が繰
り返される。
【0012】また、制御対象の装置においてオーダの再
処理ができない場合、インフラ制御オペレーションシス
テム1は、ポーリングにより定期的に装置の回復を確認
する。インフラ制御オペレーションシステム1は、制御
対象の装置においてオーダの再処理ができない場合、こ
の装置に再度オーダの処理を要求しても無駄となるの
で、このオーダに対する再処理を装置が回復するまで一
時停止する。そして、装置の回復が確認できた時点で、
当該オーダの再処理を再開する。このように、インフラ
制御オペレーションシステム1では、従来、一時的な異
常によるエラーであっても、人手によって行われていた
オーダ処理のリカバリを自動化するので、制御完了率の
向上と、運用コストの削減を図ることができる。
【0013】次に、インフラ制御オペレーションシステ
ム1の構成を、図2を参照して説明する。
【0014】符号1は、本実施の形態のインフラ制御オ
ペレーションシステムである。また、符号2は、下記の
オーダ情報2a、エラー情報2b、オーダ管理テーブル
2c、パス情報2d、状態管理ファイル2eを記憶する
第1記憶部である。また、符号3は、下記の対象エラー
情報3a、リトライ回数管理情報3bを一時記憶する第
2記憶部である。また、符号4は、後述するオーダ管理
テーブル読込部4aと、リトライ対象判定部4bと、再
処理部4cと、アプリケーション部4dと、回復確認部
4eからなる処理部である。なお、本実施の形態では、
インフラ制御オペレーションシステム1は、伝送路網の
伝送装置に対して、パスの開通・変更等を行う開通処理
を行う場合を例として説明する。
【0015】ここで、第1記憶部2および第2記憶部3
に記憶される各情報について説明する。
【0016】オーダ情報2aは、インフラ制御オペレー
ションシステム1により割り当てられるオーダ番号と、
オーダ(命令)の内容の組からなっている(図3参照)。
エラー情報2bは、オーダを受け実行する装置におい
て、このオーダを実行した際エラーが発生した場合に、
この装置から送られる装置固有のエラーコードである装
置エラーコードと、このエラーに対応しあるいはこのエ
ラーを含む所定のエラーのグループに対応してインフラ
制御オペレーションシステム1で設定され用いられるエ
ラーコードと、このエラーを起こした装置を識別する情
報(アドレス等)である装置識別情報の組からなる(図
4参照)。
【0017】オーダ管理テーブル2cは、オーダ処理
が、対象の装置でエラーとなった場合に、該当するオー
ダ情報2aの内容とエラー情報2bの内容とを対応付け
るテーブルである(図5参照)。このテーブルは、オー
ダ毎にオーダ情報2aの内容を含めて生成され、当該オ
ーダが実行されエラーとなった場合に、このエラーに対
するエラー情報2bの内容がさらに設定される。装置状
態管理ファイル2eは、装置識別情報と、当該装置が正
常であるか異常であるかの状態が設定されるファイルで
ある(図6参照)。
【0018】対象エラー情報3aは、エラーコードと、
装置エラーコードと、リトライ回数と、保守者への通知
の有無の組からなる情報である(図7参照)。対象エラ
ー情報3aの内容は、別途定義されており、起動時に第
2記憶部3に記憶される。なお、保守者への通知が必要
となるのは、エラーが保守者の操作による装置のリセッ
ト等を必要とする可能性がある場合である。リトライ回
数管理情報3bは、オーダ番号と、オーダの実行回数
と、エラーコードの組からなる情報である(図8参
照)。このリトライ回数管理情報3bは、オーダ処理の
リトライ(再試行)が行われるとき第2記憶部3に設定
され、条件に応じて実行回数が更新/クリアされる。
【0019】次に、処理部4を構成する各部について説
明する。
【0020】オーダ管理テーブル読込部4aは、第1記
憶部2からオーダ管理テーブル2cを読み込む。リトラ
イ対象判定部4bは、オーダ管理テーブル読込部4aが
読み込んだオーダ管理テーブル2cの各オーダがリトラ
イ対象であるか、各オーダに対応するエラー情報の内容
から、対象エラー情報3aのリトライ回数を参照し、こ
のリトライ回数から各オーダがリトライ対象か否か判定
する。
【0021】再処理部4cは、リトライ対象判定部4b
によって判定されたリトライ対象のオーダに対し、オー
ダの再処理を行う。まず、対象エラー情報3aの通知の
有無を参照し、通知が必要な場合、装置状態管理ファイ
ル2eをさらに参照し、当該オーダの再処理の対象とな
る装置の状態を確認する。ここで、装置の状態が異常と
なっている場合、当該オーダの再処理をスキップし、次
のオーダの再処理を開始する。
【0022】また、ここで装置の状態が正常となってい
る場合、あるいは、対象エラー情報3aの通知の有無を
参照した結果通知無しとなっている場合、リトライ回数
をチェックする。ここでは、初回は、リトライ回数管理
情報3bに当該オーダのオーダ番号とこのオーダに対す
るエラーのエラーコードと再処理の実行回数(このと
き、「1」)を設定する。2回目以降の再処理の場合、
オーダ管理テーブル読込部4aにより新たに読み込まれ
たオーダ管理テーブル2cのエラーコードが、リトライ
回数管理情報3bのエラーコードと異なる場合、すなわ
ちエラーコードが変化した場合、実行回数をクリア
(「0」を設定)し、エラーコードが変化していない場
合、実行回数を更新(「1」を加算)する。また、装置
状態管理ファイル2eを参照して、装置の状態が異常か
ら正常に回復した場合、実行回数をクリア(「0」を設
定)する。そして、当該オーダに対応するリトライ回数
管理情報3bの実行回数が、対象エラー情報3aで対応
するリトライ回数を超えると、当該オーダの再処理をス
キップし、次のオーダ処理を開始する。
【0023】また、再処理部4cは、リトライ回数のチ
ェック後、処理の終了時刻を判定し、終了時刻を過ぎた
場合、すべての処理を終了し、終了時刻前である場合、
当該オーダの再処理を開始し、下記のアプリケーション
部4dに開通処理を実行させる。そして再処理の結果、
エラーとなれば、エラー情報2bとオーダ管理テーブル
2cに当該エラーの情報を設定する。オーダの再処理が
正常に終了した場合、正常終了したことが別途記録され
る。
【0024】アプリケーション部4dは、開通処理で、
どこを中継していくのか等のパスの情報をパス情報2d
に登録する。そしてまた、制御対象の装置に、オーダの
再処理を実施しても無駄となる異常が発生している場
合、装置状態管理ファイル2eの「状態」の項目に「異
常」を設定する。回復確認部4eは、制御対象の装置に
対し定期的にポーリングを行い、装置が正常な状態に回
復したか確認し、当該装置の状態を装置状態管理ファイ
ル2eに設定する。
【0025】なお、第1記憶部2は、ハードディスク、
光磁気ディスク等の不揮発性の記録装置により構成され
ている。また、第2記憶部3は、RAM(Random
Access Memory)等の一時記憶装置によ
り構成されている。また、この処理部4はメモリおよび
CPU(中央演算装置)等により構成され、処理部4の
各機能を実現するためのプログラム(図示せず)をメモ
リにロードして実行することによりその機能が実現され
るものとする。また、インフラ制御オペレーションシス
テム1には、周辺機器として入力装置、表示装置等(い
ずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入
力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのこと
をいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray
Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
【0026】次に、このように構成されたインフラ制御
オペレーションシステム1の動作の概要について、図9
の動作フローチャートを参照して説明する。なお、処理
部4の各部の機能の詳細は前述したとおりであり、以下
においてその詳細な説明は省略する。
【0027】はじめに、オーダ管理テーブル読込部4a
が、第1記憶部2からオーダ管理テーブル2cを読み込
む(ステップS1)。次に、リトライ対象判定部4b
は、オーダ管理テーブル2cに含まれるオーダが、リト
ライ対象であるか、対象エラー情報3aを参照して判定
する(ステップS2)。
【0028】次に、リトライ対象判定部4bが判定した
リトライ対象のオーダに対し、再処理部4cが再処理を
行う。まず、再処理部4cは、対象エラー情報3aを参
照して、通知有りのエラーとなったオーダに対し、装置
状態管理ファイル2eをさらに参照して、対象の装置の
状態を確認する(ステップS3)。ステップS3で、対
象の装置の状態が異常であることが確認されると、当該
オーダの再処理をスキップし次のオーダの再処理を開始
する。
【0029】ステップS3で、対象の装置の状態が正常
であることが確認されるか、対象エラー情報3aの通知
の有無を参照した際、通知無しとなっていた場合、リト
ライ回数のチェックを行う(ステップS4)。ステップ
S4のリトライ回数のチェック処理で、リトライ回数管
理情報3bの実行回数が、対象エラー情報3aのリトラ
イ回数をオーバーしたと判定された場合、当該オーダの
再処理をスキップし次のオーダの再処理を開始する。
【0030】ステップS4で、リトライ回数管理情報3
bの実行回数が、対象エラー情報3aのリトライ回数以
下であると判定された場合、終了時刻の判定を行う(ス
テップS5)。ステップS5で、終了時刻を過ぎたと判
定された場合、すべての処理を終了する。
【0031】また、ステップS5で、終了時刻前である
と判定された場合、当該オーダの再処理を開始し、その
実行結果をエラー情報2bとオーダ管理テーブル2cに
記録する(ステップS6)。そして、アプリケーション
部4dは、開通したパスの情報をパス情報2dに記録
し、さらに装置状態管理ファイル2eの「状態」の項目
をオーダの実行結果に応じて更新する(ステップS
7)。この装置状態管理ファイル2eの「状態」の項目
は、回復確認部4eによっても更新される。なお、上記
で説明した動作フローは一例であり、上記の処理の流れ
に限定されるものではない。
【0032】次に、インフラ制御オペレーションシステ
ム1における具体的なオーダの再処理例を挙げ説明する
(図10参照)。
【0033】図10に示す符号11部分は、オーダ管理
テーブル2cの一例である。このテーブルには、オーダ
番号として「No.00000001」、オーダ(命
令)として「VC11パス開通」、エラー情報として
「再処理可能異常」であるエラーのエラー情報(符号1
2部分の「試験実行不可」、「1BC」)が設定されて
いる。なお、以下では、装置エラーコード「1BC」に
対し、対象エラー情報3aにリトライ回数として5回が
設定されているものとする。
【0034】オーダ管理テーブル読込部4aが、このオ
ーダ管理テーブル11を読み込むと、リトライ対象判定
部4bによりこのオーダがリトライ対象であると判定さ
れる。再処理部4cは、このオーダに対し1回目の再処
理を行う。なお、このオーダ(「VC11パス開通」)
は開通処理に関するものであり、インフラ制御オペレー
ションシステム1においてパスの情報の登録が行われる
とともに、制御対象の装置(装置名:004D 020
000)に対し所定の試験を実行させるものである。
【0035】この例では、1回目のオーダの再実行で、
パスの情報がパス情報2dに登録され、さらに制御対象
の装置における試験が試みられ、装置から装置エラーコ
ードとして「1BC」が返り、「試験実行不可」となっ
ている(符号13部分参照)。再処理部4cは、また、
リトライ回数管理情報3bの実行回数を「0」から
「1」に更新する(符号14部分参照)。
【0036】リトライ回数は5回なので、次に、2回目
のオーダの再実行を行う。2回目の再実行においても、
パスの情報がパス情報2dに登録され、試験が試みられ
る。そして、リトライ回数管理情報3bの実行回数が
「1」から「2」に更新される(符号15部分参照)。
今回は、試験時に装置異常が検出されたとする。する
と、装置から装置エラーコード「1Z1」が返され、エ
ラー情報部分に設定されるとともに(符号16部分参
照)、装置状態管理ファイル2eの「状態」の項目に
「異常」が設定される(符号17部分参照)。ここで、
装置エラーコード「1Z1」のエラーは、再処理可能で
あるものとする。
【0037】再処理部4cは、装置状態管理ファイル2
eを参照し、装置の状態が「異常」となっているので、
3回目のオーダの再実行をスキップする。そして、リト
ライ回数管理情報3bの実行回数をゼロ・クリアする
(符号18部分参照)。次に、再処理部4cは、再処理
可能なオーダ(オーダ番号:No.00000001)
の再処理をするため、装置状態管理ファイル2eを参照
するが、まだ状態が「異常」であるので(符号19部分
参照)、再処理をスキップする。さらに、再処理部4c
が、オーダ(オーダ番号:No.00000001)の
再処理をするため、装置状態管理ファイル2eを参照し
た際、装置の状態が「正常」(符号20部分参照)とな
ったため、1回目の再処理を実行して正常終了する(符
号21部分参照)。
【0038】次に、同一装置に対する試験アクセスが連
続29回(ORDER1〜ORDER29)発生した場
合の、インフラ制御オペレーションシステム1による自
動再処理によるオーダ処理の経過の例(タイミングチャ
ート)を説明する(図11参照)。なお、ORDER1
〜ORDER29は、開通処理に関するもので、パスの
登録に1分を要し、その試験に2分を要するものとして
いる。また、登録の処理と試験の処理は並行して行える
ものである。
【0039】はじめは、ORDER1〜ORDER29
に対し、通常のオーダ処理が行われる。図に示した例で
はORDER1およびORDER29は、1回目で正常
に終了している。ORDER2〜ORDER28につい
ては、順に登録はなされるが(登録は成功)、試験ビジ
ーによる輻輳のため、試験に失敗している。そこで、こ
れらに対しインフラ制御オペレーションシステム1によ
って自動再処理が行われる。図11では、この試験部分
の再処理の経過を示している。ORDER2は試験に失
敗しているので、再処理がなされるが、1〜3回の再処
理を実施するも試験競合のため失敗し、4回目で競合回
復により正常終了している。他のオーダも試験に失敗し
たものは、オーダ管理テーブル2cに登録された順に再
処理が開始され、正常終了したものを除いたオーダが順
に再処理されている。そして、すべてのオーダが正常終
了している。以上、本実施の形態のインフラ制御オペレ
ーションシステム1の詳細を説明した。
【0040】なお、図1における処理部4の機能を実現
するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行すること
によりインフラ制御におけるオーダの再処理を行っても
よい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとす
る。
【0041】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピ
ュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装
置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な
記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電
話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場
合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム
内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プロ
グラムを保持しているものも含むものとする。
【0042】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0043】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、エラーとなった命令の再実行を自動的に行え
る。すなわち、人手を介さないので、制御完了率の向上
と、運用コストの削減を図ることができる。また、装置
の状態が命令を処理できない異常な状態である場合、制
御対象の装置が回復するまで、命令の再処理を一時中止
するので、制御対象の装置に余分な負荷をかけずに済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるインフラ制御オ
ペレーションシステムの概要を説明するための図であ
る。
【図2】 同実施の形態のインフラ制御オペレーション
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】 オーダ情報の一例である。
【図4】 エラー情報の一例である。
【図5】 オーダ管理テーブルの一例である。
【図6】 装置状態管理ファイルの一例である。
【図7】 対象エラー情報の一例である。
【図8】 リトライ回数管理情報の一例である。
【図9】 同実施の形態のインフラ制御オペレーション
システムの動作フローチャートである。
【図10】 同実施の形態のインフラ制御オペレーショ
ンシステムにおける再処理を具体的に説明する図であ
る。
【図11】 同実施の形態のインフラ制御オペレーショ
ンシステムにおける自動再処理によるオーダ処理の経過
(一例)を示す図である。
【図12】 従来の人手によるエラーリカバリを示す図
である。
【符号の説明】
1…インフラ制御オペレーションシステム 2…第1記憶部 2a…オーダ情報 2b…エラー情報 2c、11…オーダ管理テーブル 2d…パス情報 2e…装置状態管理ファイル 3…第2記憶部 3a…対象エラー情報 3b…リトライ回数管理情報 4…処理部 4a…オーダ管理テーブル読込部(再処理制御手段の一
部) 4b…リトライ対象判定部(再処理制御手段の一部) 4c…再処理部(再処理制御手段の一部) 4d…アプリケーション部 4e…回復確認部(回復確認手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B027 AA04 BB01 CC01 CC02 5B085 AC17 5B089 GB02 JB16 KA01 KA04 MC01 MC11 ME10 ME13 ME16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路網を制御するインフラ制御オペレ
    ーションシステムにおいて、 伝送路網を構成する装置の状態及び命令処理におけるエ
    ラーの内容に応じて、該装置に対する命令でエラーによ
    り実行されなかった命令の再実行および該再実行の一時
    中止および該再実行の回数を制御する再処理制御手段を
    具備することを特徴とするインフラ制御オペレーション
    システム。
  2. 【請求項2】 前記再処理制御手段は、 前記命令に対するエラーの内容が、該命令を再実行可能
    なものである場合、該エラーの内容に応じて設定された
    再実行の回数を限度として、該命令の再実行を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載のインフラ制御オペレ
    ーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記インフラ制御オペレーションシステ
    ムは、 該インフラ制御オペレーションシステムの制御対象であ
    る装置において、該装置が、受ける命令を処理できない
    異常な状態である場合、該装置が異常な状態から回復し
    たか否かを回復するまで該装置に問い合わせ、回復の確
    認をする回復確認手段を、さらに備え、 前記再処理制御手段は、 前記制御対象の装置に対する命令が、再実行可能な異常
    により実行されなかった場合、該命令の実行を再要求
    し、再実行不可能な異常により実行されなかった場合、
    該装置の回復が確認されるまで、該命令の再実行を一時
    中止することを特徴とする請求項2に記載のインフラ制
    御オペレーションシステム。
  4. 【請求項4】 伝送路網を制御するインフラ制御方法に
    おいて、 制御対象の装置に対する命令の処理で生じたエラーの内
    容が、該命令を再実行可能なものである場合、該エラー
    の内容に応じて設定された再実行の回数を限度として、
    該命令の再実行を繰り返す手順と、 前記制御対象の装置が、受ける命令を処理できない異常
    な状態である場合、該装置が異常な状態から回復したか
    否かを回復するまで該装置に問い合わせ、回復の確認を
    する手順と、 前記制御対象の装置に対する命令が、再実行不可能な異
    常により実行されなかった場合、該装置の回復が確認さ
    れるまで、該命令の再実行を一時中止する手順と、を含
    むことを特徴とするインフラ制御方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータ装置にインストールするこ
    とにより、その装置が請求項4に記載の方法を実行する
    装置となるソフトウェアが記録されたコンピュータ読取
    可能な記録媒体。
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