JP2002162953A - 画像処理装置、画像処理方法、コンテンツ配信システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、コンテンツ配信システム

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JP2002162953A
JP2002162953A JP2000359922A JP2000359922A JP2002162953A JP 2002162953 A JP2002162953 A JP 2002162953A JP 2000359922 A JP2000359922 A JP 2000359922A JP 2000359922 A JP2000359922 A JP 2000359922A JP 2002162953 A JP2002162953 A JP 2002162953A
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image data
data
video signal
projection
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JP2000359922A
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Katsumi Kimura
勝己 木村
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、構成を大きく変更することなく容易
に高解像度化を図ることができるようにする。 【解決手段】本発明は、フィルム12のコマ画像を撮像
することにより所定フォーマットの基準画像に対して整
数倍の解像度を持つビデオ信号D1を生成し、当該ビデ
オ信号D1に応じた画像を基準画像のデータ量に相当す
る画像データD2及びD3にそれぞれ分割するようにし
たことにより、基準画像の整数倍の解像度でなるビデオ
信号D1を撮像した場合でも、第1液晶プロジェクタ2
7A及び第2液晶プロジェクタ27Bを用いて投影する
投影単位が常に基準画像のデータ量に相当する画像デー
タD2及びD3になるので、ビデオ信号D1に応じた画
像の解像度に対応する新たな信号処理手段や投影手段を
用意する必要はなく、装置構成を大きく変更せずにビデ
オ信号D1に応じた高解像度画像を容易に表示すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置、画像
処理方法及びコンテンツ配信システムに関し、例えばテ
レシネ装置によって映画フィルムからHDTV(High D
efinition Television)方式のHDフォーマットに変換
した画像データをネットワークを介して配信し上映する
ディジタルシネマシステムに適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレシネ装置によって映画フィル
ムから変換したHDフォーマットのビデオ信号をインタ
ーネット等のネットワークを介して映画館に伝送し、当
該映画館のプロジェクタによって上映するディジタルシ
ネマシステムが提案されている。
【0003】実際上ディジタルシネマシステムにおいて
は、配信側ではHDフォーマットのビデオ信号をMPE
Gエンコーダ等によって圧縮符号化し、暗号化を施した
後にネットワークを介して映画館に伝送し、当該映画館
等の受信側では暗号化を解いて伸長復合化した後にプロ
ジェクタを介してスクリーンにビデオ信号の画像を投影
するようになされている。
【0004】しかしながら、ディジタルシネマシステム
において現状のHDフォーマットのビデオ信号で定めら
れている1080画素の垂直方向画素数及び1920画
素の水平方向画素数では、解像度不足及び階調不足が指
摘されており、さらなる画質向上が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
ディジタルシネマシステムにおいては、現状のHDフォ
ーマットのビデオ信号において定められている垂直方向
画素数及び水平方向画素数をそれぞれ増大すれば高解像
度化を図ることができるが、その度に配信側及び受信側
において新たな垂直方向画素数及び水平方向画素数に対
応したハードウェアを用意してシステム全体を再構築し
なければならなくなり、容易に高解像度化を図ることは
困難であるという問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、装置構成を大きく変更することなく容易に高解像度
化を図ることができる画像処理装置、画像処理方法及び
コンテンツ配信システムを提案しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、撮像対象を撮像することにより所
定フォーマットの基準画像に対して整数倍の解像度を持
つビデオ信号を生成し、ビデオ信号に応じた画像を基準
画像のデータ量に相当する画像データにそれぞれ分割
し、当該画像データをそれぞれ単位として投影するよう
になされた複数の投影手段を用いて、画像データを当該
画像データ毎にそれぞれ対応した所定領域に投影するこ
とによりビデオ信号に応じた画像を所定の投影対象に表
示するようにする。
【0008】このように撮像対象を撮像することにより
所定フォーマットの基準画像に対して整数倍の解像度を
持つビデオ信号を生成し、当該ビデオ信号に応じた画像
を基準画像のデータ量に相当する画像データにそれぞれ
分割するようにしたことにより、基準画像の整数倍の解
像度でなるビデオ信号を撮像した場合でも、投影手段を
用いて投影する投影単位が常に基準画像のデータ量に相
当する画像データになるので、ビデオ信号に応じた画像
の解像度に対応する新たな信号処理手段や投影手段を用
意する必要はなく、構成を大きく変更せずにビデオ信号
に応じた高解像度画像を容易に表示することができる。
【0009】また本発明においては、コンテンツ配信側
とコンテンツ受信側とがネットワークを介して接続さ
れ、コンテンツ配信側から送信されたコンテンツデータ
をコンテンツ受信側で受信して表示するコンテンツ配信
システムにおいて、コンテンツ配信側は、撮像対象を撮
像することにより所定フォーマットの基準画像に対して
整数倍の解像度を持つビデオ信号を生成する撮像手段
と、ビデオ信号に応じた画像を基準画像のデータ量に相
当する画像データにそれぞれ分割する分割手段と、当該
画像データを変調することにより生成したコンテンツデ
ータをネットワークを介してコンテンツ受信側へ送信す
る送信手段とを具え、コンテンツ受信側は、コンテンツ
データを受信して復調することにより画像データを復元
する受信手段と、当該画像データをそれぞれ単位として
投影するようになされた複数の投影手段を用いて、画像
データを当該画像データ毎にそれぞれ対応した所定領域
に投影することによりビデオ信号に応じた画像を所定の
投影対象に表示する表示手段とを設けるようにする。
【0010】このようにコンテンツ配信側では、撮像対
象を撮像することにより所定フォーマットの基準画像に
対して整数倍の解像度を持つビデオ信号を生成し、当該
ビデオ信号に応じた画像を基準画像のデータ量に相当す
る画像データにそれぞれ分割した後に変調しコンテンツ
データとしてネットワークを介してコンテンツ受信側へ
送信するようにしたことにより、コンテンツ受信側では
コンテンツデータを復調することにより復元した画像デ
ータが投影手段を介して投影する投影単位と一致するこ
とになるので、ビデオ信号に応じた画像の解像度に対応
する新たな信号処理手段や投影手段を用意する必要はな
く、構成を大きく変更せずにビデオ信号に応じた高解像
度画像を容易に表示することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0012】(1)第1の実施の形態 図1において、1は全体として本発明の第1の実施の形
態におけるコンテンツ配信システムとしてのディジタル
シネマシステムを示し、コンテンツ配信側2とコンテン
ツ受信側3とがインターネット4等のネットワークを介
して接続されている。
【0013】コンテンツ配信側2では、テレシネ装置1
1によって撮像対象として35[mm]映画フィルム12の
コマ画像をCCDカメラ部11Aによって撮像すること
によりビデオ信号D1を生成(以下、これをテレシネ処
理と呼ぶ)し、これを分割回路13に送出する。
【0014】ここでCCDカメラ部11Aは、図2に示
すように通常のHD(High Definition )フォーマット
の2倍の撮像面積(2160画素の垂直方向画素数及び
1920画素の水平方向画素数)を有しており、通常の
2倍速度(2倍の書込クロックに基づいて)で35[mm]
映画フィルム12のコマ画像を撮像するようになされて
いる。
【0015】分割回路13は、通常のHDフォーマット
の2倍の解像度で撮像されたビデオ信号D1を通常のH
Dフォーマットに相当する1080画素(垂直方向画素
数)及び1920画素(水平方向画素数)の基準画像と
しての画像データD2及びD3に分割し、これらを順次
データレコーダ14に送出する。
【0016】因みに分割回路13は、図3に示すように
ビデオ信号D1の画像データD2及びD3に相当する最
初の画素開始点から矢印に従って同時並列的に読み出す
ことにより通常速度(通常の読出クロック)で画像デー
タD2及びD3に分割し得るようになされている。
【0017】データレコーダ14は、画像データD2及
びD3を所定データ量単位のパケットに区切った後に、
これらを画像データD4として一旦記録し、その後これ
を順次読み出して次段のデータ処理部15に送出する。
【0018】データ処理部15は、電子透かし埋込回路
16、HD−MPEG(High-Definition −Moving Pic
ture Experts Group)エンコーダ17及び暗号化回路1
8によって構成されており、最初にパケット単位の画像
データD4を電子透かし埋込回路16に入力する。
【0019】電子透かし埋込回路16は、所定の方法に
よって画像データD4にコンテンツ制作者の名前や連絡
先、住所等の個人情報を電子透かし情報として埋め込
み、専用のビューアによってのみ当該電子透かし情報を
抽出できるようにしたものであり、当該画像データD4
を無断使用された場合に電子透かし情報を表示させるこ
とにより、著作権の所在を明らかにするようになされて
いる。
【0020】またHD−MPEGエンコーダ17は、電
子透かし情報が埋め込まれた画像データD4に対してM
PEG2規格に準じた画像圧縮符号化処理を施すように
なされており、これによりデータ伝送量を低減するよう
になされている。
【0021】さらに暗号化回路18は、電子透かし情報
が埋め込まれ、画像圧縮符号化処理が施された画像デー
タD4に対して例えば公開鍵暗号化方式による暗号化を
施すようになされており、これにより第三者に画像デー
タD4の内容が漏洩することを防止するようになされて
いる。
【0022】このようにデータ処理部15は、画像デー
タD4に対して電子透かし情報を埋め込み、画像圧縮符
号化処理を施した後に暗号化することによりインターネ
ット4を介して伝送し得る状態の伝送データD5に変換
し、これをサーバ装置19に一旦記憶する。
【0023】そして送信手段としてのサーバ装置19
は、一旦記憶した伝送データD5を再度読み出して変調
することによりコンテンツデータD6として公衆回線網
(図示せず)からインターネット4を介してコンテンツ
受信側3へ送信するようになされている。
【0024】このようにコンテンツ配信側2では、最初
にテレシネ装置11によって通常のHDフォーマットの
2倍の解像度(2160画素×1920画素)で35[m
m]映画フィルム12のコマ画像をビデオ信号D1として
取り込み、これを分割回路13によって通常のHDフォ
ーマット(1080画素×1920画素)のデータ量に
相当する画像データD2及びD3に分割することによ
り、後段のデータレコーダ14、データ処理部15及び
サーバ装置19において単にHDフォーマットの画像デ
ータD2及びD3に対する通常のデータ処理で済むよう
にしている。
【0025】これによりコンテンツ配信側2は、2倍の
解像度を持つビデオ信号D1用のデータレコーダ、デー
タ処理部やサーバ装置を設ける必要がなく、既存のデー
タレコーダ14、データ処理部15及びサーバ装置19
を流用して装置構成を極力変更せずに済むようになされ
ている。
【0026】これに対してコンテンツ受信側3では、コ
ンテンツ配信側2からインターネット4を介して配信さ
れたコンテンツデータD6を、受信手段としてのサーバ
装置21で受信して復調することにより元の伝送データ
D5に対応した伝送データD7を復元し、これをに一旦
記憶した後に再度読み出してデータ処理部22に送出す
る。
【0027】データ処理部22は、コンテンツ配信側2
のデータ処理部15の各回路とは逆の処理をそれぞれ施
すようになされた電子透かし抽出回路23、HD−MP
EGデコーダ24及び暗号復号化回路25によって構成
されており、最初に伝送データD7を暗号復号化回路2
5に入力する。
【0028】暗号復号化回路25は、伝送データD7に
対して公開鍵暗号化方式に応じた復号化を施すことによ
り暗号化を解くようになされている。またHD−MPE
Gデコーダ24は、暗号化を解かれた伝送データD7に
対してMPEG2規格に準じた画像伸長復号化処理を施
し、元の画像データD4に対応した画像データD8を復
元する。
【0029】さらに電子透かし抽出回路23は、暗号化
が解かれ、画像伸長復号化処理が施された画像データD
8に埋め込まれている電子透かし情報を抽出し、必要に
応じて画像データD8と共に後段のプロジェクタ部27
を介して表示し得るようになされている。
【0030】こうしてデータ処理部22は、暗号化が解
かれて画像伸長復号化処理が施された画像データD8を
画像データ格納装置26に順次送出するようになされて
いる。
【0031】画像データ格納装置26は、データ処理部
22から順次供給される画像データD8を内蔵のハード
ディスク(図示せず)に格納するようになされており、
このときパケット単位の画像データD8を複数個単位で
蓄積することにより、HDフォーマットの画像データD
2及びD3に対応する画像データD10及びD11とし
て順次格納し得るようになされている。
【0032】そして画像データ格納装置26は、表示手
段としてのプロジェクタ部27からの読み出し命令に従
って画像データD10及びD11を同時並列的に読み出
し、当該画像データD10をプロジェクタ部27におけ
る上段の第1液晶プロジェクタ27Aに出力すると共
に、画像データD11を下段の第2液晶プロジェクタ2
7Bに出力するようになされている。
【0033】プロジェクタ部27では、上段の第1液晶
プロジェクタ27Aが画像データD10に基づく上半分
画像を所定のレンズによる縦方向の縮小表示によってス
クリーン28の上方領域28Aに投影するように設定さ
れており、下段の第2液晶プロジェクタ27Bが画像デ
ータD11に基づく下半分画像を同様のレンズによる縦
方向の縮小表示によってスクリーン28の下方領域28
Bに投影するように設定されている。
【0034】すなわち第1液晶プロジェクタ27A及び
第2液晶プロジェクタ27Bは、通常のHDフォーマッ
トに対応した解像度の画像データD10及びD11を投
影するようになされた既存の投影手段であり、それぞれ
がレンズを介して上半分画像及び下半分画像を縮小して
予め設定された上方領域28A及び下方領域28Bに投
影するようになされている。
【0035】これによりプロジェクタ部27は、上段及
び下段に重ねられた第1液晶プロジェクタ27A及び第
2液晶プロジェクタ27Bによって画像データD10に
基づく上半分画像及び画像データD11に基づく下半分
画像をそれぞれ同時並列的に上方領域28A及び下方領
域28Bに投影することができ、かくしてスクリーン2
8全体に2160画素×1920画素の高解像度画像と
して表示し得るようになされている。
【0036】このとき第1液晶プロジェクタ27A及び
第2液晶プロジェクタ27Bは、通常のHDフォーマッ
トの画像データD10及びD11をスクリーン28の上
方領域28A及び下方領域28Bに投影するだけなの
で、当該画像データD10及びD11を通常の読出速度
で読み出し、上方領域28A及び下方領域28Bに投影
するだけで何ら回路変更等を要しない。
【0037】従ってコンテンツ受信側3は、新たに高解
像度用のプロジェクタを設ける必要はなく、プロジェク
タ部27において既存の第1液晶プロジェクタ27A及
び第2液晶プロジェクタ27Bを流用することができる
ので装置構成を複雑化及び大型化することを回避し得る
ようになされている。
【0038】以上の構成において、ディジタルシネマシ
ステム1のコンテンツ配信側2は、35[mm]映画フィル
ム12のコマ画像を通常の2倍の撮像面積を有するCC
Dカメラ部11Aで2倍の解像度を持つ高解像度化した
ビデオ信号D1として撮像し、当該ビデオ信号D1を通
常のHDフォーマットにおける基準画像のデータ量に相
当する画像データD2及びD3に分割することにより、
既存のデータレコーダ14、データ処理部15及びサー
バ装置19によって通常のデータ処理を施すだけでコン
テンツデータD6に変換することができ、かくして当該
コンテンツデータD6をインターネット4を介してコン
テンツ受信側3へ送信することができる。
【0039】またコンテンツ受信側3は、コンテンツ配
信側2から受信したコンテンツデータD6を既存のサー
バ装置21及びデータ処理部22によって元の画像デー
タD4に相当する画像データD8として復元し、これを
画像データ格納装置26によってHDフォーマット単位
の画像データD10及びD11として順次記憶する。
【0040】そしてコンテンツ受信側3は、画像データ
格納装置26から画像データD10及びD11を同時並
列的に読み出し、プロジェクタ部27における上段の第
1液晶プロジェクタ27A及び下段の第2液晶プロジェ
クタ27Bを介して画像データD10に基づく上半分画
像をスクリーン28の上方領域28Aに投影すると共
に、画像データD11に基づく下半分画像をスクリーン
28の下方領域28Bに投影することにより、スクリー
ン28全体に2160画素×1920画素の高解像度画
像を表示することができる。
【0041】このようにコンテンツ受信側3は、プロジ
ェクタ部27における上段の第1液晶プロジェクタ27
A及び下段の第2液晶プロジェクタ27Bを介して通常
のHDフォーマットに対応した画像データD10及びD
11をそれぞれスクリーン28の上方領域28A及び下
方領域28Bに投影するようにしたことにより、新たに
2160画素×1920画素の解像度を持つプロジェク
タを用意する必要はなく、既存のHDフォーマットに対
応した上段の第1液晶プロジェクタ27A及び下段の第
2液晶プロジェクタ27Bを流用することができる。
【0042】以上の構成によれば、ディジタルシネマシ
ステム1は、コンテンツ配信側2において2倍撮像面積
のCCDカメラ部11A及び分割回路13を新たに設
け、またコンテンツ受信側3において通常のHDフォー
マットに対応した第1液晶プロジェクタ27A及び第2
液晶プロジェクタ27Bを重ねたプロジェクタ部27に
よってスクリーン28の上方領域28A及び下方領域2
8Bに投影するように設定することにより、最小限度の
装置変更及び追加だけで映画フィルム12のコマ画像を
高解像度化したビデオ信号として伝送し、当該ビデオ信
号に対応する高解像度画像をスクリーン28に表示する
ことができる。
【0043】(2)第2の実施の形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図4におい
て、10は全体として本発明の第2の実施の形態におけ
るコンテンツ配信システムとしてのディジタルシネマシ
ステムを示し、コンテンツ配信側30とコンテンツ受信
側40とがインターネット4等のネットワークを介して
接続されている。
【0044】コンテンツ配信側30では、テレシネ装置
11によって35[mm]映画フィルム12のコマ画像をC
CDカメラ部31Aでテレシネ処理することによりビデ
オ信号D11を生成し、これを4分割回路33に送出す
る。
【0045】ここでCCDカメラ部31Aは、図5に示
すように通常のHDフォーマットの4倍の撮像面積(2
160画素の垂直方向画素数及び3840画素の水平方
向画素数)を有しており、通常の4倍速度(4倍の書込
クロックに基づいて)で35[mm]映画フィルム12のコ
マ画像を撮像するようになされている。
【0046】4分割回路33は、通常のHDフォーマッ
トの4倍の撮像面積で撮像されたビデオ信号D11を通
常のHDフォーマットに相当する1080画素(垂直方
向画素数)及び1920画素(水平方向画素数)の基準
画像としての画像データD12、D13、D14及びD
15に4分割し、これらを順次データレコーダ14に送
出する。
【0047】因みに4分割回路33は、図6に示すよう
にビデオ信号D11の画像データD12、D13、D1
4及びD15に相当する最初の画素開始点から矢印に従
って同時並列的に読み出すことにより通常速度(通常の
読出クロック)で画像データD12、D13、D14及
びD15に4分割し得るようになされている。
【0048】その後、データレコーダ14及びデータ処
理部15においては、第1の実施の形態と同様の処理を
行うことにより伝送データD17に変換し、送信手段と
してのサーバ装置19によって伝送データD17を変調
することによりコンテンツデータD18として公衆回線
網(図示せず)からインターネット4を介してコンテン
ツ受信側40へ送信する。
【0049】このようにコンテンツ配信側30では、最
初にテレシネ装置11によって通常のHDフォーマット
の4倍の解像度(2160画素×3840画素)で35
[mm]映画フィルム12のコマ画像をビデオ信号D11と
して取り込み、これを4分割回路33によって通常のH
Dフォーマット(1080画素×1920画素)のデー
タ量に相当する画像データD12〜D15に分割するこ
とにより、後段のデータレコーダ14、データ処理部1
5及びサーバ装置19において単にHDフォーマットの
画像データD12〜D15に対する通常のデータ処理で
済むようにしている。
【0050】これによりコンテンツ配信側30は、4倍
の解像度を持つビデオ信号D11用のデータレコーダ、
データ処理部やサーバ装置を設ける必要がなく、既存の
データレコーダ14、データ処理部15及びサーバ装置
19を流用して装置構成を極力変更せずに済むようにな
されている。
【0051】これに対してコンテンツ受信側40では、
コンテンツ配信側30からインターネット4を介して配
信されたコンテンツデータD18を、受信手段としての
サーバ装置21で受信して復調することにより元の伝送
データD17に対応した伝送データD19を復元し、こ
れを一旦記憶した後に再度読み出してデータ処理部22
に送出する。
【0052】データ処理部22は、伝送データD19に
対して暗号化を解き、画像伸長復号化処理を施した後に
電子透かし情報を抽出することにより画像データD20
を生成し、これを画像データ格納装置26に順次送出す
るようになされている。
【0053】画像データ格納装置26は、データ処理部
22から順次供給される画像データD20を内蔵のハー
ドディスク(図示せず)に格納するようになされてお
り、このときパケット単位の画像データD20を複数個
単位で蓄積することにより、HDフォーマットの画像デ
ータD12〜D15に対応する画像データD21〜D2
4として順次格納し得るようになされている。
【0054】そして画像データ格納装置26は、表示手
段としてのプロジェクタ部44からの読み出し命令に従
って画像データD21〜D24を同時並列的に読み出
し、当該画像データD21〜D24をプロジェクタ部4
7における第1液晶プロジェクタ47A、第2液晶プロ
ジェクタ47B、第3液晶プロジェクタ47C及び第4
液晶プロジェクタ47Dに対してそれぞれ出力するよう
になされている。
【0055】ここでプロジェクタ部47は、図7に示す
ように上段の第1液晶プロジェクタ47Aが画像データ
D21に基づく上半分右側画像を所定のレンズによる縦
方向及び横方向の縮小表示によってスクリーン48の上
方右領域48Aに投影するように設定され、上段の第2
液晶プロジェクタ47Bが画像データD22に基づく上
半分左側画像を同様にレンズによる縦方向及び横方向の
縮小表示によってスクリーン48の上方左領域48Bに
投影するように設定され、下段の第3液晶プロジェクタ
47Cが画像データD23に基づく下半分右側画像を同
様にレンズによる縦方向及び横方向の縮小表示によって
スクリーン48の下方右領域48Cに投影するように設
定され、さらに下段の第4液晶プロジェクタ47Dが画
像データD24に基づく下半分左側画像を同様にレンズ
による縦方向及び横方向の縮小表示によってスクリーン
48の下方左領域48Dに投影するように設定されてい
る。
【0056】これによりプロジェクタ部47は、上下左
右に重ねられた第1液晶プロジェクタ47A、第2液晶
プロジェクタ47B、第3液晶プロジェクタ47C及び
第4液晶プロジェクタ47Dによって画像データD2
1、D22、D23及びD24に基づく上半分右側画
像、上半分左側画像、下半分右側画像及び下半分左側画
像をそれぞれ同時並列的に上方右領域48A、上方左領
域48B、下方右領域48C及び下方左領域48Dに投
影することができ、かくしてスクリーン48全体に21
60画素×3840画素の高解像度画像として表示し得
るようになされている。
【0057】因みにスクリーン48の画面サイズは、第
1の実施の形態におけるスクリーン8の画面サイズと同
一であるので、通常のHDフォーマットの場合と比較し
て4倍の高解像度画像として表示されるようになされて
いる。
【0058】このとき第1液晶プロジェクタ47A〜第
4液晶プロジェクタ47Dは、それぞれ通常のHDフォ
ーマットの画像データD21〜D24をスクリーン48
の上方右領域48A〜下方左領域48Dに投影するだけ
なので、当該画像データD21〜D24を通常の読出速
度で読み出し、上方右領域48A〜下方左領域48Dに
投影するだけで何ら回路変更等を要しない。
【0059】従ってコンテンツ受信側40は、新たに高
解像度用のプロジェクタを設ける必要はなく、プロジェ
クタ部47において既存の第1液晶プロジェクタ47A
〜第4液晶プロジェクタ47Dを流用することができる
ので装置構成を複雑化及び大型化することを回避するこ
とできる。
【0060】以上の構成において、ディジタルシネマシ
ステム10のコンテンツ配信側30は、35[mm]映画フ
ィルム12のコマ画像を通常の4倍撮像面積を有するC
CDカメラ部31Aで4倍の解像度を持つ高解像度化し
たビデオ信号D11として撮像し、当該ビデオ信号D1
1を通常のHDフォーマットにおける基準画像のデータ
量に相当する画像データD12〜D15に分割すること
により、既存のデータレコーダ14、データ処理部15
及びサーバ装置19によって通常のデータ処理を施すだ
けでコンテンツデータD18に変換することができ、か
くして当該コンテンツデータD18をインターネット4
を介してコンテンツ受信側40へ送信することができ
る。
【0061】またコンテンツ受信側40は、コンテンツ
配信側30から受信したコンテンツデータD18を既存
のサーバ装置21及びデータ処理部22によって元の画
像データD16に相当する画像データD20として復元
し、これを画像データ格納装置26によってHDフォー
マット単位の画像データD21〜D24として順次記憶
する。
【0062】そしてコンテンツ受信側40は、画像デー
タ格納装置26から画像データD21〜D24を同時並
列的に読み出し、プロジェクタ部47における上段の第
1液晶プロジェクタ47A、第2液晶プロジェクタ47
B、下段の第3液晶プロジェクタ47C及び第4液晶プ
ロジェクタ47Dを介して画像データD21、D22、
23及びD24に基づく上半分右側画像、上半分左側画
像、下半分右側画像及び下半分左側画像をスクリーン4
8の上方右領域48A、上方左領域48B、下方右領域
48C及び下方左領域48Dにそれぞれ投影することに
より、スクリーン48全体に2160画素×3840画
素の高解像度画像を表示することができる。
【0063】このようにコンテンツ受信側40は、プロ
ジェクタ部47における上段の第1液晶プロジェクタ4
7A、第2液晶プロジェクタ47B及び下段の第3液晶
プロジェクタ47C及び第4液晶プロジェクタ47Dを
介して通常のHDフォーマットに対応した画像データD
21、D22、23及びD24をそれぞれスクリーン4
8の上方右領域48A、上方左領域48B、下方右領域
48C及び下方左領域48Dに投影するようにしたこと
により、新たに2160画素×3840画素の解像度を
持つプロジェクタを用意する必要はなく、既存のHDフ
ォーマットに対応した第1液晶プロジェクタ47A〜第
4液晶プロジェクタ47Dを流用することができる。
【0064】以上の構成によれば、ディジタルシネマシ
ステム10は、コンテンツ配信側30において4倍撮像
面積のCCDカメラ部31A及び4分割回路33を新た
に設け、またコンテンツ受信側40において通常のHD
フォーマットに対応した第1液晶プロジェクタ47A〜
第4液晶プロジェクタ47Dを所定の配置で重ねたプロ
ジェクタ部47によってスクリーン48の上方右領域4
8A〜下方左領域48Dに投影するように設定すること
により、最小限度の装置変更及び追加だけで映画フィル
ム12のコマ画像を高解像度化したビデオ信号として伝
送し、当該ビデオ信号に対応する高解像度画像をスクリ
ーン48に表示することができる。
【0065】(3)他の実施の形態 なお上述の第1の実施の形態においては、ビデオ信号D
1を上半分と下半分とに分けて同時並列的に読み出すこ
とにより画像データD2及びD3に分割するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオ
信号D1を偶数ライン及び奇数ラインの走査線毎に分け
て読み出すことにより画像データD2及びD3に分割す
るようにしても良い。この場合、プロジェクタ部27
は、第1液晶プロジェクタ27Aによって偶数ラインの
画像をスクリーン28に投影し、第2液晶プロジェクタ
27Bによって奇数ラインの画像をスクリーン28に投
影するようにすれば良く、レンズ等により縮小表示を行
う必要はない。
【0066】また上述の第2の実施の形態においては、
ビデオ信号D11を4分割してそれぞれ同時並列的に読
み出すことにより画像データD12〜D15に4分割す
るようにした場合について述べたが、ビデオ信号D11
の画素を順次読み出す際に1/4に間引きながら同時並
列的に読み出すことにより4分割するようにしても良
い。
【0067】また上述の第1及び第2の実施の形態にお
いては、35[mm]映画フィルム12のコマ画像を通常の
HDフォーマットの2倍又は4倍の撮像面積を持つ撮像
手段としてのCCDカメラ部11A又は33Aによって
撮像するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、8倍等の他の種々の撮像面積を持つCCD
カメラ部や、他のフォーマットに対応した撮像面積を持
つ他の撮像手段によって高解像度撮像するようにしても
良い。この場合、分割回路13又は4分割回路33の代
わりに8分割回路を設ければよい。
【0068】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、テレシネ装置11に本発明のCCDカメラ部
11A又は33Aを着脱自在に取り付け、データレコー
ダ14の前段に分割回路13又は4分割回路33を設け
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、予めCCDカメラ部11A又は33A、分割回路
13又は4分割回路33が予め取り付けられた一体構造
のテレシネ装置を用いるようにしても良い。
【0069】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、表示手段としてプロジェクタ部27、47を
用いてスクリーン28、48に表示するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、液晶ディス
プレイ等の他の種々の表示手段に直接表示するようにし
ても良い。
【0070】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、撮像手段としてのCCDカメラ部11A及び
33Aによって撮像対象として映画フィルム12のコマ
画像を撮像するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、他の種々の撮像対象を撮像するよう
にしても良い。
【0071】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、コンテンツ配信側2、30と、コンテンツ受
信側3、40とに分けられたコンテンツ配信システムと
してのディジタルシネマシステム1及び10を一例とし
て説明したが、本発明はこれに限らず、コンテンツ配信
側2、30と、コンテンツ受信側3、40とが同一場所
に存在し、ネットワークを介して伝送する必要がない場
合のように、テレシネ装置11でテレシネ処理した後、
分割回路13又は4分割回路33で分割し、当該分割し
たHDフォーマットの画像データをプロジェクタ部27
又は47で投影するようにしても良い。
【0072】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、本発明のコンテンツ配信システムをディジタ
ルシネマシステム1及び10に適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、ネットワー
クを介して各家庭の端末に配信するビデオオンデマンド
システムや、携帯電話機のような小型携帯端末に配信す
るシステム等に適用するようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、撮像対象
を撮像することにより所定フォーマットの基準画像に対
して整数倍の解像度を持つビデオ信号を生成し、当該ビ
デオ信号に応じた画像を基準画像のデータ量に相当する
画像データにそれぞれ分割するようにしたことにより、
基準画像の整数倍の解像度でなるビデオ信号を撮像した
場合でも、投影手段を用いて投影する投影単位が常に基
準画像のデータ量に相当する画像データになるので、ビ
デオ信号に応じた画像の解像度に対応する新たな信号処
理手段や投影手段を用意する必要はなく、構成を大きく
変更せずにビデオ信号に応じた高解像度画像を容易に表
示することができ、かくして容易に高解像度化を図るこ
とができる画像処理装置及び画像処理方法を実現するこ
とができる。
【0074】また本発明によれば、コンテンツ配信側で
は撮像対象を撮像することにより所定フォーマットの基
準画像に対して整数倍の解像度を持つビデオ信号を生成
し、当該ビデオ信号に応じた画像を基準画像のデータ量
に相当する画像データにそれぞれ分割した後に変調しコ
ンテンツデータとしてネットワークを介してコンテンツ
受信側へ送信するようにしたことにより、コンテンツ受
信側ではコンテンツデータを復調することにより復元し
た画像データが投影手段を介して投影する投影単位と一
致することになるので、ビデオ信号に応じた画像の解像
度に対応する新たな信号処理手段や投影手段を用意する
必要はなく、構成を大きく変更せずに容易に高解像度化
を図ることができるコンテンツ配信システムを実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディジタル
シネマシステムの構成を示す略線図である。
【図2】CCDカメラによる2倍面積画像の取込の説明
に供する略線図である。
【図3】画像分割処理の説明に供する略線図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるディジタル
シネマシステムの構成を示す略線図である。
【図5】CCDカメラによる4倍面積画像の取込の説明
に供する略線図である。
【図6】画像4分割処理の説明に供する略線図である。
【図7】プロジェクタ部による高解像度画像の投影の説
明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、10……ディジタルシネマシステム、2、30……
コンテンツ配信側、3、40……コンテンツ受信側、4
……インターネット、11……テレシネ装置、12……
映画フィルム、13……分割回路、14……データレコ
ーダ、15、22……データ処理部、19、21……サ
ーバ装置、26……画像データ格納装置、27、47…
…プロジェクタ部、28、48……スクリーン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像対象を撮像することにより所定フォー
    マットの基準画像に対して整数倍の解像度を持つビデオ
    信号を生成する撮像手段と、 上記ビデオ信号に応じた画像を上記基準画像のデータ量
    に相当する画像データにそれぞれ分割する分割手段と、 上記画像データをそれぞれ単位として投影するようにな
    された複数の投影手段を用いて、上記画像データを当該
    画像データ毎にそれぞれ対応した所定領域に投影するこ
    とにより上記ビデオ信号に応じた画像を所定の投影対象
    に表示する表示手段とを具えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】上記撮像手段は、上記撮像対象として映画
    フィルムのコマ画像を撮像することを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】上記分割手段は、上記ビデオ信号に応じた
    画像を当該画像の上半分及び下半分にそれぞれ対応する
    上記画像データに分割し、 上記表示手段は、第1の上記投影手段によって上記上半
    分に相当する画像データを上記投影対象の上方領域に投
    影すると共に、第2の上記投影手段によって上記下半分
    に相当する画像データを上記投影領域の下方領域に投影
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】上記分割手段は、 上記ビデオ信号に応じた画像を当該画像の上半分右側、
    上半分左側、下半分右側及び下半分左側にそれぞれ対応
    する上記画像データに4分割し、 上記表示手段は、第1の上記投影手段によって上記上半
    分右側に相当する画像データを上記投影対象の上方右側
    領域に投影し、第2の上記投影手段によって上記上半分
    左側に相当する画像データを上記投影領域の上方左側領
    域に投影し、第3の上記投影手段によって上記下半分右
    側に相当する画像データを上記投影対象の下方右側領域
    に投影すると共に、第4の上記投影手段によって上記下
    半分左側に相当する画像データを上記投影対象の下方左
    側領域に投影することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】上記分割手段は、 上記ビデオ信号に応じた画像を当該画像における走査線
    の偶数ライン及び奇数ラインにそれぞれ対応する上記画
    像データに分割し、 上記表示手段は、第1の上記投影手段によって上記偶数
    ラインの画像データを上記投影領域の偶数ライン領域に
    投影すると共に、第2の上記投影手段によって上記奇数
    ラインの画像データを上記投影領域の奇数ライン領域に
    投影することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】撮像対象を撮像することにより所定フォー
    マットの基準画像に対して整数倍の解像度を持つビデオ
    信号を生成する撮像ステップと、 上記ビデオ信号に応じた画像を上記基準画像のデータ量
    に相当する画像データにそれぞれ分割する分割ステップ
    と、 上記画像データをそれぞれ単位として投影するようにな
    された複数の投影手段を用いて、上記画像データを当該
    画像データ毎にそれぞれ対応した所定領域に投影するこ
    とにより上記ビデオ信号に応じた画像を所定の投影対象
    に表示する画像表示ステップとを具えることを特徴とす
    る画像処理方法。
  7. 【請求項7】コンテンツ配信側とコンテンツ受信側とが
    ネットワークを介して接続され、上記コンテンツ配信側
    から送信されたコンテンツデータを上記コンテンツ受信
    側で受信して表示するコンテンツ配信システムにおい
    て、 上記コンテンツ配信側は、 撮像対象を撮像することにより所定フォーマットの基準
    画像に対して整数倍の解像度を持つビデオ信号を生成す
    る撮像手段と、 上記ビデオ信号に応じた画像を上記基準画像のデータ量
    に相当する画像データにそれぞれ分割する分割手段と、 上記画像データを変調することにより生成した上記コン
    テンツデータを上記ネットワークを介して上記コンテン
    ツ受信側へ送信する送信手段とを具え、 上記コンテンツ受信側は、 上記コンテンツデータを受信して復調することにより上
    記画像データを復元する受信手段と、 上記画像データをそれぞれ単位として投影するようにな
    された複数の投影手段を用いて、上記画像データを当該
    画像データ毎にそれぞれ対応した所定領域に投影するこ
    とにより上記ビデオ信号に応じた画像を所定の投影対象
    に表示する表示手段とを具えることを特徴とするコンテ
    ンツ配信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8373727B2 (en) 2007-05-10 2013-02-12 Renesas Electronics Corporation Display apparatus and display panel driver including subtractive color processing circuit for error diffusion processing and weighting processing
CN104836964A (zh) * 2015-05-08 2015-08-12 中国科学院自动化研究所 分布式视频融合系统中视频融合设备控制装置

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