JP2002158756A - 磁性体シートを具備する携帯通信端末 - Google Patents

磁性体シートを具備する携帯通信端末

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JP2002158756A
JP2002158756A JP2000351201A JP2000351201A JP2002158756A JP 2002158756 A JP2002158756 A JP 2002158756A JP 2000351201 A JP2000351201 A JP 2000351201A JP 2000351201 A JP2000351201 A JP 2000351201A JP 2002158756 A JP2002158756 A JP 2002158756A
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communication terminal
magnetic sheet
magnetic
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crystal display
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JP2000351201A
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English (en)
Inventor
Eikichi Yoshida
栄吉 吉田
Koji Kamei
浩二 亀井
Yuichi Haneda
祐一 羽田
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA方式の携帯電話における、液晶表
示素子から発生する不要輻射を抑制し、通信品質を確保
すること。 【解決手段】 液晶表示素子の裏側に、扁平形状の軟磁
性体粉末と結合材からなり、厚さが0.2mm以下で、
初透磁率が30以上の、電磁干渉抑制機能を有する磁性
体シートを貼り付ける。必要な初透磁率を確保するため
に、軟磁性体粉末の扁平化に伴って生じる歪みを除去
し、かつシート面内に軟磁性体粉末の扁平な方向を配向
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を代表と
する、液晶表示装置などを備えた携帯通信端末に関し、
更に詳しくは、端末内部における電磁干渉を抑制し、通
信品質を向上した携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、PHS(Personal Handyphon
e System)、携帯型パーソナルコンピュータなどの急速
な普及や、インターネット利用者数の増加に伴い、移動
データ通信やモバイルマルチメディアに対する要求が高
まっている。そして、これらはビジネスに必要不可欠な
ツールとなりつつある。
【0003】携帯電話及びPHSにおいては、高速かつ
大容量の通信システムが必要とされる。言い換えれば、
限られた周波数帯で、多数の利用者が無線伝送路を共有
して、同時に通信を行なう多元接続と称されるシステム
が必要である。
【0004】現在は、これに対応するシステムとして、
時分割多元接続(Time Division Multiple Access:以
下、TDMAと称する)方式と、符号分割多元接続(Co
de Division Multiple Access:以下、CDMAと称す
る)方式が実用化され、前者はPHSに、後者は携帯電
話に用いられている。
【0005】TDMA方式は、時間を分割して無線チャ
ンネルを各局に割り当てる方式である。割り当てられた
時間中は、通信路の全帯域幅を使用でき、各局は断続的
かつ周期的な信号、即ちバースト信号を送信する。そし
て、各チャンネル間には、各移動局と基地局との差や送
信タイミング誤差などにより、各移動局からのバースト
信号が重なるのを防ぐためのガードタイムが設けられ
る。
【0006】また、CDMA方式は、同一の周波数にお
いてユーザー毎に異なる符号を割り当てることで、複数
ユーザーが同時に同じ周波数帯域を共有する方式であ
る。この方式では、伝送路において干渉成分や雑音が重
畳されても、受信側における復調の際に、信号成分に比
較して絶対レベルが十分小さくなるため、干渉や雑音の
影響が少ないという特徴がある。
【0007】一方で前記のように、携帯通信端末をモバ
イルマルチメディアとして使用するという要求から、表
示装置として主に用いられている液晶表示素子のカラー
化や大型化が進行しつつあり、発生する不要な輻射が増
加している。しかも、高速かつ大容量伝送に適している
CDMA方式では、送受信に使用する周波数帯域が、T
DMA方式に比較して広くなるため、広帯域に対応した
ノイズ対策が必要となってくる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】即ち、カラー化、大型
化された液晶表示装置を備え、CDMA方式を用いた最
近の携帯電話においては、機器内部の電磁干渉が増大
し、通信品質を確保する上で、液晶表示素子から発生す
る高調波ノイズの対策が極めて重要になる。従って、本
発明の技術的な課題は、携帯電話を代表とする携帯通信
端末における、液晶表示素子からの電磁干渉を効果的に
抑制する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、軟磁性体粉末と結合材からなり、薄型
で可撓性を備え、かつ初透磁率の大きな磁性体シートを
用いることを検討した結果なされたものである。そし
て、前記磁性体シートの初透磁率を大きくするには、軟
磁性体粉末として扁平形状のものを用い、軟磁性体粉末
の扁平な面をシート面内に配向させること、及び軟磁性
体粉末の歪みを除くとともに、結晶相を規則化すること
で解決できる。
【0010】即ち、本発明は、液晶表示素子を備えてな
る携帯通信端末において、液晶表示素子の裏面の少なく
とも一部に、可撓性を有する磁性体シートを配置してな
ることを特徴とする携帯通信端末である。
【0011】また、本発明は、前記の携帯通信端末にお
いて、多元接続方式が符号分割多元接続方式であること
を特徴とする携帯通信端末である。
【0012】また、本発明は、前記の携帯通信端末にお
いて、前記磁性体シートの厚さが、0.2mm以下であ
ることを特徴とする携帯通信端末である。
【0013】また、本発明は、前記の携帯通信端末にお
いて、前記磁性体シートの初透磁率が、30以上である
ことを特徴とする携帯通信端末である。
【0014】また、本発明は、前記の携帯通信端末にお
いて、前記磁性体シートは、扁平状の軟磁性金属粉末と
結合材を含むことを特徴とする携帯通信端末である。
【0015】また、本発明は、前記の携帯通信端末にお
いて、前記磁性体シートは、難燃性を有することを特徴
とする携帯通信端末である。
【0016】
【作用】本発明による携帯通信端末においては、使用す
る磁性体シートの厚さが0.2mm以下で、しかも可撓
性を有するため、プロトタイプの機器を用いた電磁干渉
の測定結果により、事後対策の形で、必要な箇所に磁性
体シートを貼り付けて、電磁干渉を抑制することが可能
である。
【0017】また、本発明に用いる磁性体シートには、
電磁干渉抑制特性を確保するため、扁平状の磁性金属粉
末を用いるが、材質としては、鉄−アルミニウム−珪素
系合金、鉄−ニッケル系合金などが挙げられ、アスペク
ト比が3以上であることが望ましい。
【0018】また、本発明に用いる磁性体シートには、
可撓性を確保するため、結合材として各種のエラストマ
ーが用いられ、耐熱性の向上のために架橋してもよい。
具体的には、塩素化ポリエチレンなどが使用可能であ
る。
【0019】更に、機器自体が破損した際の電気回路の
ショートなどで、発火する可能性が皆無とは言えないの
で、本発明に用いる磁性体シートには、難燃性を付与す
ることが望ましい。前記の塩素化ポリエチレンは自己消
化性を備えているので、この観点からも本発明の磁性体
シートの結合材に適した材料である。
【0020】なお、近年においては、環境への負荷の問
題から、ハロゲンを含む材料の使用を抑制する動きが顕
著であるが、これには、リン酸エステルを代表とするリ
ン系難燃剤を結合材に添加したり、シリコン系の結合材
を使用したりすることで対応できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、具体的な例を挙げ、本発
明の実施の形態について説明する。ここでは、薄型で、
扁平形状の軟磁性体粉末を面方向に配向させた磁性体シ
ートを得るために、シート成形には、軟磁性体粉末と結
合材を溶媒に分散させたスラリーをドクターブレードに
より塗布し、溶媒を乾燥除去するという方法を用いた。
【0022】まず、磁性体粉末として高周波透磁率の大
きい、珪素が9.8重量%、アルミニウムが5.9重量
%、残部が鉄という組成の、鉄−アルミニウム−珪素合
金を準備した。形状を扁平化するために、アトライタ及
びピンミルを用いて、粗粉砕粉末に延伸及び粉砕加工を
施した。引き続き、扁平化工程で生じる歪みを除くため
に、窒素雰囲気中、650℃で2時間焼鈍処理を行なっ
た。
【0023】次に、前記軟磁性体粉末の分散性向上を目
的に、シランカップリング剤を用いて表面処理を行なっ
た。ここでは、カップリング剤としてシラン系のものを
用いたが、チタン系、アルミニウム系など各種のカップ
リング剤が使用可能であり、結合材の材質により適宜選
択する必要がある。
【0024】次に、表面処理済の前記軟磁性体粉末、結
合材、難燃剤及び溶媒を表1に示した組成となるように
秤量し、成膜用のスラリーを作製した。ここでは、結合
材として塩素化ポリエチレンを用いた。塩素化ポリエチ
レンは、それ自体が自己消火性を有するが、難燃性をU
L規格のV−0に適合させるために、リン酸エステル系
難燃剤と、難燃助剤として三酸化アンチモンを添加し
た。また、溶媒にはキシレンを用いた。
【0025】
【表1】
【0026】次に、前記スラリーをドクターブレード法
により、離型剤を塗布したポリエチレンテレフタレート
(以下、PETと称する)フィルム上に、0.2mmの
厚さで塗布し、60℃に保持した乾燥炉内に2時間保持
して溶媒を除去した。磁性体シートをPETフィルムか
ら剥離した後、磁性体シートにおける軟磁性体粉末の、
面方向への配向度を向上するために、温度180℃、圧
力30MPaという条件で、熱プレスを施した。
【0027】温度を180℃としたのは、結合材のガラ
ス転移温度よりも高温でプレスすることで、結合材の流
動性を確保するためである。熱プレス後の磁性体シート
の厚さを測定したところ、0.18mmであった。
【0028】図1は、前記磁性体シート11を携帯電話
10に使用した例を示す図で、図1(a)は正面図、図
1(b)は内部を透視して描いた側面図である。この図
に示したように、携帯電話10が内蔵する液晶表示素子
12の裏側に、磁性体シート11を配置した。
【0029】また、図2は、磁性体シートの比透磁率特
性の測定結果を示した図である。図2において、21は
実数部比透磁率μ′を、22は虚数部比透磁率μ″を示
す。また、磁性体シートの初透磁率は、47であった。
このように、初透磁率が大きい磁性体シートを配置する
ことで、携帯電話の受信感度は、1.5dB向上した。
【0030】次に、前記磁性体シートの難燃性を評価す
るために、ULで規格化されている方法に従って垂直燃
焼試験を行なった。その結果を表2に示す。垂直燃焼試
験は5本の試験片を用いて行い、表2には1回目の接炎
後の燃焼時間(秒)を第1接炎の欄に、2回目の接炎後
の燃焼時間(秒)を第2接炎の欄に、そして、2回目の
接炎後に試料の炎が消えてから、無炎燃焼を持続する時
間、即ち、火種時間(秒)を火種の欄に表記した。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、この磁性体シートは、
自己消火性を示し、火種時間の合計が47秒であり、V
−0クラスを満足する。よって、一般的な電子機器に使
用する材料としては、十分な難燃性を具備していると言
える。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、CDMA方式の携帯電話における液晶表示素子から
の不要輻射を効果的に抑制でき、通信品質を確保するこ
とができる。しかも、不要輻射の抑制に用いる磁性体シ
ートは、難燃性を有するので、安全性という観点からも
有用である。
【0034】また、前記実施の形態においては、CDM
A方式の携帯電話の液晶表示素子の裏側に磁性体シート
を配置した例を示したが、TDMA方式の携帯通信端末
に適応しても、一定の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話の概略図、図1(a)は正面
図、図1(b)は内部を透視した側面図。
【図2】本発明の携帯電話に用いる磁性体シートの比透
磁率特性を示す図。
【符号の説明】
10 携帯電話 11 磁性体シート 12 液晶表示素子 21 実数部透磁率 22 虚数部透磁率
フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA17 JA07 QA10 UA09 5G435 AA16 BB12 GG33 LL07 5K023 AA07 BB09 BB28 HH07 5K067 AA03 BB04 CC10 EE02 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子を備えてなる携帯通信端末
    において、液晶表示素子の裏面の少なくとも一部に、可
    撓性を有する磁性体シートを配置してなることを特徴と
    する携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯通信端末において、
    多元接続方式は符号分割多元接続方式であることを特徴
    とする携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2のいずれかに
    記載の携帯通信端末において、前記磁性体シートの厚さ
    は、0.2mm以下であることを特徴とする携帯通信端
    末。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の携帯通信端末において、前記磁性体シートの初透磁
    率は、30以上であることを特徴とする携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の携帯通信端末において、前記磁性体シートは、扁平
    状の軟磁性金属粉末と結合材を含むことを特徴とする携
    帯通信端末。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の携帯通信端末において、前記磁性体シートは、難燃
    性を有することを特徴とする携帯通信端末。
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