JP2002157961A - オンチップ真空管デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

オンチップ真空管デバイスおよびその製造方法

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JP2002157961A JP2001260534A JP2001260534A JP2002157961A JP 2002157961 A JP2002157961 A JP 2002157961A JP 2001260534 A JP2001260534 A JP 2001260534A JP 2001260534 A JP2001260534 A JP 2001260534A JP 2002157961 A JP2002157961 A JP 2002157961A
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cathode
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Peter Ledel Gammel
レーデル ガンメル ピーター
Richard Edwin Howard
エドウィン ハワード リチャード
Omar Daniel Lopez
ダニエル ロペツ オマール
Wei Zhu
ズー ウエイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 現在の技術で通常可能である以上に、より小
形で、大きさ、スペース、対称および他のパラメータを
よりよく制御することができるデバイスを提供する。 【解決手段】 デバイス基板10は、カソード電極1
2、グリッド14およびアノード16を備える。これら
の各部材は、1つまたはそれ以上の撓み部材13、1
5、17によりデバイス基板に取り付けられる。カソー
ド電極面が露出し、一方、デバイス上の他の構成部材が
カバーされるように、マスク20がデバイス基板の一部
上に設置され、電子エミッタ30が露出カソード電極面
上に形成される。その後で、マスクが除去され、それら
の面が相互にほぼ平行になり、デバイス基板面に対して
ほぼ垂直になるように、その撓み部材を中心にして、カ
ソード、グリッドおよびアノードが移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波真空管
デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】電力アンプのようなマイクロ波真空管デ
バイスは、電気通信、レーダ、電子戦争、ナビゲーショ
ン・システムのような多くの近代マイクロ波システムに
とって必要不可欠なものである。半導体マイクロ波アン
プを使用することができるが、これらのアンプは、通
常、大部分のマイクロ波システムに必要な電力能力を持
っていない。対照的に、マイクロ波真空管アンプは、次
数の大きさのより高いマイクロ波電力を供給することが
できる。真空管デバイスのより高い電力レベルは、電子
が固体半導体材料内でよりも、遥かに少ないエネルギー
で、真空内を遥かに速い測度で運動することができるか
らである。電子の速度がより高速であるので、同じ遷移
時間で、より大きな構造体を使用することができる。よ
り大きな構造体を使用することができるので、効率的な
動作のために、多くの場合に必要となるより大きな電力
を得ることができる。
【0003】マイクロ波真空管デバイスは、通常、電子
ビームが、入力信号と相互作用をするある領域内に電子
ビームを導入し、それにより変調されたビームから出力
信号を取り出すことにより動作する。例えば、1986
年、アーテック・ハウス社出版の、A.S.ギルモア・
ジュニア著のマイクロ波真空管、191〜313ページ
参照。マイクロ波真空管デバイスには、グリッドを持つ
真空管(例えば、三極管、四極管、五極管およびクライ
ストロード)、クライストロン、進行波管、交差電磁界
アンプ、およびジャイロトロンを含む。これらすべての
デバイスは、カソード構造体、相互作用構造体および出
力構造体という基本的構成部材を含む。(グリッドは、
通常、電力エミッタからの放射をスタートさせるため
に、カソード構造体で使用され、同様に、グリッドは、
必要な出力を得るために、電子放射を変調するために使
用することができる。本明細書においては、グリッドと
いう用語は、カソードからの電子放射を制御する任意の
構造体を意味し、グリッドは、例えば、複数の開孔部ま
たは1つの開口部を持つことができる。)
【0004】これらのデバイスは、通常、例えば、支持
構造体上に個々の素子を整合させ、固定することにより
個々の構成部材の機械的組立体として形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】都合の悪いことに、こ
のような組立体は、効率的でなく、コスト・パフォーマ
ンスも悪く、必然的に、構造体においてある種の整合の
ズレや対称の狂いを引き起こす。これらの問題を解決す
るために、いくつかの試みが行われ、その結果、硬質な
構造体内で犠牲層が使用されるようになった。すなわ
ち、構造体は、デバイスの構成部材を露出させ、自由に
するために除去される複数の層または領域により、しっ
かりと構成される。例えば、米国特許第5,637,5
39号およびI.ブロディおよびC.スピントの「(1
992年)のエレクトロニクスおよび電子物理学におけ
る進歩」83巻掲載の「真空マイクロエレクトロニク
ス」を参照されたい。これらの硬質な構造体は、通常、
改良を反映しているが、整合の問題および寄生現象のよ
うな非常に困難な製造上の問題に遭遇する。それ故、製
造方法の改善が求められている。
【0006】マイクロ波真空管デバイスの放射源の改善
も求められている。通常の電子源は、バリウムまたは酸
化バリウムでコーティングされているか、または酸化ト
リウムと混合されたタングステンから作られる熱電子放
射カソードである。熱電子放射カソードは、例えば、1
平方センチメートル当り数アンペア程度の十分な熱電子
放射電流を発生するために、約1000℃の温度に加熱
される。熱電子カソードを、このような高温に加熱しな
ければならないために、いくつかの問題が発生する。例
えば、このような加熱により、カソードの寿命が短くな
るし、ウォームアプによる遅延が起こるし、冷却を行う
ために大型の補助装置が必要になり、グリッドを備える
真空管内での高速変調との干渉が起こりがちになる。
【0007】魅力的なもう1つの方法は、適当な冷陰極
材料を使用することにより実行することができる、室温
での電界放射である。従来の冷陰極材料は、通常、ナノ
メートル単位の大きさの鋭い先端を持つ、(モリブデン
のような)金属、または(シリコンのような)半導体か
らできている、スピント・タイプのカソードで作られて
いる。(I.ブロディおよびC.スピントの上記文献を
参照されたい。)都合の悪いことに、これらの材料は、
有用な放射特性を持っていることが分かったが、放射に
必要な制御電圧は、その高い作業機能のために、(約1
00Vと)比較的高く、この高圧動作にために、エミッ
タ・チップによる損傷が増大し、同時に十分な電力密度
を供給しなければならない。さらに、製造が複雑で、コ
ストが高く、また、広い面積を横切って均等なチップを
製造するのは、複雑な作業でコストが高くつく。それ
故、スピント・カソードを内蔵する真空マイクロエレク
トロニクス・デバイスは、種々の欠点を持つ傾向があ
る。別の冷陰極材料としての炭素ナノチューブが、潜在
的に有用なエミッタ材料として最近登場した。ナノチュ
ーブの高いアスペクト比(>1,000)および小さな
曲率半径(〜10nm)は、その高い機械的強度および
化学的安定性とともに、電子電界エミッタとして、特に
ナノチューブを魅力的なものにしている。
【0008】これらの理由により、電流問題を回避する
改良形真空マイクロエレクトロニクス・デバイス設計、
特に、改良形冷陰極電子放射エミッタを内蔵する設計が
望ましい。
【0009】本発明は、マイクロ波真空管デバイス用の
一意の設計および製造プロセスに関する。本発明のプロ
セスは、現在の技術で通常可能である以上に、より小形
で、大きさ、スペース、対称および他のパラメータをよ
りよく制御することができる上記デバイスを提供する。
上記プロセスは、最終的なデバイスの素子および多数の
犠牲層を構成する多数の構造的な領域を持つ構造体を提
供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記構造体に対しては、
解放ステップと呼ばれる犠牲領域を除去するためのエッ
チングのような処理が行われる。本発明の最も重要な特
徴は、1つまたはそれ以上の構造的領域が、上記解放が
行われた場合に、運動できるようにする撓み部材を持つ
ことである。より詳細に説明すると、これらの撓み部材
を含む構造的領域は、他のポップアップ設計の場合のよ
うに、それ自身正しい位置に移動するか、または別な方
法としては、例えば、撓み部材(通常は、ヒンジ機構)
を中心にして運動(通常は、回転運動)により正しい位
置に物理的に移動することができるようになる。この運
動により、デバイスの素子は、適当な構成になる。デバ
イスのすべての構成部材は、例えば、カソード構造体、
入力構造体、相互作用構造体、出力構造体、および/ま
たは収集構造体を含む上記撓み部材をもつことができ
る。それ故、デバイスのすべての構造体を上記撓み部材
により配置することができ、またはそこに、上記構造体
を持っている、または持っていない構造的領域のある種
の組合わせを設置することができる。
【0011】(撓み部材は、構造的領域の移動を、デバ
イス内において、その必要な構成にしたり、それを可能
にすることができる。ポップアップは、構造的領域が、
解放の際に、外部の力を加えなくても移動することを意
味する。ヒンジ機構は、例えば、外力を加えることによ
る回転のように、構成部材が移動することができる、例
えば、ヒンジのような1つまたはそれ以上の撓み部材を
示す。カソード構造体は、カソードおよび1つまたはそ
れ以上のグリッドを含む。入力構造体は、増幅されるマ
イクロ波信号が導入される場所である。(ある種の構成
の場合には、入力構造体は、カソード構造体のグリッド
である.)相互作用構造体は、電子ビームが増幅される
マイクロ波信号相互作用を行う場所である。出力構造体
は、増幅されたマイクロ波電力が除去される場所であ
る。収集構造体は、増幅されたマイクロ波電力が除去さ
れた後で、電子ビームが収集される場所である。)
【0012】図1Aに示すある実施形態の場合には、解
放ステップは、カソード電極、グリッド、およびアノー
ドを備えるデバイス基板を供給する。各部材は、デバイ
ス基板とほぼ同一平面上にあり、例えば、ヒンジ機構の
ような撓み部材により、デバイス基板に取り付けられて
いる。カソード電極面が露出され、一方、デバイス基板
上の他の構成部材が覆われ、電子エミッタが露出したカ
ソード電極面上に形成されるように、マスクが、デバイ
ス基板の一部上に設置される。その後で、上記マスクが
除去され、カソード、グリッドおよびアノードが、撓み
部材を中心にして回転し、その結果、その面は相互にほ
ぼ平行になる。(マスクの除去作業は、基板からの完全
な除去、および取り付けたマスクを、デバイスから離し
て回転させる作業を含む。)
【0013】結果としてえられるデバイスは、従来の技
術では、通常、達成できないレベルのものである。例え
ば、従来のグリッドを備える真空管の場合には、カソー
ド電極およびグリッドは、通常、10μm以上の面
積を持ち、一方、本発明の場合には、10〜10μ
の表面を持つカソード電極およびグリッドを形成す
ることができる。同様に、通常は50μm以下であるの
に、本発明の場合には、例えば、3μmのように極度に
短いカソード−グリッド間隔を達成することができる。
一方、電流デバイスは、通常、50μmより長い間隔を
もつ。この大きさのデバイスは、無線基地局のようなマ
イクロ波真空管の通常の用途に役に立つばかりでなく、
無線ハンドセットのようなもっと小型の用途の場合にも
役に立つ。上記実施形態の場合には、特定のアノード構
成となっているが、本発明の形成技術は、三極管、四極
管、五極管、およびクライストロードおよび種々のカソ
ード構造体、入力構造体、相互作用構造体、出力構造
体、および収集構造体を含む種々様々なグリッドを備え
るマイクロ波真空管タイプに適用することができる。ま
た、1つの基板上に多数のデバイスを同時に形成するこ
ともできるし、マイクロ波集積回路を供給するために、
上記デバイスの一部を相互に接続することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】ある実施形態の場合には、グリッ
ドを備えるマイクロ波真空管は、下記のように形成され
る。製造の際に使用される原理は、種々のミクロ電気機
械的システム(MEMS)に適用することができる原理
である。詳細な製造情報は、例えば、MUMPS(多重
ユーザMEMSプロセス)設計ハンドブック、ノースカ
ロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク、クロノ
ス・マイクロシステムズ社から入手可能な汎用ミクロ機
械加工用の市販プログラムから入手することができる。
【0015】最初の基板としては、比抵抗が1〜2オー
ム−センチメートルの、直径100ミリのn型の(10
0)指向シリコン・ウェーハが使用される。上記ウェー
ハの表面は、ドーパント源としてPOClを使用して、
標準的炉内で、燐で高い濃度にドーピングされる。ドー
パントは、表面上の静電デバイスから基板への電荷の移
動を少なくするか、防止するのに役立つ。
【0016】次に、絶縁層として、ウェーハ上に600
nmの、低応力LPCVD(低圧化学蒸着)窒化シリコ
ン層が蒸着される。このプロセスの後で、500nmの
LPCVDポリシリコン・フィルム−Poly0の蒸着
が行われる。(また、そのより高い熱伝導性のために、
高い熱効率を供給する単結晶シリコンを使用することも
できる。)その後で、Poly0は、例えば、ウェーハ
をホトレジストでコーティングし、適当なマスクを使用
してホトレジストを露出し、パターンを形成するため
に、露出したホトレジストを現像し、RIE(反応性イ
オン・エッチング)システムを使用して、下に位置する
層内に上記パターンをエッチングする、従来のホトリソ
グラフィによりパターン化される。
【0017】その後で、2.0μmのホスホシリケート
・ガラス(PSG)犠牲層が、LPCVDにより蒸着さ
れ、アルゴン中で、1時間の間1050℃で焼きなまさ
れる。(犠牲層という用語は、その層が最終デバイス構
造体の一部とはならないで、必要なミクロ機械構造体を
残すために除去されることを意味する。PSG以外の材
料も使用することができる。)第1の酸化物と呼ばれ
る、PSGのこの層はポリシリコンの第1の機械的層を
自由にするために、このプロセスの終わりに除去され
る。犠牲層は、例えば、当業者がディンプル・マスクと
呼ぶマスクにより、ホトリソグラフィでパターン形成さ
れ、その後で、RIEにより犠牲PSG層に転写され
る。ディンプルの通常の深さは750nmである。
【0018】その後で、ウェーハは、第3のマスク層−
ANCHOR1により、ホトリソグラフィを使用してパ
ターン形成される。第1の構造層により充填されるアン
カー孔部を形成するために、ANCHOR1をエッチン
グした後で、ポリシリコン(Poly1)の第1の構造
層が、2.0μmの厚さに蒸着され、アンカー孔部が充
填される。PSGの200nmの層が、ポリシリコン上
に蒸着され、ウェーハが、1時間の間1050℃で焼き
なまされる。焼きなましにより、ポリシリコンは、その
上下に位置するPSG層から燐によりドーピングされ
る。焼きなましは、また、ポリ1層内の正味の応力を有
意に軽減する働きをする。Poly1(およびそのPS
Gマスク層)は、第1の構造層POLY1を形成するよ
うに設計されたマスクを使用して、ホトリソグラフィに
よりパターン形成される。PSG層は、以降のポリシリ
コン・エッチングのためのハードマスクを作成するため
にエッチングされる。ハードマスクは、ホトレジストと
比較すると、ポリシリコン・エッチング薬剤に対する抵
抗力が強く、ポリシリコンへのパターンの転写を確実に
よりよく行う。ポリシリコンをエッチングした後で、ホ
トレジストが除去され、残りの酸化物のハードマスク
は、RIEにより除去される。
【0019】Poly1がエッチングされた後で、第2
のPSG層(第2の酸化物)が蒸着され、焼きなまされ
る。第2の酸化物は、異なる対象を持つ2つの異なるエ
ッチング・マスクを使用してパターン形成される。PO
LY1_POLY2_バイア・レベルは、Poly1層
に達する、第2の酸化物内にエッチング孔部を供給す
る。そうすることにより、Poly1層とPoly2層
との間に機械的および電気的接続が行われる。POLY
1_POLY2_バイア層は、ホトリソグラフィにより
パターン形成され、RIEによりエッチングされる。一
回のステップで、第1の酸化物および第2の酸化物の両
方をエッチングするために、ANCHOR2レベルが供
給され、それにより、別々にエッチングされた場合の孔
部の間に起こる、すべての整合のズレがなくなる。もっ
と重要なことは、ANCHOR2のエッチングを行うこ
とにより、Poly1構造体の固定とは関係のない第1
の酸化物内に切れ目を入れる必要がなくなることであ
る。ANCHOR2層は、ホトリソグラフィによりパタ
ーン形成され、POLY1_POLY2_バイアの場合
と同じ方法で、RIEによりエッチングされる。
【0020】その後で、第2の構造層であるPoly2
が、(1.5μmの厚さに)蒸着され、続いて200n
mのPSGが蒸着される。Poly1の場合のように、
薄いPSG層は、Poly2に対してエッチング・マス
クおよびドーパント源の両方の働きをする。ポリシリコ
ンをドーピングし、残留フィルム応力を低減するため
に、ウェーハは、1050℃で1時間の間焼きなましさ
れる。Poly2層は、第7のマスク(POLY2)を
使用して、ホトリソグラフィによりパターン形成され、
PSG層およびポリシリコン層は、Poly1の場合と
同じ処理条件の下で、RIEによりエッチングされる。
その後で、ホトレジストが除去され、マスク酸化物が除
去される。
【0021】最後の蒸着層は、プロービング、ボンディ
ングおよび/または電気的ルート形成および接続を行う
ための、0.5μmの厚さの金属層である。ウェーハ
は、第8のマスク(金属)でホトリソグラフィによりパ
ターン形成され、金属が蒸着され、例えば、金属導体の
ような必要な金属パターンを供給するために、剥離によ
りパターン形成される。
【0022】構造体の製造が完了すると、1.5から2
分の間、(室温で)49%HFの浴にチップを浸すこと
により、犠牲領域が解放される。このプロセスの後で、
(付着、すなわち、周囲の材料への構造部材の付着を軽
減するために)数分間、脱イオン水、続いてアルコール
に漬けられ、その後で、150℃で、オーブン内で少な
くとも10分間加熱される。
【0023】図1Aは、三極管デバイス構成のための上
記プロセスのステップを行った後のデバイス構造体であ
る。例えば、シリコン・ウェーハ上の窒化シリコンのよ
うな、デバイス基板10の表面上には、(2つのヒンジ
により形成されている)ヒンジ機構13によりデバイス
基板10の表面に取り付けられているカソード電極1
2、ヒンジ機構15によりデバイス基板10の表面に取
り付けられているグリッド14、およびヒンジ機構17
によりデバイス基板10の表面に取り付けられているア
ノード16が形成される。同様に、基板10の表面上に
は、カソード電極12、グリッド14およびアノード1
6と電気的に接続している接点18が配置されている。
接点18および接続配線は、通常、金でコーティングさ
れたポリシリコンであるが、他の材料も使用することが
できる。接続配線の設計の際には、損傷の問題および/
または信頼性の問題を回避するために、カソード電極1
2、グリッド14およびアノード16が、後で回転運動
をすることを考慮に入れる必要がある。基板10も、以
下に説明するように、カソード12、グリッド14およ
びアノード16が必ず直立位置を占めるようにするため
の3つのロック機構24、26、28を有する。マスク
20も、例えば、4つのヒンジからできているヒンジ機
構21により基板10に取り付けられる。デバイス基板
の表面上の他の構成部材をカバーするように、そのヒン
ジによりマスクが回転した場合に、カソード電極12が
露出した状態を維持するように、マスクは開口部22を
含む。その後で、デバイスの他のどの部分上にも、エミ
ッタを形成しないで、カソード・エミッタ構造体を形成
することができる。エミッタ構造体については、以下に
詳細に説明する。ヒンジを含む、これらすべての構成部
材は、上記のミクロ機械加工プロセスにより形成され
る。
【0024】図1Bは、カソード電極12上に、エミッ
タ30を形成した後の、マスクが設置されていない、図
1Aの構造体を示す。その後で、エミッタ30を備える
カソード電極12、グリッド14およびアノード16
は、ヒンジ13、15、17上で機械的に回転し、デバ
イス基板10の表面にほぼ垂直な直立位置をとる。その
後で、ロック機構24、26、28はそのヒンジ上で回
転し、その垂直位置にカソード電極12、グリッド1
4、およびアノード16を固定する。
【0025】図1Cは、その表面が相互にほぼ平行にな
り、デバイス基板10の表面にほぼ垂直になるように、
カソード電極12、グリッド14およびアノード16が
配置されている、結果としてえられる構造体の断面を示
す。その後で、デバイスは、従来技術により、真空密封
および真空包装される。
【0026】解放された場合に、外力を加えなくても、
構造体領域を必要な構成にするポップアップ部材のよう
に、撓み部材を別な方法で使用することができる。同様
に、ポップアップ機構とヒンジ付き機構の組合わせも使
用することができる。
【0027】動作中、ギルモアが上記文献に記載してい
るように、増幅される弱いマイクロ波信号が、グリッド
とカソードとの間に供給される。グリッドに供給された
上記信号は、カソードからの電子の数を制御する。マイ
クロ波のサイクルの正の半分のサイクル中には、引き寄
せられる電子の数は多くなる。負の半サイクルの中に
は、引き寄せられる電子の数は少なくなる。このように
変調された電子のビームは、グリッドを通過してアノー
ドに向かう。グリッド上の低い電圧が、大きい電流を制
御する。この電流が外部の負荷を通過すると、高い電圧
を発生し、それによりグリッドを備える真空管は利得を
あげる。グリッドとカソードとの間の空間を、非常に狭
くすることができるので、本発明の三極管(または、他
のグリッドを備える真空管)は、5GHzまたはそれ以
上の非常に高い周波数で動作することができるものと予
想される。
【0028】これらデバイスの構造を種々に変更するこ
ともできる。例えば、グリッドに衝突する電子によるグ
リッドの温度上昇を少なくするために、カソードの表面
に直接設置されたシャドー・グリッドを使用することも
できる。上記シャドー・グリッドは、能動グリッドの構
造と同じ物で、能動グリッド材の直接下に位置するエミ
ッタをカバーし、ブロックし、それにより、放射電子が
グリッドに衝突するのを防止する。また、放射が主とし
てグリッドの開口部を通して行われるように、数個のエ
ミッタがグリッド・ワイヤの下に位置するか、エミッタ
がグリッド・ワイヤの下にぜんぜん位置しないように、
カソード・基板上にエミッタを選択的に形成することも
できる。
【0029】アノード電位の電荷によるグリッド電流を
除去するために、制御グリッドとアノードとの間にもう
1つのグリッドを追加した)四極管、および(出力電力
を送るために、共振空洞アノードを使用する)クライス
トロードのような他のグリッドを備える真空管設計も、
類似の方法で構成することができることは明らかであ
る。五極管、進行波管、クライストロンおよびディスプ
レイさえも含む、多数の他の設計も行うことができる。
基板上に垂直に配置することも、水平に配置することも
できる。また、本発明の技術を使用すれば、複雑なマイ
クロ波回路の一部を形成するために、1つのチップ上に
多数のデバイスを同時に容易に形成することができ、お
よび/または1つのチップの上に集積することができ
る。同様に、本発明の技術を使用すれば、マイクロ波シ
ステムに、もっと対称的で、もっと釣り合いのとれた構
成部材を供給することができ、それにより、従来の設計
と比較した場合、精度およびノイズ制御を改善すること
ができる。
【0030】炭素ナノチューブ、ダイヤモンドおよび無
定型炭素を含む種々の冷陰極エミッタ材料を使用するこ
とができる。炭素ナノチューブは、電界エミッタとして
特に好ましいものである。何故なら、その大きいアスペ
クト比(>1,000)一次元構造、および先端の小さ
な曲率半径(〜10nm)により、電界が効果的に集中
する傾向があるからである。さらに、ナノチューブ構造
体内の原子配列により、優れた機械的強度および化学的
安定が得られ、これら両方の特性により、ナノチューブ
の電界エミッタは丈夫で安定したものになる。炭素アー
ク放電、炭化水素の触媒の存在下の熱分解による化学蒸
着、触媒の存在下での金属を含む黒鉛目標のレーザ・ア
ブレーション、または凝縮相での電解を含む種々の技術
により、炭素ナノチューブを作ることができる。製造方
法および特定のプロセス・パラメータにより、炭素ナノ
チューブを、複数の壁を持つ構造体、1つの壁を持つ構
造体、または1つの壁を持つ細管の構造体の集合として
製造することができ、直線、曲線、平面螺旋、螺旋のよ
うな種々の形にすることができる。炭素ナノチューブ
は、通常、種々様々な方向を向いている針状のまたはス
パゲッテイ状のマットの形で成長する。しかし、(19
98年)の、Science、282巻、1105号掲
載のレン他の論文、および(1999年)の、Scie
nce、283巻、512号掲載のファン他の論文に記
載されているように、有向のナノチューブ構造体とする
こともできる。
【0031】炭素ナノチューブ・エミッタについては、
例えば、(1995年)の、Science、269
巻、1550号掲載のリンズラー他の論文;(1995
年)の、Science、270巻、1179号掲載の
ヘーア他の論文、(1998年)の、Jpn.J.Ap
pl.Phys.37巻、L346掲載のサイトウ他の
論文;(1997年)の、Appl.Phys.36
巻、L1340掲載のサイトウ他の論文;(1997
年)の、Appl.Phys.Lett.、70巻、3
308号掲載のワング他の論文;(1998年)の、A
ppl.Phys.Lett.、72巻、2912号掲
載のワング他の論文;(1998年)の、Appl.P
hys.Lett.、73巻、918号掲載のボナード
他の論文に記載されている。有向および非有向のナノチ
ューブ構造体両方を含む、ナノチューブ電界エミッタ構
造体の形成方法も、特許出願第09/236966号、
09/236933号、09/296572号、09/
351537号、09/512873号および09/3
76457号に開示されている。上記特許出願は、引用
によって本明細書の記載に援用する。
【0032】これらの技術に反映されているように、そ
の場での成長技術または蒸着後でのスプレー技術によ
り、基板面上に炭素ナノチューブ・エミッタを形成する
ことができる。本発明のその場での成長技術の場合に
は、カソード電極表面以外の構成部材をマスクで覆った
状態で、デバイスの基板は、一般に、化学蒸着チャンバ
内に導入され、コバルト、ニッケルまたは鉄のような
(または、これら金属から形成された)触媒金属の、薄
い層(例えば、1〜20nmの厚さ)で予備コーティン
グされる。ガス化学は、通常、水素またはアンモニアと
混合している炭化水素または二酸化炭素である。特定の
プロセス条件により、整合した方法またはランダムな方
法で、ナノチューブを成長させることができる。そうし
たい場合には、上記共同譲渡特許出願第09/3764
57号が開示しているように、基板の表面上に高度に整
合しているナノチューブを成長させるために、プラズマ
強化化学蒸着技術を使用する。他の技術も使用すること
ができる。
【0033】例えば、上記の特許出願第09/2965
72号が開示している、通常の蒸着後技術の場合には、
予め形成され、浄化されたナノチューブ粉末が、溶液ま
たはスラリを形成するために、溶媒と、そうしたい場合
には、(後で、熱分解される)バインダと混合される。
その後で、混合物は、例えば、スプレーによる分散によ
り、カソード電極表面が露出しているデバイス基板上に
蒸着される。そうしたい場合には、必要なエミッタ構造
体を形成するために、カソード電極は、炭素溶解素子
(例えば、ニッケル、鉄、コバルト)またはカーバイド
形成素子(例えば、シリコン、モリブデン、チタン、タ
ンタル、クローム)の層を備える。その後で、溶液を除
去し、基板上にナノチューブ・エミッタ構造体を残存さ
せるために、空気中、真空中、または不活性雰囲気内で
焼きなましが行われる。炭素溶解素子またはカーバイド
形成素子が存在する場合には、焼きなましを行うことに
より接着性が改善する。他の蒸着後技術も、同様に使用
することができる。
【0034】電界放射ナノチューブの直径は、通常、1
〜300nmである。ナノチューブの長さは、通常、
0.05〜100μmである。カソードとグリッドとの
間に狭いギャップを維持し、それにより、遷移時間を短
縮し、動作周波数をもっと高くするために、都合のよい
ことに、ナノチューブは、比較的均一な高さを持つ。例
えば、ナノチューブの少なくとも90%の高さは、平均
の高さと比較した場合20%程度しか変動しない。
【0035】ナノチューブの大きさは、ナノメートル単
位であるので、ナノチューブ・エミッタは、通常、(直
径において)30nmの大きさのナノチューブから10
%の面積がカバーされ、10%が能動エミッタであると
仮定した場合には、1平方センチ当り10の放射チッ
プより多い、多くの潜在的な放射点を供給する。本発明
のエミッタ位置密度は、通常、少なくとも10/cm
、好適には、少なくとも10/cm、より好適に
は、10/cmであることが好ましい。ナノチュー
ブを含むカソードは、5〜50V/μmの電界において
1ナノアンペアの放射電流を発生し、少なくとも0.1
A/cmの放射電流密度、好適には、少なくとも0.
5A/cmの電流密度を発生するために、2V/μm
以下のターンオン電界を必要とする。
【0036】<例>図2は、本発明により製造したデバ
イス基板である。デバイス構成部材は、上記の手順で製
造した。カソード、グリッドおよびアノードは、100
μm×100μmの表面積を持ち、2μmの厚さを持
つ。グリッドの開口部は、(グリッド・ワイヤに平行な
方向に)6μmの幅を持つ。デバイス基板に垂直な方向
で測定した、カソードとグリッドとの間のギャップは、
約40μmであった。マイクロ波プラズマ強化化学蒸着
技術により、カソード電極の上にナノチューブ・エミッ
タを形成した。より詳細に説明すると、カソード電極表
面を露出した状態で、デバイス基板の上にマスクを設置
した後で、開口部を通して、カソード電極上に約2nm
のコバルトの層をスパッタ蒸着した。その後で、ナノチ
ューブの成長をスタートさせるために、構造体を、空気
中を通して、マイクロ波プラズマ強化化学蒸着(MPE
CVD)システムに移動した。構造体を、流動水素内で
10分間800℃に加熱した。その後で、ナノチューブ
の成長をスタートさせるために、アンモニア(NH
のマイクロ波プラズマおよび10〜30容量%のアセチ
レン(C)を点火した。成長プロセスは、約2分
間持続した。その後で、再び、流動水素内で、構造体を
室温まで冷却した。図2に示すように、このような条件
下で成長したナノチューブを整合させた。コバルトが存
在する領域内でしか成長が見られないというように、ナ
ノチューブの成長が非常に選択的であったので、ナノチ
ューブは、カソードの、そこを通してコバルトが蒸着す
る、開口部で囲まれた領域上だけに、ほぼナノチューブ
は存在していた。
【0037】当業者であれば、本明細書および本明細書
に開示した発明の実行を読めば、本発明の他の実施形態
を容易に考案することができるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施形態による製造工程を示す。
【図1B】本発明の一実施形態による製造工程を示す。
【図1C】本発明の一実施形態による製造工程を示す。
【図2】本発明の一実施形態による実際のデバイス基板
の表面を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター レーデル ガンメル アメリカ合衆国 07041 ニュージャーシ ィ,ミルバーン,フィッチンガム テラス 58 (72)発明者 リチャード エドウィン ハワード アメリカ合衆国 08904 ニュージャーシ ィ,ハイランド パーク,ノース フォー ス アヴェニュー 366 (72)発明者 オマール ダニエル ロペツ アメリカ合衆国 07901 ニュージャーシ ィ,サミット,フランクリン プレイス 42 (72)発明者 ウエイ ズー アメリカ合衆国 07059 ニュージャーシ ィ,ウォーレン,シューマン テラス 4

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ミクロ電気機械加工デバイスの製造
    であって、 複数の構造領域および複数の犠牲領域を備える構造体を
    供給するステップを含み、該複数の構造領域の中の少な
    くとも1つが、1つまたはそれ以上の撓み部材を備えて
    おり、 該プロセスはさらに、前記犠牲領域を除去するために前
    記構造体を処理するステップを含み、 前記複数の構造領域の中の少なくとも1つが、前記1つ
    またはそれ以上の撓み部材による力により移動されるよ
    うに、または、前記複数の構造領域の中の少なくとも1
    つが、前記1つまたはそれ以上の撓み部材を移動するこ
    とができるようになるように、前記除去により、前記構
    造が解放されており、そして、前記解放された構造領域
    が、カソード構造体、入力構造体、相互作用構造体、出
    力構造体、および収集構造体からなるグループから選択
    された、1つまたはそれ以上のデバイス構成部材の少な
    くとも一部を供給することを特徴とするプロセス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロセスにおいて、前記
    構造領域が、シリコンを含み、前記犠牲領域が、ホスホ
    シリケート・ガラスを含むプロセス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載プロセスにおいて、前記1
    つまたはそれ以上の撓み部材が、1つまたはそれ以上の
    ヒンジ機構を含むプロセス。
  4. 【請求項4】 請求項1記載プロセスにおいて、前記構
    造体を供給するステップが、シリコン・ウェーハを供給
    するステップと、窒化シリコン層を形成するステップ
    と、前記複数の構造領域を形成し、パターン化するステ
    ップと、 前記複数の犠牲領域を形成し、パターン化するステップ
    とを含むプロセス。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプロセスにおいて、前記
    1つまたはそれ以上の解放された構造領域が、カソード
    電極およびグリッドを備えるプロセス。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプロセスにおいて、前記
    カソード電極が、カソード撓み部材を備え、前記グリッ
    ドがグリッド撓み部材を備え、前記カソード撓み部材お
    よび前記グリッド撓み部材が、デバイス基板に取り付け
    られているプロセス。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のプロセスにおいて、さら
    に、前記1つまたはそれ以上の撓み部材を中心にして、
    前記複数の構造領域の中の少なくとも1つを移動させる
    ステップを含むプロセス。
  8. 【請求項8】 真空ミクロ電気機械加工デバイスを備え
    るデバイスであって、 デバイス基板と、 前記デバイス基板に取り付けられている、電子エミッタ
    を備えるカソードと、 前記デバイス基板に取り付けられているグリッドと、 出力構造体とを備え、前記カソード面と前記グリッド面
    とがほぼ平行であり、前記カソード、前記グリッドまた
    は前記カソードおよび前記グリッドが、1つまたはそれ
    以上の撓み部材により前記デバイス基板に取り付けられ
    ているデバイス。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデバイスにおいて、前記
    カソードおよび前記グリッドが、1つまたはそれ以上の
    撓み部材により前記デバイス基板に取り付けられている
    ことを特徴とするデバイス。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記カソード面および前記グリッド面が、前記デバイス基
    板面に対してほぼ垂直であるデバイス。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデバイスにおいて、
    前記カソードおよび前記グリッドが、ロック機構により
    ほぼ垂直な位置に保持され、前記ロック機構が、1つま
    たはそれ以上の撓み部材により、前記デバイス基板に取
    り付けられているデバイス。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記出力構造体が、前記デバイス基板に取り付けられてい
    るアノードを備え、前記アノード面が、前記カソード面
    および前記グリッド面にほぼ平行なデバイス。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデバイスにおいて、
    前記アノードが、1つまたはそれ以上の撓み部材により
    前記デバイス基板に取り付けられているデバイス。
  14. 【請求項14】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記デバイスが、さらに、1つまたはそれ以上の撓み部材
    により前記デバイス基板に取り付けられている1つまた
    はそれ以上の追加グリッドを備えるデバイス。
  15. 【請求項15】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記カソードが、さらに、炭素ナノチューブ・エミッタを
    備えるデバイス。
  16. 【請求項16】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記カソード面および前記グリッド面が、10μm
    たはそれ以下の面積を持つデバイス。
  17. 【請求項17】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記カソードと前記グリッドとの間の間隔が、50μm未
    満であるデバイス。
  18. 【請求項18】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記真空ミクロ電気機械加工デバイスが、三極管デバイ
    ス、四極管デバイス、五極管デバイス、クライストロー
    ド・デバイス、進行波管デバイス、またはクライストロ
    ン・デバイスであるデバイス。
  19. 【請求項19】 請求項8記載のデバイスにおいて、前
    記デバイスが、複数の真空ミクロ電気機械加工デバイス
    を備え、前記複数の各ミクロ電気機械加工デバイスが、 デバイス基板と、 前記デバイス基板に取り付けられている、電子エミッタ
    を備えるカソードと、 前記デバイス基板に取り付けられているグリッドと、 出力構造体とを備え、 前記カソード面と前記グリッド面とがほぼ平行であり、
    前記カソード、前記グリッドまたは前記カソードおよび
    前記グリッドが、1つまたはそれ以上の撓み部材により
    前記デバイス基板に取り付けられているデバイス。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のデバイスにおいて、
    前記複数の真空ミクロ電気機械加工デバイスの少なくと
    も一部が、電子集積回路を供給するために、相互に接続
    しているデバイス。
  21. 【請求項21】 真空ミクロ電気機械加工デバイスを製
    造するためのプロセスであって、 1つまたはそれ以上のカソード撓み部材により前記デバ
    イス基板に取り付けられているカソード電極と、1つま
    たはそれ以上のグリッド撓み部材により前記デバイス基
    板に取り付けられているグリッドを備えるデバイス基板
    を供給するステップと、 前記カソード電極面が露出するように、前記デバイス基
    板の一部の上にマスクを設置するステップと、 カソードを形成するために、前記露出したカソード電極
    上に電子エミッタを形成するステップと、 前記マスクを除去するステップと、 前記カソード面と前記グリッド面とがほぼ平行になるよ
    うに、前記1つまたはそれ以上のカソード撓み部材を中
    心にして、前記カソードを移動し、また、前記1つまた
    はそれ以上のグリッド撓み部材を中心にして、前記グリ
    ッドを移動するステップとを含むことを特徴とするプロ
    セス。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    前記移動ステップを行う前に、前記カソード電極と前記
    グリッドを、前記デバイス基板の面に対してほぼ平行に
    し、前記移動ステップの後で、前記カソード電極と前記
    グリッドが、前記デバイス基板面に対してほぼ垂直にな
    るプロセス。
  23. 【請求項23】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    供給されたデバイス基板が、さらに、1つまたはそれ以
    上のロック撓み部材により前記デバイス基板に取り付け
    られているカソードロック機構とグリッド・ロック機構
    を備え、前記プロセスが、さらに、前記カソード・ロッ
    ク機構を、前記カソードに接触するように移動し、前記
    グリッド・ロック機構を、前記グリッドに接触するよう
    に移動することにより、前記カソードおよび前記グリッ
    ドをほぼ平行に固定するステップを含むプロセス。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のプロセスにおいて、
    前記1つまたはそれ以上のカソード撓み部材が、1つま
    たはそれ以上のヒンジを備え、前記1つまたはそれ以上
    のグリッド撓み部材が、1つまたはそれ以上のヒンジを
    備え、前記1つまたはそれ以上のロック撓み部材が、1
    つまたはそれ以上のヒンジを備えるプロセス。
  25. 【請求項25】 請求項21記載プロセスにおいて、前
    記マスクが、撓み部材により前記デバイス基板に取り付
    けられているプロセス。
  26. 【請求項26】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    前記供給された基板が、1つまたはそれ以上の撓み部材
    により前記デバイス基板に取り付けられているアノード
    を備え、前記プロセスが、さらに、前記アノード面、前
    記カソード面および前記グリッド面が、ほぼ平行になる
    ように、前記アノードを前記1つまたはそれ以上の撓み
    部材を中心にして移動させるステップを含むプロセス。
  27. 【請求項27】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタを形成するステップが、前記カソード電極
    面上に炭素ナノチューブを形成するステップを含むプロ
    セス。
  28. 【請求項28】 請求項27記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタを形成する前記ステップが、 前記カソード電極面上に連続触媒層または不連続触媒層
    を形成するステップと、 化学蒸着技術により、前記触媒層の上に炭素ナノチュー
    ブを形成するステップとを含むプロセス。
  29. 【請求項29】 請求項28記載のプロセスにおいて、
    前記化学蒸着技術が、マイクロ波プラズマ強化化学蒸着
    であるプロセス。
  30. 【請求項30】 請求項27記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタの前記形成ステップが、 前記炭素ナノチューブと溶媒との混合物を前記カソード
    電極面にスプレーするステップと、 焼きなましを行うステップとを含むプロセス。
  31. 【請求項31】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    前記デバイス基板を供給するステップが、シリコン・ウ
    ェーハを供給するステップと、 窒化シリコン層を形成するステップと、複数のシリコン
    領域を形成し、パターン化するステップと、複数の犠牲
    領域を形成し、パターン化するステップと、前記複数の
    犠牲領域を除去するために、前記デバイス基板を処理す
    るステップとを含むプロセス。
  32. 【請求項32】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    前記カソード面および前記グリッド面が、10μm
    またはそれ以下の面積を持つプロセス。
  33. 【請求項33】 請求項21記載のプロセスにおいて、
    前記移動ステップの後で、前記カソードと前記グリッド
    との間の間隔が、50μm未満であるプロセス。
  34. 【請求項34】 真空ミクロ電気機械加工デバイスを製
    造するためのプロセスであって、 1つまたはそれ以上のカソード撓み部材により前記デバ
    イス基板に取り付けられている複数のカソード電極と、
    1つまたはそれ以上のグリッド撓み部材により前記デバ
    イス基板に取り付けられている複数のグリッドを備える
    デバイス基板を供給するステップであって、その場合、
    各カソード電極が、関連グリッドを有するステップと、 前記カソード電極面が露出するように、前記デバイス基
    板の一部の上に1つまたはそれ以上のマスクを設置する
    ステップと、 複数のカソードを形成するために、前記露出したカソー
    ド電極上に電子エミッタを形成するステップと、 前記マスクを除去するステップと、 前記各カソード面と前記関連グリッド面とがほぼ平行に
    なるように、前記1つまたはそれ以上のカソード撓み部
    材を中心にして、前記複数のカソードを移動し、また、
    前記1つまたはそれ以上のグリッド撓み部材を中心にし
    て、前記複数の各グリッドを移動するステップとを含む
    プロセス。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のプロセスにおいて、
    前記複数のデバイスの少なくとも一部が、電子集積回路
    を供給するために、相互に接続しているプロセス。
  36. 【請求項36】 請求項34記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタを形成する前記ステップが、カソード電極
    面上で炭素ナノチューブを形成するステップを含むプロ
    セス。
  37. 【請求項37】 請求項36記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタを形成する前記ステップが、 前記カソード電極面上に、連続触媒層または不連続触媒
    層を形成するステップと、 化学蒸着技術により、前記触媒層の上に炭素ナノチュー
    ブを形成するステップとを含むプロセス。
  38. 【請求項38】 請求項36記載のプロセスにおいて、
    電子エミッタの前記形成ステップが、 前記炭素ナノチューブと溶媒との混合物を、前記カソー
    ド電極面上にスプレーするステップと、 焼きなましを行うステップとを含むプロセス。
  39. 【請求項39】 請求項34記載のプロセスにおいて、
    前記複数のカソード面および前記複数のグリッド面が、
    10μmまたはそれ以下の面積を持つプロセス。
  40. 【請求項40】 請求項34記載のプロセスにおいて、
    前記移動ステップの後で、前記複数の各カソードと各関
    連グリッドとの間の間隔が、50μm未満であるプロセ
    ス。
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