JP2002157666A - 状況情報告知システム - Google Patents

状況情報告知システム

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JP2002157666A
JP2002157666A JP2000351641A JP2000351641A JP2002157666A JP 2002157666 A JP2002157666 A JP 2002157666A JP 2000351641 A JP2000351641 A JP 2000351641A JP 2000351641 A JP2000351641 A JP 2000351641A JP 2002157666 A JP2002157666 A JP 2002157666A
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Kazumi Sato
和美 佐藤
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要介護者又は要管理者自身及びその周囲の状
況情報を迅速且つ確実に、介護者又は管理者に伝達する
と共に、情報の漏洩を防止する。 【解決手段】 状況情報告知システム1は、各種センサ
ー2からの感知信号を受信し、センサーの番号情報及び
その感知信号と自身が発生する装置番号情報とを含んだ
状況情報である伝送データを携帯用送受信器4又は管理
センター5(建物や敷地の内又は外に設置又は存在す
る)に、法定内の微弱電波により無線で送信する送信器
3と、送信器3からの状況情報を受信し、分析して状況
を認識すると共に各種通信機能により管理センター5と
連絡しつつ、管理センター5から状況情報を受信する携
帯用送受信器4と、複数の送信器3から状況情報を受信
し、分析し、該状況情報を集計、管理すると共に、状況
情報を要求する送受信器4に対して状況情報を送信する
集中管理センター5とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要介護老人や身体
障害者の介護又は徘徊老人や幼児の管理を行う際に用い
る状況情報告知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、盗難・警備システム等において、
各種センサーからの状況情報を集中管理して、契約者に
対して状況情報を提供するものがあるが、これらの状況
情報としては盗難情報や、他人の侵入情報、火災情報等
が主で、このような状況情報の提供が前記要介護老人や
身体障害者の介護や徘徊老人や幼児の管理のためのもの
ではないし、身体障害者の障害部分を補助するものでも
ない。要看護者又は要管理者自身の状況及びその周囲の
状況情報を介護者又は管理者に告知したり、身体障害者
の障害部分を補助するものは少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解消するもので、本発明の目的は、要介護老人や身体障
害者の介護又は徘徊老人や幼児の管理を行う際に、介護
者、管理者又は身体障害者等に、要看護者、要管理者又
は身体障害者自身の状況及びその周囲の状況情報を法定
内の無線電波を用いて迅速で確実に且つ情報の漏洩を守
りつつ、低コストで伝達することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、要介護者、要
管理者又は身体障害者等の被感知対象者自身及びその周
囲の状況を感知し、自身の装置(感知手段)番号情報及
び感知情報を含む状況情報を送信器に有線で送信する1
つ以上の状況感知手段と、前記状況感知手段からの状況
情報に自身の装置(送信器)番号情報を付加した状況情
報を複数の携帯型送受信器に法定内の周波数で微弱又は
特定小電力の電波で送信する1つ以上の状況情報送信器
と、前記状況情報送信器から送信された状況情報を受信
し、この状況情報から被感知対象者自身自身及びその周
囲の状況を認識、分析し、前記状況情報をこの装置を携
帯する携帯者に伝達すると共に、必要応じて他の携帯型
送受信器に連絡情報又はアラーム情報を送信する1つ以
上の携帯型送受信器と、からなる状況情報告知システム
である。
【0005】本発明は、要介護者、要管理者又は身体障
害者等の被感知対象者自身及びその周囲の状況を感知
し、自身の装置(感知手段)番号情報及び感知情報を含
む状況情報を送信器に有線で送信する1つ以上の状況感
知手段と、前記状況感知手段からの状況情報に自身の装
置(送信器)番号情報を付加した状況情報を複数の携帯
型送受信器及び集中管理センターに法定内の周波数で微
弱又は特定小電力の電波で送信する1つ以上の状況情報
送信器と、前記状況情報送信器から送信された状況情報
を受信し、この状況情報から被感知対象者自身自身及び
その周囲の状況を認識、分析し、前記状況情報をこの装
置の携帯者に伝達すると共に、必要応じて集中管理セン
ター又は他の携帯型送受信器に連絡情報又はアラーム情
報を送信する1つ以上の携帯型送受信器と、前記状況情
報送信器からの状況情報を受信し、この状況情報から被
感知対象者自身及びその周囲の状況を集計、分析し、経
時変化、履歴状況情報を作成し、これら集計又は分析し
た前記各種状況情報を保管管理すると共に前記状況情報
送信器及び携帯型送受信器に送信する集中管理センター
と、からなる状況情報告知システムである。
【0006】本発明は、前記状況感知手段が、人間の接
近又は存在を感知する人体感知手段、音又は声を感知す
る音声感知手段、電流感知手段、電圧感知手段、ガス感
知手段、煙感知手段、光感知手段、熱感知手段、水検知
手段のうちの何れか1つ以上の組み合わせからなる状況
情報告知システムである。
【0007】本発明は、前記携帯型送受信器の状況情報
伝達手段が、振動手段、視覚手段、聴覚手段のうちの何
れか1つ以上の組み合わせからなる状況情報告知システ
ムである。
【0008】本発明は、前記状況感知手段、状況情報送
信器及び携帯型送受信器から送信する状況情報が、夫々
が異なる間隔で一定の時間繰り返し送信(リピート機
能)する状況情報告知システムである。
【0009】本発明は、前記携帯型送受信器間の送受信
及び前記集中管理センターと携帯型送受信器間の送受信
が、携帯電話、電話回線又は無線及びこれらの1つ以上
の組み合わせにより、これら装置間で相互に連絡し且つ
状況情報の送受信を行う状況情報告知システムである。
【0010】本発明は、前記無線電波による送受信が、
法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電波で行われる
状況情報告知システムである。
【0011】本発明は、前記状況情報送信器により状況
情報中に組み込まれる当該システム固有の認証情報と、
前記携帯型送受信器又は集中管理センターが保有する認
証情報とが一致した場合のみ、携帯型送受信器又は集中
管理センターは前記状況情報を受信可能にする状況情報
告知システムである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の状況情報告知システム1
は、痴呆症の老人や身体障害者等の要介護者又は幼児や
知的障害者等の要管理者自身の状況及びその者の周囲の
状況、例えば、前記要介護者又は要管理者が建物(自
宅、病院、託児所、保育園等)又はその敷地の内又は外
の何れの場所にいるのか、そして、その要介護者又は要
管理者の周囲の状況がどのような状況にあるかを、要介
護者又は要管理者から離れた位置にいる介護者又は管理
者に伝達することができる要介護者又は要管理者に関す
る状況情報告知システムである。また、要介護者又は要
管理者以外にも、身体障害者等にもこのシステムは有効
である。例えば、視覚障害者に対しては視覚に関する状
況情報を、聴覚障害者に対しては聴覚に関する状況情報
を、夫々提供することにより、日常生活をより快適なも
のとすることができる。
【0013】本発明の状況情報告知システム1は、1つ
以上の各種センサー2が接続された複数の基地局送信器
3と、1つ以上の携帯用送受信器4と、集中管理センタ
ー5とから構成される。
【0014】更に、詳細には、状況情報告知システム1
は、各種センサー2からの感知信号を有線で受信し、セ
ンサーの番号情報及びその感知信号と自身が発生する装
置番号情報とを含んだ状況情報である伝送データを携帯
用送受信器4又は管理センター5(建物や敷地の内又は
外に設置又は存在する)に、法定内の周波数で微弱又は
特定小電力の電波により無線で送信する基地局送信器3
と、基地局送信器3からの状況情報を受信し、分析して
状況を認識すると共に各種通信機能により集中管理セン
ター5と連絡しつつ、集中管理センター5から状況情報
を受信する携帯用送受信器4と、1つ以上のの基地局送
信器3から状況情報を受信し、分析し、該状況情報を集
計、管理すると共に、状況情報を要求する携帯用送受信
器4に対して状況情報を送信する集中管理センター5と
から構成される。しかし、必要に応じて、集中管理セン
ター5を除いて、前記基地局送信器3と携帯用送受信器
4とから状況情報告知システム1を構成することもでき
る。
【0015】基地局送信器3には前記各種センサー2A
〜2Nが有線で接続され、センサー2A〜2Nから発信
された感知信号2a〜2nに自身の送信器NO(ナンバ
ー)情報を付した状況情報を他の装置、即ち、携帯用送
受信器4及び集中管理センター5に送信する。複数のセ
ンサー2は周囲の状況を感知するためのもので、センサ
ー2の種類としては静電気、赤外線、電流、電圧、音
声、煙、ガス、紫外線、水等を感知するものがある。静
電気センサー、赤外線センサー及び音声センサーは人間
の接近を感知するためのものであり、電流センサー及び
電圧センサーは室内の電機器具の稼働状態又は漏電を感
知するためのものであり、煙センサー及び赤外線センサ
ーは暖房器具又は調理器具の稼働や、火災の発生を感知
するためのものであり、ガスセンサーはガス漏れを検感
知するためのものであり、水センサーは水漏れを検感知
するためのものである。例えば、痴呆症の老人や幼児等
においては、その者がどの場所に居るかを認識する必要
があり、人間の存在又は接近を感知するものとして、赤
外線センサー、静電気センサー、音声センサー等があ
る。
【0016】基地局送信器3の具体的な構成及び動作の
一例を図2を用いて、以下に説明する。基地局送信器3
は各種センサー2A〜2Cから送出される感知信号を増
幅器31で増幅し、A/D変換器32でディジタル信号
に変換し、データ処理部33(CPU33A、ROM3
3B、RAM33Cから構成される。)は何れのセンサ
ーからの如何なる内容の感知信号であるかを判別し、そ
の判別内容から後述の伝送データフォーマット中のセン
サー固有の表示ビットSB及び伝送情報ビットTBを作
成すると共にシステム固有の表示ビットIDを更に挿入
して、伝送データフォーマットを作成し、前記伝送デー
タフォーマットからなる状況情報信号を波形整形回路3
4で波形整形し、この信号を発振回路35Aで発振する
所定周波数の信号で変調回路35により変調した後、高
周波増幅回路36で増幅し、該増幅された状況信号はア
ンテナ回路37を介して送信アンテナ38から、特定小
電力の微小電波により送信される。
【0017】前記基地局送信器3から携帯用送受信器4
又は集中管理センター5への状況情報である伝送データ
の送信は、図6に示すような伝送データフォーマットか
らなる法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電波によ
り行われる。伝送データフォーマットはスタートビット
とストップ(又はエンド)ビットの間にパリティービッ
ト及びダミービットを挟んでセンサー固有の表示ビット
SB、システム固有の表示ビットID及び伝送情報ビッ
トTBから構成され、前記センサー表示ビットSBはど
の位置に配置された、どの種類のセンサーであるかを示
すデータであり、システム固有の表示ビットIDは当該
システムの利用者共通に与えられる認証データであり、
伝送情報表示ビットTBは状況内容を具体的に表現する
データである。なお、前記伝送データフォーマットは必
要に応じて、その全体のビット数及びビット構成等を変
更することができる。
【0018】そして、各基地局送信器3(例えば、3A
〜3C)から送信されるフォーマット化された送信デー
タ(例えば、32ビット)は、図5に示すように、夫々
が異なる間隔で一定の時間繰り返し送信(リピート機
能)されるので、各基地局送信器3から送信される送信
信号間で衝突又は緩衝する確率は低くなる(信号衝突防
止機能又は信号緩衝防止機能)。また、各種センサー2
A〜2Nから感知信号2a〜2nを基地局送信器3に送
信する際にも、同様に夫々の送信信号が異なる間隔で一
定の時間繰り返し送信(リピート機能)するようにして
もよい。
【0019】携帯用送受信器4は基地局送信器3から送
信された送信器NO情報及び感知信号2a〜2nからな
る状況情報を受信すると、携帯者に対してバイブレータ
の振動、発光又は音声又はこれらの何れかの組み合わせ
により、この状況情報の受信を知らせると共に、状況情
報の内容を分析して感知信号2a〜2nが何を意味し、
どの位置の基地局送信器3から送信されたかを振動、液
晶や発光ダイオード等による表示又は音声で知らせる。
【0020】前記携帯用送受信器4を介護者又は管理者
が携帯して状況情報を得る方法以外に、身障者又は介護
者自身が携帯用送受信器4を携帯して状況情報を得るこ
とにより、障害又は不便な点を補うことができる。この
場合は前記基地局送信器3と携帯用送受信器4とからな
るシステム構成で足りる。その一例としては、聴覚障害
のある人の場合は、携帯用送受信器4のバイブレータの
振動及び液晶や発光ダイオードによる表示器により状況
情報を認識することができるし、視覚障害のある人の場
合は、携帯用送受信器4のバイブレータの振動及び音声
により状況情報を認識することができる。
【0021】更に、送信機能と受信機能、電話回線、携
帯電話(iメール)等の連絡機能により、集中管理セン
ター送受信器5と連絡をとり、過去の状況情報の履歴情
報や他の基地局送信器3からの状況情報等を送信しても
らうことができる。更に、他の携帯用送受信器4と連絡
をとることもできる。
【0022】携帯用送受信器4の具体的な構成及び動作
の一例を、図3を用いて、以下に説明する。携帯用送受
信器4において、前記基地局送信器3から送信された状
況情報信号は受信アンテナ40Aで受信され、該受信信
号のうちフィルタ回路40Bで所定の周波数のみ通過さ
せ、該通過した受信信号を高周波増幅回路40Cで増幅
し、該増幅した受信信号を発振回路40dが発振する所
定の周波数の信号で復調回路40Dで復調し、該信号を
波形整形回路40Eで波形整形した後、該状況情報信号
をデータ処理部43(CPU43A、ROM43B、R
AM43Cから構成される。)で、その内容を認識分析
した後、RAM43Cに保存する。
【0023】また、前記データ処理部43で認識分析し
且つ保存された状況情報信号の他の装置への送信動作
は、以下のようにして行われる。前記データ処理部43
から読み出された状況情報信号は波形整形回路41Eで
波形整形し、発振回路41dが発振する所定周波数の信
号で、変調回路41Dで変調し、高周波増幅回路41C
で増幅した後、アンテナ回路41Bを介して送信アンテ
ナ41Aから送信する。
【0024】また、他の装置、即ち、基地局送信器3又
は集中管理センター5との連絡又は状況情報信号の送受
信の方法としては、電話回線及び電話回線モデム42A
を介したデータ伝送方法、携帯電話を用いたiメールに
よるデータ伝送方法又は法定内の周波数で微弱又は特定
小電力の電波により無線によるデータ伝送方法がある。
【0025】他の装置から受信した状況情報の到達の告
知及びその内容を携帯者に伝達する伝達手段として、以
下の方法がある。振動により伝達する場合は、データ処
理部43からの起動信号によりモーター駆動部45A及
びバイブレーションモーター45aが駆動して振動部
(図示せず。)を振動させる。視覚により伝達する場合
は、データ処理部43からの起動信号及び状況情報を液
晶駆動回路46Aを介して液晶表示パネル46aに表示
する。必要に応じて他の表示方法、例えば、発光ダイオ
ードにより表示することもできる。聴覚により伝達する
場合は、データ処理部43からの起動信号及び状況情報
を、音響増幅器47Aを介してスピーカー47aから音
声により知らせる。なお、前記実施例では、データ処理
部43で受信信号、送信信号及び伝達信号のデータ処理
を一括して行っているが、受信信号(又は送信信号)の
データ処理を行うデータ処理部40F等を独立させて別
途設けてもよい。
【0026】以上のように、携帯用送受信器4は、伝達
手段として振動により伝達する手段、視覚により伝達す
る手段及び聴覚により伝達する手段を具備するが、これ
ら伝達手段の何れかを選択して使用する切り替え選択手
段を設けて特定の伝達手段を選択することもできるし、
これら伝達手段をコネクタ等の電気的接続手段を介して
接続することにより、必要な伝達手段のみ接続し、不必
要な伝達手段は切り離すことができる。即ち、視覚障害
者用の場合は、視覚により伝達する手段が不要であり、
聴覚障害者の場合は、聴覚により伝達する手段が不要で
あるから、このような場合は、前記不要な伝達手段を取
り除いた障害者のタイプ別の携帯用送受信器4を作成す
ることができる。
【0027】更に、携帯用送受信器4には、前記他の装
置との状況情報の連絡操作又は送受信操作や、携帯用送
受信器4内での受信した状況情報の伝達手段の選択操作
や、データの入力操作のためにデータ入力・操作部44
が設けられている。前記携帯用送受信器4は、その形状
が腕時計のように腕にバンドで固定可能なタイプ、ペン
ダントタイプ、ブローチタイプ又は携帯電話のように小
型のポケットタイプがあり、各種時計機能(図示せ
ず。)を保持させてもよい。
【0028】集中管理センター5は複数の基地局送信器
3から送信された、センサー2A〜2Nの感知信号2a
〜2n及び送信器NO(ナンバー)情報を含む状況情報
を受信し、それを受信した時刻を付して保存し、各基地
局送信器3及びシステム全体(設置領域全体)の履歴情
報を作成保存すると共に、前記携帯用送受信器4からの
連絡や、状況情報の提供の要請に対して必要な情報の連
絡又は提供を行う。
【0029】集中管理センター5は、複数の基地局送信
器3からの複数の送信伝送データを受信し、分析して経
時変化、履歴状況情報及び複数箇所の状況を認識し、こ
の分析した複数の状況情報を集計、保管するとともに、
状況情報を要求する携帯用送受信器4に対して要求する
種類の状況情報を携帯電話や電話回線を介して又は無線
により送信する。
【0030】集中管理センター5の具体的な構成及び動
作の一例を、図4を用いて、以下に説明する。集中管理
センター5において、前記基地局送信器3又は携帯用送
受信器4から送信された状況情報信号は受信アンテナ5
1Aで受信され、該受信信号のうちフィルタ回路51B
で所定の周波数のみ通過させ、該通過した受信信号を高
周波増幅回路51Cで増幅し、該増幅した受信信号を発
振回路51dが発振する所定の周波数の信号で復調回路
51Dで復調し、該信号を波形整形回路51Eで波形整
形した後、該状況情報信号をパソコン55(CPU55
A、ROM55B、RAM55Cから構成される。)
で、その内容を認識分析した後、RAM43Cに保存す
る。
【0031】また、前記データ処理部43で認識分析し
且つ保存された状況情報信号の他の装置への送信動作を
以下に説明する。前記パソコン55から読み出された状
況情報信号は波形整形回路52Eで波形整形し、発振回
路52dが発振する所定周波数の信号で、変調回路52
Dで変調し、高周波増幅回路52Cで増幅した後、アン
テナ回路52Bを介して送信アンテナ52Aから送信す
る。他の装置、即ち、基地局送信器3又は携帯用送受信
器4との連絡又は状況情報信号の送受信の方法として
は、電話回線及び電話回線モデム53を介したデータ伝
送方法、携帯電話を用いたiメールによるデータ伝送方
法又は法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電波によ
り無線によるデータ伝送方法がある。
【0032】以上のような本発明の状況情報告知システ
ムにおいては、以下のような有効な機能を有する。先
ず、各基地局送信器3(例えば、3A〜3C)から送信
されるフォーマット化された送信データ(例えば、32
ビット)は、図5に示すように、夫々が異なる間隔で一
定の時間繰り返し送信(リピート機能)されるので、各
基地局送信器3から送信される送信信号間で衝突又は緩
衝する確率は低くなる(信号衝突防止機能又は信号緩衝
防止機能)。前記リピート機能及び信号衝突防止機能又
は信号緩衝防止機能を有する送信方法により、状況情報
が基地局送信器3から携帯用送受信器4又は集中管理セ
ンター5へ迅速且つ確実に送信される。
【0033】更に、携帯用送受信器4又は集中管理セン
ター5は前記送信データの伝送データフォーマット中に
記入されたシステム固有の表示ビットIDと同一のID
を保有している場合のみ前記状況情報を含む送信データ
の受信が可能で、更に、このシステム内での送信又は受
信は法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電波を用い
るので、情報の漏洩(セリュリティー)を守ることがで
きる。
【0034】また、基地局送信器3は市販の各種センサ
ーと法定内の周波数及び微弱電力の電波を送信する送信
器であり、携帯用送受信器4は市販のマイコンチッブ、
送信器、受信器、電話器及びiメール(モード)機能付
携帯電話からなるものであり、集中管理センター5は市
販のパソコン、受信器、電話器及びiメール(モード)
機能付携帯電話からなるものであるから、システムを低
コストで構成することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の状況情報告知システムを採用す
ることにより、介護者又は管理者が建物又は敷地の内部
又はその近くにいる時には、自身が携帯している携帯用
送受信器4から状態情報を得ることができる。また、介
護者又は管理者が携帯している携帯用送受信器4から状
態情報を得ることができない場合には、携帯用送受信器
4の連絡機能を介して他の携帯用送受信器4又は集中管
理センター5から状態情報を得ることができる。
【0036】更に、本発明の状況情報告知システムを採
用することにより、介護者又は管理者は前記要介護者自
身又は要管理者自身、又はその周囲の状況情報を離れた
位置で得ることができるので、介護者又は管理者は要介
護者又は要管理者の傍で常に介護又は管理する必要がな
くなり、介護又は管理の作業を効率化することができ
る。更に、身障者自身が携帯用送受信器を携帯して状況
情報を得ることにより、障害による不便な点を補うこと
ができる。例えば、視覚障害者に対しては視覚に関する
状況情報を、聴覚障害者に対しては聴覚に関する状況情
報を、夫々提供することにより、日常生活の不便さを解
消することができる。
【0037】更に、本発明においては、前記状況情報告
知システム1のリピート機能及び信号衝突防止機能又は
信号緩衝防止機能を有する送信方法により、状況情報が
基地局送信器3から携帯用送受信器4又は集中管理セン
ター5へ迅速且つ確実に送信される。更に、システム内
の各装置間の送信又は受信データの伝送データ中にシス
テム固有の表示ビット(認証データ)IDを記入し、各
装置がそれの認証を行い、且つ、このシステム内での送
信又は受信は法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電
波を用いるので、情報の漏洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の状況情報告知システムのシステム構成
を示す図である。
【図2】本発明の状況情報告知システム中の基地局送信
器の構成を示す図である。
【図3】本発明の状況情報告知システム中の携帯用送受
信器の構成を示す図である。
【図4】本発明の状況情報告知システム中の集中管理セ
ンターの構成を示す図である。
【図5】本発明の状況情報告知システムにおける複数の
センサー又は複数の基地局送信器から送信される伝送デ
ータの状態を示す図である。
【図6】本発明の状況情報告知システムの各装置間で送
信又は受信される伝送データのデーターフォーマットの
内容を示す図である。
【符号の説明】
1 状況情報告知システム 2 センサー 3 基地局送信器 4 携帯用送受信器 5 集中管理センター SB センサー固有の表示ビット ID システム固有の表示ビット TB 伝送表示ビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA11 AA25 AA37 AA44 AA51 BB03 BB12 BB18 BB40 BB74 DD03 DD04 DD05 DD07 DD24 DD29 DD31 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG03 GG24 GG66 GG67 GG70

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要介護者、要管理者又は身体障害者等の
    被感知対象者自身及びその周囲の状況を感知し、自身の
    装置(感知手段)番号情報及び感知情報を含む状況情報
    を送信器に有線で送信する1つ以上の状況感知手段と、 前記状況感知手段からの状況情報に自身の装置(送信
    器)番号情報を付加した状況情報を複数の携帯型送受信
    器に法定内の周波数で微弱又は特定小電力の電波で送信
    する1つ以上の状況情報送信器と、 前記状況情報送信器から送信された状況情報を受信し、
    この状況情報から被感知対象者自身自身及びその周囲の
    状況を認識、分析し、前記状況情報をこの装置を携帯す
    る携帯者に伝達すると共に、必要応じて他の携帯型送受
    信器に連絡情報又はアラーム情報を送信する1つ以上の
    携帯型送受信器と、からなる状況情報告知システム。
  2. 【請求項2】 要介護者、要管理者又は身体障害者等の
    被感知対象者自身及びその周囲の状況を感知し、自身の
    装置(感知手段)番号情報及び感知情報を含む状況情報
    を送信器に有線で送信する1つ以上の状況感知手段と、 前記状況感知手段からの状況情報に自身の装置(送信
    器)番号情報を付加した状況情報を複数の携帯型送受信
    器及び集中管理センターに法定内の周波数で微弱又は特
    定小電力の電波で送信する1つ以上の状況情報送信器
    と、 前記状況情報送信器から送信された状況情報を受信し、
    この状況情報から被感知対象者自身自身及びその周囲の
    状況を認識、分析し、前記状況情報をこの装置の携帯者
    に伝達すると共に、必要応じて集中管理センター又は他
    の携帯型送受信器に連絡情報又はアラーム情報を送信す
    る1つ以上の携帯型送受信器と、 前記状況情報送信器からの状況情報を受信し、この状況
    情報から被感知対象者自身及びその周囲の状況を集計、
    分析し、経時変化、履歴状況情報を作成し、これら集計
    又は分析した前記各種状況情報を保管管理すると共に前
    記状況情報送信器及び携帯型送受信器に送信する集中管
    理センターと、 からなる状況情報告知システム。
  3. 【請求項3】 前記状況感知手段が、人間の接近又は存
    在を感知する人体感知手段、音又は声を感知する音声感
    知手段、電流感知手段、電圧感知手段、ガス感知手段、
    煙感知手段、光感知手段、熱感知手段、水検知手段のう
    ちの何れか1つ以上の組み合わせからなる請求項1又は
    2に記載の状況情報告知システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯型送受信器の状況情報伝達手段
    が、振動手段、視覚手段、聴覚手段のうちの何れか1つ
    以上の組み合わせからなる請求項1又は2に記載の状況
    情報告知システム。
  5. 【請求項5】 前記状況感知手段、状況情報送信器及び
    携帯型送受信器から送信する状況情報が、夫々が異なる
    間隔で一定の時間繰り返し送信(リピート機能)する請
    求項1又は2に記載の状況情報告知システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯型送受信器間の送受信及び前記
    集中管理センターと携帯型送受信器間の送受信が、携帯
    電話、電話回線又は無線及びこれらの1つ以上の組み合
    わせにより、これら装置間で相互に連絡し且つ状況情報
    の送受信を行う請求項1又は2に記載の状況情報告知シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記無線電波による送受信が、法定内の
    周波数で微弱又は特定小電力の電波で行われる請求項6
    に記載の状況情報告知システム。
  8. 【請求項8】 前記状況情報送信器により状況情報中に
    組み込まれる当該システム固有の認証情報と、前記携帯
    型送受信器又は集中管理センターが保有する認証情報と
    が一致した場合のみ、携帯型送受信器又は集中管理セン
    ターは前記状況情報を受信可能にする請求項1又は2に
    記載の状況情報告知システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066276A (ja) * 2009-12-19 2010-03-25 Yoko Toyokawa 移動物体検知センサ付き装身具
US8886458B2 (en) 2012-05-29 2014-11-11 Fujitsu Limited Neighborhood creating device, neighborhood creating method, and computer-readable recording medium storing program
US11788999B2 (en) 2017-10-02 2023-10-17 Nuvoton Technology Corporation Japan Sensor device and gas monitoring system

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