JP2002155564A - 情報表示装置及び情報配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】公衆に対して効果的に情報を伝達することがで
きる情報表示装置を提供する。 【解決手段】赤外線センサ２により利用者５が検知され
たときに、情報表示装置本体１がＬＣＤディスプレイ１
１に広告やイベント情報等の画像を表示する。また、赤
外線センサ２により利用者５が検知されたときに、水洗
装置４が作動して便器３が水洗される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、公衆に対して各種
の情報を表示する情報表示装置及び情報配信システムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、不特定の公衆に対して各種の
情報を表示する情報表示装置として、例えば街頭に設置
された大型のプラズマディスプレイや、電車内に備えら
れた小型のＬＣＤディスプレイに広告やニュース等を表
示するものが知られている。

【０００３】しかし、これら従来の情報表示装置によっ
てディスプレイに表示される情報を見る公衆は、通行人
や通勤者であるため、ディスプレイに表示される情報を
見るためにわざわざ立ち止まったりディスプレイに近づ
いたりすることは稀である。そのため、公衆に対して情
報を伝達する効果が低いという不都合があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、公衆に対し
て効果的に情報を伝達することができる情報表示装置を
提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、便器の利用者を検知する検知手段と、便
器の利用者と対面する位置に設けられた表示手段と、該
検知手段により便器の利用者が検知されたときに、該表
示手段に各種の情報を表示する情報提供手段とを備えた
ことを特徴とする。

【０００６】かかる本発明によれば、前記便器の利用者
が前記検知手段により検知されると、前記情報提供手段
により前記表示手段に各種の情報が表示される。そし
て、便器の利用者は、排泄を終了するまで便器の前（男
性用の小便器の場合）や上（洋式便器や和式便器の場
合）の一定箇所に留まる。そのため、この状態で、該利
用者と対面する位置に設けられた前記表示手段に各種の
情報を表示した場合、該情報が必然的に使用者の視野に
入ることとなって、利用者に対する情報伝達効果が極め
て高くなる。

【０００７】また、前記検知手段は、前記便器に備えら
れて前記便器を水洗する水洗装置を作動させるために前
記利用者を検知する手段としても兼用されることを特徴
とする。

【０００８】かかる発明によれば、前記検知手段を前記
水洗装置と前記情報提供手段とで兼用することができ
る。そのため、既に前記水洗装置と前記検知手段とが備
えられた便器に前記情報表示装置を後付けする場合に
は、前記情報表示装置専用に新たに前記検知手段を設け
る必要がない。

【０００９】また、通信回線を介して情報を配信する情
報配信サーバと通信可能に接続された通信手段を有し
て、前記情報提供手段は、該通信手段を介して該情報配
信サーバから前記表示手段に表示する情報を受信し、前
記表示手段に表示される情報に応じて前記利用者により
操作されるスイッチと、該スイッチの操作状況データを
前記通信手段を介して前記情報配信サーバに送信するス
イッチデータ送信手段とを備えたことを特徴とする。

【００１０】かかる本発明によれば、前記情報配信サー
バから前記情報提供手段に対して、前記便器が設置され
た場所や、情報を表示する時期等を考慮して情報を送信
することにより、前記表示手段に表示する情報の効果を
高めることができる。また、前記スイッチデータ送信手
段から送信される前記スイッチの操作状況データを把握
することにより、前記情報配信サーバは、利用者側から
の情報を得ることができる。

【００１１】また、通信回線を介して情報を配信する情
報配信サーバと通信可能に接続された通信手段を有し
て、前記情報提供手段は、該通信手段を介して該情報配
信サーバから前記表示手段に表示する情報を受信し、前
記利用者により操作されるスイッチと、該スイッチが操
作されたときに、該スイッチが操作された時に前記表示
手段に表示されていた情報に関する詳細情報の送信を要
求する詳細情報要求データを、前記通信手段を介して前
記情報配信サーバに送信する詳細情報要求手段とを備
え、前記情報提供手段は、前記詳細情報要求データに応
じて前記情報配信サーバから送信される前記詳細情報
を、前記通信手段を介して受信して前記表示手段に表示
することを特徴とする。

【００１２】かかる本発明によれば、前記利用者は、前
記表示手段に表示される情報を閲覧していて、興味の惹
かれた情報があったときに、前記スイッチを操作するこ
とによって、興味を惹かれた情報に関する詳細情報を前
記表示手段に表示させて閲覧することができる。

【００１３】また、前記スイッチとして、非接触式のス
イッチを用いることにより、便器の利用者が前記スイッ
チの操作に対して衛生面から生じる抵抗感を和らげるこ
とができる。

【００１４】また、前記情報提供手段は、複数の情報を
切替えて連続的に前記表示手段に表示し、各情報を切替
えるときに所定のインターバルを設けることを特徴とす
る。

【００１５】かかる本発明によれば、前記インターバル
を設けることにより、前記表示手段により前記複数の情
報を閲覧している便器の利用者に対して、閲覧中の情報
から次に表示される情報に意識を切替える時間を与える
ことができ、これにより次に表示される情報に対する利
用者の吸収度合を高めることができる。

【００１６】また、前記情報提供手段は、前記インター
バルにおいて、前記複数の情報以外の画像を前記表示手
段に表示することを特徴とする。

【００１７】かかる本発明によれば、前記インターバル
において、前記複数の情報以外の例えば風景や自然物の
ような画像を表示することにより、利用者の目や意識を
リフレッシュし、次に表示される情報に対する利用者の
吸収度合をさらに高めることができる。

【００１８】また、本発明の情報配信システムは、通信
回線を介して複数の情報を配信する情報配信サーバと、
該情報配信サーバと通信可能に接続された通信手段と、
便器の利用者を検知する検知手段と、便器の利用者と対
面する位置に設けられた表示手段と、該検知手段により
便器の利用者が検知されたときに、前記通信手段を介し
て前記情報配信サーバから受信した複数の情報を切替え
ながら前記表示手段に連続的に表示する情報提供手段と
を有する情報表示装置とからなる情報配信システムに関
する。

【００１９】そして、前記情報表示装置は、利用者によ
り操作されるスイッチと、該スイッチが操作されたとき
に、前記情報配信サーバに対して、該スイッチが操作さ
れた時に前記表示手段に表示されていた情報に関する詳
細情報の送信を要求する詳細情報要求データを前記通信
手段を介して送信する詳細情報要求手段とを備え、前記
情報配信サーバは前記詳細情報要求データを受信したと
きに前記詳細情報を前記通信手段に対して送信し、前記
情報提供手段は前記通信手段を介して受信した該詳細情
報を前記表示手段に表示し、前記情報配信サーバは、前
記表示手段に表示された各情報ごとに、該情報の表示中
における前記詳細情報要求データの受信回数を集計し
て、前記表示手段に表示された各情報に対する前記利用
者の反応度合を把握する反応把握手段を備えたことを特
徴とする。

【００２０】かかる本発明において、利用者により前記
スイッチが操作されるのは、該利用者が前記表示手段に
表示された情報に興味を持ち、該情報についてさらに詳
しい情報を得ることを望んだときである。そのため、前
記情報配信サーバに備えられた前記反応把握手段は、前
記表示手段に表示された各情報ごとに、該情報の表示中
における前記詳細情報要求データの受信回数を集計する
ことによって、各情報に対する前記利用者の反応度合を
把握することができる。

【００２１】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図１から図４を参照して説明する。図１は本発明の
情報表示装置の設置態様図、図２は本発明の情報表示装
置の全体構成図、図３は本発明の情報表示装置の別の設
置態様図、図４はＬＣＤディスプレイに表示される情報
が切替わる様子を示した図である。

【００２２】図１（ａ）を参照して、本発明の情報表示
装置は、情報表示装置本体１と公衆トイレに設置された
便器２の利用者を検知する赤外線センサ３（本発明の検
知手段に相当する）とからなる。なお、本実施の形態で
は、赤外線センサ３は便器３を水洗する水洗装置４の作
動タイミングを決定するためにも使用されるが、赤外線
センサを情報表示装置本体１に専用に設けてもよい。

【００２３】図１（ｂ）を参照して、情報表示装置本体
１と水洗装置４の作動について説明すると、先ず、利用
者５が便器２に近づくと赤外線センサ２により該利用者
５が検知される。そして、この赤外線センサ２による利
用者５の検知に応じて、水洗装置４が水を流出させて便
器３を洗浄すると共に、情報表示装置本体１がＬＣＤデ
ィスプレイ１１に広告やイベント情報等の情報画面を表
示する。その後、利用者５が排尿を終了して便器３から
離れると赤外線センサ２により利用者５が検知されなく
なるが、これに応じて、水洗装置４は再度便器３を洗浄
し、情報表示装置本体１はＬＣＤディスプレイ１１への
情報画面の表示を終了する。

【００２４】この場合、利用者５は排尿を終了するまで
の間、便器３の前に留まるため、排尿中は該利用者５と
対面する位置に設けられた表示装置本体１のＬＣＤディ
スプレイ１１の画面が該利用者５の視野に入ることとな
る。そのため、便器３の利用者である不特定の公衆に対
して、半ば強制的に広告やイベント情報等を閲覧させる
ことができ、情報伝達の効果が高い。

【００２５】次に、図２を参照して情報表示装置本体１
の構成について説明する。情報表示装置本体１は、マイ
クロコンピュータやメモリ等により構成された電子ユニ
ットである制御ユニット１０ａと、ＬＣＤディスプレイ
１１とスイッチ１２とスピーカ１３とを備えた表示ユニ
ット１４とからなる。

【００２６】そして、制御ユニット１０ａは、公衆トイ
レ内に設置された他の便器に備えられた制御ユニット
（１０ｂ，１０ｃ，・・・，１０ｎ）と共に、中継ユニ
ット２０ａと通信可能に接続される。中継ユニット２０
ａは、公衆回線２１を介して情報配信サーバ２２と接続
され、情報配信サーバ２２からダウンロードされるＬＣ
Ｄディスプレイ１１に表示するための画像データを各制
御ユニット（１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，・・・，１０
ｎ）に中継して配信する。

【００２７】なお、情報配信サーバ２２と情報表示装置
１により、本発明の情報配信システムが構成される。

【００２８】また、情報配信サーバ２２は、公衆回線２
１を介して接続される他の公衆トイレに設置された中継
ユニット（２０ｂ，・・・）とも接続され、該中継ユニ
ットに対しても画像データをダウンロードする。また、
制御ユニット１０は赤外線センサ２と接続され、該赤外
線センサ２から出力される検知信号（Ｓe）が入力され
る。

【００２９】制御ユニット１０ａは、中継ユニット２０
ａとの間でデータ通信を行なう通信部１５（本発明の通
信手段に相当する）、通信部１５により受信された画像
データ等を記憶するメモリ１６、ＬＣＤディスプレイ１
１に画像データを出力して画像を表示させるディスプレ
イコントローラ１７、赤外線センサ２からの検知信号
（Ｓe）を入力する赤外線センサインターフェース１
８、及びスイッチ１２からの操作信号（Ｏｐ）を入力す
るスイッチインターフェース１９を備える。

【００３０】ディスプレイコントローラ１７は、赤外線
センサインターフェース１８を介して、赤外線センサ２
により利用者が検知されたことを認識したときに、メモ
リ１６に記憶された画像データを表示ユニット１４に出
力して、ＬＣＤディスプレイ１１に画像を表示させる。

【００３１】ここで、ＬＣＤディスプレイ１１に表示す
る画像の内容は、情報配信サーバ２０からダウンロード
される画像データにより任意に変更することができる。
そのため、例えば、公衆トイレが設けられた場所（駅、
公園等）の周辺情報を表示させることによって、或いは
曜日や時刻により表示内容を変更することによって、さ
らに効果的に各種の情報を表示することができる。

【００３２】曜日により表示内容を変更する例として
は、例えば月曜日には月曜日発売の週刊誌の広告を表示
する場合があり、また、時刻により表示内容を変更する
例としては、ランチタイムにレストランのランチサービ
スの広告を表示する場合が挙げられる。

【００３３】また、百貨店やショッピングセンターに設
けられた公衆トイレにおいては、サービスタイムの案内
や当日の目玉商品の案内を表示することによって、集客
を図ることができる。

【００３４】また、ディスプレイコントローラ１７は、
赤外線センサ２により検知された利用者の人数を計数し
てメモリ１６に記憶し、定期的に通信部１５を介して情
報配信サーバ２２に送信する。そのため、情報配信サー
バ２２は、どの程度の人数の利用者がＬＣＤディスプレ
イ１１に表示される情報を閲覧したかを把握することが
でき、各トイレにおいてＬＣＤディスプレイ１１に情報
を表示する価値を判断することができる。

【００３５】次に、図２を参照して、表示ユニット１４
はスイッチ１２を備えているため、利用者に該スイッチ
１２を操作させることによって、利用者側からの情報を
得ることができる。例えば、ＬＣＤディスプレイ１１に
表示された広告に対する評価や、簡単なアンケート等の
回答を利用者に依頼し、該依頼に応じてスイッチ１２が
操作されると、表示部１４からスイッチ入力信号がディ
スプレイコントローラ１７に入力される。

【００３６】ここで、スイッチ１２はフォトセンサ等を
用いた非接触式のスイッチであることが望ましく、この
ように非接触式とすることにより、利用者が衛生面から
スイッチ１２の操作を躊躇することを避けることができ
る。

【００３７】そして、ディスプレイコントローラ１７
（この場合、本発明のスイッチデータ送信手段の機能を
含む）は、スイッチ入力信号を集計して調査結果として
メモリ１６に記憶し、定期的に情報配信サーバ２２に送
信する（このとき送信されるデータが本発明のスイッチ
の操作状況データに相当する）。これにより、情報配信
サーバ２０は、各中継ユニット（２２ａ，２２ｂ，・・
・）から送信された調査結果を集計して、母数の大きな
調査資料を得ることができる。また、トイレが設けられ
た場所による調査結果の相違等を把握することもでき
る。

【００３８】また、表示ユニット１４はスピーカ１３を
備えているため、ＬＣＤディスプレイ１１に画像を表示
すると共に、スピーカ１３から音声やＢＧＭを流すよう
にしてもよい。

【００３９】また、図４に示したように、ディスプレイ
１１には複数の情報（コンテンツＡ，コンテンツＢ，コ
ンテンツＣ，・・・）が切替えられながら連続的に表示
されるが、スイッチ１２のうちのいずれかを、表示中の
情報に関する詳細情報を要求するためのスイッチ（以
下、詳細情報スイッチという）とし、利用者により該ス
イッチが操作されたときに、表示中の情報に関する詳細
情報を表示するようにしてもよい。

【００４０】図４では、ディスプレイ１１にコンテンツ
Ｂが表示されている時に、詳細情報スイッチが操作され
た場合を示している。詳細情報スイッチが操作されたこ
とを検知すると、図２を参照して、ディスプレイコント
ローラ１７（この場合、本発明の詳細情報要求手段を備
える）は、通信部１５を介してコンテンツＢに関する詳
細情報を要求する詳細情報要求データを情報配信サーバ
２２に送信する。

【００４１】そして、この詳細情報要求データを受信し
た情報配信サーバ２２は、これに応じて、コンテンツＢ
に関する詳細情報データを通信部１５に対して送信し、
通信部１５により受信されたコンテンツＢの詳細情報
が、ディスプレイコントローラ１７により表示部１１に
表示される（図中、コンテンツＢの詳細）。これによ
り、利用者は、ディスプレイ１１に興味を惹かれる情報
が流れたときに、詳細情報スイッチを操作することによ
り、該情報に関する詳細な情報を得ることができる。

【００４２】なお、コンテンツＢの詳細情報がＬＣＤデ
ィスプレイ１１に表示された状態（図中、コンテンツＢ
の詳細）で、さらに詳細情報スイッチを操作すると、
コンテンツＢの別の詳細情報がＬＣＤディスプレイ１１
に表示される（図中、コンテンツＢの詳細）。

【００４３】また、情報配信サーバ２２に備えられた反
応把握手段２３は、詳細情報要求データの受信回数を、
該詳細情報要求データを受信した時にディスプレイ１１
に表示されていた情報（コンテンツＡ，コンテンツＢ，
コンテンツＣ，・・・）ごとに集計する。この場合、詳
細情報要求データの受信回数が多い情報ほど、利用者の
反応度合が大きいと判断することができるため、利用者
がどのような情報に対して興味をもっているかを調査す
ることができる。

【００４４】また、ディスプレイコントローラ１７は、
ＬＣＤディスプレイ１１に表示される複数の情報を切替
えるときにインターバルを設けてもよく、これによりＬ
ＣＤディスプレイ１１により情報を閲覧中の利用者に対
して、閲覧中の情報から次に表示される情報に意識を切
替える時間を与えることができ、次に表示される情報に
対する利用者の吸収度合を高めることができる。

【００４５】さらに、前記インターバル中に、前記複数
の情報以外の例えば風景や自然物等の一般に閲覧者の意
識が癒されるといわれている画像を表示することによ
り、利用者の目や意識をリフレッシュすることができ、
これにより、次にＬＣＤディスプレイ１１に表示される
情報に対する利用者の吸収度合をさらに高めることがで
きる。また、前記インターバル中に表示ユニット１４に
備えられたスピーカ１３（図２参照）から音楽や鳥のさ
えずり等を流すことによっても、利用者の意識をリフレ
ッシュすることができる。

【００４６】なお、本実施の形態では、男性用の小便器
３に情報表示装置を組み合わせた例を示したが、図３に
示したように、洋式便器３０と情報表示装置を組み合わ
せてもよく、さらに和式便器と情報表示装置を組み合わ
せてもよい。図３に示した例では、利用者が洋式便器３
０に着座したことを検知する着座センサ（図示しない、
本発明の検知手段に相当する）により、利用者３１が検
知されたときに、表示装置本体１のＬＣＤディスプレイ
１１に画像が表示される。

【００４７】また、スイッチ１２のいずれかを表示装置
本体１に備えられたスピーカ１３から、水洗音の擬音を
流す、いわゆる音消しの作動を指示するスイッチとして
もよく、さらに、便器の利用中に具合が悪くなったこと
を知らせるためのスイッチとしてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報表示装置の設置態様図。

【図２】本発明の情報表示装置の全体構成図。

【図３】本発明の情報表示装置の別の設置態様図。

【図４】ディスプレイの表示画面の切替わりを示した説
明図。

【符号の説明】

１…情報表示装置本体、２…赤外線センサ、３…便器
（小便器）、４…水洗装置、５…利用者、１０…制御ユ
ニット、１１…ＬＣＤディスプレイ、１２…スイッチ、
１３…スピーカ、１４…表示ユニット、２０…中継ユニ
ット、２１…公衆回線、２２…情報配信サーバ、２３…
反応把握手段

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】便器の利用者を検知する検知手段と、便器
   の利用者と対面する位置に設けられた表示手段と、該検
   知手段により便器の利用者が検知されたときに、該表示
   手段に各種の情報を表示する情報提供手段とを備えたこ
   とを特徴とする情報表示装置。
2. 【請求項２】前記検知手段は、前記便器に備えられて前
   記便器を水洗する水洗装置を作動させるために前記利用
   者を検知する手段としても兼用されることを特徴とする
   請求項１記載の情報表示装置。
3. 【請求項３】通信回線を介して情報を配信する情報配信
   サーバと通信可能に接続された通信手段を有して、前記
   情報提供手段は、該通信手段を介して該情報配信サーバ
   から前記表示手段に表示する情報を受信し、 前記表示手段に表示される情報に応じて前記利用者によ
   り操作されるスイッチと、該スイッチの操作状況データ
   を前記通信手段を介して前記情報配信サーバに送信する
   スイッチデータ送信手段とを備えたことを特徴とする請
   求項１又は請求項２記載の情報表示装置。
4. 【請求項４】通信回線を介して情報を配信する情報配信
   サーバと通信可能に接続された通信手段を有して、前記
   情報提供手段は、該通信手段を介して該情報配信サーバ
   から前記表示手段に表示する情報を受信し、 前記利用者により操作されるスイッチと、該スイッチが
   操作されたときに、該スイッチが操作された時に前記表
   示手段に表示されていた情報に関する詳細情報の送信を
   要求する詳細情報要求データを、前記通信手段を介して
   前記情報配信サーバに送信する詳細情報要求手段とを備
   え、 前記情報提供手段は、前記詳細情報要求データに応じて
   前記情報配信サーバから送信される前記詳細情報を、前
   記通信手段を介して受信して前記表示手段に表示するこ
   とを特徴とする請求項１又は請求項２記載の情報表示装
   置。
5. 【請求項５】前記スイッチとして、非接触式のスイッチ
   を用いたことを特徴とする請求項３又は請求項４記載の
   情報表示装置。
6. 【請求項６】前記情報提供手段は、複数の情報を切替え
   て連続的に前記表示手段に表示し、各情報を切替えると
   きに所定のインターバルを設けることを特徴とする請求
   項１から請求項５のうちいずれか１項記載の情報表示装
   置。
7. 【請求項７】前記情報提供手段は、前記インターバルに
   おいて、前記複数の情報以外の画像を前記表示手段に表
   示することを特徴とする請求項６記載の情報表示装置。
8. 【請求項８】通信回線を介して複数の情報を配信する情
   報配信サーバと、 該情報配信サーバと通信可能に接続された通信手段と、
   便器の利用者を検知する検知手段と、便器の利用者と対
   面する位置に設けられた表示手段と、該検知手段により
   便器の利用者が検知されたときに、前記通信手段を介し
   て前記情報配信サーバから受信した複数の情報を切替え
   ながら前記表示手段に連続的に表示する情報提供手段と
   を有する情報表示装置とからなる情報配信システムであ
   って、 前記情報表示装置は、利用者により操作されるスイッチ
   と、該スイッチが操作されたときに、前記情報配信サー
   バに対して、該スイッチが操作された時に前記表示手段
   に表示されていた情報に関する詳細情報の送信を要求す
   る詳細情報要求データを前記通信手段を介して送信する
   詳細情報要求手段とを備え、 前記情報配信サーバは前記詳細情報要求データを受信し
   たときに前記詳細情報を前記通信手段に対して送信し、
   前記情報提供手段は前記通信手段を介して受信した該詳
   細情報を前記表示手段に表示し、 前記情報配信サーバは、前記表示手段に表示された各情
   報ごとに、該情報の表示中における前記詳細情報要求デ
   ータの受信回数を集計して、前記表示手段に表示された
   各情報に対する前記利用者の反応度合を把握する反応把
   握手段を備えたことを特徴とする情報配信システム。