JP2002153195A - 狩猟罠用ワイヤロープ及びそれを備えた狩猟罠 - Google Patents

狩猟罠用ワイヤロープ及びそれを備えた狩猟罠

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JP2002153195A
JP2002153195A JP2000356695A JP2000356695A JP2002153195A JP 2002153195 A JP2002153195 A JP 2002153195A JP 2000356695 A JP2000356695 A JP 2000356695A JP 2000356695 A JP2000356695 A JP 2000356695A JP 2002153195 A JP2002153195 A JP 2002153195A
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trap
hunting
arm
rope
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Mitsuo Wada
三生 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】罠にかかった狩猟獣が暴れても容易には切れる
ことがない強度を有し、かつ十分な柔軟性を有すること
により、捕獲率を向上させると共に狩猟者の安全を図っ
た狩猟罠用ワイヤロープを提供する。 【解決手段】狩猟罠用ワイヤロープ5aはワイヤロープ
本体53と心綱54により構成されている。ワイヤロー
プ本体53は、鋼製の多数の素線531を撚ってつくら
れた六本のストランド530を備えている。狩猟罠用ワ
イヤロープ5aは、六本のストランド530を心綱54
のまわりに撚って構成されている。心綱54はアラミド
繊維であるケブラー繊維540の束をナイロン製の筒状
の外皮541に収容したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は狩猟罠用ワイヤロー
プ及びそれを備えた狩猟罠に関するものである。更に詳
しくは、罠にかかった狩猟獣が暴れても容易には切れる
ことがなく、捕獲率を向上させると共に狩猟者の安全を
図ったものに関する。
【0002】
【従来技術】狩猟罠、例えば足括り罠においては、狩猟
獣の足を括るためのワイヤロープが使用されている。足
括り罠用のワイヤロープとしては、一般的にはストラン
ドロープが採用されている。ストランドロープは、心線
のまわりに何層かの素線(鋼製で、通常、表面には亜鉛
メッキやアルミニウムメッキが施されている)を撚り合
わせたストランド(子綱)を、更に心綱のまわりに撚り
合わせた構造である。心綱は、素線を機械で撚るときの
基準となるもので、一般的には、油を十分にしみ込ませ
た木綿、麻などの天然繊維あるいはナイロン糸などの合
成繊維を使用する。心綱は、引っ張り強度も弱く、ワイ
ヤロープを補強する機能を持つものではない。従来、ワ
イヤロープの強さは、ワイヤロープの太さや、素線の材
質、線径、本数で決まっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
狩猟罠用ワイヤロープには、次のような問題があった。
すなわち、狩猟獣が罠にかかって大暴れすると、ワイヤ
ロープは強烈な力で引っ張られたり捩れたりする。この
状態が長時間続くと、ワイヤロープに金属疲労やキンク
(ワイヤロープが捻りもつれて極端な折曲がりが生じた
もの)が起こり、切れることがある。特に、狩猟獣が罠
にかかっているときに、人(狩猟者)を見ると、興奮状
態となってやみくもに暴れ回る。このようなときにワイ
ヤロープが切れると、狩猟獣が逃げてしまうばかりでな
く、近くにいる人が、逃げた狩猟獣に襲われて生命に関
わるような怪我をすることもあるので、極めて危険であ
った。
【0004】上記のようにしてワイヤロープが切れてし
まうことを防止するには、ワイヤロープを太くするなど
して強度を上げればよいが、太すぎると柔軟性に劣るた
め、罠作動時のワイヤロープの抵抗が大きくなる。これ
では、括るタイミングが遅くなり、例え括ることができ
たとしても、狩猟獣の足にワイヤロープが密着しにくく
緩みやすいので、捕獲率が低下してしまっていた。
【0005】(本発明の目的)本発明は、罠にかかった
狩猟獣が暴れても容易には切れることがない強度を有
し、かつ十分な柔軟性を有することにより、捕獲率を向
上させると共に狩猟者の安全を図った狩猟罠用ワイヤロ
ープ及びそれを備えた狩猟罠を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、心材を内包しており、当該心材は高強度・
高弾性率繊維でつくられていることを特徴とする、狩猟
罠用ワイヤロープである。
【0007】第2の発明にあっては、心綱を有する狩猟
罠用ワイヤロープであって、心綱が高強度・高弾性率繊
維でつくられていることを特徴とする、狩猟罠用ワイヤ
ロープである。
【0008】第3の発明にあっては、狩猟罠用ワイヤロ
ープが所要数のストランドを撚り合わせたストランドロ
ープであることを特徴とする、第1または第2の発明に
係る狩猟罠用ワイヤロープである。
【0009】第4の発明にあっては、ストランドの心線
が高強度・高弾性率繊維でつくられていることを特徴と
する、第3の発明に係る狩猟罠用ワイヤロープである。
【0010】第5の発明にあっては、第1、第2、第3
または第4の発明に係る狩猟罠用ワイヤロープが使用さ
れていることを特徴とする、狩猟罠である。
【0011】第6の発明にあっては、狩猟罠が足括り方
式の罠であることを特徴とする、第5の発明に係る狩猟
罠である。
【0012】第7の発明にあっては、基アームと、基ア
ームに跳ね上げ可能に設けられた跳上げアームと、罠作
動時における上記両アームの拡開によって、狩猟獣を括
って捕獲するワイヤロープとを備えており、上記ワイヤ
ロープには、第1、第2、第3または第4の発明に係る
狩猟罠用ワイヤロープが使用されていることを特徴とす
る、狩猟罠。
【0013】第8の発明にあっては、狩猟罠であって、
基アームと、当該基アームに回動自在に取り付けられた
跳上げアームと、上記両アームに掛合させる掛合部を有
し、上記基アームと上記跳上げアームを拡開方向へ付勢
する付勢体と、上記基アームと上記跳上げアームを罠セ
ット状態とし、当該罠セット状態を解除して罠を作動さ
せるトリガー手段と、罠作動時における上記両アームの
拡開によって、狩猟獣を括って捕獲するワイヤロープ
と、を備えており、上記ワイヤロープには、第1、第
2、第3または第4の発明に係る狩猟罠用ワイヤロープ
が使用されていることを特徴とする、狩猟罠である。
【0014】本発明に係るワイヤロープは、ワイヤロー
プに心材(心綱、心線)を内包するものであれば特に限
定されるものではなく、例えばストランドロープ、スパ
イラルロープなどである。ストランドロープの場合、ス
トランドの中の心線だけでなく、通常は中心部に心綱を
備えているので、心線だけを高強度・高弾性率繊維でつ
くることもできるし、心綱だけを高強度・高弾性率繊維
でつくることもできる。また、心線と心綱の両方を高強
度・高弾性率繊維でつくることもできる。なお、高強度
・高弾性率繊維の態様は、例えば撚ったもの、撚らずに
束ねたもの、編んだもの、織ったもの、更にこれらをナ
イロンなどでつくった外皮に収容したものなど、特に限
定するものではない。
【0015】高強度・高弾性率繊維は、従来の一般の繊
維に比べて、引張強さ、強靱性及び耐熱性に優れている
ものである。高強度・高弾性率繊維としては、例えば、
アラミド(全芳香族ポリアミド)繊維、ポリアリレート
(全芳香族ポリエステル)繊維、ヘテロ環繊維、炭素繊
維などがあげられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0016】なお、アラミドとしては、メタ系アラミド
繊維、例えばポリ‐m‐フェニレンイソフタルアミド
(商標名:ノメックス Nomex:デュポン社)、あるいは
パラ系アラミド繊維、例えばポリ‐p‐フェニレンテレ
フタルアミド(商標名:ケブラーKevlar:デュポン社)
などがあるが、これらに限定はされない。
【0017】また、本発明に係るワイヤロープは、罠用
ワイヤロープとしてだけでなく、例えば狩猟獣を身動き
できないように引っ張って立木などに括りつけるための
ワイヤロープ、または各分野において索条体として使用
されるワイヤロープ、例えばウインチなどワイヤロープ
を使用した各種機械装置に使用されるワイヤロープとし
ても使用できる。すなわち、この場合は、心材を備えて
いるワイヤロープであって、心材は高強度・高弾性率繊
維でつくられている。
【0018】狩猟罠としては、例えば足括り罠があげら
れるが、これに限定するものではなく、ワイヤロープを
使用する罠であれば、他の種類の罠でもよい。足括り罠
など、狩猟罠に使用されるワイヤロープの太さは、十分
な強度を有し、なおかつ罠の作動に支障のない柔軟性を
兼ね備えるという点を考慮すれば、4〜6mm程度であ
るのが好ましいが、これに限定するものではなく、罠の
大きさや種類に応じて適宜調整ができる。
【0019】なお、一般的なワイヤロープでは、径が4
mmに満たない場合、柔軟性が良好であるので、罠作動
時の抵抗が小さく、ワイヤロープが獣の足に密着しやす
いので捕獲率が高くなる。しかし、強度不足の傾向があ
るので、力の弱い小型獣の捕獲には使用できても、力の
ある中型獣や大型獣の捕獲には使用できない問題があ
る。また、ワイヤロープの径が6mmを超える場合は、
上記とは逆に、強度は十分であるので、中型獣や大型獣
の捕獲にも使用可能である。しかし、ワイヤロープが硬
くなり柔軟性が不足する傾向があるので、罠作動時の抵
抗が大きく、獣の足に密着しにくいので捕獲率が低くな
り、特に小型獣の捕獲にはワイヤロープが硬すぎて使用
できない問題がある。
【0020】(作用)本発明に係る狩猟罠用ワイヤロー
プ及びそれを使用した狩猟罠は次のように作用する。ワ
イヤロープの心材(心綱、心線)は、高強度・高弾性率
繊維でつくられており、極めて優れた強靱性と引っ張り
強度を備えている。また、高強度・高弾性率繊維は、鋼
製の素線を撚り合わせてつくられたワイヤロープの金属
部分よりも柔軟性に優れている。
【0021】従って、ワイヤロープを狩猟罠に使用し、
罠に狩猟獣がかかって大暴れした場合において、ワイヤ
ロープに強烈な引っ張り力がかかったり捩れたりして
も、高強度・高弾性率繊維である心材(心綱、心線)は
金属部分のようなダメージは受けない。すなわち、ワイ
ヤロープの金属部分が金属疲労やキンクを起こして切れ
ても、高強度・高弾性率繊維である心材(心綱、心線)
は、心材自体の引っ張り強さ、強靱さとも相まって、容
易には切れない。
【0022】このようなことから、本発明に係る狩猟罠
用ワイヤロープは、同じ引っ張り強度を有する場合で
は、従来の普通のワイヤロープよりもワイヤロープの径
を小さくすることが可能になる。ワイヤロープの径が小
さくなれば柔軟になるので、狩猟罠用のワイヤロープと
して使用したとき、罠作動時にアームが跳ね上がるとき
の抵抗(負担)が小さくなり、括ったときにもワイヤロ
ープが狩猟獣の足に密着しやすくなる。従って、括るタ
イミングがずれることもなく、ワイヤロープも緩まない
ので、捕獲率が向上する。
【0023】また、通常は5m以上にもなるワイヤロー
プが細い分、罠を小型軽量化できるので、持ち運びがし
やすい。更には、ワイヤロープに取り付けられる絞り金
具も小さくすることができるので、中型獣用の罠で小型
獣を括って捕獲することも可能になり、目的獣が違って
も狩猟罠を兼用できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る狩猟
罠用ワイヤロープの第1の実施の形態を示す説明図、図
2は図1に示す狩猟罠用ワイヤロープの断面図である。
なお、図2(後述する図3も同様)においては、図面を
見やすくするためにハッチングは省略している。
【0025】符号5aは、狩猟罠用ワイヤロープで、ワ
イヤロープ本体53と心綱54により構成されている。
ワイヤロープ本体53は、鋼製の多数の素線531を撚
ってつくられた六本のストランド530を備えている。
狩猟罠用ワイヤロープ5aは、六本のストランド530
を更に心綱54のまわりに撚って構成されている。心綱
54は、アラミド繊維であるケブラー(Kevlar:商標
名:デュポン社)繊維540の束をナイロン製の筒状の
外皮541に収容したものを使用しており、ケブラー繊
維540のばらけを防止できるようにしている。
【0026】本実施の形態に係る狩猟罠用ワイヤロープ
5aの直径は約4mmである。また、ワイヤロープ本体
1に内包されている心綱54は、引っ張り強度540k
gのものを採用している。なお、心綱54は、例えば直
径5mmのものには引っ張り強度720kgのものを採
用するなど、ワイヤロープの太さによって適宜調整され
る。
【0027】(作用)狩猟罠用ワイヤロープ5aの作用
を図1、図2を参照して説明する。狩猟罠用ワイヤロー
プ5aの心綱54は、アラミド繊維であるケブラーでつ
くられており、極めて優れた強靱性と引っ張り強度を備
えている。また、ケブラーは、鋼製の素線531を撚り
合わせてつくられた狩猟罠用ワイヤロープ5aの金属部
分よりも柔軟性に優れている。
【0028】従って、狩猟罠用ワイヤロープ5aに強烈
な引っ張り力がかかったり捩れたりしても、心綱54は
追随して柔軟に変形し、金属部分のようなダメージは受
けない。すなわち、狩猟罠用ワイヤロープ5aのストラ
ンド530の金属部分が金属疲労やキンクを起こして切
れても、心綱54は、心綱54自体の引っ張り強さ、強
靱さとも相まって、容易には切れない。
【0029】図3は本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープ
の第2の実施の形態を示す断面図である。狩猟罠用ワイ
ヤロープ5bは、各ストランド530の内部に心線53
2を内包した構造であり、他の部分の構造は上記狩猟罠
用ワイヤロープ5aと同様である。心線532は、アラ
ミド繊維であるケブラーでつくられており、ケブラーを
緩く撚った態様を有している。なお、図3において、狩
猟罠用ワイヤロープ5aと同一または同等箇所には同一
の符号を付して示している。狩猟罠用ワイヤロープ5b
は、心綱54だけでなく、各ストランド530に内包さ
れている心線532もケブラーでつくられているので、
狩猟罠用ワイヤロープ5aに比べて、引っ張り強度は更
に向上している。
【0030】図4は本発明に係る足括り罠の実施の形態
を示す斜視図、図5は図4に示す足括り罠が作動した状
態を示す説明図である。図4、図5を参照して、上記狩
猟罠用ワイヤロープ5bをワイヤロープ5として使用し
た足括り罠Wの構造を説明する。
【0031】足括り罠Wは、基アーム1と、基アーム1
に回動自在に取り付けられた跳上げアーム2と、両アー
ム1、2を拡開方向へ付勢する付勢体である二本のねじ
りコイルバネ3(3a、3b)と、罠を作動させるトリ
ガー具4と、罠作動時における両アーム1、2の拡開に
よって、狩猟獣を括って捕獲するワイヤロープ5を備え
ている。
【0032】基アーム1と跳上げアーム2はアルミニウ
ム製で、精密鋳造法であるダイキャスト法で形成されて
いる。精密鋳造の方法は、ダイキャスト法に限定される
ものではなく、ロストワックス法等、他の方法を採用す
ることもできる。基アーム1は、所定の長さを有し、基
部側は一部が上方へ傾斜して設けられている。傾斜部は
厚さ方向の片側が切欠されており、薄肉の取付部10が
形成されている。取付部10を形成する停止段部100
は、拡開停止手段を構成し、傾斜して直線的に形成され
ている。基アーム1の先端部には、縦方向に掛合溝(図
示省略)が設けてある。基アーム1の先端部には、掛止
ピン12(図5参照)が掛合溝を通って横方向に取り付
けてある。
【0033】基アーム1のうち掛止ピン12よりやや後
方には、ピン孔(図示省略)が横方向に貫通して設けて
ある。ピン孔には、固定手段である杭管6が軸ピン63
を介して取り付けてある。杭管6は、円筒形の管体60
と、管体60の上部の両側二箇所に設けてある軸受部6
1と、管体60の上部後部側に直角に設けてあるアーム
受部62とを備えた構造である。管体60の下部には、
杭64が差し込まれて固定される。
【0034】基アーム1のうち杭管6のやや後方には、
「コ」状の滑車受具14が開放側を上方へ向けて取り付
けてある。滑車受具14にはピン孔(図示省略)が設け
てあり、滑車受具14の内側には、ピン孔に挿着した軸
ピン141を介して滑車15が取り付けてある。なお、
軸ピン141の取り付けは、一端側をゴム環(図示省
略)で止めて簡易に固定されており、罠作動後には狩猟
獣が暴れる衝撃で外れ、滑車15も外れるようになって
いる。
【0035】基アーム1のほぼ中間部には、後述するね
じりコイルバネ3(3a、3b)の一方の掛合線材32
の端部を固定するためのバネ固定部16が両側へ張出し
て設けてある。バネ固定部16の両側には、掛合線材3
2の端部を差し込む挿着孔160が基アーム1の軸線方
向と平行に設けてある。また、バネ固定部16の上面側
には、各挿着孔160まで貫通したネジ孔(図示省略)
が、それぞれ前後二箇所に設けてある。
【0036】基アーム1のうち、バネ固定部16の前部
側上面部には、安全装置を構成する「コ」状のアーム止
具17が開放側を上方へ向けて取り付けてある。アーム
止具17の上部には、ピン孔170が設けてある。ピン
孔170には、後述する跳上げアーム2の跳ね上がりを
止める際に、セット後、ストッパーネジ171が挿通さ
れ、先端部がナット172で止められる。なお、符号1
73は、ストッパーネジ171を紐等でつないでおく際
に使用される紐通し穴である。
【0037】基アーム1基部の取付部10には、軸ピン
101を介して跳上げアーム2の基部が回動自在に軸着
されている。跳上げアーム2の基部は、基アーム1の基
部と同様に傾斜させてあり、厚さ方向の片側が切欠され
て、薄肉の取付部20が設けられている構造である。取
付部20の先端面200は、傾斜して直線的に設けられ
ており、基アーム1の停止段部100と当接することに
よって、両アーム1、2を約100°の開き角で停止さ
せるようにしてある。
【0038】跳上げアーム2の長さは、基アーム1の長
さとほぼ同じに設定されている。跳上げアーム2の先端
部分には、先部掛止具21が取り付けられている。先部
掛止具21は「コ」状に形成されており、開放側を先方
へ向けて取り付けられている。先部掛止具21の先端部
両側には、後述するトリガー具4に掛止する掛止部21
0が突出して設けられている。また、先部掛止具21に
は、外形がほぼ半円形のガード部211が先方へ突出し
て設けられている。ガード部211には、ピン孔212
が設けてある。
【0039】先部掛止具21の内側には、ピン孔212
に挿着した軸ピン213を介して滑車22が取り付けて
ある。ガード部211は、滑車22の外周部より径大に
形成されており、滑車22をガードして破損を防止でき
るようにしている。なお、軸ピン213の取り付けは、
軸ピン141と同様に、一端側をゴム環(図示省略)で
止めて簡易に固定されており、罠作動後には狩猟獣が暴
れる衝撃で外れ、滑車22も外れるようになっている。
跳上げアーム2の中間部には、上下方向へ貫通した通孔
23が設けてある。通孔23には、罠セット時に番線2
4が挿通して巻き付けられ、番線24によってワイヤロ
ープ5を簡易的に固定する。
【0040】基アーム1と跳上げアーム2の回動中心部
の両側には、ねじりコイルバネ3(3a、3b)が取り
付けられている。ねじりコイルバネ3a、3bは、ほぼ
対称型に形成されている。ねじりコイルバネ3a、3b
は、それぞれ三重に巻かれたコイルバネ部30と、常態
において約120°の開き角に設定された掛合線材3
1、32が延出されて設けられている。掛合線材31
は、コイルバネ部30の外側から延出され、掛合線材3
2はコイルバネ30の内側から延出されている。
【0041】基アーム1に固定される側の掛合線材31
は、中間部が外側から内側へ斜めに折曲されており、先
端部分は挿着孔160に挿入され、ネジ孔に螺合された
ネジ162によって締付固定されている。なお、掛合線
材31の先端部分に、ネジ162の先端部が掛止される
掛止凹部を設けて、固定をより確実にすることもでき
る。
【0042】跳上げアーム2に掛合される側の掛合線材
32の先端部は、フック状に形成された掛合部33が設
けてある。掛合部33は、跳上げアーム2に沿って移動
できるようにして掛合してある。なお、ねじりコイルバ
ネ3bの掛合線材32の長さは、ねじりコイルバネ3a
の掛合線材32の長さよりやや短く形成されており、そ
れぞれの掛合部33の掛合位置をずらしてある。
【0043】罠セット時には、基アーム1と跳上げアー
ム2の先端部には、トリガー具4が掛止される。トリガ
ー具4は、踏板7を載置する山形鋼状の受部材40を備
えており、受部材40の垂直部の両端部には、上部側が
後方へやや湾曲した引掛爪41が立設されている。受部
材40の中央後部には、細板状の横掛止片42が後方へ
向けて設けてある。掛止片の後部下面側には、縦掛止片
43が設けてある。縦掛止片43の下部には、基アーム
1先端部にある掛止ピン12に下側から掛止される掛止
凹部44が設けられている。また、縦掛止片43の上部
固着部は、横掛止片42の後端部から前方へややずらし
てあり、横掛止片42の後端部は、跳上げアーム2先端
部にある先部掛止具21の掛止部210と掛止される。
【0044】狩猟獣を捕獲するワイヤロープ5は、上記
したように本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープ5b(第
2の実施の形態のものであるが、第1の実施の形態の狩
猟罠用ワイヤロープ5aを採用することもできる)を採
用している。ワイヤロープ5の先端部には、ループ状の
捕獲部50が形成されている。捕獲部50は、絞り金具
51にワイヤロープ5の先端を止着し、ワイヤロープ5
をループ状にして絞り金具51に通して形成されてい
る。捕獲部50は、絞り金具51を固定し、ワイヤロー
プ5を後部へ引くことによって絞られる。そして、ワイ
ヤロープ5は、跳上げアーム2の滑車22の内部隙間に
挿通され、次に、基アーム1の滑車15の内部隙間に挿
通され、更に、跳上げアーム2の番線24で簡易的に固
定され、後方へ延長されている。なお、符号52は猿環
で、ワイヤロープ5のねじれによる切断、破損等を防止
するものである。
【0045】(作 用)図1ないし図5を参照して本発
明に係る足括り罠Wの作用を説明する。足括り罠Wは、
仕掛用穴8の底部に杭64を突き入れて固定される。次
に、基アーム1と跳上げアーム2をねじりコイルバネ3
(3a、3b)の付勢力に抗して縮閉し、トリガー具4
によって基アーム1と跳上げアーム2を罠セット状態と
する。なお、必要に応じて、アーム止具17にストッパ
ーネジ171を挿通し、ナット172で止めておき、跳
上げアーム2が跳ね上がらないようにして、万一の場合
の安全を図るようにする。
【0046】そして、踏板7を仕掛穴8の縁部とトリガ
ー具4の受部材40との間に掛け渡し、ワイヤロープ5
の捕獲部50を所定の大きさに拡げ、トリガー具4の引
掛爪41に引っ掛けて形状を整え、踏板7をほぼ囲む
(罠本体から離れた側の一部は上部に掛かっている)よ
うにする。最後に、足括り罠Wをカムフラージュするた
めに、落ち葉や草を載せるようにする。なお、ワイヤロ
ープ5の基端部は、立ち木(図示省略)に括り付けられ
る。
【0047】狩猟獣Eが踏板7を踏むと、トリガー具4
が両アーム1、2の先端部から外れ、両アーム1、2は
ねじりコイルバネ3(3a、3b)によって瞬間的に拡
がる。すなわち、跳上げアーム2は先部側が上方へ跳ね
上がり、基アーム1も杭管6を中心にして後部側が跳ね
上がる。また、ワイヤロープ5の後部側は、番線24で
跳上げアーム2に緩く簡易的に固定されているので、跳
上げアーム2が跳ね上がるときに、絞り金具51が先部
掛止具21に衝突し、捕獲部50は強く引き絞られ、狩
猟獣Eの足が括られる。
【0048】その後は、狩猟獣Eが暴れるので、番線2
4が切れ、各滑車15、22が上記した構造により外れ
るので、ワイヤロープ5から両アーム1、2も外れ、ワ
イヤロープ5だけが狩猟獣Eを立ち木に繋いだ状態で残
る。両アーム1、2がワイヤロープ5から外れることに
より、狩猟獣Eが暴れることによる両アーム1、2やね
じりコイルバネ3(3a、3b)の破損を最小限に抑え
ることができる。
【0049】また、上記したように、ワイヤロープ5
は、アラミド繊維であるケブラーでつくられた心綱54
をワイヤロープ本体53内に内包してるので、狩猟獣E
が暴れてワイヤロープ5に強烈な引っ張り力がかかった
り捩れたりしてワイヤロープ5の金属部分が金属疲労や
キンクを起こして切れたとしても、心綱54は十分に引
っ張り力に耐え得るので、ワイヤロープ5としては容易
には切れない。従って、ワイヤロープ5が切れることに
より、一旦罠にかかった狩猟獣が逃げてしまったり、あ
るいは、狩猟者など近くにいる人が、逃げた狩猟獣に襲
われて生命に関わるような怪我をすることなどを防止す
ることができ、安全性が高い。
【0050】なお、足括り罠Wは、両アーム1、2が軽
量なアルミニウムで形成され、しかも、罠作動後は両ア
ーム1、2が鈍角状に拡げられて固定されるので、罠に
狩猟獣がかかったとき、狩猟獣があばれることによるワ
イヤロープ5の動きに追従して動きやすく、罠が追従し
にくい場合のようにワイヤロープ5がねじれて切れてし
まうことを防止できる。従って、例えば、各滑車15、
22の軸を固定して、罠作動時に両アーム1、2がワイ
ヤロープ5から外れない構造にしておくことも可能とな
り、その場合は、ワイヤロープ5につながったままとな
るので、狩猟獣捕獲後に罠を探す手間を省くことができ
る。
【0051】両アーム1、2を拡開するねじりコイルバ
ネ3(3a、3b)は、跳上げアーム2側の掛合部33
が、跳上げアーム2に沿って移動できるようにして掛合
してあるので、固定されている場合と相違して、ねじり
コイルバネ3(3a、3b)の拡縮変形に伴い掛合線材
32が短くなったり長くなったりすることによる変位
は、掛合部33と両アーム1、2の相対的な移動により
相殺されるので、掛合線材31、32に無用な湾曲変形
を生じることは実質的に防止でき、ねじりコイルバネ3
(3a、3b)の拡縮はスムーズに行われる。
【0052】従って、罠作動時において両アーム1、2
の十分な拡開速度が得られ、捕獲のタイミングを外しに
くく、捕獲率が高くなる。また、両アーム1、2を十分
に拡開することが可能になり、両アーム1、2を短くし
ても捕獲に必要な跳上げアーム2の移動幅を得ることが
可能になり、罠をコンパクトにすることができる。な
お、構造的に、両アーム1、2の十分な拡開速度が得ら
れるので、ワイヤロープ5の径を多少大きくしても支障
はない。従って、使用するワイヤロープ5の径を太くし
て、耐久性を向上させることが可能になる。また、ねじ
りコイルバネ3(3a、3b)は、引張コイルバネと比
較してバネ材料の線材が短くてすみ、バネカバーも不要
であるので、罠を軽量につくることができる。更に、両
アーム1、2のセットもスムーズに行うことができ、掛
合線材31、32に無用の変形も生じにくく、固定され
た側の掛合線材31に軸線方向の負荷がかからないの
で、罠セット時において固定が緩んでしまうことを防止
できる。
【0053】ねじりコイルバネ3(3a、3b)は、両
アーム1、2から取り外すことができ、取り付けも簡単
にできる。これにより、捕獲対象獣によって罠の作動強
さを調整することができる。すなわち、二本のねじりコ
イルバネ3a、3bのうち一本を外して一本だけにした
り、一本をより強いまたはより弱いバネに取り替えるこ
とによって、細かな作動強さの調整が可能である。
【0054】ねじりコイルバネ3(3a、3b)の掛合
線材32の掛合部33と掛合線材31の固定部は、両ア
ーム1、2の中間部近傍に位置させてあるので、罠作動
時に両アーム1、2が拡開するときには、ねじりコイル
バネ3(3a、3b)の付勢力は両アーム1、2の中間
部近傍に作用する。従って、この付勢力の作用部分と、
罠作動時にワイヤロープ5によって狩猟獣Eによる負荷
がかかる跳上げアーム2の先端部との距離は比較的短く
なるので、跳上げアーム2に大きな負荷がかかっても、
跳上げアーム2が変形しにくい。また、力のモーメント
が大きくなるので、跳上げアーム2の跳上げ力が強くな
り、捕獲率も向上する。
【0055】足括り罠Wでは、両アーム1、2が拡開し
たときに、両アーム1、2の基部に設けてある停止段部
100と先端面200が当ることによって、両アーム
1、2は約100°の開き角で停止する。これにより、
トリガー具4を外した状態、すなわち罠をセットする前
の状態において、両アーム1、2の角度が固定されるの
で、運搬その他の取り扱い時において作業がしやすい。
また、罠作動時あるいは罠作動後においても、外力によ
る両アーム1、2の過剰な回動が起こりにくいので、回
動中心部の変形等の罠の破損を防止することができる。
なお、両アーム1、2は、ダイキャスト法により形成さ
れているので、各部の寸法精度が高くなり、回動中心部
やセット時の掛合部等の、寸法のばらつきによる不具合
を防止することができるので、作動が正確である。
【0056】なお、本明細書で使用している用語と表現
は、あくまで説明上のものであって限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示されている実施の形態に
限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種
々の変形が可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープは、ワイヤロ
ープの心材(心綱、心線)が高強度・高弾性率繊維でつ
くられており、極めて優れた強靱性と引っ張り強度を備
えている。また、高強度・高弾性率繊維は、鋼製の素線
を撚り合わせてつくられたワイヤロープの金属部分より
も柔軟性に優れている。従って、ワイヤロープを狩猟罠
に使用し、罠に狩猟獣がかかって大暴れした場合におい
て、ワイヤロープに強烈な引っ張り力がかかったり捩れ
たりしても、高強度・高弾性率繊維である心材(心綱、
心線)は金属部分のようなダメージは受けない。すなわ
ち、ワイヤロープの金属部分が金属疲労やキンクを起こ
して切れても、高強度・高弾性率繊維である心材(心
綱、心線)は、心材自体の引っ張り強さ、強靱さとも相
まって、容易には切れないので、一旦罠にかかった狩猟
獣がワイヤロープを切って逃げてしまったり、あるい
は、狩猟者など近くにいる人が、逃げた狩猟獣に襲われ
て生命に関わるような怪我をすることなどを防止するこ
とができ、安全性が高い。
【0058】(b)本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープ
は、同じ引っ張り強度を有する場合では、従来の普通の
ワイヤロープよりもワイヤロープの径を小さくすること
が可能になる。ワイヤロープの径が小さくなれば柔軟に
なるので、狩猟罠用のワイヤロープとして使用したと
き、罠作動時にアームが跳ね上がるときの抵抗(負担)
が小さくなり、括ったときにもワイヤロープが狩猟獣の
足に密着しやすくなる。従って、括るタイミングがずれ
ることもなく、ワイヤロープも緩まないので、捕獲率が
向上する。また、通常は5m以上にもなるワイヤロープ
が細い分、罠を小型軽量化できるので、持ち運びがしや
すい。更には、ワイヤロープに取り付けられる絞り金具
も小さくすることができるので、中型獣用の罠で小型獣
を括って捕獲することも可能になり、目的獣が違っても
狩猟罠を兼用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープの第1の実
施の形態を示す説明図、
【図2】図1に示す狩猟罠用ワイヤロープの断面図。
【図3】本発明に係る狩猟罠用ワイヤロープの第2の実
施の形態を示す断面図。
【図4】本発明に係る足括り罠の実施の形態を示す斜視
図。
【図5】図4に示す足括り罠が作動した状態を示す説明
図。
【符号の説明】
5a、5b 狩猟罠用ワイヤロープ 53 ワイヤロープ本体 530 ストランド 531 素線 532 心線 54 心綱 540 ケブラー繊維 541 外皮 W 動物用罠 1 基アーム 10 取付部 100 停止段部 101 軸ピン 12 掛止ピン 14 滑車受具 141 軸ピン 15 滑車 16 バネ固定部 160 挿着孔 162 ネジ 17 アーム止具 170 ピン孔 171 ストッパーネジ 172 ナット 173 紐通し穴 2 跳上げアーム 20 取付部 200 先端面 21 先部掛止具 210 掛止部 211 ガード部 212 ピン孔 213 軸ピン 22 滑車 23 通孔 24 番線 3(3a、3b) ねじりコイルバネ 30 コイルバネ部 31、32 掛合線材 33 掛合部 4 トリガー具 40 受部材 41 引掛爪 42 横掛止片 43 縦掛止片 44 掛止凹部 45 引掛爪 46 締め付けネジ 5 ワイヤロープ 50 捕獲部 51 絞り金具 52 猿環 6 杭管 60 管体 61 軸受部 62 アーム受部 63 軸ピン 64 杭 7 踏板 8 仕掛用穴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心材を内包しており、当該心材は高強度
    ・高弾性率繊維でつくられていることを特徴とする、 狩猟罠用ワイヤロープ。
  2. 【請求項2】 心綱(54)を有する狩猟罠用ワイヤロープ
    であって、 心綱(54)が高強度・高弾性率繊維でつくられていること
    を特徴とする、狩猟罠用ワイヤロープ。
  3. 【請求項3】 狩猟罠用ワイヤロープが所要数のストラ
    ンド(530)を撚り合わせたストランドロープであること
    を特徴とする、 請求項1または2記載の狩猟罠用ワイヤロープ。
  4. 【請求項4】 ストランド(530)の心線(532)が高強度・
    高弾性率繊維でつくられていることを特徴とする、 請求項3記載の狩猟罠用ワイヤロープ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の狩猟罠
    用ワイヤロープが使用されていることを特徴とする、 狩猟罠。
  6. 【請求項6】 狩猟罠が足括り方式の罠であることを特
    徴とする、 請求項5記載の狩猟罠。
  7. 【請求項7】 基アーム(1)と、基アーム(1)に跳ね上げ
    可能に設けられた跳上げアーム(2)と、罠作動時におけ
    る上記両アーム(1)(2)の拡開によって、狩猟獣を括って
    捕獲するワイヤロープ(5)とを備えており、 上記ワイヤロープ(5)には、第1、第2、第3または第
    4の発明に係る狩猟罠用ワイヤロープが使用されている
    ことを特徴とする、 狩猟罠。
  8. 【請求項8】 狩猟罠であって、 基アーム(1)と、当該基アーム(1)に回動自在に取り付け
    られた跳上げアーム(2)と、 上記両アーム(1)(2)に掛合させる掛合部を有し、上記基
    アーム(1)と上記跳上げアーム(2)を拡開方向へ付勢する
    付勢体と、 上記基アーム(1)と上記跳上げアーム(2)を罠セット状態
    とし、当該罠セット状態を解除して罠を作動させるトリ
    ガー手段と、 罠作動時における上記両アーム(1)(2)の拡開によって、
    狩猟獣を括って捕獲するワイヤロープ(5)と、 を備えており、 上記ワイヤロープ(5)には、第1、第2、第3または第
    4の発明に係る狩猟罠用ワイヤロープが使用されている
    ことを特徴とする、狩猟罠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102220712A (zh) * 2011-07-04 2011-10-19 江苏法尔胜技术开发中心有限公司 一种含复合材料的钢丝绳

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