JP2002151126A - 車両用燃料電池システム - Google Patents

車両用燃料電池システム

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JP2002151126A
JP2002151126A JP2000346576A JP2000346576A JP2002151126A JP 2002151126 A JP2002151126 A JP 2002151126A JP 2000346576 A JP2000346576 A JP 2000346576A JP 2000346576 A JP2000346576 A JP 2000346576A JP 2002151126 A JP2002151126 A JP 2002151126A
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hydrogen gas
hydrogen
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fuel cell
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JP2000346576A
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English (en)
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Hiroyuki Kanesaka
浩行 金坂
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力変動が生じる過渡運転を含む走行中に、
水素ガスの漏れ検出を行う。 【解決手段】 水素タンク1の圧力を検出する圧力セン
サ11と、この圧力に基づいて水素タンク1の水素ガス
の使用量を検出しておく一方、車両の位置及び道路情報
を検出するとともに、過去の一定期間の走行履歴をデー
タ記憶部42へ記憶し、この走行履歴に対応して水素ガ
スの使用量を記憶するナビゲーションシステム4を備え
て、過去の走行履歴に対応する水素ガスの使用量から、
現在の走行状態及び道路情報における水素ガスの使用量
を推定して、検出した現在の水素ガスの使用量と、推定
した水素ガスの使用量に基づいて、燃料電池システムか
らの水素ガスの漏れを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用燃料電池シ
ステムの改良に関し、特に、燃料電池システムの水素漏
れの検知に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用燃料電池システムにおいて
は、水素ガスの漏れによって必要な電力が得られなくな
ったり、この漏れによって航続可能距離が減少してしま
うため、水素ガスの漏れを検知するものが知られてお
り、例えば、特開平5−205762号公報に開示され
ているように、スタックのセルの積層面に面圧を加え
て、ガス漏れ特性を評価する方法や、特開平9−273
36号公報に開示されているように、燃料電池スタック
のセルの燃料極、酸化剤極側にガスを流し、そのガス量
に対する発生電圧の値の大小よりガス漏れを評価するも
の等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来例(特開平5−205762号公報)において
は、スタックのセルの積層面に面圧を加えて、ガス漏れ
特性を評価するため、燃料電池システムを実際に運転し
ている状況下でガス漏れの検知を行うことができないた
め、走行中の車両に適用するのが難しいと言う問題があ
る。
【0004】また、上記後者の従来例(特開平9−27
336号公報)においては、燃料電池スタックのセルの
燃料極、酸化剤極側にガスを流し、そのガス量に対する
発生電圧の値の大小よりガス漏れを評価するため、発生
電圧が一定である定常状態における運転条件では、運転
中でも水素ガス漏れの検出を行えるが、出力電圧が変動
するような過渡的な運転条件では、出力電圧の変動が運
転条件の変動によるものか、あるいは水素ガス漏れによ
る出力変動なのかを正確に判断することができないとい
う問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、出力変動が生じる過渡運転を含む運転
条件での稼働中に、水素ガス漏れ検知を行うことを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、水素ガス
を蓄積する水素蓄積手段と、車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段と、車両の走行状態に基づいて、水素
ガスを燃料電池へ供給する制御手段とを備えた車両用燃
料電池システムにおいて、前記水素蓄積手段の圧力を検
出する圧力検出手段と、この圧力に基づいて前記水素蓄
積手段の水素ガスの使用量または残量を検出する残量検
出手段と、車両の位置及び道路情報を検出するととも
に、過去の一定期間の走行履歴を記憶し、この走行履歴
に対応して前記水素ガスの使用量または残量を記憶する
ナビゲーションシステムと、前記過去の走行履歴に対応
する水素ガスの使用量または残量から、現在の走行状態
及び道路情報における水素ガスの使用量または残量を推
定する水素量推定手段と、前記残量検出手段が検出した
現在の水素ガスの使用量または残量と、前記推定した水
素ガスの使用量または残量に基づいて、水素ガスの漏れ
を検出するガス漏れ検出手段とを備える。
【0007】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記水素量推定手段は、前記検出した現在の走行
状態及び道路情報に対応する走行履歴から水素の使用量
を推定するとともに、前記ガス漏れ検出手段は、この水
素ガス使用量の推定値と、前記残量検出手段が検出した
現在の水素ガス使用量との差が、予め設定した許容値を
超えたときに水素ガスの漏れを検出する。
【0008】また、第3の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記ガス漏れ検出手段は、車両の始動
時には、前回の停止時から今回の始動時までの時間に応
じて自然減少する水素ガス量を推定する手段を備え、前
記ナビゲーションシステムが前回の停止時に記憶した水
素ガスの残量と、前記残量検出手段が始動直後に検出し
た実際の水素ガスの残量とから、水素ガスの漏れを検出
する。
【0009】また、第4の発明は、前記第1ないし第3
の発明のいずれかひとつにおいて、前記ガス漏れ検出手
段は、水素ガスの漏れを検出したときには、警報を発す
る警報手段を備える。
【0010】また、第5の発明は、前記第1または第3
の発明のいずれかひとつにおいて、前記制御手段は、水
素蓄積手段と燃料電池との間に弁を備え、前記ガス漏れ
検出手段は、水素ガスの漏れを検出したときに前記弁を
閉弁させる。
【0011】また、第6の発明は、前記第1ないし第3
の発明のいずれかひとつにおいて、前記ガス漏れ検出手
段は、水素ガスの漏れを検出したときには、再度水素ガ
スの漏れを検出する。
【0012】また、第7の発明は、前記第4の発明にお
いて、前記警報手段が、ナビゲーションシステムの表示
手段である。
【0013】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、ナビゲーシ
ョンシステムは、車両の位置及び道路情報を検出すると
ともに、過去の一定期間の走行履歴(走行状態や道路情
報)を記憶し、さらに、走行履歴に対応した水素ガスの
使用量または残量を記憶している。そして、これら過去
の走行履歴に対応する水素ガスの使用量または残量に基
づいて、現在の走行状態及び道路情報における水素ガス
の使用量または残量を推定し、この推定した水素ガスの
使用量または残量と、実際に検出した現在の水素ガスの
使用量または残量とを比較することで、車両の走行中で
あっても、水素ガスの漏れを検出可能となり、特に、ナ
ビゲーションシステムに記憶された過去の走行履歴デー
タの水素ガス使用量(または残量)を用いることで、前
記従来例のように特別な検出手段を用いることなく、出
力変動が生じる過渡運転を含む運転中でも、配管の疲労
による亀裂などからの微小な漏れであっても正確に検出
することが可能となるのである。
【0014】また、第2の発明は、水素ガス使用量の推
定値と、実際に検出した現在の水素ガス使用量との差
が、予め設定した許容値を超えたときに、水素ガス漏れ
の検出をするようにしたため、検出手段の誤差を加味し
て誤判定を防ぎ、水素ガス漏れ検出の信頼性を向上させ
ることができる。
【0015】また、第3の発明は、水素ガス漏れの検出
は、車両の始動時では、ナビゲーションシステムが前回
の停止時に記憶した前回の水素ガスの残量と、前回の停
止時から今回の始動時までの時間に応じて自然減少する
水素ガス量を推定し、前回の水素ガス残量と自然減少分
と、始動後に検出した実際の水素ガスの残量とを比較す
ることで、停車期間中の水素ガスの漏れを高精度で検出
することができる。
【0016】また、第4の発明は、水素ガスの漏れを検
出したときには、警報を発することで、運転者は燃料電
池システムからの水素ガスの漏れを的確に知ることがで
きる。
【0017】また、第5の発明は、水素ガスの漏れを検
出したときに、水素蓄積手段と燃料電池との間に設けた
弁を閉弁することで、燃料電池システムを停止させるこ
とができる。
【0018】また、第6の発明は、水素ガスの漏れを検
出したときには、再度水素ガスの漏れを検出すること
で、検出誤差や演算誤差による誤判定を防いで、水素ガ
ス漏れ検出の信頼性を向上させることが可能となる。
【0019】また、第7の発明は、水素ガスの漏れを検
出したときには、ナビゲーションシステムの表示手段に
警報が表示されるため、走行中の運転者へ動揺を与える
ことなく速やかに水素ガス漏れの発生を知らせることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、ナビゲーションシステム4を用い
て水素ガス(以下、水素ガス)の漏れを検知する車両用
の燃料電池システムの構成図である。
【0022】まず、燃料電池システムは、水素タンク1
(水素蓄積手段)から制御弁6を介して加湿器2へ水素
ガスを供給し、さらに加湿器2からは制御弁7を介して
燃料電池スタック3へ水素ガスが供給されて、燃料電池
スタック3が発電した電力によって図示しないモータを
駆動して車両の走行を行う。
【0023】燃料電池スタック3への水素ガスの供給
は、コントロールユニット5が検出した運転条件に応じ
て制御弁6、7を制御することで、燃料電池スタック3
への水素ガスの供給量を調整する。
【0024】このため、コントロールユニット5は、車
両の走行状態として、車速センサ8から車速VSPを検
出するとともに、ナビゲーションシステム4から道路情
報(例えば、道路勾配など)を検出し、この車両の走行
状態及び道路情報と、燃料電池スタック3の運転条件に
基づいて、最適な水素ガスの供給量を決定し、制御弁
6、7を制御して水素ガスの流量を調整する。
【0025】このため、水素タンクに1は、水素ガスの
圧力P1を検出する圧力センサ11と、水素濃度センサ
12が配設され、これらの検出信号がコントロールユニ
ット5へ送られる。また、加湿器2には、水素濃度セン
サ13が、燃料電池スタック3の上流または入口などに
は流量センサ14が、それぞれ配設されて供給される水
素ガスの流量Q1を検出して、コントロールユニット5
へ送出する。さらに、水素タンク1と燃料電池スタック
3には、水素の濃度を検出する水素濃度センサ12、1
5が配設され、これらの検出値がコントロールユニット
5へ入力される。
【0026】コントロールユニット5は、これらセンサ
の検出値に基づいて燃料電池システムの運転条件を判定
するとともに、以下に述べるナビゲーションシステム4
からの走行状態と、水素ガスに関する過去のデータに基
づいて、水素ガスの漏れを検出する。
【0027】一方、ナビゲーションシステム4は、CP
U、RAM、ROMなどから構成されたナビゲーション
処理部40を主体にして、車両の走行位置や進行方向な
どの位置情報を検出するため、GPSレシーバ、方位セ
ンサ、地磁気センサなどで構成されたセンサ部41と、
地図データや地形データなどを格納したデータ記憶部4
2とを備えて、ナビゲーション処理部40は、センサ部
41が検出した位置情報と、データ記憶部42の地図、
地形データから現在位置や道路の状態(道路情報)また
は環境を演算し、進路や走行状態を表示部43(表示手
段)に出力する。なお、操作部44は目的地の設定など
に用いられる。
【0028】さらに、上記地図データ及び地形データに
加えて、データ記憶部42には、過去の走行状態と、走
行状態に応じた運転条件及び水素ガスの使用量を一定期
間(メモリの容量に応じて決定される期間)にわたって
記憶した走行履歴データと、直前の停車時の水素ガスの
残量を格納した水素量データが、読み書き可能に蓄積さ
れる。このため、データ記憶部42は、これら走行履歴
データと水素量データを読み書き可能に記憶するため、
例えば、不揮発性メモリなどを備える。
【0029】燃料電池システムを制御するコントロール
ユニット5は、図示しないイグニッションキーをOFF
にした時点(走行終了時)で、水素タンク1内の水素ガ
スの残量を、圧力センサ11からの圧力P1等から求め
て、ナビゲーションシステム4のデータ記憶部42の水
素量データに格納する。
【0030】また、このとき、走行終了時の時刻も水素
ガスの残量とともに記憶しておき、次回の走行開始時に
は、前回の走行終了時の水素ガスの残量(水素量デー
タ)と、現在の水素ガスの残量と、走行終了時の時刻
と、現在の時刻から、自然減少分を超えて水素タンク1
内の水素ガスが減っている場合には、駐車中に燃料電池
システムに水素ガスの漏れが生じたことを判定する。
【0031】さらに、車両の走行中には、ナビゲーショ
ンシステム4が検出した道路情報や走行状態(または走
行パターン)に応じて、そのときの燃料電池スタック3
の運転条件、換言すれば、水素ガスの使用量(または燃
料電池スタック3の発電量)を、データ記憶部42へ走
行履歴データとして記憶させる。
【0032】そして、車両の走行中に、データ記憶部4
2内に蓄積された走行履歴データから、現在の走行状態
と一致または類似する過去の走行状態を検索し、そのと
きの水素ガスの使用量を読み込んで、現在の水素ガス使
用量を推定し、現在の推定水素ガス使用量が、過去の走
行履歴データに記憶された水素ガス使用量や基準値より
も許容値を超えて多いときには、走行中に燃料電池シス
テムに水素ガスの漏れが発生したことを検出する。
【0033】なお、データ記憶部42の走行履歴データ
に、現在の走行状態に対応する過去のデータがない場合
には、予め設定した走行状態における基準水素ガス使用
量(基準値)と、現在の走行状態における推定水素ガス
使用量を比較して、現在の推定水素ガス使用量が許容値
を超えて多い場合には、走行中に燃料電池システムに水
素ガスの漏れが発生したことを検出するのである。
【0034】次に、コントロールユニット5で行われる
水素ガスの漏れ検出制御について、図2から図4のフロ
ーチャートを参照しながら以下に詳述する。
【0035】図2は停車中(車速VSP=0Km/h)に行
われる水素ガス漏れ検出制御のメインルーチンを示し、
図3は走行中(車速VSP>0Km/h)に行われる水素ガ
ス漏れ検出制御のメインルーチンで、それぞれ所定の周
期毎に実行される。また、図4は、水素ガスの漏れを判
定するサブルーチンを示す。
【0036】まず、停車中に行われる水素ガス漏れ検出
制御は、ステップP1で、ナビゲーションシステム4の
データ記憶部42に格納された直前の停車時(前回の走
行終了時)の水素ガスの残量Hssを読み込む。
【0037】次に、ステップP2では、データ記憶部4
2から読み込んだ直前の停車時の時刻と、現在の時刻か
ら停車時間を算出し、ステップP3では、ステップP2
で読み込んだ時刻を基準にして、停車期間中に自然に減
少するであろう水素ガスの漏れ量を、自然減少分Hnd
0として推定演算する。
【0038】なお、この水素ガスの漏れ量の自然減少分
Hnd0は、上記停車時間に応じた関数またはマップな
どから演算すればよい。
【0039】ステップP4では、圧力センサ11の検出
値P1を読み込んでから、ステップP5で、現在の水素
タンク1内の水素ガスの残量Hl0を、Hl0=タンク
容量L×P1[atm]より推定する。なお、上記の式で
は、水素タンク1に設けた濃度センサ12が検出した濃
度を用いて、水素ガス残量Hl0を補正すれば、現在の
水素ガス残量Hl0をより正確に推定することができ
る。
【0040】そして、ステップP6では、上記ステップ
P1で読み込んだ、前回の走行終了時の水素ガス残量H
ss、ステップP3で推定した自然減少分Hndと、ス
テップP5で推定した現在の水素ガス残量Hl0から、
ガス漏れがない場合の残量と実際の残量(現在の水素ガ
ス残量Hl0)の差ΔH0を、次式によって求める。
【0041】ΔH0=(Hss+Hnd)−Hl0 なお、Hss+Hndがガス漏れがない場合の残量で、
現在の水素ガス残量Hl0を実際の残量として扱う。
【0042】ここで、水素ガス漏れの発生の判断は、今
回の運転直前での停止直後の水素ガス量(Hss)と停
止期間中の自然減少分の水素ガス量Hnd0を加えた量
(ガス漏れがない場合の残量)から、現在、燃料電池シ
ステムに残されている水素ガス量(Hl0)を差し引い
た差分△H0を求めて、この差分ΔH0が所定の許容値
Hsa1以下か否かで判断を行う。なお、許容値Hsa
1は、圧力センサ11の検出誤差を加味して、所定の幅
を持たせることで、誤判定を防止できる。
【0043】停止期間中に水素ガス漏れが発生していた
場合、現在、燃料電池システム(水素タンク1)に残さ
れている水素ガス量は、水素ガス漏れがない場合に対し
て減少するため、△H0の値が自然減少分よりも大きく
なり、水素ガス漏れの有無の判断が行える。
【0044】ΔH0が許容値Hsa1を超える場合に
は、ステップP11へ進んで、再度、水素ガス漏れがあ
るか否かを判断する水素ガス漏れ検出ルーチンに入り、
水素ガス漏れの有無の確認を行う。
【0045】ΔH0の値が許容値Hsa1以下であれ
ば、ステップP7で、現在の燃料電池システムでの水素
ガス量(水素タンク1の水素ガス量Hl0)を読み込
み、ステップP8で運転を停止するか否かの信号(例え
ば、イグニッションスイッチからの信号)を読み込み、
もし運転停止であればステップP9で、その時点の燃料
電池システム(水素タンク1)の水素ガス量をコントロ
ールユニット5のデータ記憶部42へ記憶させる。な
お、ステップP7では、上記ステップP4、P5と同様
にして水素ガス残量Hl0を求めればよい。
【0046】次に、走行中の水素ガス漏れ検出につい
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0047】走行中(車速VSP>0Km/h)では、ま
ず、ステップPs1で、ナビゲーションシステム4から
現在の道路情報(例えば、道路勾配)と、車速センサ8
や図示しないアクセル踏む込み量検出手段等から検出し
た走行状態の読み込みを行う。
【0048】ステップPs2では、読み込んだ道路情報
と走行状態から燃料電池スタック3の運転条件の推定を
Ps2で行う。なお、この場合の運転条件は、例えば、
定常走行、過渡走行(加速中または出力変動の生じる道
路勾配の変化時)などである。
【0049】ステップPs3では、上記ステップPs2
で読み込んだ現在の走行状態と一致または類似する走行
状態を、ナビゲーションシステム4のデータ記憶部42
に記憶されている走行履歴データから検索し、そのとき
の運転条件と水素ガス使用量の関係を読み込む。なお、
一致する走行履歴データがない場合には、予め設定した
基準値を読み込む。
【0050】ここで、基準値とは、定常走行であれば、
20Km/h、40Km/h、60Km/h、80Km/h、100Km/h
などで、また、過渡走行の加速中では、0→20Km/h、
20→40Km/h、40→60Km/hなどのデータであり、
これらの基準値には、それぞれ基準となる水素ガス使用
量が、実験などによって求めたマップなどから設定され
ている。
【0051】次に、ステップPs4では、読み込んだ運
転条件と、対応する水素ガス使用量との関係と、上記ス
テップPs2で読み込んだ現在の道路情報及び走行状態
とから、現在の道路情報及び走行状態での推定使用水素
ガス量Hduの演算を行う。なお、この演算は、例え
ば、類似または一致する道路情報及び走行状態または基
準値と、現在の走行状態などの関係から、走行履歴デー
タの水素ガス使用量または基準値を、内挿補間や外挿補
間することなどで演算する。
【0052】次に、ステップPs5では、圧力センサ1
1の検出値P1を読み込んでから、ステップPs6で、
実際の(現在の)水素ガス使用量Hruを推定する。
【0053】実際の水素ガス使用量Hruの推定は、例
えば、所定の周期毎に、水素タンク1内の水素ガスの残
量の変化を演算することで求めることができ、 Hru=タンク容量L×(P1n-1−P1) などから推定する。なお、上記の式において、P1n-1
は、前回の周期で検出した圧力で、圧力P1が現在の圧
力を示す。
【0054】さらに、上記の式では、水素タンク1に設
けた濃度センサ12が検出値した濃度を用いて、水素ガ
ス使用量を補正すれば、実際の水素ガス使用量Hruを
より正確に推定することができる。
【0055】あるいは、実際の水素ガス使用量Hru
を、燃料電池スタック3の上流などに設けた流量センサ
14の検出値から求めてもよく、このとき、加湿器13
に配設した濃度センサ13あるいは燃料電池スタック3
の上流に設けた濃度センサ15の検出値(水素ガス濃
度)で、水素ガス使用量を補正すれば、水素ガス使用量
Hruの推定をさらに高精度で行うことが可能となる。
【0056】次に、ステップPs7では、圧力センサ1
1等の検出値から演算した実際の水素ガス使用量Hru
と、過去の走行履歴データから推定した水素ガス使用量
Hduの差分△Hr0の演算を、 ΔHr0=Hru−Hdu のように行う。
【0057】ステップPs8では、この差分ΔHr0
が、所定の許容値Hsau以下であるかどうかを判断し
て、水素ガスの漏れの有無の判断を行う。
【0058】走行中に水素ガス漏れが発生していると、
実際の圧力センサ11、流量センサ14、濃度センサ1
2、13、15の出力から演算した水素ガス使用量Hr
uは大きくなり、これに伴って、上記差分△Hr0の値
も大きくなって、予め設定した許容値Hsauを超える
ことから水素ガス漏れの有無の判断が行える。
【0059】すなわち、△Hr0が所定の許容値Hr0
を超える場合にはステップPs11の水素ガス漏れ検出
に進んで、再度、水素ガス漏れがあるかないかを判断す
る。
【0060】一方、ステップPs8で、△Hr0の値が
許容値Hsau以下であれば、ステップPs9で、現在
の燃料電池システムの水素ガス量、換言すれば、水素タ
ンク1の水素ガス残量Hl0を上記図2のステップP4
4、P5と同様に演算し、ステップPs10では、この
現在の水素ガス残量Hl0と道路情報及び走行状態など
をナビゲーションシステム4のデータ記憶部42へ、走
行履歴データとして記憶させる。
【0061】図4、図5は、上記図2ステップP10ま
たは図3のステップPs11で行われる水素ガス漏れ検
出のサブルーチンを示す。
【0062】図2の停止期間中または、図3の走行期間
中のいずれかで、差分ΔH0、ΔHr0が許容値を超え
るときには、この図4、図5のサブルーチンにて、再
度、ガス漏れ検出を行う。
【0063】まず、ステップPa1で、車速VSPが0
Km/hを超える走行中か否かの判断を行い、走行中であれ
ば図4のステップPa2以降へ進み、停車中であれば、
図5のステップPa10へ進む。
【0064】走行中と判定されたステップPa2、Pa
3では、上記図3のステップPs1からPs4までと同
様に、読み込んだ運転条件と、対応する水素ガス使用量
との関係と、現在の運転条件とから、現在の運転条件で
の推定使用水素ガス量Hduの演算を行う。
【0065】次に、ステップPa4〜Pa6では、上記
図3のステップPs5〜Ps7と同様に、圧力センサ1
1の検出値P1を読み込んでから、ステップPa5で、
実際の(現在の)水素ガス使用量Hruを推定し、ステ
ップPa6では、圧力センサ11等の検出値から演算し
た実際の水素ガス使用量Hruと、過去の走行履歴デー
タから推定した水素ガス使用量Hduの差分△Hr0を
演算する。
【0066】そして、ステップPa8では、この差分Δ
Hr0が、所定の許容値Hsau以下であるかどうかを
判断して、水素ガスの漏れの有無の判断を行う。
【0067】差分△Hr0が所定の許容値Hr0を超え
る場合には、水素ガスのガス漏れがあることを確認して
ステップPa8に進み、図1に示した制御弁6、7を閉
弁して燃料電池システムを停止させるとともに、ステッ
プPa9でナビゲーションシステム4の表示部43へ水
素ガスの漏れが検出された警報を表示する。ナビゲーシ
ョンシステムの表示部43に警報を表示することで、走
行中の運転者へ動揺を与えることなく速やかに水素ガス
漏れの発生を知らせることができる。なお、警報は、表
示に限らず音声や振動などによって行ってもよい。
【0068】一方、上記ステップPa1で停車中と判定
された場合には、図5のステップPa10へ進み、上記
図2のステップP1〜P3と同様に、停車期間中に自然
に減少するであろう水素ガスの漏れ量を、自然減少分H
nd0として推定演算する。
【0069】そして、ステップPa11、12では、上
記ステップP4、P5と同様に、圧力センサ11の検出
値P1を読み込んで、現在の水素タンク1内の水素ガス
の残量Hl0を演算する。
【0070】次に、ステップPa13では、上記ステッ
プP6と同様に、前回の走行終了時の水素ガス残量Hs
s、推定した自然減少分Hndと、現在の水素ガス残量
Hl0から、ガス漏れがない場合の残量と実際の残量の
差ΔH0を求め、この差分ΔH0が所定の許容値Hsa
1以下であれば、ガス漏れはないと判定してサブルーチ
ンを終了する一方、差分ΔH0が許容値Hsa1を超え
る場合には、水素ガスの漏れがあると判定してステップ
Pa14に進み、図1に示した制御弁6、7を閉弁して
燃料電池システムを停止させるとともに、ステップPa
15でナビゲーションシステム4の表示部43へ水素ガ
スの漏れが検出された警報を表示する。
【0071】以上のような制御により、停車期間中の水
素ガスの漏れと、出力変動が生じる過渡運転を含む走行
中の水素ガスの漏れを的確に検出することができるので
ある。
【0072】すなわち、停車中(起動時)には、上記図
2のフローチャートのように、前回の停車時に記憶した
水素ガス残量Hssと、現在の水素ガス残量Hl0と
を、停車期間中の時間に基づいて求めた水素ガスの自然
減少分Hnd0に基づいて比較し、自然減少分Hnd0
を超えて現在の水素ガス残量Hl0が減少しているとき
には、制御弁6、7を閉じて燃料電池システムを停止さ
せるとともに、表示部43などへ警報を出力する。
【0073】一方、走行中では、燃料電池スタック3の
出力が、常時定常状態とはならないため、図3のフロー
チャートのように、現在の走行状態を車速センサ8など
から検出するとともに、道路勾配などの道路情報をナビ
ゲーションシステム4から読み込み、さらに、圧力セン
サ11や流量センサ14等の検出値から実際の水素ガス
使用量Hruを求める。
【0074】そして、ナビゲーションシステム4に記憶
された走行履歴データの中から、現在の走行状態と道路
情報と類似または一致するものを検索し、類似または一
致する走行状態と道路情報から、そのときの燃料電池ス
タック3の運転条件から、現在の水素ガスの推定使用量
Hduを求める。
【0075】このとき、類似または一致する走行履歴デ
ータがない場合には、上記したように予め設定した基準
値から推定水素ガス使用量Hduを求めることで、新車
時から水素ガス漏れを正確に検出できる。
【0076】そして、類似または一致する走行状態での
推定水素ガス使用量Hduに対して、実際の水素ガス使
用量Hruが所定の許容値Hsauを超えて大きい場合
には、燃料電池システムに水素ガス漏れが発生したと判
定して、制御弁6、7を閉じて燃料電池システムを停止
させるとともに、表示部43などへ警報を出力する。
【0077】ここで、走行中のガス漏れ検出は、ナビゲ
ーションシステム4に記憶された過去の走行履歴データ
の水素ガス使用量に基づいて、現在の水素ガス使用量を
推定することにより、前記従来例のように特別な検出手
段を用いることなく、的確に水素ガス漏れを検出するこ
とが可能となるのである。
【0078】すなわち、ナビゲーションシステム4、特
に、GPSを用いたものでは、車両の位置を3次元座標
上に特定でき、さらに、地図及び地形データと照合する
ため、車速VSPなどの走行状態に加えて、時々刻々と
変化する道路勾配などの道路情報を正確に把握すること
ができる。
【0079】仮に、車速VSPが一定であっても、道路
勾配が変化すれば、燃料電池スタック3の要求出力、換
言すれば運転条件も変化し、この運転条件の変動により
水素ガス使用量も変化する。
【0080】このため、ナビゲーションシステム4から
道路勾配などの道路情報を検出し、走行状態に加味して
燃料電池スタック3の水素ガス使用量を検討すること
で、走行中の水素ガス漏れを検出する。
【0081】ここで、ナビゲーションシステム4から道
路勾配などの道路情報を検出して、車速VSPやアクセ
ル踏み込み量などの走行状態とともに、燃料電池スタッ
ク3の運転条件に応じた水素ガス使用量を所定期間だけ
記憶させておく。なお、これら道路情報、走行状態、運
転条件、水素ガス使用量は、燃料電池システムに水素ガ
ス漏れがないときに、ナビゲーションシステム4のデー
タ記憶部42へ走行履歴データとして書き込んでおく。
【0082】そして、検出した道路情報、走行状態か
ら、データ記憶部42に記憶された走行履歴データを検
索して、類似または一致するデータがあれば、走行履歴
データに基づいて、推定水素ガス使用量Hduを求め、
データがない場合には、予め設定した基準値(走行状態
と道路情報に応じた推定水素ガス使用量)から推定水素
ガス使用量Hduを求める。
【0083】一方と、水素タンク1の圧力P1や流量か
ら実際の水素ガス使用量Hruを求め、上記水素ガス漏
れがない場合の推定水素ガス使用量Hduと、現在の水
素ガス使用量Hruとを比較することで、燃料電池スタ
ック3の出力が変動しているときであっても、水素ガス
漏れを正確に検出できるのであり、特に、配管などの疲
労による微小な亀裂などから漏れる水素を的確に検出で
きるのである。
【0084】以上のように、ナビゲーションシステム4
の道路情報と、走行状態から、過去の走行履歴データを
検索して推定水素ガス使用量Hduを求め、この推定値
と実際の水素ガス使用量Hruを比較することで、停止
期間中はもちろん、走行中にも高精度のガス漏れ検出を
実現することが可能となるのである。
【0085】さらに、水素ガス漏れが判定された場合に
は、上記図4、図5のフローチャートで、再度、ガス漏
れ判定を行うようにしたため、誤判定によるシステムの
停止を防いで、信頼性を向上させることができる。
【0086】なお、上記図2のステップP4、P5で
は、圧力センサ11の検出値とタンク容量から水素ガス
残量Hl0を求めたが、燃料電池システムの水素タンク
1が、高圧系、中圧系、低圧系などの複数の系から構成
される場合には、これら各系の残量を加算したものが水
素ガス残量となり、各系の中でバルブ部分や配管部分な
どに蓄積される水素ガスを加味する場合には、求めた水
素ガス残量に係数などを乗じればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用燃料電池シス
テムの概略構成図。
【図2】コントロールユニットで行われる制御の一例を
示し、停止期間中の漏れ検出の一例を示すフローチャー
ト。
【図3】同じく、走行中に行われる漏れ検出のフローチ
ャート。
【図4】同じく、ガス漏れの再検出を行うサブルーチン
のフローチャートで、その前半部。
【図5】同じく、ガス漏れの再検出を行うサブルーチン
のフローチャートで、その後半部。
【符号の説明】
1 水素タンク 3 燃料電池スタック 4 ナビゲーションシステム 5 コントロールユニット 11 圧力センサ 42 データ記憶部 43 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB12 AB13 AC02 AC03 AC08 AC14 AC19 AC20 5H027 AA02 BA13 DD00 KK01 KK51 MM09 5H180 AA01 BB08 BB17 BB18 CC12 EE02 FF04 FF05 FF22 FF27 FF40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスを蓄積する水素蓄積手段と、 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 車両の走行状態に基づいて、水素ガスを燃料電池へ供給
    する制御手段とを備えた車両用燃料電池システムにおい
    て、 前記水素蓄積手段の圧力を検出する圧力検出手段と、 この圧力に基づいて前記水素蓄積手段の水素ガスの使用
    量または残量を検出する残量検出手段と、 車両の位置及び道路情報を検出するとともに、過去の一
    定期間の走行履歴を記憶し、この走行履歴に対応して前
    記水素ガスの使用量または残量を記憶するナビゲーショ
    ンシステムと、 前記過去の走行履歴に対応する水素ガスの使用量または
    残量から、現在の走行状態及び道路情報における水素ガ
    スの使用量または残量を推定する水素量推定手段と、 前記残量検出手段が検出した現在の水素ガスの使用量ま
    たは残量と、前記推定した水素ガスの使用量または残量
    に基づいて、水素ガスの漏れを検出するガス漏れ検出手
    段とを備えたことを特徴とする車両用燃料電池システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記水素量推定手段は、前記検出した現
    在の走行状態及び道路情報に対応する走行履歴から水素
    の使用量を推定するとともに、前記ガス漏れ検出手段
    は、この水素ガス使用量の推定値と、前記残量検出手段
    が検出した現在の水素ガス使用量との差が、予め設定し
    た許容値を超えたときに水素ガスの漏れを検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用燃料電池システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ガス漏れ検出手段は、車両の始動時
    には、前回の停止時から今回の始動時までの時間に応じ
    て自然減少する水素ガス量を推定する手段を備え、前記
    ナビゲーションシステムが前回の停止時に記憶した水素
    ガスの残量と、前記残量検出手段が始動直後に検出した
    実際の水素ガスの残量とから、水素ガスの漏れを検出す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車
    両用燃料電池システム。
  4. 【請求項4】 前記ガス漏れ検出手段は、水素ガスの漏
    れを検出したときには、警報を発する警報手段を備えた
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかひと
    つに記載の車両用燃料電池システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、水素蓄積手段と燃料電
    池との間に弁を備え、前記ガス漏れ検出手段は、水素ガ
    スの漏れを検出したときに前記弁を閉弁させることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに記
    載の車両用燃料電池システム。
  6. 【請求項6】 前記ガス漏れ検出手段は、水素ガスの漏
    れを検出したときには、再度水素ガスの漏れを検出する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかひ
    とつに記載の車両用燃料電池システム。
  7. 【請求項7】 前記警報手段が、ナビゲーションシステ
    ムの表示手段であることを特徴とする請求項4に記載の
    車両用燃料電池システム。
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