JP2002150970A - カラー陰極線管用シャドーマスク - Google Patents
カラー陰極線管用シャドーマスクInfo
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- JP2002150970A JP2002150970A JP2001337430A JP2001337430A JP2002150970A JP 2002150970 A JP2002150970 A JP 2002150970A JP 2001337430 A JP2001337430 A JP 2001337430A JP 2001337430 A JP2001337430 A JP 2001337430A JP 2002150970 A JP2002150970 A JP 2002150970A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/075—Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements
- H01J2229/0755—Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements characterised by aperture shape
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドーミング現象に対する利点を有したオープ
ンブリッジを保ちつつ、スロットの長さを長くし、ブリ
ッジ数の減少時に現れるブリッジの陰による品質的な劣
化を克服して輝度を向上させる。 【解決手段】 電子ビームが透過される多数のスロット
と、垂直方向にスロットとスロットとを区分し、一部が
除去され開かれたオープンブリッジとを含むカラー陰極
線管用シャドーマスクであって、シャドーマスクの垂直
中心線１に近く形成されたオープンブリッジの電子ビー
ム入射部エッジと電子ビーム出射部エッジとの水平距離
（Ｔｉ）が、シャドーマスクの垂直中心線から遠くの方
に形成されたオープンブリッジの入射部エッジと出射部
エッジとの水平距離（Ｔｏ）より大きいか同じであるこ
とを特徴とする。
ンブリッジを保ちつつ、スロットの長さを長くし、ブリ
ッジ数の減少時に現れるブリッジの陰による品質的な劣
化を克服して輝度を向上させる。 【解決手段】 電子ビームが透過される多数のスロット
と、垂直方向にスロットとスロットとを区分し、一部が
除去され開かれたオープンブリッジとを含むカラー陰極
線管用シャドーマスクであって、シャドーマスクの垂直
中心線１に近く形成されたオープンブリッジの電子ビー
ム入射部エッジと電子ビーム出射部エッジとの水平距離
（Ｔｉ）が、シャドーマスクの垂直中心線から遠くの方
に形成されたオープンブリッジの入射部エッジと出射部
エッジとの水平距離（Ｔｏ）より大きいか同じであるこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー陰極線管用シ
ャドーマスクに関し、特に電子ビームが通過しないオー
プンブリッジが備えられたカラー陰極線管用シャドーマ
スクに関する。
ャドーマスクに関し、特に電子ビームが通過しないオー
プンブリッジが備えられたカラー陰極線管用シャドーマ
スクに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、カラー陰極線管は電子管
の一種であって、ＴＶ受像器及びコンピュータモニタを
始め、オシロスコープやレーダーの観測用など多方面に
最も広く用いられている表示装置である。かかる陰極線
管はカラーブラウン管とも呼ばれ、また３原色陰極線管
とも呼ばれている。３原色陰極線管と呼ばれるのは、
赤、緑、青の３原色を加色混合して各種の色を再現する
原理が適用されているからである。すなわち、３色の蛍
光体と三つの陰極が使用され、この陰極から放出された
電子によって作られる電子ビームを３色の蛍光体が塗布
されたスクリーンに投射させ、情報をスクリーンに表示
する。
の一種であって、ＴＶ受像器及びコンピュータモニタを
始め、オシロスコープやレーダーの観測用など多方面に
最も広く用いられている表示装置である。かかる陰極線
管はカラーブラウン管とも呼ばれ、また３原色陰極線管
とも呼ばれている。３原色陰極線管と呼ばれるのは、
赤、緑、青の３原色を加色混合して各種の色を再現する
原理が適用されているからである。すなわち、３色の蛍
光体と三つの陰極が使用され、この陰極から放出された
電子によって作られる電子ビームを３色の蛍光体が塗布
されたスクリーンに投射させ、情報をスクリーンに表示
する。
【０００３】この種のカラー陰極線管はシャドーマスク
を使用したものが多い。図１〜図３に示すそのシャドー
マスクを採用したカラー陰極線管を従来技術の一例とし
て説明する。図１は従来の引張型のシャドーマスクを備
えたカラー陰極線管の概略的な構成図であり、図２はシ
ャドーマスクの平面図であり、図３は図２のＢ−Ｂ線に
沿って切断してシャドーマスクのスロットとオープンブ
リッジを示す断面図である。
を使用したものが多い。図１〜図３に示すそのシャドー
マスクを採用したカラー陰極線管を従来技術の一例とし
て説明する。図１は従来の引張型のシャドーマスクを備
えたカラー陰極線管の概略的な構成図であり、図２はシ
ャドーマスクの平面図であり、図３は図２のＢ−Ｂ線に
沿って切断してシャドーマスクのスロットとオープンブ
リッジを示す断面図である。
【０００４】図１に示すように、カラー陰極線管は、ほ
ぼ長方形状のパネル２と、このパネル２に結合されたフ
ァンネル４と、このファンネル４の直径が小さくされた
端部に連設された円筒状のネック６とによって形成さ
れ、ネック６内に電子ビーム８を放射する電子銃１０が
インライン方式で設置、封入される。パネル２とファン
ネル４は補強バンド１２によって強固に結合されてい
る。パネル２の内面は、赤、緑、青（Ｒ、Ｇ、Ｂ）に発
光する３色の蛍光体が塗布された蛍光面１３になってい
る。この蛍光面１３の内側所定の位置にスプリング１４
によってパネル２に結合されたフレーム１６によって支
持されるシャドーマスク２０が設けられている。ファン
ネル４のネック６の近傍の外側にはピンクッション形の
水平偏向磁界とバレル形の垂直偏向磁界を発生させ、電
子ビーム８を蛍光面１３の全面に偏向させる偏向ヨーク
１８が装着されている。また、電子ビーム８を外部の磁
気から遮蔽するインナーシールド１９がフレーム１６に
固定されている。カラー陰極線管の内部は高真空状態で
密閉されている。
ぼ長方形状のパネル２と、このパネル２に結合されたフ
ァンネル４と、このファンネル４の直径が小さくされた
端部に連設された円筒状のネック６とによって形成さ
れ、ネック６内に電子ビーム８を放射する電子銃１０が
インライン方式で設置、封入される。パネル２とファン
ネル４は補強バンド１２によって強固に結合されてい
る。パネル２の内面は、赤、緑、青（Ｒ、Ｇ、Ｂ）に発
光する３色の蛍光体が塗布された蛍光面１３になってい
る。この蛍光面１３の内側所定の位置にスプリング１４
によってパネル２に結合されたフレーム１６によって支
持されるシャドーマスク２０が設けられている。ファン
ネル４のネック６の近傍の外側にはピンクッション形の
水平偏向磁界とバレル形の垂直偏向磁界を発生させ、電
子ビーム８を蛍光面１３の全面に偏向させる偏向ヨーク
１８が装着されている。また、電子ビーム８を外部の磁
気から遮蔽するインナーシールド１９がフレーム１６に
固定されている。カラー陰極線管の内部は高真空状態で
密閉されている。
【０００５】パネル２内に設けられたフレーム１６に溶
接されたシャドーマスク２０について説明する。シャド
ーマスク２０は、図２に示すように、細長い開口部とさ
れたスロット２２が多数水平及び垂直に一定の間隔を有
して配列されている。スロット２２の長手方向、すなわ
ち垂直方向に隣接したスロット２２の間にはスロットを
分離するためのブリッジ２４が形成されている。このブ
リッジ２４は連結されずに、図示のように中央部で切り
離されている、すなわち、オープンブリッジとされてい
る。。このような状態で、電子銃１０から放射された電
子ビーム８は、偏向ヨーク１８の垂直及び水平偏向磁界
によって広い角度で偏向させられる。偏向した電子ビー
ム８はシャドーマスク２０の多数のスロット２２にコン
バージョンされる。個々のスロット２２を通過し、色選
別された電子ビーム８は、蛍光面１３に投射すると、３
色の蛍光体を発光させてパネル２をそれぞれ発色させ
る。
接されたシャドーマスク２０について説明する。シャド
ーマスク２０は、図２に示すように、細長い開口部とさ
れたスロット２２が多数水平及び垂直に一定の間隔を有
して配列されている。スロット２２の長手方向、すなわ
ち垂直方向に隣接したスロット２２の間にはスロットを
分離するためのブリッジ２４が形成されている。このブ
リッジ２４は連結されずに、図示のように中央部で切り
離されている、すなわち、オープンブリッジとされてい
る。。このような状態で、電子銃１０から放射された電
子ビーム８は、偏向ヨーク１８の垂直及び水平偏向磁界
によって広い角度で偏向させられる。偏向した電子ビー
ム８はシャドーマスク２０の多数のスロット２２にコン
バージョンされる。個々のスロット２２を通過し、色選
別された電子ビーム８は、蛍光面１３に投射すると、３
色の蛍光体を発光させてパネル２をそれぞれ発色させ
る。
【０００６】図３に示す断面は、シャドーマスク２０の
スロット２２とオープンブリッジ２４の断面である。オ
ープンブリッジ２４とは前述のようにブリッジの一部を
除去してブリッジが非連続となっているブリッジであ
る。電子ビームが通過するスロット２２の形状は、断面
で見られるように、電子銃１０から放射した電子ビーム
８が入射する入射部２２２の面積より蛍光面１３に射出
する出射部２２４の面積が大きくなるようにしたテーパ
形の構造を有する。そのスロット２２の縁部の断面形状
は、シャドーマスク２０の垂直中心線ｌ側の、電子ビー
ム入射部のエッジ２２２ａと電子ビーム出射部のエッジ
２２４ａとの水平距離（ＳＴｉ）が、そのスロットのシ
ャドーマスク２０の垂直中心線ｌから遠くの側に形成さ
れた電子ビーム入射部のエッジ２２２ｂと電子ビーム出
射部のエッジ２２４ｂとの水平距離（ＳＴｏ）より小さ
い。
スロット２２とオープンブリッジ２４の断面である。オ
ープンブリッジ２４とは前述のようにブリッジの一部を
除去してブリッジが非連続となっているブリッジであ
る。電子ビームが通過するスロット２２の形状は、断面
で見られるように、電子銃１０から放射した電子ビーム
８が入射する入射部２２２の面積より蛍光面１３に射出
する出射部２２４の面積が大きくなるようにしたテーパ
形の構造を有する。そのスロット２２の縁部の断面形状
は、シャドーマスク２０の垂直中心線ｌ側の、電子ビー
ム入射部のエッジ２２２ａと電子ビーム出射部のエッジ
２２４ａとの水平距離（ＳＴｉ）が、そのスロットのシ
ャドーマスク２０の垂直中心線ｌから遠くの側に形成さ
れた電子ビーム入射部のエッジ２２２ｂと電子ビーム出
射部のエッジ２２４ｂとの水平距離（ＳＴｏ）より小さ
い。
【０００７】これはオープンブリッジ２４の隙間の断面
でも同様であって、シャドーマスク２０の垂直中心線ｌ
側の電子ビーム入射部のエッジ２４２ａと出射部のエッ
ジ２４４ａとの水平距離（Ｔｉ）が、反対側の電子ビー
ム入射部のエッジ２４２ｂと出射部のエッジ２４４ｂと
の水平距離（Ｔｏ）よりやはり小さいように形成され
る。このとき、スロット２２やオープンブリッジ２４の
隙間の断面形状は電子ビームの歪みを防止するようにな
っている。電子ビームの歪みを防止するためには、図４
に示すように、ＴｏとＳＴｏを設計すべきである。
でも同様であって、シャドーマスク２０の垂直中心線ｌ
側の電子ビーム入射部のエッジ２４２ａと出射部のエッ
ジ２４４ａとの水平距離（Ｔｉ）が、反対側の電子ビー
ム入射部のエッジ２４２ｂと出射部のエッジ２４４ｂと
の水平距離（Ｔｏ）よりやはり小さいように形成され
る。このとき、スロット２２やオープンブリッジ２４の
隙間の断面形状は電子ビームの歪みを防止するようにな
っている。電子ビームの歪みを防止するためには、図４
に示すように、ＴｏとＳＴｏを設計すべきである。
【０００８】図４を参照すると、一定の曲率を有するシ
ャドーマスク２０において、シャドーマスク２０の厚さ
をｔ、シャドーマスク２０に入射する電子ビームの偏向
角をα、シャドーマスク２０の曲面に対するノーマルベ
クターと陰極線管軸との成す角をβとするとき、Ｔｏま
たはＳＴｏは次を満足する。 Ｔｏ（or ＳＴｏ）＝ t×tan（θ）：θ＝α−β 上記式によってシャドーマスク２０のスロット２２やオ
ープンブリッジ２４を通過する電子ビームが歪曲しない
ようにするＳＴｏやＴｏの最小値を計算することができ
る。
ャドーマスク２０において、シャドーマスク２０の厚さ
をｔ、シャドーマスク２０に入射する電子ビームの偏向
角をα、シャドーマスク２０の曲面に対するノーマルベ
クターと陰極線管軸との成す角をβとするとき、Ｔｏま
たはＳＴｏは次を満足する。 Ｔｏ（or ＳＴｏ）＝ t×tan（θ）：θ＝α−β 上記式によってシャドーマスク２０のスロット２２やオ
ープンブリッジ２４を通過する電子ビームが歪曲しない
ようにするＳＴｏやＴｏの最小値を計算することができ
る。
【０００９】最近は、陰極線管の品質特性のうち輝度向
上が重要視されている。輝度の向上はスロット２２の長
さを長くして電子ビームの通過率を調整することによっ
て実現可能である。しかし、スロットの長さが短いと
き、つまり、ブリッジの数が多いときは、視覚的にブリ
ッジの陰が認識されず、特に問題はなかったが、輝度向
上のために、スロットの長さを長くし且つブリッジの数
を少なくすると、線状のブリッジの陰が画面で観察され
るようになり、画面の品質を低下させるようになった。
このようなブリッジの陰を除去するために、最初からブ
リッジ無しに長い一つのスロットを水平に並べることも
できるが、その場合にはシャドーマスクの強度が弱くな
り、且つその取り扱いがやっかいになり、その上、外部
からの衝撃に対して振動特性が悪くなるというような問
題がある。
上が重要視されている。輝度の向上はスロット２２の長
さを長くして電子ビームの通過率を調整することによっ
て実現可能である。しかし、スロットの長さが短いと
き、つまり、ブリッジの数が多いときは、視覚的にブリ
ッジの陰が認識されず、特に問題はなかったが、輝度向
上のために、スロットの長さを長くし且つブリッジの数
を少なくすると、線状のブリッジの陰が画面で観察され
るようになり、画面の品質を低下させるようになった。
このようなブリッジの陰を除去するために、最初からブ
リッジ無しに長い一つのスロットを水平に並べることも
できるが、その場合にはシャドーマスクの強度が弱くな
り、且つその取り扱いがやっかいになり、その上、外部
からの衝撃に対して振動特性が悪くなるというような問
題がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ドーミング現象に対す
る利点を有するオープンブリッジを維持しながら、オー
プンブリッジを電子ビームが通過できないようテーパ角
を調節することで、スロットの長さを長くし、ブリッジ
数の減少時に現れるブリッジの陰という品質的な劣化を
克服して輝度を向上できるようにしたカラー陰極線管用
シャドーマスクを提供する。
る利点を有するオープンブリッジを維持しながら、オー
プンブリッジを電子ビームが通過できないようテーパ角
を調節することで、スロットの長さを長くし、ブリッジ
数の減少時に現れるブリッジの陰という品質的な劣化を
克服して輝度を向上できるようにしたカラー陰極線管用
シャドーマスクを提供する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子ビームが透過する多数のスロット
と、スロットとスロットとを垂直方向に区分し、一部が
除去されて開いているオープンブリッジとを含むカラー
陰極線管用シャドーマスクであって、オープンブリッジ
のシャドーマスクの垂直中心線側の電子ビーム入射エッ
ジと射出エッジとの水平距離（Ｔｉ）が、垂直中心線か
ら遠い方の入射部エッジと出射部エッジとの水平距離
（Ｔｏ）より大きいか同じであることを特徴とする。
に、本発明は、電子ビームが透過する多数のスロット
と、スロットとスロットとを垂直方向に区分し、一部が
除去されて開いているオープンブリッジとを含むカラー
陰極線管用シャドーマスクであって、オープンブリッジ
のシャドーマスクの垂直中心線側の電子ビーム入射エッ
ジと射出エッジとの水平距離（Ｔｉ）が、垂直中心線か
ら遠い方の入射部エッジと出射部エッジとの水平距離
（Ｔｏ）より大きいか同じであることを特徴とする。
【００１２】また、スロットにおいては、シャドーマス
クの外側に形成された電子ビーム入射部エッジと電子ビ
ーム出射部エッジとの水平距離（ＳＴｏ）が、シャドー
マスクの垂直中心側に形成された電子ビーム入射部のエ
ッジと電子ビーム出射部のエッジとの水平距離（ＳＴ
ｉ）より大きいか同じであるようにしたことを特徴とす
る。
クの外側に形成された電子ビーム入射部エッジと電子ビ
ーム出射部エッジとの水平距離（ＳＴｏ）が、シャドー
マスクの垂直中心側に形成された電子ビーム入射部のエ
ッジと電子ビーム出射部のエッジとの水平距離（ＳＴ
ｉ）より大きいか同じであるようにしたことを特徴とす
る。
【００１３】オープンブリッジのＴｏ最小値は次の数式
を満足させることを特徴とする。 Ｔｏ＝t×tan（θ） ここで、θ＝α−β、α＝電子ビーム偏向角、ｔ＝シャ
ドーマスクの厚さ、β＝陰極線管軸とマスク曲面に対す
るノーマルベクターとが成す角である。
を満足させることを特徴とする。 Ｔｏ＝t×tan（θ） ここで、θ＝α−β、α＝電子ビーム偏向角、ｔ＝シャ
ドーマスクの厚さ、β＝陰極線管軸とマスク曲面に対す
るノーマルベクターとが成す角である。
【００１４】また、本発明は電子ビームが透過する多数
のスロットと、垂直方向でスロットとスロットとを区分
し、一部が除去されたオープンブリッジとを含むカラー
陰極線管用シャドーマスクであって、オープンブリッジ
の電子ビーム入射部のセンターと電子ビーム出射部のセ
ンターとを連結する線が水平面と成す角（λ）が、電子
ビームの偏光角（α）より大きい（λ≧α）ことを特徴
とする。
のスロットと、垂直方向でスロットとスロットとを区分
し、一部が除去されたオープンブリッジとを含むカラー
陰極線管用シャドーマスクであって、オープンブリッジ
の電子ビーム入射部のセンターと電子ビーム出射部のセ
ンターとを連結する線が水平面と成す角（λ）が、電子
ビームの偏光角（α）より大きい（λ≧α）ことを特徴
とする。
【００１５】更に、本発明は電子ビームが透過される多
数のスロットと、垂直方向に前記スロットとスロットと
を区分し、一部が除去され開いたオープンブリッジとを
含むカラー陰極線管用シャドーマスクであって、前記オ
ープンブリッジはシャドーマスクの垂直中心線に近い側
に形成されたテーパ（Ｔｉ）量が短辺の外郭側に形成さ
れたテーパ量（Ｔｏ）より大きいか同じであることを特
徴とする。
数のスロットと、垂直方向に前記スロットとスロットと
を区分し、一部が除去され開いたオープンブリッジとを
含むカラー陰極線管用シャドーマスクであって、前記オ
ープンブリッジはシャドーマスクの垂直中心線に近い側
に形成されたテーパ（Ｔｉ）量が短辺の外郭側に形成さ
れたテーパ量（Ｔｏ）より大きいか同じであることを特
徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を添付図面を
参照にしてより詳細に説明する。ここで、従来技術と同
様の部分に対しては従来の図面符号をそのまま付する。
参照にしてより詳細に説明する。ここで、従来技術と同
様の部分に対しては従来の図面符号をそのまま付する。
【００１７】図５は本発明によるカラー陰極線管用シャ
ドーマスクを示す平面図及び一部の拡大図であり、図６
は図５のＡ−Ａ線に沿って切断した断面であって、本発
明に関連したオープンブリッジとスロットとを共に示す
断面図である。
ドーマスクを示す平面図及び一部の拡大図であり、図６
は図５のＡ−Ａ線に沿って切断した断面であって、本発
明に関連したオープンブリッジとスロットとを共に示す
断面図である。
【００１８】図５を参照すると、本発明によるシャドー
マスク３０は長辺３０ａと短辺３０ｂとのほぼ長方形の
外観を有し、その表面に開口部を形成する多数のスロッ
ト３２と、そのスロット３２の間に設けられるオープン
ブリッジ３４とを備える。スロット３２は陰極線管の電
子銃（図１参照）から放出された電子ビームが通過する
電子ビームの通過孔であって、シャドーマスク３０の後
面に離隔され設けられたパネル（図１参照）の蛍光面に
ビームを選択的に入射させる役割を果たしている。シャ
ドーマスク３０は薄板から構成され、通常、インバーの
ように熱膨張係数の小さい合金を採用する。
マスク３０は長辺３０ａと短辺３０ｂとのほぼ長方形の
外観を有し、その表面に開口部を形成する多数のスロッ
ト３２と、そのスロット３２の間に設けられるオープン
ブリッジ３４とを備える。スロット３２は陰極線管の電
子銃（図１参照）から放出された電子ビームが通過する
電子ビームの通過孔であって、シャドーマスク３０の後
面に離隔され設けられたパネル（図１参照）の蛍光面に
ビームを選択的に入射させる役割を果たしている。シャ
ドーマスク３０は薄板から構成され、通常、インバーの
ように熱膨張係数の小さい合金を採用する。
【００１９】シャドーマスク３０のスロット３２は垂直
方向に一定の間隔を置いてブリッジ３４が形成される
が、本発明によるブリッジは、図面で示すように、中央
部が切断されたオープンブリッジ３４の構造である。こ
のオープンブリッジ３４は、従来技術で説明したよう
に、シャドーマスク３０に電子ビーム８が当たることに
よる温度の上昇時に発生するドーミングに有利となるよ
うにする構成であって、電子ビーム８のミス投射を解決
するための構造である。
方向に一定の間隔を置いてブリッジ３４が形成される
が、本発明によるブリッジは、図面で示すように、中央
部が切断されたオープンブリッジ３４の構造である。こ
のオープンブリッジ３４は、従来技術で説明したよう
に、シャドーマスク３０に電子ビーム８が当たることに
よる温度の上昇時に発生するドーミングに有利となるよ
うにする構成であって、電子ビーム８のミス投射を解決
するための構造である。
【００２０】スロット３２とオープンブリッジ３４の横
断面はテーパ構造を有している。図６に示すスロット３
２の断面は従来技術（図３参照）のように、電子ビーム
の入射部３２２より電子ビームの出射部３２４の面積が
広くなるように形成されている。これは偏向ヨーク（図
１参照）により偏向する電子ビームがスロット３２を通
過するとき、スロットの位置が画面の周辺部へ行くほど
偏向角によって電子ビームが傾くようになるので、出射
部３２４の面積を広くしてスロット３２の内測壁にぶつ
かることがないようにするためである。
断面はテーパ構造を有している。図６に示すスロット３
２の断面は従来技術（図３参照）のように、電子ビーム
の入射部３２２より電子ビームの出射部３２４の面積が
広くなるように形成されている。これは偏向ヨーク（図
１参照）により偏向する電子ビームがスロット３２を通
過するとき、スロットの位置が画面の周辺部へ行くほど
偏向角によって電子ビームが傾くようになるので、出射
部３２４の面積を広くしてスロット３２の内測壁にぶつ
かることがないようにするためである。
【００２１】以下、スロット３２のシャドーマスク３０
の垂直中心線側の電子ビーム入射部エッジ３２２ａと出
射部エッジ３２４ａとの水平距離をＳＴｉとし、シャド
ーマスク３０の垂直中心線から遠くの側の入射部エッジ
３２２ｂと出射部エッジ３２４ｂとの水平距離をＳＴｏ
とすると、図面で示すように、ＳＴｉとＳＴｏは次の関
係を満足する。 ＳＴｏ≧ＳＴｉ すなわち、シャドーマスク３０のスロット３２は、シャ
ドーマスク３０の垂直中心線から離れる方向へのテーパ
量がシャドーマスク３０の中心側へのテーパ量より大き
いか同じである。
の垂直中心線側の電子ビーム入射部エッジ３２２ａと出
射部エッジ３２４ａとの水平距離をＳＴｉとし、シャド
ーマスク３０の垂直中心線から遠くの側の入射部エッジ
３２２ｂと出射部エッジ３２４ｂとの水平距離をＳＴｏ
とすると、図面で示すように、ＳＴｉとＳＴｏは次の関
係を満足する。 ＳＴｏ≧ＳＴｉ すなわち、シャドーマスク３０のスロット３２は、シャ
ドーマスク３０の垂直中心線から離れる方向へのテーパ
量がシャドーマスク３０の中心側へのテーパ量より大き
いか同じである。
【００２２】反面、図６に示すように、本発明のオープ
ンブリッジ３４の断面はスロット３２のテーパ状と反対
である。オープンブリッジ３４は、シャドーマスク３０
の垂直中心線側の入射部のエッジ３４２ａと出射部のエ
ッジ３４４ａとの水平距離をＴｉとし、シャドーマスク
３０の垂直中心線から遠くの側の入射部のエッジ３４２
ｂと出射部のエッジ３４４ｂとの水平距離をＴｏとする
と、ＴｉとＴｏは次の関係を満足する。 Ｔｉ≧Ｔｏ すなわち、シャドーマスク３０のオープンブリッジ３４
はシャドーマスク３０の中心側にテーパされた量がシャ
ドーマスク３０の短辺３０ｂの外郭側へのテーパ量より
大きいか同じである。
ンブリッジ３４の断面はスロット３２のテーパ状と反対
である。オープンブリッジ３４は、シャドーマスク３０
の垂直中心線側の入射部のエッジ３４２ａと出射部のエ
ッジ３４４ａとの水平距離をＴｉとし、シャドーマスク
３０の垂直中心線から遠くの側の入射部のエッジ３４２
ｂと出射部のエッジ３４４ｂとの水平距離をＴｏとする
と、ＴｉとＴｏは次の関係を満足する。 Ｔｉ≧Ｔｏ すなわち、シャドーマスク３０のオープンブリッジ３４
はシャドーマスク３０の中心側にテーパされた量がシャ
ドーマスク３０の短辺３０ｂの外郭側へのテーパ量より
大きいか同じである。
【００２３】前記のように構成されるオープンブリッジ
３４は、電子ビームが偏向すると、その傾斜によってオ
ープンブリッジ３４の通孔を通過できないようになる。
このような設計は従来技術で説明したＳＴｏとＴｏの最
小値に基づくものである。かかる構造のオープンブリッ
ジ３４を採用することで、シャドーマスク３０は熱膨張
によってミス投射を引き起こすドーミングに有利な構造
を保ち且つ電子ビームがオープンブリッジの通孔を通過
できず、画面上でブリッジが存在する効果が出される。
３４は、電子ビームが偏向すると、その傾斜によってオ
ープンブリッジ３４の通孔を通過できないようになる。
このような設計は従来技術で説明したＳＴｏとＴｏの最
小値に基づくものである。かかる構造のオープンブリッ
ジ３４を採用することで、シャドーマスク３０は熱膨張
によってミス投射を引き起こすドーミングに有利な構造
を保ち且つ電子ビームがオープンブリッジの通孔を通過
できず、画面上でブリッジが存在する効果が出される。
【００２４】図７には本発明のカラー陰極線管用シャド
ーマスクに備えられるオープンブリッジの他の実施形態
を示す。スロットの断面構造は図６と同様であるので図
７では省略する。図７を参照すると、オープンブリッジ
３６は断面の中心の両側、すなわち、パネル側と電子銃
側との双方にテーパされた構造である。つまり、電子ビ
ームの入射する入射部と透過して出る出射部との間に入
射部３６２と出射部３６４よりも小さい面積の最小面積
部３６３が形成されている。この構造においても本発明
の基本的な目的を達するために、電子ビーム入射部３６
２の面積より電子ビーム出射部３６４の面積が大きい。
ーマスクに備えられるオープンブリッジの他の実施形態
を示す。スロットの断面構造は図６と同様であるので図
７では省略する。図７を参照すると、オープンブリッジ
３６は断面の中心の両側、すなわち、パネル側と電子銃
側との双方にテーパされた構造である。つまり、電子ビ
ームの入射する入射部と透過して出る出射部との間に入
射部３６２と出射部３６４よりも小さい面積の最小面積
部３６３が形成されている。この構造においても本発明
の基本的な目的を達するために、電子ビーム入射部３６
２の面積より電子ビーム出射部３６４の面積が大きい。
【００２５】この実施形態ではシャドーマスク３０の垂
直中心線側のテーパ量Ｔｉは、オープンブリッジ３６の
最小面積部３６３に形成されたエッジ３６３ａと電子ビ
ーム出射部のエッジ３６４ａとの水平距離を示し、ま
た、垂直中心線から遠い方のテーパ量Ｔｏもまたオープ
ンブリッジ３６のブリッジの最小面積部３６３のエッジ
３６３ｂと電子ビーム出射部のエッジ３６４ｂとの水平
距離を示す。ＴｉやＴｏは、図６に説明した一実施形態
と異なって、電子ビームの入射部３６２からオープンブ
リッジ３６の最小面積部３６３までテーパされた量によ
ってその相関関係を変えることができる。
直中心線側のテーパ量Ｔｉは、オープンブリッジ３６の
最小面積部３６３に形成されたエッジ３６３ａと電子ビ
ーム出射部のエッジ３６４ａとの水平距離を示し、ま
た、垂直中心線から遠い方のテーパ量Ｔｏもまたオープ
ンブリッジ３６のブリッジの最小面積部３６３のエッジ
３６３ｂと電子ビーム出射部のエッジ３６４ｂとの水平
距離を示す。ＴｉやＴｏは、図６に説明した一実施形態
と異なって、電子ビームの入射部３６２からオープンブ
リッジ３６の最小面積部３６３までテーパされた量によ
ってその相関関係を変えることができる。
【００２６】以下、本発明の目的を達成するための電子
ビームの偏向角とオープンブリッジの形状について説明
する。実施形態でブリッジの電子ビーム出射部３６４の
センターと電子ビーム入射部３６２のセンターとを連結
する線が水平面となす角をλとし、電子ビームが陰極線
管軸に対して偏向する角をαとするとき、λはαより大
きいか同じである。（λ≧α）。λが電子ビームの偏向
角αと同一である場合はλがαと垂直になる場合で、入
射された電子ビームが再び反射され、画面に到達しない
ので、電子ビームが最小面積部３６３を通過できなくな
り、λがαより大きい場合には電子ビームがオープンブ
リッジ３６の中心線を越えず、反射されることによって
オープンブリッジ３６へ入射された電子ビームが画面に
到達できなくなる。
ビームの偏向角とオープンブリッジの形状について説明
する。実施形態でブリッジの電子ビーム出射部３６４の
センターと電子ビーム入射部３６２のセンターとを連結
する線が水平面となす角をλとし、電子ビームが陰極線
管軸に対して偏向する角をαとするとき、λはαより大
きいか同じである。（λ≧α）。λが電子ビームの偏向
角αと同一である場合はλがαと垂直になる場合で、入
射された電子ビームが再び反射され、画面に到達しない
ので、電子ビームが最小面積部３６３を通過できなくな
り、λがαより大きい場合には電子ビームがオープンブ
リッジ３６の中心線を越えず、反射されることによって
オープンブリッジ３６へ入射された電子ビームが画面に
到達できなくなる。
【００２７】
【発明の効果】ドーミング現象に対する利点を有したオ
ープンブリッジを保ちつつ、オープンブリッジを電子ビ
ームが通過できないようにして、スロットの長さを長く
することで、ブリッジ数の減少時にも画面にブリッジの
陰が認識されず、画面の輝度が向上する。
ープンブリッジを保ちつつ、オープンブリッジを電子ビ
ームが通過できないようにして、スロットの長さを長く
することで、ブリッジ数の減少時にも画面にブリッジの
陰が認識されず、画面の輝度が向上する。
【図１】 従来の引張型シャドーマスクを備えたカラー
陰極線管の概略的な構成図。
陰極線管の概略的な構成図。
【図２】 従来のシャドーマスクの平面図及び一部拡大
図。
図。
【図３】 図２の従来シャドーマスクでＢ−Ｂ線に沿っ
て切断して示すスロットとオープンブリッジの断面図。
て切断して示すスロットとオープンブリッジの断面図。
【図４】 電子ビームの偏向角とオープンブリッジのＴ
ｏとの関係を示す図。
ｏとの関係を示す図。
【図５】 本発明によるカラー陰極線管用シャドーマス
クを示す平面図及び一部拡大図。
クを示す平面図及び一部拡大図。
【図６】 前記図１のＡ−Ａ線に沿って切断して示すシ
ャドーマスクのスロットとオープンブリッジの断面図。
ャドーマスクのスロットとオープンブリッジの断面図。
【図７】 本発明のカラー陰極線管用シャドーマスクに
備えられるオープンブリッジの他の実施形態を示す断面
図。
備えられるオープンブリッジの他の実施形態を示す断面
図。
３０：シャドーマスク ３２：スロット ３４，３６：オープンブリッジ ３４２，３６２：オープンブリッジの入射部 ３４４，３６４：オープンブリッジの出射部 ３４２ａ，３４２ｂ，３６２ａ，３６２ｂ：入射部エッ
ジ ３４４ａ，３４４ｂ，３６４ａ，３６４ｂ：出射部エッ
ジ ３６３ａ，３６３ｂ：オープンブリッジの中心部エッジ
ジ ３４４ａ，３４４ｂ，３６４ａ，３６４ｂ：出射部エッ
ジ ３６３ａ，３６３ｂ：オープンブリッジの中心部エッジ
Claims (5)
- 【請求項１】 電子ビームが透過される多数のスロット
と、垂直方向においてスロットとスロットとを区分する
ブリッジであってその一部が除去され開かれているオー
プンブリッジとを含むカラー陰極線管用シャドーマスク
であって、 前記シャドーマスクの垂直中心線側に形成されたオープ
ンブリッジの電子ビーム入射部エッジと電子ビーム出射
部エッジとの水平距離（Ｔｉ）が、シャドーマスクの垂
直中心線から遠い方に形成されたオープンブリッジの入
射部エッジと出射部エッジとの水平距離（Ｔｏ）より大
きいか同じであることを特徴とするカラー陰極線管用シ
ャドーマスク。 - 【請求項２】 前記シャドーマスクの垂直中心線から遠
くの方に形成されたスロットの電子ビーム入射部エッジ
と電子ビーム出射部エッジとの水平距離（ＳＴｏ）が、
シャドーマスクの垂直中心線側に形成されたスロットの
電子ビーム入射部のエッジと電子ビーム出射部のエッジ
との水平距離（ＳＴｉ）より大きいか同じであることを
特徴とする請求項１記載のカラー陰極線管用シャドーマ
スク。 - 【請求項３】 前記オープンブリッジのＴｏの最小値は
次の数式を満足させることを特徴とする請求項１記載の
カラー陰極線管用シャドーマスク。 Ｔｏ＝t×tan（θ） ここで、θ＝α−β、α＝電子ビーム偏向角、ｔ＝シャ
ドーマスクの厚さ、β＝陰極線管軸とマスク曲面に対す
るノーマルベクターとが成す角。 - 【請求項４】 電子ビームが透過される多数のスロット
と、垂直方向において前記スロットとスロットとを区分
し、一部が除去されたオープンブリッジとを含むカラー
陰極線管用シャドーマスクであって、 前記オープンブリッジの電子ビーム入射部のセンターと
電子ビーム出射部のセンターとを連結する線が水平面と
成す角（λ）が、電子ビームの偏光角（α）より大きい
（λ≧α）ことを特徴とするカラー陰極線管用シャドー
マスク。 - 【請求項５】 電子ビームが透過される多数のスロット
と、垂直方向に前記スロットとスロットとを区分し、一
部が除去され開いたオープンブリッジとを含むカラー陰
極線管用シャドーマスクであって、 前記オープンブリッジはシャドーマスクの垂直中心線に
近く形成されたテーパ（Ｔｉ）量が垂直中心線から遠く
の方に形成されたテーパ量（Ｔｏ）より大きいか同じで
あることを特徴とするカラー陰極線管用シャドーマス
ク。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2000-64884 | 2000-11-02 | ||
| KR1020000064884A KR100351865B1 (ko) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 칼라 음극선관용 섀도우 마스크 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002150970A true JP2002150970A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=19696874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001337430A Pending JP2002150970A (ja) | 2000-11-02 | 2001-11-02 | カラー陰極線管用シャドーマスク |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6806632B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002150970A (ja) |
| KR (1) | KR100351865B1 (ja) |
| CN (1) | CN1156879C (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100730101B1 (ko) * | 2000-12-04 | 2007-06-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 평면형 음극선관용 텐션마스크 |
| KR100439265B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2004-07-07 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 칼라음극선관 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09265916A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-07 | Nec Kansai Ltd | シャドウマスクとその製造方法 |
| US6614154B2 (en) * | 2000-04-20 | 2003-09-02 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Tension mask frame assembly having a variable area for dummy bridges |
| KR20010097161A (ko) * | 2000-04-20 | 2001-11-08 | 김순택 | 칼라 음극선관용 텐션마스크와 이의 제조방법 및텐션마스크를 제조하기 위한 노광마스크 |
-
2000
- 2000-11-02 KR KR1020000064884A patent/KR100351865B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-10-18 US US09/978,694 patent/US6806632B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-30 CN CNB011375760A patent/CN1156879C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-11-02 JP JP2001337430A patent/JP2002150970A/ja active Pending
Also Published As
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|---|---|
| KR20020034504A (ko) | 2002-05-09 |
| US20020050777A1 (en) | 2002-05-02 |
| CN1352465A (zh) | 2002-06-05 |
| CN1156879C (zh) | 2004-07-07 |
| KR100351865B1 (ko) | 2002-09-11 |
| US6806632B2 (en) | 2004-10-19 |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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|
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|
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