JP2002149855A - ソフトウェア問題管理システム - Google Patents

ソフトウェア問題管理システム

Info

Publication number
JP2002149855A
JP2002149855A JP2000349323A JP2000349323A JP2002149855A JP 2002149855 A JP2002149855 A JP 2002149855A JP 2000349323 A JP2000349323 A JP 2000349323A JP 2000349323 A JP2000349323 A JP 2000349323A JP 2002149855 A JP2002149855 A JP 2002149855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation
software
points
evaluation point
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000349323A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Watanabe
孝行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000349323A priority Critical patent/JP2002149855A/ja
Publication of JP2002149855A publication Critical patent/JP2002149855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】広く公開されたベータ版ソフトウェアなどの問
題報告はボランティアで行われており、積極的に問題報
告が行われていない。 【解決手段】問題評価手段を用いて報告された問題に対
する価値を評価点という形で算出する。算出された評価
点を、評価点管理手段で問題報告者と結びつけてテーブ
ル上で管理する。対価支払手段では、評価点を規則に従
い対価に変換し問題報告者に支払うことで、問題報告に
対する価値を明確化する。問題報告への対価が発生する
ことで、これまでボランティアで行われていたベータ版
ソフトウェア評価への参加層が広がり、報告される問題
の質も向上する。また、広範囲にわたる問題のフィード
バックが行われることで、製品版ソフトウェアの品質が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発生した問題を管
理するための方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特願平10−269283号や、特願平
9−45731号で述べられている問題管理システムで
は、問題の報告手段や問題の管理手段を効率化すること
に着目しているが、問題報告を行う者に対する利益を算
出することに対しては着目していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年PCソフトウェア
の開発では、プログラムのステップ数は増える傾向にあ
るが、発売までのスケジュールは短くなる傾向にある。
また、多種多様な周辺機器が各メーカから発売されてお
り、すべての組み合わせについてソフトウェアのテスト
を行うのは事実上困難を極める。そのため、各ソフトウ
ェアメーカは、製品前のベータ版ソフトウェアを広く公
開し、問題点のフィードバックを求める、というケース
がある。
【0004】しかし現在、ベータ版ソフトウェアの問題
報告は、一般ユーザのボランティアで行われるか、企業
による先行評価において行われる。そして、問題の報告
及び修正に必要な情報提供等の作業に対する価値が問題
報告者に対して明確でないため、積極的な問題報告が行
われているとは言い難い。
【0005】
【課題を解決するための手段】問題評価手段を用いて報
告された問題に対する価値を評価点という形で算出す
る。算出された評価点を、評価点管理手段で問題報告者
と結びつけてテーブル上で管理する。対価支払手段で
は、評価点を規則に従い対価に変換し問題報告者に支払
うことで、問題報告に対する価値を明確化する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す問題管理シ
ステムの全体構成図である。このシステムは、端末
(1)、端末(2)と、問題管理装置(3)と、それぞ
れを繋ぐネットワーク(4)から構成される。問題管理
装置(3)は、ベータ版ソフトウェアを公開しているソ
フトウェア会社が所有・運用している。ネットワーク
(4)はソフトウェア会社のイントラネット、及びイン
ターネットを含むものとする。
【0008】端末(1)は、ソフトウェア開発者が、問
題管理装置(3)にアクセスし、自分が修正する問題を
参照したり、修正が完了したことを記録したりするため
に使用する。開発者とは、この問題管理システムで問題
管理を行うソフトウェアに関して、問題修正を行うユー
ザとしてシステムに登録されている人のことである。複
数のソフトウェアの問題を管理する場合は各ソフトウェ
アそれぞれに開発者が存在する。
【0009】端末(2)は、問題報告者が、問題管理装
置(3)にアクセスし、問題をシステムに報告したり、
対価を得る要求を出すために使用する。問題報告者と
は、この問題管理システムで問題管理を行うソフトウェ
アのテストを行い、見つけた問題の報告を行うユーザと
してシステムに登録されている人のことである。
【0010】問題管理装置(3)は、問題が報告される
ソフトウェアの情報が格納されたソフトウェアテーブル
(31)と、このシステムを使用する全てのユーザ情報
が格納されたユーザテーブル(32)と、報告された問
題の情報を格納する問題テーブル(33)と、端末
(1)、端末(2)からの要求に応じソフトウェアテー
ブル(31)、ユーザテーブル(32)、問題テーブル
(33)の内容を操作する問題管理部(3a)と、問題
テーブル(33)に格納された情報を評価し評価点を算
出する評価点算出手段(3x)と、各ユーザが保有する
評価点の合計や、評価点の対価への変換状況を管理した
する評価点管理手段(3y)と、評価点を元に各ユーザ
に対し実際の対価を支払う対価支払手段(3z)から構
成される。
【0011】評価点算出手段(3x)は、ソフトウェア
テーブル(31)の各ソフトウェアに対する評価規則を
持つ評価規則テーブル(34)と、評価規則テーブル
(34)に従い問題テーブル(33)の内容を評価して
評価点を算出する評価点算出部(3b)から構成され
る。評価規則テーブル(34)に格納される規則は、ベ
ータ版ソフトウェアを公開しているソフトウェア会社が
決定する。
【0012】評価点管理手段(3y)は、ユーザテーブ
ル(32)に登録されたユーザのうち問題報告を行うユ
ーザそれぞれに対して現在保有する評価点の合計及び現
在の評価点の使用状況を格納する評価点管理テーブル
(35)と、評価点管理テーブル(35)の操作を行う
評価点管理部(3c)から構成される。
【0013】対価支払手段(3z)は、評価点から実際
に支払われる対価への対応規則を持つ対価規則テーブル
(36)と、対価規則テーブル(36)の規則を用いて
評価点から実際の対価を支払う対価算出部(3d)から
構成される。対価規則テーブル(36)に格納される規
則は、ベータ版ソフトウェアを公開しているソフトウェ
ア会社が決定し、対価を支払う際に発生する費用はソフ
トウェア会社が負担する。
【0014】図2はソフトウェアテーブル(31)の一
例を示す。ソフトウェアテーブル(31)には、この問
題管理システムで問題管理を行うソフトウェアに関する
情報があらかじめ格納されているとする。ソフトウェア
番号1,2,・・・に対応するソフトウェア名、バージョ
ン、ソフトウェアの開発元、問題修正を担当する開発者
のユーザテーブル(32)上でのユーザ番号が格納され
ている。
【0015】図3はユーザテーブル(32)の一例を示
す。ユーザテーブルにはこのシステムを使用するすべて
のソフトウェア開発者及び問題報告者の情報があらかじ
め格納されているとする。この例ではユーザ番号1,
2,・・・に対応する情報として、開発者であるか問題報
告者であるかの区分、氏名、住所、会社名・学校名、連
絡先メールアドレス、振込口座番号、といったものが格
納されている。住所、連絡先メールアドレス、振込み口
座番号といった情報は、問題解決のために開発者、問題
報告者間での連絡や、問題報告者が対価を受け取る際に
使用される。
【0016】図4は問題テーブル(33)の一例を示
す。この例では、問題番号1,2、・・・に対応する、ソ
フトウェア番号、問題を報告したユーザ番号、問題の重
要度、問題の詳細内容、問題が修正されたかどうかを示
す状態、問題が報告された日時、問題修正にあたるユー
ザの番号、問題が修正されるまでの解析記録、問題が修
正された日時、評価点、が格納される。重要度は、図5
に示すように1から10までの値をとり、値が大きいほ
ど重要であることを示す。状態は、図5に示すように、
現在その問題点は未修正であることを示す”未修正”、
既に問題は修正されていることを示す”修正済”、報告
された問題は先に報告されており、そちらで対応するこ
とを示す”既知問題”などがある。
【0017】図6は評価規則テーブル(34)の一例を
示す。ソフトウェア番号1,2、・・・に対応する、評価
点を算出するための評価規則が格納されている。プログ
ラム番号1に対する規則(34x)は、(重要度*1
0)+(問題修正日−問題登録日+1))という数式が
かかれており、単純計算のみで評価点が算出されること
がわかる。ソフトウェア番号2に対応する規則(34
y)は、開発者に評価点を入力させる、となっている。
評価規則テーブル(34)に格納される規則は、ベータ
版ソフトウェアを公開しているソフトウェア会社が決定
する。
【0018】図7は評価点管理テーブル(35)の一例
を示す。評価点管理テーブルで管理するのは、ユーザテ
ーブル(32)で問題報告者として登録されているユー
ザに関しての情報だけである。ユーザ番号に対する使用
可能評価点、使用済み評価点、評価点合計、使用履歴、
が格納されている。使用可能評価点は、ユーザがこれま
で問題報告によって獲得してきた評価点の合計の内、対
価の支払いに使用できる点数を示す。ユーザが対価支払
いを希望する場合、最大で使用可能評価点分の対価を得
ることができる。使用済み評価点は、過去にユーザが対
価を得た分の評価点の合計を格納する。評価点合計は使
用可能評価点と使用済み評価点を足したものであり、ユ
ーザがこれでまで総合で評価点をどれだけ確保したかを
示す。使用履歴はユーザがこれまで評価点を使用した対
価の情報であり、このユーザがどういったものを好むの
かといった傾向分析に役立つ。図7では、ユーザ番号3
のユーザは使用可能評価点を1100持ち、使用済み評
価点は1500点であり、これまでに獲得した評価点の
合計は2600であることがわかる。また、使用履歴か
ら、使用済み評価点は絵皿セット、高級ペアウォッチと
いった対価に使用されたことがわかる。
【0019】図8に対価規則テーブル(36)の一例を
示す。問題報告者は獲得した評価点に応じた景品を受け
取ったり、評価点を換金したりすることで対価を受け取
ることができる。図8では、評価点100点でコーヒー
カップ、500点で絵皿セット、1000点で高級ペア
ウォッチ、10000点でアメリカ西海岸旅行に変換で
きる事を示している。また、換金レートは1評価点あた
り10円となっており、評価点を金銭に変換することも
可能であることを示している。対価規則テーブル(3
6)に格納される規則は、ベータソフトウェアを公開し
ているソフトウェア会社が決定する。
【0020】次に、この問題点管理システムを使用し
て、問題の報告から評価点の算出までの流れを図9を使
用して説明する。
【0021】ステップ01:公開されているベータ版ソ
フトウェアの問題を発見した問題報告者は、端末(2)
から問題登録要求(21)を作成する。問題登録要求
(21)の詳細を図10に示す。ソフトウェア番号(2
1b)には、問題があったソフトウェアの名前・バージ
ョンを使ってソフトウェアテーブル(31)上を検索し
て得られた番号Sxを格納する。問題報告者ユーザ番号
(21c)は、問題報告者自身を示すユーザテーブル
(32)上のユーザ番号Txを格納する。重要度(21
d)は、図5に示すように1から10までの値をとり、
値が大きいほど重要であることを示す。この場合問題報
告者はこの問題の重要度を5と判断している。報告詳細
内容(21e)は、どのような問題が出たのか、発生条
件、発生環境などの情報を自由に記述し格納する。情報
(21)の各要素(21b)〜(21e)は、問題テー
ブル(33)の要素(33b)〜(33e)に対応す
る。
【0022】ステップ02:端末(2)から、問題登録
要求(21)は問題管理装置(3)にネットワーク
(4)を介して転送される。
【0023】ステップ03:問題管理装置(3)の問題
管理部(3a)は問題登録要求(21)を受け取る。受
け取った問題登録要求に新しい問題番号Px(33a)
を割り当て、問題テーブル(33)上に問題番号Px用
の格納場所を作成する。問題登録要求(21)の各要素
(21b)〜(21e)を問題番号Pxの各要素(33
b)〜(33e)に格納する。また、状態(33f)は
図5に示す要素の中の”未修正”を格納し、報告日時
(33g)は現在日時を格納する。開発者ユーザ番号
(33h)には、ソフトウェア番号(33b)に対応す
る開発者ユーザ番号を、ソフトウェアテーブル(31)
から検索して得たDx(31e)を格納する。その他の
要素はすべて空白で初期化を行う。
【0024】ステップ04:ステップ03で登録された
問題Pxは、開発ユーザDx(33h)と報告ユーザT
x(33c)は、ユーザテーブル(32)上のお互いの
連絡先メールアドレス、住所等の情報を使い、連絡を取
り合いながら問題の解決にあたる。解決までのやり取り
は、問題テーブル上の問題Pxに対応する修正記録(3
3i)に随時記録してゆく。
【0025】ステップ05:ステップ04で問題を解決
後、開発者は端末(1)から問題番号Pxの修正完了通
知を作成する。
【0026】ステップ06:端末(1)は、問題番号P
xを情報として持つ修正完了通知を、ネットワーク
(4)を介して問題管理装置(3)に送信する。
【0027】ステップ07:問題管理装置(3)の問題
管理部(3a)は、受け取った修正完了通知に付属する
情報の問題番号Pxから、問題テーブル(33)上の問
題番号Pxの状態(33f)を”修正済”に変更し、修
正日時(33j)に現在の日時を格納する。これで問題
テーブル上の問題番号Pxの問題は修正されたことにな
る。
【0028】ステップ08:問題管理部(3a)は、解
決された問題点の評価点を算出するため、問題番号Px
をパラメータとして、評価点算出手段(3x)を呼び出
す。
【0029】以下、ステップ08の詳細について、図1
1を用いて説明する。
【0030】ステップ081:評価点算出部(3b)
は、呼び出された際の情報として受け取った問題番号P
xから、問題テーブル(33)上に格納されている問題
番号Pxに関連するソフトウェア番号Sx(33b)を
得る。
【0031】ステップ082:評価点算出部(3b)
は、ステップ081で得たソフトウェア番号Sxを用い
て、評価規則テーブル(34)上から対応する評価規則
Fx(34a)を得る。評価規則Fxを用いて問題テー
ブル(33)上の問題番号Pxの問題の内容を評価し、
評価点を算出する。例えば、問題テーブル(33)上の
問題番号1の問題の評価を行う場合、ソフトウェア番号
には1が格納されているので、評価規則テーブル(3
4)のソフトウェア番号1に対応する規則(34x)を
取り出す。規則(34x)の内容は “(重要度)*10+(修正にかかった日数)” となっており、この規則で使用される問題番号1に関す
る情報は 重要度=10 修正にかかった日数 =(問題修正日−問題登録日)=
2000/5/21から2000/6/3までの日数=14日 であるから、 評価点=10(重要度)*10+14(日)=114点 という評価点が算出される。
【0032】また、問題テーブル(33)上の問題番号
2についての評価を行う場合、ソフトウェア番号には2
が格納されているので、ソフトウェア番号2に対応する
評価規則テーブル(34)上の規則(34y)は、“問
題修正完了までの、問題報告者の協力状況を100点満点
評価で、開発者に評価点を問い合わせる”となる。この
評価規則を用いる場合、問題番号2の開発者ユーザ番号
が2であることから、評価点算出部(3b)は、ユーザ
番号2を持つ開発者に対しユーザテーブル(32)の連
絡先メールアドレスや住所を使い、もしくは開発者がシ
ステムを使用中に、問題番号2における問題修正完了ま
での問題報告者の協力状況を問い合わせ、評価点を受け
取る。
【0033】ステップ083:評価点算出部(3b)
は、ステップ082で算出された評価点を、問題テーブ
ル(33)上の問題番号Pxに対応する評価点(33
k)に格納する。これにより、問題毎に何点の評価点が
算出されたかを問題テーブル(33)上で管理できる。
【0034】ステップ084:ステップ082で算出さ
れた評価点を、問題報告者が使用可能な状態にするた
め、問題番号Pxとステップ082で算出された評価点
をパラメータとして、評価点管理手段(3z)を呼び出
す。
【0035】以下、ステップ084の詳細について、図
12を用いて説明する。
【0036】ステップ0841:評価点管理部(3c)
は、問題テーブル(33)から問題番号Pxの問題報告
者ユーザ番号Tx(33c)を得る。
【0037】ステップ0842:評価点管理部(3c)
は、評価点管理テーブル(35)を参照し、ユーザ番号
Txに対応する使用可能評価点(35b)に、ステップ
082で算出された評価点を加算し格納する。これによ
り、問題報告者Txは問題番号Pxの問題報告に対する
評価点を利用可能となる。
【0038】ステップ0843:評価点管理部(3c)
は、問題報告者Txに対し、ユーザテーブル(32)の
連絡先メールアドレスや住所などの情報を用いて、問題
番号Pxに対する評価点が利用可能になったことを通知
する。
【0039】次に、評価点を実際の対価に対応させる流
れについて、図13を用いて説明する。
【0040】ステップ09:ユーザ番号Txを持つ問題
報告者は、対価支払要求を端末(2)に入力する。
【0041】ステップ10:端末(2)は、ユーザ番号
Txを情報として持つ、対価支払要求をネットワーク
(4)を介して問題管理装置(3)に送信する。
【0042】ステップ11:問題管理装置(3)の評価
点管理手段(3y)の評価点管理部(3c)は、評価点
管理テーブル(35)を参照し、受け取った対価支払要
求が持つユーザ番号TxからユーザTxの使用可能評価
点(35b)を取り出す。取り出した使用可能評価点
(35b)は問題報告者が使用している端末(2)に送
信され、端末(2)の画面に表示される。
【0043】ステップ12:対価支払手段(3z)の対
価算出部(3d)は、対価規則テーブル(36)の内容
を端末(2)に対し送信する。端末(2)の画面には、
ステップ11で表示した使用可能評価点と同時に、対価
規則テーブル(36)の内容が表示される。
【0044】ステップ13:対価支払手段(3z)の対
価算出部(3d)は、端末(2)を使用中の問題報告者
Txに対し、ステップ12で表示した対価規則のうち、
どの対価規則を使って対価を得るかを選択させる。
【0045】ステップ14:評価点管理手段(3y)の
評価点管理部(3c)は、ステップ13で選択された対
価規則に応じてユーザTxに対応する評価点管理テーブ
ル(35)を更新する。選択された規則で使用される評
価点を、使用可能評価点(35b)から引き、使用済み
評価点(35c)に足して格納する。また、選択された
対価規則を使用履歴(35e)に追加して格納する。
【0046】ステップ15:対価支払手段(3z)の対
価算出部(3d)は、ステップ13で選択された対価規
則に対応する対価を、ユーザ番号Txに対応するユーザ
テーブル(32)の住所、振込み口座番号などの情報を
使用して支払う。
【0047】ここで、ユーザ番号3を持つ問題報告者が
対価支払要求を発行した場合について説明する。図7の
評価点管理テーブルより、ユーザ番号3の使用可能評価
点は1100点、使用済み評価点は1500点である。
問題報告者がステップ13において、図8の対価規則テ
ーブル(36)からコーヒーカップを選択した場合、使
用する評価点は100点であるので、ステップ14で使
用可能評価点は1000点、使用済み評価点は1600
点に更新され、使用履歴には“コーヒーカップ”が追加
される。ステップ15では、ユーザテーブル(32)か
ら、ユーザ番号3に対応する住所、茨城県水戸市を参照
し、この住所に対してコーヒーカップを発送し、対価の
支払いが完了する。
【0048】また、問題報告者がステップ13で、対価
規則テーブル(36)から換金を選択し、使用可能評価
点1000点分の換金を要求した場合、ステップ14で
使用可能評価点は100点、使用済み評価点は2500
点に更新され、使用履歴には“換金 1000点”が追
加される。ステップ15では、ユーザテーブル(32)
から、ユーザ番号3に対応する振込み口座番号である
“C銀行 123−456”を参照し、対価規則テーブル(3
6)では換金レートは1評価点=10円なので、100
00円を指定口座に振り込んで対価の支払いは完了す
る。
【0049】このような流れで、問題報告に対する対価
が支払われる。
【0050】
【発明の効果】問題報告への対価が発生することで、こ
れまでボランティアで行われていたベータ版ソフトウェ
ア評価への参加層が広がり、報告される問題の質も向上
する。また、広範囲にわたる問題のフィードバックが行
われることで、製品版ソフトウェアの品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す図。
【図2】実施例におけるソフトウェアテーブルの構成例
を示す図。
【図3】実施例におけるユーザテーブルの構成例を示す
図。
【図4】実施例における問題テーブルの構成例を示す
図。
【図5】実施例における問題テーブルの要素のうち、重
要度と状態の構成例を示す図。
【図6】実施例における評価規則テーブルの構成例を示
す図。
【図7】実施例における評価点管理テーブルの構成例を
示す図。
【図8】実施例における対価規則テーブルの構成例を示
す図。
【図9】実施例における問題登録から評価点が算出され
るまでのフローチャート。
【図10】実施例における問題の登録要求の構成例を示
す図。
【図11】実施例における評価点算出のフローチャー
ト。
【図12】実施例における評価点を問題報告者に使用可
能にするためのフローチャート。
【図13】実施例における対価支払いのフローチャー
ト。
【符号の説明】
3…問題管理装置、31…ソフトウェアテーブル、32
…ユーザテーブル、33…問題テーブル、3x…評価点
算出手段、34…評価規則テーブル、3y…評価点管理
手段、35…評価点管理テーブル、3z…対価支払手
段、36…対価規則テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの問題管理を行う問題管理
    システムにおいて、 問題の内容を評価するための評価規則が格納された評価
    規則テーブルを備え、報告された問題の内容を規則を用
    いて評価し評価点を算出する評価点算出手段と、 問題報告者が獲得した評価点合計や評価点の利用状況を
    管理する評価点管理テーブルを備え、問題報告者の評価
    点に関する情報を管理する評価点管理手段と、 評価点を実世界での対価へと対応させるための対価規則
    を格納する対価規則テーブルを備え、対価規則を用いて
    評価点から対価を支払う対価支払手段と、を備え、問題
    報告者に対して問題報告への対価を発生させることを特
    徴とする問題管理システム。
JP2000349323A 2000-11-10 2000-11-10 ソフトウェア問題管理システム Pending JP2002149855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349323A JP2002149855A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ソフトウェア問題管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349323A JP2002149855A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ソフトウェア問題管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002149855A true JP2002149855A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18822747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000349323A Pending JP2002149855A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ソフトウェア問題管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002149855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531839A (ja) * 2010-05-19 2013-08-08 グーグル・インコーポレーテッド バグクリアリングハウス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531839A (ja) * 2010-05-19 2013-08-08 グーグル・インコーポレーテッド バグクリアリングハウス
US9323598B2 (en) 2010-05-19 2016-04-26 Google Inc. Bug clearing house
US10007512B2 (en) 2010-05-19 2018-06-26 Google Llc Bug clearing house

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7412412B2 (en) Network reverse auction and spending analysis methods
US8359250B2 (en) Method and apparatus for payment retrieval and review collection
CN101253526B (zh) 基于因特网的广告或服务的投放和定价的方法和系统
US9324083B2 (en) Booking system and method
US20110087548A1 (en) Systems and methods for generating advertiser recommendations from users of workflow software
US20090287592A1 (en) System and method for conferring a benefit to a thrid party from the sale of leads
US20010025249A1 (en) On-line real-time monitoring system and method of on-line real-time monitoring business
US20080082515A1 (en) Methods and systems for initiating phone calls using a predictive dialer
KR20180042823A (ko) 인테리어 중개 시스템 및 방법
JP2004185589A (ja) ポイント連携システム
US8386345B2 (en) Method and system for generating invoices with entitlements
WO2015029581A1 (ja) アフターサービス管理システム、サーバー、方法、及び、プログラム
US8311880B1 (en) Supplier performance and accountability system
US20030004825A1 (en) Sample administration process and system
CA2552293A1 (en) Computer system for database administration and graphical user interface for same
JP2002149855A (ja) ソフトウェア問題管理システム
WO2004063958A1 (ja) 受注支援システムおよび受注支援方法
CN110023969A (zh) 用于在任务分配系统中对配对策略进行基准化分析的技术
EP1132846A1 (en) Information processing system
WO2001025910A1 (en) System and method for collaborative product development
EP1376425A1 (en) Charging device, charging method, transaction supporting device, and transaction supporting method
JP7108246B1 (ja) 商談を設定するための装置、方法及びそのためのプログラム
US20220309237A1 (en) Server system, communication system, and method of intermediating communication
US20210390493A1 (en) Intelligent work performance transaction engine
CA2448774C (en) Method and apparatus for payment retrieval and review collection