JP2002149181A - 機器制御システム - Google Patents

機器制御システム

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JP2002149181A
JP2002149181A JP2000348096A JP2000348096A JP2002149181A JP 2002149181 A JP2002149181 A JP 2002149181A JP 2000348096 A JP2000348096 A JP 2000348096A JP 2000348096 A JP2000348096 A JP 2000348096A JP 2002149181 A JP2002149181 A JP 2002149181A
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Michiaki Mukai
理朗 向井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが複数機器の構成、制御コマンド等を
気にすることなく簡単に複数機器を制御することができ
る機器制御システムを提供する。 【解決手段】 機器制御システム10は、機器の制御命
令を含むデータを入力する入力部11、入力されたデー
タに含まれる機器制御命令を、第1のデータベース14
のデータと照合して部分的に解釈する第1の制御部1
2、ユーザの入力を解析するために必要な情報を蓄積す
る第1のデータベース14、第1の制御部12により部
分的に解釈された命令を、第2のデータベース17のデ
ータと照合して完全に解釈して解釈した命令から機器を
制御する物理的な制御命令を出力する第2の制御部1
6、及びユーザの要求をコマンドに変換するための情報
を蓄積する第2のデータベース17を備え、第1段階で
は第1のデータベース14を使い、一般的な意味理解を
行うとともに、第2段階では第2のデータベース17に
格納されている所有者の情報と機器固有の情報を用いて
物理的な制御コマンドを生成し送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器を制御
する機器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声認識技術が発展し、テレビジ
ョン受像機、ラジオ受信機、車載ナビゲーション、携帯
電話、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う)等の機器に搭載されつつある。音声認識装置は通常
それぞれの機器の一部として内蔵されている。
【0003】また、テレビジョン受像機、パーソナルコ
ンピュータ、ビデオカメラ、ビデオデッキ、プリンタ、
電子レンジなど民生用機器にはインターネット/イント
ラネットやIEEE(Institute of Electrical and El
ectronics Engineers)1394バスなどで実現される
ネットワーク機能を有するものが現れてきた。ネットワ
ークによって接続された機器の一部は互いにコマンドと
呼ぶ命令を送信したり、データの共有を行ったりしてい
る。
【0004】さらに、家庭内AVネットワークを実現す
るための技術として、例えば2000年1月に標準化が
完了したHAVi(Home Audio/Video Interoperabilit
y)Architectureと呼ばれる標準仕様がある。この仕様
は、HAVi V1.0 Specification版の概要部分(1 General
の1.1 Scope)に記述されているように、家庭用電化製
品やコンピュータを接続して、ユーザがある機器を使っ
て別の機器を操作するためのインタフェースの提供を実
現している。HAVi仕様書では、一例としてIEEE
1394とIEC(International Electrotechnical C
ommission)61883準拠の家庭用電化製品によるネ
ットワークの構築を想定している。また、同仕様書の同
概要部分にあるように、HAViによって実現されたネ
ットワークに接続されている機器をすべてのユーザが自
由に使用できる。このように、家庭内にあるAV機器を
接続してAVネットワークを構築することにより、ユー
ザは離れた部屋にある機器であっても自由に組み合わせ
て使用できるようになった。
【0005】これらの機器を遠隔操作する技術も発達し
つつある。例えば、特開平2−30267号公報には、
電話でガイダンスに従い、番号/記号で具体的に入力す
る制御方法が開示されている。また、特開平6−266
779号公報には、音声認識の結果を用いてネットワー
クに接続された機器を遠隔操作する制御方法が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の機器
制御システムにあっては、以下のような問題点があっ
た。特開平2−30267号公報に記載の制御方法は、
屋外から機器の制御が可能ではあるが、ガイダンスに応
じて番号/記号を入力する必要があり、入力が煩雑であ
るという問題点があった。
【0007】また、特開平6−266779号公報に記
載の制御方法は、音声認識の結果を用いて機器を制御す
るため、入力は簡単であるが、同一カテゴリーの機器が
2台以上存在した場合に機器の特定が困難であるという
欠点があった。以上述べたように、従来の機器制御シス
テムにあっては、入力方法が簡単であり、複数の機器か
ら制御対象となる機器を容易に特定し、制御できる技術
はほとんど存在していない。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、ユーザが複数機器の構成、制御コマン
ド等を気にすることなく簡単に複数機器を制御すること
ができる機器制御システムを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の機器制御システ
ムは、複数の機器を制御する機器制御システムであっ
て、前記機器の制御命令を含むデータを入力する入力手
段と、ユーザを特定する情報及びユーザの固有情報を格
納する第1のデータベースと、前記第1のデータベース
のデータに基づいて、前記制御命令を出したユーザを特
定し、該ユーザの命令内容を解釈する第1の制御手段
と、ユーザが所有する機器情報及び機器固有の情報を格
納する第2のデータベースと、前記第1の制御手段によ
り解釈された命令を基に、前記第2のデータベースのデ
ータに基づいて制御対象となる機器を判定し、前記機器
を制御する物理的な制御命令を出力する第2の制御手段
と前記機器を制御する物理的な制御命令を出力する第2
の制御手段とを備えることを特徴としている。また、前
記第2の制御手段は、前記制御対象となる機器の使用可
能機能を判定するものであってもよい。
【0010】また、本発明の機器制御システムは、複数
の機器を制御する機器制御システムであって、前記機器
の制御命令を含むデータを入力する入力手段と、前記機
器制御命令を解析するためのデータを格納する第1のデ
ータベースと、入力されたデータに含まれる機器制御命
令を、前記第1のデータベースのデータと照合して第1
の段階まで解釈する第1の制御手段と、ユーザの情報及
び機器固有の情報を格納する第2のデータベースと、前
記第1の制御手段により第1の段階まで解釈された命令
を、前記第2のデータベースのデータと照合して第2の
段階まで解釈し、該解釈した命令から機器を制御する物
理的な制御命令を出力する第2の制御手段とを備えるこ
とを特徴としている。
【0011】このように構成された本発明の機器制御シ
ステムにより、ユーザは複数機器の構成、制御コマンド
等を気にすることなく簡単に操作することが可能にな
る。また、より好ましい具体的な態様としては、前記入
力手段に入力されるデータは、音声データを含むもので
あることで、入力に音声又は画像を使うことにより既存
の技術を用いて話者認識ができるようになり、ユーザの
特定にパスワードの入力が不要となる。
【0012】また、前記第1のデータベースのデータを
書き換え可能に構成すれば、第1のデータベースのデー
タを書き換えることにより、ユーザの新規登録、パスワ
ード等のユーザの特定に必要な情報や対話に必要なキー
ワード等の変更が容易になる。さらに、前記第2のデー
タベースのデータを書き換え可能に構成すれば、第2の
データベースのデータを書き換えることにより、制御対
象となる機器の置き換え、新規導入の際の登録作業が容
易になる上に、異なった場所に移動させた場合にもその
情報を容易に更新することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な機器制御システムの実施の形態について詳
細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の機器制御
システムの基本構成を示すブロック図である。機器制御
システムとして、対話制御を行う情報処理装置に適用し
た例である。
【0014】図1において、機器制御システム10は、
ユーザからの機器の制御命令を含むデータを入力する入
力部11(入力手段)、ユーザの入力を認識・理解する
ための対話制御を行う第1の制御部12(第1の制御手
段)、ユーザヘの応答を音声又は画像表示等により出力
する出力部13、ユーザの入力を解析するために必要な
情報を蓄積する第1のデータベース14(第1のデータ
ベース)、第1のデータベース14の内容を書き換える
第1のデータベース編集部15、第1の制御部12によ
り部分的に解釈された命令を、第2のデータベース17
のデータと照合して完全に解釈してユーザの要求をコマ
ンドに変換し、対象機器に対して命令を送信する機器制
御を行う第2の制御部16(第2の制御手段)、ユーザ
の要求をコマンドに変換するための情報を蓄積する第2
のデータベース17(第2のデータベース)、第2のデ
ータベース17を編集する第2のデータベース編集部1
8、及び制御の対象となる複数の機器19から構成され
る。
【0015】入力部11は、インターネット、アナログ
電話、ISDNなどのネットワーク網及びCCDカメ
ラ、マイクなどの入力デバイスである。第1の制御部1
2は、第1のデータベース14のデータを照合して入力
に含まれる機器制御命令を部分的(第1の段階)に解釈
する。第2のデータベース17は、部分的に解釈された
命令を更に解析するためのユーザの情報及び機器固有の
情報を蓄積する。
【0016】第2の制御部16は、第1の制御部12の
出力を受け、第2のデータベース17のデータを照合し
て機器制御命令を完全(第2の段階)に解析し、機器を
制御するための物理的な制御コマンド(機器命令)を出
力する。このように、本実施の形態の機器制御システム
10は、対話制御を行うための第1の制御部12及び機
器制御を行うための第2の制御部16と、2つの制御部
12,16が参照する2つのデータベース14,17と
を設け、対話制御と機器制御を分離した点を特徴として
いる。
【0017】図2は、上記第1のデータベース14の内
容を表にして示す図である。第1のデータベース14
は、機器制御命令を解析するためのデータを格納するデ
ータベースであり、一例として図2に示すように、「ユ
ーザ名」に対応して「パスワード」,「音声データ」,
「画像データ」,「参照データ」の各項目を備える。こ
の例では、ユーザ名「向井」に対応してパスワード「*
****」,音声データ「Mukai.wav」,画像データ「M
ukai.jpg」,参照データ「Mukai.dat」が、ユーザ名
「宮尾」に対応してパスワード「*****」,音声デ
ータ「Miyao.wav」,画像データ「Miyao.jpg」,参照デ
ータ「Miyao.dat」がそれぞれ保存されている。
【0018】図3は、上記第2のデータベース17の内
容を表にして示す図である。第2のデータベース17
は、第1の制御部12により部分的に解釈された機械制
御命令を更に解析するためのデータを格納するデータベ
ースであり、一例として図3に示すように、「ユーザ
名」に対応して「機器名」,「機器番号」,「場所情
報」,「状態」,「命令」,「送信コード」の各項目を
備える。この例では、例えばユーザ名「向井」について
は、同一機器名「テレビ」が2つあり、一方の機器名
「テレビ」の機器番号は「未登録」,場所情報「Room
1」,状態「スタンバイ」,命令「スイッチオン,スイ
ッチオフ,音量アップ,音量ダウン,チャンネルアッ
プ,チャンネルダウン」,送信コード「未設定」が保存
され、他方の機器名「テレビ」の機器番号は「未登
録」,場所情報「Room2」,状態「電源オフ」,命令
「スイッチオン,スイッチオフ,音量アップ,音量ダウ
ン,チャンネルアップ,チャンネルダウン」,送信コー
ド「未設定」が保存されている。
【0019】なお、図2及び図3に示すデータベースの
内容は一例であり、他の形式・内容の情報であってもよ
い。また、これらデータベース14,17は、ハードデ
ィスク装置でもよく、ネットワーク上から転送されるも
のも含まれる。以下、上述のように構成された機器制御
システムの動作を説明する。まず、対話制御について述
べる。
【0020】図4は、入力命令を解析し、意味理解を行
うための動作を示すフローチャートである。図中、Sは
フローの各ステップを示す。ユーザは入力部11に対
し、インターネット、アナログ電話、ISDNなどのネ
ットワーク網及びCCDカメラ、マイクなどの入力デバ
イスのいずれか又はそれらの組み合わせにより入力を行
う。
【0021】ステップS1において、ユーザからの入力
命令があるか否かを判別し、ユーザの入力命令を検出す
ると、ステップS2で入力内容を解析する。例えば、ユ
ーザAが「僕の部屋のテレビをつけて」と入力したと仮
定する。まず、第1の制御部12では、「僕」が誰であ
るのか、「何」を「どう」するのかを解釈する。この解
釈方法の一例として、例えばインターネットを使って接
続した場合には接続元の機器のIPアドレス、電話等を
使った場合はその電話番号などを使って個人認証を行
い、「僕」が誰であるのかを解釈すればよい。あるいは
あらかじめ定めておいたパスワードを入力したり、特開
昭63−106798号公報等に記載の個人認証装置を
用いて音声で個人を識別したり、参考文献「コンピュー
タによる顔の認識の研究動向」(電子情報通信学会誌、
Vol.80,No.3,pp257−266、199
7)に記載のような画像認識方法を用いてもよい。この
ときに用いるパスワード、IPアドレス、電話番号等の
データは、第1のデータベース14に格納されている。
【0022】次に「何」を「どう」するかを解釈する。
ステップS3では、入力情報が不明瞭・不正確であるか
否かを判別する。ユーザを認証しその命令内容を解析で
きなければ、情報が欠落又は識別できなかったと判断し
てステップS4で再入力を要求して上記ステップS1の
入力待ちの状態に戻り、上記処理を繰り返す。
【0023】入力部11及び出力部13において音声を
用いる場合には、発声が不明瞭で認識できない場合もあ
るが、その場合には出力部13は、合成音声等で「○○
をどうするのですか?」と部分的に聞き返したり、「も
う一度お願いします」などのメッセージを出力するよう
にしてもよい。入力情報を解析した後、ステップS5で
は第2の制御部16に解析情報を送信して上記ステップ
S1に戻り、ユーザの入力を待つ。
【0024】また、聞直し・再入力のルールについても
第1のデータベース14に格納しておく。第1のデータ
ベース14は、入力情報を解析したり、再入力を求める
ルールを格納するものであり、その内容はあまり頻繁に
は書き換わらない。新規ユーザを登録する場合、あるい
は登録パスワードを書き換えるなどの場合には、第1の
データベース編集部15を用いる。第1のデータベース
編集部15には、テキストエディタを用いてもよいし、
専用の書き換え装置を用いてもよい。
【0025】次に、第2の制御部16及び第2のデータ
ベース17について説明する。図5は、意味理解の結果
を更に解析し、機器制御命令を送出するための動作を示
すフローチャートである。まず、ステップS11におい
て、ユーザからの入力命令があるか否かを判別し、ユー
ザの入力命令を検出すると、ステップS12で入力内容
を解析する。例えば、第1の制御部12から「向井のテ
レビをつける」という命令を受け取ると、ステップS1
2では第2のデータベース17を用いて「向井のテレ
ビ」が「どこ」にあり、その機器(この例の場合にはテ
レビ)の属性を検索する。この属性には、メーカー名、
機種名、現在の状態、制御命令群などが含まれる。
【0026】上記「テレビをつける」という命令に対
し、現在の状態がすでに「テレビがついている」状態で
あった場合には、制御命令を送らずに、第1の制御部1
2に対して現在の状態と命令不実行の結果を送り返す。
また、ネットワークにつながっている複数の機器がある
場合には、個々の機器を区別できるようにアドレスを持
たせておく。上記「テレビをつける」という命令は、第
2の制御部16において制御命令に変換し、「向井のテ
レビ」を表すアドレスに向けて送出される。
【0027】機器が直接ネットワークにつながっていな
い場合でも「向井のテレビ」がある部屋に制御命令を発
信するリモコンを置いておけばよい。このリモコンはネ
ットワークを使って第2の制御部16からの命令を受け
られるようにしておく。この場合には、1つのリモコン
にアドレスを与えることでアドレスを持たないビデオ、
テレビ、オーディオなど複数の機器に対して命令を送信
することが可能である。
【0028】ステップS13では、制御対象となる機器
を特定できるか否かを判別する。機器の特定が不可能の
場合(例えば、「向井のテレビ」が複数台あり、どのテ
レビを付ければよいか判断できない場合)には、ステッ
プS14で第1の制御部12に判断不能の信号を送出
し、再入力を要求して上記ステップS11の待機の状態
に戻る。機器の特定が完了すると、ステップS15で第
2のデータベース17に格納してある制御命令を対象と
なる機器に対して送信して上記ステップS11に戻り、
待機状態となる。
【0029】さらに、送信した結果が実行されたかを確
認し、第1の制御部12を使ってユーザに通知してもよ
い。ユーザにとって命令した結果がどうなったかを知る
必要がある場合とそうでない場合がある。例えば「僕の
部屋の電気を消しておいて」という命令に対し、何らか
の事情が発生して実行できなかった場合でもさほど問題
がないと考えられる。ところが「お風呂の火を消してお
いて」という命令が出され、この命令が実行できなかっ
た場合、実行できなかったという事実を知らなければ事
故につながる可能性がある。このような結果を通知する
/しないといったルールは、第1のデータベース14に
記録しておき、第2の制御部16は第1の制御部12ま
で実行結果を送信しておけばよい。こうして、2つのデ
ータベースをもち、制御部を2つに分けることで、入力
方法を容易にすると同時に、同一の機器が複数存在する
場合でも同様の効果を得ることができる。
【0030】以上のように、本実施の形態の機器制御シ
ステム10は、機器の制御命令を含むデータを入力する
入力部11、入力されたデータに含まれる機器制御命令
を、第1のデータベース14のデータと照合して部分的
に解釈する第1の制御部12、ユーザヘの応答を出力す
る出力部13、ユーザの入力を解析するために必要な情
報を蓄積する第1のデータベース14、第1のデータベ
ース14の内容を書き換える第1のデータベース編集部
15、第1の制御部12により部分的に解釈された命令
を、第2のデータベース17のデータと照合して完全に
解釈して解釈した命令から機器を制御する物理的な制御
命令を出力する第2の制御部16、ユーザの要求をコマ
ンドに変換するための情報を蓄積する第2のデータベー
ス17、及び第2のデータベース17を編集する第2の
データベース編集部18を備え、第1段階では第1のデ
ータベース14を使い、一般的な意味理解を行うととも
に、第2段階では第2のデータベース17に格納されて
いる所有者の情報と機器固有の情報を用いて物理的な制
御コマンドを生成し送出するようにしたので、データベ
ース14,17と制御部12,16をそれぞれ2つに分
けることにより、第1のデータベース14と第1の制御
部12では「僕の部屋のテレビ」などの一般的な対話を
行うことができ、また、第2のデータベース17と第2
の制御部16では「僕の部屋のテレビをつける」等の入
力を特定機種の機器の制御命令に変換・送信することが
できる。これにより、機器の制御を簡単にするという効
果が得られる。
【0031】なお、本発明の機器制御システム及び機器
制御システムは、上述の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述したよ
うな対話制御を用いた情報処理装置に適用することもで
きるが、これには限定されず、全ての装置に適用可能で
ある。また、本実施の形態に係る機器制御システムが、
PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端
末やパーソナルコンピュータの音声・動画像処理機能と
して組み込まれたものでもよい。
【0032】さらに、上記機器制御システム及び機器制
御システムを構成する各回路部等の種類、データベー
ス、データベースに蓄積されるデータの種類などは前述
した実施形態に限られない。例えば、2つの制御部及
び、データベースは、機能的に分かれていればよく、ハ
ード的に2つの制御部又はデータベースを用意する必要
はない。
【0033】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1及び2
によれば、ユーザは複数機器の構成、制御コマンド等を
気にすることなく簡単に操作することができる。請求項
3によれば、入力に音声又は画像を使うことにより既存
の技術を用いて話者認識ができるので、ユーザの特定に
パスワードの入力が不要となるという効果を得ることが
できる。
【0034】また、第1のデータベースのデータを書き
換え可能に構成すれば、ユーザの新規登録、パスワード
等のユーザの特定に必要な情報や対話に必要なキーワー
ド等の変更が容易となるという効果を得ることができ
る。また、第2のデータベースのデータを書き換え可能
に構成すれば、制御対象となる機器の置き換え、新規導
入の際の登録作業が容易になる上に、異なった場所に移
動させた場合にもその情報を容易に更新できるという効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の機器制御システムの基本
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の機器制御システムの第1のデー
タベースの内容を表にして示す図である。
【図3】本実施の形態の機器制御システムの第2のデー
タベースの内容を表にして示す図である。
【図4】本実施の形態の機器制御システムの入力命令を
解析し、意味理解を行うための動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本実施の形態の機器制御システムの意味理解の
結果を更に解析し、機器制御命令を送出するための動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 機器制御システム 11 入力部(入力手段) 12 第1の制御部(第1の制御手段) 13 出力部 14 第1のデータベース(第1のデータベース) 15 第1のデータベース編集部 16 第2の制御部(第2の制御手段) 17 第2のデータベース(第2のデータベース) 18 第2のデータベース編集部 19 複数の機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器を制御する機器制御システム
    であって、 前記機器の制御命令を含むデータを入力する入力手段
    と、 ユーザを特定する情報及びユーザの固有情報を格納する
    第1のデータベースと、 前記第1のデータベースのデータに基づいて、前記制御
    命令を出したユーザを特定し、該ユーザの命令内容を解
    釈する第1の制御手段と、 ユーザが所有する機器情報及び機器固有の情報を格納す
    る第2のデータベースと、 前記第1の制御手段により解釈された命令を基に、前記
    第2のデータベースのデータに基づいて制御対象となる
    機器を判定し、前記機器を制御する物理的な制御命令を
    出力する第2の制御手段とを備えることを特徴とする機
    器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段は、 前記制御対象となる機器の使用可能機能を判定すること
    を特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段に入力されるデータは、音
    声データを含むことを特徴とする請求項1記載の機器制
    御システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7505910B2 (en) 2003-01-30 2009-03-17 Hitachi, Ltd. Speech command management dependent upon application software status
JP2009288815A (ja) * 2003-12-05 2009-12-10 Kenwood Corp 機器制御装置、音声認識装置、エージェント装置、機器制御方法及びプログラム
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