JP2002147371A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JP2002147371A JP2002147371A JP2001262354A JP2001262354A JP2002147371A JP 2002147371 A JP2002147371 A JP 2002147371A JP 2001262354 A JP2001262354 A JP 2001262354A JP 2001262354 A JP2001262354 A JP 2001262354A JP 2002147371 A JP2002147371 A JP 2002147371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- rotor
- vane pump
- pump according
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型でも十分な性能を発揮するベーンポンプ
を安価に提供することを課題とする。 【解決手段】 ケーシング20の内周空間50に回転自
在に支持されかつ偏心して配置されるロータ10と、こ
のロータ10に挿入されケーシング20の内周51側に
突出するよう摺動自在に設けられるベーン11とを備
え、ベーン11がロータ10の内部に配置されたエラス
トマー12の弾性によって摺動することで上記課題を解
決する。
を安価に提供することを課題とする。 【解決手段】 ケーシング20の内周空間50に回転自
在に支持されかつ偏心して配置されるロータ10と、こ
のロータ10に挿入されケーシング20の内周51側に
突出するよう摺動自在に設けられるベーン11とを備
え、ベーン11がロータ10の内部に配置されたエラス
トマー12の弾性によって摺動することで上記課題を解
決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベーンを備えた流
体用のポンプであるベーンポンプに関する技術分野に属
し、特にこのベーンポンプの小型化に関するものであ
る。
体用のポンプであるベーンポンプに関する技術分野に属
し、特にこのベーンポンプの小型化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ベーンポンプは、ケーシングの内周空間
に回転自在に支持されて、かつ偏心して配置されるロー
タと、このロータからケーシングの内周側に突出するよ
う摺動自在に設けられるベーンとを備えたポンプであ
る。そして、このポンプは、ロータの外周とケーシング
の内周及びベーンによって領域を形成し、この領域に流
入した流体を、ロータが偏心して回転しベーンが摺動す
ることによって移動させる構造を有している。このベー
ンポンプのベーンを摺動させる手段としては、従来より
様々な方式が提案されており、代表的な方式としては、
バネ式、遠心力式、磁気式等が挙げられる。
に回転自在に支持されて、かつ偏心して配置されるロー
タと、このロータからケーシングの内周側に突出するよ
う摺動自在に設けられるベーンとを備えたポンプであ
る。そして、このポンプは、ロータの外周とケーシング
の内周及びベーンによって領域を形成し、この領域に流
入した流体を、ロータが偏心して回転しベーンが摺動す
ることによって移動させる構造を有している。このベー
ンポンプのベーンを摺動させる手段としては、従来より
様々な方式が提案されており、代表的な方式としては、
バネ式、遠心力式、磁気式等が挙げられる。
【0003】まず、バネ式のベーンポンプでは、ロータ
の内部にバネが配置され、このバネを押しつけるように
ベーンがロータに配置される。そして、ベーンがバネの
弾性力によって常時ケーシングの内周側に押し出される
力を利用する方式である。
の内部にバネが配置され、このバネを押しつけるように
ベーンがロータに配置される。そして、ベーンがバネの
弾性力によって常時ケーシングの内周側に押し出される
力を利用する方式である。
【0004】次に、遠心力式のベーンポンプは、径方向
に配置されたベーンにはロータの回転によって遠心力が
発生するため、回転時のベーンが遠心力によってケーシ
ングの内周側に押し出される力を利用する方式である。
に配置されたベーンにはロータの回転によって遠心力が
発生するため、回転時のベーンが遠心力によってケーシ
ングの内周側に押し出される力を利用する方式である。
【0005】次に、磁気式のベーンポンプは、ケーシン
グに着磁部を設け、磁性を有するベーンを磁力で吸引
し、ケーシングの内周側に引きつけることでベーンを動
作させる方式である。
グに着磁部を設け、磁性を有するベーンを磁力で吸引
し、ケーシングの内周側に引きつけることでベーンを動
作させる方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方式
で、ベーンポンプの小型化を図る場合には、ロータの外
径を小さくしたり、ベーンの枚数を減らしたりといった
方法が考えられる。しかし、この方法を上述の従来のベ
ーンポンプの方式に適用すると、それぞれ特有の課題を
生じ、ベーンポンプとして十分な性能が得ることができ
なかった。
で、ベーンポンプの小型化を図る場合には、ロータの外
径を小さくしたり、ベーンの枚数を減らしたりといった
方法が考えられる。しかし、この方法を上述の従来のベ
ーンポンプの方式に適用すると、それぞれ特有の課題を
生じ、ベーンポンプとして十分な性能が得ることができ
なかった。
【0007】例えば、バネ式の場合においては、小径の
ロータやケーシングの内部にバネを配置させるには、バ
ネ自体としてかなり小さな物を準備しなければならず、
小型になればなるほどバネの入手が困難になる。また、
小径のロータに必要な個数のバネを入れ込み、このバネ
を押さえつけてベーンを配置する作業は、組立にも困難
を要する。また、ベーンをケーシングの内周に押し付け
る力を高めるには、バネのストロークを大きく取る必要
があり、小型化を図るためには矛盾した設計が必要とな
る。
ロータやケーシングの内部にバネを配置させるには、バ
ネ自体としてかなり小さな物を準備しなければならず、
小型になればなるほどバネの入手が困難になる。また、
小径のロータに必要な個数のバネを入れ込み、このバネ
を押さえつけてベーンを配置する作業は、組立にも困難
を要する。また、ベーンをケーシングの内周に押し付け
る力を高めるには、バネのストロークを大きく取る必要
があり、小型化を図るためには矛盾した設計が必要とな
る。
【0008】また、遠心力式の場合には、ロータの外径
やケーシングの内径を小さくすると、ベーンが受ける遠
心力も小さくなる。そのため、ベーンをケーシングの内
周に押し付ける力が弱まり、流体の漏れを生じ易くな
る。特に、起動時や回転数が低い状態では、十分な遠心
力が作用しないため漏れが生じ、ポンプとしての十分な
性能を得ることができない。
やケーシングの内径を小さくすると、ベーンが受ける遠
心力も小さくなる。そのため、ベーンをケーシングの内
周に押し付ける力が弱まり、流体の漏れを生じ易くな
る。特に、起動時や回転数が低い状態では、十分な遠心
力が作用しないため漏れが生じ、ポンプとしての十分な
性能を得ることができない。
【0009】また、磁気式の場合には、ケーシング側に
着磁部を設ける構造が複雑であり、安価で小型に製造す
るにはさらなる改良の余地があった。
着磁部を設ける構造が複雑であり、安価で小型に製造す
るにはさらなる改良の余地があった。
【0010】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたもので、小型でも十分な性能を発揮するベーンポン
プを安価に提供することを課題とするものである。
れたもので、小型でも十分な性能を発揮するベーンポン
プを安価に提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次の様な手段を採用する。
決するために、次の様な手段を採用する。
【0012】すなわち、請求項1では、ケーシングの内
周空間に回転自在に支持されかつ偏心して配置されるロ
ータと、このロータに挿入されケーシングの内周側に突
出するよう摺動自在に設けられるベーンとを備えたベー
ンポンプにおいて、ベーンはロータの内部に配置された
エラストマーの弾性によって摺動することを特徴とす
る。
周空間に回転自在に支持されかつ偏心して配置されるロ
ータと、このロータに挿入されケーシングの内周側に突
出するよう摺動自在に設けられるベーンとを備えたベー
ンポンプにおいて、ベーンはロータの内部に配置された
エラストマーの弾性によって摺動することを特徴とす
る。
【0013】この手段では、ロータがケーシングの内周
空間に偏心して配置され回転するため、ロータの外周と
ケーシングの内周との間隔が変化するよう構成されてい
る。そして、ロータの回転により、ベーンに対して前記
間隔が狭まりつつある場合には、ベーンがロータ側に押
し付けられ、エラストマーを押圧して弾性変形させる。
一方ベーンに対して前記間隔が広がりつつある場合に
は、エラストマーがベーンをケーシング内周に押し付け
る方向に突出させる。
空間に偏心して配置され回転するため、ロータの外周と
ケーシングの内周との間隔が変化するよう構成されてい
る。そして、ロータの回転により、ベーンに対して前記
間隔が狭まりつつある場合には、ベーンがロータ側に押
し付けられ、エラストマーを押圧して弾性変形させる。
一方ベーンに対して前記間隔が広がりつつある場合に
は、エラストマーがベーンをケーシング内周に押し付け
る方向に突出させる。
【0014】また、請求項2では、請求項1記載のベー
ンポンプにおいて、ベーンは径方向に複数設けられ、各
ベーンがロータの内部でエラストマーに接触するよう配
置されることを特徴とする。
ンポンプにおいて、ベーンは径方向に複数設けられ、各
ベーンがロータの内部でエラストマーに接触するよう配
置されることを特徴とする。
【0015】この手段では、ベーンがエラストマーを押
し付け、かつエラストマーがベーンをケーシング内周に
押し付ける一連の動作が、複数のベーンによって連続し
て順次行われる。
し付け、かつエラストマーがベーンをケーシング内周に
押し付ける一連の動作が、複数のベーンによって連続し
て順次行われる。
【0016】また、請求項3では、請求項2記載のベー
ンポンプにおいて、ロータの側面に径方向に貫通する挿
入孔が形成され、この挿入孔にエラストマーを挟んでベ
ーンが配置されることを特徴とする。
ンポンプにおいて、ロータの側面に径方向に貫通する挿
入孔が形成され、この挿入孔にエラストマーを挟んでベ
ーンが配置されることを特徴とする。
【0017】この手段では、貫通した挿入孔にエラスト
マーを挟むようにベーンを挿入するだけで組立がなされ
る。
マーを挟むようにベーンを挿入するだけで組立がなされ
る。
【0018】また、請求項4では、請求項3記載のベー
ンポンプにおいて、ベーンは平板状を呈し、ベーンのロ
ータの内部側の端部は偏倚していることを特徴とする。
ンポンプにおいて、ベーンは平板状を呈し、ベーンのロ
ータの内部側の端部は偏倚していることを特徴とする。
【0019】この手段では、ベーンのロータの内部側の
偏倚によって、ベーンが摺動したときの支持力が高めら
れ、傾倒しにくくなる。
偏倚によって、ベーンが摺動したときの支持力が高めら
れ、傾倒しにくくなる。
【0020】また、請求項5では、請求項4記載のベー
ンポンプにおいて、ベーンのロータの内部側の端部は、
ロータの長手方向に傾斜していることを特徴とする。
ンポンプにおいて、ベーンのロータの内部側の端部は、
ロータの長手方向に傾斜していることを特徴とする。
【0021】この手段では、ベーンの端部の傾斜によ
り、ベーンが摺動により突出したときに、ロータの内部
での引っ掛かりが増すため、傾倒に対する強度が備えら
れる。
り、ベーンが摺動により突出したときに、ロータの内部
での引っ掛かりが増すため、傾倒に対する強度が備えら
れる。
【0022】また、請求項6では、請求項1から5のい
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、ロータがケーシ
ングによって支持される部位は、潤滑剤により機密性が
備えられることを特徴とする。
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、ロータがケーシ
ングによって支持される部位は、潤滑剤により機密性が
備えられることを特徴とする。
【0023】この手段では、ケーシングの内周空間から
の流体の漏れが防止され、かつ支持する部位に潤滑性が
備えられる。
の流体の漏れが防止され、かつ支持する部位に潤滑性が
備えられる。
【0024】また、請求項7では、請求項6記載のベー
ンポンプにおいて、潤滑剤は、ロータとケーシングとの
間に設けられる溝部に充填されることを特徴とする。
ンポンプにおいて、潤滑剤は、ロータとケーシングとの
間に設けられる溝部に充填されることを特徴とする。
【0025】この手段では、溝部に潤滑剤を充填するだ
けで機密性と潤滑性が得られる。
けで機密性と潤滑性が得られる。
【0026】また、請求項8では、請求項1から7のい
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、ベーンと挿入孔
との間隙は、潤滑剤により機密性が備えられることを特
徴とする。
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、ベーンと挿入孔
との間隙は、潤滑剤により機密性が備えられることを特
徴とする。
【0027】この手段では、ベーンは摺動するため、挿
入孔との間に間隙が存在するが、潤滑剤により機密性が
備えられるとともに、摺動時の潤滑性も備えられる。
入孔との間に間隙が存在するが、潤滑剤により機密性が
備えられるとともに、摺動時の潤滑性も備えられる。
【0028】また、請求項9では、請求項6から8のい
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、潤滑剤がグリー
スであることを特徴とする。
ずれかに記載のベーンポンプにおいて、潤滑剤がグリー
スであることを特徴とする。
【0029】この手段では、グリースは粘度が高いた
め、必要な部位に塗布や充填するだけで流れ落ちること
もなく、容易に保持される。
め、必要な部位に塗布や充填するだけで流れ落ちること
もなく、容易に保持される。
【0030】また、請求項10では、ケーシングの内周
空間に回転自在に支持されかつ偏心して配置されるロー
タと、このロータに挿入されケーシングの内周側に突出
するよう摺動自在に設けられるベーンとを備えたベーン
ポンプにおいて、ベーンが磁力の反発によって摺動する
ことを特徴とする。
空間に回転自在に支持されかつ偏心して配置されるロー
タと、このロータに挿入されケーシングの内周側に突出
するよう摺動自在に設けられるベーンとを備えたベーン
ポンプにおいて、ベーンが磁力の反発によって摺動する
ことを特徴とする。
【0031】この手段では、ロータの回転により、ベー
ンに対するロータの外周とケーシングの内周との間隔が
変化するのに伴って、ベーンが磁力による反発を受けて
摺動する。
ンに対するロータの外周とケーシングの内周との間隔が
変化するのに伴って、ベーンが磁力による反発を受けて
摺動する。
【0032】また、請求項11では、請求項10記載の
ベーンポンプにおいて、ベーンは複数設けられ、ベーン
どうしが反発しあって突出するようベーンどうしの対向
する位置に同極の着磁が設けられていることを特徴とす
る。
ベーンポンプにおいて、ベーンは複数設けられ、ベーン
どうしが反発しあって突出するようベーンどうしの対向
する位置に同極の着磁が設けられていることを特徴とす
る。
【0033】この手段では、ベーンどうしが磁力によっ
て反発し合うことで、ベーンが力を受けて突出し、ケー
シングの内壁に押し付けられる。
て反発し合うことで、ベーンが力を受けて突出し、ケー
シングの内壁に押し付けられる。
【0034】また、請求項12では、請求項11記載の
ベーンポンプにおいて、ロータの側面に径方向に貫通す
る挿入孔が形成され、この挿入孔に磁力が反発し合う向
きでベーンが配置されることを特徴とする。
ベーンポンプにおいて、ロータの側面に径方向に貫通す
る挿入孔が形成され、この挿入孔に磁力が反発し合う向
きでベーンが配置されることを特徴とする。
【0035】この手段では、貫通した挿入孔に磁力が反
発し合う向きにベーンを挿入するだけで、ベーンの組立
がなされる。
発し合う向きにベーンを挿入するだけで、ベーンの組立
がなされる。
【0036】また、請求項13では、請求項12記載の
ベーンポンプにおいて、ベーンは挿入孔内に列状に配置
され、ベーンの端部間で反発しあうことを特徴とする。
ベーンポンプにおいて、ベーンは挿入孔内に列状に配置
され、ベーンの端部間で反発しあうことを特徴とする。
【0037】この手段では、ベーンの端部間の磁力の反
発によって、ベーンが突出する。
発によって、ベーンが突出する。
【0038】また、請求項14では、請求項12記載の
ベーンポンプにおいて、ベーンは挿入孔内に重なりを有
して配置され、ベーンの面間で反発しあうことを特徴と
する。
ベーンポンプにおいて、ベーンは挿入孔内に重なりを有
して配置され、ベーンの面間で反発しあうことを特徴と
する。
【0039】この手段では、ベーンの重なり合って対向
する面どうしの磁力の反発によって、ベーンが突出す
る。
する面どうしの磁力の反発によって、ベーンが突出す
る。
【0040】また、請求項15では、請求項10記載の
ベーンポンプにおいて、ベーンがロータの内部から反発
を受けて突出するようベーンとロータの内部との対向す
る位置に同極の着磁がもうけられていることを特徴とす
る。
ベーンポンプにおいて、ベーンがロータの内部から反発
を受けて突出するようベーンとロータの内部との対向す
る位置に同極の着磁がもうけられていることを特徴とす
る。
【0041】この手段では、ベーンの端部とロータの内
部とが磁力で反発し合うことで、ベーンが力を受けて突
出し、ケーシングの内壁に押し付けられる。
部とが磁力で反発し合うことで、ベーンが力を受けて突
出し、ケーシングの内壁に押し付けられる。
【0042】また、請求項16では、請求項10から1
5のいずれかに記載のベーンポンプにおいて、ベーンが
永久磁石からなることを特徴とする。
5のいずれかに記載のベーンポンプにおいて、ベーンが
永久磁石からなることを特徴とする。
【0043】この手段では、ベーンに着磁部を形成する
必要がなくなる。
必要がなくなる。
【0044】また、請求項17では、請求項10から1
5のいずれかに記載のベーンポンプにおいて、着磁が永
久磁石の付設によりなることを特徴とする。
5のいずれかに記載のベーンポンプにおいて、着磁が永
久磁石の付設によりなることを特徴とする。
【0045】この手段では、着磁が必要な部分のみに永
久磁石を付設することで、その他の部分は任意の材料を
選択することができる。
久磁石を付設することで、その他の部分は任意の材料を
選択することができる。
【0046】以下、本発明の基本的な実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)の断
面図、図2は実施の形態(1)の分解図、図3は実施の
形態(1)の要部の組立を示す説明図、図4、図5は図
1のA−A線で切断した要部の断面で実施の形態(1)
の動作の説明図である。
て図に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)の断
面図、図2は実施の形態(1)の分解図、図3は実施の
形態(1)の要部の組立を示す説明図、図4、図5は図
1のA−A線で切断した要部の断面で実施の形態(1)
の動作の説明図である。
【0047】実施の形態(1)のベーンポンプ1は、ケ
ーシング20の内周空間50に回転自在に支持されかつ
偏心して配置されるロータ10と、このロータ10に挿
入されケーシング20の内周51側に突出するよう摺動
自在に設けられるベーン11とを備えており、このベー
ン11がロータ10の内部に配置されたエラストマー1
2の弾性によって摺動するよう構成されている。
ーシング20の内周空間50に回転自在に支持されかつ
偏心して配置されるロータ10と、このロータ10に挿
入されケーシング20の内周51側に突出するよう摺動
自在に設けられるベーン11とを備えており、このベー
ン11がロータ10の内部に配置されたエラストマー1
2の弾性によって摺動するよう構成されている。
【0048】ケーシング20は、第1部材30の内側に
設けられた凹部31に、第2部材40に設けられた凸部
41を雌雄嵌合させ、これらを組み合わせた内部に内周
空間50を形成するよう構成されている。
設けられた凹部31に、第2部材40に設けられた凸部
41を雌雄嵌合させ、これらを組み合わせた内部に内周
空間50を形成するよう構成されている。
【0049】ロータ10は、ケーシング20の内周空間
50に挿入され、ロータ10の一方の端部17に突設さ
れた支軸18が、ベーンポンプ1の外部の駆動源に連結
されて回転させられる。このロータ10の側面には、径
方向に貫通する挿入孔13が設けられている。そして、
この挿入孔13には、エラストマー12を挟んでベーン
11が挿入(ここでは2枚)されている。そして、ベー
ン11とエラストマー12の幅寸法は、挿入孔13の幅
寸法に略々等しく摺動可能に形成されている。また2枚
のベーン11とエラストマー12とを加えた長さ寸法
は、挿入孔13の長さ寸法より長く、特にエラストマー
12を圧縮した状態で、内部空間50の内周51のどの
位置にでも接触する寸法に構成されている。
50に挿入され、ロータ10の一方の端部17に突設さ
れた支軸18が、ベーンポンプ1の外部の駆動源に連結
されて回転させられる。このロータ10の側面には、径
方向に貫通する挿入孔13が設けられている。そして、
この挿入孔13には、エラストマー12を挟んでベーン
11が挿入(ここでは2枚)されている。そして、ベー
ン11とエラストマー12の幅寸法は、挿入孔13の幅
寸法に略々等しく摺動可能に形成されている。また2枚
のベーン11とエラストマー12とを加えた長さ寸法
は、挿入孔13の長さ寸法より長く、特にエラストマー
12を圧縮した状態で、内部空間50の内周51のどの
位置にでも接触する寸法に構成されている。
【0050】各ベーン11と挿入孔13との間には潤滑
剤60が充填されている。実際には、ベーン11もしく
は挿入孔13に潤滑剤60を塗布し、ベーン11を挿入
するだけで充填は完了する。これにより、挿入孔13と
ベーン11との機密性が保持される。すなわち、ベーン
11と挿入孔13との隙間を介して生じる流体の漏れが
防止され、ポンプとしての出力の低下が抑制される。ま
た、潤滑剤60により、ベーン11の摺動時の潤滑性も
向上し、ベーン11やロータ10の摩耗を防止できる。
剤60が充填されている。実際には、ベーン11もしく
は挿入孔13に潤滑剤60を塗布し、ベーン11を挿入
するだけで充填は完了する。これにより、挿入孔13と
ベーン11との機密性が保持される。すなわち、ベーン
11と挿入孔13との隙間を介して生じる流体の漏れが
防止され、ポンプとしての出力の低下が抑制される。ま
た、潤滑剤60により、ベーン11の摺動時の潤滑性も
向上し、ベーン11やロータ10の摩耗を防止できる。
【0051】ベーン11は、平板状を呈しており、ベー
ン11のロータ10の内部側の端部は偏倚している。具
体的には、ベーン11の板面を形成する四角形の辺のう
ち、ロータ10の外周19に交差する位置の辺14、1
5の長さに差が設けられ、端部が傾斜している。ここで
は辺15の方を長く設定している。これにより、同じケ
ーシング20の内周空間50に、辺14、15が同じ長
さのベーン11を設けた場合に比べて、ベーン11が突
出した際に、挿入孔13に引っ掛かる部分を長く確保す
ることができる。そのため、ベーン11の板面方向に負
荷を受けた際に、傾倒しにくくなり、挿入孔13による
ベーン11の支持力を高めることができる。また、ベー
ン11の内周51と接する側の端部は、ケーシング20
の内周51との摩擦を低減するために丸みを帯びて形成
されている。
ン11のロータ10の内部側の端部は偏倚している。具
体的には、ベーン11の板面を形成する四角形の辺のう
ち、ロータ10の外周19に交差する位置の辺14、1
5の長さに差が設けられ、端部が傾斜している。ここで
は辺15の方を長く設定している。これにより、同じケ
ーシング20の内周空間50に、辺14、15が同じ長
さのベーン11を設けた場合に比べて、ベーン11が突
出した際に、挿入孔13に引っ掛かる部分を長く確保す
ることができる。そのため、ベーン11の板面方向に負
荷を受けた際に、傾倒しにくくなり、挿入孔13による
ベーン11の支持力を高めることができる。また、ベー
ン11の内周51と接する側の端部は、ケーシング20
の内周51との摩擦を低減するために丸みを帯びて形成
されている。
【0052】エラストマー12は、2枚のベーン11に
直接挟まれて、挿入孔13内に位置している。このエラ
ストマー12の形状は、上述した台形形状のベーン11
に挟まれて、これに合致するように傾斜した直方体形状
を有している。そして、一方のベーン11がケーシング
20の内周51によって押圧を受けると、エラストマー
12は押し込まれて、弾性によって収縮しながら、他方
のベーン11を反対側に押し出す力を作用させる。そし
て、ロータ10の回転により、2枚のベーン11から交
互に押圧力を受け、これを繰り返す。なお、エラストマ
ー12には、ゴム材が好適で、具体的には、シリコンエ
ラストマーが好適である。
直接挟まれて、挿入孔13内に位置している。このエラ
ストマー12の形状は、上述した台形形状のベーン11
に挟まれて、これに合致するように傾斜した直方体形状
を有している。そして、一方のベーン11がケーシング
20の内周51によって押圧を受けると、エラストマー
12は押し込まれて、弾性によって収縮しながら、他方
のベーン11を反対側に押し出す力を作用させる。そし
て、ロータ10の回転により、2枚のベーン11から交
互に押圧力を受け、これを繰り返す。なお、エラストマ
ー12には、ゴム材が好適で、具体的には、シリコンエ
ラストマーが好適である。
【0053】上述したように、ベーン11及びエラスト
マー12をロータ10に組み込む工程は、単に潤滑剤6
0を塗布して挿入孔13に各部材を挿入させるだけであ
るため、ベーンポンプ1が小型で、かつ各部品が小型化
していても、きわめて容易に組み立てることができる。
また、エラストマー12やベーン11の形状も単純であ
るため、部品そのものの調達も容易に行うことができ
る。
マー12をロータ10に組み込む工程は、単に潤滑剤6
0を塗布して挿入孔13に各部材を挿入させるだけであ
るため、ベーンポンプ1が小型で、かつ各部品が小型化
していても、きわめて容易に組み立てることができる。
また、エラストマー12やベーン11の形状も単純であ
るため、部品そのものの調達も容易に行うことができ
る。
【0054】第1部材30には、凹部31が設けられて
いるが、この凹部31はロータ10を偏心して支持する
ために、中心軸がずれた直径の異なる複数の円筒孔によ
って構成されている。開口側から順に、第2部材40の
凸部41が嵌入される第1円筒孔32、次にロータ10
の外周19との間で内周空間50を形成する第2円筒孔
33、次に底部35を有しロータ10の一方の端部16
が嵌入される第3円筒孔34が設けられている。これら
は第1円筒孔32から第3円筒孔34まで段階的に小さ
な直径となるよう形成され、このうち第1円筒孔32と
第3円筒孔34とは同じ中心軸状に形成されている。第
2円筒孔33だけは中心軸がずれており、第2円筒孔3
3の内周と第3円筒孔34の内周とが同一線上に乗るよ
う設けられている。すなわち、ロータ10の外周19
は、第2円筒孔33の一部及び第3円筒孔34の全部に
接する。ここでは、第2円筒孔33は第1円筒孔32の
半径に第3円筒孔34の半径を加えた値を直径としてい
る。
いるが、この凹部31はロータ10を偏心して支持する
ために、中心軸がずれた直径の異なる複数の円筒孔によ
って構成されている。開口側から順に、第2部材40の
凸部41が嵌入される第1円筒孔32、次にロータ10
の外周19との間で内周空間50を形成する第2円筒孔
33、次に底部35を有しロータ10の一方の端部16
が嵌入される第3円筒孔34が設けられている。これら
は第1円筒孔32から第3円筒孔34まで段階的に小さ
な直径となるよう形成され、このうち第1円筒孔32と
第3円筒孔34とは同じ中心軸状に形成されている。第
2円筒孔33だけは中心軸がずれており、第2円筒孔3
3の内周と第3円筒孔34の内周とが同一線上に乗るよ
う設けられている。すなわち、ロータ10の外周19
は、第2円筒孔33の一部及び第3円筒孔34の全部に
接する。ここでは、第2円筒孔33は第1円筒孔32の
半径に第3円筒孔34の半径を加えた値を直径としてい
る。
【0055】また、第2円筒孔33の側壁には、内周空
間50と外部との流体の出入りを行うために、流入口5
2と流出口53が設けられている。そして、流入口52
と流出口53とは、ロータ10が第2円筒孔33と接す
る部位を挟んだ位置に配置され、これらにはパイプ54
がそれぞれ接続されて外部と連結されている。
間50と外部との流体の出入りを行うために、流入口5
2と流出口53が設けられている。そして、流入口52
と流出口53とは、ロータ10が第2円筒孔33と接す
る部位を挟んだ位置に配置され、これらにはパイプ54
がそれぞれ接続されて外部と連結されている。
【0056】第2部材40には、底部44を有しロータ
10の端部17が嵌入される第4円筒孔42と、ロータ
10の支軸18を嵌入される第5円筒孔43が設けられ
ている。
10の端部17が嵌入される第4円筒孔42と、ロータ
10の支軸18を嵌入される第5円筒孔43が設けられ
ている。
【0057】第1部材30と第2部材40には、ロータ
10がケーシング20によって支持される部位での流体
の機密性を保つために、潤滑剤60が充填されている。
この潤滑剤60は、第1部材30では、第3円筒孔34
の底部35に設けられた溝部36と、側壁となる周方向
に設けられた溝部37とに充填されている。第2部材4
0では、底部44に設けられた溝部46と、第4円筒部
42の側壁となる周方向に設けられた溝部45とに充填
されている。これらのうち溝部36、46はロータ10
のスラスト方向の漏れを防ぎ、溝部37、45は、ラジ
アル方向の漏れを防ぐ位置にある。このように、潤滑剤
60を用いてシールすることによって、例えばOリング
のような他の特定のシール部材を組み込むことに比べる
と、きわめて容易に密封の機能を付加することができ
る。特に小型のベーンポンプでは、部品の組立の作業性
が悪くなるため、塗布や充填するだけで機密性が保てる
ことは大きな利点となる。また、潤滑剤60であるた
め、ロータ10の回転時に潤滑性を兼ね備えることもで
き、回転によるロータ10とケーシング20の摩擦が防
止される。
10がケーシング20によって支持される部位での流体
の機密性を保つために、潤滑剤60が充填されている。
この潤滑剤60は、第1部材30では、第3円筒孔34
の底部35に設けられた溝部36と、側壁となる周方向
に設けられた溝部37とに充填されている。第2部材4
0では、底部44に設けられた溝部46と、第4円筒部
42の側壁となる周方向に設けられた溝部45とに充填
されている。これらのうち溝部36、46はロータ10
のスラスト方向の漏れを防ぎ、溝部37、45は、ラジ
アル方向の漏れを防ぐ位置にある。このように、潤滑剤
60を用いてシールすることによって、例えばOリング
のような他の特定のシール部材を組み込むことに比べる
と、きわめて容易に密封の機能を付加することができ
る。特に小型のベーンポンプでは、部品の組立の作業性
が悪くなるため、塗布や充填するだけで機密性が保てる
ことは大きな利点となる。また、潤滑剤60であるた
め、ロータ10の回転時に潤滑性を兼ね備えることもで
き、回転によるロータ10とケーシング20の摩擦が防
止される。
【0058】また、潤滑剤60には、グリースが適して
おり、特に潤滑性と機密性に優れたグリースとしては、
ダイヤモンド粉入りのグリースが好適である。具体的に
は、10nm以下のダイヤモンド微粒子をグラファイト
カーボンでコーティングし、油に分散したものが選ばれ
ることが望ましいが、これに限定されない。
おり、特に潤滑性と機密性に優れたグリースとしては、
ダイヤモンド粉入りのグリースが好適である。具体的に
は、10nm以下のダイヤモンド微粒子をグラファイト
カーボンでコーティングし、油に分散したものが選ばれ
ることが望ましいが、これに限定されない。
【0059】また、ケーシング20となる第1部材30
と第2部材40や、ロータ10の素材には、熱伝導性に
優れ、摩擦係数の低い素材が好適である。具体的には、
カーボンに金属が添加されたような素材が望ましいが、
これに限定されない。
と第2部材40や、ロータ10の素材には、熱伝導性に
優れ、摩擦係数の低い素材が好適である。具体的には、
カーボンに金属が添加されたような素材が望ましいが、
これに限定されない。
【0060】ケーシング20の外周側には、カラー部材
23が複数本(ここでは4本)配置されるとともに、こ
れらカラー部材23とケーシング20を挟み込むようケ
ーシング10の両端にプレート部材24が配置される。
そして、プレート部材24に設けられた取付穴27を介
して、ネジ26がカラー部材23にネジ止めされ、ケー
シング20の嵌合方向に押し込むように締め付けが行わ
れ組み立てられる。また、一方のプレート部材24の穴
部28と第1部材30の穴部38に連通して、また他方
のプレート部材24の穴部28と第2部材40の穴部4
7に連通して、それぞれ位置決め用のピン材25が嵌入
されている。これにより、第1部材30と第2部材40
との嵌合の周方向への位置ずれを防止している。なお、
このケーシング20の外側の構成は、この構成に限定さ
れるものではなく、他の部品の組み合わせでも、一体で
構成してもいずれでも良い。また、ケーソング20の構
成も上述した第1部材30と第2部財40の2部品を基
準とするだけでなく、3部品以上を組み合わせたり、必
要に応じてOリング等を用いて構成してもよい。
23が複数本(ここでは4本)配置されるとともに、こ
れらカラー部材23とケーシング20を挟み込むようケ
ーシング10の両端にプレート部材24が配置される。
そして、プレート部材24に設けられた取付穴27を介
して、ネジ26がカラー部材23にネジ止めされ、ケー
シング20の嵌合方向に押し込むように締め付けが行わ
れ組み立てられる。また、一方のプレート部材24の穴
部28と第1部材30の穴部38に連通して、また他方
のプレート部材24の穴部28と第2部材40の穴部4
7に連通して、それぞれ位置決め用のピン材25が嵌入
されている。これにより、第1部材30と第2部材40
との嵌合の周方向への位置ずれを防止している。なお、
このケーシング20の外側の構成は、この構成に限定さ
れるものではなく、他の部品の組み合わせでも、一体で
構成してもいずれでも良い。また、ケーソング20の構
成も上述した第1部材30と第2部財40の2部品を基
準とするだけでなく、3部品以上を組み合わせたり、必
要に応じてOリング等を用いて構成してもよい。
【0061】このように構成されたベーンポンプ1の動
作について、図4、図5を用いて説明する。まず、内周
空間50に流入口52から導入された流体は、ケーシン
グ20の内周51とロータ10の外周19とベーン11
a、11bとで形成される領域70の内部に保たれる。
そして、ロータ10が時計方向に回転するのに伴い、ロ
ータ10が偏心しているためベーン11aは、徐々に内
周51によって押圧される。そして、エラストマー12
はベーン11aにより押圧されて弾性によって収縮しな
がら、ベーン11bを突出させるよう作用する。その結
果、図5に示すように最もエラストマー12が収縮した
状態が得られる。そして、さらにロータ10が回転する
ことにより、領域70に保たれていた流体が、流出口5
4に到達し、ベーンポンプ1から流出される。
作について、図4、図5を用いて説明する。まず、内周
空間50に流入口52から導入された流体は、ケーシン
グ20の内周51とロータ10の外周19とベーン11
a、11bとで形成される領域70の内部に保たれる。
そして、ロータ10が時計方向に回転するのに伴い、ロ
ータ10が偏心しているためベーン11aは、徐々に内
周51によって押圧される。そして、エラストマー12
はベーン11aにより押圧されて弾性によって収縮しな
がら、ベーン11bを突出させるよう作用する。その結
果、図5に示すように最もエラストマー12が収縮した
状態が得られる。そして、さらにロータ10が回転する
ことにより、領域70に保たれていた流体が、流出口5
4に到達し、ベーンポンプ1から流出される。
【0062】このように構成されたベーンポンプ1の用
途としては、流体用のポンプに適している。特に気体用
の小型ポンプに好適で、理化学機器用として活用され
る。
途としては、流体用のポンプに適している。特に気体用
の小型ポンプに好適で、理化学機器用として活用され
る。
【0063】次に、本発明の実施の形態(2)について
説明する。実施の形態(2)は、実施の形態(1)の変
形例で、ベーン11の摺動させる機構が異なっているだ
けであるため、実施の形態(1)と同様の説明には同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。図6は、実施の形
態(2)のベーンポンプの断面図である。
説明する。実施の形態(2)は、実施の形態(1)の変
形例で、ベーン11の摺動させる機構が異なっているだ
けであるため、実施の形態(1)と同様の説明には同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。図6は、実施の形
態(2)のベーンポンプの断面図である。
【0064】実施の形態(2)のベーンポンプ101で
は、ロータ10に設けた挿入孔13に2枚のベーン11
1を列状に挿入している。これらベーン111は永久磁
石からなっており、ベーン111どうしの対向する側の
端部161が同極になるように配置されている。また、
ベーン111どうしの間には、ベーン111の摺動のた
めの空隙162が設けられている。
は、ロータ10に設けた挿入孔13に2枚のベーン11
1を列状に挿入している。これらベーン111は永久磁
石からなっており、ベーン111どうしの対向する側の
端部161が同極になるように配置されている。また、
ベーン111どうしの間には、ベーン111の摺動のた
めの空隙162が設けられている。
【0065】この構成により、ベーン111には、磁力
の反発によって、常に挿入孔13から突出する方向に力
が作用している。そして、ケーシング20の内周51と
の接触によって、ベーン111の突出は抑制され、空隙
162により突出量の変化が吸収されている。これによ
り、ロータ10が偏心しながら回転しても、常に2枚の
ベーン111が内周51に押し付けられる状態が維持さ
れる。
の反発によって、常に挿入孔13から突出する方向に力
が作用している。そして、ケーシング20の内周51と
の接触によって、ベーン111の突出は抑制され、空隙
162により突出量の変化が吸収されている。これによ
り、ロータ10が偏心しながら回転しても、常に2枚の
ベーン111が内周51に押し付けられる状態が維持さ
れる。
【0066】このように実施の形態(2)のベーンポン
プ101は、磁力の反発を用いてベーン111を摺動さ
せているため、きわめて少ない部品点数で構成すること
ができ、また小型であっても組立が容易で、かつ安価に
提供することができる。その他の作用、効果は実施の形
態(1)と同様である。
プ101は、磁力の反発を用いてベーン111を摺動さ
せているため、きわめて少ない部品点数で構成すること
ができ、また小型であっても組立が容易で、かつ安価に
提供することができる。その他の作用、効果は実施の形
態(1)と同様である。
【0067】次に本発明の実施の形態(3)について説
明する。実施の形態(3)は実施の形態(1)(2)の
変形例であるので、これらと同じ説明には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。図7は、実施の形態(3)
の断面図を示している。
明する。実施の形態(3)は実施の形態(1)(2)の
変形例であるので、これらと同じ説明には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。図7は、実施の形態(3)
の断面図を示している。
【0068】実施の形態(3)のベーンポンプ201
は、ロータ10に着磁部263からなる底部を有する挿
入孔213が設けられており、この挿入孔213にベー
ン211が挿入されている。そして、ベーン211の端
部261には、着磁部264が付設されており、前記底
部263と対向する側どうしが同極に着磁されている。
また、ベーン211と着磁部263の間には、ベーン2
11の摺動のための空隙262が設けられている。
は、ロータ10に着磁部263からなる底部を有する挿
入孔213が設けられており、この挿入孔213にベー
ン211が挿入されている。そして、ベーン211の端
部261には、着磁部264が付設されており、前記底
部263と対向する側どうしが同極に着磁されている。
また、ベーン211と着磁部263の間には、ベーン2
11の摺動のための空隙262が設けられている。
【0069】この構成により、ベーン211には、磁力
の反発によって、常に挿入孔213から突出する方向に
力が作用している。そして、ケーシング20の内周51
との接触によって、ベーン211の突出は抑制され、空
隙262により突出量の変化が吸収されている。これに
より、ロータ10が偏心しながら回転しても、常にベー
ン211が内周51に押し付けられる状態が維持されて
いる。その他の作用、効果は実施の形態(1)(2)と
同様である。
の反発によって、常に挿入孔213から突出する方向に
力が作用している。そして、ケーシング20の内周51
との接触によって、ベーン211の突出は抑制され、空
隙262により突出量の変化が吸収されている。これに
より、ロータ10が偏心しながら回転しても、常にベー
ン211が内周51に押し付けられる状態が維持されて
いる。その他の作用、効果は実施の形態(1)(2)と
同様である。
【0070】なお、ベーン211は端部261に着磁部
264を付設しているが、ベーン211自体を永久磁石
で構成しても良い。また着磁部263も、全体を永久磁
石で形成しても、あるいは部分的に永久磁石を付設して
もいずれでも良い。
264を付設しているが、ベーン211自体を永久磁石
で構成しても良い。また着磁部263も、全体を永久磁
石で形成しても、あるいは部分的に永久磁石を付設して
もいずれでも良い。
【0071】次に本発明の実施の形態(4)について説
明する。実施の形態(4)は実施の形態(1)〜(3)
の変形例であるので、これらと同じ説明には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。図8は、実施の形態
(4)のベーンポンプの要部の断面図で、図5と同じ方
向からみた場合を示している。
明する。実施の形態(4)は実施の形態(1)〜(3)
の変形例であるので、これらと同じ説明には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。図8は、実施の形態
(4)のベーンポンプの要部の断面図で、図5と同じ方
向からみた場合を示している。
【0072】実施の形態(4)のベーンポンプ301
は、ロータ10の挿入孔13に、ベーン311が重なり
合うように2枚挿入されている。そしてこれらベーン3
11の対向する面の中央付近には、両方に着磁部363
が設けられ、反発し合うように着磁されている。そし
て、これら着磁部363間に生じる反発力によってベー
ン311は挿入孔13から突出する方向に常に力を受け
ている。その他の作用、効果は実施の形態(1)〜
(3)と同様である。
は、ロータ10の挿入孔13に、ベーン311が重なり
合うように2枚挿入されている。そしてこれらベーン3
11の対向する面の中央付近には、両方に着磁部363
が設けられ、反発し合うように着磁されている。そし
て、これら着磁部363間に生じる反発力によってベー
ン311は挿入孔13から突出する方向に常に力を受け
ている。その他の作用、効果は実施の形態(1)〜
(3)と同様である。
【0073】なお、着磁部363は、ロータ10の長手
方向(突出する方向に直交する方向)に線状に設けるこ
とが望ましく、その幅はできるだけ狭い方が好ましい。
方向(突出する方向に直交する方向)に線状に設けるこ
とが望ましく、その幅はできるだけ狭い方が好ましい。
【0074】次に本発明の実施の形態(5)について説
明する。実施の形態(5)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図9は、実施の形態(5)のベーンポンプ
の断面図である。
明する。実施の形態(5)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図9は、実施の形態(5)のベーンポンプ
の断面図である。
【0075】実施の形態(5)のベーンポンプ401で
は、実施の形態(2)のベーンポンプ101でベーン1
11全体が永久磁石からなっていたのに替えて、ベーン
411としてベーンどうしの対向する端部461の一部
に永久磁石463を付設している。永久磁石463は、
空隙162を介して反発力を生じるよう各ベーン411
の端部461に配置されている。
は、実施の形態(2)のベーンポンプ101でベーン1
11全体が永久磁石からなっていたのに替えて、ベーン
411としてベーンどうしの対向する端部461の一部
に永久磁石463を付設している。永久磁石463は、
空隙162を介して反発力を生じるよう各ベーン411
の端部461に配置されている。
【0076】このようにベーン411全体を永久磁石と
せず、端部461の一部に着磁部461を付設する構成
とすることで、着磁部463以外のベーン411の素材
の選択肢が広がり、例えば熱伝導性や摩擦係数の低い素
材を選択することもできる。その他の作用、効果が実施
の形態(2)と同様である。
せず、端部461の一部に着磁部461を付設する構成
とすることで、着磁部463以外のベーン411の素材
の選択肢が広がり、例えば熱伝導性や摩擦係数の低い素
材を選択することもできる。その他の作用、効果が実施
の形態(2)と同様である。
【0077】次に本発明の実施の形態(6)について説
明する。実施の形態(6)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図10は実施の形態(6)のベーンポンプ
の断面図であり、図11は実施の形態(6)のベーンポ
ンプの要部の断面図で、図5と同じ方向からみた場合を
示している。
明する。実施の形態(6)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図10は実施の形態(6)のベーンポンプ
の断面図であり、図11は実施の形態(6)のベーンポ
ンプの要部の断面図で、図5と同じ方向からみた場合を
示している。
【0078】実施の形態(6)のベーンポンプ501で
は、実施の形態(2)のベーンポンプ101でベーン1
11全体が永久磁石からなっていたのに替えて、ベーン
511としてベーンどうしが対抗する側の端部561全
面に永久磁石563を付設するとともに、永久磁石56
3どうしの対向面積を大きくしている。この永久磁石5
63は、ベーン511どうしの各端部561の全面に、
反発力を生じるように設けられている。そして、この永
久磁石563の対向面積をベーン511の断面積より大
きな面積とすることで、大きな反発力を得ることができ
る。
は、実施の形態(2)のベーンポンプ101でベーン1
11全体が永久磁石からなっていたのに替えて、ベーン
511としてベーンどうしが対抗する側の端部561全
面に永久磁石563を付設するとともに、永久磁石56
3どうしの対向面積を大きくしている。この永久磁石5
63は、ベーン511どうしの各端部561の全面に、
反発力を生じるように設けられている。そして、この永
久磁石563の対向面積をベーン511の断面積より大
きな面積とすることで、大きな反発力を得ることができ
る。
【0079】またベーン511が挿入される挿入孔13
には、ベーン511を支持するためのスリーブ131が
ロータ10の外周面側に挿入され固定されている。この
スリーブ131は、組立時にベーン511を挿入孔13
に挿入後に嵌め込まれる。このスリーブ131によりベ
ーン511の挿入孔13内での摺動時の傾倒が抑制され
るとともに、抜け落ちも防止される。このように実施の
形態(6)のベーン511は、傾倒しにくくなっている
ため、ベーン511の辺14、15は同じ長さに形成さ
れている。
には、ベーン511を支持するためのスリーブ131が
ロータ10の外周面側に挿入され固定されている。この
スリーブ131は、組立時にベーン511を挿入孔13
に挿入後に嵌め込まれる。このスリーブ131によりベ
ーン511の挿入孔13内での摺動時の傾倒が抑制され
るとともに、抜け落ちも防止される。このように実施の
形態(6)のベーン511は、傾倒しにくくなっている
ため、ベーン511の辺14、15は同じ長さに形成さ
れている。
【0080】このようにベーン511は対向面積の広い
永久磁石563を備えることで、比較的磁力の低い安価
な磁石を利用することが可能となる。その他の作用、効
果が実施の形態(2)と同様である。
永久磁石563を備えることで、比較的磁力の低い安価
な磁石を利用することが可能となる。その他の作用、効
果が実施の形態(2)と同様である。
【0081】次に本発明の実施の形態(7)について説
明する。実施の形態(7)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図12は実施の形態(7)のベーンポンプ
の断面図である。
明する。実施の形態(7)は実施の形態(2)の変形例
であるので、同じ説明には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。図12は実施の形態(7)のベーンポンプ
の断面図である。
【0082】実施の形態(7)のベーンポンプ601で
は、実施の形態(2)で用いていた潤滑剤60と、潤滑
剤60を充填するために、第1部材30に設けられてい
た溝部36、37と、第2部材40に設けられていた溝
部45、46とを構成から取り除いている。そして、ロ
ータ10の支軸18の根元側に軸受80を配置するとと
もに、ロータ10の底側84(支軸18と反対側)に、
ボール材81を配置している。ボール材81は、ロータ
10と第1部材30の第3円筒孔34の底部34に配置
されたプレート材83との間に配置されている。そし
て、ロータ10の底側84でロータ10の回転軸上にく
ぼみ状を呈して設けられたボール受部82に略々半分嵌
め込まれ、転動自在に設けられている。プレート材83
は、ボール材81が転動する際の底部35の磨耗を防止
する。軸受80は、第2部材40の第4円筒孔42内に
固定され、支軸18の回転を妨げないように支えてい
る。これ以外は、ベーン111もその他の構成も、実施
の形態(2)と同様である。
は、実施の形態(2)で用いていた潤滑剤60と、潤滑
剤60を充填するために、第1部材30に設けられてい
た溝部36、37と、第2部材40に設けられていた溝
部45、46とを構成から取り除いている。そして、ロ
ータ10の支軸18の根元側に軸受80を配置するとと
もに、ロータ10の底側84(支軸18と反対側)に、
ボール材81を配置している。ボール材81は、ロータ
10と第1部材30の第3円筒孔34の底部34に配置
されたプレート材83との間に配置されている。そし
て、ロータ10の底側84でロータ10の回転軸上にく
ぼみ状を呈して設けられたボール受部82に略々半分嵌
め込まれ、転動自在に設けられている。プレート材83
は、ボール材81が転動する際の底部35の磨耗を防止
する。軸受80は、第2部材40の第4円筒孔42内に
固定され、支軸18の回転を妨げないように支えてい
る。これ以外は、ベーン111もその他の構成も、実施
の形態(2)と同様である。
【0083】この構成により、ロータ10は潤滑剤60
がなくても速やかに回転することが可能となる。その他
の作用、効果は実施の形態(2)と同様である。
がなくても速やかに回転することが可能となる。その他
の作用、効果は実施の形態(2)と同様である。
【0084】なお、実施の形態(7)の構造を、実施の
形態(1)や(3)〜(6)に適用しても良い。また、
実施の形態(7)の構造と、潤滑剤60を併用しても良
い。さらにロータ10の回転に関係する部材に、潤滑性
を向上させるための表面処理を施してもよい。
形態(1)や(3)〜(6)に適用しても良い。また、
実施の形態(7)の構造と、潤滑剤60を併用しても良
い。さらにロータ10の回転に関係する部材に、潤滑性
を向上させるための表面処理を施してもよい。
【0085】以上実施の形態(1)〜(7)を例に本発
明のベーンポンプを説明してきた。そして、このうち実
施の形態(1)(2)(4)〜(7)ではベーン2枚の
構成について、実施の形態(3)ではベーン1枚の構成
について示した。ベーンポンプを小型化する場合には、
ベーンの数が少ない方が、組立やコストの面で有利であ
るが、この枚数に限定するものではなく、必要に応じ
て、ベーンの枚数を3枚以上としたり、挿入孔の数を増
やしたりして良い。また、実施の形態(1)〜(4)の
各部の構成は、それぞれ組み合わせて実施しても良い。
明のベーンポンプを説明してきた。そして、このうち実
施の形態(1)(2)(4)〜(7)ではベーン2枚の
構成について、実施の形態(3)ではベーン1枚の構成
について示した。ベーンポンプを小型化する場合には、
ベーンの数が少ない方が、組立やコストの面で有利であ
るが、この枚数に限定するものではなく、必要に応じ
て、ベーンの枚数を3枚以上としたり、挿入孔の数を増
やしたりして良い。また、実施の形態(1)〜(4)の
各部の構成は、それぞれ組み合わせて実施しても良い。
【0086】
【発明の効果】以上、詳述してきたように本発明のベー
ンポンプは、ベーンを摺動させる機構として、エラスト
マーの弾性力、あるいは磁石の反発力を用いることを特
徴としている。これにより、ベーンポンプの構成を簡略
化できるため、小型化を図っても十分な性能が得られる
上に、組立易く製造コストも削減できるという優れた効
果を有している。
ンポンプは、ベーンを摺動させる機構として、エラスト
マーの弾性力、あるいは磁石の反発力を用いることを特
徴としている。これにより、ベーンポンプの構成を簡略
化できるため、小型化を図っても十分な性能が得られる
上に、組立易く製造コストも削減できるという優れた効
果を有している。
【0087】また、ロータがケーシングによって支持さ
れる部位や、ロータと挿入孔との間隙を、潤滑剤によっ
て機密性をもたせているため、機密性保持のための特別
な部材を組み込む必要がなく、組立性に優れる。さら
に、潤滑性も兼ね備えられることから、回転部分や摺動
部分での摩耗も防止できるという優れた効果も有してい
る。
れる部位や、ロータと挿入孔との間隙を、潤滑剤によっ
て機密性をもたせているため、機密性保持のための特別
な部材を組み込む必要がなく、組立性に優れる。さら
に、潤滑性も兼ね備えられることから、回転部分や摺動
部分での摩耗も防止できるという優れた効果も有してい
る。
【図1】 実施の形態(1)の断面図である。
【図2】 実施の形態(1)の分解図である。
【図3】 実施の形態(1)の要部の組立を示す説明図
である。
である。
【図4】 図1のA−A線で切断した要部の断面で実施
の形態(1)の動作の説明図である。
の形態(1)の動作の説明図である。
【図5】 図1のA−A線で切断した要部の断面で実施
の形態(1)の動作の説明図である。
の形態(1)の動作の説明図である。
【図6】 実施の形態(2)の断面図である。
【図7】 実施の形態(3)の断面図である。
【図8】 実施の形態(4)の断面図である。
【図9】 実施の形態(5)の断面図である。
【図10】 実施の形態(6)の断面図である。
【図11】 実施の形態(6)の要部の断面図である。
【図12】 実施の形態(7)の断面図である。
1、101、201、301、401、501、601
ベーンポンプ 10 ロータ 11、111、211、311、411、511 ベー
ン 12 エラストマー 13 挿入孔 14、15 辺 16、17 端部 18 支軸 19 外周 20 ケーシング 23 カラー部材 24 プレート部材 25 ピン材 26 ネジ 27 取付穴 30 第1部材 31 凹部 32 第1円筒孔 33 第2円筒孔 34 第3円筒孔 35 底部 36 溝部 37 溝部 38 穴部 40 第2部材 41 凸部 42 第4円筒孔 43 第5円筒孔 44 底部 45 溝部 46 溝部 47 穴部 50 内周空間 51 内周 52 流入口 53 流出口 60 潤滑剤 70 領域 80 軸受 81 ボール材 82 ボール受部 83 プレート材 131 スリーブ 161、261、461、561 端部 162、262、 空隙 263、363、463、563 着磁部 264 着磁部
ベーンポンプ 10 ロータ 11、111、211、311、411、511 ベー
ン 12 エラストマー 13 挿入孔 14、15 辺 16、17 端部 18 支軸 19 外周 20 ケーシング 23 カラー部材 24 プレート部材 25 ピン材 26 ネジ 27 取付穴 30 第1部材 31 凹部 32 第1円筒孔 33 第2円筒孔 34 第3円筒孔 35 底部 36 溝部 37 溝部 38 穴部 40 第2部材 41 凸部 42 第4円筒孔 43 第5円筒孔 44 底部 45 溝部 46 溝部 47 穴部 50 内周空間 51 内周 52 流入口 53 流出口 60 潤滑剤 70 領域 80 軸受 81 ボール材 82 ボール受部 83 プレート材 131 スリーブ 161、261、461、561 端部 162、262、 空隙 263、363、463、563 着磁部 264 着磁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA05 AA17 AB01 BB01 BB16 BB32 BB44 CC03 CC05 CC19 CC39 3H040 AA01 AA07 BB01 BB14 CC05 CC06 CC14 CC16 DD01 DD07 DD11 DD16 DD36 DD37 3H044 AA04 BB05 CC04 CC05 CC12 CC14 DD01 DD05 DD09 DD23 DD24
Claims (17)
- 【請求項1】 ケーシングの内周空間に回転自在に支持
されかつ偏心して配置されるロータと、このロータに挿
入されケーシングの内周側に突出するよう摺動自在に設
けられるベーンとを備えたベーンポンプにおいて、ベー
ンはロータの内部に配置されたエラストマーの弾性によ
って摺動することを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項2】 請求項1記載のベーンポンプにおいて、
ベーンは複数設けられ、各ベーンがロータの内部でエラ
ストマーに接触するよう配置されることを特徴とするベ
ーンポンプ。 - 【請求項3】 請求項2記載のベーンポンプにおいて、
ロータの側面に径方向に貫通する挿入孔が形成され、こ
の挿入孔にエラストマーを挟んでベーンが配置されるこ
とを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項4】 請求項3記載のベーンポンプにおいて、
ベーンは平板状を呈し、ベーンのロータの内部側の端部
は偏倚していることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項5】 請求項4記載のベーンポンプにおいて、
ベーンのロータの内部側の端部は、ロータの長手方向に
傾斜していることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のベー
ンポンプにおいて、ロータがケーシングによって支持さ
れる部位は、潤滑剤により機密性が備えられることを特
徴とするベーンポンプ。 - 【請求項7】 請求項6記載のベーンポンプにおいて、
潤滑剤は、ロータとケーシングとの間に設けられる溝部
に充填されることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のベー
ンポンプにおいて、ベーンと挿入孔との間隙は、潤滑剤
により機密性が備えられることを特徴とするベーンポン
プ。 - 【請求項9】 請求項6から8のいずれかに記載のベー
ンポンプにおいて、潤滑剤がグリースであることを特徴
とするベーンポンプ。 - 【請求項10】 ケーシングの内周空間に回転自在に支
持されかつ偏心して配置されるロータと、このロータに
挿入されケーシングの内周側に突出するよう摺動自在に
設けられるベーンとを備えたベーンポンプにおいて、ベ
ーンが磁力の反発によって摺動することを特徴とするベ
ーンポンプ。 - 【請求項11】 請求項10記載のベーンポンプにおい
て、ベーンは複数設けられ、ベーンどうしが反発しあっ
て突出するようベーンどうしの対向する位置に同極の着
磁が設けられていることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項12】 請求項11記載のベーンポンプにおい
て、ロータの側面に径方向に貫通する挿入孔が形成さ
れ、この挿入孔に磁力が反発し合う向きでベーンが配置
されることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項13】 請求項12記載のベーンポンプにおい
て、ベーンは挿入孔内に列状に配置され、ベーンの端部
間で反発しあうことを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項14】 請求項12記載のベーンポンプにおい
て、ベーンは挿入孔内に重なりを有して配置され、ベー
ンの面間で反発しあうことを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項15】 請求項10記載のベーンポンプにおい
て、ベーンがロータの内部から反発を受けて突出するよ
うベーンとロータの内部との対向する位置に同極の着磁
が設けられていることを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項16】 請求項10から15のいずれかに記載
のベーンポンプにおいて、ベーンが永久磁石からなるこ
とを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項17】 請求項10から15のいずれかに記載
のベーンポンプにおいて、着磁が永久磁石の付設により
なることを特徴とするベーンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001262354A JP2002147371A (ja) | 2000-08-31 | 2001-08-30 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000264080 | 2000-08-31 | ||
| JP2000-264080 | 2000-08-31 | ||
| JP2001262354A JP2002147371A (ja) | 2000-08-31 | 2001-08-30 | ベーンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002147371A true JP2002147371A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=26599008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001262354A Pending JP2002147371A (ja) | 2000-08-31 | 2001-08-30 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002147371A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157328A1 (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-24 | カルソニックカンセイ株式会社 | 気体圧縮機 |
| JP2017512114A (ja) * | 2014-02-27 | 2017-05-18 | イージーダイアル インク | 携行用血液透析機械と使い捨てカートリッジ |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001262354A patent/JP2002147371A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157328A1 (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-24 | カルソニックカンセイ株式会社 | 気体圧縮機 |
| JP2013221450A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Calsonic Kansei Corp | 気体圧縮機 |
| JP2017512114A (ja) * | 2014-02-27 | 2017-05-18 | イージーダイアル インク | 携行用血液透析機械と使い捨てカートリッジ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2008157446A (ja) | 2軸以上の回転軸間の駆動力伝達機構と該駆動力伝達機構を用いた無給油流体機械 | |
| EP2610493A1 (en) | Stator seal structure for single-shaft eccentric screw pump | |
| CN112923063A (zh) | 一种磁力耦合式干气密封结构 | |
| US6503064B1 (en) | Bi-directional low maintenance vane pump | |
| US11428262B2 (en) | Compliant bearing for oilfield applications | |
| JP2002147371A (ja) | ベーンポンプ | |
| CN100462559C (zh) | 空气泵 | |
| US7632084B2 (en) | Oilless rotary vane pump having open ends of vane grooves being inclined rearward in the rotation direction | |
| US6431553B1 (en) | Radially pressure balanced floating seal system | |
| JP2010133530A (ja) | 軸受構造及び該軸受構造を備えた過給機 | |
| KR101979847B1 (ko) | 메커니컬 씨일 구조 | |
| JP4330875B2 (ja) | シール装置 | |
| CN114829813B (zh) | 滑动部件 | |
| CN116025563A (zh) | 防自转组件、泵体组件和涡旋压缩机 | |
| CN106014979A (zh) | 涡旋压缩机 | |
| JP2002276658A (ja) | 可動部材の支持装置およびポンプ装置 | |
| US6186759B1 (en) | Helical blade type compressor and a refrigeration cycle apparatus using the same | |
| KR200231058Y1 (ko) | 메탈 볼 밸브용 시트링 | |
| JPH0628309U (ja) | ロータリアクチュエータ用シール装置 | |
| JP2002115667A (ja) | 流体機械における回転軸支持構造 | |
| CN218760578U (zh) | 内燃机水封 | |
| CN217559012U (zh) | 一种搅拌设备用机械密封件 | |
| JP2006002768A (ja) | 内部弾性手段によって関連する接触面に対して密封保持された抜き差し自在の推進部材を有する液圧モータ | |
| KR200236537Y1 (ko) | 베인 압축기 | |
| CN100385130C (zh) | 低磨损转动装置 |