JP2002146601A - ずり落ち防止靴下 - Google Patents

ずり落ち防止靴下

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JP2002146601A
JP2002146601A JP2000336849A JP2000336849A JP2002146601A JP 2002146601 A JP2002146601 A JP 2002146601A JP 2000336849 A JP2000336849 A JP 2000336849A JP 2000336849 A JP2000336849 A JP 2000336849A JP 2002146601 A JP2002146601 A JP 2002146601A
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JP
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hosiery
socks
preventive
slip down
sprayed
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Satoshi Matsuda
敏 松田
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Atsugi Co Ltd
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Atsugi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用したときに皮膚障害等の問題を生じるこ
とがなく、穿き口部を形成したストレッチレース等の本
来の伸縮性を阻害しないようにして、ずり落ちを防止す
ることができる着用感の良好なストッキング、ソックス
等の靴下を提案する。 【解決手段】 靴下の穿き口部内側にシリコンラバーが
微粒子状に吹き付けられて編み糸上に固着されてずり落
ちを防止し、必要により靴下の足底部外側及び又は内側
の指のつけ根部分及び踵部分の編み糸にもシリコンラバ
ーが微粒子状に吹き付け固着され、ハイヒール靴の中で
靴下が滑り動いたり、靴下の中で足底自体が滑り動くよ
うな問題も解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単にはずり落ち
ることのないストッキング、ソックス等のずり落ち防止
靴下に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばひざ上以上の丈のストッキ
ングは、着用したときのずり落ちを防ぐため、ガータベ
ルトでストッキングを吊る方法、穿き口部(口ゴム部)
内側に伸縮力の強いゴムテープを縫い付ける方法、穿き
口部に伸縮力のあるポリウレタン糸を編み込む方法があ
り、また最近では穿き口部内側にシリコンラバーを帯状
に厚く塗り着ける方法もある。
【0003】しかしながら、ガータベルトを使用する方
法は、着用に時間がかかり、現代のファッションには合
わない。また、穿き口部にゴムテープやポリウレタン糸
を使用する方法は、着用者にはきつくて不快な感じを与
え、きつく締め過ぎると肌にその跡が残る。また、シリ
コンラバーを塗着する方法は、特に穿き口部にストレッ
チレースを用いた場合に使用することがあるが、この方
法はシリコンラバーが肌に密着して皮膚の呼吸作用や汗
の蒸散作用を妨げ、かぶれ等の皮膚障害を引き起こすこ
とがあり、しかも厚く塗着したシリコンラバーがストレ
ッチレース本来のソフトな伸縮性を阻害し、サイズ対応
幅が狭くなって着用感も悪くなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シリコンラ
バーを使用するも、皮膚障害等の問題を生じることがな
く、穿き口部を形成したストレッチレーステープ等の本
来の伸縮性を阻害しないようにして、ずり落ちを防止す
ることができる着用感の良好なストッキング、ソックス
等の靴下を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明では靴
下の穿き口部内面にゾル状からゲル状に調合したシリコ
ンラバーを微粒子状に吹き付けて編み糸上に固着させ、
編み目中に侵入しないようにし、例えば穿き口部を構成
するストレッチレースの空隙を活かして通気性を良く
し、ソフトな伸縮性を維持しながらずり下りを防止する
のである。以下、本発明の実施形態を説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】実施例 穿き口にストレッチレースを縫着した太腿までの長さの
ストッキングに対し、次のようなずり落ち防止加工を行
なった。
【0007】まず、このストッキングを裏返し、ストレ
ッチレース部をテフロン(登録商標)シートを敷いた上
に置く。熱固化性のサラッとしたシリコン液(A)をと
ペースト状のシリコン液(B)とを混合して所定の粘度
に調整したシリコン混合液を作製した。このシリコン混
合液をスプレーガンタイプの吹き付け機に入れて、スト
レッチレース部分内面にシリコン混合液を噴霧し、しか
るに後に温度150〜180℃、好ましくは温度170
℃±5℃、時間1〜30分間、好ましくは1〜5分間の
加熱乾燥を行なった。
【0008】その結果、ストッキングのストレッチレー
ス部分内面にはシリコンラバーが微粒子状となって固着
し、レースの大きな空隙部分は勿論のこと、比較的小さ
なレースの編み目もシリコンラバーでつぶれるようなこ
ともなく、表側から見るとシリコンラバーの付着は一件
ほとんど認識できなかった。
【0009】このストッキングを複数のテスターに試着
させたところ、穿き口のストレッチレースはシリコンラ
バーなしのストッキングとその伸縮性にはほとんど差が
なく、ずり落ち防止効果は格段に高く、しかもシリコン
ラバーを帯状に塗着したもののような不快な密着感がな
く、着用感も良好であるとの回答を得た。
【0010】なお、ソックスについても、穿き口内面に
同様の方法でシリコンラバーを噴霧して微粒子状に固着
させたものは、格段のずり落ち防止効果があり、特にル
ーズなソックスに適用したときには、その効果は大であ
るといえる。
【0011】また、シリコンラバーを微粒子状に吹き付
け固着する個所は、靴下の穿き口に限られず、ストッキ
ング等の足底部外側面の指のつけ根部分や踵部分に行な
えば、靴の中でストッキングが滑り動いて歩き難いとい
う心配がなくなり、またストッキングの内側の同様の個
所にも適用すれば、靴下の中で足底自体が滑り動くよう
なこともない。
【0012】
【発明の効果】本発明の靴下は上述のようにしてなり、
シリコンラバーを穿き口部内側に微粒子状に吹き付ける
ことにより、穿き口部の編み糸上にのみ固着させること
ができるので、シリコンラバーを帯状に塗着する場合と
異なって、肌にかぶれ等の皮膚障害を起こす心配もな
く、特にストッキングの穿き口部にストレッチレーステ
ープを使用するときには、そのレースの空隙が生かされ
て通気性が良好でソフトな伸縮性も失われることなく、
ずり落ち防止効果を充分に発揮することができる。
【0013】また、ソックスの穿き口部に適用した場合
には、従来のように伸縮力強いゴムテープを縫いつけた
り、伸縮力強いポリウレタン糸を編み込まなくとも、ず
り落ち防止効果が発揮され、穿き口部をきつく締め過ぎ
ることもないので、着用感も良好である。
【0014】さらに、靴下の足底部外側及び又は内側の
指のつけ根部分と踵部分にも同様にしてシリコンラバー
を微粒子状に吹き付ければ、踵の高い靴を履いたとき
に、靴の中で靴下が滑り動いたり、靴下の中で足底自体
が滑り動くようなこともない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下の穿き口部内側にシリコンラバーが
    微粒子状に吹き付けられて編み糸上に固着されてなるず
    り落ち防止靴下。
  2. 【請求項2】 靴下の足底部外側及び又は内側の指のつ
    け根部分及び踵部分にもシリコンラバーが微粒子状に吹
    き付けられてなる請求項1記載の靴下。
JP2000336849A 2000-11-06 2000-11-06 ずり落ち防止靴下 Pending JP2002146601A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000047A1 (en) * 2003-06-30 2005-01-06 Kisoon Ko Stockings of no wearing mark
KR200446275Y1 (ko) 2009-04-01 2009-10-13 유광준 미끄럼 방지 밴드

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