JP2002142627A - 釣り用仕掛け - Google Patents
釣り用仕掛けInfo
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- JP2002142627A JP2002142627A JP2000341400A JP2000341400A JP2002142627A JP 2002142627 A JP2002142627 A JP 2002142627A JP 2000341400 A JP2000341400 A JP 2000341400A JP 2000341400 A JP2000341400 A JP 2000341400A JP 2002142627 A JP2002142627 A JP 2002142627A
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- JP
- Japan
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- harris
- fishing
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- hook
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣針に取り付けた餌の浮遊位置が常時海底か
ら一定の高さにあって回遊魚の釣果を高め、投竿した道
糸とハリスとのもつれを防止するとともに釣針とオモリ
の根がかり現象をなくすことができる釣り用仕掛けを提
供することを目的とする。 【解決手段】 道糸3の先端部を海底5に着座する錘4
の一方側に連結し、錘4の他方側にハリス7の一端部を
連結するとともに該ハリス7の他端部を浮子10付きの
仕掛具本体8に結着して、該仕掛具本体8に固定された
パイプ11の開口端11aから垂下するハリス7の先端
部に釣針12を取り付けてある。略2等辺三角形を有す
る仕掛具本体8の側片部に固定された支持杆9の上端部
に浮子10を固定するとともに該支持杆の下端部にハリ
スの他端部を結着してパイプ11の開口端11aから海
底に向けて釣針が固定されたハリス7を垂下する。
ら一定の高さにあって回遊魚の釣果を高め、投竿した道
糸とハリスとのもつれを防止するとともに釣針とオモリ
の根がかり現象をなくすことができる釣り用仕掛けを提
供することを目的とする。 【解決手段】 道糸3の先端部を海底5に着座する錘4
の一方側に連結し、錘4の他方側にハリス7の一端部を
連結するとともに該ハリス7の他端部を浮子10付きの
仕掛具本体8に結着して、該仕掛具本体8に固定された
パイプ11の開口端11aから垂下するハリス7の先端
部に釣針12を取り付けてある。略2等辺三角形を有す
る仕掛具本体8の側片部に固定された支持杆9の上端部
に浮子10を固定するとともに該支持杆の下端部にハリ
スの他端部を結着してパイプ11の開口端11aから海
底に向けて釣針が固定されたハリス7を垂下する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣り用仕掛けに関
し、特には海底から一定の高さに餌の位置を保ち、その
餌を海中で浮遊させることによって回遊魚の釣果を高め
た釣り用仕掛けに関するものである。
し、特には海底から一定の高さに餌の位置を保ち、その
餌を海中で浮遊させることによって回遊魚の釣果を高め
た釣り用仕掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から投釣り、磯釣り、船釣りを問わ
ず魚釣りはレジャーとして万人に広く楽しまれている。
釣りのためには釣り具が必要であり、通常に知られてい
る竿釣りは、釣竿の竿先先環から垂下された道糸に必要
に応じて浮子止ゴム等を介して浮子を固定してから錘を
連結し、その先にハリスにより釣針を連結した仕掛けが
多用されている。
ず魚釣りはレジャーとして万人に広く楽しまれている。
釣りのためには釣り具が必要であり、通常に知られてい
る竿釣りは、釣竿の竿先先環から垂下された道糸に必要
に応じて浮子止ゴム等を介して浮子を固定してから錘を
連結し、その先にハリスにより釣針を連結した仕掛けが
多用されている。
【0003】かかる構成によれば、浮子によって浮子下
の長さが決定され、錘によって釣針の位置が適宜にコン
トロールされて釣針に取り付けた餌が水中で浮遊した状
態となる。錘は釣りの種類に応じて多種多様なものが提
供されており、例えば投釣りに使用されるナツメ型オモ
リとかミサイル型オモリ又はウキオモリがある。
の長さが決定され、錘によって釣針の位置が適宜にコン
トロールされて釣針に取り付けた餌が水中で浮遊した状
態となる。錘は釣りの種類に応じて多種多様なものが提
供されており、例えば投釣りに使用されるナツメ型オモ
リとかミサイル型オモリ又はウキオモリがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の竿釣
りにおいて、釣針に取り付けた餌の浮遊位置が海底から
一定の高さにあることが回遊魚の釣果を高める上で肝要
である。特に魚の種類によって底物とか上物と呼ばれる
ように生息する深さが異なり、釣り上げを目的とする魚
の回遊する位置に釣針に取り付けた餌を浮遊させる必要
がある。この餌の浮遊位置は、釣人の経験とかカンによ
って決定されるが、常時海底から一定の高さに保つこと
は難しく、かつ、投竿した際に釣針が海底に当たって餌
が外れてしまうこともあって釣果を低下させる要因とな
る。
りにおいて、釣針に取り付けた餌の浮遊位置が海底から
一定の高さにあることが回遊魚の釣果を高める上で肝要
である。特に魚の種類によって底物とか上物と呼ばれる
ように生息する深さが異なり、釣り上げを目的とする魚
の回遊する位置に釣針に取り付けた餌を浮遊させる必要
がある。この餌の浮遊位置は、釣人の経験とかカンによ
って決定されるが、常時海底から一定の高さに保つこと
は難しく、かつ、投竿した際に釣針が海底に当たって餌
が外れてしまうこともあって釣果を低下させる要因とな
る。
【0005】更に釣人を悩ませる要因として、投釣り,
磯釣り等で陸地から投竿した際に、道糸とハリスがもつ
れてしまったり、釣針とかオモリが水中の藻とか水底の
障害物に引っ掛かる根がかり現象がある。特に磯釣り等
の岩礁の多い場所での釣りでは岩礁に起因して根がかり
が多発する傾向がある。根がかりの原因は主として前記
釣針とか錘にあるが、釣針の場合は上方から強く道糸を
引くことによって釣針を連結するハリスが切断されてし
まうため、複数用意してあるハリス部分を交換する作業
が必要であり、錘が原因の場合には、強く道糸を引くと
この道糸が切断されてしまい、価格的にも高価な錘自体
を失ってしまうことになる。
磯釣り等で陸地から投竿した際に、道糸とハリスがもつ
れてしまったり、釣針とかオモリが水中の藻とか水底の
障害物に引っ掛かる根がかり現象がある。特に磯釣り等
の岩礁の多い場所での釣りでは岩礁に起因して根がかり
が多発する傾向がある。根がかりの原因は主として前記
釣針とか錘にあるが、釣針の場合は上方から強く道糸を
引くことによって釣針を連結するハリスが切断されてし
まうため、複数用意してあるハリス部分を交換する作業
が必要であり、錘が原因の場合には、強く道糸を引くと
この道糸が切断されてしまい、価格的にも高価な錘自体
を失ってしまうことになる。
【0006】そこで本発明は、釣針に取り付けた餌の浮
遊位置が常時海底から一定の高さにあるようにして回遊
魚の釣果を高め、投竿した際に道糸とハリスがもつれる
ことがなく、釣針とかオモリの根がかり現象を防止する
ことができる釣り用仕掛けを提供することを目的とする
ものである。
遊位置が常時海底から一定の高さにあるようにして回遊
魚の釣果を高め、投竿した際に道糸とハリスがもつれる
ことがなく、釣針とかオモリの根がかり現象を防止する
ことができる釣り用仕掛けを提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、道糸の先端部に錘を連結するとともに、こ
の錘に連結されたハリスの他端部を浮子付きの仕掛具本
体に結着し、該仕掛具本体から垂下するハリスの先端部
に取り付けた釣針が、海底から所定長離れた位置で浮遊
するようにした釣り用仕掛けを基本構成とする。
するために、道糸の先端部に錘を連結するとともに、こ
の錘に連結されたハリスの他端部を浮子付きの仕掛具本
体に結着し、該仕掛具本体から垂下するハリスの先端部
に取り付けた釣針が、海底から所定長離れた位置で浮遊
するようにした釣り用仕掛けを基本構成とする。
【0008】具体的な構成として、道糸の先端部を投入
した際に海底に着座する錘の一方側に連結するととも
に、この錘の他方側にハリスの一端部を連結し、該ハリ
スの他端部を浮子付きの仕掛具本体に結着して、該仕掛
具本体に固定されたパイプの開口端から垂下するハリス
の先端部に釣針を取り付けてある。
した際に海底に着座する錘の一方側に連結するととも
に、この錘の他方側にハリスの一端部を連結し、該ハリ
スの他端部を浮子付きの仕掛具本体に結着して、該仕掛
具本体に固定されたパイプの開口端から垂下するハリス
の先端部に釣針を取り付けてある。
【0009】また、略2等辺三角形を有する仕掛具本体
の側片部に固定された支持杆の上端部に浮子を固定する
とともに、該支持杆の下端部にハリスの他端部を結着
し、該仕掛具本体の底片部に固定されたパイプ内に前記
ハリスを貫通させ、該パイプの開口端から海底に向けて
先端部には釣針が固定されたハリスを垂下する。
の側片部に固定された支持杆の上端部に浮子を固定する
とともに、該支持杆の下端部にハリスの他端部を結着
し、該仕掛具本体の底片部に固定されたパイプ内に前記
ハリスを貫通させ、該パイプの開口端から海底に向けて
先端部には釣針が固定されたハリスを垂下する。
【0010】かかる釣り用仕掛けによれば、錘と仕掛具
本体を水面に投入して錘が海底に到達するまで道糸を繰
り出す。すると重力によって錘が海底に着座して移動す
ることがなく、浮子の浮力によって仕掛具本体が浮き上
がってハリスの長さによって決定される海中位置で浮遊
した状態で停止する。そして仕掛具本体の底片部に固定
されたパイプの開口端から海底に向けて垂下しているハ
リスの先端部に取り付けた釣針と餌は目的とする魚の回
遊する位置に常時浮遊しており、釣果を高めることがで
きる。
本体を水面に投入して錘が海底に到達するまで道糸を繰
り出す。すると重力によって錘が海底に着座して移動す
ることがなく、浮子の浮力によって仕掛具本体が浮き上
がってハリスの長さによって決定される海中位置で浮遊
した状態で停止する。そして仕掛具本体の底片部に固定
されたパイプの開口端から海底に向けて垂下しているハ
リスの先端部に取り付けた釣針と餌は目的とする魚の回
遊する位置に常時浮遊しており、釣果を高めることがで
きる。
【0011】投入時に錘が海底に着座しても仕掛具本体
は浮子の浮力によって錘よりも上方位置にあるため、こ
の仕掛具本体と釣針とが直接海底に接触せず、餌が外れ
ることがない上、海底の障害物に仕掛具本体と釣針が引
っ掛かる根がかり現象を防止することができる。
は浮子の浮力によって錘よりも上方位置にあるため、こ
の仕掛具本体と釣針とが直接海底に接触せず、餌が外れ
ることがない上、海底の障害物に仕掛具本体と釣針が引
っ掛かる根がかり現象を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明にか
かる釣り用仕掛けの構成を、実際の使用時における具体
的な実施形態として説明する。図1に示す概要図におい
て、1は釣竿、2はリールであり、リール2内に巻装さ
れた道糸3が該リール2の回転操作によって釣竿1の竿
先先環1aから水面6を通して水中に繰り出されてい
る。4は鉛等の重量金属でなる錘であり、この錘4は海
底5に着座している。この錘4の一方側に固着されたリ
ング4aに道糸3の先端部が連結されており、更に錘4
の他方側に固着されたリング4bにハリス7の一端部が
連結されている。
かる釣り用仕掛けの構成を、実際の使用時における具体
的な実施形態として説明する。図1に示す概要図におい
て、1は釣竿、2はリールであり、リール2内に巻装さ
れた道糸3が該リール2の回転操作によって釣竿1の竿
先先環1aから水面6を通して水中に繰り出されてい
る。4は鉛等の重量金属でなる錘であり、この錘4は海
底5に着座している。この錘4の一方側に固着されたリ
ング4aに道糸3の先端部が連結されており、更に錘4
の他方側に固着されたリング4bにハリス7の一端部が
連結されている。
【0013】8は仕掛具本体であり、略2等辺三角形を
有する該仕掛具本体8の側片部に支持杆9が固定されて
いて、この支持杆9の上端部に浮子10が固定されてい
る。また、前記ハリス7の他端部は支持杆9の下端部9
aに巻付いた状態に結着されている。仕掛具本体8の底
片部にはパイプ11が固定されていて、このパイプ11
内を前記ハリス7が貫通しており、該パイプ11の開口
端11aから海底に向けて垂下している。ハリス7の先
端部には釣針12が固定され、餌13が取り付けられて
いる。
有する該仕掛具本体8の側片部に支持杆9が固定されて
いて、この支持杆9の上端部に浮子10が固定されてい
る。また、前記ハリス7の他端部は支持杆9の下端部9
aに巻付いた状態に結着されている。仕掛具本体8の底
片部にはパイプ11が固定されていて、このパイプ11
内を前記ハリス7が貫通しており、該パイプ11の開口
端11aから海底に向けて垂下している。ハリス7の先
端部には釣針12が固定され、餌13が取り付けられて
いる。
【0014】海中での仕掛具本体8の位置は、錘4と仕
掛具本体8とを連結するハリス7の長さによって決定さ
れるため、予め釣り上げを目的とする魚の回遊生息する
位置に釣針12に取り付けた餌13が浮遊するようにハ
リス7の長さを決定する。
掛具本体8とを連結するハリス7の長さによって決定さ
れるため、予め釣り上げを目的とする魚の回遊生息する
位置に釣針12に取り付けた餌13が浮遊するようにハ
リス7の長さを決定する。
【0015】仕掛具本体8と支持杆9及びパイプ11は
何れも軽量プラスチックで構成されており、仕掛具本体
8の大きさは釣り上げる魚の種類によって適宜設定す
る。支持杆9としては直径3mm程度の丸棒が適当であ
り、パイプ11の管の直径も3mm程度が適当である。
また、浮子10は仕掛具本体8の重量によって選択すれ
ばよく、該仕掛具本体8を水中で浮遊させることが可能
な浮力を有する浮子を適宜に選択して用いる。
何れも軽量プラスチックで構成されており、仕掛具本体
8の大きさは釣り上げる魚の種類によって適宜設定す
る。支持杆9としては直径3mm程度の丸棒が適当であ
り、パイプ11の管の直径も3mm程度が適当である。
また、浮子10は仕掛具本体8の重量によって選択すれ
ばよく、該仕掛具本体8を水中で浮遊させることが可能
な浮力を有する浮子を適宜に選択して用いる。
【0016】かかる本発明によれば、仕掛けをセットす
る際に先ず錘4の一方のリング4aに道糸3を連結し、
錘4の他方のリング4bにハリス7を連結する。そして
予め上端部に浮子10が固定された支持杆9の下端部9
aにハリス7の他端を巻付けて結着してから、該ハリス
7を仕掛具本体8の底片部に固定されたパイプ11内を
貫通させて開口端11aから取り出し、釣針12を固定
してから餌13を取り付ける。
る際に先ず錘4の一方のリング4aに道糸3を連結し、
錘4の他方のリング4bにハリス7を連結する。そして
予め上端部に浮子10が固定された支持杆9の下端部9
aにハリス7の他端を巻付けて結着してから、該ハリス
7を仕掛具本体8の底片部に固定されたパイプ11内を
貫通させて開口端11aから取り出し、釣針12を固定
してから餌13を取り付ける。
【0017】このようにして作成した仕掛けによって釣
りを行う際に、例えば投釣りとか磯釣りの場合には、錘
4と仕掛具本体8を手に持って陸地から水面6に投入
し、リール2の回転操作によって錘4が海底5に到達す
るまで該リール2内に巻装された道糸3を釣竿1の竿先
先環1aから繰り出す。この時に道糸3とハリス7とは
錘4によって分断されているため、両者がもつれる惧れ
がない。
りを行う際に、例えば投釣りとか磯釣りの場合には、錘
4と仕掛具本体8を手に持って陸地から水面6に投入
し、リール2の回転操作によって錘4が海底5に到達す
るまで該リール2内に巻装された道糸3を釣竿1の竿先
先環1aから繰り出す。この時に道糸3とハリス7とは
錘4によって分断されているため、両者がもつれる惧れ
がない。
【0018】このように錘4と仕掛具本体8を投入する
と、重力によって錘4が海底5に着座し、その位置から
移動することがない。そして浮子10の浮力によって仕
掛具本体8が浮き上がり、ハリス7は錘4と浮子10で
引っ張られて海中で略垂直となる。仕掛具本体8はハリ
ス7の長さによって決定され、海中位置で浮遊した状態
で停止するので、仕掛具本体8の底片部に固定されたパ
イプ11の開口端11aから海底に向けて垂下している
ハリス7の先端部に取り付けた釣針12と餌13は、目
的とする魚Aの回遊する位置に浮遊しており、釣果を高
めることができる。
と、重力によって錘4が海底5に着座し、その位置から
移動することがない。そして浮子10の浮力によって仕
掛具本体8が浮き上がり、ハリス7は錘4と浮子10で
引っ張られて海中で略垂直となる。仕掛具本体8はハリ
ス7の長さによって決定され、海中位置で浮遊した状態
で停止するので、仕掛具本体8の底片部に固定されたパ
イプ11の開口端11aから海底に向けて垂下している
ハリス7の先端部に取り付けた釣針12と餌13は、目
的とする魚Aの回遊する位置に浮遊しており、釣果を高
めることができる。
【0019】錘4と仕掛具本体8の投入時に、錘4が海
底5に着座しても仕掛具本体8は浮子10の浮力によっ
て錘4の上方位置にあり、従って仕掛具本体8と釣針1
2とが直接海底5に接触することはなく、釣針12から
餌13が外れることがない上、海底の障害物に仕掛具本
体8と釣針12が引っ掛かる根がかり現象は防止され、
特に磯釣り等の岩礁の多い場所での釣りでもこれらの岩
礁に起因する根がかりの発生を防止することができる。
底5に着座しても仕掛具本体8は浮子10の浮力によっ
て錘4の上方位置にあり、従って仕掛具本体8と釣針1
2とが直接海底5に接触することはなく、釣針12から
餌13が外れることがない上、海底の障害物に仕掛具本
体8と釣針12が引っ掛かる根がかり現象は防止され、
特に磯釣り等の岩礁の多い場所での釣りでもこれらの岩
礁に起因する根がかりの発生を防止することができる。
【0020】通常、仕掛具本体8と釣針12とが障害物
に引っ掛かって根がかりした場合には、上方から強く道
糸3を引く以外に脱出方法がないため、ハリス7の切断
現象が発生して仕掛具本体8と釣針12を失うことにな
りかねないが、本発明によれば上記根がかりを効果的に
防止することができる。
に引っ掛かって根がかりした場合には、上方から強く道
糸3を引く以外に脱出方法がないため、ハリス7の切断
現象が発生して仕掛具本体8と釣針12を失うことにな
りかねないが、本発明によれば上記根がかりを効果的に
防止することができる。
【0021】以上の動作説明から明らかなように、本発
明によれば錘4が海底5に到達しても仕掛具本体8は海
底から所定長だけ離反した位置に浮遊しており、それに
伴って仕掛具本体8から垂下しているハリス7の先端部
に取り付けた釣針12と餌13とが常時海底から所定長
だけ離反した位置にあることが動作上の大きな特徴とな
っている。
明によれば錘4が海底5に到達しても仕掛具本体8は海
底から所定長だけ離反した位置に浮遊しており、それに
伴って仕掛具本体8から垂下しているハリス7の先端部
に取り付けた釣針12と餌13とが常時海底から所定長
だけ離反した位置にあることが動作上の大きな特徴とな
っている。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる釣り用仕掛けによれば、錘が海底に着座した後に移
動することがないため、浮子の浮力によって仕掛具本体
が浮き上がってハリスの長さによって決定される海中位
置で浮遊しており、仕掛具本体から海底に向けて垂下し
ているハリスの先端部に取り付けた釣針の位置は釣人の
経験とかカンに関係なく常時海底から一定の高さに保た
れており、目的とする魚の回遊する位置に浮遊して釣果
を高めることができる。また、道糸とハリスとは錘によ
って分断されているため、投入時に道糸とハリスとがも
つれることがない。
かる釣り用仕掛けによれば、錘が海底に着座した後に移
動することがないため、浮子の浮力によって仕掛具本体
が浮き上がってハリスの長さによって決定される海中位
置で浮遊しており、仕掛具本体から海底に向けて垂下し
ているハリスの先端部に取り付けた釣針の位置は釣人の
経験とかカンに関係なく常時海底から一定の高さに保た
れており、目的とする魚の回遊する位置に浮遊して釣果
を高めることができる。また、道糸とハリスとは錘によ
って分断されているため、投入時に道糸とハリスとがも
つれることがない。
【0023】更に投入時に錘が海底に着座しても仕掛具
本体は錘よりも上方位置にあり、仕掛具本体と釣針とが
直接海底に接触しないので餌が外れることがなく、特に
磯釣り等の岩礁の多い場所での釣りであっても釣人を悩
ませる要因の一つである仕掛具本体と釣針の根がかりと
いう問題を解消することができる。
本体は錘よりも上方位置にあり、仕掛具本体と釣針とが
直接海底に接触しないので餌が外れることがなく、特に
磯釣り等の岩礁の多い場所での釣りであっても釣人を悩
ませる要因の一つである仕掛具本体と釣針の根がかりと
いう問題を解消することができる。
【0024】従って本発明によれば、釣針に取り付けた
餌の浮遊位置が常時海底から一定の高さにあって回遊魚
の釣果を高め、投竿した際に道糸とハリスがもつれるこ
とがなく、釣針とかオモリの根がかり現象を防止するこ
とができる釣り用仕掛けを提供することができる。
餌の浮遊位置が常時海底から一定の高さにあって回遊魚
の釣果を高め、投竿した際に道糸とハリスがもつれるこ
とがなく、釣針とかオモリの根がかり現象を防止するこ
とができる釣り用仕掛けを提供することができる。
【図1】本発明にかかる釣り用仕掛けの実施形態例を示
す概要図。
す概要図。
【符号の説明】 1…釣竿 2…リール 3…道糸 4…錘 5…海底 6…水面 7…ハリス 8…仕掛具本体 9…支持杆 10…浮子 11…パイプ 12…釣針 13…餌 整理番号 P3203
Claims (3)
- 【請求項1】 道糸の先端部に錘を連結するとともに、
この錘に連結されたハリスの他端部を浮子付きの仕掛具
本体に結着し、該仕掛具本体から垂下するハリスの先端
部に取り付けた釣針が、海底から所定長離れた位置で浮
遊することを特徴とする釣り用仕掛け。 - 【請求項2】 道糸の先端部を、投入した際に海底に着
座する錘の一方側に連結するとともに、この錘の他方側
にハリスの一端部を連結し、該ハリスの他端部を浮子付
きの仕掛具本体に結着して、該仕掛具本体に固定された
パイプの開口端から垂下するハリスの先端部に釣針を取
り付けたことにより、該釣針が海底から所定長離れた位
置で浮遊することを特徴とする釣り用仕掛け。 - 【請求項3】 略2等辺三角形を有する仕掛具本体の側
片部に固定された支持杆の上端部に浮子を固定するとと
もに、該支持杆の下端部にハリスの他端部を結着し、該
仕掛具本体の底片部に固定されたパイプ内に前記ハリス
を貫通させ、該パイプの開口端から海底に向けて先端部
には釣針が固定されたハリスを垂下したことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の釣り用仕掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341400A JP2002142627A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 釣り用仕掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341400A JP2002142627A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 釣り用仕掛け |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002142627A true JP2002142627A (ja) | 2002-05-21 |
Family
ID=18816146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000341400A Ceased JP2002142627A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 釣り用仕掛け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002142627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019517825A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-06-27 | ペドリーニ、ファビオ | 釣り糸用リグユニット |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341400A patent/JP2002142627A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019517825A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-06-27 | ペドリーニ、ファビオ | 釣り糸用リグユニット |
JP7000651B2 (ja) | 2016-06-13 | 2022-01-19 | ペドリーニ、ファビオ | 釣り糸用リグユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20040525 |