JP2002140656A - 稟議書作成処理方法及びそのシステム - Google Patents

稟議書作成処理方法及びそのシステム

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JP2002140656A
JP2002140656A JP2000336620A JP2000336620A JP2002140656A JP 2002140656 A JP2002140656 A JP 2002140656A JP 2000336620 A JP2000336620 A JP 2000336620A JP 2000336620 A JP2000336620 A JP 2000336620A JP 2002140656 A JP2002140656 A JP 2002140656A
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Shinichiro Takahashi
信一郎 高橋
Toshiyuki Shinoda
俊之 信太
Tetsushi Kaneda
哲史 金田
Motohiro Ganmeichi
基宏 岩名地
Masabumi Jojima
正文 城島
Hiroshi Kumakura
博志 熊倉
Takashi Yamaki
高志 山木
Toru Matsumoto
徹 松本
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Sakura Bank Ltd
Original Assignee
Sakura Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稟議書の起案及び回付、決裁処理を、少ない
コンピュータ資源で、迅速かつ効率的に行なうことので
きる方法を提供する。 【解決手段】 コンピュータ資源上で稟議書を作成処理
するための処理方法であって、(a)少なくとも、顧客
特定情報及び作成しようとする稟議書の種別情報を入力
する工程と、(b)前記(a)の工程で入力された情報に
基づいて、稟議書の作成及びその回付・決裁に必要な情
報の範囲を定義する工程と、(c)前記定義された範囲
の情報を、中央ロケーションからダウンロードし、ロー
カルアクセス可能なメモリに所定の形式で保存する工程
と、(d)前記(c)工程でメモリに保存された情報に
基づいて稟議書及びその添付書類を作成させる工程と、
(e)前記工程で作成した稟議書を、その決裁を受ける
ために1以上の回付対象者間で回付する工程とを有する
稟議書作成処理方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、コンピ
ュータ資源上で、融資承認のための稟議書を作成し、回
付・決裁等の処理を実行することができる稟議書作成処
理方法及びそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関においては、顧客に対
する融資を実施するに際して、所定の様式等に沿った稟
議書を営業店で作成し、これを営業店及び本部の回付対
象者間で回付・差戻し・決裁することで、その融資の適
性を審査するようにしている。
【0003】近年、情報技術の急速な進展に伴い、この
ような稟議書の作成及び決裁をネットワークを利用した
電子メール等によって行う「電子稟議」の手法が種々提
案されている。このような「電子稟議」によれば、紙ベ
ースの稟議と異なってその回付が容易であり、決裁の迅
速化が図れるといった利点がある。
【0004】また、電子稟議においては、稟議書の作成
に必要な情報を、実際に稟議を行う営業店等のロケーシ
ョンとは離れた中央ロケーションに設けられたデータベ
ースで集中管理することが可能である。このような構成
によれば、情報の修正及び更新が迅速に行えるため、稟
議書の信頼性が向上する利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子稟議によれば、特に融資の稟議に用いようとする場
合に以下のような解決するべき課題がある。
【0006】すなわち、融資稟議においては、稟議書を
構成するドキュメントの数が多く、稟議書の作成及び決
裁に必要なデータ若しくは項目が10000項目以上に
上る場合もある。また、稟議書作成に必要な情報は複数
のデータベースに分散されて管理されており、そのデー
タベース数も非常に多い。
【0007】このような状況下で、稟議書の作成及び回
付、決裁の度に中央ロケーションに設けられた複数のデ
ータベースにリモートアクセスしていたのでは、アプリ
ケーションの動作が遅くなると共に、営業店と中央ロケ
ーションとの間の通信データ量が多くなり好ましくな
い。
【0008】また、稟議書は作成・決裁の効率化・迅速
化を図るため、その作成に用いる語句は極力簡便に表現
されるべきであり、その意味についての説明は当然記載
されていない。したがって、金融の専門用語に不慣れな
新入行員などの初心者にとって、稟議書の作成は困難な
ものである。また、稟議書はその内容により様々な添付
資料が必要とされるが、行員の不慣れや失念等により必
要資料が添付されていないまま稟議書が回付されること
があり、決裁の効率化・迅速化の妨げとなる場合があ
る。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、稟議書の起案及び回付、決裁処
理を行うに際し、中央センターにリモートアクセスする
頻度を少なくでき、上記の処理を少ないコンピュータ資
源で、迅速かつ効率的に行なうことのできる方法及びシ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の主要な
観点によれば、コンピュータ資源上で稟議書を作成処理
するための処理方法であって、(a)少なくとも、顧客
特定情報及び作成しようとする稟議書の種別情報を入力
する工程と、(b)前記(a)の工程で入力された情報に
基づいて、稟議書の作成及びその回付・決裁に必要な情
報の範囲を定義する工程と、(c)前記定義された範囲
の情報を、中央ロケーションからダウンロードし、ロー
カルアクセス可能なメモリに所定の形式で保存する工程
と、(d)前記(c)工程でメモリに保存された情報に
基づいて稟議書及びその添付書類を作成させる工程と、
(e)前記工程で作成した稟議書を、その決裁を受ける
ために1以上の回付対象者間で回付する工程とを有する
ことを特徴とする稟議書作成処理方法が提供される。
【0011】ここで、前記(c)の工程は、前記定義さ
れた範囲の情報を、中央ロケーションの複数のテーブル
から取得してダウンロードし、前記メモリに格納された
所定の1テーブル中に格納するものであることが好まし
い。そして、その場合、前記(d)の工程は、前記1テ
ーブル中の情報を追加訂正することによって前記稟議書
の作成を行わせるものであるであることが望ましい。
【0012】このような構成によれば、稟議書の作成及
び決裁に必要なものとして定義された全ての情報がロー
カルアクセス可能なメモリに保存されるので、稟議書の
作成及び決裁の際に、いちいち中央ロケーションにリモ
ートアクセスする必要がない。
【0013】また、稟議書の作成及び決裁に必要なもの
として定義された全ての情報を1テーブルとして格納し
た場合には、情報へのアクセス効率が向上し、より少な
いコンピュータ資源によって稟議書の作成を迅速に実行
できる。
【0014】この発明の1の実施形態によれば、上記方
法は、さらに、(f)稟議書の決裁が終了したことに基
づいて、前記稟議書を中央ロケーションのメモリに保存
する工程を有する。そして、この場合、(g)稟議書の
決裁が終了した後、前記中央ロケーションからダウンロ
ードした情報を前記ローカルアクセス可能なメモリから
削除する工程を有することが望ましい。
【0015】このような構成によれば、より効果的に稟
議書作成者側のコンピュータ資源を節約できる効果があ
る。
【0016】この発明の異なる1の実施形態によれば、
この方法は、さらに、(h)所定の期日に稟議書の作成
を予約する工程を有し、前記(c)の工程は、この予約
に基づいて、前記所定の期日以前に前記稟議書の作成及
びその決裁に必要な情報を予めダウンロードして前記メ
モリに保存するものである。
【0017】このような構成によれば、通信回線が空い
ている時間帯を利用して必要な情報をダウンロードして
おく事が可能である。
【0018】他の1の実施形態によれば、前記(a)の
工程は、ダウンロードする情報の範囲を定義するため
に、さらに、資金使途の情報及び任意添付資料の情報を
入力するものである。
【0019】このような構成によれば、ダウンロードす
るべき情報の範囲をより詳細に定義することができるか
ら、ダウンロードするデータ量を減らす事が可能にな
る。
【0020】この発明の更に異なる1の実施形態によれ
ば、前記(d)の工程は、所定の稟議書作成処理手順に
基づき、前記メモリに保存した情報を利用して、前記手
順に沿った稟議書作成のナビゲーションを提供するもの
である。
【0021】このような構成によれば、稟議書の作成に
不慣れな者であっても、稟議書の作成を不備なく行え
る。
【0022】この発明の更に異なる1の実施形態によれ
ば、前記(e)の工程は、前記稟議書を回付する回付対
象者が、前記情報を保存したメモリについてローカルで
編集できない場合には、所定の稟議書回付順序に従い、
予め、前記情報を一時的に前記回付対象者がローカル編
集可能なロケーションのメモリにコピーする工程を有す
るものである。
【0023】このような構成によれば、離れたところに
いる回付対象者も、当該決裁のために必要なデータにア
クセスし、編集を行うのにローカルアクセスで済む。こ
のことにより、迅速な決裁処理を行える。
【0024】また、発明の更に異なる1の実施形態によ
れば、前記(e)の工程は、稟議書を作成したソフトウエ
アのバージョン情報をメモリに格納しておき、前記稟議
書を回付者に閲覧させる際に、前記バージョン情報で特
定される方法でその稟議書を表示するものである。
【0025】このような構成によれば、前記メモリに格
納された情報に基づいて稟議書を表示するためのソフト
ウエアがバージョンアップされた場合であっても、稟議
書の体裁を変えずに回付対象者に表示することが可能で
ある。
【0026】また、この発明の第2の主要な観点によれ
ば、コンピュータ資源上で稟議書を作成処理するための
処理方法であって、(a)少なくとも、顧客を特定する
ための情報及び作成しようとする稟議書の種別情報を入
力する工程と、(b)この工程で入力された情報に基づ
いて、稟議書及び添付書類の作成及びその決裁に必要な
情報の範囲を定義する工程と、(c)前記定義された範
囲の情報を、複数のテーブルから取得し、稟議書の作成
に関連付けて1テーブルとして保存する工程と、(d)
この1テーブル中の情報を追加訂正することによって稟
議書及びその添付書類の作成を行わせる工程と、(e)
前記工程で作成した稟議書を、その決裁を受けるために
1以上の回付対象者間で回付する工程とを有することを
特徴とする稟議書作成処理方法が提供される。
【0027】このような構成によれば、稟議書の作成及
び決裁に必要なものとして定義された全ての情報が1テ
ーブルとして格納される。したがって、情報へのアクセ
ス効率が向上し、より少ないコンピュータ資源によって
稟議書の作成を迅速に実行できる効果がある。
【0028】この発明の第3の主要な観点によれば、コ
ンピュータ資源上で稟議書を作成処理するための処理シ
ステムであって、顧客特定情報及び作成しようとする稟
議書の種別情報に基いて、当該稟議書の作成及び作成し
た稟議書の回付・決裁に必要な情報の範囲を定義する情
報範囲定義手段と、前記定義された範囲の情報を中央ロ
ケーションからダウンロードするためのダウンロード手
段と、前記ダウンロード手段によってダウンロードされ
た前記情報を格納するローカルアクセス可能な情報格納
手段と、前記情報格納手段に格納された前記情報に基づ
いて稟議書の作成を誘導するための稟議書作成誘導手段
とを有することを特徴とする稟議書作成処理システムが
提供される。ここで、前記稟議書作成誘導手段は、所定
の稟議書作成処理手順に沿って稟議書作成の誘導を行う
ものであることが望ましい。
【0029】このような構成によれば、前記第1の主要
な観点に係る方法を実施できるシステムを得ることがで
きる。
【0030】この発明の第4の主要な観点によれば、コ
ンピュータ資源上で稟議書を作成処理するための処理シ
ステムであって、顧客特定情報及び作成しようとする稟
議書の種別情報に基いて、当該稟議書及びその添付書類
の作成及び作成した稟議書の決裁に必要な情報の範囲を
定義する情報範囲定義手段と、前記定義された範囲の情
報を、複数のテーブルから取得し、稟議書の作成に関連
付けて1テーブルとして保存するダウンロード手段と、
この1テーブル中の情報を追加訂正することによって稟
議書及びその添付書類の作成を誘導するための稟議書作
成誘導手段と、前記稟議書作成誘導手段によって作成し
た稟議書及びその添付書類を、その決裁を受けるために
1以上の回付対象者間で回付する回付処理手段とを有す
ることを特徴とする稟議書作成処理システムが提供され
る。
【0031】このような構成によれば、前記第2の主要
な観点に係る方法を実施できるシステムを得ることがで
きる。
【0032】なお、この発明の、更なる別の特徴及び顕
著な効果は、以下の発明の実施の形態の項を添付した図
面と共に参酌することでより明確に理解される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。
【0034】図1は、この発明の実施形態に必要とされ
るシステム構成を示す概略構成図である。
【0035】図中1で示すのは、顧客データを含むあら
ゆるデータを集中管理する中央ロケーションに設けられ
たデータセンターである。このデータセンター1には、
複数の営業店2に設けられたサーバ(営業店サーバ4)
及び本部3に設けられたサーバ(本部サーバ5)が公衆
回線網6(若しくは専用線)を介してリモートアクセス
可能に接続されている。そして、前記営業店2及び本部
3では、前記センター1からダウンロードした情報に基
いて稟議書の起案、回付及び決裁を行えるようになって
いる。
【0036】前記データセンター1には、顧客情報を格
納する顧客情報格納部8と、決裁済みの稟議書を所定の
形式で格納する決裁済稟議書格納部9と、前記営業店サ
ーバ4及び本部サーバ5と通信を行い、前記顧客情報格
納部8内のデータを読出し/書き込みするための通信部
10とが設けられている。
【0037】前記顧客情報格納部8は、顧客情報とし
て、図2に示すように、顧客属性情報13、財務情報1
4、取引情報15、金融機関別の借入金推移情報16、
予想業績情報17、見込業績情報18、与信保全情報1
9、担保・条件管理情報20等を格納している。
【0038】ここで、前記顧客属性情報13は、取引先
の所在地、代表者名等の書誌的事項である。財務情報1
4は、決算書及び有価証券報告書等から取得される財務
情報である。取引情報15は、勘定系システム等から得
られる情報で、顧客別採算表・取引状況表などからな
る。予想業績情報17及び見込業績情報18は、例えば
営業店の行員が顧客から直接得た情報であり、例えば、
予想損益計算書等からなる。また、与信保全情報19
は、勘定系システム等から得られる与信保全状況及び与
信状況一覧表からなる。担保・条件管理情報20は、預
金担保一覧、有価証券担保一覧、不動産担保一覧、保証
人一覧等からなる。
【0039】これらの顧客情報8(13〜20)は、管
理の効率化のため、実際には少なくとも2以上のデータ
ベース若しくはテーブルに亘って管理されており、前記
顧客を特定できる情報(顧客ID等)によって互いに関
連付けられている。また、これら顧客情報8(13〜2
0)は、前記営業店2からの直接のアクセスによって、
作成・変更及び更新がなされるようになっている。
【0040】次に、前記営業店2に設けられたシステム
について説明する。
【0041】この営業店2には、図1に示すように、前
記営業店サーバ4と、この営業店サーバ4とローカルア
クセス可能にネットワーク接続された複数のクライアン
ト21とが設置されている。これら営業店サーバ4及び
クライアント21は、この発明の稟議書作成処理装置2
2を構成するものである。そして、図3は、この稟議書
作成処理装置22の詳細を示す機能ブロック図である。
この図3では、便宜上、前記営業店サーバ4と稟議書の
起案等を行うクライアント21とを単一の装置として図
示している。
【0042】図3に示すように、この稟議書作成処理装
置22は、大きく分けて情報取得部23と、稟議書起案
・決裁処理部24とからなる。
【0043】この情報取得部23は、稟議書作成の条件
を入力するための条件入力部26と、この条件入力部2
6からの入力情報に基いて、特定の顧客についての稟議
書の作成及び作成した稟議書の回付・決裁に必要な顧客
情報の範囲を定義する情報範囲定義部27と、前記定義
された範囲の情報を前記センター1からダウンロードす
るためのデータダウンロード部28と、このデータダウ
ンロード部28によってダウンロードされた前記顧客情
報を格納する単一の稟議書テーブル29とを有する。
【0044】前記条件入力部26は、例えば、前記クラ
イアント21上に、図4に示すインタフェース画面30
を表示し、稟議書を作成しようとする起案者から、ダウ
ンロードする顧客情報の範囲を定義するための各種情報
を受け付ける。このインタフェース画面30では、顧客
指定部31に営業店の店番号32や顧客ID33を入力
することで、営業店2に設けられた営業店顧客特定情報
34(図3参照)にアクセスして融資稟議対象の顧客を
選択/指定できるようになっている。
【0045】また、図4に示す稟議書の種類指定欄3
5、使途指定欄36及び付加添付書類ボタン37を使用
することで、作成する稟議書の形式を指定できるように
なっている。そして、このインタフェース画面30中、
新規作成ボタン38を押すことで、前記情報範囲定義部
27が起動され、入力指定された各情報が図3に示す情
報範囲定義ルール40に適用される。このことで、前記
センター1からダウンロードするべき顧客情報の範囲が
定義されるようになっている。
【0046】ここで、ダウンロードするべき顧客情報の
範囲及びこの情報の格納形態を理解するため、この稟議
書作成処理装置22で生成する稟議書の構成を、図5に
示す概念図及び図6に示す対照表を参照して説明する。
【0047】この実施形態における稟議書は、図5に示
すように、モニター上に切換え表示される複数の必須画
面A、Bと、資金使途等に応じて加除される添付書類と
しての付加画面C、D、E……とからなる。各画面A、
B、C……は、前記顧客情報をダウンロードしてなる稟
議書テーブル29を、前記各画面A,B,C……に対応
した所定のユーザフォームに読み込むことで生成され、
稟議書の起案者及び回付対象者に対して提示されるよう
になっている。
【0048】ここで、どの画面A,B,C……を作成す
るかは、前記インタフェース画面30で入力した情報
を、図6に示すような対照表41に適用することで決定
される。この対照表41は、前記情報範囲定義ルール4
0として前記情報範囲定義ルール格納部40に格納され
ている。
【0049】すなわち、前記情報範囲定義部27は、前
記対照表41(図6)を参照することで、作成するべき
稟議書に必要な画面(○のついている画面)を決定し、
これに基いて、各画面の生成に必要な顧客情報を、ダウ
ンロードするべき顧客情報の範囲として定義する。な
お、この実施形態では、資金使途等が指定されていない
場合には、前記必須画面A,Bを生成するのに必要な顧
客情報のみをダウンロードするようになっている。
【0050】そして、前記データダウンロード部28
は、図3に示すように、前記センター1に設けられた顧
客情報格納部8に格納された複数のデータベース若しく
はテーブルにアクセスし、前記定義された範囲の情報を
前記画面A,B,C……毎に1つのレコードセットとし
て取得し、前記1つの稟議書テーブル29中に格納す
る。図7は、各画面毎のレコードセットを構成するフィ
ールドの例を示したものである。すなわち、画面毎のレ
コードセットは、営業店・顧客ID42,申請番号4
3、ソフトウエアのバージョン44、稟議書種別45、
画面ID46、及びこの画面を生成するのに必要な多数
データ47からなる。
【0051】ここで、ソフトウエアのバージョン44
は、当該稟議書を表示するためのソフトウエアのバージ
ョンを特定するためのものである。このバージョン44
を参照することで、例えば、稟議書の回付中にソフトウ
エアがバージョンアップされた場合であっても、稟議書
の体裁が変更されないように規制することが可能にな
る。
【0052】なお、後で説明するように、この稟議書テ
ーブル29の各レコードセットは、稟議書の起案及び全
ての決裁が終了した後で、この稟議書テーブル29から
削除されるようになっている。
【0053】次に、図3に示す前記稟議書起案・決裁処
理部24について説明する。この稟議書起案・決裁処理
部24は、まず、前記稟議書テーブル29に格納された
各画面毎のレコードセットに基づいて稟議書の作成を誘
導するための稟議書作成誘導部55と、稟議書の回付・
決裁処理を実行する回付・決裁処理部57と、決裁済み
稟議書を所定の形式で前記センターの決裁済稟議書にア
ップロードするアップロード部58と、稟議書の回付及
び決裁が終了した後に、前記稟議書テーブル29に格納
された前記各レコードセットを削除する情報削除部59
とを有する。
【0054】稟議書作成誘導部55は、稟議書を構成す
る前記各画面A,B,C……を生成するために、各クラ
イアント21を操作するオペレータに対して、各種指示
を発してその生成をガイドする機能を有するものであ
る。具体的には、図8のフローチャートに沿って稟議書
の作成を誘導する。
【0055】まず、ステップS1で、前記稟議書テーブ
ル29中のデータに基いて財務状況等のチェックを行
う。例えば、稟議書テーブル29中のデータに基き顧客
に財務上の問題点があることが明かな場合には、ダウン
ロード直後の表示画面(図示しない)において注目する
べき問題点として表示するようになっている。
【0056】ついで、注意喚起工程(ステップS2)で
は、前記財務上の問題点の指摘の他、稟議書作成前に行
うべき事項、顧客情報中の不足情報のチェックなどを実
行し、不足している情報が存在する場合には、コメント
を記載して稟議書作成に移行するか、不足情報の入力後
再ダウンロードの実施等を行うかの判断を起案者に行わ
せる機能を有する。そして、ステップS3以下では、実
際の稟議書作成誘導を実行する。
【0057】ステップS3の稟議対象事項の作成工程で
は、稟議明細の設定や担保保証人条件の設定等を行う。
ついで、ステップS4の必須画面作成工程では、前記稟
議書を構成する必須画面A,B(図6参照)を生成する
ためのガイドを行う。
【0058】具体的には、稟議書作成誘導部55は、各
画面A,B毎に所定の形式のユーザフォームを用意して
いる。そして、稟議書テーブル29中の作成対象の画面
のレコードセット(図7)にアクセスし、このレコード
セット中の各フィールドの情報を、上記ユーザフォーム
中に読み込んでオペレータに表示する。起案者は、この
ユーザフォームを通じて、各画面中の情報を修正及び追
加し、各画面を完成させていく。この工程で修正及び追
加された情報は、前記稟議書作成誘導部55によって、
前記稟議書テーブル29中に格納されアップデートされ
る。
【0059】ついで、ステップS5では、上記と同様の
手法により、各資金使途毎の付加画面C,D,E……の
生成を行う。すなわち、前記稟議書作成誘導部55は、
上記と同様の手順で特定の資金使途毎に用意された画面
C,D,E(図6参照)を起案者に順次提示し、各画面
中の情報の修正及び追加を行わせる。
【0060】以上の稟議書作成工程を経ることによっ
て、前記稟議書テーブル29内の各画面毎のレコードセ
ットの情報が追加、修正、削除等され、当該顧客の稟議
書用の情報として適正化される。そして、この稟議書作
成誘導部55は、この稟議書用の回付・決裁管理情報を
生成し、図3に61で示す回付・決裁管理情報格納部に
格納する。この回付・決裁管理情報は、回付ルート、回
付順序を定義すると共に、回付対象者による回付処理履
歴を格納するものである。
【0061】ついで、このようにして作成された稟議書
は、前記回付・決裁処理部57によって回付・決裁処理
に回される。すなわち、各クライアント21には、この
装置22に格納された前記稟議書テーブル29及び回付
・決裁管理情報格納部61にローカルアクセスし、当該
稟議書の回付や決裁等を実行できる回付・決裁実行部6
2が設けられている(この装置22の回付・決裁実行部
は図示を省略)。
【0062】この回付・決裁実行部62を利用した処理
は、具体的には、まず、各回付対象者が図4の稟議書一
覧ボタンを押す等により、自己が未処理の稟議書を発見
し各クライアント21上に表示する。このとき、前記回
付・決裁実行部62は、各画面用のレコードセット(図
7参照)中のバージョン44を参照することで、当該バ
ージョン用のユーザフォームに前記レコードセット中の
データを読み込んで稟議書として表示する。なお、稟議
書の回付期間中は、回付対象者は、いつでも、前記稟議
書テーブル29にアクセスすることによって稟議書を閲
覧し、処理を実行することが可能である。そして各回付
対象者の処理情報は、管理のため、前記回付・決裁管理
情報格納部61に格納された回付・決裁管理情報に記録
されるようになっている。
【0063】なお、この実施形態の回付・決裁実行部6
2は、所定の項目については起案者しか修正できないよ
うに規制する機能を有し、これにより、起案文書の重要
な部分が他人によって勝手に変更されないように保護す
るようになっている。また、この回付・決裁実行部62
は、前記回付・決裁管理情報に基づき、所定の職位の回
付対象者が回付した後は、その回付対象者の下位に位置
する者が行える行為(修正等)を制限する機能を有す
る。
【0064】一方、前記稟議書を回付する先の回付対象
者のクライアントが、前記稟議書テーブル29にローカ
ルアクセスできないロケーション、例えば本部3に設置
されている場合に対応するため、この装置は、情報コピ
ー部65を有する。この情報コピー部65は、前記回付
・決裁管理情報格納部61に格納されている管理情報中
の所定の稟議書回付順序に従い、そのような決裁者が含
まれている場合には、予め、前記稟議書テーブル29を
一時的に前記回付対象者がローカルアクセス可能な本部
サーバ5に複製29’(図3参照)を作成する機能を有
する。この稟議書テーブルの複製29’は、当該本部サ
ーバ5での回付及び決裁が終了したならば、この本部サ
ーバ5から削除されるようになっている。
【0065】以上の工程により稟議書の回付及び決裁が
終了したならば、前記アップロード部58が、当該決裁
済み稟議書を前記センター1の決裁済稟議書格納部9に
所定の形式で出力する。具体的には、例えば、セキュリ
ティの高いPDF等の所定のフォーマットで出力され前
記センター1に送信される。なお、アップロードされる
決裁済み稟議書の形式は、PDFに限るものではなく、
コンピュータ処理可能な所定のデータ形式で保存される
ようになっていれば良い。
【0066】また、前記営業店サーバ4に格納されてい
た稟議書テーブル29中の各レコードセットは、前記稟
議書の回付及び決裁が終了したことに基づいて、例えば
所定の期間経過後に、前記情報削除部59によって削除
されるようになっている。
【0067】なお、この実施形態では、図4に示す画面
で作成予約ボタン39を押すことで、前記顧客情報の事
前ダウンロードが行えるようになっている。すなわち、
このボタン39を押すと、前記データダウンロード部2
8は、稟議書作成予定日の入力を受け付け、この日付の
前日の夜間に前記データセンター1から前記顧客情報の
ダウンロードを実行し、稟議書テーブル29中に格納す
るようになっている。このことによって、回線網が空い
ている時間帯にリモートアクセスによるダウンロードが
行えるから他の業務に影響を及ぼすことがない。
【0068】このような構成によれば、以下の効果を得
ることができる。
【0069】第1に、センターとのデータ通信頻度を少
なくすることができるから、少ないコンピュータ資源
で、迅速でストレスのない稟議書作成が行える。
【0070】すなわち、融資稟議においては、稟議書を
構成するドキュメントの数が多く、稟議書の作成及び決
裁に必要なデータ若しくは項目が10000項目以上に
上る場合もある。また、稟議書作成に必要な情報は複数
のデータベースに分散されて管理されており、そのデー
タベース数も非常に多い。
【0071】このような状況下で、稟議書の作成及び回
付、決裁の度に中央ロケーションに設けられた複数のデ
ータベースにリモートアクセスしていたのでは、アプリ
ケーションの動作が遅くなると共に、営業店と中央ロケ
ーションとの間の通信データ量が多くなり好ましくな
い。
【0072】これに対して、上記構成によれば、稟議書
の作成に必要な全ての情報を予め定義して、ローカルア
クセス可能なコンピュータ資源にコピーし、これを用い
るようにしたので、中央ロケーションとの通信網の込み
具合等、通信上の問題が稟議書の作成を妨げることな
い。
【0073】また、上記一実施形態によれば、稟議書の
作成等に必要な情報を複数のデータベース若しくはテー
ブルから収集し、単一の稟議書テーブル29内に画面毎
のレコードセットとして格納するようにした。このこと
により、稟議書の作成等のためにアクセスしなければな
らないテーブルの数を1つにすることができるから、コ
ンピュータ資源の利用を節約でき、迅速な処理を行うこ
とが可能になる。
【0074】第2に、上記構成によれば、予め稟議書種
類、資金使途等に応じた全ての必要情報が予め取得さ
れ、また、予め定められた手順に沿って稟議書の作成が
ガイド誘導されるから稟議書の作成が容易になり、不慣
れによる不備などが排除される。
【0075】すなわち、稟議書は作成・決裁の効率化・
迅速化を図るため、その作成に用いる語句は極力簡便に
表現されるべきであり、その意味についての説明は当然
記載されていない。したがって、金融の専門用語に不慣
れな新入行員などの初心者にとって、稟議書の作成は困
難なものである。また、稟議書はその内容により様々な
添付資料が必要とされるが、行員の不慣れや失念等によ
り必要資料が添付されていないまま稟議書が回付される
ことがあり、決裁の効率化・迅速化の妨げとなる場合が
ある。
【0076】上記構成によれば、このような不備を有効
に排除できる効果がある。
【0077】なお、この発明は、上記一実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。
【0078】例えば、上記一実施形態では、稟議書テー
ブル29は営業店サーバに設置されていたが、これに限
定されるものではない。
【0079】
【発明の効果】以上説明した構成によれば、稟議書の起
案及び回付、決裁処理を行うに際し、データセンター等
にリモートアクセスする頻度を少なくでき、上記の処理
を少ないコンピュータ資源で、迅速かつ効率的に行なう
ことのできる方法及びシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の全体構成を示す概略構成
図。
【図2】顧客情報の内容を示す概念図。
【図3】システムの一例を示す概略構成図。
【図4】センターから取得する情報範囲を定義するため
の条件を入力するための画面の一例を示す図。
【図5】稟議書の概略構成を説明するための図。
【図6】必要画面を決定するための対照表の一例を示す
図。
【図7】稟議書テーブルのレコードセットの一例を示す
【図8】稟議書作成誘導方法を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…データセンター 2…営業店 3…本部 4…営業店サーバ 5…本部サーバ 6…公衆回線網 8…顧客情報格納部 9…決裁済稟議書格納部 10…通信部 13…顧客属性情報 14…財務情報 15…取引情報 16…借入金推移情報 17…予想業績情報 18…見込業績情報 19…与信保全情報 20…担保・条件管理情報 21…クライアント 22…稟議書作成処理装置 23…情報取得部 24…稟議書起案・決裁処理部 26…条件入力部 27…情報範囲定義部 28…データダウンロード部 29…稟議書テーブル 29’…稟議書テーブルの複製 30…インタフェース画面 31…顧客指定部 34…営業店顧客特定情報 35…種類指定欄 36…使途指定欄 37…付加書類ボタン 38…新規作成ボタン 39…作成予約ボタン 41…対照表 55…稟議書作成誘導部 57…回付・決裁処理部 58…アップロード部 59…情報削除部 61…回付・決裁管理情報格納部 62…回付・決裁実行部 65…情報コピー部
フロントページの続き (72)発明者 金田 哲史 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 (72)発明者 岩名地 基宏 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 (72)発明者 城島 正文 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 (72)発明者 熊倉 博志 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 (72)発明者 山木 高志 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 (72)発明者 松本 徹 東京都千代田区九段南一丁目3番1号 株 式会社さくら銀行内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB00 CC00 5B055 CC00 CC12 CC16

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ資源上で稟議書を作成処理
    するための処理方法であって、 (a)少なくとも、顧客特定情報及び作成しようとする
    稟議書の種別情報を入力する工程と、 (b)前記(a)の工程で入力された情報に基づいて、稟
    議書の作成及びその回付・決裁に必要な情報の範囲を定
    義する工程と、 (c)前記定義された範囲の情報を、中央ロケーション
    からダウンロードし、ローカルアクセス可能なメモリに
    所定の形式で保存する工程と、 (d)前記(c)工程でメモリに保存された情報に基づ
    いて稟議書及びその添付書類を作成させる工程と、 (e)前記工程で作成した稟議書を、その決裁を受ける
    ために1以上の回付対象者間で回付する工程とを有する
    ことを特徴とする稟議書作成処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 前記(c)の工程は、前記定義された範囲の情報を、中
    央ロケーションの複数のテーブルから取得してダウンロ
    ードし、前記メモリに格納された所定の1テーブル中に
    格納するものであることを特徴とする稟議書作成処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 前記(d)の工程は、前記1テーブル中の情報を追加訂
    正することによって前記稟議書の作成を行わせるもので
    あることを特徴とする稟議書作成処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 さらに、 (f)稟議書の決裁が終了した後、前記稟議書を中央ロ
    ケーションのメモリに所定の形式で保存する工程を有す
    ることを特徴とする稟議書作成処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 さらに、 (g)稟議書の決裁が終了した後、前記中央ロケーショ
    ンからダウンロードした情報を前記ローカルアクセス可
    能なメモリから削除する工程を有することを特徴とする
    稟議書作成処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 さらに、 (h)所定の期日に稟議書の作成を予約する工程を有
    し、 前記(c)の工程は、この予約に基づいて、前記所定の
    期日以前に前記稟議書の作成及びその回付・決裁に必要
    な情報を予めダウンロードして前記メモリに保存するも
    のであることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 前記(a)の工程は、ダウンロードする情報の範囲を定
    義するために、さらに、資金使途の情報及び任意添付資
    料の情報を入力させるものであることを特徴とする方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 前記(d)の工程は、所定の稟議書作成処理手順に基づ
    き、前記メモリに保存した情報を利用して、前記手順に
    沿った稟議書作成のナビゲーションを提供するものであ
    ることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の稟議書作成処理方法にお
    いて、 前記(e)の工程は、 前記稟議書を回付する回付対象者が、前記情報を保存し
    たメモリについてローカルで編集できない場合には、所
    定の稟議書回付順序に従い、予め、前記情報を一時的に
    前記回付対象者がローカル編集可能なロケーションのメ
    モリにコピーする工程を有することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の稟議書作成処理方法に
    おいて、 前記(e)の工程は、稟議書を作成したソフトウエアのバ
    ージョン情報をメモリに格納しておき、 前記稟議書を回付者に閲覧させる際に、前記バージョン
    情報で特定される方法でその稟議書を表示するものであ
    ることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータ資源上で稟議書を作成処
    理するための処理方法であって、 (a)少なくとも、顧客を特定するための情報及び作成
    しようとする稟議書の種別情報を入力する工程と、 (b)この工程で入力された情報に基づいて、稟議書及
    び添付書類の作成及びその決裁に必要な情報の範囲を定
    義する工程と、 (c)前記定義された範囲の情報を、複数のテーブルか
    ら取得し、稟議書の作成に関連付けて1テーブルとして
    保存する工程と、 (d)この1テーブル中の情報を追加訂正することによ
    って稟議書及びその添付書類の作成を行わせる工程と、 (e)前記工程で作成した稟議書を、その決裁を受ける
    ために1以上の回付対象者間で回付する工程とを有する
    ことを特徴とする稟議書作成処理方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータ資源上で稟議書を作成処
    理するための処理システムであって、 顧客特定情報及び作成しようとする稟議書の種別情報に
    基いて、当該稟議書の作成及び作成した稟議書の回付・
    決裁に必要な情報の範囲を定義する情報範囲定義手段
    と、 前記定義された範囲の情報を中央ロケーションからダウ
    ンロードするためのダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記
    情報を格納するローカルアクセス可能な情報格納手段
    と、 前記情報格納手段に格納された前記情報に基づいて稟議
    書の作成を誘導するための稟議書作成誘導手段とを有す
    ることを特徴とする稟議書作成処理システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 さらに、 前記稟議書をその決裁を受けるために1以上の回付対象
    者間で回付するための回付処理手段を有し、 この回付処理手段は、前記回付対象者に前記情報格納手
    段に格納された情報を参照させることで回付処理を行わ
    せるものであることを特徴とする稟議書作成処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 前記作成された稟議書の回付及び決裁が終了した後、前
    記情報格納手段に格納された前記情報を前記情報格納手
    段から削除する情報削除手段を有することを特徴とする
    稟議書作成処理システム。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 前記データダウンロード手段は、前記定義された範囲の
    情報を、中央ロケーションの複数のテーブルから取得し
    てダウンロードし、前記メモリに格納された所定の1テ
    ーブル中に格納するものであることを特徴とする稟議書
    作成処理システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 前記稟議書作成誘導手段は、前記所定の1テーブル中の
    情報を追加訂正することによって前記稟議書及びその添
    付書類の作成を行わせるものであることを特徴とする稟
    議書作成処理システム。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 さらに、前記稟議書格納手段に格納された稟議書の決裁
    が終了したことに基づいて、前記稟議書を中央ロケーシ
    ョンに所定の形式でアップロードする決裁済み稟議書ア
    ップロード手段を有することを特徴とする稟議書作成処
    理システム。
  18. 【請求項18】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 さらに、 所定の期日に稟議書の作成を予約する稟議書作成予約手
    段を有し、 この予約手段は、この予約に基づいて前記ダウンロード
    手段を起動し、前記所定の期日以前に前記稟議書の作成
    及びその決裁に必要な情報を予めダウンロードして前記
    情報格納手段に保存するものであることを特徴とするシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 このシステムは、融資承認のための稟議書を作成処理す
    るものであり、 前記情報定義手段は、顧客特定情報、作成する稟議書の
    種別に加え、資金使途及び任意添付資料に基いてダウン
    ロードする情報の範囲を定義するものであることを特徴
    とするシステム。
  20. 【請求項20】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 前記稟議書作成誘導手段は、所定の稟議書作成処理手順
    に沿って稟議書作成の誘導を行うものであることを特徴
    とするシステム。
  21. 【請求項21】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 さらに、 前記稟議書を回付する回付対象者が、前記情報を保存し
    た情報格納手段についてローカルで編集できない場合に
    は、所定の稟議書回付順序に従い、予め、前記情報を一
    時的に前記回付対象者がローカル編集可能な情報格納手
    段にコピーする情報コピー手段を有することを特徴とす
    るシステム。
  22. 【請求項22】 請求項12記載の稟議書作成処理シス
    テムにおいて、 前記稟議書は、複数の画面から構成されているものであ
    ることを特徴とするシステム。
  23. 【請求項23】 コンピュータ資源上で稟議書を作成処
    理するための処理システムであって、 顧客特定情報及び作成しようとする稟議書の種別情報に
    基いて、当該稟議書及びその添付書類の作成及び作成し
    た稟議書の決裁に必要な情報の範囲を定義する情報範囲
    定義手段と、 前記定義された範囲の情報を、複数のテーブルから取得
    し、稟議書の作成に関連付けて1テーブルとして保存す
    るダウンロード手段と、 この1テーブル中の情報を追加訂正することによって稟
    議書及びその添付書類の作成を誘導するための稟議書作
    成誘導手段と、 前記稟議書作成誘導手段によって作成した稟議書及びそ
    の添付書類を、その決裁を受けるために1以上の回付対
    象者間で回付する回付処理手段とを有することを特徴と
    する稟議書作成処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193847A (ja) * 2007-04-24 2007-08-02 Hitachi Chem Co Ltd 知的財産情報管理装置、知的財産情報管理プログラム及び知的財産情報管理プログラム記録媒体
WO2017021998A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社三井住友銀行 電子稟議書の更新方法およびシステム

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