JP2002140201A - データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システム - Google Patents
データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システムInfo
- Publication number
- JP2002140201A JP2002140201A JP2000335311A JP2000335311A JP2002140201A JP 2002140201 A JP2002140201 A JP 2002140201A JP 2000335311 A JP2000335311 A JP 2000335311A JP 2000335311 A JP2000335311 A JP 2000335311A JP 2002140201 A JP2002140201 A JP 2002140201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- update
- database
- update processing
- threads
- update request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 更新処理スレッド及び各更新処理スレッドに
よるデータベースへの接続数を動的に変更可能とし、更
新処理のパフォーマンス向上が可能なデータベース更新
方法を提供する。 【解決手段】 更新要求振分手段２は応用ソフトウェア
１から受信したデータ更新要求を、更新種別毎に更新要
求記憶部３の受信キュー３０〜３ｎに振り分ける。更新
処理部４は更新タイマ５がタイムアウトすると、受信キ
ュー３０〜３ｎ毎に更新処理を行うための更新処理スレ
ッド４０〜４ｎを作成する。各更新処理スレッド４０〜
４ｎはそれぞれデータベース６との接続を行うため、デ
ータベース６への接続数が動的に変更され、更新処理ス
レッド４０〜４ｎが並行して更新処理を実行する。
よるデータベースへの接続数を動的に変更可能とし、更
新処理のパフォーマンス向上が可能なデータベース更新
方法を提供する。 【解決手段】 更新要求振分手段２は応用ソフトウェア
１から受信したデータ更新要求を、更新種別毎に更新要
求記憶部３の受信キュー３０〜３ｎに振り分ける。更新
処理部４は更新タイマ５がタイムアウトすると、受信キ
ュー３０〜３ｎ毎に更新処理を行うための更新処理スレ
ッド４０〜４ｎを作成する。各更新処理スレッド４０〜
４ｎはそれぞれデータベース６との接続を行うため、デ
ータベース６への接続数が動的に変更され、更新処理ス
レッド４０〜４ｎが並行して更新処理を実行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベース更新方
法及びそれを用いたデータベース管理システムに関し、
特に複数のデータ更新処理スレッドを用いたデータベー
ス更新方法に関する。
法及びそれを用いたデータベース管理システムに関し、
特に複数のデータ更新処理スレッドを用いたデータベー
ス更新方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的なデータベースシステムでは、レ
スポンスの向上を目的として、複数のスレッドからデー
タベースへ接続を行い、各スレッドが独立してデータベ
ースへアクセスするという方法が用いられている。
スポンスの向上を目的として、複数のスレッドからデー
タベースへ接続を行い、各スレッドが独立してデータベ
ースへアクセスするという方法が用いられている。
【０００３】しかしながら、通常のデータベースシステ
ムにおいて、データベース接続の数によってはシステム
全体のパフォーマンスが低下するため、データベースシ
ステムに最適なスレッド数を求めることが要求される。
ムにおいて、データベース接続の数によってはシステム
全体のパフォーマンスが低下するため、データベースシ
ステムに最適なスレッド数を求めることが要求される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
ベース更新方法では、データベース更新時にテーブル単
位あるいはレコード単位でのロック等の同時実行制御を
行うため、ロック解除待ちのスレッドが発生し、必ずし
も全てのスレッドが有効に動作するわけではなく、必要
以上のデータベース接続を行ってしまう。
ベース更新方法では、データベース更新時にテーブル単
位あるいはレコード単位でのロック等の同時実行制御を
行うため、ロック解除待ちのスレッドが発生し、必ずし
も全てのスレッドが有効に動作するわけではなく、必要
以上のデータベース接続を行ってしまう。
【０００５】そのため、固定数のスレッドで更新処理を
行う場合には、更新処理スレッド数をいくつに設定する
かという問題がある。また、システムの変更時には再
度、そのシステムに最適なスレッド数の算出及び評価を
行う必要があるという問題もある。
行う場合には、更新処理スレッド数をいくつに設定する
かという問題がある。また、システムの変更時には再
度、そのシステムに最適なスレッド数の算出及び評価を
行う必要があるという問題もある。
【０００６】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、更新処理スレッド及び各更新処理スレッドによる
データベースへの接続数を動的に変更することができ、
更新処理のパフォーマンス向上を図ることができるデー
タベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理シ
ステムを提供することにある。
消し、更新処理スレッド及び各更新処理スレッドによる
データベースへの接続数を動的に変更することができ、
更新処理のパフォーマンス向上を図ることができるデー
タベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理シ
ステムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータベー
ス更新方法は、複数の更新処理スレッドを用いてデータ
ベースの更新処理を行うデータベース管理システムのデ
ータベース更新方法であって、前記更新処理スレッド数
を動的に変更するようにしている。
ス更新方法は、複数の更新処理スレッドを用いてデータ
ベースの更新処理を行うデータベース管理システムのデ
ータベース更新方法であって、前記更新処理スレッド数
を動的に変更するようにしている。
【０００８】本発明によるデータベース管理システム
は、受信したデータ更新要求に応じたデータベースの更
新を複数の更新処理スレッドを用いて行うデータベース
管理システムであって、前記データ更新要求を更新種別
によって分類する更新要求振分手段と、前記更新要求振
分手段で分類された同一の更新種別のデータ更新要求の
みを格納する受信キューからなる更新要求記憶手段と、
前記受信キューの数と同数の更新処理スレッドを生成し
かつ各更新処理スレッドに対して更新処理対象となる受
信キューを割当てる更新処理手段とを備え、前記更新処
理スレッド各々がそれぞれ前記データベースへ接続して
割当てられた受信キュー内のデータ更新要求に対する更
新処理を並行して実行するよう構成している。
は、受信したデータ更新要求に応じたデータベースの更
新を複数の更新処理スレッドを用いて行うデータベース
管理システムであって、前記データ更新要求を更新種別
によって分類する更新要求振分手段と、前記更新要求振
分手段で分類された同一の更新種別のデータ更新要求の
みを格納する受信キューからなる更新要求記憶手段と、
前記受信キューの数と同数の更新処理スレッドを生成し
かつ各更新処理スレッドに対して更新処理対象となる受
信キューを割当てる更新処理手段とを備え、前記更新処
理スレッド各々がそれぞれ前記データベースへ接続して
割当てられた受信キュー内のデータ更新要求に対する更
新処理を並行して実行するよう構成している。
【０００９】すなわち、本発明のデータベース更新方法
は、データ更新要求を複数の受信キューに更新種別毎に
振分け、受信キューの数と同数の更新処理スレッドを生
成してデータベース更新の並行処理を行っている。この
手法を用いることで、一定時間内に受信したデータ更新
要求の種類によって動的に更新処理スレッドの数を変更
することが可能となる。
は、データ更新要求を複数の受信キューに更新種別毎に
振分け、受信キューの数と同数の更新処理スレッドを生
成してデータベース更新の並行処理を行っている。この
手法を用いることで、一定時間内に受信したデータ更新
要求の種類によって動的に更新処理スレッドの数を変更
することが可能となる。
【００１０】更新要求を振分ける手段は、受信したデー
タ更新要求を更新種別によって分類する。更新要求記憶
部内の各受信キューは同一の更新種別を有するデータ更
新要求のみを格納する。更新処理部は更新タイマのタイ
ムアウトによって、受信キューの数と同数の更新処理ス
レッドを生成し、各更新処理スレッドに対して更新処理
対象となる受信キューを割当てる。各更新処理スレッド
は各々データベースへ接続し、割当てられた受信キュー
内のデータ更新要求に対する更新処理を並行して実行す
る。
タ更新要求を更新種別によって分類する。更新要求記憶
部内の各受信キューは同一の更新種別を有するデータ更
新要求のみを格納する。更新処理部は更新タイマのタイ
ムアウトによって、受信キューの数と同数の更新処理ス
レッドを生成し、各更新処理スレッドに対して更新処理
対象となる受信キューを割当てる。各更新処理スレッド
は各々データベースへ接続し、割当てられた受信キュー
内のデータ更新要求に対する更新処理を並行して実行す
る。
【００１１】これによって、更新処理スレッド及び各更
新処理スレッドによるデータベースへの接続数を動的に
変更することが可能となり、更新処理のパフォーマンス
向上を図ることが可能となる。
新処理スレッドによるデータベースへの接続数を動的に
変更することが可能となり、更新処理のパフォーマンス
向上を図ることが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るデータベース管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図１において、本発明の一実施例によるデータベ
ース管理システムは定期的にデータベースを更新するシ
ステムに適用したものである。
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るデータベース管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図１において、本発明の一実施例によるデータベ
ース管理システムは定期的にデータベースを更新するシ
ステムに適用したものである。
【００１３】これは応用ソフトウェア（データベースア
プリケーション）から送信されたデータ更新要求を更新
種別毎に別々の受信キューに振分け、各々の受信キュー
内の更新要求を個々のスレッドに並行処理させることに
よって、更新処理の高速化を目指すものである。
プリケーション）から送信されたデータ更新要求を更新
種別毎に別々の受信キューに振分け、各々の受信キュー
内の更新要求を個々のスレッドに並行処理させることに
よって、更新処理の高速化を目指すものである。
【００１４】本発明の一実施例によるデータベース管理
システムはデータベースの更新を要求する応用ソフトウ
ェア１と、応用ソフトウェア１からのデータ更新要求を
更新種別に基づいて振分けを行う更新要求振分手段２
と、振分けられた更新要求を一時的に記憶しておく更新
要求記憶部３と、データ更新要求に対する更新処理を実
行する更新処理部４と、一定時間おきにデータベースの
更新処理を実行させるための更新タイマ５と、更新対象
となるデータベース６とから構成されている。
システムはデータベースの更新を要求する応用ソフトウ
ェア１と、応用ソフトウェア１からのデータ更新要求を
更新種別に基づいて振分けを行う更新要求振分手段２
と、振分けられた更新要求を一時的に記憶しておく更新
要求記憶部３と、データ更新要求に対する更新処理を実
行する更新処理部４と、一定時間おきにデータベースの
更新処理を実行させるための更新タイマ５と、更新対象
となるデータベース６とから構成されている。
【００１５】応用ソフトウェア１からのデータ更新要求
には更新情報として更新種別と更新データとが含まれて
いる。ここで、更新種別とは更新対象となるテーブルが
互いに重ならないようにグループ分けした個々のグルー
プにつけられる番号である。更新種別が異なる場合、２
つ以上のデータ更新処理が並行して行われても互いに干
渉することはない。
には更新情報として更新種別と更新データとが含まれて
いる。ここで、更新種別とは更新対象となるテーブルが
互いに重ならないようにグループ分けした個々のグルー
プにつけられる番号である。更新種別が異なる場合、２
つ以上のデータ更新処理が並行して行われても互いに干
渉することはない。
【００１６】また、更新要求記憶部３は内部に複数の受
信キュー３１〜３ｎを持ち、その数は可変である。さら
に、更新処理部４は更新処理を実行するためのスレッド
４１〜４ｎを持つが、これは更新タイマ５のタイムアウ
ト時に更新要求記憶部３に存在する受信キューの数と同
数が生成される。
信キュー３１〜３ｎを持ち、その数は可変である。さら
に、更新処理部４は更新処理を実行するためのスレッド
４１〜４ｎを持つが、これは更新タイマ５のタイムアウ
ト時に更新要求記憶部３に存在する受信キューの数と同
数が生成される。
【００１７】本発明におけるデータベース更新動作は応
用ソフトウェア１からのデータ更新要求を更新種別毎に
更新要求記憶部３内の受信キューに格納するステップ
（以下、受信ステップとする）と、更新タイマ５のタイ
ムアウトによって更新要求記憶部３に格納された更新要
求に基づくデータベース更新を実行するステップ（以
下、更新ステップとする）とに分けられる。
用ソフトウェア１からのデータ更新要求を更新種別毎に
更新要求記憶部３内の受信キューに格納するステップ
（以下、受信ステップとする）と、更新タイマ５のタイ
ムアウトによって更新要求記憶部３に格納された更新要
求に基づくデータベース更新を実行するステップ（以
下、更新ステップとする）とに分けられる。
【００１８】図２は本発明の一実施例によるデータベー
ス管理システムの受信ステップでの動作を示すフローチ
ャートであり、図３は本発明の一実施例によるデータベ
ース管理システムの更新ステップでの動作を示すフロー
チャートである。これら図１〜図３を参照して本発明の
一実施例によるデータベース管理システムの動作につい
て説明する。
ス管理システムの受信ステップでの動作を示すフローチ
ャートであり、図３は本発明の一実施例によるデータベ
ース管理システムの更新ステップでの動作を示すフロー
チャートである。これら図１〜図３を参照して本発明の
一実施例によるデータベース管理システムの動作につい
て説明する。
【００１９】まず、受信ステップの場合、初期状態では
更新要求振分手段２がデータ更新要求の待ち状態であ
り、更新要求記憶部３に受信キューは存在しない。ま
た、更新処理部４に更新処理スレッドは存在しない。
更新要求振分手段２がデータ更新要求の待ち状態であ
り、更新要求記憶部３に受信キューは存在しない。ま
た、更新処理部４に更新処理スレッドは存在しない。
【００２０】更新要求振分手段２はデータ更新要求を受
信すると（図２ステップＳ１）、まず当該データ更新要
求の更新種別を確認する（図２ステップＳ２）。更新要
求振分手段２は更新要求記憶部３に当該データ更新要求
と同一の更新種別のデータ更新要求を格納している受信
キューが存在すれば、その受信キューにデータ更新要求
のキューイングを行う（図２ステップＳ６）。
信すると（図２ステップＳ１）、まず当該データ更新要
求の更新種別を確認する（図２ステップＳ２）。更新要
求振分手段２は更新要求記憶部３に当該データ更新要求
と同一の更新種別のデータ更新要求を格納している受信
キューが存在すれば、その受信キューにデータ更新要求
のキューイングを行う（図２ステップＳ６）。
【００２１】更新要求振分手段２は更新要求記憶部３に
当該データ更新要求と同一の更新種別のデータ更新要求
を格納している受信キューが存在していなければ、新た
に受信キューを生成し、その受信キューにデータ更新要
求のキューイングを行う（図２ステップＳ４，Ｓ５）。
当該データ更新要求と同一の更新種別のデータ更新要求
を格納している受信キューが存在していなければ、新た
に受信キューを生成し、その受信キューにデータ更新要
求のキューイングを行う（図２ステップＳ４，Ｓ５）。
【００２２】上述した受信ステップはデータ更新要求を
受信するたびに繰り返し実行される。更新要求記憶部３
内の更新要求は更新タイマ５がタイムアウトすると更新
処理部４に渡され、更新ステップが開始される。この
時、更新要求記憶部３内の受信キューは全て破棄され、
初期状態となる。
受信するたびに繰り返し実行される。更新要求記憶部３
内の更新要求は更新タイマ５がタイムアウトすると更新
処理部４に渡され、更新ステップが開始される。この
時、更新要求記憶部３内の受信キューは全て破棄され、
初期状態となる。
【００２３】続いて、更新ステップの場合、更新処理部
４は更新タイマ５のタイムアウト時に（図３ステップＳ
１１）、更新要求記憶部３に受信キューが存在すれば
（図３ステップＳ１２）、その受信キューの数と同数の
更新処理スレッドを生成し（図３ステップＳ１３）、各
スレッドがそれぞれ１つの受信キューのデータ更新要求
に対する更新処理を実行するように割り当てる。
４は更新タイマ５のタイムアウト時に（図３ステップＳ
１１）、更新要求記憶部３に受信キューが存在すれば
（図３ステップＳ１２）、その受信キューの数と同数の
更新処理スレッドを生成し（図３ステップＳ１３）、各
スレッドがそれぞれ１つの受信キューのデータ更新要求
に対する更新処理を実行するように割り当てる。
【００２４】更新処理部４は全ての更新処理スレッドへ
の割り当てが完了すると、各スレッドへ更新開始指示を
送信し、各更新処理スレッドは各々データベース６へ接
続して更新処理を実行する（図３ステップＳ１４）。
の割り当てが完了すると、各スレッドへ更新開始指示を
送信し、各更新処理スレッドは各々データベース６へ接
続して更新処理を実行する（図３ステップＳ１４）。
【００２５】更新処理スレッドは更新処理が完了すると
破棄される。全ての更新処理スレッドが破棄されると
（図３ステップＳ１５，Ｓ１６）、更新ステップが終了
し、更新処理部４内は初期状態に戻ると同時に、ステッ
プＳ１に戻って更新タイマ５のタイムアウト待ちとな
る。
破棄される。全ての更新処理スレッドが破棄されると
（図３ステップＳ１５，Ｓ１６）、更新ステップが終了
し、更新処理部４内は初期状態に戻ると同時に、ステッ
プＳ１に戻って更新タイマ５のタイムアウト待ちとな
る。
【００２６】本発明の一実施例によるデータベース管理
システムでは、上述した受信ステップと更新ステップと
を独立して実行することによって、データベース６の更
新を行う。
システムでは、上述した受信ステップと更新ステップと
を独立して実行することによって、データベース６の更
新を行う。
【００２７】図４〜図６は本発明の一実施例によるデー
タベース管理システムの具体な受信ステップの動作を示
す図である。これら図１と図４〜図６とを参照して本発
明の一実施例によるデータベース管理システムの具体的
な動作について説明する。
タベース管理システムの具体な受信ステップの動作を示
す図である。これら図１と図４〜図６とを参照して本発
明の一実施例によるデータベース管理システムの具体的
な動作について説明する。
【００２８】本発明の一実施例によるデータベース管理
システムに対して、応用ソフトウェア１から図４〜図６
に示した順序でデータ更新要求が送信されるものと、こ
の時の受信ステップにおける動作は次のようになる。
システムに対して、応用ソフトウェア１から図４〜図６
に示した順序でデータ更新要求が送信されるものと、こ
の時の受信ステップにおける動作は次のようになる。
【００２９】１番目のデータ更新要求に対して、更新要
求振分手段２は更新要求記憶部３に受信キュー３１の作
成を指示する［図４（ａ）参照］。作成された受信キュ
ー３１に対し、更新要求振分手段２は１番目のデータ更
新要求をキューイングする［図４（ｂ）参照］。この
時、１番目のデータ更新要求の更新種別が「４」である
ため、受信キュー３１は更新種別４のデータ更新要求の
みを管理する。
求振分手段２は更新要求記憶部３に受信キュー３１の作
成を指示する［図４（ａ）参照］。作成された受信キュ
ー３１に対し、更新要求振分手段２は１番目のデータ更
新要求をキューイングする［図４（ｂ）参照］。この
時、１番目のデータ更新要求の更新種別が「４」である
ため、受信キュー３１は更新種別４のデータ更新要求の
みを管理する。
【００３０】次に、２番目に送信されたデータ更新要求
の更新種別は「２」であるため、更新種別「４」のデー
タ更新要求のみを管理する受信キュー３１にはキューイ
ングすることができない。
の更新種別は「２」であるため、更新種別「４」のデー
タ更新要求のみを管理する受信キュー３１にはキューイ
ングすることができない。
【００３１】そこで、更新要求振分手段２は更新要求記
憶部３に対して受信キュー３２の作成を指示し［図４
（ｃ）参照］、受信キュー３２にデータ更新要求をキュ
ーイングする［図５（ｄ）参照］。これによって、受信
キュー３２は更新種別「２」のデータ更新要求のみを管
理する。また、３番目のデータ更新要求に関しては更新
種別が「４」であるため、そのデータ更新要求は受信キ
ュー３１にキューイングされる［図５（ｅ）参照］。
憶部３に対して受信キュー３２の作成を指示し［図４
（ｃ）参照］、受信キュー３２にデータ更新要求をキュ
ーイングする［図５（ｄ）参照］。これによって、受信
キュー３２は更新種別「２」のデータ更新要求のみを管
理する。また、３番目のデータ更新要求に関しては更新
種別が「４」であるため、そのデータ更新要求は受信キ
ュー３１にキューイングされる［図５（ｅ）参照］。
【００３２】４番目のデータ更新要求に関しては更新種
別が「１」のため、更新要求振分手段２は更新要求記憶
部３に受信キュー３３の作成を指示し［図５（ｆ）参
照］、作成した受信キュー３３にデータ更新要求をキュ
ーイングする［図６（ｇ）参照］。５番目のデータ更新
要求に関しては更新種別が「１」であるため、そのデー
タ更新要求は受信キュー３３にキューイングされる［図
６（ｈ）参照］。
別が「１」のため、更新要求振分手段２は更新要求記憶
部３に受信キュー３３の作成を指示し［図５（ｆ）参
照］、作成した受信キュー３３にデータ更新要求をキュ
ーイングする［図６（ｇ）参照］。５番目のデータ更新
要求に関しては更新種別が「１」であるため、そのデー
タ更新要求は受信キュー３３にキューイングされる［図
６（ｈ）参照］。
【００３３】上述した処理によって、３つの受信キュー
３１〜３３が生成される。この状態で、更新タイマ５が
タイムアウトすると、更新処理部４は３つの更新処理ス
レッド４１〜４３を生成する［図６（ｉ）参照］。受信
キュー３１〜３３内のデータ更新要求は各々更新処理ス
レッド４１〜４３で処理される。
３１〜３３が生成される。この状態で、更新タイマ５が
タイムアウトすると、更新処理部４は３つの更新処理ス
レッド４１〜４３を生成する［図６（ｉ）参照］。受信
キュー３１〜３３内のデータ更新要求は各々更新処理ス
レッド４１〜４３で処理される。
【００３４】このように、複数の更新処理スレッドに分
割して処理させることによって、データベース６の更新
処理時間を減らすことができる。また、データベース６
への接続数も更新処理スレッド数に応じて変化するた
め、必要以上のデータベース６への接続を抑制すること
ができる。
割して処理させることによって、データベース６の更新
処理時間を減らすことができる。また、データベース６
への接続数も更新処理スレッド数に応じて変化するた
め、必要以上のデータベース６への接続を抑制すること
ができる。
【００３５】さらに、システム全体のパフォーマンスを
考慮して最適な更新処理スレッド数を再評価する必要が
ないので、固定数のスレッドを用いたデータベース更新
方式と異なり、システムの変更への対応が簡便になる。
考慮して最適な更新処理スレッド数を再評価する必要が
ないので、固定数のスレッドを用いたデータベース更新
方式と異なり、システムの変更への対応が簡便になる。
【００３６】したがって、更新処理スレッド及び各更新
処理スレッドによるデータベース６への接続数を動的に
変更することができ、更新処理のパフォーマンス向上を
図ることができる。
処理スレッドによるデータベース６への接続数を動的に
変更することができ、更新処理のパフォーマンス向上を
図ることができる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の更新処理スレッドを用いてデータベースの更新処理
を行うデータベース管理システムにおいて、更新処理ス
レッド数を動的に変更することによって、更新処理スレ
ッド及び各更新処理スレッドによるデータベースへの接
続数を動的に変更することができ、更新処理のパフォー
マンス向上を図ることができるという効果がある。
数の更新処理スレッドを用いてデータベースの更新処理
を行うデータベース管理システムにおいて、更新処理ス
レッド数を動的に変更することによって、更新処理スレ
ッド及び各更新処理スレッドによるデータベースへの接
続数を動的に変更することができ、更新処理のパフォー
マンス向上を図ることができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
テムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの受信ステップでの動作を示すフローチャートであ
る。
テムの受信ステップでの動作を示すフローチャートであ
る。
【図３】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの更新ステップでの動作を示すフローチャートであ
る。
テムの更新ステップでの動作を示すフローチャートであ
る。
【図４】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
【図５】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
【図６】本発明の一実施例によるデータベース管理シス
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
テムの具体な受信ステップの動作を示す図である。
１ 応用ソフトウェア ２ 更新要求振分手段 ３ 更新要求記憶部 ４ 更新処理部 ５ 更新タイマ ６ データベース ３０〜３ｎ 受信キュー ４０〜４ｎ 更新処理スレッド
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の更新処理スレッドを用いてデータ
ベースの更新処理を行うデータベース管理システムのデ
ータベース更新方法であって、前記更新処理スレッド数
を動的に変更するようにしたことを特徴とするデータベ
ース更新方法。 - 【請求項２】 受信したデータ更新要求の更新種別に基
づいて前記更新処理スレッド数の変更を行うようにした
ことを特徴とする請求項１記載のデータベース更新方
法。 - 【請求項３】 受信したデータ更新要求に応じたデータ
ベースの更新を複数の更新処理スレッドを用いて行うデ
ータベース管理システムであって、前記データ更新要求
を更新種別によって分類する更新要求振分手段と、前記
更新要求振分手段で分類された同一の更新種別のデータ
更新要求のみを格納する受信キューからなる更新要求記
憶手段と、前記受信キューの数と同数の更新処理スレッ
ドを生成しかつ各更新処理スレッドに対して更新処理対
象となる受信キューを割当てる更新処理手段とを有し、
前記更新処理スレッド各々がそれぞれ前記データベース
へ接続して割当てられた受信キュー内のデータ更新要求
に対する更新処理を並行して実行するよう構成したこと
を特徴とするデータベース管理システム。 - 【請求項４】 予め設定された一定時間を計時する更新
タイマを含み、前記更新処理手段が前記更新タイマのタ
イムアウトに応答して前記受信キューの数と同数の更新
処理スレッドを生成するようにしたことを特徴とする請
求項３記載のデータベース管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000335311A JP2002140201A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000335311A JP2002140201A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002140201A true JP2002140201A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000335311A Pending JP2002140201A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002140201A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010515161A (ja) * | 2006-12-30 | 2010-05-06 | インテル コーポレイション | スレッドをキューに供給する方法及び装置 |
| JP2010277348A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マスタースレーブ構成をもつデータベースを更新するデータベース更新方法、データベース更新システム、データベース更新装置、およびデータベース更新プログラム |
| JP2011181032A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Nec Corp | サーバ装置、情報処理方法、及び、プログラム |
| JP6496456B1 (ja) * | 2017-07-31 | 2019-04-03 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000335311A patent/JP2002140201A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010515161A (ja) * | 2006-12-30 | 2010-05-06 | インテル コーポレイション | スレッドをキューに供給する方法及び装置 |
| US8544019B2 (en) | 2006-12-30 | 2013-09-24 | Intel Corporation | Thread queueing method and apparatus |
| JP2010277348A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マスタースレーブ構成をもつデータベースを更新するデータベース更新方法、データベース更新システム、データベース更新装置、およびデータベース更新プログラム |
| JP2011181032A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Nec Corp | サーバ装置、情報処理方法、及び、プログラム |
| JP6496456B1 (ja) * | 2017-07-31 | 2019-04-03 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置 |
| US10908973B2 (en) | 2017-07-31 | 2021-02-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Information processing device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| He et al. | Matchmaking: A new mapreduce scheduling technique | |
| US7316017B1 (en) | System and method for allocatiing communications to processors and rescheduling processes in a multiprocessor system | |
| US6732139B1 (en) | Method to distribute programs using remote java objects | |
| US7386619B1 (en) | System and method for allocating communications to processors in a multiprocessor system | |
| CN100527119C (zh) | 信息处理设备和信息处理方法 | |
| US20090165003A1 (en) | System and method for allocating communications to processors and rescheduling processes in a multiprocessor system | |
| JP2005108214A (ja) | プラグ可能スケジューラのフレームワーク | |
| CN111782355B (zh) | 一种基于混合负载的云计算任务调度方法及系统 | |
| US6473780B1 (en) | Scheduling of direct memory access | |
| JP2009534719A (ja) | マルチプロセッサシステムにおける割り込み分散方法及びシステム | |
| CN103999051A (zh) | 用于着色器核心中着色器资源分配的策略 | |
| JP2018073414A (ja) | プロセッサ、及び複数のメモリ装置を含む分散計算システム内のワークフローを制御する方法 | |
| EP3114589B1 (en) | System and method for massively parallel processing database | |
| US20040148606A1 (en) | Multi-thread computer | |
| CN104598304B (zh) | 用于作业执行中的调度的方法和装置 | |
| CN111158875B (zh) | 基于多模块的多任务处理方法、装置及系统 | |
| WO2011078162A1 (ja) | スケジューリング装置、スケジューリング方法及びプログラム | |
| JP2002140201A (ja) | データベース更新方法及びそれを用いたデータベース管理システム | |
| JP2743865B2 (ja) | ジョブスケジューリング方式 | |
| CN109189581B (zh) | 一种作业调度方法和装置 | |
| JP3429582B2 (ja) | マルチプロセッサシステム | |
| JP2001229058A (ja) | データベースサーバ処理方法 | |
| US20040064580A1 (en) | Thread efficiency for a multi-threaded network processor | |
| WO2009076001A2 (en) | Kernel processor grouping | |
| CN114020408A (zh) | 一种任务分片配置方法及装置、设备、存储介质 |