JP2002136775A - 水族館 - Google Patents

水族館

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JP2002136775A
JP2002136775A JP2000336479A JP2000336479A JP2002136775A JP 2002136775 A JP2002136775 A JP 2002136775A JP 2000336479 A JP2000336479 A JP 2000336479A JP 2000336479 A JP2000336479 A JP 2000336479A JP 2002136775 A JP2002136775 A JP 2002136775A
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fish
fish robot
aquarium
robot
movement
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JP2000336479A
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English (en)
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Ikuo Yamamoto
郁夫 山本
Ikuji Terada
郁二 寺田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集客効果が多いに期待できるアミューズメン
ト施設を提供する。 【解決手段】 本発明による水族館は、魚類の形態を模
擬する複数の魚ロボット(1)を具備する。このとき、
魚ロボット(1)のうちの一の魚ロボット(1)の動き
は、魚ロボット(1)のうちの他の魚ロボット(1)の
動きに基づいて定められることが望ましい。このように
して定められた魚ロボット(1)の動きは、それをみた
者を楽しませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水族館に関する。
【0002】
【従来の技術】魚類のような水棲動物を展示するアミュ
ーズメント施設として、水族館が知られている。公知の
その水族館は、水棲動物の実物を展示する。
【0003】多くの人々は、レジャーとして、新しいア
ミューズメント施設を期待している。実際の海中での生
態を模しながら複数の魚ロボットが遊泳するアミューズ
メント施設は従来存在せず、そのようなアミューズメン
ト施設は、集客効果が多いに期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、集客
効果が高いアミューズメント施設を実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0006】本発明による水族館は、魚類の形態を模擬
する複数の魚ロボット(1)を具備する。
【0007】このとき、魚ロボット(1)のうちの一の
魚ロボットの動きは、魚ロボット(1)のうちの他の魚
ロボット(1)の動きに基づいて定められることが望ま
しい。このようにして定められた魚ロボット(1)の動
きは、それを見ている者を楽しませる。
【0008】当該水族館は、魚ロボット(1)の位置を
検出する検出手段(3、5、31)と、その位置に基
づいて、魚ロボット(1)を制御する制御手段(5
とを更に具備することが望ましい。
【0009】このとき、検出手段(3、5、31)
は、魚ロボット(1)に搭載され、超音波(a)を発信
する超音波発信機(31)と、超音波(a)に基づいて
魚ロボット(1)の位置を検出する位置検出手段
(5)とを含むことがある。
【0010】また、魚ロボットを制御する他の制御手段
(4、5)を更に具備することがある。このとき、他の
制御手段(4、5)は、所定のアルゴリズムに従って、
魚ロボット(1)の動きを指示する第1指示手段
(5)と、操作者により操作され、魚ロボット(1)
の動きを指示する第2指示手段(4)と、魚ロボット
(1)が、第1指示手段(5)と第2指示手段(4)
のいずれに制御されるかを定める決定手段(5)とを
含むことが望ましい。
【0011】また、魚ロボット(1)のそれぞれは、概
ね、それぞれ一の閉路(41)に沿って回遊することが
望ましい。
【0012】また、魚ロボット(1)は、本体(11)
と、本体(11)に接続され、且つ、振動して推進力を
発生する振動翼(17、18)とを含むことがある。こ
のとき、振動翼(17、18)は、本体(11)に対し
て一の中心角θをなす方向を中心として振動することが
ある。これにより、魚ロボット(1)は、概ね、一の閉
路(41)に沿って回遊する。
【0013】また、魚ロボット(1)は、重力が作用す
る重力方向に、概ね周期的に浮沈することが望ましい。
これは、リアリティー性を高め、魚ロボット(1)を見
ている者を楽しませる。
【0014】このとき、魚ロボット(1)は、タンク
(29、29)と、タンク(29 、29)に水
の一部を注水及び排水するポンプ(28、28)と
を含むことがある。魚ロボット(1)の重力方向の位置
は、タンク(29、29)の内部に有る水の量によ
り調節される。
【0015】また、当該水族館において、水が満たされ
た水槽(2)と、更に他の制御手段(5)とを更に具備
することがある。ここで魚ロボット(1)は水中に位置
する。このとき、更に他の制御手段(5)は、水を伝搬
する電波(f)により制御信号(e)を伝送し、魚ロボ
ット(1)は、制御信号(e)に応じて動作することが
望ましい。電波(f)により制御信号(e)が伝送され
ることにより、魚ロボット(1)の内部での信号処理が
迅速化される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明による実施の一形態の水族館を説明する。
【0017】図1は、当該水族館の構成を示す。当該水
族館は、魚ロボット1が水が満たされた水槽2と共に備
えられている。水槽2の中には複数の魚ロボット1が遊
泳している。
【0018】魚ロボット1は、よりアミューズメント性
を高める観点から、深海魚のような入手しにくい魚類、
シーラカンスのような古代魚、又は、絶滅してしまった
ために入手不可能な魚類の形態を模擬していることが好
ましい。本実施の形態では、魚ロボット1は、シーラカ
ンスの形態を模擬している。
【0019】当該水族館は、更に、超音波センサ3と、
操作部4と、制御装置5と、電波発信機6とを含む。超
音波センサ3は、魚ロボット1の位置の検出に使用され
る。操作部4には、ジョイスティック4aと切り替えス
イッチ4bとが設けられている。当該水族館を訪問する
訪問客は、ジョイスティック4aを操作して、魚ロボッ
ト1がどのように動くかを指示することができる。切り
替えスイッチ4bは、魚ロボット1がジョイステック4
aの操作に基づいて制御されるか、又は、制御装置5に
搭載されたソフトウエアに記載されたアルゴリズムに従
って制御されるかを指定する。
【0020】制御装置5は、切り替えスイッチ4bの状
態に応じて、搭載されたソフトウエアに記載されたアル
ゴリズムに従って、又は、ジョイステック4aの操作に
基づいて、魚ロボット1を制御する。制御装置5は、魚
ロボット1を制御する信号を発生する。電波発信機6
は、その信号を、魚ロボット1に電波で発信して伝え
る。
【0021】図2は、魚ロボット1を制御する制御系の
系統図である。
【0022】魚ロボット1は、超音波aを発信する。超
音波aは、魚ロボット1の位置の検出に使用される。超
音波センサ3は、水中を伝搬する超音波aを受信し、電
気信号bに変換する。電気信号bは、制御装置5に伝送
される。
【0023】一方、操作部4は、ジョイスティック4a
になされた操作の内容を示す操作信号cを制御装置5
に伝送する。更に操作部4は、切り替えスイッチ4bの
状態に応じて、検出された魚ロボット1の動きとジョイ
スティック4aになされた操作とのいずれに基づいて、
魚ロボット1が制御されるかを指定する指定信号c
制御装置5に出力する。
【0024】制御装置5は、位置検出部5と制御部5
とを含む。位置検出部5は、電気信号bに基づい
て、魚ロボット1の位置を検出する。魚ロボット1の位
置は、位置信号dにより制御部5に伝達される。
【0025】制御部5は、魚ロボット1の動きを決定
する。切り替えスイッチ4bにより、ジョイスティック
4aの操作に応じて魚ロボット1が制御されることが指
定されている場合、制御部5は、ジョイスティック4
aの操作の内容に基づいて魚ロボット1の動きを決定す
る。切り替えスイッチ4bにより、制御装置5に内蔵さ
れているソフトウエアに記載されたアルゴリズムに従っ
て魚ロボット1が制御されることが指定されている場
合、制御装置5は、そのアルゴリズムに従って、魚ロボ
ット1の位置を参照しながら魚ロボット1の動きを決定
する。制御部5は、魚ロボット1の動きを指示する制
御信号eを生成し、電波発信機6に出力する。電波発信
機6は、制御信号eを制御電波fに変換し、魚ロボット
1に発信する。
【0026】続いて、魚ロボット1の構成を説明する。
図3(a)は、魚ロボット1の外観の平面図である。図
3(b)は、魚ロボット1の外観の側面図である。魚ロ
ボット1は、魚ロボット本体11を含む。魚ロボット本
体11には、2つの胸びれ12、12、2つの腹び
れ13、13、第1背びれ14、第2背びれ15、
第1しりびれ16、第2しりびれ17が接続されてい
る。第2しりびれ17には、尾びれ18が接続されてい
る。胸びれ12、12、腹びれ13、13 、第
1背びれ14、第2背びれ15、第1しりびれ16、第
2しりびれ17及び尾びれ18は、いずれも、弾力性を
有する軟質のプラスチックで形成されている。
【0027】図4(a)は、魚ロボット1の内部構造を
示す平面図である。図4(a)に示されているように、
胸びれ12、12は、それぞれ、回動軸19、1
に枢着されている。胸びれ12は、モータ20
に駆動され、回動軸19の回りに、且つ、矢21
示す方向に振動する。胸びれ12は、モータ20
駆動されて、回動軸19の回りに、且つ、矢21
示す方向に振動する。
【0028】腹びれ13、13も同様に、それぞれ
一の回動軸(図示されない)に枢着されている。腹びれ
13、13は、それぞれ、図4(b)に示されてい
るモータ20、20により駆動される。腹びれ13
、13は、それぞれ、図4(a)の矢22、22
が示す方向に振動する。
【0029】更に、第2背びれ15、第1しりびれ16
も同様に、それぞれ一の回転軸(図示されない)に枢着
されている。第2背びれ15、第1しりびれ16は、そ
れぞれ、図4(b)に示されているモータ20、20
により駆動され、それぞれ矢23、24が示す方向に
振動する。
【0030】上述の胸びれ12、12、腹びれ13
、13、第2背びれ15、第1しりびれ16は、魚
ロボット1の姿勢を制御するのに使用される。
【0031】第1背びれ14は、固定されている。第1
背びれ14は、魚ロボット1の姿勢の安定化に寄与す
る。
【0032】第2しりびれ17は、振動翼17と振動
翼17とを含む。振動翼17の一端は、図1(a)
に示されているように、回動軸25に枢着されている。
振動翼17は、モータ20により駆動され、回動軸
25の回りに、矢26が示す方向に振動する。振動翼1
の他端は、回動軸27に接続されている。振動翼1
の一端は、回動軸27に枢着されている。振動翼1
は、回動軸27の回りに、矢26が示す方向に振動
する。
【0033】振動翼17と振動翼17との振動の位
相はずらされており、振動翼17と振動翼17
は、あたかもシーラカンスの実物のようにしなやかに波
打つ。
【0034】振動翼17と振動翼17とが行う振動
の振動数fは、次式: f=S・(U/D) D:魚ロボット本体11の幅D(図2(a)参照) U:魚ロボット1の速度 S:定数 により定められる。Sは、実物の魚の動き及び形状から
定められる。このようにfを定めることにより、第2し
りびれ17は、あたかも本物の魚のように振動する。
【0035】第2しりびれ17には、図3(b)に示さ
れているように、尾びれ18が接続されている。尾びれ
18は、図示されない回動軸の回りに回動する。尾びれ
18は、図示されない回動軸の回りに、矢26が示す方
向に振動する。
【0036】更に魚ロボット1は、図4(b)に示され
ているように、ポンプ28、28 とタンク29
29とを含む。タンク29は、魚ロボット1の頭部
に位置する。タンク29は、前述のモータ20〜2
を挟むように位置する。ポンプ28、28は、
タンク29、29に水を注入し、又は、水を排出す
る。魚ロボット1の重力方向の位置は、タンクの内部に
ある水の量により調節される。タンク29、29
水が注入され、又は、水が排出されることにより、魚ロ
ボット1は重力方向に浮沈する。
【0037】更に魚ロボット1は、受信機30を含む。
受信機30は、電波発信機6が発信する制御電波fを受
信する。モータ20〜20及びポンプ28、28
は、制御電波fに応答して動作する。即ち、上述の胸
びれ12、12、腹びれ13、13、第2背び
れ15、第1しりびれ16、第2しりびれ17、及び尾
びれ18の振動の周波数、位相及び振幅は、制御装置5
により制御される。
【0038】胸びれ12、12、腹びれ13、1
、第2背びれ15、第1しりびれ16、第2しりび
れ17の第1振動翼17、第2振動翼17、及び尾
びれ18の振動の周波数、位相及び振幅は、魚ロボット
1が所望の方向、所望の速度で動くように決定される。
その決定には、”Proplusion System
with Flexible/Rigid Osci
llating Fin”,IEEE Journal
of Oceanic Engineering v
ol.20,No.1 (1995)p.23〜p.3
0に開示されている、ニューラルネットワークを用いた
手法が使用される。この結果、胸びれ12、12
腹びれ13、13、第2背びれ15、第1しりびれ
16、第2しりびれ17、及び尾びれ18は、制御装置
5により制御され、あたかも現実のシーラカンスのひれ
の動きのようにしなやかに動く。このような動きは、魚
ロボット1を見る者を楽しませる。
【0039】更に魚ロボット1は、超音波発信機31を
含む。超音波発信機31は、前述の超音波aを発信す
る。超音波aは、前述されているように、魚ロボット1
の位置の検出に使用される。
【0040】更に魚ロボット1は、電池32を含む。電
池32は、魚ロボット1の各部に電源電圧を供給する。
【0041】続いて、魚ロボット1の運動の態様につい
て説明する。切り替えスイッチ4bにより制御装置5に
内蔵されているソフトウエアに記載されたアルゴリズム
に従って魚ロボット1が制御されることが指定されてい
る場合、魚ロボット1は、図5(a)に示されているよ
うに、概ね閉路41に沿って回遊するように指示が与え
られる。即ち、魚ロボット1は、図5(b)に示されて
いるように、魚ロボット本体11の中心線11aと、所
定の角θをなす方向を中心として、第2しりびれ17の
第1振動翼17と第2振動翼17とを振動するよう
に指示が与えられる。中心線11aと、所定の角θをな
す方向を中心として、第1振動翼17と第2振動翼1
とが振動すると、魚ロボット1は、概ね、閉路41
に沿って回遊する。
【0042】このとき、図6に示されているように、魚
ロボット1は、周期的に浮沈する。魚ロボット1が周期
的に浮沈することにより、魚ロボット1の動きが、より
実際の魚類の動きに近くなり、リアリティー性が高ま
る。魚ロボット1の浮沈は、ポンプ28、28がタ
ンク29、29に注排水することにより行われる。
【0043】但し、魚ロボット1相互の距離Δlが、所
定の距離Lよりも小さくなると、魚ロボット1は、衝突
を回避するように運動する。距離Δlは、位置検出部5
により検出される魚ロボット1の位置から検出され
る。図7に示されているように、魚ロボット1と魚ロ
ボット1との距離Δが、距離Δlが所定の距離Lより
も小さくなったとする。魚ロボット1、魚ロボット1
のそれぞれに対し、互いに異なる角θ、θがそれ
ぞれ定められる。魚ロボット1の第1振動翼17
第2振動翼17とは、魚ロボット本体11の中心線1
1aと角θをなす方向を中心として振動するように制
御される。魚ロボット1の第1振動翼17と第2振
動翼17とは、魚ロボット本体11と角θをなす方
向を中心として振動するように制御される。これによ
り、魚ロボット1と魚ロボット1とは異なる方向に
運動することになり、それらが衝突することが回避され
る。更に、このような動きは、魚ロボット1を見るもの
を楽しませる。
【0044】一方、前述されているように、切り替えス
イッチ4bにより、ジョイスティック4aの操作に応じ
て魚ロボット1が制御されることが指定されている場
合、ジョイスティック4aの操作に応答して、魚ロボッ
ト1は運動する。ジョイスティック4aにより、魚ロボ
ット1が運動すべき方向が定められると、制御装置5
は、その方向に魚ロボット1が運動するように、胸びれ
12、12、腹びれ13、13、第2背びれ1
5、第1しりびれ16、第2しりびれ17、及び尾びれ
18の動きを定める。これにより、魚ロボット1は、ジ
ョイスティック4aを操作に応じた方向に運動する。ジ
ョイスティック4aを操作する操作者は、魚ロボット1
がジョイスティック4aの操作に応じて運動するのを見
て楽しむことができる。
【0045】このように、魚ロボット1の動きは、それ
を見るものを楽しませる。本実施の形態の水族館は、エ
ンターテイメント性が高く、集客効果が期待できる。
【0046】なお、本実施の形態において、電波発信機
6の代わりに超音波発信機が使用されることも可能であ
る。この場合、魚ロボット1を制御する制御電波fの代
わりに、超音波による信号が使用されることになる。し
かし、迅速に魚ロボット1の内部での信号処理を行う観
点から、本実施の形態のように、制御電波fを使用して
魚ロボット1の制御を行うことが望ましい。電波により
水中で信号を送信することは、水中での電波の減衰率が
大きいことから一般に困難であると考えられており、水
中で信号を送信する場合には、一般に、超音波を使用す
ることが多い。しかし、水中を伝搬する電波により信号
を送信することは現実に可能である。というのも、電波
の水中の減衰率は、周波数が100Mzの場合、約10
dB/mであり、これは10m以内の距離であれば、電
波による2点間の通信は充分に可能であることを意味し
ている。そこで、制御電波fを使用しながら魚ロボット
1の制御が行われ、魚ロボット1の内部での信号処理の
迅速化が図られている。
【0047】制御電波fは、制御信号eをFM変調して
発生されることが望ましい。FM波である制御電波f
は、減衰の影響を受けにくい。
【0048】
【発明の効果】本発明により、集客効果が多いに期待で
きるアミューズメント施設が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による実施の一形態の水族館を
示す。
【図2】図2は、魚ロボット1の制御系を示す。
【図3】図3は、魚ロボット1の外観を示す。
【図4】図4は、魚ロボット1の内部の構成を示す。
【図5】図5は、魚ロボット1の動きを説明する図であ
る。
【図6】図6は、魚ロボット1の動きを説明する図であ
る。
【図7】図7は、魚ロボット1の動きを説明する図であ
る。
【符号の説明】 1:水槽 2:魚ロボット 3:超音波センサ 4:操作部 5:制御装置 5:位置検出部 5:制御部 6:電波発信機 28、28:ポンプ 29、29:タンク 31:超音波発信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 AA14 CA02 DA19 DA20 DK02 EB01 EB02 EF32 EG07 3F059 AA00 BA00 BB04 DA08 DD18 DE06 FC01 3F060 AA00 BA10 CA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚類の形態を模擬する複数の魚ロボット
    を具備する水族館。
  2. 【請求項2】 請求項1の水族館において、 前記魚ロボットのうちの一の魚ロボットの動きは、前記
    魚ロボットのうちの他の魚ロボットの動きに基づいて定
    められる水族館。
  3. 【請求項3】 請求項2の水族館において、 前記魚ロボットの位置を検出する検出手段と、 前記位置に基づいて、前記魚ロボットを制御する制御手
    段とを更に具備する水族館。
  4. 【請求項4】 請求項3の水族館において、 前記検出手段は、 前記魚ロボットに搭載され、超音波を発信する超音波発
    信機と、 前記超音波に基づいて前記位置を検出する位置検出手段
    とを含む水族館。
  5. 【請求項5】 請求項1の水族館において、 前記魚ロボットを制御する他の制御手段を更に具備し、 前記他の制御手段は、 所定のアルゴリズムに従って、前記魚ロボットに第1動
    きを指示する第1指示手段と、 操作者の操作に応じて、前記魚ロボットに第2動きを指
    示する第2指示手段と、 前記魚ロボットが、第1動きと、第2動きのいずれを行
    うかを定める決定手段とを含む水族館。
  6. 【請求項6】 請求項1の水族館において、 前記魚ロボットのそれぞれは、概ね、それぞれ一の閉路
    に沿って回遊する水族館。
  7. 【請求項7】 請求項6の水族館において、 前記魚ロボットは、 本体と、 前記本体に接続され、且つ、振動して推進力を発生する
    振動翼とを含み、 前記振動翼は、前記本体に対して一の中心角をなす方向
    を中心として振動する水族館。
  8. 【請求項8】 請求項6の水族館において、 前記魚ロボットは、重力が作用する重力方向に、概ね周
    期的に浮沈する水族館。
  9. 【請求項9】 請求項8の水族館において、 前記魚ロボットは、 タンクと、 前記タンクに前記水の一部を注水及び排水するポンプと
    を含み、 前記魚ロボットの前記重力方向の位置は、前記水のう
    ち、前記タンクの内部に有るものの量により調節される
    水族館。
  10. 【請求項10】 請求項1の水族館において、 水が満たされた水槽と、ここで前記魚ロボットは前記水
    の中に位置し、 更に他の制御手段とを更に具備し、 前記更に他の制御手段は、前記水を伝搬する電波により
    制御信号を発信し、 前記魚ロボットは、前記制御信号に応じて動作する水族
    館。
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