JP2002133355A - 保険証明書発行方法及び保険証明書発行システム - Google Patents

保険証明書発行方法及び保険証明書発行システム

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JP2002133355A
JP2002133355A JP2000328693A JP2000328693A JP2002133355A JP 2002133355 A JP2002133355 A JP 2002133355A JP 2000328693 A JP2000328693 A JP 2000328693A JP 2000328693 A JP2000328693 A JP 2000328693A JP 2002133355 A JP2002133355 A JP 2002133355A
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insurance
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agency
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JP2000328693A
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English (en)
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Motohiro Hachisuga
元宏 蜂須賀
Keiya Kazama
敬哉 風間
Kenji Horiuchi
健司 堀内
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Taisei Fire & Marine Insurance
Taisei Fire & Marine Insurance Co Ltd
Ricoh Technosystems Co Ltd
Original Assignee
Taisei Fire & Marine Insurance
Taisei Fire & Marine Insurance Co Ltd
Ricoh Technosystems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保険会社の負荷を軽減しながら自動車損害賠
償責任保険の証明書を発行できるようにし、かつ顧客に
とっても確実に証明書を受け取ることができる方法及び
システムを提供する。 【解決手段】 代理店端末10の制御装置11は、証明
書番号を証明書番号記録部13に記録する。代理店端末
10は、この証明書番号に基づいて保険証明書を印刷
し、発行する。制御装置11は、証明書の発行されてい
ない証明書番号の数を算出する。個別情報記録部15に
記録された割当最小数以下になった場合には、代理店端
末10は保険会社システム20に請求書番号の付与を請
求する。管理コンピュータ21は、代理店情報記録部2
4に記録された割当最大数と代理店の保有数との差数の
証明書番号を、インターネットIを介して代理店端末1
0の制御装置11に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを利用した保険証券の発行に関するもの
であり、代理店において保険証券を効率的に発行する方
法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車損害賠償責任保険(以下、自賠責
保険と呼ぶ)は、「自動車損害賠償保障法」によってす
べての自動車に加入が義務づけられている強制保険で、
一般に自賠責保険と呼ばれている。この保険は、自動車
事故によって他人にケガを負わせたり、死亡させたりし
た場合の賠償損害を補償するものである。自動車の新規
登録、使用の届出又は車検等には、所定の条件を満たす
自賠責保険の証明書が必要となる。通常、この保険契約
は、保険会社の代理店が契約者との窓口として行なわれ
ている(代理店システム)。このような代理店システム
では、まず保険会社は、代理店に証明書番号を記載した
複数の証明書綴り(原紙)を付与し、さらに保険料収納
済印を貸与する。証明書綴りは、保険会社用控え、デー
タ入力用控え、代理店控え、保険料領収書及び自賠責保
険証明書からなる。顧客から契約依頼を受けた代理店は
所定事項を証明書綴りに記載し、保険料収納済印を押印
して自賠責保険証明書を顧客に発行する。そして、代理
店は保険会社に証明書を発行したことを通知する。保険
料は、代理店からの情報に基づき保険会社の社員が回収
又は代理店が保険会社の銀行口座に振り込む。なお、保
険業界の慣行により、保険料は保険会社が代理店から7
日以内に回収することになっている。
【0003】その後、代理店は保険会社用控えとデータ
入力用控えとを保険会社に送付する。これらにより保険
会社は保険内容を把握し、データ入力用控えに基づき契
約情報を記録し、自賠責保険契約の手続きを完了する。
【0004】なお、保険会社が代理店に付与した証明書
綴りの有効期限は保険業界の慣行により3ヶ月である。
保険会社は、有効期限を経過した未使用の証明書を代理
店から回収し、廃棄する。
【0005】このように、保険会社は多くの代理店を利
用することによって、顧客に密着したサービスを提供す
ることが可能となる。また、顧客にとっても、保険会社
が地理的に遠い場合であっても、近隣の代理店を利用す
ることにより自賠責保険契約を行うことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記代理店
システムでは、保険会社が所定数の証明書綴りを各代理
店に付与するので、各代理店は付与された証明書綴りの
数しか保険契約を受注することができない。保険会社
は、できるだけ多くの証明書綴りを代理店に付与するこ
とも可能であるが、契約依頼が少なく、有効期限が到来
した時に未使用の証明書綴りが多く残る場合もある。こ
の場合、資源(証明書綴り又は証明書番号)の無駄を生
じることになる。また、有効期限を経過した未使用の証
明書綴りの回収は、保険会社社員が代理店の訪問又は郵
送により行なわれる。そのため、保険会社又は代理店に
とってこの回収は大きな負担になる。
【0007】また、代理店が廃業又は代理店との代理店
契約を解除等する場合、保険会社は代理店に貸与した保
険料収納済印を回収しなければならないが、紛失等、回
収が困難な場合もある。また、代理店からの情報に基づ
く保険料の回収も、保険会社,代理店にとって大きな負
担であった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、保険会社の負荷を軽減
しながら自動車損害賠償責任保険の証明書を発行できる
ようにし、かつ代理店にとっても確実に証明書を作成で
きる方法及びシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、コンピュータを利用し
て、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付した保
険証明書を発行する方法であって、保険証明書を作成す
るために代理店に割り当てた証明書識別子を記録する第
1の段階と、証明書の作成された証明書識別子を記録す
る第2の段階と、証明書の作成されていない証明書識別
子であって、前記代理店が保有する保有数を算出する第
3の段階と、前記保有数が予め定められた証明書識別子
割当最小数以下になった場合には、新たな証明書識別子
を前記代理店に割り当てる第4の段階とを有することを
要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の保険証明書発行方法において、前記第1の段階は、証
明書識別子に関連付けて有効期限に関する情報をさらに
記録し、前記第3の段階において計数する証明書識別子
は、前記有効期限が未到来かつ証明書の作成されていな
い証明書識別子であることを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の保険証明書発行方法において、前記第4の段階
において、前記保有数と予め定められた証明書識別子割
当最大数との差数の証明書識別子を前記代理店に割り当
てる段階をさらに有することを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、コンピュータを
利用して、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付
した保険証明書を発行する方法であって、保険証明書を
作成するために代理店に割り当てた証明書識別子を記録
する第1の段階と、前記証明書識別子に基づいて証明書
を作成する第2の段階と、予め定められた保険料振込日
に、証明書を作成された証明書識別子を抽出し、前記証
明書識別子についての保険料振込指示をネットワークを
介して銀行端末に送信する段階とを有することを要旨と
する。
【0013】請求項5に記載の発明は、コンピュータを
利用して、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付
した保険証明書を発行する方法であって、保険の契約情
報を入力し、記録する段階と、暗号化手段と前記暗号化
手段に対応する復号化手段とを生成する段階と、前記契
約情報を前記暗号化手段で暗号化した暗号化情報を生成
し、前記暗号化情報をネットワークを介して保険会社に
送信する段階と、前記契約情報とともに前記復号化手段
又は前記暗号化手段のいずれか一方を印刷した保険証明
書を作成する段階とを有することを要旨とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、コンピュータを
利用して、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付
した保険証明書を発行するシステムであって、保険証明
書を作成するために代理店に割り当てた証明書識別子を
記録する証明書識別子記録手段と、証明書が作成された
証明書識別子についての契約情報を記録する契約情報記
録手段と、予め定められた証明書識別子割当最小数を記
録する割当最小数記録手段と、証明書が作成されていな
い証明書識別子の数を計数し、前記証明書識別子割当最
小数以下になった場合は、新たな証明書識別子をネット
ワークを介して代理店に送信する制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の保険証明書発行システムにおいて、前記証明書識別子
割当最小数は、代理店毎に予め定めることを要旨とす
る。請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の
保険証明書発行システムにおいて、前記証明書識別子記
録手段には、証明書識別子の有効期限に関する情報がさ
らに記録され、前記制御手段が計数する証明書識別子
は、前記有効期限が未到来かつ証明書の作成されていな
い証明書識別子であることを要旨とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、コンピュータを
利用して、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付
した保険証明書を発行するシステムであって、保険証明
書を作成するために代理店に割り当てた証明書識別子を
記録する証明書識別子記録手段と、証明書が作成された
証明書識別子についての契約情報を記録する契約情報記
録手段と、予め定められた証明書識別子割当最大数を記
録する割当最大数記録手段と、証明書の作成されていな
い証明書識別子の数と前記証明書識別子割当最大数との
差数を算出し、前記差数の証明書識別子を新たに代理店
に割り当てる制御手段とを有することを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の保険証明書発行システムにおいて、前記証明書識別
子割当最大数は、代理店毎に予め定めることを要旨とす
る。請求項11に記載の発明は、コンピュータを利用し
て、保険会社が代理店を介して証明書識別子を付した保
険証明書を発行するシステムであって、保険会社が発行
した証明書識別子を記録する証明書識別子記録手段と、
証明書が作成された証明書識別子についての契約情報と
ともに、証明書に印刷された復号手段に対応する暗号手
段で契約情報を暗号化した暗号化契約情報を記録する契
約情報記録手段とを有することを要旨とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、コンピュータ
を利用して、保険会社が代理店を介して証明書識別子を
付した保険証明書を発行するシステムであって、証明書
が作成された証明書識別子についての契約情報を記録す
る契約情報記録手段と、証明書が作成されていない証明
書識別子であって、予め定められた証明書識別子割当最
大数以下で、証明書識別子割当最小数以上の数の証明書
識別子を記録する証明書識別子記録手段とを有すること
を要旨とする。
【0019】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の保険証明書発行システムにおいて、前記証明書識
別子割当最大数又は前記証明書識別子割当最小数は、代
理店毎に予め定めることを要旨とする。
【0020】請求項14に記載の発明は、請求項12に
記載の保険証明書発行システムにおいて、前記契約情報
記録手段には、前記証明書識別子に関連付けられた振込
情報をさらに記録することを要旨とする。
【0021】(作用)請求項1又は6に記載の発明によ
れば、証明書識別子の数が予め定められた証明書識別子
割当最小数以下になった場合には、保険会社から新たな
証明書識別子を受信する。従って、代理店は常に所定数
以上の証明書識別子を維持することができる。
【0022】請求項2又は7に記載の発明によれば、証
明書識別子に関連付けて有効期限を記録し、有効期限が
未到来でかつ証明書の作成されていない証明書識別子の
数を計数する。このため、代理店が長期間、同一の証明
書識別子を維持することを防止しながら、代理店は常に
所定数以上の証明書識別子を維持することができる。
【0023】請求項3又は9に記載の発明によれば、証
明書識別子数が予め定められた数以下になった場合に
は、前記保有数と予め定められた証明書識別子割当最大
数との差数の証明書識別子を代理店に送信する。これに
より、保険会社は代理店の保有する証明書識別子数を管
理できる。また、保険会社は証明書識別子をまとめて送
信できる。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、予め定め
られた保険料振込日に、証明書を発行された証明書識別
子を抽出し、前記証明書識別子についての保険料振込指
示を銀行端末に送信する。このため、代理店の保険料の
振り込み忘れを防止でき、保険会社は確実に保険料を回
収できる。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、契約情報
を暗号手段で暗号化し、復号手段又は暗号手段を含む保
険証明書を印刷するので、暗号化された契約情報を証明
書に印刷された復号手段に基づいて復号化できる。ま
た、暗号手段を含む保険証明書を印刷する場合には、印
刷された暗号手段に基づいて契約情報を暗号化でき、記
録された暗号化情報と比較することができる。
【0026】請求項7又は13に記載の発明によれば、
証明書識別子割当最小数は、代理店毎に予め定めるの
で、各代理店の契約状況に応じ証明書識別子の割当頻度
を代理店毎に設定できる。
【0027】請求項10又は13に記載の発明によれ
ば、証明書識別子割当最大数は、代理店毎に予め定める
ので、各代理店の契約状況に応じ一度に割り当てる証明
書識別子の数を代理店毎に設定できる。
【0028】請求項11に記載の発明によれば、契約情
報記録手段には、前記契約情報を暗号化した暗号化契約
情報をさらに記録するので、復号手段を用いることによ
り、保険会社は証明書内容を確認できる。
【0029】請求項12に記載の発明によれば、証明書
識別子記録手段には予め定められた割当最大数以下で、
割当最小数以上の数の証明書識別子を記録する。このた
め、顧客の要望に応じて適宜、保険証明書を発行でき
る。
【0030】請求項14に記載の発明によれば、契約情
報記録手段には、証明書識別子に関連付けられた振込情
報をさらに記録する。従って、この振込情報に基づい
て、保険会社は代理店から確実に保険料を回収できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図1〜図12に従って説明する。本実施形態では、
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)を請け負う保険
会社が、代理店を利用して証明書識別子としての証明書
番号を付した自賠責保険の証明書を発行する保険証明書
発行方法及びシステムとして説明する。
【0032】図1に示すように、代理店端末10と保険
会社システム20とは、インターネットIを介して接続
されている。代理店端末10は、制御手段としての情報
処理装置(コンピュータ)である制御装置11を含む。
この制御装置11には、印刷装置12、証明書識別子記
録手段としての証明書番号記録部13、代理店契約情報
記録部14及び割当最小数記録手段としての個別情報記
録部15が、それぞれ接続されている。制御装置11
は、保険会社から付与された証明書番号の管理、証明書
の印刷制御、契約内容等の送信等、各種の処理を実行す
る。
【0033】印刷装置12は契約内容を証明書用紙に印
刷し、証明書を作成する装置である。この印刷装置12
には、インクジェット方式、熱転写方式、レーザープリ
ント方式又はドットインパクト方式等がある。
【0034】証明書番号記録部13には、図2に示すよ
うに保険会社が発行する証明書番号に関して詳細情報1
30が記録される。本実施形態では、証明書番号記録部
13には、証明書番号の有効期限と証明書番号の使用状
況とを証明書番号に関連付けて記録する。証明書番号の
有効期限には、保険会社システム20から受信した有効
期限を証明書番号に関連付けて記録する。証明書番号を
用いた証明書が発行された場合には、使用状況に証明書
発行日を記録する。また、有効期限が到来した証明書番
号には、制御装置11が使用状況として無効識別子を記
録する。使用状況に記録が無い証明書番号については、
使用可能である。
【0035】代理店契約情報記録部14には、図3に示
すように、保険契約の内容に関して契約情報140が記
録される。具体的には、契約日、自動車登録番号、車両
番号、保険期間、保険契約者名、契約者住所、自動車の
種別、使用の本拠の所在地及び保険料が証明書番号と関
連付けられて記録されている。さらに、代理店契約情報
記録部14に、契約内容の暗号化に用いる暗号化手段と
復号化手段とを証明書番号と関連付けて記録する。本実
施形態では、暗号化する鍵と復号する鍵が異なる公開鍵
暗号方式を用いる。暗号化手段としての公開鍵及び復号
化手段としての秘密鍵とを代理店契約情報記録部14に
記録する。さらに、代理店契約情報記録部14には、振
込情報が証明書番号と関連付けられて記録される。本実
施形態では、保険会社に保険料を振り込んだ証明書番号
について振込日を記録する。
【0036】個別情報記録部15には、図4に示すよう
に、その代理店特有の個別情報150が記録される。具
体的には、その代理店の証明書識別子割当最小数として
の証明書番号最小保有数、保険料振込日、代理店の銀行
口座番号及び保険会社の銀行口座番号が記録されてい
る。ここで、証明書番号最小保有数は、代理店が保有す
べき最小の証明書番号数である。また、保険料振込日は
7日間に1度として毎週所定の曜日を設定する。
【0037】また、代理店は顧客から受領した保険料を
保険会社の銀行口座に振り込む。この振り込みは振込情
報を銀行に送信することにより行なわれる。このため、
代理店端末10はインタ―ネットIを介して銀行端末3
0に接続されている。
【0038】保険会社システム20は、証明書番号の管
理,発行を行い、また代理店で行った保険契約の情報を
管理する管理コンピュータ21を備えている。管理コン
ピュータ21には、証明書番号記録部22、契約情報記
録手段としての契約情報記録部23、及び割当最大数記
録手段としての代理店情報記録部24が、それぞれ接続
されている。
【0039】証明書番号記録部22には、図5に示すよ
うに、保険会社が発行する証明書番号に関して詳細情報
220が記録される。本実施形態では、証明書番号の有
効期限と使用状況及び代理店名が証明書番号に関連付け
られて記録されている。この有効期限には、証明書番号
を代理店に送信した日から3ヶ月を設定する。その証明
書を発行した場合には、使用状況にその発行日を記録す
る。さらに、詳細情報220には、証明書番号を割り振
った代理店名を記録する。また、有効期限が到来した場
合には無効識別子を使用状況に記録する。
【0040】契約情報記録部23には、図6に示すよう
に、保険契約の内容に関して契約情報230が記録され
る。具体的には、契約日、自動車登録番号、車両番号、
保険期間、保険契約者名、契約者住所、自動車の種別、
使用の本拠の所在地及び保険料が証明書番号と関連付け
られて記録されている。さらに、契約情報記録部23に
は、証明書を発行した代理店名、暗号化契約情報及び保
険料振込情報が証明書番号と関連付けられて記録されて
いる。本実施形態では、暗号化契約情報として、契約内
容を代理店が生成した公開鍵で暗号化した情報を記録す
る。保険料振込情報には、代理店から受信した振込情報
(振込日)を記録する。
【0041】代理店情報記録部24には、図7に示すよ
うに、代理店に関する情報として代理店情報240が記
録されている。本実施形態では、代理店住所、予め定め
られた証明書識別子割当最小数としての証明書番号最小
保有数、予め定められた証明書識別子割当最大数として
の証明書番号最大保有数及び証明書番号現状保有数が、
代理店の識別子としての代理店名と関連付けられて記録
されている。ここで、証明書番号最大保有数は、代理店
に割り当てる最大の証明書番号数である。なお、代理店
が廃業又は代理店との代理店契約を解除等する場合に
は、証明書番号最大保有数として「0」を入力する。
【0042】銀行端末30は、インターネットIを介し
て受信した振込情報に基づき振込みを行う。銀行には保
険会社の銀行口座が設定されており、代理店は自賠責保
険の保険料をこの銀行口座に振り込む。
【0043】次に、上記のように構成されたシステムに
おける自賠責保険の証明書番号付与の手順を図8に従っ
て説明する。まず、代理店端末10の制御装置11は定
期的に証明書番号記録部13に記録された証明書番号の
有効期限を確認する(S1−1)。具体的には、現在時
間と有効期限とを比較する。有効期限が到来している場
合(ステップ(S1−2)において「Yes」の場合)
は、その証明書番号を使用禁止にするため、その証明書
番号に関連付けて無効識別子を記録する。
【0044】次に、制御装置11は、代理店が保有して
いる証明書番号であって、使用状況に記録の無い証明書
番号の現状保有数を計数する(S1−3)。この数がそ
の代理店の証明書番号最小保有数に達していない場合
(ステップ(S1−4)において「No」の場合)に
は、そのまま証明書番号記録部13の定期的な確認を継
続する。保有数が証明書番号最小保有数以下になった場
合(「Yes」の場合)は、制御装置11は保険会社シ
ステム20に対して、証明書番号の発行を依頼する(S
1−5)。本実施形態では、管理コンピュータ21に対
してインターネットIを介して、代理店名を含む証明書
番号発行依頼を送信する。証明書番号発行依頼を受信し
た管理コンピュータ21は、代理店名を代理店情報記録
部24で確認する(S1−6)。さらに、管理コンピュ
ータ21は証明書番号記録部22にアクセスし、その代
理店に割り振られた証明書番号保有数を計数し、代理店
情報記録部24に記録する。その保有数が代理店情報記
録部24に記録された証明書番号最小保有数以下である
ことを確認する(S1−7)。確認が取れた場合には、
管理コンピュータ21はその代理店のための証明書番号
を割振り(採番)を行う(S1−8)。本実施形態で
は、管理コンピュータ21は、代理店情報記録部24に
記録された代理店の証明書番号現状保有数と証明書番号
最大保有数との差数を計算し、その差数の証明書番号を
その代理店に割り振る。具体的には、使用していない証
明書番号を順番に生成し、その証明書番号と代理店名と
を関連付けて記録する。なお、証明書番号最大保有数に
「0」が記録され、差数が負の数になる場合には、証明
書番号の発行を行わない。さらに採番した証明書番号に
有効期限を設定する(S1−9)。本実施形態では、発
行日から3ヶ月を設定し、管理コンピュータ21は、証
明書番号記録部22に有効期限を採番した証明書番号に
関連付けて記録する。管理コンピュータ21は、採番し
た証明書番号と有効期限とを、インターネットIを介し
て代理店端末10に送信する(S1−10)。この証明
書番号を受信した代理店端末10は証明書番号記録部1
3に証明書番号毎に有効期限を付して記録する(S1−
11)。
【0045】次に、図9を用いて自賠責保険の証明書を
発行する手順を説明する。自賠責保険契約の依頼を受け
た代理店は、代理店端末10に保険の契約情報を入力す
る。本実施形態では、保険情報として、契約日、自動車
登録番号、車両番号、保険期間、契約者名、契約者住
所、自動車の種別、使用の本拠の所在地及び保険料を入
力する(S2−1)。制御装置11は、入力された契約
情報を代理店契約情報記録部14に記録する(S2−
2)。次に、制御装置11は、暗号化のための暗号鍵を
生成する(S2−3)。本実施形態では、公開鍵暗号方
式を用い、制御装置11は公開鍵と秘密鍵を生成する。
本実施形態では、公開鍵は情報を暗号化するための鍵で
あり、秘密鍵は暗号化された情報を復号化するための鍵
である。次に、制御装置11は印刷装置12を用いて保
険証明書を印刷する(S2−4)。本実施形態では、保
険契約に関する所定の記載事項、証明書番号を印刷し、
さらに2次元バーコード化した復号鍵を保険証明書用紙
に印刷する。本実施形態においては、印刷装置12で図
12に示した証明書100を印刷する。証明書100に
は、証明書番号101、自動車登録番号,車両番号の情
報102、保険期間103、契約者の住所,氏名104
及びその他の情報105が、それぞれ印刷される。さら
に、証明書100には、保険料収納済印106、代理店
名107及び2次元バーコード108が印刷される。な
お、印刷の際には、証明書100の他、代理店控えと領
収書とが印刷される。
【0046】次に、生成した公開鍵を用いて契約情報を
暗号化し、暗号化情報を生成する(S2−5)。さら
に、代理店端末10は契約情報と暗号化情報とを保険会
社システム20に送信する(S2−6)。本実施形態で
は、制御装置11が契約内容と暗号化情報とを、インタ
ーネットIを介して管理コンピュータ21に送信する。
契約情報等を受信した管理コンピュータ21は、その情
報を契約情報記録部23に記録する(S2−7)。さら
に、証明書番号記録部22に、契約日を証明書番号に関
連付けて記録する。
【0047】次に、図10を用いて自賠責保険の保険料
を振り込む手順を説明する。まず、制御装置11は、個
別情報記録部15に記録された所定の振込日毎に代理店
契約情報記録部14にアクセスし、振込情報の有無を確
認する(S3−1)。制御装置11が振込情報の記録さ
れていない証明書番号がない場合(ステップ(S3−
2)において「No」の場合)には、処理を行わない。
制御装置11が振込情報の記録されていない証明書番号
を発見した場合(「Yes」の場合)には、銀行端末3
0に対して振込指示を行う(S3−3)。本実施形態で
は、制御装置11は代理店契約情報記録部14に記録さ
れた保険料、個別情報記録部15に記録された代理店の
銀行口座番号、振込先(保険会社)の銀行口座番号を、
インターネットIを介して銀行端末30に送信する。こ
れにより、代理店が受領した保険料が保険会社に振り込
まれる。次に、代理店契約情報記録部14に振込情報を
記録する(S3−4)。本実施形態では、制御装置11
が、証明書番号に関連付けて振込日を代理店契約情報記
録部14に記録する。さらに、代理店端末10は振込情
報を保険会社システム20に送信する(S3−5)。本
実施形態では、制御装置11が証明書番号と振込日と
を、インターネットIを介して管理コンピュータ21に
送信する。振込情報を受信した管理コンピュータ21
は、この情報を契約情報記録部23に記録する(S3−
6)。
【0048】次に、図11を用いて自賠責保険の証明書
100の真偽を判断する手順を説明する。保険者が保険
金を請求した場合等、保険会社が保険証明書の真偽性を
確認する必要がある場合には、契約者に保険の証明書1
00を提示させる。保険会社は提示された証明書の記載
事項と契約情報記録部23に記録された契約内容とを照
合する(S4−1)。内容が一致している場合(ステッ
プ(S4−2)において「Yes」の場合)には、証明
書100を真正と判断する(S4−3)。内容が一致し
ていない場合(「No」の場合)には、2次元バーコー
ド108をスキャナで読み込み、秘密鍵を抽出する(S
4−4)。保険会社はその秘密鍵で契約情報記録部23
に記録された暗号化契約情報を復号する(S4−5)。
次に、復号した契約情報と証明書の記載事項とを照合
し、両者が一致する場合(ステップ(S4−6)におい
て「Yes」の場合)には、証明書を真正と判断する。
一方、両者が一致しない場合(「No」の場合)には証
明書を偽造と判断する(S4−7)。
【0049】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、保険会社システム20から付与
された証明書番号が代理店端末10の証明書番号記録部
13に記録されるので、この証明書番号に基づいて証明
書を発行できる。このため、代理店は保険会社システム
20にアクセスすることなく、証明書を発行することが
できる。さらに、代理店は証明書綴りを管理する必要が
無く、負荷を低減できる。
【0050】・ 上記実施形態では、制御装置11は定
期的に証明書番号記録部13に記録された証明書番号の
有効期限を確認し、有効期限に達した証明書番号には無
効識別子が付与される。このため、有効期限に達した証
明書綴りを回収、廃棄する必要が無い。このため、保険
会社も証明書綴りを回収する負荷を削減できる。また、
証明書綴りを廃棄する必要が無いため、省資源化を図る
ことができる。さらに、無駄な証明書番号の抑制でき
る。
【0051】・ 上記実施形態では、制御装置11は定
期的に代理店が保有している証明書番号の数を計数す
る。そして、証明書番号最小保有数以下になった場合に
は、制御装置11は保険会社システム20に対して、証
明書番号の発行を依頼する。このため、代理店は常に十
分な証明書番号を保有することができる。
【0052】・ 上記実施形態では、有効な証明書番号
数が証明書番号最小保有数以下になった場合にのみ、制
御装置11は保険会社システム20に対して、証明書番
号の発行を依頼する。このため、代理店端末10と保険
会社システム20との通信回数を削減でき、通信費を節
約できる。
【0053】・ 上記実施形態では、証明書番号記録部
22には、証明書番号の使用状況が記録されているた
め、管理コンピュータ21は証明書の使用状況、代理店
の証明書番号保有数を容易に計数できる。
【0054】・ 上記実施形態では、証明書番号記録部
13に証明書番号に関連付けられて有効期間が記録され
るので、この有効期間に基づいて証明書番号を管理でき
る。このため、長期間に亘って代理店が証明書番号を保
持することが無く、証明書番号の流出等を防止でき、保
険会社は確実に管理できる。
【0055】・ 上記実施形態では、代理店情報記録部
24には、証明書番号最小保有数が記録されているた
め、管理コンピュータ21は証明書番号を採番すべきか
どうかを容易に判断できる。
【0056】・ 上記実施形態では、代理店情報記録部
24には、証明書番号最大保有数が記録されているた
め、管理コンピュータ21は代理店に付与すべき証明書
番号の計算を容易にすることができる。また、この証明
書番号最大保有数は代理店の契約実績に応じて予め設定
されるので、無駄な証明書番号の発行を抑制でき、証明
書番号を有効に活用できる。
【0057】・ 上記実施形態では、管理コンピュータ
21に証明書番号現状保有数と証明書番号最大保有数と
の差数を計算し、その差数の証明書番号をその代理店に
割り当てる。このため、代理店が廃業,代理店契約を解
除等する場合、この証明書最大保有数を「0」にするこ
とにより、証明書番号の発行を中止できる。
【0058】・ 上記実施形態では、契約情報記録部2
3には契約情報とともに暗号化された契約情報が記録さ
れているので、証明書100又は契約情報記録部23に
記録された契約情報の偽造を防止できる。
【0059】・ 上記実施形態では、証明書100には
秘密鍵について2次元バーコード108が印刷されるの
で、この秘密鍵を用いて契約情報記録部23に記録され
た暗号化情報を復号できる。このため、保険会社は提示
された証明書の記載事項と契約情報記録部23に記録さ
れた契約内容とが一致していない場合にも、真正な契約
内容を確認することができる。従って、保険料収納済印
の印影により証明書の真偽性を判断する必要が無く、保
険料収納済印の印影を印刷することができる。従って、
保険会社が代理店に保険料収納済印を貸与する必要が無
く、保険料収納済印の管理を不要にすることができる。
【0060】・ 上記実施形態では、制御装置11は契
約情報を管理コンピュータ21に送信し、管理コンピュ
ータ21は契約情報記録部23に記録するので、保険会
社はリアルタイムに契約状況を把握できる。
【0061】・ 上記実施形態では、制御装置11は所
定の振込日に銀行端末30に振込指示を送信するので、
代理店は振込管理が容易である。また、保険会社も保険
料の回収の手間を削減できる。
【0062】なお、上記実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ・ 上記実施形態では、証明書を自賠責保険の証明書と
したが、保険会社が代理店を利用して発行する証券であ
ればよく、生命保険、火災保険等の証明書(保険証券
等)であってもよい。
【0063】・ 上記実施形態では、有効期限が到来し
た証明書番号には、証明書番号記録部13の使用状況と
して無効識別子を記録したが、証明書番号記録部13か
ら証明書番号を削除しても良い。これにより、証明書番
号記録部13の記録容量を削減できる。
【0064】・ 上記実施形態では、制御装置11が証
明書番号記録部13に記録された有効期限に基づいて、
証明書番号記録部13に無効識別子を記録した。証明書
番号記録部22に記録した有効期限に基づいて、管理コ
ンピュータ21が証明書番号記録部13に記録された証
明書番号を管理してもよい。この場合には、証明書番号
記録部22に記録された有効期限に基づいて、管理コン
ピュータ21が、証明書番号記録部13に記録された証
明書番号を無効にする指示を送信する。これにより、制
御装置11の負荷を軽減できる。
【0065】・ 上記実施形態では、証明書番号記録部
13に有効期限を記録したが、証明書番号の発行日であ
ってもよい。この場合、個別情報記録部15に有効期間
を記録し、制御装置11がその有効期間と証明書番号の
発行日とから計算して、有効期限を算出する。これによ
り、有効期限(3ヶ月)を変更した場合にも、容易に対
応できる。
【0066】・ 上記実施形態では、個別情報記録部1
5に記録した証明書番号最小保有数を用い証明書番号発
行依頼を行った。代理店情報記録部24に記録された証
明書番号最小保有数を用いて証明書番号を付与してもよ
い。この場合には、管理コンピュータ21が、代理店の
証明書番号現状保有数を計数し、証明書番号最小保有数
以下になった場合には、自動的に証明書番号を発行す
る。これにより、制御装置11の負荷や代理店端末10
の記録容量を軽減できる。
【0067】・ 上記実施形態では、代理店情報記録部
24に証明書番号最大保有数を記録したが、代理店の個
別情報記録部15に記録してもよい。この場合、制御装
置11が証明書番号保有数と証明書番号最大保有数との
差数を算出し、その差数を管理コンピュータ21に送信
する。管理コンピュータ21はその差数だけ証明書番号
を発行する。これにより、管理コンピュータ21の負荷
を軽減できる。
【0068】・ 上記実施形態では、代理店契約情報記
録部14及び契約情報記録部23に契約情報140を記
録したが、いずれか一方でもよい。これにより、記録容
量を削減できる。
【0069】・ 上記実施形態では、契約情報記録部2
3に暗号化情報を記録したが、代理店契約情報記録部1
4に記録してもよい。この場合、暗号化情報が必要にな
った場合には、代理店契約情報記録部14にアクセス
し、暗号化情報を読み出す。これにより、保険会社シス
テム20の負荷を軽減できる。
【0070】・ 上記実施形態では、証明書100に秘
密鍵をバーコード化して印刷したが、公開鍵であっても
よい。この場合、暗号鍵で契約情報を暗号化し、この暗
号化した情報と契約情報記録部23に記録された暗号化
情報とを照合する。
【0071】・ 上記実施形態では、個別情報記録部1
5に保険料振込日、代理店の銀行口座番号及び保険会社
の銀行口座番号が記録したが、別に振込管理システムを
設け、契約情報とともに管理してもよい。この場合、制
御装置11は契約情報を振込管理システムに送信する。
これにより、振込管理を他のシステムに委託できる。
【0072】・ 上記実施形態では、7日間に一度の割
合で振込処理を行うこととしたが、さらに短期間でもよ
い。例えば、3日に一度や毎日であってもよい。これに
より、保険会社は迅速に保険料を回収できる。
【0073】・ 上記実施形態では、代理店端末10と
してパソコンを用いたが、携帯電話や通信機能を有する
個人情報端末(PDA)等のモバイル端末でもよい。 ・ 上記実施形態では、代理店端末10/保険会社シス
テム20間と代理店端末10/銀行端末30とをインタ
ーネットIで接続したが、イントラネットやエクストラ
ネット(広域エリアネットワーク)を用いてもよい。
【0074】・ 上記実施形態では、保険会社システム
20に記録部22〜24を設定したが、これらを分けて
別の場所に設定してもよい。例えば、契約情報記録部2
3を証明書番号記録部22、代理店情報記録部24と分
けて設置してもよい。これにより、保険会社システム2
0を分散でき、管理コンピュータ21に負荷を軽減でき
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
保険会社を代理店を通じて証明書識別子を付した保険証
明書を発行でき、証明書識別子の管理を確実にできる。
また、代理店は、所定数以上の証明書識別子を維持で
き、必要に応じて保険証明書を適宜発行できる。また、
保険証明書を印刷することとし、保険料収納済印を廃止
した場合であっても、保険会社は証明書に基づき、その
真偽を確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 証明書番号記録部に記録されたデータの説明
図。
【図3】 代理店契約情報記録部に記録されたデータの
説明図。
【図4】 個別情報記録部に記録されたデータの説明
図。
【図5】 証明書番号記録部に記録されたデータの説明
図。
【図6】 契約情報記録部に記録されたデータの説明
図。
【図7】 代理店情報記録部に記録されたデータの説明
図。
【図8】 本実施形態の手順の説明図。
【図9】 本実施形態の手順の説明図。
【図10】 本実施形態の手順の説明図。
【図11】 本実施形態の手順の説明図。
【図12】 印刷された証明書の説明図。
【符号の説明】
10…代理店端末、20…保険証明書発行システム、1
1…制御手段としての制御装置、13…証明書番号記録
手段としての証明書番号記録部、15…割当最小数記録
手段としての個別情報記録部、21…制御手段としての
管理コンピュータ、23…契約情報記録手段としての契
約情報記録部、24…割当最大数記録手段としての代理
店情報記録部、I…ネットワークとしてのインターネッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 敬哉 東京都中央区新川一丁目28番25号 東京ダ イヤビル3号館 4F リコーテクノシス テムズ 株式会社内 (72)発明者 堀内 健司 東京都中央区新川一丁目28番25号 東京ダ イヤビル3号館 4F リコーテクノシス テムズ 株式会社内 Fターム(参考) 5B055 CB05 CC00 CC13 EE27 FA00 FB00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを利用して、保険会社が代
    理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行す
    る方法であって、 保険証明書を作成するために代理店に割り当てた証明書
    識別子を記録する第1の段階と、 証明書の作成された証明書識別子を記録する第2の段階
    と、 証明書の作成されていない証明書識別子であって、前記
    代理店が保有する保有数を算出する第3の段階と、 前記保有数が予め定められた証明書識別子割当最小数以
    下になった場合には、新たな証明書識別子を前記代理店
    に割り当てる第4の段階とを有することを特徴とする保
    険証明書発行方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の段階は、証明書識別子に関連
    付けて有効期限に関する情報をさらに記録し、前記第3
    の段階において計数する証明書識別子は、前記有効期限
    が未到来かつ証明書の作成されていない証明書識別子で
    あることを特徴とする請求項1に記載の保険証明書発行
    方法。
  3. 【請求項3】 前記第4の段階において、前記保有数と
    予め定められた証明書識別子割当最大数との差数の証明
    書識別子を前記代理店に割り当てる段階をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の保険証明書発
    行方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータを利用して、保険会社が代
    理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行す
    る方法であって、 保険証明書を作成するために代理店に割り当てた証明書
    識別子を記録する第1の段階と、 前記証明書識別子に基づいて証明書を作成する第2の段
    階と、 予め定められた保険料振込日に、証明書を作成された証
    明書識別子を抽出し、前記証明書識別子についての保険
    料振込指示をネットワークを介して銀行端末に送信する
    段階とを有することを特徴とする保険証明書発行方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを利用して、保険会社が代
    理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行す
    る方法であって、 保険の契約情報を入力し、記録する段階と、 暗号化手段と前記暗号化手段に対応する復号化手段とを
    生成する段階と、 前記契約情報を前記暗号化手段で暗号化した暗号化情報
    を生成し、前記暗号化情報をネットワークを介して保険
    会社に送信する段階と、 前記契約情報とともに前記復号化手段又は前記暗号化手
    段のいずれか一方を印刷した保険証明書を作成する段階
    とを有することを特徴とする保険証明書発行方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータを利用して、保険会社が代
    理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行す
    るシステムであって、 保険証明書を作成するために代理店に割り当てた証明書
    識別子を記録する証明書識別子記録手段と、 証明書が作成された証明書識別子についての契約情報を
    記録する契約情報記録手段と、 予め定められた証明書識別子割当最小数を記録する割当
    最小数記録手段と、 証明書が作成されていない証明書識別子の数を計数し、
    前記証明書識別子割当最小数以下になった場合は、新た
    な証明書識別子をネットワークを介して代理店に送信す
    る制御手段とを有することを特徴とする保険証明書発行
    システム。
  7. 【請求項7】 前記証明書識別子割当最小数は、代理店
    毎に予め定めることを特徴とする請求項6に記載の保険
    証明書発行システム。
  8. 【請求項8】 前記証明書識別子記録手段には、証明書
    識別子の有効期限に関する情報がさらに記録され、前記
    制御手段が計数する証明書識別子は、前記有効期限が未
    到来かつ証明書の作成されていない証明書識別子である
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の保険証明書発
    行システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータを利用して、保険会社が代
    理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行す
    るシステムであって、 保険証明書を作成するために代理店に割り当てた証明書
    識別子を記録する証明書識別子記録手段と、 証明書が作成された証明書識別子についての契約情報を
    記録する契約情報記録手段と、 予め定められた証明書識別子割当最大数を記録する割当
    最大数記録手段と、 証明書の作成されていない証明書識別子の数と前記証明
    書識別子割当最大数との差数を算出し、前記差数の証明
    書識別子を新たに代理店に割り当てる制御手段とを有す
    ることを特徴とする保険証明書発行システム。
  10. 【請求項10】 前記証明書識別子割当最大数は、代理
    店毎に予め定めることを特徴とする請求項9に記載の保
    険証明書発行システム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを利用して、保険会社が
    代理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行
    するシステムであって、 保険会社が発行した証明書識別子を記録する証明書識別
    子記録手段と、 証明書が作成された証明書識別子についての契約情報と
    ともに、証明書に印刷された復号手段に対応する暗号手
    段で契約情報を暗号化した暗号化契約情報を記録する契
    約情報記録手段とを有することを特徴とする保険証明書
    発行システム。
  12. 【請求項12】 コンピュータを利用して、保険会社が
    代理店を介して証明書識別子を付した保険証明書を発行
    するシステムであって、 証明書が作成された証明書識別子についての契約情報を
    記録する契約情報記録手段と、 証明書が作成されていない証明書識別子であって、予め
    定められた証明書識別子割当最大数以下で、証明書識別
    子割当最小数以上の数の証明書識別子を記録する証明書
    識別子記録手段とを有することを特徴とする保険証明書
    発行システム。
  13. 【請求項13】 前記証明書識別子割当最大数又は前記
    証明書識別子割当最小数は、代理店毎に予め定めること
    を特徴とする請求項12に記載の保険証明書発行システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記契約情報記録手段には、前記証明
    書識別子に関連付けられた振込情報をさらに記録するこ
    とを特徴とする請求項12に記載の保険証明書発行シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006262373A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Canon Inc 画像処理装置及び暗号化送信方法
JP2007200150A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Nomura Research Institute Ltd 保険証券データ管理装置

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