JP2002133118A - 保険管理装置、保険管理方法、及びコンピュータにて読取可能な記録媒体 - Google Patents

保険管理装置、保険管理方法、及びコンピュータにて読取可能な記録媒体

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JP2002133118A
JP2002133118A JP2000321546A JP2000321546A JP2002133118A JP 2002133118 A JP2002133118 A JP 2002133118A JP 2000321546 A JP2000321546 A JP 2000321546A JP 2000321546 A JP2000321546 A JP 2000321546A JP 2002133118 A JP2002133118 A JP 2002133118A
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JP
Japan
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insurance
information
database
basic information
rate
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JP2000321546A
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English (en)
Inventor
Michio Okada
道雄 岡田
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Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】団体保険における保険条件の管理や更新を容易
に行えるようにする。 【解決手段】保険管理装置200は、団体が管理してい
る所属員データベース22から各所属員の情報を取得
し、これら情報と団体内ルールデータベース320及び
保険会社内ルールデータベース330を用いて各所属員
の保険金額及び保険料率を設定する。設定された保険金
額及び保険料率は保険条件データベース340に格納さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保険管理装置、保
険管理方法、及びコンピュータにて読取可能な記録媒体
に関する。特に本発明は、団体保険の管理を確実かつ容
易に行える保険管理装置、保険管理方法、及びコンピュ
ータにて読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】会社等の団体が自己の従業員或いは所属
員に掛ける団体保険の場合、その保険金額は、従業員等
の役職や年齢などによって変わるのが通常である。ま
た、保険料設定に必要な保険料率は、保険事故の発生率
に関係性を有する個人情報を基に設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、団体保険の保険
金額設定に必要な情報は団体が管理していたため、この
情報が更新されたときは、団体が逐一人手で情報を整理
し、保険金額の手配を行う必要があった。また、保険会
社は、保険料率算出のために必要な情報を受け取った場
合、団体の報告を受けてから各所属員の個人情報を人手
で入力等する必要があった。さらに、団体保険設定のた
めの条件が更新された場合は、更新の度に上述した作業
を行う必要があった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる保険管理装置、保険管理方法、及びコンピュ
ータにて読取可能な記録媒体を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、団体内ルールに従って該団体の所属員に掛
けられる保険を管理する保険管理装置であって、所属員
の情報と保険金額の関係を定める団体内ルールを格納し
た団体内ルールデータベースと、団体内ルールに含まれ
る各所属員の情報を、団体が管理している所属員データ
ベースから金額設定基礎情報として取得する金額設定基
礎情報取得部と、金額設定基礎情報及び団体内ルールデ
ータベースを用いて各所属員の保険金額を設定する保険
金額設定部と、所属員の情報と保険料率の関係を定める
保険会社内ルールを格納した保険会社内ルールデータベ
ースと、保険会社内ルールに含まれる各所属員の情報を
料率設定基礎情報として所属員データベースから取得す
る料率設定基礎情報取得部と、料率設定基礎情報及び保
険会社内ルールデータベースを用いて各所属員の保険料
率を設定する保険料率設定部と、を備えることを特徴と
する保険管理装置を提供する。
【0006】上記保険管理装置は、保険金額設定部によ
る保険金額と保険料率設定部による保険料率とを各所属
員毎に格納する保険条件データベースを更に備えてもよ
い。この場合は、定期的に所属員データベースに接続し
て保険条件データベースを更新してもよい。また、保険
条件データベースの更新内容を、団体が管理する団体端
末に表示させる表示制御部を更に備えてもよい。この場
合、表示制御部は、更に、金額設定基礎情報及び料率設
定基礎情報の一部であり保険条件データベース更新の基
となった更新基礎情報を団体端末に表示させてもよい。
また、金額設定基礎情報のうち更新された情報のみを記
憶する更新項目記憶部を更に備え、表示制御部は更新項
目記憶部を用いて更新基礎情報を団体端末に表示させて
もよい。保険条件データベース更新の際、金額設定基礎
情報のうち更新された情報のみを記憶する更新項目記憶
部を更に備え、更新項目記憶部を用いて保険条件データ
ベースを更新してもよい。金額設定基礎情報及び料率設
定基礎情報を格納する基礎情報データベースを更に備
え、金額設定基礎情報取得部及び料率設定基礎情報取得
部は、基礎情報データベース内のある情報が所定の条件
を満たしたときに、保険金額又は保険料率の再計算に必
要となる所属員の他の情報を所属員データベースから取
得し、保険金額設定部及び保険料率設定部は、他の情報
を追加して保険金額又は保険料率を再計算してもよい。
所属員データベースに含まれていないが料率設定基礎情
報と成り得る情報を入力させる要求を、団体が管理する
団体端末に表示させる表示制御部を更に備え、要求に応
じて入力された情報を料率設定基礎情報の一部として取
得し、該情報を追加して保険料率を再計算してもよい。
保険が複数種類ある場合は、保険会社内ルールデータベ
ースを保険の種類毎に備えるのが好ましい。団体が複数
ある場合は、団体内ルールデータベースを団体毎に別個
に備えるのが好ましい。金額設定情報のうち、項目間の
関連性を定めた関連ルールを格納した関連性データベー
スと、金額設定基礎情報が関連ルールに合致するか確認
する関連確認部と、関連確認部が項目間に矛盾があると
判断した場合に団体が管理する端末に警告を表示して確
認を促す表示制御部とを含んでもよい。各所属員の保険
事故発生率と所属員データベース内の他の情報の相関を
調べる相関調査部を備えてもよい。
【0007】本発明の第2の形態によると、団体内のル
ールに従って該団体の所属員に掛けられる保険を管理す
る方法であって、団体が管理している所属員の情報と保
険金額の関係を定めた団体内ルールに従って各所属員の
保険金額を設定し、団体が管理している所属員の情報と
保険料率の関係を示す保険会社内ルールに従って各所属
員の保険料率を設定し、各所属員に設定された保険金額
と保険料率に基づいて各所属員の保険料を算出し、保険
金額、保険料率、保険料のうち少なくとも一つを出力す
ることを特徴とする保険管理方法を提供する。
【0008】本発明の第3の形態によると、コンピュー
タにて実行可能なプログラムを格納した記録媒体であっ
て、プログラムは、所属員の個人情報と保険金額の関係
を示す団体内ルールに含まれる項目に相当する各所属員
の情報を、団体が管理している所属員データベースから
金額設定基礎情報として取得する金額設定基礎情報取得
部と、金額設定基礎情報及び団体内ルールに従って各所
属員の保険金額を設定する保険金額設定部と、所属員の
個人情報と保険料率の関係を示す保険会社内ルールに含
まれる項目に相当する各所属員の情報を料率設定基礎情
報として所属員データベースから取得する料率設定基礎
情報取得部と、料率設定基礎情報及び保険会社内ルール
に従って各所属員の保険料率を設定する保険料率設定部
と、保険金額設定部による保険金額と保険料率設定部に
よる保険料率とを各所属員毎にデータベース内に格納す
る保険条件格納部と、を備えることを特徴とする、コン
ピュータにて読取可能な記録媒体を提供する。
【0009】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、発明の実施形態を通じて本発
明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発
明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明され
ている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須
であるとは限らない。
【0011】図1は、本発明の一実施形態である保険管
理装置200を用いた保険管理システムの構成例を示す
機能ブロック図である。本保険管理システムは、団体で
管理される団体端末20と、保険会社で管理される保険
管理装置200とをインターネット等の通信網(不図
示)を介して接続した構成であり、団体が団体内ルール
(規則)に従って該団体の所属員に掛ける保険を管理す
るシステムである。保険管理装置200はサーバとして
機能し、団体端末20はクライアントとして機能する。
本図においては団体端末20を一つのみ図示したが、複
数の団体端末20を保険管理装置200に接続してもよ
い。保険の種類としては例えば傷害保険、総合福祉団体
定期保険、団体定期保険、団体信用生命保険であるが、
これらに限定されず、また複数でもよい。
【0012】ここで、「団体」とは、例えば企業、商
店、医療機関、教育機関、国又は地方公共団体の期間等
を含む法人又は個人事業体である。「所属員」とは、例
えば団体の使用者、従業者、役員など、団体が行うサー
ビスを供給する立場にある者、及び例えば顧客、会員な
ど団体が供給するサービスを享受する立場にある者を含
む。より具体的には、「所属員」は企業の従業員、管理
職及び役員、又はクレジットカード会社のカード会員、
通販の会員等を含む。
【0013】団体端末20は、所属員データベース22
と表示部24を有する。所属員データベース22は例え
ば人事部が管理している人事データを格納する。表示部
24は例えばCRTや液晶ディスプレイ等である。
【0014】保険管理装置200は、機能部として、金
額設定基礎情報取得部210、料率設定基礎情報取得部
220、更新項目記憶部230、保険金額設定部24
0、保険料率設定部250、関連確認部260、表示制
御部270、及び相関性調査部280を有し、データベ
ースとして、基礎情報データベース310、団体内ルー
ルデータベース320、保険会社内ルールデータベース
330、保険条件データベース340、関連性データベ
ース350、及び要求条件データベース360を有す
る。団体内ルールデータベース320は団体端末20が
複数ある場合は各団体端末20に対応して個別に設けら
れる。保険条件データベース340は保険が複数ある場
合は各保険に対応して個別に設けられる。複数の保険が
ある場合、団体内ルールデータベース320は各保険毎
に設けてもよい。
【0015】基礎情報データベース310は、保険金額
及び保険料率の設定に必要な各所属員の情報を、該所属
員毎に格納しており、保険事故回数データベースも兼ね
ている。団体内ルールデータベース320は、所属員の
情報と保険金額の関係すなわち各所属員の情報から保険
金額を設定する際のルールである団体内ルールを格納す
る。保険会社内ルールデータベース330は、所属員の
情報と保険料率の関係すなわち各所属員の情報から保険
料率を設定する際のルールである保険会社内ルールを格
納する。保険条件データベース340は、保険金額や保
険料率等の保険条件を各所属員毎に格納する。関連性デ
ータベース350は、金額設定情報や料率設定情報のう
ち、相互に関連性のある項目の関連性を定めた関連性ル
ール(例えば年齢と役職の関連性や年齢と免許証の色の
関連性)を格納する。要求条件データベース360は、
保険金額又は保険料率の再計算に必要となり得る他の情
報を取得するための、金額設定情報や料率設定情報に対
して設定された要求ルール(例えば年齢が一定以上にな
ったときに免許証の色や役職を確認したり要求するこ
と)を格納する。
【0016】金額設定基礎情報取得部210は、団体端
末20内の所属員データベース22から保険金額の設定
に必要な各所属員の情報を取得する。金額設定基礎情報
取得部210によって取得される情報の例としては、氏
名、社員番号、年齢、役職、扶養家族の人数、勤続年数
である。その他、団体内ルールによってはこれ以外の項
目が付加される場合もある。料率設定基礎情報取得部2
20は、団体端末20内の所属員データベース22から
保険料率の設定に必要な各所属員の情報を取得する。料
率設定基礎情報取得部220によって取得される情報の
例としては、氏名、社員番号、年齢、喫煙習慣の有無、
運転免許証の有無及びその色(ゴールドか否か)であ
る。その他、保険会社が料率設定に必要と設定した項
目、すなわち保険会社内ルールによる項目は全て含まれ
る。また、金額設定基礎情報取得部210及び料率設定
基礎情報取得部220は欠落している情報がある場合に
はその情報を表示制御部270に出力する。また、金額
設定基礎情報取得部210及び料率設定基礎情報取得部
220は、基礎情報データベース310内のある項目が
関連性データベース350内の関連性を満たしうるとき
に、保険金額又は保険料率の再計算に必要となる所属員
の他の情報を所属員データベース22から取得する。具
体例としては、年齢が23歳となったときに免許証の色
に関する情報を取得することがある。さらに、料率設定
基礎情報取得部220は、取得しようとしたが所属員デ
ータベース22に管理されていなかった項目を抽出し、
該項目を表示制御部270に出力する。
【0017】更新項目記憶部230は、金額設定基礎情
報取得部220や料率設定基礎情報取得部220が取得
した項目と基礎情報データベース310内の情報を比較
し、直近に更新されていた項目を抽出して記憶する。さ
らに、更新項目記憶部230は、記憶している項目が更
新されていた時にはその項目名及び内容を表示制御部2
70に出力するとともに、基礎情報データベース310
を更新する。
【0018】保険金額設定部240は、基礎情報データ
ベース310内の情報と団体内ルールデータベース32
0内のルールを用いて各所属員の保険金額を設定し、設
定した保険金額を保険条件データベース340に格納す
る。保険料率設定部250は、基礎情報データベース3
10内の情報と保険会社内ルールデータベース330内
のルールを用いて各所属員の保険料率を設定し、設定し
た保険料率を保険条件データベース340に格納する。
【0019】関連確認部260は、関連性データベース
350内の関連ルールに従って基礎情報データベース3
10内の各項目間の関連性を確認し、関連ルールに矛盾
している情報がある場合には、該当する情報を抽出して
表示制御部270に出力する。また、関連確認部260
は、基礎情報データベース310内の各情報を確認し、
ある情報が要求条件データベース360内の要求ルール
に定められた条件を満たしたときにその要求ルールに定
められた他の項目を表示制御部270に出力する。
【0020】表示制御部270は、団体端末20の表示
部24の表示内容を制御する。具体例として、表示制御
部270は、料率設定基礎情報取得部220から欠落し
ていた情報や所属員データベース22に管理されていな
かった項目を受信したときは該項目の入力の要求を表示
部24に表示させる。また、更新項目記憶部230から
更新項目及び内容を受信したときは、受信内容に関連し
て更新された保険条件を保険条件データベース340か
ら取得し、この取得内容と受信内容を表示部24に表示
させる。また、保険条件データベース340の内容を定
期的に表示させる。また、関連確認部260から矛盾し
ている可能性のある項目及び内容を受信したときには受
信内容を確認する要求を表示部24に表示させる。ま
た、関連確認部260から要求条件データベース360
による他の項目を受信したときには、その項目の入力或
いは確認の要求を表示部24に表示させる。
【0021】相関性調査部280は、所属員データベー
ス22内の各項目と保険事故回数との相関を調べる。相
関性調査部280の動作により、各項目と保険事故発生
率(例えば保険事故発生回数を用いる)の相関性の精度
をより高めることが可能となり、また、新たに保険料率
算出の因子を発見しやすくなる。
【0022】図2は、表示部24の入力要求表示の一例
を示す。本図は、表示制御部270が料率設定基礎情報
取得部220からの出力に応じて表示部24に所定の表
示をさせた例である。本例において、表示部24は、運
転免許証の色、健康診断結果、及び喫煙習慣の有無に関
する情報を要求する表示をする。この要求は、本例のよ
うに要求内容を連絡する文章26と入力欄28を同時に
表示させて入力をその場で促す型式でもよいし、文章2
6のみを電子メール等で表示させる型式でもよい。
【0023】図3は、表示部24の更新連絡表示の一例
を示す。本図は、表示制御部270が更新項目記憶部2
30及び保険条件データベース340からの更新情報に
応じて表示部24に所定の表示をさせた例である。本例
において、表示部24は、保険条件の更新内容及びその
更新の基となった保険金額設定基礎情報或いは保険料率
設定基礎情報を連絡する表示をする。この表示は、本例
のように各所属員の氏名及び社員番号と、更新後の基礎
情報及び保険条件を対応させたテーブル型式でもよい
し、さらに更新前の基礎情報及び保険条件を含ませても
よい。
【0024】図4は、表示部24の関連性確認表示の一
例を示す。本図は、表示制御部270が関連確認部26
0からの出力に応じて表示部24に所定の表示をさせた
例である。本例において、表示部24は、ある所属員の
生年月日(年齢)と役職との対応関係について矛盾がな
いか確認するよう要求する表示をする。これは、社内の
運営にて、ある役職は一般的に何歳以上の人が多い傾向
があり、この傾向に反している場合は、どちらかの情報
が誤りである可能性が高いためである。その他、22歳
でゴールド免許証の場合も、どちらかの情報が誤りであ
る可能性が高いため、表示制御部270は確認要求を表
示部24に表示する。
【0025】図5は、表示部24の入力或いは確認の要
求表示の一例を示す。本図は、表示制御部270が関連
確認部260からの出力に応じて表示部24に所定の表
示をさせた例である。本例において、表示部24は、あ
る所属員の運転免許証の色の入力を要求する。これは、
年齢が23歳となったため、免許更新により免許証の色
が変更されている可能性があり、これにより保険料率を
下げられる可能性があるからである。その他、年齢が一
定以上となったときに役職を再確認する表示をしてもよ
い。
【0026】図6は、所属員データベース22の構成の
一例を示す図である。所属員データベース22は、各所
属員の氏名及び社員番号と個人情報とをリンクして格納
する。個人情報としては、生年月日、年齢、性別、所属
部署、役職、扶養家族の有無及び内分け、運転免許証の
色、所属員となった年月日、持ち家の有無、等が例示さ
れるが、これらに限定されない。
【0027】図7は、基礎情報データベース310の構
成の一例を示す図である。本例において、基礎情報デー
タベース340は各所属員の氏名、社員番号、年齢、役
職、扶養家族の有無、住宅ローン残高、喫煙習慣の有
無、運転免許証の色、及び保険事故回数(この場合は健
康保険利用履歴及び過去の保険金請求の有無)を含む。
これらの情報には、金額設定基礎情報取得部210及び
料率設定基礎情報取得部220が団体端末20の所属員
データベース22から取得した情報の他、図2で例示し
た表示制御部270による情報入力要求表示により取得
できた情報も含まれる。
【0028】図8は、団体内ルールデータベース320
の構成の一例を示す図である。本例において、団体内ル
ールは以下の計算式(1)で表され、団体内ルールデー
タベース320は該計算式における各因子の値を格納す
る。 保険金額=Σ{(因子の値)×定数1}・・・計算式(1) 保険金額に影響を与える因子として、例えば年齢、性
別、及び役職が設定される。年齢は例えば実際の年齢が
そのまま計算式に代入される。性別は男女別に値が設定
される。各役職に対応する値も別個に設定される。すな
わち、本例において保険料率設定部240は、所属員の
年齢、性別、及び役職に対応する値を団体内ルールデー
タベース320内からそれぞれ取得し、計算式(1)に
これら値を代入することで保険金額を算出して設定す
る。
【0029】図9は、団体内ルールデータベース320
の構成の他の例を示す図である。本例において、団体内
ルールはテーブル型式で表され、すべての個人情報パタ
ーンにおける保険金額がそのまま格納される。すなわ
ち、本例において保険金額設定部240は、所属員の年
齢、性別、及び役職のアンド条件に合致する保険金額を
団体内ルールデータベース320内で検索し、その金額
を該所属員の保険金額として設定する。
【0030】図10は、保険会社内ルールデータベース
330の構成の一例を示す図である。本例において、保
険会社内ルールは以下に例示する計算式(2)で表さ
れ、保険会社内ルールデータベース330は該計算式に
おける各因子の値を格納する。 保険料率=Σ{(因子の値)×定数1}・・・計算式(2) 図5の例に従うと、保険料率に影響を与える因子として
年齢、保険利用回数、性別、及び喫煙の有無が設定され
る。年齢は例えば実際の年齢がそのまま計算式(2)に
代入される。保険利用回数は例えば過去一年間の保険利
用回数がそのまま計算式に代入される。性別は男女別に
値が設定される。喫煙の有無によっても別個の値が設定
される。すなわち、本例において保険料率設定部250
は、所属員の年齢、保険利用回数、性別、及び喫煙の有
無に対応する値を保険会社内ルールデータベース330
内からそれぞれ取得し、所定の式にこれら値を代入する
ことで保険金額を算出して設定する。
【0031】図11は、保険会社内ルールデータベース
330の構成の他の例を示す図である。本例において、
保険会社内ルールはテーブル型式で表され、すべての個
人情報パターンにおける保険料率が各パターン毎に格納
される。すなわち、本例において保険料率設定部250
は、所属員の年齢、保険利用回数、性別、及び役職のア
ンド条件に合致する保険金額を団体内ルールデータベー
ス320内で検索し、その金額を該所属員の保険金額と
して設定する。
【0032】図12は、保険条件データベース340の
構成の一例を示す図である。本例において、保険条件デ
ータベース340は、氏名及び社員番号と、保険金額、
保険料率及び保険料とを、互いに対応させて各所属員毎
に格納する。すなわち、各所属員の保険条件は、保険条
件データベース340で一元管理される。本例において
保険条件データベース340は保険料を含んでいるが、
保険料は保険金額及び保険料率から算出できることか
ら、保険条件データベース340に保険料を含めなくて
もよい。
【0033】図13は、関連性データベース350の構
成の一例を示す。本例において、関連性ルールはテーブ
ル型式で表される。例えば、役職=部長の時は年齢≧4
0、免許証の色=ゴールドの時は年齢≧23等である。
【0034】図14は、要求条件データベース360の
構成の一例を示す図である。本例において、要求条件は
テーブル型式で表される。例えば年齢が23を越えたと
きは運転免許証の色を要求し或いは再確認する。また、
年齢が40を越えたときは役職を再確認する。
【0035】図15は、保険管理装置200のハードウ
エア構成図である。本例において、保険管理装置200
は、CPU(central processing unit)402、RO
M(read only memory)404、RAM(random access
memory)406、通信I/F(インターフェース)40
8、ディスプレイ410、入力装置412、ハードディ
スク装置414、FD(floppy disk)ドライブ41
6、及びCD−ROM(compact disk ROM)ドライブ4
18を有する。
【0036】CPU402は、ROM404及びRAM
406に格納されたプログラムに基づいて処理を行う。
通信I/F408は、インターネット網との間のデータ
の受け渡しを仲介する。ディスプレイ410は、各種情
報を表示する。入力装置412は、保険管理装置200
に対する設定等を入力する。FDドライブ416は、フ
ロッピー(登録商標)ディスク420からデータ又はプ
ログラムを読み取ってCPU402に渡す。CD−RO
Mドライブ418は、CD−ROM422からデータ又
はプログラムを読み取ってCPU402に渡す。ハード
ディスク414は、FDドライブ416又はCD−RO
Mドライブ418によって読み出されたデータ又はプロ
グラムや、CPU402がプログラムを実行することに
より作成されたデータを記憶するとともに、記憶したデ
ータ又はプログラムを読み取ってCPU402に渡す。
【0037】本例では、上述した保険管理装置200の
各機能部を構成するためのプログラムを有するCD−R
OM422から、当該プログラムを読み出してハードデ
ィスク414にインストールさせておき、ハードディス
ク414から当該プログラムを読出してCPU402が
実行することにより、上記機能を実現する。前記したプ
ログラムは、より具体的には、金額設定基礎情報取得部
210を実現する金額設定基礎情報取得部、料率設定基
礎情報取得部220を実現する料率設定基礎情報取得
部、保険金額設定部240を実現する保険金額設定部、
保険料率設定部250を実現する保険料率設定部、保険
条件を保険条件データベース340に格納させるための
保険条件格納部を備える。また、前記したプログラム
は、CD−ROM822ではなくフロッピーディスク8
20や、その他の記録媒体に格納されてもよい。
【0038】図16、図17及び図18は本実施形態の
保険管理システムによる保険条件算出方法の一例を示す
シーケンス図である。本例において、図16に示すよう
に、保険管理装置200の金額設定基礎情報取得部21
0及び料率設定基礎情報取得部220は、団体端末20
に対して所属員データベース22内の保険金額設定基礎
情報及び保険料率設定基礎情報に相当する情報を要求す
る(S22)。団体端末20は、金額設定基礎情報取得
部210及び料率設定基礎情報取得部220からの要求
に応じて所定の情報を保険管理装置200に送信する
(S24)。
【0039】金額設定基礎情報取得部210及び料率設
定基礎情報取得部220は送信された情報を基礎情報デ
ータベース310に格納する(S26)とともに、追加
要求すべき情報があるか確認する(S28)。ここで追
加要求すべき情報としては特定の所属員にのみ欠落して
いた情報の他、所属員データベース22に含まれていな
い項目ではあるが保険料率算出の参考となる項目も含ま
れる。追加要求すべき情報がある場合は、金額設定基礎
情報取得部210及び料率設定基礎情報取得部220は
表示制御部270にその項目や情報を出力する。そして
表示制御部270は、団体端末20に追加情報の要求を
する(S30)。この要求を受けると、団体端末20の
表示部24は図2に例示した表示を行い、入力欄を表示
する(S32)。この入力欄に所定の情報が入力される
と(S34)、団体端末20は入力された情報を追加情
報として保険管理装置200に送信する(S36)。金
額設定基礎情報取得部210及び料率設定基礎情報取得
部220は、団体端末20から追加情報を受信すると、
追加情報を追加することで追加情報を基礎情報データベ
ース310を更新する(S38)。
【0040】そして、図17に進み、保険管理装置20
0は基礎情報データベース310内の情報の関連性を確
認する。すなわち、関連確認部260は関連性データベ
ース350内のルールに従って基礎情報データベース3
10内のデータの関連性が正しいか確認する(S6
2)。互いの関連性に矛盾を有する情報があると判断し
た場合は、関連確認部260はそれら情報を表示制御部
270に出力する。そして表示制御部270は確認のた
めのデータを団体端末20に送信する(S64)。団体
端末20の表示部24は、この確認データを受信すると
図4に例示した表示を行い、確認を促す画面を表示する
(S66)。この確認画面に従って情報の確認がされる
と(S68)、団体端末20は確認結果を保険管理装置
200に送信する(S70)。保険管理装置200は、
この確認結果を受け取って情報訂正する必要があると判
断した場合は(S72)、該当する情報を訂正すること
で基礎情報データベース310を更新して(S74)、
関連性の確認を終了する。
【0041】図18に進み、基礎情報データベース31
0の確認が終了すると、保険金額設定部240及び保険
料率設定部250は、保険条件である保険金額及び保険
料率を算出し(S40)、保険条件データベース340
に格納する(S42)。そして、表示制御部270は保
険条件データベース340内の保険条件を団体端末20
に送信して(S44)、表示部24に保険条件を表示さ
せる(S46)。ここで、団体端末20に接続した印刷
装置(不図示)を用いて保険証を発行してもよい。
【0042】従って、保険条件の設定は容易になる。ま
た、各所属員の保険条件は保険条件データベース340
で一元管理されるため、団体は保険条件の確認を容易に
行える。
【0043】図19及び図20は、本実施形態の保険管
理システムによる保険条件更新方法の一例を示すシーケ
ンス図である。本例において、図19に示すように保険
管理装置200の金額設定基礎情報取得部210及び料
率設定基礎情報取得部220は、定期的に或いは外部入
力に従って団体端末20に対して所属員データベース2
2内の保険金額設定基礎情報及び保険料率設定基礎情報
に相当する情報を要求する(S82)。団体端末20
は、金額設定基礎情報取得部210及び料率設定基礎情
報取得部220からの要求に応じて所定の情報を保険管
理装置200に送信する(S84)。
【0044】金額設定基礎情報取得部210及び料率設
定基礎情報取得部220は送信された情報を基礎情報デ
ータベース310内の情報に照会し(S86)、更新さ
れた情報の有無を確認する(S88)。更新された情報
がある場合は、更新された情報を更新項目記憶部230
に格納する(S90)。そして関連確認部260は、要
求条件データベース360内のルールに従って基礎情報
データベース310内の情報を確認し、新たに要求或い
は確認すべき情報があるか調べる(S92)。具体例と
しては、年齢が23歳となったときに運転免許証の色を
確認し、あるいは要求することがある。新たに要求或い
は確認すべき情報がある場合は、関連確認部260は表
示制御部270にその情報を出力する。そして表示制御
部270は団体端末20にその情報の確認・追加を要求
する(S94)。この要求を受けると、団体端末20の
表示部24は図5に例示した表示を行い、確認或いは入
力を促す画面を表示する(S96)。そして確認/入力
が行われる(S98)と、団体端末20は確認/入力結
果を保険管理装置200に送信する(S100)。そし
て図16に例示したシーケンスに従ってデータの関連性
を確認する。
【0045】そして、図20に進み、金額設定基礎情報
取得部210及び料率設定基礎情報取得部220が基礎
情報データベース310を更新した(S102)後、保
険金額設定部240及び保険料率設定部250は保険条
件を再算出して(S104)保険条件データベース34
0を更新する(S106)。そして、表示制御部270
は、更新項目記憶部230内の更新情報に該当する所属
員の保険条件を保険条件データベース340から抽出
し、更新情報及び抽出した保険条件を更新内容として団
体端末20に送信して(S108)、図3に例示したよ
うに表示部24に更新内容を表示させる(S100)。
【0046】従って、団体端末20の所属員データベー
ス22を更新するのみで、保険条件データベース340
内の各所属員の保険条件を変更することができるため、
保険条件の更新/管理は容易になる。
【0047】図21は、本実施形態の保険管理システム
による相関調査方法の一例を示すシーケンスである。本
例において、保険管理装置200の相関性調査部280
は団体端末20に所属員データベース22内の各種情報
を要求する(S122)。団体端末20は要求された情
報を保険管理装置200の相関性調査部280に送信す
る(S124)。そして、相関性調査部280は基礎情
報データベース310から各所属員の保険事故回数を読
み出し(S126)、周知の方法により回帰分析を行い
(S128)、結果を表示する(S130)。これによ
り、保険事故回数と各因子の相関を簡単に調査できるた
め、新たな因子を発見したり、あるいは因子が保険事故
回数に与える影響をより精度よく検証できる。従って、
保険料率設定精度をより向上できる。
【0048】図22は、回帰分析結果の一例を示すグラ
フである。本例によれば、この因子は保険事故回数と相
関性を示す。このような相関を示す因子は、保険料率設
定の新たな因子となりうる。図23は、回帰分析結果の
他の例を示すグラフである。本例によれば、この因子は
保険事故回数と相関性を示さない。このような相関を示
す因子は、保険料率設定の新たな因子とはなり得ない。
【0049】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良
を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた
形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請
求の範囲の記載から明らかである。例えば、団体端末2
0において、所属員データベース22と保険管理装置2
00との間に開示可能データベースを設定し、該開示可
能データベースに所属員データベース22中の開示可能
データを自動で格納・更新する構成としてもよい。これ
により、秘密保持性が向上し、所属員のプライバシーを
保護できる。さらに、保険条件の更新や金額設定基礎情
報、料率設定基礎情報の更新内容を団体に出力する手段
として表示制御部270や団体端末20を用いずに、保
険証等の書類に出力した後この書類を団体に送付しても
よい。また、サーバの保険管理装置200の一部の機能
構成は、クライアントの団体端末20に設けてもよい。
例えば団体内ルールデータベース320と保険金額設定
部240を団体端末20に設け、団体端末20が団体内
ルールに基づいて各所属員に対して定めた保険金額を保
険管理装置200が受け取るように構成してもよい。こ
のように本発明の保険管理装置及び保険管理方法はサー
バーとクライアントの協働により実現されてもよい。
【0050】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば団体保険における保険条件の管理や更新を容易に
行う保険管理装置、保険管理方法、及びコンピュータに
て読取可能な記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である保険管理装置200
を用いた保険管理システムの構成例を示す機能ブロック
図である
【図2】表示部24の入力要求表示の一例を示す。
【図3】表示部24の更新連絡表示の一例を示す。
【図4】表示部24の関連性確認表示の一例を示す。
【図5】表示部24の入力或いは確認の要求表示の一例
を示す。
【図6】所属員データベース22の構成の一例を示す図
である。
【図7】基礎情報データベース310の構成の一例を示
す図である。
【図8】団体内ルールデータベース320の構成の一例
を示す図である。
【図9】団体内ルールデータベース320の構成の他の
例を示す図である。
【図10】保険会社内ルールデータベース330の構成
の一例を示す図である。
【図11】保険会社内ルールデータベース330の構成
の他の例を示す図である。
【図12】保険条件データベース340の構成の一例を
示す図である。
【図13】関連性データベース350の構成の一例を示
す。
【図14】要求条件データベース360の構成の一例を
示す図である
【図15】保険管理装置200のハードウエア構成図で
ある。
【図16】本実施形態の保険管理システムによる保険条
件算出方法の一例を示すシーケンス図の一部である。
【図17】同保険管理システムによる保険条件算出方法
の一例を示すシーケンス図の一部である。
【図18】同保険管理システムによる保険条件算出方法
の一例を示すシーケンス図の一部である。
【図19】同保険管理システムによる保険条件更新方法
の一例を示すシーケンス図である。
【図20】同保険管理システムによる保険条件更新方法
の一例を示すシーケンス図である。
【図21】同保険管理システムによる相関調査方法の一
例を示すシーケンスである。
【図22】回帰分析結果の一例を示すグラフである
【図23】回帰分析結果の他の例を示すグラフである
【符号の説明】
22 所属員データベース 200 保険管理装置 210 金額設定基礎情報取得部 220 料率設定基礎情報取得部 230 更新項目記憶部 240 保険金額設定部 250 保険料率設定部 260 関連確認部 270 表示制御部 280 相関性調査部 310 基礎情報データベース 320 団体内ルールデータベース 330 保険会社内ルールデータベース 340 保険条件データベース 350 関連性データベース 360 要求条件データベース 422 CD−ROM

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 団体内ルールに従って該団体の所属員に
    掛けられる保険を管理する保険管理装置であって、 前記所属員の情報と保険金額の関係を定める団体内ルー
    ルを格納した団体内ルールデータベースと、 前記団体内ルールに含まれる各所属員の情報を、団体が
    管理している所属員データベースから金額設定基礎情報
    として取得する金額設定基礎情報取得部と、 前記金額設定基礎情報及び前記団体内ルールデータベー
    スを用いて各所属員の保険金額を設定する保険金額設定
    部と、 所属員の情報と保険料率の関係を定める保険会社内ルー
    ルを格納した保険会社内ルールデータベースと、前記保
    険会社内ルールに含まれる各所属員の情報を料率設定基
    礎情報として前記所属員データベースから取得する料率
    設定基礎情報取得部と、前記料率設定基礎情報及び前記
    保険会社内ルールデータベースを用いて各所属員の保険
    料率を設定する保険料率設定部と、を備えることを特徴
    とする保険管理装置。
  2. 【請求項2】 前記保険金額設定部による保険金額と前
    記保険料率設定部による保険料率とを各所属員毎に格納
    する保険条件データベースを更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の保険管理装置。
  3. 【請求項3】 定期的に前記所属員データベースに接続
    して前記保険条件データベースを更新することを特徴と
    する請求項2に記載の保険管理装置。
  4. 【請求項4】 前記保険条件データベースの更新内容
    を、団体が管理する団体端末に表示させる表示制御部を
    更に備えることを特徴とする請求項2に記載の保険管理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御部は、更に、金額設定基礎
    情報及び料率設定基礎情報の一部であり保険条件データ
    ベース更新の基となった更新基礎情報を前記団体端末に
    表示させることを特徴とする請求項4に記載の保険管理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記金額設定基礎情報のうち更新された
    情報のみを記憶する更新項目記憶部を更に備え、前記表
    示制御部は前記更新項目記憶部を用いて前記更新基礎情
    報を前記団体端末に表示させることを特徴とする請求項
    5に記載の保険管理装置。
  7. 【請求項7】 前記保険条件データベース更新の際、前
    記金額設定基礎情報のうち更新された情報のみを記憶す
    る更新項目記憶部を更に備え、前記更新項目記憶部を用
    いて前記保険条件データベースを更新することを特徴と
    する請求項2に記載の保険管理装置。
  8. 【請求項8】 前記金額設定基礎情報及び前記料率設定
    基礎情報を格納する基礎情報データベースを更に備え、
    前記金額設定基礎情報取得部及び前記料率設定基礎情報
    取得部は、前記基礎情報データベース内のある情報が所
    定の条件を満たしたときに、保険金額又は保険料率の再
    計算に必要となる所属員の他の情報を前記所属員データ
    ベースから取得し、前記保険金額設定部及び前記保険料
    率設定部は、前記他の情報を追加して保険金額又は保険
    料率を再計算することを特徴とする請求項1に記載の保
    険管理装置。
  9. 【請求項9】 前記所属員データベースに含まれていな
    いが前記料率設定基礎情報と成り得る情報を入力させる
    要求を、団体が管理する団体端末に表示させる表示制御
    部を更に備え、前記要求に応じて入力された情報を前記
    料率設定基礎情報の一部として取得し、該情報を追加し
    て保険料率を再計算することを特徴とする請求項1に記
    載の保険管理装置。
  10. 【請求項10】 前記保険は複数種類あり、前記保険会
    社内ルールデータベースを前記保険の種類毎に備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の保険管理装置。
  11. 【請求項11】 前記団体は複数あり、前記団体内ルー
    ルデータベースを前記団体毎に別個に備えることを特徴
    とする請求項1に記載の保険管理装置。
  12. 【請求項12】 前記金額設定情報のうち、項目間の関
    連性を定めた関連ルールを格納した関連性データベース
    と、前記金額設定基礎情報が前記関連ルールに合致する
    か確認する関連確認部と、前記関連確認部が前記項目間
    に矛盾があると判断した場合に団体が管理する端末に警
    告を表示して確認を促す表示制御部とを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の保険管理装置。
  13. 【請求項13】 各所属員の保険事故発生率と前記所属
    員データベース内の他の情報の相関を調べる相関調査部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の保険管理装
    置。
  14. 【請求項14】 団体内のルールに従って該団体の所属
    員に掛けられる保険を管理する方法であって、 団体が管理している所属員の情報と保険金額の関係を定
    めた団体内ルールに従って各所属員の保険金額を設定
    し、前記団体が管理している所属員の情報と保険料率の
    関係を示す保険会社内ルールに従って各所属員の保険料
    率を設定し、 各所属員に設定された前記保険金額と前記保険料率に基
    づいて各所属員の保険料を算出し、 前記保険金額、前記保険料率、前記保険料のうち少なく
    とも一つを出力することを特徴とする保険管理方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータにて実行可能なプログラ
    ムを格納した記録媒体であって、前記プログラムは、 所属員の個人情報と保険金額の関係を示す団体内ルール
    に含まれる項目に相当する各所属員の情報を、団体が管
    理している所属員データベースから金額設定基礎情報と
    して取得する金額設定基礎情報取得部と、 前記金額設定基礎情報及び前記団体内ルールに従って各
    所属員の保険金額を設定する保険金額設定部と、 所属員の個人情報と保険料率の関係を示す保険会社内ル
    ールに含まれる項目に相当する各所属員の情報を料率設
    定基礎情報として前記所属員データベースから取得する
    料率設定基礎情報取得部と、 前記料率設定基礎情報及び前記保険会社内ルールに従っ
    て各所属員の保険料率を設定する保険料率設定部と、 前記保険金額設定部による保険金額と前記保険料率設定
    部による保険料率とを各所属員毎にデータベース内に格
    納する保険条件格納部と、 を備えることを特徴とする、コンピュータにて読取可能
    な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050380A (ja) * 2004-10-29 2005-02-24 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 医療費予測システム、医療費予測サーバ、医療費予測方法、及びプログラム
JP2005050210A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 医療費予測システム、医療費予測サーバ、医療費予測方法、及びプログラム
JP2009134458A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Fujilife Insurance Co Ltd 保険料算出システム及び保険料算出プログラム、ならびに保険料算出方法
JP2015069531A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社Lsiメディエンス 団体保険事業運営システム

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