JP2002132762A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2002132762A
JP2002132762A JP2000323568A JP2000323568A JP2002132762A JP 2002132762 A JP2002132762 A JP 2002132762A JP 2000323568 A JP2000323568 A JP 2000323568A JP 2000323568 A JP2000323568 A JP 2000323568A JP 2002132762 A JP2002132762 A JP 2002132762A
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JP2000323568A
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Shigeru Imura
滋 井村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末の画面中の文書の選択範囲をテンプ
レートに格納し、一方、テンプレートに格納された文書
を選択範囲に挿入できる携帯端末を提供する。 【解決手段】 携帯端末の画面上の文書中で任意の位置
にカーソルを移動して第1のマーカを設定し、続いて同
文書の任意の位置にカーソルを移動して第2のマーカを
設定することによって範囲設定が行われる。範囲設定さ
れた2つのマーカ位置で挟まれた範囲内にある文書、ま
たは2つのマーカ位置で挟まれた範囲外にある文書のい
ずれかを設定範囲として選択することができる。これら
の選択範囲の文書をテンプレートリストに追加し、一
方、テンプレートリストにある定型文を上記の選択範囲
中に挿入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末に関するも
のであり、より詳細には、携帯端末上でメール等の文章
を編集することができる携帯端末に関するものである。
さらに詳細には、本発明は、携帯端末の画面中でカーソ
ルで選択された範囲内の文章を定型文として格納し、ま
たは定型文として格納された文章をカーソルで選択され
た範囲に挿入する携帯端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルセルラシステムなどではテキ
ストやグラフィック等を送ることができるショートメッ
セージサービス(以下SMS)、WAP(ワイヤレス・
アプリケーション・プロトコル)またはiモード等が提
供されている。これらのサービスは携帯端末上で文書を
作成して希望する相手に送りまたは受けるサービスであ
るが、この文書を作成する際に幾つかの手段、たとえ
ば、定型文を予め保存しておき、それを読み出して作成
中の文書の任意の個所に挿入する、または定型文そのも
のを利用者が予め作成して然るべき場所に保存しておき
必要に応じて利用する等の手段が提案されている。
【0003】また、定型文だけではなく、電話帳に記載
されている内容、送られてきた文書、利用者が撮影した
グラフィック情報なども編集してデータとして利用が可
能である。しかも最近では、文書の長さも1000文字
を越えるような内容でも扱うことが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書の
編集の際に、たとえば、定型文を挿入する場合にカーソ
ルを移動して挿入個所を指示するだけであり、文章の任
意の範囲を選択して消去、入れ替えするための手段は提
供されていないのが現状である。文字を削除するにもク
リアキーを用いて1文字ずつ消していかなければならな
い。また、たとえば、パーソナル・コンピュータでマウ
スを使って文書中の編集範囲を決定する際には、当該個
所を選択するためにカーソルを移動しながらマウスにつ
いているスイッチを押し続けて行うのが一般的な手法で
ある。
【0005】しかし、これを携帯端末特に携帯端末等に
適用しようとした場合に、基本的に片手操作を前提とし
ているこれらの装置ではマウスのようような機能を単純
に割り当てることが出来ず、複雑な操作を利用者に強い
ることになる。また選択された範囲、または選択された
範囲外を選択することも現状ではできない。さらに、誤
って文章を変更してしまった場合に、その動作よりも前
の動作に戻す機能もついていないため、特に長い文章を
誤って変更した時の修復は、利用者にとって多大な負担
を強いることになる。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、携帯端末の画面中の文
書の選択範囲の一括消去、一括コピーまたは実行取消し
などの機能を使用し易い形で実現する携帯端末を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、携帯端末で文書を構成する文字またはグ
ラフィックを入力する入力手段、定型文を選択する手
段、文書中の任意の位置にカーソルを設定する手段、お
よび文字またはグラフィックを選択する選択手段を有す
る携帯端末において、携帯端末の画面上の文書中で任意
の位置にカーソルを移動して第1のマーカを設定し、続
いて同文書の任意の位置にカーソルを移動して第2のマ
ーカを設定する範囲設定手段と、上記範囲設定手段で設
定された2つのマーカ位置で挟まれた範囲内にある文
書、または2つのマーカ位置で挟まれた範囲外にある文
書のいずれかを設定範囲として選択する選択手段とを有
するように構成される。
【0008】また、本発明は、複数対のマーカ位置で挟
まれた複数の文書を設定範囲として追加する手段を含む
ように構成される。
【0009】さらに、本発明は、選択された設定範囲の
文書を定型文として格納する手段を有するように構成さ
れる。
【0010】さらに、本発明は、格納手段中に格納され
た定型文を前記設定範囲の文書と入れ替える手段を有す
るように構成される。
【0011】さらに、本発明は、選択された設定範囲の
文書を削除する手段を有するように構成される。
【0012】さらに、本発明は、訂正のために各動作の
1つ以上前の状態に戻す手段を有するように構成され
る。
【0013】さらに、本発明は、文書が英文である場合
において、定型文の最初の文字が大文字または小文字で
あるにかかわらず、入れ替えられた文書中では、文脈に
従って大文字または小文字を自動選択する手段を有する
ように構成される。
【0014】さらに、本発明は、2つのマーカが同じ位
置にある場合は挿入モードとし、異なる位置にある場合
は上書きモードとして自動的に判別する手段を有するよ
うに構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1の定型文挿入処理について説明する。その前に、ま
ず本発明で使用される携帯端末の概要を説明する。図1
はディジタルセルラシステムの概念図を示す図である。
図1において、たとえば、携帯端末103から携帯端末
104へ発呼する場合、利用者は相手の電話番号を携帯
端末103に入力してダイヤル発信を行う。この発信は
携帯端末103が有する内部のソフトウェアで自動的に
行うことも可能である。携帯端末103は無線インタフ
ェース105を通じて携帯電話基地局101に接続を行
う。携帯電話基地局101はディジタルインタフェース
106a(通常はIDSNなど)を介して公衆電話網
(PSTN)107に接続され、さらに、その公衆電話
網107から他のインタフェース106bを介して携帯
電話基地局102に接続されている。一方、携帯電話基
地局102は無線インタフェース107を介して携帯端
末104と接続され、最終的に携帯端末103は携帯端
末104と接続され通話が可能となる。
【0016】また、携帯端末103と一般電話機112
との接続は、無線インタフェース105、携帯電話基地
局101、ディジタルインタフェース106a、公衆電
話網107、インタフェース106c、および電話局1
08を介して行われる。また、携帯端末103とインタ
ーネットのサービスプロバイダ109との接続は、無線
インタフェース105、携帯電話基地局101、ディジ
タルインタフェース110を介して行われ、携帯端末1
03は携帯電話基地局101を経由してサービスプロバ
イダ109のサービスを享受できる。このサービスは、
たとえば、SMS−PP(ショートメッセージサービス
−ポイントツーポイント)または同報通信のSMS−C
B(ショートメッセージサービス−セル放送)などを使
って、データを利用者に送り、それに対答して利用者は
メッセージや選択結果等を返送するという形で行われ
る。また、インターネット上のウェブページも携帯端末
103または携帯端末104で専用のゲートウェイを経
由して閲覧が可能である。
【0017】次に、図2は携帯端末のブロック構成を示
す図である。図2を使用して、本発明のディジタルセル
ラ携帯端末の構成を説明する。アンテナ201から入力
された受信信号はセレクタ202を介して受信RF部2
03へと導かれる。ここでは受信信号が適正なレベルに
なるよう必要な帯域制限、自動ゲイン制御等の処理が施
される。受信RF部203の出力信号はミキサ204に
進み、そこで局発部211からの信号と混合され、中間
周波数に変換される。この出力は受信IF部205へ入
力されてA/D変換され、一定のビットレートを持つI
Qディジタルデータとなる。このIQディジタルデータ
は受信復調部206で、フェーディングなどの影響が除
去され、受信した信号の種類判別、デインタリーブ、エ
ラー訂正を行い適切な復号がなされ、音声データとディ
ジタルデータに分離される。
【0018】音声データは通常圧縮されバースト毎のブ
ロックで送られてくるため、音声復号部207で伸張さ
れデコードされてから、音声のサンプリングレートに従
ってD/A変換される。この後D/A変換されたアナロ
グ信号はスピーカアンプ208で電力増幅されスピーカ
209に至って放音される。一方、受信復調部206で
分離されたディジタルデータはデータ復号部210で最
終的な元のディジタルデータに戻される。この復号され
たディジタルデータはCPUバス225を経由してI/
O220からデータI/F220cを介して外部装置に
送られる。
【0019】これに対して、送信側では、音声がマイク
218を通じてアナログ音声信号に変換される。マイク
218の出力は小さいのでマイクアンプ217で必要な
電圧まで増幅される。増幅された音声信号は音声符号化
部216で適当なサンプリングレートでまずA/D変換
されディジタル化される。これをエンコードし圧縮し、
RFにおけるバースト信号にあったブロックにまとめら
れる。一方、I/O220のデータI/F220cから
入力されたディジタルデータはデータ符号化部219で
適当なブロックにまとめられる。音声符号化部216と
データ符号化部219からのデータは送信変調部215
でまとめられ一定のデータレートを持つIQディジタル
データにされる。この信号は送信IF部214でD/A
変換されアナログ変調信号に変換された後、ミキサ21
3で局発部211からの局発信号と混合され、所望の送
信周波数に変換される。所望の周波数に変換された信号
は必要な送信電力にするために送信RF部212で電力
増幅され、セレクタ202を経由してアンテナ201か
ら放射される。
【0020】読出し専用メモリのROM221は、中央
処理装置CPU224が実行するプログラムを予め記憶
したり、表示用のフォント等のデータを記憶したりす
る。また随時書き込み読出しメモリのRAM222は中
央処理装置CPU224がプログラム実行中、必要に応
じて計算途中のデータなどを記憶したり、受信部または
送信部からまたは逆へのデータ移動をする際に一時記憶
させたりするような場合に利用される。電気的消去可能
なメモリのEEPROM223は、たとえば、携帯端末
の電源がOFFされても、次の電源ON時に同じ設定に
なるように、直前の設定条件などのパラメータを記憶す
るために用いられる。本発明では、EEPROM223
にテンプレートが格納される。計時用のRTC226は
年月日および時刻データを提供する部分で、たとえば、
データ等のタイムスタンプ、携帯端末の時計表示、アラ
ーム等に利用される。
【0021】外部装置とのインタフェースであるI/O
220は、たとえば、ディスプレイ220a、キーボー
ド220b、データI/F220c、外部記憶I/F2
20d、5Dジョグダイアルのような多機能ロータリエ
ンコーダ220f、およびメモリスチック220gとの
インタフェースを含む。因みに、5Dジョグダイアルの
可動方向は正回転、逆回転、ダイヤルプッシュ、前面プ
ッッシュおよび後面プッシュの5方向である。また外部
記憶I/F220dは、たとえば、図1に示すサービス
プロバイダ109から大容量データをダウンロードする
場合に、本体の随時書き込み読出しメモリのRAM22
2では十分に対応できない時など、それを記憶させたり
する目的で使用されるI/Fである。またSIMI/F
220eはSIMとのインタフェースを行う。
【0022】上記のような構成を有する携帯端末を用い
て、メッセージまたはグラフィックを携帯端末の画面上
で編集する具体的な例を以下に説明する。
【0023】図3は、利用者が通常ショートメッセージ
等を作成中の編集画面を示す図である。ショートメッセ
ージのディスプレイ画面300には作成中のテキスト3
01が表示されており、また、文字、定型文または電話
番号等を挿入する位置を示すカーソル302が示されて
いる。さらに、保存、コピー、カット、アンドウ、終了
等のボタンが表示される。これらのボタンは、画面対応
に必要なものが表示される。利用者は、携帯端末のテン
キーまたはジョグダイアル等を利用して、カーソル30
2の位置に文字を入力し、または定型文を挿入すること
ができる。
【0024】次に、2つのカーソルで挟まれた部分を定
型文で置き替える例について説明する。置き換えには、
文の選択と定型文の挿入の2つの動作が必要であるの
で、まず文の選択について説明する。
【0025】図4は、図3において入力されたテキスト
401のうちの一部を2つのマーカで選択した様子を示
す図である。図4において、利用者はテキスト401上
で文の変更修正を開始したい位置にカーソルを移動さ
せ、第1のマーカ402を設定する。ここでは第1のマ
ーカ402自体は表示されていないがテキスト401で
2行目の最初の文字である「p」の前に設定されてい
る。次に変更修正を行いたい部分の最終位置までカーソ
ルを移動させ、第2のマーカ403を設定する。ここで
は第2のマーカ403自体は表示されていないがテキス
ト401で4行目の最終文字である「.」の後に設定さ
れている。この第1のマーカ402と第2のマーカ40
3で挟まれた範囲が選択範囲であると利用者が判断し確
定ボタン等によって確定すると、その選択範囲は、選択
範囲404のように反転表示される。図4では、第1の
マーカ402と第2のマーカ403が異なる位置にある
ため自動的に上書きモードに設定される。ここで、もし
第1のマーカ402と第2のマーカ403が同じ位置に
設定された場合は、重なったマーカ位置は挿入モードに
設定される。
【0026】次に、定型文を選択する動作について説明
する。利用者は、たとえば、図4の画面で「テンプレー
ト」のボタンを押すことによって、携帯端末の画面は、
図5に示す定型文のディスプレイ画面500に移る。
【0027】図5は、複数の定型文が予め格納されてい
るテンプレートリストを表示している。この定型文は編
集画面中で利用者が任意に作成することもできる。図5
には、携帯端末を操作している現在時刻を表す第1のテ
ンプレート501、携帯端末を操作している日付を表す
第2のテンプレート502、予め携帯端末製造者が設定
した定型文である第3のテンプレート503、同じく予
め設定されている第4のテンプレート504、同じく予
め設定されている定型文ではあるが、たとえば、WAP
などでインターネット上のウェブページをアクセスする
際に必要なURLの書き出し文である第5のテンプレー
ト505などがある。操作時刻を表す第1のテンプレー
ト501と操作日付を表す第2のテンプレート502
は、ディスプレイ画面500を開くたびに最新情報に更
新される。
【0028】図5のディスプレイ画面500において、
利用者は、たとえば、第3のテンプレート503を選択
したい場合には、カーソルを第3のテンプレート503
に移動してそこを確定ボタン等によって確定すると、第
3のテンプレート503の部分「Please call to」が選
択され反転表示される。利用者は、図5において、「編
集画面」ボタンを押すと、図4で指定された設定範囲4
04に選択した定型文が挿入される。その結果、ディス
プレイ画面600のテキスト601で示されるように文
面が変更され表示される。図6は、定型文が挿入された
後のディスプレイ画面を示す図である。編集画面中のカ
ーソル602はディスプレイ画面600上でテキスト6
01の第2行目の最終文字「o」の後の位置に「|」で
示される。利用者はその位置に新たに文字等を書き加え
ることが可能になる。
【0029】なお、図5の定型文画面中にある第3のテ
ンプレート503の最初は大文字の「P」であるが、置
き換えられる文の属性によって、大文字、小文字は自動
的に判断され書き換えられる。図6の場合には、「plea
se call to」は、文の中間に位置するので、最初の文字
は小文字「p」となっている。
【0030】次に、上述した定型文の挿入を行う具体的
処理についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
本発明の実施の形態1では、マーカで選択範囲を決定し
て、その選択範囲中にテンプレートに登録された定型文
を選択して挿入する処理について説明する。図11は、
2つのマーカを用いて選択範囲を決定し、その選択範囲
を表示する処理を示すフローチャートである。図12
は、テンプレートで選択された定型文等を先に選択され
た選択範囲に挿入する処理を示すフローチャートであ
る。
【0031】図11は、図3のように、ディスプレイ画
面300において、テキスト301が入力された状態に
おいて、利用者がテキスト301中の一部または全部を
選択し、その選択範囲中にテンプレートリストから選択
された定型文を挿入する場合について説明する。
【0032】この挿入処理は、テキスト入力画面(ディ
スプレイ画面400)において、利用者がカーソルを動
かす度にこの保存処理プログラムがスタートする(ステ
ップS101)。すなわち、利用者は表示されたメッセ
ージのある部分を選択したい場合は、利用者によってカ
ーソルが移動されると(ステップS102)、ステップ
S103で第1のマーカをセットするか否かが判断さ
れ、第1のマーカを設定する指示がなければこの保存処
理は直ちに終了する(ステップS134)。第1のマー
カをセットする指示がある場合には(ステップS103
でYの場合)、カーソルのある位置にマーカを設定する
第1のマーカセット処理が行われる。ステップS10
4)。これによって、選択範囲の開始位置が決定され
る。次に、選択範囲の最終位置を選択するためにカーソ
ルを移動し(ステップS105)、選択範囲の最終位置
に第2のマーカのセットが行われる(ステップS10
6)。これにより第1の選択範囲が指定される。
【0033】次に、この指定された範囲を有効にするか
否かが範囲選択完了判断(ステップS107)が行われ
る。選択範囲を無効にしたい場合は(ステップS107
でNの場合)、それまでに設定したマーカがクリアされ
(ステップS125)、次に、範囲の再選択判断(ステ
ップS126)が行われる。このステップで再選択が指
示されない場合は処理は終了する(ステップS13
4)。一方、再選択判断(ステップS126でYの場
合)が指示された場合には、処理はカーソル移動処理
(ステップS102)へ移り、再度第1のマーカセット
が開始される。
【0034】一方、範囲選択完了判断がなされた場合に
は(ステップS107でYの場合)、選択範囲表示処理
(ステップS108)が行われる。この処理では、第1
のマーカと第2のマーカで挟まれた範囲が表示される。
次に、2つのマーカで挟まれた範囲内を選択範囲とする
かまたは2つのマーカで挟まれた範囲外を選択範囲とす
るかを決める選択範囲内外切換判断(ステップS10
9)が行われる。もし、選択範囲の切換えの指示が出さ
れた場合には(ステップS109でYの場合)、選択範
囲内外切換処理(ステップS110)を行う。この切換
処理によって表示された切換範囲の一例は、図9のディ
スプレイ画面900の選択範囲904に示される。も
し、切換をしない指示が出された場合には、選択範囲内
外切換処理(ステップS110)をパスして次のステッ
プに進む。ここで再度切換範囲を変更したい場合は、ス
テップS108に戻り、ステップS108からステップ
S111までを繰り返す。
【0035】選択範囲確定判断処理で選択範囲が確定さ
れた場合には(ステップS111でYの場合)、確定範
囲表示処理(ステップS112)が行われる。この後、
さらに、選択範囲を解除するか否かの選択解除判断(ス
テップS113)が行われ、選択解除が指示された場合
には、それまで設定した第1のマーカと第2のマーカは
クリアされる(ステップS125)。その後の再選択判
断(ステップS126)以降は、上述した処理と同じで
あるので、説明を省略する。
【0036】一方、選択解除判断(ステップS113)
で選択の解除をしない指示があった場合には(ステップ
S113でNの場合)、ステップS114の確定範囲削
除判断が行われる。もし、確定範囲の削除指示がされた
場合には(ステップS114でYの場合)、確定範囲削
除処理(ステップS127)が行われる。その後、削除
取消し判断(ステップS128)が行われる。もし、削
除取消しが指示された場合(ステップS128でYの場
合)、確定範囲表示処理(ステップS112)に戻り、
確定範囲が表示される。一方、削除取消しをしない指示
が出された場合には(ステップS128でNの場合)、
処理は終了する(ステップS134)。一方、確定範囲
削除判断(ステップS114)で、削除が指示されなか
った場合に(ステップS114でNの場合)は、処理
は、図12の文字入力判断(ステップS115)に移
る。
【0037】ステップS115の文字入力判断ステップ
で、文字入力の指示が出された場合には、文字選択処理
(ステップS129)が行われる。この入力は、従来の
携帯端末についているテンキーまたは5Dジョグダイア
ル等を使用して文字を選択することができる。文字の選
択が終了したらその文字を挿入するか否かの文字挿入判
断が行われる(ステップS130)。文字を挿入しない
との指示が出された場合(ステップS130でNの場
合)、処理は図11の確定範囲表示処理(ステップS1
12)に戻る。文字を挿入するとの判断がされた場合に
は(ステップS130でYの場合)、上書きモード設定
処理(ステップS120)が行われる。この後、第1の
マーカと第2のマーカとが同じ位置にあるか否かが判断
される(ステップS121)。2つのマーカの位置が一
致している時には(ステップS121でYの場合)、マ
ーカの位置に選択された内容(文字または定型文等)を
挿入する挿入モード設定処理(ステップS122)が行
われ、ステップS123で、選択された内容が選択範囲
に挿入される。一方、2つのマーカの位置が一致してい
ないと判断された場合には(ステップS121でNの場
合)、ステップS120で設定された上書きモードがそ
のまま実行される(ステップS123)。この時点で、
文字の上書きまたは挿入を元に戻すために、ステップS
124で実行取消し判断が行われ、実行取消しが指示さ
れると(ステップS124でYの場合)、図11のステ
ップS112に戻る。一方、実行取消し不要との指示が
出されると(ステップS124でNの場合)、処理は終
了し(ステップS134)、挿入は確定する。
【0038】一方、文字入力判断(ステップS115)
で文字入力はしないとの指示が出された時は(ステップ
S115でNの場合)、テンプレートを利用するか否か
を決めるテンプレート使用判断が行われる(ステップS
116)。ここでテンプレートを使用するの指示が出さ
れた場合には(ステップS116でYの場合)、テンプ
レート表示処理(ステップS131)が行われ、テンプ
レートの内容が画面に表示される。このテンプレート表
示の一例が、図5のディスプレイ500に示される。
【0039】次に、利用者は、このテンプレートに表示
された定型文の中からテキスト文中に書き込みたいもの
を選択する。この選択は、カーソルを移動してテンプレ
ートリスト中の定型文を選択するテンプレート定型文選
択処理(ステップS132)によって行われる。その
後、選択された定型文をテキスト文中に挿入するかどう
かを判断する定型文挿入判断が行われる(ステップS1
33)。定型文挿入をしない旨が指示された場合には
(ステップS133でNの場合)、処理は確定範囲表示
処理(ステップS112)に戻り、その後は、文字挿入
で説明したステップS113以降の処理と同じ処理が行
われる。一方、定型文挿入の指示がされた場合には(ス
テップS133でYの場合)、上書きモード設定処理
(ステップS120)に移行し、以降は文字挿入の場合
の処理と同じ処理が行われる。
【0040】一方、テンプレートを使用しないとの判断
がされた場合には(ステップS116でNの場合)、携
帯端末中に格納された電話帳を画面に表示する電話帳表
示処理(ステップS117)が行われる。その後、カー
ソル等を移動して希望する電話番号を選択する電話番号
選択処理(ステップS118)が行われる。次に、選択
された電話番号を最終的に挿入する否かを決定する電話
番号挿入判断(ステップS119)が行われる。ここ
で、電話番号を挿入しない指示が出された場合には(ス
テップS119でNの場合)、図11のステップS11
2に戻る。挿入実行の指示が出された場合(ステップS
119でYの場合)、上書きモード設定処理(ステップ
S120)に移行し、その後は上述の文字挿入の場合と
同じ処理が行われる。
【0041】上述のように、本発明の実施の形態1にお
いては、携帯端末の画面上で選択された範囲に、別に格
納された定型文が挿入されるように構成されるので、選
択された範囲を一度で他の文書に入れ替えることができ
る。また、選択された範囲に、携帯端末の画面から入力
された文書およびグラフィック、さらに携帯端末に格納
された電話番号等も挿入することができる。さらに、選
択された範囲を一度で消去することも可能である。
【0042】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2では、編集中の文の全部または一部をテンプレートリ
ストに定型文として保存しておき、別の機会に使用でき
る定型文保存処理について説明する。ここでは、1つの
メッセージ中に1つまたは2つの選択範囲を設定してテ
ンプレート中に保存する例を説明しているが、選択範囲
の指定は2つまでに限ったことではなく、3つ以上の指
定も可能であり、また、保存場所はテンプレートと同じ
場所でなく、他の場所に保存しても良いことは言うまで
もない。
【0043】図7は、メッセージ中で2つの部分を選択
した状態を示す図である。ディスプレイ画面700上の
テキスト701中で、第1の選択範囲704と第2の選
択範囲707の2つが設定されている。第1の選択範囲
704は第1のマーカ702と第2のマーカ703によ
って設定されている。同様に第2の選択範囲707は第
3のマーカ705と第4のマーカ706によって設定さ
れている。ここでは、両方の選択範囲が確定した後、そ
の選択範囲を、テンプレートとして保存する。
【0044】図8は、図5のディスプレイ画面500で
示された5つの定型文にさらに新たな定型文が2つ追加
されたディスプレイ画面800を示す図である。図8に
おいて、第1のテンプレート801〜第5のテンプレー
ト805は、それぞれ図5のディスプレイ画面中で既に
表示されている第1のテンプレート501〜第5のテン
プレート505と同じものである。第1の選択範囲70
4の電話番号は、第6のテンプレート806として追加
され、第2の選択範囲707のWEBアドレスは第7の
テンプレート807として追加されている。従来の技術
では、この様に1つのメッセージ内に複数の選択範囲を
設定して、それらを1つの操作で保存することは不可能
であったが、本発明ではこれが実現できるようになっ
た。
【0045】図13は、2つのマーカを用いて1つの選
択範囲を決定し、その選択範囲をテンプレートとして保
存する処理を示すフローチャートである。図14は、複
数のマーカを用いて複数の選択範囲を決定し、その複数
の選択範囲をそれぞれテンプレートとして保存する処理
を示すフローチャートである。
【0046】図13においては、図7のように、ディス
プレイ画面700において、テキスト701が入力さ
れ、第1のマーカ702と第2のマーカ703で選択さ
れた選択範囲704を、図8のディスプレイ800中の
テンプレートリストとして保存する場合について説明す
る。この保存処理においては、テキスト入力画面(ディ
スプレイ画面700)で、利用者がカーソルを動かす度
にこの保存処理プログラムがスタートする(ステップS
201)。すなわち、利用者は表示されたメッセージの
所定の部分を選択し保存したい場合は、カーソルを移動
すると(ステップS202)、ステップS204で第1
のマーカをセットするか否かが判断され、第1のマーカ
を設定する指示がなければこの保存処理は直ちに終了す
る(ステップS229)。第1のマーカをセットする指
示がある場合には(ステップS203でYの場合)、カ
ーソルのある位置にマーカを設定する第1のマーカのセ
ット処理を行う(ステップS204)する。これによっ
て、選択範囲の開始位置が決定される。次に、選択範囲
の最終位置を選択するためにカーソルを移動し(ステッ
プS205)、選択範囲の最終位置に第2のマーカのセ
ットを行う(ステップS206)。これにより第1の選
択範囲が指定される。
【0047】次に、この指定された第1の選択範囲を有
効にするか否かが第1の範囲選択完了判断ステップ(ス
テップS207)で行われる。選択範囲を無効にして他
の範囲が選択される場合には(ステップS207でNの
場合)、選択範囲の再選択をするか否かが判断される
(ステップS221)。再選択をしない指示がされた場
合には(ステップS221でNの場合)、それまで設定
した全てのマーカがクリアされ(ステップS220)、
処理は終了する(ステップS229)。一方、再選択を
する指示が出された場合には(ステップS221でYの
場合)、それまでに設定した第1のマーカと第2のマー
カをクリアして(ステップS222)、処理は最初のカ
ーソル移動処理(ステップS202)へ移る。
【0048】一方、第1のマーカと第2のマーカで指定
された第1の選択範囲が有効と判断された場合には(ス
テップS207でYの場合)、第1の選択範囲を、たと
えば、図7の第1の選択範囲704のように、反転表示
等を用いて表示する(ステップS208)。次に、第2
の選択範囲を設定するか否かを決めるための第2の選択
範囲設定判断を行う(ステップS209)。ここで、第
2の選択範囲を設定する必要がないと判断された場合
(ステップS209でNの場合)、次に、選択範囲を、
第1のマーカと第2のマーカで挟まれた範囲とするかそ
れ以外の範囲とするか決める選択範囲内外切替判断が行
われる(ステップS223)。選択範囲の内外切換え指
示が出された場合には(ステップS223でYの場
合)、選択範囲内外切換え処理が行われ(ステップS2
24)、テンプレートリストへ文書を追加するか否かの
判断ステップ(ステップS225)に進む。選択範囲内
外切換え処理をしない指示が出された場合には(ステッ
プS223でNの場合)、選択範囲内外切換え処理(ス
テップS224)を行わないで、テンプレートリストへ
文書を追加するか否かの判断ステップ(ステップS22
5)に進む。テンプレートへの新規追加が指示された場
合には(ステップS225でYの場合)、選択範囲内ま
たは選択範囲外のいずれかの内容をテンプレートリスト
へ追加する処理を行い(ステップS226)、画面中に
設定された全ての選択範囲およびマーカを削除するため
の全マーカクリア処理(ステップS220)を行った後
処理は終了する(ステップS229)。
【0049】また、選択範囲が既に決められているにも
拘わらずテンプレートへリストの追加をしたくない場合
には(ステップS225でNの場合)、処理はステップ
S221の再選択判断に移行する。ここで、再選択が指
示されない場合には、それまで設定した全ての選択範囲
とマーカを削除する全マーカクリア処理(ステップS2
20)を経て処理は終了する(ステップS229)。
【0050】一方、第2の選択範囲の設定が指示された
場合には(ステップS209でYの場合)、処理は図1
4のフローチャートに移る。カーソルが目的の第3の位
置に移動されると(ステップS210)、そのカーソル
の位置に第3のマーカがセットされ(ステップS21
1)、第2の選択範囲の開始位置が選択される。さら
に、カーソルが目的の第4の位置に移動されると(ステ
ップS212)、そのカーソルの位置に第4のマーカが
セットされ(ステップS213)、第2の選択範囲の最
終位置が選択される。
【0051】その後、設定範囲を有効にするか否かを決
定するために第2の範囲選択完了判断が行われる(ステ
ップS214)。もし、第2の選択範囲は有効でないと
の指示が出された場合には(ステップS214でNの場
合)、第3のマーカ、第4のマーカをクリアし(ステッ
プS227)、第2の選択範囲が解除される。なお、こ
の時点ではまだ第1の選択範囲が有効なものとして残さ
れている。
【0052】次に、図14のステップS228で、第2
の選択範囲を再度設定するか否かを決める再選択判断が
行われる。ここで、第2の選択範囲の再選択の指示が出
された場合には(ステップS228でYの場合)、処理
はステップS210に移り、再度第3のマーカ、第4の
マーカが選択される。一方、第2の選択範囲の再選択を
しない指示が出された場合には(ステップS228でN
の場合)、第1のマーカと第2のマーカで挟まれた範囲
かそれ以外の範囲かを決める選択範囲内外切換判断を行
うステップS223に移り、上述したのと同じ処理が行
われる。
【0053】一方、第2の選択範囲が有効と判断された
場合には(ステップS214でYの場合)、第2の選択
範囲が表示される(ステップS215)。この場合に
は、有効な選択範囲は第1の選択範囲と第2の選択範囲
の2つとなっている。ここで、第1の選択範囲と第2の
選択範囲とで構成される選択範囲を選択範囲とするかま
たはそれ以外の範囲を選択範囲とするかを決める選択範
囲内外切換判断が行われる(ステップS216)。選択
範囲を切換える場合には(ステップS216でYの場
合)、選択範囲を切換えた後(ステップS217)、そ
の範囲をテンプレートへ追加するか否かのテンプレート
リスト追加判断処理(ステップS218)へ進み、選択
範囲を切換えない場合には(ステップS216でNの場
合)、そのままの状態でテンプレートリスト追加判断処
理(ステップS218)へ進む。ステップS218にお
いて、選択範囲の内容がテンプレートリストに追加され
る場合には、第3のマーカ、第4のマーカをクリアし
(ステップS227)、第2の選択範囲を解除する。こ
の時点では、まだ第1の選択範囲が有効なものとして残
されている。次に、再度第2の選択範囲の再設定を行う
か否かを決める再選択判断(ステップS228)が行わ
れる。ここで第2の選択範囲の再選択をしない指示が出
された場合には、第1の選択範囲の内外切換えを決める
選択範囲切換判断(ステップS223)へ移り、それ以
降は上述と同じ処理を行う。
【0054】一方、テンプレートリストへ追加するとの
指示が出された場合には(ステップS218でYの場
合)、選択範囲の内容をテンプレートリストへ追加し
(ステップS219)、その後、全てのマーカと選択範
囲とを解除する全マーカクリア処理を行い(ステップS
220)、処理は終了する(ステップS229)。
【0055】上述のように、本発明によれば、以上述べ
た保存処理または挿入処理のいずれか一方または両方の
組み合わせによって、従来不可能であった選択範囲毎の
文書挿入、保存、削除等を可能にしたものである。
【0056】次に、上述した、2つのマーカで挟まれた
範囲以外を選択範囲として選択する例について説明す
る。図9は、第1のマーカ902と第2のマーカ903
の2つのマーカで挟まれた部分以外が選択された例を示
す図である。図4では第1のマーカ402と第2のマー
カ403の2つのマーカで挟まれた部分が選択されてい
た。しかし、図9では、ディスプレイ画面900に示さ
れるように、テキスト901上の2行目の開始文字
「p」の前にある第1のマーカ902と、4行目の最終
文字「.」の後にある第2のマーカ903の2つのマー
カで挟まれた部分以外の部分が選択範囲904として選
択されている。複数の選択範囲が設定された状態から選
択範囲の内外切換機能を使用する場合も、それぞれのマ
ーカで挟まれた複数の範囲以外が選択されるようにする
ことができる。
【0057】図10は、編集される文書がテキスト以外
にグラフィック等をも含む例を示す図である。ディスプ
レイ画面1000上にはテキスト1001とグラフィッ
ク1002が示されており、選択範囲の開始位置を示す
第1のマーカ1003がテキスト1001部の文字
「a」の前にあり、選択範囲の最終位置を示す第2のマ
ーカ1004がグラフィック1002部の最終位置に来
ている。これによりテキスト1001部とグラフィック
1002部が混在した文書も選択範囲とすることがで
き、上述と同様に編集を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
編集中の文書内で修正箇所の範囲設定が容易にできる。
【0059】また、本発明は、修正箇所の範囲を設定す
る場合、2つのマーカに挟まれた範囲または挟まれた部
分以外の範囲を設定範囲として選択できる。従って、修
正する範囲が広くてもその選択が容易である。
【0060】また、本発明は、文書内の任意の文字また
はグラフィックを定型文として保存できるので、後でそ
れを使用することができ、文書編集が容易になる。
【0061】さらに、本発明は、テンプレートリストに
保存された文字やグラフィックを、選択範囲に挿入する
ことができるので、文章編集の作業性が向上する。
【0062】さらに、本発明は、誤って文書を修正した
場合でも容易にそれ以前の状態に復帰が可能である。
【0063】さらに、本発明は、2つのマーカを同じ位
置に設定すれば、挿入モードとなり、異なる位置に設定
すれば上書きモードとなるので、挿入モード、上書きモ
ードを簡単に設定でき、文章編集の作業性が向上する。
【0064】さらに、本発明は、文書が英文である場合
において、定型文の最初の文字が大文字または小文字で
あるにかかわらず、入れ替えられた文書中では、文脈に
従って大文字または小文字が自動選択されるので、編集
作業が容易になる。
【0065】さらに、本発明は、相手から送られてきた
文書以外にも、たとえば、WAPなどのブラウザを使用
して表示される内容をも選択して編集中の文書等に加え
ることができるので、文章編集の融通性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディジタルセルラシステムの概念図を示す図
である。
【図2】 携帯端末のブロック構成を示す図である。
【図3】 通常ショートメッセージ作成中の編集画面を
示す図である。
【図4】 図3において入力されたテキストのうちの一
部を2つのマーカで選択した様子を示す図である。
【図5】 複数の定型文が予め決められている文面を表
示している。
【図6】 定型文が挿入された後のディスプレイ画面を
示す図である。
【図7】 メッセージ中で2つの部分を選択した状態を
示す図である。
【図8】 図5のディスプレイ画面で示された5つの定
型文にさらに新たな定型文が2つ追加されたディスプレ
イ画面を示す図である。
【図9】 第1のマーカと第2のマーカの2つのマーカ
で挟まれた部分以外が選択される例を示す図である。
【図10】 編集される対象がテキスト以外にグラフィ
ックをも含む例を示す図である。
【図11】 2つのマーカを用いて選択範囲を決定し、
その選択範囲を表示する処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】 テンプレートリストで選択された定型文等
を先に選択された選択範囲に挿入する処理を示すフロー
チャートである。
【図13】 2つのマーカを用いて1つの選択範囲を決
定し、その選択範囲をテンプレートとして保存する処理
を示すフローチャートである。
【図14】 複数のマーカを用いて複数の選択範囲を決
定し、その複数の選択範囲をそれぞれテンプレートとし
て保存する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
301,401,601,701,901,1001…
テキスト、 302,602…カーソル、 402,403、702,703,705,706,9
02,903,1003,1004…マーカ、 501〜505,801〜807…テンプレート、 404,704,707,904,1005…選択範
囲、 1002…グラフィック 300,400,500,600,700,800,9
00,1000…ディスプレイ画面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04M 1/725

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末で文書を構成する文字またはグ
    ラフィックを入力する入力手段、定型文を選択する手
    段、文書中の任意の位置にカーソルを設定する手段、お
    よび文字またはグラフィックを選択する選択手段を有す
    る携帯端末において、 携帯端末の画面上の文書中で任意の位置にカーソルを移
    動して第1のマーカを設定し、続いて同文書の任意の位
    置にカーソルを移動して第2のマーカを設定する範囲設
    定手段と、 前記範囲設定手段で設定された2つのマーカ位置で挟ま
    れた範囲内にある文書、または2つのマーカ位置で挟ま
    れた範囲外にある文書のいずれかを設定範囲として選択
    する選択手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記範囲設定手段は、さらに複数対のマ
    ーカ位置で挟まれた複数の文書を設定範囲として追加す
    る手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端
    末。
  3. 【請求項3】 前記で選択された設定範囲の文書を定型
    文として格納する格納手段をさらに有することを特徴と
    する請求項2記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記格納手段中に格納された定型文を前
    記設定範囲の文書と入れ替える入れ替え手段をさらに有
    することを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記選択された設定範囲の文書を削除す
    る手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    携帯端末。
  6. 【請求項6】 訂正のために各動作の1つ以上前の状態
    に戻す手段をさらに有することを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 さらに、文書が英文である場合におい
    て、定型文の最初の文字が大文字または小文字であるに
    かかわらず、入れ替えられた文書中では、文脈に従って
    大文字または小文字を自動選択する手段を有することを
    特徴とする請求項4記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 前記2つのマーカが同じ位置にある場合
    は挿入モードとし、異なる位置にある場合は上書きモー
    ドとして自動的に判別する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1記載の携帯端末。
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