JP2002132563A - 分散型計算機システムにおける重複配置複製データの複製方式 - Google Patents

分散型計算機システムにおける重複配置複製データの複製方式

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JP2002132563A JP2000326087A JP2000326087A JP2002132563A JP 2002132563 A JP2002132563 A JP 2002132563A JP 2000326087 A JP2000326087 A JP 2000326087A JP 2000326087 A JP2000326087 A JP 2000326087A JP 2002132563 A JP2002132563 A JP 2002132563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部識別子と内部識別子との関係を各計算機
間で送受信しなくても各計算機に配置された複製データ
を一致化させること。 【解決手段】 計算機間で共通の外部識別子に、外部識
別子固有の連番とデータ値を付加したマスタデータ10
4を送信データ107としてマスタ配置計算機101か
らレプリカ配置計算機103に送信し、レプリカ配置計
算機103が、送信データ107を1回目に受信したと
きには、送信データ107に含まれる外部識別子を識別
子変換処理機構111を用いて内部識別子に変換し、こ
の内部識別子を連番の値に対応づけて連番並びの対応表
110に格納し、同じ連番を含む送信データ107を再
度受信したときには、連番に対応した内部識別子を連番
並びの対応表110から取り出し、この内部識別子に対
応したデータ格納エリアのデータ値を送信データに含ま
れるデータ値で更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散型計算機シス
テムに係り、特に、分散して配置された複数の計算機を
ネットワークを介して互いに接続し、各計算機間で情報
の授受を行なうに際して、各計算機に重複して配置され
た複製データを計算機間で一致させるに好適な分散型計
算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】分散配置された複数の計算機がネットワ
ークを介して互いに接続された分散型計算機システムに
おいては、システムの特性に応じたプログラムを各計算
機に分散して配置したり、あるいはプログラムが必要と
するデータを各計算機に分散して配置する構成が採用さ
れている。この場合、プログラムと、このプログラムが
必要とするデータが配置される計算機が常に同じ計算機
であるとは限らない。例えば、計算機として、情報入力
を司る入力計算機と、入力計算機に関する情報を表示す
る表示計算機とからなる分散型計算機システムの場合、
入力計算機に入力されたデータは、入力計算機に配置さ
れた入力処理プログラムにより、入力計算機上のデータ
として更新されるが、このデータを表示する表示処理プ
ログラムは表示計算機に配置されるといったケースが一
般的である。このように、プログラムと、このプログラ
ムが必要とすデータは、必ずしも同一の計算機に配置さ
れるわけではなく、別の計算機に配置されることもあ
る。このような場合、ある計算機に配置されたプログラ
ムはネットワークを介したリモート処理によって、他の
計算機に配置されているデータをアクセスすることがで
きる。
【0003】一方、1つの入力計算機に複数の表示用計
算機が接続され、入力計算機上でデータが頻繁に更新さ
れるようなシステムにおいては、システムの処理性や応
答性を向上させる目的で、入力計算機上のデータを必要
とするプログラムが配置されている他の計算機上にもデ
ータを重複させて配置し、入力計算機上のデータが更新
されたときに、データが更新されるごとあるいは一定の
周期で、更新されたデータの内容を、他の計算機上に重
複して配置された複製データに一致化(レプリケーショ
ン)する方式が採用されている。複数の計算機間で複製
データの一致化処理を行なうと、プログラムがデータを
アクセスする都度発生したり、ネットワークを介したリ
モート処理によって発生したりするネットワーク上のデ
ータ伝送時間やネットワーク通信手続きを低減できると
いうメリットがある。
【0004】計算機システムにおけるプログラムからの
データアクセスは、データを特定する識別子を用いて行
なわれることが一般的である。
【0005】ここで、識別子とは、名称など、人間が認
識し易く、分散型計算機システムの各計算機間で共通な
識別子である外部識別子を指す。一方、データベースな
どに格納されたデータを識別するためのもう1つの識別
子として、ある計算機におけるデータの物理的格納位置
情報を示す内部識別子(アドレス)がある。この内部識
別子は、データ管理機能の中に隠蔽され、プログラムは
直接使用しないことが一般的である。
【0006】プログラムからのデータアクセスは、プロ
グラムから指定された外部識別子を内部識別子に変換す
る機能を有する識別子変換処理機構によって、プログラ
ムで指定され外部識別子を内部識別子に変換し、変換さ
れた内部識別子にしたがってデータアクセスが実施され
る。このように、プログラムからのデータアクセスは、
その過程において、識別子変換処理機構による外部識別
子から内部識別子への変換にオーバーヘッドがかかる。
このため、特に、高速なデータアクセスを必要とす場合
は、予め、何らかの手段によって、外部識別子に対応す
る内部識別子を求めておき、プログラムからのデータア
クセス時に、直接、内部識別子を用いてデータアクセス
をすることも一般的である。
【0007】例えば、同一の外部識別子のデータに何度
もアクセスする場合、最初のデータアクセスの際には、
プログラムにしたがって外部識別子でアクセスするが、
その際にデータ管理機構によって変換された内部識別子
を得ることで、次のアクセスからは、内部識別子を用い
てアクセスすることもできる。
【0008】このような、データアクセスの方法は、分
散型計算機システムにおいて、重複して配置した複製デ
ータの一致化においても同様であり、データを一致化す
る頻度が低い場合には、外部識別子を用いてデータの一
致化を行なっても時間的性能上の問題は生じない。しか
し、データを一致化する頻度が高い場合は、内部識別子
を用いてデータの一致化を行なわないと、性能的に問題
となることがある。
【0009】特に、内部識別子のデータ形式や値は、デ
ータ管理機能によって決定されるため、データ管理機構
の違いや、データの構造、データの配置方法によっては
計算機間で内部識別子が異なっている可能性がある。
【0010】また、データのバージョンが変った際に
は、内部識別子の値も変更されることが一般的である。
このため、計算機間に重複して配置された複製データを
一致化するに際して、内部識別子を用いて行なわなけれ
ば性能的に問題となる場合には、分散型計算機システム
内の各計算機における内部識別子の値や形が統一されて
いることが条件になり、分散型計算機システム内の各計
算機のデータ管理機構が同一であることと、それぞれの
計算機におけるデータのバージョンが統一されているこ
とが必要になる。このことは、データバージョン変更も
各計算機で一斉に実施しなくてはならないことを意味す
る。なお、この種の技術に関連するものとしては、例え
ば、特開平7−334209号公報が挙げられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散型計算機シ
ステムにおいては、処理時間の短縮を図るとともに、各
計算機に重複して配置された複製データを一致化するた
めに、複製元データを有する計算機(送信側計算機)か
ら、複製データを有する計算機(受信側計算機)に対し
て、データの一致化を行なうために送信する送信データ
として、内部識別子とデータ値とを組にしたものを用い
る構成が採用されている。この場合、送信データを受信
した計算機(受信側計算機)上のプログラムは送信デー
タ内の内部識別子を用いてデータベースをアクセスし、
データベースのデータを、送信されたデータ値で更新す
るようになっている。このような形態でデータの一致化
処理が行なえるためには、送信側計算機と受信側計算機
において、外部識別子と内部識別子との対応が同一であ
ることが条件となる。
【0012】しかし、内部識別子の値やデータ型は、各
計算機が有しているデータ管理機構に依存し、計算機ご
とに異なっているのが一般的である。
【0013】したがって、データのバージョンやデータ
管理機構が計算機ごとで異なる場合など、内部識別子の
値やデータ型が異なる計算機間で、各計算機に重複して
配置された複製データの一致化を内部識別子にしたがっ
て行なおうとすると、送信側計算機において複製データ
を一致化するための送信データを作成する際に、受信側
計算機のデータ構造やデータベースのバージョンに依存
する内部識別子を知っておく必要がある。これを行なう
ためには、受信側計算機の外部識別子と内部識別子との
対応表を送信側計算機に事前に送付することが余儀なく
される。
【0014】しかも、内部識別子はデータのバージョン
が変更されるとその値も変るため、受信側計算機の外部
識別子と内部識別子との対応表は、データのバージョン
が変るたびに送信側計算機に送信しなくてはならず、そ
のデータ量は、データベースに保持するデータレコード
数に依存するが、たいていの場合は、非常に大きなデー
タ量となる。そのため、このような送信は、データのバ
ージョンを切替る際に実施することが一般的であり、こ
のため、送信用計算機と受信側計算機のデータのバージ
ョンは同時に切替る必要がある。しかし、送信用計算機
と受信側計算機においてデータのバージョンを同時に切
替ることは、分散型計算機システムの構成や運用上の非
常に大きな制約となる。
【0015】なお、各計算機に重複して配置された複製
データの一致化を行なうに際して、その送信データとし
て、内部識別子を用いずに外部識別子を用いる方法もあ
る。しかし、この方法では、データ一致化処理を実行毎
に、外部識別子を内部識別子に変換する処理を実施しな
ければならず、計算機システムの性能上の問題が生じ
る。
【0016】本発明の目的は、外部識別子と内部識別子
との関係を送信側計算機と受信側計算機との間で送受信
しなくても各計算機に配置された複製データを一致化さ
せることができる分散型計算機システムにおける重複配
置複製データの複製方式とこのシステムにおける複製デ
ータ一致化方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の計算機をネットワークを介して互
いに接続し、各計算機間で情報の授受を行う分散型計算
機システムにおいて、前記複数の計算機間で共通の外部
識別子に外部識別子固有の連番とデータ値を付加した複
製元データを生成して送信データとしてネットワークに
送出する送信側計算機と、前記送信データを前記ネット
ワークを介して受信して複製データとして格納する受信
側計算機とを備え、前記受信側計算機は、前記外部識別
子固有の連番とこの連番に対応したデータの物理的格納
位置を示す内部識別子を格納する連番並びの対応表と、
前記送信データの受信時に、前記送信データに含まれる
連番に対応した内部識別子を前記連番並びの対応表から
抽出し、この内部識別子に対応したデータ格納エリアの
データ値を前記送信データに含まれるデータ値で更新す
ることを特徴とする分散型計算機システムにおける重複
配置複製データの複製方式を構成したものである。
【0018】前記分散型計算機システムにおける重複配
置複製データの複製方式を構成するに際しては、前記受
信側計算機の識別子変換処理機構として、前記送信デー
タの受信時に、前記送信データに含まれる連番に対応し
た内部識別子が前記連番並びの対応表に格納されていな
いことを条件に前記送信データに含まれる外部識別子を
識別子変換処理機構を用いて内部識別子に変換し、この
内部識別子を前記送信データに含まれる連番に対応づけ
て前記連番並びの対応表に格納するとともに、この内部
識別子に対応したデータ格納エリアに前記送信データに
含まれるデータ値を格納し、前記送信データに含まれる
連番に対応した内部識別子が前記連番並びの対応表に格
納されていることを条件に前記送信データに含まれる連
番に対応した内部識別子を前記連番並びの対応表から抽
出し、この内部識別子に対応したデータ格納エリアのデ
ータ値を前記送信データに含まれるデータ値で更新する
機能を有するものを用いることができる。
【0019】前記各分散型計算機システムにおける重複
配置複製データの複製方式を構成するに際しては、以下
の要素を付加することができる。
【0020】(1)前記送信側計算機は、前記送信デー
タにデータのバージョン情報を付加して送信してなり、
前記受信側計算機は、前記送信側計算機からの送信デー
タの受信時に前記送信データに含まれるデータのバージ
ョン情報と前記送信データの受信より前に前記送信側計
算機で生成された複製元データに関するバージョン情報
とを比較して両者の内容が異なりバージョンが変更され
たと判定したときに前記連番並びの対応表を初期化する
初期化手段を備えてなる。
【0021】(2)前記送信側計算機は、前記送信デー
タにデータのバージョン情報を付加して送信してなり、
前記受信側計算機は、前記送信側計算機からの送信デー
タの受信時に前記送信データに含まれるデータのバージ
ョン情報と前記送信データの受信より前に前記送信側計
算機で生成された複製元データに関するバージョン情報
とを比較して両者の内容が異なりバージョンが変更され
たと判定したときに、バージョン変更時であっても、旧
バージョンの内部識別子と新バージョンの内部識別子と
の対応関係が明示的である場合には、前記対応関係に従
って新たに連番並びの対応表を作成する対応表作成手段
を備えてなる。
【0022】また、本発明は、分散型計算機システムに
用いられる計算機共通の外部識別子に外部識別子固有の
連番とデータ値を付加した複製元データを生成して送信
データとして送信する送信側計算機と、前記送信データ
を受信して複製データとして格納するとともに前記外部
識別子固有の連番とこの連番に対応したデータの物理的
格納位置を示す内部識別子を格納する連番並びの対応表
を有する受信側計算機とをネットワークを介して接続
し、前記送信側計算機と前記受信側計算機との間で情報
の授受を行うに際して、前記受信側計算機は、前記送信
データの受信時に、前記送信データに含まれる連番に対
応した内部識別子を前記連番並びの対応表から抽出し、
この内部識別子に対応したデータ格納エリアのデータ値
を前記送信データに含まれるデータ値で更新することを
特徴とする分散型計算機システムにおける複製データ一
致化方法を採用したものである。
【0023】前記複製データ一致化方法を採用するに際
しては、前記受信側計算機として、前記送信データの受
信時に、前記送信データに含まれる連番に対応した内部
識別子が前記連番並びの対応表に格納されていないこと
を条件に前記送信データに含まれる外部識別子を内部識
別子に変換し、この内部識別子を前記送信データに含ま
れる連番に対応づけて前記連番並びの対応表に格納する
とともに、この内部識別子に対応したデータ格納エリア
に前記送信データに含まれるデータ値を格納し、前記送
信データに含まれる連番に対応した内部識別子が前記連
番並びの対応表に格納されていることを条件に前記送信
データに含まれる連番に対応した内部識別子を前記連番
並びの対応表から抽出し、この内部識別子に対応したデ
ータ格納エリアのデータ値を前記送信データに含まれる
データ値で更新する機能を有するものを用いることがで
きる。
【0024】前記複製データ一致化方法を採用するに際
しては、以下の要素を付加することができる。
【0025】(1)前記送信側計算機は、前記送信デー
タにデータのバージョン情報を付加して送信し、前記受
信側計算機は、前記送信側計算機からの送信データの受
信時に前記送信データに含まれるデータのバージョン情
報と前記送信データの受信より前に前記送信側計算機で
生成された複製元データに関するバージョン情報とを比
較して両者の内容が異なりバージョンが変更されたと判
定したときに前記連番並びの対応表を初期化する。
【0026】(2)前記送信側計算機は、前記送信デー
タにデータのバージョン情報を付加して送信し、前記受
信側計算機は、前記送信側計算機からの送信データの受
信時に前記送信データに含まれるデータのバージョン情
報と前記送信データの受信より前に前記送信側計算機で
生成された複製元データに関するバージョン情報とを比
較して両者の内容が異なりバージョンが変更されたと判
定したときに、バージョン変更時であっても、旧バージ
ョンの内部識別子と新バージョンの内部識別子との対応
関係が明示的である場合には、前記対応関係に従って新
たに連番並びの対応表を作成する。
【0027】前記した手段によれば、送信側計算機が付
与する外部識別子固有の連番は、受信側計算機のデータ
構造やデータ保存状態に依存せずに作成できるため、送
信側計算機で受信側計算機とは独立に送信データを作成
することは可能になる。すなわち、連番は、外部識別子
ごとにユニークで、かつ外部識別子に対してデータのバ
ージョンごとに一意となる。例えば、1から連続する自
然数のような連続した番号で作成されるため、受信側計
算機のデータ構造やデータ捕集状態に依存せずに作成す
ることができる。また受信側計算機においては、データ
のバージョン情報が同一であるため、送信データに含ま
れる外部識別子を内部識別子に一度変換処理するだけ
で、二度目以降は、連番に対応した内部識別子を用いて
受信側計算機のデータ値を更新することができ、各計算
機に重複して配置され複製データの一致化を高速に行な
うことが可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す
分散型計算機システムの全体構成図である。図1におい
て、分散型計算機システムは、入力計算機のような複製
元データを有する送信側計算機(以下、マスタ配置計算
機と呼ぶ。)101と、表示計算機のような複製データ
を有する受信側計算機(以下、レプリカ配置計算機と呼
ぶ。)103群を備え、マスタ配置計算機101と各レ
プリカ配置計算機103はネットワーク105を介して
互いに接続され、各計算機間で情報の授受が行なわれる
とともに、各計算機上に複製データが重複して配置され
るようになっている。
【0029】マスタ配置計算機101は、複製元のデー
タである複製元データ(以下、マスタデータと呼ぶ。)
102を生成し、生成したマスタデータ102を送信デ
ータ107としてネットワークを105に送出する送信
側計算機として構成されている。具体的には、マスタ配
置計算機101は、マスタデータ102を格納するデー
タベース102aを備えているとともに、マスタデータ
102を基に送信データ107を生成する送信側一致化
処理機構106を備えて構成されている。
【0030】レプリカ配置計算機103群は、#1〜#
nのレプリカ配置計算機103から構成されており、各
レプリカ配置計算機103は、送信データ107を処理
する受信側一致化処理機構109、各レプリカ配置計算
機103に重複して配置された複製データ(以下、レプ
リカデータと呼ぶ。)104を格納するデータベース1
04aを備えて構成されている。なお、レプリカ配置計
算機103は、1台であっても複数台であっても構わな
い。またマスタ配置計算機101も、元データが異なる
場合には複数台となっても本発明に何ら影響を及ぼさな
い。ただし、本実施形態では、マスタ配置計算機101
が1台であるものとして説明する。
【0031】マスタ配置計算機101は、マスタデータ
102を基に送信データ107を送信するに際しては、
マスタ配置計算機101・レプリカ配置計算機103間
で共通の外部識別子に、外部識別子固有の連番とデータ
値を付加したマスタデータ102を生成し、生成したマ
スタデータ102を送信データ107に変換するととも
に、#1〜#nの送信データ107にデータのバージョ
ン情報301を付加した送信パケット108を生成し、
この送信パケット108を、ネットワーク105を介し
て各レプリカ配置計算機103に送信するようになって
いる。
【0032】このとき、送信側一致化処理機構106
は、マスタデータ102上のデータの外部識別子ごと
に、連番と呼ぶ外部識別子ごとにユニーク(1対1の関
係)で、1から始まる自然数で、かつデータのバージョ
ンごとに一意となる番号を作成する。この番号は、例え
ば、マスタ配置計算機101上のデータの格納アドレス
などから簡単に求めることができる。
【0033】さらに、送信側一致化処理機構106は、
レプリカデータ104を一致化するタイミングにおい
て、マスタデータ102上で更新が発生したデータの外
部識別子ごとに、外部識別子と、この外部識別子に対応
した連番、データ値をまとめ、送信データ107を作成
する。さらに、前回、一致化タイミング以降に行なわれ
た複数のマスタデータ102の更新に対応する送信デー
タ107を求め、これらまとめた送信データ107群に
データのバージョン情報301を付加した送信パケット
108を作成し、この送信パケット108を、ネットワ
ーク105を介して、レプリカ配置計算機103群に送
信する。
【0034】なお、本発明は、このときの送信方式とし
て、同報送信方式とするかあるいは個別送信方式とする
かについては独立であり、また異常時の処理方法および
回復方法とは独立であるため、ここではその詳細につい
ては言及しない。
【0035】また、本実施形態では、マスタ配置計算機
101から送信された送信データ107が各レプリカ配
置計算機103に確実に届くことを前提としている。
【0036】一方、各レプリカ配置計算機103の受信
側一致化処理機構109は、送信データ107に含まれ
る外部識別子を内部識別子に変換する識別子変換処理機
構111と、連番とともにこの連番に対応したデータの
物理的格納位置を示す内部識別子(アドレス)を格納す
る連番並びの対応表110を備えて構成されている。
【0037】識別子変換処理機構111は、送信パケッ
ト108の受信時(送信データ107の受信時)に、送
信データ107に含まれる連番に対応した内部識別子が
連番並びの対応表110に格納されていないことを条件
に、送信データ107に含まれる外部識別子を内部識別
子に変換し、この内部識別子を送信データ107に含ま
れる連番に対応づけて連番並びの対応表110に格納
し、それ以外のとき、すなわち送信データ107に含ま
れる連番に対応した内部識別子が連番並びの対応表11
0に格納されていることを条件に、送信データ107に
含まれる連番に対応した内部識別子を連番並びの対応表
110から抽出し、この内部識別子に対応したデータ格
納エリア(データベース104aのデータ格納エリア)
に格納されているデータを、送信データ107に含まれ
るデータ値で更新するように構成されている。
【0038】さらに、受信側一致化処理機構109は、
送信パケット108の受信時に、送信データ107に含
まれるデータのバージョン情報301と送信データ10
7の受信より前にマスタ配置計算機101で生成された
複製元データに関するバージョン情報とを比較し、両者
の内容が異なりバージョンが変更されたと判定したとき
に、連番並びの対応表101の内容を初期化する初期化
手段としての機能を備えて構成されている。さらに、受
信側一致化処理機構109は、後述するように、送信パ
ケット108の受信時に、送信データ107に含まれる
データのバージョン情報301と送信データ107の受
信より前にマスタ配置計算機101で生成された複製元
データに関するバージョン情報とを比較し、両者の内容
が異なりバージョンが変更されたと判定したときに、バ
ージョン変更時であっても、旧バージョンの内部識別子
と新バージョンの内部識別子との対応関係が明示的であ
る場合には、この対応関係にしたがって新たなに連番並
びの対応表110を作成する対応表作成手段としての機
能を備えて構成されている。
【0039】具体的には、受信側一致化処理機構109
は、送信パケット108の受信時に、各送信データ10
7単位に、連番並びの対応表110を参照して、レプリ
カ配置計算機103上のレプリカデータ104を更新す
るようになっている。連番並びの対応表110は、マス
タ配置計算機101で定めた連番の順番で並べられた連
番と、この連番に対応し、レプリカ配置計算機103上
のレプリカデータ104の内部識別子との対応関係と、
マスタ計算機101上のマスタデータ102におけるデ
ータのバージョン情報302を格納するためのテーブル
として構成されている。この連番並びの対応表110の
内容は、一致化処理機構109によって、初期状態が作
成されるとともに、データのバージョンが変更された場
合にその内容がクリアされるようになっている。
【0040】また、識別子変換処理機構111は、全て
の計算機において共通なデータ型と値を持つ外部識別子
を各計算機内部のデータ構造やデータのバージョンに依
存する内部識別子に変換するようになっている。これら
は、所謂ファイル管理システムあるいはデータベース管
理システムが有する外部識別子と内部識別子をハッシュ
構造やB−Tree構造として格納したインデックステ
ーブル(あるいはISAM構成ファイル)に該当する。
【0041】次に、マスタ配置計算機101上でマスタ
データ102の更新があり、この更新により、全てのレ
プリカ配置計算機103のレプリカデータ104を一致
化する際の処理手順を以下に説明する。
【0042】まず、図2を用いて、レプリカ配置計算機
103上で、受信側一致化処理機構109がレプリカデ
ータ104をマスタデータ102と一致化するための送
信パケット108を受信した際の処理とデータの流れを
説明する。
【0043】マスタ配置計算機101から送信された送
信パケット108を受信側一致化処理機構109が受信
すると、受信側一致化処理機構109は送信パケット1
08中の送信データ107を1つ取り出す。そして取り
出したデータ中の連番203を用いて連番並びの対応表
110を参照する。このとき、連番並びの対応表110
上に連番203の値に対応する内部識別子が格納されて
いない場合、すなわち連番203を初めて受信したとき
には、送信データ107に含まれる外部識別子201
を、識別子変換処理機構111を用いて内部識別子20
2に変換する。次に、連番並びの対応表110上の送信
データ107中の連番203に対応する内部識別子の項
目に、変換した内部識別子202の値を格納するととも
に、格納した内部識別子を用いて、レプリカデータ10
4上の内部識別子202に対応するデータ値を、送信デ
ータ107中のデータ値205で更新する。すなわち、
データベース104aのうち内部識別子203に対応し
たデータ格納エリアにデータ値205を格納する。
【0044】一方、送信データ107を受信したとき
に、この送信データ107に含まれる連番203の値に
対応する内部識別子が連番並びの対応表110に格納さ
れていた場合、すなわち、一度受信した連番203を持
つ送信データ107を2回目以降受信したときには、外
部識別子201から内部識別子202への変換を行なわ
ずに、連番203の値に対応する内部識別子を連番並び
の対応表110から抽出し、その内部識別子204を用
いてレプリカデータ104上の内部識別子に対応するデ
ータ値を、送信データ中のデータ値205で更新する。
【0045】このように、本実施形態においては、デー
タのバージョンが変更されていない期間中において、初
めて連番203を受信したときに、識別子変換処理機構
111によって求めた内部識別子202を連番並びの対
応表110上に格納しておくことにより、一度受信した
連番203を2回目以降、再度受信した際には、再び、
識別子変換処理機構111による識別子変換処理を行な
う必要がなくなるため、レプリカデータ104を高速に
更新することができる。
【0046】次に、データのバージョンが変った際の処
理とデータの流れについて説明する。まず、図3を用い
て、マスタ配置計算機101側のデータのバージョン
(バージョン情報301)が変ったときの処理とデータ
の流れについて説明する。
【0047】レプリカ配置計算機103は、送信パケッ
ト108を受信したときに、マスタ配置計算機101上
のデータのバージョン変更を検出するために、受信側一
致化処理機構109に対してマスタ配置計算機101の
データのバージョン情報301を保持させる。受信側一
致化処理機構109は、送信パケット108のデータの
バージョン情報301とレプリカ配置計算機103上に
あるマスタ配置計算機のデータのバージョン情報(送信
パケット108の受信より前にマスタ配置計算機101
で生成されたマスタデータに関するバージョン情報)3
02との比較処理303によって、マスタ配置計算機1
01のデータのバージョンが変更されたか否かを判定す
る。このとき、両者のバージョン情報の内容が異なりバ
ージョン情報が不一致であると判定したときには、マス
タ配置計算機101のデータのバージョンが変更された
と判定する。マスタ配置計算機101のデータのバージ
ョンが変更された場合には、受信した連番306と外部
識別子308との対応関係がデータのバージョン変更前
と変化している可能性があるため、一旦、連番並びの対
応表110の内容を初期化304し、受信側一致化処理
機構109のマスタ配置計算機101におけるデータの
バージョン情報302を更新する。連番並びの対応表1
10を初期化した場合、送信パケット108に含まれる
送信データ107の連番306を、初めて受信した連番
とみなす処理を行なう。すなわち、外部識別子308
を、識別子変換処理機構111を用いて内部識別子30
7に変換する。このとき、バージョン変更に伴う処理と
しては、マスタ配置計算機101のデータの識別子によ
って3つの場合がある。
【0048】1つ目は、マスタ配置計算機101および
レプリカ配置計算機103の両方に存在する外部識別子
を有するデータのバージョンが変更された場合である。
この場合、バージョンの変更に伴って外部識別子に関連
するデータの追加・削除がないため、識別子変換処理機
構111を用いて外部識別子308を内部識別子307
に変換し、この内部識別子307を、クリアされた連番
並びの対応表110の連番306に対応した項に格納す
るとともに、格納した内部識別子307を用いてレプリ
カデータ104上の内部識別子307に対応するデータ
値を、送信データ107中のデータ値309で更新す
る。
【0049】2つ目は、マスタ配置計算機101のデー
タのバージョン変更で新たに追加されたデータ、つま
り、マスタ配置計算機101にのみ存在するがレプリカ
配置計算機103上に存在しないデータが存在する場合
である。この場合、マスタ配置計算機101から送信さ
れたデータはレプリカ配置計算機103上には存在しな
いデータであるため、このデータは破棄する。そして、
連番並びの対応表110上に、レプリカデータ104の
更新を行なわないことを示す情報として、例えば、0な
どの何らかの値を内部識別子307の値として格納す
る。
【0050】3つ目は、マスタ配置計算機101のデー
タのバージョン変更に伴って削除されたデータ(外部識
別子に関連するデータ)の場合である。この場合、削除
されたデータはマスタ配置計算機101から送信される
ことはない。このため、バージョン変更に伴う処理がレ
プリカ配置計算機103によって実行されることはな
い。
【0051】次に、図4を用いて、レプリカ配置計算機
103側のデータのバージョンが変ったときの処理とデ
ータの流れについて説明する。レプリカ配置計算機10
3のデータのバージョンが変更になった場合には、レプ
リカ配置計算機103は連番並びの対応表110を初期
化する。連番並びの対応表110が初期化された場合、
送信データ107に含まれる連番402を初めて受信し
たときの処理が行なわれる。このときの処理として、次
の3つの場合が存在する。
【0052】1つ目は、バージョン変更に伴うデータが
マスタ配置計算機101とレプリカ配置計算機103の
両方に存在する場合である。この場合、バージョンの変
更の前後でデータ(外部識別子)に変更がないため、識
別子変換処理機構111を用いて外部識別子404を内
部識別子403に変換し、変換して得られた内部識別子
403を連番並びの対応表110の連番402に対応し
た内部識別子の項に格納する。
【0053】2つ目は、レプリカ配置計算機103にお
けるデータのバージョンの変更時に、レプリカ配置計算
機103上でデータが削除されているが、マスタ配置計
算機101ではまだデータが存在する場合である。この
場合、マスタ配置計算機101からレプリカ配置計算機
103に対してデータ更新に伴う送信データ107が送
信されてきても、レプリカ配置計算機103ではもはや
不要なデータであるため、このデータはレプリカ配置計
算機103によって破棄される。そして、レプリカ配置
計算機103は、マスタ配置計算機101のデータのバ
ージョンが変更されたときと同様に、連番並びの対応表
110上に、レプリカデータ104の更新を行なわない
ことを示す情報として、0などの何らかの値を内部識別
子403の値として格納する。
【0054】3つ目は、レプリカ配置計算機103にお
けるデータのバージョンの変更時に、レプリカ配置計算
機103上に新たに追加されたデータが存在する場合で
ある。この場合、このデータはマスタ配置計算機101
上には存在しないデータであるため、このデータがマス
タ配置計算機101からレプリカ配置計算機103に送
信されることはない。
【0055】また、レプリカ配置計算機103のデータ
のバージョンが変更になった場合、連番並びの対応表1
10を更新する方法としては、次のような方法も考えら
れる。
【0056】すなわち、レプリカ配置計算機103にお
いて、バージョン変更前の内部識別子とバージョン変更
後の内部識別子との対応関係が明示的である場合には、
連番並びの対応表110の中に、レプリカ配置計算機1
03におけるデータのバージョン変更前の内部識別子
(以下、単に前バージョン内部識別子と呼ぶ。)がすで
に格納されている項は、前バージョン内部識別子とレプ
リカ配置計算機103のデータのバージョン変更後の内
部識別子(以下、単に後バージョン内部識別子と呼
ぶ。)との対応関係がわかっていることから、後バージ
ョン内部識別子で置き換えることができる。このこと
は、レプリカ配置計算機103の連番並びの対応表11
0を、すでに内部識別子が決まっている連番全てについ
て一気に更新することができる。
【0057】一般的に、データのバージョン変更時にお
いては、データ値を引き継ぐことが多く、しかも前バー
ジョン内部識別子と後バージョン内部識別子との対応関
係が明示的である場合が多いので、レプリカ配置計算機
103の連番並びの対応表110のうち、すでに内部識
別子が決まっている連番全てのついて一気に更新する方
法を採用することができる。この方法を用いれば、連番
並びの対応表110のうち、すでに作成され部分につい
ては識別子変換機構111を用いて外部識別子を内部識
別子に変換することなく、新たな連番並びの対応表11
0を更新することができることから、レプリカ配置計算
機103におけるデータのバージョン変更後のデータ一
致化作業をより高速に行なうことができる。
【0058】ここで、「どのような状況」にあるとき
に、「前バージョン内部識別子と後バージョン内部識別
子との対応関係が明示的である場合」となる具体例につ
いて説明する。
【0059】一般的にデータベースの更新が生じた場
合、データベースの全てのデータ構造を更新することは
稀であり、通常、新規にデータレコードとそれに対応し
た外部識別子を追加したり、不要になったデータレコー
ドとそれに対応した外部識別子を削除することが多い。
この場合、特に、データレコードの追加、つまり外部識
別子の追加の場合には、これまでデータレコードに新た
にデータレコードが追加されたことになるので、今まで
のデータの内部識別子には変化はなく、新たに追加され
データに関連する内部識別子が追加されるだけである。
このとき、連番並びの対応表110の内容を全て初期化
することは得策ではない。そこで、連番並びの対応表1
10の内容はそのままにし、追加した外部識別子に対応
する連番を連番並びの対応表110に追加することによ
り、新たに連番並びの対応表110を作成する手間を省
くことができる。
【0060】このように、前バージョン内部識別子と後
バージョン内部識別子との対応関係が明示的である場合
として、 (1)データレコード追加に伴う外部識別子の追加 (ただしデータを格納する最大数以内の追加の場合) (2)データレコードの削除に伴う外部識別子の削除 (ただし、削除した外部識別子と対応する連番は欠番と
する場合)などが考えられる。
【0061】しかし、データ構造の大きな変化、例えば
欠番とした連番をつめるなどの変化が生じた場合は、上
記の方法では対応することができない。このような場合
には、データバージョンに枝番を付加し、この枝番の変
化をデータベースの構造の変化が少ない場合、例えば新
規外部識別子の追加などの場合に行ない、データバージ
ョン番号は、データベースが大きく変化した場合、例え
ば欠番の連番をつめるような場合に行なうと決めてお
き、受信したデータバージョン番号の変化の場合は、連
番並びの対応表110の初期化を実行し、枝番の変化の
場合は、連番並びの対応表110を初期化することなく
使用するようにするなどの方法が考えられる。そしてこ
れらの方法を採用することにより、より高速にデータの
一致化作業を行なうことができる。
【0062】前記実施形態においては、マスタ配置計算
機101を1台を設けた場合について述べたが、図5に
示すように、それぞれ別々のデータを管理する複数のマ
スタ配置計算機として、#1〜#nのマスタ配置計算機
101を用いることもできる。この場合、各レプリカ配
置計算機103には、マスタ配置計算機101の数に対
応した連番並びの対応表110を設け、#1〜#nのマ
スタ配置計算機101からのデータをそれぞれ#1〜#
nの連番並びの対応表110に格納する。
【0063】本実施形態においては、データ管理機構が
異なる計算機構においても、各計算機に重複して配置さ
れた複製データを高速に一致化することができる。
【0064】また、前記実施形態においては、マスタ配
置計算機101とレプリカ配置計算機103のデータの
バージョンが混在している場合においても適応可能であ
り、各計算機に重複して配置された複製データの一致化
処理を高速に実現することができるため、データのバー
ジョンアップをそれぞれの計算機で独立に行なうことが
できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信側計算機のデータ構造やデータ保存状態に依存せず
に、送信側計算機で受信側計算機とは独立に送信データ
を作成することができるため、外部識別子と内部識別子
との関係を送信側計算機と受信側計算機との間で送受信
しなくても各計算機に配置された複製データを一致化さ
せることができる。さらに、データのバージョン情報が
同一であるときには、送信データに含まれる外部識別子
を内部識別子に一度変換処理するだけで、二度以降は、
連番に対応した内部識別子を用いて受信側計算機のデー
タ値を更新することができ、各計算機に重複して配置さ
れ複製データの一致化を高速に行なうことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分散型計算機システ
ムの全体構成および送信データの構造を説明するための
図である。
【図2】レプリカ配置計算機におけるデータの処理とデ
ータの流れを説明するための図である。
【図3】マスタ配置計算機のデータのバージョンを変更
したときの処理とデータの流れを説明するための図であ
る。
【図4】レプリカ配置計算機のデータのバージョンを変
更したときの処理とデータの流れを説明するための図で
ある。
【図5】本発明の他の実施形態を示す分散型計算機シス
テムの全体構成図である。
【符号の説明】
101 マスタ配置計算機 102 マスタデータ 102a データベース 103 レプリカ配置計算機 104 レプリカデータ 104a データベース 105 ネットワーク 106 送信側一致化処理機構 107 送信データ 108 送信パケット 109 受信側一致化処理機構 110 連番並びの対応表 111 識別子変換処理機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000006013 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 (71)出願人 000005234 富士電機株式会社 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 (72)発明者 二瓶 展之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 (72)発明者 中田 祐司 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 (72)発明者 廣田 敦彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 (72)発明者 古山 良一 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社本店内 (72)発明者 小笠原 史久 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社本店内 (72)発明者 久世 泰人 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社本店内 (72)発明者 鈴木 英之 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社本店内 (72)発明者 清島 義雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 有本 雅昭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 立夫 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB47 DD17 5B082 AA01 GA02 GA05 GA14 HA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機をネットワークを介して互
    いに接続し、各計算機間で情報の授受を行う分散型計算
    機システムにおいて、 前記複数の計算機間で共通の外部識別子に外部識別子固
    有の連番とデータ値を付加した複製元データを生成して
    送信データとしてネットワークに送出する送信側計算機
    と、前記送信データを前記ネットワークを介して受信し
    て複製データとして格納する受信側計算機とを備え、前
    記受信側計算機は、前記外部識別子固有の連番とこの連
    番に対応したデータの物理的格納位置を示す内部識別子
    を格納する連番並びの対応表と、前記送信データの受信
    時に、前記送信データに含まれる連番に対応した内部識
    別子を前記連番並びの対応表から抽出し、この内部識別
    子に対応したデータ格納エリアのデータ値を前記送信デ
    ータに含まれるデータ値で更新することを特徴とする分
    散型計算機システムにおける重複配置複製データの複製
    方式。
  2. 【請求項2】 複数の計算機をネットワークを介して互
    いに接続し、各計算機間で情報の授受を行う分散型計算
    機システムにおいて、 前記複数の計算機間で共通の外部識別子に外部識別子固
    有の連番とデータ値を付加した複製元データを生成して
    送信データとしてネットワークに送出する送信側計算機
    と、前記送信データを前記ネットワークを介して受信し
    て複製データとして格納する受信側計算機とを備え、前
    記受信側計算機は、前記外部識別子固有の連番とこの連
    番に対応したデータの物理的格納位置を示す内部識別子
    を格納する連番並びの対応表と、前記送信データの受信
    時に、前記送信データに含まれる連番に対応した内部識
    別子が前記連番並びの対応表に格納されていないことを
    条件に前記送信データに含まれる外部識別子を識別子変
    換処理機構を用いて内部識別子に変換し、この内部識別
    子を前記送信データに含まれる連番に対応づけて前記連
    番並びの対応表に格納するとともに、この内部識別子に
    対応したデータ格納エリアに前記送信データに含まれる
    データ値を格納し、前記送信データに含まれる連番に対
    応した内部識別子が前記連番並びの対応表に格納されて
    いることを条件に前記送信データに含まれる連番に対応
    した内部識別子を前記連番並びの対応表から抽出し、こ
    の内部識別子に対応したデータ格納エリアのデータ値を
    前記送信データに含まれるデータ値で更新することを特
    徴とする分散型計算機システムにおける重複配置複製デ
    ータの複製方式。
  3. 【請求項3】 前記送信側計算機は、前記送信データに
    データのバージョン情報を付加して送信してなり、前記
    受信側計算機は、前記送信側計算機からの送信データの
    受信時に前記送信データに含まれるデータのバージョン
    情報と前記送信データの受信より前に前記送信側計算機
    で生成された複製元データに関するバージョン情報とを
    比較して両者の内容が異なりバージョンが変更されたと
    判定したときに前記連番並びの対応表を初期化する初期
    化手段を備えてなることを特徴とする請求項1または2
    に記載の分散型計算機システムにおける重複配置複製デ
    ータの複製方式。
  4. 【請求項4】 前記送信側計算機は、前記送信データに
    データのバージョン情報を付加して送信してなり、前記
    受信側計算機は、前記送信側計算機からの送信データの
    受信時に前記送信データに含まれるデータのバージョン
    情報と前記送信データの受信より前に前記送信側計算機
    で生成された複製元データに関するバージョン情報とを
    比較して両者の内容が異なりバージョンが変更されたと
    判定したときに、バージョン変更時であっても、旧バー
    ジョンの内部識別子と新バージョンの内部識別子との対
    応関係が明示的である場合には、前記対応関係に従って
    新たに連番並びの対応表を作成する対応表作成手段を備
    えてなることを特徴とする請求項1または2に記載の分
    散型計算機システムにおける重複配置複製データの複製
    方式。
  5. 【請求項5】 分散型計算機システムに用いられる計算
    機共通の外部識別子に外部識別子固有の連番とデータ値
    を付加した複製元データを生成して送信データとして送
    信する送信側計算機と、前記送信データを受信して複製
    データとして格納するとともに前記外部識別子固有の連
    番とこの連番に対応したデータの物理的格納位置を示す
    内部識別子を格納する連番並びの対応表を有する受信側
    計算機とをネットワークを介して接続し、前記送信側計
    算機と前記受信側計算機との間で情報の授受を行うに際
    して、前記受信側計算機は、前記送信データの受信時
    に、前記送信データに含まれる連番に対応した内部識別
    子を前記連番並びの対応表から抽出し、この内部識別子
    に対応したデータ格納エリアのデータ値を前記送信デー
    タに含まれるデータ値で更新することを特徴とする分散
    型計算機システムにおける複製データ一致化方法。
  6. 【請求項6】 分散型計算機システムに用いられる計算
    機共通の外部識別子に外部識別子固有の連番とデータ値
    を付加した複製元データを生成して送信データとして送
    信する送信側計算機と、前記送信データを受信して複製
    データとして格納するとともに前記外部識別子固有の連
    番とこの連番に対応したデータの物理的格納位置を示す
    内部識別子を格納する連番並びの対応表を有する受信側
    計算機とをネットワークを介して接続し、前記送信側計
    算機と前記受信側計算機との間で情報の授受を行うに際
    して、前記受信側計算機は、前記送信データの受信時
    に、前記送信データに含まれる連番に対応した内部識別
    子が前記連番並びの対応表に格納されていないことを条
    件に前記送信データに含まれる外部識別子を識別子変換
    処理機構を用いて内部識別子に変換し、この内部識別子
    を前記送信データに含まれる連番に対応づけて前記連番
    並びの対応表に格納するとともに、この内部識別子に対
    応したデータ格納エリアに前記送信データに含まれるデ
    ータ値を格納し、前記送信データに含まれる連番に対応
    した内部識別子が前記連番並びの対応表に格納されてい
    ることを条件に前記送信データに含まれる連番に対応し
    た内部識別子を前記連番並びの対応表から抽出し、この
    内部識別子に対応したデータ格納エリアのデータ値を前
    記送信データに含まれるデータ値で更新することを特徴
    とする分散型計算機システムにおける複製データ一致化
    方法。
  7. 【請求項7】 前記送信側計算機は、前記送信データに
    データのバージョン情報を付加して送信し、前記受信側
    計算機は、前記送信側計算機からの送信データの受信時
    に前記送信データに含まれるデータのバージョン情報と
    前記送信データの受信より前に前記送信側計算機で生成
    された複製元データに関するバージョン情報とを比較し
    て両者の内容が異なりバージョンが変更されたと判定し
    たときに前記連番並びの対応表を初期化することを特徴
    とする請求項5または6に記載の分散型計算機システム
    における複製データ一致化方法。
  8. 【請求項8】 前記送信側計算機は、前記送信データに
    データのバージョン情報を付加して送信し、前記受信側
    計算機は、前記送信側計算機からの送信データの受信時
    に前記送信データに含まれるデータのバージョン情報と
    前記送信データの受信より前に前記送信側計算機で生成
    された複製元データに関するバージョン情報とを比較し
    て両者の内容が異なりバージョンが変更されたと判定し
    たときに、バージョン変更時であっても、旧バージョン
    の内部識別子と新バージョンの内部識別子との対応関係
    が明示的である場合には、前記対応関係に従って新たに
    連番並びの対応表を作成することを特徴とする請求項5
    または6に記載の分散型計算機システムにおける複製デ
    ータ一致化方法。
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