JP2002131808A - 広角撮像装置 - Google Patents

広角撮像装置

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JP2002131808A
JP2002131808A JP2000325305A JP2000325305A JP2002131808A JP 2002131808 A JP2002131808 A JP 2002131808A JP 2000325305 A JP2000325305 A JP 2000325305A JP 2000325305 A JP2000325305 A JP 2000325305A JP 2002131808 A JP2002131808 A JP 2002131808A
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wide
reflecting surface
angle imaging
reflecting
imaging device
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JP2000325305A
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English (en)
Inventor
Daizaburo Matsuki
大三郎 松木
Tomonobu Yoshikawa
智延 吉川
Yoshiharu Yamamoto
義春 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コスト、装置重量、色収差等の問題を最
低限に抑えるため、反射面の組み合わせを用いて超広画
角な広角撮像装置を提案する。 【解決手段】 本発明の広角撮像装置は、1つの撮像光
学系もしくは少なくとも2つ以上の撮像光学系を用いて
物体を撮像するもので、中心軸に対して垂直に配置され
た第1および第2の反射面、集光素子、受光素子から構
成される広角撮像装置である。前記第1および第2の反
射面は、前記中心軸について対称な回転非球面であり、
かつ入射光から見て凸面もしくは凹面をなす。また、第
3の反射面を用いて撮像光学系を構成した場合、前記集
光素子および前記受光素子を共有することができる。前
記第3の反射面は平面もしくは曲面であり、さらに前記
第3の反射面に自由曲面等を使用することで、前記集光
素子を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射光学系に関
し、より詳細には、反射面の組み合わせによりパノラマ
画像を撮像するための広角撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】広画角に渡る物体の像を撮像するため
に、広角撮像装置を用いてこれを実現しようという様々
な研究および開発がなされている。たとえば、魚眼レン
ズを用いた超広画角カメラの開発がその一つである。ま
た、円筒面状の反射面を組み合わせて用いた広画角の撮
影または観察に適した広角画像光学系(特開2000−
131613号公報)や、視野を分割する分割ミラーを
用いて複数の視野を同時に撮像する走査型撮像装置(登
録特許2864561号公報)といった試みもなされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし通常、魚眼レン
ズ等を用いた広角撮像光学系は、多くのレンズが必要、
光学系の重量がかさむ、色収差が発生等の問題を抱えて
いるため、この広角撮像装置は大型かつ高価となり、実
際には特殊な撮影にしか利用できないという欠点があ
る。さらに広角画像光学系においては、円筒状の反射面
の組み合わせで、超広角である360度のパノラマ画像
等を同時に撮像するための具体的な提案はなされていな
い。また、広角撮像装置を屋内外や車両等に設置する場
合、設置スペースが制限されることから、走査ミラーや
対物レンズ等を必要とする走査型撮像装置では不都合で
ある。
【0004】従って、本発明の目的は、数枚の反射面を
組み合わせて配置することで、極めて簡単に広画角(水
平方向:最大360度、垂直方向:50度〜100度程
度)に渡るパノラマ画像の撮像が可能な広角撮像装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の広角撮像装置は、1つの撮像光学系を用い
て物体を撮像するもので、外部からの光束が入射する順
に、外部からの光束を反射する機能を有する第1の反射
面、前記第1の反射面からの光束を反射する機能を有す
る第2の反射面、前記第2の反射面からの光束を集光す
る機能を有する集光素子、前記集光素子で集光された光
束を受光する機能を有する受光素子、から構成されるこ
とを特徴としている。
【0006】また、上記目的を達成するため、本発明の
広角撮像装置は、1つの撮像光学系を用いて物体を撮像
するもので、外部からの光束が入射する順に、外部から
の光束を反射する機能を有する第1の反射面、前記第1
の反射面からの光束を反射する機能を有する第2の反射
面、前記第2の反射面からの光束を反射する機能を有す
る第3の反射面、前記第3の反射面からの光束を集光す
る機能を有する集光素子、前記集光素子で集光された光
束を受光する機能を有する受光素子、から構成されるこ
とを特徴としている。
【0007】さらにこの場合において、前記第1の反射
面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中心
軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2の反射面か
らの光束を前記中心軸に対して略直角方向に反射するこ
とが好ましい。外部からの光束を略直角方向に反射させ
ることで、撮像光学系は限られた空間内で光路長を大き
く取ることができ、広角撮像装置はより小型になるから
である。さらに、前記第3の反射面は、平面もしくは曲
面もしくはシリンドリカル面もしくはトーリック面もし
くは自由曲面とすることもできる。ここで、自由曲面と
は回転対称軸を持たない曲面のことを表す。さらに、特
に前記第3の反射面がトーリック面もしくは自由曲面の
場合、前記集光素子を省くことができる。
【0008】さらに上記目的を達成するため、本発明の
広角撮像装置は、少なくとも2つ以上の上記撮像光学系
を用いて物体を分割して撮像することが好ましく、外部
からの光束が入射する順に、外部からの光束を反射する
機能を有する第1の反射面、前記第1の反射面からの光
束を反射する機能を有する第2の反射面、前記第2の反
射面からの光束を集光する機能を有する集光素子、前記
集光素子で集光された光束を受光する機能を有する受光
素子、から構成されることを特徴としている。
【0009】この場合において、少なくとも2つ以上の
撮像光学系が前記集光素子および前記受光素子を共有す
ることが好ましい。共有することで、広角撮像装置は小
型かつ軽量で安価なものになるからである。
【0010】また、本発明の広角撮像装置は、少なくと
も2つ以上の上記撮像光学系を用いて物体を分割して撮
像することが好ましく、外部からの光束が入射する順
に、外部からの光束を反射する機能を有する第1の反射
面、前記第1の反射面からの光束を反射する機能を有す
る第2の反射面、前記第2の反射面からの光束を反射す
る機能を有する第3の反射面、前記第3の反射面からの
光束を集光する機能を有する集光素子、前記集光素子で
集光された光束を受光する機能を有する受光素子、から
構成されることを特徴としている。
【0011】この場合において、少なくとも2つ以上の
撮像光学系が前記集光素子および前記受光素子を共有す
ることが好ましい。共有することで、広角撮像装置は小
型かつ軽量で安価なものになるからである。さらにこの
場合において、前記第1の反射面の曲率中心と第2の反
射面の曲率中心を結ぶ軸を中心軸とするとき、前記第3
の反射面は前記第2の反射面からの光束を前記中心軸に
対して略直角方向に反射することが好ましい。外部から
の光束を略直角方向に反射させることで、撮像光学系は
限られた空間内で光路長を大きく取ることができ、広角
撮像装置はより小型になるからである。さらに、前記第
3の反射面は、平面もしくは曲面もしくはシリンドリカ
ル面もしくはトーリック面もしくは自由曲面とすること
もできる。ここで、自由曲面とは回転対称軸を持たない
曲面のことを表す。
【0012】また、本発明の広角撮像装置は、少なくと
も2つ以上の上記撮像光学系を用いて物体を分割して撮
像することが好ましく、外部からの光束が入射する順
に、外部からの光束を反射する機能を有する第1の反射
面、前記第1の反射面からの光束を反射する機能を有す
る第2の反射面、前記第2の反射面からの光束を反射す
る機能を有する第3の反射面、前記第3の反射面からの
光束を受光する機能を有する受光素子、から構成される
ことを特徴としている。
【0013】この場合において、少なくとも2つ以上の
撮像光学系が前記受光素子を共有することが好ましい。
共有することで、広角撮像装置は小型かつ軽量で安価な
ものになるからである。さらにこの場合において、前記
第1の反射面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結
ぶ軸を中心軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2
の反射面からの光束を前記中心軸に対して略直角方向に
反射することが好ましい。外部からの光束を略直角方向
に反射させることで、撮像光学系は限られた空間内で光
路長を大きく取ることができ、広角撮像装置はより小型
になるからである。さらに、前記第3の反射面は、曲面
もしくはトーリック面もしくは自由曲面とすることもで
きる。ここで自由曲面とは、回転対称軸を持たない曲面
のことを表す。さらに、特に前記第3の反射面がトーリ
ック面もしくは自由曲面の場合、前記集光素子を省くこ
とができる。
【0014】また、本発明の広角撮像装置は、少なくと
も2つ以上の上記撮像光学系を用いて物体を分割して撮
像することが好ましく、前記第1の反射面の曲率中心と
第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中心軸とするとき、
前記撮像光学系の中心軸は交点を持たないか、もしくは
交点を持つ場合には、前記交点を中心として前記中心軸
のなす角度θが0°<θ≦180°であることを特徴と
している。
【0015】また、本発明の広角撮像装置は、前記第1
の反射面と第2の反射面は、前記中心軸について対称な
回転非球面であり特に、円を含む楕円、双曲線、放物線
を回転して得られる回転2次曲面であることが好まし
く、さらに前記第1の反射面と第2の反射面の組み合わ
せは、物体からの入射光から見て順に凸と凸、または凸
と凹、または凹と凸、または凹と凹、とすることができ
る。
【0016】また、本発明の広角撮像装置は、反射光学
系を用いているため屈折光学系に特有の色収差は発生せ
ず、可視波長域から赤外波長域に渡る広い波長域での使
用が可能であり、さらに光学系全体を反射面だけで構成
すれば、この色収差を発生させることなく広角撮像装置
を構成することができる。
【0017】また、本発明の広角撮像装置は、可視波長
域から赤外波長域に渡る広い波長域で使用することがで
きるので、昼間または夜間を問わず超広角に渡り撮像を
行う監視用撮像装置として使用することを特徴としてい
る。
【0018】さらに、本発明の広角撮像装置は、車載モ
ニタ等と同時に使用することで周囲の交通をリアルタイ
ムに映し出すことができるので、リアビューモニタある
いはフロントビューモニタ等の車載用撮像装置として使
用することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る広角撮像装置の実施の形態を説明する。
【0020】(実施の形態1)図25は本発明による広
角撮像装置250の断面図であり、第1の実施例を示す
図である。図30は本発明による広角撮像装置250の
要部配置を側面から見た様子300を示す図である。図
31は本発明による広角撮像装置250の要部配置を正
面から見た様子310を示す図である。図32は本発明
による広角撮像装置250の要部配置を斜め方向から見
た様子320を示す図である。第1の反射面1は入射光
から見て凸面であり、第2の反射面2は入射光から見て
凹面である。第1の反射面1と第2の反射面2は、中心
軸3に対して垂直を保っている。外部からの光束6は、
第1の反射面1で反射され、第2の反射面2で反射され
た後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5で受光
される。以上の構成により、広範囲(水平方向画角:最
大360度、垂直方向画角:最大50度程度)に渡るパ
ノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向画角に
関しては、第1の反射面1および第2の反射面2は中心
軸3の周りについて回転対称なので360度であり、垂
直方向画角に関しては、撮像し得る範囲が50度程度で
ある。
【0021】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図25における第1の反射面お
よび第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られ
た反射面である。
【0022】(実施の形態2)図26は本発明による広
角撮像装置260の断面図であり、第2の実施例を示す
図である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面である。第1
の反射面1と第2の反射面2は、中心軸3に対して垂直
を保っている。外部からの光束6は、第1の反射面1で
反射され、第2の反射面2で反射された後、さらに第3
の反射面21で一方向に反射された後、集光素子4で集
光され、さらに受光素子5で受光される。以上の構成に
より、広範囲(水平方向画角:最大360度、垂直方向
画角:最大50度程度)に渡るパノラマ画像の撮像が可
能となる。なお、水平方向画角に関しては、第1の反射
面1および第2の反射面2は中心軸3の周りについて回
転対称なので360度であり、垂直方向画角に関して
は、撮像し得る範囲が50度程度である。
【0023】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図26における第1の反射面お
よび第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られ
た反射面である。
【0024】(実施の形態3)図27は本発明による広
角撮像装置270の断面図であり、第3の実施例を示す
図である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3
の反射面31は平面である。第1の反射面1と第2の反
射面2は、中心軸3に対して垂直を保っている。外部か
らの光束6は、第1の反射面1および第2の反射面2で
反射され、さらに第3の反射面31で一方向に反射され
た後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5で受光
される。以上の構成により、広範囲(水平方向画角:最
大360度、垂直方向画角:最大50度程度)に渡るパ
ノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向画角に
関しては、第1の反射面1および第2の反射面2は中心
軸3の周りについて回転対称なので360度であり、垂
直方向画角に関しては、撮像し得る範囲が50度程度で
ある。
【0025】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図27における第1の反射面お
よび第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られ
た反射面である。
【0026】(実施の形態4)図28は本発明による広
角撮像装置280の断面図であり、第4の実施例を示す
図である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3
の反射面41は曲面(シリンドリカル面、トーリック
面、自由曲面を含む)である。第1の反射面1と第2の
反射面2は、中心軸3に対して垂直を保っている。外部
からの光束6は、第1の反射面1および第2の反射面2
で反射され、さらに第3の反射面41で一方向に反射さ
れた後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5で受
光される。以上の構成により、広範囲(水平方向画角:
最大360度、垂直方向画角:最大50度程度)に渡る
パノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向画角
に関しては、第1の反射面1および第2の反射面2は中
心軸3の周りについて回転対称なので360度であり、
垂直方向画角に関しては、撮像し得る範囲が50度程度
である。
【0027】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図28における第1の反射面お
よび第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られ
た反射面である。
【0028】(実施の形態5)図29は本発明による広
角撮像装置290の断面図であり、第5の実施例を示す
図である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3
の反射面51は曲面(トーリック面、自由曲面を含む)
である。第1の反射面1と第2の反射面2は、中心軸3
に対して垂直を保っている。外部からの光束6は、第1
の反射面1および第2の反射面2で反射され、さらに第
3の反射面51で一方向に反射された後、受光素子5で
受光される。以上の構成により、広範囲(水平方向画
角:最大360度、垂直方向画角:最大50度程度)に
渡るパノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向
画角に関しては、第1の反射面1および第2の反射面2
は中心軸3の周りについて回転対称なので360度であ
り、垂直方向画角に関しては、撮像し得る範囲が50度
程度である。
【0029】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図29における第1の反射面お
よび第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られ
た反射面である。
【0030】(実施の形態6)図1は本発明による広角
撮像装置10の断面図であり、第6の実施例を示す図で
ある。広角撮像装置10は、図25に示す広角撮像装置
250を2つ用いて、これらを左右対称に張り合せたも
のである。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面である。第1
の反射面1と第2の反射面2は、中心軸3に対して垂直
を保っている。外部からの光束6は、第1の反射面1で
反射され、第2の反射面2で反射された後、集光素子4
で集光され、さらに受光素子5で受光される。以上の構
成により、広範囲(水平方向画角:最大360度、垂直
方向画角:最大100度程度)に渡るパノラマ画像の撮
像が可能となる。なお、水平方向画角に関しては、第1
の反射面1および第2の反射面2は中心軸3の周りにつ
いて回転対称なので360度であり、垂直方向画角に関
しては、1つの撮像光学系の撮像し得る範囲が50度程
度なので、2つ以上の撮像光学系を用いた広角撮像装置
では100度程度である。
【0031】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図1における第1の反射面およ
び第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られた
反射面である。
【0032】さらに図1に示す広角撮像装置において、
第1の反射面は双曲線を回転して得られる反射面15
1、第2の反射面は放物線を回転して得られる反射面1
52、とした場合の広角撮像装置150の断面図を図1
5に示す(第7の実施例)。さらに図1に示す広角撮像
装置において、第1の反射面は双曲線を回転して得られ
る反射面161、第2の反射面は楕円を回転して得られ
る反射面162、とした場合の広角撮像装置160の断
面図を図16に示す(第8の実施例)。
【0033】(実施の形態7)図2は本発明による広角
撮像装置20の断面図であり、第9の実施例を示す図で
ある。第1の反射面1は入射光から見て凸面であり、第
2の反射面2は入射光から見て凹面である。第1の反射
面1と第2の反射面2は、中心軸3に対して垂直を保っ
ている。外部からの光束6は、第1の反射面1および第
2の反射面2で反射され、さらに第3の反射面21で反
射された後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5
で受光される。以上の構成により、広範囲(水平方向画
角:最大360度、垂直方向画角:最大100度程度)
に渡るパノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方
向画角に関しては、第1の反射面1および第2の反射面
2は中心軸3の周りについて回転対称なので360度で
あり、垂直方向画角に関しては、1つの撮像光学系の撮
像し得る範囲が50度程度なので、2つ以上の撮像光学
系を用いた広角撮像装置では100度程度である。
【0034】また、第2の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図2における第1の反射面およ
び第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られる
反射面である。
【0035】さらに図2に示す広角撮像装置において、
第1の反射面は双曲線を回転して得られる反射面17
1、第2の反射面は放物線を回転して得られる反射面1
72、とした場合の広角撮像装置170の断面図を図1
7に示す(第10の実施例)。さらに図2に示す広角撮
像装置において、第1の反射面は双曲線を回転して得ら
れる反射面181、第2の反射面は楕円を回転して得ら
れる反射面182、とした場合の広角撮像装置180の
断面図を図18に示す(第11の実施例)。
【0036】(実施の形態8)図3は本発明による広角
撮像装置30の断面図であり、第12の実施例を示す図
である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であり、
第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3の反
射面31は平面である。第1の反射面1と第2の反射面
2は、中心軸3に対して垂直を保っている。外部からの
光束6は、第1の反射面1および第2の反射面2で反射
され、さらに第3の反射面31で一方向に反射された
後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5で受光さ
れる。以上の構成により、広範囲(水平方向画角:最大
360度、垂直方向画角:最大100度程度)に渡るパ
ノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向画角に
関しては、第1の反射面1および第2の反射面2は中心
軸3の周りについて回転対称なので360度であり、垂
直方向画角に関しては、1つの撮像光学系の撮像し得る
範囲が50度程度なので、2つ以上の撮像光学系を用い
た広角撮像装置では100度程度である。
【0037】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図3における第1の反射面およ
び第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られた
反射面である。
【0038】さらに図3に示す広角撮像装置において、
第1の反射面は双曲線を回転して得られる反射面19
1、第2の反射面は放物線を回転して得られる反射面1
92、とした場合の広角撮像装置190の断面図を図1
9に示す(第13の実施例)。さらに図3に示す広角撮
像装置において、第1の反射面は双曲線を回転して得ら
れる反射面201、第2の反射面は楕円を回転して得ら
れる反射面202、とした場合の広角撮像装置200の
断面図を図20に示す(第14の実施例)。
【0039】(実施の形態9)図4は本発明による広角
撮像装置40の断面図であり、第15の実施例を示す図
である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であり、
第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3の反
射面41は曲面(シリンドリカル面、トーリック面、自
由曲面を含む)である。第1の反射面1と第2の反射面
2は、中心軸3に対して垂直を保っている。外部からの
光束6は、第1の反射面1および第2の反射面2で反射
され、さらに第3の反射面41で一方向に反射された
後、集光素子4で集光され、さらに受光素子5で受光さ
れる。以上の構成により、広範囲(水平方向画角:最大
360度、垂直方向画角:最大100度程度)に渡るパ
ノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方向画角に
関しては、第1の反射面1および第2の反射面2は中心
軸3の周りについて回転対称なので360度であり、垂
直方向画角に関しては、1つの撮像光学系の撮像し得る
範囲が50度程度なので、2つ以上の撮像光学系を用い
た広角撮像装置では100度程度である。
【0040】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図4における第1の反射面およ
び第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られた
反射面である。
【0041】さらに図4に示す広角撮像装置において、
第1の反射面は双曲線を回転して得られる反射面21
1、第2の反射面は放物線を回転して得られる反射面2
12、とした場合の広角撮像装置210の断面図を図2
1に示す(第16の実施例)。さらに図4に示す広角撮
像装置において、第1の反射面は双曲線を回転して得ら
れる反射面221、第2の反射面は楕円を回転して得ら
れる反射面222、とした場合の広角撮像装置220の
断面図を図22に示す(第17の実施例)。
【0042】(実施の形態10)図5は本発明による広
角撮像装置50の断面図であり、第18の実施例を示す
図である。第1の反射面1は入射光から見て凸面であ
り、第2の反射面2は入射光から見て凹面であり、第3
の反射面51は曲面(トーリック面、自由曲面を含む)
である。第1の反射面1と第2の反射面2は、中心軸3
に対して垂直を保っている。外部からの光束6は、第1
の反射面1および第2の反射面2で反射され、さらに第
3の反射面51で一方向に反射された後、受光素子5で
受光される。以上の構成により、広範囲(水平方向画
角:最大360度、垂直方向画角:最大100度程度)
に渡るパノラマ画像の撮像が可能となる。なお、水平方
向画角に関しては、第1の反射面1および第2の反射面
2は中心軸3の周りについて回転対称なので360度で
あり、垂直方向画角に関しては、1つの撮像光学系の撮
像し得る範囲が50度程度なので、2つ以上の撮像光学
系を用いた広角撮像装置では100度程度である。
【0043】また、第1の反射面1と第2の反射面2
は、中心軸3について対称な回転非球面であり特に、円
を含む楕円、双曲線、放物線をそれぞれ回転して得られ
る回転2次曲面であり、図5における第1の反射面およ
び第2の反射面は、それぞれ放物線を回転して得られた
反射面である。
【0044】さらに図5に示す広角撮像装置において、
第1の反射面は双曲線を回転して得られる反射面23
1、第2の反射面は放物線を回転して得られる反射面2
32、とした場合の広角撮像装置230の断面図を図2
3に示す(第19の実施例)。さらに図5に示す広角撮
像装置において、第1の反射面は双曲線を回転して得ら
れる反射面241、第2の反射面は楕円を回転して得ら
れる反射面242、とした場合の広角撮像装置240の
断面図を図24に示す(第20の実施例)。
【0045】(実施の形態11)図6は本発明による広
角撮像装置60の概略図であり、第21の実施例を示す
図である。第1の反射面61は物体側からの入射光から
見て凸面であり、第2の反射面62は物体側からの入射
光から見て凸面である。第1の反射面61と第2の反射
面62は、中心軸3に対して垂直を保っている。
【0046】(実施の形態12)図7は本発明による広
角撮像装置70の概略図であり、第22の実施例を示す
図である。第1の反射面71は物体側からの入射光から
見て凸面であり、第2の反射面72は物体側からの入射
光から見て凹面である。第1の反射面71と第2の反射
面72は、中心軸3に対して垂直を保っている。
【0047】(実施の形態13)図8は本発明による広
角撮像装置80の概略図であり、第23の実施例を示す
図である。第1の反射面81は物体側からの入射光から
見て凹面であり、第2の反射面82は物体側からの入射
光から見て凸面である。第1の反射面81と第2の反射
面82は、中心軸3に対して垂直を保っている。
【0048】(実施の形態14)図9は本発明による広
角撮像装置90の概略図であり、第24の実施例を示す
図である。第1の反射面91は物体側からの入射光から
見て凹面であり、第2の反射面92は物体側からの入射
光から見て凹面である。第1の反射面91と第2の反射
面92は、中心軸3に対して垂直を保っている。
【0049】(実施の形態15)図10は本発明による
広角撮像装置100の斜視図であり、第25の実施例を
示す図である。1つ目の撮像光学系107の中心軸10
3と2つ目の撮像光学系108の中心軸106は角度θ
をなしており、図1〜図9に示した配置は、θ=180
°の場合である。
【0050】(実施の形態16)図11はSi-As-Te系ガ
ラスであるSi2AsTe2の光透過曲線を示す図である。例え
ば、ガラス基板上にAlとMgF2をコーティングした反射鏡
では、可視波長域から赤外波長域に渡る広い波長域で、
光を85%以上反射する。そこで本発明で用いる集光素
子に、例えばSi2AsTe2を使用することで、可視波長域か
ら赤外波長域に渡る広い波長域で光は吸収されず、可視
波長域から赤外波長域に渡り広角撮像装置を使用するこ
とができる。
【0051】(実施の形態17)図12は本発明による
第26の実施例を示す広角撮像装置120の例である。
第1の反射面121と第2の反射面122は反射面支持
部123により支持され、外部からの光束は集光素子1
24で集光された後、受光素子125で受光される。図
12のような構成により、広範囲に渡るパノラマ画像の
撮像が可能となる。
【0052】また、図12に示す広角撮像装置におい
て、第1の反射面121は入射光から見て凸面、第2の
反射面122は入射光から見て凹面の場合の例である。
【0053】(実施の形態18)図13は本発明による
第27の実施例を示す広角撮像装置を含む監視用撮像シ
ステム130の1例である。支持台135等で設置され
た、本発明による監視用広角撮像装置120を、ケーブ
ル134等を用いてモニタ132もしくは記録媒体13
3に接続して使用する。本発明による広角撮像装置は、
可視波長域から赤外波長域に渡る広い波長域で使用する
ことができるので、昼間または夜間を問わず超広角に渡
る監視を行い、かつその様子を記録することが可能であ
る。
【0054】(実施の形態19)図14は本発明による
第28の実施例を示す広角撮像装置を含む車載用撮像シ
ステム140の1例である。本発明による車載用広角撮
像装置120で得られたパノラマ画像を、車両143内
に設置された車載モニタ142に映し出して使用するこ
とで、リアビューモニタもしくはフロントビューモニタ
となり、周囲の交通をリアルタイムに把握できるので、
より安全で快適な運転が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明では、少なくとも
2枚もしくは3枚の反射面の面形状および配置の組み合
わせと、反射面に続く集光素子と受光素子を配置するこ
とで、広角撮像装置を構成することができる。また、反
射面において色収差は発生しないので、最低限集光素子
での色収差を補正すれば良く、設計の工数および製造上
の制約も少なくなり、小型で軽量かつ安価な広角撮像装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広角撮像装置の第6の実施例を示
す広角撮像装置の断面図
【図2】本発明による広角撮像装置の第9の実施例を示
す広角撮像装置の断面図
【図3】本発明による広角撮像装置の第12の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図4】本発明による広角撮像装置の第15の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図5】本発明による広角撮像装置の第18の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図6】本発明による広角撮像装置の第21の実施例を
示す広角撮像装置の概略図
【図7】本発明による広角撮像装置の第22の実施例を
示す広角撮像装置の概略図
【図8】本発明による広角撮像装置の第23の実施例を
示す広角撮像装置の概略図
【図9】本発明による広角撮像装置の第24の実施例を
示す広角撮像装置の概略図
【図10】本発明における中心軸のなす角度θを示す斜
視図
【図11】Si-As-Te系ガラス(Si2AsTe2)の光透過曲線を
示す図
【図12】本発明による広角撮像装置の第26の実施例
を示す広角撮像装置の構造例を示す図
【図13】本発明による広角撮像装置の第27の実施例
を示す広角撮像装置を含む撮像システム図
【図14】本発明による広角撮像装置の第28の実施例
を示す広角撮像装置を含む撮像システム図
【図15】本発明による広角撮像装置の第7の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図16】本発明による広角撮像装置の第8の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図17】本発明による広角撮像装置の第10の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図18】本発明による広角撮像装置の第11の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図19】本発明による広角撮像装置の第13の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図20】本発明による広角撮像装置の第14の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図21】本発明による広角撮像装置の第16の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図22】本発明による広角撮像装置の第17の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図23】本発明による広角撮像装置の第19の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図24】本発明による広角撮像装置の第20の実施例
を示す広角撮像装置の断面図
【図25】本発明による広角撮像装置の第1の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図26】本発明による広角撮像装置の第2の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図27】本発明による広角撮像装置の第3の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図28】本発明による広角撮像装置の第4の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図29】本発明による広角撮像装置の第5の実施例を
示す広角撮像装置の断面図
【図30】本発明による広角撮像装置250(図25)
の側面図
【図31】本発明による広角撮像装置250(図25)
の正面図
【図32】本発明による広角撮像装置250(図25)
の斜視図
【符号の説明】
1 第1の反射面 2 第2の反射面 3 中心軸 4 集光素子 5 受光素子 6 物体からの光束 10 本発明による第6の実施例の広角撮像装置 20 本発明による第9の実施例の広角撮像装置 21 第3の反射面 30 本発明による第12の実施例の広角撮像装置 31 第3の反射面(平面) 40 本発明による第15の実施例の広角撮像装置 41 第3の反射面(曲面) 50 本発明による第18の実施例の広角撮像装置 51 第3の反射面(トーリック面もしくは自由曲面) 60 本発明による第21の実施例の広角撮像装置 61 第1の反射面(入射光から見て凸面) 62 第2の反射面(入射光から見て凸面) 70 本発明による第22の実施例の広角撮像装置 71 第1の反射面(入射光から見て凸面) 72 第2の反射面(入射光から見て凹面) 80 本発明による第23の実施例の広角撮像装置 81 第1の反射面(入射光から見て凹面) 82 第2の反射面(入射光から見て凸面) 90 本発明による第24の実施例の広角撮像装置 91 第1の反射面(入射光から見て凹面) 92 第2の反射面(入射光から見て凹面) 100 本発明による第25の実施例の広角撮像装置 101 1つ目の撮像光学系における第1の反射面 102 1つ目の撮像光学系における第2の反射面 103 1つ目の撮像光学系の中心軸 104 2つ目の撮像光学系における第1の反射面 105 2つ目の撮像光学系における第2の反射面 106 2つ目の撮像光学系の中心軸 107 1つ目の撮像光学系 108 2つ目の撮像光学系 120 本発明による第26の実施例の広角撮像装置
(断面図) 121 第1の反射面 122 第2の反射面 123 反射面支持部 124 集光素子 125 受光素子 130 本発明による第27の実施例の広角撮像装置を
含む監視用撮像システム 132 モニタ 133 記録媒体 134 ケーブル 135 支持台 140 本発明による第28の実施例の広角撮像装置を
含む車載用撮像システム 142 車載モニタ 143 車両 150 本発明による第7の実施例の広角撮像装置 151 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 152 第2の反射面(放物線を回転して得られる反射
面) 160 本発明による第8の実施例の広角撮像装置 161 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 162 第2の反射面(楕円を回転して得られる反射
面) 170 本発明による第10の実施例の広角撮像装置 171 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 172 第2の反射面(放物線を回転して得られる反射
面) 180 本発明による第11の実施例の広角撮像装置 181 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 182 第2の反射面(楕円を回転して得られる反射
面) 190 本発明による第13の実施例の広角撮像装置 191 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 192 第2の反射面(放物線を回転して得られる反射
面) 200 本発明による第14の実施例の広角撮像装置 201 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 202 第2の反射面(楕円を回転して得られる反射
面) 210 本発明による第16の実施例の広角撮像装置 211 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 212 第2の反射面(放物線を回転して得られる反射
面) 220 本発明による第17の実施例の広角撮像装置 221 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 222 第2の反射面(楕円を回転して得られる反射
面) 230 本発明による第19の実施例の広角撮像装置 231 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 232 第2の反射面(放物線を回転して得られる反射
面) 240 本発明による第20の実施例の広角撮像装置 241 第1の反射面(双曲線を回転して得られる反射
面) 242 第2の反射面(楕円を回転して得られる反射
面) 250 本発明による第1の実施例の広角撮像装置 260 本発明による第2の実施例の広角撮像装置 270 本発明による第3の実施例の広角撮像装置 280 本発明による第4の実施例の広角撮像装置 290 本発明による第5の実施例の広角撮像装置 300 本発明による第1の実施例の広角撮像装置(側
面図) 310 本発明による第1の実施例の広角撮像装置(正
面図) 320 本発明による第1の実施例の広角撮像装置(斜
視図)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 義春 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H054 AA00 BB00 2H087 KA03 TA01 TA02 TA04 TA05 TA06

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの撮像光学系を用いて物体を撮像する
    広角撮像装置であって、前記撮像光学系は順に、外部か
    らの光束を反射する機能を有する第1の反射面、前記第
    1の反射面からの光束を反射する機能を有する第2の反
    射面、前記第2の反射面からの光束を集光する機能を有
    する集光素子、前記集光素子で集光された光束を受光す
    る機能を有する受光素子、から構成されることを特徴と
    する広角撮像装置。
  2. 【請求項2】1つの撮像光学系を用いて物体を撮像する
    広角撮像装置であって、前記撮像光学系は順に、外部か
    らの光束を反射する機能を有する第1の反射面、前記第
    1の反射面からの光束を反射する機能を有する第2の反
    射面、前記第2の反射面からの光束を反射する機能を有
    する第3の反射面、前記第3の反射面からの光束を集光
    する機能を有する集光素子、前記集光素子で集光された
    光束を受光する機能を有する受光素子、から構成される
    ことを特徴とする広角撮像装置。
  3. 【請求項3】前記広角撮像装置において前記第1の反射
    面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中心
    軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2の反射面か
    らの光束を前記中心軸に対して略直角方向に反射する機
    能を有することを特徴とする請求項2記載の広角撮像装
    置。
  4. 【請求項4】前記広角撮像装置において、前記第3の反
    射面は平面であることを特徴とする請求項2記載の広角
    撮像装置。
  5. 【請求項5】前記広角撮像装置において、前記第3の反
    射面は曲面であることを特徴とする請求項2記載の広角
    撮像装置。
  6. 【請求項6】前記広角撮像装置において、前記第3の反
    射面はシリンドリカル面であることを特徴とする請求項
    2記載の広角撮像装置。
  7. 【請求項7】前記広角撮像装置において、前記第3の反
    射面はトーリック面であることを特徴とする請求項2記
    載の広角撮像装置。
  8. 【請求項8】前記広角撮像装置において、前記第3の反
    射面は自由曲面であることを特徴とする請求項2記載の
    広角撮像装置。
  9. 【請求項9】1つの撮像光学系を用いて物体を撮像する
    広角撮像装置であって、前記撮像光学系は順に、外部か
    らの光束を反射する機能を有する第1の反射面、前記第
    1の反射面からの光束を反射する機能を有する第2の反
    射面、前記第2の反射面からの光束を反射する機能を有
    する第3の反射面、前記第3の反射面からの光束を受光
    する機能を有する受光素子、から構成されることを特徴
    とする広角撮像装置。
  10. 【請求項10】前記広角撮像装置において前記第1の反
    射面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中
    心軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2の反射面
    からの光束を前記中心軸に対して略直角方向に反射する
    機能を有することを特徴とする請求項9記載の広角撮像
    装置。
  11. 【請求項11】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は曲面であることを特徴とする請求項9記載の広
    角撮像装置。
  12. 【請求項12】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面はトーリック面であることを特徴とする請求項9
    記載の広角撮像装置。
  13. 【請求項13】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は自由曲面であることを特徴とする請求項9記載
    の広角撮像装置。
  14. 【請求項14】少なくとも2つ以上の撮像光学系を用い
    て物体を分割して撮像する広角撮像装置であって、前記
    撮像光学系は順に、外部からの光束を反射する機能を有
    する第1の反射面、前記第1の反射面からの光束を反射
    する機能を有する第2の反射面、前記第2の反射面から
    の光束を集光する機能を有する集光素子、前記集光素子
    で集光された光束を受光する機能を有する受光素子、か
    ら構成されることを特徴とする広角撮像装置。
  15. 【請求項15】前記広角撮像装置において、少なくとも
    2つ以上の撮像光学系が前記集光素子および前記受光素
    子を共有することを特徴とする請求項14記載の広角撮
    像装置。
  16. 【請求項16】少なくとも2つ以上の撮像光学系を用い
    て物体を分割して撮像する広角撮像装置であって、前記
    撮像光学系は順に、外部からの光束を反射する機能を有
    する第1の反射面、前記第1の反射面からの光束を反射
    する機能を有する第2の反射面、前記第2の反射面から
    の光束を反射する機能を有する第3の反射面、前記第3
    の反射面からの光束を集光する機能を有する集光素子、
    前記集光素子で集光された光束を受光する機能を有する
    受光素子、から構成されることを特徴とする広角撮像装
    置。
  17. 【請求項17】前記広角撮像装置において、少なくとも
    2つ以上の撮像光学系が前記集光素子および前記受光素
    子を共有することを特徴とする請求項16記載の広角撮
    像装置。
  18. 【請求項18】前記広角撮像装置において前記第1の反
    射面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中
    心軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2の反射面
    からの光束を前記中心軸に対して略直角方向に反射する
    機能を有することを特徴とする請求項16記載の広角撮
    像装置。
  19. 【請求項19】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は平面であることを特徴とする請求項16記載の
    広角撮像装置。
  20. 【請求項20】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は曲面であることを特徴とする請求項16記載の
    広角撮像装置。
  21. 【請求項21】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面はシリンドリカル面であることを特徴とする請求
    項16記載の広角撮像装置。
  22. 【請求項22】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面はトーリック面であることを特徴とする請求項1
    6記載の広角撮像装置。
  23. 【請求項23】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は自由曲面であることを特徴とする請求項16記
    載の広角撮像装置。
  24. 【請求項24】少なくとも2つ以上の撮像光学系を用い
    て物体を分割して撮像する広角撮像装置であって、前記
    撮像光学系は順に、外部からの光束を反射する機能を有
    する第1の反射面、前記第1の反射面からの光束を反射
    する機能を有する第2の反射面、前記第2の反射面から
    の光束を反射する機能を有する第3の反射面、前記第3
    の反射面からの光束を受光する機能を有する受光素子、
    から構成されることを特徴とする広角撮像装置。
  25. 【請求項25】前記広角撮像装置において、少なくとも
    2つ以上の撮像光学系が前記受光素子を共有することを
    特徴とする請求項24記載の広角撮像装置。
  26. 【請求項26】前記広角撮像装置において前記第1の反
    射面の曲率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中
    心軸とするとき、前記第3の反射面は前記第2の反射面
    からの光束を前記中心軸に対して略直角方向に反射する
    機能を有することを特徴とする請求項24記載の広角撮
    像装置。
  27. 【請求項27】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は曲面であることを特徴とする請求項24記載の
    広角撮像装置。
  28. 【請求項28】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面はトーリック面であることを特徴とする請求項2
    4記載の広角撮像装置。
  29. 【請求項29】前記広角撮像装置において、前記第3の
    反射面は自由曲面であることを特徴とする請求項24記
    載の広角撮像装置。
  30. 【請求項30】少なくとも2つ以上の撮像光学系から構
    成される広角撮像装置であって、前記第1の反射面の曲
    率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中心軸とす
    るとき、前記撮像光学系の中心軸は交点を持たないこと
    を特徴とする請求項14〜請求項29記載の広角撮像装
    置。
  31. 【請求項31】少なくとも2つ以上の撮像光学系から構
    成される広角撮像装置であって、前記第1の反射面の曲
    率中心と第2の反射面の曲率中心を結ぶ軸を中心軸とす
    るとき、前記撮像光学系の中心軸は少なくとも一つの交
    点を持ち、かつ前記交点を中心として前記中心軸のなす
    角度θが0°<θ≦180°であることを特徴とする請
    求項14〜請求項29記載の広角撮像装置。
  32. 【請求項32】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記中心軸について対称な回転非球面であることを特徴と
    する請求項1〜請求項31記載の広角撮像装置。
  33. 【請求項33】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記中心軸について対称な回転2次曲面であることを特徴
    とする請求項1〜請求項31記載の広角撮像装置。
  34. 【請求項34】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記第1の反射面は外部から入射する光束から見て凸面、
    前記第2の反射面は外部から入射する光束から見て凸
    面、として配置することを特徴とする請求項1〜請求項
    33記載の広角撮像装置。
  35. 【請求項35】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記第1の反射面は外部から入射する光束から見て凸面、
    前記第2の反射面は外部から入射する光束から見て凹
    面、として配置することを特徴とする請求項1〜請求項
    33記載の広角撮像装置。
  36. 【請求項36】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記第1の反射面は外部から入射する光束から見て凹面、
    前記第2の反射面は外部から入射する光束から見て凸
    面、として配置することを特徴とする請求項1〜請求項
    33記載の広角撮像装置。
  37. 【請求項37】前記第1の反射面と第2の反射面は、前
    記第1の反射面は外部から入射する光束から見て凹面、
    前記第2の反射面は外部から入射する光束から見て凹
    面、として配置することを特徴とする請求項1〜請求項
    33記載の広角撮像装置。
  38. 【請求項38】前記集光素子が1μm〜10μmまでを含
    む赤外波長域で透明であることを特徴とする請求項1〜
    請求項37記載の広角撮像装置。
  39. 【請求項39】前記集光素子が400nm〜720nmまで
    を含む可視波長域で透明であることを特徴とする請求項
    1〜請求項37記載の広角撮像装置。
  40. 【請求項40】前記集光素子が1μm〜10μmまでを含
    む赤外波長域および400nm〜720nmまでを含む可視
    波長域で透明であることを特徴とする請求項1〜請求項
    37記載の広角撮像装置。
  41. 【請求項41】請求項1〜請求項40記載の広角撮像装
    置を用いることを特徴とする監視用撮像装置。
  42. 【請求項42】車両において請求項1〜請求項40記載
    の広角撮像装置を用いることを特徴とする車載用撮像装
    置。
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WO2005033766A1 (ja) * 2003-10-01 2005-04-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 広角撮像光学系、並びにそれを備えた広角撮像装置、監視用撮像装置、車載用撮像装置及び投写装置
JP7402236B2 (ja) 2019-01-08 2023-12-20 セントレ サイエンティフィーク エ テクニーク デュ バティマン(シーエスティービー) 赤外線検出器の為の超広視野角アクセサリ

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