JP2002131029A - 成形部品の検査方法及び検査装置並びに端子高さ検査装置 - Google Patents

成形部品の検査方法及び検査装置並びに端子高さ検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理を用いた成形部品の検査において、
成形バリ及び/又は変形があっても正確な測定検査方法
を得る。 【解決手段】 成形部品1の取付基準面を含みその近傍
の投影画像を2次元画像データとして読み込み、画像デ
ータの各取付基準面部分を複数の領域に分割し、複数の
領域のそれぞれについて、成形部品と背景の境界上の複
数の境界点の座標値を求め、座標値を所定の座標軸の値
でソートし、所定の順位の境界点をその領域の代表点と
し、複数の領域の各代表点の座標値を相互に比較するこ
とによって、成形部品の取付基準面の成形バリ及び/又
は変形の正確な検査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品、コネ
クタ、IC等の一般に本体を樹脂で覆い、電子回路に接
続するための端子が形成されている電子部品(以下成形
部品という)の成形バリ及び/又は変形の検査方法及び
変形を考慮した端子高さの測定検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子製品の小型化が進む中で、成形部品
は小型化されると共に、その形状寸法精度に対しても高
い精度が要求され、その製造工程においてそれを検査す
る工程は、製品の機能を保証する上で重要な役割をにな
っている。
【0003】検査は外観形状の違いを判定する検査と寸
法測定検査の2つに大きく分けられ、従来は熟練した検
査員が目視や測定器を操作して行っていたが、繰り返し
作業の中で集中力を持続させることは精神的にかなりの
重労働となり欠陥の見逃しが起こり得ることから、画像
処理を用いた客観的な非接触検査が必要不可欠になって
きていて、例えば特開平7−176583号公報には、
リードフレーム上に形成された成形部品において、成形
部品上に形成される離型剤や樹脂バリの影響を排除し
て、リードフレームと成形部品の位置ズレを検査するた
めに、、離型剤や樹脂バリが画像データとして取り込ま
れないようにして検査する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に成形部
品は、樹脂成形時に発生する成形バリや運搬時等に発生
する樹脂部分の変形などが生じやすく、その大きさなど
を規格と対比する検査が必要で、さらに規格内の変形が
原因で正確な寸法検査が出来ないという問題があった。
また、一般に画像処理を用いた検査装置は、検査処理の
アルゴリズムが複雑で所要検査時間が長く、装置も高価
なものになるという問題があった。そこで本発明は、画
像処理を用いた成形部品の検査において、成形バリ及び
/又は変形があっても正確な測定検査方法を実現すると
共に、所要検査時間を短縮し安価な検査装置を得んとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】その為に本発明では、成
形部品の取付基準面を含みその近傍の投影画像を2次元
画像データとして読み込み、該画像データの各取付基準
面部分を複数の領域に分割し、該複数の領域のそれぞれ
について、成形部品と背景の境界上の複数の境界点の座
標値を求め、該座標値を所定の座標軸の値でソートし、
所定の順位の境界点をその領域の代表点とし、該複数の
領域の各代表点の座標値を相互に比較することによっ
て、成形部品の取付基準面の成形バリ及び/又は変形の
正確な検査方法が得られる。
【0006】また、成形部品の端子と背景の境界が、該
成形部品の取付基準面と背景との境界よりも背景側に突
出するようにして、成形部品の取付基準面を含みその近
傍の投影画像を2次元画像データとして読み込むことと
すれば、簡単な2値化処理を施しても、成形部品の樹脂
成形部分と端子部分を弁別可能とし、検査方法の簡易化
を可能とできる。
【0007】また、上記の方法により成形バリ及び/又
は変形の高さを、所定の値と比較して合否判定を行う成
形部品の検査装置とすることとすれば、検査装置の簡易
化を可能とできる。
【0008】また、成形部品の取付基準面の変形の高さ
が、上記の検査方法により測定して所定の規格内の場合
には、領域の変形の頂点位置を通る直線から端子位置ま
での距離を測定して端子高さとする成形部品の端子高さ
検査装置とすることとすれば、測定精度の高い検査装置
の簡易化を可能とできる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例として説明
する検査対象の成形部品1の斜視図である。図1におい
て、成形部品1は例えば電気コネクタ、半導体集積回
路、チップ部品等の表面実装部品で、図示しない内部構
成を有し、内部構成を覆うモールディング11、モール
ディング11の一部分として形成された左右の取付基準
面12,13、内部構成と電気的に接続されてモールデ
ィング11から突出した複数の端子14,15,16を
有している。一般に表面実装部品の半田付けの信頼性を
確保するためには、端子14乃至16の先端部分高さ
は、実装するプリント基板の表面から0.1ミリメート
ル以下の隙間を確保することが必要とされている。
【0010】図2は本発明の検査装置の構成図である。
図2において、光源21は例えばハロゲンランプ等を用
いた発光源、撮像装置22は例えばCCDカメラ等の2
次元センサである。光源21と受像装置22を結ぶ光軸
上には被検査物としての成形部品1が、モールディング
11と背景との境界と、端子14乃至16の先端部分と
背景との境界とを、後者が前者の外方に突出して区別出
来るように所定の角度θだけ傾けて配置される。
【0011】撮像装置22の出力信号は画像入力ボード
23を介して画像処理装置24に与えられる。
【0012】画像処理装置24は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等で構成される本検査装置の要部で、詳細は
後述する。
【0013】I/Oボード25は画像処理装置24の出
力を所定の電気信号として出力するための電子回路装
置、シーケンサ26はI/Oボード25の出力に応じて
製造工程内で、不良品の排出などの必要な処理を行わせ
るための装置である。
【0014】図3は、画像処理装置24に与えられる画
像データの一例を示す。図3において、成形部品1の画
像データ30は、モールディング31、左右の取付基準
面32及び33、端子34乃至36で構成され、撮像装
置22で撮像した成形部品1の画像データを、成形部品
1と背景とのコントラストを高めるための2値化処理を
施した上で、あらかじめ基準座標(原点o、座標軸x及
び座標軸y)に対して所定の位置合わせを施した状態と
してある。そして、以後の説明で行う距離の計算には、
画像データの画素数を所要の座標軸方向に計数し、成形
部品1上の実際の距離に換算することによって行うこと
とする。また、図3において、モールディング31は白
抜きで端子34乃至36は塗り潰しで便宜上濃さに差を
付けて示しているが、実際の全体画像データ上では濃さ
の差は無いものとする。
【0015】図4は、図3に示す画像データ30の左の
取付基準面32部分を拡大して示す。図4において、取
付基準面32は直線ではなく図示するようなうねりを有
しているものと仮定し、その一部には成形バリまたは変
形による突起40が存在するものと仮定する。
【0016】そして、詳しくは後述するように取付基準
面32は、複数の領域R1乃至R5に分割され、各領域
には代表点P1乃至P5が抽出されている。
【0017】図5は、取付基準面32及び33の検査工
程を示すフローチャートである。以下に、図4及び図5
を引用して、取付基準面32の検査工程について説明す
るが、取付基準面33についても、同様に検査するもの
とする。
【0018】まず、検査の対象とする取付基準面32
を、図4に図示する領域R1乃至R5の様に、複数の領
域に分割するための領域分割数を設定し、あらかじめ成
形バリまたは変形が発生しやすい領域を設定すると共
に、各領域の幅を設定する(S1)。領域分割数は、こ
こでは5としているがこれに限定されるものではなく、
必要な検査精度と検査に要する時間から任意に設定出来
るが、後述する演算の容易化の為には奇数の領域に分割
することが望ましい。
【0019】また、成形バリまたは変形が発生しやすい
領域と各領域の幅は、例えば多量生産工程における成形
バリ又は変形が発生傾向等を把握して、成形バリまたは
変形が発生しやすい領域とし、その領域の幅を広くする
等して、各領域毎の領域の幅は任意の幅に設定出来る。
ここでは成形バリまたは変形が発生しやすい領域を領域
R1と仮定し、領域R1の幅は成形バリまたは変形40
を完全に包含する幅としている。
【0020】次に、分割した領域R1乃至R5から1つ
の領域例えば領域R1を指定し(S2)、その領域R1
内の取付基準面と背景との境界の高さ(座標y)を座標
x方向に画像処理の分解能に従って計測し(S3)、y
座標値順に並べ替え(ソート)を行い、最も高い点(y
座標値が最小の点)の座標データを、その領域の代表点
P1と設定する(S4)。
【0021】この工程は全ての領域について繰り返して
行い、領域代表点P1乃至P5を設定する(L1)。
【0022】全ての領域についての領域代表点P1乃至
P5を設定したら、各領域の代表点P1乃至P5をy座
標値順にソートし、第1順位となる(y座標値が最小)
領域を抽出する(S5)。図4に図示する例では、領域
R1が抽出される。
【0023】次に、S5で抽出した領域位置とS1で設
定した成形バリまたは変形が発生すると定めた領域の領
域位置を比較し、領域位置が一致すれば成形バリまたは
変形が有ると判断し、領域位置が一致しなければ成形バ
リまたは変形は無いと判断する(L2)。
【0024】図4に図示する例では、領域位置が一致し
て成形バリまたは変形が有ると判断するが、一致しない
場合は、S4で計測した各領域の領域代表点の内、最も
高い(y座標値が最小)となる領域代表点を取付基準面
32の基準位置として抽出する(K1)。
【0025】次に、成形バリまたは変形有りと判断した
場合、そのy座標値とS5で行ったソート順位が中央と
なる領域の領域代表点のy座標値との差を算出し、成形
バリまたは変形の高さとし(S6)、その高さを所定の
規格値と比較し検査する(L3)。
【0026】成形バリまたは変形の高さが規格外と判断
した場合には、当該成形部品1は不良品とされ(K
4)、所定の信号がI/Oボード25を経てシーケンサ
26に送られ、当該成形部品1を製造工程から排出す
る。
【0027】次に、成形バリまたは変形の高さが規格内
と判断した場合には、成形バリまたは変形部分が全て含
まれる様な所定の面積を有する矩形の窓を設定し(S
7)、設定した窓の中に含まれる成形部品部分の画素数
を計数し、成形バリまたは変形が存在しない場合の画素
数との画素数の差とから、成形バリまたは変形の面積を
算出する(S8)。
【0028】次に、上で算出した成形バリまたは変形の
面積を所定の基準値と比較して、基準値以下なら成形バ
リ、基準値を超えたら変形と判断する(L4)。
【0029】この時基準値は、例えば成形バリまたは変
形の高さ規格値以下の幅では成形バリとする様、その高
さ規格値の2乗の値とする等が考えられるが、より正確
には、あらかじめ多数の成形部品1を解析して、プリン
ト基板に組み付けた際に、倒れて排斥されるものを成形
バリと判定するように設定するなど、成形部品1の材質
や製造工程の特性を加味した値とすることが望ましい。
【0030】そして、L4で突起40が成形バリと判断
されたとき、規格内の高さの成形バリは、成形部品1を
プリント基板に実装するための押し圧力で、倒れて排斥
されると考えられることから、S5で行ったソート順位
が中央となる領域の領域代表点を取付基準面32の基準
位置として抽出する(K2)。
【0031】又、L4で突起40が変形と判断されたと
きは、その頂点を取付基準面32の基準位置として抽出
する(K3)。
【0032】そして、上述したと同じ処理を取付基準面
33についても行い、取付基準面33を検査し、規格内
の成形バリまたは変形を見込んだ取付基準面33の基準
位置を抽出する。
【0033】図6は、成形部品1の端子高さ測定方法を
示し、図6(a)は成形バリ又は変形が存在しない場
合、図6(b)は左の取付基準面32にのみ成形バリが
存在する場合、図6(c)は左の取付基準面32にのみ
変形が存在する場合をそれぞれ示す。図6において、便
宜上成形部品1の画像データ30は一部を省略して図示
し、これまで説明したと同一の部位には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0034】図6(a)において、左の取付基準面32
と右の取付基準面33には、共に成形バリ又は変形が存
在しないため、上述し、図5に示すK1の様にして抽出
された、左の取付基準面32の基準位置P32及び右の
取付基準面33の基準位置P33を結ぶ直線L1を設定
し、直線L1から垂直に端子34乃至36のそれぞれの
先端までの距離を計算し、端子34乃至36のそれぞれ
の端子高さHとする。
【0035】図6(b)において、左の取付基準面32
には成形バリ41が存在するが、成形バリ41はその判
定のための面積の基準値を、プリント基板取付時には倒
れて排斥されるものを成形バリと判定するように設定し
ており、従って、上述し、図5に示すK2の様にして抽
出された、左の取付基準面32の基準位置P32と、K
1の様にして抽出された右の取付基準面33の基準位置
P33を結ぶ直線L1を設定し、直線L1から垂直に端
子34乃至36のそれぞれの先端までの距離を計算し、
端子34乃至36のそれぞれの端子高さHとする。
【0036】図6(c)において、左の取付基準面32
には変形42が存在するため、上述し、図5に示すK3
の様にして抽出された左の取付基準面32の基準位置P
32と、K1の様にして抽出された右の取付基準面33
の基準位置P33を結ぶ直線L1を設定し、直線L1か
ら垂直に端子34乃至36のそれぞれの先端までの距離
を計算し端子34乃至36のそれぞれの端子高さHとす
る。
【0037】以上の様にして算出された端子高さHを、
所定の規格値と比較し、全ての端子の端子高さHが規格
値の範囲内であれば、当該成形部品1は良品として処理
し、いずれか1つ以上の端子の端子高さHが規格外であ
れば、当該成形部品は不良品として処理され、これらの
処理は、図2に示す画像処理装置24からの信号に基づ
いて、I/Oボード25が所定の出力信号を出力し、シ
ーケンサ26によって製造工程中から不良品を排斥する
などして行われる。また、I/Oボード25からは検査
を実施した成形部品1の個数と共に、不良品の不要内容
とその個数、あるいは計測した端子高さの数値データ等
を出力して、いわゆる品質管理の為のデータとして保存
しても良い。
【0038】上述したように、光源21と受像装置22
を結ぶ光軸上には被検査物としての成形部品1が、取付
基準面12,13の画像32,33と、端子14乃至1
6の先端部分の画像34乃至36とを、後者が前者の外
方に突出して区別出来るように所定の角度θだけ傾けて
配置したことにより、撮像した画像データ30に単純な
2値化処理を施しても、左右の取付基準面12,13上
の成形バリ及び/又は変形の検査と、端子高さの測定検
査が出来、検査時間の短縮と検査装置の低価格化が図れ
る。
【0039】また、画像データ30の必要範囲の高さの
判定に、各座標点をソートしてその順位をもって判定す
る様にしたことから、処理を単純化出来、検査時間の短
縮と検査装置の低価格化が図れる。
【0040】また、成形バリと変形を区別し、プリント
基板組み込み時の端子高さを正しく測定検査出来るよう
にしたので、より実用に即した正確な検査を可能とし
た。
【0041】
【発明の効果】以上のように、画像データの各取付基準
面部分を複数の領域に分割し、複数の領域のそれぞれに
ついて、成形部品と背景の境界上の複数の境界点の座標
値を求め、座標値を所定の座標軸の値でソートし、所定
の順位の境界点をその領域の代表点とし、複数の領域の
各代表点の座標値を相互に比較することによって、取付
基準面の成形バリ及び/又は変形の検査を行うため、画
像処理を用いた成形部品の検査において、成形バリ及び
/又は変形があっても正確な測定検査方法とできる。ま
た所要検査時間を短縮し安価な検査装置とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例として説明する検査対象の成
形部品1の斜視図である。
【図2】 本発明の検査装置の構成図である。
【図3】 図2における画像処理装置24に与えられる
画像データの一例を示す図である。
【図4】 図3の画像データ30の左の取付基準面32
部分を拡大して示す図である。
【図5】 本発明における取付基準面32及び33の検
査工程を示すフローチャートである。
【図6】 本発明を用いた成形部品1の端子高さ測定方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 成形部品、11,31 モールディング、12,1
3,32,33 取付基準面、14,15,16,3
4,35,36 端子、21 光源、22 撮像装置、
23 画像入力ボード、24 画像処理装置、25 I
/Oボード、26シーケンサ、30 画像データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA51 BB05 CC25 DD03 DD06 FF04 GG03 JJ26 QQ31 2G051 AA61 AA62 AB02 AC21 BA20 CA04 DA13 EA11 EA14 EA20 EB01 EB02 ED01 ED09 ED23 5B057 AA01 BA02 DA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形部品の取付基準面を含みその近傍の
    投影画像を2次元画像データとして読み込み、該画像デ
    ータの各取付基準面部分を複数の領域に分割し、該複数
    の領域のそれぞれについて、成形部品と背景の境界上の
    複数の境界点の座標値を求め、該座標値を所定の座標軸
    の値でソートし、所定の順位の境界点をその領域の代表
    点とし、該複数の領域の各代表点の座標値を相互に比較
    することによって、取付基準面の成形バリ及び/又は変
    形の検査を行うことを特徴とする成形部品の検査方法。
  2. 【請求項2】 成形部品の端子と背景の境界が、該成形
    部品の取付基準面と背景との境界よりも背景側に突出す
    るようにして、成形部品の取付基準面を含みその近傍の
    投影画像を2次元画像データとして読み込むことを特徴
    とする、請求項1記載の成形部品の検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の検査方法に
    より得られた、成形バリ及び/又は変形の高さを、所定
    の値と比較して合否判定を行うことを特徴とする成形部
    品の検査装置。
  4. 【請求項4】 成形部品の取付基準面の変形の高さが、
    請求項1又は請求項2記載の検査方法により測定して所
    定の規格内の場合には、領域の変形の頂点位置を通る直
    線から端子位置までの距離を測定して端子高さとするこ
    とを特徴とする成形部品の端子高さ検査装置。
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