JP2002130928A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002130928A
JP2002130928A JP2000320281A JP2000320281A JP2002130928A JP 2002130928 A JP2002130928 A JP 2002130928A JP 2000320281 A JP2000320281 A JP 2000320281A JP 2000320281 A JP2000320281 A JP 2000320281A JP 2002130928 A JP2002130928 A JP 2002130928A
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Japan
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partition
heat insulating
refrigerator
roller
mounting portion
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JP2000320281A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hiratsuka
政哲 平塚
Shinjiro Asakura
新二郎 朝倉
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室上下間に設けた、同貯蔵室を左右二室
に区画する仕切体の変形を防ぎ、同仕切体を境に少なく
ともどちらか一方に配置した引出扉をスムーズに引出し
(開閉)が行え、品質を向上した冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 外箱と内箱との間に充填された断熱材と
からなる断熱箱体の内部を断熱仕切体で区画し、貯蔵室
上下間に、同貯蔵室を左右二室に区画する仕切体12を設
け、少なくともどちらか一方に引出し容器13を備えた引
出扉を有する冷蔵庫において、前記仕切体12は断熱部材
18と、同断熱部材18の前面に板金製の後方に突出する左
右フランジ16aを有する前面板16と、前記左右フランジ
16aに当接され、前記断熱部材18を左右から挟持する樹
脂製の上下フランジ17aを有する側板17とからなり、前
記前面板16の左右フランジ16aの後端の後方へ向い延出
する仕切板ローラ15の取付部16bを一体に形成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、よ
り詳しくは、貯蔵室の上下間に、同貯蔵室を左右二室に
区画する仕切体を設け、同仕切体を境に少なくともどち
らか一方に配置した引出扉の仕切体ローラ取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、例えば図1および図4
に示すようなものがある。図において、1は断熱箱体
で、断熱箱体1は外箱2と、内箱3と、この両者間に充
填された発泡断熱材4等で構成されている。前記内箱3
内部は断熱仕切体5により上下に区画されて冷蔵室6
と、前面開口部を左右二室に区画し一方に独立した製氷
室7および他方に温度の切り換えができる温度切換室8
と、野菜室9と、冷凍室10とに区画され、それぞれに
専用の扉11、11’を設けたものがある。
【0003】前記製氷室7および前記温度切換室8を左
右に区画する仕切体12を前記前面開口部上下間に設
け、同仕切体12の側面の所定位置に仕切体ローラ15
を備え、同仕切体ローラ15と対向する側面ローラ1
5’を前記内箱3の内側面の所定位置に設け、前記両ロ
ーラ15、15’に摺動するレール14aを設け、同レ
ール14aを有する枠体14と、同枠体14に収納する
引出し容器13からなる引出扉11を設けることによ
り、前記両ローラ15、15’上を前記レール14aが
摺動して引出扉11の引出し(開閉)が行えるようにな
っている。
【0004】前記仕切体12は、断熱部材18と、同断
熱部材18の前面に、板金製の後方に突出する左右フラ
ンジ16aを有する前面板16と、前記左右フランジ1
6aに当接され、前記断熱部材18を左右から挟持する
樹脂製の上下フランジ17aを有する側板17とからな
っている。同側板17には、前記仕切体ローラ15の支
軸を挿通する挿通孔17bを備えており、また、前記仕
切体12と前記断熱部材の間には、ねじ孔19aを有す
る補強板19が設けられており、前記仕切体12の側面
の所定位置に前記仕切体ローラ15を前記挿通孔17b
を介して、前記ねじ孔19aに螺合するような構成とな
っていた。
【0005】しかしながら、前記仕切体ローラ15のね
じ部15aを樹脂製の前記側板17の挿通孔17bを介
して、板金製の前記補強板19のねじ孔19aに螺合し
ているため、前記側板17に上下フランジ17aを設け
て強度を図っているが、前記側板17が樹脂製であり、
前記引出し容器13に入る食品等の重さに耐えられず、
前記側板17が変形し、スムーズな引出し(開閉)が行
えなくなる恐れがあるという問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、貯蔵室の上下間に設けた、同貯蔵室
を左右二室に区画する仕切体の変形を防ぎ、同仕切体を
境に少なくともどちらか一方に配置した引出扉をスムー
ズに引出し(開閉)が行え、品質を向上した冷蔵庫を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、前面が開口された内箱と、外箱間に断熱材
を充填してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により冷蔵
室と、複数の貯蔵室と、冷凍室等に区画し、前記貯蔵室
の上下間に、同貯蔵室を左右二室に区画する仕切体を設
け、同仕切体の少なくともどちらか一方の側面の所定位
置に仕切体ローラを備え、同仕切体ローラと対向する側
面ローラを前記一室の内側面の所定位置に設け、前記両
ローラに摺動するレールを設け、同レールを有する枠体
と、同枠体に収納する引出し容器からなる引出扉を有す
る冷蔵庫において、前記仕切体は、断熱部材と、同断熱
部材の前面に、板金製の後方に突出する左右フランジを
有する前面板と、前記左右フランジに当接され、前記断
熱部材を左右から挟持する樹脂製の上下フランジを有す
る側板とからなり、前記前面板の左右フランジの後端の
後方へ向い延出する前記仕切体ローラの取付部を一体に
形成した構成となっている。
【0008】また、前記取付部を、矩形状に形成した構
成となっている。
【0009】なお、前記取付部の表面を、変形防止用の
縦長のビードを形成した構成となっている。
【0010】一方、前記取付部に、ねじ孔を形成し、前
記側板の前記ねじ孔と対応する位置に、前記仕切体ロー
ラの支軸を挿通する挿通孔を形成するとともに、前記ビ
ードを前記取付部のねじ孔の周辺近傍に形成し、前記仕
切体ローラの支軸に形成したねじ部を前記ねじ孔に螺合
した構成となっている。
【0011】さらに、前記側板の内側に、前記取付部の
上下端を挟持する断面L字状の爪部を設けた構成となっ
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
(および実施例)による冷蔵庫の概略構成を示す(B)
のAAに対応する側断面図(A)と、前面開口部を示す
斜視図(B)であり、図2は本発明の一実施例を示す仕
切体の概略構成を示す組立図(A)と、要部拡大断面図
(B)であり、図3は本発明の実施例の前面板を示す要
部斜視図(A)と、他の実施例を示す要部斜視図(B)
である。なお、従来と同じ部分の符号は同一とする。
【0013】図において、図1(A)および図1(B)
で示すように、1は外箱2と、内箱3と、この両者間に
充填された発泡断熱材4からなる冷蔵庫本体、5は同本
体1の内部を上下に区画した断熱仕切体、6は冷蔵室、
7は前面開口部を左右二室に区画し一方に配置された独
立した製氷室、および8は他方に配置された温度の切り
換えができる温度切換室、9は野菜室、10は冷凍室で
あり、それぞれに専用の扉11、11’を設けている。
【0014】前記製氷室7および前記温度切換室8を左
右に区画する仕切体12を前記前面開口部上下間に設
け、同仕切体12の側面の所定位置に仕切体ローラ15
を備え、同仕切体ローラ15と対向する側面ローラ1
5’を前記内箱3の内側面の所定位置に設け、前記両ロ
ーラ15、15’に摺動するレール14aを設け、同レ
ール14aを有する枠体14と、同枠体14に収納する
引出し容器13からなる引出扉11を設けることによ
り、前記両ローラ15、15’上を前記レール14aが
摺動して引出扉11の引出し(開閉)が行えるようにな
っている。
【0015】図2(A)および図2(B)の実施例で示
すように、前記仕切体12は、断熱部材18と、同断熱
部材18の前面に、板金製の後方に突出する左右フラン
ジ16aを有する前面板16と、前記左右フランジ16
aに当接され、前記断熱部材18を左右から挟持する樹
脂製の上下フランジ17aを有する側板17とからなっ
ており、前記前面板16の前記左右フランジ16aの後
端の後方へ向い延出する前記仕切体ローラ15の取付部
16bを一体に形成しているので、前記引出し容器13
に入る食品等の重量にも充分耐えることができるように
なる。
【0016】前記取付部16bを、図3(A)に示すよ
うに、矩形状に形成するか、もしくは図3(B)に示す
ように、前記取付部16bのねじ孔16cの周辺近傍に
変形防止用の縦長のビード16dを形成したものでも良
い。なお、前記取付部16bの略中央に、前記仕切体ロ
ーラ15の支軸に形成したねじ部15aと対応する位置
にねじ孔16cを設け、前記ねじ部15aを前記ねじ孔
16cに螺合するようになっている。
【0017】また、前記側板17の前記取付部16bの
ねじ孔16cと対応する位置に、前記仕切体ローラ15
の支軸を挿通する挿通孔17bを設けている。一方、前
記側板17の内側に、前記取付部16bの上下端を挟持
するように配置した位置決め用の断面L字状の爪部17
cを設けている。
【0018】上記の構成において、前記仕切体ローラ1
5の前記取付部16bを、板金製の前記前面板16のフ
ランジ16aの後端に矩形状に形成し、その略中央にね
じ孔16cを設け、前記仕切体ローラ15のねじ部15
aを螺合することにより、前記引出し容器13に入る食
品等の重さに耐え、前記側板17が変形することもな
く、スムーズな引出し(開閉)が行えるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によると、貯蔵室の
上下間に設けた、同貯蔵室を左右二室に区画する仕切体
を設け、同仕切体を境に少なくともどちらか一方に引出
扉を配置した冷蔵庫で、仕切体ローラの取付部を板金製
の前面板に一体に設けたことにより、取付け強度が増し
食品等の重さに耐え、仕切体が変形することもなく、ス
ムーズな引出し(開閉)が行え、品質を向上した冷蔵庫
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による冷蔵庫の概略構成を
示す(B)のAAに対応する側断面図(A)と、前面開
口部を示す斜視図(B)である。
【図2】本発明の一実施例を示す仕切体の概略構成を示
す組立図(A)と、要部拡大断面図(B)である。
【図3】本発明の実施例の前面板を示す要部斜視図
(A)と、他の実施例を示す要部斜視図(B)である。
【図4】従来例を示す仕切体の概略構成を示す組立図
(A)と、要部拡大断面図(B)である。
【符号の説明】 1 冷蔵庫本体(断熱箱体) 2 外箱 3 内箱 4 断熱材 5 断熱仕切体 6 冷蔵室 7 製氷室 8 温度切換室 9 野菜室 10 冷凍室 11 扉 11’開閉扉 12 仕切体 13 引出し容器 14 枠体 14a レール 15 仕切体ローラ 15’側面ローラ 15a ねじ部 16 前面板 16a フランジ 16b 取付部 16c ねじ孔 16d ビード 17 側板 17a フランジ 17b 挿通孔 17c 爪部 18 断熱部材 19 補強板 19a ねじ孔 20 側面ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口された内箱と、外箱間に断熱
    材を充填してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により冷
    蔵室と、複数の貯蔵室と、冷凍室等に区画し、前記貯蔵
    室の上下間に、同貯蔵室を左右二室に区画する仕切体を
    設け、同仕切体の少なくともどちらか一方の側面の所定
    位置に仕切体ローラを備え、同仕切体ローラと対向する
    側面ローラを前記一室の内側面の所定位置に設け、前記
    両ローラに摺動するレールを設け、同レールを有する枠
    体と、同枠体に収納する引出し容器からなる引出扉を有
    する冷蔵庫において、 前記仕切体は、断熱部材と、同断熱部材の前面に、板金
    製の後方に突出する左右フランジを有する前面板と、前
    記左右フランジに当接され、前記断熱部材を左右から挟
    持する樹脂製の上下フランジを有する側板とからなり、
    前記前面板の左右フランジの後端の後方へ向い延出する
    前記仕切体ローラの取付部を一体に形成してなることを
    特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記取付部を、矩形状に形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記取付部の表面に、変形防止用の縦長
    のビードを形成してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記取付部に、ねじ孔を形成し、前記側
    板の前記ねじ孔と対応する位置に、前記仕切体ローラの
    支軸を挿通する挿通孔を形成するとともに、前記ビード
    を前記取付部のねじ孔の周辺近傍に形成し、前記仕切体
    ローラの支軸に形成したねじ部を前記ねじ孔に螺合して
    なることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 前記側板の内側に、前記取付部の上下端
    を挟持する断面L字状の爪部を設けてなることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4記載の冷蔵庫。
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