JP2002130906A - リモート冷水式冷却装置 - Google Patents

リモート冷水式冷却装置

Info

Publication number
JP2002130906A
JP2002130906A JP2000327363A JP2000327363A JP2002130906A JP 2002130906 A JP2002130906 A JP 2002130906A JP 2000327363 A JP2000327363 A JP 2000327363A JP 2000327363 A JP2000327363 A JP 2000327363A JP 2002130906 A JP2002130906 A JP 2002130906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
tank
water
remote
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000327363A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Fujikawa
藤川泰司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000327363A priority Critical patent/JP2002130906A/ja
Publication of JP2002130906A publication Critical patent/JP2002130906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却槽を任意の場所に簡単に移設できるリモ
ート冷水式冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却槽7、給水タンク8、ポンプ9、冷
却ユニット10をフレキシブルホース(11〜14)で
接続してシステムを構成すると共に、給水タンク8から
ポンプ吸込み口へ循環水を供給し、冷却ユニット10で
冷却して、冷却槽7に圧送し、冷却槽7の循環水通路に
隔壁(イ〜リ)を複数組み合わせることにより、冷却槽
の内壁面を万遍なく冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品の加工調理を
行う調理装置などに用いられる冷水を用いたリモート冷
水式冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスープやカレー、シチューなど
の流動食品を大量に加熱調理する場合には、例えば特開
平11−142039号公報に示されるように、ケトル
と呼ばれる大型の蒸気加熱式ジャケット釜に食材を投入
し、攪拌しながら加熱して、調理を行うことが知られて
いる。そして、調理された食品は充填装置により所定量
ずつ個袋に充填すると共に、袋詰めされた食品は、細菌
の繁殖を防ぐために、冷却機で急速に冷却する方法が採
られている。
【0003】このように大量に加熱調理し、個袋に分別
し、急速に冷却保存する方法は調理後急冷することか
ら、クックチルシステムと呼ばれている。もちろんスー
プやシチューは冷えたままでは配膳できないため、喫食
する直前に、個袋ごと湯煎したり、電子レンジで暖めた
り、温蔵庫で加熱してから、都度必要な量を提供するも
のである。この一連の流れにおいて、食品の衛生を保つ
ためには、食品の温度と時間が最も重要とされており、
一般的には食品の芯温を+70℃以上、2分間以上加熱
した後、90分以内に0℃〜+3℃に下げることによっ
て、細菌の繁殖を防止することができると言われてい
る。
【0004】以上のような衛生上の見地から、+70℃
以上の袋詰め食品を0℃〜+3℃まで短時間で一気に冷
却できるように、上述の冷却機は大型の冷却ユニットを
備えている。通常この冷却機は、冷却槽内に氷水や冷水
を大量に貯留し、この冷水内に袋詰め食品を投入して急
速に冷却するいわゆる冷水方式が採られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の特開平11−1
42039号公報によれば、調理済み食品を個袋に詰め
るために、パッキングステーションと呼ばれる充填装置
が必要であり、この充填装置は複雑にして高価なもので
あるから、大量に使われる食品を個袋に小分けせず、そ
のまま冷却したいという課題があった。
【0006】また従来の冷却機は冷却ユニットと冷却槽
が一体化された構造であるため、大型となり、広い据付
面積が必要であった。この為、充填装置の近くに設置場
所が確保できず、やむを得ず離れた場所で冷却処理しな
ければならなくなり、大量の個袋を搬送車に乗せて運搬
する余分な手間がかかっていた。
【0007】なお、小規模レストラン向けに、特開平5
−248754号公報に示されるように、一体型の小型
冷水式冷却庫も存在するが、小規模店の厨房室はこれす
らも設置できないくらい狭いという問題があった。
【0008】さらに冷却機の設置に際しては、三相20
0V動力電源が不可欠であり、冷却ユニットが水冷であ
れば、水冷凝縮器用の水源も必要であった。一方、冷却
ユニットが空冷であれば、空冷凝縮器の排熱が屋内に充
満するので、厨房室の温度が上がり、特に夏は冷房負荷
が増大して冷やしきれなくなって、屋内が暑くなり、厨
房室の作業環境が悪くなるという問題もあった。
【0009】この発明は上記の問題の少なくとも一つを
解決するもので、パッキングステーション等の充填装置
を不要ならしめ、任意の場所に簡単に移設できるリモー
ト冷水式の冷却装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1は、
断熱された有底開口の第1水密容器に空隙を保ちつつ収
納される有底開口の第2水密容器から構成される冷却槽
と、前記空隙に循環水を循環せしめるポンプと、このポ
ンプの吸込み口に前記循環水を供給する給水タンクと、
前記循環水を冷却する冷却ユニットからなり、前記冷却
槽、前記ポンプ、前記給水タンク、前記冷却ユニットを
フレキシブルホースで接続しているから、冷却槽を任意
の場所に簡単に移設できるようにしている。
【0011】この発明の請求項2は、前記空隙に隔壁を
設け、前記循環水が前記第2水密容器に接しながら循環
するようにしているから、加熱調理済み食品を冷却槽に
直接投入することができると共に、冷却槽の底面を含む
5面を通じて、熱い食品を急速に冷却できるようにして
いる。
【0012】この発明の請求項3は、前記フレキシブル
ホースが回転リールに巻かれ、この回転リールから伸び
る前記フレキシブルホースの出先長さが自在に調整でき
るから、冷却槽、ポンプ、冷却ユニットなどの距離が如
何に変わろうとも、常に最適な配管作業とレイアウトを
行うことができるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明を適用する調理
システムの構成図、図2はこの発明のリモート冷水式冷
却装置の配管図、図3はこの発明の冷却槽の分解斜視
図、図4はこの発明の二重式熱交換器の外観図、図5は
この発明の回転ホースリールを使った斜視図、図6はこ
の発明の小型リモート冷水式冷却装置の設置例を示す斜
視図である。
【0014】1は調理システムであり、この調理システ
ムは、病院や食堂の厨房などに設置されるものであり、
流動性の食品、例えばスープやカレー、シチューなどを
加熱調理するための蒸気式ジャケット釜であるケトル2
と、このケトル2から出てきた食品を冷却する本発明の
リモート冷水式冷却装置3とから構成されている。
【0015】前記ケトル2は、内釜と外釜から成る二重
構造であり、内釜内部には攪拌器4が挿脱可能に挿入さ
れる。そして、内外釜間に加熱蒸気を供給することによ
り、内釜内にて攪拌器4により攪拌しながら食品の加熱
調理を行うものである。このケトル2の底部にはケトル
バルブ5を介して、ケトルホース6の一端が接続されて
おり、このケトルホース6の他端は、前記リモート冷水
式冷却装置3の冷却槽7の開口部に臨んでいる。
【0016】前記リモート冷水式冷却装置3は冷却槽
7、給水タンク8、ポンプ9、冷却ユニット10、及び
これらを接続する断熱されたフレキシブルホース11〜
14から構成されている。
【0017】冷却槽7は、外箱15に断熱材16を介し
て、有底開口の第1水密容器17を収容し、この第1水
密容器17の内側に、空隙18を保ちつつ、有底開口の
第2水密容器19(内槽)を嵌合させた三重構造であ
る。この第2水密容器19の底には食品バルブ20が取
り付けられている。さらにこの第2水密容器19の裏側
には、隔壁イ〜リが立設されており、その高さは前述の
空隙18の寸法を若干下回るように勘案されている。冷
却槽7の外部から空隙18に冷水を導くために、外箱1
5、断熱材16、第1水密容器17の三者を出入口パイ
プが貫いている。組み立てる場合は、あらかじめ冷水入
口パイプ21、冷水出口パイプ22を、外箱15から所
定の長さだけ、第1水密容器17の中まで差し込んで、
水が漏れないようにシールした後、第2水密容器19を
かぶせて、冷却槽7を完成させる。図3においては、冷
水入口パイプ21と冷水出口パイプ22がそれぞれ2本
ずつ描いてあるが、第2水密容器19側に描かれたパイ
プは、あくまで組み立てた時、こうなるという様子を表
わしたものである。
【0018】給水タンク8は、その上部に給水弁23が
接続され、その先は給水源とつながっている。給水タン
ク8の内部にはフロートスイッチ24が内蔵され、給水
タンク8の水面を一定に保っている。
【0019】冷却ユニット10は、二重管式熱交換器2
5、圧縮機26、凝縮器27、膨張弁28を循環する冷
媒によって、冷却効果を発揮する。ファン29はファン
モータ30の駆動により回転し、凝縮器27を冷却す
る。二重管式熱交換器25は二重管にしたパイプを円筒
形に巻き付けて構成してあり、内管に水、外管に冷媒が
流れる。膨張弁28を出た低温冷媒が冷媒入口31から
はいり、内管の水を冷やしながら、冷媒出口32から出
て行く。一方、水は水入口33からはいり、水出口34
から出て行く。途中に冷媒継手35と水継手36が介在
しているが、これは同じ形状の二重管式熱交換器を多段
に重ねたものであり、本実施例では2段積み重ねてあ
る。
【0020】また、本調理システム1には、温度記録装
置40が設けられており、この温度記録装置40は、前
記ケトル2内の食品温度を検出する白金や熱電対などか
ら成るケトル温度センサ41と、冷却槽7内の調理済み
食品42の芯温を測定する白金や熱電対などから成る芯
温センサ43も接続されている。
【0021】以上の構成で、調理装置1を用いた食品の
調理・冷却作業の流れを説明する。あらかじめ、リモー
ト冷水式冷却装置3を動かして、冷却ユニット10によ
って循環水を冷却し、冷却槽7の第2水密容器19(以
下内槽という)の内壁面を冷やしておく。この場合、内
槽は空の状態であるから、内壁面が冷たくなるだけであ
る。
【0022】一方、ケトル2内には料理の材料となる水
や食材、調味料などを投入し、前述の如く内外釜間に加
熱蒸気を供給することにより、内釜内にて攪拌器4によ
り攪拌しながら食品の加熱調理を行う。ここで、少なく
とも+70℃以上で2分以上の加熱を行うことにより、
食品の安全を確保することができる。これはケトル温度
センサ41で食品の温度を検知しながら、温度記録装置
40にてモニター、記録して確認することができる。
【0023】食品の加熱調理が終了したら、ケトル2の
底部に設けられたケトルバルブ5を開放し、ケトルホー
ス6とケトル2の内釜内部を連通させる。この状態でケ
トル2からケトルホース6内に食品を流し、冷却槽7の
内槽に落とし込む。内槽の容積は、ちょうどケトル一杯
分に相当する体積になるように設計されている。このよ
うに自重で食品を流し込むから、本発明のシステムで調
理する食品は流動性のスープやカレー、シチュー、味噌
汁、麺類などがふさわしいとされる。
【0024】さて、食品42が冷却槽7の内槽19に投
入されたら、冷却槽7における冷水の循環は次の通りで
ある。まず、冷水入口パイプ21の一端Aから冷水が導
入され、B室へ流入する。すると隔壁イに阻まれて、C
室へ流れ、隔壁ロに添って、D室へ向かう。こうして内
槽の底面がすべて循環水に接することになる。次に冷水
は底面から側面のE室へ流れ、さらにF室へ向かい、隔
壁ハを乗り越えて、G室へと流入する。ここから隔壁ニ
を超えて、H室へと流れ、隔壁ホからI室、隔壁ヘから
J室、隔壁トからK室、隔壁チからL室へと、内槽側面
をジグザグに流通し、最後に隔壁リを超えて、M室に至
り、遂に逃げ場を失い、冷水出口パイプ22からN端へ
と流出する。これにより内槽の側面がすべて循環水に覆
われたことになり、底面と合わせ、食品42の接する5
面がすべて冷却される。このように、隔壁(イ〜リ)は
冷水の循環流路を形成するのみならず、内槽に付着した
フィンとしての作用もあり、熱伝達に寄与すると共に、
内槽19を支える支柱としての機能もあり、内槽がしっ
かりと保持される利点もある。
【0025】こうして、冷却槽7の内槽にて、食品42
は、当初の+70℃〜+80℃以上の温度から、90分
以内に0℃〜+3℃の温度に冷却される。これによっ
て、食品内の細菌の繁殖を防止することができる。この
間、芯温センサ43を食品に差し込んでおき、温度記録
装置40にて芯温をモニターしながら記録し、食品42
の安全保証を裏付けることができる。
【0026】冷却槽7で0℃〜+3℃の温度に冷却され
た食品42は、そのまま内槽19に保存しておくことも
可能であるが、次の調理が待っている場合は別な保存容
器に移し替えて、冷蔵庫などに保管する必要がある。こ
のときに食品バルブ20を開いて食品42を取り出す。
食品によっては、低温で流動性が悪くなるものがあるの
で、この場合、煮沸消毒したひしゃくやスコップなどで
すくって、衛生的な保存容器に移し替える。食品バルブ
20はこのほか、営業終了後、内槽19を洗浄する時に
も使用される。このように、本発明によるリモート冷水
式冷却装置を使えば、ケトル等の加熱調理機器から出て
きた熱い食品を直接、冷却槽7に投入して冷却すること
ができるので、パッキングステーションなどの充填装置
が不要になる利点がある。
【0027】次に回転ホースリール45を使った本発明
の実施例である図5について説明する。冷水供給ユニッ
ト44は、冷却ユニット10と給水タンク8とポンプ9
を内蔵した一体型の機器であり、車輪46によって自在
に移動することが可能である。冷水の出入口には着脱自
在継手47のオス継手が2本突出している。フレキシブ
ルホース48、49の一端には着脱自在継手47のメス
継手が圧着されており、他端は回転ホースリール45に
多重に巻かれており、その先端は別な着脱自在継手50
のオス継手に接続されている。もう一組のフレキシブル
ホース51、52の両端にも着脱自在継手50、53の
メス継手が圧着されており、回転ホースリール45と冷
却槽7のオス継手に、はまり合う。冷却槽7にはキャス
ター54がついており、移動が自在である。なお、これ
らのフレキシブルホースは外周を断熱材でくるんだ二重
構造になっている。また、図のように二本が別々になっ
ているのでなく、二本同士を接着し、あたかも1本のよ
うなホースにしても良い。
【0028】このように構成された冷却装置の動作を説
明する。冷水供給ユニット44は電源や水源が確保で
き、排熱が出ても支障のない場所に設置する。場合によ
っては屋外に設置する。このようにして、冷水供給ユニ
ット44で作られた冷水は、断熱されたフレキシブルホ
ースを通り、回転ホースリール45を巡り、冷却槽7の
空隙18を循環して、再びフレキシブルホースから回転
ホースリール45を経て、冷水供給ユニット44に戻
る。こうして、冷却槽7の内槽壁が冷やされるので、加
熱調理された熱い食品を、直接、内槽に流し込んで冷却
することが可能となり、パッキングステーションなどの
高額な充填装置が不要となる。冷却槽7はキャスター5
4のおかげで、移動が自在となるから、加熱調理機器の
近くに設置することができるし、不要になったら撤去も
簡単であり、厨房室を占拠しないという利点もある。回
転ホースリール45は持ち運びができるから、移動に支
障はない。また、古くなったり、傷ついて水が漏れるよ
うになったら、ホースだけ交換すればよい。
【0029】次に本発明の小型リモート冷水式冷却装置
の設置例である図6について説明する。冷水供給ユニッ
ト44はテーブル55の下に設置し、冷却槽7はテーブ
ル55の上、シンク56の近くに設置する。テーブル5
5にはホテルパン57や食器台58等が乗っており、シ
ンク56の上方には食器棚59が懸架されている。ま
た、テーブル55の下には冷蔵庫60が設置されてい
る。テーブル55の下部に冷水供給ユニット44を設置
するスペースがない場合には、点線で示すように壁吊り
方式にして懸垂することも可能である。
【0030】このように配置された冷却槽7には、茹で
たそうめんやラーメン等の麺類を、喫食する直前まで冷
却保存するために使用される。もちろん、寿司ネタなど
を一時、低温保存することにも使うことができる。
【0031】このように、小規模なお店の厨房では、各
種の機器がところ狭しと配置されるのが普通であるか
ら、このような場合でも、本発明によるリモート冷水式
の冷却装置を使えば、狭いスペースにも冷却槽7を配置
することができ、厨房を改造する必要がなく、臨機応変
に対処することができる。
【0032】以上、大型から小型まで、リモート冷水式
冷却装置の作動や設置例を説明してきたが、循環させる
流体は必ずしも水だけに限定されるのではなく、塩化カ
ルシウム溶液などのブラインにも適用できるものであ
る。また、冷却ユニットは本実施例の二重管式熱交換器
のみに限定されるものではなく、シェルアンドチューブ
熱交換器を使っても良く、氷蓄熱による冷水製造方式を
採用しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、断熱された有底開口の第1水密容器に空隙を保ちつ
つ収納される有底開口の第2水密容器から構成される冷
却槽と、前記空隙に循環水を循環せしめるポンプと、こ
のポンプの吸込み口に前記循環水を供給する給水タンク
と、前記循環水を冷却する冷却ユニットからなり、前記
冷却槽、前記ポンプ、前記給水タンク、前記冷却ユニッ
トをフレキシブルホースで接続しているから、冷却槽を
任意の場所に簡単に移設でき、設置と撤去が容易である
ため、一時的な需要にも対応できるし、従来の狭い厨房
室も改装せずにそのまま使えるという効果がある。
【0034】この発明の請求項2によれば、前記空隙に
隔壁を設け、前記循環水が前記第2水密容器に接しなが
ら循環するようにしているから、冷却槽に加熱調理済み
食品を直接投入することができると共に、冷却槽の底面
を含む5面を通じて、熱い食品を急速に冷却できるよう
にしたため、従来のパッキングステーションなどの充填
装置が不要になる効果がある。
【0035】この発明の請求項3によれば、前記フレキ
シブルホースが回転リールに巻かれ、この回転リールか
ら伸びる前記フレキシブルホースの出先長さが自在に調
整できるから、冷却槽、ポンプ、冷却ユニット等の距離
が如何に変わろうとも、常に最適な配管作業とレイアウ
トを行うことができるため、移設のたび毎にフレキシブ
ルホースを購入したり切断したりする手間がはぶける効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する調理システムの構成図であ
る。
【図2】この発明のリモート冷水式冷却装置の配管図で
ある。
【図3】この発明の冷却槽の分解斜視図である。
【図4】この発明の二重管式熱交換器の外観図である。
【図5】この発明の回転ホースリールを使った斜視図で
ある。
【図6】この発明の小型リモート冷水式冷却装置の設置
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 調理システム 3 リモート冷水式冷却装置 7 冷却槽 8 給水タンク 9 ポンプ 10 冷却ユニット 11〜14 フレキシブルホース 16 断熱材 17 第1水密容器 18 空隙 19 第2水密容器 42 食品 44 冷水供給ユニット 45 回転ホースリール 47、50、53 着脱自在継手 48、49,51,52 フレキシブルホース イ〜リ 隔壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱された有底開口の第1水密容器に空隙
    を保ちつつ収納される有底開口の第2水密容器から構成
    される冷却槽と、前記空隙に循環水を循環せしめるポン
    プと、このポンプの吸込み口に前記循環水を供給する給
    水タンクと、前記循環水を冷却する冷却ユニットからな
    り、前記冷却槽、前記ポンプ、前記給水タンク、前記冷
    却ユニットをフレキシブルホースで接続したことを特徴
    とするリモート冷水式冷却装置。
  2. 【請求項2】前記空隙に隔壁を設け、前記循環水が前記
    第2水密容器に接しながら循環するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のリモート冷水式冷却装置。
  3. 【請求項3】前記フレキシブルホースが回転リールに巻
    かれ、この回転リールから伸びる前記フレキシブルホー
    スの出先長さが自在に調整できることを特徴とする請求
    項1、2記載のリモート冷水式冷却装置。
JP2000327363A 2000-10-26 2000-10-26 リモート冷水式冷却装置 Pending JP2002130906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327363A JP2002130906A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 リモート冷水式冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327363A JP2002130906A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 リモート冷水式冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002130906A true JP2002130906A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18804399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000327363A Pending JP2002130906A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 リモート冷水式冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002130906A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151406A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 温湯消毒装置
JP2007205662A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Shibata Kagaku Kk 低温循環水槽、その冷却水循環チューブ並びにそれに用いられる冷却部材
CN114739084A (zh) * 2022-04-14 2022-07-12 浙江古茗科技有限公司 一种速冷机及其安装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151406A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 温湯消毒装置
JP2007205662A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Shibata Kagaku Kk 低温循環水槽、その冷却水循環チューブ並びにそれに用いられる冷却部材
CN114739084A (zh) * 2022-04-14 2022-07-12 浙江古茗科技有限公司 一种速冷机及其安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11812884B2 (en) Cooking rack system using liquid bath
US5381670A (en) Apparatus for cooling food by conduction
US5921096A (en) Modular temperature maintaining food receptacle system
US11533937B2 (en) Fluid-based devices for storing and preparing food and methods of using the same
US20120137898A1 (en) Methods and devices for heating food items
WO1998055810A1 (fr) Appareil de refrigeration
US20090145154A1 (en) Cooling station
US2744391A (en) Apparatus for freezing, cooling beverages or comestibles
US20100170275A1 (en) Cooling station for receiving a frame
US8952556B2 (en) Modular temperature maintaining or regulating storage systems
JP7125311B2 (ja) 液体および半液体の製品を製造するための機械
JP2002130906A (ja) リモート冷水式冷却装置
US7051543B2 (en) Refrigeration system including water chilling device
RU2361495C2 (ru) Охлаждаемое устройство для демонстрации и раздачи
CN101476807A (zh) 一种便携式保温箱
CN1703159B (zh) 旋转式烤肉装置
JP2003339454A (ja) 配膳車
US20090145150A1 (en) Cooling station
BR112020003857A2 (pt) dispositivo de aquecimento, métodos para resfriar o canal de fluido de um dispositivo de aquecimento e para preparação de uma ou mais bebidas, e, aparelho para preparação de bebidas
CN103791689A (zh) 速冷机
JP3197831U (ja) 食品加熱保温貯留装置又は食品冷蔵貯留装置に用いる袋入り食品収納用カゴ
JP3901665B2 (ja) 棺桶の冷却装置
US20230157475A1 (en) Temperature Regulated Preparation and Storage System
JP2023505742A (ja) 冷凍食品又は深冷食品を解凍する方法、装置及びコンピュータプログラム
KR101036804B1 (ko) 냉각기가 구비된 튀김기계

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226