JP2002129677A - 構造体およびその組み立て方法 - Google Patents

構造体およびその組み立て方法

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JP2002129677A
JP2002129677A JP2000326724A JP2000326724A JP2002129677A JP 2002129677 A JP2002129677 A JP 2002129677A JP 2000326724 A JP2000326724 A JP 2000326724A JP 2000326724 A JP2000326724 A JP 2000326724A JP 2002129677 A JP2002129677 A JP 2002129677A
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Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造物を組み立てるのに軽くて運搬しやすい単
位部材を提供する。 【解決手段】側面に上端から下端に向かって狭くなるテ
ーパを有することで互いに重ね合わせることが可能な容
器状単位部材が、単独あるいは複数で一体的に成形さ
れ、かつ、互いに連結可能な連結部を有する、あるいは
連結具を用いることで互いに連結可能とされた容器状部
材とされ、該容器状部材を連結して組み立てられた解体
可能な臨時構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】臨時的にあるいは恒久的に使
用される構造体の組み立て方法に属する。
【0002】
【従来の技術】各種、臨時的に使用される、屋外会場、
仮設スタンド、倉庫等の建造物あるいは季節的に使用さ
れる装飾用構造体あるいは展示物等仮設構造体を組み立
てるには、その構造材として(即ち支柱又は梁等)とし
て鋼管や、丸太、合成樹脂パイプ等を用い、互いにジョ
イントで接続し、間に板材を接続し、ないしは渡しなが
ら所定の構造体としていた。あるいは通常長さ1,500m
m、幅300mm程度の所謂羊かん棒と呼ばれる仮設用部材を
複数個並列させたり、積み重ねたりして、その上を布等で
覆い、所望の大きさの台や床を作り出し、店舗あるいは舞
台などの構造部材とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、パイプ類を用い
て仮設建造物や仮設構造体を組み立てる方法では、使用
するパイプあるいは丸太が、重く持ち運びが大変であり、
例えば屋外会場用テントやステージを組み立てようとす
る場合には何人かで共同して組み立てねばならないとい
う取り扱い上の不便さがあった。鋼管や合成樹脂パイプ
などの場合には折畳式や収納タイプのものがあるが、そ
のコンパクト化には限界があり、運搬や取り扱いには手
間を要していた。
【0004】また、パイプを組み合わせた仮設構造体は、
縦柱を上方に順次継ぎ足すと共に、この縦柱を所定の間
隔で並べて配置し、隣接する縦柱を順次横桟と斜材で結
合することにより、ジャングルジム状に組み立てた構造
になっているため、横桟と斜材によって各縦柱間が閉鎖
されることになり、床面上での資材の搬入搬出や歩行な
どが困難となっていた。
【0005】また、上記羊かん棒と呼ばれる仮設部材は
箱型をしているので、同寸法のものの場合、入れ子式に重
ね合わせることはできず、保管や輸送の際無駄なスペー
スを大きく取ってしまうという問題がある。
【0006】本発明は、保管や輸送の際に無駄なスペー
スを取らず、組み立て作業中に自由に歩行ができ、組み
立て資材が搬入できる新しい仮設建造物・構造体の組み
立て方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、側面に上端か
ら下端に向かって狭くなるテーパを有することで互いに
重ね合わせることが可能な容器状単位部材が、単独ある
いは複数で一体的に成形され、かつ、互いに連結可能な
連結部を有する、あるいは連結具を用いることで互いに
連結可能とされた容器状部材とされ、該容器状部材を連
結したことを特徴とする解体可能な構造体および構造体
の組み立て方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図を用いて更に詳細
に説明する。最初に、容器状単位部材および容器状部材
につき説明する。図1から図3まで容器状単位部材の例
の一部を示している。
【0009】図1Aは矩形状の容器状単位部材であり、強
度を高めるためその中心に先端を容器開放面で切り取ら
れた円錐状の補強がなされた例であり、平面図と側面図
が示されている。
【0010】図1Bは先端が切り取られた円錐形状をした
容器状単位部材の例である。図1Aと同様に中心に補強を
入れることも可能である。上と同様平面図と側面図が示
されている。
【0011】図1Cは矩形状の容器状単位部材であり、枠
部分で構成されている例である。図1Dは矩形状の容器
状単位部材であり、籠状をしている例である。
【0012】図2は図1に示された容器状単位部材を複数
個(図では4個)一体成形した例で規模の大きな構造体
等あるいは組み立て効率を高めるために使用される容器
状部材の例である。
【0013】図2Aは図1Aの容器状単位部材を4個一体成
形した容器状部材である。図2Bは図1Bの容器状単位部材
を4個一体成形した容器状部材である。いずれも平面図
と側面図で示している。
【0014】図3は図1Aに示す容器状単位部材を連続
して接続した概念図である。縦・横方向及び上下方向に
任意の数だけ連続的あるいは断続的に接続することで後
述するような多種多様な構造体が組み立て可能となる。
図1A、図1B、図2A、図2Bに示す容器状単位部材も同様で
あり、またこれらの容器状単位部材に限られない。容器
状単位部材は図1Cに示すような枠体であっても、図1Dに
示すような籠状のものであっても何ら差し支えない。
【0015】図1、図2に例示した容器状単位部材および
容器状部材は、その形状が多角形であれ、曲面で構成さ
れたものであれ、互いに重ね合わせることが可能で、縦
横及び上下方向に連続的に結合できる形状であればよ
い。また容器の底に容器の強度を高めるためその開放面
で平坦化された円錐台あるいは角錐台が補強部として設
けられてもよく、またなくても差し支えない。補強部
は、容器状単位部材の大きさ形状,及び要求される強度
に応じて必要な数、形状のものを設けることができる。
またこれらの容器状単位部材が単独あるいは図2に示す
ように複数個一体的に成形された容器状部材として用い
られる。また図2に示す容器状部材は、図1A,1Bに示す
容器状単位部材が4個一体的に成形されているが、横一
列に並んで成形されていても、その数が異なっていても
よい。
【0016】図4から図6までは容器状単位部材の接続
方法の例を示している。図4は容器状単位部材の上縁部
に互いに接続可能な雄雌の継ぎ手を設けた例である。図
4Aは上下方向から接続させる継ぎ手の例であり、図4Bは
水平方向から接続させる継ぎ手の例である。このような
継ぎ手を設けることで容器状単位部材を相互に水平方向
に接続することが可能となる。
【0017】図5は容器状単位部材の底面同士を接続す
るための方法を示す一例である。図5Aは容器状単位部材
の底面4隅に雌用の孔を設けてある。図5Bは容器状単位
部材を4個それぞれの隅が相接するように並べ、接続用
継ぎ手で接続した状態を示している。図5C、Dは容器状
単位部材の底面の隅に設けた接続用雌孔に挿入可能な雄
部が、平板の上下に設けられた接続用継ぎ手の一例を示
す平面図とその側面図である。接続用雄部が上下に設け
てあるため容器状単位部材が互いにその底面を接しなが
ら上下方向に接続することが可能となる。
【0018】図6は容器状単位部材を互いに相接する開
放面で接続するための方法を示す一例である。図6Aは
容器状単位部材の開放面の縁部4隅に雌用の孔を設けて
ある。図6Bは容器状単位部材を4個それぞれの隅が相接
するように並べ、接続用継ぎ手で接続した状態を示して
いる。図6C、Dは容器状単位部材の縁部の隅に設けた接
続用雌孔に挿入可能な雄部が、平板の上下に設けられた
接続用継ぎ手の一例を示す平面図とその側面図である。
接続用雄部が上下に設けてあるため容器状単位部材が互
いにその開方面を接しながら上下方向に接続することが
可能となる。また接続部位が狭くなるため容器部の開放
面裏面の角をまるめている。
【0019】容器状単位部材の材質は、プラスチック製
がその成形性、軽量性、強度の点から好ましい。大きさ
は,特に制限はないが、人手で組み立てる場合には、そ
の取り扱いの容易性から1辺30〜150cm程度のも
のが好ましい。軽く、簡単な継ぎ手類で相互に接続が可
能なため、道具なしでも容器状単位部材を縦横上下、自
由に並べて任意の形状・外観を持った構造体を組み立て
ることが可能となる。内部に空間を有する構造体も組み
立て可能なことはいうまでもない。
【0020】図7から図15までに容器状単位部材を用
いて組み立てられる構造体の例を示している。図7から
図11までは遊園地、テーマパークなど展示用あるいは遊
戯用に臨時に設けられるような構築物の例であり図1
2,図13は緊急用に臨時に設けられる構築物の例であ
る。図15は長期に使用される例である。
【0021】図7はピラミッドを模式化したものであ
る。これに限らず世界の有名な建築物、遺跡等を短期間
にその骨格が構築可能である。
【0022】図8は迷路である。簡単に組み立て解体が
可能なため、短時間で迷路の形を変更できる。テーマパ
ークなどで恒久的に使用することも可能である。
【0023】図9はプールである。水を張る水槽部分の
周囲を遮水性のシート覆い、水を張れば簡単に臨時プー
ルが組み立てられる。ビルの屋上,校庭の一部に夏季限
定で組み立てることができる。
【0024】図10は恐竜である。テーマパークに限らず
パレード等で車上に各種の動物、装飾品を載せてパレー
ドする際など容易にそれらの骨格が組み立て可能であ
る。
【0025】図11は観覧席である。運動会、競技会で
必要とされる座席が短期間に組み立てられる。
【0026】図12は温泉である。図9のプールと同じ
構成であるが,遮水シートの表面を人工岩などで覆え
ば,異なる形状,大きさを持った温泉が組み立てられ
る。
【0027】図13は倉庫あるいは仮設住居である。災
害時に緊急に運び込まれた物資の一時保管あるいは被災
者の休息所として利用が可能である。
【0028】図14は橋である。上と同様緊急用に仮設
の橋が必要な場合短期間に組み立て可能である。
【0029】図15は垣根、あるいは家の周りに設ける
防風林あるいは街路樹の剪定を兼ねた誘導棚である。樹
木の周囲に容器状単位部材を階段状に配置し、あるいは
容器状単位部材を階段状に配置した中に苗木を植え、容
器状単位部材の隙間あるいは容器状単位部材の表面に設
けた透孔から延びだした枝を剪定することで樹形を整え
ることができる。剪定は事前に階段状としているため従
来のはしごを用いて剪定する場合より安全に作業が進め
られる。この場合、使用される容器状単位部材はその表
面に大きな透孔を設けたものあるいは枠状のものを使用
するのが好ましい。
【0030】以上、各種の構造体につき記述したが、こ
れらの構造体は目的とする建造物の骨組み骨格である。
したがい、これらの構築体を必要に応じてシートで覆い
あるいは外装を施し、より見栄えのよいものにすること
が可能である。また必ずしも,臨時の構造体に限らず長
期間に亘って使用される構造体の組み立てに使用するこ
とも可能である。
【0031】また,一つの構造物を単一の容器状単位部
材で組み立てるばかりでなく、異なる形状の容器状単位
部材を併用して組み立てることも可能である。容器状単
位部材の強度など異なるため適材適所で使用することが
望ましい。この場合、異なる容器状単位部材は、同一の
大きさとし,あるいは整数倍の単位長さを持つことが好
ましい。整数倍の単位長さを持たせることでより複雑な
形状のものを組み立てることが可能となる。
【0032】巨大な構造物となるとプラスチック製の容
器状単位部材ではその強度が保てなくなるため、必要に
応じて鋼材による柱、梁を組み込んで組み立てることも
可能である。
【発明の効果】本発明は,構造体を,互いに重ね合わせ
ることが可能な容器状単位部材を用いて下から順次組み
上げるため,以下の効果がある。互いに重ね合わせるこ
とが可能な容器状単位部材を用いるため、運搬、貯蔵の
便がよい。下から順番に積み重ねていくため、足場の確
保が容易である。またプラスチックの成形材とすること
も可能なため軽量であり、特別な道具を用いることなく
任意の形状のものが構築可能である。同時に解体可能で
ある。そのため臨時に用いられる建築物、構築物の構築
に極めて便利である。また,特殊な工具を用いることな
く組み立てられているため,その解体も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる容器状単位部材の例を示す。
【図2】本発明に用いる容器状単位部材の複数を一体成
形した例を示す。
【図3】容器状単位部材を連結した例を示す。
【図4】容器状単位部材をその側面で水平方向に接続す
る接続具の例を示す。
【図5】容器状単位部材を相互にその底面で接続するた
めの接続継ぎ手の例を示す。
【図6】容器状単位部材を相互にその開方面で接続する
ための接続継ぎ手の例を示す。
【図7】容器状単位部材を用いて構築された1番目の構
造体の例である。
【図8】容器状単位部材を用いて構築された2番目の構
造体の例である。
【図9】容器状単位部材を用いて構築された3番目の構
造体の例である。
【図10】容器状単位部材を用いて構築された4番目の
構造体の例である。
【図11】容器状単位部材を用いて構築された5番目の
構造体の例である。
【図12】容器状単位部材を用いて構築された6番目の
構造体の例である。
【図13】容器状単位部材を用いて構築された7番目の
構造体の例である。
【図14】容器状単位部材を用いて構築された8番目の
構造体の例である。
【図15】容器状単位部材を用いて構築された9番目の
構造体の例である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に上端から下端に向かって狭くなるテ
    ーパを有することで互いに重ね合わせることが可能な容
    器状単位部材が、単独あるいは複数で一体的に成形さ
    れ、かつ、互いに連結可能な連結部を有する、あるいは
    連結具を用いることで互いに連結可能とされた容器状部
    材とされ、該容器状部材を連結したことを特徴とする解
    体可能な構造体。
  2. 【請求項2】側面に上端から下端に向かって狭くなるテ
    ーパを有することで互いに重ね合わせることが可能な容
    器状単位部材が、単独あるいは複数で一体的に成形さ
    れ、かつ、互いに連結可能な連結部を有する、あるいは
    連結具を用いることで互いに連結可能とされた容器状部
    材とされ、該容器状部材を連結することを特徴とする解
    体可能な構造体の組み立て方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187962A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Tana-X:Kk 装飾構造体
JP2006200356A (ja) * 2004-12-21 2006-08-03 Shinichiro Hayashi 部材
JP2025008161A (ja) * 2023-07-04 2025-01-20 天昇電気工業株式会社 倉庫及び倉庫の構築方法

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