JP2002129007A - ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents
ポリウレタン樹脂組成物Info
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- JP2002129007A JP2002129007A JP2000322212A JP2000322212A JP2002129007A JP 2002129007 A JP2002129007 A JP 2002129007A JP 2000322212 A JP2000322212 A JP 2000322212A JP 2000322212 A JP2000322212 A JP 2000322212A JP 2002129007 A JP2002129007 A JP 2002129007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安全性が高く、ポリウレタン樹脂に対し従来の
可塑剤と同等以上の相溶性を有する可塑剤を開発するこ
と。 【解決手段】ポリウレタン樹脂100質量部に対してジ
アセチルモノアシルグリセロール5〜200質量部を可
塑剤として含有することを特徴とするポリウレタン樹脂
組成物である。
可塑剤と同等以上の相溶性を有する可塑剤を開発するこ
と。 【解決手段】ポリウレタン樹脂100質量部に対してジ
アセチルモノアシルグリセロール5〜200質量部を可
塑剤として含有することを特徴とするポリウレタン樹脂
組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリウレタン樹脂
組成物に関する。詳しくは安全でポリウレタン樹脂に対
し相溶性に優れた可塑剤を含有することを特徴とするポ
リウレタン樹脂組成物に関する。
組成物に関する。詳しくは安全でポリウレタン樹脂に対
し相溶性に優れた可塑剤を含有することを特徴とするポ
リウレタン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質ウレタン樹脂は、末端にイソシアネ
ート基を含有するウレタンプレポリマーに、ジオクチル
フタレート、ジブチルフタレートなどのフタル酸エステ
ルを主流とした芳香族ポリカルボン酸のエステルや、ジ
オクチルアジペート、ジブチルセバケートなどの芳香族
ポリカルボン酸エステル等が可塑剤として使用されてき
た。しかしながら、配合された可塑剤がウレタン樹脂表
面に移行してきて、表面性の低下や塗料皮膜の軟化や剥
離が見られた。
ート基を含有するウレタンプレポリマーに、ジオクチル
フタレート、ジブチルフタレートなどのフタル酸エステ
ルを主流とした芳香族ポリカルボン酸のエステルや、ジ
オクチルアジペート、ジブチルセバケートなどの芳香族
ポリカルボン酸エステル等が可塑剤として使用されてき
た。しかしながら、配合された可塑剤がウレタン樹脂表
面に移行してきて、表面性の低下や塗料皮膜の軟化や剥
離が見られた。
【0003】従来使用されているフタル酸エステル等の
芳香族カルボン酸エステルや、アジピン酸エステル等の
脂肪族ポリカルボン酸エステルは、ウレタン樹脂成形
後、可塑剤が表面に移行して、表面の汚染もしくは外観
を損なうという問題が生じる。
芳香族カルボン酸エステルや、アジピン酸エステル等の
脂肪族ポリカルボン酸エステルは、ウレタン樹脂成形
後、可塑剤が表面に移行して、表面の汚染もしくは外観
を損なうという問題が生じる。
【0004】これらの問題を解決する方法として、例え
ばポリエーテルポリオールと二塩基酸及び末端停止剤と
を反応させて得られるポリエステル系可塑剤を配合した
ウレタン樹脂組成物(特公平6−23379号)、ある
いは末端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポ
リマーを主成分とするポリウレタン系硬化性組成物にお
いて、平均分子量250以上のアルキルベンゼンとポリ
カルボン酸エステル及び塩素化パラフィンの群から選ば
れる少なくとも1種を1:9〜7:3の重量比で混合し
たものを配合するウレタン組成物(特許第299422
6号)が開示されている。しかしながら、前者に開示さ
れるポリエステル系可塑剤は従来のフタル酸エステル等
と比較して粘度が高いため、配合後の作業性に劣り、ま
た高価であり、経済性の点でも難点がある。又、後者に
開示される改良剤では安全性の観点から問題がある。
ばポリエーテルポリオールと二塩基酸及び末端停止剤と
を反応させて得られるポリエステル系可塑剤を配合した
ウレタン樹脂組成物(特公平6−23379号)、ある
いは末端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポ
リマーを主成分とするポリウレタン系硬化性組成物にお
いて、平均分子量250以上のアルキルベンゼンとポリ
カルボン酸エステル及び塩素化パラフィンの群から選ば
れる少なくとも1種を1:9〜7:3の重量比で混合し
たものを配合するウレタン組成物(特許第299422
6号)が開示されている。しかしながら、前者に開示さ
れるポリエステル系可塑剤は従来のフタル酸エステル等
と比較して粘度が高いため、配合後の作業性に劣り、ま
た高価であり、経済性の点でも難点がある。又、後者に
開示される改良剤では安全性の観点から問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安全性が高
く、ポリウレタン樹脂に対し従来の可塑剤と同等以上の
相溶性を有する可塑剤を開発することを課題とする。
く、ポリウレタン樹脂に対し従来の可塑剤と同等以上の
相溶性を有する可塑剤を開発することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み、安全性が高く、ポリウレタン樹脂に対する相溶性
に優れた可塑剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ジ
アセチルモノアシルグリセロールが本発明の課題解決に
好適であることを見出し本発明を完成するに至ったもの
である。
鑑み、安全性が高く、ポリウレタン樹脂に対する相溶性
に優れた可塑剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ジ
アセチルモノアシルグリセロールが本発明の課題解決に
好適であることを見出し本発明を完成するに至ったもの
である。
【0007】即ち、本発明は以下の構成を有するもので
ある。 1.ポリウレタン樹脂100質量部に対して、ジアセチ
ルモノアシルグリセロールを5〜100質量部含有する
ことを特徴とするポリウレタン樹脂組成物。
ある。 1.ポリウレタン樹脂100質量部に対して、ジアセチ
ルモノアシルグリセロールを5〜100質量部含有する
ことを特徴とするポリウレタン樹脂組成物。
【0008】2.ジアセチルモノアシルグリセロールを
構成するアシル基の炭素数が8〜22であることを特徴
とする上記1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
構成するアシル基の炭素数が8〜22であることを特徴
とする上記1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
【0009】本発明に用いられる炭素数8〜22の直鎖
脂肪酸をアシル基とするジアセチルモノアシルグリセロ
ールは、グリセリン酢酸脂肪酸エステルの名称で食品添
加物として指定されており、安全性が確認されたもので
ある。
脂肪酸をアシル基とするジアセチルモノアシルグリセロ
ールは、グリセリン酢酸脂肪酸エステルの名称で食品添
加物として指定されており、安全性が確認されたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明について更に詳しく説明す
る。本発明におけるポリウレタン樹脂としては、公知の
あらゆる種類のものを特別の制限なく用いることがで
き、例えば両末端に活性水素基を有するポリエーテルジ
オール、ポリエステルジオール、ポリラクトンジオー
ル、ポリアミドジオール、ポリアミドジアミン等と多官
能性イソシアネート、例えば、4,4’−ジフェニルメ
タンイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネ
ート、2,4−トリレンジイソシアネート、ナフタレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等
及び多官能性低分子活性水素化合物、例えばヒドラジ
ン、エチレンジアミン、1,2−プロピレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、β−アミノプロピオン酸ヒド
ラジド、水、エチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール等を反応させて得られる分子内にウレタン結合を有
するポリウレタンが挙げられる。
る。本発明におけるポリウレタン樹脂としては、公知の
あらゆる種類のものを特別の制限なく用いることがで
き、例えば両末端に活性水素基を有するポリエーテルジ
オール、ポリエステルジオール、ポリラクトンジオー
ル、ポリアミドジオール、ポリアミドジアミン等と多官
能性イソシアネート、例えば、4,4’−ジフェニルメ
タンイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネ
ート、2,4−トリレンジイソシアネート、ナフタレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等
及び多官能性低分子活性水素化合物、例えばヒドラジ
ン、エチレンジアミン、1,2−プロピレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、β−アミノプロピオン酸ヒド
ラジド、水、エチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール等を反応させて得られる分子内にウレタン結合を有
するポリウレタンが挙げられる。
【0011】本発明に用いられるジアセチルモノアシル
グリセロールは、油脂あるいはグリセロールと脂肪酸と
のエステル化反応あるいはグリセロールと脂肪酸の低級
アルキルアルコールエステルとのエステル化反応等によ
り構成されたトリグリセライドとトリアセチンとをエス
テル化反応し、得られた混合物を分子蒸留等の方法によ
りジアセチルモノアシルグリセロールを分離濃縮する方
法、あるいは油脂又は脂肪酸の低級アルキルアルコール
エステルとグリセロールとのエステル化反応あるいは脂
肪酸とグリセロールとのエステル化反応等の方法により
得られたグリセロール脂肪酸エステル混合物から分子蒸
留等の方法によりモノアシルグリセロールを分離濃縮
し、得られたモノアシルグリセロールを無水酢酸により
アセチル化しジアセチルモノアシルグリセロールを得る
方法等によって得られる。しかしながら、その製造方法
は限定されるものではない。
グリセロールは、油脂あるいはグリセロールと脂肪酸と
のエステル化反応あるいはグリセロールと脂肪酸の低級
アルキルアルコールエステルとのエステル化反応等によ
り構成されたトリグリセライドとトリアセチンとをエス
テル化反応し、得られた混合物を分子蒸留等の方法によ
りジアセチルモノアシルグリセロールを分離濃縮する方
法、あるいは油脂又は脂肪酸の低級アルキルアルコール
エステルとグリセロールとのエステル化反応あるいは脂
肪酸とグリセロールとのエステル化反応等の方法により
得られたグリセロール脂肪酸エステル混合物から分子蒸
留等の方法によりモノアシルグリセロールを分離濃縮
し、得られたモノアシルグリセロールを無水酢酸により
アセチル化しジアセチルモノアシルグリセロールを得る
方法等によって得られる。しかしながら、その製造方法
は限定されるものではない。
【0012】本発明のジアセチルモノアシルグリセロー
ルの調製に用いられる油脂としては、ヤシ油、パーム核
油、パーム油、ナタネ油、大豆油、コーン油、牛脂、豚
脂等の動植物油脂及びそれらの水素添加物が単独又は混
合物として使用でき、脂肪酸としてはカプリル酸、カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、リノル酸、エルカ酸、2−エ
チルヘキシル酸あるいはイソステアリン酸等の直鎖ある
いは分岐の炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が単
独又は混合物として使用できる。ジアセチルモノアシル
グリセロールはそれぞれの原料を使用して得られるエス
テルの単独又は混合物として使用することができる。
ルの調製に用いられる油脂としては、ヤシ油、パーム核
油、パーム油、ナタネ油、大豆油、コーン油、牛脂、豚
脂等の動植物油脂及びそれらの水素添加物が単独又は混
合物として使用でき、脂肪酸としてはカプリル酸、カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、リノル酸、エルカ酸、2−エ
チルヘキシル酸あるいはイソステアリン酸等の直鎖ある
いは分岐の炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が単
独又は混合物として使用できる。ジアセチルモノアシル
グリセロールはそれぞれの原料を使用して得られるエス
テルの単独又は混合物として使用することができる。
【0013】本発明のジアセチルモノアシルグリセロー
ルはポリウレタン樹脂100質量部に対して5〜200
質量部を用いる。5質量部未満であると十分な可塑性が
得られず、200質量部を超えると樹脂の硬化不良、物
性の低下、可塑剤の表面への移行等の好ましくない現象
が発生する。
ルはポリウレタン樹脂100質量部に対して5〜200
質量部を用いる。5質量部未満であると十分な可塑性が
得られず、200質量部を超えると樹脂の硬化不良、物
性の低下、可塑剤の表面への移行等の好ましくない現象
が発生する。
【0014】本発明のジアセチルモノアシルグリセロー
ルをポリウレタン樹脂に含有せしめるには、例えば、ポ
リウレタン樹脂製造の任意の工程で添加して行うことが
できる。尚、本発明の効果を損なわない範囲で、本発明
外の可塑剤を併用してもよい。
ルをポリウレタン樹脂に含有せしめるには、例えば、ポ
リウレタン樹脂製造の任意の工程で添加して行うことが
できる。尚、本発明の効果を損なわない範囲で、本発明
外の可塑剤を併用してもよい。
【0015】上記の方法により得られたポリウレタン樹
脂組成物の用途は特に限定されることはなく、例えば、
乾式、湿式又は溶融成形等により、繊維、テープ、フィ
ルム等に成形できる他、フォーム、エラストマー、合成
皮革あるいは塗料などに利用できる。
脂組成物の用途は特に限定されることはなく、例えば、
乾式、湿式又は溶融成形等により、繊維、テープ、フィ
ルム等に成形できる他、フォーム、エラストマー、合成
皮革あるいは塗料などに利用できる。
【0016】本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、
本発明の可塑剤を含有する他、公知公用の添加剤を含有
することができ、用途に応じて任意の添加剤が選ばれて
よい。
本発明の可塑剤を含有する他、公知公用の添加剤を含有
することができ、用途に応じて任意の添加剤が選ばれて
よい。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれらに限定されるものではな
い。
るが、本発明の態様はこれらに限定されるものではな
い。
【0018】[試験]表1に示す実施例及び比較例の配
合物それぞれを、プラネタリウムミキサーで10分間脱
泡攪拌して試験用のポリウレタン樹脂組成物液を得た。
各組成物液を型に流し込み、20℃で5日間養生を行っ
て、硬化シートを作成し、当該硬化シートを指触して表
面への可塑剤のブリード状態及びタック(ベタツキ)性
を評価した。
合物それぞれを、プラネタリウムミキサーで10分間脱
泡攪拌して試験用のポリウレタン樹脂組成物液を得た。
各組成物液を型に流し込み、20℃で5日間養生を行っ
て、硬化シートを作成し、当該硬化シートを指触して表
面への可塑剤のブリード状態及びタック(ベタツキ)性
を評価した。
【0019】<評価基準> [ブリード性] ○:ブリードなし △:ややブリードあり ×:ブリードが激しい
【0020】[表面タック性] ○:粘着なし △:やや粘着 ×:粘着が強い
【0021】<試料> [ジアセチルモノラウリルグリセロール]ラウリン酸モ
ノグリセライド(理研ビタミン社ポエムM−300:ラ
ウリン酸モノグリセライド93%)の1モル相当量に無
水酢酸2.1モル相当量を加え、公知の方法でアセチル
化した後、減圧蒸留により生成した酢酸及びアセチル化
グリセロールを留去して、ジアチルモノラウリルグリセ
ロールを得た。
ノグリセライド(理研ビタミン社ポエムM−300:ラ
ウリン酸モノグリセライド93%)の1モル相当量に無
水酢酸2.1モル相当量を加え、公知の方法でアセチル
化した後、減圧蒸留により生成した酢酸及びアセチル化
グリセロールを留去して、ジアチルモノラウリルグリセ
ロールを得た。
【0022】[ジアセチルモノミリスチルグリセロー
ル]グリセロール1モル相当量とミリスチン酸の1モル
相当量とを公知の方法によりエステル化反応し、反応物
を減圧蒸留し未反応のグリセロールを除去した後、分子
蒸留によりモノミリスチルグリセロール(ミリスチン酸
モノグリセライド96%)を得た。このモノミリスチル
グリセロール1モル相当量に無水酢酸2.1モル相当量
を加え、公知の方法でアセチル化した後、減圧蒸留によ
り生成した酢酸及びアセチル化グリセロールを留去して
ジアセチルモノミリスチルグリセロールを得た。
ル]グリセロール1モル相当量とミリスチン酸の1モル
相当量とを公知の方法によりエステル化反応し、反応物
を減圧蒸留し未反応のグリセロールを除去した後、分子
蒸留によりモノミリスチルグリセロール(ミリスチン酸
モノグリセライド96%)を得た。このモノミリスチル
グリセロール1モル相当量に無水酢酸2.1モル相当量
を加え、公知の方法でアセチル化した後、減圧蒸留によ
り生成した酢酸及びアセチル化グリセロールを留去して
ジアセチルモノミリスチルグリセロールを得た。
【0023】<結果>評価結果を表1に示した。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明によるジアセチルモノアシルグリ
セロールを含有することにより、安全で樹脂表面への移
行が少なくブリード性及び表面タック性が良好で可塑性
に優れたポリウレタン樹脂組成物が得られる。この樹脂
組成物は繊維、テープ、フィルム等に成形できる他、フ
ォーム、エラストマー、合成皮革あるいは塗料等に広く
使用できる。
セロールを含有することにより、安全で樹脂表面への移
行が少なくブリード性及び表面タック性が良好で可塑性
に優れたポリウレタン樹脂組成物が得られる。この樹脂
組成物は繊維、テープ、フィルム等に成形できる他、フ
ォーム、エラストマー、合成皮革あるいは塗料等に広く
使用できる。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリウレタン樹脂100質量部に対してジ
アセチルモノアシルグリセロール5〜200質量部を可
塑剤として含有することを特徴とするポリウレタン樹脂
組成物。 - 【請求項2】ジアセチルモノアシルグリセロールを構成
するアシル基の炭素数が8〜22であることを特徴とす
る請求項1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322212A JP2002129007A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ポリウレタン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322212A JP2002129007A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ポリウレタン樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002129007A true JP2002129007A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000322212A Pending JP2002129007A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ポリウレタン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002129007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003055548A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Nippon Miractran Co Ltd | 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 |
US7601793B2 (en) | 2004-02-20 | 2009-10-13 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Polyurethane composition and molded article thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002047411A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-12 | Alcare Co Ltd | ポリウレタン系樹脂組成物 |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000322212A patent/JP2002129007A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002047411A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-12 | Alcare Co Ltd | ポリウレタン系樹脂組成物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003055548A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Nippon Miractran Co Ltd | 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 |
US7601793B2 (en) | 2004-02-20 | 2009-10-13 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Polyurethane composition and molded article thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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