JP2002126581A - 排煙処理サイクロン装置 - Google Patents
排煙処理サイクロン装置Info
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- JP2002126581A JP2002126581A JP2000327347A JP2000327347A JP2002126581A JP 2002126581 A JP2002126581 A JP 2002126581A JP 2000327347 A JP2000327347 A JP 2000327347A JP 2000327347 A JP2000327347 A JP 2000327347A JP 2002126581 A JP2002126581 A JP 2002126581A
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- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 6
- 239000003546 flue gas Substances 0.000 title claims description 6
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- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 44
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C9/00—Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks
- B04C2009/007—Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks with internal rotors, e.g. impeller, ventilator, fan, blower, pump
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイクロン本体内に処理すべきガスとガス中
の有害成分除去のための薬剤との混合ガスの旋回流を高
める。 【解決手段】 サイクロン本体（２）内に少なくとも２
個のファン（１０，１１）を配し、これらファン（１
０，１１）を電動モータ（８）にて回転させる。
の有害成分除去のための薬剤との混合ガスの旋回流を高
める。 【解決手段】 サイクロン本体（２）内に少なくとも２
個のファン（１０，１１）を配し、これらファン（１
０，１１）を電動モータ（８）にて回転させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも２個の
羽根を備えた排煙処理サイクロン装置に関する。
羽根を備えた排煙処理サイクロン装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両や工場煙突或いは集合住宅等から発
生する塵芥を含む排ガス等の含塵ガスに旋回運動を与
え、粒子に作用する遠心力によって含塵ガスから粒子を
分離捕集する遠心力集塵装置としてのサイクロンは知ら
れている（例えば、機械工学便覧参照）。
生する塵芥を含む排ガス等の含塵ガスに旋回運動を与
え、粒子に作用する遠心力によって含塵ガスから粒子を
分離捕集する遠心力集塵装置としてのサイクロンは知ら
れている（例えば、機械工学便覧参照）。
【０００３】さらに、排ガス中の窒素酸化物等を中和す
る液体を排ガスに噴霧し、この中和液を含む排ガスをサ
イクロン内に導入し、有害な粒子状物質および中和液を
サイクロンにより排気と効率よく分別させ、浄化した排
ガスのみを大気に送り出すことも提案されている（特開
平７−２６０１３０号公報参照）。この公知例は、中和
液を噴霧した排ガスをサイクロン内にその接線方向に向
けて強制送風するものである。
る液体を排ガスに噴霧し、この中和液を含む排ガスをサ
イクロン内に導入し、有害な粒子状物質および中和液を
サイクロンにより排気と効率よく分別させ、浄化した排
ガスのみを大気に送り出すことも提案されている（特開
平７−２６０１３０号公報参照）。この公知例は、中和
液を噴霧した排ガスをサイクロン内にその接線方向に向
けて強制送風するものである。
【０００４】知られる如く、サイクロンの場合、サイク
ロン入口でのガス速度が大きく、排気管径が小さいほ
ど、微細な粒子を分離できることから、サイクロンのダ
ストボックスからサイクロン内の処理ガスの５〜１０％
を強制的に吸引することでガス速度を高める、いわゆる
ブローダウン方式があるが、これは中和液等を含む排ガ
スの処理には向いていない。
ロン入口でのガス速度が大きく、排気管径が小さいほ
ど、微細な粒子を分離できることから、サイクロンのダ
ストボックスからサイクロン内の処理ガスの５〜１０％
を強制的に吸引することでガス速度を高める、いわゆる
ブローダウン方式があるが、これは中和液等を含む排ガ
スの処理には向いていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、処理
すべきガス中に液状物を混入させた該ガスのサイクロン
への入口速度を上昇させる手段が開発されていない。こ
のため、処理すべきガス中の液状物の量が限定され、集
塵率が低いレベル或いは除去できる有害成分（粒子）が
限定されている。
すべきガス中に液状物を混入させた該ガスのサイクロン
への入口速度を上昇させる手段が開発されていない。こ
のため、処理すべきガス中の液状物の量が限定され、集
塵率が低いレベル或いは除去できる有害成分（粒子）が
限定されている。
【０００６】それ故に、本発明は前述した従来技術の不
具合を解消させることを解決すべき課題とする。
具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、サイクロン内に少なく
とも２個の羽根を配する技術的手段を採用する。この手
段の採用はサイクロン内に入るガスと噴霧液の吸引速度
を高め、さらに、サイクロン内の噴霧液混入ガスに強い
旋回運動を与えることを可能とし、集塵効率を高め得
る。
を解決するために、基本的には、サイクロン内に少なく
とも２個の羽根を配する技術的手段を採用する。この手
段の採用はサイクロン内に入るガスと噴霧液の吸引速度
を高め、さらに、サイクロン内の噴霧液混入ガスに強い
旋回運動を与えることを可能とし、集塵効率を高め得
る。
【０００８】本発明によれば、サイクロン本体と、サイ
クロン本体内に処理すべきガスと液状物を導入する少な
くとも１つの入口と、サイクロン内に配された第１のフ
ァンおよび第２のファンと、該ファンを回転させる駆動
源とを備える排煙処理サイクロン装置が提供される。好
ましくは、ファンは排ガス管に固定され、この排ガス管
が駆動源により回転させられる。
クロン本体内に処理すべきガスと液状物を導入する少な
くとも１つの入口と、サイクロン内に配された第１のフ
ァンおよび第２のファンと、該ファンを回転させる駆動
源とを備える排煙処理サイクロン装置が提供される。好
ましくは、ファンは排ガス管に固定され、この排ガス管
が駆動源により回転させられる。
【０００９】
【発明の実施の形態】添付図を参照して本発明の好まし
い実施例を説明する。排煙処理サイクロン装置１を構成
するサイクロン本体２は、汚濁液用の出口４側に絞った
常用の形状であり、入口３が本体の接線方向に向けられ
ている。図示例では、処理すべきガスおよび有害成分の
除去、中和に有効な薬剤（例えば、水酸化マグネシウ
ム）を入口３より同時にサイクロン本体２内に供給して
いるが、ガスの入口と薬剤の入口とを別々に設けても良
く、又、各入口を複数個としても良い。
い実施例を説明する。排煙処理サイクロン装置１を構成
するサイクロン本体２は、汚濁液用の出口４側に絞った
常用の形状であり、入口３が本体の接線方向に向けられ
ている。図示例では、処理すべきガスおよび有害成分の
除去、中和に有効な薬剤（例えば、水酸化マグネシウ
ム）を入口３より同時にサイクロン本体２内に供給して
いるが、ガスの入口と薬剤の入口とを別々に設けても良
く、又、各入口を複数個としても良い。
【００１０】排ガス管５は、サイクロン本体２内に延在
しかつサイクロン本体２の外部で対の軸受装置６，６に
より保持される。軸受装置６，６を支持するブラケット
７に電動モータ８を取り付ける。電動モータ８の出力軸
は、チェーン又はベルト９を介して排ガス管５に接続さ
れており、電動モータ８の回転により排ガス管５を回転
させ得る。
しかつサイクロン本体２の外部で対の軸受装置６，６に
より保持される。軸受装置６，６を支持するブラケット
７に電動モータ８を取り付ける。電動モータ８の出力軸
は、チェーン又はベルト９を介して排ガス管５に接続さ
れており、電動モータ８の回転により排ガス管５を回転
させ得る。
【００１１】サイクロン本体２内の排ガス管５の外周面
に、第１のファン１０と第２のファン１１とを直列に固
定させる。第１のファン１０は、入口３からの処理すべ
きガスと薬剤の混合ガスの流れ方向に配されており、混
合ガスの吸入速度を上昇させると同時に下方に混合ガス
を強制させる働きをする。第２のファン１１は、第１の
ファン１０の下方に配され、第１のファン１０により吸
入速度を高めた混合ガス中の有害成分や粒子の遠心力が
サイクロン本体２の下方に行くに従って急速に低下しな
いよう高い周速度を保っての混合ガスの旋回を可能とす
る働きをする。図示例では２個のファンを用いたが、２
個以上であっても前述した機能を達成できればファンの
数は特に制限されない。
に、第１のファン１０と第２のファン１１とを直列に固
定させる。第１のファン１０は、入口３からの処理すべ
きガスと薬剤の混合ガスの流れ方向に配されており、混
合ガスの吸入速度を上昇させると同時に下方に混合ガス
を強制させる働きをする。第２のファン１１は、第１の
ファン１０の下方に配され、第１のファン１０により吸
入速度を高めた混合ガス中の有害成分や粒子の遠心力が
サイクロン本体２の下方に行くに従って急速に低下しな
いよう高い周速度を保っての混合ガスの旋回を可能とす
る働きをする。図示例では２個のファンを用いたが、２
個以上であっても前述した機能を達成できればファンの
数は特に制限されない。
【００１２】排ガス管５の入口部１４からその内部に入
った浄化ガスは出口部１２より煙突１３内へと排出され
る。図示例では、排ガス管５に直接ファン１０，１１を
取り付け、排ガス管５を回転させたが、排ガス管５を静
止部材とし、この静止部材のまわりにファン付きの回転
部材を配置しても良い。
った浄化ガスは出口部１２より煙突１３内へと排出され
る。図示例では、排ガス管５に直接ファン１０，１１を
取り付け、排ガス管５を回転させたが、排ガス管５を静
止部材とし、この静止部材のまわりにファン付きの回転
部材を配置しても良い。
【００１３】図示例では、入口３をサイクロン本体２の
外周部に配したが、サイクロン本体２の上部に配しても
良い。この場合、第１のファン１０は、上部から流入す
る混合ガスの周速度を高め得るようファン角度を選定す
る。ファン１０，１１の回転速度は、処理されるべきガ
ス中の有害成分の大きさや種類に応じて選定され、又、
変えられるようにする。
外周部に配したが、サイクロン本体２の上部に配しても
良い。この場合、第１のファン１０は、上部から流入す
る混合ガスの周速度を高め得るようファン角度を選定す
る。ファン１０，１１の回転速度は、処理されるべきガ
ス中の有害成分の大きさや種類に応じて選定され、又、
変えられるようにする。
【図１】本発明の一例を示す縦断面図である。
【図２】図１の例の平面図である。
２ サイクロン本体 ３ 入口 ４ 出口 ５ 排ガス管 ８ 電動モータ １０，１１ ファン
Claims (3)
- 【請求項１】 入口と出口とを有するサイクロン本体
と、サイクロン本体内で処理すべきガス中の有害成分を
薬剤とともに除去した浄化ガスを外部に排出する排ガス
管と、サイクロン本体内に配されかつ混合ガスを強制旋
回させる少なくとも２個のファンを有する排煙処理サイ
クロン装置。 - 【請求項２】 ファンが第１と第２のファンからなり、
両ファンが排ガス管の外周部に固定されている請求項１
記載の排煙処理サイクロン装置。 - 【請求項３】 排ガス管がサイクロン本体に対して回転
自在に支持されかつ電動モータの回転力を受ける請求項
１記載の排煙処理サイクロン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000327347A JP2002126581A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 排煙処理サイクロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000327347A JP2002126581A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 排煙処理サイクロン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002126581A true JP2002126581A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18804384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000327347A Pending JP2002126581A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 排煙処理サイクロン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002126581A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005262080A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Fukuma Manabu | サイクロン装置、この装置に用いられる予備旋回部及びこの装置を備えてなる粉塵除去装置並びに自動車 |
| JP2009018278A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Misuzu Techno Kk | サイクロン式濾過装置 |
| KR20150103344A (ko) * | 2014-03-02 | 2015-09-10 | 주식회사 미래와도전 | 원자로 건물 배기 여과 시스템에서 사용하는 하이브리드 사이클론필터를 포함하는 여과 장치 |
| CN115888465A (zh) * | 2022-08-29 | 2023-04-04 | 西安热工研究院有限公司 | 一种适应高温高尘烟气长期运行的旋转驱动系统 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS496574A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-01-21 | ||
| JPS498504Y1 (ja) * | 1970-09-30 | 1974-02-28 | ||
| JPS543424Y2 (ja) * | 1973-02-28 | 1979-02-16 | ||
| JPS60501197A (ja) * | 1983-01-28 | 1985-08-01 | ベロルスキイ フイリアル ブセソユズノゴ ナウチノ−イスレドバテルスコゴ イ プロエクトノゴ インステイチユタガルルギイ | 懸濁液分離用タ−ビン型遠心分離装置 |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000327347A patent/JP2002126581A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20150103344A (ko) * | 2014-03-02 | 2015-09-10 | 주식회사 미래와도전 | 원자로 건물 배기 여과 시스템에서 사용하는 하이브리드 사이클론필터를 포함하는 여과 장치 |
| KR101588883B1 (ko) | 2014-03-02 | 2016-01-28 | 주식회사 미래와도전 | 원자로 건물 배기 여과 시스템에서 사용하는 하이브리드 사이클론필터를 포함하는 여과 장치 |
| CN115888465A (zh) * | 2022-08-29 | 2023-04-04 | 西安热工研究院有限公司 | 一种适应高温高尘烟气长期运行的旋转驱动系统 |
| CN115888465B (zh) * | 2022-08-29 | 2024-06-07 | 西安热工研究院有限公司 | 一种适应高温高尘烟气长期运行的旋转驱动系统 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050829 |
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| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070905 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101116 |