JP2002125235A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JP2002125235A
JP2002125235A JP2000311611A JP2000311611A JP2002125235A JP 2002125235 A JP2002125235 A JP 2002125235A JP 2000311611 A JP2000311611 A JP 2000311611A JP 2000311611 A JP2000311611 A JP 2000311611A JP 2002125235 A JP2002125235 A JP 2002125235A
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Yoichi Fujiwara
陽一 藤原
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GOP単位の発生符号量が一定に保たれるよ
うに制御される符号量制御方式では、シーンチェンジや
フラッシュなどが発生した場合、画質が著しく劣化し、
さらに画質劣化が時間方向に伝搬して、主観が著しく損
なわれる場合がある。 【解決手段】 予測効率演算手段によってフレーム間予
測における予測効率を算出し、予測効率とデータレート
と一時記憶手段内のデータ量から、基本割り当てビット
数と追加割り当てビット数とを算出し、フレーム間予測
効率が所定のしきい値を下回る時には、基本割り当てビ
ット数と追加割り当てビット数との和を当該フレームに
対する割り当てビット数とし、フレーム間予測効率が所
定のしきい値を上回る時には、基本割り当てビット数を
当該フレームに対する割り当てビット数とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル動画像の符
号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像符号化方式として、MPE
G−1(ISO/IEC 11172)、MPEG−2
(ISO/IEC 13818)などの動き補償フレー
ム間予測を用いたフレーム間符号化方式が蓄積、通信、
放送の分野で用いられている。これらの方式において
は、動画像シーケンスの各フレームを符号化ブロックに
分割し、符号化ブロック毎に参照フレームから検出した
動きベクトルを用いて予測ブロックを求める動き補償フ
レーム間予測が行なわれている。
【0003】図11に、従来の動画像符号化における符
号化装置のブロック図を示す。
【0004】図11において、1はフレームメモリ、2
は減算器、3は直交変換部、4は量子化部、5は可変長
符号化部、6は一時記憶部、7はモード判定部、8は符
号量制御部、9はセレクタ、10は動き補償フレーム間
予測部、11はフレームメモリ、12は加算器、13は
逆直交変換部、14は逆量子化部である。
【0005】以下、図11の動作について説明する。
【0006】入力画像VIは、一旦、フレームメモリ1
に書き込まれ、符号化ブロックBが所定のタイミングで
読み出される。一方、動き補償フレーム間予測部10に
おいて、フレームメモリ1のデータとフレームメモリ1
1のデータから符号化ブロックBに対する動きベクトル
が算出され、この動きベクトルを使用して予測ブロック
Pが算出される。モード判定部7は符号化ブロックBと
予測ブロックPから符号化モードMを算出し、セレクタ
9を制御する。ここで、セレクタ9において、予測ブロ
ックPが選択される場合をフレーム間符号化モード、0
が選択される場合をフレーム内符号化モードと呼ぶ。
【0007】次に、減算器2において符号化ブロックB
と予測ブロックPSの差分が算出される。直交変換部3
において差分ブロックDは直交変換され、量子化部4に
おいて直交変換係数Cが量子化幅Qにより量子化され
る。量子化係数QCは可変長符号化部5において可変長
符号化され、生成された符号化データBSは一時記憶部
6に書き込まれ、所定のデータレートで読み出されて出
力される。
【0008】一方、量子化係数QCは逆量子化部14に
おいて逆量子化される。逆量子化係数ICは逆直交変換
部13において逆直交変換され、復号差分ブロックID
が算出される。加算器12において復号差分ブロックI
Dと予測ブロックPSの加算が実行され、復号ブロック
IBが生成される。復号ブロックIBは、フレームメモ
リ11に記憶されて、以降の動き補償フレーム間予測部
における参照画像として使用される。
【0009】図12に、図11における符号量制御部8
のブロック図を示す。
【0010】図12において、27は量子化幅算出部、
34は割り当てビット数算出部である。
【0011】割り当てビット数算出部34は、過去の符
号化における画像毎の発生符号量、量子化幅Q等からこ
れから符号化する画像の割り当てビット数Tを算出す
る。量子化幅算出部27は、符号化データBSの符号量
を計測しながら当該画像における発生符号量が割り当て
ビット数に漸近するように量子化幅Qを調整する。ここ
で、一般的に量子化幅Qを大きくすることによって発生
符号量は小さくなり、量子化幅Qを小さくすることによ
って発生符号量は大きくなる。
【0012】MPEGにおいては、フレーム内符号化の
みを行うフレーム(以下、Iピクチャという)、時間的
に前のフレームからの予測符号化を行うフレーム(以
下、Pピクチャという)、および時間的に前後のフレー
ムからの予測符号化を行うフレーム(以下、Bピクチャ
という)が存在する。ここで、一般的に、Iピクチャで
発生する符号量は大きく、Pピクチャで発生する符号量
はIピクチャよりも小さく、Bピクチャで発生する符号
量はIピクチャやPピクチャよりも小さくなる。
【0013】このように、MPEGでは発生符号量の異
なる3種類のピクチャが存在するため、符号量制御は、
一般的にGroup Of Pictures(以下、
GOPという)と呼ばれる複数フレームを単位として行
われる。
【0014】ここで、文献「レート制御とバッファ制
御」(TV学会誌Vol.49、No.4、pp.45
5−458)に、GOP毎の発生符号量を一定にする符
号量制御法が述べられている。
【0015】図13に、前記文献「レート制御とバッフ
ァ制御」に述べられた方式を用いて符号量制御を行った
場合における、一時記憶部6内のデータ量の時間変化の
例を示す。ここで、SIZEは一時記憶部6の記憶容量
を示す。
【0016】垂直の線は、I、P、Bピクチャの符号化
により、データが発生して一時記憶部6内のデータ量が
増加したことを表し、右下がりの線は、データレートで
符号化データが出力され、一時記憶部6内のデータ量が
減少したことを表している。
【0017】GOP単位の発生符号量が一定に保たれ、
一時記憶部6に入力されるデータ量と出力されるデータ
量の総和がGOP単位でつりあうよう制御されているた
め、GOP符号化前後において、一時記憶部6内のデー
タ量はほぼ一定に保たれている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、MPE
Gにおける従来の符号量制御方式では、GOP単位の発
生符号量が一定に保たれるように制御されるため、GO
Pの後半のフレームにおいてシーンチェンジやフラッシ
ュなどが発生し、一時的に大量の符号化データが発生し
た場合、GOP内の残りの未符号化フレームに割り当て
るビット数が不足し、画質が著しく劣化する場合が生じ
る。
【0019】さらに、画質劣化はフレーム間予測によっ
て時間方向に伝搬するため、劣化した画像の影響が長時
間持続し、主観が著しく損なわれる場合がある。
【0020】本発明は、以上の点に鑑み、シーンチェン
ジなど、画像の急激な変化が生じた場合でも、良好な画
質を維持できる動画像符号化装置を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下のような構成を採った。
【0022】即ち、本発明に係る動画像符号化装置は、
動画像シーケンスの各フレームを符号化ブロックに分割
し、該符号化ブロック毎の動き補償フレーム間予測を行
なう動き補償フレーム間予測手段と、前記符号化ブロッ
ク、または、前記動き補償フレーム間予測手段で生成さ
れる予測ブロックと前記符号化ブロックの差分ブロック
のデータを量子化する量子化手段と、該量子化手段の量
子化結果を可変長符号化する可変長符号化手段と、前記
可変長符号化手段から出力される符号化データを一時的
に記憶し、記憶した符号化データを定められたデータレ
ートで外部へ転送する一時記憶手段と、前記可変長符号
化手段の符号化結果に基づいて、次に符号化する画像の
フレーム毎の割り当てビット数を演算する割り当てビッ
ト数算出手段と、次に符号化する画像のフレームにおけ
る発生ビット数が、前記演算された割り当てビット数に
漸近するように前記量子化手段の量子化幅を調整する量
子化幅算出手段と、を含み、前記可変長符号化手段の符
号化データ量を制御する符号量制御手段と、を有する動
画像符号化装置において、前記動き補償フレーム間予測
手段での予測効率を算出する予測効率算出手段を具備
し、前記符号量制御手段は、更に、前記一時記憶手段に
記憶されたデータ量から次に符号化する画像のフレーム
毎の追加の割り当てビット数を算出する追加割り当てビ
ット数算出手段を具備し、前記予測効率算出手段にて算
出されたフレーム間予測効率が所定の閾値以下の場合
は、前記割り当てビット数と前記追加割り当てビット数
との和を次に符号化する画像のフレームに対する割り当
てビット数とし、前記フレーム間予測効率が所定の閾値
以上の場合は、前記割り当てビット数を次に符号化する
画像のフレームに対する割り当てビット数とするように
した。
【0023】また、本発明に係る動画像符号化装置は、
動画像シーケンスの各フレームを符号化ブロックに分割
し、該符号化ブロック毎の動き補償フレーム間予測を行
なう動き補償フレーム間予測手段と、前記符号化ブロッ
ク、または、前記動き補償フレーム間予測手段で生成さ
れる予測ブロックと前記符号化ブロックの差分ブロック
のデータを量子化する量子化手段と、該量子化手段の量
子化結果を可変長符号化する可変長符号化手段と、前記
可変長符号化手段から出力される符号化データを一時的
に記憶し、記憶した符号化データを定められたデータレ
ートで外部へ転送する一時記憶手段と、前記可変長符号
化手段の符号化結果に基づいて、次に符号化する画像の
フレーム毎の割り当てビット数を演算する割り当てビッ
ト数算出手段と、次に符号化する画像のフレームにおけ
る発生ビット数が、前記演算された割り当てビット数に
近づくように前記量子化手段の量子化幅を調整する量子
化幅算出手段と、を含み、前記可変長符号化手段の符号
化データ量を制御する符号量制御手段と、を有する動画
像符号化装置において、前記動き補償フレーム間予測手
段における予測効率を算出する予測効率算出手段を具備
し、前記符号量制御手段は、更に、前記一時記憶手段に
記憶されたデータ量と前記予測効率算出手段にて算出さ
れたフレーム間予測効率とから次に符号化する画像のフ
レーム毎の追加の割り当てビット数を算出する追加割り
当てビット数算出手段を具備し、前記割り当てビット数
と前記追加割り当てビット数との和を次に符号化する画
像のフレームに対する割り当てビット数とするようにし
ても良い。
【0024】ここで、前記追加割り当てビット数算出手
段は、前記一時記憶手段内のデータ量に反比例して、前
記追加の割り当てビット数を増減するようにしても良
く、また、前記一時記憶手段内のデータ量に反比例し、
かつ、前記フレーム間予測効率に反比例して前記追加の
割り当てビット数を増減するようにしても良い。
【0025】また、前記予測効率算出手段は、前記動き
補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段と、該予
測誤差算出手段で算出された予測誤差と所定の閾値とを
比較する比較手段と、該比較手段で前記予測誤差が前記
所定の閾値よりも小さいと判定された符号化ブロックの
個数をカウントするカウント手段と、を具備し、該カウ
ント手段の出力を予測効率としても良く、また、前記動
き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段と、前
記符号化ブロックのアクティビティを算出するアクティ
ビティ算出手段と、該アクティビティ算出手段にて算出
されたアクティビティに所定係数を乗じる乗算手段と、
該所定係数を乗じられたアクティビティと前記予測誤差
算出手段で算出された予測誤差とを比較する比較手段
と、該比較手段で前記予測誤差が前記所定係数を乗じら
れたアクティビティよりも小さいと判定された符号化ブ
ロックの個数をカウントするカウント手段と、を具備
し、該カウント手段の出力を予測効率としても良く、前
記動き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段
と、該予測誤差算出手段で算出された予測誤差のフレー
ム内における累積値を算出する累積加算手段と、該累積
加算手段にて算出された累積加算値の逆数を算出する逆
数算出手段と、を具備し、該逆数算出手段の出力を予測
効率としても良く、前記動き補償フレーム間予測手段で
の予測誤差算出手段と、前記符号化ブロックのアクティ
ビティを算出するアクティビティ算出手段と、該アクテ
ィビティ算出手段にて算出されたアクティビティを前記
予測誤差算出手段で算出された予測誤差で除算する除算
手段と、該除算手段で算出された値のフレーム内におけ
る累積値を算出する累積加算手段と、を具備し、該累積
加算手段の出力を予測効率としても良い。
【0026】ここで、前記予測誤差算出手段は、前記符
号化ブロックと前記予測ブロックの差分絶対値和、また
は、前記符号化ブロックと前記予測ブロックの差分自乗
和を算出することが好ましい。
【0027】また、前記アクティビティ算出手段は、前
記符号化ブロックにおける交流成分の絶対値和、また
は、前記符号化ブロックにおける交流成分の自乗和を演
算することが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る動画像符号
化装置の第1の実施形態を示す。
【0029】図1において、15は予測効率測定部、1
6は符号量制御部である。なお、図11と同一の機能を
有するブロックには、同一の番号を付している。
【0030】予測効率測定部15は、符号化フレームの
予測効率PEを測定し、符号量制御部16に伝達する。
符号量制御部16は、予測効率PEによって次に符号化
するフレームの割り当てビット数を計算する。
【0031】まず、符号量制御部16の詳細について説
明し、その後、予測効率測定部15の詳細について説明
する。
【0032】図3に、符号量制御部16の第1の実施形
態を示す。ここで、28は基本割り当てビット数算出
部、29は追加割り当てビット数算出部、30は加算
器、31はセレクタ、32は割り当てビット数判定部で
ある。
【0033】基本割り当てビット数算出部28は、基本
割り当てビット数Tを算出し、追加割り当てビット数算
出部29は、追加割り当てビット数ABを算出する。通
常は、セレクタ31によって、Tがフレームに対する割
り当てビット数として選択されるが、予測効率PEが所
定の値を下回った時には画質が劣化したと判定し、割り
当てビット数判定部32がセレクタ31を制御してT+
ABをフレームに対する割り当てビット数とする。これ
により、フレーム間予測によって画質劣化が時間方向に
伝搬することを防止することができる。
【0034】MPEGにおいては、フレーム間予測によ
って画質劣化が伝搬するのはPピクチャのみであるた
め、Pピクチャに対してのみ予測効率の計算を行ない、
Pピクチャ符号化時にのみ割り当てビット数の操作を行
なうことが有効である。また、Iピクチャにおいては直
前の予測誤差が伝搬しないため、GOP最後のPピクチ
ャにおいては、割り当てビット数の操作を停止すること
も可能である。
【0035】以下、具体的な演算例について説明する。
【0036】まず、GOP符号化開始時の演算について
説明する。1.初期値として、EB=0とする。EB
は、直前のGOPまでに導入された追加割り当てビット
数の総量である。2.これから符号化するGOPに対す
る割り当てビット数Rを計算する。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】ここで、NはGOP内のピクチャ数、bi
t_rateはデータレート、picture_rat
eは1秒あたりのピクチャ数、Kは定数である。また、
Gはデータレートから算出されるGOPへの平均割り当
てビット数を表し、Eは本GOPで償却される追加割り
当てビット数を表す。特に、EはEBをKで除して算出
されていることから、Kは追加割り当てビット数の償却
期間を表す定数であると解釈することができる。
【0042】フレーム符号化開始時の演算は以下のよう
になる。 1.これから符号化するフレームに対する基本割り当て
ビット数Tを算出する。
【0043】ここで、基本割り当てビット数Tは、例え
ば前記文献「レート制御とバッファ制御」に記載された
方法で算出することができる。また、それ以外の方式を
用いることもできる。 2.これから符号化するフレームに対する追加割り当て
ビット数ABを算出する。
【0044】ここで、追加割り当てビット数ABは、例
えば次式で算出することができる。
【0045】
【数5】
【0046】ここで、SIZEは一時記憶部6の容量、
BFは一時記憶部6内のデータ量、Lは定数である。式
(5)においては、割り当てビット数を追加しても一時
記憶部6においてデータオーバーフローが発生しないよ
うに、空き容量から追加割り当てビット数ABを算出し
ている。なお、式(5)において、SIZEを一時記憶
部6の容量よりも小さい値に設定することにより、デー
タオーバーフローの発生確率をさらに低下することがで
きる。 3.フレームに対する実際の割り当てビット数は、例え
ば以下の条件で決定される。 (a)これから符号化するのがIもしくはBピクチャで
ある場合、Tを割り当てビット数とする。 (b)これから符号化するのがPピクチャである場合、
直前のPピクチャにおけるフレーム間予測効率PEと所
定のしきい値THに対して、以下の条件を適用する。 (i)PE>THの場合、Tを割り当てビット数とす
る。 (ii)PE≦THの場合、T+ABを割り当てビット
数とする。この時、次式によってEBを更新する。
【0047】
【数6】
【0048】なお、Bピクチャにおいては予測誤差の伝
搬がないため、上記の例ではBピクチャに対して無条件
に追加割り当てビット数の導入を外しているが、もちろ
ん導入して(すなわちBピクチャに対しても上記(b)
を適用して)画質向上を図ることは可能である。
【0049】ここで、ピクチャ種毎の画質劣化の伝搬に
対する性質を考慮し、ピクチャ種毎の画質向上の度合い
を調整して、より効率的なビット割り当てを行なうこと
ができる。例えば、ピクチャの種別に応じて式(5)に
おける定数Lを異なる値に設定する。すなわち、Bピク
チャにおいては定数Lを大きな値に設定し、Pピクチャ
においては定数Lを小さな値に設定することにより、画
質劣化が伝搬しないBピクチャにおける画質向上を小さ
く、画質劣化が伝搬するPピクチャにおける画質向上を
大きくすることが可能となる。
【0050】図4に、符号量制御部16の第2の実施形
態を示す。
【0051】図4において、33は追加割り当てビット
数算出部である。なお、図3と同一の機能を有するブロ
ックには、同一の番号を付している。
【0052】図4の追加割り当てビット数算出部33に
おいては、フレーム間予測効率PEを使用し、例えば次
式から追加割り当てビット数ABを算出する。
【0053】
【数7】
【0054】PEが大きくなるとABは小さくなり、P
Eが小さくなるとABは大きくなる。よって、フレーム
間予測効率が大きい、すなわち画質が良好な時は追加割
り当てビット数が小さくなり、フレーム間予測効率が小
さい、すなわち画質が不良な時は追加割り当てビット数
が大きくなる。画質に応じて追加割り当てビット数を増
減することにより、いたずらに追加割り当てビット数が
増加することを防ぐことができる。
【0055】さらに、式(7)においては、追加割り当
てビット数ABにフレーム間予測効率PEが組み込まれ
ているため、PEのしきい値による条件分けを行なわ
ず、常にT+ABを割り当てビット数としている。
【0056】ここで、図10に、本発明における一時記
憶部6内のデータ量の時間変化の例を示す。図10で
は、P3において予測効率が低下したため、P5に対し
て追加割り当てビット数が導入されている。追加割り当
てビット数が導入されると、GOP全体の発生符号量が
増加するため、GOP前後でデータ量が一定に保たれて
いる第13図とは異なり、GOP符号化後のデータ量が
追加割り当てビット数分増加する。一時記憶部6におけ
るデータオーバーフローを防止するため、式(4)に示
すように、データ量の増加分EBが以後の複数GOPで
償却されるよう、GOPに対する割り当てビット数Rを
EBの値に応じて減じている。
【0057】図5に、予測効率測定部15の第1の実施
形態を示す。
【0058】図5において、18はブロック予測誤差算
出部、19は比較器、20はカウンタである。
【0059】ブロック予測誤差算出部18において、符
号化ブロックB、予測ブロックPからブロック予測誤差
AEを算出し、比較器19においてブロック予測誤差A
Eと所定のしきい値と比較する。ここで、ブロック予測
誤差AEが所定のしきい値よりも小さいブロックを予測
効率の高いブロック(高効率予測ブロック)と判定し、
カウンタ20でカウントした高効率予測ブロックの個数
を予測効率PEとして出力している。
【0060】図6に、予測効率測定部15の第2の実施
形態を示す。
【0061】図6において、21はアクティビティ算出
部、22は定数乗算器、23は比較器である。なお、図
5と同一の機能を有するブロックには、同一の番号を付
している。
【0062】本実施形態においては、アクティビティ算
出部21において、符号化ブロックBのアクティビティ
AACを算出し、定数乗算器22と比較器23を用い
て、図9に示す特性によってアクティビティAACとブ
ロック予測誤差AEを比較する。
【0063】即ち、図9において、ブロック予測誤差A
EとアクティビティAACの組合わせをプロットし、斜
線部の領域にプロットされたブロックの個数を予測効率
PEとして出力している。なお、図9における傾きα
は、定数乗算器22における乗数と符合する。
【0064】図9に示す特性は、ブロック予測誤差AE
が所定のしきい値よりも小さい、もしくは、ブロック予
測誤差AEがアクティビティAACをα倍したものより
も小さいブロックを、高効率予測ブロックと判定してい
る。一般的に、ブロック予測誤差AEが大きいと予測効
率が低いと言えるが、複雑な絵柄すなわちアクティビテ
ィAACが大きい場合にもブロック予測誤差AEが大き
くなる傾向がある。これは、動きベクトル検出によって
符号化ブロックの動きを正確に追跡していても、アクテ
ィビティAACが大きければブロック予測誤差AEが大
きくなることを意味し、ブロック予測誤差AEの大きさ
だけでは予測効率を正確に計測できないことになる。図
6においては、アクティビティAACとブロック予測誤
差AEを比較することにより、予測効率PEにおけるア
クティビティAACの影響を低減している。
【0065】図7に、予測効率測定部15の第3の実施
形態を示す。
【0066】図7において、24は加算器、25はレジ
スタ、26は除算器である。なお、図5と同一の機能を
有するブロックには、同一の番号を付している。
【0067】本実施形態においては、レジスタ25と加
算器24によってブロック予測誤差AEの累積値を算出
し、除算器26において累積値の逆数を算出し、これを
予測効率PEとして出力している。
【0068】図8に、予測効率測定部15の第4の実施
形態を示す。なお、図6、図7と同一の機能を有するブ
ロックには、同一の番号を付している。
【0069】本実施形態においては、アクティビティA
ACをブロック予測誤差AEで除した値の累積値を予測
効率PEとして出力している。本実施形態においても、
図6と同様に、アクティビティAACをブロック予測誤
差AEで除することによって、予測効率PEにおけるア
クティビティAACの影響を低減している。
【0070】なお、前記いずれの実施形態においても、
除算を実行するものについては、除算時に除数が0にな
らないよう、除数に1を加算するなどの配慮が必要にな
る。
【0071】本発明においては、予測誤差AEの算出式
として次式のいずれかを使用する。
【0072】
【数8】
【0073】
【数9】
【0074】ここで、Bは符号化ブロックの画素値を、
Pは予測ブロックの画素値を表す。また、iは画素位置
を表すインデックスであり、BLは符号化ブロック内の
画素数である。
【0075】また、本発明においては、アクティビティ
AACの算出式として次式のいずれかを使用する。
【0076】
【数10】
【0077】
【数11】
【0078】ここで、DCは符号化ブロックの直流成分
であり、次式で算出される。
【0079】
【数12】
【0080】次に、図2に、本発明に係る動画像符号化
装置の第2の実施形態を示す。
【0081】ここで、17は予測効率測定部である。な
お、図1と同一の機能を有するブロックには、同一の番
号を付している。
【0082】図1と図2との差異は、図1では、予測効
率計算に使用するブロック予測誤差AEとアクティビテ
ィAACを予測効率測定部15において算出しているの
に対し、図2では、ブロック予測誤差AEとアクティビ
ティAACをモード判定部7において算出している点に
ある。
【0083】一般的に、フレーム内符号化モード/フレ
ーム間符号化モードの選択は、ブロック予測誤差とアク
ティビティの大小比較によって行なわれるため、予測効
率計算に用いられるブロック予測誤差とアクティビティ
に、モード判定部7で使用されたものを流用すること
で、予測効率測定部の回路規模を大きく削減することが
できる。
【0084】
【発明の効果】本発明においては、フレーム間予測効率
が所定のしきい値を下回るフレームに続くフレームに対
する割り当てビット数として、基本割り当てビット数と
追加割り当てビット数の加算値を使用することにより、
時間方向に画質劣化が伝搬することを抑制し、画質向上
を図ることが可能になる。
【0085】また、一時記憶部内のデータ量から基本割
り当てビット数と追加割り当てビット数を算出すること
により、一時記憶部においてデータオーバーフローが発
生することを抑止することができる。
【0086】さらに、フレーム間予測効率によって追加
割り当てビット数を算出することにより、画質劣化の度
合いに応じて追加割り当てビット数が増減する。これに
よって、一時記憶部におけるデータ量がいたずらに増加
することが抑制され、一時記憶部においてデータオーバ
ーフローが発生することを抑止することができる。
【0087】また、本発明の予測効率測定部の第1また
は第2の実施形態によれば、比較器とカウンタのみで予
測効率を算出できるため、予測効率の演算回路の回路規
模を非常に小さすることができる。
【0088】また、本発明の予測効率測定部の第3また
は第4の実施形態によれば、符号化ブロック単位でのし
きい値判定がないため、しきい値判定における誤判定の
影響がなく、正確な予測効率の計算が可能となる。
【0089】更に、本発明の予測効率測定部の第2また
は第4の実施形態によれば、予測効率の計算に予測誤差
だけでなくアクティビティも使用することによって、予
測効率に対する符号化ブロック自身の絵柄の複雑さの影
響を抑え、正確な予測効率を算出することが可能にな
る。
【0090】また、フレーム間予測効率の算出には、符
号化モード判定の過程で生成されるパラメータを使用す
ることもできるため、回路規模の増加を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画像符号化装置の第1の実施形
態のブロック図である。
【図2】本発明に係る動画像符号化装置の第2の実施形
態のブロック図である。
【図3】本発明に係る動画像符号化装置における符号量
制御部の第1の実施形態のブロック図である。
【図4】本発明に係る動画像符号化装置における符号量
制御部の第2の実施形態のブロック図である。
【図5】本発明に係る動画像符号化装置における予測効
率測定部の第1の実施形態のブロック図である。
【図6】本発明に係る動画像符号化装置における予測効
率測定部の第2の実施形態のブロック図である。
【図7】本発明に係る動画像符号化装置における予測効
率測定部の第3の実施形態のブロック図である。
【図8】本発明に係る動画像符号化装置における予測効
率測定部の第4の実施形態のブロック図である。
【図9】予測効率測定部の第2の実施形態における比較
特性の一例である。
【図10】本発明に係る動画像符号化装置おける一時記
憶部内のデータ量の時間変化の一例である。
【図11】従来の動画像符号化装置のブロック図であ
る。
【図12】従来の動画像符号化装置における符号量制御
部のブロック図である。
【図13】従来の動画像符号化装置における一時記憶部
内のデータ量の時間変化の一例である。
【符号の説明】
1・・フレームメモリ、2・・減算器、3・・直交変換
部、4・・量子化部、5・・可変長符号化部、6・・一
時記憶部、7・・モード判定部、8・・符号量制御部、
9・・セレクタ、10・・動き補償フレーム間予測部、
11・・フレームメモリ、12・・加算器、13・・逆
直交変換部、14・・逆量子化部、15・・予測効率測
定部、16・・符号量制御部、18・・予測誤差算出
部、19・・比較器、20・・カウンタ、21・・アク
ティビティ算出部、22・・定数乗算器、23・・比較
器、24・・加算器、25・・レジスタ、26・・除算
器、27・・量子化幅算出部、28・・基本割り当てビ
ット数算出部、30・・加算器、31・・セレクタ、3
2・・割り当てビット数判定部、33・・追加割り当て
ビット数算出部、34・・割り当てビット数算出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像シーケンスの各フレームを符号化
    ブロックに分割し、該符号化ブロック毎の動き補償フレ
    ーム間予測を行なう動き補償フレーム間予測手段と、 前記符号化ブロック、または、前記動き補償フレーム間
    予測手段で生成される予測ブロックと前記符号化ブロッ
    クの差分ブロックのデータを量子化する量子化手段と、 該量子化手段の量子化結果を可変長符号化する可変長符
    号化手段と、 前記可変長符号化手段から出力される符号化データを一
    時的に記憶し、記憶した符号化データを定められたデー
    タレートで外部へ転送する一時記憶手段と、 前記可変長符号化手段の符号化結果に基づいて、次に符
    号化する画像のフレーム毎の割り当てビット数を演算す
    る割り当てビット数算出手段と、次に符号化する画像の
    フレームにおける発生ビット数が、前記演算された割り
    当てビット数に漸近するように前記量子化手段の量子化
    幅を調整する量子化幅算出手段と、を含み、前記可変長
    符号化手段の符号化データ量を制御する符号量制御手段
    と、 を有する動画像符号化装置において、 前記動き補償フレーム間予測手段での予測効率を算出す
    る予測効率算出手段を具備し、 前記符号量制御手段は、更に、前記一時記憶手段に記憶
    されたデータ量から次に符号化する画像のフレーム毎の
    追加の割り当てビット数を算出する追加割り当てビット
    数算出手段を具備し、 前記予測効率算出手段にて算出されたフレーム間予測効
    率が所定の閾値以下の場合は、前記割り当てビット数と
    前記追加割り当てビット数との和を次に符号化する画像
    のフレームに対する割り当てビット数とし、前記フレー
    ム間予測効率が所定の閾値以上の場合は、前記割り当て
    ビット数を次に符号化する画像のフレームに対する割り
    当てビット数とすることを特徴とする動画像符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 動画像シーケンスの各フレームを符号化
    ブロックに分割し、 該符号化ブロック毎の動き補償フレーム間予測を行なう
    動き補償フレーム間予測手段と、 前記符号化ブロック、または、前記動き補償フレーム間
    予測手段で生成される予測ブロックと前記符号化ブロッ
    クの差分ブロックのデータを量子化する量子化手段と、 該量子化手段の量子化結果を可変長符号化する可変長符
    号化手段と、 前記可変長符号化手段から出力される符号化データを一
    時的に記憶し、記憶した符号化データを定められたデー
    タレートで外部へ転送する一時記憶手段と、 前記可変長符号化手段の符号化結果に基づいて、次に符
    号化する画像のフレーム毎の割り当てビット数を演算す
    る割り当てビット数算出手段と、次に符号化する画像の
    フレームにおける発生ビット数が前記割り当てビット数
    に近づくように前記量子化手段の量子化幅を調整する量
    子化幅算出手段と、を含み、前記可変長符号化手段の符
    号化データ量を制御する符号量制御手段と、 を有する動画像符号化装置において、 前記動き補償フレーム間予測手段における予測効率を算
    出する予測効率算出手段を具備し、 前記符号量制御手段は、更に、前記一時記憶手段に記憶
    されたデータ量と前記予測効率算出手段にて算出された
    フレーム間予測効率とから次に符号化する画像のフレー
    ム毎の追加の割り当てビット数を算出する追加割り当て
    ビット数算出手段を具備し、 前記割り当てビット数と前記追加割り当てビット数との
    和を次に符号化する画像のフレームに対する割り当てビ
    ット数とすることを特徴とする動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記追加割り当てビット数算出手段は、 前記一時記憶手段内のデータ量に反比例して、前記追加
    の割り当てビット数を増減することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記追加割り当てビット数算出手段は、 前記一時記憶手段内のデータ量に反比例し、かつ、前記
    フレーム間予測効率に反比例して前記追加の割り当てビ
    ット数を増減することを特徴とする請求項2に記載の動
    画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記予測効率算出手段は、 前記動き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段
    と、 該予測誤差算出手段で算出された予測誤差と所定の閾値
    とを比較する比較手段と、 該比較手段で前記予測誤差が前記所定の閾値よりも小さ
    いと判定された符号化ブロックの個数をカウントするカ
    ウント手段と、 を具備し、該カウント手段の出力を予測効率とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の動
    画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記予測効率算出手段は、 前記動き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段
    と、 前記符号化ブロックのアクティビティを算出するアクテ
    ィビティ算出手段と、 該アクティビティ算出手段にて算出されたアクティビテ
    ィに所定係数を乗じる乗算手段と、 該所定係数を乗じられたアクティビティと前記予測誤差
    算出手段で算出された予測誤差とを比較する比較手段
    と、 該比較手段で前記予測誤差が前記所定係数を乗じられた
    アクティビティよりも小さいと判定された符号化ブロッ
    クの個数をカウントするカウント手段と、 を具備し、該カウント手段の出力を予測効率とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の動
    画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記予測効率算出手段は、 前記動き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段
    と、 該予測誤差算出手段で算出された予測誤差のフレーム内
    における累積値を算出する累積加算手段と、 該累積加算手段にて算出された累積加算値の逆数を算出
    する逆数算出手段と、 を具備し、該逆数算出手段の出力を予測効率とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の動
    画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記予測効率算出手段は、 前記動き補償フレーム間予測手段での予測誤差算出手段
    と、 前記符号化ブロックのアクティビティを算出するアクテ
    ィビティ算出手段と、 該アクティビティ算出手段にて算出されたアクティビテ
    ィを前記予測誤差算出手段で算出された予測誤差で除算
    する除算手段と、 該除算手段で算出された値のフレーム内における累積値
    を算出する累積加算手段と、 を具備し、該累積加算手段の出力を予測効率とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の動
    画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記予測誤差算出手段は、 前記符号化ブロックと前記予測ブロックの差分絶対値
    和、または、前記符号化ブロックと前記予測ブロックの
    差分自乗和を算出することを特徴とする請求項5乃至請
    求項8の何れかに記載の動画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記アクティビティ算出手段は、 前記符号化ブロックにおける交流成分の絶対値和、また
    は、前記符号化ブロックにおける交流成分の自乗和を演
    算することを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れか
    に記載の動画像符号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274671A (ja) * 2006-03-10 2007-10-18 Canon Inc 画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008153946A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Ntt Electornics Corp 画像符号化装置
US8971393B2 (en) 2008-09-29 2015-03-03 Megachips Corporation Encoder

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