JP2002116868A - キーボードコントローラ制御方式 - Google Patents

キーボードコントローラ制御方式

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JP2002116868A
JP2002116868A JP2000307797A JP2000307797A JP2002116868A JP 2002116868 A JP2002116868 A JP 2002116868A JP 2000307797 A JP2000307797 A JP 2000307797A JP 2000307797 A JP2000307797 A JP 2000307797A JP 2002116868 A JP2002116868 A JP 2002116868A
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JP
Japan
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specific key
keyboard controller
system power
pressing
turned
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JP2000307797A
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Akira Takahashi
晃 高橋
Hiroto Miyoshi
洋人 三好
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NEC Corp
NEC Yonezawa Ltd
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NEC Corp
NEC Yonezawa Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショートカットボタン押下による対応アプリ
ケーションの立ち上げ動作を、システム電源がオフして
いる状態においても実現する。 【解決手段】 ショートカットボタン1またはパワーボ
タン2が押下された場合、電源制御回路4からシステム
電源5に対してトリガーを供給することでシステム電源
5をオンする。また、ショートカットボタン1の押下に
よりシステム電源5がオンした場合、その旨をショート
カットボタン押下ステータス記憶回路6に記憶する。C
PU11は、システム電源5がオンした際に、ショート
カットボタン押下ステータス記憶回路6に記憶された内
容に基づいてショートカットボタン1の押下によりシス
テム電源5がオンしたか否かを判断し、ショートカット
ボタン1の押下によりシステム電源5がオンしたと判断
した場合には、ショートカットボタン1に対応したアプ
リケーションの立ち上げを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムオン状態
での特定のキー押下によって、この特定のキーに予め対
応して設定されたアプリケーションを立ち上げる機能を
備えたコンピュータシステムのキーボードコントローラ
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータシステムには、システムオン状態で特定のキー
が押下されると、この特定のキーに対応して予め設定さ
れたアプリケーションを立ち上げる機能を備えたものが
ある。
【0003】この種のコンピュータシステムにおいて
は、キーボードやマウス等から所定のキーコードが入力
されるキーボードコントローラにおいて、システム電源
がオン状態で特定のキーが押下された時に互いに接続さ
れる2つのマトリックスデータの状態が検出され、キー
ボードコントローラにおける検出結果に基づいて当該特
定のキーに対応したアプリケーションの立ち上げが行わ
れる。
【0004】上述したようにキーボードコントローラの
マトリックスデータを活用することで、システム電源オ
ン状態での特定のキー押下による対応アプリケーション
の立ち上げを行うコンピュータシステムのキーボードコ
ントローラ制御方式について、以下に説明する。
【0005】図3は、従来のキーボードコントローラ制
御方式の一構成例を示すブロック図である。
【0006】図3に示すように本従来例においては、キ
ーボード35と、キーボード35とは別に設けられたシ
ョートカットボタン31と、キーボード35やショート
カットボタン31から所定のキーコードが入力されると
ともに、ショートカットボタン31の押下によって接続
されるX0とY0のマトリックスデータ32を検出する
キーボードコントローラ33と、コンピュータシステム
のシステム電源がオン状態でショートカットボタン31
が押下された場合に、キーボードコントローラ33にお
ける検出結果に基づいて、ショートカットボタン31の
押下により入力されたキーコードに予め対応して設定さ
れたアプリケーションの立ち上げを行うCPU34とが
設けられている。
【0007】上記のように構成されたキーボードコント
ローラ制御方式においては、コンピュータシステムのシ
ステム電源がオンした状態でショートカットボタン31
が押下されると、X0とY0のマトリックスデータ32
が接続され、この状態がキーボードコントローラ33に
て検出される。
【0008】キーボードコントローラ33においては、
X0とY0のマトリックスデータ32の接続が検出され
ると、CPU34に対して割り込み信号36を送信する
ことで何らかのキーコード入力イベント(本従来例で
は、ショートカットボタン31の押下)が発生したこと
を伝達する。
【0009】CPU34においては、割り込み信号36
によって何らかのキーコード入力イベントが発生したこ
とが伝達されると、このキーコードの内容を特定する為
にキーボードコントローラ33の内部に設けられたステ
ータスレジスタをチェックし、このキーコードに対応し
て予め設定されている動作(本従来例では、対応アプリ
ケーションの立ち上げ)を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
キーボードコントローラ制御方式においては、キーボー
ドコントローラマトリックスを活用した、ショートカッ
トボタン押下による対応アプリケーションの立ち上げ動
作は、コンピュータシステムのシステム電源がオンして
いる状態に限定して可能である。
【0011】そこで本発明は、キーボードコントローラ
マトリックスを活用した、ショートカットボタン押下に
よる対応アプリケーションの立ち上げ動作を、システム
電源がオフしている状態においても実現することができ
るキーボードコントローラ制御方式を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンピュータシステムのシステム電源がオ
ン状態の時に予め設定されたアプリケーションの立ち上
げを指示するための特定のキーと、当該特定のキーの押
下状況に応じて接続状態が変化する2つのマトリックス
データを検出するキーボードコントローラと、前記シス
テム電源がオン状態で当該特定のキーが押下された場合
に、前記キーボードコントローラにおける前記マトリッ
クスデータの検出結果に基づいて当該特定のキーに対応
したアプリケーションの立ち上げを行うCPUとを有し
てなる、コンピュータシステムのキーボードコントロー
ラ制御方式において、当該特定のキーに前記システム電
源をオフ状態からオン状態に立ち上げる機能を追加し、
前記システム電源がオフ状態で当該特定のキーが押下さ
れた場合には、前記システム電源をオフ状態からオン状
態に立ち上げると同時に、当該特定のキーに対応したア
プリケーションの立ち上げを行うことを特徴とする。
【0013】また、当該特定のキーの押下により前記シ
ステム電源がオンした場合に、その旨を記憶するステー
タス記憶回路を有し、前記CPUは、前記システム電源
がオンした際に、前記ステータス記憶回路に記憶された
内容に基づいて当該特定のキーの押下により前記システ
ム電源がオンしたか否かを判断し、当該特定のキーの押
下により前記システム電源がオンしたと判断した場合に
当該特定のキーに対応したアプリケーションの立ち上げ
を行うことを特徴とする。
【0014】また、前記CPUは、当該特定のキーの押
下により前記システム電源がオンした場合、当該特定の
キーに対応したアプリケーションの立ち上げを行った
後、前記ステータス記憶回路に記憶された内容をクリア
することを特徴とする。
【0015】また、前記2つのマトリックスデータを接
続するためのスイッチを具備するとともに、当該特定の
キーの押下状況を検知し、当該特定のキーが押下された
と検知した場合に、前記スイッチをオンして前記2つの
マトリックスデータを接続する接合スイッチ回路を有
し、前記CPUは、当該特定のキーの押下によりオンし
た前記システム電源が継続してオンしている期間に、前
記アプリケーションが一旦終了された後、当該特定のキ
ーが再度押下された場合には、前記キーボードコントロ
ーラにおける前記マトリックスデータの検出結果に基づ
いて当該特定のキーに対応したアプリケーションの立ち
上げを行うことを特徴とする。
【0016】また、当該特定のキーの押下状況を検知
し、当該特定のキーが押下されたと検知した場合に、前
記システム電源に対してトリガーを供給することで該シ
ステム電源をオンする電源制御回路を有することを特徴
とする。
【0017】また、当該特定のキーと前記電源制御回路
との間に配置され、前記システム電源がオフ状態である
期間にのみ、当該特定のキーの押下状況を前記電源制御
回路に対して伝達し、前記システム電源がオン状態であ
る期間では、当該特定のキーの押下状況を前記電源制御
回路に対して伝達せずにマスクするマスク回路を有する
ことを特徴とする。
【0018】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、システム電源オン状態での特定のキー押下に
より、この特定のキーに予め対応して設定されたアプリ
ケーションを立ち上げるコンピュータシステムのキーボ
ードコントローラ制御方式において、当該特定のキーに
システム電源をオフ状態からオン状態に立ち上げる機能
を追加し、システム電源がオフ状態で当該特定のキーが
押下された場合には、システム電源をオフ状態からオン
状態に立ち上げると同時に、当該特定のキーに対応した
アプリケーションの立ち上げが行われる。
【0019】このように、コンピュータシステムのシス
テム電源がオフ状態での当該特定のキー押下により、コ
ンピュータシステムの起動並びに当該特定のキーに対応
したアプリケーションの立ち上げが可能となるため、使
い勝手(操作の簡便性)の向上が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明のキーボードコントローラ
制御方式の実施の一形態を示すブロック図である。
【0022】図1に示すように本実施形態は、特定のキ
ーであるショートカットボタン1と、パワーボタン2
と、X0−Y0接合スイッチ回路3と、コンピュータシ
ステムのシステム電源5を制御する電源制御回路4と、
ショートカットボタン押下ステータス記憶回路6と、キ
ーボードコントローラ8と、汎用入出力制御回路9と、
CPU11と、ショートカットボタンマスク回路14と
から構成されており、破線内に設けられた各構成要素が
図3に示したキーボードコントローラ制御方式に対して
追加されたものである。なお、図1においては、ショー
トカットボタン1及びパワーボタン2がキーボード(不
図示)とは別に設けられているものとし、また、図3に
おいては、図1に示すパワーボタン2及び電源制御回路
4に相当する構成要素が省略されているものとする。
【0023】まず、ショートカットボタン1にシステム
電源5のオン機能を持たせるために、ショートカットボ
タン1をショートカットボタンマスク回路14を経由し
てパワーボタン2に接続する。そして、ショートカット
ボタン1若しくはパワーボタン2が押下された場合に
は、電源制御回路4からシステム電源5に対してシステ
ム電源5をオンするためのトリガーを供給する。
【0024】ショートカットボタンマスク回路14は、
システム電源5がオフしている期間にのみ、ショートカ
ットボタン1の押下状況を電源制御回路4のPOWER
_ON#端子に伝達し、システム電源5がオンしている
期間では、ショートカットボタン1の押下状況を電源制
御回路4のPOWER_ON#端子には伝達せずにマス
クする。これにより、システム電源5がオンしている期
間では、ショートカットボタン1と電源制御回路4とが
切り離されることになるため、電源制御回路4の誤動作
が防止される。
【0025】ショートカットボタン1の押下によりシス
テム電源5がオンした場合には、その事実がショートカ
ットボタン押下ステータス記憶回路6にて記憶される。
このショートカットボタン押下ステータス記憶回路6に
は、INPUT#端子、STATUS#端子及びCLE
AR端子の3つの端子が設けられており、これら3つの
端子は、以下に記載するような機能を備えている。 ・INPUT#端子(入力端子) ショートカットボタン1に接続され、ショートカットボ
タン1の押下状況をサンプルする。具体的には、ショー
トカットボタン1が押下されると“0”値が入力され
る。 ・STATUS#端子(出力端子) システム電源5がオンする際にINPUT#端子に
“0”値が入力された場合、すなわち、ショートカット
ボタン1の押下によってシステム電源5がオンした場合
には“0”値が現われ、この“0”値が出力される。な
お、ショートカットボタン押下ステータス記憶回路6
は、STATUS#端子に“0”値が現われた場合、こ
の“0”値を記憶することによりショートカットボタン
1の押下によりシステム電源5がオンした事実を記憶す
ることになる。一方、システム電源5がオンする際にI
NPUT#端子に“0”値が入力されなかった場合、す
なわち、ショートカットボタン1の押下ではなく、パワ
ーボタン2の押下やその他の要因によってシステム電源
5がオンした場合には“1”値が現われ、この“1”値
が出力される。一旦、“0”値が出力されると、次に説
明するCLEAR端子に“1”値が入力されるまでの
間、継続して“0”値が出力され、CLEAR端子に
“1”値が入力された時点で“1”値が出力される。 ・CLEAR端子(入力端子) 上述したSTATUS#端子の出力値をクリアするため
の入力端子であり、“1”値が入力されると、STAT
US#端子の出力は“1”値にクリアされる。なお、初
期入力値は“0”である。また、“1”値が入力されて
いる期間では、ショートカットボタン1が押下されて
も、STATUS#端子の出力値は“1”を継続して保
持する。
【0026】ショートカットボタン押下ステータス記憶
回路6のSTATUS#端子は、汎用入出力制御回路9
のGPI端子に接続されており、STATUS#端子の
出力値が押下ステータス信号10としてGPI端子に入
力される。ここで、GPI端子の入力値は、汎用入出力
制御回路9内に設けられた内部レジスタ(不図示)の内
容に反映されており、システム電源5がオンしてオペレ
ーティングシステムが立ち上がった時点で、CPU11
が汎用入出力制御回路9内に設けられた内部レジスタに
アクセスし、GPI読取り信号13を送信してGPI端
子の入力値を読み取るような処理を予め構築しておく。
【0027】CPU11は、GPI端子の入力値が
“0”値であることを読み取った場合には、ショートカ
ットボタン1が押下されたことに対する応答として、シ
ョートカットボタン1に対応したアプリケーションの立
ち上げを行ない、汎用入出力制御回路9のGPO端子の
出力値であるステータスクリア信号7を“1”に操作す
る。一方、GPI端子の入力値が“1”であることを読
み取った場合には、アプリケーションの立ち上げは行な
わず、汎用入出力制御回路9のGPO端子の出力値であ
るステータスクリア信号7を“1”値に操作するのみと
する。
【0028】ここまでの処理は、システム電源5がオフ
状態からオン状態に立ち上がる時に1回だけ実行され
る。ここで、本実施形態では、その後のシステム電源5
が継続してオンしている期間に、ショートカットボタン
1の押下状況を、キーボードコントローラ8のX0とY
0のマトリックスデータの電気的な接合状態によって定
義可能とするために、X0−Y0接合スイッチ回路3を
設けている。X0−Y0接合スイッチ回路3には、IN
PUT_X端子、INPUT_Y端子及びCONNEC
T#端子の3つの端子が設けられており、これら3つの
端子は、以下に記載するような機能を備えている。 ・INPUT_X端子(入力端子) キーボードコントローラ8のマトリックスデータX0に
接続される。 ・INPUT_Y端子(入力端子) キーボードコントローラ8のマトリックスデータY0に
接続される。なお、X0−Y0接合スイッチ回路3の内
部には、INPUT_X端子及びINPUT_Y端子の
それぞれを介して入力されたマトリックスデータX0,
Y0を互いに接続するためのスイッチが設けられてい
る。 ・CONNECT#端子(入力端子) ショートカットボタン1が押下された場合には、“0”
値が入力され、上記スイッチをオンしてINPUT_X
端子とINPUT_Y端子とを電気的に結合させる。一
方、ショートカットボタン1が押下されていない場合に
は、“1”値が入力され、上記スイッチをオンせずに、
INPUT_X端子とINPUT_Y端子とを電気的に
切り離された状態とする。
【0029】以下に、上記のように構成されたキーボー
ドコントローラ制御方式の動作について説明する。
【0030】まず、ショートカットボタン1の押下によ
ってシステム電源5がオフ状態からオン状態に立ち上が
る場合の動作について説明する。
【0031】システム電源5がオフ状態でショートカッ
トボタン1が押下されると、この押下状況がショートカ
ットボタンマスク回路14を経由して電源制御回路4の
POWER_ON#端子に伝達され、電源制御回路4か
らシステム電源5に対してトリガーを供給することでシ
ステム電源5がオンする。
【0032】このとき、ショートカットボタン押下ステ
ータス記憶回路6においては、ショートカットボタン1
が押下されることでINPUT#端子に“0”値が入力
されるため、STATUS#端子に現れた“0”値が記
憶されるとともに、この“0”値がSTATUS#端子
から出力されて汎用入出力制御回路9のGPI端子に入
力される。なお、この時点では、CLEAR端子に
“0”値が入力されている。
【0033】CPU11においては、システム電源5が
オンしてオペレーティングシステムが立ち上がった時点
で、汎用入出力制御回路9内に設けられた内部レジスタ
にアクセスしGPI端子の入力値を読み取ることになる
が、このときのGPI端子の入力値は“0”値であるた
め、ショートカットボタン1からのキーコードに対応し
たアプリケーションの立ち上げを行なうとともに、汎用
入出力制御回路9のGPO端子の出力値を“1”に操作
する。
【0034】すると、ショートカットボタン押下ステー
タス記憶回路6においては、CLEAR端子に“1”値
が入力されるため、STATUS#端子の出力値が
“1”値にクリアされる。
【0035】ここで、システム電源5が継続してオンし
ている期間に上記アプリケーションが一旦終了された
後、ショートカットボタン1が再度押下された場合に
は、X0−Y0接合スイッチ回路3において、CONN
ECT#端子に“0”値が入力されることで、X0とY
0のマトリックスデータが接続され、キーボードコント
ローラ8において、X0とY0のマトリックスデータの
接続が検出されてCPU11に対して割り込み信号12
が送信され、CPU11において、ショートカットボタ
ン1に対応したアプリケーションの立ち上げが行われ
る。このとき、ショートカットボタンマスク回路14
は、ショートカットボタン1の押下状況を電源制御回路
4には伝達せずにマスクしているため、電源制御回路4
の誤動作が防止される。
【0036】次に、ショートカットボタン1の押下では
なく、パワーボタン2の押下によってシステム電源5が
オフ状態からオン状態に立ち上がる場合の動作について
説明する。
【0037】システム電源5がオフ状態でパワーボタン
2が押下されると、電源制御回路4からシステム電源5
に対してトリガーを供給することで、システム電源5が
オンする。
【0038】このとき、ショートカットボタン押下ステ
ータス記憶回路6においては、ショートカットボタン1
が押下されていないことからINPUT#端子には
“1”値が入力されるため、STATUS#端子に現れ
た“1”値がSTATUS#端子から出力されて汎用入
出力制御回路9のGPI端子に入力される。なお、この
時点では、CLEAR端子に“0”値が入力されてい
る。
【0039】CPU11においては、システム電源5が
オンしてオペレーティングシステムが立ち上がった時点
で、汎用入出力制御回路9内に設けられた内部レジスタ
にアクセスしGPI端子の入力値を読み取ることになる
が、このときのGPI端子の入力値は“1”値であるた
め、アプリケーションの立ち上げを行わず、汎用入出力
制御回路9のGPO端子の出力値を“1”に操作するの
みを行う。
【0040】ショートカットボタン押下ステータス記憶
回路6においては、CLEAR端子に“1”値が入力さ
れることになるが、このときのSTATUS#端子の出
力値は“1”であるため、STATUS#端子からは継
続して“1”値が出力される。
【0041】ここで、システム電源5が継続してオンし
ている期間にショートカットボタン1が押下された場合
には、X0−Y0接合スイッチ回路3において、CON
NECT#端子に“0”値が入力されることで、X0と
Y0のマトリックスデータが接続され、キーボードコン
トローラ8において、X0とY0のマトリックスデータ
の接続が検出されてCPU11に対して割り込み信号1
2が送信され、CPU11において、ショートカットボ
タン1に対応したアプリケーションの立ち上げが行われ
る。
【0042】次に、ショートカットボタン押下ステータ
ス記憶回路6について、図2を用いて更に詳細に説明す
る。
【0043】図2は、図1に示したショートカットボタ
ン押下ステータス記憶回路6を説明するための図であ
り、(a)は構成図、(b)はタイミングチャートであ
る。なお、図2(a)に示す各端子名は、図1に示した
各端子名と一致する。また、図1には図示していない
が、実際には図1中のショートカットボタン押下ステー
タス記憶回路6にもシステム電源5から電源が投入され
ているため、図2(a)にはシステム電源5を図示し
た。
【0044】図2(a)に示すように本構成例は、3個
のデジタルトランジスタ24〜26と、10KΩの抵抗
27と、ダイオード23とから構成されており、“0”
値を記憶するための1ビット記憶回路である。
【0045】なお、各デジタルトランジスタ24〜26
のバイアス抵抗値は、10KΩの抵抗27と比較して十
分に大きいものとし、また、システム電源5がオフして
いる初期状態では、デジタルトランジスタ24〜26は
全てオフしているものとする。
【0046】以下に、上記のように構成されたショート
カットボタン押下ステータス記憶回路の動作について、
図2(b)に示したタイミングチャートを参照して説明
する。
【0047】ショートカットボタン1(図1参照)が押
下されることで本ショートカットボタン押下ステータス
記憶回路に投入されるシステム電源5がオンすると、I
NPUT#端子20に“0”値が入力され、デジタルト
ランジスタ24がオンする。
【0048】デジタルトランジスタ24がオンすると、
デジタルトランジスタ25のベース電位が発生し、デジ
タルトランジスタ25がオンする。なお、この時点では
CLEAR端子22の入力値は初期入力値である“0”
のままであり、デジタルトランジスタ26はオフした状
態のままである。
【0049】これにより、STATUS#端子28には
“0”値が現われ、この“0”値が本ショートカットボ
タン押下ステータス記憶回路に記憶される(一方、シス
テム電源5がオンした時点でINPUT#端子20に
“0”値が入力されなかった場合、すなわち、ショート
カットボタン1の押下以外の要因でシステム電源5がオ
ンした場合には、デジタルトランジスタ24,25はオ
フ状態を継続するため、STATUS#28端子には
“1”値が現れる)。
【0050】ここで、CPU11(図1参照)の操作に
よってCLEAR端子22に“1”値が入力されると、
デジタルトランジスタ26がオンし、これに呼応してデ
ジタルトランジスタ24,25がオフに転じるため、S
TATUS#端子28に“1”値が現われ、これまで
“0”値を記憶していた状態がクリアされる。
【0051】なお、本実施形態においては、上述した
“1”値及び“0”値とはデジタル量であり、アナログ
量では無いものとする。また、図2に示した各デジタル
トランジスタ24〜26は、ベース端子に“1”値が入
力されることでソース−ドレイン間が電気的に結合され
るものとし、システム電源5がオンした時のレベルも、
デジタル量で見た場合にば“1”値と判断されるものと
する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
システム電源オン状態で特定のキー押下された場合に、
キーボードコントローラのマトリックスデータを用いて
当該特定のキーに予め対応して設定されたアプリケーシ
ョンを立ち上げるコンピュータシステムのキーボードコ
ントローラ制御方式において、当該特定のキーにシステ
ム電源をオフ状態からオン状態に立ち上げる機能を追加
し、システム電源がオフ状態で当該特定のキーが押下さ
れた場合には、システム電源をオフ状態からオン状態に
立ち上げると同時に、当該特定のキーに対応したアプリ
ケーションの立ち上げが行われる。
【0053】このように、コンピュータシステムのシス
テム電源がオフ状態での当該特定のキー押下により、コ
ンピュータシステムの起動並びに当該特定のキーに対応
したアプリケーションの立ち上げが可能となるため、使
い勝手(操作の簡便性)の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボードコントローラ制御方式の実
施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示したショートカットボタン押下ステー
タス記憶回路を説明するための図であり、(a)は構成
図、(b)はタイミングチャートである。
【図3】従来のキーボードコントローラ制御方式の一構
成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ショートカットボタン 2 パワーボタン 3 X0−Y0接合スイッチ回路 4 電源制御回路 5 システム電源 6 ショートカットボタン押下ステータス記憶回路 8 キーボードコントローラ 9 汎用入出力制御回路 11 CPU 14 ショートカットボタンマスク回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 洋人 山形県米沢市下花沢二丁目6番80号 米沢 日本電気株式会社内 Fターム(参考) 5B011 EA02 MA01 5B020 DD02 FF11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムのシステム電源が
    オン状態の時に予め設定されたアプリケーションの立ち
    上げを指示するための特定のキーと、当該特定のキーの
    押下状況に応じて接続状態が変化する2つのマトリック
    スデータを検出するキーボードコントローラと、前記シ
    ステム電源がオン状態で当該特定のキーが押下された場
    合に、前記キーボードコントローラにおける前記マトリ
    ックスデータの検出結果に基づいて当該特定のキーに対
    応したアプリケーションの立ち上げを行うCPUとを有
    してなる、コンピュータシステムのキーボードコントロ
    ーラ制御方式において、 当該特定のキーに前記システム電源をオフ状態からオン
    状態に立ち上げる機能を追加し、前記システム電源がオ
    フ状態で当該特定のキーが押下された場合には、前記シ
    ステム電源をオフ状態からオン状態に立ち上げると同時
    に、当該特定のキーに対応したアプリケーションの立ち
    上げを行うことを特徴とするキーボードコントローラ制
    御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーボードコントロー
    ラ制御方式において、 当該特定のキーの押下により前記システム電源がオンし
    た場合に、その旨を記憶するステータス記憶回路を有
    し、 前記CPUは、前記システム電源がオンした際に、前記
    ステータス記憶回路に記憶された内容に基づいて当該特
    定のキーの押下により前記システム電源がオンしたか否
    かを判断し、当該特定のキーの押下により前記システム
    電源がオンしたと判断した場合に当該特定のキーに対応
    したアプリケーションの立ち上げを行うことを特徴とす
    るキーボードコントローラ制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のキーボードコントロー
    ラ制御方式において、 前記CPUは、当該特定のキーの押下により前記システ
    ム電源がオンした場合、当該特定のキーに対応したアプ
    リケーションの立ち上げを行った後、前記ステータス記
    憶回路に記憶された内容をクリアすることを特徴とする
    キーボードコントローラ制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のキーボードコントロー
    ラ制御方式において、前記2つのマトリックスデータを
    接続するためのスイッチを具備するとともに、当該特定
    のキーの押下状況を検知し、当該特定のキーが押下され
    たと検知した場合に、前記スイッチをオンして前記2つ
    のマトリックスデータを接続する接合スイッチ回路を有
    し、 前記CPUは、当該特定のキーの押下によりオンした前
    記システム電源が継続してオンしている期間に、前記ア
    プリケーションが一旦終了された後、当該特定のキーが
    再度押下された場合には、前記キーボードコントローラ
    における前記マトリックスデータの検出結果に基づいて
    当該特定のキーに対応したアプリケーションの立ち上げ
    を行うことを特徴とするキーボードコントローラ制御方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    キーボードコントローラ制御方式において、 当該特定のキーの押下状況を検知し、当該特定のキーが
    押下されたと検知した場合に、前記システム電源に対し
    てトリガーを供給することで該システム電源をオンする
    電源制御回路を有することを特徴とするキーボードコン
    トローラ制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のキーボードコントロー
    ラ制御方式において、 当該特定のキーと前記電源制御回路との間に配置され、
    前記システム電源がオフ状態である期間にのみ、当該特
    定のキーの押下状況を前記電源制御回路に対して伝達
    し、前記システム電源がオン状態である期間では、当該
    特定のキーの押下状況を前記電源制御回路に対して伝達
    せずにマスクするマスク回路を有することを特徴とする
    キーボードコントローラ制御方式。
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