JP2002109503A - 識別番号通信装置 - Google Patents
識別番号通信装置Info
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- JP2002109503A JP2002109503A JP2000297428A JP2000297428A JP2002109503A JP 2002109503 A JP2002109503 A JP 2002109503A JP 2000297428 A JP2000297428 A JP 2000297428A JP 2000297428 A JP2000297428 A JP 2000297428A JP 2002109503 A JP2002109503 A JP 2002109503A
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- communication device
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機器を識別するID番号の改ざんを防止す
る。 【解決手段】 IDチップ6では、ハードウェア構成に
よりID番号を書き換え不能に格納しておく。また、通
信ユニット4では、読み取り機器7から問い合わせがあ
ったときに、プロセッサ2によるIDチップ6からのI
D番号の読み出し制御によらずに、直接IDチップ6へ
アクセスしてID番号を読み出す。
る。 【解決手段】 IDチップ6では、ハードウェア構成に
よりID番号を書き換え不能に格納しておく。また、通
信ユニット4では、読み取り機器7から問い合わせがあ
ったときに、プロセッサ2によるIDチップ6からのI
D番号の読み出し制御によらずに、直接IDチップ6へ
アクセスしてID番号を読み出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み込まれた機器
の識別番号を外部の読み取り機器に送信する識別番号通
信装置に関する。
の識別番号を外部の読み取り機器に送信する識別番号通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の識別番号通信装置の構成
を示すブロック図である。同図の識別番号通信装置11
は、プロセッサ12と、メモリ13と、通信ユニット1
4とが内部バス15を介して接続された構成である。こ
の識別番号通信装置11は、識別番号(以下「ID番
号」という)による識別が必要な機器に組み込まれる。
を示すブロック図である。同図の識別番号通信装置11
は、プロセッサ12と、メモリ13と、通信ユニット1
4とが内部バス15を介して接続された構成である。こ
の識別番号通信装置11は、識別番号(以下「ID番
号」という)による識別が必要な機器に組み込まれる。
【0003】メモリ13は、ID番号を格納しておくた
めのものであり、不揮発性メモリにより構成される。
めのものであり、不揮発性メモリにより構成される。
【0004】通信ユニット14は、外部の読み取り機器
17と通信を行うためのものであり、識別番号通信装置
11が組み込まれた機器のID番号を読み取り機器17
へ送信する。
17と通信を行うためのものであり、識別番号通信装置
11が組み込まれた機器のID番号を読み取り機器17
へ送信する。
【0005】プロセッサ12は、メモリ13へのID番
号の書き込み・読み出しの制御や、通信ユニット14の
制御を行うためのものである。
号の書き込み・読み出しの制御や、通信ユニット14の
制御を行うためのものである。
【0006】識別番号通信装置11は、読み取り機器1
7から問い合わせがあったときにID番号をメモリ13
から読み出し、このID番号を通信ユニット14を経由
して読み取り装置17へ返信する。
7から問い合わせがあったときにID番号をメモリ13
から読み出し、このID番号を通信ユニット14を経由
して読み取り装置17へ返信する。
【0007】これにより、読み取り機器17でID番号
が取得される。
が取得される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の識別
番号通信装置11においては、プロセッサ12によりメ
モリ13へID番号を書き込むことができたため、悪意
の第3者は、このID番号を改ざんし、不正なID番号
を読み取り機器17へ返信することが可能であった。
番号通信装置11においては、プロセッサ12によりメ
モリ13へID番号を書き込むことができたため、悪意
の第3者は、このID番号を改ざんし、不正なID番号
を読み取り機器17へ返信することが可能であった。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、ID番号の改ざんを防止
し得る識別番号通信装置を提供することにある。
り、その目的とするところは、ID番号の改ざんを防止
し得る識別番号通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、機器に組み込まれて使用
される識別番号通信装置において、前記機器の識別番号
を書き換え不能に格納しておく格納手段と、この識別番
号を外部の読み取り機器に送信する送信手段と、を有す
ることを特徴とする。
め、請求項1記載の本発明は、機器に組み込まれて使用
される識別番号通信装置において、前記機器の識別番号
を書き換え不能に格納しておく格納手段と、この識別番
号を外部の読み取り機器に送信する送信手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0011】本発明にあっては、識別番号を書き換え不
能に格納するようにしたことで、ID番号の改ざんを防
止するようにしている。
能に格納するようにしたことで、ID番号の改ざんを防
止するようにしている。
【0012】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
識別番号通信装置において、前記送信手段は、前記格納
手段へ直接アクセスして識別番号を読み出すことを特徴
とする。
識別番号通信装置において、前記送信手段は、前記格納
手段へ直接アクセスして識別番号を読み出すことを特徴
とする。
【0013】本発明にあっては、送信手段が識別番号を
格納した格納手段へ直接アクセスして識別番号を読み出
すようにしたことで、改ざんされたID番号が送信手段
に送出されることを防止するようにしている。
格納した格納手段へ直接アクセスして識別番号を読み出
すようにしたことで、改ざんされたID番号が送信手段
に送出されることを防止するようにしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0015】図1は、一実施の形態に係る識別番号通信
装置の構成を示すブロック図である。同図の識別番号通
信装置1は、プロセッサ2と、メモリ3と、通信ユニッ
ト4と、IDチップ6とが内部バス5を介して接続され
た構成である。この識別番号通信装置1は、ID番号に
よる識別が必要な機器に組み込まれる。
装置の構成を示すブロック図である。同図の識別番号通
信装置1は、プロセッサ2と、メモリ3と、通信ユニッ
ト4と、IDチップ6とが内部バス5を介して接続され
た構成である。この識別番号通信装置1は、ID番号に
よる識別が必要な機器に組み込まれる。
【0016】IDチップ6は、ハードウェア構成により
機器のID番号を書き換え不能に格納しておくためのも
のであり、例えばROM(Read Only Memory)等により
構成される。
機器のID番号を書き換え不能に格納しておくためのも
のであり、例えばROM(Read Only Memory)等により
構成される。
【0017】メモリ3は、ID番号以外で必要な情報を
格納しておくためのものであり、不揮発性メモリ等によ
り構成される。
格納しておくためのものであり、不揮発性メモリ等によ
り構成される。
【0018】プロセッサ2は、メモリ3への情報の書込
・読出制御や、IDチップ6からのID番号の読み出し
制御、通信ユニット4の制御を行うためのものである。
・読出制御や、IDチップ6からのID番号の読み出し
制御、通信ユニット4の制御を行うためのものである。
【0019】通信ユニット4は、外部の読み取り機器7
と接触又は非接触インタフェースにより通信を行うため
のものである。読み取り機器7から問い合わせがあった
ときには、プロセッサ12によるIDチップ6への読み
出し制御によらずに、IDチップ6へ直接アクセスして
ID番号を読み出し、読み取り機器7へ送信する。
と接触又は非接触インタフェースにより通信を行うため
のものである。読み取り機器7から問い合わせがあった
ときには、プロセッサ12によるIDチップ6への読み
出し制御によらずに、IDチップ6へ直接アクセスして
ID番号を読み出し、読み取り機器7へ送信する。
【0020】このように構成された識別番号通信装置1
が組み込まれる機器の具体例としては、例えばクレジッ
トICカードやその読み取り装置自体が考えられる。
が組み込まれる機器の具体例としては、例えばクレジッ
トICカードやその読み取り装置自体が考えられる。
【0021】識別番号通信装置1がクレジットICカー
ドに組み込まれる場合には、1枚のクレジットICカー
ド上に識別番号通信装置1が配置される。そして、ID
チップ6にはクレジットICカードを識別するためのI
D番号が格納され、メモリ3には会員番号等が格納され
る。
ドに組み込まれる場合には、1枚のクレジットICカー
ド上に識別番号通信装置1が配置される。そして、ID
チップ6にはクレジットICカードを識別するためのI
D番号が格納され、メモリ3には会員番号等が格納され
る。
【0022】読み取り機器7から問い合わせがあったと
きは、通信ユニット4がIDチップ6からID番号を読
み出すとともに、プロセッサ2がメモリ3から会員情報
等を読み出し、通信ユニット4は、このID番号や会員
情報等を読み取り機器7へ送信する。
きは、通信ユニット4がIDチップ6からID番号を読
み出すとともに、プロセッサ2がメモリ3から会員情報
等を読み出し、通信ユニット4は、このID番号や会員
情報等を読み取り機器7へ送信する。
【0023】このときのID番号や会員情報等のデータ
は、読み取り機器7から図示していないネットワークを
経由して信用調査機関における端末に伝送される。この
端末では、予め登録されたID番号や会員情報等と、伝
送されてきたID番号や会員情報等とを照合することに
より、クレジットICカードの真偽判定を行う。これに
より、コピー等による不正使用が防止される。
は、読み取り機器7から図示していないネットワークを
経由して信用調査機関における端末に伝送される。この
端末では、予め登録されたID番号や会員情報等と、伝
送されてきたID番号や会員情報等とを照合することに
より、クレジットICカードの真偽判定を行う。これに
より、コピー等による不正使用が防止される。
【0024】識別番号通信装置1がクレジットICカー
ドの読み取り機器に組み込まれた場合には、この読み取
り機器のID番号の改ざんが不可能となるので、ID番
号を信用調査機関が定期的に調査することにより、読み
取り装置のすり替えや盗難を監視することができる。
ドの読み取り機器に組み込まれた場合には、この読み取
り機器のID番号の改ざんが不可能となるので、ID番
号を信用調査機関が定期的に調査することにより、読み
取り装置のすり替えや盗難を監視することができる。
【0025】したがって、本実施の形態によれば、機器
のID番号をIDチップ6にハードウェア構成により格
納するようにしたことで、ID番号の書き換えが不可能
となるので、ID番号の改ざんを防止することができ
る。
のID番号をIDチップ6にハードウェア構成により格
納するようにしたことで、ID番号の書き換えが不可能
となるので、ID番号の改ざんを防止することができ
る。
【0026】また、本実施の形態によれば、読み取り機
器7から問い合わせがあったときには、通信ユニット4
が、IDチップ6へ直接アクセスしてID番号を読み出
すようにしたことで、プロセッサ2から改ざんされたI
D番号が通信ユニット4に送出されることを防止するこ
とができる。
器7から問い合わせがあったときには、通信ユニット4
が、IDチップ6へ直接アクセスしてID番号を読み出
すようにしたことで、プロセッサ2から改ざんされたI
D番号が通信ユニット4に送出されることを防止するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明に係る識別番号通信装置によれば、識別番号を書き
換え不能に格納するようにしたことで、ID番号の改ざ
んを防止することができる。
発明に係る識別番号通信装置によれば、識別番号を書き
換え不能に格納するようにしたことで、ID番号の改ざ
んを防止することができる。
【0028】請求項2記載の本発明に係る識別番号通信
装置によれば、送信手段が直接格納手段にアクセスして
識別番号を読み出すようにしたことで、改ざんされたI
D番号が送信手段に送出されることを防止することがで
きる。
装置によれば、送信手段が直接格納手段にアクセスして
識別番号を読み出すようにしたことで、改ざんされたI
D番号が送信手段に送出されることを防止することがで
きる。
【図1】一実施の形態における識別番号通信装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来の識別番号通信装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
1,11 識別番号通信装置 2,12 プロセッサ 3,13 メモリ 4,14 通信ユニット 5,15 内部バス 6 IDチップ 7,17 読み取り機器
Claims (2)
- 【請求項1】 機器に組み込まれて使用される識別番号
通信装置において、 前記機器の識別番号を書き換え不能に格納しておく格納
手段と、 この識別番号を外部の読み取り機器に送信する送信手段
と、 を有することを特徴とする識別番号通信装置。 - 【請求項2】 前記送信手段は、前記格納手段へ直接ア
クセスして識別番号を読み出すことを特徴とする請求項
1記載の識別番号通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297428A JP2002109503A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 識別番号通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297428A JP2002109503A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 識別番号通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002109503A true JP2002109503A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18779545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000297428A Pending JP2002109503A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 識別番号通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002109503A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10114594B2 (en) | 2016-09-30 | 2018-10-30 | Riso Kagaku Corporation | Printing apparatus with authentication function |
-
2000
- 2000-09-28 JP JP2000297428A patent/JP2002109503A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10114594B2 (en) | 2016-09-30 | 2018-10-30 | Riso Kagaku Corporation | Printing apparatus with authentication function |
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