JP2002108673A - 共有ファイルシステム及び同システムに適用されるメタデータサーバコンピュータ - Google Patents

共有ファイルシステム及び同システムに適用されるメタデータサーバコンピュータ

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JP2002108673A
JP2002108673A JP2000301476A JP2000301476A JP2002108673A JP 2002108673 A JP2002108673 A JP 2002108673A JP 2000301476 A JP2000301476 A JP 2000301476A JP 2000301476 A JP2000301476 A JP 2000301476A JP 2002108673 A JP2002108673 A JP 2002108673A
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JP2000301476A
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Ikuo Uchibori
郁夫 内堀
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数ホストコンピュータ間のファイル共有を実
現しながら、アクセス制限の緩和が図れ、データのアク
セス性が向上できるようにする。 【解決手段】メタデータサーバ12は、ホストコンピュ
ータ11-1から書き込みモードでのファイルアクセス要
求が出されると、要求されたファイルのメタデータ10
1を磁気ディスク装置10から読み出すと共に磁気ディ
スク装置10上に空き領域103を確保し、メタデータ
101から特定されるデータ102の位置と空き領域1
03の位置の情報を要求元のホストコンピュータ11-1
に通知する(S1〜S4)。ホストコンピュータ11-1
は、空き領域103に新データ104を書き込み、メタ
データサーバ12にファイル書き込み完了を通知する
(S6,S7)。この完了通知によりメタデータサーバ
12は、メタデータ101を新データ104を指すよう
に更新する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SAN(Storage
Area Network)等の接続インタフェースに接続された複
数のホストコンピュータにより、当該インタフェースに
接続されたストレージ装置上のファイルを共有する共有
ファイルシステムに係り、特にストレージ装置上の各フ
ァイルのファイル構成の定義情報を一元管理するメタデ
ータサーバコンピュータに特別の管理機能を持たせるこ
とにより、複数のホストコンピュータから同一ファイル
へのアクセス要求があった場合の排他によるアクセス制
限を緩和することを可能とした共有ファイルシステム及
び同システムに適用されるメタデータサーバコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置に代表されるス
トレージ装置を複数結合し、ストレージ装置間のデータ
転送を可能としたSAN(ストレージエリアネットワー
ク)システムが開発されている。また最近は、このSA
Nシステムを利用して、SANに接続されたストレージ
装置、例えば磁気ディスク装置に格納されているファイ
ルを、やはりSANに接続された複数のホストコンピュ
ータで共有可能とした仕組み(以下、共有ファイルシス
テムと称する)が提案されている。このSAN上でファ
イル共有が可能な共有ファイルシステムでは、磁気ディ
スク装置上のファイルを管理するファイルシステムと、
従来磁気ディスク装置を共有する各ホストコンピュータ
のファイルシステムが各ファイル毎に管理していた、フ
ァイルの構成を定義したファイル構成定義情報、即ちフ
ァイルを構成するデータが磁気ディスク上のどこに格納
されているかを示す管理データとしてのファイル構成定
義情報(以下、メタデータと称する)とを、SANに接
続された特定のサーバコンピュータ(以下、メタデータ
サーバと称する)によって一元管理する構成が適用され
ている。
【0003】上記したSAN上でファイル共有が可能な
共有ファイルシステムでは、SAN上の各ホストコンピ
ュータが磁気ディスク装置上のファイルにアクセスする
には、まずメタデータサーバ(メタデータサーバコンピ
ュータ)にファイルアクセス要求を出して、アクセス対
象のファイルを構成するデータの磁気ディスク上の位置
情報を受け取る。各ホストコンピュータは、この位置情
報に基づいて磁気ディスク装置をアクセスする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したSAN上で複
数のホストコンピュータからファイル共有が可能な従来
の共有ファイルシステムでは、ホストコンピュータが磁
気ディスク装置上の共有ファイルにアクセスしようとす
る場合、ファイルアクセス要求はアクセス対象のファイ
ルを構成するデータの位置情報を取得するためにホスト
コンピュータからメタデータサーバに出される。そし
て、実際の磁気ディスクアクセスはホストコンピュータ
が直接に行う。このようなシステムでは、メタデータサ
ーバは、ホストコンピュータが磁気ディスク装置をアク
セスするタイミングを知ることができない。
【0005】したがって、従来の共有ファイルシステム
では、あるホストコンピュータ(第1のホストコンピュ
ータと称する)がファイルを書き換えている最中に、別
のホストコンピュータ(第2のホストコンピュータと称
する)からメタデータサーバに対して当該ファイルへの
アクセス要求があった場合に、メタデータサーバがこの
要求を受け付けてしまうと、何らかの矛盾が発生するの
を避けることができない。
【0006】この矛盾の発生について以下に詳述する。
例えば、第2のホストコンピュータが上記ファイルを読
み出そうとした場合、一般的には書き換え前のデータ、
或いは書き換え後のデータの、いずれかの完全なデータ
が読み出されることを期待する。ところが、従来の共有
ファイルシステムでは、第一のホストコンピュータによ
る書き換え途中のファイルデータが読み出されてしまう
可能性がある。また、第2のホストコンピュータが第1
のホストコンピュータと同様に同一ファイルを書き換え
ようとすれば、第1のホストコンピュータによる書き換
えデータと第2のホストコンピュータによる書き換えデ
ータとが混ざって、意味のないデータでファイルが破壊
される可能性もある。
【0007】そこで従来の共有ファイルシステムでは、
あるホストコンピュータがファイルを書き換えモードで
オープンした場合に、メタデータサーバは当該ファイル
がクローズされるまでの間、当該ファイルに対する他の
ホストコンピュータからのアクセスを拒絶するしなけれ
ばならなかった。これは、SAN以前のネットワークフ
ァイル共有方式である、例えば米国サン・マイクロシス
テムズ社が開発したNFS(Network File System)等
に比べると、厳しいアクセス制限である。このため従来
の共有ファイルシステムでは、データのアクセス性を損
なうという問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、所定のインタフェース上での複数ホスト
コンピュータ間のファイル共有を実現しながら、アクセ
ス制限の緩和が図れ、データのアクセス性を向上できる
共有ファイルシステム及び同システムに適用されるメタ
データサーバコンピュータを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、ファイルの書き換え
を行った後でも、必要に応じて旧データを復旧すること
ができる共有ファイルシステム及び同システムに適用さ
れるメタデータサーバコンピュータを提供することにあ
る。
【0010】本発明の更に他の目的は、効果的なオンラ
インバックアップを実現することができる共有ファイル
システム及び同システムに適用されるメタデータサーバ
コンピュータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の共有ファイルシ
ステムは、各種ファイル及び当該各ファイル毎のファイ
ル構成を定義したファイル構成定義情報(メタデータ)
が格納される少なくとも1つのストレージ装置と、この
ストレージ装置に格納されているファイルを共有する複
数のホストコンピュータと、上記ストレージ装置に格納
されている各ファイル毎の上記メタデータを一元管理す
るメタデータサーバコンピュータと、上記ストレージ装
置、複数のコンピュータ及びメタデータサーバコンピュ
ータを結合するインタフェースとを具備して構成される
ことを特徴とする。ここで、上記メタデータサーバコン
ピュータには、次の2つの手段、即ち上記複数のホスト
コンピュータのいずれかから書き込みモードでのファイ
ルアクセス要求を受けた場合、上記ストレージ装置上に
空き領域を確保して、当該空き領域の位置を示す空き領
域位置情報を要求元のホストコンピュータに通知する空
き領域位置通知手段と、上記要求元のホストコンピュー
タからのファイル書き込み完了通知に応じ、上記ファイ
ルアクセス要求で要求されたファイルのファイル構成を
定義したメタデータを、上記空き領域位置情報の示す位
置を指すように更新するファイル構成定義情報(メタデ
ータ)更新手段とを備え、上記ホストコンピュータに
は、次の手段、即ち上記メタデータサーバコンピュータ
から通知された空き領域位置情報の示す上記ストレージ
装置上の空き領域に新データを書き込むデータ書き込み
手段を備える。
【0012】このような構成においては、ホストコンピ
ュータ(第1のホストコンピュータ)によるデータ書き
込み(書き換えも含む)は、元のデータの領域に対して
(上書きにより)行われるのではなく、新たに確保され
た空き領域に対して行われ、したがって元のデータは保
存される。この結果、論理的には、第1のホストコンピ
ュータによるファイルの書き換えは、メタデータサーバ
コンピュータによるメタデータの更新に同期して行われ
たことになる。よって、ファイルアクセス完了までの一
連の動作の間、つまり第1のホストコンピュータが共有
ファイルを書き込みモードでオープンしている間でも、
第1のホストコンピュータ以外のホストコンピュータ
(第2のホストコンピュータ)から第1のホストコンピ
ュータがアクセスしているのと同一のファイルへのアク
セス要求があった場合、メタデータサーバコンピュータ
が当該要求を拒絶せずに受け付けて、第1のホストコン
ピュータからのファイルアクセス要求に対するのと同様
の処理をしても、何ら矛盾は発生しない。即ち、複数ホ
ストコンピュータ間のファイル共有を実現しながら、ア
クセス制限の緩和が図れ、データのアクセス性を向上で
きる。
【0013】また本発明は、上記メタデータサーバコン
ピュータに、次の手段、即ち上記ファイル構成定義情報
(メタデータ)更新手段によりメタデータが更新される
のに先立ち、更新前の当該メタデータを上記ストレージ
装置の別の領域にコピーして保存するファイル構成定義
情報(メタデータ)コピー手段を更に備えたことを特徴
とする。
【0014】このように、更新前のメタデータを保存す
ることにより、ファイルの書き換えを行った後でも、必
要に応じて旧データを復旧することができる。
【0015】また本発明は、メタデータサーバコンピュ
ータからアクセス可能なデータバックアップ用のバック
アップデバイスと、ファイル更新の履歴が記録されるフ
ァイル書き込み履歴テーブルとを更に具備すると共に、
上記メタデータサーバコンピュータに、次の2つの手
段、即ち上記複数のホストコンピュータのいずれかから
バックアップ要求を受けた場合、それ以降のファイル更
新の履歴を上記ファイル書き込み履歴テーブルに記録す
る動作を開始するファイル更新履歴記録手段と、このフ
ァイル更新履歴記録手段によるファイル更新履歴の記録
動作開始後に、上記ストレージ装置から上記バックアッ
プデバイスへのファイル単位のデータバックアップを開
始するバックアップ手段であって、ファイル単位のデー
タバックアップに際して上記ファイル書き込み履歴テー
ブルを参照し、対応するファイルの更新の履歴があるな
らば、当該ファイルの上記別領域に保存されているメタ
データ(旧メタデータ)の示す上記ストレージ装置上の
更新前のファイルを上記バックアップデバイスにバック
アップするバックアップ手段とを更に備えたことを特徴
とする。
【0016】このような構成においては、バックアップ
開始時点のストレージ装置の内容を、システムの運用を
続けながらバックアップすることができるため、効果的
なオンラインバックアップが実現可能となる。ここで、
上記メタデータサーバコンピュータ内の上記ファイル更
新履歴記録手段とバックアップ手段とに代えて、次のフ
ァイル更新履歴記録手段とバックアップ手段、即ちファ
イル更新の履歴を上記ファイル書き込み履歴テーブルに
記録するファイル更新履歴記録手段と、このファイル書
き込み履歴テーブルを参照し、当該テーブルに記録され
ている全てのファイル更新履歴について、対応するファ
イルの上記別領域に保存されているメタデータの示す上
記ストレージ装置上の更新前のファイルを上記バックア
ップデバイスにバックアップする動作を定期的に実行す
るバックアップ手段とを用いると共に、メタデータサー
バコンピュータに、次の初期化手段、即ちバックアップ
手段によりバックアップされた更新前のファイルの上記
別領域に保存されているメタデータを無効化すると共
に、上記バックアップ手段による定期的なバックアップ
動作が完了する都度、上記ファイル書き込み履歴テーブ
ルを初期化する初期化手段を追加していもよい。このよ
うに、書き換えられたファイルの旧データのみを定期的
にバックアップすることで、より負荷の小さい形でのバ
ックアップを実現しながら、ファイル単位で任意の時点
の旧データを復元することが可能となる。また、バック
アップが完了したファイルに関しては、旧メタデータが
逐次無効化(例えば消去)されるため、ストレージ装置
の領域が開放されて空き領域を確保でき、ストレージ装
置の記憶領域に占める旧データが増え過ぎることを防止
できる。
【0017】以上に述べた共有ファイルシステムに係る
発明は、当該システム内のメタデータサーバコンピュー
タに着目すると、メタデータサーバコンピュータに係る
発明として捉えることが可能である。また、メタデータ
サーバコンピュータの上記機能に着目すると、当該コン
ピュータにその機能に相当する手順を実行させるための
(または当該コンピュータにその機能を実現させるため
の、または当該コンピュータをその機能を持つ手段とし
て機能させるための)プログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体として捉えることも可能であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0019】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態に係る共有ファイルシステムのシステム構成を
示す図である。図1の共有ファイルシステムは、ストレ
ージ装置としての磁気ディスク装置10と、磁気ディス
ク装置10及び当該磁気ディスク装置10上のファイル
を共有するn台(nは2以上の整数)のホストコンピュ
ータ11-1〜11-nと、メタデータサーバ12と、これ
ら磁気ディスク装置10、ホストコンピュータ11-1〜
11-n及びメタデータサーバ12を結合するSAN(ス
トレージエリアネットワーク)13と、ホストコンピュ
ータ11-1〜11-n及びメタデータサーバ12を結合す
るLAN(ローカルエリアネットワーク)14とから構
成される。つまり図1のシステムでは、ホストコンピュ
ータ11-1〜11-n及びメタデータサーバ12は、SA
N13及びLAN14の双方に接続され、磁気ディスク
装置10はSAN13に接続されている。SAN13
は、例えばファイバチャネル(FibreChannel)により構
成されている。なお、図1には、SAN13に接続され
ているストレージ装置が磁気ディスク装置10の1台で
ある場合が示されているが、複数のストレージ装置が接
続されていても構わない。
【0020】図1のシステムの特徴は、メタデータサー
バ12に、磁気ディスク装置10上のファイルを管理す
るためのファイルシステムと、各ファイルのファイル構
成の定義情報であるメタデータとを一元管理する管理機
能に加えて、以下に述べる特別の管理機能を持たせるこ
とで、ホストコンピュータ11-1〜11-nのうちのいず
れが磁気ディスク装置10上のファイルを書き込みモー
ドでオープンしている場合でも、他のホストコンピュー
タからのアクセス受け付けを可能としながら、処理上矛
盾が発生しないようにした点にある。そこで、図1のシ
ステムが従来システムと相違する点を理解しやすくする
ために、上記メタデータサーバ12の特別の管理機能を
説明する前に、まず従来技術について便宜的に図1を参
照して説明する。
【0021】今、ホストコンピュータ11-1が磁気ディ
スク装置10の保持するファイルにアクセスしたいもの
とする。この場合、ホストコンピュータ11-1はメタデ
ータサーバ12にファイルアクセス要求を出す。メタデ
ータサーバ12はホストコンピュータ11-1から要求さ
れたファイルの構成を規定(定義)するメタデータ10
1を磁気ディスク装置10から読み出し、アクセス対象
となるファイルを構成するデータ102の(磁気ディス
ク装置10上の)位置情報を要求元のホストコンピュー
タ11-1に返す。
【0022】ホストコンピュータ11-1はメタデータサ
ーバ12からの位置情報に基づき、SAN13を介して
磁気ディスク装置10上のデータ102をアクセスす
る。アクセス種別が書き込みであった場合には、ホスト
コンピュータ11-1はファイル操作(書き込み)が完了
するとメタデータサーバ12にファイルの書き込み完了
を通知する。これを受けてメタデータサーバ12が磁気
ディスク装置10上のメタデータ101の更新を行うこ
とにより、ファイルアクセスを完了する。
【0023】ここでは、ホストコンピュータ11-1によ
る磁気ディスク装置10上のデータ書き換えと、メタデ
ータサーバ12による磁気ディスク装置10上のメタデ
ータ更新が非同期に行われるため、一連の動作の間、つ
まりファイルアクセス(ファイル書き込み)が完了する
までの間、メタデータサーバ12は、ホストコンピュー
タ11-1がアクセスしているファイルへのアクセス要求
が他のホストコンピュータからあった場合、これを拒絶
するように構成されていた。
【0024】これに対して本実施形態では、ホストコン
ピュータ11-1がアクセスしているファイルへのアクセ
ス要求が他のホストコンピュータからあっても、これを
受け付けることができるようにしている。以下、図1の
システムにおけるメタデータサーバ12の特別の管理機
能を中心とする本実施形態の動作について、図2の動作
説明図を参照して説明する。なお、メタデータサーバ1
2の管理機能は、CD−ROM等の記憶媒体に記憶され
ているメタデータサーバプログラムを当該メタデータサ
ーバ12にインストールして当該メタデータサーバ12
にて読み取り実行することで実現される。また、このプ
ログラムが通信媒体を介してダウンロードされるもので
あっても構わない。
【0025】今、ホストコンピュータ11-1からメタデ
ータサーバ12に対し、例えばLAN14を介して書き
込みモードでのファイルアクセス要求が出されたものと
する(ステップS1)。
【0026】メタデータサーバ12はホストコンピュー
タ11-1からのファイルアクセス要求を受け付けると、
要求されたファイルの構成を規定するメタデータ101
をSAN13を介して磁気ディスク装置10から読み出
す(ステップS2)。同時にメタデータサーバ12は、
この例のように書き込みモードでのファイルアクセス要
求の場合には、磁気ディスク装置10上に新規データ書
き込み用の空き領域103を確保する(ステップS
3)。そしてメタデータサーバ12は、読み出したメタ
データ101に基づいてアクセス対象となるファイルを
構成するデータの位置を特定し、その位置情報(データ
位置情報)に加えて、メタデータ101上に確保した空
き領域103の位置情報(空き領域位置情報)を、要求
元のホストコンピュータ11-1にLAN14経由で通知
する(ステップS4)。なお、読み出しモードでのファ
イルアクセス要求の場合には、メタデータサーバ12に
よる空き領域の確保は不要であり、要求元のホストコン
ピュータへはアクセス対象となるファイルを構成するデ
ータの位置情報だけを通知すればよい。
【0027】ホストコンピュータ11-1は、メタデータ
サーバ12から通知された位置情報に基づいてSAN1
3を介して磁気ディスク装置10をアクセスする。この
ホストコンピュータ11-1によるディスクアクセスは、
この例とは異なってデータ読み出しの場合であれば、メ
タデータサーバ12により通知されたアクセス対象とな
るファイルを構成するデータの位置情報に基づいて従来
と同様に行われ、当該データ位置情報の示す位置のデー
タ102が読み出される。
【0028】これに対し、この例のようにデータ書き込
み(ここではデータ書き換え)の場合には、従来とは異
なって、元のデータ102の領域に対しては、その領域
から当該データ102を読み出すだけであり(ステップ
S5)、その読み出した(参照した)データ102に対
して書き換え(リードモディファイ)を施した後の新デ
ータ104をホストコンピュータ11-1が元のデータ1
02の領域に上書きすることはない。即ち本実施形態に
おいては、ホストコンピュータ11-1は上記書き換え後
の新データ104をメタデータサーバ12から通知され
た空き領域位置情報の示す空き領域103に書き込む
(ステップS6)。なお、データ書き込みが書き換え
(リードモディファイ)を伴わない単なる書き込みの場
合には、データ102の読み出しは不要である。
【0029】ホストコンピュータ11-1は、磁気ディス
ク装置10に対するディスクアクセス(ファイル操作)
を完了すると、メタデータサーバ12にファイルの書き
込み完了を通知する(ステップS7)。これを受けてメ
タデータサーバ12は、磁気ディスク装置10上のメタ
データ101が元のデータ102の領域ではなくて、新
データ104の領域(先の空き領域103の位置)を指
すように、当該メタデータ101の更新を行う(ステッ
プS8)。これにより、ホストコンピュータ11-1から
要求された一連のファイルアクセスが完了する。
【0030】以上に述べたように本実施形態において
は、ホストコンピュータ11-1(第1のホストコンピュ
ータ)によるデータ書き込み(書き換えも含む)は、元
のデータ102の領域に対して(上書きにより)行われ
るのではなく、新たに確保された空き領域103に対し
て行われ、したがって元のデータ102は保存される。
この結果、論理的には、ホストコンピュータ11-1によ
るファイルの書き換えは、メタデータサーバ12による
メタデータ101の更新に同期して行われたことにな
る。よって、ファイルアクセス完了までの一連の動作の
間に、即ちホストコンピュータ11-1が磁気ディスク装
置10上のファイルを書き込みモードでオープンしてい
る間に、ホストコンピュータ11-1以外のホストコンピ
ュータからホストコンピュータ11-1がアクセスしてい
るのと同一のファイルへのアクセス要求があった場合、
メタデータサーバ12が当該要求を拒絶せずに受け付け
て、ホストコンピュータ11-1からのファイルアクセス
要求に対するのと同様の処理をしても、何ら矛盾は発生
しない。
【0031】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、メタデータサーバ12が確保した空き領域103に
ホストコンピュータにより新データ104が書き込まれ
た場合、元のデータ102の領域を指していたメタデー
タ101が新データ104の領域を指すように、当該メ
タデータ101を更新していた。この場合、元のデータ
102の領域を指すメタデータは失われ、したがって元
のデータ102も失われる。
【0032】そこで、ホストコンピュータによる空き領
域へのデータの書き込みに伴うメタデータの更新に際
し、更新前のメタデータを別領域に保存することによ
り、ファイル単位で書き換え前のデータを復元すること
ができるようにした本発明の第2の実施形態について、
図3を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同
一符号を付してある。
【0033】本実施形態の共有ファイルシステムの特徴
は、前記第1の実施形態で適用したメタデータサーバ1
2に代えて、ホストコンピュータによる空き領域へのデ
ータの書き込みに伴うメタデータの更新に際し、更新前
のメタデータを別領域に保存する機能を持つメタデータ
サーバ22が用いられている点にある。メタデータサー
バ22の他の管理機能と、ホストコンピュータ11-1〜
11-nの動作は、前記第1の実施形態と同様である。
【0034】具体的には、例えばホストコンピュータ1
1-1からメタデータサーバ12に対して書き込みモード
でのファイルアクセス要求が出された場合(ステップS
21)、メタデータサーバ22は要求されたファイルの
構成を規定するメタデータ101を磁気ディスク装置1
0から読み出すと同時に(ステップS22)、磁気ディ
スク装置10上に空き領域103を確保し(ステップS
23)、メタデータ101に基づいて取得されるデータ
位置情報と空き領域103の位置情報とを、要求元のホ
ストコンピュータ11-1に通知する(ステップS2
4)。ホストコンピュータ11-1は、メタデータサーバ
12から通知された空き領域位置情報の示す磁気ディス
ク装置10上の空き領域103に新データ104を書き
込み(ステップS26)、しかる後に、即ちファイル操
作完了後に、メタデータサーバ12にファイルの書き込
み完了を通知する(ステップS27)。ここまでの動作
は前記第1の実施形態と同様である。
【0035】さて、メタデータサーバ12は、要求元の
ホストコンピュータ11-1からファイル書き込み完了が
通知されると、磁気ディスク装置10上のメタデータ1
01を、元のデータ102である旧データ102′を指
す旧メタデータ101′として別領域にコピーして保存
する(ステップS28)。次にメタデータサーバ12
は、メタデータ101が(旧データ102′ではなく
て)新データ104を指す新メタデータ101″となる
ように、当該メタデータ101を更新する(ステップS
29)。
【0036】このように本実施形態においては、前記第
1の実施形態とは異なって、書き込みモードでのファイ
ルアクセスが要求されたファイルの構成を規定したメタ
データ101を、磁気ディスク装置10上の別の領域に
旧メタデータ101′として保存することにより、当該
旧メタデータ101′に基づいてファイル単位で書き換
え前のデータ(旧データ102′)を復元することがで
きる。
【0037】[第3の実施形態]次に、前記第2の実施
形態で述べたような、書き換え前のデータをファイル単
位で復元することが容易に行えるようにした本発明の第
3の実施形態について、図4を参照して説明する。な
お、図3と同一部分には同一符号を付してある。
【0038】本実施形態の共有ファイルシステムの特徴
は、前記第2の実施形態で適用したメタデータサーバ2
2に代えて、バックアップサーバ機能が付加されたメタ
データサーバ32が用いられている点にある。このメタ
データサーバ32には、磁気テープ装置等のデータバッ
クアップ用の記憶装置(以下、バックアップデバイスと
称する)321が、例えばSCSI(Small Computer S
ystem Interface)等のインタフェースにより接続され
ている。
【0039】図4において、ホストコンピュータ11-1
〜11-nのうちのいずれか、例えばホストコンピュータ
11-1からメタデータサーバ32に対し、磁気ディスク
装置10の内容(スナップショット)をバックアップす
る要求があったものとする(ステップS31)。この場
合、メタデータサーバ32は、バックアップ要求時点以
降に発生するファイル更新(メタデータ更新)の履歴を
(履歴記録手段としての)ファイル書き込み履歴テーブ
ル322にファイル単位で記録する動作を開始した上で
(ステップS32)、磁気ディスク装置10上のファイ
ルのバックアップデバイス321へのバックアップを開
始する(ステップS33)。このメタデータサーバ32
によるファイルのバックアップは次のように行われる。
【0040】まず、メタデータサーバ32は、ファイル
毎にファイル書き込み履歴テーブル322を参照するこ
とで、バックアップ開始後に更新されたファイルと更新
されなかったファイルとを識別する(ステップS3
4)。またメタデータサーバ32は、バックアップ開始
後に、ホストコンピュータ11-1〜11-nのいずれかか
らの書き込みモードでのファイルアクセス要求により磁
気ディスク装置10上のファイルが更新されて、その要
求元のホストコンピュータ、例えばホストコンピュータ
11-1からメタデータサーバ12にファイル書き込み完
了が通知された場合(ステップS35)、そのファイル
更新をファイル書き込み履歴テーブル322に記録す
る。ここでは、前記第2の実施形態と同様に、メタデー
タサーバ32により確保された空き領域に新データ10
4が書き込まれて、旧データ102′のメタデータが旧
メタデータ101′として別領域に保存されたものとす
る。
【0041】メタデータサーバ32は、上記ステップS
34において、バックアップ開始後に更新されたと識別
できたファイルについては、その更新されたファイルに
対応する旧メタデータ、即ち更新前のファイル(元のフ
ァイル)の構成を規定した旧メタデータを参照すること
によって、更新前のファイルデータである旧データをバ
ックアップの対象として磁気ディスク装置10から読み
出して、バックアップデバイス321にバックアップす
る。また、上記ステップS34において、バックアップ
開始後に更新されなかったと識別できたファイルについ
ては、メタデータサーバ32は最新のデータ(バックア
ップ開始前に更新された新データ104または図1のデ
ータ102に相当するデータ)をバックアップの対象と
して磁気ディスク装置10から読み出して、バックアッ
プデバイス321にバックアップする。
【0042】したがってバックアップ開始後に、上述の
ように新データ104が旧データ102′とは別の領域
に書き込まれて、旧データ102′のメタデータが旧メ
タデータ101′として別領域に保存された場合には、
旧メタデータ101′に基づいて磁気ディスク装置10
から旧データ102′が読み出されて、新データ104
ではなくて、当該旧データ102′がバックアップデバ
イス321にバックアップされる。
【0043】以上により、本実施形態においては、バッ
クアップ開始時点の磁気ディスク装置10の内容を、シ
ステムの運用を続けながらバックアップすることができ
る。
【0044】[第4の実施形態]前記第3の実施形態で
は、バックアップ開始時点の磁気ディスク装置10の全
データをバックアップするようにしたが、更新されたフ
ァイルの旧データのみをバックアップする構成とするこ
とも可能である。
【0045】そこで、更新されたファイルの旧データの
みをバックアップすることで、ファイル単位で任意の時
点の旧データを復元できるようにした本発明の第4の実
施形態について、図5を参照して説明する。なお、図4
と同一部分には同一符号を付してある。
【0046】本実施形態の共有ファイルシステムの特徴
は、前記第3の実施形態で適用したメタデータサーバ3
2に代えて、更新されたファイルの旧データのみをバッ
クアップするバックアップサーバ機能が付加されたメタ
データサーバ42が用いられている点にある。
【0047】図5において、メタデータサーバ42は、
ある任意の時点で、ファイル更新(メタデータ更新)の
履歴をファイル書き込み履歴テーブル322にファイル
単位で記録する動作を開始する(ステップS41)。そ
の後メタデータサーバ42は、ファイル書き込み履歴テ
ーブル322の内容に従い、更新されたファイルの旧デ
ータのみをバックアップする動作を定期的に行う(ステ
ップS42)。ここで、バックアップの対象となる旧デ
ータは、前記第3の実施形態と同様に、ファイル書き込
み履歴テーブル322に記録された更新されたファイル
に対応する旧メタデータ(101′)を参照すること
で、当該旧メタデータ(101′)に基づいて磁気ディ
スク装置10からバックアップデバイス321にバック
アップすることができる。
【0048】メタデータサーバ42は、バックアップが
完了したファイルに関しては、逐次磁気ディスク装置1
0上の旧メタデータ(101′)を消去(無効化)する
ことで、磁気ディスク装置10のディスク領域を開放し
ていく(ステップS43)。これにより、ディスク領域
に占める旧データが増え過ぎることを防止しつつ、ファ
イル単位で任意の時点の旧データを復元することが可能
となる。
【0049】またメタデータサーバ42は、ファイル書
き込み履歴テーブル322の内容に従う更新されたファ
イルの旧データのみをバックアップする動作を完了し
て、次のバックアップ動作を開始する際には、当該テー
ブル322を初期化する(ステップS44)。
【0050】以上に述べた各実施形態では、いずれも、
磁気ディスク装置10と、当該ディスク装置10を共有
するホストコンピュータ11-1〜11-nと、メタデータ
サーバ12(22,32,42)とがSAN13(第1
のインタフェース)により結合されている場合について
説明したが、SAN13(を構成するファイバチャネ
ル)以外のインタフェース、例えばSCSIにより結合
される構成であっても構わない。また、ホストコンピュ
ータ11-1〜11-nとメタデータサーバ12はLAN1
4(第2のインタフェース)によっても結合されている
ものとしたが、このLAN14(第2のインタフェー
ス)は必ずしも必要でなく、磁気ディスク装置10との
間のデータ転送と、ホストコンピュータ11-1〜11-n
とメタデータサーバ12との間のファイルアクセス要
求、位置情報等の授受とが、同一のインタフェースを介
して行われる構成であっても構わない。
【0051】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1
つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の
少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削
除された構成が発明として抽出され得る。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、メ
タデータサーバコンピュータの管理のもとで所定のイン
タフェース上の複数のホストコンピュータから当該イン
タフェース上のストレージ装置に格納されたファイルを
共有する場合、ファイル更新時のデータ書き込みが、元
のデータの領域に対してではなくて、新たに確保された
空き領域に対して行われるため、同一ファイルに対して
複数ホストコンピュータから同時にアクセスがあった場
合のアクセス制限を最小限に留めることができ、データ
のアクセス性が向上する。
【0053】また、本発明によれば、更新前のメタデー
タを保存することにより、ファイルの書き換えを行った
後でも、必要に応じて旧データを復旧することができ
る。これにより、人為的なミスで誤ってデータを書き換
えた場合でも、データの復旧が可能となる。
【0054】更に本発明によれば、ファイル更新履歴を
とり、更新されたファイルについては、更新前の旧デー
タをバックアップすることで、バックアップ開始時点の
ストレージ装置の内容を、システムの運用を続けながら
バックアップすることができ、効果的なオンラインバッ
クアップが実現できる。また、更新前の旧データのみを
定期的にバックアップする構成とした場合には、より負
荷の小さい形でのバックアップも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る共有ファイルシ
ステムのシステム構成を示す図。
【図2】同実施形態における共有ファイルシステムの動
作を説明するための図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る共有ファイルシ
ステムのシステム構成を示すと共に同システムの動作を
説明するための図。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る共有ファイルシ
ステムのシステム構成を示すと共に同システムの動作を
説明するための図。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る共有ファイルシ
ステムのシステム構成を示すと共に同システムの動作を
説明するための図。
【符号の説明】
10…磁気ディスク装置 11-1〜11-n…ホストコンピュータ 12,22,32,42…メタデータサーバ 13…SAN(ストレージエリアネットワーク) 14…LAN(ローカルエリアネットワーク) 101…メタデータ 101′…旧メタデータ 101″…新メタデータ 102…データ 102′…旧データ 103…空き領域 104…新データ 321…バックアップデバイス 322…ファイル書き込み履歴テーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 672 G06F 15/177 672G 678 678B 682 682B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種ファイル及び当該各ファイル毎のフ
    ァイル構成を定義したファイル構成定義情報が格納され
    る少なくとも1つのストレージ装置と、 前記ストレージ装置に格納されているファイルを共有す
    る複数のホストコンピュータと、 前記ストレージ装置に格納されている各ファイル毎の前
    記ファイル構成定義情報を一元管理するメタデータサー
    バコンピュータと、 前記ストレージ装置、前記複数のコンピュータ及び前記
    メタデータサーバコンピュータを結合するインタフェー
    スとを具備し、 前記メタデータサーバコンピュータは、前記複数のホス
    トコンピュータのいずれかから書き込みモードでのファ
    イルアクセス要求を受けた場合、前記ストレージ装置上
    に空き領域を確保して、当該空き領域の位置を示す空き
    領域位置情報を要求元の前記ホストコンピュータに通知
    する空き領域位置通知手段と、前記要求元のホストコン
    ピュータからのファイル書き込み完了通知に応じ、前記
    ファイルアクセス要求で要求されたファイルのファイル
    構成定義情報を、前記空き領域位置情報の示す位置を指
    すように更新するファイル構成定義情報更新手段とを備
    え、 前記ホストコンピュータは、前記メタデータサーバコン
    ピュータから通知された空き領域位置情報の示す前記ス
    トレージ装置上の空き領域に新データを書き込むデータ
    書き込み手段を備えていることを特徴とする共有ファイ
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 前記メタデータサーバコンピュータは、
    前記ファイル構成定義情報更新手段により前記ファイル
    構成定義情報が更新されるのに先立ち、更新前の当該フ
    ァイル構成定義情報を前記ストレージ装置の別の領域に
    コピーして保存するファイル構成定義情報コピー手段を
    更に備えていることを特徴とする請求項1記載の共有フ
    ァイルシステム。
  3. 【請求項3】 前記メタデータサーバコンピュータから
    アクセス可能なデータバックアップ用のバックアップデ
    バイスと、 ファイル更新の履歴が記録されるファイル書き込み履歴
    テーブルとを更に具備すると共に、 前記メタデータサーバコンピュータは、前記複数のホス
    トコンピュータのいずれかからバックアップ要求を受け
    た場合、それ以降のファイル更新の履歴を前記ファイル
    書き込み履歴テーブルに記録する動作を開始するファイ
    ル更新履歴記録手段と、前記ファイル更新履歴記録手段
    による前記ファイル更新履歴の記録動作開始後に、前記
    ストレージ装置から前記バックアップデバイスへのファ
    イル単位のデータバックアップを開始するバックアップ
    手段であって、前記ファイル単位のデータバックアップ
    に際して前記ファイル書き込み履歴テーブルを参照し、
    対応するファイルの更新の履歴があるならば、当該ファ
    イルの前記別領域に保存されているファイル構成定義情
    報の示す前記ストレージ装置上の更新前のファイルを前
    記バックアップデバイスにバックアップするバックアッ
    プ手段とを更に備えていることを特徴とする請求項2記
    載の共有ファイルシステム。
  4. 【請求項4】 前記メタデータサーバコンピュータから
    アクセス可能なデータバックアップ用のバックアップデ
    バイスと、 ファイル更新の履歴が記録されるファイル書き込み履歴
    テーブルとを更に具備すると共に、 前記メタデータサーバコンピュータは、ファイル更新の
    履歴を前記ファイル書き込み履歴テーブルに記録するフ
    ァイル更新履歴記録手段と、前記ファイル書き込み履歴
    テーブルを参照し、当該テーブルに記録されている全て
    のファイル更新履歴について、対応するファイルの前記
    別領域に保存されているファイル構成定義情報の示す前
    記ストレージ装置上の更新前のファイルを前記バックア
    ップデバイスにバックアップする動作を定期的に実行す
    るバックアップ手段と、前記バックアップ手段によりバ
    ックアップされた更新前のファイルの前記別領域に保存
    されているファイル構成定義情報を無効化すると共に、
    前記バックアップ手段による定期的なバックアップ動作
    が完了する都度、前記ファイル書き込み履歴テーブルを
    初期化する初期化手段とを更に備えていることを特徴と
    する請求項2記載の共有ファイルシステム。
  5. 【請求項5】 各種ファイル及び当該各ファイル毎のフ
    ァイル構成を定義したファイル構成定義情報が格納され
    る少なくとも1つのストレージ装置と、前記ストレージ
    装置に格納されているファイルを共有する複数のホスト
    コンピュータと、前記ストレージ装置及び前記複数のコ
    ンピュータを結合するインタフェースとを備えた共有フ
    ァイルシステムに適用され、前記ストレージ装置に格納
    されている各ファイル毎の前記ファイル構成定義情報を
    一元管理する、前記インタフェースに接続されたメタデ
    ータサーバコンピュータであって、 前記複数のホストコンピュータのいずれかから書き込み
    モードでのファイルアクセス要求を受けた場合、前記ス
    トレージ装置上に空き領域を確保して、当該空き領域の
    位置を示す空き領域位置情報を要求元の前記ホストコン
    ピュータに通知することで、当該空き領域位置情報の示
    す前記ストレージ装置上の空き領域に前記要求元のホス
    トコンピュータにより新データを書き込ませる空き領域
    位置通知手段と、 前記要求元のホストコンピュータからのファイル書き込
    み完了通知に応じ、前記ファイルアクセス要求で要求さ
    れたファイルのファイル構成定義情報を、前記空き領域
    位置情報の示す位置を指すように更新するファイル構成
    定義情報更新手段とを具備することを特徴とするメタデ
    ータサーバコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記ファイル構成定義情報更新手段によ
    り前記ファイル構成定義情報が更新されるのに先立ち、
    更新前の当該ファイル構成定義情報を前記ストレージ装
    置の別の領域にコピーして保存するファイル構成定義情
    報コピー手段を更に具備することを特徴とする請求項5
    記載のメタデータサーバコンピュータ。
  7. 【請求項7】 ファイル更新の履歴が記録されるファイ
    ル書き込み履歴テーブルと、 前記複数のホストコンピュータのいずれかからバックア
    ップ要求を受けた場合、それ以降のファイル更新の履歴
    を前記ファイル書き込み履歴テーブルに記録する動作を
    開始するファイル更新履歴記録手段と、 前記ファイル更新履歴記録手段による前記ファイル更新
    履歴の記録動作開始後に、前記ストレージ装置から所定
    のバックアップデバイスへのファイル単位のデータバッ
    クアップを開始するバックアップ手段であって、前記フ
    ァイル単位のデータバックアップに際して前記ファイル
    書き込み履歴テーブルを参照し、対応するファイルの更
    新の履歴があるならば、当該ファイルの前記別領域に保
    存されているファイル構成定義情報の示す前記ストレー
    ジ装置上の更新前のファイルを前記バックアップデバイ
    スにバックアップするバックアップ手段とを更に具備す
    ることを特徴とする請求項6記載のメタデータサーバコ
    ンピュータ。
  8. 【請求項8】 ファイル更新の履歴が記録されるファイ
    ル書き込み履歴テーブルと、 ファイル更新の履歴を前記ファイル書き込み履歴テーブ
    ルに記録するファイル更新履歴記録手段と、 前記ファイル書き込み履歴テーブルを参照し、当該テー
    ブルに記録されている全てのファイル更新履歴につい
    て、対応するファイルの前記別領域に保存されているフ
    ァイル構成定義情報の示す前記ストレージ装置上の更新
    前のファイルを所定のバックアップデバイスにバックア
    ップする動作を定期的に実行するバックアップ手段と、 前記バックアップ手段によりバックアップされた更新前
    のファイルの前記別領域に保存されているファイル構成
    定義情報を無効化すると共に、前記バックアップ手段に
    よる定期的なバックアップ動作が完了する都度、前記フ
    ァイル書き込み履歴テーブルを初期化する初期化手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項6記載のメタデ
    ータサーバコンピュータ。
  9. 【請求項9】 各種ファイル及び当該各ファイル毎のフ
    ァイル構成を定義したファイル構成定義情報が格納され
    る少なくとも1つのストレージ装置と、前記ストレージ
    装置に格納されているファイルを共有する複数のホスト
    コンピュータと、前記ストレージ装置及び前記複数のコ
    ンピュータを結合するインタフェースとを備えた共有フ
    ァイルシステムに適用され、前記ストレージ装置に格納
    されている各ファイル毎の前記ファイル構成定義情報を
    一元管理する、前記インタフェースに接続されたメタデ
    ータサーバコンピュータに、 前記複数のホストコンピュータのいずれかから書き込み
    モードでのファイルアクセス要求を受けた場合、前記ス
    トレージ装置上に空き領域を確保するステップと、 前記確保した空き領域の位置を示す空き領域位置情報を
    要求元の前記ホストコンピュータに通知することで、当
    該空き領域位置情報の示す前記ストレージ装置上の空き
    領域に前記要求元のホストコンピュータにより新データ
    を書き込ませるステップと、 前記要求元のホストコンピュータからのファイル書き込
    み完了通知に応じ、前記ファイルアクセス要求で要求さ
    れたファイルのファイル構成定義情報を、前記空き領域
    位置情報の示す位置を指すように更新するステップとを
    実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体。
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