JP2002103634A - インクジェットサービスステーション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ふき取り要素を位置へ移動
するためにインクジェットプリントヘッドを使用するイ
ンクジェットサービスステーションを提供することであ
る。 【解決手段】 印刷装置にはプリントトラックに沿って
インクジェットプリントヘッドを前後に移動するモータ
を有する。サービスステーションは、プリントトラック
の一端に設けられ、且つ、第１のトラック、第２のトラ
ック、スロットトラック及び、ふき取りスレッドを有す
る。ふき取りスレッドはサービスステーション内のハウ
ジング内で、プリントトラックに平行な第１のトラック
に沿って滑動する。ふき取りスレッドの一部であるスロ
ットトラックは、プリントトラックに対角である。ハウ
ジングに取りつけられた第２のトラックは、プリントト
ラックに垂直である。ワイパーはスロットトラックと第
２のトラックの両方に取り付けられている。ふき取りス
レッドとしての、第２のトラックに対してスロットトラ
ックの相対的な移動は、ワイパーを動作位置に後方の力
でへ押す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットサ
ービスステーションに関する。特に、本発明は、インク
ジェットプリントヘッドから動作の機械的パワーを得る
インクジェットサービスステーションを開示する。

【０００２】

【従来の技術】インクジェット印刷システムは、種々の
ＦＡＸ、プリンタ及び、他の事務用機器で使用される。
インクジェット印刷システム内で、インクジェットプリ
ントヘッドの連続した適切な動作を保証するために、イ
ンクジェット印刷システムは、インクジェットサービス
ステーションを有する。インクジェットサービスステー
ションは、基本的なヘッドの清掃と、キャップを閉める
機能を行う。プリントヘッドのインクジェットノズル
は、印刷システムが使用されていないときには、キャッ
プが閉められている。これは、ノズルが乾きそして、詰
まるのをのを防ぐ。印刷に先だって、そして印刷中は周
期的に、性能を保証するために、インクジェットノズル
はきれいにふき取られる。

【０００３】ノズル上の余分なインクがノズルを湿った
ままで保つのを助けるので、インクジェットプリントヘ
ッドのノズルは、キャップされる前にふき取られない方
が好ましい。このために、インクジェットプリントヘッ
ドがステーションに入るときには、インクジェットサー
ビスステーションのふき取り要素は、ノズルから外され
ることが必要である。ステーションから出てきたときの
み、即ち、ノズルのキャップが外されたとき、ふき取り
要素はノズルをふき取るための位置を移動すべきであ
る。

【０００４】従来技術のインクジェットサービスステー
ションは、ふき取り及び、キャップを閉じる要素を個々
にそれぞれの動作位置に移動するモータを使用した。こ
れは、効果的な方法であるが、余分なモータ、制御回路
及び、モータを機械的にふき取り及び、キャップを閉じ
る要素へ接続する関連するトルク変換機構が必要なため
に高価である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の主
な目的は、ふき取り要素を位置へ移動するためにインク
ジェットプリントヘッドを使用するインクジェットサー
ビスステーションを提供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に従って、上記課
題は、プリントヘッドは印刷動作を行うために、プリン
トトラックに沿って前後に移動でき、プリントヘッドは
ノズルを有し、サービスステーションはプリントトラッ
クの一端に配置されている、印刷装置のプリントヘッド
の保守を行うインクジェットサービスステーションであ
って、プリントトラックと平行に配置された第１のトラ
ックと、第1のトラックと垂直に配置された第２のトラ
ックと、プリントヘッドとかみ合わせることができる第
1のトラックに滑動的に取りつけられた、接触領域と整
列領域を有するふき取りスレッドと、且つ、ノズルのイ
ンクをふき取るために、第２のトラックに活動的に取り
つけられたワイパーを有し、プリントヘッドがサービス
ステーションを横切って移動したときには、ふき取りス
レッドを前方へ移動するために、プリントヘッドはふき
取りスレッドの接触領域とかみ合い、且つ、ワイパーが
ノズルをふき取るための動作位置に達するまで、ふき取
りスレッドの整列領域は第２のトラックに沿ってワイパ
ーを移動するサービスステーションにより達成される。

【０００７】

【発明の実施の形態】図１を参照する。図１は、本発明
のインクジェットサービスステーション１０の好適な実
施例の分解組立図である。実施例の図１では、インクジ
ェットサービスステーション１０は、プリントトラック
の終端に取りつけられている。矢印１２は、前向きとプ
リントトラックの相対的な向きを示す。プリントヘッド
（図示していない）はインクジェットサービスステーシ
ョン１０の全面に配置され、プリントトラックに垂直に
配置されたノズルの列を有する。インクジェットプリン
トヘッドは、印刷動作を行うために、プリントトラック
に沿って前後に移動することができる。インクジェット
プリントヘッドは、モータ（図示していない）により駆
動される。

【０００８】サービスステーション１０は、ハウジング
２０、ロックバー３０、ふき取りスレッド４０、弾性要
素１４及び、上部６０を有するワイパー５０を有する。
上部６０はゴムのような弾性材料で作られ、インクジェ
ットプリントヘッドのノズルをふき取るのに使用され
る。上部６０はワイパー５０に脱着可能なように接続さ
れ、そして、摩耗又は、損害を受けたときには交換でき
る。ワイパー５０のタブ５２は、２つの部分をロックす
るために、上部６０の対応するくぼみ６２とかみ合う。

【０００９】ハウジング２０は、第１のトラック２２、
第２のトラック２４、ワイパーベイ２６及び、ロックバ
ー取りつけ穴２８を有する。第１のトラック２２は、プ
リントトラック１２と平行であり、ハウジング２０の壁
に２つのスロットを有する。第２のトラック２４は、第
１のトラック２２に垂直であり、ハウジング２０の底部
のスロットである。ワイパーベイ２６は、ハウジング２
０の壁の１つに凹部を形成し、ワイパー５０が、プリン
トヘッドのノズルをふき取る動作位置に無いときには、
この凹部に位置している。

【００１０】ロックバー３０は、ロック端３２、アンロ
ック端３４、ロック車軸３６及び、戻りスプリング３８
を有する。ロックバー３０は、ロック車軸３６とロック
バー取りつけ穴２８を使用して、回転的にハウジング２
０に取りつけられている。この方法で、ロックバー３０
は、ロックバー取りつけ穴２８を有するハウジング２０
の壁上のロック車軸３６の周りの軸となる。ロック端３
２は、ふき取りスレッド４０とかみ合う。アンロック端
３４は、インクジェットプリントヘッドとかみ合う。戻
りスプリング３８は、ロック車軸３６上に取り付けられ
そして、トルク３９を発生するために、ロックバー３０
のいずれかの端とかみ合う。

【００１１】ふき取りスレッド４０は接触領域４２、整
列領域４４、ロックノッチ４６、及び、複数のピン４８
を有する。ピン４８は、第１のトラック２２のスロット
と滑動的にかみ合う。これゆえ、ふき取りスレッド４０
は、プリントトラック１２に関して、ハウジング２０内
で前後に滑動できる。接触領域４２は、プリントヘッド
がハウジング２０内で前方にふき取りスレッド４０を押
すことはできる面を提供する。本実施例ではスプリング
の弾性要素１４、は、一端１４ａがハウジング２０に接
続され、他端１４ｂはふき取りスレッド４０に取り付け
られる。そして、これによりプリントトラック１２に関
してふき取りスレッド４０を後方へ引くことができる。
整列領域４４は、第１のトラック２２と第２のトラック
２４の両方に対角の第１のスロット部分４１と、第１の
トラック２２に平行な第２のスロット部分４３を有す
る。

【００１２】ロックバー３０と、ロックノッチ４６はロ
ック装置を構成する。ふき取りスレッド４０がプリント
ヘッドにより前方に押されたときに、ロックバー３０の
ロック端３２は、ロックノッチ４６とかみ合う。即ち、
ロック端３２はロックノッチ４６に滑りこむ。戻りスプ
リング３８により誘発されたトルク３９は、ロック端３
２がロックノッチ４６と適切にかみ合うことを保証す
る。このように、ふき取りスレッド４０は前方位置へロ
ックされ、スプリング１４によっては後方へ引き戻され
ない。しかしながら、プリントヘッドがサービスステー
ション１０から後方へ移動するときには、プリントヘッ
ドの面はロックバー３０のアンロック端３４とかみ合
う。これは、トルク３９と反対のトルクを発生し、ロッ
クノッチ４６からロック端３２を浮かせ、そして、ロッ
クノッチ４６からロックバー３０をはずし、ふき取りス
レッド４０のロックを解除する。スプリング１４は、ふ
き取りスレッド４０をホームポジションから後方へ引
く。

【００１３】図２を参照する。図２は、ふき取りスレッ
ド４０上に取りつけられたワイパー５０とその上部６０
を示す斜視図である。ワイパー５０は、整列領域４４の
スロットトラック上に滑動的に取り付けられる。ワイパ
ー５０及びその上部６０は、第１のスロット部分４１と
第２のスロット部分４３に沿って自由に滑動できる。し
かし、ワイパー５０の底部レール５４も、ハウジング２
０の第２のトラック２４に滑動的に取り付けられてい
る。これゆえ、ワイパー５０の滑動動作は、整列領域４
４と第２のトラック２４によりその上に配置された、抑
制手段により制限される。従って、ふき取りスレッド４
０がハウジング２０内で前後に移動したときに、ワイパ
ー５０は第２のトラック２４に沿ってのみ移動可能であ
る。ふき取りスレッド４０がハウジング２０内で前方に
移動するときには、プリントトラック１２に関して、整
列領域４４の対角の第１のスロット部分４１は、ワイパ
ー５０を、第２のトラック２４に沿ってワイパーベイ２
６から離れるように押す。逆に、ふき取りスレッド４０
が後方へ移動するときには、第１のスロット部分４１は
ワイパー５０をワイパーベイ２６に向かって押す。

【００１４】ワイパー５０の動作位置は、ワイパー５０
の上部６０がインクジェットプリントヘッドのノズルを
ふき取ることが可能な位置であり、そして、図２では破
線１６により示されている。印刷ヘッドがふき取りスレ
ッド４０の接触領域４２を押すときには、ふき取りスレ
ッド４０はスプリング１４の引きに反して前方へ押され
る。整列領域４４の第１のスロット部分４１は、ワイパ
ー５０を、ワイパーベイ２６から第２のトラック２４に
沿った動作位置１６へ押す。前方のワイパー５０は、ワ
イパー５０の来る動作位置１６に向かって押される。最
後に、ワイパー５０は動作位置１６へ達する。この点
で、整列領域４４の第２のスロット部分４３に沿ってイ
滑動する。第２のスロット部分４３は第２のトラック２
４に沿ってワイパー５０が第２のトラック２４に垂直な
ので、これ以上動かさないが、しかし、ワイパー５０を
動作位置１６に確実に保持する。（図１に示された）ロ
ックバー３０は、ロックノッチ４６とかみ合い、ふき取
りスレッド４０を前方位置にロックする。ふき取りスレ
ッド４０は前方位置にロックされているので、ワイパー
５０と上部６０は動作位置１６にロックされる。プリン
トヘッドが、サービスステーション１０から後方へ移動
するときに、ワイパー５０の上部６０によりノズルがふ
き取られる。後方へ継続することにより、プリントヘッ
ドはロックバー３０のアンロック端３４を押し、ふき取
りスレッド４０のロックを解除する。スプリング１４は
ふき取りスレッド４０をホームポジションに向かって後
方を引く。そうすることにより、ワイパー５０はワイパ
ーベイ２６に向かって後方へ移動する。ふき取りスレッ
ド４０がホームポジションに達すると、ワイパー５０は
ワイパーベイ２６内で休止場所に来る。

【００１５】図３を参照する。図３は、本発明のサービ
スステーション１０の底面からの斜視図である。図３は
どのようにふき取りスレッド４０がハウジング内に滑動
的に取りつけられるかを示し、どのようにスプリング１
４の端１４ａがハウジング２０と接続され、他のどのよ
うにスプリング１４の他端１４ｂがふき取りスレッド４
０に接続されるかを示す。図３より、スプリング１４は
ふき取りスレッド４０を後方にホームポジションへ引く
ことは明らかである。

【００１６】図４から図６を参照する。図４から図６
は、本発明の異なる位置のふき取りスレッド４０と、ワ
イパー５０の対応する位置の斜視図である。図４はホー
ムポジションのふき取りスレッド４０を示す。この位置
では、ワイパー５０は、ワイパーベイ２６内に後退して
いる。従って、プリントヘッドがサービスステーション
１０内で前方に移動したときには、プリントヘッドのノ
ズルはワイパー５０の上部６０によりふき取られない。

【００１７】図５に示すように、ふき取りスレッド４０
がインクジェットプリントヘッドにより、前方へ押され
たときに、第２のトラック２４に対する第１のスロット
部分４１の相対的な移動は、ワイパー５０をワイパーベ
イ２６から（図２に示されている）動作位置１６へ向か
って移動する。（図３に示された）スプリング１４は、
伸ばされ始め、そして、ふき取りスレッド４０を後方へ
引こうとする。プリントヘッドは接触領域４２によりふ
き取りスレッド４０を前方へ押しつづける。

【００１８】図６に示すように、ふき取りスレッド４０
が完全に前方に押されたときには、ワイパー５０は動作
位置１６にある。ワイパー５０は整列領域４４の第２の
スロット部分４３により（図２に示されるように）動作
位置１６に確実に保持される。さらに、ふき取りスレッ
ド４０はロックバー３０により（図３に示すように）ス
プリング１４に対して位置に保持される。ロック端３２
は、ロックノッチ４６とかみ合い、そして、これによ
り、ふき取りスレッド４０が後方へ移動するのを防ぐ。
従って、プリントヘッドがサービスステーション１０か
ら後方へ移動するときには、ふき取りスレッド４０は前
方位置に残り、ワイパー５０と上部６０は動作位置１６
に残る。これゆえ、プリントヘッドが後退するときに、
プリントヘッドのノズルは上部６０によりふき取られ
る。後退を続けることにより、プリントヘッドはロック
バー３０のアンロック端３４を押し、ロックノッチ４６
からロック端３２を開放する。開放されると、ふき取り
スレッド４０は、スプリング１４により後方へ引かれ
る。ふき取りスレッドはホームポジションへ戻り、ワイ
パー５０はワイパーベイ２６に移動する。

【００１９】本発明のインクジェットサービスステーシ
ョン１０は、プリントヘッドのノズルを被うキャップも
有することに注意すべきである。キャップは、図を簡単
にし、ふき取り機構を理解するのを容易にするためにど
の図にも示されていない。しかし、キャップは印刷が行
われていないときに休止期間中にノズルが乾くのを防ぐ
のに役立つとして参照される。

【００２０】従来技術と比較して、本発明は、インクジ
ェットプリントヘッドを位置に移動し且つそこから戻す
のに使用し、ワイパーを動作位置に移動するための別の
モータと関連する機構を必要としない。本発明は、サー
ビスステーションのハウジングに取りつけられたふき取
りスレッドを有し、そして、ふき取りスレッドは、前方
及び、後方に滑動する。ハウジングに対するふき取りス
レッドの相対的な動きは、ノズルがサービスステーショ
ンに入った後に、ワイパーをベイから動作位置へ滑動さ
せる。単純なロック装置はふき取りスレッドを保持し、
これにより、ワイパーを位置に保つ。インクジェットプ
リントヘッドがサービスステーションを離れるときに、
ノズルはふき取られ、そして、ふき取り後、プリントヘ
ッドはロック装置のロックを解除し、スレッドをホーム
ポジションへ戻す。これにより、ワイパーは、プリント
ヘッドのノズルとかみ合わないベイへ戻る。

【００２１】本発明は、液体噴射ヘッドのノズルを清掃
する他の形式のサービスステーションにも適用できる。
そのような場合には、サービスステーションの動作は上
述の説明と同様であり、ここでは説明しない。

【００２２】

【発明の効果】本発明により、ふき取り要素を位置へ移
動するためにインクジェットプリントヘッドを使用する
インクジェットサービスステーションを提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のインクジェットサービスステーション
の好適な実施例の分解組立図である。

【図２】本発明のふき取りスレッド上に取りつけられた
ワイパーを示す斜視図である。

【図３】本発明のサービスステーションの底面からの斜
視図である。

【図４】本発明のふき取りスレッドの異なる位置からの
斜視図である。

【図５】本発明のふき取りスレッドの異なる位置からの
斜視図である。

【図６】本発明のふき取りスレッドの異なる位置からの
斜視図である。

【符号の説明】

１０ インクジェットサービスステーション １２ プリントトラック １４ スプリング １６ 動作位置 ２０ ハウジング ２２ 第１のトラック ２４ 第２のトラック ２６ ワイパーベイ ２８ ロックバー取りつけ穴 ３０ ロックバー ３２ ロック端 ３４ アンロック端 ３６ ロック車軸 ３８ 戻りスプリング ３９ トルク ４０ ふき取りスレッド ４１ 第１のスロット部分 ４２ 接触領域 ４３ 第２のスロット部分 ４４ 整列領域 ４６ ロックノッチ ４８ ピン ５０ ワイパー ５２ タブ ５４ 底部レール ６０ 上部 ６２ くぼみ

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プリントヘッドは印刷動作を行うため
   に、プリントトラックに沿って前後に移動でき、プリン
   トヘッドはノズルを有し、サービスステーションはプリ
   ントトラックの一端に配置されている、印刷装置のプリ
   ントヘッドの保守を行うインクジェットサービスステー
   ションであって、 プリントトラックと平行に配置された第１のトラック
   と、 第1のトラックと垂直に配置された第２のトラックと、 プリントヘッドとかみ合わせることができる第1のトラ
   ックに滑動的に取りつけられた、接触領域と整列領域を
   有するふき取りスレッドと、且つ、 ノズルのインクをふき取るために、第２のトラックに活
   動的に取りつけられたワイパーを有し、 プリントヘッドがサービスステーションを横切って移動
   したときには、ふき取りスレッドを前方へ移動するため
   に、プリントヘッドはふき取りスレッドの接触領域とか
   み合い、且つ、ワイパーがノズルをふき取るための動作
   位置に達するまで、ふき取りスレッドの整列領域は第２
   のトラックに沿ってワイパーを移動するサービスステー
   ション。
2. 【請求項２】 ふき取りスレッドの整列領域は、スロッ
   トトラックを有し、スロットトラックは、第１及び、第
   ２のトラックの方向に対角の第１のスロット部分を有
   し、ワイパーはスロットトラックを通して第２のトラッ
   ク上に取り付けられ、ふき取りスレッドが移動したとき
   に、ワイパーは第２のトラックとスロットトラックに沿
   って移動する請求項１記載のサービスステーション。
3. 【請求項３】 ふき取りスレッドのスロットトラック
   は、第１のスロットトラックに平行な第２のスロット部
   分を更に有し、第２のスロット部分はワイパーの動作位
   置に対応し、ワイパーが動作位置にあるときにはワイパ
   ーは滑動的に第２のスロット部分とかみ合う請求項２記
   載のサービスステーション。
4. 【請求項４】 更にハウジングを有し、第２のトラック
   はハウジングの底部に取り付けられている請求項１記載
   のサービスステーション。
5. 【請求項５】 第１のトラックは少なくともハウジング
   の壁に取り付けられている請求項４記載のサービスステ
   ーション。
6. 【請求項６】 更にロック装置を有し、ふき取りスレッ
   ドが前方に移動し且つワイパーが動作位置に達した後
   に、ロック装置はふき取りスレッドを位置にロックし、
   且つワイパーを動作位置にロックする請求項４記載のサ
   ービスステーション。
7. 【請求項７】 ロック装置はハウジングに回転可能に取
   りつけられたロックバーと、ふき取りスレッド上のロッ
   クノッチを有し、ロックバーはロック端とアンロック端
   を有し、ロックバーのロック端は、ふき取りスレッドを
   位置へロックするために、ふき取りスレッド上のロック
   ノッチとかみ合う請求項６記載のサービスステーショ
   ン。
8. 【請求項８】 プリントヘッドがインクジェットサービ
   スステーションから戻るときには、プリントヘッドはロ
   ックバーのアンロック端とかみ合い、ロックバーのロッ
   ク端をロックノッチからはずすすためのトルクを発生
   し、これによりふき取りスレッドのロックを解除する請
   求項７記載のサービスステーション。
9. 【請求項９】 弾力性のある要素をさらに有し、ふき取
   りスレッドがロック解除されたときに、弾力性のある要
   素はふき取りスレッドを後方へ引き、これにより動作位
   置からワイパーを移動する請求項６記載のサービスステ
   ーション。
10. 【請求項１０】 ハウジングはワイパーベイを更に有
    し、弾力のある要素がふき取りスレッドを後方へ引いた
    ときに、ワイパーはワイパーベイ内に後退する請求項９
    記載のサービスステーション。
11. 【請求項１１】 ワイパーの上方の部分は、インクジェ
    ットプリントヘッドのノズルをふき取るための弾性材料
    を有する請求項１記載のサービスステーション。
12. 【請求項１２】 弾性材料は、ワイパの低部に取り外し
    可能なように接続された請求項１１記載のサービスステ
    ーション。
13. 【請求項１３】 印刷動作を行うために、プリントトラ
    ックに沿って前後に移動できるインクジェットプリント
    ヘッドと、インクジェットプリントヘッドのノズルの清
    掃を行うためのサービスステーションを有する印刷シス
    テムであって、サービスステーションは、 プリントトラックと平行に配置された第１のトラック
    と、 第1のトラックと垂直に配置された第２のトラックと、 インクジェットプリントヘッドとかみ合わせることがで
    きる第1のトラックに滑動的に取りつけられた、接触領
    域と整列領域を有するふき取りスレッドと、且つ、 ノズルのインクをふき取るために、第２のトラックに活
    動的に取りつけられたワイパーを有し、 インクジェットプリントヘッドがサービスステーション
    を横切って移動したときには、ふき取りスレッドを前方
    へ移動するために、インクジェットプリントヘッドはふ
    き取りスレッドの接触領域とかみ合い、且つ、ワイパー
    がノズルをふき取るための動作位置に達するまで、ふき
    取りスレッドの整列領域は第２のトラックに沿ってワイ
    パーを移動する印刷システム。
14. 【請求項１４】 インクジェットプリントヘッドは、プ
    リントトラックに垂直に配置されたノズルの列を有する
    請求項１３記載の印刷システム。
15. 【請求項１５】 ふき取りスレッドの整列領域は、スロ
    ットトラックを有し、スロットトラックは、第１及び、
    第２のトラックの方向に対角の第１のスロット部分を有
    し、ワイパーはスロットトラックを通して第２のトラッ
    ク上に取り付けられ、ふき取りスレッドが移動したとき
    に、ワイパーは第２のトラックとスロットトラックに沿
    って移動する請求項１３記載の印刷システム。
16. 【請求項１６】 ふき取りスレッドのスロットトラック
    は、第１のスロットトラックに平行な第２のスロット部
    分を更に有し、第２のスロット部分はワイパーの動作位
    置に対応し、ワイパーが動作位置にあるときにはワイパ
    ーは滑動的に第２のスロット部分とかみ合う請求項１５
    記載の印刷システム。
17. 【請求項１７】 液体噴射ヘッドは液体噴射動作を行う
    ために、決まったトラックに沿って前後に移動でき、液
    体噴射ヘッドはノズルを有し、サービスステーションは
    決まったトラックの一端に配置されている、液体噴射ヘ
    ッドの保守を行うサービスステーションであって、 決まったトラックと平行に配置された第１のトラック
    と、 第1のトラックと垂直に配置された第２のトラックと、 液体噴射ヘッドとかみ合わせることができる第1のトラ
    ックに滑動的に取りつけられた、接触領域と整列領域を
    有するふき取りスレッドと、且つ、 ノズルの液体をふき取るために、第２のトラックに活動
    的に取りつけられたワイパーを有し、 液体噴射ヘッドがサービスステーションを横切って移動
    したときには、ふき取りスレッドを前方へ移動するため
    に、液体噴射ヘッドはふき取りスレッドの接触領域とか
    み合い、且つ、ワイパーがノズルをふき取るための動作
    位置に達するまで、ふき取りスレッドの整列領域は第２
    のトラックに沿ってワイパーを移動するサービスステー
    ション。
18. 【請求項１８】 液体噴射ヘッドは、決まったトラック
    に垂直に配置されたノズルの列を有する請求項１７記載
    のサービスステーション。
19. 【請求項１９】 ふき取りスレッドの整列領域は、スロ
    ットトラックを有し、スロットトラックは、第１及び、
    第２のトラックの方向に対角の第１のスロット部分を有
    し、ワイパーはスロットトラックを通して第２のトラッ
    ク上に取り付けられ、ふき取りスレッドが移動したとき
    に、ワイパーは第２のトラックとスロットトラックに沿
    って移動する請求項１７記載のサービスステーション。
20. 【請求項２０】 ふき取りスレッドのスロットトラック
    は、第１のスロットトラックに平行な第２のスロット部
    分を更に有し、第２のスロット部分はワイパーの動作位
    置に対応し、ワイパーが動作位置にあるときにはワイパ
    ーは滑動的に第２のスロット部分とかみ合う請求項１９
    記載のサービスステーション。