JP2002099833A - コンテンツ配信後処理システム、コンテンツ配信後処理方法、端末、および、記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信後処理システム、コンテンツ配信後処理方法、端末、および、記録媒体

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JP2002099833A
JP2002099833A JP2000291561A JP2000291561A JP2002099833A JP 2002099833 A JP2002099833 A JP 2002099833A JP 2000291561 A JP2000291561 A JP 2000291561A JP 2000291561 A JP2000291561 A JP 2000291561A JP 2002099833 A JP2002099833 A JP 2002099833A
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JP
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content distribution
tax
terminal
network
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JP2000291561A
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English (en)
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Yoshiyuki Murata
嘉行 村田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの取引に対してネット上での課
税、徴税に有用なコンテンツ配信後処理システム、コン
テンツ配信後処理方法等を提供する。 【解決手段】 ネット税関は、コンテンツ配信先とコン
テンツ配信元との双方からの納税申告書データを受信す
ると、消費者側・配信業者側の納税受取・徴税処理を行
う(ステップN10)。このとき、ネット税関は、双方
から送信された各々の納税申告データを突き合わせて
(マッチング)、納税の適否を判断する。したがって、
マッチングにより、コンテンツ配信元とコンテンツ配信
先のどちらから、申告のがれをしようとしても、発覚し
易くなり、これにより、納税申告の適正化や納税申告の
不正防止効果を発生させることができる。そして、納税
申告が適正であると判断された場合は、納税完了の通知
の処理を実行し、納税完了通知データを消費者とコンテ
ンツ配信業者との双方に送信する(ステップN11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してコンテンツ配信元からコンテンツ配信先へコンテン
ツが配信された場合に伴って課される課税の徴税または
納税を行うためのコンテンツ配信後処理システム、コン
テンツ配信後処理方法、端末、および、記録媒体に関す
る。
【0002】
【発明の背景】今日においては、インターネットを介し
たコンテンツの売買(配信)が一般的になりつつある。
このインターネットを介したコンテンツの売買において
は、海外のサーバーにアクセスしてダウンロードし、ク
レジットカード等で決済することにより、税関を通さず
に容易に自国に持ち込むこと(輸入)ができる。この点
において、関税一般的な有体物から成る商品を輸入する
場合とは異なる特徴を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無体物
であるコンテンツといえども、対価の代償として入手し
得るもであることは、有体物からなる商品との相違はな
い。そこで、無体物であるコンテンツに対しても、一般
的な商品と同様に、その取引に際して課税することが検
討されつつある。
【0004】しかるに、現状においては、コンテンツの
取引に対して有効な課税方法や課税システムが構築され
ていない。
【0005】本発明は、このような現状に鑑みてなされ
たものであり、コンテンツの取引に対してネット上での
課税、徴税に有用なコンテンツ配信後処理システム、コ
ンテンツ配信後処理方法、端末、および、記録媒体を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明に係るコンテンツ配信後処理シス
テムにあっては、コンテンツを配信するコンテンツ配信
元の端末と、このコンテンツ配信元の端末からコンテン
ツが配信されるコンテンツ配信先の端末とを、ネットワ
ークを介して接続しコンテンツの配信後の処理を行うコ
ンテンツ配信後処理システムにおいて、前記コンテンツ
配信元の端末は、前記コンテンツ配信先の端末へコンテ
ンツが配信される前、配信された際または配信された
後、この配信されるコンテンツに関連して課せられる課
税に関する課税情報を、前記ネットワークを介して、前
記コンテンツ配信先の端末へ通知する通知手段を備えて
いる。
【0007】したがって、コンテンツ配信先の端末に
は、コンテンツが配信される前、配信された際または配
信された後に、コンテンツ配信元の端末からネットワー
クを介して、配信されるコンテンツに関連して課せられ
る課税に関する課税情報が通知される。よって、コンテ
ンツ配信先の端末にてコンテンツの配信を受ける消費者
が、通知された課税情報に従って納税等を行うことを促
される課税システムが構築される。
【0008】また、請求項2記載の発明に係るコンテン
ツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信元の端末
からコンテンツ配信先の端末へネットワークを介してコ
ンテンツを配信しコンテンツの配信後の処理を行うコン
テンツ配信後処理方法において、前記コンテンツ配信元
の端末から前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツが
配信される前、配信された際または配信された後、この
配信されるコンテンツに関連して課せられる課税に関す
る課税情報を、前記ネットワークを介して前記コンテン
ツ配信先の端末および前記コンテンツ配信元の端末のう
ちの少なくとも一方へ通知する。
【0009】したがって、コンテンツ配信先の端末およ
び前記コンテンツ配信元の端末のうちの少なくとも一方
には、コンテンツが配信される前、配信された際または
配信された後に、ネットワークを介して、配信されるコ
ンテンツに関連して課せられる課税に関する課税情報が
通知される。よって、コンテンツ配信先の端末にてコン
テンツの配信を受ける消費者や前記コンテンツ配信元の
端末にてコンテンツの配信を行う配信業者が、通知され
た課税情報に従って納税等を行うことを促される課税シ
ステムが構築される。
【0010】また、請求項3記載の発明に係るコンテン
ツ配信元の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末へ
ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ
配信元の端末において、前記コンテンツ配信先の端末か
らコンテンツの配信要求を受信する受信手段と、この受
信手段により受信されたコンテンツの配信要求に従っ
て、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配信す
る際、この配信されるコンテンツに関連して課せられる
課税に関する課税情報を、前記ネットワークを介して前
記コンテンツ配信先の端末へ通知する通知手段とを備え
ている。
【0011】したがって、コンテンツ配信元の端末が、
コンテンツの配信要求に従ってコンテンツ配信先の端末
へコンテンツを配信する際には、配信されるコンテンツ
に関連して課せられる課税に関する課税情報がコンテン
ツ配信先の端末に通知される。よって、コンテンツ配信
先の端末にてコンテンツの配信を受ける消費者が、通知
された課税情報に従って納税等を行うことを促される課
税システムが構築される。
【0012】また、請求項4記載の発明に係る記録媒体
にあっては、コンテンツ配信先の端末からのコンテンツ
の配信要求をネットワークを介して受信する受信処理
と、この受信処理により受信されたコンテンツの配信要
求に従って、前記コンテンツ配信先の端末へネットワー
クを介してコンテンツを配信する配信処理と、この配信
処理により配信されるコンテンツに関連して課せられる
課税に関する課税情報を、前記ネットワークを介して前
記コンテンツ配信先の端末へ通知する通知処理とを前記
コンテンツ配信元の端末に実行させるための課税処理プ
ログラムをコンピューターに読み取り可能に記録してあ
る。したがって、コンテンツ配信元の端末がこの記録媒
体に記録されている課税処理プログラムを読み取って、
この課税処理プログラムに従って動作することにより、
請求項3に記載した発明と同様に、コンテンツ配信先の
端末にてコンテンツの配信を受ける消費者が、通知され
た課税情報に従って納税等を行うことを促される課税シ
ステムが構築される。
【0013】また、請求項5記載の発明に係るコンテン
ツ配信先の端末にあっては、コンテンツ配信元の端末か
らネットワークを介してコンテンツが配信されるコンテ
ンツ配信先の端末において、前記コンテンツ配信元の端
末にコンテンツの配信要求を送信する送信手段と、この
送信手段により送信されたコンテンツの配信要求に従っ
て、前記コンテンツ配信元の端末からコンテンツが配信
される際に、このコンテンツ配信に関連して課せられる
課税に関する課税情報を受信する受信手段とを備えてい
る。
【0014】したがって、コンテンツ配信先の端末は、
コンテンツが配信される際に、配信されるコンテンツに
関連して課せられる課税に関する課税情報を受信する。
よって、コンテンツ配信先の端末にてコンテンツの配信
を受ける消費者が、受信された課税情報に従って納税等
を行うことを促される課税システムが構築される。
【0015】また、請求項6記載の発明に係る記録媒体
にあっては、コンテンツ配信元の端末にコンテンツの配
信要求をネットワークを介して送信する送信処理と、こ
の送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に従
って、前記コンテンツ配信元の端末からコンテンツが配
信される際に、このコンテンツ配信に関連して課せられ
る課税に関する課税情報を受信する受信処理とを前記コ
ンテンツ配信先の端末に実行させるための課税処理プロ
グラムを記録している。したがって、コンテンツ配信先
の端末がこの記録媒体に記録されている課税処理プログ
ラムを読み取って、この課税処理プログラムに従って動
作することにより、請求項5に記載した発明と同様に、
コンテンツ配信先の端末にてコンテンツの配信を受ける
消費者が、受信された課税情報に従って納税等を行うこ
とを促される課税システムが構築される。
【0016】また、請求項7記載の発明に係るコンテン
ツ配信後処理システムにあっては、コンテンツが配信さ
れるコンテンツ配信先の端末と、このコンテンツ配信先
の端末からのコンテンツの配信要求に応じて、この配信
要求に係るコンテンツを前記コンテンツ配信先の端末へ
配信する配信コンテンツ配信元の端末とをネットワーク
を介して接続し、コンテンツの配信後の処理を行うコン
テンツ配信後処理システムにおいて、前記コンテンツ配
信先および前記コンテンツ配信元のうち、少なくとも一
方の端末は、前記配信されたコンテンツに関連して課せ
られる課税について、前記ネットワークを介して、徴税
機関へ納税の処理を行う納税処理手段を備えている。し
たがって、配信されたコンテンツに関連して課せられる
課税は、コンテンツ配信先およびコンテンツ配信元のう
ち、少なくとも一方の端末から、徴税機関へ納税される
納税システムが構築される。
【0017】また、請求項8記載の発明に係るコンテン
ツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信先の端末
からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信
元の端末からネットワークを介して前記配信要求に係る
コンテンツを配信した後のコンテンツ配信後処理方法に
おいて、前記配信されたコンテンツに関連して課せられ
る課税について、前記ネットワークを介して、前記コン
テンツ配信先および前記コンテンツ配信元のうちの少な
くとも一方の端末から徴税機関へ納税の処理を行う。し
たがって、配信されたコンテンツに関連して課せられる
課税は、コンテンツ配信先およびコンテンツ配信元のう
ち、少なくとも一方の端末から、徴税機関へ納税される
納税システムが構築される。
【0018】また、請求項9記載の発明に係るコンテン
ツ配信元の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末か
らのコンテンツの配信要求に応じて、ネットワークを介
して前記配信要求に係るコンテンツを配信するコンテン
ツ配信元の端末において、前記配信したコンテンツに関
連して課せられる課税について、前記ネットワークを介
して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理手段を備え
る。したがって、配信されたコンテンツに関連して課せ
られる課税は、コンテンツ配信元の端末から、徴税機関
へ納税される納税システムが構築される。
【0019】また、請求項10記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信先の端末からのコンテン
ツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末からネ
ットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを配
信する配信処理と、この配信処理により配信したコンテ
ンツに関連して課せられる課税について、前記ネットワ
ークを介して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理と
を前記コンテンツ配信元の端末に実行させるための納税
処理プログラムを記録している。したがって、コンテン
ツ配信元の端末がこの記録媒体に記録されている課税処
理プログラムを読み取って、この課税処理プログラムに
従って動作することにより、請求項9に記載した発明と
同様に、配信されたコンテンツに関連して課せられる課
税は、コンテンツ配信元の端末から、徴税機関へ納税さ
れる納税システムが構築される。
【0020】また、請求項11記載の発明に係るコンテ
ンツ配信先の端末にあっては、配信要求に係るコンテン
ツを配信するコンテンツ配信元の端末の端末から、ネッ
トワークを介して前記コンテンツが配信される配信先の
端末において、前記コンテンツ配信元の端末の端末から
配信されたコンテンツに関連して課せられる課税につい
て、前記ネットワークを介して、徴税機関へ納税の処理
を行う納税処理手段を備える。したがって、配信された
コンテンツに関連して課せられる課税は、コンテンツ配
信先の端末から、徴税機関へ納税される納税システムが
構築される。
【0021】また、請求項12記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信元の端末へネットワーク
を介してコンテンツの配信要求を送信する送信処理と、
この送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に
応じて、コンテンツ配信元の端末からネットワークを介
して前記配信要求に係るコンテンツが配信されたコンテ
ンツに関連して課せられる課税について、前記ネットワ
ークを介して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理と
を前記コンテンツ配信元先の端末に実行させるための納
税処理プログラムを記録している。したがって、コンテ
ンツ配信先の端末がこの記録媒体に記録されている課税
処理プログラムを読み取って、この課税処理プログラム
に従って動作することにより、請求項11に記載した発
明と同様に、配信されたコンテンツに関連して課せられ
る課税は、コンテンツ配信元の端末から、徴税機関へ納
税される納税システムが構築される。
【0022】また、請求項13記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理システムにあっては、コンテンツが配信
されるコンテンツ配信先の端末と、このコンテンツ配信
先の端末からのコンテンツの配信要求に応じて、この配
信要求に係るコンテンツを前記コンテンツ配信先の端末
へ配信する配信コンテンツ配信元の端末とをネットワー
クを介して接続し、コンテンツの配信後の処理を行うコ
ンテンツ配信後処理システムにおいて、前記配信された
コンテンツに関連して課せられる課税について、前記コ
ンテンツ配信先および前記コンテンツ配信元のうちの少
なくとも一方から納税の依頼を受けた金融業者の端末
は、徴税機関へ前記ネットワークを介して納税の処理を
行う処理手段を備えている。したがって、配信されたコ
ンテンツに関連して課せられる課税は、コンテンツ配信
先およびコンテンツ配信元のうちの少なくとも一方から
納税の依頼を受けた金融業者の端末から、徴税機関へネ
ットワークを介して納税される。よって、配信されたコ
ンテンツに関連して課せられる課税について、コンテン
ツ配信先やコンテンツ配信元から納税の依頼を受けた金
融業者の端末から、徴税機関へネットワークを介して納
税を行う納税システムが構築される。
【0023】また、請求項14記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信先の端
末からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配
信元の端末からネットワークを介して前記配信要求に係
るコンテンツを配信した後のコンテンツ配信後処理方法
において、前記配信されたコンテンツに関連して課せら
れる課税について、前記コンテンツ配信先および前記コ
ンテンツ配信元のうちの少なくとも一方から納税の依頼
を受けた金融業者の端末が、徴税機関へ前記ネットワー
クを介して納税の処理を行う。したがって、配信された
コンテンツに関連して課せられる課税は、コンテンツ配
信先およびコンテンツ配信元のうちの少なくとも一方か
ら納税の依頼を受けた金融業者の端末から、徴税機関へ
ネットワークを介して納税される。よって、配信された
コンテンツに関連して課せられる課税について、コンテ
ンツ配信先やコンテンツ配信元から納税の依頼を受けた
金融業者の端末から、徴税機関へネットワークを介して
納税を行う納税システムが構築される。
【0024】また、請求項15記載の発明に係るコンテ
ンツ配信元の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末
からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信
先の端末へネットワークを介してコンテンツを配信する
コンテンツ配信元の端末において、前記コンテンツが配
信された後にこの配信されたコンテンツに関連して課せ
られる課税について、徴税機関へ前記ネットワークを介
して納税の処理を行うように、金融業者の端末にネット
ワークを介して納税の依頼を送信する送信手段を備えて
いる。したがって、コンテンツ配信元の端末は、コンテ
ンツ配信先の端末へネットワークを介してコンテンツを
配信した後、さらに金融業者の端末にネットワークを介
して納税の依頼を送信することにより、コンテンツ配信
元が金融業者を介して徴税機関へ納税を行う納税システ
ムが構築される。
【0025】また、請求項16記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信先の端末からのコンテン
ツの配信要求に応じて、コンテンツ配信先の端末へネッ
トワークを介してコンテンツを配信する配信処理と、こ
の配信処理によりコンテンツが配信された後にこの配信
されたコンテンツに関連して課せられる課税について、
徴税機関へ前記ネットワークを介して納税の処理を行う
ように、金融業者の端末にネットワークを介して納税の
依頼を送信する送信処理とを前記コンテンツ配信元の端
末に実行させるための納税処理プログラムを記録してい
る。したがって、コンテンツ配信元の端末がこの記録媒
体に記録されている課税処理プログラムを読み取って、
この課税処理プログラムに従って動作することにより、
請求項15に記載した発明と同様に、コンテンツ配信元
が金融業者を介して徴税機関へ納税を行う納税システム
が構築される。
【0026】また、請求項17記載の発明に係るコンテ
ンツ配信先の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末
からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信
元の端末からネットワークを介してコンテンツが配信さ
れるコンテンツ配信先の端末において、前記コンテンツ
配信元の端末から配信されたコンテンツに関連して課せ
られる課税について、徴税機関へ前記ネットワークを介
して納税の処理を行うように、金融業者の端末にネット
ワークを介して納税の依頼を送信する送信手段を備えて
いる。したがって、コンテンツ配信先の端末は、コンテ
ンツ配信元の端末からネットワークを介してコンテンツ
を配信されると、金融業者の端末にネットワークを介し
て納税の依頼を送信し、これによりコンテンツ配信先が
金融業者を介して徴税機関へ納税を行う納税システムが
構築される。
【0027】また、請求項18記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信元の端末へネットワーク
を介してコンテンツの配信要求を送信する送信処理と、
この送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に
応じて、コンテンツ配信元の端末からネットワークを介
して前記配信要求に係るコンテンツが配信されたコンテ
ンツに関連して課せられる課税について、徴税機関へ前
記ネットワークを介して納税の処理を行うように、金融
業者の端末にネットワークを介して納税の依頼を送信す
る送信処理とを前記コンテンツ配信先の端末に実行させ
るための納税処理プログラムを記録している。したがっ
て、コンテンツ配信先の端末がこの記録媒体に記録され
ている課税処理プログラムを読み取って、この課税処理
プログラムに従って動作することにより、請求項17に
記載した発明と同様に、コンテンツ配信先が金融業者を
介して徴税機関へ納税を行う納税システムが構築され
る。
【0028】また、請求項19記載の発明に係るコンテ
ンツが配信されるコンテンツ配信先の端末と、このコン
テンツ配信先の端末からのコンテンツの配信要求に応じ
て、この配信要求に係るコンテンツを前記コンテンツ配
信先の端末へ配信するコンテンツ配信元の端末とをネッ
トワークを介して接続し、コンテンツの配信後の処理を
行うコンテンツ配信後処理システムにおいて、前記コン
テンツ配信元の端末から配信されたコンテンツに関連し
て課せられる課税について、納税義務者となる前記コン
テンツ配信先および前記コンテンツ配信元のうち、少な
くとも一方、またはこの納税義務者から納税の依頼を受
けた者の端末は、前記配信されたコンテンツの配信デー
タ量に応じた金額で徴税機関へ前記ネットワークを介し
て納税の処理を行う処理手段を備えている。つまり、納
税義務者となるコンテンツ配信先およびコンテンツ配信
元のうち、少なくとも一方、またはこの納税義務者から
納税の依頼を受けた者の端末、例えば金融機関の端末
は、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた金額
で、徴税機関へネットワークを介して納税の処理を行
う。したがって、コンテンツ配信先やコンテンツ配信
元、あるいはこれらから納税の依頼を受けた金融機関等
から、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた金
額を徴税機関へ納税するシステムが構築される。
【0029】また、請求項20記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信先の端
末からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配
信元の端末からネットワークを介して前記配信要求に係
るコンテンツを配信した後のコンテンツ配信後処理方法
において、前記コンテンツ配信元の端末から配信された
コンテンツに関連して課せられる課税について、納税義
務者となる前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ
配信元のうち、少なくとも一方、またはこの納税義務者
から納税の依頼を受けた者の端末から、前記配信された
コンテンツの配信データ量に応じた金額で徴税機関へ前
記ネットワークを介して納税の処理を行う。つまり、納
税義務者となるコンテンツ配信先およびコンテンツ配信
元のうち、少なくとも一方、またはこの納税義務者から
納税の依頼を受けた者の端末、例えば金融機関の端末
は、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた金額
で、徴税機関へネットワークを介して納税の処理を行
う。したがって、コンテンツ配信先やコンテンツ配信
元、あるいはこれらから納税の依頼を受けた金融機関等
から、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた金
額を徴税機関へ納税するシステムが構築される。
【0030】また、請求項21記載の発明に係るコンテ
ンツ配信元の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末
へネットワークを介してコンテンツを配信するコンテン
ツ配信元の端末において、前記コンテンツ配信先の端末
からコンテンツの配信要求を受信する受信手段と、この
受信手段により受信されたコンテンツの配信要求に従っ
て、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配信す
る際、この配信されるコンテンツに関連して課せられる
課税の金額の算出基準となる前記コンテンツの配信デー
タ量を、前記ネットワークを介して前記コンテンツ配信
先の端末へ通知する通知手段とを備えている。したがっ
て、コンテンツ配信先の端末には、要求したコンテンツ
が配信されるのみならず、コンテンツに関連して課せら
れる課税の金額の算出基準となるコンテンツの配信デー
タ量が通知される。よって、コンテンツの配信を受けた
消費者は、コンテンツの配信データ量に基づき課税の金
額を予め知ることができる。
【0031】また、請求項22記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信先の端末からコンテンツ
の配信要求をネットワークを介して受信する受信処理
と、この受信処理により受信されたコンテンツの配信要
求に従って、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツ
を配信する配信処理と、この配信処理により配信される
コンテンツに関連して課せられる課税の金額の算出基準
となる前記コンテンツの配信データ量を、前記ネットワ
ークを介して前記コンテンツ配信先の端末へ通知する通
知処理とを前記コンテンツ配信元の端末に実行させるた
めの課税処理プログラムを記録している。したがって、
コンテンツ配信元の端末がこの記録媒体に記録されてい
る課税処理プログラムを読み取って、この課税処理プロ
グラムに従って動作することにより、請求項21に記載
した発明と同様に、コンテンツの配信を受けた消費者
は、コンテンツの配信データ量に基づき課税の金額を予
め知ることができる。
【0032】また、請求項23記載の発明に係るコンテ
ンツ配信先の端末にあっては、コンテンツ配信元の端末
からネットワークを介してコンテンツが配信されるコン
テンツ配信先の端末において、前記コンテンツ配信元の
端末にコンテンツの配信要求を送信する送信手段と、こ
の送信手段により送信したコンテンツの配信要求に従っ
て、前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコンテ
ンツを受信するとともに、この配信されたコンテンツに
関連して課せられる課税の金額の算出基準となる前記コ
ンテンツの配信データ量を受信する受信手段とを備えて
いる。つまり、コンテンツ配信先の端末には、要求した
コンテンツを受信するのみならず、コンテンツに関連し
て課せられる課税の金額の算出基準となるコンテンツの
配信データ量を受信する。よって、コンテンツの配信を
受けた消費者は、コンテンツの配信データ量に基づき課
税の金額を予め知ることができる。
【0033】また、請求項24記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信元の端末にコンテンツの
配信要求をネットワークを介して送信する送信処理と、
この送信処理により送信したコンテンツの配信要求に従
って、前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコン
テンツを受信するとともに、この配信されたコンテンツ
に関連して課せられる課税の金額の算出基準となる前記
コンテンツの配信データ量を受信する受信処理とを前記
コンテンツ配信先の端末に実行させるための納税処理プ
ログラムを記録している。したがって、コンテンツ配信
先の端末がこの記録媒体に記録されている課税処理プロ
グラムを読み取って、この課税処理プログラムに従って
動作することにより、請求項23に記載した発明と同様
に、コンテンツの配信を受けた消費者は、コンテンツの
配信データ量に基づき課税の金額を予め知ることができ
る。
【0034】また、請求項25記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理システムにあっては、コンテンツが配信
されるコンテンツ配信先の端末と、このコンテンツ配信
先の端末からのコンテンツの配信要求に応じて、この配
信要求に係るコンテンツを前記コンテンツ配信先の端末
へ配信する配信コンテンツ配信元の端末と、このコンテ
ンツ配信元の端末が前記コンテンツ配信先の端末へコン
テンツを配信した後に徴税を行う徴税機関の端末とをネ
ットワークを介して接続し、コンテンツの配信後の処理
を行うコンテンツ配信後処理システムにおいて、前記徴
税機関の端末は、前記コンテンツ配信先の端末と前記コ
ンテンツ配信元の端末との双方から、前記コンテンツ配
信先の端末へ配信されたコンテンツに関連して課せられ
る課税について納税申告がなされたことを条件に、これ
ら各納税申告を突き合わせて、各納税申告の内容が適正
であったか否かを判断する判断手段と、この判断手段に
よる判断結果を、前記ネットワークを介して、前記コン
テンツ配信先の端末および前記コンテンツ配信元の端末
のうち、少なくとも一方へ通知する通知手段とを備えて
いる。
【0035】つまり、コンテンツ配信元の端末がコンテ
ンツ配信先の端末へコンテンツを配信した後、コンテン
ツ配信先の端末とコンテンツ配信元の端末との双方が、
コンテンツ配信先の端末へ配信されたコンテンツに関連
して課せられる課税について納税申告を、徴税機関の端
末に対して行う。すると、徴税機関の端末は、双方から
の納税申告がなされたことを条件に、これら各納税申告
を突き合わせて、各納税申告の内容が適正であったか否
かを判断する。しかる後に、徴税機関の端末は、判断結
果を、コンテンツ配信先の端末およびコンテンツ配信元
の端末のうち、少なくとも一方へ通知する。したがっ
て、徴税機関が配信元および配信先の双方からの納税申
告を突き合わせて、マッチングよって各納税申告の内容
が適正であったか否かを判断する。したがって、マッチ
ングにより、コンテンツ配信元とコンテンツ配信先のど
ちらから、申告のがれをしようとしても、発覚し易くな
る。これにより、納税申告の適正化や納税申告の不正防
止効果が発生する。したがって、コンテンツ配信元やコ
ンテンツ配信先は、適正かつ不正なく徴税機関に納税申
告することが促され、コンテンツの配信によって生ずる
課税を適正かつ不正なく徴収し得るシステムが構築され
る。
【0036】また、請求項26記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信先の端
末へネットワークを介してコンテンツ配信元の端末から
コンテンツを配信しコンテンツ配信後の処理を行うコン
テンツ配信後処理方法において、徴税機関の端末に対
し、ネットワークを介して、前記コンテンツ配信先の端
末と前記コンテンツ配信元の端末との双方から、前記コ
ンテンツ配信先の端末へ配信されたコンテンツに関連し
て課せられる課税について納税申告がなされたことを条
件に、これら各納税申告を突き合わせて、各納税の申告
内容が適正であったか否かを判断し、この判断による判
断結果を、前記ネットワークを介して前記コンテンツ配
信先の端末および前記コンテンツ配信元の端末のうち、
少なくとも一方へ通知する。
【0037】つまり、コンテンツ配信元の端末がコンテ
ンツ配信先の端末へコンテンツを配信した後、コンテン
ツ配信先の端末とコンテンツ配信元の端末との双方が、
コンテンツ配信先の端末へ配信されたコンテンツに関連
して課せられる課税について納税申告を、徴税機関の端
末に対して行う。すると、徴税機関の端末は、双方から
の納税申告がなされたことを条件に、これら各納税申告
を突き合わせて、各納税申告の内容が適正であったか否
かを判断する。しかる後に、徴税機関の端末は、判断結
果を、コンテンツ配信先の端末およびコンテンツ配信元
の端末のうち、少なくとも一方へ通知する。したがっ
て、徴税機関が配信元および配信先の双方からの納税申
告を突き合わせて、マッチングよって各納税申告の内容
が適正であったか否かを判断する。したがって、マッチ
ングにより、コンテンツ配信元とコンテンツ配信先のど
ちらから、申告のがれをしようとしても、発覚し易くな
る。これにより、納税申告の適正化や納税申告の不正防
止効果が発生する。したがって、コンテンツ配信元やコ
ンテンツ配信先は、適正かつ不正なく徴税機関に納税申
告することが促され、コンテンツの配信によって生ずる
課税を適正かつ不正なく徴収し得るシステムが構築され
る。
【0038】また、請求項27記載の発明に係る徴税機
関の端末にあっては、コンテンツ配信先の端末へネット
ワークを介してコンテンツ配信元の端末からコンテンツ
が配信された後に、前記ネットワークを介して徴税を行
う徴税機関において、前記コンテンツ配信先の端末と前
記コンテンツ配信元の端末との双方から、前記コンテン
ツ配信先の端末へ配信されたコンテンツに関連して課せ
られる課税について各納税申告が前記ネットワークを介
して行われた場合、この各納税申告を受け取る受取手段
と、この受取手段により受け取った各納税申告を突き合
わせて、各納税申告の内容が適正であったか否かを判断
する判断手段と、この判断手段による判断結果を前記ネ
ットワークを介して前記コンテンツ配信先の端末および
前記コンテンツ配信元の端末のうちの少なくとも一方へ
通知する通知手段とを備えている。
【0039】つまり、コンテンツ配信先の端末とコンテ
ンツ配信元の端末との双方から、コンテンツ配信に関連
して課せられる課税についての納税申告が徴税機関の端
末に対してなされると、徴税機関の端末は、双方からの
納税申告がなされたことを条件に、これら各納税申告を
突き合わせて、各納税申告の内容が適正であったか否か
を判断する。しかる後に、徴税機関の端末は、判断結果
を、コンテンツ配信先の端末およびコンテンツ配信元の
端末のうち、少なくとも一方へ通知する。したがって、
配信元および配信先の双方からの納税申告を突き合わせ
て、各納税申告の内容が適正であったか否かを判断する
ことにより、徴税機関は、納税申告に不正があった場合
これを容易に発見することができる。したがって、コン
テンツ配信元やコンテンツ配信先は、適正かつ不正なく
徴税機関に納税申告することが促され、コンテンツの配
信によって生ずる課税を適正かつ不正なく徴収し得るシ
ステムが構築される。
【0040】また、請求項28記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信先の端末へネットワーク
を介してコンテンツ配信元の端末へコンテンツが配信さ
れた後に、前記コンテンツ配信先の端末と前記コンテン
ツ配信元の端末との双方から、前記コンテンツ配信先の
端末へ配信されたコンテンツに関連して課せられる課税
について納税申告が前記ネットワークを介して行われた
場合、この納税申告を受け取る受け取り処理と、この受
取処理により納税申告を受け取ったことを条件に、これ
ら各納税申告を突き合わせて、納税の申告内容が適正で
あったか否かを判断する判断処理と、この判断手段によ
る判断結果を前記ネットワークを介して前記コンテンツ
配信先の端末および前記コンテンツ配信元の端末のうち
の少なくとも一方へ通知する通知処理とを前記徴税機関
の端末に実行させるための徴税処理プログラムを記録し
ている。したがって、徴税機関の端末がこの記録媒体に
記録されている課税処理プログラムを読み取って、この
課税処理プログラムに従って動作することにより、請求
項27に記載した発明と同様に、徴税機関は、納税申告
に不正があった場合これを容易に発見することができ
る。したがって、コンテンツ配信元やコンテンツ配信先
は、適正かつ不正なく徴税機関に納税申告することが促
され、コンテンツの配信によって生ずる課税を適正かつ
不正なく徴収し得るシステムが構築される。
【0041】また、請求項29記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理システムにあっては、コンテンツが配信
されるコンテンツ配信先の端末と、このコンテンツが配
信先の端末からのコンテンツ配信要求におうじてこの配
信要求に係るコンテンツを配信するコンテンツ配信元の
端末とをネットワークを介して接続し、コンテンツ配信
後の処理を行うコンテンツ配信後処理システムにおい
て、前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課
税について納税義務者となる前記コンテンツ配信元およ
び前記コンテンツ配信先のうちの少なくとも一方、また
はこの納税義務者からの納税の依頼を受けた者の端末
は、納税の申告を行うにあたり、前記納税申告に納税義
務者の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワーク
を介して納税申告のための処理を行う納税申告処理手段
を備える。
【0042】つまり、配信されたコンテンツに関連して
課せられる課税について納税義務者となるコンテンツ配
信元およびコンテンツ配信先には、予め付番機関から納
税者番号が付与されている。そして、納税義務者となる
コンテンツ配信元やコンテンツ配信先から納税の依頼を
受けた者の端末(例えば、金融機関の端末)は、納税の
申告を行うにあたり、納税申告に納税義務者の納税者番
号を含めて徴税機関へネットワークを介して納税申告の
ための処理を行う。したがって、納税機関は納税者番号
に基づき、取引の実体を把握して、納税申告の内容が適
正であるか否かを確認することができるとともに、適正
でない場合には調査等を行うことができる。これより、
コンテンツの売買に関連する納税および徴税の適正を確
保し得るシステムが構築される。
【0043】また、請求項30記載の発明に係るコンテ
ンツ配信後処理方法にあっては、コンテンツ配信先の端
末からのコンテンツの配信要求に応じて、コンテンツ配
信元の端末からネットワークを介して前記配信要求に係
るコンテンツを配信した後のコンテンツ配信後処理方法
において、前記配信されたコンテンツに関連して課せら
れる課税について納税の申告を行うにあたり、納税義務
者となる前記コンテンツ配信元および前記コンテンツ配
信先のうちの少なくとも一方、またはこの納税義務者か
らの納税の依頼を受けた者の端末から、前記納税申告に
納税義務者の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネット
ワークを介して納税申告のための処理を行う。
【0044】つまり、前述と同様に、配信されたコンテ
ンツに関連して課せられる課税について納税義務者とな
るコンテンツ配信元およびコンテンツ配信先には、予め
付番機関から納税者番号が付与されている。そして、納
税義務者となるコンテンツ配信元やコンテンツ配信先か
ら納税の依頼を受けた者の端末(例えば、金融機関の端
末)は、納税の申告を行うにあたり、納税申告に納税義
務者の納税者番号を含めて徴税機関へネットワークを介
して納税申告のための処理を行う。したがって、納税機
関は納税者番号に基づき、取引の実体を把握して、納税
申告の内容が適正であるか否かを確認することができる
とともに、適正でない場合には調査等を行うことができ
る。これより、コンテンツの売買に関連する納税および
徴税の適正を確保し得るシステムが構築される。
【0045】また、請求項31記載の発明に係るコンテ
ンツ配信元の端末にあっては、コンテンツ配信先からの
コンテンツの配信要求に応じて、ネットワークを介して
前記配信要求に係るコンテンツを配信するコンテンツ配
信元の端末において、前記配信されたコンテンツに関連
して課せられる課税について納税の申告を行うにあた
り、前記納税申告に自己の納税者番号を含めて徴税機関
へ前記ネットワークを介して納税申告のための処理を行
う納税申告処理手段を備える。
【0046】つまり、配信されたコンテンツに関連して
課せられる課税について納税義務者となるコンテンツ配
信元には、予め付番機関から納税者番号が付与されてい
る。そして、このコンテンツ配信元から納税の依頼を受
けた者の端末(例えば、金融機関の端末)は、納税の申
告を行うにあたり、納税申告に当該コンテンツ配信元の
納税者番号を含めて徴税機関へネットワークを介して納
税申告のための処理を行う。したがって、納税機関は納
税者番号に基づき、取引の実体を把握して、納税申告の
内容が適正であるか否かを確認することができるととも
に、適正でない場合には調査等を行うことができる。こ
れより、コンテンツの売買に関連する納税および徴税の
適正を確保し得るシステムが構築される。
【0047】また、請求項32記載の発明に係る記録媒
体にあっては、コンテンツ配信先からのコンテンツの配
信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末がネットワー
クを介して前記配信要求に係るコンテンツを配信する配
信処理と、この配信処理により配信されたコンテンツに
関連して課せられる課税について納税の申告を行うにあ
たり、前記納税申告に自己の納税者番号を含めて徴税機
関へ前記ネットワークを介して納税申告のための処理を
行う納税申告処理とを前記コンテンツ配信元の端末に実
行させるための徴税処理プログラムを記録している。し
たがって、コンテンツ配信元の端末がこの記録媒体に記
録されている課税処理プログラムを読み取って、この課
税処理プログラムに従って動作することにより、請求項
31に記載した発明と同様に、コンテンツの売買に関連
する納税および徴税の適正を確保し得るシステムが構築
される。
【0048】また、請求項33記載の発明係るコンテン
ツ配信先の端末にあっては、コンテンツ配信元の端末か
らネットワークを介してコンテンツが配信されるコンテ
ンツ配信先の端末において、前記配信されたコンテンツ
に関連して課せられる課税について納税の申告を行うに
あたり、前記納税申告に自己の納税者番号を含めて徴税
機関へ前記ネットワークを介して納税申告のための処理
を行う処理手段を備える。
【0049】つまり、配信されたコンテンツに関連して
課せられる課税について納税義務者となるコンテンツ配
信先には、予め付番機関から納税者番号が付与されてい
る。そして、このコンテンツ配信先から納税の依頼を受
けた者の端末(例えば、金融機関の端末)は、納税の申
告を行うにあたり、納税申告に当該コンテンツ配信先の
納税者番号を含めて徴税機関へネットワークを介して納
税申告のための処理を行う。したがって、納税機関は納
税者番号に基づき、取引の実体を把握して、納税申告の
内容が適正であるか否かを確認することができるととも
に、適正でない場合には調査等を行うことができる。こ
れより、コンテンツの売買に関連する納税および徴税の
適正を確保し得るシステムが構築される。
【0050】また、請求項34記載の発明係る記録媒体
にあっては、コンテンツ配信元の端末からネットワーク
を介してコンテンツの配信を受信する受信処理と、この
受信処理に受信されたコンテンツに関連して課せられる
課税について納税の申告を行うにあたり、前記納税申告
に自己の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワー
クを介して納税申告のための処理を行う納税申告処理
と、前記コンテンツ配信先の端末に実行させるための徴
税処理プログラムを記録している。したがって、コンテ
ンツ配信先の端末がこの記録媒体に記録されている課税
処理プログラムを読み取って、この課税処理プログラム
に従って動作することにより、請求項33に記載した発
明と同様に、コンテンツの売買に関連する納税および徴
税の適正を確保し得るシステムが構築される。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。
【0052】第1および第2の各実施形態は、コンテン
ツの国際間での取引を確実に把握でき、かつ、コンテン
ツ配信業者に対する徴税義務の明確と徴税の確保とを図
ることができる納税者番号制度に基づく実施形態であ
る。
【0053】この納税者番号制度は、コンテンツ配信先
である消費者が属する第一の国または地域(州、郡など
の特定の経済地域を含む。以下、同じ。)の付番機関が
住民・法人登録機関の指示に従って、コンテンツ配信先
である消費者、およびコンテンツ配信元である配信業者
に納税者番号を付与しておき、コンテンツ配信業者(第
二の国または地域に所属)からコンテンツの配信を受け
る消費者の属する第一の国または地域の徴税機関が、配
信されたコンテンツに関連して課された課税を納税者番
号に基づき徴税する方式である。
【0054】(1)第1実施形態:
【0055】(1―1)本システムの構成 図1に示すように、本実施の形態に係るシステムにおい
ては、第一国(例えば日本)に、複数の消費者の端末
1、ネット税関(ネット国税局を含む)2、金融業者
8、住民・法人登録機関9、付番機関10が存在し、第
二国(例えば米国)に、複数のコンテンツ配信業者3、
認証/課金サーバー4、配信用コンテンツ製作業者5、
およびコンテンツ・サーバー6が存在する。
【0056】複数の消費者の端末1は、携帯型または据
え置き型のPC(personal computer)からなり、装置
全体を制御するCPU1X、キーボードまたはマウス等
からなる入力部1A、データを表示する表示部1B、外
部とデータの通信を行うために送信部および受信部から
なる通信部1C、各種のデータを記憶するRAM11、
配信されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部1
2、スピーカ13等を有している。
【0057】ネット税関2、コンテンツ配信業者3、配
信用コンテンツ製作業者5および金融業者8は、各々、
携帯型または据え置き型の汎用コンピュータで構成され
ており、消費者の端末1の場合と同様、装置全体を制御
するCPU2X、3X、5X、8X、キーボードまたは
マウス等からなる入力部2A、3A、5A、8A、デー
タを表示する表示部2B、3B、5B、8B、外部とデ
ータの通信を行うために送信部および受信部からなる通
信部2C、3C、5C、8C、各種のデータを記憶する
RAM250、350、550、850等を有してい
る。また、住民・法人登録機関9、付番機関10も各々
汎用コンピュータで構成されている。
【0058】消費者の端末1、ネット税関2、コンテン
ツ配信業者3、認証/課金サーバー4、コンテンツ・サ
ーバー6、金融業者8、住民・法人登録機関9および付
番機関10は、インターネット7を介して接続可能であ
り、コンテンツ配信業者3、認証/課金サーバー4、配
信用コンテンツ製作業者5、およびコンテンツ・サーバ
ー6は専用回線で接続されている。
【0059】前記消費者の端末1内のRAM11には、
図2に示すように、表示部1Aへ被データを表示させる
際に使われる表示レジスタ111が設けられているとと
もに、格納領域112〜120が設けられている。
【0060】領域112には、音楽データ、歌詞デー
タ、映像データ等の、ダウンロードした配信コンテンツ
データ、およびそのデータ量であるコンテンツ量が格納
される。領域113には、音楽データ、映像データに関
連した楽譜データや著作名等の配信コンテンツ関連デー
タが格納される。領域114には、コンテンツが配信さ
れる前にすべきデータである、当該消費者のID(納税
者番号;住民・法人登録機関9の指示により付番機関1
0が当該消費者に付与した番号)、電子メールアドレ
ス、氏名、性別、生年月日、国籍等の事前データが格納
される。領域115には、コンテンツ名称、およびその
関連データ等の配信要求に必要なデータが格納される。
領域116には、課税関連情報の通知、コンテンツ配信
元の国籍、住所等が格納される。領域117には、ネッ
ト税関からの配信許可の通知、および後述する納税の訂
正判断結果の通知が格納される。領域118には、コン
テンツ配信業者への配信注文情報が記憶される。領域1
19には、ネット税関2等への納税者(消費者)のID
等が格納され、領域120には、コンテンツ配信業者に
支払う手数料および配信送料のデータが格納され、領域
121には自己納税申告データが格納される。
【0061】ネット税関2は、汎用コンピュータからな
り、図3(A)に示すように、格納領域201〜203
を有するテーブルROM200を備えている。領域20
1には、輸入が制限されるコンテンツの種類が格納され
ている。領域202には制限年齢が格納されている。領
域203にはその準拠法が格納されている。
【0062】また、ネット税関2内のRAM250に
は、図3(B)に示すように、表示部2Bへデータを表
示させる際に使われる表示レジスタ251が設けられて
いるとともに、格納領域252〜256が設けられてい
る。
【0063】領域252には、コンテンツ配信業者のI
D(納税者番号)、氏名等が格納される。領域253に
は、消費者のID(納税者番号)、氏名等が格納され
る。領域254には、ネット税関からの配信許可の通
知、および納税の適正判断結果の通知が格納される。領
域255には、ネット税関2への納税者(消費者および
コンテンツ配信業者)のID(納税者番号)等が格納さ
れ、領域256には納税申告データが格納される。
【0064】金融業者の端末8は、汎用コンピュータか
らなり、図3(C)に示すように、格納領域851〜8
54などを有するRAM850を備えている。このRAM85
0には、表示部8bへデータを表示させる際に使われる
表示レジスタ851が設けられているとともに、格納領
域851〜854が設けられている。領域852には、
消費者およびコンテンツ配信業者のID(納税者番号)
が格納され、領域853には、決済処理データが格納さ
れ、領域854には、納税申告データが格納される。
【0065】コンテンツ配信業者の端末3は、汎用コン
ピュータからなり、図4(A)に示すように、格納領域
301〜308を有するテーブルROM30を備えてい
る。領域301には、納税先の所在国、地域、州、郡に
おけるコンテンツの取引に対する課税有無が格納されて
いる。領域302には、納税先の所在国等における配信
コンテンツに課される課税に対する税率が格納されてい
る。領域303〜305には、課税が課される場合にお
ける、その税率、課税適用の準拠法、課税適用開始の時
期・期間が格納されている。領域306には、販売が制
限されるコンテンツの種類が格納されている。領域30
7には制限年齢が格納されている。領域308にはその
準拠法が格納されている。このように、テーブルROM
300には格納領域301〜308が、対応するコンテ
ンツサーバー毎に設けられており、各コンテンツサーバ
ーから配信を行う場合の課税情報や年齢制限情報が得ら
れるようになっている。
【0066】また、コンテンツ配信業者の端末内のテー
ブルRAM350には、図4(B)に示すように、領域
351〜358が設けられている。領域351には、自
己のID(納税者番号)が格納されている。なお、ネッ
ト税関へ納税申告前に自己の氏名等の登録を申告してネ
ット税関から納税申告の際に使われる付与IDナンバー
がある場合は、その付与IDナンバーが格納される。領
域352には、配信事前データ、消費者のID(納税者
番号)とメールアドレスおよび氏名が格納される。領域
353には、配信要求に必要なデータが格納され、領域
354には課税関連情報の通知・全情報等が格納され、
領域355にはネット税関・消費者からの配信許可の通
知が格納される。領域356には、配信注文情報が格納
され、領域357には課税/マネーデータが格納される
とともに、領域358には自己納税申告データが格納さ
れる。
【0067】(1―2)第1の実施形態の動作説明 次に、以上の構成に係る本実施の形態の動作について説
明する。図5および図6は、本システムにおける一連の
相互関係図、図7は、消費者のネット処理フロー、図8
は、第一国(日本)のネット税関(ネット国税局)のネ
ット処理フロー、図9は金融業者(カード会社を含む)
のネット処理フロー、図10は、コンテンツ配信業者
(接続業者、販売サイト)のネット処理フローである。
【0068】なお、図5および図6に示した本システム
における一連の相互関係図のステップ番号と、図7〜図
10におけるフローチャートのステップ番号とは対応さ
せてある。また、下記の説明において、送信、受取、通
知等のデータ転送に関する処理は、図1をもって説明し
たインターネット7あるいは専用回線を介して行われる
ものとする。また、下記の説明においては、前記消費者
の端末1を消費者1と略称する。
【0069】(1−3)図5における要部説明 図5に示すように、住民・法人登録機関9は、付番機関
10の要請に応じて、住民データ(住民の氏名、住所等
のデータ)、法人データ(法人の名称、本拠地、登記場
所、居所等のデータ)を付番機関10に提供する(ステ
ップJ1)。付番機関10は、この住民データ、法人デ
ータを受け取る。住民データ、法人データを受け取った
付番機関10は、受け取った住民データ、法人データに
従って、消費者1(個人、個人輸入業者、法人輸入業者
を含む)に納税者番号を付与する(ステップF1)。こ
れにより、消費者1には、事前に納税者番号が付される
()。
【0070】また、コンテンツ配信業者3は、第一国
(日本)の法務局に法人登記を行うと、この法人登記に
関するデータが住民・法人登録機関9に連絡される。付
番機関10の要請に応じて、住民データ(住民の氏名、
住所等のデータ)、法人データ(法人の名称、本拠地、
登記場所、居所等のデータ)を付番機関10に提供す
る。住民データ、法人データを受け取った付番機関10
は、受け取った住民データ、法人データに従って、コン
テンツ配信業者3に納税者番号を付与する。これによ
り、コンテンツ配信業者3にも、事前に納税者番号が付
されることとなる。
【0071】(1―4)消費者のネット処理フロー(図
7) 次に、図7に示す消費者のネット処理フローについて説
明する。消費者1は、最初に自己の端末の立ち上げ処理
を行った後(ステップS1)、図13に示すコンテンツ
配信業者3のホームページKHにアクセスしてこれを閲
覧する(ステップS2)。なお、コンテンツ配信業者3
は、この消費者1からのホームページのアクセスがあれ
ば、これに対するメニュー画面を消費者1へ送信する
(図10のステップC4参照)。
【0072】このコンテンツ配信業者3のメニュー画面
は、図13に例示するように、音楽データ、書籍データ
等のコンテンツの種類、曲名A、書名A等のコンテンツ
の内容、料金毎にチェックボックスKH1〜KH5が設
けられており、このメニュー画面と同じメニュー画面が
消費者1の表示部SHの画面に表示されることとなる。
【0073】消費者1は、図13に例示するように、各
チェックボックスKH1〜KH5に対し、配信を希望す
るコンテンツについて、チェックマークを付ける。この
各チェックボックスKH1〜KH5に対し、配信を希望
するチェックマークが付された後、コンテンツ配信業者
3のホームページは、図14に例示するように、配信を
希望したコンテンツの内容およびその合計金額のデータ
ボックスKH6〜KH8、確認用のチェックボックスK
H9、KH10、個人データ入力用のボックスKH11
〜KH17等の画面に変更される。このため、変更後の
ホームページKHと同じメニュー画面は、消費者1の表
示部SHの画面にも表示される。
【0074】消費者1は、この画面に従って、コンテン
ツ配信前の必要なデータとして入力することとなる。
【0075】消費者1によりコンテンツ配信前の必要な
データが入力されると、図2に示すように、このデータ
が自己のRAM11の配信前事前データ領域114に記
憶された後、消費者1からコンテンツ配信業者3のホー
ムページKHへ「配信前の事前データ」として送信され
る。このコンテンツ配信業者3は、これを受信した後、
図4(B)に示すRAM350の領域352に記憶させ
る(ステップC6)。このあと、コンテンツ配信業者3
において、要求されたコンテンツが消費者1へ配信可能
かのチェックの判断が行なわれる(ステップC8)。
【0076】なお、配信可能か否かの判断の結果、配信
不可能であると判断された場合には、図15に例示す
る、準拠法等等が入力された配信不可能通知を消費者1
に送信する。
【0077】消費者1は、例えば、図15に例示するよ
うに、コンテンツ配信業者名・それの国名、「貴方の年
齢」として「16歳」、「貴方の住所(国籍・州)とし
て「日本」の国名を、また、コンテンツの配信が不能で
あること、それの準拠法、および、適用条項を通知する
旨の「貴方が配信を希望したコンテンツの内容は、準拠
法の「日本」法 第「29」条の規定により配信できな
いことを通知します。」とのデータを受信することとな
る。
【0078】逆に、配信可能であると判断された場合に
は、コンテンツ配信業者3から、その旨が消費者1に送
信される。このほか、コンテンツ配信業者3から、課税
関連情報の通知処理を実行するために、第一国から第二
国にコンテンツを配信する場合に第一国のネット税関2
により徴収される税金の詳細が消費者1に送信される
(図10のステップC9参照)。
【0079】すなわち、例えば、図16に示すように、
コンテンツ配信業者3のホームページ上において、配信
しようとするコンテンツの内容と料金の合計金額を示す
各ボックスKH21〜KH23が表示されるとともに、
課税の有無、課税適用の準拠法・適用条項、適用開始時
期、適用期間、コンテンツサーバーの所在地または州、
税金の種類、税率、課税の計算式、納税地、納税先名、
納税方法、納税期間、課税期間等のデータを示す各ボッ
クスKH24〜KH36が表示される。
【0080】消費者1は、これらの通知を受信すると、
自己のRAM11の領域116に記憶する一方で、コン
テンツ配信業者3から受信した課税関連情報を、図2に
示すRAM11の記憶領域116に記憶する(ステップ
S4)。これにより消費者1の表示部の画面に図16に
示した内容が表示される。
【0081】消費者1は、「配信許可」の通知を受けた
場合には、次に、ネット税関2に対する配信許可申告処
理を行う(ステップS5)。この「配信許可申告書」へ
は、図17に例示するように、ネット税関2のホームペ
ージNHに記載されたフォーマットに従って、「宛
先」、「申告者」、「コンテンツの種類」、「コンテン
ツの料金」、「コンテンツの配信業者の国名等」の各ボ
ックスNH10〜NH14に対し、ID(納税者番号)
を含む「配信許可申告書データ」を入力することにより
行う。
【0082】なお、ネット税関2は、図8に示すネット
税関の処理において詳述するが、この消費者1により入
力されたID(納税者番号)を含む「配信許可申告書デ
ータ」を受信し、RAM250に記憶した後(図8のス
テップN5参照)、テーブルROM200の領域201
〜203に予め格納されている領域202内の「年齢制
限情報」を参照して(同図のステップN6)、配信許可
可能かのチェックを行う(同図のステップN7)が、配
信不許可であると判断された場合には、その旨を消費者
1に送信する。逆に、配信許可であると判断された場合
には、図18に例示するように、前述の図17に示した
ものと同データからなるID(納税者番号)を含む「配
信許可通知書」を消費者1に送信する。
【0083】消費者1は、ネット税関2から送信されて
きた配信許可の通知データを受信してRAM11の領域
117に記憶するとともに表示する(ステップS6)。
【0084】しかる後に、消費者1は、この配信許可の
通知データとともに、コンテンツ配信要求をコンテンツ
配信業者3に送信する(ステップS7)。このコンテン
ツ配信要求は、図19に例示するように、許可されたネ
ット税関名、コンテンツの種類、コンテンツの料金等か
らなる「配信許可・配信要求の通知書」を構成するデー
タを送信することにより行う。このデータは、自己のR
AM11の領域118に「コンテンツ配信業者への配信
注文情報」として記憶される。
【0085】コンテンツ配信業者3は、この消費者1か
らの配信許可の通知データ、コンテンツ配信要求データ
の各データを受信し、RAM350に記憶するとともに
表示する(図10のステップC10)。
【0086】消費者1は、前記コンテンツ配信要求を行
ったならば、予め図14に例示したコンテンツ配信業者
3の画面に表示されている各コンテンツの「合計金額」
であるコンテンツ料金、コンテンツの配信の際に必要な
配信手数料であるサービス料金のほかに、これらのコン
テンツに関連して課せられる課税(コンテンツ自体に課
せられる消費税、売り上げ税、またはこのコンテンツの
配信の際に必要な配信手数料に対して課せられるなどの
各種の税金)に対応するマネーデータの、コンテンツ配
信業者3への支払いの代行を金融業者8へ依頼するため
の支払い代行依頼処理を行う(ステップS8)。
【0087】一方、消費者1は、前述のコンテンツの配
信処理に従ってコンテンツ配信業者3から配信されたコ
ンテンツデータ(音楽データ、歌詞データ、映像デー
タ、ゲームプログラムデータ、コンピュータソフトデー
タなどの配信コンテンツデータのほか、それに関連した
音楽の楽譜データなどの関連データを含む。)を、自己
の端末のRAM11の配信コンテンツデータ領域112
にダウンロードする(ステップS9)。この消費者1に
よる第二国からのコンテンツのダウンロードという行為
に伴って、コンテンツ配信業者3には、このダウンロー
ドされたコンテンツに課せられる課税を、消費者1の属
する第一国または地域のネット税関2に対して納税する
義務が法律的に発生することとなる。
【0088】コンテンツ配信業者3から配信されたコン
テンツデータが消費者1によりダウンロードされた際、
またはその後、コンテンツ配信業者3から消費者1に、
このダウンロードされるコンテンツのデータ量(情報
量)(例えば、データビット数)通知がなされた場合に
は、これを受信し、RAM11の領域112に記憶する。
このコンテンツのデータ量が通知されない場合は、ダウ
ンロードされたコンテンツのデータ量を自己の端末1内
のデータ量検出部(図示せず)にて検出して、この検出
されたデータ量を記憶する。これら記憶されたコンテン
ツのデータ量(例えば、データビット数)は、表示部1
Bに表示される(ステップS10)。
【0089】なお、コンテンツ配信業者3から消費者1
にコンテンツの配信に先立って、課税関連情報の通知が
行われた場合は、前述したとおり、この通知を事前に受
信、記憶、表示する(ステップS4)が、コンテンツ配
信業者3から消費者1にコンテンツの配信後に、同様な
課税関連情報の通知が行われた場合は、この通知を受信
し、図2に示すRAM11の記憶領域116に記憶す
る。記憶された課税関連情報は表示部1Bに表示され
(ステップS11)。これにより、消費者1は、ネット
税関2により徴収される税金の詳細を知ることができ
る。
【0090】消費者1は、その後、課税関連情報に従っ
て、ネット税関への納税申告処理を行う(ステップS1
2)。
【0091】ステップS12における納税申告処理は、
図20(A)に例示するように、第一国のネット税関2
におけるホームページに表示されている「宛先」、「申
告者(納税義務者)」、「コンテンツの種類・料金」、
「コンテンツのデータ量(ビット数)」、「コンテンツ
の配信業者の国名等」、「税額」を示す各ボックスへ同
図に示す「第一国 ネット税関名」「コンテンツ配信業
者3のID(納税者番号)・メールアドレス・氏名等」
の各種の必要な「納税申告書データ」を入力することに
より行う。
【0092】なお、ネット税関2は、消費者側からの
「納税申告書データ」を受信する一方で、後述するコン
テンツ配信業者3側からの「納税申告書データ」を受信
すると、消費者側・配信業者側の納税受取・徴税処理
(消費者側・配信業者側の納税申告の突き合わせによる
納税申告の適否判断を含む)を行う(ステップN1
0)。このとき、ネット税関2はステップN10の処理
により、消費者1側とコンテンツ配信業者3との双方か
ら送信された各々の納税申告データを突き合わせて(マ
ッチング)、納税の適否を判断する。納税申告が適正で
あると判断された場合は、納税完了の通知が消費者1側
に届くので、納税完了通知データを消費者1は、コンテ
ンツ配信業者3とともに受信することとなる(ステップ
S13)。
【0093】このように、ステップS12の処理によ
り、ネット税関2には予め納税者番号が付与されている
消費者1から、コンテンツ配信に伴って発生する税金が
納付されることとなる。
【0094】なお、納税申告受取処理、及び徴税処理
は、消費者1のための決済を行う金融機関が消費者1に
代行して、消費者1の名義でまたは手足の機関として、
ネット税関2に納税するようにしても良い。また、消費
者1がネット税関2に予納金を納めておき、コンテンツ
配信に伴って税金が発生する都度、その予納金から引き
落として、ネット税関2に納税するようにしても良い。
(以下、ここ、不要か?)
【0095】他方、コンテンツ配信業者3は、課税関連
情報の通知・記憶表示処理(ステップC14)に引き続
いて、表示ネット税関2への納税申告処理を行なう(ス
テップC15)。ネット税関2は、これに応じて、次
に、消費者1側およびコンテンツ配信業者3側の納税申
告受取処理、および徴税処理を行う。このとき、消費者
1側およびコンテンツ配信業者3側からの納税申告の納
税申告の突き合わせ(マッチング)による納税の適否判
断も行う(ステップN10)。このステップN10の処
理により、ネット税関2には消費者1側とコンテンツ配
信業者3との双方から、コンテンツ配信に伴って発生す
る税金が納付されることとなる。このようにして徴税が
完了したならば、ネット税関2は突き合わせによる納税
の適否を判断し、適正であると判断された場合は、納税
完了の通知の処理を実行し、納税完了通知データを消費
者1とコンテンツ配信業者3との双方に送信する(ステ
ップS10、図8のN11)。
【0096】この納税完了通知データは、図21に例示
するフォーマットからなり、「宛先(納税義務者)」、
「コンテンツの種類」、「コンテンツの料金」、「コン
テンツの配信業者の国名等」、「税額」を示す各ボック
スNH30〜NH34に、ネット税関2において入力さ
れた「納税完了通知書」のデータを送信することにより
行う。
【0097】消費者1およびコンテンツ配信業者3の双
方は、これを受信し(ステップS13、ステップC1
6)、これによりコンテンツ配信およびこれに伴う納
税、徴税が完了することとなる。
【0098】この後、ネット税関において納税申告処理
が行われるが、この処理が完了すると、ネット税関から
納税完了通知がなされるので、この通知を受信する(ス
テップS13)。
【0099】(1―5)ネット税関のネット処理フロー 次に、図8に示す第一国(日本)のネット税関のネット
処理フローについて説明する。ネット税関2は、自己の
ホームページNH(図17参照)を開設して(ステップ
N1)、コンテンツ配信先である消費者1およびコンテ
ンツ配信元であるコンテンツ配信業者3からホームペー
ジNHへのアクセスがあれば、これに応じて、当該ホー
ムページNHに対するメニュー画面を送信する(ステッ
プN2)。
【0100】ネット税関2は、コンテンツ配信業者3か
ら消費者へのコンテンツの配信に先立って「業者登録の
申告」を受け取る。この登録申告は、図11に例示する
ように、汎用コンピュータからなるコンテンツ配信業者
3の端末の表示部30の画面上に、ネット税関2のホー
ムページNHから取り込んだ「登録申請書」の書式の一
覧として表示されるので、この表示された書式に従って
行う。
【0101】コンテンツ配信業者3は、まず、宛先とし
て、「第1国(日本)のネット税関」を入力し、次に、
申告者(配信業者)として、付番機関により付与された
納税者番号であるID、メールアドレス、氏名(企業
名)等を入力するとともに、以下、コンテンツ配信業者
3の国名等を各ボックスNH1〜NH3に入力する。こ
の結果、ネット税関2は、この入力されてきたコンテン
ツ配信業者3からの「登録申告書」を構成する登録申告
書データを受け取る(ステップN3)。この登録申告書
データは、自己のRAM250の領域252に記憶され
る。
【0102】ネット税関2は、その後、所定の登録処理
を行った後、登録完了通知をコンテンツ配信業者3に送
信する(ステップN4)。
【0103】この登録完了通知は、例えば図12に例示
するフォーマットからなる「登録完了・ID発行通知
書」である。
【0104】まず、宛先(配信業者)として、コンテン
ツ配信業者3に付与されている納税者番号である「I
D」等が各ボックスNH4、NH5に入力されている。
さらに、「コンテンツの配信条件」がボックスNH6に
入力されている。このほか、付与されたID(納税者番
号)に関する注意書き等が表示されている。
【0105】コンテンツ配信業者3は、この登録完了通
知である「登録完了・ID発行通知書」を受信して受け
取る(図10のステップC3参照)。このデータは、自
己のRAM350の領域351に記憶される。
【0106】以上の処理により第一国の消費者へコンテ
ンツを配信するに先立って、第二国のコンテンツ配信業
者3が、第一国のネット税関2に予め登録する処理が完
了する。
【0107】ネット税関2は、消費者1により入力され
た「配信許可申告書データ」を受信し、RAM250に
記憶する(ステップN5)。その後は、テーブルROM
200の領域201〜203に予め格納されている年齢
制限情報等を参照して(ステップN6)、配信許可可能
かのチェックを行う(ステップN7)。
【0108】前述の場合と同様、配信不許可であると判
断された場合には、以降のステップN8〜N11の処理
を行うことなく、その旨を消費者1に送信して、図8の
フローチャートに従った処理を終了する。逆に、配信許
可であると判断された場合には、図18に例示するよう
に、前述の図17に示したものと同データからなる「配
信許可通知書」を消費者1に送信する。
【0109】なお、「配信許可申告データ」がコンテン
ツ配信業者3から送信されてきた場合には、ステップN
8の通知をコンテンツ配信業者3に対して行う。
【0110】消費者1は、ネット税関2から送信されて
きた配信許可の通知データを受信して記憶するとともに
表示する(ステップS6)。
【0111】また、ネットワークを介してコンテンツ配
信業者3から消費者1へコンテンツの配信が行われた際
は、コンテンツ配信業者3からこの配信と同時に、図1
2に示すように、コンテンツ配信業者のID、メールア
ドレス等のほかに、付番機関10にてコンテンツ配信業
者3へ付与された「納税者番号」である「12345」
がネット税関2へも通知される(ステップN9)。
【0112】このコンテンツ配信業者のメールアドレ
ス、「納税者番号」等は、図3(B)に示すように、ネ
ット税関2のRAM250の領域252、253に記憶
される。このため、ネット税関2は、第一国の消費者1
へ第二国のコンテンツ配信業者3からコンテンツがネッ
トワークを介して配信されたことを、このコンテンツ配
信業者3へ付与された「納税者番号」等を通じて把握す
ることができる。
【0113】さらに、ネット税関2は、消費者1および
コンテンツの配信業者3の双方から納税申告がなされ、
これを受信すると、次に、消費者1およびコンテンツの
配信業者3の双方からの納税申告受取処理、および徴税
処理を行う(ステップN10)。このステップN10の
処理により、ネット税関2には消費者1およびコンテン
ツ配信業者3から、コンテンツ配信に伴って発生する税
金が納付されることとなる。
【0114】このとき、ネット税関2はステップN10
の処理により、消費者1側とコンテンツ配信業者3との
双方から送信された各々の納税申告データを突き合わせ
て(マッチング)、納税の適否を判断する。したがっ
て、マッチングにより、コンテンツ配信元とコンテンツ
配信先のどちらから、申告のがれをしようとしても、発
覚し易くなり、これにより、納税申告の適正化や納税申
告の不正防止効果を発生させることができる。そして、
納税申告が適正であると判断された場合は、納税完了の
通知の処理を実行し、納税完了通知データを消費者1と
コンテンツ配信業者3との双方に送信する(ステップS
10、図8のN11)。
【0115】(1―6)金融業者のネット処理フロー
(図9) 次に、図9に示す金融業者のネット処理フローについて
説明する。金融業者8は、端末を立ち上げて(ステップ
K1)、自己のホームページを表示し(ステップK
2)、その後、前述した消費者1からの支払い代行依頼
要請に従ってコンテンツ配信業者3への決済処理を行う
(ステップK3)。
【0116】この決済処理においては、予め告知されて
いるコンテンツ配信業者3から提示されているコンテン
ツ料金、サービス料金のほか、課税金額に基づき、コン
テンツ配信業者3の口座にそれらの金額に基づく金額を
振り込むための処理を行う。そして、この決済処理が終
了したならば、消費者1およびコンテンツ配信業者3
に、入金完了通知データを送信する(ステップK4)。
【0117】なお、金融業者8は、消費者1およびコン
テンツ配信業者3からネット税関2への納税代行依頼を
受けている場合(後述する第2の実施の形態参照)に
は、付番機関10から消費者1に付与された消費者1の
納税者番号および氏名、付番機関10からコンテンツ配
信業者3に付与されたコンテンツ配信業者3の納税者番
号および社名を付けて、ネット税関2に納税申告を行う
(ステップK5)。金融業者8は、しかる後に、納税申
告に応じた金額がネット税関2により受け取られたこと
を受信した後(ステップS6)、取引の相手方(消費
者、コンテンツ配信業者)に付番機関にてそれぞれ付与
されている納税者番号を付して、消費者1およびコンテ
ンツ配信業者3に、入金完了通知データを送信する(ス
テップK7)。
【0118】(1―7)コンテンツ配信業者のネット処
理フロー(図10) 次に、図10に示すコンテンツ配信業者のネット処理フ
ローについて説明する。コンテンツ配信業者3は、図1
0において、ホームページKH(図13参照)を開設し
た後(ステップC1)、消費者1へのコンテンツの配信
に先立って、ネット税関2のホームページNHから前記
メニュー画面に取り込んだ後、該ホームページNHに従
って操作することにより、コンテンツ配信業者3として
の登録申告をネット税関2に対して送信する(ステップ
C2)。
【0119】前述したように、ネット税関2は、送信さ
れたコンテンツ配信業者3からの「登録申告書」を構成
する登録申告書データを受け取る(ステップN3)と、
所定の登録処理を行った後、図12に例示する「登録完
了・ID発行通知書」の通知をコンテンツ配信業者3に
送信する(ステップN4)。
【0120】コンテンツ配信業者3は、コンテンツ配信
業者3が設定した「ID」等のほかに、付番機関10に
より付与された「納税者番号」(この例では「1234
5」)、「コンテンツの配信条件」、付与されたID
(納税者番号)に関する注意書き等を受信する(ステッ
プC3)。このデータは、自己のRAM350の領域3
51に記憶される。
【0121】以上の処理により第一国の消費者へコンテ
ンツを配信するに先立って、第一国のネット税関2に第
二国のコンテンツ配信業者3の「納税者番号」等の登録
データが予め登録される。
【0122】コンテンツ配信業者3は、その後、消費者
1からのホームページNHへのアクセスがあれば、これ
に対するメニュー画面を消費者1へ送信する(ステップ
C4)。
【0123】消費者1は、図13に例示するように、送
信されたメニュー画面の各チェックボックスKH1〜K
H5に対し、配信を希望するコンテンツについて、チェ
ックマークを付ける。
【0124】コンテンツ配信業者3のホームページにお
いて、図14に例示するように、配信を希望したコンテ
ンツの内容およびその合計金額のデータボックスKH6
〜KH8、確認用のチェックボックスKH9、KH1
0、個人データ入力用のボックスKH11〜KH17等
に、消費者1によりコンテンツ配信前の必要なデータが
入力されると、このデータがRAM350の配信前事前
データ領域352に記憶された後、消費者1からコンテ
ンツ配信業者3のホームページKHへ「配信要求に必要
なデータ」が送信される。
【0125】このコンテンツ配信業者3は、これを受信
した後、RAM350の配信要求に必要なデータ領域3
53に記憶させる(ステップC6)。このあと、コンテ
ンツ配信業者3において、要求されたコンテンツが予め
定められている年齢制限等を参照の上、消費者1への配
信が可能かのチェックの判断が行なわれる(ステップC
8)。
【0126】コンテンツ配信業者3において、配信可能
か否かの判断の結果、配信不可能であると判断された場
合には、図15に例示する、準拠法等等が入力された配
信不可能通知等を消費者1に送信する。
【0127】すなわち、コンテンツ配信業者3は、例え
ば、図15に例示するように、コンテンツ配信業者名・
それの国名、「貴方の年齢」として「16歳」、「貴方
の住所(国籍・州)として「日本」の国名を、また、コ
ンテンツの配信が不能であること、それの準拠法、およ
び、適用条項を通知する旨の「貴方が配信を希望したコ
ンテンツの内容は、準拠法の「日本」法 第「29」条
の規定により配信できないことを通知します。」とのデ
ータを消費者1に送信する。
【0128】逆に、コンテンツ配信業者3は、配信可能
であると判断された場合には、その旨を消費者1に送信
するほかに、課税関連情報の通知処理を実行ために、第
一国から第二国にコンテンツを配信する場合に第一国の
ネット税関2により徴収される税金の詳細を消費者1に
送信する(図10のステップC9参照)。
【0129】すなわち、例えば、図16に示すように、
コンテンツ配信業者3は、配信しようとするコンテンツ
の内容と料金の合計金額を示す各ボックスKH21〜K
H23のほかに、課税の有無、課税適用の準拠法・適用
条項、適用開始時期、適用期間、コンテンツサーバーの
所在地または州、税金の種類、税率、課税の計算式、納
税地、納税先名、納税方法、納税期間、課税期間等のデ
ータを示す各ボックスKH24〜KH36の内容を送信
する。
【0130】コンテンツ配信業者3は、これらの通知、
および、課税関連情報等を図4(B)に示すRAM35
0の各記憶領域354に記憶するとともに、表示部3B
に表示する(ステップC9)。
【0131】しかる後に、消費者1は、この配信許可の
通知データとともに、コンテンツ配信要求をコンテンツ
配信業者3に送信する(ステップS7)が、コンテンツ
配信業者3は、この消費者1からの配信許可の通知デー
タ、コンテンツ配信要求データの各データを受信する
と、このデータをRAM350の領域355に記憶する
とともに表示する(図10のステップC10)。なお、
このコンテンツ配信要求は、前述したように、図19に
例示するように、許可されたネット税関名、コンテンツ
の種類、コンテンツの料金等からなる「配信許可・配信
要求の通知書」を構成するデータを送信することにより
行う。このデータは、自己のRAM350の領域356
に「コンテンツ配信業者への配信注文情報」として記憶
される。
【0132】コンテンツ配信業者3は、次に、コンテン
ツ料金、サービス料金、課税金額の決済処理に関する情
報を受信して記憶するとともに表示する(ステップC1
1)。しかる後に、コンテンツ配信業者3は、消費者1
にコンテンツ配信許可通知データを送信する一方で、そ
の後、消費者1からコンテンツの配信要求がなされる
と、これに応じて、ネットワークを介して、許可通知し
たコンテンツの配信処理を実行する(ステップC1
2)。
【0133】この配信処理では、コンテンツ配信業者3
から消費者1へのコンテンツの配信のほかに、図12に
示すように、消費者1のID(納税者番号)、メールア
ドレス等(必要に応じて、ネット税関2にてコンテンツ
配信業者3に予め付与されている付与IDナンバー)が
コンテンツ配信業者3から通知される。
【0134】このコンテンツ配信業者3のID(納税者
番号)、メールアドレス、等は、図4(B)に示すよう
に、コンテンツ配信業者3のRAM350の領域35
1、352に記憶される一方で、コンテンツ配信業者の
ID(納税者番号)、メールアドレス、等は、図3
(A)に示すように、ネット税関2のRAM250の領
域252、253に記憶される。このため、ネット税関
2は、第一国の消費者1へ第二国のコンテンツ配信業者
3からコンテンツがネットワークを介して配信されたこ
とを、このコンテンツ配信業者3へ付与された「納税者
番号」等を通じて把握することができる。
【0135】消費者1は、前述のコンテンツの配信処理
に従ってコンテンツ配信業者3から配信されたコンテン
ツを自己の端末のRAM11の配信コンテンツデータ領
域112にダウンロードする(ステップS9)。この消
費者1による第二国からのコンテンツのダウンロードの
行為に伴って、コンテンツ配信業者3には、このダウン
ロードされたコンテンツに課せられる課税を、消費者1
の属する国または地域のネット税関2に対して納税する
義務が法律的に発生することとなる。
【0136】消費者1による所望のコンテンツのダウン
ロードが完了したならば、コンテンツ配信業者3は、ホ
ームページにダウンロード完了の表示を行い(ステップ
C13)、これにより消費者1側において、画面上にダ
ウンロード完了表示がなされる。
【0137】コンテンツ配信業者3は、しかる後に、ネ
ット税関2への納税申告処理を行なうために、第一国の
消費者1がコンテンツをダウンロードしたことにより生
じた、第一国のネット税関2に納税すべき課税金額を送
金すべく送金処理を実行する(ステップC14)。
【0138】この納税申告処理は、図20に例示するよ
うに、第一国のネット税関2におけるホームページに表
示されている「宛先」、「申告者(納税義務者)」、
「コンテンツの種類」、「コンテンツの料金」、「コン
テンツの配信業者の国名等」、「税額」を示す各ボック
スへ同図に示す「第一国 ネット税関名」「コンテンツ
配信業者3のID(納税者番号)・メールアドレス・氏
名等」の各種の必要な「納税申告書データ」を入力する
ことにより行う。
【0139】なお、ネット税関2は、これを受信する
と、次に、納税申告受取処理、および徴税処理を行う
(ステップN9)。このステップN9の処理により、ネ
ット税関2には納税者番号に対応するコンテンツ配信業
者3から、コンテンツ配信に伴って発生する税金が納付
されることとなる。この納税申告受取処理、および徴税
処理は、コンテンツ配信業者3のために決済する金融機
関がコンテンツ配信業者3に代行して、コンテンツ配信
業者3の名義でまたは手足の機関として、ネット税関2
に納税するようにしても良く、また、コンテンツ配信業
者3がネット税関2に予納金を納めておき、コンテンツ
配信に伴って税金が発生する都度、その予納金から引き
落として、ネット税関2に納税するようにしても良い。
【0140】そして、このようにして徴税が完了したな
らば、ネット税関2は納税の適否を判断し、適正である
と判断された場合は、納税完了通知の処理を実行し、納
税完了通知データを消費者1とコンテンツ配信業者3と
の双方またはコンテンツ配信業者3に送信する(ステッ
プN10)ので、消費者1とともにコンテンツ配信業者
3は、これを受信し(ステップS10、ステップC1
5)、これによりコンテンツ配信およびこれに伴う納
税、徴税が完了したことを知ることとなる。
【0141】この納税完了通知データは、図21に例示
するフォーマットからなり、「宛先(納税義務者)」、
「コンテンツの種類」、「コンテンツの料金」、「コン
テンツの配信業者の国名等」、「税額」を示す各ボック
スに、ネット税関2において入力された「納税完了通知
書」のデータを送信することにより行う。
【0142】このように、第1の実施形態によれば、第
一国(例えば、「日本」)に在住する消費者1は、住民
・法人登録機関9の住民データ等に基づき、付番機関1
0から納税者番号が付与され、第二国(例えば、「米
国」)に存在するコンテンツ配信業者3は、第一国への
法人登記に伴って、住民・法人登録機関9の法人登記デ
ータ等に基づき、付番機関10から納税者番号が付与さ
れる。
【0143】その後、第一国の消費者1からのコンテン
ツの配信要求に従って、配信要求のコンテンツを消費者
1へ配信し、これにより、配信されたコンテンツを消費
者1が自己の装置1へダウンロードすると、その瞬間
に、第一国におけるネット税関2に対する第一国の消費
者1と第二国のコンテンツ配信業者3とに納税義務が課
されることとなる。
【0144】そして、これら消費者1とコンテンツ配信
業者3からネット税関2に納税申告書が送信されると、
両納税申告書が突き合わされること、つまり買い手と売
り手の情報が突き合わされることにより、ネット税関2
が取引の実体を把握しつつ、その適正さをチェックす
る。これにより、第一国のネット税関2は、第二国から
第一国へのコンテンツ配信に伴って生ずる消費税、売り
上げ税等の課税対象となった税金を、第一国の法律に従
って定められた税率、納税条件等に従って確実に徴税す
ることが可能となる。
【0145】(2)第2実施形態:図24は、本発明の
第2の実施の形態を示すものである。すなわち、前述し
た第1の実施の形態においては、第一国における金融業
者8が消費者1または第二国におけるコンテンツ配信業
者3に代わって第一国におけるネット税関2に納税を行
うようにしている。すなわち、第一国において、金融業
者8が消費者1とコンテンツ配信業者3とに、コンテン
ツ代金に関する入金完了通知データを送信した後(ステ
ップK4)、消費者1に代わる納税申告処理をネット税
関2に対して行うようにしている(ステップK5)。
【0146】これに対して、本発明の第2の実施の形態
では、第一国および第二国における金融業者8、108
が、第一国における消費者1、および、第二国における
コンテンツ配信業者3にそれぞれ代わって、第一国にお
けるネット税関2に納税を行うようにしたものである。
【0147】すなわち、第二国におけるコンテンツ配信
業者3から第一国における消費者1へダウンロードが完
了されると、その後、第一国における金融業者8は、第
一国における消費者1の代行業者として、第一国のネッ
ト税関2への納税申告のための処理を行う(ステップK
5)。また、第二国における金融業者108は、第二国
におけるコンテンツ配信業者3の代行業者として、第一
国のネット税関2への納税申告のために、納税金額を送
金すべく、ネットワークを介しての送金処理を実行する
(ステップK101)。これにより、第一国および第二
国における金融業者8による第一国のネット税関2への
ネットワークによる納税申告処理が実行されることとな
り、ネット税関2は、これを受信すると、次に、納税申
告受取処理、および徴税処理を行う(ステップN9)。
よって、ネット税関2には第一国の金融業者8と第二国
の金融業者108とから、コンテンツ配信に伴って発生
する税金が納付されることとなる。そして、このように
して納税が完了したならば、ネット税関2は納税の適否
を判断し、適正であると判断された場合は、納税完了通
知の処理を実行し、納税完了通知データを消費者1とコ
ンテンツ配信業者3との双方または、金融業者8、10
8に送信する(ステップN10)。したがって、この場
合、図21(A)(B)(C)に示すように、同一のフ
ォーマットからな納税完了通知データが、それぞれ消費
者1、コンテンツ配信業者3、金融業者8、108に送
信されることとなる。
【0148】(3)他の実施形態
【0149】A)前述した実施の形態では、コンテンツ
配信業者3は、第一国(日本)の法務局に法人登記を行
い、住民・法人登録機関9を介して、付番機関10に
て、納税者番号が付与されるようにしているが、第二国
(米国)における付番機関にて、納税者番号が付与され
るようにしても良い。このようにして、第二国(米国)
において付番機関にて付与された納税者番号に従って、
コンテンツ配信業者3が第一国の徴税機関に納税を行う
ようにしても良い。
【0150】B)また、前述した実施の形態では、消費
者1とコンテンツ配信業者3との双方がそれぞれ納税申
告に従って、コンテンツの配信、ダウンロード後に、第
一国(日本)の第一国の徴税機関に納税を行うようにし
ているが、消費者1とコンテンツ配信業者3とのうちの
一方が単独で自己の納税申告に従って、コンテンツの配
信、ダウンロード後に、第一国(日本)の第一国の徴税
機関に納税を行うようにしてもよい。
【0151】C)また、前述した実施の形態では、コン
テンツ配信業者3において、消費者1から配信要求がな
されたコンテンツについて消費者1へ配信可能かのチェ
ックの判断を行うようにしている(ステップC8)。し
かし、コンテンツ配信業者3は、このチェックの判断を
行うことなく、消費者1から配信要求がなされたコンテ
ンツを直ちに消費者1へ配信するようにしても良い。
【0152】D)また、前述した実施の形態では、ネッ
ト税関2において、消費者1により入力されたID(納
税者番号)を含む「配信許可申告書データ」を受信し、
配信許可可能かのチェックを行い、配信不許可か、配信
許可かの判断結果を消費者1に送信し、これに従って、
コンテンツ配信業者3が消費者1へのコンテンツの配信
の可否をするようにしているが、このような判断はネッ
ト税関2では行わないようにしても良い。
【0153】E)また、前述した実施の形態では、複数
の消費者の端末1は、携帯型または据え置き型のPC
(personal computer)から構成されているが、コンピ
ュータ内蔵の携帯電話、腕時計などの腕装着型電子機器
でも適用可能である。
【0154】F)また、前述した第2の実施の形態にお
いては、第一国および第二国における金融業者8、10
8が、第一国における消費者1および第二国におけるコ
ンテンツ配信業者3にそれぞれ代わって、第一国におけ
るネット税関2に納税を行うようにしているが、第一国
における金融業者8が単独で、第一国における消費者1
に代わって、第一国におけるネット税関2に納税を行う
ようにしても良く、また、第二国における金融業者10
8が単独で、第二国におけるコンテンツ配信業者3に代
わって、第一国におけるネット税関2に納税を行うよう
にしても良い。
【0155】G)また、前述した各実施の形態に係るシ
ステムにおいては、第一国(例えば日本)に、複数の消
費者の端末1、ネット税関(ネット国税局を含む)2、
金融業者8、住民・法人登録機関9、付番機関10が存
在し、第二国(例えば米国)に、複数のコンテンツ配信
業者3、認証/課金サーバー4、配信用コンテンツ製作
業者5、およびコンテンツ・サーバー6が存在する構成
としているが、同一国内における第一州(例えば、米国
におけるテキサス州)または第一の地域(欧州地域)
に、複数の消費者の端末1、ネット税関(ネット国税局
を含む)2、金融業者8、住民・法人登録機関9、付番
機関10が存在し、同一国内における第二州(例えば、
米国におけるニューヨーク州)または第一の地域(欧州
地域以外の他の地域)に、複数のコンテンツ配信業者
3、認証/課金サーバー4、配信用コンテンツ製作業者
5、およびコンテンツ・サーバー6が存在する構成とし
てもよい。
【0156】H)また、コンテンツ配信業者は、コンテ
ンツ配信先の消費者へコンテンツが配信される前または
配信された後に、課税関連情報を消費者へ通知している
が、コンテンツ配信先の消費者へコンテンツが配信され
た際に、課税関連情報を消費者へ通知しても良い。
【0157】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至6記
載の発明によれば、コンテンツ配信先の端末およびコン
テンツ配信元の端末のうちの少なくとも一方へ、コンテ
ンツが配信される前、配信された際または配信された後
に、コンテンツ配信元の端末からネットワークを介して
配信されるコンテンツに関連して課せられる課税に関す
る課税情報を通知することができる。このため、コンテ
ンツ配信先の端末にてコンテンツの配信を受ける消費
者、コンテンツ配信元の端末にてコンテンツの配信を行
う配信業者が、通知された課税情報に従って納税等を行
うことを促される課税システムを構築することができ
る。
【0158】また、請求項7乃至12記載の発明によれ
ば、コンテンツが配信されるコンテンツ配信先の端末や
コンテンツをコンテンツ配信先の端末へ配信する配信コ
ンテンツ配信元の端末から、徴税機関へ納税する自己申
告方式の納税システムを構築することができる。
【0159】また、請求項13乃至18記載の発明によ
れば、配信されたコンテンツに関連して課せられる課税
について、コンテンツ配信先およびコンテンツ配信元の
うちの少なくとも一方から納税の依頼を受けた金融業者
の端末が、徴税機関へネットワークを介して納税の処理
を行う手段を備えることから、配信されたコンテンツに
関連して課せられる課税について、コンテンツ配信先や
コンテンツ配信元から納税の依頼を受けた金融業者の端
末から、徴税機関へネットワークを介して納税を行う納
税システムが構築することができ、代行業者を利用した
自己申告方式の納税システムを構築することができる。
【0160】また、請求項19乃至24記載の発明によ
れば、コンテンツ配信元の端末から配信されたコンテン
ツに関連して課せられる課税について、納税義務者とな
る前記コンテンツ配信先の端末やコンテンツ配信元の端
末、あるいはこれらから納税の依頼を受けた者の端末
は、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた金額
で徴税機関へネットワークを介して納税の処理を行うこ
とから、配信されたコンテンツの配信データ量に応じた
金額で納税を行うことができる。したがって、コンテン
ツ配信先やコンテンツ配信元、あるいはこれらから納税
の依頼を受けた金融機関等から、配信されたコンテンツ
の配信データ量に応じた金額を徴税機関へ納税するシス
テムを構築することができる。
【0161】また、請求項25乃至28記載の発明によ
れば、徴税機関の端末は、コンテンツ配信先の端末とコ
ンテンツ配信元の端末との双方から、コンテンツ配信先
の端末へ配信されたコンテンツに関連して課せられる課
税についてなされた納税申告を突き合わせて、納税申告
の内容が適正であったか否かを判断し得ることから、マ
ッチングよって各納税申告の内容が適正であったか否か
をチェックすることができる。したがって、マッチング
により、コンテンツ配信元とコンテンツ配信先のどちら
から、申告のがれをしようとしても、発覚し易くなり、
これにより、納税申告の適正化や納税申告の不正防止効
果を発生させることができる。よって、コンテンツ配信
元やコンテンツ配信先は、適正かつ不正なく徴税機関に
納税申告することを促され、コンテンツの配信によって
生ずる課税を適正かつ不正なく徴収し得るシステムを構
築することができる。
【0162】また、請求項29乃至34記載の発明によ
れば、配信されたコンテンツに関連して課せられる課税
について納税義務者となるコンテンツ配信元やコンテン
ツ配信先、あるいはこれら納税義務者からの納税の依頼
を受けた者の端末は、納税の申告を行うにあたり、納税
申告に納税義務者の納税者番号を含めて徴税機関へネッ
トワークを介して納税申告のための処理を行い得る。し
たがって、納税機関は納税者番号に基づき、取引の実体
を把握して、納税申告の内容が適正であるか否かを確認
することができるとともに、適正でない場合には調査等
を行うことができる。これより、コンテンツの売買に関
連する納税および徴税の適正を確保し得るシステムを構
築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用したシステムの
構成図である。
【図2】消費者の端末内におけるRAMのメモリ構成図
である。
【図3】(A)はネット税関端末内のテーブルROMの
メモリ構成図、(B)はネット税関端末内におけるRA
Mのメモリ構成図、(C)は金融業者の端末内における
RAMのメモリ構成図である。
【図4】(A)はコンテンツ配信業者が有するテーブル
ROMのメモリ構成図、(B)はコンテンツ配信業者の
RAMのメモリ構成図である。
【図5】本実施の形態のシステムにおける相互関係図
(一部)である。
【図6】図5に続く相互関係図である。
【図7】消費者のネット処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】第一国(日本)のネット税関(ネット国税局)
のネット処理を示すフローチャートである。
【図9】金融業者(カード会社を含む)のネット処理フ
ローである。
【図10】コンテンツ配信業者(接続業者、販売サイ
ト)のネット処理を示すフローチャートである。
【図11】コンテンツ配信業者の登録申告時における表
示画面例を示す図である。
【図12】登録完了・ID発行通知書の表示画面例を示
す図である。
【図13】メニュー画面の表示画面例を示す図である。
【図14】配信前の事前データの表示画面例を示す図で
ある。
【図15】配信不可能通知の表示画面例を示す図であ
る。
【図16】課税関連情報の表示画面例を示す図である。
【図17】配信許可申告書の表示画面例を示す図であ
る。
【図18】配信許可通知書の表示画面例を示す図であ
る。
【図19】配信許可・配信要求通知書の表示画面例を示
す図である。
【図20】納税申告書の表示画面例を示す図である。
【図21】納税完了通知書の表示画面例を示す図であ
る。
【図22】本発明に係る第2の実施形態のシステムにお
ける相互関係図(一部)である。
【符号の説明】
1 消費者(コンテンツ配信先:端末) 2 ネット税関(徴税機関) 3 コンテンツ配信業者(コンテンツ配信元) 4 認証/課金サーバー 8 金融業者(決済機関) 11、250、350 RAM 12 コンテンツ再生部 200、300 テーブルROM

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを配信するコンテンツ配信元
    の端末と、このコンテンツ配信元の端末からコンテンツ
    が配信されるコンテンツ配信先の端末とを、ネットワー
    クを介して接続しコンテンツの配信後の処理を行うコン
    テンツ配信後処理システムにおいて、 前記コンテンツ配信元の端末は、前記コンテンツ配信先
    の端末へコンテンツが配信され前または配信された後、
    この配信されるコンテンツに関連して課せられる課税に
    関する課税情報を、前記ネットワークを介して、前記コ
    ンテンツ配信先の端末へ通知する通知手段を備えている
    ことを特徴とするコンテンツ配信後処理システム。
  2. 【請求項2】 コンテンツ配信元の端末からコンテンツ
    配信先の端末へネットワークを介してコンテンツを配信
    しコンテンツの配信後の処理を行うコンテンツ配信後処
    理方法において、 前記コンテンツ配信元の端末から前記コンテンツ配信先
    の端末へコンテンツが配信される前、配信された際また
    は配信された後、この配信されるコンテンツに関連して
    課せられる課税に関する課税情報を、前記ネットワーク
    を介して前記コンテンツ配信先の端末および前記コンテ
    ンツ配信元の端末のうちの少なくとも一方へ通知するこ
    とを特徴とするコンテンツ配信後処理方法。
  3. 【請求項3】 コンテンツ配信先の端末へネットワーク
    を介してコンテンツを配信するコンテンツ配信元の端末
    において、 前記コンテンツ配信先の端末からコンテンツの配信要求
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配
    信する際、この配信されるコンテンツに関連して課せら
    れる課税に関する課税情報を、前記ネットワークを介し
    て前記コンテンツ配信先の端末へ通知する通知手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ配信元の端
    末。
  4. 【請求項4】 コンテンツ配信先の端末からのコンテン
    ツの配信要求をネットワークを介して受信する受信処理
    と、 この受信処理により受信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信先の端末へネットワークを
    介してコンテンツを配信する配信処理と、 この配信処理により配信されるコンテンツに関連して課
    せられる課税に関する課税情報を、前記ネットワークを
    介して前記コンテンツ配信先の端末へ通知する通知処理
    と、を前記コンテンツ配信元の端末に実行させるための
    課税処理プログラムをコンピューターに読み取り可能に
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 コンテンツ配信元の端末からネットワー
    クを介してコンテンツが配信されるコンテンツ配信先の
    端末において、 前記コンテンツ配信元の端末にコンテンツの配信要求を
    送信する送信手段と、 この送信手段により送信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信元の端末からコンテンツが
    配信される際に、このコンテンツ配信に関連して課せら
    れる課税に関する課税情報を受信する受信手段と、を備
    えていることを特徴とするコンテンツ配信先の端末。
  6. 【請求項6】コンテンツ配信元の端末にコンテンツの配
    信要求をネットワークを介して送信する送信処理と、 この送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信元の端末からコンテンツが
    配信される際に、このコンテンツ配信に関連して課せら
    れる課税に関する課税情報を受信する受信処理と、を前
    記コンテンツ配信先の端末に実行させるための課税処理
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】コンテンツが配信されるコンテンツ配信先
    の端末と、このコンテンツ配信先の端末からのコンテン
    ツの配信要求に応じて、この配信要求に係るコンテンツ
    を前記コンテンツ配信先の端末へ配信する配信コンテン
    ツ配信元の端末とをネットワークを介して接続し、コン
    テンツの配信後の処理を行うコンテンツ配信後処理シス
    テムにおいて、 前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ配信元のう
    ち、少なくとも一方の端末は、前記配信されたコンテン
    ツに関連して課せられる課税について、前記ネットワー
    クを介して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理手段
    を備えていることを特徴とするコンテンツ配信後処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 コンテンツ配信先の端末からのコンテン
    ツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末からネ
    ットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを配
    信した後のコンテンツ配信後処理方法において、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて、前記ネットワークを介して、前記コンテンツ配
    信先および前記コンテンツ配信元のうちの少なくとも一
    方の端末から徴税機関へ納税の処理を行うことを特徴と
    するコンテンツ配信後処理方法。
  9. 【請求項9】 コンテンツ配信先の端末からのコンテン
    ツの配信要求に応じて、ネットワークを介して前記配信
    要求に係るコンテンツを配信するコンテンツ配信元の端
    末において、 前記配信したコンテンツに関連して課せられる課税につ
    いて、前記ネットワークを介して、徴税機関へ納税の処
    理を行う納税処理手段を備えることを特徴とするコンテ
    ンツ配信元の端末。
  10. 【請求項10】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末から
    ネットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを
    配信する配信処理と、 この配信処理により配信したコンテンツに関連して課せ
    られる課税について、前記ネットワークを介して、徴税
    機関へ納税の処理を行う納税処理と、を前記コンテンツ
    配信元の端末に実行させるための納税処理プログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 配信要求に係るコンテンツを配信する
    コンテンツ配信元の端末の端末から、ネットワークを介
    して前記コンテンツが配信される配信先の端末におい
    て、 前記コンテンツ配信元の端末の端末から配信されたコン
    テンツに関連して課せられる課税について、前記ネット
    ワークを介して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理
    手段を備えることを特徴とするコンテンツ配信先の端
    末。
  12. 【請求項12】 コンテンツ配信元の端末へネットワー
    クを介してコンテンツの配信要求を送信する送信処理
    と、 この送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に
    応じて、コンテンツ配信元の端末からネットワークを介
    して前記配信要求に係るコンテンツが配信されたコンテ
    ンツに関連して課せられる課税について、前記ネットワ
    ークを介して、徴税機関へ納税の処理を行う納税処理
    と、を前記コンテンツ配信元先の端末に実行させるため
    の納税処理プログラムを記録したことを特徴とする記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 コンテンツが配信されるコンテンツ配
    信先の端末と、このコンテンツ配信先の端末からのコン
    テンツの配信要求に応じて、この配信要求に係るコンテ
    ンツを前記コンテンツ配信先の端末へ配信する配信コン
    テンツ配信元の端末とをネットワークを介して接続し、
    コンテンツの配信後の処理を行うコンテンツ配信後処理
    システムにおいて、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて、前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ配
    信元のうちの少なくとも一方から納税の依頼を受けた金
    融業者の端末は、徴税機関へ前記ネットワークを介して
    納税の処理を行う処理手段を備えていることを特徴とす
    るコンテンツ配信後処理システム。
  14. 【請求項14】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末から
    ネットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを
    配信した後のコンテンツ配信後処理方法において、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて、前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ配
    信元のうちの少なくとも一方から納税の依頼を受けた金
    融業者の端末が、徴税機関へ前記ネットワークを介して
    納税の処理を行うことを特徴とするコンテンツ配信後処
    理方法。
  15. 【請求項15】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信先の端末へネ
    ットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配
    信元の端末において、 前記コンテンツが配信された後にこの配信されたコンテ
    ンツに関連して課せられる課税について、徴税機関へ前
    記ネットワークを介して納税の処理を行うように、金融
    業者の端末にネットワークを介して納税の依頼を送信す
    る送信手段を備えていることを特徴とするコンテンツ配
    信元の端末。
  16. 【請求項16】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信先の端末へネ
    ットワークを介してコンテンツを配信する配信処理と、 この配信処理によりコンテンツが配信された後にこの配
    信されたコンテンツに関連して課せられる課税につい
    て、徴税機関へ前記ネットワークを介して納税の処理を
    行うように、金融業者の端末にネットワークを介して納
    税の依頼を送信する送信処理と、を前記コンテンツ配信
    元の端末に実行させるための納税処理プログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末から
    ネットワークを介してコンテンツが配信されるコンテン
    ツ配信先の端末において、 前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコンテンツ
    に関連して課せられる課税について、徴税機関へ前記ネ
    ットワークを介して納税の処理を行うように、金融業者
    の端末にネットワークを介して納税の依頼を送信する送
    信手段を備えていることを特徴とするコンテンツ配信先
    の端末。
  18. 【請求項18】コンテンツ配信元の端末へネットワーク
    を介してコンテンツの配信要求を送信する送信処理と、 この送信処理により送信されたコンテンツの配信要求に
    応じて、コンテンツ配信元の端末からネットワークを介
    して前記配信要求に係るコンテンツが配信されたコンテ
    ンツに関連して課せられる課税について、徴税機関へ前
    記ネットワークを介して納税の処理を行うように、金融
    業者の端末にネットワークを介して納税の依頼を送信す
    る送信処理と、を前記コンテンツ配信先の端末に実行さ
    せるための納税処理プログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
  19. 【請求項19】 コンテンツが配信されるコンテンツ配
    信先の端末と、このコンテンツ配信先の端末からのコン
    テンツの配信要求に応じて、この配信要求に係るコンテ
    ンツを前記コンテンツ配信先の端末へ配信するコンテン
    ツ配信元の端末とをネットワークを介して接続し、コン
    テンツの配信後の処理を行うコンテンツ配信後処理シス
    テムにおいて、 前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコンテンツ
    に関連して課せられる課税について、納税義務者となる
    前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ配信元のう
    ち、少なくとも一方、またはこの納税義務者から納税の
    依頼を受けた者の端末は、前記配信されたコンテンツの
    配信データ量に応じた金額で徴税機関へ前記ネットワー
    クを介して納税の処理を行う処理手段を備えていること
    を特徴とするコンテンツ配信後処理システム。
  20. 【請求項20】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末から
    ネットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを
    配信した後のコンテンツ配信後処理方法において、 前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコンテンツ
    に関連して課せられる課税について、納税義務者となる
    前記コンテンツ配信先および前記コンテンツ配信元のう
    ち、少なくとも一方、またはこの納税義務者から納税の
    依頼を受けた者の端末から、前記配信されたコンテンツ
    の配信データ量に応じた金額で徴税機関へ前記ネットワ
    ークを介して納税の処理を行うことを特徴とするコンテ
    ンツ配信後処理方法。
  21. 【請求項21】 コンテンツ配信先の端末へネットワ
    ークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信元の
    端末において、 前記コンテンツ配信先の端末からコンテンツの配信要求
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配
    信する際、この配信されるコンテンツに関連して課せら
    れる課税の金額の算出基準となる前記コンテンツの配信
    データ量を、前記ネットワークを介して前記コンテンツ
    配信先の端末へ通知する通知手段と、を備えていること
    を特徴とするコンテンツ配信元の端末。
  22. 【請求項22】 コンテンツ配信先の端末からコンテン
    ツの配信要求をネットワークを介して受信する受信処理
    と、 この受信処理により受信されたコンテンツの配信要求に
    従って、前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配
    信する配信処理と、 この配信処理により配信されるコンテンツに関連して課
    せられる課税の金額の算出基準となる前記コンテンツの
    配信データ量を、前記ネットワークを介して前記コンテ
    ンツ配信先の端末へ通知する通知処理と、を前記コンテ
    ンツ配信元の端末に実行させるための課税処理プログラ
    ムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 コンテンツ配信元の端末からネット
    ワークを介してコンテンツが配信されるコンテンツ配信
    先の端末において、 前記コンテンツ配信元の端末にコンテンツの配信要求を
    送信する送信手段と、 この送信手段により送信したコンテンツの配信要求に従
    って、前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコン
    テンツを受信するとともに、この配信されたコンテンツ
    に関連して課せられる課税の金額の算出基準となる前記
    コンテンツの配信データ量を受信する受信手段と、を備
    えていることを特徴とするコンテンツ配信先の端末。
  24. 【請求項24】 コンテンツ配信元の端末にコンテンツ
    の配信要求をネットワークを介して送信する送信処理
    と、 この送信処理により送信したコンテンツの配信要求に従
    って、前記コンテンツ配信元の端末から配信されたコン
    テンツを受信するとともに、この配信されたコンテンツ
    に関連して課せられる課税の金額の算出基準となる前記
    コンテンツの配信データ量を受信する受信処理と、を前
    記コンテンツ配信先の端末に実行させるための納税処理
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  25. 【請求項25】 コンテンツが配信されるコンテンツ配
    信先の端末と、このコンテンツ配信先の端末からのコン
    テンツの配信要求に応じて、この配信要求に係るコンテ
    ンツを前記コンテンツ配信先の端末へ配信する配信コン
    テンツ配信元の端末と、このコンテンツ配信元の端末が
    前記コンテンツ配信先の端末へコンテンツを配信した後
    に徴税を行う徴税機関の端末とをネットワークを介して
    接続し、コンテンツの配信後の処理を行うコンテンツ配
    信後処理システムにおいて、前記徴税機関の端末は、 前記コンテンツ配信先の端末と前記コンテンツ配信元の
    端末との双方から、前記コンテンツ配信先の端末へ配信
    されたコンテンツに関連して課せられる課税について納
    税申告がなされたことを条件に、これら各納税申告を突
    き合わせて、各納税申告の内容が適正であったか否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段による判断結果を、前記ネットワークを介
    して、前記コンテンツ配信先の端末および前記コンテン
    ツ配信元の端末のうち、少なくとも一方へ通知する通知
    手段と、を備えていることを特徴とするコンテンツ配信
    後処理システム。
  26. 【請求項26】 コンテンツ配信先の端末へネットワー
    クを介してコンテンツ配信元の端末からコンテンツを配
    信しコンテンツ配信後の処理を行うコンテンツ配信後処
    理方法において、 徴税機関の端末に対し、ネットワークを介して、前記コ
    ンテンツ配信先の端末と前記コンテンツ配信元の端末と
    の双方から、前記コンテンツ配信先の端末へ配信された
    コンテンツに関連して課せられる課税について納税申告
    がなされたことを条件に、これら各納税申告を突き合わ
    せて、各納税の申告内容が適正であったか否かを判断
    し、 この判断による判断結果を、前記ネットワークを介して
    前記コンテンツ配信先の端末および前記コンテンツ配信
    元の端末のうち、少なくとも一方へ通知することを特徴
    とするコンテンツ配信後処理方法。
  27. 【請求項27】 コンテンツ配信先の端末へネットワー
    クを介してコンテンツ配信元の端末からコンテンツが配
    信された後に、前記ネットワークを介して徴税を行う徴
    税機関において、 前記コンテンツ配信先の端末と前記コンテンツ配信元の
    端末との双方から、前記コンテンツ配信先の端末へ配信
    されたコンテンツに関連して課せられる課税について各
    納税申告が前記ネットワークを介して行われた場合、こ
    の各納税申告を受け取る受取手段と、 この受取手段により受け取った各納税申告を突き合わせ
    て、各納税申告の内容が適正であったか否かを判断する
    判断手段と、 この判断手段による判断結果を前記ネットワークを介し
    て前記コンテンツ配信先の端末および前記コンテンツ配
    信元の端末のうちの少なくとも一方へ通知する通知手段
    とを備えていることを特徴とする徴税機関の端末。
  28. 【請求項28】 コンテンツ配信先の端末へネットワー
    クを介してコンテンツ配信元の端末へコンテンツが配信
    された後に、前記コンテンツ配信先の端末と前記コンテ
    ンツ配信元の端末との双方から、前記コンテンツ配信先
    の端末へ配信されたコンテンツに関連して課せられる課
    税について納税申告が前記ネットワークを介して行われ
    た場合、この納税申告を受け取る受け取り処理と、 この受取処理により納税申告を受け取ったことを条件
    に、これら各納税申告を突き合わせて、納税の申告内容
    が適正であったか否かを判断する判断処理と、 この判断手段による判断結果を前記ネットワークを介し
    て前記コンテンツ配信先の端末および前記コンテンツ配
    信元の端末のうちの少なくとも一方へ通知する通知処理
    と、を前記徴税機関の端末に実行させるための徴税処理
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  29. 【請求項29】 コンテンツが配信されるコンテンツ配
    信先の端末と、このコンテンツが配信先の端末からのコ
    ンテンツ配信要求におうじてこの配信要求に係るコンテ
    ンツを配信するコンテンツ配信元の端末とをネットワー
    クを介して接続し、コンテンツ配信後の処理を行うコン
    テンツ配信後処理システムにおいて、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて納税義務者となる前記コンテンツ配信元および前
    記コンテンツ配信先のうちの少なくとも一方、またはこ
    の納税義務者からの納税の依頼を受けた者の端末は、納
    税の申告を行うにあたり、前記納税申告に納税義務者の
    納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワークを介し
    て納税申告のための処理を行う納税申告処理手段を備え
    ることを特徴とするコンテンツ配信後処理システム。
  30. 【請求項30】 コンテンツ配信先の端末からのコンテ
    ンツの配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末から
    ネットワークを介して前記配信要求に係るコンテンツを
    配信した後のコンテンツ配信後処理方法において、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて納税の申告を行うにあたり、納税義務者となる前
    記コンテンツ配信元および前記コンテンツ配信先のうち
    の少なくとも一方、またはこの納税義務者からの納税の
    依頼を受けた者の端末から、前記納税申告に納税義務者
    の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワークを介
    して納税申告のための処理を行うことを特徴とするコン
    テンツ配信後処理方法。
  31. 【請求項31】 コンテンツ配信先からのコンテンツの
    配信要求に応じて、ネットワークを介して前記配信要求
    に係るコンテンツを配信するコンテンツ配信元の端末に
    おいて、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて納税の申告を行うにあたり、前記納税申告に自己
    の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワークを介
    して納税申告のための処理を行う納税申告処理手段を備
    えることを特徴とするコンテンツ配信元の端末。
  32. 【請求項32】 コンテンツ配信先からのコンテンツの
    配信要求に応じて、コンテンツ配信元の端末がネットワ
    ークを介して前記配信要求に係るコンテンツを配信する
    配信処理と、 この配信処理により配信されたコンテンツに関連して課
    せられる課税について納税の申告を行うにあたり、前記
    納税申告に自己の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネ
    ットワークを介して納税申告のための処理を行う納税申
    告処理と、を前記コンテンツ配信元の端末に実行させる
    ための徴税処理プログラムを記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  33. 【請求項33】 コンテンツ配信元の端末からネットワ
    ークを介してコンテンツが配信されるコンテンツ配信先
    の端末において、 前記配信されたコンテンツに関連して課せられる課税に
    ついて納税の申告を行うにあたり、前記納税申告に自己
    の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネットワークを介
    して納税申告のための処理を行う処理手段を備えること
    を特徴とするコンテンツ配信先の端末。
  34. 【請求項34】 コンテンツ配信元の端末からネットワ
    ークを介してコンテンツの配信を受信する受信処理と、 この受信処理に受信されたコンテンツに関連して課せら
    れる課税について納税の申告を行うにあたり、前記納税
    申告に自己の納税者番号を含めて徴税機関へ前記ネット
    ワークを介して納税申告のための処理を行う納税申告処
    理と、前記コンテンツ配信先の端末に実行させるための
    徴税処理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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