JP2002099419A - ソフトウエアのバージョン管理方法及びバージョン管理システム - Google Patents
ソフトウエアのバージョン管理方法及びバージョン管理システムInfo
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- JP2002099419A JP2002099419A JP2000290943A JP2000290943A JP2002099419A JP 2002099419 A JP2002099419 A JP 2002099419A JP 2000290943 A JP2000290943 A JP 2000290943A JP 2000290943 A JP2000290943 A JP 2000290943A JP 2002099419 A JP2002099419 A JP 2002099419A
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Abstract
また、開発工数を削減し開発効率の向上を図る。 【解決手段】 バージョン管理用サーバマシン110
は、バージョン管理部111により、ネットワーク13
0を介して送られてくるクライアントマシン120A,
120Bからの要求を処理し、データベース部112か
ら要求に合ったファイルを選択して、ネットワーク13
0を介してクライアントマシン120A,120Bに返
す。上記バージョン管理部111により、ネットワーク
130を介して送られてくる管理者Cのクライアントマ
シン120Cからの張り替え要求を処理し、データベー
ス部112にある「保証ラベル」の張り替えを行う。
Description
て開発される大規模なソフトウエアのバージョン管理方
法及びバージョン管理システムに関するものである。
る大規模なソフトウエアの開発システムでは、ソフトウ
エアの開発履歴を残し、開発の過程でバージョンアップ
されていくソースモジュールの各バージョンのソースモ
ジュールの供給管理を行うために、ソースモジュールの
バージョン管理が行われている。
は、複数開発者によって開発される大規模なプログラム
を構成するソースモジュールのバージョン管理システム
が記載されている。このバージョン管理システムでは、
ソースモジュールのバージョン管理ファイル全体を管理
し、各バージョン管理ファイルのシンボル情報、特録履
歴をサーチして、最新登録情報、最新供給情報の一覧表
を作成する機能を有するサーバマシンにネットワークを
介して接続されたクライアントマシンからソースモジュ
ールの登録や取得を行うようにしている。
公報には、ソフトウエアを部品化し、複数のソフトウエ
ア部品が協同して動作するシステムのソフトウエア部品
のバージョンアップ方法が記載されている。このバージ
ョンアップ方法では、ソフトウエア部品に識別子とバー
ジョン情報をつけてロードし、複数のソフトウエア部品
の組合せテーブルにどのバージョンを使用したかを記録
するようにしている。
でバージョンアップされていくソースモジュールには、
テスト済みの保証されたバージョンと、テスト前の最新
のバージョンが存在するが、従来のバージョンに管理シ
ステムでは、開発者からはどのバージョンが保証されて
いるのかわからないという不都合があった。バージョン
ラベルを保証ラベルとして使用する場合、開発担当者毎
に参照の設定を変更する必要があり、設定ミスのおそれ
があり、品質が保証できなかった。
の問題点に鑑み、品質の良いソフトウエアの開発を可能
にし、また、開発工数を削減し開発効率の向上を図るこ
とができるソフトウエアのバージョン管理方法及びバー
ジョン管理システムを提供することにある。
アのバージョン管理方法は、データベースに各バージョ
ンのファイルを格納するとともに、テストが行われたバ
ージョンに対して保証ラベルを付加し、開発者クライア
ントマシンからの保証ラベルを参照したバージョン要求
を処理し、要求に合ったバージョンのファイルを選択し
て開発者クライアントマシンに返し、また、管理者クラ
イアントマシンからの張り替え要求を処理し、上記デー
タベース上にある保証ラベルの張り替えを行うことを特
徴とする。
ョン管理システムは、バージョン管理用サーバマシンと
各開発者クライアントマシンと管理者クライアントマシ
ンをネットワークにより接続してなり、バージョン管理
用サーバマシンは、バージョン管理部とバージョン管理
されたファイルを格納したデータベース部を備え、上記
バージョン管理部により、上記ネットワークを介して送
られてくる上記開発者クライアントマシンからの要求を
処理し、要求内容を判断して、上記データベース部から
要求に合ったファイルを選択して上記ネットワークを介
して開発者クライアントマシンに返し、また、上記バー
ジョン管理部により、上記ネットワークを介して送られ
てくる上記管理者クライアントマシンからの張り替え要
求を処理し、上記データベース部にある保証ラベルの張
り替えを行い、上記開発者クライアントマシンは、開発
者によるバージョン参照の設定に基づいて、バージョン
管理部により、ネットワークを介してバージョン管理用
サーバマシンへ要求を行い、参照設定の内容に沿ったフ
ァイルを取得し、上記管理者クライアントマシンは、バ
ージョン管理部により、管理者からの要求を処理し、上
記バージョン管理用サーバマシンに対してネットワーク
を介して保証ラベルの張り替えの要求を行うことを特徴
とする。
て図面を参照して詳細に説明する。
バージョン管理システム100に適用される。
ージョン管理用サーバマシン110と開発者A,Bの各
クライアントマシン120A,120Bと管理者Cのク
ライアントマシン120Cをネットワーク130により
接続してなる。
クライアントからの要求に対して、要求内容を判断して
処理するものであって、汎用OS(Windows N
T(登録商標)など)上で動作するバージョン管理ソフ
トウエアにより実現されるバージョン管理部111とバ
ージョン管理されたファイルを格納したデータベース部
112を備えている。データベース部112には、バー
ジョン管理されたファイル全てが格納されている。
て、上記バージョン管理用サーバマシン110は、次の
2つの機能を有する。
トマシン120A,120Bからの要求に対する処理機
能であって、バージョン管理部111により、ネットワ
ーク130を介して送られてくるクライアントマシン1
20A,120Bからの要求を処理し、要求内容を判断
して、データベース部112から要求に合ったファイル
を選択して、ネットワーク130を介してクライアント
マシン120A,120Bに返す。すなわち、上記バー
ジョン管理用サーバマシン110は、この第1の機能に
より、開発者クライアントマシン120A,120Bか
らの要求に対して、指定されたバージョンのファイルを
クライアントマシン120A,120Bに提供する。
シン120Cからの要求に対する処理機能であって、バ
ージョン管理部111により、ネットワーク130を介
して送られてくる管理者Cのクライアントマシン120
Cからの張り替え要求を処理し、データベース部112
にある「保証ラベル」の張り替えを行う。すなわち、上
記バージョン管理用サーバマシン110は、この第2の
機能により、管理者Cのクライアントマシン120Cか
らの要求に対して、「保証ラベル」の張り替えを行う。
120A,120Bは、バージョン管理用サーバマシン
110へ要求を行う開発者A,Bが操作するものであっ
て、汎用OS(Windows NTなど)上で動作するバージョ
ン管理ソフトウエアにより実現されるバージョン管理部
121A,121Bを備える。
て、開発者A,Bのクライアントマシン120A,12
0Bは、開発者A,Bからのバージョン参照の設定をバ
ージョン管理部121A,121Bに対して行い、バー
ジョン管理部121A,121Bにより、開発者A,B
からの参照要求があった時点でネットワーク130を介
してバージョン管理用サーバマシン110へ要求を行
い、開発者A,Bが設定時に行った参照設定の内容に沿
ったファイルの取得を行う。
20Cは、バージョン管理用サーバマシン110へ要求
を行う管理者Cが操作するものであって、汎用OS(Wi
ndows NTなど)上で動作するバージョン管理ソフトウエ
アにより実現されるバージョン管理部121Cを備え
る。
て、管理者Cのクライアントマシン120Cは、バージ
ョン管理部120Cにより、管理者Cからの要求を処理
し、上記バージョン管理用サーバマシン110に対して
ネットワーク130を介して「保証ラベル」の張り替え
の要求を行う。
て、開発者A,Bは、バージョン管理されたソフトウエ
アのファイルを参照する者である。ここでは、バージョ
ン管理部121A,121Bの設定の中で「保証ラベ
ル」でファイルを参照する設定を行っているものとす
る。また、管理者Cは、テストを行い、テストが終了し
た最新のファイルに対して「保証ラベル」の張り替えを
行う者である。ここでは、「保証ラベル」は事前に作成
され、古いバージョンに既に付加されているものとす
る。
100における開発者からの参照要求の処理について図
2及び図3を参照して説明する。
イルに対して変更を加える場合、ブランチ(バージョン
の分岐)を使って開発を行う。この種の作業では、メイ
ンブランチでのテストの前に、開発者の修正内容を他の
開発者へ参照させるために、メインブランチへのマージ
(分岐したバージョンの組合せ)を行い、修正内容を他
の開発者が参照できるようにしなければならない。バー
ジョンは、ファイルに変更を行うたび、又は、マージを
行うたびに増えていく。
号を示す。バージョンの指定はブランチとバージョン番
号を組み合わせて行われる。また、ここでは、保証ラベ
ルを「LABEL1」とする。
て、開発者Aは、図3のフローチャートに示す手順に従
った処理により、テストが終了し保証された「LABE
L1」のバージョンのファイルを取得することができ
る。
ン120Aを操作して、図2に示したテストで保証され
たバージョンを参照するため、テストが終了し保証され
た「LABEL1」のバージョンを参照したいという
要求をコマンドで実行する。これにより開発者Aのクラ
イアントマシン120Aは、バージョン管理部121A
によりネットワーク130を介してバージョン管理用サ
ーバマシン110へ要求を行う(ステップS1)。
バージョン管理部111により、ネットワーク130を
介して送られてきたクライアントマシン120Aからの
要求を処理する(ステップS2)。
10のバージョン管理部111は、クライアントマシン
120Aからの要求内容を判断して、データベース部1
12から要求に合った「LABEL1」のバージョン
のファイルを抽出する(ステップS3)。
10のバージョン管理部111は、データベース部11
2から抽出した「LABEL1」のバージョンのファ
イルをネットワーク130を介してクライアントマシン
120Aに送る(ステップS3)。
1」のバージョンのファイルを取得して参照する(ス
テップS4)。
正した開発者Aブランチのバージョンをメインブラン
チのバージョンへマージした場合、保証ラベルがなけ
れば、他の開発者はメインブランチの最終バージョン
(メインブランチのバージョン)を参照することにな
る。しかし、保証ラベルをメインブランチのバージョン
へ付加することにより、他の開発者はメインブランチ
のバージョンを参照することが可能となる。
における管理者Cからのラベル張り替え要求の処理につ
いて図5及び図6を参照して説明する。
て、管理者Cは、例えば上述の図2に示したバージョン
管理状態でメインブランチのバージョンでテストを行
い、テストが正常に終了した段階で、図5に示すように
保証ラベルをメインブランチのバージョンからバージ
ョンにスライドさせることにより再利用する。このよ
うに保証ラベルの再利用を行うことにより、開発者A,
Bのクライアントマシン120A,120Bの設定変更
を必要とすることなく、常に保証ラベルを参照すること
が可能となり、また、クライアントマシン120A,1
20Bの設定変更を必要としないので、開発工数を削減
し開発効率を向上させることができる。
て、保証ラベルを再利用するための処理は、図6のフロ
ーチャートに示す手順に従った実行される。
テストで動作が保証された最新バージョン(ここではメ
インブランチのバージョン)を開発者が参照できるよ
うにするために、クライアントマシン120Cを操作し
て、保証ラベル「LABEL1」の張り替え要求をコマ
ンドで実行する。これにより管理者Cのクライアントマ
シン120Cは、バージョン管理部121Cによりネッ
トワーク130を介してバージョン管理用サーバマシン
110へ張り替え要求を行う(ステップS11)。
バージョン管理部111により、ネットワーク130を
介して送られてきたクライアントマシン120Cからの
張り替え要求を処理する(ステップS12)。
10のバージョン管理部111は、クライアントマシン
120Cからの要求内容を判断して、データベース部1
12の保証ラベル「LABEL1」をメインブランチの
バージョンからバージョンに移動させる(ステップ
S13)。
100では、各開発者A,Bがテストで保証されたバー
ジョンを常に参照することができ、各開発者A,Bが保
証されたバージョンを常に参照してソフトウエアの開発
を進めることにより、品質の良いソフトウエアの開発を
することができる。また、テスト毎に保証ラベルを付け
直して再利用することにより、開発者A,Bのクライア
ントマシン120A,120Bの設定変更を必要とする
ことなく、常に保証ラベルを参照することが可能とな
り、また、クライアントマシン120A,120Bの設
定変更を必要としないので、開発工数を削減し開発効率
を向上させることができる。
者がテストで保証されたバージョンを常に参照すること
ができる。したがって、各開発者が保証されたバージョ
ンを常に参照してソフトウエアの開発を進めることによ
り、品質の良いソフトウエアの開発をすることができ
る。また、テスト毎に保証ラベルを付け直して再利用す
ることにより、各開発者のクライアントマシンの設定変
更を必要とすることなく、常に保証ラベルを参照するこ
とが可能となり、また、クライアントマシンの設定変更
を必要としないので、開発工数を削減し開発効率を向上
させることができる。
成を示すブロック構成図である。
ルを用いたバージョン管理状態の1例を模式的に示す図
である。
れたバージョンのファイルを開発者が取得するための処
理手順を示すフローチャートである。
式的示す図である。
ルを再利用したバージョン管理状態の1例を模式的に示
す図である。
示すフローチャートである。
管理用サーバマシン、111 バージョン管理部、11
2 データベース部、120A,120B,120C
クライアントマシン、121A,121B,121C
バージョン管理部
Claims (3)
- 【請求項1】 データベースに各バージョンのファイル
を格納するとともに、テストが行われたバージョンに対
して保証ラベルを付加し、 開発者クライアントマシンからの保証ラベルを参照した
バージョン要求を処理し、要求に合ったバージョンのフ
ァイルを選択して開発者クライアントマシンに返し、 また、管理者クライアントマシンからの張り替え要求を
処理し、上記データベース上にある保証ラベルの張り替
えを行うことを特徴とするソフトウエアのバージョン管
理方法。 - 【請求項2】 テスト毎に保証ラベルを付け直すことを
特徴とする請求項1記載のソフトウエアのバージョン管
理方法。 - 【請求項3】 バージョン管理用サーバマシンと各開発
者クライアントマシンと管理者クライアントマシンをネ
ットワークにより接続してなり、 バージョン管理用サーバマシンは、バージョン管理部と
バージョン管理されたファイルを格納したデータベース
部を備え、上記バージョン管理部により、上記ネットワ
ークを介して送られてくる上記開発者クライアントマシ
ンからの要求を処理し、要求内容を判断して、上記デー
タベース部から要求に合ったファイルを選択して上記ネ
ットワークを介して開発者クライアントマシンに返し、
また、上記バージョン管理部により、上記ネットワーク
を介して送られてくる上記管理者クライアントマシンか
らの張り替え要求を処理し、上記データベース部にある
保証ラベルの張り替えを行い、 上記開発者クライアントマシンは、開発者によるバージ
ョン参照の設定に基づいて、バージョン管理部により、
ネットワークを介してバージョン管理用サーバマシンへ
要求を行い、参照設定の内容に沿ったファイルを取得
し、 上記管理者クライアントマシンは、バージョン管理部に
より、管理者からの要求を処理し、上記バージョン管理
用サーバマシンに対してネットワークを介して保証ラベ
ルの張り替えの要求を行うことを特徴とするバージョン
管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290943A JP2002099419A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ソフトウエアのバージョン管理方法及びバージョン管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290943A JP2002099419A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ソフトウエアのバージョン管理方法及びバージョン管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002099419A true JP2002099419A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18774099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000290943A Pending JP2002099419A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ソフトウエアのバージョン管理方法及びバージョン管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002099419A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9646030B2 (en) | 2013-03-28 | 2017-05-09 | Fujitsu Limited | Computer-readable medium storing program and version control method |
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-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000290943A patent/JP2002099419A/ja active Pending
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