JP2002099205A - 学習支援システム、学習支援方法、記録媒体及びサーバ - Google Patents
学習支援システム、学習支援方法、記録媒体及びサーバInfo
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Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 学習者に自己暗示を促すことで、集中力を向
上させ、学習の効率を上げ、学習者の性格に応じて学習
法を設定することで、学習の意欲を向上させ、学習を継
続させることができる学習支援システム、学習支援方法
及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 学習者に自己暗示をかける。また、学習
者に心理テストを行うことで社会的外向性の度合を判断
し、その度合に基づき学習法を設定する。さらにまた、
現在行われている学習に対する学習者の感覚を調査し、
学習者の学習意欲を調査し、それらの調査結果のうち、
少なくとも1つの調査結果に基づき、現在行われている
学習法を変更する。
上させ、学習の効率を上げ、学習者の性格に応じて学習
法を設定することで、学習の意欲を向上させ、学習を継
続させることができる学習支援システム、学習支援方法
及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 学習者に自己暗示をかける。また、学習
者に心理テストを行うことで社会的外向性の度合を判断
し、その度合に基づき学習法を設定する。さらにまた、
現在行われている学習に対する学習者の感覚を調査し、
学習者の学習意欲を調査し、それらの調査結果のうち、
少なくとも1つの調査結果に基づき、現在行われている
学習法を変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いて、効果的かつ学習者の性格に合った学習法を提供す
る学習支援システム、学習支援方法及び記録媒体に関す
るものである。
いて、効果的かつ学習者の性格に合った学習法を提供す
る学習支援システム、学習支援方法及び記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、学習法においては、学習の効
率を上げ、学習を持続させることが重要である。また、
特に外国語学習においては、文法を重視した訳読法(グ
ラマティカルアプローチ)またはそれに代替するような
方法しかない現在、これまでにない高効率な学習法が熱
望されている。さらに、外国語学習においては、安藤寿
康「遺伝する知的能力と教育環境」(日経サイエンス8
月号、1996)や「遺伝要因が教授・学習過程に及ぼ
す諸効果」(教育心理学研究、44巻)で示されている
ように、人行動遺伝学における研究により、学習者の性
格、所謂社会的外向性と個々人に適した学習法には相関
があることが分かっている。
率を上げ、学習を持続させることが重要である。また、
特に外国語学習においては、文法を重視した訳読法(グ
ラマティカルアプローチ)またはそれに代替するような
方法しかない現在、これまでにない高効率な学習法が熱
望されている。さらに、外国語学習においては、安藤寿
康「遺伝する知的能力と教育環境」(日経サイエンス8
月号、1996)や「遺伝要因が教授・学習過程に及ぼ
す諸効果」(教育心理学研究、44巻)で示されている
ように、人行動遺伝学における研究により、学習者の性
格、所謂社会的外向性と個々人に適した学習法には相関
があることが分かっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
学習法の多くは、学習者の性質(性格)とは無関係に提
供されており、特に学習者の性質を考慮して学習法を任
意に変えられるようなシステムは無い。従って学習を持
続することができず、途中で投げ出すということが後を
断たなかった。また、学習の効率を上げるような効果的
な学習法も特に存在しないため、学習者は極めて効率の
悪い学習を強いられている。
学習法の多くは、学習者の性質(性格)とは無関係に提
供されており、特に学習者の性質を考慮して学習法を任
意に変えられるようなシステムは無い。従って学習を持
続することができず、途中で投げ出すということが後を
断たなかった。また、学習の効率を上げるような効果的
な学習法も特に存在しないため、学習者は極めて効率の
悪い学習を強いられている。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、集中力を向上させるために学習者に自己暗
示を促し、さらに学習の意欲を向上させるために学習者
の性格に応じて学習法を変えていくことで、学習の効率
を上げ、学習を継続させることが可能な学習支援システ
ム、学習支援方法及び記録媒体を提供することを目的と
している。
ものであり、集中力を向上させるために学習者に自己暗
示を促し、さらに学習の意欲を向上させるために学習者
の性格に応じて学習法を変えていくことで、学習の効率
を上げ、学習を継続させることが可能な学習支援システ
ム、学習支援方法及び記録媒体を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、学習者に学習効率を高める
自己暗示をかける自己暗示手段を備えたことを特徴とす
る。
ため、本発明は、コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、学習者に学習効率を高める
自己暗示をかける自己暗示手段を備えたことを特徴とす
る。
【0006】このような構成により、学習者は集中力を
高めることができ、学習の効率が高まる。
高めることができ、学習の効率が高まる。
【0007】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記自己暗示手段は、学習者を催眠状態にする催
眠手段と、前記催眠状態となった学習者を覚醒させる解
催眠手段とを備えたことを特徴とする。
いて、前記自己暗示手段は、学習者を催眠状態にする催
眠手段と、前記催眠状態となった学習者を覚醒させる解
催眠手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成により、学習者は自己暗示
をかけるに適した催眠状態となるとともに、催眠状態を
覚醒させることで学習するに適した精神状態へスムーズ
に移行することが可能となる。
をかけるに適した催眠状態となるとともに、催眠状態を
覚醒させることで学習するに適した精神状態へスムーズ
に移行することが可能となる。
【0009】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠手段は、学習者にリラクゼーション体操
を行うよう指示する第1指示手段を備えたことを特徴と
する。
いて、前記催眠手段は、学習者にリラクゼーション体操
を行うよう指示する第1指示手段を備えたことを特徴と
する。
【0010】このような構成により、学習者はリラック
スした状態となり、自己暗示にかかりやすくなる。
スした状態となり、自己暗示にかかりやすくなる。
【0011】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記第1指示手段は、ディスプレイにリラクゼー
ション体操の映像を表示することを特徴とする。
いて、前記第1指示手段は、ディスプレイにリラクゼー
ション体操の映像を表示することを特徴とする。
【0012】このような構成により、学習者は、リラク
ゼーション体操を視覚的に把握することで、容易にリラ
クゼーション体操を行うことができ、充分にリラックス
することが可能となる。
ゼーション体操を視覚的に把握することで、容易にリラ
クゼーション体操を行うことができ、充分にリラックス
することが可能となる。
【0013】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠手段は、ディスプレイの中央に点を表示
し、学習者に凝視閉眼を促す第2指示手段を備えたこと
を特徴とする。
いて、前記催眠手段は、ディスプレイの中央に点を表示
し、学習者に凝視閉眼を促す第2指示手段を備えたこと
を特徴とする。
【0014】このような構成により、学習者は容易に催
眠状態となり、自己暗示にかかりやすくなる。
眠状態となり、自己暗示にかかりやすくなる。
【0015】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記自己暗示手段は、前記催眠手段により学習者
が催眠状態になったか否かを判断する催眠判断手段と、
前記催眠判断手段の判断結果に基づいて所定の処理を行
う処理手段とを備えたことを特徴とする。
いて、前記自己暗示手段は、前記催眠手段により学習者
が催眠状態になったか否かを判断する催眠判断手段と、
前記催眠判断手段の判断結果に基づいて所定の処理を行
う処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】このような構成により、催眠状態になった
か否かを判断することができ、判断の結果に基づいて、
自己暗示に必要な処理を行うことが可能となる。
か否かを判断することができ、判断の結果に基づいて、
自己暗示に必要な処理を行うことが可能となる。
【0017】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記処理手段は、学習者がリラックスするように
暗示をかけるリラクゼーション暗示手段を備えたことを
特徴とする。
いて、前記処理手段は、学習者がリラックスするように
暗示をかけるリラクゼーション暗示手段を備えたことを
特徴とする。
【0018】このような構成により、学習者をよりリラ
ックスさせることができ、自己暗示に効果的であるとと
もに、学習者の集中力を高める。
ックスさせることができ、自己暗示に効果的であるとと
もに、学習者の集中力を高める。
【0019】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記処理手段は、学習者が自身の能力に自信をも
つよう暗示をかける有能感暗示手段を備えたことを特徴
とする。
いて、前記処理手段は、学習者が自身の能力に自信をも
つよう暗示をかける有能感暗示手段を備えたことを特徴
とする。
【0020】このような構成により、学習者は自身の能
力に自信をもつことができるようになり、学習するに効
果的な精神状態に移行することができる。
力に自信をもつことができるようになり、学習するに効
果的な精神状態に移行することができる。
【0021】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にあると
判断した場合には、前記処理手段による処理を行い、前
記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にないと判断した
場合には、再度、前記催眠手段による処理を行うことを
特徴とする。
いて、前記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にあると
判断した場合には、前記処理手段による処理を行い、前
記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にないと判断した
場合には、再度、前記催眠手段による処理を行うことを
特徴とする。
【0022】このような構成により、学習者が催眠状態
に移行していなかった場合に、催眠状態となるように再
度催眠処理を繰り返すことができ、充分に自己暗示をか
けることが可能となる。
に移行していなかった場合に、催眠状態となるように再
度催眠処理を繰り返すことができ、充分に自己暗示をか
けることが可能となる。
【0023】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠判断手段は、ビデオカメラで学習者を観
察し、観察結果に基づいて学習者が催眠状態になったか
否かを判断することを特徴とする。
いて、前記催眠判断手段は、ビデオカメラで学習者を観
察し、観察結果に基づいて学習者が催眠状態になったか
否かを判断することを特徴とする。
【0024】このようにビデオカメラで観察することに
より、学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断す
ることが可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
より、学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断す
ることが可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
【0025】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠判断手段は、学習者の指先に取付けられ
た温度センサを備え、該温度センサから得られる指先の
温度に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判断
することを特徴とする。
いて、前記催眠判断手段は、学習者の指先に取付けられ
た温度センサを備え、該温度センサから得られる指先の
温度に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判断
することを特徴とする。
【0026】このように指先の温度を計測することよ
り、学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断する
ことが可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
り、学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断する
ことが可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
【0027】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠判断手段は、学習者の心拍数を検出する
心拍数検出手段を備え、前記心拍数検出手段により検出
された心拍数に基づいて学習者が催眠状態になったか否
かを判断することを特徴とする。
いて、前記催眠判断手段は、学習者の心拍数を検出する
心拍数検出手段を備え、前記心拍数検出手段により検出
された心拍数に基づいて学習者が催眠状態になったか否
かを判断することを特徴とする。
【0028】このように心拍数を検出することにより、
学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断すること
が可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
学習者が催眠状態となったか否かを正確に判断すること
が可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
【0029】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記催眠判断手段は、学習者の血圧を検出する血
圧検出手段を備え、前記血圧検出手段により検出された
血圧に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判断
することを特徴とする。
いて、前記催眠判断手段は、学習者の血圧を検出する血
圧検出手段を備え、前記血圧検出手段により検出された
血圧に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判断
することを特徴とする。
【0030】このように血圧を検出することにより、学
習者が催眠状態となったか否かを正確に判断することが
可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
習者が催眠状態となったか否かを正確に判断することが
可能となり、判断ミスを防ぐことができる。
【0031】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者に心
理テストを行うテスト手段と、前記テスト手段の結果に
基づき、社会的外向性の度合を判断する外向性判断手段
と、前記外向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定
する学習法設定手段とを備えたことを特徴とする。
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者に心
理テストを行うテスト手段と、前記テスト手段の結果に
基づき、社会的外向性の度合を判断する外向性判断手段
と、前記外向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定
する学習法設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0032】このような構成により、学習者の性格に合
わせて学習の方法を設定することができるため、学習者
の興味を持続させ、学習を継続させることが容易とな
る。
わせて学習の方法を設定することができるため、学習者
の興味を持続させ、学習を継続させることが容易とな
る。
【0033】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記学習法設定手段は、外国語学習における文法
及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話
を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を
設定することを特徴とする。
いて、前記学習法設定手段は、外国語学習における文法
及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話
を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を
設定することを特徴とする。
【0034】このような構成により、外国語学習におけ
るグラマティカルアプローチとコミュニカティブアプロ
ーチの学習比率を学習者の性格に合わせることができ、
個々の学習者に適した、効果的な学習法を実現させるこ
とが可能となる。
るグラマティカルアプローチとコミュニカティブアプロ
ーチの学習比率を学習者の性格に合わせることができ、
個々の学習者に適した、効果的な学習法を実現させるこ
とが可能となる。
【0035】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援システムにおいて、現在行われ
ている学習に対する学習者の感覚を調べる対学習感調査
手段と、前記対学習感調査手段の調査結果に基づき、現
在行われている学習法を変更する学習法変更手段とを備
えたことを特徴とする。
学習を支援する学習支援システムにおいて、現在行われ
ている学習に対する学習者の感覚を調べる対学習感調査
手段と、前記対学習感調査手段の調査結果に基づき、現
在行われている学習法を変更する学習法変更手段とを備
えたことを特徴とする。
【0036】このような構成により、学習に対する学習
者の感覚に基づいて、学習法を変更することができ、常
に学習者にとって最適な学習法を実現することが可能と
なる。
者の感覚に基づいて、学習法を変更することができ、常
に学習者にとって最適な学習法を実現することが可能と
なる。
【0037】なお、本発明の実施の形態において、学習
者の感覚とは、学習対象に対する意欲、学習の理解度、
有能感、及び学習に対する情緒的意欲を意味する。
者の感覚とは、学習対象に対する意欲、学習の理解度、
有能感、及び学習に対する情緒的意欲を意味する。
【0038】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者の学
習意欲を調べる学習意欲調査手段と、前記学習意欲調査
手段の調査結果に基づき、現在行われている学習法を変
更する学習法変更手段とを備えたことを特徴とする。
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者の学
習意欲を調べる学習意欲調査手段と、前記学習意欲調査
手段の調査結果に基づき、現在行われている学習法を変
更する学習法変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0039】このような構成により、学習者が意欲をも
って学習しているかを調査でき、調査結果に基づいて、
学習法を変更することで、常に学習者が意欲を持って学
習できるような学習法を実現することが可能となり、ひ
いては学習者が学習を持続することができる。
って学習しているかを調査でき、調査結果に基づいて、
学習法を変更することで、常に学習者が意欲を持って学
習できるような学習法を実現することが可能となり、ひ
いては学習者が学習を持続することができる。
【0040】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記学習法変更手段は、外国語学習における文法
及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話
を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を
変更することを特徴とする。
いて、前記学習法変更手段は、外国語学習における文法
及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話
を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を
変更することを特徴とする。
【0041】このように外国語学習において、グラマテ
ィカルアプローチとコミュニカティブアプローチの学習
比率を変更することにより、常に学習法を学習者の性格
に合うようにすることができ、学習者がより興味をもっ
て学習に取り組むことが可能となり、ひいては学習を持
続させることができる。
ィカルアプローチとコミュニカティブアプローチの学習
比率を変更することにより、常に学習法を学習者の性格
に合うようにすることができ、学習者がより興味をもっ
て学習に取り組むことが可能となり、ひいては学習を持
続させることができる。
【0042】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者に自
己暗示をかける自己暗示手段と、学習者に心理テストを
行うテスト手段と、前記テスト手段の結果に基づき、社
会的外向性の度合を判断する外向性判断手段と、前記外
向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定する学習法
設定手段と、現在行われている学習に対する学習者の感
覚を調べる対学習感調査手段と、学習者の学習意欲を調
べる学習意欲調査手段と、前記対学習感調査手段もしく
は前記学習意欲調査手段の少なくとも1つの調査結果に
基づき、現在行われている学習法を変更する学習法変更
手段と備えたことを特徴とする。
学習を支援する学習支援システムにおいて、学習者に自
己暗示をかける自己暗示手段と、学習者に心理テストを
行うテスト手段と、前記テスト手段の結果に基づき、社
会的外向性の度合を判断する外向性判断手段と、前記外
向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定する学習法
設定手段と、現在行われている学習に対する学習者の感
覚を調べる対学習感調査手段と、学習者の学習意欲を調
べる学習意欲調査手段と、前記対学習感調査手段もしく
は前記学習意欲調査手段の少なくとも1つの調査結果に
基づき、現在行われている学習法を変更する学習法変更
手段と備えたことを特徴とする。
【0043】このような構成により、学習者は、自己暗
示をかけて集中力を向上させることができ、さらに、学
習者の性格に基づいて学習法を設定し、また、意欲を調
査することで、学習法を見直すことができるため、より
学習者の興味をひく学習法を実現することができ、さら
には、学習効率を高め、学習を持続させることができ
る。
示をかけて集中力を向上させることができ、さらに、学
習者の性格に基づいて学習法を設定し、また、意欲を調
査することで、学習法を見直すことができるため、より
学習者の興味をひく学習法を実現することができ、さら
には、学習効率を高め、学習を持続させることができ
る。
【0044】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援方法において、学習者が自己暗
示をかけるために、学習者を催眠状態にする催眠ステッ
プと、学習者が催眠状態になったか否かを判断する催眠
判断ステップと、前記判断の結果に基づいて自己暗示の
ための所定の処理を行う処理ステップと、前記催眠状態
となった学習者を覚醒させる解催眠ステップとを備えた
ことを特徴とする。
学習を支援する学習支援方法において、学習者が自己暗
示をかけるために、学習者を催眠状態にする催眠ステッ
プと、学習者が催眠状態になったか否かを判断する催眠
判断ステップと、前記判断の結果に基づいて自己暗示の
ための所定の処理を行う処理ステップと、前記催眠状態
となった学習者を覚醒させる解催眠ステップとを備えた
ことを特徴とする。
【0045】このような方法により、学習の際に、催眠
状態となった後に自己暗示をかけ、最終的に催眠状態を
覚醒させることで学習するに適した精神状態へスムーズ
に移行することができ、集中力を高められるとともに、
学習効率が向上する。
状態となった後に自己暗示をかけ、最終的に催眠状態を
覚醒させることで学習するに適した精神状態へスムーズ
に移行することができ、集中力を高められるとともに、
学習効率が向上する。
【0046】また、本発明に係る学習支援方法におい
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にあると判断した場合に、学習者がリラッ
クスするように暗示をかけるリラクゼーション暗示ステ
ップを含むことを特徴とする。
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にあると判断した場合に、学習者がリラッ
クスするように暗示をかけるリラクゼーション暗示ステ
ップを含むことを特徴とする。
【0047】このような方法により、学習者をよりリラ
ックスさせることができ、自己暗示に効果的であるとと
もに、集中力を高めることになる。
ックスさせることができ、自己暗示に効果的であるとと
もに、集中力を高めることになる。
【0048】また、本発明に係る学習支援方法におい
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にあると判断した場合に、学習者が自身の
能力に自信をもつよう暗示をかける有能感暗示ステップ
を含むことを特徴とする。
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にあると判断した場合に、学習者が自身の
能力に自信をもつよう暗示をかける有能感暗示ステップ
を含むことを特徴とする。
【0049】このような方法により、学習者は自身の能
力に自信をもつことができるようになり、学習するに効
果的な精神状態に移行することができる。
力に自信をもつことができるようになり、学習するに効
果的な精神状態に移行することができる。
【0050】また、本発明に係る学習支援方法におい
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にないと判断した場合に、再度、学習者を
催眠状態にする催眠ステップを含むことを特徴とする。
て、前記処理ステップは、前記催眠判断ステップで学習
者が催眠状態にないと判断した場合に、再度、学習者を
催眠状態にする催眠ステップを含むことを特徴とする。
【0051】このような方法により、学習者が催眠状態
に移行していなかった場合に、催眠状態となるように再
度催眠処理を繰り返すことができ、充分に自己暗示をか
けることが可能となる。
に移行していなかった場合に、催眠状態となるように再
度催眠処理を繰り返すことができ、充分に自己暗示をか
けることが可能となる。
【0052】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援方法において、学習者に心理テ
ストを行うテストステップと、前記テストの結果に基づ
き、社会的外向性の度合を判断する外向性判断ステップ
と、前記外向性判断の結果に基づき、学習法を設定する
学習法設定ステップと備えたことを特徴とする。
学習を支援する学習支援方法において、学習者に心理テ
ストを行うテストステップと、前記テストの結果に基づ
き、社会的外向性の度合を判断する外向性判断ステップ
と、前記外向性判断の結果に基づき、学習法を設定する
学習法設定ステップと備えたことを特徴とする。
【0053】このような方法により、学習者の性格に合
わせて学習の方法を設定することができるため、学習者
の興味を持続させ、学習が継続するような学習法で学習
することができる。
わせて学習の方法を設定することができるため、学習者
の興味を持続させ、学習が継続するような学習法で学習
することができる。
【0054】また、本発明に係る学習支援方法におい
て、前記学習法設定ステップは、外国語学習における文
法及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会
話を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率
を設定することを特徴とする。
て、前記学習法設定ステップは、外国語学習における文
法及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会
話を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率
を設定することを特徴とする。
【0055】このような方法により、外国語学習におけ
るグラマティカルアプローチとコミュニカティブアプロ
ーチの比率を学習者の性格に合わせることができ、各々
の学習者に適した、効果の大きな学習法を実現させるこ
とが可能となる。
るグラマティカルアプローチとコミュニカティブアプロ
ーチの比率を学習者の性格に合わせることができ、各々
の学習者に適した、効果の大きな学習法を実現させるこ
とが可能となる。
【0056】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援方法において、学習のN回目か
らN+M回目まで、現在行われている学習に対する学習
者の感覚を調べる対学習感調査ステップと、前記対学習
感調査の調査結果に基づき、現在行われている学習法が
学習者に適しているか否かを判断する学習法判断ステッ
プと、前記学習法判断の結果、適していないと判断した
場合は、学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステッ
プと、前記学習意欲調査の調査結果に基づき、現在行わ
れている学習法を変更する学習法変更ステップとを備え
ることを特徴とする。
学習を支援する学習支援方法において、学習のN回目か
らN+M回目まで、現在行われている学習に対する学習
者の感覚を調べる対学習感調査ステップと、前記対学習
感調査の調査結果に基づき、現在行われている学習法が
学習者に適しているか否かを判断する学習法判断ステッ
プと、前記学習法判断の結果、適していないと判断した
場合は、学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステッ
プと、前記学習意欲調査の調査結果に基づき、現在行わ
れている学習法を変更する学習法変更ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0057】このような方法により、学習初回以降でも
学習法が学習者に適しているか否かを判断でき、判断の
結果に基づいて、効果的に学習するに必要な処理を行う
ことが可能となる。さらに、学習者の意欲を調査するこ
とで、学習法を見直すことができるため、より学習者の
興味をひく学習法にすることができ、さらには、学習を
持続させることが可能となる。
学習法が学習者に適しているか否かを判断でき、判断の
結果に基づいて、効果的に学習するに必要な処理を行う
ことが可能となる。さらに、学習者の意欲を調査するこ
とで、学習法を見直すことができるため、より学習者の
興味をひく学習法にすることができ、さらには、学習を
持続させることが可能となる。
【0058】さらに、本発明は、コンピュータを用いて
学習を支援する学習支援方法において、所定の学習回数
以降は、学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステッ
プと、前記学習意欲調査の調査結果で意欲がないと判断
された場合、現在行われている学習法を変更する学習法
変更ステップとを備え、前記学習意欲調査の調査結果で
意欲があると判断された場合、現在行われている学習法
を変更しないことを特徴とする。
学習を支援する学習支援方法において、所定の学習回数
以降は、学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステッ
プと、前記学習意欲調査の調査結果で意欲がないと判断
された場合、現在行われている学習法を変更する学習法
変更ステップとを備え、前記学習意欲調査の調査結果で
意欲があると判断された場合、現在行われている学習法
を変更しないことを特徴とする。
【0059】このような方法により、学習者が意欲をも
って学習しているかを調査し、調査結果に基づいて、学
習法を変更することで、常に学習者が意欲を持って学習
できるような学習法を実現することが可能となり、さら
には学習を持続させることができる。
って学習しているかを調査し、調査結果に基づいて、学
習法を変更することで、常に学習者が意欲を持って学習
できるような学習法を実現することが可能となり、さら
には学習を持続させることができる。
【0060】また、本発明に係る学習支援方法におい
て、前記学習法変更ステップは、外国語学習における文
法及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会
話を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率
を変更することを特徴とする。
て、前記学習法変更ステップは、外国語学習における文
法及び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会
話を主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率
を変更することを特徴とする。
【0061】このように外国語学習において、グラマテ
ィカルアプローチとコミュニカティブアプローチの学習
比率を変更することにより、常に学習法を学習者の性格
に合うようにすることができ、学習者がより興味をもっ
て学習に取り組むことが可能となり、学習を持続させる
ことができる。
ィカルアプローチとコミュニカティブアプローチの学習
比率を変更することにより、常に学習法を学習者の性格
に合うようにすることができ、学習者がより興味をもっ
て学習に取り組むことが可能となり、学習を持続させる
ことができる。
【0062】さらに、本発明は、本発明に係る学習支援
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0063】このような記録媒体により、効率的で持続
が容易な学習法で学習することが可能となる。
が容易な学習法で学習することが可能となる。
【0064】さらに、本発明は、電気通信回線とコンピ
ュータを用いて学習支援を行う学習支援システムにおい
て、学習者用コンピュータと、前記学習者用コンピュー
タに電気通信回線を介して接続され、前記学習者用コン
ピュータに本発明に係る学習支援方法を実行させるため
のサーバとを備えたことを特徴とする。
ュータを用いて学習支援を行う学習支援システムにおい
て、学習者用コンピュータと、前記学習者用コンピュー
タに電気通信回線を介して接続され、前記学習者用コン
ピュータに本発明に係る学習支援方法を実行させるため
のサーバとを備えたことを特徴とする。
【0065】このような構成により、効率的かつ持続可
能な学習法を実現させるに必要なデータをサーバから学
習者用コンピュータに伝送することができる。
能な学習法を実現させるに必要なデータをサーバから学
習者用コンピュータに伝送することができる。
【0066】また、本発明に係る学習支援システムにお
いて、前記学習者用コンピュータはネットワークを介し
て複数設けられ、これら学習者用コンピュータを使用す
る各学習者の学習に関する情報交換が直接ネットワーク
を介して、又は前記サーバを介して行われることを特徴
とする。
いて、前記学習者用コンピュータはネットワークを介し
て複数設けられ、これら学習者用コンピュータを使用す
る各学習者の学習に関する情報交換が直接ネットワーク
を介して、又は前記サーバを介して行われることを特徴
とする。
【0067】このような構成により、システムを使用す
る学習者同士がネットワークを介して通信し、学習に関
する情報を交換することで、さらに効果的な学習を実施
することができる。
る学習者同士がネットワークを介して通信し、学習に関
する情報を交換することで、さらに効果的な学習を実施
することができる。
【0068】さらに、本発明は、電気通信回線とコンピ
ュータを用いて学習支援を行う学習支援システムにおい
て使用されるサーバであって、学習者用コンピュータに
電気通信回線を介して接続され、前記学習者用コンピュ
ータに学習方法を実行させることを特徴とするサーバを
提供するものである。
ュータを用いて学習支援を行う学習支援システムにおい
て使用されるサーバであって、学習者用コンピュータに
電気通信回線を介して接続され、前記学習者用コンピュ
ータに学習方法を実行させることを特徴とするサーバを
提供するものである。
【0069】このようなサーバにより、効率的かつ持続
可能な学習法を実現させるに必要なデータをサーバから
学習者用コンピュータに送信することができる。
可能な学習法を実現させるに必要なデータをサーバから
学習者用コンピュータに送信することができる。
【0070】
【発明の実施の形態】以下、図1から図6を用いて、本
発明の一実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の
形態は、外国語学習における学習支援システムの一例で
あり、外国語学習を支援するための各種データ及びプロ
グラムを蓄積するサーバからインターネットを介して学
習者用コンピュータへ伝送し、学習者に最適かつ効率的
な学習法を提供するシステムとなっている。
発明の一実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の
形態は、外国語学習における学習支援システムの一例で
あり、外国語学習を支援するための各種データ及びプロ
グラムを蓄積するサーバからインターネットを介して学
習者用コンピュータへ伝送し、学習者に最適かつ効率的
な学習法を提供するシステムとなっている。
【0071】図1は、本実施の形態における学習支援シ
ステムを実現するためのハードウェア及びソフトウェア
構成の概略を示した図である。学習支援システムに用い
られるサーバ1は、CPU2を備え、学習支援に必要な
プログラム群3及び各種データベースを制御する。プロ
グラム群3には、自己暗示をかけるための自己暗示ルー
チン4、心理テストを実施し、学習法を決定するための
心理テストルーチン5、学習者の学習に対する感覚を調
査するための対学習言語感調査ルーチン6、学習者の学
習意欲を調査するための学習意欲調査ルーチン7が含ま
れる。
ステムを実現するためのハードウェア及びソフトウェア
構成の概略を示した図である。学習支援システムに用い
られるサーバ1は、CPU2を備え、学習支援に必要な
プログラム群3及び各種データベースを制御する。プロ
グラム群3には、自己暗示をかけるための自己暗示ルー
チン4、心理テストを実施し、学習法を決定するための
心理テストルーチン5、学習者の学習に対する感覚を調
査するための対学習言語感調査ルーチン6、学習者の学
習意欲を調査するための学習意欲調査ルーチン7が含ま
れる。
【0072】また、各種データベースには、自己暗示や
リラクゼーションのデータを記憶した自己暗示/リラク
ゼーション指導方法データベース8、心理テストのため
のデータを記憶した心理テスト/判断データベース9、
文法を主体とするグラマティカルアプローチ学習法、所
謂訳読法を実現するためのデータを記憶した訳読指導法
データベース10、会話を主体とするコミュニカティブ
アプローチ学習法を実現するためのデータを記憶したコ
ミュニカティブ指導法データベース11、学習や意欲に
関するアンケートを行い、判断するための対学習言語感
・意欲アンケート/判断データベース12があり、上述
したプログラム群3を実行するために使用される。な
お、各種データベースは、サーバ1の外部にあって、ネ
ットワークを介して提供されるものであってもよく、図
示するような形態に限るものではない。
リラクゼーションのデータを記憶した自己暗示/リラク
ゼーション指導方法データベース8、心理テストのため
のデータを記憶した心理テスト/判断データベース9、
文法を主体とするグラマティカルアプローチ学習法、所
謂訳読法を実現するためのデータを記憶した訳読指導法
データベース10、会話を主体とするコミュニカティブ
アプローチ学習法を実現するためのデータを記憶したコ
ミュニカティブ指導法データベース11、学習や意欲に
関するアンケートを行い、判断するための対学習言語感
・意欲アンケート/判断データベース12があり、上述
したプログラム群3を実行するために使用される。な
お、各種データベースは、サーバ1の外部にあって、ネ
ットワークを介して提供されるものであってもよく、図
示するような形態に限るものではない。
【0073】また、学習者13が使用する学習者用コン
ピュータ14は、CPU15を備え、ディスプレイ1
6、キーボード17を制御している。さらに、CPU1
5はサーバ1からの学習に必要なデータをインターネッ
ト18を介して受信する。さらにまた、学習者を観察す
るためのビデオカメラ19が学習者用コンピュータ14
に接続され、その観察データはインターネット18を介
してサーバ1に伝送される。
ピュータ14は、CPU15を備え、ディスプレイ1
6、キーボード17を制御している。さらに、CPU1
5はサーバ1からの学習に必要なデータをインターネッ
ト18を介して受信する。さらにまた、学習者を観察す
るためのビデオカメラ19が学習者用コンピュータ14
に接続され、その観察データはインターネット18を介
してサーバ1に伝送される。
【0074】さらに、学習者用コンピュータ14、2
0、21は、インターネット18を介して接続され、相
互に情報交換できるようになっている。
0、21は、インターネット18を介して接続され、相
互に情報交換できるようになっている。
【0075】次に、図2から図6のフローチャートを用
いて、本システムの動作を詳細に説明する。図2は、学
習支援システム全体の処理フローを示している。まず、
サーバ1側で学習回数(N)をカウントするために、N
の初期値を0とする(S101)。学習が開始されると
(S102)、Nに1を加算する(S103)。以降
は、学習毎にNに1を加算していく。
いて、本システムの動作を詳細に説明する。図2は、学
習支援システム全体の処理フローを示している。まず、
サーバ1側で学習回数(N)をカウントするために、N
の初期値を0とする(S101)。学習が開始されると
(S102)、Nに1を加算する(S103)。以降
は、学習毎にNに1を加算していく。
【0076】学習回数(N)が1の場合(S104、
1)、CPU2は学習が初回であると判断し、学習初回
の処理を実行する。まず、学習者13が自己暗示をかけ
るよう指導する自己暗示ルーチン4を自己暗示/リラク
ゼーション指導方法データベース8のデータを使用しつ
つ実行する(S105)。自己暗示ルーチン4の詳細な
処理フローを図3に示す。
1)、CPU2は学習が初回であると判断し、学習初回
の処理を実行する。まず、学習者13が自己暗示をかけ
るよう指導する自己暗示ルーチン4を自己暗示/リラク
ゼーション指導方法データベース8のデータを使用しつ
つ実行する(S105)。自己暗示ルーチン4の詳細な
処理フローを図3に示す。
【0077】自己暗示ルーチン4が開始されると、音声
により学習者13に対してリラクゼーション体操をする
よう指示があり、同時にディスプレイ16に人がリラク
ゼーション体操をしているところの映像が表示される
(S130)。なお、音声により、例えば以下のように
指示する。
により学習者13に対してリラクゼーション体操をする
よう指示があり、同時にディスプレイ16に人がリラク
ゼーション体操をしているところの映像が表示される
(S130)。なお、音声により、例えば以下のように
指示する。
【0078】 1 椅子に深く腰掛けます。背もたれからは背中を離し
ます。 2 つま先は肩幅くらいに開いて、床にぺったりとつく
ようにします。 3 両手はダランと下に垂らします。 4 その姿勢で、両肩を力一杯上に上げ、すとんと下ろ
します。これを3回行いましょう。 5 首をゆっくり回します。右に3回、左に3回行いま
しょう。この時、口をぽかーんとあけるくらい力を抜き
ます。
ます。 2 つま先は肩幅くらいに開いて、床にぺったりとつく
ようにします。 3 両手はダランと下に垂らします。 4 その姿勢で、両肩を力一杯上に上げ、すとんと下ろ
します。これを3回行いましょう。 5 首をゆっくり回します。右に3回、左に3回行いま
しょう。この時、口をぽかーんとあけるくらい力を抜き
ます。
【0079】次に、凝視閉眼法による類催眠の処理に入
る(S131)。凝視閉眼法とは、一点を見つめること
により目を閉じていき、催眠状態に入る方法である。音
声により学習者13に対して凝視閉眼法を実行をするよ
う指示があり、同時にディスプレイ16に丸い点が表示
される。丸い点は、目立つ色、例えば赤が望ましい。ま
た、点の大きさは適当だが、直径が数cmが望ましい。
なお、音声により、例えば以下のように指示する。
る(S131)。凝視閉眼法とは、一点を見つめること
により目を閉じていき、催眠状態に入る方法である。音
声により学習者13に対して凝視閉眼法を実行をするよ
う指示があり、同時にディスプレイ16に丸い点が表示
される。丸い点は、目立つ色、例えば赤が望ましい。ま
た、点の大きさは適当だが、直径が数cmが望ましい。
なお、音声により、例えば以下のように指示する。
【0080】 1 椅子に深く腰掛けて、背もたれからは背中を離しま
す。 2 ディスプレーの中央に丸い点が出てきます。この点
をじっと見つめて、目を離さないようにします。 3 じっーと見つめていると、目が閉じてしまいます
よ。 4 この点の形が変わったり、色が変わったり、にじん
で見えたり、かすんで見えたりしてもかまいません。あ
るがままに、見つめていましょう。(ゆっくりいう。) 5 まぶたがおもーいー。(数秒の間隔)まぶたがおも
ーいー。 (数秒の間隔)目が閉じてしまいそーだー。
(数秒の間隔)目がパチパチしてきた。 6 ほーら、目が閉じてしまった。
す。 2 ディスプレーの中央に丸い点が出てきます。この点
をじっと見つめて、目を離さないようにします。 3 じっーと見つめていると、目が閉じてしまいます
よ。 4 この点の形が変わったり、色が変わったり、にじん
で見えたり、かすんで見えたりしてもかまいません。あ
るがままに、見つめていましょう。(ゆっくりいう。) 5 まぶたがおもーいー。(数秒の間隔)まぶたがおも
ーいー。 (数秒の間隔)目が閉じてしまいそーだー。
(数秒の間隔)目がパチパチしてきた。 6 ほーら、目が閉じてしまった。
【0081】この学習者13が催眠状態に入ったか否か
は、ビデオカメラ19で学習者13を観察することによ
って判断される。ビデオカメラ19で撮影された学習者
13の映像は、インターネットを介してサーバ1に送信
され、サーバ1が画像処理の技術を援用して学習者の瞼
が閉じたことを確認する。閉じていない場合には、“目
を閉じましょう”と音声により学習者に告げ、さらにビ
デオカメラ19で瞼が閉じたことを確認する。
は、ビデオカメラ19で学習者13を観察することによ
って判断される。ビデオカメラ19で撮影された学習者
13の映像は、インターネットを介してサーバ1に送信
され、サーバ1が画像処理の技術を援用して学習者の瞼
が閉じたことを確認する。閉じていない場合には、“目
を閉じましょう”と音声により学習者に告げ、さらにビ
デオカメラ19で瞼が閉じたことを確認する。
【0082】しかしながら、ここで学習者13が瞼を閉
じなかった場合、催眠状態に入っていないと判断し(S
132、no)、再度リラクゼーション体操(S13
3)、凝視閉眼法による類催眠の処理(S131)を行
う。本処理は、学習者が催眠状態に入ったと判断される
まで、繰り返し行われる。
じなかった場合、催眠状態に入っていないと判断し(S
132、no)、再度リラクゼーション体操(S13
3)、凝視閉眼法による類催眠の処理(S131)を行
う。本処理は、学習者が催眠状態に入ったと判断される
まで、繰り返し行われる。
【0083】なお、学習者13のモニタリングは、ビデ
オカメラによる観察でなくとも、指先の温度を測定する
方法でもよい。リラックスした状態では、血流が末梢ま
で流れるようになり、皮膚温が上昇することから、学習
者13の指先にセンサを取り付け、リラクゼーション前
の温度との差を測定し、その差が飽和(それ以上、上昇
しない状態)したところで催眠状態に入ったと判断す
る。
オカメラによる観察でなくとも、指先の温度を測定する
方法でもよい。リラックスした状態では、血流が末梢ま
で流れるようになり、皮膚温が上昇することから、学習
者13の指先にセンサを取り付け、リラクゼーション前
の温度との差を測定し、その差が飽和(それ以上、上昇
しない状態)したところで催眠状態に入ったと判断す
る。
【0084】また、心拍数を測定する方法でもよい。リ
ラックスすると、心拍数が低下することから、学習者1
3に心拍数を測定するための機器を取り付け、上述と同
様、低下量が飽和したところで、催眠状態に入ったと判
断する。
ラックスすると、心拍数が低下することから、学習者1
3に心拍数を測定するための機器を取り付け、上述と同
様、低下量が飽和したところで、催眠状態に入ったと判
断する。
【0085】さらにまた、血圧を測定する方法でもよ
い。リラックスすると、末梢血管の拡張に伴い、血圧が
低下することから、学習者13に血圧を測定するための
機器を取り付け、これを用いて催眠状態に入ったか否か
を判断する。
い。リラックスすると、末梢血管の拡張に伴い、血圧が
低下することから、学習者13に血圧を測定するための
機器を取り付け、これを用いて催眠状態に入ったか否か
を判断する。
【0086】ビデオカメラによる観察において、学習者
13が瞼を閉じた場合、催眠状態に入ったと判断し(S
132、yes)、リラクゼーション暗示の処理が実行
される(S134)。リラクゼーション暗示とは、学習
者13がリラックスするように暗示をかける処理であ
る。本処理では、例えば以下のように音声が出力され
る。
13が瞼を閉じた場合、催眠状態に入ったと判断し(S
132、yes)、リラクゼーション暗示の処理が実行
される(S134)。リラクゼーション暗示とは、学習
者13がリラックスするように暗示をかける処理であ
る。本処理では、例えば以下のように音声が出力され
る。
【0087】「今あなたは、砂浜にいます。海はおだや
かで、水面は太陽の光がキラキラ照り返しています。時
折、海どりのかん高い声が聞こえてきました。ちょっと
海に入ってみましょう。早春の海はちょっと冷たいけれ
ど、とても気持ちがいいです。遠くに大きな船が浮かん
でいます。さあ、思いっきり深呼吸して、潮の香りを味
わってみましょう。」「とってもいい気持ちだー。」
「ゆったりとした気持ちだー。」
かで、水面は太陽の光がキラキラ照り返しています。時
折、海どりのかん高い声が聞こえてきました。ちょっと
海に入ってみましょう。早春の海はちょっと冷たいけれ
ど、とても気持ちがいいです。遠くに大きな船が浮かん
でいます。さあ、思いっきり深呼吸して、潮の香りを味
わってみましょう。」「とってもいい気持ちだー。」
「ゆったりとした気持ちだー。」
【0088】次に、有能感暗示の処理が実行される(S
135)。有能感暗示とは、学習者が自身の能力に自信
をもつよう暗示をかける処理である。本処理では、例え
ば以下のように音声が出力される。
135)。有能感暗示とは、学習者が自身の能力に自信
をもつよう暗示をかける処理である。本処理では、例え
ば以下のように音声が出力される。
【0089】 1 私は、〜語がうまく話せるー。(ゆっくりと)(5
秒間隔で3回くり返し) 2 うまく話せるー。(5秒間隔で3回くり返し) 3 話せるー。(5秒間隔で3回くり返し) 4 るー。 (5秒間隔で3回くり返し)
秒間隔で3回くり返し) 2 うまく話せるー。(5秒間隔で3回くり返し) 3 話せるー。(5秒間隔で3回くり返し) 4 るー。 (5秒間隔で3回くり返し)
【0090】次に、解催眠の処理が実行される(S13
6)。解催眠とは、催眠状態に入っている学習者13を
覚醒させる処理である。本処理では、例えば以下のよう
に音声が出力される。
6)。解催眠とは、催眠状態に入っている学習者13を
覚醒させる処理である。本処理では、例えば以下のよう
に音声が出力される。
【0091】 1 両手を前に突き出して、こぶしをぎゅっと握ってパ
ッと離します。これを3回行います。 2 次ぎに、前に突き出した両手を、こんどは胸のとこ
ろまで引いて、一気に前に突き出します。これを3回行
います。 3 ゆっくり目をあけます。
ッと離します。これを3回行います。 2 次ぎに、前に突き出した両手を、こんどは胸のとこ
ろまで引いて、一気に前に突き出します。これを3回行
います。 3 ゆっくり目をあけます。
【0092】以上のように自己暗示の処理を実行するこ
とにより、学習者13はリラックスした状態となり、か
つ自信を持って学習に望むことが可能となる。よって、
学習の効率も高まる。自己暗示は、毎回学習の際に、最
初に実行される。
とにより、学習者13はリラックスした状態となり、か
つ自信を持って学習に望むことが可能となる。よって、
学習の効率も高まる。自己暗示は、毎回学習の際に、最
初に実行される。
【0093】自己暗示ルーチン(S105)が実行され
た後、心理テストルーチン5(S106)の段階に入
る。心理テストルーチン5は、心理テスト/判断データ
ベース9のデータを使用しつつ実行する。心理テストル
ーチン5の詳細な処理フローを図4に示す。
た後、心理テストルーチン5(S106)の段階に入
る。心理テストルーチン5は、心理テスト/判断データ
ベース9のデータを使用しつつ実行する。心理テストル
ーチン5の詳細な処理フローを図4に示す。
【0094】まず、学習者13に対して心理テストを行
うが、本発明においては、Yatabe・Guilfo
rd Personality Inventory
(Y・G性格テスト)を利用する(S140)。実施の
要領は、ディスプレイに質問項目を表示するようにして
もよいし、音声によって質問するような形式でもよい。
学習者13はキーボード17から回答を入力し、サーバ
1は回答を集計、分析して、学習者13の社会的外向性
の点において、性格を段階的に分類する。
うが、本発明においては、Yatabe・Guilfo
rd Personality Inventory
(Y・G性格テスト)を利用する(S140)。実施の
要領は、ディスプレイに質問項目を表示するようにして
もよいし、音声によって質問するような形式でもよい。
学習者13はキーボード17から回答を入力し、サーバ
1は回答を集計、分析して、学習者13の社会的外向性
の点において、性格を段階的に分類する。
【0095】なお、Y・Gテストは、12項目(抑うつ
性、活動性、気分の変化、のんきさ、劣等感、思考的外
向性、神経質、支配性、主観性、社会的外向性、非協調
性、攻撃性)の“大”、“小”を測定する心理テストで
あるため、多種の質問が混在している。本実施の形態で
は“社会的外向”の項目だけを対象としているが、上述
の事情により、そこだけに関連する質問を抜き出すこと
は困難であるため、Y・G性格テストをそのまま実施し
て、“社会的外向”の項目のみに注目して評価を行うこ
とにする。
性、活動性、気分の変化、のんきさ、劣等感、思考的外
向性、神経質、支配性、主観性、社会的外向性、非協調
性、攻撃性)の“大”、“小”を測定する心理テストで
あるため、多種の質問が混在している。本実施の形態で
は“社会的外向”の項目だけを対象としているが、上述
の事情により、そこだけに関連する質問を抜き出すこと
は困難であるため、Y・G性格テストをそのまま実施し
て、“社会的外向”の項目のみに注目して評価を行うこ
とにする。
【0096】本テストでは、それぞれの項目の“大/
小”が0〜100%で表されるので、これを以下のよう
にして6段階分けすることにする。 0−5% : 第1段階 6−30 : 第2段階 31−50 : 第3段階 51−69 : 第4段階 70−94 : 第5段階 95−100: 第6段階 第1段階から第6段階まで、社会的外向性の度合が段階
的に大きくなる。
小”が0〜100%で表されるので、これを以下のよう
にして6段階分けすることにする。 0−5% : 第1段階 6−30 : 第2段階 31−50 : 第3段階 51−69 : 第4段階 70−94 : 第5段階 95−100: 第6段階 第1段階から第6段階まで、社会的外向性の度合が段階
的に大きくなる。
【0097】サーバ1は、テスト結果から上記段階に分
類し(S141)、各段階に対応して、文法及び翻訳を
主体とする訳読法、所謂グラマティカルアプローチ(以
下、GA)と会話を主体とするコミュニカティブアプロ
ーチ(以下、CA)の学習比率を決定する(S14
2)。具体的には、学習時間の比率を決定する処理であ
り、図示されるように、第1段階の学習者の場合には、
社会的外向性が特に低いため、GAとCAの学習比率を
5:0とし、社会的外向性の高い第6段階の学習者の場
合には、GAとCAの学習比率を0:5となるように
し、段階を追って、CAの比率を高め、GAの比率を低
めるようにしていく。サーバ1は、こうして決定した学
習時間をディスプレイ16に表示し、学習者13に提示
する。
類し(S141)、各段階に対応して、文法及び翻訳を
主体とする訳読法、所謂グラマティカルアプローチ(以
下、GA)と会話を主体とするコミュニカティブアプロ
ーチ(以下、CA)の学習比率を決定する(S14
2)。具体的には、学習時間の比率を決定する処理であ
り、図示されるように、第1段階の学習者の場合には、
社会的外向性が特に低いため、GAとCAの学習比率を
5:0とし、社会的外向性の高い第6段階の学習者の場
合には、GAとCAの学習比率を0:5となるように
し、段階を追って、CAの比率を高め、GAの比率を低
めるようにしていく。サーバ1は、こうして決定した学
習時間をディスプレイ16に表示し、学習者13に提示
する。
【0098】学習法の決定後、決定された学習法に則っ
て、訳読指導法データベース10及びコミュニカティブ
指導法データベース11からそれぞれ比率を調整して学
習プログラムが組み立てられ、学習法が設定されて、外
国語学習が開始さる。外国語学習は、学習者13が学習
を終了するまで続けられる(S107、S108、S1
09)。
て、訳読指導法データベース10及びコミュニカティブ
指導法データベース11からそれぞれ比率を調整して学
習プログラムが組み立てられ、学習法が設定されて、外
国語学習が開始さる。外国語学習は、学習者13が学習
を終了するまで続けられる(S107、S108、S1
09)。
【0099】次回学習時には、学習回数(N)に1が加
算され、2となるため、(S104、1<N<10)、
CPU2は学習が2回目から9回目の場合の処理を実行
する。まず、自己暗示ルーチン4を実行する(S11
0)。S110の処理は、S105の処理と同様であ
る。
算され、2となるため、(S104、1<N<10)、
CPU2は学習が2回目から9回目の場合の処理を実行
する。まず、自己暗示ルーチン4を実行する(S11
0)。S110の処理は、S105の処理と同様であ
る。
【0100】次に、対学習言語感調査ルーチン6を、対
学習言語感・意欲アンケート/判断データベース12の
データを使用しつつ実行する。対学習言語感調査ルーチ
ン6の詳細な処理フローを図5に示す。
学習言語感・意欲アンケート/判断データベース12の
データを使用しつつ実行する。対学習言語感調査ルーチ
ン6の詳細な処理フローを図5に示す。
【0101】本処理は、学習者13に対して、簡単なテ
ストを行い、学習言語に対する意欲、学習言語の理解
度、有能感及び学習に対する情緒的意欲を調査するもの
である。本処理により、現行の学習法が学習者に適して
いるかどうか判断する。
ストを行い、学習言語に対する意欲、学習言語の理解
度、有能感及び学習に対する情緒的意欲を調査するもの
である。本処理により、現行の学習法が学習者に適して
いるかどうか判断する。
【0102】CPU2は、ディスプレイに質問項目を表
示叉は音声出力し、学習者13はキーボード17から回
答を入力する。なお、学習言語に対する意欲に関する質
問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語は好きですか。 2 〜語でコミュニケーションをとりたいですか。 3 〜語を身につけたいですか。 4 〜語の勉強をしたいですか。 5 〜語を話す国に行きたいですか。
示叉は音声出力し、学習者13はキーボード17から回
答を入力する。なお、学習言語に対する意欲に関する質
問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語は好きですか。 2 〜語でコミュニケーションをとりたいですか。 3 〜語を身につけたいですか。 4 〜語の勉強をしたいですか。 5 〜語を話す国に行きたいですか。
【0103】また、学習言語の理解度、有能感に関する
質問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語は分かりますか。 2 〜語が少しでも聞き取れますか。 3 〜語が少しでも読めますか。 4 〜語が分かると嬉しいですか。 5 システムの話すことが分かるようになってきました
か。
質問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語は分かりますか。 2 〜語が少しでも聞き取れますか。 3 〜語が少しでも読めますか。 4 〜語が分かると嬉しいですか。 5 システムの話すことが分かるようになってきました
か。
【0104】また、学習に対する情緒的意欲に関する質
問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語学習はおもしろいですか。 2 〜語にのめり込みそうですか。 3 〜語はすてきですか。 4 〜語が話せるとかっこいいですか。 5 〜語を書くのは面白いですか。
問項目として、例えば、以下のように出力される。 1 〜語学習はおもしろいですか。 2 〜語にのめり込みそうですか。 3 〜語はすてきですか。 4 〜語が話せるとかっこいいですか。 5 〜語を書くのは面白いですか。
【0105】学習者13は、各質問項目に対してyes
あるいはnoを入力し、CPU2は、それら回答を集計
していく。集計するにあたり、yesの場合には+1
を、noの場合には、0を加算し、最終的な集計値で判
断される。
あるいはnoを入力し、CPU2は、それら回答を集計
していく。集計するにあたり、yesの場合には+1
を、noの場合には、0を加算し、最終的な集計値で判
断される。
【0106】図5において、まず、初期値として調査値
Mに0を代入する(S150)。次に、学習言語に対す
る意欲に関する質問を行い(S151)、各々の質問項
目に対してyesあるいはnoを学習者13が入力す
る。yesの場合には、Mに1を加算し(S152)、
noの場合には0を加算する(S153)。
Mに0を代入する(S150)。次に、学習言語に対す
る意欲に関する質問を行い(S151)、各々の質問項
目に対してyesあるいはnoを学習者13が入力す
る。yesの場合には、Mに1を加算し(S152)、
noの場合には0を加算する(S153)。
【0107】学習言語の理解度、有能感、学習に対する
情緒的意欲に関しても、同様に質問を行い(S154、
S157)、各々の質問項目に対してyesあるいはn
oを学習者13が入力する。yesの場合には、Mに1
を加算し(S155、S158)、noの場合には0を
加算する(S156、S159)。調査値Mの集計方法
は、1あるいは0を乗算することにより算出してもよ
く、このような方法に限定するものではない。
情緒的意欲に関しても、同様に質問を行い(S154、
S157)、各々の質問項目に対してyesあるいはn
oを学習者13が入力する。yesの場合には、Mに1
を加算し(S155、S158)、noの場合には0を
加算する(S156、S159)。調査値Mの集計方法
は、1あるいは0を乗算することにより算出してもよ
く、このような方法に限定するものではない。
【0108】図2において、上述のように集計された調
査値Mに関し、本実施の形態においては、6を越えてい
た場合には(S112、no)、現在設定され行われて
いる学習法が学習者13に適していると判断し、現在設
定されている学習法を継続する(S114、S115、
S116)。調査値Mが6以下であれば(S112、y
es)、現在設定されている学習法が学習者13に適し
ていないと判断し、次に学習意欲調査ルーチン7(S1
13)を実行する。学習意欲調査ルーチン7は、対学習
言語感・意欲アンケート/判断データベース12のデー
タを使用しつつ実行する。学習意欲調査ルーチン7の詳
細な処理フローを図6に示す。
査値Mに関し、本実施の形態においては、6を越えてい
た場合には(S112、no)、現在設定され行われて
いる学習法が学習者13に適していると判断し、現在設
定されている学習法を継続する(S114、S115、
S116)。調査値Mが6以下であれば(S112、y
es)、現在設定されている学習法が学習者13に適し
ていないと判断し、次に学習意欲調査ルーチン7(S1
13)を実行する。学習意欲調査ルーチン7は、対学習
言語感・意欲アンケート/判断データベース12のデー
タを使用しつつ実行する。学習意欲調査ルーチン7の詳
細な処理フローを図6に示す。
【0109】まず、意欲調査に入る前に、現行の学習法
が、GA主体であるか、CA主体であるかを学習者13
に対しディスプレイ16にて示す。CPU2は、現在設
定されているGA/CAの時間割合の段階が3以下であ
るか否かに基づき、表示内容を切り替える。GA/CA
の時間割合の段階が3以下の場合には(S160、ye
s)、現在の学習が文法中心であることを学習者13に
通知する(S161)。GA/CAの時間割合の段階が
3を越えている場合には(S160、no)、現在の学
習がコミュニケーション中心であることを学習者13に
通知する(S162)。
が、GA主体であるか、CA主体であるかを学習者13
に対しディスプレイ16にて示す。CPU2は、現在設
定されているGA/CAの時間割合の段階が3以下であ
るか否かに基づき、表示内容を切り替える。GA/CA
の時間割合の段階が3以下の場合には(S160、ye
s)、現在の学習が文法中心であることを学習者13に
通知する(S161)。GA/CAの時間割合の段階が
3を越えている場合には(S160、no)、現在の学
習がコミュニケーション中心であることを学習者13に
通知する(S162)。
【0110】次に、学習者13に対し、学習法は今のま
までよいか質問する(S163)。学習者13の回答が
yesであれば(S163、yes)、学習法を変更せ
ず、そのままの状態を継続する。学習者13の回答がn
oであれば(S163、no)、学習法を変更するため
に、意欲調査を行う。
までよいか質問する(S163)。学習者13の回答が
yesであれば(S163、yes)、学習法を変更せ
ず、そのままの状態を継続する。学習者13の回答がn
oであれば(S163、no)、学習法を変更するため
に、意欲調査を行う。
【0111】CPU2は、ディスプレイに意欲調査のた
めの質問項目を表示叉は音声出力し、学習者13はキー
ボード17から回答を入力する。なお、意欲調査におい
ては、GA指向の質問及びCA指向の質問の両方を実施
する。GA指向の質問項目として、例えば、以下のよう
に出力される。 1 話ができるようになるより、本が読めるようになり
たい。 2 〜語の規則を覚えたい。 3 きまりを覚えると〜語ができるようになりそうだ。 4 〜語ではやく文章がかけるようになりたい。 5 会話をきいて問題に答えるより、画面上の問題を解
いている方が自分にあっている。
めの質問項目を表示叉は音声出力し、学習者13はキー
ボード17から回答を入力する。なお、意欲調査におい
ては、GA指向の質問及びCA指向の質問の両方を実施
する。GA指向の質問項目として、例えば、以下のよう
に出力される。 1 話ができるようになるより、本が読めるようになり
たい。 2 〜語の規則を覚えたい。 3 きまりを覚えると〜語ができるようになりそうだ。 4 〜語ではやく文章がかけるようになりたい。 5 会話をきいて問題に答えるより、画面上の問題を解
いている方が自分にあっている。
【0112】また、CA指向の質問項目として、例え
ば、以下のように出力される。 1 人とコミュニケーションをとりたい。 2 〜語は人と話すためにある。 3 〜語で話すニュース番組を理解したい。 4 本が読めるようになるより、会話できるようになり
たい。 5 自分の考えを、〜語で説明したい。
ば、以下のように出力される。 1 人とコミュニケーションをとりたい。 2 〜語は人と話すためにある。 3 〜語で話すニュース番組を理解したい。 4 本が読めるようになるより、会話できるようになり
たい。 5 自分の考えを、〜語で説明したい。
【0113】学習者13は、各質問項目に対してyes
あるいはnoを入力し、CPU2は、それら回答を集計
していく。集計するにあたり、GA指向の質問の場合に
はyesで−1を、noの場合には、+1を加算し、C
A指向の質問の場合にはyesで+1を、noの場合に
は、−1を加算し、最終的な集計値で判断される。
あるいはnoを入力し、CPU2は、それら回答を集計
していく。集計するにあたり、GA指向の質問の場合に
はyesで−1を、noの場合には、+1を加算し、C
A指向の質問の場合にはyesで+1を、noの場合に
は、−1を加算し、最終的な集計値で判断される。
【0114】図6において、まず、初期値として調査値
Zに0を代入する(S164)。次に、GA指向の質問
をディスプレイに表示し(S165)、各々の質問項目
に対してyesあるいはnoを学習者13が入力する。
yesの場合には、Zに−1を加算し(S166)、n
oの場合には+1を加算する(S167)。
Zに0を代入する(S164)。次に、GA指向の質問
をディスプレイに表示し(S165)、各々の質問項目
に対してyesあるいはnoを学習者13が入力する。
yesの場合には、Zに−1を加算し(S166)、n
oの場合には+1を加算する(S167)。
【0115】次に、CA指向の質問に関しても、同様に
質問を行い(S168)、各々の質問項目に対してye
sあるいはnoを学習者13が入力する。各々の質問項
目に対してyesの場合には、Zに+1を加算し(S1
69)、noの場合には−1を加算する(S170)。
なお、調査値Zの集計方法は、1あるいは0を乗算する
ことにより算出してもよく、このような方法に限定する
ものではない。
質問を行い(S168)、各々の質問項目に対してye
sあるいはnoを学習者13が入力する。各々の質問項
目に対してyesの場合には、Zに+1を加算し(S1
69)、noの場合には−1を加算する(S170)。
なお、調査値Zの集計方法は、1あるいは0を乗算する
ことにより算出してもよく、このような方法に限定する
ものではない。
【0116】集計された調査値Zの値が、0であれば
(S171、no)、意欲の度合に変化が無いとして、
現在設定されている学習法を変更しない。Zが0未満で
あれば(S172、yes)、学習者13はGA指向が
強いと判断され、0を越えていれば(S172、n
o)、学習者13はCA指向が強いと判断される。
(S171、no)、意欲の度合に変化が無いとして、
現在設定されている学習法を変更しない。Zが0未満で
あれば(S172、yes)、学習者13はGA指向が
強いと判断され、0を越えていれば(S172、n
o)、学習者13はCA指向が強いと判断される。
【0117】ここで、S172がyesの場合、現在設
定されている学習法において、GA/CAの時間割合の
段階が3以下であれば(S173、yes)、既にGA
主体の学習法が設定されているため、学習法を変更しな
い。GA/CAの時間割合の段階が4以上であれば(S
173、no)、現在設定されている学習法におけるG
Aの割合を1段階増やすよう学習法を設定し直す(S1
74)。
定されている学習法において、GA/CAの時間割合の
段階が3以下であれば(S173、yes)、既にGA
主体の学習法が設定されているため、学習法を変更しな
い。GA/CAの時間割合の段階が4以上であれば(S
173、no)、現在設定されている学習法におけるG
Aの割合を1段階増やすよう学習法を設定し直す(S1
74)。
【0118】また、S172がnoの場合、現在設定さ
れている学習法において、GA/CAの時間割合の段階
が4以上であれば(S175、yes)、既にCA主体
の学習法が設定されているため、学習法を変更しない。
GA/CAの時間割合の段階が3以下であれば(S17
5、no)、現在設定されている学習法におけるCAの
割合を1段階増やすよう学習法を設定し直す(S17
6)。
れている学習法において、GA/CAの時間割合の段階
が4以上であれば(S175、yes)、既にCA主体
の学習法が設定されているため、学習法を変更しない。
GA/CAの時間割合の段階が3以下であれば(S17
5、no)、現在設定されている学習法におけるCAの
割合を1段階増やすよう学習法を設定し直す(S17
6)。
【0119】学習法変更の決定後、変更された学習法に
則って、訳読指導法データベース10及びコミュニカテ
ィブ指導法データベース11からそれぞれ比率を調整し
て学習プログラムが組み立てられ、学習法が設定され
て、変更された学習プログラムにて外国語学習が開始さ
る。外国語学習は、学習者13が学習を終了するまで続
けられる(S114、S115、S116)。以上説明
した処理は、学習2回めから9回めまで毎回実行され、
学習法の微調整が行われる。
則って、訳読指導法データベース10及びコミュニカテ
ィブ指導法データベース11からそれぞれ比率を調整し
て学習プログラムが組み立てられ、学習法が設定され
て、変更された学習プログラムにて外国語学習が開始さ
る。外国語学習は、学習者13が学習を終了するまで続
けられる(S114、S115、S116)。以上説明
した処理は、学習2回めから9回めまで毎回実行され、
学習法の微調整が行われる。
【0120】学習回数が10回めとなった場合、(S1
04、N≧10)、CPU2は学習が10回目以降の場
合の処理を実行する。本実施の形態では、学習回数10
回ごとに強制的に意欲調査を行い、常に学習法が学習者
に適した学習法となるよう学習法を微調整する。まず、
自己暗示ルーチン4を実行する(S117)。S117
の処理は、S105の処理と同様である。自己暗示の後
はすぐに外国語学習が開始され、学習者13が学習を終
了するまで続けられる(S118、S119)。
04、N≧10)、CPU2は学習が10回目以降の場
合の処理を実行する。本実施の形態では、学習回数10
回ごとに強制的に意欲調査を行い、常に学習法が学習者
に適した学習法となるよう学習法を微調整する。まず、
自己暗示ルーチン4を実行する(S117)。S117
の処理は、S105の処理と同様である。自己暗示の後
はすぐに外国語学習が開始され、学習者13が学習を終
了するまで続けられる(S118、S119)。
【0121】外国語学習が終了した後、CPU2は意欲
調査を行うべきか否かを判断する。Nが10の場合には
(S120、yes)、学習回数が10回目であるとし
て、意欲調査ルーチン7(S121)を立ち上げ、実行
する。S121の処理は、S113の処理と同様であ
る。
調査を行うべきか否かを判断する。Nが10の場合には
(S120、yes)、学習回数が10回目であるとし
て、意欲調査ルーチン7(S121)を立ち上げ、実行
する。S121の処理は、S113の処理と同様であ
る。
【0122】また、Nが10ではなく(S120、n
o)、さらにNが19であった場合には(S122、y
es)、次回の学習において意欲調査ルーチン7が実行
されるよう、Nから10を減算しておく(S123)。
Nが19でなかった場合には(S122、no)、何の
処理もせず終了する(S124)。
o)、さらにNが19であった場合には(S122、y
es)、次回の学習において意欲調査ルーチン7が実行
されるよう、Nから10を減算しておく(S123)。
Nが19でなかった場合には(S122、no)、何の
処理もせず終了する(S124)。
【0123】以上の処理により学習回数が10回毎に意
欲調査が実行されるが、上述のような処理に限らず、1
0回毎に意欲調査を行うよう設定することももちろん可
能である。また本実施の形態では、10回毎に意欲調査
が実行されるようにしたが、1か月毎に実行されるよう
にしてもよく、その頻度も限定するものではない。
欲調査が実行されるが、上述のような処理に限らず、1
0回毎に意欲調査を行うよう設定することももちろん可
能である。また本実施の形態では、10回毎に意欲調査
が実行されるようにしたが、1か月毎に実行されるよう
にしてもよく、その頻度も限定するものではない。
【0124】さらにまた、図1に示されるように、複数
の学習者用コンピュータがインターネットを介して接続
され相互に学習に関する情報交換を行ってもよく、それ
により学習効果は高まり、学習者の意欲も向上する。
の学習者用コンピュータがインターネットを介して接続
され相互に学習に関する情報交換を行ってもよく、それ
により学習効果は高まり、学習者の意欲も向上する。
【0125】以上、本発明の一実施の形態を説明した
が、本発明はインターネットで配信される以外にもイン
ターネットを介さず、単体の装置でも実現可能である
し、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においてその実施形
態を問わないであるのはもちろんである。
が、本発明はインターネットで配信される以外にもイン
ターネットを介さず、単体の装置でも実現可能である
し、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においてその実施形
態を問わないであるのはもちろんである。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、学習に
際して自己暗示をかけるようにしたため、集中力が向上
し、学習するに効果的な精神状態にすることができ、学
習の効率が上がる。さらに学習者の性格に応じて学習法
を設定するようにしたため、学習者の学習に対する意欲
が向上し、学習に対する興味も持続し、その結果途中で
投げ出すことなく、学習が継続するという効果を奏す
る。また、常に学習法を見直し学習者に合うよう改善す
るようにしたことにより、より学習者の性格にフィット
した学習法に変更することができ、また学習者の変化に
も対応した学習法に変更することができるため、学習効
率が向上し、学習意欲増進につながる。
際して自己暗示をかけるようにしたため、集中力が向上
し、学習するに効果的な精神状態にすることができ、学
習の効率が上がる。さらに学習者の性格に応じて学習法
を設定するようにしたため、学習者の学習に対する意欲
が向上し、学習に対する興味も持続し、その結果途中で
投げ出すことなく、学習が継続するという効果を奏す
る。また、常に学習法を見直し学習者に合うよう改善す
るようにしたことにより、より学習者の性格にフィット
した学習法に変更することができ、また学習者の変化に
も対応した学習法に変更することができるため、学習効
率が向上し、学習意欲増進につながる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る学習支援システム
を実現するためのハードウェア及びソフトウェア構成の
概略を示した図である。
を実現するためのハードウェア及びソフトウェア構成の
概略を示した図である。
【図2】同システムにおける全体の処理手順を詳細に示
したフローチャートである。
したフローチャートである。
【図3】同システムにおける自己暗示ルーチンの処理手
順を詳細に示したフローチャートである。
順を詳細に示したフローチャートである。
【図4】同システムにおける心理テストルーチンの処理
手順を詳細に示したフローチャートである。
手順を詳細に示したフローチャートである。
【図5】同システムにおける対学習言語感調査ルーチン
の処理手順を詳細に示したフローチャートである。
の処理手順を詳細に示したフローチャートである。
【図6】同システムにおける学習意欲調査ルーチンの処
理手順を詳細に示したフローチャートである。
理手順を詳細に示したフローチャートである。
1 サーバ 2 CPU 3 プログラム群 4 自己暗示ルーチンプログラム 5 心理テストルーチンプログラム 6 対学習言語感調査ルーチンプログラム 7 学習意欲調査ルーチンプログラム 14 学習者用コンピュータ 16 ディスプレイ 17 キーボード 18 インターネット 19 ビデオカメラ
Claims (32)
- 【請求項1】 コンピュータを用いて学習を支援する学
習支援システムにおいて、 学習者に学習効率を高める自己暗示をかける自己暗示手
段を備えたことを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の学習支援システムにお
いて、 前記自己暗示手段は、学習者を催眠状態にする催眠手段
と、 前記催眠状態となった学習者を覚醒させる解催眠手段と
を備えたことを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項3】 請求項2に記載の学習支援システムにお
いて、 前記催眠手段は、学習者にリラクゼーション体操を行う
よう指示する第1指示手段を備えたことを特徴とする学
習支援システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載の学習支援システムにお
いて、 前記第1指示手段は、ディスプレイにリラクゼーション
体操の映像を表示することを特徴とする学習支援システ
ム。 - 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
の学習支援システムにおいて、 前記催眠手段は、ディスプレイの中央に点を表示し、学
習者に凝視閉眼を促す第2指示手段を備えたことを特徴
とする学習支援システム。 - 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
の学習支援システムにおいて、 前記自己暗示手段は、前記催眠手段により学習者が催眠
状態になったか否かを判断する催眠判断手段と、 前記催眠判断手段の判断結果に基づいて所定の処理を行
う処理手段とを備えたことを特徴とする学習支援システ
ム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の学習支援システムにお
いて、 前記処理手段は、学習者がリラックスするように暗示を
かけるリラクゼーション暗示手段を備えたことを特徴と
する学習支援システム。 - 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載の学習支援
システムにおいて、 前記処理手段は、学習者が自身の能力に自信をもつよう
暗示をかける有能感暗示手段を備えたことを特徴とする
学習支援システム。 - 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載
の学習支援システムにおいて、 前記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にあると判断し
た場合には、前記処理手段による処理を行い、 前記催眠判断手段が、学習者が催眠状態にないと判断し
た場合には、再度、前記催眠手段による処理を行うこと
を特徴とする学習支援システム。 - 【請求項10】 請求項6乃至請求項9のいずれかに記
載の学習支援システムにおいて、 前記催眠判断手段は、ビデオカメラで学習者を観察し、
観察結果に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを
判断することを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項11】 請求項6乃至請求項10のいずれかに
記載の学習支援システムにおいて、 前記催眠判断手段は、学習者の指先に温度センサを取り
付け、指先の温度に基づいて学習者が催眠状態になった
か否かを判断することを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項12】 請求項6乃至請求項11のいずれかに
記載の学習支援システムにおいて、 前記催眠判断手段は、学習者の心拍数を検出する心拍数
検出手段を備え、前記心拍数検出手段により検出された
心拍数に基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判
断することを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項13】 請求項6乃至請求項12のいずれかに
記載の学習支援システムにおいて、 前記催眠判断手段は、学習者の血圧を検出する血圧検出
手段を備え、前記血圧検出手段により検出された血圧に
基づいて学習者が催眠状態になったか否かを判断するこ
とを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項14】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、 学習者に心理テストを行うテスト手段と、 前記テスト手段の結果に基づき、社会的外向性の度合を
判断する外向性判断手段と、 前記外向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定する
学習法設定手段とを備えたことを特徴とする学習支援シ
ステム。 - 【請求項15】 請求項14に記載の学習支援システム
において、 前記学習法設定手段は、外国語学習における文法及び翻
訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話を主体
とするコミュニカティブアプローチの学習比率を設定す
ることを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項16】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、 現在行われている学習に対する学習者の感覚を調べる対
学習感調査手段と、 前記対学習感調査手段の調査結果に基づき、現在行われ
ている学習法を変更する学習法変更手段とを備えたこと
を特徴とする学習支援システム。 - 【請求項17】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、 学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査手段と、 前記学習意欲調査手段の調査結果に基づき、現在行われ
ている学習法を変更する学習法変更手段とを備えたこと
を特徴とする学習支援システム。 - 【請求項18】 請求項16又は請求項17に記載の学
習支援システムにおいて、 前記学習法変更手段は、外国語学習における文法及び翻
訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話を主体
とするコミュニカティブアプローチの学習比率を変更す
ることを特徴とする学習支援システム。 - 【請求項19】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援システムにおいて、 学習者に自己暗示をかける自己暗示手段と、 学習者に心理テストを行うテスト手段と、 前記テスト手段の結果に基づき、社会的外向性の度合を
判断する外向性判断手段と、 前記外向性判断手段の結果に基づき、学習法を設定する
学習法設定手段と、 現在行われている学習に対する学習者の感覚を調べる対
学習感調査手段と、 学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査手段と、 前記対学習感調査手段もしくは前記学習意欲調査手段の
少なくとも1つの調査結果に基づき、現在行われている
学習法を変更する学習法変更手段とを備えたことを特徴
とする学習支援システム。 - 【請求項20】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援方法において、 学習者が自己暗示をかけるために、 学習者を催眠状態にする催眠ステップと、 学習者が催眠状態になったか否かを判断する催眠判断ス
テップと、 前記判断の結果に基づいて自己暗示のための所定の処理
を行う処理ステップと、 前記催眠状態となった学習者を覚醒させる解催眠ステッ
プとを備えたことを特徴とする学習支援方法。 - 【請求項21】 請求項20に記載の学習支援方法にお
いて、 前記処理ステップは、 前記催眠判断ステップで学習者が催眠状態にあると判断
した場合に、 学習者がリラックスするように暗示をかけるリラクゼー
ション暗示ステップを含むことを特徴とする学習支援方
法。 - 【請求項22】 請求項20又は請求項21に記載の学
習支援方法において、 前記処理ステップは、 前記催眠判断ステップで学習者が催眠状態にあると判断
した場合に、 学習者が自身の能力に自信をもつよう暗示をかける有能
感暗示ステップを含むことを特徴とする学習支援方法。 - 【請求項23】 請求項20乃至請求項22のいずれか
に記載の学習支援方法において、 前記処理ステップは、 前記催眠判断ステップで学習者が催眠状態にないと判断
した場合に、 再度、学習者を催眠状態にする催眠ステップを含むこと
を特徴とする学習支援方法。 - 【請求項24】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援方法において、 学習の初回に、 学習者に心理テストを行うテストステップと、 前記テストの結果に基づき、社会的外向性の度合を判断
する外向性判断ステップと、 前記外向性判断の結果に基づき、学習法を設定する学習
法設定ステップとを備えたことを特徴とする学習支援方
法。 - 【請求項25】 請求項24に記載の学習支援方法にお
いて、 前記学習法設定ステップは、外国語学習における文法及
び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話を
主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を設
定することを特徴とする学習支援方法。 - 【請求項26】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援方法において、 学習のN回目からN+M回目まで、 現在行われている学習に対する学習者の感覚を調べる対
学習感調査ステップと、 前記対学習感調査の調査結果に基づき、現在行われてい
る学習法が学習者に適しているか否かを判断する学習法
判断ステップと、 前記学習法判断の結果、適していないと判断した場合
は、学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステップ
と、 前記学習意欲調査の調査結果に基づき、現在行われてい
る学習法を変更する学習法変更ステップとを備えたこと
を特徴とする学習支援方法。 - 【請求項27】 コンピュータを用いて学習を支援する
学習支援方法において、 所定の学習回数以降は、 学習者の学習意欲を調べる学習意欲調査ステップと、 前記学習意欲調査の調査結果で意欲がないと判断された
場合、現在行われている学習法を変更する学習法変更ス
テップとを備え、 前記学習意欲調査の調査結果で意欲があると判断された
場合、 現在行われている学習法を変更しないことを特徴とする
学習支援方法。 - 【請求項28】 請求項26又は請求項27に記載の学
習支援方法において、 前記学習法変更ステップは、外国語学習における文法及
び翻訳を主体とするグラマティカルアプローチと会話を
主体とするコミュニカティブアプローチの学習比率を変
更することを特徴とする学習支援方法。 - 【請求項29】 請求項20乃至請求項28のいずれか
に記載の学習支援方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。 - 【請求項30】 電気通信回線とコンピュータを用いて
学習支援を行う学習支援システムにおいて、 学習者用コンピュータと、前記学習者用コンピュータに
電気通信回線を介して接続され、前記学習者用コンピュ
ータに請求項20乃至請求項28のいずれかに記載の学
習支援方法を実行させるためのサーバとを備えたことを
特徴とする学習支援システム。 - 【請求項31】 請求項30に記載の学習支援システム
において、前記学習者用コンピュータはネットワークを
介して複数設けられ、これら学習者用コンピュータを使
用する各学習者の学習に関する情報交換が直接ネットワ
ークを介して、又は前記サーバを介して行われることを
特徴とする学習支援システム。 - 【請求項32】 電気通信回線とコンピュータを用いて
学習支援を行う学習支援システムにおいて使用されるサ
ーバであって、 学習者用コンピュータに電気通信回線を介して接続さ
れ、前記学習者用コンピュータに請求項20乃至請求項
28のいずれかに記載の学習方法を実行させることを特
徴とするサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289517A JP2002099205A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | 学習支援システム、学習支援方法、記録媒体及びサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289517A JP2002099205A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | 学習支援システム、学習支援方法、記録媒体及びサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002099205A true JP2002099205A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18772901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000289517A Withdrawn JP2002099205A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | 学習支援システム、学習支援方法、記録媒体及びサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002099205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016193206A (ja) * | 2010-11-11 | 2016-11-17 | 株式会社北上テック | ベッド仰臥姿勢胸腹併合深呼吸健康法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式瞑想座禅法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式指圧法デジタル映像視聴実施ソフト、及び要介護者用ベッド仰臥姿勢深呼吸併合式指圧リハビリ法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式ストレッチ運動法デジタル映像視聴実施ソフト、及び要介護者用ベッド仰臥姿勢深呼吸併合式ストレッチリハビリ法デジタル映像視聴実施ソフト |
-
2000
- 2000-09-22 JP JP2000289517A patent/JP2002099205A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016193206A (ja) * | 2010-11-11 | 2016-11-17 | 株式会社北上テック | ベッド仰臥姿勢胸腹併合深呼吸健康法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式瞑想座禅法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式指圧法デジタル映像視聴実施ソフト、及び要介護者用ベッド仰臥姿勢深呼吸併合式指圧リハビリ法デジタル映像視聴実施ソフト、及びベッド仰臥姿勢深呼吸併合式ストレッチ運動法デジタル映像視聴実施ソフト、及び要介護者用ベッド仰臥姿勢深呼吸併合式ストレッチリハビリ法デジタル映像視聴実施ソフト |
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