JP2002096980A - エレベータ保守料金算出システム - Google Patents

エレベータ保守料金算出システム

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JP2002096980A
JP2002096980A JP2000289111A JP2000289111A JP2002096980A JP 2002096980 A JP2002096980 A JP 2002096980A JP 2000289111 A JP2000289111 A JP 2000289111A JP 2000289111 A JP2000289111 A JP 2000289111A JP 2002096980 A JP2002096980 A JP 2002096980A
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Kazuhiro Sakata
一裕 坂田
Tomoji Onishi
友治 大西
Tsutomu Tsuyama
努 津山
Koji Kubota
弘司 久保田
Toru Suenaga
徹 末永
Mitsuo Hosaka
光男 甫坂
Morio Kanezaki
守男 金崎
Hiroshi Goko
洋 郷古
Takayuki Isobe
孝行 磯邉
Kaname Isshiki
要 一色
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ利用者が納得できる摩耗劣化費を
得るために、主として実負荷状態のときの起動回数及び
稼働時間に基づいて摩耗劣化費を算出するようにしたエ
レベータ保守料金算出システムを提供する。 【解決手段】 乗り合い方式のエレベータ保守料金を、
エレベータ起動回数及び稼働時間に基づく摩耗劣化費を
含む各種の保守費を用いて総合的に算出するエレベータ
保守料金算出システムであって、エレベータ制御装置2
内に、乗りかご1に人が搭乗して走行する実負荷状態の
累積計測を行う実負荷状態計測手段8を設け、実負荷状
態計測手段8で得られた累積計測結果に基づいて摩耗劣
化費を算出するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ保守料
金算出システムに係り、特に、乗り合い方式のエレベー
タにおけるエレベータ保守料金を、乗りかごが実負荷状
態のときの累積計測結果に基づいて合理的に算出するエ
レベータ保守料金算出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗り合い方式のエレベータは、
不特定多数の人数が不定期状態で利用するものであるた
め、性能・機能・品質等の各種特性について常時一定レ
ベル以上に保持しておかなければならず、そのために各
エレベータに対して定期的な点検、修理、清掃等を行う
保守費(保守料金)が必要になる。この場合、保守費と
しては、通常、ロープ式エレベータや油圧式エレベータ
等のエレベータ機種及びエレベータの階床数によって定
まる固定的な保守費(固定費)、エレベータ設置時期か
ら現在に至るまでの経過年数に基づく保守費(経年劣化
費)、エレベータの起動回数及び稼働時間に基づく保守
費(摩耗劣化費)、エレベータの設置箇所の環境状態に
よって決まる保守費(環境条件費)等を用い、既知の保
守費計算システムによって総合的に保守費を算出してい
る。
【0003】この場合、前記各種の保守費の中で、エレ
ベータの起動回数及び稼働時間に基づいて決められる摩
耗劣化費の算出手段またはその算出手段に関連する手段
としては、以下に示すような技術手段が知られている。
【0004】第1の技術手段は、特開昭56−1412
74号の「エレベータの使用回数計数装置」であって、
利用者がエレベータを利用する際にカードを持参して搭
乗し、エレベータ乗りかご内に設けたカード読み取り装
置でカードを読み取るもので、カード毎のエレベータ使
用回数をカード読み取り装置から得ることにより、エレ
ベータの使用回数の把握や保守料金等の維持費に反映さ
せるようにしたものである。
【0005】第2の技術手段は、特開昭64−6058
2号の「エレベータの管理装置」であって、第1の技術
手段と類似の内容のものである。
【0006】第3の技術手段は、特開平5−21934
6号の「ファクシミリ装置およびその保守料金管理装
置」であって、エレベータに関するものではないがファ
クシミリの保守料金の算出手段に関するもので、ファク
シミリを一般公衆回線を介して保守料金管理装置に接続
し、保守料金管理装置は、ファクシミリから保守料金デ
ータを収集し、収集した保守料金データに基づいてファ
クシミリに保守料金請求書を送ってそのファクシミリで
印字出力し、また、保守料金を領収するとそのファクシ
ミリに領収書を送り、そのファクシミリで印字出力する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】一般に、エレベー
タが乗りかごに人を搭乗させないで走行している時間
は、エレベータが無負荷状態で走行している無負荷駆動
時間であり、エレベータが乗りかごに人を搭乗させて走
行している時間は、エレベータが実負荷状態で走行して
いる実負荷駆動時間であって、エレベータの起動回数及
び稼働時間に基づく摩耗劣化費を算出する際に、無負荷
駆動時間と実負荷駆動時間の双方を同じように計測して
摩耗劣化費を算出することは、以下に述べるように必ず
しも好ましいということができない。すなわち、通常、
乗り合い方式のエレベータに用いられているロープ式エ
レベータは、構造上、駆動装置が乗りかごとカウンタウ
ェートとの両方の重量を支えているものであり、乗りか
ごが無負荷状態のときに駆動装置の荷重が最小になり、
以下、乗りかごに人が1人づつ乗り込む度に駆動装置の
荷重が順次増大してくる。そして、駆動装置は、乗りか
ごに乗り込んでいる人が多い程、荷重が増大することに
よって、乗りかごの走行時の摩耗が増え、摩耗が進んだ
ときに疲労破壊の発生の要因になるものである。これら
の点から、エレベータの摩耗劣化費は、本来的に、摩耗
の発生が多いような走行状態をしたときに高くなるよう
に算出され、一方、摩耗の発生が少ないような走行状態
をしたときに安くなるように算出されることが好ましい
ものである。
【0008】ところで、前記既知のエレベータ保守料金
算出システムは、エレベータの起動回数及び稼働時間に
基づく摩耗劣化費を算出する際に、単純に、エレベータ
の起動回数及び稼働時間のそれぞれの計測を行い、その
計測結果に基づいて摩耗劣化費を算出しているものであ
って、乗りかごに人を搭乗させていない乗りかごの無負
荷状態または乗りかごに人を搭乗させている乗りかごの
実負荷状態に係りなく、稼働時間及び起動時間を計測
し、その計測結果を用いて摩耗劣化費の算出を行ってい
るものであるため、例えば、エレベータの駆動装置の摩
耗状態とエレベータの摩耗劣化費との対応関係や、摩耗
に基づく部品交換時期との対応関係等が必ずしも明白に
なっておらず、エレベータ利用者に納得できる摩耗劣化
費の算出が行われているといえないものである。
【0009】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、エレベータ利用者に納得
される摩耗劣化費を得るために、主として実負荷状態の
ときの起動回数及び稼働時間に基づいて算出したエレベ
ータ保守料金算出システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のエレベータ保守料金算出システムは、乗り
合い方式のエレベータ保守料金を、エレベータ起動回数
及び稼働時間に基づく摩耗劣化費を含む各種の保守費を
用いて総合的に算出するものであって、エレベータ制御
装置内に、乗りかごに人が搭乗して走行した実負荷状態
の累積計測を行う実負荷状態計測手段を設け、この実負
荷状態計測手段の累積計測結果に基づいて摩耗劣化費を
算出するようにした手段を具備する。
【0011】前記手段によれば、エレベータ制御装置内
に実負荷状態計測手段を設け、この実負荷状態計測手段
によって乗りかごに人が搭乗して走行した実負荷状態に
おける累積計測を行っているもので、その累積計測結果
を用いてエレベータ起動回数及びエレベータ稼働時間に
基づく摩耗劣化費を算出するようにしたので、乗りかご
の走行時におけるエレベータの各構成部品の摩耗の発生
の度合に対応した摩耗劣化費を算出することが可能にな
り、エレベータ利用者に納得して貰える摩耗劣化費を算
出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明によるエレベータ保守料金
算出システムを適用したエレベータ装置の一例を示すも
ので、建屋を含んだエレベータ装置の要部構成を示す断
面図である。
【0014】図1において、1は乗りかご、2はエレベ
ータ制御装置、3はモータ、4はシーブ、41 はシーブ
軸、5は反らせ車、6はロープ、7は釣合い重り、8は
実負荷状態計測部、9は携帯端末機、10は建屋、11
1 、112 、113 は階床である。この場合、エレベー
タ制御装置2は実負荷状態計測部8を内蔵しており、表
示用端末9は実負荷状態計測部8に選択的に接続され
る。
【0015】そして、建屋10は、複数の階床、図1に
図示の例では3つの階床111 、112 、113 が設け
られており、内部に、乗りかご1、エレベータ制御装置
2、モータ3、シーブ4、反らせ車5、ロープ6、釣合
い重り7が配置されている。乗りかご1と釣り合い重り
7はロープ6の両端に固定され、ロープ6はシーブ4と
反らせ車5により移動自在に支持されている。モータ3
はシーブ軸41 に連結され、モータ3の回転時にシーブ
軸41 を通してシーブ4が回転し、それによりロープ6
がシーブ4の回転に伴って移動し、乗りかご1が上昇方
向または下降方向に走行する。
【0016】この場合、シーブ軸41 は、乗りかご1及
び釣り合い重り7の荷重を支えるもので、乗りかご1に
人が搭乗していないときにその荷重が最小になり、乗り
かご1に人が1人づつ搭乗する度に、その荷重が順次増
大する。シーブ軸41 は荷重の掛り具合が大きくなる程
早めに摩耗するようになり、同じように、反らせ車5や
ロープ6もそれらに加わる負荷が大きくなる程早めに劣
化するようになる。
【0017】前記構成によるエレベータ装置は、エレベ
ータ制御装置2の制御により乗りかご1が上昇方向また
は下降方向に走行するもので、乗りかご1内でかご呼び
が生じたり、いずれかの階のエレベータホールでホール
呼びが生じた場合、エレベータ制御装置2がそれらの呼
びに応答してモータ3を回転駆動させ、乗りかご1を上
昇方向または下降方向に走行させ、それらの呼びに対応
した階床、例えば階床113 に着床させるように動作す
る。また、携帯端末機9をエレベータ制御装置2内にあ
る実負荷状態計測部8に接続することにより、携帯端末
機9を用いて実負荷状態計測部8内に蓄積されているエ
レベータ起動回数及び稼働時間を表わす累積計測データ
を読み出し、読み出した累積計測データを携帯端末機9
の表示部に表示したり、携帯端末機9の内部メモリに収
納したりする。
【0018】次に、図2は、図1に図示のエレベータ制
御装置2に内蔵された実負荷状態計測部8の具体的構成
の一例を示すブロック図である。
【0019】図2において、81 は制御部、82 はエレ
ベータ稼働時間計測部、83 は実稼働時間累積レジス
タ、84 はエレベータ起動回数計測部、85 は実起動回
数累積レジスタ、86 は搭乗時検出部、87 は通信部、
8 はバスラインであり、その他、図1に示された構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0020】そして、制御部81 は、バスライン88
介してエレベータ稼働時間計測部8 2 と、実稼働時間累
積レジスタ83 と、エレベータ起動回数計測部84 と、
実起動回数累積レジスタ85 と、搭乗時検出部86 と、
通信部87 にそれぞれ接続され、エレベータ制御装置2
側の制御部(図示なし)にも接続されている。この場
合、搭乗時検出部86 における第1の構成例は、乗りか
ご1内に設けられている人感知センサ(図示なし)が人
の搭乗を感知したときに出力される感知信号を受けてい
る間だけ搭乗時検出動作モードになり、一方、感知信号
を受けていないときに搭乗時非検出動作モードになるよ
うに働くものである。また、搭乗時検出部86 における
第2の構成例は、乗りかご1内でかご呼びを行ったとき
のかご呼び信号を受けたときに搭乗時検出動作モードに
なり、一方、かご呼び信号を受けていないときに搭乗時
非検出動作モードになるように働くものである。
【0021】ここで、図3は、実負荷状態計測部8を含
むエレベータ制御装置2で実行される第1の動作経緯を
示すフローチャートであって、エレベータの実稼働時間
の計測結果を累積収納している例を示すものである。こ
の場合、実負荷状態計測部8の搭乗時検出部86 は第2
の構成例のものを用いている。
【0022】始めに、ステップS1において、エレベー
タ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、通
常の乗りかご1の制御を行う。
【0023】次に、ステップS2において、実負荷状態
計測部8の制御部81 は、かご呼びがあったか否かを判
断する。そして、かご呼びがあったと判断した(Y)と
きは搭乗時検出部86 を搭乗時検出動作モードにして次
のステップS3に移行し、一方、かご呼びがないと判断
した(N)ときは搭乗時検出部86 を搭乗時非検出動作
モードのままにして他のステップS5に移行する。
【0024】次いで、ステップS3において、制御部8
1 は、乗りかご1が稼働中(走行中)であるか否かを判
断する。そして、乗りかご1が稼働中であったと判断し
た(Y)ときはエレベータ稼働時間計測部82 を動作状
態にして次のステップS4に移行し、一方、乗りかご1
が稼働中でないと判断した(N)ときはエレベータ稼働
時間計測部82 を非動作状態にしたまま他のステップS
5に移行する。
【0025】続く、ステップS4において、エレベータ
稼働時間計測部82 は、制御部81の制御により、乗り
かご1が稼働している時間を計数カウントによって計測
し、その計測内容を実稼働時間累積レジスタ83 に供給
して累積収納する。
【0026】また、ステップS5において、エレベータ
稼働時間計測部82 は、かご呼びがない及び/または乗
りかご1が稼働中でないことにより、エレベータ稼働時
間計測部82 の計測内容を実稼働時間累積レジスタ83
に供給せず、もしくは、かご呼びがなくなった及び/ま
たは乗りかご1が稼働中でなくなったことにより、エレ
ベータ稼働時間計測部82 の計測内容の実稼働時間累積
レジスタ83 への供給を停止する。
【0027】この後、ステップS6において、エレベー
タ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、通
常の乗りかご1の制御を行う。
【0028】前記フローチャートにおいて、ステップS
2からステップステップS5までの動作は、一定の時間
間隔をもって、例えば40msが経過する毎に繰り返し
実行される。
【0029】続く、図4は、実負荷状態計測部8を含む
エレベータ制御装置2で実行される第2の動作経緯を示
すフローチャートであって、エレベータの実起動回数の
計測結果を累積収納している例を示すものであり、実起
動回数として乗りかご1に対する停止処理の実行回数を
利用しているものである。この場合においても、実負荷
状態計測部8の搭乗時検出部86 は第2の構成例のもの
を用いている。
【0030】始めに、ステップS11において、エレベ
ータ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、
通常の乗りかご1の制御を行う。
【0031】次に、ステップS12において、実負荷状
態計測部8の制御部81 は、かご呼びがあったか否かを
判断する。そして、かご呼びがあったと判断した(Y)
ときは搭乗時検出部86 を搭乗時検出動作モードにして
次のステップS13に移行し、一方、かご呼びがないと
判断した(N)ときは搭乗時検出部86 を搭乗時非検出
動作モードのままにして他のステップS15に移行す
る。
【0032】次いで、ステップS13において、制御部
1 は、乗りかご1に対する停止処理が行われたか否か
を判断する。そして、乗りかご1に対する停止処理が行
われたと判断した(Y)ときはエレベータ起動回数計測
部84 を動作状態にして次のステップS14に移行し、
一方、乗りかご1に対する停止処理が行われていないと
判断した(N)ときはエレベータ起動回数計測部84
非動作状態にしたまま他のステップS15に移行する。
【0033】続く、ステップS14において、エレベー
タ起動回数計測部84 は、制御部8 1 の制御により、1
つのカウント結果を実起動回数累積レジスタ85 に供給
し、実起動回数累積レジスタ85 のそれまでのカウント
内容に1を加算して累積収納する。
【0034】この後、ステップS15において、エレベ
ータ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、
通常の乗りかご1の制御を行う。
【0035】前記フローチャートにおいても、ステップ
S12からステップステップS14までの動作は、一定
の時間間隔をもって、例えば40msが経過する毎に繰
り返し実行される。
【0036】そして、このフローチャートのように、か
ご呼び信号が得られたときの乗りかご1に対する停止処
理の回数の計数値を得るようにすれば、ホール呼びに対
応して乗りかご1が停止した回数等の計数値が含まれな
いので、摩耗劣化費の算出根拠となる計測手法としては
エレベータ利用者にとって有利な手法である。
【0037】続いて、図5は、実負荷状態計測部8を含
むエレベータ制御装置2で実行される第3の動作経緯を
示すフローチャートであって、エレベータの実起動回数
の計測結果を累積収納している例を示すものであり、実
起動回数としてかご呼びの新規登録回数を利用している
ものである。この場合においても、実負荷状態計測部8
の搭乗時検出部86 は第2の構成例のものを用いてい
る。
【0038】始めに、ステップS21において、エレベ
ータ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、
通常の乗りかご1の制御を行う。
【0039】次に、ステップS22において、実負荷状
態計測部8の制御部81 は、かご呼びがあったか否かを
判断する。そして、かご呼びがあったと判断した(Y)
ときは搭乗時検出部86 を搭乗時検出動作モードにして
次のステップS23に移行し、一方、かご呼びがないと
判断した(N)ときは搭乗時検出部86 を搭乗時非検出
動作モードのままにして他のステップS25に移行す
る。
【0040】次いで、ステップS23において、制御部
1 は、今回のかご呼びが新規登録されたものであるか
否かを判断する。そして、今回のかご呼びが新規登録さ
れたものであると判断した(Y)ときはエレベータ起動
回数計測部84 を動作状態にして次のステップS24に
移行し、一方、今回のかご呼びが新規登録されたもので
ないと判断した(N)ときはエレベータ起動回数計測部
4 を非動作状態にしたまま他のステップS25に移行
する。
【0041】続く、ステップS24において、エレベー
タ起動回数計測部84 は、制御部8 1 の制御により、1
つのカウント結果を実起動回数累積レジスタ85 に供給
し、実起動回数累積レジスタ85 のそれまでのカウント
内容に1を加算して累積収納する。
【0042】この後、ステップS25において、エレベ
ータ制御装置2は、かご呼びやホール呼び等に応答し、
通常の乗りかご1の制御を行う。
【0043】前記フローチャートにおいても、ステップ
S22からステップステップS24までの動作は、一定
の時間間隔をもって、例えば40msが経過する毎に繰
り返し実行される。
【0044】前記各フローチャートにおいては、実負荷
状態計測部8の搭乗時検出部86 が第2の構成例のもの
である例を挙げて説明したが、搭乗時検出部86 が第1
の構成例のものであった場合であっても、前記各動作経
緯と同様の動作経緯を実行させることができる。
【0045】このように、この実施の形態によれば、実
負荷状態計測部8は、制御部81 が搭乗時検出動作モー
ドに移行したとき、すなわち、乗りかご1に人が搭乗し
て走行する実負荷状態になったときに限って、そのとき
に得られたエレベータ稼働時間の計測値及びエレベータ
起動回数の計測値を選択的に対応する実稼働時間累積レ
ジスタ83 及び実起動回数累積レジスタ85 に供給し、
それらに累積収納するようにしているもので、定期的に
携帯端末機9を通信部87 に接続し、携帯端末機9から
実稼働時間累積レジスタ83 及び/または実起動回数累
積レジスタ85に収納されている計数結果を読み出すよ
うにすれば、実負荷状態のときの稼働時間計数値及び起
動回数計数値を取得し、取得した実負荷状態のときのこ
れらの計数値に基づいて摩耗劣化費を算出することがで
きる。
【0046】なお、この実施の形態においては、摩耗劣
化費を算出する際に、実負荷状態におけるエレベータ稼
働時間の計数値と実負荷状態におけるエレベータ起動回
数の計測値の双方を用いて算出している例を示すもので
あるが、主として実負荷状態におけるエレベータ稼働時
間の計数値だけ、または、主として実負荷状態における
エレベータ起動回数の計測値だけを用いて摩耗劣化費を
算出するようにしてもよい。
【0047】前記実施の形態において、得られた実稼働
時間累積レジスタ83 の計数値及び実起動回数累積レジ
スタ85 の計数値から摩耗劣化費を算出する場合の算出
手法としては、実稼働時間累積レジスタ83 の計数値及
び実起動回数累積レジスタ8 5 の計数値をそのまま用い
て摩耗劣化費を算出する1つの算出手法があり、この他
に、実稼働時間累積レジスタ83 の計数値及び実起動回
数累積レジスタ85 の計数値にそれぞれ第1係数を乗算
して得た第1乗算計数値と、乗りかご1に人が搭乗しな
いで走行した無負荷状態における稼働時間の計数値及び
起動回数の計数値に第1計数よりも小さい第2係数を乗
算して得た第2乗算計数値との合算値を用いて摩耗劣化
費を算出する他の算出手法がある。そして、いずれの算
出手法を用いるかは、エレベータの設置箇所の環境状
態、エレベータの設置経過年数、エレベータの使用状態
等により適宜選択して用いればよい。
【0048】この場合、前記1つの算出手法において、
実稼働時間累積レジスタ83 の計数値及び実起動回数累
積レジスタ85 の計数値をそのまま用いて摩耗劣化費
(以下、これを対象摩耗劣化費という)を算出するとい
る意味は、主として実稼働時間累積レジスタ83 の計数
値及び実起動回数累積レジスタ85 の計数値を用いて総
合摩耗劣化費を算出するという意味であって、これら計
数値以外の値を全く用いずに総合摩耗劣化費を算出する
という意味ではない。すなわち、エレベータの摩耗劣化
は、使用年数の経過に伴って各構成部分に一律にまたは
選択的に生じるものであるから、このような構成部分の
摩耗劣化に対する基本的摩耗劣化費は、その寄与比率が
対象摩耗劣化費に比べてかなり小さいものであっても、
対象摩耗劣化費と基本的摩耗劣化費とから総合摩耗劣化
費を算出しなければならないものである。その場合、総
合摩耗劣化費は、基本的摩耗劣化費の占める割合に比べ
て対象摩耗劣化費の占める割合がかなり多くなることか
ら、前述のように主としてという表現を用いているもの
である。
【0049】また、前記他の算出手法においても同様で
あって、この場合の総合摩耗劣化費は、全体に占める割
合が多い対象摩耗劣化費と、全体に占める割合が少ない
基本的摩耗劣化費とから算出するものである。
【0050】さらに、前記実施の形態において、1か月
毎の摩耗劣化費を算出する際には、予め決められた日に
前述のように携帯端末機9を通信部87 に接続し、実稼
働時間累積レジスタ83 及び/または実起動回数累積レ
ジスタ85 の各累積収納値を読み出し、読み出した各累
積収納値を携帯端末機9の表示部に表示させたり、内部
メモリに格納させたりして各累積収納値を取得し、取得
した各累積収納値を用いて当月の摩耗劣化費を算出す
る。
【0051】そして、携帯端末機9による各累積収納値
を読み出しが行われたとき、実稼働時間累積レジスタ8
3 及び/または実起動回数累積レジスタ85 の各累積収
納値は、収納内容の読み出しによって残留内容をゼロに
し、次回の読み出し時に新たに累積収納された収納内容
を読み出すようにしてもよく、収納内容の一部または全
部を残留させ、次回に収納内容を読み出す時に、今回の
読み出しを行ってから次回の読み出しを行うまでの間に
累積収納された収納内容だけを読み出すようにしてもよ
い。
【0052】続く、図6は、本発明によるエレベータ保
守料金算出システムを適用した他のエレベータ装置の一
例を示すもので、監視センターを含んだエレベータ装置
の要部構成を示す断面図であり、携帯端末機9を用いて
各累積収納値を取得する代わりに監視センターにおいて
各累積収納値を取得するようにしたものである。
【0053】図6において、21 、22 、23 はエレベ
ータ制御装置、101 、102 、103 は建屋、12は
監視センター、121 はセンター本体部分、122 はサ
ーバー、123 は実稼働時間計測値メモリ、124 は実
起動回数計測値メモリ、13はインターネットである。
この場合、エレベータ制御装置21 、22 、23 は、そ
れぞれ図示されていない実負荷状態計測部を内蔵してお
り、これらの負荷状態計測部は、図2に図示の負荷状態
計測部8と同じ構成のもの、または、図2に図示の負荷
状態計測部8から通信部87 を除いた構成のものであ
る。また、監視センター12は、センター本体部分12
1 と、サーバー122 と、実稼働時間計測値メモリ12
3 と、実起動回数計測値メモリ124 を具備している。
【0054】前記構成を有するこのエレベータ装置は、
次のように動作する。
【0055】各エレベータ制御装置21 、22 、23
内蔵されている負荷状態計測部は、図2に図示の負荷状
態計測部8と同様に、それぞれ、乗りかご1の実負荷状
態のときのエレベータ稼働時間の計測値及びエレベータ
起動回数の計測値を取得し、取得したこれらの計数値を
対応する実稼働時間累積レジスタ83 及び実起動回数累
積レジスタ85 に累積収納するようにしているもので、
負荷状態計測部におけるこのような動作は、前述の図2
に図示の負荷状態計測部8の動作と全く同じである。
【0056】そして、それぞれの負荷状態計測部におい
て、実稼働時間累積レジスタ83 に累積収納された累積
計数値及び実起動回数累積レジスタ85 に収納された累
積計数値は、予め決められた日、例えば月別の摩耗劣化
費の算出日になったとき、監視センター12のセンター
本体部分121 は、インターネット3を通してそれぞれ
のエレベータ制御装置21 、22 、23 と接続する。こ
のとき、センター本体部分121 は、エレベータ制御装
置21 、22 、23 にそれぞれ内蔵された負荷状態計測
部の実稼働時間累積レジスタ83 に収納されている累積
計数値及び実起動回数累積レジスタ85 に収納されてい
る累積計数値を読み出し、読み出した各累積計数値をそ
れぞれのエレベータ制御装置21 、22 、23 からイン
ターネット3を通して監視センター12のセンター本体
部分121 に伝送させる。センター本体部分121 に伝
送された各累積計数値は、サーバー122 の制御に基づ
いて対応する実稼働時間計測値メモリ123 及び実起動
回数計測値メモリ124 に供給され、各エレベータ別に
実稼働時間計測値メモリ123 及び実起動回数計測値メ
モリ124 に収納される。
【0057】この後、実稼働時間計測値メモリ123
び実起動回数計測値メモリ124 に収納された各累積計
数値は、サーバー122 の制御によって各エレベータ別
に読み出され、読み出された各エレベータ別の各累積計
数値は、前記第1及び第2の実施の形態において用いら
れるいずれかの算出手法によって各エレベータ別の摩耗
劣化費が算出される。
【0058】このように、本実施の形態によれば、それ
ぞれの負荷状態計測部で得られた各累積計数値を、定期
的に監視センター12に伝送させ、監視センター12に
おいて各エレベータ別の摩耗劣化費をまとめて算出する
ようにし、それぞれの負荷状態計測部8に携帯端末機9
を接続して個別に各累積計数値を得る必要がなくなるの
で、全体的に集中管理された状態で摩耗劣化費を算出す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エレベータ制御装置内に実負荷状態計測手段を設け、こ
の実負荷状態計測手段によって乗りかごに人が搭乗して
走行した実負荷状態における累積計測を行っているもの
で、その累積計測結果を用いてエレベータ起動回数及び
エレベータ稼働時間に基づく摩耗劣化費を算出するよう
にしたので、乗りかごの走行時におけるエレベータの各
構成部品の摩耗の発生の度合に対応した摩耗劣化費を算
出することが可能になり、エレベータ利用者に納得して
貰える摩耗劣化費を算出することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ保守料金算出システム
を適用したエレベータ装置の一例を示すもので、建屋を
含んだエレベータ装置の要部構成を示す断面図である。
【図2】図1に図示のエレベータ制御装置に内蔵された
実負荷状態計測部の具体的構成の一例を示すブロック図
である。
【図3】実負荷状態計測部を含むエレベータ制御装置で
実行される第1の動作経緯を示すフローチャートであ
る。
【図4】実負荷状態計測部を含むエレベータ制御装置で
実行される第2の動作経緯を示すフローチャートであ
る。
【図5】実負荷状態計測部を含むエレベータ制御装置で
実行される第3の動作経緯を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明によるエレベータ保守料金算出システム
を適用したエレベータ装置の他の例を示すもので、監視
センターを含んだエレベータ装置の要部構成を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 乗りかご 2、21 、22 、23 エレベータ制御装置 3 モータ 4 シーブ 41 シーブ軸 5 反らせ車 6 ロープ 7 釣合い重り 8 実負荷状態計測部 81 制御部 82 エレベータ稼働時間計測部 83 実稼働時間累積レジスタ 84 エレベータ起動回数計測部 85 実起動回数累積レジスタ 86 搭乗時検出部 87 通信部 88 バスライン 9 携帯端末機 10、101 、102 、103 建屋 111 、112 、113 階床 12 監視センター 121 センター本体部分 122 サーバー 123 実稼働時間計測値収納メモリ 124 実起動回数計測値収納メモリ 13 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 友治 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 津山 努 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 久保田 弘司 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 末永 徹 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 甫坂 光男 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 金崎 守男 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 郷古 洋 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 磯邉 孝行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 エ イチ・ビー・エス エンジニアリングコン サルタント有限会社内 (72)発明者 一色 要 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 エ イチ・ビー・エス エンジニアリングコン サルタント有限会社内 Fターム(参考) 3F304 BA01 BA26 EA11 EA17 ED16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り合い方式のエレベータ保守料金を、
    エレベータ起動回数及び稼働時間に基づく摩耗劣化費を
    含む各種の保守費を用いて総合的に算出するエレベータ
    保守料金算出システムであって、エレベータ制御装置内
    に、乗りかごに人が搭乗して走行した実負荷状態の累積
    計測を行う実負荷状態計測手段を設け、前記実負荷状態
    計測手段で得られた累積計測結果に基づいて前記摩耗劣
    化費を算出していることを特徴とするエレベータ保守料
    金算出システム。
  2. 【請求項2】 前記実負荷状態計測手段は、乗りかごに
    人が搭乗したことを検出する搭乗時検出手段と、エレベ
    ータ稼働時間計測手段またはエレベータ起動回数計測手
    段の少なくとも一つの計測手段とからなることを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータ保守料金算出システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記搭乗時検出手段は、乗りかご内に配
    置した人感知センサであり、搭乗したことの検出は、前
    記人感知センサが人を感知して感知出力を発生したとき
    であることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ保
    守料金算出システム。
  4. 【請求項4】 前記搭乗時検出手段は、乗りかご内のか
    ご呼びであり、搭乗したことの検出は、前記かご呼びが
    発生したときであることを特徴とする請求項2に記載の
    エレベータ保守料金算出システム。
  5. 【請求項5】 前記実負荷状態計測手段は、前記搭乗時
    検出手段と前記エレベータ稼働時間計測手段とからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ保守料金
    算出システム。
  6. 【請求項6】 前記実負荷状態計測手段は、前記搭乗時
    検出手段と前記エレベータ起動回数計測手段とからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ保守料金
    算出システム。
  7. 【請求項7】 前記実負荷状態計測手段は、前記搭乗時
    検出手段と前記エレベータ稼働時間計測手段と前記エレ
    ベータ起動回数計測手段とからなることを特徴とする請
    求項2に記載のエレベータ保守料金算出システム。
  8. 【請求項8】 前記搭乗時検出手段は、搭乗したことを
    検出したときに第1係数を発生し、搭乗したことを検出
    していないときに第2係数を発生し、前記実負荷状態計
    測手段は、前記エレベータ稼働時間計測手段または前記
    エレベータ起動回数計測手段の少なくとも一つは、前記
    搭乗時検出手段の検出結果に応じてその累積計測値に前
    記第1係数または前記第2係数を乗算した累積計測結果
    を得ていることを特徴とする請求項2に記載のエレベー
    タ保守料金算出システム。
  9. 【請求項9】 前記実負荷状態計測手段で得られた累積
    計測結果は、予め決められた1カ月の保守料金算出期間
    毎に携帯端末機により取得され、取得された累積計測結
    果に基づいて当月のエレベータ保守料金を算出している
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ保守料金
    算出システム。
  10. 【請求項10】 前記実負荷状態計測手段で得られた累
    積計測結果は、定期的に遠隔地にある監視センターに伝
    送され、前記監視センターは供給された累積計測結果に
    基づいて当月の各エレベータ別のエレベータ保守料金を
    算出していることを特徴とする請求項1に記載のエレベ
    ータ保守料金算出システム。
  11. 【請求項11】 前記監視センターは、エレベータ稼働
    時間計測値メモリ及びエレベータ起動回数計測値メモリ
    を有し、前記実負荷状態計測手段から伝送されてきた累
    積計測結果を対応するメモリに格納することを特徴とす
    る請求項10に記載のエレベータ保守料金算出システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記監視センターへの定期的な累積計
    測結果の伝送は、予め決められた1カ月の保守料金算出
    期間が到来するたび毎であることを特徴とする請求項1
    0に記載のエレベータ保守料金算出システム。
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