JP2002094547A - 特定電子メールに対する定型処理方法及びシステム - Google Patents

特定電子メールに対する定型処理方法及びシステム

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JP2002094547A
JP2002094547A JP2000279903A JP2000279903A JP2002094547A JP 2002094547 A JP2002094547 A JP 2002094547A JP 2000279903 A JP2000279903 A JP 2000279903A JP 2000279903 A JP2000279903 A JP 2000279903A JP 2002094547 A JP2002094547 A JP 2002094547A
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進 関野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迷惑メールなどの特定電子メールに対して定
型処理を行うことに関し、各ドメイン等に設けられるメ
ールサーバの管理・運用を大幅に効率化する。 【解決手段】 特定の電子メールに対する処理の内容を
記述した定型処理スクリプトを生成、保持し、この定型
処理スクリプトを各メールサーバ3に通知する管理サー
バ1に設ける。メールサーバ3には、管理サーバ1から
の定型処理スクリプトと独自の定型処理スクリプトを格
納するスクリプト格納部32と、ユーザからのメール受
信要求があったときに、対応するメールデータに対し
て、スクリプト格納部に格納された定型処理スクリプト
にしたがってスクリプト処理を行うスクリプト処理部3
4とを設ける。スクリプト処理が施されたメールデータ
が、ユーザに送信されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の電子メール
を監視してその電子メールに対して定型処理を行うため
の方法及びシステムに関し、特に、多数の独立に運営・
管理されているメールサーバについて、各サーバに共通
する処理でありかつ処理の内容が動的に変化するような
処理について一括運営・管理することができるようにす
るための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メールサーバをはじめとする各種
のサーバは、それぞれごとにサーバ管理者を擁し、それ
ぞれ別個に管理されるのが一般的であった。しかしなが
ら、このような個別のサーバ管理方法では、例えば迷惑
メール(いわゆるスパムメール)が流行しだしたとき
に、各メールサーバの管理者はそれぞれ自己が管理する
メールサーバに対してそれらの迷惑メールの削除などの
管理運営を個別に行わなければならず、サーバ管理のた
めの費用と手間が膨大なものになることが予想される。
今後、インターネット上で使用されるプロトコルとして
IPv6(InternetProtocol version 6)が普及しメール
サーバの大幅に普及した際には、管理・運営に要する手
間が増大することが予想され、今後、迷惑メールの削除
といった定型的な処理に対する効率化技術への要請は高
まると思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
個別にサーバを管理し運営する方法では、今後IPv6
が普及しメールサーバが大幅に普及した際に、管理者の
手間が増大してしまうことになり、また中小企業やSO
HO(small office home office;小規模オフィス・自
宅兼用オフィス)でネットワークに精通した技術者がい
ないような場合には、迷惑メールが流行したときにその
ための対策をとることができないことがある、といった
問題点がある。このため、従来のメールサーバの運営・
管理方法は、今後の大幅なメールサーバへの期待と需要
の増加に実用的に耐えるものではない。
【0004】そこで本発明は、これら各現場(ドメイン
やサブドメイン)に設けられるメールサーバの管理・運
用を大幅に効率化することを可能にする、特定電子メー
ルに対する定型処理方法及びシステムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、ドメ
インごとあるいはサブドメインごとに設けられた複数の
メールサーバを一括運営・管理するための管理サーバを
設け、どのようなメールに対してどのような処理を施す
かを記載した定型処理スクリプト(メール処理スクリプ
トともいう)をこの管理サーバ上で編集し、編集された
定型処理スクリプトに基づいて、この管理サーバを利用
するメールサーバ(管理サーバから見てクライアントと
なる)で各メールに対するスクリプト処理が行えるよう
にする。この際、管理サーバにおいて編集された定型処
理スクリプトをクライアント側からの要求によりクライ
アント側に転送するようにしてもよいが、それでは、定
型処理スクリプトが変更されたときにそれを直ちにクラ
イアント側に反映させることができない。そこで、管理
サーバによる一括運営・管理サービスを受けようとする
メールサーバ(クライアント)において、定型処理スク
リプトを受信するためのデーモン(クライアントデーモ
ン)を起動するとともに、管理サーバにおいては、クラ
イアントデーモンを起動させているメールサーバのアド
レス(典型的にはIP(Internet Protocol)アドレス)
を登録しておく。そして、管理サーバ上の定型処理スク
リプトに対して登録・削除・修正等の更新が行われたと
きには、管理サーバは、アドレスが登録されているメー
ルサーバすなわちクライアントデーモンが起動している
メールサーバに対して、定型処理スクリプトの通知を行
うようにする。クライアントデーモンの起動している各
メールサーバは、ユーザーからのメール読み出し要求が
あったときに、定型処理スクリプトを反映させた読み出
し動作を行えるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の
実施の一形態の定型処理システムの構成を示すブロック
図である。
【0007】この定型処理システムは、セキュリティ管
理のための管理サーバ1と、インターネットなどのネッ
トワーク2を介して管理サーバ1により一括運営・管理
されることとなる複数のメールサーバ3とを備えてい
る。メールサーバ3は、ドメインごとあるいはサブドメ
インごとの通常のメールサーバとして、ネットワーク2
からメールを受信し、そのメールサーバ3に属するユー
ザのユーザ端末4に対してそのメールを送信する機能も
備えている。管理サーバ1は、典型的にはセキュリティ
会社に設置されるものであり、各メールサーバは各社
(あるいは各部門)に設置されるものである。
【0008】管理サーバ1には、定型処理スクリプトを
生成し編集しあるいは削除するためのスクリプト編集部
11と、生成され編集された定型処理スクリプトを格納
するスクリプト格納部12と、定型処理スクリプトをメ
ールサーバ3側に送信する送信部13と、クライアント
デーモンが起動しているメールサーバ3のアドレスを格
納するアドレス格納部14とが設けられている。送信部
13は、メールサーバ3から要求があったときに定型処
理スクリプトをその要求元のメールサーバ3に送るほ
か、スクリプト格納部12内の定型処理スクリプトに変
更があったときに、アドレス格納部14に格納されてい
るアドレスに対して定型処理スクリプトを自動的に送信
する。
【0009】メールサーバ3には、ネットワーク2から
メールを受信するとともに管理サーバ1から定型処理ス
クリプトを受信する受信部31と、受信部31で受信し
た定型処理スクリプトを格納するスクリプト格納部32
と、受信部31で受信したメールデータを格納するメー
ル格納部(メールスプール)33と、ユーザからのメー
ル読出し要求に応じてメール格納部33から取り出され
たメールに対し、スクリプト格納部32に格納された定
型処理スクリプトに応じてスクリプト処理を実行するス
クリプト処理部34と、スクリプト処理がなされたメー
ルを対応するユーザのユーザ端末4に送信するメール送
信部35とが設けられている。上述したクライアントデ
ーモンを動作させる場合には、このクライアントデーモ
ンは受信部31の機能の一部として動作することにな
る。ここでスクリプト格納部32は、管理サーバ1から
受信した定型処理スクリプトのほか、このメールサーバ
3に独自の定型処理スクリプトを格納することができ
る。そこで、管理サーバ1によって生成、修正される定
型処理スクリプトを定型処理スクリプトAとし、メール
サーバに独自の定型処理スクリプトと定型処理スクリプ
トBとする。結局このメールサーバ3では、スクリプト
格納部32に格納された定型処理スクリプトに応じて、
スクリプト処理部34が、ユーザに配信する前のメール
データに対してフィルタ処理を行うことになる。
【0010】次に、この定型処理システムの動作を説明
する。
【0011】典型的にはセキュリティ会社に設けられる
管理サーバ1は、迷惑メールなどに対する定型処理の内
容を記述した定型処理スクリプトAをスクリプト格納部
12内に保持し、また、この管理サーバ1からのサービ
スの通知を希望するメールサーバ(クライアントサー
バ)3のアドレスのリストをアドレス格納部14内に保
持する。管理サーバ1から提供される定型処理スクリプ
トによってメールに対して定型処理を行うことを希望す
るメールサーバ(クライアント)3に対しては、以下に
述べる2つの方法のいずれかによって、管理サーバ1は
定型処理スクリプトAの情報を配信する。
【0012】第1の方法は、上述したクライアントデー
モンがメールサーバ3上で動作している場合である。こ
の場合、クライアントであるメールサーバ3のスクリプ
ト格納部32に格納されている定型処理スクリプトA
が、管理サーバ1上の定型処理スクリプトAが更新され
たときに自動的に更新される。このように処理を実行す
る場合には、管理サーバ1のアドレス格納部14に格納
されているクライアントリストにそのメールサーバ3の
アドレスを予め登録しておく必要がある。そして、図2
(a)に示すように、管理サーバ1において定型処理ス
クリプトAが作成または更新されたときには(ステップ
101)、登録されているクライアント(メールサー
バ)に対して、更新情報を通知する(ステップ10
2)。これによって、クライアントであるメールサーバ
3側の定型処理スクリプトAは、常に最新のものに書き
換えられる。
【0013】第2の方法は、クライアントであるメール
サーバ3が常時更新通知を希望しない場合である。この
場合には、図2(b)に示すように、クライアントから
定型処理スクリプトAが要求されたときに(ステップ1
03)、要求元クライアントに対し、更新情報の通知を
行うようにする(ステップ104)。この場合は、管理
サーバ1において、クライアント側からの要求を常時受
け付けられるようなデーモンを起動するようにする。
【0014】次に、図3を用いて、クライアントである
メールサーバ3での動作を説明する。このメールサーバ
3では、上述したクライアントデーモンが起動し、ま
た、ユーザからのメール読出し要求があるかどうかを検
知するデーモンも起動しているものとする。
【0015】まず、クライアントデーモンにより、定型
処理スクリプトの更新通知があるか否かを判断する(ス
テップ111)。定型処理スクリプトAの更新通知があ
った場合には、管理サーバ1からその更新された定型処
理スクリプトAを受信し、スクリプト格納部32内の定
型処理スクリプトAの更新を行う。更新通知がない場合
には、ユーザーからのメール読み出し要求があるかを待
機し(ステップ113)、読出し要求がなければステッ
プ111に戻り、要求があった場合には、スクリプト処
理部34によって、定型処理スクリプトAを実行し(ス
テップ114)、次にそのクライアントのメールサーバ
を利用している利用者に対してのみの処理であるような
定型処理スクリプトBを実行し(ステップ115)、ユ
ーザへメールを送信し(ステップ116)、ステップ1
13に戻る。結局、メールサーバ3において、メール利
用者よりメール読出し要求があった場合には、要求され
たメールに対して、まず定型処理スクリプトAが実行さ
れ、次に定型処理スクリプトBが実行され、これらの定
型処理を施した後に受信者へ応答し、メールを送ること
になる。
【0016】次に、この実施の形態の定型処理システム
をビジネス分野に応用した例を説明する。
【0017】図4に示すものは、最も基本的な利用法で
あり、迷惑メールを制限するためにこの定型処理システ
ムを使用する場合の構成を示している。迷惑メールが流
行し出したときに、管理サーバ1を管理するセキュリテ
ィ会社は、その迷惑メールを特定するための定型処理ス
クリプトAを作成し、管理サーバ1のスクリプト格納部
12に格納する。このとき、管理サーバ1上のスクリプ
トの更新の通知を希望しているクライアントのメールサ
ーバ3では、上述したようにして、自動的にそのクライ
アント内の定型処理スクリプトAの更新が行われる。更
新通知を希望していないクライアントのメールサーバ3
については、クライアント側のシステム管理者が更新要
求を出したときに、クライアント内の定型処理スクリプ
トAの内容が更新される。
【0018】このようにしてメールサーバ3内の定型処
理スクリプトAが更新されれば、それ以降は、各社のメ
ールサーバを利用しているユーザは、迷惑メールのつい
てはフィルタがかかっているので、安心してメールの受
信を行うことができる。
【0019】図5は、この定型処理システムの応用とも
いうべきものを示しており、メールに広告を挿入する場
合の構成を示している。広告会社は、どういうメールに
はどういう広告を掲載したいとう要望を持っているもの
とする。
【0020】この場合は、広告会社は、セキュリティ会
社に対して、広告登録を行う。すると、管理サーバ1を
利用するクライアント側からの要求または更新通知によ
って、各社のメールサーバ3において、メール中に広告
を掲載する定型処理スクリプトAが実行されることにな
り、自動的に各社のメールユーザは、それらの広告を受
け取ることができるようになる。
【0021】次に、定型処理スクリプトについて説明す
る。図6は定型処理スクリプトの記入例を示す図であ
る。
【0022】セキュリティ会社として、各社のメールサ
ーバにおいてある種の電子メールに処理を施したい場
合、その電子メールを特定しどのような処理を実行する
かを指定するために、図6に示すような定型処理スクリ
プトをファイルとして用意する。図6に示した例では、
「From」で始まる行は、アドレス「aaa@bbb.cc.co.jp
から来たメールに対しては、スクランブル処理(scramb
le)を施す、という設定を表している。また、「Subjec
t」で始まる行は、“[NCC”という文字列で始まるタイ
トルのメールに対しては、消去(del)を施すように指
示している。これは、例えば、件名が“[NCC120]タイト
ル”で表されるようなメーリングリストからのメール
は、受け取らない場合等に用いられる。そして、「TEX
T」で始まる行は、「教育」、「大学」といった、文字
列が入っているような場合には、「ABC.TXT」というフ
ァイルをメールの文頭に追加(add)する、という処理
を表している。これは、ある特定のキーワードを含むよ
うなメールに対しては、広告を掲載または警告を発する
ような場合に指定する。
【0023】このような定型処理スクリプトのファイル
は、セキュリティ会社、各社のメールサーバのそれぞれ
が独自に用意し、上述したようにそれぞれを定型処理ス
クリプトAと定型処理スクリプトBとする。
【0024】図7は、管理サーバ1のアドレス格納部1
4に格納されるリストの一例を示す図である。ここに示
す例では、管理サーバ1において定型処理スクリプトの
生成・更新が行われた場合には、IPアドレスが、129.
60.206.167,129.60.207.193,210.220.29.12であるメ
ールサーバに通知が行われることになる。
【0025】上述の説明において、特定メールの削除の
他に、特定メールに対してスクランブル処理を行うこと
を示した。以下では、このスクランブル処理について説
明する。
【0026】スクランブル処理の手順としては、各種の
ものが考えられるが、ここでは、特定の電子メールに対
して、n(0以外の整数)バイト飛びごとに、そのバイ
トの値にmを加算することによって、電子メールをスク
ランブル処理する。このような処理を実行することによ
って、添付ファイルの不正実行を防止することができ
る。数バイト飛び毎であるので、テキスト文書(したが
ってメール本文)の所々は読めるが、添付ファイル部分
については、エンコードの先頭コードと終了コードが不
適な値となり、添付ファイルのデコードができなくな
る。またこの方法では、テキスト部分についても添付フ
ァイル部分についても一律に同様の処理をすることがで
きるために、処理の高速化を図ることができる。このよ
うにスクランブル処理されたメールに対するスクランブ
ル解除は、同様に、上述のnバイト飛びごとに、そのバ
イトの値に−mを加算することによって実行できる。こ
の処理は高速に実行することができるため、非常に有用
である。
【0027】また、特定のメールに対して広告や警告文
等を添付することは、単に全てのメールに一律にまたは
内容に係わらず広告を出す以上の効果を期待できる。
【0028】
【発明の効果】従来のサーバ管理方法では、各サーバの
管理はそれぞれのサーバ管理者にゆだねられており、そ
のため、きちんとしたサーバ管理が行えないような態勢
でメールサーバの運用を行っているような場合には、例
えばメールサーバ上で迷惑メールが普及したときへの対
処などに関し、いざというときの対応が遅れてしまいが
ちである。しかしながら本発明によれば、例えばセキュ
リティ会社Aが、定型処理スクリプトを登録している管
理サーバを立ち上げ、サービスを希望する会社のメール
サーバにおいてクライアントデーモンを立ち上げること
により、迷惑メールなどが流行りだしたときに、セキュ
リティ会社がその迷惑メールに対応した定型処理スクリ
プトを迅速に用意することによって、クライアントであ
る会社はその情報を即座に迷惑メールに対する処理に反
映させることができ、クライアントである会社のネット
ワーク管理に要するコストや負担が大幅に削減すること
ができる。
【0029】また会社内におけるネットワーク管理に関
しても、ある会社Aの中に複数のサブドメインが設けら
れ、会社A内にメールサーバが点在しているような場合
であっても、社内に管理サーバを1つ設けることによっ
て、迷惑メールに対する対処を一括して行えることがで
きるようになる。
【0030】特定のメール例えば特定のキーワードを含
むメールに対して広告や警告文等を付加する処理は、全
てのメールに一律に内容に係わらず広告などを付加する
ことと比べ、例えば社内メールを私用メールとして使っ
ている恐れがあるときに「私用メールは慎みましょ
う。」といった警告をする等の、メールの内容に応じた
警告文や広告を付加できるので、より効果的である。
【0031】このような定型処理システムを用いたビジ
ネスとして「セキュリティ会社」対「各社のメールサー
バ管理者」対「メール利用者」からなるビジネスモデル
において、「セキュリティ会社」としてはサービスの提
供による収入が期待でき、「各社のメールサーバ管理
者」としては大幅な管理コストの削減が期待でき、「メ
ール利用者」についてはメールを安心して受信できる、
という効果が得られる。
【0032】また、広告業務を行いある特定のキーワー
ドを含むメールに対してのみ特定の広告を付加すること
には、「広告会社」対「セキュリティ会社」対「各社の
メールサーバ管理者」対「メール利用者」からなるビジ
ネスモデルにおいて、「広告会社」としては、特定のキ
ーワードを有するときのみ反応することにより、必要と
している人に必要そうな広告を提供でき、「セキュリテ
ィ会社」としては、広告を提供することにより広告掲載
料の徴収ができ、「各社のメールサーバ管理者」及び
「メール利用者」にとっては、広告を見る代りに無料で
特定メールに対する定型処理を行うことができる、とい
った利点がえら得る。
【0033】このように本発明の定型処理方法及びシス
テムは、単に迷惑メールを排除するだけではなく、新た
なビジネスモデルを創出して、ビジネス的な応用への適
用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の定型処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】(a),(b)は、管理サーバでの処理を説明
するフローチャートである。
【図3】分散配置された各メールサーバ上における処理
を示すフローチャートである。
【図4】「セキュリティ会社」、「各社サーバ」、「メ
ール利用者」についての関係を示す図である。
【図5】「セキュリティ会社」、「各社サーバ」、「メ
ール利用者」、「広告会社」についての関係を示す図で
ある。
【図6】定型処理スクリプトの内容の一例を示す図であ
る。
【図7】定型処理スクリプトが書き換えられた際に通知
を行う対象となるメールサーバのリストの一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 ネットワーク 3 メールサーバ 4 ユーザ端末 11 スクリプト編集部 12,32 スクリプト格納部 13 送信部 14 アドレス格納部 31 受信部 33 メール格納部 34 スクリプト処理部 35 メール送信部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独立に設置されているメールサ
    ーバ上で特定の電子メールに対して定型的な処理を行う
    定型処理方法であって、 管理サーバ上で前記特定の電子メールに対する処理の内
    容を定型処理スクリプトとして記述し、 メールサーバにおいては前記定型処理スクリプトを自動
    的に受信できようにし、 前記管理サーバから所定のリストに記載されたメールサ
    ーバに対して前記定型処理スクリプトを送信し、 前記定型処理スクリプトを受信したメールサーバにおい
    て、受信した定型処理スクリプトを格納するとともに、
    ユーザからメール受信要求があったときに前記格納した
    定型処理スクリプトの記述内容にしたがって前記ユーザ
    に対するメールデータへのスクリプト処理を実行する、
    特定電子メールに対する定型処理方法。
  2. 【請求項2】 定型処理が、メールデータの削除、前記
    メールデータに対するスクランブル処理、前記メールデ
    ータへのテキストデータの追加の処理の中から選ばれた
    1種以上の処理である、請求項1に記載の特定電子メー
    ルに対する定型処理方法。
  3. 【請求項3】 メール格納部を備えそれぞれ独立に設置
    されているメールサーバにおいて特定の電子メールに対
    して定型的な処理を行う定型処理システムであって、 前記特定の電子メールに対する処理の内容を記述した定
    型処理スクリプトを保持して前記定型処理スクリプトを
    前記メールサーバに通知する管理サーバと、 前記メールサーバ内に設けられ、前記定型処理スクリプ
    トを格納するスクリプト格納部と、 前記メールサーバ内に設けられ、ユーザからのメール受
    信要求があったときに、対応するメールデータに対し
    て、前記スクリプト格納部に格納された定型処理スクリ
    プトにしたがってスクリプト処理を行うスクリプト処理
    部と、を有し、 前記スクリプト処理が施されたメールデータが前記ユー
    ザに送信される、特定電子メールに対する定型処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 定型処理が、メールデータの削除の処
    理、前記メールデータに対するスクランブル処理、前記
    メールデータへのテキストデータの追加の処理の中から
    選ばれた1種以上の処理である、請求項3に記載の特定
    電子メールに対する定型処理システム。
  5. 【請求項5】 管理サーバに、前記管理サーバから定型
    処理スクリプトの提供を受けるメールサーバのアドレス
    を格納するアドレス格納部が設けられ、 前記管理サーバにおいて前記定型処理スクリプトが更新
    された際に、前記アドレス格納部に格納されたアドレス
    のメールサーバに即座にその更新情報が通知され、 前記メールサーバでは前記更新情報に基づいて自動的に
    前記スクリプト格納部内の前記定型処理スクリプトを更
    新するための手段が設けられている、請求項3に記載の
    特定電子メールに対する定型処理システム。
  6. 【請求項6】 管理サーバは、メールサーバからの要求
    に応答して要求元のメールサーバに定型処理スクリプト
    を送信する、請求項3に記載の特定電子メールに対する
    定型処理システム。
  7. 【請求項7】 定型処理がメールデータに対するスクラ
    ンブル処理であり、 前記スクランブル処理が、n,mをいずれも0以外の整
    数として、メールデータに対して、nバイト飛びごと
    に、そのバイトの値にmを加算する処理である、請求項
    3に記載の特定電子メールに対する定型処理システ
    ム。。
  8. 【請求項8】 スクランブル処理されたメールデータに
    対するスクランブル解除処理が、nバイト飛びごとに、
    そのバイトの値に−mを加算する処理である、請求項7
    に記載の特定電子メールに対する定型処理システム。
  9. 【請求項9】 定型処理が、メール本文に特定のキーワ
    ードが含まれているときに所定のテキストデータをメー
    ルデータのに追加する処理である、請求項3に記載の特
    定電子メールに対する定型処理システム。
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