JP2002090051A - 冷温蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵庫の冷凍サイクルにおける凝縮熱エネルギ
ーを活用して、温蔵庫を設けた冷温蔵庫を提供する。 【解決手段】本発明は、冷蔵庫に断熱材（５）で分離さ
れた温蔵庫（１）を併設、この内側を放熱器（３）とし
て凝縮させる時の熱エネルギーを有効に放熱させ温蔵庫
とするものである。この温蔵庫は、冷凍サイクルから高
温にはできないが人肌程度の温度が得られ、用途を拡大
することで総合熱効率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に新たな熱
エネルギーを加えることなく、冷凍サイクルにおける冷
媒を凝縮させる時に熱エネルギーを大気に放熱している
が、この熱を有効に活用して温蔵庫を設けた冷温蔵庫に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、冷蔵庫の冷媒の凝縮させる時の熱
エネルギーは大気に放熱されたままになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は、冷媒
の凝縮させる時の熱エネルギーは大気に放熱していて、
冷凍サイクルの冷凍エネルギーよりも容量の多い熱エネ
ルギーであるが、この熱エネルギーはむだに放熱されて
いた欠点がある。本発明は、この欠点を解決するために
発明されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫に断熱
材で分離された温蔵庫を併設、この内側を放熱器として
凝縮させる時の熱エネルギーを有効に放熱させ温蔵庫と
するものである。この温蔵庫は、冷凍サイクルから高温
にはできないが人肌程度の温度が得られ、用途を拡大す
ることで総合熱効率を高めることができる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。冷蔵庫に断熱材（５）で分離された温蔵庫
（１）を併設、この内側を放熱器（３）として凝縮させ
る時の熱エネルギーを有効に放熱させ温蔵庫とするもの
である。しかし、有効には冷媒を凝縮し液化させるため
大気の放熱も必要である。温蔵庫は、冷凍サイクルから
高温にはできないが人肌程度の温度が得られ、この用途
を拡大することで総合熱効率を高めることができるもの
で、付帯器であることから容積的には小さいものにな
る。

【０００６】

【実施例】主な使用は、人肌程度の温度に温めるのが適
当な物で、飲食物：弁当・乳児用ミルク等、品物：おし
ぼり等。

【０００７】

【発明の効果】温蔵庫の併設は、新たな熱エネルギーも
不要であって、その都度、温めたりせずにすむ等、便利
で重宝に活用できる。特に、冬期に人肌程度の温度に温
めるのが適当な物には最適である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成全体図

【符号の説明】

１ 温蔵庫 ２ コンプレッサー ３ 放熱器 ４ キャピラリチューブ ５ 断熱材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 冷蔵庫の冷凍サイクルにおける凝縮熱エ
   ネルギーを活用して、温蔵庫を設けた冷温蔵庫。