JP2002086688A - 印刷機の色管理方法および装置 - Google Patents

印刷機の色管理方法および装置

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JP2002086688A
JP2002086688A JP2000277899A JP2000277899A JP2002086688A JP 2002086688 A JP2002086688 A JP 2002086688A JP 2000277899 A JP2000277899 A JP 2000277899A JP 2000277899 A JP2000277899 A JP 2000277899A JP 2002086688 A JP2002086688 A JP 2002086688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ短時間に、常に高品質な印刷機のプ
ロファイルを作成する。 【解決手段】 印刷物3にプロファイル作成用カラーチ
ャート3−1と濃度測定用カラーバー3−2を印刷す
る。カラーチャート3−1は各色の網点面積率が予め定
められた多数のパッチ3aにより構成されている。カラ
ーバー3−2は各色のパッチ(ベタパッチ)3b(3b
1〜3b4)を含む領域S1〜Snから構成されてい
る。カラーバー3−2の各色のパッチ3bの濃度を測定
し、測定濃度値と基準濃度値との差が許容濃度値内に入
るように、各色のインキ供給量を調整する。この濃度調
整後、カラーチャート3−1の各パッチ3aの色彩値を
測定し、各パッチ3aに対して定められている各色の網
点面積率とにより印刷機のプロファイルを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷機によって
印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩値を測
定し、測定した各パッチの色彩値と各パッチに対して予
め定められている各色の網点面積率から印刷機の色再現
特性を表すプロファイルを作成する印刷機の色管理方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷物の受注を受ける場合、刷
り上がる印刷物の色合いの確認をとるために、予め色校
正を発注元に見せている。すなわち、色校正出力装置
〔平台校正機、カラープリンタ、ダイレクト・デジタル
・カラー・プルーファ(Direct Digital Color Proofe
r:DDCP)、簡易校正機など〕より色校正を出力
し、発注元に見せてその色合いでよいかどうかの確認を
とっている。発注元が同意すれば、印刷機の各色のイン
キ供給量を調整し、実際の印刷物も色校正の色合いにな
るようにする。
【0003】しかし、色校正出力装置と印刷機の色再現
特性が異なるため、印刷機の各色のインキ供給量を調整
しても色校正と同じ色合いに印刷することは非常に困難
であり、発注元との間でトラブルが発生することがあっ
た。
【0004】このため、最近では、色校正出力装置と印
刷機の色再現特性を予め調べ、印刷機で印刷した印刷物
の色合いにあった色合いで色校正を行うことにより、発
注元との間でのトラブルの発生を防止している。すなわ
ち、色校正出力装置の色再現特性を表すプロファイルと
印刷機の色再現特性を表すプロファイルとを比較し、色
校正と印刷機で印刷された印刷物の色合いが合うよう
に、色校正を出力する際の各色の網点面積率、すなわち
一般の4色刷りの場合、黄色(キ),マゼンタ(赤),
シアン(アイ),墨(スミ)の各色の網点面積率(単位
面積当たりのその色の印刷面積)を調整する。このよう
に装置/印刷機から出力された色が合うように調整する
ことをカラーマッチングと呼んでいる。
【0005】印刷機のプロファイルは、印刷会社での出
力条件及び印刷条件(例えば、出力及び印刷環境、印刷
資材、インキ、紙、基準濃度、客先要求など)が様々で
あるので、印刷機メーカが提供する既存のものでは誤差
が大きい。このため、印刷機のプロファイルは、印刷会
社での出力及び印刷条件下で、測定器を用いて個々に作
成されている。
【0006】〔印刷機のプロファイルの作成〕図6に印
刷機(図示せず)により印刷されたプロファイル作成用
の印刷物を示す。印刷物4には、中央部に、プロファイ
ル作成用カラーチャート4−1が印刷される。プロファ
イル作成用カラーチャート4−1は、スミ、アイ、ア
カ、キのインキを用いた一般の4色刷りの印刷物の場
合、スミ5%,アイ10%,アカ10%,キ10%、あ
るいは、スミ5%,アイ20%,アカ10%,キ20%
というように、各色の網点面積率がそれぞれ異なった値
を持つ多数のパッチ4aから構成される。このプロファ
イル作成用カラーチャート4−1の各パッチ4aの色彩
値を測定し、測定した各パッチ4aの色彩値と各パッチ
4aに対して予め定められている各色の網点面積率とを
対応づけ、これらの関係を印刷機のプロファイルとす
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】印刷機のプロファイル
を作成する場合、パッチ4aの各色のインキ膜厚が一定
となるように、プロファイル作成用カラーチャート4−
1を印刷しなければならない。このため、従来において
は、オペレータがプロファイル作成用カラーチャート4
−1を見ながら目視で印刷機の各色のインキ供給量を調
整するようにしており、非常に時間がかかると共に、オ
ペレータにとって大きな負担となるという問題があっ
た。また、オペレータの経験や勘に頼っているため、印
刷機のプロファイルの品質にばらつきがあり、精度の高
いカラーマッチングは期待できなかった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、オペレータ
の経験や勘に頼ることなく、簡単かつ短時間に、常に高
品質の印刷機のプロファイルを作成することのできる印
刷機の色管理方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本願の第1発明および第3発明(請求項1お
よび請求項3に係る発明)は、印刷機により印刷された
濃度測定用の各色のパッチの濃度を測定し、この測定し
た各色のパッチの濃度値と各色の基準濃度値とを比較
し、この比較結果に基づいて印刷機の各色のインキ供給
量を調整し、このインキ供給量が調整された印刷機によ
って印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩値
を測定し、この測定した各パッチの色彩値と各パッチに
対して予め定められている各色の網点面積率から印刷機
の色再現特性を表すプロファイルを作成するようにした
ものである。
【0010】この発明(第1発明、第3発明)によれ
ば、濃度測定用の各色のパッチの測定濃度値と各色の基
準濃度値との比較結果により印刷機の各色のインキ供給
量が調整され、このインキ供給量が調整された印刷機に
よって印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩
値が測定され、この測定された各パッチの色彩値と各パ
ッチに対して予め定められている各色の網点面積率から
印刷機のプロファイルが作成される。
【0011】また、本願の第2発明および第4発明(請
求項2および請求項4に係る発明)は、印刷機により印
刷された濃度測定用の各色のパッチの濃度を測定する第
1工程と、この第1工程によって測定された各色のパッ
チの濃度値と各色の基準濃度値とを比較する第2工程
と、この第2工程の比較結果に基づいて印刷機の各色の
インキ供給量を調整する第3工程とを設け、第2工程に
おいて各色のパッチの測定濃度値と各色の基準濃度値と
がほゞ一致するという比較結果が得られるまで第1工
程,第2工程,第3工程を繰り返し、その時の印刷機に
よって印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩
値を測定し、この測定された各パッチの色彩値と各パッ
チに対して予め定められている各色の網点面積率から印
刷機の色再現特性を表すプロファイルを作成するように
したものである。
【0012】この発明(第2発明、第4発明)によれ
ば、第2工程において各色のパッチの測定濃度値と各色
の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られ
るまで第1工程,第2工程,第3工程が繰り返され、第
2工程において各色のパッチの測定濃度値と各色の基準
濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られると、
その時の印刷機によって印刷されたプロファイル作成用
の各パッチの色彩値が測定され、すなわちプロファイル
作成用の各パッチの色彩値が各色のインキ膜厚をほゞ一
定とした状態で測定され、この測定された各パッチの色
彩値と各パッチに対して予め定められている各色の網点
面積率から印刷機のプロファイルが作成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す印刷機の色管理装置のブロック図である。同図におい
て、1はメインの制御装置(以下、メイン制御装置と呼
ぶ)、2はメイン制御装置1の制御下で後述する測色計
を制御する測色計の制御装置(以下、測色計制御装置と
呼ぶ)である。
【0014】メイン制御装置1において、1−1はCP
U、1−2はRAM、1−3はROM、1−4は入力装
置、1−5は表示器、1−6は出力装置、1−7,1−
8は入出力インターフェイス(I/O,I/F)、1−
9〜1−15はメモリである。CPU1−1は、インタ
ーフェイス1−7,1−8を介して与えられる各種入力
情報を得て、RAM1−2やメモリ1−9〜1−15に
アクセスしながら、ROM1−3に格納されたプログラ
ムに従って動作する。
【0015】測色計制御装置2において、2−1はCP
U、2−2はRAM、2−3はROM、2−4は測色
計、2−5は測色計移動用モータ、2−6はロータリエ
ンコーダ、2−7はモータドライバ、2−8はカウン
タ、2−9はA/D変換器、2−10はD/A変換器、
2−11〜2−13はインターフェイス(I/O,I/
F)、2−14はメモリである。CPU2−1は、イン
ターフェイス2−11〜2−13を介して与えられる各
種入力情報を得て、RAM2−2やメモリ2−14にア
クセスしながら、ROM2−3に格納されたプログラム
に従って動作する。ロータリエンコーダ2−6は、測色
計移動用モータ2−5の所定回転数(角度)毎に回転パ
ルスを発生してカウンタ2−8に出力する。
【0016】図2に印刷機(図示せず)により印刷され
たプロファイル作成用の印刷物を示す。印刷物3には、
例えばくわえ側に、帯状のプロファイル作成用カラーチ
ャート3−1と濃度測定用カラーバー3−2が印刷され
る。なお、プロファイル作成用カラーチャート3−1や
濃度測定用カラーバー3−2は、印刷物3の尻側に印刷
するようにしてもよく、印刷物3の中央に印刷するよう
にしてもよい。
【0017】プロファイル作成用カラーチャート3−1
は、スミ、アイ、アカ、キのインキを用いた一般の4色
刷りの印刷物の場合、スミ5%,アイ10%,アカ10
%,キ10%、あるいは、スミ5%,アイ20%,アカ
10%,キ20%というように、各色の網点面積率がそ
れぞれ異なった値を持つ多数のパッチ(プロファイル作
成用パッチ)3aから構成される。
【0018】濃度測定用カラーバー3−2は、一般の4
色刷りの印刷物の場合、スミ,アイ,アカ,キのパッチ
(網点面積率100%のベタパッチ:濃度測定用パッ
チ)3b1,3b2,3b3,3b4を含む領域S1〜
Snから構成される。領域S1〜Snは、印刷機におけ
る各色の印刷ユニットにおける版胴の軸方向に並設され
たツボキーのキーゾーンに対応している。
【0019】メイン制御装置1において、メモリ1−9
には、印刷物3に印刷されるプロファイル作成用カラー
チャート3−1の各パッチ3aの位置および各パッチ3
aに対して予め定められている各色の網点面積率(その
色の網点の%等、網点における単位面積当たりのその色
の印刷面積)が記憶される。例えば、第1番目のパッチ
3aの各色の網点面積率は、スミが5%,アイが10
%,アカが10%,キが10%、第2番目のパッチ3a
の各色の網点面積率は、スミが5%,アイが20%,ア
カが10%,キが20%、第3番目のパッチ3aの各色
の網点面積率は、スミが0%,アイが10%,アカが5
0%,キが20%、・・・・というように、予め定めら
れた各色の網点面積率が記憶される。
【0020】メモリ1−10には測色計2−4によって
採取されるプロファイル作成用カラーチャート3−1の
各パッチ3aの色データから得られる色彩値が記憶され
る。測色計2−4を用いての各パッチ3aからの色デー
タの採取については後述する。
【0021】なお、色彩値とは、日本工業規格(JIS
規格)のJISZ8729で規定され、国際照明委員会
(CIE)が推奨する色の表示方法であるL* * *
表示系又はL* * * 表示系で表された「L* 値,a
* 値,b* 値」又は「L* 値,u* 値,v* 値」をい
う。
【0022】メモリ1−11には印刷機の色再現特性を
表すプロファイルが格納される。このメモリ1−11に
格納される印刷機のプロファイルの作成手順については
後述する。メモリ1−12には、印刷物3に印刷される
濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッチ3b(3b
1,3b2,3b3,3b4)の位置が記憶される。
【0023】メモリ1−13には、測色計2−4によっ
て採取される濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッ
チ3bの色データから得られる濃度値が記憶される。メ
モリ1−14には、濃度測定用カラーバー3−2の各色
のパッチ3bに対する基準濃度値(各色の基準濃度値)
が記憶される。メモリ1−15には、濃度測定用カラー
バー3−2の各色のパッチ3bに対する許容濃度値(各
色の許容濃度値)が記憶される。
【0024】測色計制御装置2において、測色計2−4
は、図3に示すように、支柱2−15,2−16間に設
けられたボールネジ(送りねじ)2−17に取り付けら
れている。ボールネジ2−17は測色計移動用モータ2
−5によって正/逆回転する。このボールネジ2−17
の正/逆回転により、ボールネジ2−17に案内されな
がら、測色計2−4が支柱2−15,2−16間を移動
する。測色計2−4のヘッド部2−4aは測定台2−1
8の測定対象が置かれる面2−18aに向けられてい
る。
【0025】〔印刷機のプロファイル作成前の濃度調整
(図4)〕印刷機により印刷物3(図2)を印刷する。
印刷物3にはプロファイル作成用カラーチャート3−1
と濃度測定用カラーバー3−2が印刷されている。プロ
ファイル作成用カラーチャート3−1は各色の網点面積
率(%)が予め定められた多数のパッチ3aにより構成
されている。濃度測定用カラーバー3−2は各色のパッ
チ3b(3b1,3b2,3b3,3b4)を含む領域
S1〜Snから構成されている。
【0026】まず、オペレータは、印刷機による印刷直
後の印刷物3を測定対象として測定台2−18(図3)
上にセットする。このセット状態において、印刷物3に
印刷された濃度測定用カラーバー3−2は、測色計2−
4のヘッド部2−4aの下面に位置する。
【0027】次に、オペレータは、濃度測定用カラーバ
ー3−2の各色のパッチ3bに対する基準濃度値と許容
濃度値を入力装置1−4から入力する(ステップ40
1)。また、濃度測定用カラーバー3−2における各色
のパッチ3bの位置を入力装置1−4から入力する(ス
テップ402)。
【0028】CPU1−1は、入力された濃度測定用カ
ラーバー3−2における各色のパッチ3bの位置をメモ
リ1−12に格納する。また、測色計2−4によって測
定すべき各色のパッチ3bの位置(測定位置)を演算し
(ステップ403)、演算した測定位置を測色計制御装
置2へ転送する(ステップ404)。転送された各色の
パッチ3bの測定位置はRAM2−2内に格納される。
【0029】次に、オペレータは、入力装置1−4の濃
度測定用スタートスイッチ(図示せず)をオンとする。
このスタートスイッチのオンにより(ステップ405の
YES)、メイン制御装置1のCPU1−1は、測色計
制御装置2のCPU2−1へ測定開始指令を送る。測色
計制御装置2のCPU2−1は、メイン制御装置1から
の測定開始指令を受けて、測色計移動用モータ2−5を
正転させる(ステップ406)。
【0030】測色計移動用モータ2−5の正転によりボ
ールネジ2−17が正転し、このボールネジ2−17に
案内されて測色計2−4が支柱2−16に接する原点位
置から支柱2−15方向へ向けて移動する。CPU2−
1は、測色計2−4の刻々の移動位置をロータリエンコ
ーダ2−6を介して監視し(ステップ407)、測色計
2−4がRAM2−2中に記憶されている最初の測定位
置に達したときに、その測定位置に位置するパッチ3b
の色データを測色計2−4により採取する(ステップ4
08)。そして、CPU2−1は、測色計2−4からの
色データ(測色データ)をメモリ2−14中に格納する
(ステップ409)。
【0031】以下同様にして、CPU2−1は、RAM
2−2中に記憶されている測定位置に達するごとに、そ
の測定位置に位置するパッチ3bの色データを測色計2
−4により採取し、採取した色データをメモリ2−14
中に格納する。すなわち、CPU2−1は、測色計2−
4を自動走査制御することによって、印刷物3に印刷さ
れた濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッチ3bの
色データを次々に採取する。
【0032】CPU2−1は、濃度測定用カラーバー3
−2の全てのパッチ3bの色データ採取が完了したか否
かを判断し(ステップ410)、採取完了により、測色
計移動用モータ2−5の正転を停止させる(ステップ4
11)。次に、CPU2−1は、測色計移動用モータ2
−5を逆転させ(ステップ412)、測色計2−4を原
点位置へ復帰させた後、測色計移動用モータ2−5の逆
転を停止させる(ステップ413,414)。
【0033】次に、CPU2−1は、メモリ2−14に
格納された領域S1〜Snの各色のパッチ3bの測色デ
ータをメイン制御装置1に転送する(ステップ41
5)。転送された領域S1〜Snの各色のパッチ3bの
測色データはRAM1−2中に格納される。メイン制御
装置1のCPU1−1は、測色計制御装置2からの領域
S1〜Snの各色のパッチ3bの測色データより領域S
1〜Snの各色のパッチ3bの濃度値を算出し、メモリ
1−13に格納する(ステップ416)。
【0034】本実施の形態では、測色計2−4として分
光計を使用しており、濃度計で各色のベタパッチを測定
する時に用いるフィルタの各波長の透過率を分光計から
の各波長の出力値に掛け、それらを合計することによっ
て各色の濃度値を求めるようにしている。
【0035】そして、CPU1−1は、メモリ1−14
から各色の基準濃度値を読み出し(ステップ417)、
メモリ1−13に格納されている各色のパッチ3bの測
定濃度値と各色の基準濃度値との差を算出する(ステッ
プ418)。次に、メモリ1−15から各色の許容濃度
値を読み出し(ステップ419)、ステップ418で算
出した各色のパッチ3bの測定濃度値と各色の基準濃度
値との差と各色の許容濃度値とを比較し、その結果をR
AM1−2中に記憶すると共に、表示器1−5の画面上
に表示する(ステップ420)。
【0036】ステップ417〜420の処理は、濃度測
定用カラーバー3−2の領域S1〜Snの各色のパッチ
3bについて行われ、領域S1〜Snのうち1つでもそ
の測定濃度値と基準濃度値との差が許容濃度値を越える
パッチ3bがあれば(ステップ421のNO)、その差
が許容濃度値に入るように、そのパッチ3bに対応する
色の印刷ユニットにおけるツボキーの開き量(インキ供
給量)を制御する(ステップ422)。そして、このイ
ンキ供給量が制御された印刷機によって印刷物3を再度
印刷し、印刷直後の印刷物3を測定対象として測定台2
−18上にセットし、オペレータによる濃度測定用スタ
ートスイッチのオンにより(ステップ405のYE
S)、ステップ406以降の処理を繰り返す。
【0037】尚、上記実施の形態では、測定濃度値と基
準濃度値との差より制御装置を用いて自動的にツボキー
の開き量(インキ供給量)を制御するように説明した
が、測定濃度値と基準濃度値との差よりオペレータが手
動でツボキーの開き量(インキ供給量)を調整するよう
にしてもよい。
【0038】ステップ421において、濃度測定用カラ
ーバー3−2の領域S1〜Snの全てについて、各色の
パッチ3bの測定濃度値と各色の基準濃度値との差が許
容濃度値以内となれば、図5に示す印刷機のプロファイ
ル作成処理へと進む。
【0039】〔印刷機のプロファイルの作成(図5)〕
先ず、オペレータは、印刷物3に印刷されたプロファイ
ル作成用カラーチャート3−1が測色計2−4のヘッド
部2−4aの下面に位置するように、印刷物3をセット
し直す。次に、オペレータは、プロファイル作成用カラ
ーチャート3−1における各パッチ3aの位置および各
パッチ3aの各色の網点面積率を入力装置1−4から入
力する(図5に示すステップ501)。
【0040】なお、入力する各パッチ3aの各色の網点
面積率は、各パッチ3aが焼き付けられた刷版や実際に
印刷された印刷物3からの測定値ではなく、各パッチ3
aに対して予め定められている各色の値である。すなわ
ち、印刷物3の各色の刷版を作成する際に各パッチ3a
に対応して刷版焼き付け装置に実際に入力した値を設定
値とし、この設定値を各パッチ3aの各色の網点面積率
としてステップ501において入力する。
【0041】CPU1−1は、入力されたプロファイル
作成用カラーチャート3−1の各パッチ3aの位置およ
び各パッチ3aの各色の網点面積率をメモリ1−9に格
納する。また、測色計2−4によって測定すべき各パッ
チ3aの位置(測定位置)を演算し(ステップ50
2)、演算した測定位置を測色計制御装置2へ転送する
(ステップ503)。転送された各パッチ3aの測定位
置はRAM2−2内に格納される。
【0042】次に、オペレータは、入力装置1−4の印
刷機のプロファイル作成用スタートスイッチ(図示せ
ず)をオンとする。このスタートスイッチのオンにより
(ステップ504のYES)、メイン制御装置1のCP
U1−1は、測色計制御装置2のCPU2−1へ測定開
始指令を送る。測色計制御装置2のCPU2−1は、メ
イン制御装置1からの測定開始指令を受けて、測色計移
動用モータ2−5を正転させる(ステップ505)。
【0043】測色計移動用モータ2−5の正転によりボ
ールネジ2−17が正転し、このボールネジ2−17に
案内されて測色計2−4が支柱2−16に接する原点位
置から支柱2−15方向へ向けて移動する。CPU2−
1は、測色計2−4の刻々の移動位置をロータリエンコ
ーダ2−6を介して監視し(ステップ506)、測色計
2−4がRAM2−2中に記憶されている最初の測定位
置に達したときに、その測定位置に位置するパッチ3a
の色データを測色計2−4により採取する(ステップ5
07)。そして、CPU2−1は、測色計2−4からの
色データ(測色データ)をメモリ2−14中に格納する
(ステップ508)。
【0044】以下同様にして、CPU2−1は、RAM
2−2中に記憶されている測定位置に達するごとに、そ
の測定位置に位置するパッチ3aの色データを測色計2
−4により採取し、採取した色データをメモリ2−14
中に格納する。すなわち、CPU2−1は、測色計2−
4を自動走査制御することによって、印刷物3に印刷さ
れたプロファイル作成用カラーチャート3−1の各パッ
チ3aの色データを次々に採取する。
【0045】CPU2−1は、プロファイル作成用カラ
ーチャート3−1の全てのパッチ3aの色データ採取が
完了したか否かを判断し(ステップ509)、採取完了
により、測色計移動用モータ2−5の正転を停止させる
(ステップ510)。次に、CPU2−1は、測色計移
動用モータ2−5を逆転させ(ステップ511)、測色
計2−4を原点位置へ復帰させた後、測色計移動用モー
タ2−5の逆転を停止させる(ステップ512,51
3)。
【0046】なお、図2のようにプロファイル作成用カ
ラーチャートが3列ある場合には、オペレータは、各列
のプロファイル作成用カラーチャートが測色計2−4の
ヘッド部2−4aの下面に位置するように印刷物3をセ
ットし直しながら、ステップ504からステップ513
を3回繰り返し、全てのプロファイル作成用カラーチャ
ートのパッチ3aの色データを採取するようにする。
【0047】次に、CPU2−1は、メモリ2−14に
格納された各パッチ3aの測色データをメイン制御装置
1に転送する(ステップ514)。転送された各パッチ
3aの測色データはRAM1−2中に格納される。メイ
ン制御装置1のCPU1−1は、測色計制御装置2から
の各パッチ3aの測色データより色彩値を演算し、メモ
リ1−10に格納する(ステップ515)。そして、C
PU1−1は、データの順番より、メモリ1−10中の
各パッチの色彩値とメモリ1−9中に格納されている各
パッチ3aの各色の網点面積率とを対応づけ、これらの
関係を印刷機のプロファイルとしてメモリ1−11中に
格納する(ステップ516)。
【0048】この実施の形態では、図4に従う濃度調整
によって、プロファイル作成用カラーチャート3−1の
各パッチ3aの色彩値が各色のインキ膜厚をほゞ一定と
した状態で測定されるので、高品質の印刷機のプロファ
イルが作成されるものとなる。また、濃度測定用カラー
バー3−2における各色のパッチ3bの測定濃度値と各
色の基準濃度値との差を許容濃度値と比較することによ
り、オペレータの経験や勘に頼ることなく、簡単かつ短
時間に濃度調整を行うことができ、常に高品質の印刷機
のプロファイルを作成することができる。
【0049】また、本実施の形態によれば、測色計2−
4の自動走査によって濃度値測定および色彩値測定の為
の色データの採取を行うようにしているので、短時間で
それぞれの測定ができるようになった。また、濃度値測
定および色彩値測定を同じ測色計2−4により行ってい
る為、濃度計と測色計間の特性の違いがなく、安定して
高品質な印刷機のプロファイルを作成することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、濃度測定用の各色のパッチの濃度を測定
し、この濃度測定用の各色の測定濃度値と各色の基準濃
度値とが一致するように印刷機の各色のインキ供給量を
調整することにより、プロファイル作成用の各パッチの
色彩値を各色のインキ膜厚をほゞ一定とした状態で測定
することが可能となり、オペレータの経験や勘に頼るこ
となく、簡単かつ短時間に、常に高品質な印刷機のプロ
ファイルを作成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す印刷機の色管理
装置のブロック図である。
【図2】 印刷機により印刷されたプロファイル作成用
の印刷物の概略を示す平面図である。
【図3】 測色計の設置状況を示す側面図である。
【図4】 印刷機のプロファイルの作成前の濃度調整を
説明するためのフローチャートである。
【図5】 印刷機のプロファイルの作成処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】 従来のプロファイル作成用の印刷物の概略を
示す平面図である。
【符号の説明】
1…メインの制御装置(メイン制御装置)、2…測色計
の制御装置(測色計制御装置)、1−1…CPU、1−
2…RAM、1−3…ROM、1−4…入力装置、1−
5…表示器、1−6…出力装置、1−7,1−8…入出
力インターフェイス(I/O,I/F)、1−9〜1−
15…メモリ、2−1…CPU、2−2…RAM、2−
3…ROM、2−4…測色計、2−5…測色計移動用モ
ータ、2−6…ロータリエンコーダ、2−7…モータド
ライバ、2−8…カウンタ、2−9…A/D変換器、2
−10…D/A変換器、2−11〜2−13…インター
フェイス(I/O,I/F)、2−14…メモリ、3…
印刷物、3−1…プロファイル作成用カラーチャート、
3−2…濃度測定用カラーバー、3a…パッチ(プロフ
ァイル作成用パッチ)、3b1,3b2,3b3,3b
4…パッチ(濃度測定用パッチ)、S1〜Sn…領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C061 AR01 KK22 KK25 KK35 2C250 EA11 EA23 EB39 EB43 EB45 EB46 2C262 AA24 AA29 BA15 BC10 FA13 GA02 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH08 5C079 KA02 KA15 LA01 LA02 LB01 MA10 NA03 NA11 NA27 PA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機により印刷された濃度測定用の各
    色のパッチの濃度を測定する第1工程と、 この第1工程によって測定された各色のパッチの濃度値
    と各色の基準濃度値とを比較する第2工程と、 この第2工程の比較結果に基づいて前記印刷機の各色の
    インキ供給量を調整する第3工程と、 この第3工程によりインキ供給量が調整された印刷機に
    よって印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩
    値を測定する第4工程と、 この第4工程で測定された各パッチの色彩値とこの各パ
    ッチに対して予め定められている各色の網点面積率から
    前記印刷機の色再現特性を表すプロファイルを作成する
    第5工程とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理方
    法。
  2. 【請求項2】 印刷機により印刷された濃度測定用の各
    色のパッチの濃度を測定する第1工程と、 この第1工程によって測定された各色のパッチの濃度値
    と各色の基準濃度値とを比較する第2工程と、 この第2工程の比較結果に基づいて前記印刷機の各色の
    インキ供給量を調整する第3工程と、 前記第2工程において各色のパッチの測定濃度値と各色
    の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られ
    るまで前記第1工程,第2工程,第3工程を繰り返す第
    4工程と、 この第4工程によってインキ供給量が調整された印刷機
    によって印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色
    彩値を測定する第5工程と、 この第5工程で測定された各パッチの色彩値とこの各パ
    ッチに対して予め定められている各色の網点面積率から
    前記印刷機の色再現特性を表すプロファイルを作成する
    第6工程とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理方
    法。
  3. 【請求項3】 印刷機により印刷された濃度測定用の各
    色のパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、 この濃度測定手段によって測定された各色のパッチの濃
    度値と各色の基準濃度値とを比較する濃度比較手段と、 この濃度比較手段の比較結果に基づいて前記印刷機の各
    色のインキ供給量を調整するインキ供給量調整手段と、 このインキ供給量調整手段によりインキ供給量が調整さ
    れた印刷機によって印刷されたプロファイル作成用の各
    パッチの色彩値を測定する色彩値測定手段と、 この色彩値測定手段により測定された各パッチの色彩値
    とこの各パッチに対して予め定められている各色の網点
    面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロファイル
    を作成するプロファイル作成手段とを備えたことを特徴
    とする印刷機の色管理装置。
  4. 【請求項4】 印刷機により印刷された濃度測定用の各
    色のパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、 この濃度測定手段によって測定された各色のパッチの濃
    度値と各色の基準濃度値とを比較する濃度比較手段と、 この濃度比較手段の比較結果に基づいて前記印刷機の各
    色のインキ供給量を調整するインキ供給量調整手段と、 前記濃度比較手段において各色のパッチの測定濃度値と
    各色の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得
    られるまで前記濃度測定手段による濃度測定,前記濃度
    比較手段による濃度比較,前記インキ供給量調整手段に
    よるインキ供給量の調整が繰り返された状態での操作者
    からの指示に応じて、その時の印刷機により印刷された
    プロファイル作成用の各パッチの色彩値を測定する色彩
    値測定手段と、 この色彩値測定手段により測定された各パッチの色彩値
    と各パッチに対して予め定められている各色の網点面積
    率から前記印刷機の色再現特性を表すプロファイルを作
    成するプロファイル作成手段とを備えたことを特徴とす
    る印刷機の色管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第3工程では、
    前記第2工程の比較結果に基づいて各色のパッチの測定
    濃度値と各色の基準濃度値とがほゞ一致するように前記
    印刷機の各色のインキ供給量を調整することを特徴とす
    る印刷機の色管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記インキ供給量調
    整手段は、前記濃度比較手段の比較結果に基づいて各色
    のパッチの測定濃度値と各色の基準濃度値とがほゞ一致
    するように前記印刷機の各色のインキ供給量を調整する
    ことを特徴とする印刷機の色管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6741262B1 (en) * 2000-05-12 2004-05-25 Electronics For Imaging, Inc. Expert color management settings method and interface

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6741262B1 (en) * 2000-05-12 2004-05-25 Electronics For Imaging, Inc. Expert color management settings method and interface

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