JP2002084207A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2002084207A
JP2002084207A JP2000271459A JP2000271459A JP2002084207A JP 2002084207 A JP2002084207 A JP 2002084207A JP 2000271459 A JP2000271459 A JP 2000271459A JP 2000271459 A JP2000271459 A JP 2000271459A JP 2002084207 A JP2002084207 A JP 2002084207A
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circuit
transmission
impedance
connection terminal
connection
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JP2000271459A
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English (en)
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Mitsuhiro Tsuchioka
充裕 土岡
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信回路の特性評価を正確に行うことを可
能にする。 【解決手段】 スイッチ回路12を設け、スイッチ回路
12のアンテナ回路接続用端子15にはアンテナ回路2
を、インピーダンス部接続用端子16にはインピーダン
ス部13を、送受信回路接続用端子17には検査時用接
続部6を介して送受信回路3をそれぞれ導通接続する。
検査時用接続部6に検査装置7を接続して送受信回路3
の検査を行う際には、スイッチ回路12の切り換え動作
によって、送受信回路3とアンテナ回路2との導通接続
を切り離して送受信回路3とインピーダンス部13を導
通接続した状態とする。インピーダンス部13は検査時
用接続部6からインピーダンス部13を見たときに高周
波的にオープンとなるインピーダンスを持つ。検査時用
接続部6よりもインピーダンス部13側のインピーダン
スおよびアンテナ回路2の影響を受けずに送受信回路3
の検査ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機等の
無線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4の実線に示すように、無線装置1は
アンテナ回路2と送受信回路3を有し、上記送受信回路
3はマイクロストリップライン等の線路4,5を介して
上記アンテナ回路2に導通接続し該アンテナ回路2を利
用して信号(高周波信号)の送受信を行う構成を備えて
いるものである。
【0003】ところで、上記のような無線装置1の製造
工程の最終段階において、上記送受信回路3の特性評価
検査が行われることが多い。その送受信回路3の検査を
行うために、図4に示すように、上記アンテナ回路2と
送受信回路3の間には検査時用接続部6が形成されてお
り、この検査時用接続部6に検査装置7を接続して上記
送受信回路3の検査が行われる。
【0004】この検査時に、上記アンテナ回路2と送受
信回路3が導通接続されていると、アンテナ回路2の影
響を受けて上記送受信回路3の特性評価を正確に行うこ
とができなくなってしまう。このために、アンテナ回路
2と送受信回路3の導通経路上に切断部10を予め形成
しておき、この切断部10によって上記アンテナ回路2
と送受信回路3の導通接続が遮断されている状態で、つ
まり、上記アンテナ回路2の影響が送受信回路3に及ば
ない状態で上記送受信回路3の検査を行い、この検査後
に、上記切断部10の両端部10a,10bを半田11
によって導通接続して上記アンテナ回路2と送受信回路
3を導通接続させてから、無線装置1を出荷していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半田1
1の形成位置が設定の形成位置からずれる、又は、半田
11の量が少なすぎる等の原因によって上記切断部10
の両端部10a,10bを導通接続できないという半田
付け不良が発生したり、半田付け作業時の熱によってア
ンテナ回路2や送受信回路3を熱破損させてしまう等の
問題が生じて、無線装置1が正常に機能しないという品
質上の問題が生じる。
【0006】また、上記半田11の形成作業時にアンテ
ナ回路2や送受信回路3の構成部品が半田付け作業の邪
魔にならないように、半田11の形成位置の周囲には広
いスペースを設けなければならず、このことにより、ア
ンテナ回路2や送受信回路3が搭載されている回路基板
の小型化が困難であり、無線装置1の小型化を妨げてい
るという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、送受信回路の検査をアンテ
ナ回路の影響を受けずに行うことができ、しかも、品質
向上や小型化が容易な無線装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、アンテナ
回路接続用端子と送受信回路接続用端子とインピーダン
ス部接続用端子とを備えたスイッチ回路を有し、このス
イッチ回路は、上記送受信回路接続用端子を上記アンテ
ナ回路接続用端子とインピーダンス部接続用端子の一方
に切り換え接続させる構成と成し、このスイッチ回路の
送受信回路接続用端子には検査時用接続部を介して送受
信回路が接続され、上記インピーダンス部接続用端子に
は上記検査時用接続部から当該インピーダンス部接続用
端子側を見たときに高周波的にオープンとなるインピー
ダンスを持つインピーダンス部が接続されており、上記
スイッチ回路は、上記検査時用接続部に検査装置を接続
して送受信回路の検査を行う際には、上記アンテナ回路
接続用端子に接続されているアンテナ回路と上記送受信
回路との導通接続を切り離して上記送受信回路を上記イ
ンピーダンス部に導通接続させるスイッチ構成を備えた
構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0009】第2の発明は、アンテナ回路接続用端子と
送受信回路接続用端子とインピーダンス部接続用端子と
を備えたスイッチ回路を複数有し、上記各スイッチ回路
は、上記送受信回路接続用端子を上記アンテナ回路接続
用端子とインピーダンス部接続用端子の一方に切り換え
接続する構成と成し、上記各スイッチ回路の送受信回路
接続用端子は共通の検査時用接続部を介して送受信回路
に接続され、上記各インピーダンス部接続用端子にはそ
れぞれインピーダンス部が接続されており、それら各イ
ンピーダンス部の合計インピーダンスは上記検査時用接
続部から上記インピーダンス部側を見たときにオープン
となるインピーダンスと成し、上記検査時用接続部に検
査装置を接続して上記送受信回路の検査を行う際には、
上記各スイッチ回路は上記アンテナ回路接続用端子に接
続されているアンテナ回路と上記送受信回路との導通接
続を切り離して上記送受信回路を上記インピーダンス部
に導通接続させるスイッチ構成を備えたことを特徴とし
て構成されている。
【0010】第3の発明は、上記第2の発明の構成を備
え、複数のスイッチ回路のうちの選択された1つのスイ
ッチ回路の送受信回路接続用端子をアンテナ回路接続用
端子に切り換え接続させ、それ以外のスイッチ回路の送
受信回路接続用端子をインピーダンス部接続用端子に切
り換え接続させるダイバーシチ切り換え回路が設けられ
ており、このダイバーシチ切り換え回路によって上記各
スイッチ回路の切り換え制御が行われているときには、
送受信回路に導通接続しているインピーダンス部は、送
受信回路と該送受信回路に導通接続しているアンテナ回
路との整合回路を構成することを特徴として構成されて
いる。
【0011】第4の発明は、複数のアンテナ回路接続用
端子と、送受信回路接続用端子と、インピーダンス部接
続用端子とを備えたスイッチ回路を有し、このスイッチ
回路は、上記送受信回路接続用端子を上記インピーダン
ス部接続用端子と複数のアンテナ回路接続用端子との何
れか1つに切り換え接続させる構成と成し、上記スイッ
チ回路の送受信回路接続用端子には検査時用接続部を介
して送受信回路が接続され、上記インピーダンス部接続
用端子には上記検査時用接続部からインピーダンス部接
続用端子側を見たときに高周波的にオープンとなるイン
ピーダンスを持つインピーダンス部が接続され、上記各
アンテナ回路接続用端子にはそれぞれ別個のアンテナ回
路が接続されており、検査時用接続部に検査装置を接続
して上記送受信回路の検査を行う際には、上記スイッチ
回路は、上記送受信回路と上記各アンテナ回路との導通
接続を切り離して上記送受信回路を上記インピーダンス
部に導通接続させるスイッチ構成を備えたことを特徴と
して構成されている。
【0012】上記構成の発明において、例えば、アンテ
ナ回路と送受信回路の間にはスイッチ回路が介設されて
おり、上記送受信回路の検査時には、上記スイッチ回路
によって、上記送受信回路とアンテナ回路との導通接続
を切り離すことができる。しかも、上記送受信回路の検
査時には、上記スイッチ回路によって、送受信回路は、
インピーダンス部、つまり、検査時用接続部からインピ
ーダンス部を見たときに高周波的にオープンとなるイン
ピーダンスを持つインピーダンス部に導通接続するの
で、上記アンテナ回路だけでなく、検査時用接続部より
もインピーダンス部側のインピーダンスの影響をも受け
ずに、送受信回路の検査を行うことが可能となり、送受
信回路の特性評価を正確に行うことが可能となる。
【0013】その上、上記送受信回路の検査後には、上
記スイッチ回路の切り換え制御を行うだけで、送受信回
路とアンテナ回路との導通接続を簡単に行うことができ
ることから、上記送受信回路の検査後に、従来のような
半田付けを行う必要が無く、半田付けに起因したアンテ
ナ回路や送受信回路の熱破損発生を抑制することができ
る。これらのことから、無線装置の品質の信頼性を高め
ることができる。
【0014】さらに、上記スイッチ回路は小型化が容易
であり、また、そのスイッチ回路にはアンテナ回路や送
受信回路を近隣配設することが可能であることから、ア
ンテナ回路や送受信回路が搭載される回路基板の実装密
度を高めることができ、これにより、上記回路基板の小
型化が図れて無線装置の小型化を促進させることが容易
となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1には第1実施形態例において特徴的な
無線装置の主要構成が模式的に示されている。なお、こ
の第1実施形態例の説明において、前記従来例と同一構
成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は
省略する。
【0017】この第1実施形態例に示す無線装置1は、
図1の実線に示すように、アンテナ回路2と送受信回路
3に加えて、スイッチ回路12とインピーダンス部13
を有して構成されている。上記スイッチ回路12にはア
ンテナ回路接続用端子15とインピーダンス部接続用端
子16と送受信回路接続用端子17が形成されており、
上記アンテナ回路接続用端子15にはアンテナ回路2
が、また、上記インピーダンス部接続用端子16にはイ
ンピーダンス部13が、さらに、上記送受信回路接続用
端子17にはマイクロストリップライン等の線路4と検
査時用接続部6を介して送受信回路3がそれぞれ導通接
続されている。
【0018】上記スイッチ回路12は、上記送受信回路
接続用端子17をアンテナ回路接続用端子15とインピ
ーダンス部接続用端子16の一方に切り換え接続させる
構成を備えている。換言すれば、スイッチ回路12は、
送受信回路3をアンテナ回路2とインピーダンス部13
の一方に切り換え接続する構成を備えている。
【0019】上記インピーダンス部13は、検査時用接
続部6から当該インピーダンス部13を見たときに高周
波的にオープンとなるインピーダンスを持つ構成と成し
ている。なお、上記インピーダンス部13のインピーダ
ンスは、もちろん、検査時用接続部6からインピーダン
ス部13に至る経路上の線路4やスイッチ回路12等の
インピーダンスを考慮して設定されている。
【0020】この第1実施形態例に示す無線装置1は上
記のように構成されている。上記検査時用接続部6に検
査装置7を接続して高周波信号を利用した送受信回路3
の検査を行うときには、上記スイッチ回路12によっ
て、送受信回路3とアンテナ回路2の導通接続が切り離
されて上記送受信回路3がインピーダンス部13に導通
接続している状態として、上記送受信回路3の特性評価
を行う。
【0021】この送受信回路3の検査が終了した後に
は、上記スイッチ回路12によって、送受信回路3をイ
ンピーダンス部13からアンテナ回路2に切り換え接続
させる。この状態で、無線装置1は使用される。
【0022】なお、上記スイッチ回路12の切り換え制
御を行うための切り換え制御回路を無線装置1の内部に
予め形成しておき、この切り換え制御回路によって上記
スイッチ回路12の切り換え制御を行ってもよいし、あ
るいは、無線装置1の内部に上記のような切り換え制御
回路を設けずに外部の切り換え手段を利用して上記スイ
ッチ回路12の切り換え制御を行ってもよい。
【0023】この第1実施形態例によれば、アンテナ回
路2と送受信回路3の間にスイッチ回路12を設けたの
で、このスイッチ回路12によって、アンテナ回路2と
送受信回路3の導通接続が切り離された状態で、つま
り、アンテナ回路2の影響を受けない状態で送受信回路
3の検査を行うことができる。
【0024】その上、この第1実施形態例では、上記送
受信回路3の検査時には、上記スイッチ回路12によっ
て、上記送受信回路3をインピーダンス部13に導通接
続する構成と成している。そのインピーダンス部13は
検査時用接続部6から当該インピーダンス部13を見た
ときに高周波的にオープンとなるインピーダンスを持つ
ものであることから、検査時用接続部6よりもインピー
ダンス部13側のインピーダンスの影響が送受信回路3
に及ぶという事態をほぼ確実に回避することができる。
【0025】上記のように、送受信回路3の検査時に
は、アンテナ回路2、および、検査時用接続部6よりも
インピーダンス部13側のインピーダンスの影響を受け
ずに、送受信回路3の検査を行うことができるので、送
受信回路3の特性評価を正確に行うことができる。
【0026】また、上記送受信回路3の検査後には、ス
イッチ回路12の切り換え制御だけで、送受信回路3を
アンテナ回路2に導通接続させることができるので、送
受信回路3の検査後に、従来のような半田11を形成し
なくて済むことから、半田付け不良や、半田付け作業に
起因したアンテナ回路2や送受信回路3の熱破損問題は
発生せず、無線装置1の品質の信頼性を高めることがで
きる。
【0027】さらに、上記スイッチ回路12は小型化が
容易な回路であるし、スイッチ回路12の周囲にアンテ
ナ回路2や送受信回路3を近隣配設することが可能であ
ることから、アンテナ回路2や送受信回路3が搭載され
る回路基板の実装密度を高めることができ、これによ
り、上記回路基板の小型化が可能となって無線装置1の
小型化を促進させることができる。
【0028】以下に、第2実施形態例を説明する。な
お、この第2実施形態例の説明において、前記第1実施
形態例と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部
分の重複説明は省略する。
【0029】この第2実施形態例に示す無線装置1は、
2つの異なるアンテナ回路2を切り換えて使用するダイ
バーシチ構造を有し、上記2つのアンテナ回路2の影響
を受けずに送受信回路3の検査を行うことができ、か
つ、無線装置1の小型化が容易となるための特有な構成
を備えている。
【0030】すなわち、この第2実施形態例に示す無線
装置1は、図2の実線に示すように、2つのアンテナ回
路2(2a,2b)と、送受信回路3と、検査時用接続
部6と、2つのスイッチ回路12(12a,12b)
と、2つのインピーダンス部13(13a,13b)
と、ダイバーシチ切り換え回路18とを有して構成され
ている。
【0031】上記各スイッチ回路12a,12bはそれ
ぞれアンテナ回路接続用端子15とインピーダンス部接
続用端子16と送受信回路接続用端子17を有し、上記
各スイッチ回路12a,12bの送受信回路接続用端子
17はマイクロストリップライン等の線路4と共通の検
査時用接続部6を介して送受信回路3に接続されてお
り、また、各スイッチ回路12a,12bのアンテナ回
路接続用端子15にはそれぞれアンテナ回路2a,2b
が導通接続され、さらに、各スイッチ回路12a,12
bのインピーダンス部接続用端子16にはそれぞれイン
ピーダンス部13a,13bが接続されている。
【0032】上記各スイッチ回路12a,12bは、前
記第1実施形態例に示したスイッチ回路12と同様に、
送受信回路接続用端子17をアンテナ回路接続用端子1
5とインピーダンス部接続用端子16の一方に切り換え
接続する構成と成している。
【0033】ダイバーシチ切り換え回路18は、上記ス
イッチ回路12aおよび12bの切り換え動作をダイバ
ーシチ制御手法に基づいて制御するものであり、上記ス
イッチ回路12a,12bのうちの選択された一方のス
イッチ回路12の送受信回路接続用端子17をアンテナ
回路接続用端子15に切り換え接続させ、他方のスイッ
チ回路12の送受信回路接続用端子17をインピーダン
ス部接続用端子16に切り換え接続させる構成を備えて
いる。なお、上記ダイバーシチ制御手法には様々な手法
があり、ここでは、それら何れの手法をも採用してよ
く、その説明は省略する。
【0034】上記ダイバーシチ切り換え回路18による
スイッチ回路12a,12bの切り換え制御動作によっ
て、上記アンテナ回路2a,2bの一方が送受信回路3
に導通接続されて信号の送受信を行う動作状態となり、
他方が休止状態となると共に、上記インピーダンス部1
3a,13bの一方(つまり、休止中のアンテナ回路2
が接続されているスイッチ回路12のインピーダンス部
接続用端子16に導通接続しているインピーダンス部1
3)が送受信回路3に導通接続して上記動作中のアンテ
ナ回路2と送受信回路3との導通接続経路上にインピー
ダンスを付加している状態となる。
【0035】そのインピーダンスによって、上記送受信
回路3と該送受信回路3に導通接続しているアンテナ回
路2との整合をとることができることから、この第2実
施形態例では、上記ダイバーシチ切り換え回路18によ
ってスイッチ回路12a,12bの切り換え動作が制御
されているときには、送受信回路3に導通接続している
インピーダンス部13は、送受信回路3と該送受信回路
3に接続しているアンテナ回路2との整合回路を構成す
るインピーダンスを持つ。かつ、上記各インピーダンス
部13a,13bの合計インピーダンスは、検査時用接
続部6側からインピーダンス部13a,13b側を見た
ときに高周波的にオープンとなるインピーダンスを持つ
構成と成している。
【0036】この第2実施形態例では、検査時用接続部
6に検査装置7を接続して送受信回路3の検査を行う際
には、上記各スイッチ回路12a,12bによって、送
受信回路3と、上記アンテナ回路2a,2bとの導通接
続を切り離し上記送受信回路3をインピーダンス部13
aおよび13bに導通接続させて、送受信回路3の検査
を行う。
【0037】この検査に合格して無線装置1が実際に使
用されるときには、上記ダイバーシチ切り換え回路18
によって、上記各スイッチ回路12a,12bの切り換
え動作の制御が成され、上記アンテナ回路2a,2bの
一方が切り換え使用されて信号の送受信が行われる。
【0038】なお、この第2実施形態例においても、上
記第1実施形態例と同様に、無線装置1に検査時用切り
換え回路を予め設けておき、送受信回路3の検査時に
は、その検査時用切り換え回路によって上記のように各
スイッチ回路12a,12bの切り換え動作を制御して
もよいし、上記検査時用切り換え回路を無線装置1に設
けずに外部の切り換え回路を利用して上記各スイッチ回
路12a,12bの切り換え動作を制御してもよい。
【0039】この第2実施形態例によれば、送受信回路
3と各アンテナ回路2a,2bとの導通接続を切り離す
ことが可能なスイッチ回路12a,12bを設けたの
で、上記第1実施形態例と同様に、アンテナ回路2a,
2bの影響を受けずに送受信回路3の検査を行うことが
できる。その上、上記各スイッチ回路12a,12bの
切り換え動作によって、送受信回路3をインピーダンス
部13a,13bに導通接続させる構成とし、それらイ
ンピーダンス部13a,13bの合計インピーダンスは
検査時用接続部6からインピーダンス部13側を見たと
きに高周波的にオープンとなるインピーダンスを持つ構
成であることから、検査時用接続部6よりもインピーダ
ンス部13側のインピーダンスの影響をも受けずに送受
信回路3の検査を行うことができる。したがって、送受
信回路3の特性評価を正確に行うことが可能となる。
【0040】また、送受信回路3の検査後には、上記各
スイッチ回路12a,12bの切り換え動作によって、
送受信回路3とアンテナ回路2a,2bとの導通接続を
簡単に行うことができるので、従来のような半田付け作
業が不要となり、半田付け不良問題や、半田付け作業に
起因したアンテナ回路2や送受信回路3の熱破損問題が
発生せず、無線装置1の品質の信頼性を向上させること
ができる。
【0041】さらに、スイッチ回路12a,12bは小
型化が容易な回路であるし、スイッチ回路12a,12
bの周囲にアンテナ回路2や送受信回路3を近隣配設す
ることが可能であることから、アンテナ回路2や送受信
回路3等が形成される回路基板の実装密度を高めること
が可能となって上記回路基板の小型化ができて無線装置
1の小型化を促進させることができる。
【0042】以下に、第3実施形態例を説明する。な
お、この第3実施形態例の説明において、前記各実施形
態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分
の重複説明は省略する。
【0043】この第3実施形態例に示す無線装置1は、
2つの異なるアンテナ回路2を切り換え使用するダイバ
ーシチ構造のものであり、図3の実線に示すように、2
つのアンテナ回路2(2a,2b)と、送受信回路3
と、検査時用接続部6と、ダイバーシチ切り換え回路1
8と、スイッチ回路20とを有して構成されている。
【0044】上記スイッチ回路20は2つのアンテナ回
路接続用端子21(21a,21b)と、インピーダン
ス部接続用端子22と、送受信回路接続用端子23とを
有しており、上記アンテナ回路接続用端子21a,21
bにはそれぞれアンテナ回路2a,2bが導通接続さ
れ、また、インピーダンス部接続用端子22にはインピ
ーダンス部13が導通接続され、さらに、送受信回路接
続用端子23にはマイクロストリップライン等の線路4
と検査時用接続部6を介して送受信回路3が導通接続さ
れている。
【0045】上記スイッチ回路20は、上記送受信回路
接続用端子23をアンテナ回路接続用端子21a,21
bとインピーダンス部接続用端子22の何れか1つに切
り換え接続する構成を備えており、このスイッチ回路2
0の切り換え動作によって、上記送受信回路3は2つの
アンテナ回路2a,2bとインピーダンス部13の何れ
か1つに切り換え接続される。
【0046】ダイバーシチ切り換え回路18は、上記ス
イッチ回路20の切り換え動作をダイバーシチ制御手法
に基づいて制御して、上記送受信回路3を上記2つのア
ンテナ回路2a,2bの一方に導通接続させる構成を備
えたものである。なお、上記ダイバーシチ制御手法には
様々な手法があり、ここでは、それら何れの手法をも採
用してよく、その説明は省略する。
【0047】上記インピーダンス部13は、上記第1実
施形態例と同様に、検査時用接続部6から当該インピー
ダンス部13側を見たときに高周波的にオープンとなる
インピーダンスを持つ構成と成している。
【0048】この第3実施形態例に示す無線装置1にお
いては、前記各実施形態例と同様に、検査時用接続部6
に検査装置7を導通接続して送受信回路3の検査を行う
際には、上記スイッチ回路20によって、上記送受信回
路3と2つのアンテナ回路2a,2bとの導通接続が切
り離されて上記送受信回路3とインピーダンス部13が
導通接続した状態で、上記送受信回路3の検査を行う。
【0049】この検査に合格した無線装置1が実際に使
用される際には、上記ダイバーシチ切り換え回路18に
よるスイッチ回路12の切り換え制御が行われて、上記
2つのアンテナ回路2a,2bの一方が送受信回路3に
切り換え接続して使用されることとなる。
【0050】なお、上記送受信回路3の検査を行う際の
スイッチ回路20の切り換えは、上記各実施形態例と同
様に、例えば、予め無線装置1に内蔵形成した検査時用
切り換え回路により行ってもよいし、無線装置1に上記
検査時用切り換え回路を設けずに外部の切り換え回路を
利用して行う構成としてもよい。
【0051】この第3実施形態例によれば、送受信回路
3の検査を行う際に、送受信回路3と2つのアンテナ回
路2a,2bとの導通接続を切り離して送受信回路3を
インピーダンス部13に導通接続させるためのスイッチ
回路20を設けたので、上記各実施形態例と同様に、上
記2つのアンテナ回路2a,2bの影響を受けずに送受
信回路3の検査を行うことが可能となる。その上、上記
インピーダンス部13は検査時用接続部6側からインピ
ーダンス部13側を見たときに高周波的にオープンとな
るインピーダンスを持つ構成と成していることから、検
査時用接続部6よりもインピーダンス部13側のインピ
ーダンスの影響をも受けずに、上記送受信回路3の検査
を行うことができる。これにより、送受信回路3の特性
評価を正確に行うことができる。
【0052】また、前記各実施形態例と同様に、送受信
回路3の検査後に従来例のような半田付けを行わなくて
済むことから、半田付け不良の問題や、半田付け作業に
起因したアンテナ回路2や送受信回路3の熱破損問題の
発生は無く、無線装置1の品質の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0053】さらに、上記スイッチ回路20は小型化が
容易なものであり、スイッチ回路20の周囲にアンテナ
回路2や送受信回路3を近隣配設することができること
から、アンテナ回路2や送受信回路3が搭載される回路
基板の実装密度を高めることができる。この結果、回路
基板の小型化ができて、無線装置1の小型化を図ること
が容易となる。
【0054】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記第2実施形態例あるいは第3実施形態例で
は、2つのアンテナ回路2a,2bを切り換えて使用す
るダイバーシチ構造の無線装置1を対象としていたが、
例えば、この発明は、3つ以上のアンテナ回路2を切り
換えて使用するダイバーシチ構造の無線装置1にも適用
することができる。
【0055】この場合には、例えば、上記第2実施形態
例を応用して、アンテナ回路接続用端子15とインピー
ダンス部接続用端子16と送受信回路接続用端子17を
備えたスイッチ回路12をアンテナ回路2の数に応じて
設け、上記各スイッチ回路12の送受信回路接続用端子
17は共通の検査時用接続部6を介して送受信回路3に
接続する。上記送受信回路3の検査を行うときには、上
記各スイッチ回路12によって、上記各スイッチ回路1
2のアンテナ回路接続用端子15にそれぞれ接続されて
いるアンテナ回路2と、上記送受信回路3との導通接続
を切り離して、上記各スイッチ回路12の送受信回路接
続用端子17にそれぞれ接続されているインピーダンス
部13と、上記送受信回路3とを導通接続させる。
【0056】この場合にも、上記第2実施形態例と同様
に、上記複数のインピーダンス部13の合計インピーダ
ンスは、検査時用接続部6からインピーダンス部13側
を見たときに高周波的にオープンとなるインピーダンス
と成す。また、ダイバーシチ手法に基づいて上記複数の
スイッチ回路12の切り換え動作をそれぞれ制御して上
記複数のアンテナ回路2のうちの選択された1つのアン
テナ回路2を送受信回路3に導通接続するダイバーシチ
切り換え回路18が設けられる。
【0057】また、上記第3実施形態例を応用して、例
えば、アンテナ回路2の数に応じたアンテナ回路接続用
端子21と、インピーダンス部接続用端子22と、送受
信回路接続用端子23とを備えたスイッチ回路20を設
け、送受信回路3の検査を行う際には、上記スイッチ回
路20によって、上記送受信回路接続用端子23に検査
時用接続部6を介して導通接続されている送受信回路3
と、上記複数のアンテナ回路接続用端子21にそれぞれ
接続されているアンテナ回路2との導通接続を切り離
し、上記送受信回路3をインピーダンス部接続用端子2
2に導通接続されているインピーダンス部13に導通接
続させる。
【0058】このような構成とする場合にも、上記イン
ピーダンス部13は上記検査時用接続部6側から当該イ
ンピーダンス部13を見たときに高周波的にオープンと
なるインピーダンスを持つ構成と成す。また、ダイバー
シチ手法に基づいて上記スイッチ回路20の切り換え動
作を制御して上記複数のアンテナ回路2のうちの選択さ
れた1つのアンテナ回路2を送受信回路3に導通接続す
るダイバーシチ切り換え回路18が設けられる。
【0059】上記のように、3つ以上のアンテナ回路2
を備えたダイバーシチ構造の無線装置1においても、上
記第2実施形態例あるいは第3実施形態例と同様な構成
を備えることによって、上記各実施形態例と同様の優れ
た効果を奏することができる。
【0060】さらに、上記第2実施形態例では、各イン
ピーダンス部13は、送受信回路3の検査時のみに利用
されるだけでなく、各スイッチ回路12の切り換え動作
によって送受信回路3に導通接続しているインピーダン
ス部13は、送受信回路3と該送受信回路3に導通接続
しているアンテナ回路2との整合回路を構成する機能を
も備えていたが、インピーダンス部13とは別個の整合
回路が形成される場合には、上記各インピーダンス部1
3は整合回路として機能するための構成を持たなくとも
よい。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、アンテナ回路接続用
端子と送受信回路接続用端子とインピーダンス部接続用
端子とを備えたスイッチ回路を設け、又は、複数のアン
テナ回路接続用端子と送受信回路接続用端子とインピー
ダンス部接続用端子とを備えたスイッチ回路を設け、又
は、アンテナ回路接続用端子と送受信回路接続用端子と
インピーダンス部接続用端子とを備えたスイッチ回路を
複数個設け、上記スイッチ回路によってアンテナ回路と
送受信回路との導通接続と導通接続の切り離しとが自在
な構成としたので、上記スイッチ回路を利用して、アン
テナ回路と送受信回路との導通接続を切り離した状態
で、上記送受信回路の検査を行うことができる。
【0062】また、上記のように、アンテナ回路と送受
信回路との導通接続が切り離されている状態では、上記
スイッチ回路によって、送受信回路はインピーダンス部
又は複数のインピーダンス部に導通接続される構成であ
り、そのインピーダンス部のインピーダンス又は複数の
インピーダンス部の合計インピーダンスは検査時用接続
部からインピーダンス部側を見たときに高周波的にオー
プンとなるインピーダンスであることから、送受信回路
の検査時には、上記検査時用接続部よりもインピーダン
ス部側のインピーダンスの影響をも受けずに送受信回路
の検査を行うことができる。
【0063】上記のように、アンテナ回路、および、検
査時用接続部よりもインピーダンス部側のインピーダン
スの影響を受けずに、送受信回路の検査を行うことがで
きることから、送受信回路の特性評価を正確に行うこと
ができる。
【0064】また、送受信回路の検査後には、上記スイ
ッチ回路を切り換え制御するだけで、送受信回路をアン
テナ回路に導通接続させることができることから、従来
のような検査後の半田付け作業は不要となり、半田付け
不良や、半田付け作業に起因したアンテナ回路や送受信
回路の熱破損問題は発生せず、無線装置の品質の信頼性
を向上させることができる。
【0065】さらに、スイッチ回路は小型化が容易なも
のであり、そのスイッチ回路の周囲にはアンテナ回路や
送受信回路を近隣配設することができることから、アン
テナ回路や送受信回路が搭載される回路基板の実装密度
を高めることができて、上記回路基板の小型化が容易と
なり、無線装置の小型化を促進させることができる。
【0066】複数のスイッチ回路が設けられ、それら各
スイッチ回路のインピーダンス部接続用端子にはそれぞ
れインピーダンス部が接続され、各スイッチ回路のアン
テナ回路接続用端子にはそれぞれアンテナ回路が接続さ
れており、ダイバーシチ切り換え回路による上記各スイ
ッチ回路の切り換え制御動作によって、上記複数のスイ
ッチ回路のうちの選択された1つはアンテナ回路を送受
信回路に接続し、それ以外のスイッチ回路はインピーダ
ンス部を送受信回路に接続する構成と成し、上記送受信
回路に接続しているインピーダンス部は、送受信回路と
該送受信回路に導通接続しているアンテナ回路との整合
回路を構成するものにあっては、上記インピーダンス部
とは別個の整合回路を構成する場合に比べて、無線装置
の構成部品点数を削減することができて、無線装置の小
型化および低コスト化を促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の無線装置の主要構成を模式的
に示す説明図である。
【図2】第2実施形態例の無線装置の主要構成を模式的
に示す説明図である。
【図3】第3実施形態例の無線装置の主要構成を模式的
に示す説明図である。
【図4】無線装置の従来例を模式的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 無線装置 2 アンテナ回路 3 送受信回路 6 検査時用接続部 7 検査装置 12,20 スイッチ回路 13 インピーダンス部 15,21 アンテナ回路接続用端子 16,22 インピーダンス部接続用端子 17,23 送受信回路接続用端子 18 ダイバーシチ切り換え回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ回路接続用端子と送受信回路接
    続用端子とインピーダンス部接続用端子とを備えたスイ
    ッチ回路を有し、このスイッチ回路は、上記送受信回路
    接続用端子を上記アンテナ回路接続用端子とインピーダ
    ンス部接続用端子の一方に切り換え接続させる構成と成
    し、このスイッチ回路の送受信回路接続用端子には検査
    時用接続部を介して送受信回路が接続され、上記インピ
    ーダンス部接続用端子には上記検査時用接続部から当該
    インピーダンス部接続用端子側を見たときに高周波的に
    オープンとなるインピーダンスを持つインピーダンス部
    が接続されており、上記スイッチ回路は、上記検査時用
    接続部に検査装置を接続して送受信回路の検査を行う際
    には、上記アンテナ回路接続用端子に接続されているア
    ンテナ回路と上記送受信回路との導通接続を切り離して
    上記送受信回路を上記インピーダンス部に導通接続させ
    るスイッチ構成を備えたことを特徴とする無線装置。
  2. 【請求項2】 アンテナ回路接続用端子と送受信回路接
    続用端子とインピーダンス部接続用端子とを備えたスイ
    ッチ回路を複数有し、上記各スイッチ回路は、上記送受
    信回路接続用端子を上記アンテナ回路接続用端子とイン
    ピーダンス部接続用端子の一方に切り換え接続する構成
    と成し、上記各スイッチ回路の送受信回路接続用端子は
    共通の検査時用接続部を介して送受信回路に接続され、
    上記各インピーダンス部接続用端子にはそれぞれインピ
    ーダンス部が接続されており、それら各インピーダンス
    部の合計インピーダンスは上記検査時用接続部から上記
    インピーダンス部側を見たときにオープンとなるインピ
    ーダンスと成し、上記検査時用接続部に検査装置を接続
    して上記送受信回路の検査を行う際には、上記各スイッ
    チ回路は上記アンテナ回路接続用端子に接続されている
    アンテナ回路と上記送受信回路との導通接続を切り離し
    て上記送受信回路を上記インピーダンス部に導通接続さ
    せるスイッチ構成を備えたことを特徴とする無線装置。
  3. 【請求項3】 複数のスイッチ回路のうちの選択された
    1つのスイッチ回路の送受信回路接続用端子をアンテナ
    回路接続用端子に切り換え接続させ、それ以外のスイッ
    チ回路の送受信回路接続用端子をインピーダンス部接続
    用端子に切り換え接続させるダイバーシチ切り換え回路
    が設けられており、このダイバーシチ切り換え回路によ
    って上記各スイッチ回路の切り換え制御が行われている
    ときには、送受信回路に導通接続しているインピーダン
    ス部は、送受信回路と該送受信回路に導通接続している
    アンテナ回路との整合回路を構成することを特徴とした
    請求項2記載の無線装置。
  4. 【請求項4】 複数のアンテナ回路接続用端子と、送受
    信回路接続用端子と、インピーダンス部接続用端子とを
    備えたスイッチ回路を有し、このスイッチ回路は、上記
    送受信回路接続用端子を上記インピーダンス部接続用端
    子と複数のアンテナ回路接続用端子との何れか1つに切
    り換え接続させる構成と成し、上記スイッチ回路の送受
    信回路接続用端子には検査時用接続部を介して送受信回
    路が接続され、上記インピーダンス部接続用端子には上
    記検査時用接続部からインピーダンス部接続用端子側を
    見たときに高周波的にオープンとなるインピーダンスを
    持つインピーダンス部が接続され、上記各アンテナ回路
    接続用端子にはそれぞれ別個のアンテナ回路が接続され
    ており、検査時用接続部に検査装置を接続して上記送受
    信回路の検査を行う際には、上記スイッチ回路は、上記
    送受信回路と上記各アンテナ回路との導通接続を切り離
    して上記送受信回路を上記インピーダンス部に導通接続
    させるスイッチ構成を備えたことを特徴とする無線装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019221A (ja) * 2009-07-06 2011-01-27 Em Microelectronic Marin Sa 信号を送受信する回路のための動作試験方法
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