JP2002083641A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JP2002083641A
JP2002083641A JP2000271170A JP2000271170A JP2002083641A JP 2002083641 A JP2002083641 A JP 2002083641A JP 2000271170 A JP2000271170 A JP 2000271170A JP 2000271170 A JP2000271170 A JP 2000271170A JP 2002083641 A JP2002083641 A JP 2002083641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
contact
connector
arrangement
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000271170A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kunieda
宏則 国枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP2000271170A priority Critical patent/JP2002083641A/ja
Publication of JP2002083641A publication Critical patent/JP2002083641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子の接触部がハウジングの配列板部から容
易に離れることのない電気コネクタを提供することを目
的とする。 【解決手段】 絶縁材料から成るハウジング21が端子
25の接触部25Aの配列保持のための配列板部23を
有し、該配列板部が相手コネクタ受入れのための受入空
間内にあって受入方向と平行な配列面を有し、上記端子
の接触部が上記配列面で受入方向に配列板部の前縁に向
け延びていて、相手コネクタの端子と相対摺接する電気
コネクタにおいて、接触部の先端部25Bが配列板部2
3に対しての屈曲して当接する係止部を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタの技術
分野に属し、特に、ハウジングに設けられた配列板部に
おける端子の接触部の保持に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタとしては、添付図
面の図3に示される形式のものが知られている。
【0003】図3において、レセプタクル型のコネクタ
50に対してプラグ型コネクタ60が嵌合される。
【0004】コネクタ50は、ハウジング51が前方に
延びる配列板部52を有し、その下面に前方へ延びる溝
部53が紙面に直角な方向に所定間隔が複数形成されて
いる。各溝部53へは、細板材を厚み方向に屈曲成形し
て作られた端子54の接触部54Aが収められている。
該接触部54AはU字状に屈曲されており、したがっ
て、上記溝部53もこれに対応して深いものとなってい
る。図に見られるように、上記端子54の前端面は、切
断面が切断されたままの状態で配列板部52の前縁端面
と揃って同一レベル位置にある。
【0005】ハウジング51には、上記配列板部52を
包囲するようにシールドケース55が取りつけられてお
り、該シールドケース55内に相手コネクタ60のため
の受入空間56を形成している。
【0006】相手コネクタ60は、ハウジングの嵌合部
61の外周面に取りつけられたシールドケース62を有
しており、上記コネクタ50の受入空間56内へ進入す
る。シールドケース62はシールドケース55の切起し
接触片55Aと弾性接触する。
【0007】コネクタ60の嵌合部61に形成されたス
リット孔63内には、細板材を厚み方向に屈曲成形して
作られた端子64の接触部64Aが位置している。この
接触部64Aは端子64の腕状部分に設けられていて、
該部分の弾性により撓み変形可能で、上記端子54の接
触部54Aと弾性接触する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
公知のコネクタにあっては、コネクタの大型化そして接
触不良といった点で改善の余地がある。
【0009】先ず、図3において、端子54の接触部5
4Aは前端部が溝部53の底部の接面して位置づけら
れ、又、相手コネクタの端子が上記前端部の端面に衝突
することなく、上記したU字状に屈曲された部分と接触
するようになっている。したがって、このU字状の屈曲
部分を収める溝部53が形成されている配列板部52も
それだけ厚いものとなり、その分、コネクタが大型化す
る。コネクタは、一般に、これを用いる電子機器との関
係で厚み方向での小型化の要請が特に強い。この点で図
3のコネクタは不利である。
【0010】次に、記述のごとく、端子54の前端面
(切断面)が配列板部52の前縁端面と揃って位置して
いるので、相手コネクタ50との嵌合時、特にこじり嵌
合時に、上記端子54の前端部が配列板部52から離れ
るように変形してしまうことがある。これは、その部分
にほこりやごみが付着し、あるいは変形が大きいとそれ
自体により、相手コネクタの端子との接触に不具合をも
たらす。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑み、コネクタの
小型化を図りつつ、接触部が配列板部から離れる変形を
生じないような電気コネクタを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、絶縁材料から成るハウジングが端子の接触部の配列
保持のための配列板部を有している。該配列板部は相手
コネクタ受入れのための受入空間内にあって受入方向と
平行な配列面を有している。上記端子は接触部が上記配
列面で受入方向に配列板部の前縁に向け延びていて、相
手コネクタの端子と相対摺接するようになっている。
【0013】かかる電気コネクタにおいて、本発明で
は、接触部の先端部が配列板部に対しての屈曲して当接
する係止部を有していることを特徴としている。
【0014】このように構成された本発明の電気コネク
タでは、端子の接触部の先端部に屈曲された係止部を有
し、この係止部が配列板部の前縁端面を覆うようにして
係止しているので、たとえ、相手コネクタが当っても接
触部は容易には配列板部から離れないで、正規位置を維
持する。
【0015】本発明において、上記係止部は配列板部の
配列面に対し鋭角に屈曲されていることが望ましい。こ
うすることにより、係止部と配列板部の前縁端面との間
の係止力が一段と大きくなり、接触部の離れを強固に阻
止する。
【0016】又、接触部が配列板部の配列面に密着して
いて直状に延びていることとするならば、配列板部の板
厚方向でのコネクタの寸法が小さくなり、コネクタの小
型化に貢献する。
【0017】さらには、接触部を確実に所定位置に保持
しておくためには、配列板部は接触部及び係止部を収め
る溝部が形成されていることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき、本発
明の実施の形態を説明する。
【0019】図1は、一実施形態として、対をなす電気
コネクタ10とコネクタ20とを示す断面図である。
【0020】コネクタ10は、絶縁材で作られた端子保
持体12とカバー体13から成るハウジング11を有し
ている。端子保持体12は、肉厚な基部12Aと該基部
12Aから延出する突出部12Bとを有し、両部の外面
には金属板のシールドケース14が取りつけられてい
る。この突出部12Bの外面はシールドケースの取付に
機能する。該シールドケース14は、上記突出部12B
の前方から嵌着される。
【0021】端子保持体12は、紙面に直角な方向で所
定間隔に複数の端子17を保持して、多極コネクタ部1
6を形成している。この多極コネクタ部16の端子17
は、金属板を抜き加工して形成され、端子保持体12の
孔部18内に複数収められている。この孔部18は、前
面開口部で、端子17の先端を支持する支持部18Aを
もつ窓状をなしている。端子17は上記孔部18の後方
から挿入され、その後部上縁に設けられた係止突起17
Aが該孔部18の面に喰い込んで抜けの防止が図られ
る。上記端子17は、弾性腕部17Bの前部に突状の接
触部17Cを有し、後端側にケーブルとの結線が行なわ
れる接続部17Dが設けられている。上記腕部17Bの
先端17Eは予圧をもつように予め若干の弾性変形の状
態で支持部18Aで接圧をもって支持されている。そし
て上記接触部17Cの頂部が上記支持部18Aを越えて
位置している。本実施形態では、弾性腕部17Bはその
板面に平行な方向で弾性変形を行なうので弾性変形量が
小さくとも大きな予圧、そして接触圧を確保できる。
【0022】上記シールドケース14は、ハウジングの
端子保持体12を周方向に包囲するように屈曲形成され
ており、両側端部が近接又は接合されて筒状をなしてい
る。該シールドケース14は、端子保持体12の突出部
12Bと基部12Aのそれぞれ外周面に接面するように
適合した前筒部14Bと後筒部14Aとを有する段状筒
体となっている。
【0023】かかるシールドケース14が取りつけられ
た端子保持体12は、基部12Aの部分そしてそれより
後方部分で、図1に見られるように、半分割形成されて
いる二つのカバー体13で上下から挟持され、この二つ
のカバー体13を、例えば、ねじ止めすることにより、
これらが一体化される。
【0024】上記コネクタ10に接続されるコネクタ2
0はハウジング21の基部22から板状に延出する配列
板部23を有し、該基部22にシールドケース24が取
りつけられている。上記基部22はシールドケースの取
付に機能する。該シールドケース24は、上記配列板部
23の周りに空間を形成するように包囲し滑該配列板部
23よりも前方位置までに延びており、このシールドケ
ース24内に上述のコネクタ10のシールドケース付の
突出部12Bを受け入れるようになっている。上記ハウ
ジングの配列板部23は、上記コネクタ10の孔部18
の支持部18Aより上方部分に進入するようになってい
る。上記配列板部23には、コネクタ10の多極コネク
タ部の端子17に対応する位置に端子25の接触部25
Aが位置している。上記コネクタ10のシールドケース
14は、シールドケース24の切起し接触片24Aと弾
性接触する。
【0025】この接触部25Aの先端部25Bは丸味を
もって屈曲されており、配列板部23の前端面の一部を
覆っている。この先端部25Bは配列板部23の前端面
と係止せる係止部を形成している。該端子は中間位置で
クランク状に屈曲されていて後端部はハウジング外で接
続部25Cをなしている。かかる端子25はハウジング
の後方から挿入された後に上記先端部25Bが屈曲せら
れ、配列板部23の先端溝23Aに入り込む。又、係止
突起25Dがハウジングの挿入溝に係止して抜け防止が
図られる。このような構成であるので、コネクタ20へ
コネクタ10のシールドケース付の突出部12Bが嵌入
した際に、端子17の接触部17Cが端子25の先端部
25Bに当接あるいは衝突しても、この先端部25Bが
しっかりと配列板部23の前端面と係止しているので、
配列板部23から離れることはない。なお、ハウジング
の基部22の底面には、コネクタ20を回路基板上に配
した際に位置決めを行なうためのピン22Aが下方に延
出して設けられている。
【0026】本実施形態において、接触部25Aの先端
部25Bは、単にL字状に屈曲して配列板部23の前端
面と係合することとしてもよいが、その場合には、配列
板部23から容易に離れないように、しっかりと嵌り合
うように係合する必要がある。したがって、図示のごと
く上記先端部25Bを丸味をもって屈曲し上記前端面に
引っ掛かりをもつようにすることが好ましい。又、丸味
をもたせずとも、先端部を配列板部23の配列面に対し
て鋭角をなすように屈曲することとしてもよい。
【0027】又、上記端子25の接触部25Aは、上記
先端部25Bより後方では、直状をなして後方に延び配
列面に接していることが好しい。こうすることにより、
接触部25Aの範囲において図3の従来例のようなU字
状部をもつこともなく、配列板部23の厚み方向に小寸
法となり、その分、同方向にてコネクタの小型化が図れ
る。
【0028】さらに、上記接触部25Aは配列板部23
の配列面に形成された溝内に収められていることが好ま
しい。こうすることにより、接触部25Aの位置が安定
する。なお、この溝の深さは、接触部25Aの自由面が
配列面よりも突出して位置する程度に定められる。
【0029】次に、本発明の他の実施形態を図2にもと
づき説明する。この実施形態は、端子25の係止部たる
先端部25Bは、配列板部23の前端面よりも後方に設
けられた先端溝23Aに位置している点に特徴がある。
その他は図1の場合と同じである。図2の形態は、全数
の端子について採用してもよいが、特定の端子、例えば
接地端子あるいは電源端子については図1のような形態
とし、他の端子を信号端子として図2の形態とすること
もできる。こうすることにより、コネクタ同士の接続の
際、信号端子の接続に先立ち、接地端子あるいは電源端
子の接続を行ない、信号端子の保護を図れる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のごとく、端子の先端部
を配列板部に対して屈曲せしめ、ここで配列板部と係止
させることとしたので、コネクタ使用時に相手コネクタ
によりこじられても、端子は配列板部から離れることな
く密着している。したがって、従来のようなほこりやご
み等の付着による接触不良、さらには変形による接触不
具合などは回避される。又、上記端子の端部を配列板部
に接圧をもって密着させておくために、特別に弾性を付
与する必要もなく、したがって、従来のように接触部を
U字状に屈曲しないですむため、その分だけコネクタの
小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのコネクタ対の結合
前の断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態のコネクタ対の結合前の
断面図である。
【図3】従来のコネクタ対の結合前の断面図である。
【符号の説明】
20 コネクタ 21 ハウジング 23 配列板部 25 端子 25A 接触部 25B 係合部(先端部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料から成るハウジングが端子の接
    触部の配列保持のための配列板部を有し、該配列板部が
    相手コネクタ受入れのための受入空間内にあって受入方
    向と平行な配列面を有し、上記端子の接触部が上記配列
    面で受入方向に配列板部の前縁に向け延びていて、相手
    コネクタの端子と相対摺接する電気コネクタにおいて、
    接触部の先端部が配列板部に対して屈曲して当接する係
    止部を有していることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 係止部は配列板部の配列面に対し鋭角に
    屈曲されていることとする請求項1に記載の電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 接触部は配列板部の配列面に密着してい
    て直状に延びていることとする請求項1に記載の電気コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 配列板部は接触部及び係止部を収める溝
    部が形成されていることとする請求項1又は請求項2に
    記載の電気コネクタ。
JP2000271170A 2000-09-07 2000-09-07 電気コネクタ Pending JP2002083641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000271170A JP2002083641A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000271170A JP2002083641A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002083641A true JP2002083641A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18757493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000271170A Pending JP2002083641A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002083641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202656A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Tyco Electronics Amp Kk 電気コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202656A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Tyco Electronics Amp Kk 電気コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4522144B2 (ja) 電気コネクタ
JP5006618B2 (ja) コネクタ
US7338329B2 (en) Power connector
US7497700B2 (en) Electrical connector
KR100996789B1 (ko) 커넥터 플러그
US7611363B2 (en) Connector
US7789712B1 (en) Audio jack connector
JP2011014144A (ja) 電子カード
US6558187B2 (en) Connector for flat circuit member
EP0941563A1 (en) Memory card connector with grounding clip
US7128613B1 (en) Memory card connector
JP2002134239A (ja) ジャック
US20020064996A1 (en) Retention element for electrical connector
US8033861B2 (en) Electrical connector with improved board lock having elastic portion abutting against optical drive disk
US8777667B2 (en) Electrical connector with shell interferentially engaged with portion of the connector
JP3396183B2 (ja) 基板用グランドピン付きコネクタ
JP6931223B2 (ja) 端子、及び電気コネクタ
US20030045173A1 (en) Electrical connector assembly with improved contacts
US6186833B1 (en) Hybrid connector with audio jack
US7530860B2 (en) Contact terminal for electrical connector
JP2001110527A (ja) シールド型コネクタ
US7182648B2 (en) Optical-electric connector with improved contact having coil spring
EP2020709A2 (en) Electrical card connector with improved contacts
US6116956A (en) Electrical connector for a power supply
CN209730233U9 (zh) 电连接器及具有该电连接器的电连接器组合