JP2002082002A - トルク検出装置及び舵取装置 - Google Patents

トルク検出装置及び舵取装置

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JP2002082002A
JP2002082002A JP2001003095A JP2001003095A JP2002082002A JP 2002082002 A JP2002082002 A JP 2002082002A JP 2001003095 A JP2001003095 A JP 2001003095A JP 2001003095 A JP2001003095 A JP 2001003095A JP 2002082002 A JP2002082002 A JP 2002082002A
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shaft
steering
torque
magnetic sensors
targets
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JP2001003095A
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English (en)
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Yoshitomo Tokumoto
欣智 徳本
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸に設けられたターゲットに感応して出
力変化する複数の磁気センサの位置決めを容易化し、組
み立てに手間を要することなく高精度のトルク検出が行
えるようにする。 【解決手段】 トーションバー34を介して連結された
入力軸31及び出力軸32の周上に並設された各複数の
ターゲット20,20…の外側に対向するように、これ
らの通過に応じて出力変化する入力軸31側の磁気セン
サ1A,1Bと出力軸32側の磁気センサ2A,2Bと
を配し、これらを共通のセンサボックス1内に収納し
て、各磁気センサ1A,1B,2A,2Bの位置決め
を、センサボックス1の取り付け位置の調整により一括
して行える構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に加わる回
転トルクを検出するトルク検出装置、及びこのトルク検
出装置を舵取りの為に舵輪に加えられる操舵トルクの検
出手段として備える自動車用の舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】舵取りの為に舵輪(ステアリングホイー
ル)に加えられる操舵トルクの検出結果に基づいて操舵
補助用のモータを駆動し、該モータの回転力を舵取り装
置に伝えて操舵を補助する構成とした電動パワーステア
リング装置は、操舵補助力の発生源として油圧アクチュ
エータを用いる油圧パワーステアリング装置と比較し
て、車速の高低,操舵の頻度等、走行状態に応じた補助
力特性の制御が容易に行えるという利点を有することか
ら、近年、その適用範囲が拡大する傾向にある。
【0003】このような電動パワーステアリング装置に
おいては、舵輪に加えられる操舵トルクを検出する必要
があり、この検出の為に従来から、舵輪と舵取機構を連
絡する操舵軸を舵輪側の入力軸と舵取機構側の出力軸と
を細径のトーションバーを介して連結し、これら両軸の
連結部に前記トーションバーの捩れを伴って生じる相対
角変位に基づいて前記操舵トルク(回転トルク)を求め
る構成としたトルク検出装置が用いられている。
【0004】本願出願人は、以上の如きトルク検出に好
適に用い得るトルク検出装置を、特願平11−1006
65号等に提案している。この装置は、対象となる回転
軸の周方向に複数並設され、軸長方向に対して夫々が略
等角度傾斜する磁性体製のターゲットと、該ターゲット
の外側に対向配置され、各ターゲットの通過に応じて変
化する出力を発する磁気センサ(MRセンサ)とを備え
るセンサユニットを、入力軸及び出力軸を対象として、
両軸の連結部に2組備えて構成されている。
【0005】この構成によれば、前記2組のセンサユニ
ットの磁気センサが、入力軸及び出力軸の周上に並ぶ複
数のターゲットの夫々が通過する間、該ターゲットの傾
斜に対応する傾きを有して線形に変化する電圧出力を発
するから、入力軸及び出力軸の回転角度を、夫々に対応
する磁気センサの出力に基づいて非接触にて検出するこ
とができ、舵輪の操作により入力軸に加えられる回転ト
ルク(操舵トルク)は、入力軸及び出力軸に対応する磁
気センサの出力差として与えられる両軸の回転角度の差
に基づいて算出することができる。
【0006】なお、入力軸及び出力軸の周上に並設され
たターゲットは、軸長方向に対して略等角度傾斜する突
条の形態をなしており、各ターゲット間には、周方向の
並設数に対応する不連続部が存在するから、これらに対
向配置された前記磁気センサの出力には、前記不連続部
に対応する非線形な変化領域が出現し、この領域内での
回転角及びトルクの検出結果が不確かになるという問題
がある。そこで、前記2組のセンサユニットの夫々に、
対応するターゲットの周方向に位相をずらせて各2つの
磁気センサを配し、これらを選択的に切換え、一方の磁
気センサの出力が非線形な変化領域にあるとき他方の磁
気センサの出力を用いることにより、全周に亘って回転
角及びトルク検出が行えるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上の如く構成
されたトルク検出装置において、高精度の検出を可能と
する為には、前記2組のセンサユニットに備えられた磁
気センサが、回転軸に設けられた夫々のターゲットに対
し、周方向、軸長方向及び径方向に位置ずれなく配置さ
れていることが重要である。
【0008】ところが前記磁気センサの夫々は、前記回
転軸の支持ハウジング等、前記ターゲットの外側に設定
された取り付け部に固定支持されており、この取り付け
部での夫々の位置調整により前述した配置を実現しよう
とした場合、特に、2組のセンサユニットに各2つの磁
気センサを備える構成においては、総計4つの磁気セン
サの位置調整が必要となり、これらの調整作業に多大の
手間を要するという問題があった。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、第1発明では、回転軸に設けられたターゲット
に感応して出力変化する複数の磁気センサの前記ターゲ
ットに対する位置決め作業を容易化し、組み立てに手間
を要することなく高精度のトルク検出が可能なトルク検
出装置を提供することを目的とする。第2発明では、タ
ーゲットの近接する部位を検出する複数の検出手段の、
ターゲットに対する位置決め作業を容易化し、組み立て
に手間を要することなく高精度のトルク検出が可能なト
ルク検出装置を提供することを目的とする。第3発明で
は、第1発明に係るトルク検出装置を操舵トルクの検出
手段として備える舵取装置を提供することを目的とす
る。第4発明では、第2発明に係るトルク検出装置を操
舵トルクの検出手段として備える舵取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
トルク検出装置は、回転軸の周方向に複数並設された磁
性体製のターゲットと、これらのターゲットの外側に周
方向位置をずらせて対向配置された2つの磁気センサと
を備えるセンサユニットを、前記回転軸の軸長方向に適
長離隔して2組備え、両組のセンサユニットの対応する
磁気センサが各別のターゲットの通過に応じて発する出
力の差に基づいて前記回転軸に加わる回転トルクを求め
る構成としたトルク検出装置であって、前記2組のセン
サユニットに備えられた各2つの磁気センサを一括して
収納する収納部を具備することを特徴とする。
【0011】本発明においては、対象となる回転軸の軸
長方向に2組備えられたセンサユニットの各2つの磁気
センサを共通の収納部(センサボックス)に収納し、該
センサボックス内において4つの磁気センサの相互間で
の位置関係を確定しておき、このセンサボックスを回転
軸の周囲に設定された取り付け部に固定し、この取り付
け部での位置調整により前記4つの磁気センサを夫々の
ターゲットに対して一括して位置決めする。
【0012】第2発明に係るトルク検出装置は、回転体
と、該回転体が回転するに従って、検出される部位が周
期的及び連続的に変化すべく、前記回転体に設けられた
1又は複数のターゲットと、該ターゲットの近接する部
位を検出する複数の検出手段とを、トーションバーを介
して同軸上に連結された第1軸及び第2軸に夫々備え、
前記検出手段が検出した部位の前記トーションバーに生
じた捩れによる差に基づき、前記第1軸及び第2軸に加
わるトルクを検出するトルク検出装置であって、前記第
1軸及び第2軸に夫々備えられた複数の検出手段を一括
して収納する収納部を具備することを特徴とする。
【0013】このトルク検出装置では、トーションバー
を介して同軸上に連結された第1軸及び第2軸に、回転
体と、回転体が回転するに従って、検出される部位が周
期的及び連続的に変化すべく、回転体に設けられた1又
は複数のターゲットと、ターゲットの近接する部位を検
出する複数の検出手段とを夫々備え、検出手段が検出し
た部位のトーションバーに生じた捩れによる差に基づ
き、第1軸及び第2軸に加わるトルクを検出する。収納
部は、第1軸及び第2軸に夫々備えられた複数の検出手
段を一括して収納する。これにより、ターゲットの近接
する部位を検出する複数の検出手段の、ターゲットに対
する位置決め作業が容易で、組み立てに手間を要するこ
となく高精度のトルク検出が可能なトルク検出装置を実
現することが出来る。
【0014】第3発明に係る舵取装置は、舵輪と舵取機
構とを連絡する舵輪軸を前記回転軸として構成された第
1発明のトルク検出装置を備えることを特徴とする。
【0015】本発明においては、ターゲットに対する位
置決め作業が容易であり、この位置決めにより高精度で
の回転トルクの検出が可能とされた第1発明に係るトル
ク検出装置を自動車の舵取装置に適用し、舵輪と舵取機
構とを連絡する操舵軸に加えられる回転トルク(操舵ト
ルク)の正確な検出値を得て、この結果を、操舵補助用
のモータの駆動制御等、各種の制御に利用する。
【0016】第4発明に係る舵取装置は、舵輪に連結さ
れた入力軸を前記第1軸とし、舵取機構に連結された出
力軸を前記第2軸として構成された請求項2記載のトル
ク検出装置を備えることを特徴とする。
【0017】この舵取装置では、舵輪に連結された入力
軸を第1軸とし、舵取機構に連結された出力軸を第2軸
として構成された第2発明のトルク検出装置を備えてい
るので、トルク検出装置は、複数の検出手段の、ターゲ
ットに対する位置決め作業が容易で、組み立てに手間を
要することなく高精度のトルク検出が可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1.図1は、本発明に係るトルク検出装置の
実施の形態1の概略構成を示す模式図である。図示の如
く、上端を舵輪(ステアリングホイール)30に連結さ
れた入力軸31と、下端を舵取機構のピニオン33に連
結された出力軸32とを、細径のトーションバー34を
介して同軸上に連結し、前記舵輪30と舵取機構とを連
絡する操舵軸3が構成されており、本発明に係るトルク
検出装置は、前記舵輪30の操作により操舵軸3に加え
られる回転トルク(操舵トルク)を検出すべく、入力軸
31及び出力軸32の連結部近傍に以下の如くに構成さ
れている。
【0019】入力軸31には、出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2が同軸上に外嵌
固定されており、該ターゲット板2の外周部には、複数
(図においては8つ)のターゲット20,20…が一体
形成されている。これらのターゲット20,20…は、
ターゲット板2が嵌着された入力軸31の軸長方向に対
し、夫々が同方向に略等角度傾斜する態様に設けられた
磁性体製の突条であり、前記ターゲット板2の周方向に
等配をなして並設されている。同様のターゲット板2
は、出力軸32の入力軸31との連結側端部近傍にも外
嵌固定されており、該ターゲット板2の外周部には、こ
れが嵌着された出力軸32の軸長方向に対して夫々が略
等角度傾斜する複数のターゲット20,20…が、入力
軸31側のターゲット20,20…と周方向に整合させ
て複数並設されている。
【0020】以上の如きターゲット板2,2の固定位置
の外側には、これらの外周のターゲット20,20…の
外縁に対向するように、収納部としてのセンサボックス
1が配設されている。該センサボックス1は、入力軸3
1及び出力軸32を支承するハウジングH(一部のみ図
示)に固定支持され、その内部には、入力軸31側のタ
ーゲット20,20…に対向する2つの磁気センサ1
A,1Bと、出力軸32側のターゲット20,20…に
対向する2つの磁気センサ2A,2Bとが収納されてお
り、磁気センサ1A,1Bとこれらに対向するターゲッ
ト20,20…とにより入力軸31の回転角度を検出す
るセンサユニットが、また磁気センサ2A,2Bとこれ
らに対向するターゲット20,20…とにより出力軸3
2の回転角度を検出するセンサユニットが夫々構成され
ている。
【0021】図2は、図1のII−II線による横断面図で
あり、一方のセンサユニットを構成する2つの磁気セン
サ1A,1Bの周方向の位置関係を示している。これら
の磁気センサ1A,1Bが対向する入力軸31側のター
ゲット20,20…は、ターゲット板2の外周に等配を
なして並設された突条であり、相隣するターゲット2
0,20間には、図1及び図2に示す如く不連続部が存
在している。前記磁気センサ1A,1Bは、図2に示す
如く、一方(図においては磁気センサ1A)が適宜のタ
ーゲット20の長さ方向略中央に対向するとき、他方
(図においては磁気センサ1B)が前記ターゲット20
の一側の不連続部に対向するように、周方向に位相をず
らせて位置決めされている。
【0022】このような位置決めは、センサボックス1
内での磁気センサ1A,1Bの取り付け位置を、両者の
間隔が、対応するターゲット20,20…夫々の周方向
長さの半長に相当するように設定しておき、このような
センサボックス1の前記ハウジングHへの取り付けを、
入力軸31側の前記ターゲット20,20…に対して軸
長方向及び径方向に位置調整して実施することにより達
成される。
【0023】他方のセンサユニットを構成する2つの磁
気センサ2A,2Bは、取り付け状態での周方向位置が
前記磁気センサ1A,1Bと整合し、出力軸32側のタ
ーゲット20,20…に対して、磁気センサ1A,1B
と入力軸31側のターゲット20,20…との間と同様
の位置関係が得られるように位置決めされている。
【0024】このような位置決めは、センサボックス1
内での磁気センサ2A,2Bの取り付け位置を、前記磁
気センサ1A,1Bにおけると同様に、対応するターゲ
ット20,20…夫々の周方向長さの半長に相当する間
隔を隔てて設定しておき、このようなセンサボックス1
を、出力軸32側の前記ターゲット20,20…に対し
て軸長方向及び径方向に位置調整して取り付けることに
より、前記磁気センサ1A,1Bの位置決めと同時に実
現される。
【0025】以上の如く配置された磁気センサ1A,1
B,2A,2Bは、磁気抵抗効果素子(MR素子)等、
磁界の作用により電気的特性(抵抗)が変化する素子を
用い、周辺磁界の変化に応じて出力電圧を変えるように
構成されたセンサであり、これらの出力V1A,V1B,V
2A,V2Bは、センサボックス1の外部に引き出され、マ
イクロプロセッサを用いてなる演算処理部4に与えられ
ている。
【0026】図3は、磁気センサ1A,1B,2A,2
Bの出力電圧の変化態様の一例を示す説明図である。図
の横軸は、入力軸31又は出力軸32の回転角度を示
し、図中の実線は、入力軸31側の磁気センサ1A,1
Bの出力電圧を、同じく破線は、出力軸32側の磁気セ
ンサ2A,2Bの出力電圧を夫々示している。
【0027】磁気センサ1A,1B,2A,2Bが対向
するターゲット20,20…は、前述した如く、入力軸
31及び出力軸32の外周に軸長方向に対して所定の傾
斜角度を有して並設された磁性体製の突条であり、これ
らは、入力軸31又は出力軸32の周方向に有限な長さ
を有し、各ターゲット20,20…の間には不連続部が
存在する。従って、入力軸31及び出力軸32が軸回り
に回転した場合、前記磁気センサ1A,1B,2A,2
Bの出力電圧は、図3に示す如く、各ターゲット20が
通過する間の線形に変化する領域(線形変化領域)と、
各ターゲット20,20…間の不連続部が通過する間の
非線形に変化する領域(非線形変化領域)とを繰り返す
変化態様を示す。この繰り返しの周期は、ターゲット板
2の外周のターゲット20,20…の並設数に対応し、
前述の如く、ターゲット板2の外周に8個のターゲット
20,20…が並設されている場合には、入力軸31又
は出力軸32が、45°(=360°/8)だけ回転す
る間を一周期とする繰り返しが生じる。
【0028】このとき磁気センサ1A,1Bの出力電圧
V1A,V1Bは、これらに対応するターゲット20,20
…が設けられた入力軸31の回転角度に対応し、また磁
気センサ2A,2Bの出力電圧V2A,V2Bは、これらが
対向するターゲット20,20…が設けられた出力軸3
2の回転角度に対応する。従って、磁気センサ1Aの出
力電圧V1Aと磁気センサ2Aの出力電圧V2Aとの差ΔV
1(=V1A−V2A)、又は磁気センサ1Bの出力電圧V
1Bと磁気センサ2Bの出力電圧V2Bとの差ΔV2(=V
1B−V2B)は、入力軸31側のターゲット20,20…
と、出力軸32側のターゲット20,20…との間に発
生する周方向の位置ずれ量(相対角変位)に相当し、こ
の相対角変位は、入力軸31に加わる回転トルクの作用
下において入力軸31と出力軸32とを連結するトーシ
ョンバー34に生じる捩れ量に対応する。
【0029】而して、演算処理部4においては、前述し
た出力電圧の差ΔV1又はΔV2に基づいて入力軸31
に加わる回転トルク(操舵トルク)を演算することがで
きる。この演算に用いられるΔV1は、磁気センサ1
A,2Aの出力電圧の差であり、これらの磁気センサ1
A,2Aは、共通のセンサボックス1内に収納され、該
センサボックス1の取り付け位置の調整により、入力軸
31側のターゲット20,20…及び出力軸32側のタ
ーゲット20,20…に対して正しく整合する位置関係
が得られるように位置決めされている。従って、前記Δ
V1は、入力軸31と出力軸32との間の相対角変位に
正しく対応するものとなる。
【0030】また前記演算に用いられるΔV2は、磁気
センサ1B,2Bの出力電圧の差であり、これらの磁気
センサ1B,2Bもまた、これらを前記磁気センサ1
A,2Aと共に収納するセンサボックス1の取り付け位
置の調整により、入力軸31側のターゲット20,20
…及び出力軸32側のターゲット20,20…に対して
正しく整合する位置関係が得られるように位置決めされ
ている。従って、前記ΔV2もまた、入力軸31と出力
軸32との間の相対角変位に正しく対応するものとな
り、演算処理部4での操舵トルクの演算を高精度に行わ
せることができる。
【0031】また前記操舵トルクの演算は、磁気センサ
1A,2Aの出力電圧V1A,V2Aが線形変化領域にある
ときには、これらの差ΔV1を用いて行われ、磁気セン
サ1B,2Bの出力電圧V1B,V2Bが線形変化領域にあ
るときに、これらの差ΔV2を用いて行われる。磁気セ
ンサ1A,2Aと磁気センサ1B,2Bとは、夫々のタ
ーゲット20,20…の外側に、一つのターゲット20
の周方向長さの半長分だけ位相をずらせて位置決めさ
れ、図3に示す如く、磁気センサ1A,2A又は磁気セ
ンサ1B,2Bのいずれか一方の組が線形変化領域にあ
るようにしてある。演算処理部4においては、磁気セン
サ1A,2A及び磁気センサ1B,2Bの内、線形変化
領域にある組が選択され、選択された組の出力差に交互
に切換えて操舵トルクの演算が行われる。
【0032】本発明に係るトルク検出装置においては、
入力軸31側のターゲット20,20…に対向する2つ
の磁気センサ1A,1Bと、出力軸32側のターゲット
20,20…に対向する2つの磁気センサ2A,2Bと
が、前述の如く、共通のセンサボックス1内に収納され
ており、該センサボックス1の取り付け位置の調整によ
り各別のターゲット20,20…に対して一括して位置
決めされている。従って、前述した出力差の切換えの前
後における演算結果の連続性が確保され、操舵トルクの
演算を高精度に行わせることができる。
【0033】実施の形態2.図4は、本発明に係るトル
ク検出装置の実施の形態2の構成を模式的に示す模式図
である。このトルク検出装置は、自動車の舵取装置に適
用しており、上端を舵輪(ステアリングホイール)30
に連結された入力軸31と、下端を舵取機構のピニオン
33に連結された出力軸32とを、細径のトーションバ
ー34を介して同軸上に連結し、前記舵輪30と舵取機
構とを連絡する操舵軸3aが構成されており、トルク検
出装置は、入力軸31及び出力軸32の連結部近傍に以
下のように構成されている。
【0034】入力軸31には、出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2a(回転体)が
同軸上に外嵌固定されており、ターゲット板2aの外周
面には、複数(図においては5個)のターゲット20
a,20a…が並設されている。図5は、ターゲット板
2a及びターゲット20a,20a…の構成を示す斜視
図である。ターゲット20a,20a…は、ターゲット
板2aの外周面を展開した図6の展開図に示すように、
ターゲット板2aの外周面に沿って一方向に傾斜して設
けてある第1傾斜部20bと、他方向に傾斜して設けて
ある第2傾斜部20cとを備えた磁性体製の突条であ
り、ターゲット板2aの外周面の周方向に等配に並設さ
れている。 第1傾斜部20b及び第2傾斜部20c
は、その接続点を通るべきターゲット板2aの回転軸の
軸長方向の直線に関して略線対称である。
【0035】上述したのと同様のターゲット20a,2
0a…を備えたターゲット板2aが、出力軸32の入力
軸31との連結側端部近傍にも外嵌固定されており、出
力軸32側のターゲット板2aの各ターゲット20a,
20a…と、入力軸31側のターゲット板2aの各ター
ゲット20a,20a…とは周方向に整合されて並設さ
れている。
【0036】両ターゲット板2aの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20a,20a…の外縁を臨むよう
にセンサボックス1(収納部)が配設されている。セン
サボックス1は、入力軸31及び出力軸32を支承する
ハウジング等の動かない部位に固定支持されている。セ
ンサボックス1の内部には、入力軸31側のターゲット
20a,20a…の周方向に異なる部位に対向する磁気
センサ1A,1Bと、出力軸32側のターゲット20
a,20a…の周方向に異なる部位に対向する磁気セン
サ2A,2Bとが、周方向位置を正しく合わせて収納さ
れ、各磁気センサ1A,1B,2A,2Bの位置決め
は、センサボックス1を位置決めすることにより、一括
して行われる。
【0037】磁気センサ1A,2A,1B,2Bは、磁
気抵抗効果素子(MR素子)等、磁界の作用により電気
的特性(抵抗)が変化する特性を有する素子を用い、対
向するターゲット20a,20a…の近接する部位に応
じて検出信号が変わるように構成されたセンサであり、
これらの検出信号V1A,V2A,V1B,V2Bは、
センサボックス1外部のマイクロプロセッサを用いてな
る演算処理部4に与えられている。
【0038】以下に、このような構成のトルク検出装置
及び舵取装置の動作を説明する。磁気センサ1A,2
A,1B,2Bが対向するターゲット20a,20a…
は、前述したように、入力軸31及び出力軸32に同軸
上に外嵌固定された各ターゲット板2aの外周面に沿っ
て一方向に傾斜した第1傾斜部20bと、他方向に傾斜
した第2傾斜部20cとを備えて、周方向に等配に並設
された磁性体製の突条である。
【0039】従って、入力軸31及び出力軸32が軸回
りに回転した場合、各磁気センサ1A,2A,1B,2
Bは、対応するターゲット20a,20a…がそれぞれ
との対向位置を通過する間、図7に示すように、入力軸
31及び出力軸32の回転角度の変化に応じて、比例的
に上昇し下降する検出信号を出力する。検出信号は、上
昇から下降に又は下降から上昇に転換する付近、つま
り、第1傾斜部20b及び第2傾斜部20cの接続部付
近で非線形的に変化するが、この非線形変化領域は、接
続部付近での第1傾斜部20b及び第2傾斜部20c間
の磁界の相互影響が小さい為、図3に示す検出信号に比
較して、小さくすることが出来る。
【0040】磁気センサ1A,1Bの検出信号は、これ
らに対応するターゲット20a,20a…が設けられた
入力軸31の回転角度に対応するものとなり、磁気セン
サ2A,2Bの検出信号は、これらが対向するターゲッ
ト20a,20a…が設けられた出力軸32の回転角度
に対応するものとなる。
【0041】入力軸31に回転トルクが加わった場合、
磁気センサ1A,1B,2A,2Bの各検出信号V1
A,V1B,V2A,V2Bは、図8に示すように変化
する。但し、磁気センサ1A,2Aと磁気センサ1B,
2Bとは、ターゲット板2aの周方向に、例えば電気角
90°位相が異なっている。従って、検出信号V1Aと
V1Bとは、非線形変化領域について相互に補完させる
ことが出来、検出信号V2A,V2Bにおいても同様で
ある。
【0042】ここで、磁気センサ1Aの検出信号と磁気
センサ2Aの検出信号との差、又は磁気センサ1Bの検
出信号と磁気センサ2Bの検出信号との差は、入力軸3
1と出力軸32との回転角度の差(相対角変位)に対応
するものとなる。この相対角変位は、入力軸31に加わ
る回転トルクの作用下において、入力軸31と出力軸3
2とを連結するトーションバー34に生じる捩れ角度に
対応する。従って、前述した検出信号の差に基づいて入
力軸31に加わる回転トルクを算出することができる。
【0043】実施の形態3.図9は、本発明に係る舵取
装置の実施の形態3の要部構成を示す縦断面図である。
この舵取装置は、上端部にステアリングホイール30
(舵輪)が取付けられる上部軸64を備え、上部軸64
の下端部には、第1ダウエルピン65を介して筒状の入
力軸31及びこれの内側に挿入されるトーションバー3
4の上端部が連結されている。トーションバー34の下
端部には、第2ダウエルピン60を介して筒状の出力軸
32が連結されており、上部軸64、入力軸31及び出
力軸32が軸受63,62,61を介してハウジング5
4内にそれぞれ回転が可能に支持されている。ハウジン
グ54は、取付金具55により、車体の動揺しない部分
に固定されている。
【0044】このハウジング54内には、前記トーショ
ンバー34を介して連結される入力軸31及び出力軸3
2の相対変位量により操舵トルクを検出する、実施の形
態2において説明したトルク検出装置のセンサボックス
1と、トルク検出装置の検出結果に基づいて駆動される
操舵補助用の電動モータ57の回転を減速して、出力軸
32に伝達する減速機構58とを備え、ステアリングホ
イール30の回転に応じた舵取機構の動作を電動モータ
57の回転により補助し、舵取の為の運転者の労力負担
を軽減するように構成されている。出力軸32の下端部
は、ユニバーサルジョイントを介してラックピニオン式
の舵取機構に連結されている。
【0045】トルク検出装置は、実施の形態2において
説明したように、入力軸31の出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2a(回転体)が
同軸上に外嵌固定されており、ターゲット板2aの外周
面には、複数のターゲット20a,20a…が並設され
ている。同様のターゲット20a,20a…を備えたタ
ーゲット板2aが、出力軸32の入力軸31との連結側
端部近傍にも外嵌固定されており、出力軸32側のター
ゲット板2aの各ターゲット20a,20a…と、入力
軸31側のターゲット板2aの各ターゲット20a,2
0a…とは周方向に整合されて並設されている。
【0046】両ターゲット板2aの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20a,20a…の外縁を臨むよう
にセンサボックス1が配設されている。センサボックス
1は、ハウジング54に設けられた貫通孔56に嵌合さ
れ固定支持されている。センサボックス1の内部には、
実施の形態2において説明したように、入力軸31側の
ターゲット20a,20a…の周方向に異なる部位に対
向する磁気センサ1A,1Bと、出力軸32側のターゲ
ット20a,20a…の周方向に異なる部位に対向する
磁気センサ2A,2Bとが、周方向位置を正しく合わせ
て収納されている。
【0047】図10は、センサボックス1の構成を示す
外観図及び断面図である。センサボックス1は、図9の
矢符Aの方向から正面視した外観図(d)において、そ
の中央部に、磁気センサ1A,1B,2A,2Bの検出
信号を外部へ出力する為のコネクタ67が設けられ、電
源用の1本のピン、磁気センサ1A,1B,2A,2B
の各検出信号を出力する4本のピン及び接地用の1本の
ピンを備えている。
【0048】コネクタ67の両側には、磁気センサ1A
のゲイン調整ボリューム68、磁気センサ1Aのオフセ
ット調整ボリューム69、磁気センサ2Aのゲイン調整
ボリューム70、磁気センサ2Aのオフセット調整ボリ
ューム71、磁気センサ1Bのゲイン調整ボリューム7
3、磁気センサ1Bのオフセット調整ボリューム72、
磁気センサ2Bのゲイン調整ボリューム75及び磁気セ
ンサ2Bのオフセット調整ボリューム74が設けてあ
る。コネクタ67両側の各ボリューム群の外側には、舵
取装置のハウジング54にセンサボックス1を取り付け
る為のボルト孔66がそれぞれ設けられている。
【0049】外観図(c)は、矢符Aの方向に対して垂
直方向から側面視したものであり、コネクタ67が設け
られた側の反対側は、ハウジング54の貫通孔56に嵌
合される円筒部となっている。この円筒部のX−Xにお
ける断面図(a)に示すように、円筒部内には、実施の
形態2で説明したような構成により、磁気センサ1A,
1B,2A,2Bが収納されている。図10(b)は、
円筒部側からの外観図である。
【0050】以下に、このような構成の舵取装置の動作
を説明する。トーションバー34が捩れずに入力軸31
及び出力軸32が回転する場合には、入力軸31、出力
軸32及びトーションバー34は一体的に回転する。ス
テアリングホイール30に操舵トルクが加えられ、トー
ションバー34が捩れて入力軸31及び出力軸32が回
転する場合には、磁気センサ1A,1B,2A,2Bの
各検出信号V1A,V1B,V2A,V2Bには、例え
ば、図8に示すように、その捩じれ角度に応じた電圧差
が生じる。各検出信号V1A,V1B,V2A,V2B
は、コネクタ67を通じて、図示しない演算処理部に与
えられ、演算処理部は、それらの電圧差を算出すること
により、その捩じれ角度を求め、その操舵トルクに応じ
た信号を出力することが出来る。
【0051】なお、以上の各実施の形態においては、自
動車の舵取装置において、舵輪30と舵取機構とを連絡
する操舵軸3の操舵トルクを検出する用途での使用例に
ついて述べたが、本発明に係るトルク検出装置は、各種
の回転軸の回転トルクを検出する必要がある用途全般に
広く使用可能であることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の第1発明に係
るトルク検出装置においては、回転軸の軸長方向に2組
備えられたセンサユニットの各2つの磁気センサを共通
のセンサボックスに収納したから、センサボックス内に
おいて4つの磁気センサの相互間の位置関係を確定した
後、このセンサボックスを回転軸の周囲に設定された取
り付け部に固定する手順により、前記4つの磁気センサ
を夫々のターゲットに対する位置決めを、容易に、しか
も正確に実現することができ、このように位置決めされ
た磁気センサの出力に基づいた回転トルクの算出を高精
度に行わせることが可能となる。
【0053】第2発明に係るトルク検出装置によれば、
ターゲットの近接する部位を検出する複数の検出手段
の、ターゲットに対する位置決め作業が容易で、組み立
てに手間を要することなく高精度のトルク検出が可能な
トルク検出装置を実現することが出来る。
【0054】また、第3発明に係る舵取装置において
は、舵輪と舵取機構とを連絡する舵輪軸に加えられる操
舵トルクの検出に、組み立てが容易であり、しかも高精
度の検出が可能な第1発明のトルク検出装置を用いたか
ら、操舵補助用のモータの駆動制御等、操舵トルクの検
出結果に基づいて行われる各種の制御を、高い信頼性の
下にて行わせることが可能となる等、本発明は優れた効
果を奏する。
【0055】第4発明に係る舵取装置によれば、舵輪に
連結された入力軸を第1軸とし、舵取機構に連結された
出力軸を第2軸として構成された第2発明のトルク検出
装置を備えているので、トルク検出装置は、複数の検出
手段の、ターゲットに対する位置決め作業が容易で、組
み立てに手間を要することなく高精度のトルク検出が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の舵取装置に適用された本発明装置の構
成を示す模式図である。
【図2】図1のII−II線による横断面図である。
【図3】磁気センサの出力電圧の変化態様の一例を示す
説明図である。
【図4】本発明に係るトルク検出装置及び舵取装置の実
施の形態の構成を模式的に示す模式図である。
【図5】ターゲット板及びターゲットの構成を示す斜視
図である。
【図6】ターゲット板の外周面を展開した展開図であ
る。
【図7】磁気センサの検出信号の例を示す波形図であ
る。
【図8】本発明に係るトルク検出装置の動作を説明する
為の説明図である。
【図9】本発明に係る舵取装置の実施の形態の要部構成
を示す縦断面図である。
【図10】センサボックスの構成を示す外観図及び断面
図である。
【符号の説明】 1 センサボックス(収納部) 1A,1B,2A,2B 磁気センサ(検出手段) 2,2a ターゲット板 3,3a 操舵軸(回転軸) 4 演算処理部 20,20a ターゲット 29b 第1傾斜部 29c 第2傾斜部 30 舵輪 31 入力軸 32 出力軸 34 トーションバー 54,H ハウジング 56 貫通孔 57 電動モータ 64 上部軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の周方向に複数並設された磁性体
    製のターゲットと、これらのターゲットの外側に周方向
    位置をずらせて対向配置された2つの磁気センサとを備
    えるセンサユニットを、前記回転軸の軸長方向に適長離
    隔して2組備え、両組のセンサユニットの対応する磁気
    センサが各別のターゲットの通過に応じて発する出力の
    差に基づいて前記回転軸に加わる回転トルクを求める構
    成としたトルク検出装置であって、 前記2組のセンサユニットに備えられた各2つの磁気セ
    ンサを一括して収納する収納部を具備することを特徴と
    するトルク検出装置。
  2. 【請求項2】 回転体と、該回転体が回転するに従っ
    て、検出される部位が周期的及び連続的に変化すべく、
    前記回転体に設けられた1又は複数のターゲットと、該
    ターゲットの近接する部位を検出する複数の検出手段と
    を、トーションバーを介して同軸上に連結された第1軸
    及び第2軸に夫々備え、前記検出手段が検出した部位の
    前記トーションバーに生じた捩れによる差に基づき、前
    記第1軸及び第2軸に加わるトルクを検出するトルク検
    出装置であって、 前記第1軸及び第2軸に夫々備えられた複数の検出手段
    を一括して収納する収納部を具備することを特徴とする
    トルク検出装置。
  3. 【請求項3】 舵輪と舵取機構とを連絡する舵輪軸を前
    記回転軸として構成された請求項1記載のトルク検出装
    置を備えることを特徴とする舵取装置。
  4. 【請求項4】 舵輪に連結された入力軸を前記第1軸と
    し、舵取機構に連結された出力軸を前記第2軸として構
    成された請求項2記載のトルク検出装置を備えることを
    特徴とする舵取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2846411A1 (fr) * 2002-10-28 2004-04-30 Koyo Seiko Co Dispositif de detection d'angle de rotation, dispositif de detection de couple et procede de fabrication afferent
JP2010261739A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Tdk Corp トルク検出装置

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