JP2002080439A - ビフェニル化合物 - Google Patents

ビフェニル化合物

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JP2002080439A
JP2002080439A JP2001196645A JP2001196645A JP2002080439A JP 2002080439 A JP2002080439 A JP 2002080439A JP 2001196645 A JP2001196645 A JP 2001196645A JP 2001196645 A JP2001196645 A JP 2001196645A JP 2002080439 A JP2002080439 A JP 2002080439A
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alkyl
amino
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Application number
JP2001196645A
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English (en)
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Naoki Tarui
直樹 樽井
Takashi Santo
尚 山東
Hiroyuki Watanabe
浩之 渡邊
Kazuyoshi Aso
和義 麻生
Tetsuo Miwa
哲生 三輪
Shiro Takekawa
志郎 竹河
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPR14拮抗作用を有する新規ビフェニル
化合物を提供する。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、Rは水素原子等を、Xは1〜12のスペーサ
ーを、Aはアミノ基等を、RおよびRは炭化水素基
等を、B環およびC環はそれぞれさらに置換されていて
もよいベンゼン環を示す。]で表される化合物またはそ
の塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGPR14拮抗作用
またはソマトスタチン受容体機能調節作用を有する新規
ビフェニル化合物またはその塩及びそれらの用途に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ウロテンシンIIは強力な血管収縮作用を
有するペプチドホルモンの一つとして発見され、哺乳動
物の動脈に対して現在知られている最も強力な血管収縮
物質であるエンドセリンをはるかに上回る血管収縮作用
を有することが明らかになっている。又、ウロテンシン
IIの受容体は、オーファン受容体の一つであるGPR14蛋
白であることも明らかになっている[Nature, 401巻 28
2頁 (1999年)]。一方、ソマトスタチンは成長ホルモン
の分泌を強力に抑制する因子として、ヒツジの視床下部
組織から単離同定された14個のアミノ酸からからなる
ペプチド(SST-14)である。現在は28個のアミノ酸か
らなるソマトスタチン(SST-28)も単離同定されてい
る。このソマトスタチンは、単に視床下部だけでなく、
例えば大脳,大脳辺縁系,脊髄、迷走神経,自立神経
節,消化管粘膜,膵臓ランゲルハンス氏島等に広く分布
する脳・腸管ペプチドであり、例えば成長ホルモン,甲
状腺刺激ホルモン、ガストリン、インシュリン、グルカ
ゴン等の下垂体・消化管ホルモンの分泌を抑制する。ま
た、胃酸分泌、膵臓の外分泌、消化管の運動・血流も抑
制する。ソマトスタチンの受容体としては、現在までに
1型ないし5型(SSTR1、SSTR2、SSTR3、SSTR4、SSTR
5)が知られており、それぞれ異なった発現を示すこと
が認められている。 [1. ライフサイエンス (Life Science)、第57巻、
13号、1249頁 (1995年) 2. Journal of Clinical Endocrinology and Metabol
ism, Vol. 80, No. 6,pp. 1789-1793 3. The New England Journal of Medicine, Jan. 25,
1996 4. Eur. J. Clin. Pharmacol., 1996, 51, 139-144 5. Exp. Opin. Ther. Patents (1998) 8 (7): 855-87
0 ] ソマトスタチン受容体調節作用を有する化合物として
は、ペプチド性化合物として、Life Science, 31, 1133
-1140 (1982)、Nature, 292, 55-58 (1981) などに記載
の化合物が挙げられ、非ペプチド性化合物としては、特
開2000-191615、特開2000-191648、特開2000-226373、
特開平11-209356などに記載の化合物が挙げられる。ソ
マトスタチン受容体調節作用を有する、ビフェニルを構
造中に含む化合物として特開2000-226373などに記載の
化合物が挙げられる。また、ビフェニル化合物として
は、例えば、特開平6−107649に5−HT(セロ
トニン)レセプター拮抗作用を有するビフェニル化合物
が開示され、その実施例10には、4’−〔〔(メトキ
シアセチル)メチルアミノ〕メチル〕−N−〔4−メト
キシ−3−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニ
ル〕−2’−メチル−〔1,1’−ビフェニル〕−4−
カルボキサミド塩酸塩が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウロテンシンIIの受容
体GPR14の拮抗薬は、新たな血管作用薬(例、虚血性心
筋梗塞、鬱血性心不全などの治療薬など)として開発さ
れることが期待できるが、そのような拮抗薬に関する報
告は未だなされてない。本発明は、GPR14 拮抗作用また
はソマトスタチン受容体機能調節作用を有する新規ビフ
ェニルまたはその塩;並びにGPR14 拮抗作用に基づい
て、高血圧症、動脈硬化、心肥大、心筋梗塞、心不全な
どの予防・治療剤として有用な血管作用剤、特に血管収
縮抑制剤を提供するものである。また、ソマトスタチン
受容体機能調節作用に基づいて糖尿病、肥満、糖尿病合
併症、難治性下痢、緑内障、先端巨大症、うつ、または
腫瘍等の予防または治療剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、GPR1
4拮抗作用またはソマトスタチン受容体機能調節作用を
有する化合物につき鋭意検討した結果、下記式(I)で
表される化合物またはその塩(以下、化合物(I)と称
することがある)が、優れたGPR14拮抗作用または
ソマトスタチン受容体機能調節作用を示すことを見い出
し、これに基づいて本発明を完成した。すなわち、本発
明は、 (1)式(I)
【化26】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物(但し、式
【化27】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
および4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミノ〕
メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル−1
−ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−〔1,
1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除く)また
はその塩; (2)式(I)
【化28】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜8のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環を
形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミノ
基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示し、
およびRはそれぞれ置換されていてもよい炭化水
素基を示し、B環およびC環はそれぞれさらに置換され
ていてもよいベンゼン環を示す。]で表される化合物
(但し、4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミ
ノ〕メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル
−1−ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−
〔1,1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除
く)またはその塩; (3)式(I)
【化29】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜8のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環を
形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミノ
基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示し、
およびRはそれぞれ置換されていてもよい炭化水
素基を示し、B環およびC環はそれぞれさらに置換され
ていてもよいベンゼン環を示す。(但し、式
【化30】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
を除く)]で表される前記(2)記載の化合物; (4)Rが(1)水素原子、(2)(1')ハロゲン原
子、(2')ニトロ、(3')シアノ、(4')オキソ、(5')水酸
基、(6')チオール、(7')C1−4アルキルチオ、(8')ア
ミノ基、(9')モノC1−4アルキルアミノ、(10')ジC
1−4アルキルアミノ、(11')テトラヒドロピロール、
ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
ン、ピロール、イミダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニ
ル、2-オキソ-1-ピペリジニルから選ばれる5〜6員の
環状アミノ、(12')フェニル−C1−4アルキル、(13')
3−7シクロアルキル、(14')カルボキシル、(15')C
1−4アルコキシ−カルボニル、(16')C7−10アラ
ルキルオキシ−カルボニル、(17')カルバモイル、(18')
モノC1−4アルキルカルバモイル、(19')ジC1−4
アルキルカルバモイル、(20')ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル、(21')ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで
置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22')C
1−4アルキレンジオキシ、(23')ホルミル、(24')C
2−4アルカノイル、(25')C1−4アルキルスルホニ
ル、(26')C1−4アルキルスルフィニル、(27')スルフ
ァモイル、(28')モノC −4アルキルスルファモイ
ル、(29')ジC1−4アルキルスルファモイル、(30')C
6−14アリール〔このC6−14アリールは、(1")ハ
ロゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チ
オール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")
モノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキル
アミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
ミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")
フェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロア
ルキル、(13")カルボキシル基、(14")C1−4アルコキ
シ−カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−
カルボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4
ルキルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバ
モイル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロ
ゲン原子またはC1− アルコキシで置換されていても
よいC1−4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジ
オキシ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、
(24")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アル
キルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
キルスルファモイル、(29")5〜6員の芳香族単環式複
素環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕ま
たは(31')酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳
香族複素環基〔これらの複素環基は(1")ハロゲン、(2")
ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
オール、(7")C1− アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC −4アルキ
ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
2")フェニル−C1−4アルキル、(14")C3−7シクロ
アルキル、(15")カルボキシル、(16")C1−4アルコキ
シ−カルボニル、(17")C7−1 アラルキルオキシ−
カルボニル、(18")カルバモイル、(19")モノC1−4
ルキルカルバモイル、(20")ジC1−4アルキルカルバ
モイル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル、(22")ハロ
ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
よいC1−4アルコキシ、(23")C1−4アルキレンジ
オキシ、(24")ホルミル、(25")C2−4アルカノイル、
(26")C1−4アルキルスルホニル、(27")C1−4アル
キルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜3個有して
いてもよい〕(以下、置換基A群と略記する)から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−10アル
キル、(3)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいC3−8シクロアルキル、(4)
前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC2−10アルケニル、(5)前記置換基A群
から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
3−8シクロアルケニル、(6)前記置換基A群から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
ルキニル、(7)前記置換基A群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいC6−14アリール、(8)
前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC6−1 アリール−C1−6アルキル、
(9)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有
していてもよいジC6−14アリール−C1−6アルキ
ル、(10)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいトリC6−14アリール−C
1−6アルキル、(11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
中、X'''はC −4アルキレンまたはC2−4アルケニ
レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
6−14アリール〔このC6−14アリールは(1")ハロ
ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チオ
ール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")モ
ノC1− アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキルア
ミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
ダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニル、2-オキソ-1-ピペ
リジニルから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")フ
ェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロアル
キル、(13")カルボキシル、(14")C1−4アルコキシ−
カルボニル、(15")C 7−10アラルキルオキシ−カル
ボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1− アルキ
ルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバモイ
ル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置
換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロゲン
原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
1−4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジオキ
シ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、(2
4")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アルキ
ルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
キルスルファモイル、(29")C6−14アリール〔この
−14アリールは、(1''')ハロゲン、(2''')ニト
ロ、(3''')シアノ、(4''')水酸基、(5''')チオール、
(6''')C1−4アルキルチオ、(7''')アミノ、(8''')モ
ノC1−4アルキルアミノ、(9''')ジC1−4アルキル
アミノ、(10''')テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
1''')フェニル−C −4アルキル、(12''')C3−7
クロアルキル、(13''')カルボキシル基、(14''')C
1−4アルコキシ−カルボニル、(15''')C7−10
ラルキルオキシ−カルボニル、(16''')カルバモイル、
(17''')モノC1−4アルキルカルバモイル、(18''')ジ
1−4アルキルカルバモイル、(19''')ハロゲン原子
またはC1−4アルコキシで置換されていてもよいC
1−4アルキル、(20''')ハロゲン原子またはC1−4
アルコキシで置換されていてもよいC1−4アルコキ
シ、(21''')C1−4アルキレンジオキシ、(22''')ホル
ミル、(23''')C2−4アルカノイル、(24''')C1−4
アルキルスルホニル、(25''')C1−4アルキルスルフ
ィニル、(26''')スルファモイル、(27''')モノC1−4
アルキルスルファモイル、(28''')ジC1−4アルキル
スルファモイル、(29''')5〜6員の芳香族単環式複素
環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕また
は(30")酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香
族複素環基〔これらの複素環基は(1''')ハロゲン、
(2''')ニトロ、(3''')シアノ、(4''')オキソ、(5''')水
酸基、(6''')チオール、(7''')C1−4アルキルチオ、
(8''')アミノ、(9''')モノC1−4アルキルアミノ、(1
0''')ジC1−4アルキルアミノ、(11''')テトラヒドロ
ピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオ
モルホリン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜
6員の環状アミノ、(12''')フェニル−C1−4アルキ
ル、(13''')C3−7シクロアルキル、(14''')カルボキ
シル、(15''')C1−4アルコキシ−カルボニル、(1
6''')C7−10アラルキルオキシ−カルボニル、(1
7''')カルバモイル、(18''')モノC1−4アルキルカル
バモイル、(19''')ジC1−4アルキルカルバモイル、
(20''')ハロゲン原子またはC 1−4アルコキシで置換
されていてもよいC1−4アルキル、(21''')ハロゲン
原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
1−4アルコキシ、(22''')C1−4アルキレンジオ
キシ、(23''')ホルミル、(24''')C2−4アルカノイ
ル、(25''')C1−4アルキルスルホニル、(26''')C
1−4アルキルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよい〕 (以下、置換基B群と略記す
る)から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい〕
または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は前記置換
基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
い〕を示す]で表される基または(12)式 -X""-L-(C
H2)n-M[式中、X""は結合手、前記置換基A群から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−4アルキ
レン基を示し、Lは(a)結合手、(b)前記置換基B群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−1
アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
5〜8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前
記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよい〕、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
酸基を示す]で表される基であり、Xが(1)−(CH2)f1
−(f1は1〜12の整数を示す。)、(2)−(CH2)g1
X1−(CH2)g2−(g1およびg2は同一または異なって0〜
11の整数を示す。但し、g1とg2との和は0〜11であ
る。X1はNH,O,S,SOまたはSO 2を示す)または(3)−
(CH2)h1−X1−(CH2)h2−X2−(CH2)h3−(h1,h2およびh
3は同一または異なって0〜10の整数を示す。但し、h
1,h2およびh3の和は0〜10である。X1およびX2はそ
れぞれNH,O,S,SOまたはSO2を示す。但し、h2が0の
とき、X1およびX2の少なくとも一つは好ましくはNHを示
す。)の飽和の2価の基および一部の結合が不飽和結合
に変換された2価の基であり、Aが(1)(a)(1")ハロ
ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸
基、(6")チオール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")ア
ミノ、(9")モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC
1−4アルキルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、
ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
ン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜6員の環
状アミノ、(12")フェニル−C1−4アルキル、(13")C
3−7シクロアルキル、(14")カルボキシル、(15")C
1−4アルコキシ−カルボニル、(16")C7−10アラ
ルキルオキシ−カルボニル、(17")カルバモイル、(18")
モノC1−4アルキルカルバモイル、(19")ジC1−4
アルキルカルバモイル、(20")ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで
置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22")C
1−4アルキレンジオキシ、(23")ホルミル、(24")C
2−4アルカノイル、(25")C1−4アルキルスルホニ
ル、(26")C1−4アルキルスルフィニルから選ばれる
置換基(以下、置換基C群と略記する)を1〜3個有し
ていてもよいC1−10アルキル、(b)前記置換基C群
から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
3−8シクロアルキル、(c)前記置換基C群から選ばれ
る置換基を1〜3個有していてもよいC2−10アルケ
ニル、(d)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3
個有していてもよいC3− シクロアルケニル、(e)前
記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよいC2−10アルキニル、(f)前記置換基C群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−14
アリール、(g)前記置換基C群から選ばれる置換基を1
〜3個有していてもよいC6−14アリール−C1−6
アルキル、(h)前記置換基C群から選ばれる置換基を1
〜3個有していてもよいジC6−14アリール−C
1−6アルキル、(i)前記置換基C群から選ばれる置換
基を1〜3個有していてもよいトリC6−14アリール
−C1−6アルキル、(j)前記置換基C群から選ばれる
置換基を1〜3個有していてもよい酸素原子、硫黄原子
および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を
少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基または飽
和もしくは不飽和の非芳香族複素環基、(k)ホルミル、
1−10アルキルカルボニル、C3−8シクロアルキ
ルカルボニル、C2− 10アルケニルカルボニル、C
3−8シクロアルケニルカルボニル、C2−10アルキ
ニルカルボニル、C6−14アリールカルボニル、C
6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、ジC
6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、トリ
6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、C
1−10アルキルスルホニル、C3−8シクロアルキル
スルホニル、C2−10アルケニルスルホニル、C
3−8シクロアルケニルスルホニル、C2−10アルキ
ニルスルホニル、C6−14アリールスルホニル、C
6−14アリール−C1−6アルキルスルホニル、ジC
6−14アリール−C1−6アルキルスルホニルまたは
トリC 6−14アリール−C1−6アルキルスルホニル
から選ばれるアシル(このアシルは前記置換基C群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)または
(l)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
テロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の
芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香族複
素環基がカルボニルまたはスルホニルに結合してなるア
シル(このアシルは前記置換基C群から選ばれる置換基
を1〜3個有していてもよい)から選ばれる置換基を1
〜2個有していてもよいアミノまたは(2)(a)ハロゲ
ン、(b)ニトロ、(c)シアノ、(d)水酸基、(e)チオール、
(f)アミノ、(g)カルボキシル、(h)ハロゲン化されてい
てもよいC1−4アルキル、(i)ハロゲン化されていて
もよいC 1−4アルコキシ、(j)ホルミル、(k)C2−4
アルカノイル、(l)C1−4アルキルスルホニルから選
ばれる置換基を、1〜3個有していてもよい環状アミノ
または(3)窒素原子を1個含み、さらに酸素原子、硫
黄原子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし
3種を1ないし4個含んでいてもよい5〜8員の芳香族
単環式複素環、飽和あるいは不飽和の非芳香族単環式複
素環およびこれらの単環から選ばれる同一または異なっ
た2〜3個の環が縮合した環から水素原子1個を除いて
形成される基(この複素環基は前記置換基C群から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよい)であり、R
が(1)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個
有していてもよいC 1−10アルキル、(2)前記置換
基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
3−8シクロアルキル、(3)前記置換基A群から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
ルケニル、(4)前記置換基A群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルケニル、
(5)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有
していてもよいC2−10アルキニル、(6)前記置換
基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
6−14アリール、(7)前記置換基A群から選ばれ
る置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
ル−C1−6アルキル、(8)前記置換基A群から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよいジC6−14
リール−C1−6アルキル、(9)前記置換基A群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいトリC
6−14アリール−C1−6アルキル、(10)式 -
X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4アルキレンま
たはC2−4アルケニレンを示し、Gは結合手、-O-、-
S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を
示し、Jは(a)C6−14アリール(このC6−14
リールは、前記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3
個有していてもよい)または(b)酸素原子、硫黄原子お
よび窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少
なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香
族複素環基は、前記置換基B群から選ばれる置換基を1
〜3個有していてもよい)を示す]、(11)式 -
X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前記置換基
A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)C
6−10アリール(このC6−10アリールは、前記置
換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
い)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、前
記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
酸基を示す]で表される基または(12)(a)前記置換
基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
1−10アルキル、(b)前記置換基C群から選ばれる
置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアル
キル、(c)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3
個有していてもよいC2−10アルケニル、(d)前記置
換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
いC −8シクロアルケニル、(e)前記置換基C群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
アルキニル、(f)前記置換基C群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいC6−14アリール、(g)前
記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよいC6−14アリール−C1−6アルキル、(h)前
記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよいジC6−1 アリール−C1−6アルキル、(i)
前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいトリC6−14アリール−C1−6アルキル、
(j)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有し
ていてもよい酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選
ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5
〜8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非
芳香族複素環基、(k)ホルミル、C1−10アルキルカ
ルボニル、C3−8シクロアルキルカルボニル、C
−10アルケニルカルボニル、C3−8シクロアルケニ
ルカルボニル、C2−1 アルキニルカルボニル、C
6−14アリールカルボニル、C6−14アリール−C
1−6アルキルカルボニル、ジC6−14アリール−C
1−6アルキルカルボニル、トリC6−14アリール−
1−6アルキルカルボニル、C1−10アルキルスル
ホニル、C3−8シクロアルキルスルホニル、C
2−10アルケニルスルホニル、C3−8シクロアルケ
ニルスルホニル、C2−10アルキニルスルホニル、C
6−14アリールスルホニル、C6−14アリール−C
1−6アルキルスルホニル、ジC6−14アリール−C
1−6アルキルスルホニルまたはトリC6−14アリー
ル−C1−6アルキルスルホニルから選ばれるアシル
(このアシルは前記置換基C群から選ばれる置換基を1
〜3個有していてもよい)または(l)酸素原子、硫黄原
子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種
を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基または
飽和もしくは不飽和の非芳香族複素環基がカルボニル基
またはスルホニル基に結合してなるアシル(このアシル
は前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有して
いてもよい)から選ばれる置換基を1〜2個有していて
もよいアミノ基であり、Rが(1)前記置換基A群か
ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
1−10アルキル、(2)前記置換基A群から選ばれる
置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアル
キル、(3)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいC2−10アルケニル、(4)前
記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよいC3−8シクロアルケニル、(5)前記置換基A
群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
2−10アルキニル、(6)前記置換基A群から選ばれ
る置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
ル、(7)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3
個有していてもよいC6−14アリール−C1−6アル
キル、(8)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいジC6−14アリール−C1−6
アルキル、(9)前記置換基A群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいトリC6−14アリール−C
1−6アルキル、(10)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
中、X'''はC1−4アルキレンまたはC2−4アルケニ
レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
6−14アリール基(このC6−14アリール基は、前
記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよい)または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子
から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個
含む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基
は、前記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有し
ていてもよい)を示す]で表される基または(11)式
-X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前記置換
基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)C
6−10アリール(このC6−10アリールは、前記置
換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
い)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、前
記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
酸基を示す]で表される基である前記(1)記載の化合
物; (5)Rが(1)水素原子、(2)(1')ハロゲン原
子、(2')ニトロ、(3')シアノ、(4')オキソ、(5')水酸
基、(6')チオール、(7')C1−4アルキルチオ、(8')ア
ミノ基、(9')モノC1−4アルキルアミノ、(10')ジC
1−4アルキルアミノ、(11')テトラヒドロピロール、
ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
ン、ピロール、イミダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニ
ル、2-オキソ-1-ピペリジニルから選ばれる5〜6員の
環状アミノ、(12')フェニル−C1−4アルキル、(13')
3−7シクロアルキル、(14')カルボキシル、(15')C
1−4アルコキシ−カルボニル、(16')C7−10アラ
ルキルオキシ−カルボニル、(17')カルバモイル、(18')
モノC1−4アルキルカルバモイル、(19')ジC1−4
アルキルカルバモイル、(20')ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル、(21')ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで
置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22')C
1−4アルキレンジオキシ、(23')ホルミル、(24')C
2−4アルカノイル、(25')C1−4アルキルスルホニ
ル、(26')C1−4アルキルスルフィニル、(27')スルフ
ァモイル、(28')モノC −4アルキルスルファモイ
ル、(29')ジC1−4アルキルスルファモイル、(30')C
6−14アリール〔このC6−14アリールは、(1")ハ
ロゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チ
オール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")
モノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキル
アミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
ミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")
フェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロア
ルキル、(13")カルボキシル基、(14")C1−4アルコキ
シ−カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−
カルボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4
ルキルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバ
モイル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロ
ゲン原子またはC1− アルコキシで置換されていても
よいC1−4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジ
オキシ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、
(24")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アル
キルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
キルスルファモイル、(29")5〜6員の芳香族単環式複
素環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕ま
たは(31')酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳
香族複素環基〔これらの複素環基は(1")ハロゲン、(2")
ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
オール、(7")C1− アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC −4アルキ
ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
2")フェニル−C1−4アルキル、(14")C3−7シクロ
アルキル、(15")カルボキシル、(16")C1−4アルコキ
シ−カルボニル、(17")C7−1 アラルキルオキシ−
カルボニル、(18")カルバモイル、(19")モノC1−4
ルキルカルバモイル、(20")ジC1−4アルキルカルバ
モイル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル、(22")ハロ
ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
よいC1−4アルコキシ、(23")C1−4アルキレンジ
オキシ、(24")ホルミル、(25")C2−4アルカノイル、
(26")C1−4アルキルスルホニル、(27")C1−4アル
キルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜3個有して
いてもよい〕(以下、置換基D群と略記する)から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−10アル
キル、(3)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいC3−8シクロアルキル、(4)
前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC2−10アルケニル、(5)前記置換基D群
から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
3−8シクロアルケニル、(6)前記置換基D群から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
ルキニル、(7)前記置換基D群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいC6−14アリール、(8)
前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC6−1 アリール−C1−6アルキル、
(9)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有
していてもよいジC6−14アリール−C1−6アルキ
ル、(10)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよいトリC6−14アリール−C
1−6アルキル、(11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
中、X'''はC −4アルキレンまたはC2−4アルケニ
レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
6−14アリール〔このC6−14アリールは(1")ハロ
ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チオ
ール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")モ
ノC1− アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキルア
ミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
ダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニル、2-オキソ-1-ピペ
リジニルから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")フ
ェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロアル
キル、(13")カルボキシル、(14")C1−4アルコキシ−
カルボニル、(15")C 7−10アラルキルオキシ−カル
ボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1− アルキ
ルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバモイ
ル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置
換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロゲン
原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
1−4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジオキ
シ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、(2
4")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アルキ
ルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
キルスルファモイル、(29")C6−14アリール〔この
−14アリールは、(1''')ハロゲン、(2''')ニト
ロ、(3''')シアノ、(4''')水酸基、(5''')チオール、
(6''')C1−4アルキルチオ、(7''')アミノ、(8''')モ
ノC1−4アルキルアミノ、(9''')ジC1−4アルキル
アミノ、(10''')テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
1''')フェニル−C −4アルキル、(12''')C3−7
クロアルキル、(13''')カルボキシル基、(14''')C
1−4アルコキシ−カルボニル、(15''')C7−10
ラルキルオキシ−カルボニル、(16''')カルバモイル、
(17''')モノC1−4アルキルカルバモイル、(18''')ジ
1−4アルキルカルバモイル、(19''')ハロゲン原子
またはC1−4アルコキシで置換されていてもよいC
1−4アルキル、(20''')ハロゲン原子またはC1−4
アルコキシで置換されていてもよいC1−4アルコキ
シ、(21''')C1−4アルキレンジオキシ、(22''')ホル
ミル、(23''')C2−4アルカノイル、(24''')C1−4
アルキルスルホニル、(25''')C1−4アルキルスルフ
ィニル、(26''')スルファモイル、(27''')モノC1−4
アルキルスルファモイル、(28''')ジC1−4アルキル
スルファモイル、(29''')5〜6員の芳香族単環式複素
環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕また
は(30")酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香
族複素環基〔これらの複素環基は(1''')ハロゲン、
(2''')ニトロ、(3''')シアノ、(4''')オキソ、(5''')水
酸基、(6''')チオール、(7''')C1−4アルキルチオ、
(8''')アミノ、(9''')モノC1−4アルキルアミノ、(1
0''')ジC1−4アルキルアミノ、(11''')テトラヒドロ
ピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオ
モルホリン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜
6員の環状アミノ、(12''')フェニル−C1−4アルキ
ル、(13''')C3−7シクロアルキル、(14''')カルボキ
シル、(15''')C1−4アルコキシ−カルボニル、(1
6''')C7−10アラルキルオキシ−カルボニル、(1
7''')カルバモイル、(18''')モノC1−4アルキルカル
バモイル、(19''')ジC1−4アルキルカルバモイル、
(20''')ハロゲン原子またはC 1−4アルコキシで置換
されていてもよいC1−4アルキル、(21''')ハロゲン
原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
1−4アルコキシ、(22''')C1−4アルキレンジオ
キシ、(23''')ホルミル、(24''')C2−4アルカノイ
ル、(25''')C1−4アルキルスルホニル、(26''')C
1−4アルキルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよい〕 (以下、置換基E群と略記す
る)から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい〕
または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は前記置換
基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
い〕を示す]で表される基または(12)式 -X""-L-(C
H2)n-M[式中、X""は結合手、前記置換基D群から選ば
れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−4アルキ
レン基を示し、Lは(a)結合手、(b)前記置換基E群から
選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−1
アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
5〜8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前
記置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
もよい〕、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
酸基を示す]で表される基であり、Xが(1)−(CH2)f1
−(f1は1〜8の整数を示す。)、(2)−(CH2)g1−X1
−(CH2)g2−(g1およびg2は同一または異なって0〜7
の整数を示す。但し、g1とg2との和は0〜7である。X1
はNH,O,S,SOまたはSO2を示す)または(3)−(CH2)
h1−X1−(CH2)h2−X2−(CH2)h3−(h1,h2およびh3は同
一または異なって0〜6の整数を示す。但し、h1,h2お
よびh3の和は0〜6である。X1およびX2はそれぞれNH,
O,S,SOまたはSO2を示す。但し、h2が0のとき、X1
よびX 2の少なくとも一つは好ましくはNHを示す。)の飽
和の2価の基および一部の結合が不飽和結合に変換され
た2価の基であり、Aが(1)(a)(1")ハロゲン、(2")
ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
オール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC1−4アルキ
ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
2")フェニル−C1−4アルキル、(13")C3−7シクロ
アルキル、(14")カルボキシル、(15")C1−4アルコキ
シ−カルボニル、(16")C7−10アラルキルオキシ−
カルボニル、(17")カルバモイル、(18")モノC1−4
ルキルカルバモイル、(19")ジC1−4アルキルカルバ
モイル、(20")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル、(21")ハロ
ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
よいC1−4アルコキシ、(22")C1−4アルキレンジ
オキシ、(23")ホルミル、(24")C2−4アルカノイル、
(25")C1−4アルキルスルホニル、(26")C1−4アル
キルスルフィニルから選ばれる置換基(以下、置換基F
群と略記する)を1〜3個有していてもよいC1−10
アルキル、(b)前記置換基F群から選ばれる置換基を1
〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル、(c)
前記置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC2−10アルケニル、(d)前記置換基F群か
ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC3−
シクロアルケニル、(e)前記置換基F群から選ばれる置
換基を1〜3個有していてもよいC2−10アルキニ
ル、(f)前記置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個
有していてもよいC6−14アリール、(g)前記置換基
F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
6−14アリール−C1−6アルキル、(h)前記置換基
F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいジ
6−14アリール−C1−6アルキル、(i)前記置換
基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
トリC6−14アリール−C1−6アルキル、(j)前記
置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
よい酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
テロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の
芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香族複
素環基、(k)ホルミル、C1−10アルキルカルボニ
ル、C3−8シクロアルキルカルボニル、C2− 10
ルケニルカルボニル、C3−8シクロアルケニルカルボ
ニル、C2−10アルキニルカルボニル、C6−14
リールカルボニル、C6−14アリール−C1−6アル
キルカルボニル、ジC6−14アリール−C1−6アル
キルカルボニル、トリC6−14アリール−C1−6
ルキルカルボニル、C1−10アルキルスルホニル、C
3−8シクロアルキルスルホニル、C2−10アルケニ
ルスルホニル、C3−8シクロアルケニルスルホニル、
2−10アルキニルスルホニル、C6−14アリール
スルホニル、C6−14アリール−C1−6アルキルス
ルホニル、ジC6−14アリール−C1−6アルキルス
ルホニルまたはトリC 6−14アリール−C1−6アル
キルスルホニルから選ばれるアシル(このアシルは前記
置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
よい)または(l)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
む5〜8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和
の非芳香族複素環基がカルボニルまたはスルホニルに結
合してなるアシル(このアシルは前記置換基F群から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)から選ばれ
る置換基を1〜2個有していてもよいアミノまたは
(2)(a)ハロゲン、(b)ニトロ、(c)シアノ、(d)水酸
基、(e)チオール、(f)アミノ、(g)カルボキシル、(h)ハ
ロゲン化されていてもよいC1−4アルキル、(i)ハロ
ゲン化されていてもよいC 1−4アルコキシ、(j)ホル
ミル、(k)C2−4アルカノイル、(l)C1−4アルキル
スルホニルから選ばれる置換基を、1〜3個有していて
もよい環状アミノまたは(3)窒素原子を1個含み、さ
らに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
テロ原子1ないし3種を1ないし4個含んでいてもよい
5〜8員の芳香族単環式複素環、飽和あるいは不飽和の
非芳香族単環式複素環およびこれらの単環から選ばれる
同一または異なった2〜3個の環が縮合した環から水素
原子1個を除いて形成される基(この複素環基は前記置
換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
い)であり、RおよびRが(1)前記の置換基D群
から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
1−10アルキル、(2)前記の置換基D群から選ばれ
る置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロア
ルキル、(3)前記の置換基D群から選ばれる置換基を
1〜3個有していてもよいC2−10アルケニル、
(4)前記の置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個
有していてもよいC3−8シクロアルケニル、(5)前
記の置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
てもよいC2−10アルキニル、(6)前記の置換基D
群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
6−14アリール、(7)前記の置換基D群から選ばれ
る置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
ル−C1−6アルキル、(8)前記の置換基D群から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよいジC 6−14
アリール−C1−6アルキル、(9)前記の置換基D群
から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいトリC
6−14アリール−C1−6アルキル、(10)式 -
X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4アルキレンま
たはC2− アルケニレンを示し、Gは結合手、-O-、-
S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を
示し、Jは(a)C6−14アリール(このC6−14
リールは、前記の置換基E群から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよい)または(b)酸素原子、硫黄原子
および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を
少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基(この芳
香族複素環基は、前記の置換基E群から選ばれる置換基
を1〜3個有していてもよい)を示す]または(11)
式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前記置
換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
いC1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)C
6−10アリール(このC6−10アリールは、前記の
置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
よい)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、
前記の置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有して
いてもよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-
NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、
グアニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基また
は水酸基を示す]で表される基である前記(2)記載の
化合物; (6)式
【化31】 [式中、各記号は前記(2)記載と同意義を示す。]で
表される化合物またはその塩; (7)式
【化32】 [式中、各記号は前記(2)記載と同意義を示す。]で
表される化合物またはその塩; (8)式
【化33】 [式中、各記号は前記(2)記載と同意義を示す。]で
表される化合物またはその塩; (9)式
【化34】 で表される基が式
【化35】 [式中、Rは(1)水素原子、(2)C1−10アル
キル、(3)C3−8シクロアルキル、(4)C
2−10アルケニル、(5)C3−8シクロアルケニ
ル、(6)C2−10アルキニル、(7)C6−14
リール、(8)C6−14アリール−C1−6アルキ
ル、(9)ジC6−14アリール−C1−6アルキル、
(10)トリC6−14アリール−C1−6アルキル、
(11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4
アルキレン基またはC2−4アルケニレン基を示し、G
は結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、n
は0〜3の整数を示し、Jは(a)C6−14アリールま
たは(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
員の芳香族複素環基を示す]で表される基または(1
2)式 -X""-L-(CH2)n-M[式中、X""は結合手、C
1−4アルキレン基を示し、Lは(a)結合手、(b)C
6−10アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素
原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも
1個含む5〜8員の芳香族複素環基、(d)-O-、(e)-S-、
(f)-CO-NH-または(g)-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数
を示し、Mはアミノ基、グアニジノ基、スルファモイル
基、カルバモイル基または水酸基を示す]で表される基
でを示し、X’はC1−6アルキレンを示し、Rおよ
びRはそれぞれ水素原子またはC1−6アルキル(こ
のC1−6アルキルは、(i)ハロゲン、(ii)ニトロ、(ii
i)シアノ、(iv)水酸基、(v)チオール、(vi)C1−4
ルキルチオ、(vii)アミノ、(viii)モノC1−4アルキ
ルアミノ、(ix)ジC1−4アルキルアミノ、(x)テトラ
ヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリ
ン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾールから選ば
れる5〜6員の環状アミノ、(xi)カルボキシル、(xii)
1−4アルコキシカルボニル、(xiii)C7−10アラ
ルキルオキシ−カルボニル、(xiv)カルバモイル、(xv)
モノC1−4アルキルカルバモイル、(xvi)ジC1−4
アルキルカルバモイル、(xvii)ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル、(xviii)ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(xix)C
1− アルキレンジオキシ、(xx)フェニル−C1−4
ルキル、(xxi)C3−7シクロアルキル、(xxii)ホルミ
ル、(xxiii)C2−4アルカノイル、(xxiv)C1−4
ルキルスルホニルまたは(xxv)C1−4アルキルスルフ
ィニルから選ばれる置換基1〜3個をそれぞれ有してい
てもよい)を示し、RとRは結合して隣接する窒素
原子と共に3〜8員環の環状アミノ基を形成してもよ
い]で表される基を示す前記(2)記載の化合物; (10)RおよびRがともに水素原子である前記
(9)記載の化合物; (11)RおよびRが結合して3〜8員の飽和含窒
素複素環を形成する前記(9)記載の化合物; (12)式
【化36】 で表される基が式
【化37】 [式中、X’’は結合手またはC1−4アルキレンを、
D環およびE環はそれぞれ飽和の3〜8員含窒素複素環
を示す]で表される基を示す前記(2)記載の化合物; (13)Rが式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC
1−4アルキレン基またはC2−4アルケニレン基を示
し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示
し、nは0〜3の整数を示し、Jは (a)C6−14アリ
ール基(このC6−14アリール基は、(i)ハロゲン、
(ii)水酸基、(iii)ハロゲン原子またはC1−4アルコ
キシで置換されていてもよいC1−4アルキル、(iv)ハ
ロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていて
もよいC1−4アルコキシまたは(v)スルファモイルか
ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)または
(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
テロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の
芳香族複素環基を示す]で表される基を示す前記(2)
記載の化合物; (14)Rが式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は
結合手、C1−4アルキレン基を示し、Lは、(a)結合
手、(b)C 6−14アリール、(c)酸素原子、硫黄原子お
よび窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少
なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基、(d)-O-、
(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-CO-を示し、nは0〜
3の整数を示し、Mはアミノ基、グアニジノ基、スルフ
ァモイル基、カルバモイル基または水酸基を示す]で表
される基を示す前記(2)記載の化合物; (15)Rが式 -(CH2)p-T[式中、pは1〜6の整数
を示し、Tは(a)C6−14アリール(このC6−14
リールは、(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)フェニル−
1−4アルキル、(iv)カルボキシル、(v)C1−4
ルコキシカルボニル、(vi)ハロゲン原子またはC1−4
アルコキシで置換されていてもよいC1−4アルキル、
(vii)ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルコキシ、(viii)C1−4
ルキレンジオキシ、(ix)スルファモイル、(x)C1−4
アルキルスルファモイル、(xi)ジC1−4アルキルスル
ファモイルまたは(xii)酸素原子、硫黄原子および窒素
原子から選ばれたヘテロ原子を1ないし3種を少なくと
も1個含む5〜8員の芳香族複素環基または飽和もしく
は不飽和の非芳香族複素環基から選ばれる置換基を1〜
3個有していてもよい)または(b)酸素原子、硫黄原子
および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を
少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基を示す]
で表される基を示す前記(2)記載の化合物; (16)Tが水酸基、スルファモイル、C1−4アルキ
ルスルファモイルまたはジC1−4アルキルスルファモ
イルで置換されたフェニル基である前記(14)記載の
化合物; (17)3'-{[{2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチ
ル}(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}-N-[2-(1-
ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミドまたはその塩; (18)3'-({{2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチ
ル}[(ベンジルオキシ)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-
(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミドまたはその塩; (19)N-(2-アミノエチル)-3'-{[[3-({[アミノ(イミ
ノ)メチル]アミノ}メチル)ベンゾイル](1-ナフチルメチ
ル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
またはその塩; (20)N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-(アミノスルホニ
ル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミノ]メチル}-1,
1'-ビフェニル-2-カルボキサミドまたはその塩; (21)前記(1)または(2)記載の化合物またはそ
の塩のプロドラッグ; (22)式(I)
【化38】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物(但し、式
【化39】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
および4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミノ〕
メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル−1
−ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−〔1,
1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除く)また
はその塩もしくはそのプロドラッグを含有してなる医薬
組成物; (23)式(I)
【化40】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
含有してなるGPR14拮抗剤; (24)式(I)
【化41】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
含有してなる血管収縮抑制剤; (25)式(I)
【化42】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
含有してなる高血圧症、動脈硬化、心肥大、心筋梗塞ま
たは心不全の予防・治療剤; (26)式(I)
【化43】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
含有してなるソマトスタチン受容体機能調節剤; (27)ソマトスタチン受容体作動薬である前記(2
6)記載のソマトスタチン受容体機能調節剤; (28)ソマトスタチン受容体拮抗薬である前記(2
6)記載のソマトスタチン受容体機能調節剤; (29)ソマトスタチン5型受容体機能調節剤である前
記(26)記載のソマトスタチン受容体機能調節剤; (30)糖尿病、肥満、糖尿病合併症、中枢性疾患、消
化器性疾患、緑内障、先端巨大症または腫瘍の予防・治
療剤である前記(26)記載のソマトスタチン受容体機
能調節剤; (31)哺乳動物に対して式(I)
【化44】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩の有効量を投与することを特
徴とするGPR14拮抗方法; (32)哺乳動物に対して式(I)
【化45】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩の有効量を投与することを特
徴とするソマトスタチン受容体機能調節方法; (33)GPR14拮抗剤を製造するための、式(I)
【化46】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩の使用; (34)ソマトスタチン受容体調節剤を製造するため
の、式(I)
【化47】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
される化合物またはその塩の使用; (35)(i)式
【化48】 [式中、各記号は前記(1)記載と同意義を示す]で表さ
れる化合物またはその塩と、式RCOOH[式中、R
は前記(1)記載と同意義を示す]で表される化合物
またはその塩またはその反応誘導体とを反応させるまた
は、(ii)式
【化49】 [式中、各記号は前記(1)記載と同意義を示す]で表さ
れる化合物またはその塩またはその反応誘導体と、式
【化50】 [式中、各記号は前記(1)記載と同意義を示す]で表さ
れる化合物またはその塩とを反応させることを特徴とす
る前記(1)記載の化合物またはその塩の製造法;など
に関する。
【0005】本発明におけるGPR14拮抗作用とは、
細胞膜上のGPR14蛋白へのリガンド(ウロテンシン
IIなど)の結合を競合的または非競合的に阻害する作用
のことを言う。本発明においては、かかるGPR14拮
抗作用に基づいて、種々の血管作用(例えば、血管収縮
の亢進ないし抑制など)を発現する薬剤が提供される
が、なかでも、ウロテンシンIIにより誘導される強い血
管収縮作用を減弱させる作用を示す血管収縮抑制剤が好
ましく用いられる。かかる血管収縮抑制剤は、種々の疾
患の予防・治療剤として適用することが可能であるが、
なかでも、高血圧症、動脈硬化、心肥大、心筋梗塞、心
不全などの予防・治療剤、とりわけ、虚血性心筋梗塞、
鬱血性心不全などの予防・治療剤として好ましく用いら
れる。
【0006】上記式(I)中、BまたはCで示される
「さらに置換されていてもよいベンゼン環」とは、式
(I)において明示された置換基以外の置換基をさらに
有していてもよいベンゼン環であることを示し、かかる
置換基(式(I)において明示された置換基以外の置換
基)としては、例えば、置換されていてもよい炭化水素
基、置換されていてもよい複素環基、ニトロ基、ハロゲ
ン原子、置換されていてもよいアミノ基、式 R−Y
− で表される基(式中、Yは酸素原子または酸化され
ていてもよい硫黄原子(例えば、S,S(O),S(O)
など)を、Rは置換されていてもよい炭化水素基また
は置換されていてもよい複素環基を示す)、シアノ基、
置換されていてもよいアシル基、エステル化またはアミ
ド化されていてもよいカルボキシル基などが用いられ
る。
【0007】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「置換されていてもよい炭化水
素基」およびRで示される「置換されていてもよい炭
化水素基」における「炭化水素基」としては、例えば、 (1)アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル
などのC1−10アルキル、好ましくは低級
(C1−6)アルキルなどが挙げられる); (2)シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチルなどのC3−8シクロアルキルなどが挙げられ
る);また、該シクロアルキルは、ベンゼン環と縮合
し、インダン(例、インダン−1−イル、インダン−2
−イルなど)、テトラヒドロナフタレン(例、テトラヒ
ドロナフタレン−5−イル、テトラヒドロナフタレン−
6−イルなど)など(好ましくは、インダンなど)を形
成していてもよく;さらに、該シクロアルキルは、炭素
数1〜2の直鎖状の原子鎖を介して架橋し、ビシクロ
[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オク
チル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、ビシクロ
[3.2.2]ノニルなど(好ましくは、炭素数1〜2
の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するシクロヘキシル
など、さらに好ましくは、ビシクロ[2.2.1]ヘプ
チルなど)の架橋環式炭化水素残基を形成していてもよ
い; (3)アルケニル(例えば、ビニル、アリル(allyl)、
クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなどの炭素
数2〜10のアルケニル、好ましくは低級(C −6
アルケニルなどが挙げられる); (4)シクロアルケニル(例えば、2−シクロペンテニ
ル、2−シクロヘキセニル、2−シクロペンテニルメチ
ル、2−シクロヘキセニルメチルなど炭素数3〜8のシ
クロアルケニルなどが挙げられる); (5)アルキニル(例えば、エチニル、1−プロピニ
ル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ペンチニル、
3−ヘキシニルなどの炭素数2〜10のアルキニル、好
ましくは低級(C2−6)アルキニルなどが挙げられ
る); (6)アリール(例えば、フェニル、ナフチルなどのC
6−14アリール、好ましくはC6−10アリール、さ
らに好ましくはフェニルなどが挙げられる); (7)アラルキル(例えば、1〜3個のC6−14アリ
ールを有するC1−6アルキル、好ましくは、フェニル
−C1−4アルキル(例、ベンジル、フェネチルなど)
などが挙げられる);などが挙げられ、なかでも、アル
キルが好ましく、メチル、エチルなどのC1−4アルキ
ルがさらに好ましく、とりわけ、メチルが好ましく用い
られる。
【0008】該炭化水素基は置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、例えば、ハロゲン(例、フ
ッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、オ
キソ、水酸基、置換されていてもよいチオール基(例、
チオール、C1−4アルキルチオなど)、置換されてい
てもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1−4アルキル
アミノ、ジC1−4アルキルアミノ、テトラヒドロピロ
ール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状
アミノなど)、フェニル−低級(C1−4)アルキル、
3−7シクロアルキル、エステル化またはアミド化さ
れていてもよいカルボキシル基(例、カルボキシル、C
1−4アルコキシ−カルボニル、低級(C7−10)ア
ラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイル、モノC
1−4アルキルカルバモイル、ジC −4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキ
シで置換されていてもよいC1−4アルキル(例、トリ
フルオロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン原子
またはC1−4アルコキシで置換されていてもよいC
−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、トリフルオ
ロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、C1−4
ルキレンジオキシ(例、−O−CH−O−、−O−C
−CH−O−など)、ホルミル、C2−4アルカ
ノイル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1−4
アルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタンス
ルホニルなど)、C1−4アルキルスルフィニル(例、
メタンスルフィニル、エタンスルフィニルなど)などが
挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好ましい。
【0009】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「置換されていてもよい複素環
基」およびRで示される「置換されていてもよい複素
環基」における「複素環基」としては、例えば、酸素原
子、硫黄原子および窒素原子等から選ばれたヘテロ原子
1ないし3種(好ましくは1ないし2種)を少なくとも
1個(好ましくは1ないし4個、さらに好ましくは1な
いし2個)含む5〜8員の芳香族複素環、飽和または不
飽和の非芳香族複素環(脂肪族複素環)等から水素原子
1個を除いて形成される基などが挙げられる。ここで
「芳香族複素環」としては、5〜8員(好ましくは5〜
6員)の芳香族単環式複素環(例えばフラン、チオフェ
ン、ピロール、オキサゾール、イソオキサゾール、チア
ゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、
1,2,3−オキサジアゾール、1,2,4−オキサジアゾ
ール、1,3,4−オキサジアゾール、1,2,3−チアジ
アゾール、1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−チア
ジアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリ
アゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリ
ミジン、ピラジン、トリアジン等)などが挙げられ、
「非芳香族複素環」としては、例えば、ピロリジン、テ
トラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、チオラ
ン、ジチオラン、オキサチオラン、ピロリン、イミダゾ
リジン、イミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、オ
キサジン、オキサジアジン、チアジン、チアジアジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒド
ロピラン、ピペラジン、ピラン、オキセピン、チエピ
ン、アゼピンなどの5〜8員(好ましくは5〜6員)の
飽和または不飽和の単環式非芳香族複素環(脂肪族複素
環)など、あるいは前記した芳香族単環式複素環の一部
または全部の二重結合が飽和した5〜8員の非芳香族複
素環などが挙げられる。
【0010】また、BまたはCで示される「さらに置換
されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有
していてもよい置換基としての「置換されていてもよい
複素環基」およびRで示される「置換されていてもよ
い複素環基」における「複素環基」としては、前記した
単環式複素環(単環式芳香族複素環および単環式非芳香
族複素環)および5〜8員の環状炭化水素(C5−8
クロアルカン、C5− シクロアルケン、C5−8シク
ロアルカジエンなどの5〜8員(好ましくは5〜6員)
の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素;ベンゼンなどの6
員の芳香族炭化水素;など)から選ばれる2〜3個(好
ましくは、2個)の環が縮合して形成する縮合環から水
素原子1個を除いて形成される基などであってもよく、
これらの縮合環は飽和の縮合環、部分的に不飽和結合を
有する縮合環、芳香縮合環の何れであってもよい。かか
る縮合環の好ましい例としては、同一または異なった2
個の複素環(好ましくは、1個の複素環と1個の芳香族
複素環、さらに好ましくは、同一または異なった2個の
芳香族複素環)が縮合した環;1個の複素環と1個の同
素環(好ましくは、1個の複素環と1個のベンゼン環、
さらに好ましくは、1個の芳香族複素環と1個のベンゼ
ン環)が縮合した環;などが挙げられ、このような縮合
環の具体例としては、例えば、インドール、ベンゾチオ
フェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、イミダゾ
[1,2-a]ピリジン、キノリン、イソキノリン、シンノリ
ンなどが挙げられる。BまたはCで示される「さらに置
換されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が
有していてもよい置換基としての「置換されていてもよ
い複素環基」およびRで示される「置換されていても
よい複素環基」における「複素環基」は置換基を有して
いてもよく、かかる置換基としては、例えば、前記した
BまたはCで示される「さらに置換されていてもよいベ
ンゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよい置換
基としての「置換されていてもよい炭化水素基」が有し
ていてもよい置換基と同様な基が挙げられる。
【0011】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「ハロゲン原子」の例として
は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。
【0012】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「置換されていてもよいアミノ
基」としては、後述のAで示される「置換されていても
よいアミノ基」と同様なものが挙げられるが、なかで
も、「置換されていてもよい炭化水素基」(前記したB
またはCで示される「さらに置換されていてもよいベン
ゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよい置換基
としての「置換されていてもよい炭化水素基」と同様な
基など)、「置換されていてもよい複素環基」(前記し
たBまたはCで示される「さらに置換されていてもよい
ベンゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよい置
換基としての「置換されていてもよい複素環基」と同様
な基など)および「置換されていてもよいアシル基」
(後述のBまたはCで示される「さらに置換されていて
もよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有していても
よい置換基としての「置換されていてもよいアシル基」
と同様な基など)から選ばれる置換基を1〜2個有して
いてもよいアミノ基が好ましく、とりわけ、置換されて
いてもよいアルキル〔例えば、ハロゲン(例、フッ素,
塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、
置換されていてもよいチオール基(例、チオール、C
1−4アルキルチオなど)、置換されていてもよいアミ
ノ基(例、アミノ、モノC1−4アルキルアミノ、ジC
1−4アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラ
ジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロ
ール、イミダゾールなどの5〜6員の環状アミノな
ど)、フェニル−低級(C1−4)アルキル、C3−7
シクロアルキル、エステル化またはアミド化されていて
もよいカルボキシル基(例、カルボキシル、C1−4
ルコキシカルボニル、低級(C7− 10)アラルキルオ
キシ−カルボニル、カルバモイル、モノC1−4アルキ
ルカルバモイル、ジC1−4アルキルカルバモイルな
ど)、ハロゲン原子またはC −4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルキル(例、トリフルオロメ
チル、メチル、エチルなど)、ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキ
シ、トリフルオロエトキシなど)、C1−4アルキレン
ジオキシ(例、−O−CH−O−、−O−CH−C
−O−など)、ホルミル、C2−4アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1−4アルキ
ルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニ
ルなど)、C1−4アルキルスルフィニル(例、メタン
スルフィニル、エタンスルフィニルなど)などから選ば
れる置換基1〜3個をそれぞれ有していてもよいメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1−10アルキル、好
ましくは低級(C1−6)アルキルなど〕を1〜2個有
していてもよいアミノ基が好ましい。
【0013】また、BまたはCで示される「さらに置換
されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有
していてもよい置換基としての「置換されていてもよい
アミノ基」は、アミノ基の置換基同士が結合して、環状
アミノ基(例えば、テトラヒドロピロール、ピペラジ
ン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロー
ル、イミダゾールなどの5〜6員環の環構成窒素原子か
ら水素原子1個を除いて形成され、窒素原子上に結合手
を有する環状アミノ基など)を形成していてもよい。該
環状アミノ基は、置換基を有していてもよく、かかる置
換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、チオール基、ア
ミノ基、カルボキシル基、ハロゲン化されていてもよい
1−4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、
エチルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1−4
ルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブト
キシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシな
ど)、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)など
が挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好まし
い。
【0014】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「置換されていてもよいアシル
基」としては、水素、「置換されていてもよい炭化水素
基」(前記したBまたはCで示される「さらに置換され
ていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有して
いてもよい置換基としての「置換されていてもよい炭化
水素基」と同様な基など)、「置換されていてもよい複
素環基」(前記したBまたはCで示される「さらに置換
されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有
していてもよい置換基としての「置換されていてもよい
複素環基」と同様な基など)などがカルボニル基または
スルホニル基と結合したものなどが挙げられるが、好適
な例として、 (1)水素、 (2)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1−10アルキル、好
ましくは低級(C1−6)アルキルなどが挙げられ
る); (3)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3−7シクロアル
キルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2−6)アルケニルなどが挙げられる); (5)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (6)置換されていてもよい5〜6員の単環の芳香族基
(例えば、フェニル、ピリジルなどが挙げられる)など
がカルボニル基またはスルホニル基と結合したもの
(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリ
ル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイ
ル、ヘプタノイル、オクタノイル、シクロブタンカルボ
ニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカル
ボニル、シクロヘプタンカルボニル、クロトニル、2−
シクロヘキセンカルボニル、ベンゾイル、ニコチノイ
ル、メタンスルホニル、エタンスルホニル等)が挙げら
れ、上記した(2)置換されていてもよいアルキル、
(3)置換されていてもよいシクロアルキル、(4)置
換されていてもよいアルケニル、(5)置換されていて
もよいシクロアルケニル、および(6)置換されていて
もよい5〜6員の単環の芳香族基が有していてもよい置
換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換されていて
もよいチオール基(例、チオール、C1−4アルキルチ
オなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミ
ノ、モノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキル
アミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジ
ン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾ
ールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化ま
たはアミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カ
ルボキシル、C1−4アルコキシカルボニル、カルバモ
イル、モノC1−4アルキルカルバモイル、ジC1−4
アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、C
1−4アルキルスルフィニル(例、メタンスルフィニ
ル、エタンスルフィニルなど)などが挙げられ、置換基
の数としては、1〜3個が好ましい。
【0015】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「エステル化されていてもよい
カルボキシル基」としては、水素、「置換されていても
よい炭化水素基」(前記したBまたはCで示される「さ
らに置換されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼ
ン環が有していてもよい置換基としての「置換されてい
てもよい炭化水素基」と同様な基など)などがカルボニ
ルオキシ基に結合したものなどが挙げられるが、好適な
例として、 (1)水素、 (2)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1−10アルキル、好
ましくは低級(C1−6)アルキルなどが挙げられ
る); (3)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3−7シクロアル
キルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2−6)アルケニルなどが挙げられる); (5)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (6)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなど)などがカルボニルオキシ基に結合し
たもの、より好ましくはカルボキシル、低級
(C 1−6)アルコキシカルボニル、アリールオキシカ
ルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、プロポキシカルボニル、フェノキシカルボニル、ナ
フトキシカルボニルなど)などが挙げられ、上記した
(2)置換されていてもよいアルキル、(3)置換され
ていてもよいシクロアルキル、(4)置換されていても
よいアルケニル、(5)置換されていてもよいシクロア
ルケニル、および(6)置換されていてもよいアリール
が有していてもよい置換基としては、ハロゲン(例、フ
ッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水
酸基、置換されていてもよいチオール基(例、チオー
ル、C1−4アルキルチオなど)、置換されていてもよ
いアミノ基(例、アミノ、モノC1−4アルキルアミ
ノ、ジC 1−4アルキルアミノ、テトラヒドロピロー
ル、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
リン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状ア
ミノなど)、エステル化またはアミド化されていてもよ
いカルボキシル基(例、カルボキシル、C1−4アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノC1−4アルキル
カルバモイル、ジC1−4アルキルカルバモイルな
ど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルキル(例、トリフルオロメ
チル、メチル、エチルなど)、ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキ
シ、トリフルオロエトキシなど)、ホルミル、C2−4
アルカノイル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C
1−4アルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)、C1−4アルキルスルフィニル
(例、メタンスルフィニル、エタンスルフィニルなど)
などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好ま
しい。
【0016】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「アミド化されていてもよいカ
ルボキシル基」としては、 (1)水酸基; (2)「置換されていてもよいアミノ基」(前記したB
またはCで示される「さらに置換されていてもよいベン
ゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよい置換基
としての「置換されていてもよいアミノ基」と同様なも
のなど);などがカルボニル基と結合したものなどが挙
げられる。
【0017】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基は、1〜4個(好ましくは、1〜2個)
同一または異なって環のいずれの位置に置換していても
よい。また、BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が2個以上
の置換基を有する場合、これらのうち、2個の置換基が
互いに結合して、例えば、低級(C1−6)アルキレン
(例、トリメチレン、テトラメチレンなど)、低級(C
1−6)アルキレンオキシ(例、−CH−O−CH
−、−O−CH −CH−など)、低級(C1−6
アルキレンジオキシ(例、−O−CH−O−、−O−
CH−CH−O−など)、低級(C2−6)アルケ
ニレン(例、−CH−CH=CH−、−CH−CH
−CH=CH−、−CH−CH=CH−CH−な
ど)、低級(C4−6)アルカジエニレン(例、−CH
=CH−CH=CH−など)などを形成していてもよ
い。
【0018】BまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としては、置換されていてもよい炭化水
素基、置換されていてもよい複素環基、ニトロ基、ハロ
ゲン原子、置換されていてもよいアミノ基、式 R
Y− で表される基(式中、Yは酸素原子または酸化さ
れていてもよい硫黄原子を、Rは置換されていてもよ
い炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示
す)などが好ましく、置換されていてもよい炭化水素
基、置換されていてもよい複素環基、ハロゲン原子、置
換されていてもよいアミノ基、式 R−Y− で表され
る基(式中、Yは酸素原子または酸化されていてもよい
硫黄原子を、Rは置換されていてもよい炭化水素基ま
たは置換されていてもよい複素環基を示す)などがさら
に好ましく、とりわけ、低級(C1− )アルキル、ハ
ロゲン原子などが好ましい。BまたはCで示される「さ
らに置換されていてもよいベンゼン環」としては、それ
ぞれ明示された置換基以外の置換基を有していないベン
ゼン環が好ましい。
【0019】上記式(I)中、R、RおよびR
示される「置換されていてもよい炭化水素基」における
「炭化水素基」としては、例えば、 (1)アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル
などのC1−10アルキル、好ましくは低級
(C1−6)アルキルなどが挙げられる); (2)シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチルなどのC3−8シクロアルキルなどが挙げられ
る);また、該シクロアルキルは、ベンゼン環と縮合
し、インダン(例、インダン−1−イル、インダン−2
−イルなど)、テトラヒドロナフタレン(例、テトラヒ
ドロナフタレン−5−イル、テトラヒドロナフタレン−
6−イルなど)など(好ましくは、インダンなど)を形
成していてもよく;さらに、該シクロアルキルは、炭素
数1〜2の直鎖状の原子鎖を介して架橋し、ビシクロ
[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オク
チル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、ビシクロ
[3.2.2]ノニルなど(好ましくは、炭素数1〜2
の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するシクロヘキシル
など、さらに好ましくは、ビシクロ[2.2.1]ヘプ
チルなど)の架橋環式炭化水素残基を形成していてもよ
い; (3)アルケニル(例えば、ビニル、アリル(allyl)、
クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなどの炭素
数2〜10のアルケニル、好ましくは低級(C −6
アルケニルなどが挙げられる); (4)シクロアルケニル(例えば、2−シクロペンテニ
ル、2−シクロヘキセニル、2−シクロペンテニルメチ
ル、2−シクロヘキセニルメチルなど炭素数3〜8のシ
クロアルケニルなどが挙げられる); (5)アルキニル(例えば、エチニル、1−プロピニ
ル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ペンチニル、
3−ヘキシニルなどの炭素数2〜10のアルキニル、好
ましくは低級(C2−6)アルキニルなどが挙げられ
る); (6)アリール(例えば、フェニル、ナフチルなどのC
6−14アリール、好ましくはC6−10アリール、さ
らに好ましくはフェニルなどが挙げられる); (7)アラルキル(例えば、1〜3個のC6−14アリ
ールを有するC1−6アルキル、好ましくは、フェニル
−C1−4アルキル(例、ベンジル、フェネチルなど)
などが挙げられる); (8)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4
ルキレン基またはC2−4アルケニレン基を示し、Gは
結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、nは
0〜3の整数を示し、Jは置換されていてもよい芳香環
基を示す]で表される基または (9)式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、
1−4アルキレン基を示し、Lは、(a)結合手、(b)置
換されていてもよい芳香環基、(c)-O-、(d)-S-、(e)-CO
-NH-または(f)-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を示
し、Mはアミノ基、グアニジノ基、スルファモイル基、
カルバモイル基または水酸基を示す]で表される基;な
どが挙げられる。上記式中、JおよびLで示される置換
されていてもよい芳香環基としては、置換されていても
よいアリール基、置換されていてもよい芳香族複素環基
などが挙げられる。JおよびLで示される「置換されて
いてもよいアリール基」における「アリール基」として
は、例えば、フェニル、ナフチルなどのC6−14アリ
ール、好ましくはC6−10アリール、さらに好ましく
はフェニルなどが挙げられる。JおよびLで示される
「置換されていてもよい芳香族複素環基」における「芳
香族複素環基」としては、例えば、Rで例示された
「置換されていてもよい複素環基」における「置換され
ていてもよい芳香族複素環基」と同様なものなどが挙げ
られるが、なかでも、置換基を有していてもよい5〜6
員の芳香族単環式複素環基が好ましく、ここで、5〜6
員の芳香族単環式複素環基としては、例えばフラン、チ
オフェン、ピロール、オキサゾール、イソオキサゾー
ル、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラ
ゾール、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,4−オキ
サジアゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,2,3
−チアジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、1,3,
4−チアジアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,
4−トリアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジ
ン、ピリミジン、ピラジン、トリアジンなどが挙げられ
る。JおよびLで示される「置換されていてもよい芳香
環基」における「芳香環基」は置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、例えば、ハロゲン(例、フ
ッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水
酸基、置換されていてもよいチオール基(例、チオー
ル、C1−4アルキルチオなど)、置換されていてもよ
いアミノ基(例、アミノ、モノC1−4アルキルアミ
ノ、ジC1−4アルキルアミノ、テトラヒドロピロー
ル、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
リン、ピロール、イミダゾール、2-オキソ-1-ピロリジ
ニル、2-オキソ-1-ピペリジニルなどの5〜6員の環状
アミノなど)、フェニル−低級(C −4)アルキル、
3−7シクロアルキル、エステル化またはアミド化さ
れていてもよいカルボキシル基(例、カルボキシル、C
1−4アルコキシ−カルボニル、低級(C7−10)ア
ラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイル、モノC
−4アルキルカルバモイル、ジC1−4アルキルカルバ
モイルなど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルキル(例、トリフ
ルオロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン原子ま
たはC1−4アルコキシで置換されていてもよいC
1−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、C1−4
アルキレンジオキシ(例、−O−CH−O−、−O−
CH−CH−O−など)、ホルミル、C2−4アル
カノイル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C
1−4アルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)、C1−4アルキルスルフィニル
(例、メタンスルフィニル、エタンスルフィニルな
ど)、置換されていてもよいスルファモイル基(例、ス
ルファモイル、モノC1−4アルキルスルファモイル、
ジC1−4アルキルスルファモイルなど)、置換されて
いてもよいアリール基、置換されていてもよい複素環基
などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好ま
しい。
【0020】R、RおよびRで示される「置換さ
れていてもよい炭化水素基」における「炭化水素基」は
置換基を有していてもよく、かかる置換基としては、例
えば、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ニトロ、シアノ、オキソ、水酸基、置換されてい
てもよいチオール基(例、チオール、C1−4アルキル
チオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミ
ノ、モノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキル
アミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジ
ン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾ
ール、2-オキソ-1-ピロリジニル、2-オキソ-1-ピペリジ
ニルなどの5〜6員の環状アミノなど)、フェニル−低
級(C1−4)アルキル、C3−7シクロアルキル、エ
ステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル
基(例、カルボキシル、C1−4アルコキシ−カルボニ
ル、低級(C7−10)アラルキルオキシ−カルボニ
ル、カルバモイル、モノC1−4アルキルカルバモイ
ル、ジC1−4アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン
原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
1−4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、
エチルなど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
で置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例、メト
キシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロ
エトキシなど)、C 1−4アルキレンジオキシ(例、−
O−CH−O−、−O−CH−CH−O−な
ど)、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、C
1−4アルキルスルフィニル(例、メタンスルフィニ
ル、エタンスルフィニルなど)、置換されていてもよい
スルファモイル基(例、スルファモイル、モノC1−4
アルキルスルファモイル、ジC1−4アルキルスルファ
モイルなど)、置換されていてもよいアリール基、置換
されていてもよい複素環基などが挙げられ、置換基の数
としては、1〜3個が好ましい。
【0021】R、RおよびRで示される「置換さ
れていてもよい炭化水素基」の置換基としての「置換さ
れていてもよいアリール基」における「アリール基」と
しては、例えば、フェニル、ナフチルなどのC6−14
アリール、好ましくはC6− 10アリール、さらに好ま
しくはフェニルなどが挙げられる。該「アリール基」が
有していてもよい置換基としては、例えば、ハロゲン
(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シ
アノ、水酸基、置換されていてもよいチオール基(例、
チオール、C1−4アルキルチオなど)、置換されてい
てもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1−4アルキル
アミノ、ジC1−4アルキルアミノ、テトラヒドロピロ
ール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状
アミノなど)、フェニル−低級(C1−4)アルキル、
3−7シクロアルキル、エステル化またはアミド化さ
れていてもよいカルボキシル基(例、カルボキシル、C
1−4アルコキシ−カルボニル、低級(C7−10)ア
ラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイル、モノC
1−4アルキルカルバモイル、ジC1−4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキ
シで置換されていてもよいC 1−4アルキル(例、トリ
フルオロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン原子
またはC1−4アルコキシで置換されていてもよいC
1−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、C 1−4
アルキレンジオキシ(例、−O−CH−O−、−O−
CH−CH−O−など)、ホルミル、C2−4アル
カノイル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C
1−4アルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)、C1−4アルキルスルフィニル
(例、メタンスルフィニル、エタンスルフィニルな
ど)、置換されていてもよいスルファモイル基(例、ス
ルファモイル、モノC1−4アルキルスルファモイル、
ジC1−4アルキルスルファモイルなど)、5〜6員の
芳香族単環式複素環(例えばフラン、チオフェン、ピロ
ール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、
イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、1,2,3
−オキサジアゾール、1,2,4−オキサジアゾール、
1,3,4−オキサジアゾール、1,2,3−チアジアゾー
ル、1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾ
ール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾー
ル、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジ
ン、ピラジン、トリアジン等)などが挙げられ、置換基
の数としては、1〜3個が好ましい。R、Rおよび
で示される「置換されていてもよい炭化水素基」の
置換基としての「置換されていてもよい複素環基」とし
ては、例えば、前記したRで示される「置換されてい
てもよい複素環基」と同様なものなどが挙げられる。
【0022】上記式(I)中、Rで示される「置換さ
れていてもよいアミノ基」における「アミノ基」の置換
基としては、例えば、それぞれ置換されていてもよい炭
化水素基、複素環基、アシル基などが好ましい。該「ア
ミノ基」が置換されている場合の置換基の数は、1ない
し2個である。
【0023】該Rで示される「置換されていてもよい
アミノ基」の置換基としての炭化水素基としては、例え
ば、 (1)アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル
などのC1−10アルキル、好ましくは低級
(C1−6)アルキルなどが挙げられる); (2)シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチルなどのC3−8シクロアルキルなどが挙げられ
る);また、該シクロアルキルは、ベンゼン環と縮合
し、インダン(例、インダン−1−イル、インダン−2
−イルなど)、テトラヒドロナフタレン(例、テトラヒ
ドロナフタレン−5−イル、テトラヒドロナフタレン−
6−イルなど)など(好ましくは、インダンなど)を形
成していてもよく;さらに、該シクロアルキルは、炭素
数1〜2の直鎖状の原子鎖を介して架橋し、ビシクロ
[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オク
チル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、ビシクロ
[3.2.2]ノニルなど(好ましくは、炭素数1〜2
の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するシクロヘキシル
など、さらに好ましくは、ビシクロ[2.2.1]ヘプ
チルなど)の架橋環式炭化水素残基を形成していてもよ
い; (3)アルケニル(例えば、ビニル、アリル(allyl)、
クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなどの炭素
数2〜10のアルケニル、好ましくは低級(C −6
アルケニルなどが挙げられる); (4)シクロアルケニル(例えば、2−シクロペンテニ
ル、2−シクロヘキセニル、2−シクロペンテニルメチ
ル、2−シクロヘキセニルメチルなど炭素数3〜8のシ
クロアルケニルなどが挙げられる); (5)アルキニル(例えば、エチニル、1−プロピニ
ル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ペンチニル、
3−ヘキシニルなどの炭素数2〜10のアルキニル、好
ましくは低級(C2−6)アルキニルなどが挙げられ
る); (6)アリール(例えば、フェニル、ナフチルなどのC
6−14アリール、好ましくはC6−10アリール、さ
らに好ましくはフェニルなどが挙げられる); (7)アラルキル(例えば、1〜3個のC6−14アリ
ールを有するC1−6アルキル、好ましくは、フェニル
−C1−4アルキル(例、ベンジル、フェネチルなど)
などが挙げられる);などが挙げられる。
【0024】該Rで示される「置換されていてもよい
アミノ基」の置換基としての複素環基としては、例え
ば、前記したBまたはCで示される「さらに置換されて
いてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有してい
てもよい置換基としての「置換されていてもよい複素環
基」およびRで示される「置換されていてもよい複素
環基」における「複素環基」と同様の基などが挙げられ
る。
【0025】該Rで示される「置換されていてもよい
アミノ基」の置換基としてのアシル基としては、例え
ば、(1)水素または炭化水素基(前記したRで示さ
れる「置換されていてもよいアミノ基」の置換基として
の炭化水素基と同様の基など)が、カルボニル基または
スルホニル基に結合したもの、(2)複素環基(前記し
たRで示される「置換されていてもよい複素環基」の
置換基としての複素環基と同様の基など)が、カルボニ
ル基またはスルホニル基に結合したもの、などが好まし
い。
【0026】該「置換されていてもよいアミノ基」の置
換基としての「置換されていてもよい炭化水素基」、
「置換されていてもよい複素環基」および「置換されて
いてもよいアシル基」の置換基としては、例えば、前記
したBまたはCで示される「さらに置換されていてもよ
いベンゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよい
置換基としての「置換されていてもよい炭化水素基」お
よびRで示される「置換されていてもよい炭化水素
基」における「炭化水素基」の置換基と同様のものなど
が挙げられる。該置換基の数としては、1〜3個が好ま
しい。
【0027】上記式(I)中、Rとしては、水素原子
または置換されていてもよいC1− アルキルが好まし
く、水素原子またはC1−4アルキルがさらに好まし
く、とりわけ、水素原子が好ましく用いられる。上記式
(I)中、Rで示される「置換されていてもよい炭化
水素基」としては、式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''
はC1−4アルキレン基またはC2−4アルケニレン基
を示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-
を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは置換されていて
もよい芳香環基を示す]で表される基または式 -X''''-
L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、C1−4アルキレ
ン基を示し、Lは、(a)結合手、(b)置換されていてもよ
い芳香環基、(c)-O-、(d)-S-、(e)-CO-NH-または(f)-NH
-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グ
アニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または
水酸基を示す]で表される基が好ましく、JおよびLで
示される置換されていてもよい芳香環基としては、置換
されていてもよいフェニル、置換されていてもよい5〜
6員の芳香族単環式複素環基などが好ましい。上記式
(I)中、Rで示される「置換されていてもよい炭化
水素基」としては、置換されていてもよいC1−6アル
キルが好ましく、なかでも、式 -(CH2)p-T[式中、pは
1〜6の整数を示し、Tは置換されていてもよい芳香環
基を示す]で表される基が好ましい。ここで、Tで示さ
れる「置換されていてもよい芳香環基」としては、前記
したJで示される「置換されていてもよい芳香環基」と
同様な基が挙げられるが、Tで示される「置換されてい
てもよい芳香環基」における「芳香環基」としては、フ
ェニル基が好ましく、Tで示される「置換されていても
よい芳香環基」における「芳香環基」が有していてもよ
い置換基としては、水酸基、置換されていてもよいスル
ファモイル基(例、スルファモイル、モノC1−4アル
キルスルファモイル、ジC1−4アルキルスルファモイ
ルなど)などが好ましい。
【0028】また、上記式(I)中、RおよびXが結
合して環を形成する場合における「環」としては、含窒
素複素環であれば、飽和の環および不飽和の環の何れで
もよく、環の大きさに制限はないが、なかでも、3〜8
員の含窒素複素環が好ましく、とりわけ、飽和の3〜8
員の含窒素複素環、すなわち、式
【化51】 [式中、D環は飽和の3〜8員含窒素複素環を示す]で
表されるものが好ましい。かかる「3〜8員の含窒素複
素環」としては、例えば、窒素原子を1個含み、さらに
酸素原子、硫黄原子および窒素原子等から選ばれたヘテ
ロ原子1ないし3種(好ましくは1ないし2種)を1な
いし4個(好ましくは1ないし2個)含んでいてもよい
3〜8員の含窒素複素環などが挙げられ、より具体的に
は、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジン、イミダゾ
リン、ピラゾリジン、ピラゾリン、オキサジン、オキサ
ジアジン、チアジン、チアジアジン、ピペリジン、モル
ホリン、チオモルホリン、ピペラジン、アゼピンなどの
3〜8員(好ましくは5〜6員)の飽和または不飽和
(好ましくは飽和)の単環式非芳香族複素環(脂肪族複
素環)などが挙げられる。また、該「3〜8員の含窒素
複素環」は置換基を有していてもよく、かかる置換基と
しては、例えば、前記したBまたはCで示される「さら
に置換されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン
環が有していてもよい置換基としての「置換されていて
もよい炭化水素基」が有していてもよい置換基と同様な
基が挙げられる。さらに、上記式(I)中、RはAで
示される「置換されていてもよいアミノ基」と結合して
環を形成していてもよく、かかる「環」としては、少な
くとも2個の窒素原子を含有する複素環であれば、飽和
の環および不飽和の環の何れでもよく、環の大きさに制
限はないが、なかでも、3〜8員の含窒素複素環が好ま
しく、とりわけ、飽和の3〜8員の含窒素複素環、すな
わち、式
【化52】 [式中、A’は置換されていてもよい窒素原子を示し、
F環は飽和の3〜8員含窒素複素環を示す]で表される
ものが好ましい。上記式中、A’で示される「置換され
ていてもよい窒素原子」における「窒素原子」が有して
いてもよい置換基としては、後述のAで示される「置換
されていてもよいアミノ基」における「アミノ基」が有
していてもよい置換基と同様なものが挙げられる。かか
る「3〜8員の含窒素複素環」としては、例えば、窒素
原子を2個含み、さらに酸素原子、硫黄原子および窒素
原子等から選ばれたヘテロ原子1ないし3種(好ましく
は1ないし2種)を1ないし4個(好ましくは1ないし
2個)含んでいてもよい3〜8員の含窒素複素環などが
挙げられ、より具体的には、イミダゾリジン、イミダゾ
リン、ピラゾリジン、ピラゾリン、オキサジアジン、チ
アジアジン、ピペラジン、ジアゼピンなどの3〜8員
(好ましくは5〜6員)の飽和または不飽和(好ましく
は飽和)の単環式非芳香族複素環(脂肪族複素環)など
が挙げられる。また、該「3〜8員の含窒素複素環」は
置換基を有していてもよく、かかる置換基としては、例
えば、前記したBまたはCで示される「さらに置換され
ていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が有して
いてもよい置換基としての「置換されていてもよい炭化
水素基」が有していてもよい置換基と同様な基が挙げら
れる。
【0029】上記式中、Xで示される「直鎖部分を構成
する原子の数が1〜12のスペーサー」としては、「直
鎖部分の原子数が1〜12である2価の基」であれば何
れでもよく、例えば、(1)−(CH2)f1−(f1は1〜12
の整数、好ましくは1〜8の整数、さらに好ましくは1
〜6の整数、特に好ましくは1〜4の整数を示す。)、
(2)−(CH2)g1−X1−(CH2)g2−(g1およびg2は同一ま
たは異なって0〜11の整数を示す。但し、g1とg2との
和は0〜11である。X1はNH,O,S,SOまたはSO 2を示
す)、(3)−(CH2)h1−X1−(CH2)h2−X2−(CH2)h3
(h1,h2およびh3は同一または異なって0〜10の整数
を示す。但し、h1,h2およびh3の和は0〜10である。
X1およびX2はそれぞれNH,O,S,SOまたはSO2を示す。
但し、h2が0のとき、X1およびX2の少なくとも一つは好
ましくはNHを示す。)などの飽和の2価の基および一部
の結合が不飽和結合に変換された2価の基などが挙げら
れ、具体的には、例えば、-O-(CH2)k3-(k3は0〜11
の整数)、-(CH2)k3-O-(k3は0〜11の整数)、-S-
(CH2)k3-(k3は0〜11の整数)、-(CH2)k3-S-(k3
は0〜11の整数)、-NH-(CH2)k3-(k3は0〜11の
整数)、-(CH2)k3-NH-(k3は0〜11の整数)、-(C
H2)k4-(k4は1〜12の整数)、−CH=CH−、−
C≡C−、−CO−NH−、−SO−NH−などの2
価の基などが挙げられる。Xとしては、直鎖部分を構成
する炭素原子数が1ないし4個である2価の基がさらに
好ましく、なかでも、C1−4アルキレン、C2−4
ルケニレンなどが好ましく、とりわけC1−4アルキレ
ンが好ましく用いられる。
【0030】Xとしての2価の基は、任意の位置(好ま
しくは炭素原子上)に置換基を有していてもよく、かか
る置換基としては、直鎖部分を構成する2価の鎖に結合
可能なものであればいずれでもよく、例えば、上記Bま
たはCで示される「さらに置換されていてもよいベンゼ
ン環」におけるベンゼン環が有していてもよい置換基と
同様な基およびオキソ基などが挙げられる。かかる置換
基は、1〜4個(好ましくは、1〜2個)同一または異
なって、該2価の基のいずれの位置に置換していてもよ
い。また、Xとしての2価の基の置換基同士が結合して
環を形成していてもよく、かかる「環」としては、シク
ロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタンなどのC
5−7シクロアルカン;ベンゼンなどが挙げられる。X
としての2価の基が有していてもよい好ましい置換基の
例としては、低級(C1−6)アルキル(例、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、ヘキシルなど)、低級(C
3−7)シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チルなど)、ホルミル、低級(C2−7)アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニル、ブチリルなど)、低級
(C1−6)アルコキシ−カルボニル、低級
(C1−6)アルコキシ、水酸基、オキソなどが挙げら
れる。
【0031】上記式中、Aで示される「置換されていて
もよいアミノ基」としては、「置換されていてもよい炭
化水素基」(前記したBまたはCで示される「さらに置
換されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン環が
有していてもよい置換基としての「置換されていてもよ
い炭化水素基」と同様な基など)、「置換されていても
よい複素環基」(前記したBまたはCで示される「さら
に置換されていてもよいベンゼン環」におけるベンゼン
環が有していてもよい置換基としての「置換されていて
もよい複素環基」と同様な基など)および「置換されて
いてもよいアシル基」(前記したBまたはCで示される
「さらに置換されていてもよいベンゼン環」におけるベ
ンゼン環が有していてもよい置換基としての「置換され
ていてもよいアシル基」と同様な基など)から選ばれる
置換基を1〜2個有していてもよいアミノ基などが挙げ
られるが、Aで示される「置換されていてもよいアミノ
基」は、アミノ基の置換基同士が結合して、環状アミノ
基(例えば、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
ダゾールなどの5〜6員環の環構成窒素原子から水素原
子1個を除いて形成され、窒素原子上に結合手を有する
環状アミノ基など)を形成していてもよい。該環状アミ
ノ基は、置換基を有していてもよく、かかる置換基とし
ては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ニトロ、シアノ、水酸基、チオール基、アミノ
基、カルボキシル基、ハロゲン化されていてもよいC
1−4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エ
チルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1−4アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシな
ど)、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)など
が挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好まし
い。
【0032】Aで示される「置換されていてもよいアミ
ノ基」におけるアミノ基の置換基としては、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1−10アルキル、好
ましくは低級(C1−6)アルキルなどが挙げられ
る); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シアノオクチルなどのC
3−8シクロアルキルなどが挙げられる);該シクロア
ルキルは、ベンゼン環と縮合し、インダン(例、インダ
ン−1−イル、インダン−2−イルなど)、テトラヒド
ロナフタレン(例、テトラヒドロナフタレン−5−イ
ル、テトラヒドロナフタレン−6−イルなど)など(好
ましくは、インダンなど)を形成していてもよく;さら
に、該シクロアルキルは、炭素数1〜2の直鎖状の原子
鎖を介して架橋し、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、
ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[3.2.
1]オクチル、ビシクロ[3.2.2]ノニルなど(好
ましくは、炭素数1〜2の直鎖状の原子鎖を介した架橋
を有するシクロヘキシルなど、さらに好ましくは、ビシ
クロ[2.2.1]ヘプチルなど)の架橋環式炭化水素
残基を形成していてもよい; (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2−6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1−4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (6)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (7)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなど); (8)置換されていてもよい複素環基(例えば、フラ
ン、チオフェン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、チアゾール、オキサゾール、イソチアゾール、イソ
キサゾール、テトラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリ
ミジン、ピリダジン、トリアゾールなどの窒素原子、硫
黄原子および酸素原子から選ばれた1〜2種のヘテロ原
子1〜4個を含有する5〜6員の芳香族複素環から水素
原子1個を除いて形成される基、テトラヒドロフラン、
テトラヒドロチオフェン、ジチオラン、オキサチオラ
ン、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジン、イミダゾ
リン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラ
ジン、オキサジン、オキサジアジン、チアジン、チアジ
アジン、モルホリン、チオモルホリン、ピラン、テトラ
ヒドロピランなどの窒素原子、硫黄原子および酸素原子
から選ばれた1〜2種のヘテロ原子1〜4個を含有する
5〜6員の非芳香族複素環から水素原子1個を除いて形
成される基など);などが好ましい。
【0033】上記した(1)置換されていてもよいアル
キル、(2)置換されていてもよいシクロアルキル、
(3)置換されていてもよいアルケニル、(4)置換さ
れていてもよいシクロアルケニル、(5)置換されてい
てもよいアラルキル、(6)置換されていてもよいアシ
ル、(7)置換されていてもよいアリール、および
(8)置換されていてもよい複素環基が有していてもよ
い置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ハロゲン原子またはC1−4アルコ
キシで置換されていてもよいC1−4アルキル、ハロゲ
ン原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよ
いC1−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオ
ロエトキシなど)、C1−4アルキレンジオキシ(例、
−O−CH−O−、−O−CH−CH −O−な
ど)、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、フ
ェニル−低級(C1−4)アルキル、C3−7シクロア
ルキル、シアノ、ニトロ、水酸基、置換されていてもよ
いチオール基(例、チオール、C 1−4アルキルチオな
ど)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、モ
ノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、カルボキシル基、
低級(C1−4)アルコキシ−カルボニル、低級(C
7−10)アラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイ
ル、モノC1−4アルキルカルバモイル、ジC1−4
ルキルカルバモイル(好ましくは、ハロゲン、ハロゲン
化されていてもよい低級(C1−4)アルキル、ハロゲ
ン化されていてもよい低級(C1−4)アルコキシ、フ
ェニル−低級(C1−4)アルキル、C3−7シクロア
ルキル、シアノ、水酸基など)などが挙げられ、置換基
の数としては、1〜3個が好ましい。
【0034】Aで示される「置換されていてもよいアミ
ノ基」としては、とりわけ、置換されていてもよいアル
キル〔例えば、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換されていて
もよいチオール基(例、チオール、C1−4アルキルチ
オなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミ
ノ、モノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキル
アミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジ
ン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾ
ールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化ま
たはアミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カ
ルボキシル、C1−4アルコキシカルボニル、低級(C
7−10)アラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイ
ル、モノC 1−4アルキルカルバモイル、ジC1−4
ルキルカルバモイルなど)、ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、C1−4アルキレンジオキシ(例、−O−CH
−O−、−O−CH−CH−O−など)、フェニ
ル−低級(C1−4)アルキル、C3−7シクロアルキ
ル、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチル、
プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、C
1−4アルキルスルフィニル(例、メタンスルフィニ
ル、エタンスルフィニルなど)などから選ばれる置換基
1〜3個をそれぞれ有していてもよいメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル、デシルなどのC1−10アルキル、好ましくは低
級(C1−6)アルキルなど〕を1〜2個有していても
よいアミノ基が好ましい。
【0035】上記式中、Aで示される「置換されていて
もよい含窒素複素環基」の「含窒素複素環基」として
は、窒素原子を1個含み、さらに酸素原子、硫黄原子お
よび窒素原子等から選ばれたヘテロ原子1ないし3種
(好ましくは1ないし2種)を1ないし4個(好ましく
は1ないし2個)含んでいてもよい5〜8員の芳香族単
環式複素環、飽和あるいは不飽和の非芳香族単環式複素
環(脂肪族複素環)等;およびこれらの単環から選ばれ
る同一または異なった2〜3個の環が縮合した環等から
水素原子1個を除いて形成される基などが挙げられる。
また、Aで示される「置換されていてもよい含窒素複素
環基」は、窒素原子または炭素原子の何れを介してXと
結合していてもよいが、炭素原子を介してXと結合する
のが好ましい。
【0036】ここで「芳香族単環式複素環」としては、
5〜8員(好ましくは5〜6員)の芳香族単環式複素環
(例えばピロール、オキサゾール、イソオキサゾール、
チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾー
ル、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,4−オキサジ
アゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,2,3−チ
アジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−
チアジアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−
トリアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、
ピリミジン、ピラジン、トリアジン等)などが挙げら
れ、「非芳香族単環式複素環」としては、例えば、ピロ
リジン、ピロリン、イミダゾリジン、イミダゾリン、ピ
ラゾリジン、ピラゾリン、オキサジン、オキサジアジ
ン、チアジン、チアジアジン、ピペリジン、モルホリ
ン、チオモルホリン、ピペラジン、アゼピンなどの5〜
8員(好ましくは5〜6員)の飽和あるいは不飽和の単
環式非芳香族複素環(脂肪族複素環)など、あるいは前
記した芳香族単環式複素環の一部又は全部の二重結合が
飽和した5〜8員の非芳香族複素環などが挙げられる。
【0037】Aで示される「置換されていてもよい含窒
素複素環基」の「含窒素複素環基」が有していてもよい
置換基としては、例えば、前記したBまたはCで示され
る「さらに置換されていてもよいベンゼン環」における
ベンゼン環が有していてもよい置換基としての「置換さ
れていてもよい炭化水素基」が有していてもよい置換基
と同様な基が挙げられる。Aで示される「置換されてい
てもよい含窒素複素環基」の「含窒素複素環基」として
は、5〜6員の含窒素複素環基が好ましく、飽和の5〜
6員の含窒素複素環基がさらに好ましく、なかでもピロ
リジン、ピペリジン、ピペラジン(好ましくは、1個の
窒素原子を含有する飽和の5〜6員の含窒素複素環基)
などが好ましい。
【0038】上記式中、式
【化53】 で表される基としては、式
【化54】 [式中、Rは前記と同意義を示し、X’は置換されて
いてもよいC1−6アルキレン基を示し、RおよびR
はそれぞれ水素原子または置換されていてもよいC
1−6アルキル基を示し、RとRは結合して環を形
成してもよい]で表される基;式
【化55】 [式中、X’’は結合手または置換されていてもよいC
1−4アルキレン基を、D環およびE環はそれぞれ飽和
の3〜8員含窒素複素環を示す]で表される基;などが
好ましく用いられる。前記式中、X’で示される「置換
されていてもよいC1−6アルキレン基」における「C
1−6アルキレン基(好ましくは、C1−4アルキレン
基)」が有していてもよい置換基としては、Xとしての
2価の基が有していてもよい置換基と同様なものが挙げ
られる。前記式中、RおよびRで示される「置換さ
れていてもよいC1−6アルキル基」としては、例え
ば、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換されていてもよい
チオール基(例、チオール、C 1−4アルキルチオな
ど)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、モ
ノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化または
アミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボ
キシル、C1−4アルコキシカルボニル、低級(C
7−10)アラルキルオキシ−カルボニル、カルバモイ
ル、モノC1−4アルキルカルバモイル、ジC1−4
ルキルカルバモイルなど)、ハロゲン原子またはC
1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
キル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換さ
れていてもよいC1−4アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、C1−4アルキレンジオキシ(例、−O−CH
−O−、−O−CH−CH−O−など)、フェニ
ル−低級(C1−4)アルキル、C3−7シクロアルキ
ル、ホルミル、C2−4アルカノイル(例、アセチル、
プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、C
1−4アルキルスルフィニル(例、メタンスルフィニ
ル、エタンスルフィニルなど)などから選ばれる置換基
1〜3個をそれぞれ有していてもよいメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、ヘキシルなどの低級(C1−6)ア
ルキルなどが挙げられる。前記式中、RとRが結合
して環を形成し、隣接する窒素原子と共に環状アミノ基
(例えば、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダ
ゾールなどの5〜6員環の環構成窒素原子から水素原子
1個を除いて形成され、窒素原子上に結合手を有する環
状アミノ基など;好ましくは、ピロリジノ、ピペラジ
ノ、ピペリジノなどの飽和の5〜6員環状アミノ基な
ど;さらに好ましくは、ピロリジノなど)を形成してい
てもよい。該環状アミノ基は、置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩
素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、チ
オール基、アミノ基、カルボキシル基、ハロゲン化され
ていてもよいC1−4アルキル(例、トリフルオロメチ
ル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化されていてもよ
いC1−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオ
ロエトキシなど)、ホルミル、C2−4アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1−4アルキ
ルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニ
ルなど)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3
個が好ましい。前記式中、X’’で示される「置換され
ていてもよいC1−4アルキレン基」における「C
1−4アルキレン基」が有していてもよい置換基として
は、Xとしての2価の基が有していてもよい置換基と同
様なものが挙げられる。前記式中、D環およびE環で示
される「飽和の3〜8員含窒素複素環」としては、例え
ば、窒素原子を1個含み、さらに酸素原子、硫黄原子お
よび窒素原子等から選ばれたヘテロ原子1ないし3種
(好ましくは1ないし2種)を1ないし4個(好ましく
は1ないし2個)含んでいてもよい3〜8員の含窒素複
素環などが挙げられ、より具体的には、ピロリジン、ピ
ロリン、イミダゾリジン、イミダゾリン、ピラゾリジ
ン、ピラゾリン、オキサジン、オキサジアジン、チアジ
ン、チアジアジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピペラジン、アゼピンなどの3〜8員(好まし
くは5〜6員)の飽和または不飽和(好ましくは飽和)
の単環式非芳香族複素環(脂肪族複素環)などが挙げら
れる。また、該「3〜8員の含窒素複素環」は置換基を
有していてもよく、かかる置換基としては、例えば、前
記したBまたはCで示される「さらに置換されていても
よいベンゼン環」におけるベンゼン環が有していてもよ
い置換基としての「置換されていてもよい炭化水素基」
が有していてもよい置換基と同様な基が挙げられる。ま
た、D環およびE環で示される「3〜8員の含窒素複素
環基」は、窒素原子または炭素原子の何れを介してX''
と結合していてもよいが、炭素原子を介してX''と結合
するのが好ましい。
【0039】上記式(I)中、B環およびC環の置換基
として明示されている基は、置換可能な何れの位置に置
換していてもよいが、式(I)で表される化合物または
その塩は、式
【化56】 [式中、各記号は前記と同意義を示す。]の何れかの構
造を有することが好ましい。なかでも、式
【化57】 で表される構造を有することが好ましい。式(I)で表
される化合物のなかでもとりわけ、3'-{[{2-[4-(アミノ
スルホニル)フェニル]エチル}(4-フェニルブタノイ
ル)アミノ]メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド、3'-({{2-[4-(アミ
ノスルホニル)フェニル]エチル}[(ベンジルオキシ)ア
セチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド、N-(2-アミノエ
チル)-3'-{[[3-({[アミノ(イミノ)メチル]アミノ}メチ
ル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミノ]メチル}-1,
1'-ビフェニル-2-カルボキサミド、N-(2-アミノエチル)
-3'-{[[4-(アミノスルホニル)ベンゾイル](1-ナフチル
メチル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサ
ミドなどが好ましく用いられる。
【0040】本発明で用いられる式(I)で表される化
合物の塩としては、薬理学的に許容される塩が好まし
く、例えば無機塩基との塩、有機塩基との塩、無機酸と
の塩、有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩
などが挙げられる。無機塩基との塩の好適な例として
は、例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金
属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土
類金属塩;ならびにアルミニウム塩、アンモニウム塩な
どが挙げられる。有機塩基との塩の好適な例としては、
例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、
N,N'-ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が挙げ
られる。無機酸との塩の好適な例としては、例えば塩
酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩が挙げ
られる。有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒
石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスル
ホン酸などとの塩が挙げられる。塩基性アミノ酸との塩
の好適な例としては、例えばアルギニン、リジン、オル
ニチンなどとの塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩の好
適な例としては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸
などとの塩が挙げられる。本発明で用いられる式(I)
で表される化合物は、水和物であってもよく、非水和物
であってもよい。また、本発明で用いられる式(I)で
表される化合物が、コンフィグレーショナル・アイソマ
ー(配置異性体)、ジアステレオマー、コンフォーマー
などとして存在する場合には、所望により、自体公知の
分離・精製手段でそれぞれを単離することができる。ま
た、本発明で用いられる式(I)で表される化合物がラ
セミ体である場合には、通常の光学分割手段により、
(S)体、(R)体に分離することができ、各々の光学
活性体ならびにラセミ体のいずれについても、本発明に
包含される。
【0041】本発明で用いられる式(I)で表される化
合物またはその塩[以下、化合物(I)と称することが
ある。]はプロドラッグとして用いてもよく、かかるプ
ロドラッグとしては、生体内における生理条件下で酵素
や胃酸等による反応により化合物(I)に変換する化合
物、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こし
て化合物(I)に変化する化合物、胃酸等により加水分
解などを起こして化合物(I)に変化する化合物をい
う。化合物(I)のプロドラッグとしては、化合物
(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化さ
れた化合物(例、化合物(I)のアミノ基がエイコサノ
イル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル
化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、
tert−ブチル化された化合物など);化合物(I)
の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸化
された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセチル
化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、
サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミ
ノメチルカルボニル化された化合物など);化合物
(I)のカルボキシル基がエステル化、アミド化された
化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエ
ステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエス
テル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイル
オキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエ
チルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル
−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチ
ルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチル
エステル化、メチルアミド化された化合物など);等が
挙げられる。これらの化合物は自体公知の方法によって
化合物(I)から製造することができる。また、化合物
(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬
品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載
されているような、生理的条件で化合物(I)に変化す
るものであってもよい。また、化合物(I)は同位元素
(例、3H, 14C, 35S,125Iなど)などで標識されていて
もよい。
【0042】本発明の化合物(I)は、単独で、または
薬学的に許容される担体と配合し、錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤などの固形製剤;またはシロップ剤、注射
剤などの液状製剤として経口または非経口的に投与する
ことができる。非経口的投与の形態としては、例えば、
注射剤、点滴、坐剤などが挙げられる。薬学的に許容さ
れる担体としては、製剤素材として慣用の各種有機ある
いは無機担体物質が用いられ、固形製剤における賦形
剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤における溶剤、
溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤な
どとして配合される。また必要に応じて、防腐剤、抗酸
化剤、着色剤、甘味剤などの製剤添加物を用いることも
できる。賦形剤の好適な例としては、例えば乳糖、白
糖、D-マンニトール、デンプン、結晶セルロース、軽
質無水ケイ酸などが挙げられる。滑沢剤の好適な例とし
ては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸
カルシウム、タルク、コロイドシリカなどが挙げられ
る。結合剤の好適な例としては、例えば結晶セルロー
ス、白糖、D-マンニトール、デキストリン、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。崩壊
剤の好適な例としては、例えばデンプン、カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチル
スターチナトリウムなどが挙げられる。溶剤の好適な例
としては、例えば注射用水、アルコール、プロピレング
リコール、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油など
が挙げられる。溶解補助剤の好適な例としては、例えば
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、D-
マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリス
アミノメタン、コレステロール、トリエタノールアミ
ン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げら
れる。懸濁化剤の好適な例としては、例えばステアリル
トリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウ
リルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリ
ン、などの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロースなどの親水性高分子などが挙げられる。等
張化剤の好適な例としては、例えば塩化ナトリウム、グ
リセリン、D-マンニトールなどが挙げられる。緩衝剤
の好適な例としては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸
塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。無痛化
剤の好適な例としては、例えばベンジルアルコールなど
が挙げられる。防腐剤の好適な例としては、例えばパラ
オキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジ
ルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、
ソルビン酸などが挙げられる。抗酸化剤の好適な例とし
ては、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸などが挙げられ
る。
【0043】式(I)で表される化合物またはその塩の
製造法を以下に示す。なお、以下の製造法で示す原料物
質および中間体は、式(I)で表される化合物の塩と同
様な塩を形成していてもよい。 製造法 式(I)で表される化合物またはその塩は、例えばスキ
ーム1によって製造することができる。 スキーム1
【化58】 [式中、各記号は前記と同意義を示す。] 式(I)で表される化合物またはその塩は、式(II)で表
される化合物と式 R2COOH で表されるカルボン酸、その
反応性誘導体またはこれらの塩とを溶媒中、必要であれ
ば塩基の存在下、縮合剤を用いることにより製造するこ
とができる。カルボン酸の反応性誘導体としては、酸無
水物、活性エステル(例えば、p−ニトロフェニルエス
テル、N-ヒドロキシスクシンイミドエステル、ペンタフ
ルオロフェニルエステル、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールエステルなど)、酸ハライド(例えば、酸クロリ
ド、酸ブロミドなど)、イミダゾリドあるいは混合酸無
水物(例えば、メチル炭酸との無水物、エチル炭酸との
無水物など)等が挙げられる。その具体例としては、例
えば、式 -COOH で表される基が式 -COQ [式中、Qは脱
離基〔例、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
など)、メタンスルホニルキシ、ベンゼンスルホニルオ
キシ、p-トルエンスルホニルオキシなど〕を示す]で表
される基となっている化合物などが挙げられる。用いる
溶媒としては、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭
化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサ
ン、ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素
等)、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド等が
挙げられる。用いる塩基としては、トリエチルアミン、
4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジイソプロピルエチ
ルアミン、トリエチレンジアミン、4−メチルモルホリ
ン等の有機塩基あるいはアルカリ金属またはアルカリ土
類金属炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸水素塩
(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物
(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)等が
挙げられる。用いる縮合剤としては、例えばペプチド合
成に用いる縮合剤等が挙げられ、具体的には、例えばジ
シクロヘキシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボ
ジイミド、N-エチル−N'-3−ジメチルアミノプロピル
カルボジイミドおよびその塩酸塩、ベンゾトリアゾール
−1−イル−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘ
キサフルオロリン化物塩、ベンゾトリアゾール−1−イ
ル−トリスピロリジノホスホニウムヘキサフルオロリン
化物塩、シアノリン酸ジエチル、ジフェニルフォスホリ
ルアジド、N-ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
カルボキシイミド等が挙げられる。これらは単独あるい
は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−ヒドロキ
シ−7−アザベンゾトリアゾール等との組み合わせで用
いてもよい。このとき式(II)で表される化合物または
その塩1モルに対して、式 R2COOH で表されるカルボン
酸またはその塩は0.5ないし10モル当量、好ましく
は1ないし5モル当量用いられ、縮合剤は0.5ないし
10モル当量、好ましくは1ないし6モル当量用いられ
る。このとき反応温度は、−50ないし200℃、好ま
しくは−20ないし100℃であり、反応時間は0.5
ないし96時間好ましくは0.5ないし72時間で、よ
り好ましくは1ないし24時間である。
【0044】式(I)で表される化合物またはその塩
は、例えばスキーム2によっても製造することができ
る。 スキーム2
【化59】 [式中、各記号は前記と同意義を示す。] 式(I)で表される化合物またはその塩は、式(III)で表
される化合物、その反応性誘導体またはこれらの塩と、
式(IV)で表される化合物またはその塩とを溶媒中、必
要であれば塩基の存在下、縮合剤を用いることにより製
造することができる。式(III)で表される化合物の反
応性誘導体としては、酸無水物、活性エステル(例え
ば、p−ニトロフェニルエステル、N-ヒドロキシスクシ
ンイミドエステル、ペンタフルオロフェニルエステル、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステルなど)、酸
ハライド(例えば、酸クロリド、酸ブロミドなど)、イ
ミダゾリドあるいは混合酸無水物(例、メチル炭酸との
無水物、エチル炭酸との無水物など)等が挙げられる。
その具体例としては、例えば、式(III)で表される化合
物の式 -COOH で表される基が式 -COQ [式中、Qは脱離
基〔例、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、メタンスルホニルキシ、ベンゼンスルホニルオキ
シ、p-トルエンスルホニルオキシなど〕を示す]で表さ
れる基となっている化合物などが挙げられる。用いる溶
媒としては、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭化
水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、
ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、
アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド等が挙げら
れる。用いる塩基としては、トリエチルアミン、4−ジ
メチルアミノピリジン、N,N-ジイソプロピルエチルアミ
ン、トリエチレンジアミン、4−メチルモルホリン等の
有機塩基あるいはアルカリ金属またはアルカリ土類金属
炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸水素塩(例え
ば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アル
カリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物(例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)等が挙げられ
る。用いる縮合剤としては、例えばペプチド合成に用い
る縮合剤等が挙げられ、具体的には、例えばジシクロヘ
キシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミ
ド、N-エチル−N'-3−ジメチルアミノプロピルカルボ
ジイミドおよびその塩酸塩、ベンゾトリアゾール−1−
イル−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフ
ルオロリン化物塩、ベンゾトリアゾール−1−イル−ト
リスピロリジノホスホニウムヘキサフルオロリン化物
塩、シアノリン酸ジエチル、ジフェニルフォスホリルア
ジド等が挙げられる。これらは単独あるいは、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシ−7−アザ
ベンゾトリアゾール等との組み合わせで用いてもよい。
このとき式(III)で表される化合物またはその塩1モ
ルに対して、式(IV)で表される化合物またはその塩は
0.5ないし10モル当量、好ましくは1ないし5モル
当量用いられ、縮合剤は0.5ないし10モル当量、好
ましくは1ないし6モル当量用いられる。このとき反応
温度は、−50ないし200℃、好ましくは−20ない
し100℃であり、反応時間は0.5ないし96時間好
ましくは0.5ないし72時間で、より好ましくは1な
いし24時間である。
【0045】式(II)で表される化合物またはその塩
は、例えばスキーム3によって製造することができる。 スキーム3
【化60】 [式中、Wはハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など)またはトリフルオロメタンスルホニルオキ
シ基を示し、その他の各記号は前記と同意義を示す。] 式(VI)で表される化合物またはその塩は、式(V)で表
される化合物、その反応性誘導体またはこれらの塩と、
式(IV)で表される化合物またはその塩とを反応させる
ことにより製造することができる。この反応は前記スキ
ーム2に例示した縮合反応と同様の条件等を用いる。式
(VII)で表される化合物またはその塩は、式(VI)で表
される化合物またはその塩を、ホルミルベンゼンボロン
酸またはそのエステル体もしくは無水物と、溶媒中塩基
性条件下において遷移金属触媒の存在下で反応させて製
造することができる。用いる溶媒としては例えば水、ア
ルコール系溶媒(例えば、メタノール、エタノール、n-
プロパノール、イソプロパノール等)、エーテル系溶媒
(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,2−ジメトキシエタン等)、炭化水素系溶媒(例え
ば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等)、N,
N-ジメチルホルムアミドが挙げられる。これらの溶媒は
単独または必要に応じて二種またはそれ以上多種類を適
当割合混合して用いてもよい。用いる塩基としては例え
ば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩(例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)、アルカリ金属
またはアルカリ土類金属炭酸水素塩(例えば、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属の水酸化物(例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等)、トリエチルアミン、4−ジ
メチルアミノピリジン、N,N-ジイソプロピルエチルアミ
ン、トリエチレンジアミン、4−メチルモルホリン等が
挙げられる。用いる遷移金属触媒としては例えばパラジ
ウム触媒[例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム、1,1−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)フェロセンジクロロパラジウム、ジクロロビス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム等]などが挙げられ
る。このとき式(VI)で表される化合物またはその塩1モ
ルに対して、ホルミルベンゼンボロン酸またはそのエス
テル体もしくは無水物は0.5ないし10モル当量、好
ましくは1ないし5モル当量用いられ、遷移金属触媒は
は0.01ないし1モル当量、好ましくは0.05ない
し0.2モル当量用いられる。このとき反応温度は、0
ないし200℃、好ましくは50ないし100℃であ
り、反応時間は0.5ないし48時間好ましくは1ない
し24時間である。式(II)で表される化合物またはそ
の塩は、式(VII)で表される化合物またはその塩と、式
R3NH2 で表されるアミンまたはその塩とを用いて、還元
的アミノ化反応の条件により製造することができる。還
元的アミノ化反応は、例えばエーテル系溶媒(例えば、
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、
ヘキサン、ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジ
クロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化
炭素等)、アルコール系溶媒(例えば、メタノール、エ
タノール、n-プロパノール、イソプロパノール等)アセ
トニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、酢酸等の溶媒
中またはこれらの混合溶媒中、式(VII)で表される化合
物またはその塩と、式 R3NH2 で表されるアミンまたは
その塩とを、金属水素錯化合物(例えば、水素化ホウ素
ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリアセ
トキシ水素化ホウ素ナトリウム等)の存在下反応するこ
とにより製造することができる。このとき式(VII)で表
される化合物またはその塩1モルに対して、式 R3NH2
で表されるアミンまたはその塩を0.5ないし10モル
当量、好ましくは1ないし5モル当量用いられ、金属水
素錯化合物は0.5ないし10モル当量、好ましくは1
ないし5モル当量用いられる。このとき反応温度は、0
ないし200℃、好ましくは20ないし100℃であ
り、反応時間は0.5ないし96時間好ましくは1ない
し24時間である。
【0046】式(II)で表される化合物またはその塩
は、例えばスキーム4によっても製造することができ
る。 スキーム4
【化61】 [式中、Rは置換基を有してもよいC1−6アルキル
(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、tert-ブチル等)、フェニル、トリチル、シリ
ル等を示す、その他の各記号は前記と同意義を示す。] 式(IX)で表される化合物またはその塩は、式(VIII)
で表される化合物またはその塩を、ホルミルベンゼンボ
ロン酸またはそのエステル体もしくは無水物と、溶媒中
塩基性条件下において遷移金属触媒の存在下で反応させ
て製造することができる。この反応は前記スキーム3の
式(VI)で表される化合物またはその塩から式(VII)で
表される化合物またはその塩への反応について例示した
ものと同様の条件等を用いる。式(X)で表される化合
物またはその塩は、式(IX)で表される化合物またはその
塩と、式 R3NH2 で表されるアミンまたはその塩とを還
元的アミノ化反応の条件により製造することができる。
この反応は前記スキーム3の式(VII)で表される化合物
またはその塩から式(II)で表される化合物またはその
塩への反応について例示したものと同様の条件等を用い
る。式(XI)で表される化合物またはその塩は、式(X)
で表される化合物またはその塩を酸あるいは塩基で処理
することにより製造することができる。すなわち、式
(X)で表される化合物またはその塩を、例えば水、エー
テル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等)、アルコール系溶媒(例えば、
メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパ
ノール等)等の溶媒中またはこれらの混合溶媒中、鉱酸
(例えば、硝酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ素酸、硫酸
等)またはアルカリ金属の水酸化物(例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等)を用い
て0ないし150℃、好ましくは20ないし50℃で反
応することにより製造することができる。このときの酸
および塩基の強さとしては、0.1ないし10規定前後
がよく、反応時間は1ないし72時間である。式(II)
で表される化合物またはその塩は、式(XI)で表される化
合物、その反応性誘導体またはこれらの塩と、式(IV)
で表される化合物またはその塩とを反応させることによ
り製造することができる。この反応は前記スキーム2に
例示した縮合反応と同様の条件等を用いる。
【0047】式(III)で表される化合物またはその塩
は、例えばスキーム5によって製造することができる。
スキーム5
【化62】 [式中、各記号は前記と同意義を示す。] 式(XII)で表される化合物またはその塩は、前記のス
キーム4で製造法を例示した式(X)で表される化合物
と、式 R2COOH で表されるカルボン酸、その反応性誘導
体またはこれらの塩とを溶媒中、必要であれば塩基の存
在下、縮合剤を用いることにより製造することができ
る。この反応は前記スキーム1に例示した縮合反応と同
様の条件等を用いる。式(III)で表される化合物また
はその塩は、式(XII)で表される化合物またはその塩を
酸あるいは塩基で処理することにより製造することがで
きる。この反応は前記スキーム4の式(X)で表される化
合物またはその塩から式(XI)で表される化合物また
はその塩への反応について例示したものと同様の条件等
を用いる。
【0048】このようにして得られる化合物(I)は、
公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽
出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどによ
り単離精製することができる。上記の各製造法で用いら
れる化合物は、反応に支障を来たさない限り、化合物
(I)と同様な塩を形成していてもよい。また、上記各
反応において、原料化合物は、置換基としてアミノ基、
カルボキシル基、ヒドロキシル基を有する場合、これら
の基にペプチド化学などで一般的に用いられるような保
護基が導入されたものであってもよく、反応後に必要に
応じて保護基を除去することにより目的化合物を得るこ
とができる。アミノ基の保護基としては、例えば置換基
を有していてもよいC1−6アルキルカルボニル(例え
ば、アセチル、プロピオニルなど)、ホルミル、フェニ
ルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル(例
えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−
ブトキシカルボニルなど)、フェニルオキシカルボニル
(例えば、ベンズオキシカルボニルなど)、C7−10
アラルキルオキシカルボニル(例えば、ベンジルオキシ
カルボニルなど)、トリチル、フタロイルなどが用いら
れる。これらの置換基としては、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1−6アル
キルカルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チリルなど)、ニトロ基などが用いられ、置換基の数は
1ないし3個程度である。カルボキシル基の保護基とし
ては、例えば置換基を有していてもよいC1−6アルキ
ル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、tert−ブチルなど)、フェニル、トリチ
ル、シリルなどが用いられる。これらの置換基として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素など)、C1− アルキルカルボニル(例えば、アセ
チル、プロピオニル、ブチリルなど)、ホルミル、ニト
ロ基などが用いられ、置換基の数は1ないし3個程度で
ある。
【0049】ヒドロキシ基の保護基としては、例えば置
換基を有していてもよいC1−6アルキル(例えば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert
−ブチルなど)、フェニル、C7−10アラルキル(例
えば、ベンジルなど)、C −6アルキルカルボニル
(例えば、アセチル、プロピオニルなど)、ホルミル、
フェニルオキシカルボニル、C7−10アラルキルオキ
シカルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニルな
ど)、ピラニル、フラニル、シリルなどが用いられる。
これらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1−6アルキル、フ
ェニル、C7−10アラルキル、ニトロ基などが用いら
れ、置換基の数は1ないし4個程度である。また、保護
基の導入および除去方法としては、それ自体公知または
それに準じる方法〔例えば、プロテクティブ・グループ
ス・イン・オーガニック・ケミストリー(J.F.W.McOmie
ら、 プレナムプレス社)に記載の方法〕が用いられる
が、除去方法としては、例えば酸、塩基、還元、紫外
光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチ
オカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウム
フルオリド、酢酸パラジウムなどで処理する方法が用い
られる。
【0050】本発明の化合物(I)は、強いGPR14
拮抗作用を有するので、種々の血管作用(例えば、血管
収縮の亢進ないし抑制など)を発現する薬剤として用い
ることができるが、なかでも、血管収縮抑制剤が好まし
く用いられる。また、本発明の化合物(I)は、種々の
疾患(例、循環器系疾患など)の予防・治療剤として適
用することが可能であるが、なかでも、高血圧症、動脈
硬化、高血圧症、心肥大、心筋梗塞、心不全、敗血症シ
ョックなどの予防・治療剤、とりわけ、虚血性心筋梗
塞、鬱血性心不全などの予防・治療剤として好ましく用
いられる。さらに、本発明の化合物(I)は、低毒性で
安全に使用することができる。
【0051】本発明の化合物(I)のGPR14拮抗剤
としての1日当たりの投与量は、患者の状態や体重、投
与の方法により異なるが、経口投与の場合成人(体重5
0Kg)1人当たり活性成分[例えば、化合物(I)]
として約0.1〜100mg、好ましくは約1〜50m
gであり、さらに好ましくは約1〜20mgであり、1
日当たり1を1回又は2から3回にわけて投与する。
【0052】本発明の化合物(I)は、他の薬剤(特
に、高血圧症の予防・治療剤など)と組み合わせて用い
てもよい。この場合、これらの薬物は、別々にあるいは
同時に、薬理学的に許容されうる担体、賦形剤、結合
剤、希釈剤などと混合して製剤化し、経口的にまたは非
経口的に投与することができる。薬物を別々に製剤化す
る場合、別々に製剤化したものを使用時に希釈剤などを
用いて混合して投与することができるが、別々に製剤化
した個々の製剤を、同時に、あるいは時間差をおいて別
々に、同一対象に投与してもよい。別々に製剤化したも
のを使用時に希釈剤などを用いて混合して投与するため
のキット製品(例えば、粉末状の個々の薬物を含有する
アンプルと2種以上の薬物を使用時に混合して溶解する
ための希釈剤などを含有する注射用キットなど)、別々
に製剤化した個々の製剤を、同時に、あるいは時間差を
おいて別々に、同一対象に投与するためのキット製品
(例えば、個々の薬物を含有する錠剤を同一または別々
の袋に入れ、必要に応じ、薬物を投与する時間の記載欄
を設けた、2種以上の錠剤を同時にあるいは時間差をお
いて別々に投与するための錠剤用キットなど)なども本
発明の医薬組成物に含まれる。本発明のGPR14拮抗
作用を有する化合物またはその塩と組み合わせて用いら
れる他の薬剤の具体的な例としては、 高血圧治療薬:利尿薬〔例、フロセミド(ラシック
ス),ブメタニド(ルネトロン),アゾセミド(ダイア
ート)など〕,降圧薬〔例、ACE阻害薬、(マレイン
酸エナラプリル(レニベース)、塩酸デラプリルなど)
及びCa 拮抗薬(マニジピン、アムロジピンなど)、α
またはβ受容体遮断薬など〕など; 慢性心不全治療薬:強心薬〔例、強心配糖体(ジゴキシ
ンなど)、β受容体刺激薬(デノパミンおよびドブタミ
ンなどのカテコラミン製剤)およびPDE阻害薬な
ど〕,利尿薬〔例、フロセミド(ラシックス)、スピロ
ノラクトン(アルダクトン)など〕,ACE阻害薬
〔例、マレイン酸エナラプリル(レニベース)など〕、
Ca 拮抗薬〔例、アムロジピンなど〕およびβ受容体遮
断薬など; 抗不整脈薬:ジソピラミド、リドカイン、硫酸キニジ
ン、酢酸フレカイニド、塩酸メキシレチン、塩酸アミオ
ダロン、およびβ遮断薬、Ca拮抗薬など; 血栓形成予防治療薬:血液凝固阻止薬〔例、ヘパリンナ
トリウム,ヘパリンカルシウム,ワルファリンカルシウ
ム(ワーファリン),血液凝固因子Xa阻害薬ならびに
凝固線溶系のバランス是正機能を有する薬剤〕,血栓溶
解薬〔例、tPA,ウロキナーゼ、プロウロキナーゼな
ど〕,抗血小板薬〔例、アスピリン,スルフィンピラゾ
ロ(アンツーラン),ジピリダモール(ペルサンチ
ン),チクロピジン(パナルジン),シロスタゾール
(プレタール),GPIIb/IIIa拮抗薬(レオプロなど)
など〕など; 冠血管拡張薬:ニフェジピン,ジルチアゼム,ニコラジ
ル,唖硝酸剤など; 心筋保護薬:心臓ATP−K用 開口薬、Na-H交換阻
害薬、エンドセリン拮抗薬、ウロテンシン拮抗薬など;
などが挙げられる。
【0053】また本発明の化合物(I)は、ソマトスタ
チン受容体調節作用(ソマトスタチン受容体作動作用/
拮抗作用)を有する。すなわち、化合物(I)は、ソマ
トスタチンが関与する様々な細胞内情報伝達系を介して
作用する。該「細胞内情報伝達系」としては、例えばア
デニレートシクラーゼ、Kチャンネル、Ca2+チャ
ンネル、蛋白質脱リン酸化、ホスホリパーゼC/イノシ
トール3−リン酸産生系、MAPキナーゼ、Na/H
交換系、ホスホリパーゼA2、NF−κBなどの転写
因子が関与する細胞内情報伝達系などが挙げられる。ま
た、化合物(I)は、ソマトスタチンが関与する直接的
または間接的な細胞増殖抑制作用またはアポトーシス作
用も調節する。さらに、化合物(I)は、毒性も低く、
哺乳動物(例、ヒト、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、サル、
マウス、ラットなど、特にヒト)の各ソマトスタチン受
容体に作用する(例えば、拮抗作用あるいは作動作用)
ことにより、様々なホルモン、増殖因子、生理活性物質
などの産生および(または)分泌を亢進あるいは抑制す
る。該「ホルモン」としては、例えば、成長ホルモン
(GH)、成長ホルモン遊離ホルモン(GHRH)、甲
状腺刺激ホルモン(TSH)、プロラクチン、インスリ
ン、グルカゴンなどが挙げられる。該「増殖因子」とし
ては、例えば、インシュリンライクグロースファクター
−1(IGF−1)および 血管内皮増殖因子(VEG
F)などが挙げられる。該「生理活性物質」としては、
例えば、バソアクティブインテスティナルポリベプチド
(VIP)、ガストリン、グルカゴン様ベプチド−1、
アミリン、サブスタンス−P、CCK(コレシストキニ
ン)、アミラーゼ、インターロイキン−6(IL−
6)、インターロイキン−1(IL−1)などのインタ
ーロイキン類、TNF−αなどのサイトカイン、カージ
オトロピンなどが挙げられる。
【0054】したがって、化合物(I)は、安全であ
り、前記細胞内情報伝達系の異常(例、過度の亢進また
は抑制を伴う疾患など)、細胞増殖制御の異常を伴う疾
患、ホルモン、増殖因子、生理活性物質などの産生およ
び(または)分泌の異常を伴う疾患、成長および免疫、
胃腸、代謝機能などの亢進などに有用である。例えば、
化合物(I)は、(1)先端巨大症、TSH産生腫瘍、
非分泌性(非機能性)下垂体腫瘍、異所性ACTH(ア
ドレノコルチコトロビン)産生腫瘍、髄様甲状腺癌、V
IP産生腫瘍、グルカゴン産生腫瘍、ガストリン産生腫
瘍、インスリノーマ、カルチノイドなどの腫瘍の治療
薬、(2)インスリン依存性または非依存性糖尿病、あ
るいはこれら糖尿病に関連した種々の疾患、すなわち糖
尿病合併症(例、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿
病性神経障害、ドーン症候群、起立性低血圧症など)の
治療薬、(3)高インスリン血症の改善または食欲の抑
制などによる肥満、過食症などの治療薬、(4)急性膵
炎、慢性膵炎、膵臓・腸フィステル、出血性潰瘍、消化
性潰瘍、胃炎、胃酸過多症、逆流性食道炎などの治療
薬、(5)ヘリコバクター・ピロリ菌感染に伴う様々な
症状の改善剤(例、ガストリン分泌昂進の抑制剤な
ど)、(6)内視鏡胆道膵管造影に伴うアミラーゼの分
泌抑制剤、さらには膵臓外科手術の予後治療薬、(7)
小腸の吸収能低下、分泌昂進または消化管の運動能異常
に起因する下痢(例、Short bowel症候群な
ど)、癌化学療法などの薬物に起因する下痢、先天性小
腸萎縮に起因する下痢、VIP産生腫瘍などの神経内分
泌腫瘍に起因する下痢、AIDSに起因する下痢、骨髄
移植などに伴う対宿主移植片反応に起因する下痢、糖尿
病に起因する下痢、腹腔神経叢遮断に起因する下痢、全
身性硬化症に起因する下痢、好酸球増加症に起因する下
痢などの治療薬、(8)ダンピング症候群、過敏性大腸
炎、クローン病、炎症性腸疾患などの治療薬、(9)腫
瘍または癌(例、甲状腺癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌、
小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膵臓癌、胃癌、胆管癌、肝
臓癌、膀胱癌、卵巣癌、メラノーマ、骨肉腫、軟骨肉
腫、悪性褐色細胞腫、神経芽細胞腫、脳腫瘍、胸腺腫、
腎臓癌など)、白血病(例、好塩基性白血球の白血病・
慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、ホジキン病、
非ホジキン性リンパ腫など)などの治療薬;該治療薬
は、単独または他の制癌剤(例、タモキシフエン、LH
RHアゴニスト、LHRHアンタゴニスト、インターフ
ェロン−α、βおよびγ、インターロイキン−2など)
と併用して用いることができる、(10)肥大性心筋
症、動脈硬化症、心弁膜症、心筋梗塞(特に、経皮経管
冠動脈形成術後の心解梗塞)、再血管形成の予防・治療
薬、(11)食道静脈癌出血、肝硬変、末梢血管疾患の
治療薬、(12)免疫系に作用する生理活性物質(例、
サブスタンスP、タヒキニン、サイトカインなど)の分
泌の調節作用に基づき、例えば、全身性または局所性の
炎症に伴う疾患(例、多発性動脈炎、リュウマチ性関節
炎、乾せん、日焼け、湿疹、アレルギー(例、喘息、ア
トピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など)など)の治療
薬、(13)神経調節因子の産生・分泌に影響を及ぼす
ことから、例えば、痴呆症(例、アルツハイマー病、ア
ルツハイマー型老年期痴呆、血管性・多発性痴呆な
ど)、精神分裂症、てんかん、うつ病、一般不安障害、
睡眠障害、多発性硬化症などの治療薬、(14)眼疾患
(例、緑内障など)などの治療薬、(15)急性バクテ
リア髄膜炎、急性ウイルス脳炎、成人呼吸促迫症候群、
バクテリア肺炎、重症全身性真菌感染症、結核、脊髄損
傷、骨折、肝不全、肺炎、アルコール性肝炎、A型肝
炎、B型肝炎、C型肝炎、AIDS感染症、ヒトパピロ
ーマウイルス感染症、インフルエンザ感染症、癌転移、
多発性骨髄腫、骨軟化症、骨粗しょう症、骨べ一チェツ
ト症、腎炎、腎不全、敗血症、敗血症ショック、高カル
シウム血症、高コレステロール血症、高グリセリド血
症、高脂血症、全身性エリテマトーサス、一過性脳虚血
発作、アルコール性肝炎などの予防・治療薬として有用
であり、(16)臓器移植、火傷、創傷、脱毛症などの
治癒などにも用いられ、(17)慢性あるいは急性疼痛
(例、術後疼痛、炎症性疼痛、歯痛、骨疾患(例、関節
炎、リウマチ、骨粗鬆症など))にともなう疼痛)の抑
制・緩和など、鎮痛剤としても有用である。さらに、
(18)化合物(I)に直接または適当なスペーサーを
介して放射性物質(例、123I、125I、111
nなど)を導入し、ソマトスタチン受容体を有する腫瘍
のイメージング、または、(19)化合物(I)に直接
または適当なスペーサーを介して制癌剤を導入し、ソマ
トスタチン受容体を有する腫瘍のターゲッテイングに用
いることもできる。
【0055】さらに、ソマトスタチンは、例えば、成長
ホルモンの分泌に関与しており(特にSSTR2)、化
合物(I)を直接あるいは成長ホルモンの分泌を促進す
る目的で用いれば、成長ホルモンそれ自体と同一の効果
または用途を有しうる。したがって、化合物(I)は、
成長ホルモンやIGF−1の不足に起因する疾患や症状
の予防・治療に用いることができる。該「成長ホルモン
やIGF−1の不足に起因する疾患・症状の予防・治
療」としては、インスリン依存性(I型)または非依存
性(II型)糖尿病、あるいはこれら糖尿病に関連した種
々の疾患、すなわち糖尿病合併症(例、糖尿病性網膜
症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、ドーン症候群、
起立性低血圧症など)の治療、糖質コルチコイドの異化
副作用の防止、骨粗鬆症の予防・治療、免疫系の刺激
(リンパ球などの血球の増加促進、抗菌作用や抗ウイル
ス作用の強化)、火傷、創傷治癒の促進、骨折治療の加
速、急性または慢性腎臓疾患の治療、成人あるいは幼児
期の成長ホルモン不足に伴う疾患・症状(短身、成長遅
延)の治療・改善、肥満症の治療、外科手術後の回復の
促進、プラーダーヴィリ症候群およびターナー症候群に
関連する成長遅延の改善、子宮内成長遅延および骨格形
成異常の治療、末梢神経障害の治療、ヌーナン症候群、
精神分裂病、うつ病などの治療、アルツハイマー病やパ
ーキンソン病などの神経変性疾患の治療・予防、肺不全
および換気依存症の治療、吸収不良症候群の治療、ガン
またはAIDSなどによる悪液質および蛋白喪失の改
善、TPN(合計非経口栄養)の際の患者の体重増加や
蛋白質付着の促進、高インスリン血症の治療、排卵誘発
の促進、更年期障害の改善、老人の体質改善などが挙げ
られる。また家畜などの哺乳動物に対しても、成長の促
進、ミルク生産の増加、免疫系刺激による抗菌・抗ウイ
ルス作用の強化、羊における羊毛成長の刺激などに有用
である。
【0056】化合物(I)は、各種併用用薬剤とともに
用いてもよい。例えば、骨粗鬆症の治療においては他の
骨粗鬆症治療剤(例えば、ビスホスホネート系薬剤、ビ
タミンD製剤、カルシトニン製剤、PTH製剤、オステ
ンなど)と併用することもできる。糖尿病あるいはその
関連疾患の治療においては、他の糖尿病治療薬(例え
ば、トログリタゾン、ピオグリタゾンまたはその塩酸
塩、ロシグリタゾンまたはそのマレイン酸塩などのチア
ゾリジンジオン系薬剤;グルカゴン拮抗薬;アカルボー
ス、ボグリボースなどのα―グルコシダーゼ阻害剤;イ
ンスリン製剤;スルフォニル尿素剤またはスルホンアミ
ド剤(例、グリベンクラミド、トルブタミド、グリクロ
ピラミド、アセトヘキサミド、トラザミド、グリクラジ
ド、グリブゾール、グリメピリドなど)、レパグリニ
ド、ナテグリニド、ミチグリニドなどのインスリン分泌
促進剤;メトフォルミン、ブフォルミンなどのビグアナ
イド剤など)と併用することが出来る。また、他の成長
ホルモン分泌を促進するホルモン(例えば、GHRH)
あるいはGH、IGF−1と併用することも可能であ
る。更年期障害の改善においては、例えば、ホルモン補
充療法(例えば、エストロジェン剤、ラロキシフェン、
タモキシフェンによる治療法)と併用することが出来
る。免疫系の昂進を目的とする場合には、サイトカイン
類あるいはサイトカイン作用増強剤と併用することもで
きる。本発明の化合物(I)を、成人の先端巨大症患
者、糖尿病合併症、難治性下剤、糖尿病又は肥満に対し
て用いる場合、その一日当たりの投与量は、患者の状態
や体重、投与の方法により異なるが、経口投与の場合成
人(体重50Kg)1人当たり活性成分[例えば、化合
物(I)]として約0.05〜1000mg、好ましく
は約10〜150mgである。
【0057】
【発明の効果】本発明のGPR14拮抗作用を有する化
合物〔式(I)で表される化合物またはその塩〕は、強
いGPR14拮抗作用を有するので、種々の血管作用剤
(好ましくは、血管収縮抑制剤)ならびに種々の疾患
(好ましくは、虚血性心筋梗塞、鬱血性心不全などの治
療のために有利に使用できる。また、本発明の式(I)
で表される化合物またはその塩は、優れたソマトスタチ
ン受容体結合作用を有する。したがって、化合物(I)
は、哺乳動物の細胞内情報伝達系の異常(例、過度の亢
進または抑制を伴う疾患など)、細胞増殖制御の異常を
伴う疾患、ホルモン、増殖因子、生理活性物質などの産
生および(または)分泌の異常を伴う疾患などに有用で
ある。
【0058】
【発明の実施の形態】以下に実験例、製剤例、参考例、
合成例、実施例を示し、本願発明をさらに詳しく説明す
る。しかし、これらは、単なる例であって本発明を何ら
限定するものではない。本願明細書の配列番号は、以下
の配列を示す。 〔配列番号:1〕ヒトGPR14タンパク質をコードするcDN
Aのスクリーニングに使用した合成DNAを示す。 〔配列番号:2〕ヒトGPR14タンパク質をコードするcDN
Aのスクリーニングに使用した合成DNAを示す。 〔配列番号:3〕5’側に制限酵素Sal Iの認識する塩基
配列が付加され、3’側に制限酵素Spe Iの認識する塩基
配列が付加されたヒトGPR14タンパク質cDNAの全塩基配
列を示す。 〔配列番号:4〕参考例2で確認されたヒトGPR14タン
パク質をアミノ酸配列を示す。 〔配列番号:5〕参考例4で合成したヒト・SSTR cDNA
の塩基配列に基づいたDNAオリゴマーS5-1の塩基配列を
示す。 〔配列番号:6〕参考例4で合成したヒト・SSTR cDNA
の塩基配列に基づいたDNAオリゴマーS5-2の塩基配列を
示す。
【0059】
【実施例】参考例1 ヒト骨格筋由来cDNAを用いたPCR
法によるヒトGPR14受容体cDNAの増幅 ヒト骨格筋由来cDNA(クロンテック社)を鋳型として用
い、配列番号:1および配列番号:2の合成DNAプライ
マーを用いてPCR法による増幅を行なった。合成DNAプラ
イマーは受容体蛋白に翻訳される領域の遺伝子が増幅さ
れるように構築したが、その際に遺伝子の5'側に制限酵
素Sal Iの認識する塩基配列が付加され、また3'側に制
限酵素Spe Iの認識する塩基配列が付加されるように、
5'側および3'側にそれぞれの制限酵素の認識配列を付加
した。反応液の組成は、cDNA鋳型2.5μl、合成DNAプラ
イマー各0.2μM、0.2 mM dNTPs、Advantage2 polymeras
e mix(クロンテック社)1μlおよび酵素に付属のバッ
ファーで、総反応量は50μlとした。増幅のためのサイ
クルはサーマルサイクラー(パーキンエルマー社)を用
い、95℃・60秒の加熱の後、95℃・30秒、72℃・3分の
サイクルを5回繰り返し、その後、95℃・30秒、70℃・3
分のサイクルを5回繰り返し、さらに、95℃・30秒、68
℃・3分のサイクルを20回繰り返して最後に68℃・3分の
加熱を行なった。増幅産物の確認は、0.8%アガロースゲ
ル電気泳動の後、エチジウムブロマイド染色によって行
なった。
【0060】参考例2 PCR産物のプラスミドベクター
へのサブクローニングおよび挿入cDNA部分の塩基配列の
解読による増幅cDNA配列の確認 参考例1で行なったPCR後の反応産物は0.8 %の低融点ア
ガロースゲルを用いて分離し、バンドの部分をカミソリ
で切り出した後、GENECLEAN SPIN(バイオ101社)を
用いてDNAを回収した。Eukaryotic TOPOTM TA Cloning
kit(インビトロゲン社)の処方に従い、回収したDNAを
動物細胞発現用プラスミドベクター pcDNA3.1/V5/Hisへ
クローニングしてタンパク発現用プラスミドpcDNA3.1-h
GPR14を構築した。これをエシェリヒア コリ(Escheri
chia coli)DH5α competent cell(東洋紡)に導入し
て形質転換した後、cDNA挿入断片を持つクローンをアン
ピシリンを含むLB寒天培地中で選択し、滅菌したつま楊
枝を用いて分離して形質転換体E. coli DH5α/pcDNA3.1
-hGPR14を得た。個々のクローンをアンピシリンを含むL
B培地で一晩培養し、Quiawell 8 Ultra Plasmid kit
(キアゲン社)を用いてプラスミドDNAを調製した。調
製したDNAの一部を用いて制限酵素Sal Iによる切断を行
ない、挿入されている受容体cDNA断片の大きさおよび方
向性を確認した。塩基配列の決定のための反応はDyeDeo
xy Terminator Cycle Sequence Kit(パーキンエルマー
社)を用いて行ない、蛍光式自動シーケンサーを用いて
解読した。得られたクローンの配列を解析し、全ての配
列が報告されているヒトGPR14遺伝子(EP 0 859 052 A
1)の配列の5’側にSal I認識配列が付加し、3’側にSp
eI認識配列が付加した遺伝子配列と一致することを確認
した(配列番号:3および配列番号:4)。ただし、配
列番号:3のヒトGPR14遺伝子の配列中1133番目の塩基
は該報告(EP 0 859 052 A1)ではCと記載されている
が、本実施例で決定した配列ではGであった。いずれの
塩基についても翻訳されたアミノ酸は同一である。
【0061】参考例3 ヒトGPR14発現CHO細胞の作製 参考例2で作製した形質転換体E. coli DH5α/pcDNA3.1
-hGPR14を培養後、Plasmid Midi Kit(キアゲン社)を
用いてpcDNA3.1-hGPR14のプラスミドDNAを調製した。こ
れをCellPhect Transfection Kit(アマシャムファルマ
シアバイオテク社)を用い添付のプロトコルに従ってCH
O dhfr-細胞に導入した。10μgのDNAをリン酸カルシウ
ムとの共沈懸濁液とし、24時間前に5 x 105または1 x 1
06個のCHO dhfr-細胞を播種した10 cmシャーレに添加し
た。10%ウシ胎児血清を含むMEMα培地で1日間培養した
後、継代し、選択培地である0.4 mg/mlのG418(ギブコB
RL社)および10%透析ウシ胎児血清を含むMEMα培地で培
養した。選択培地中で増殖してくるヒトGPR14発現CHO細
胞である形質転換細胞(CHO/hGPR14)のコロニーを選択
した。
【0062】実験例1 ヒトGPR14発現細胞膜画分の調
製 1 x 108個のCHO/GPR14細胞に10 mlのホモジネートバッ
ファー(10 mM NaHCO3,5 mM EDTA, 0.5 mM PMSF, 1μg/
ml pepstatin, 4μg/ml E64, 20μg/ml leupeptin)を
添加し、ポリトロン(12,000 rpm、1分間)を用いて破
砕した。細胞破砕液を遠心(1,000 g, 15分間)して上
清を得た。次にこの上清を超遠心分離(Beckman type 3
0ローター、30,000 rpm, 1時間)し、得られた沈殿物を
ヒトGPR14発現CHO細胞膜画分とした。
【0063】実験例2 アイソトープ標識ヒトウロテン
シンII の作製 結合阻害実験に使用するためのアイソトープ標識ヒトウ
ロテンシンII を以下のようにして作製した。ヒトウロ
テンシンII (株式会社 ペプチド研究所製)5μgを25
μlの0.4 M酢酸ナトリウム(pH 5.6)に溶解し、これに
200 ngのラクトパーオキシダーゼ(和光純薬)を加えた
後、1 mCiの[125I]-ヨウ化ナトリウム(アマシャムファ
ルマシアバイオテク社)および200 ngの過酸化水素(10
μl)を加えた。室温で10分間静置した後、さらに200 n
gの過酸化水素(10μl)を加えて10分間静置した。これ
をTSKgel ODS-80TSカラム(4.6 mm x 25 cm、トーソ
ー)を用いたHPLCによって精製し、[125I]標識ヒトウロ
テンシンII を得た。
【0064】実験例3 試験化合物のヒトGPR14発現細
胞膜画分とアイソトープ標識ウロテンシンII を用いた
結合阻害実験 ヒトGPR14発現CHO細胞膜画分を膜希釈緩衝液(20mMリン
酸緩衝液(pH7.3),150mM NaCl,5mM MgCl2,0.1% BSA, 0.0
5% CHAPS, 0.5mM PMSF, 0.1μg/ml Pepstatin,20μg/ml
Leupeptin, 4μg/ml E-64)で希釈して、タンパク質濃
度3μg/mlのアッセイ用細胞膜画分溶液を作った。96穴
マイクロプレートにアッセイ用膜画分溶液85μlずつ分
注し、総結合を調べるために1nM [125I]標識ヒトウロテ
ンシンIIを含む膜希釈緩衝液10μl、ジメチルスルホキ
シドを膜希釈緩衝液で5容量倍に希釈した液5μl、非特
異的結合を調べるために1nM [125I]標識ヒトウロテンシ
ンII を含む膜希釈緩衝液10μl、20μM非アイソトープ
標識ヒトウロテンシンII を含む20%ジメチルスルホキシ
ド含有膜希釈緩衝液5μl、試験化合物の結合阻害活性を
調べるために試験化合物のジメチルスルホキシド溶液を
膜希釈緩衝液で5容量倍に希釈した液5μl、1nM [125I]
標識ヒトウロテンシンII を含む膜希釈緩衝液10μlをそ
れぞれ添加して25℃で3時間反応させた。混合液をフィ
ルタープレート(GF/C、ワットマン社)で濾過し、さらに
フィルターを膜希釈緩衝液0.2mlで3回洗浄した後、マ
イクロシンチ20(パッカード社製)を20μl添加し、放
射活性をトップカウント(パッカード社)により測定し
た。特異的結合は、総結合から非特異的結合を減じた値
である。試験化合物のヒトGPR14結合阻害活性は、総結
合から試験化合物を加えた細胞膜画分の放射活性を減じ
た値の特異的結合に対する比率で示される。試験化合物
のヒトGPR14結合活性を50%阻害する濃度を示した。
結果を〔表1〕に示す。
【表1】試験化合物 阻害濃度 実施例4の化合物 10 nM 実施例6の化合物 13 nM
【0065】実験例4 試験化合物のヒトGPR14発現CHO
細胞に対する細胞内カルシウム濃度変化 GPR14発現CHO細胞を96穴プレートに1×104 cell/wellで
播種して48時間培養し、その後細胞を20mM HEPES(pH7.
4)、1% FCS、1%ペニシリン−ストレプトマイシンを含む
HBSS(以下洗浄用バッファーと呼ぶ)0.1mlで洗浄し
た。次に4μM Fluo3、0.04% pluronic acid、2.5mM pro
benicid を含む洗浄用バッファー(以下反応用バッファ
ーと呼ぶ)を100μl加えて37℃で1時間反応させた。
反応用バッファーを除き、洗浄用バッファー0.2mlで3
回洗浄した後、アゴニスト作用を測定するときは洗浄用
バッファーを90μl、試験化合物のジメチルスルホキシ
ド溶液を膜希釈緩衝液で10容量倍に希釈した液10μl
を、アンタゴニスト作用を測定するときはさらに10nMウ
ロテンシンII 10μlを加えて、細胞内カルシウム濃度変
化をFLIPR(日本モレキュラーデバイス社)で測定
した。その結果、試験化合物(実施例71の化合物)は
ウロテンシンII の細胞内カルシウム濃度上昇を阻害し
た。
【0066】本発明におけるGPR14拮抗作用を有す
る化合物またはその塩を有効成分として含有する血管作
用剤(例、心筋梗塞予防治療剤、心不全予防治療剤な
ど)は、例えば、次のような処方によって製造すること
ができる。 (1)、(2)と(3)および(4)の1/2を混和し
た後、顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体を
ゼラチンカプセルに封入する。
【0067】 (1)、(2)、(3)、(4)の2/3および(5)
の1/2を混和後、顆粒化する。これに残りの(4)お
よび(5)をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型する。
【0068】合成例 下記実施例において HPLC は以下のAまたはBの条件によ
り測定した。 測定機器:島津製作所 LC-10Avp システム 条件A カラム: CAPCELL PAK C18UG120, S-3 μm, 2.0 X 50 m
m 溶媒: A 液;0.1% トリフルオロ酢酸 含有水、B 液;
0.1% トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル グラジエントサイクル: 0.00 分 (A 液/ B 液 = 90 /
10), 4.00 分 (A 液/B 液 = 5 / 95),5.50 分 (A 液/
B 液 = 5 / 95), 5.51 分 (A 液/ B 液 = 90 / 10),
8.00分 (A 液/ B 液 = 90 / 10) 注入量: 2 μl、流速: 0.5 ml / min、検出法: UV
220 nm 条件B カラム: CAPCELL PAK C18UG120, S-3 μm, 2.0 X 35 m
m 溶媒: A 液;0.1% トリフルオロ酢酸 含有水、B 液;
0.1% トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル グラジエントサイクル: 0.00 分 (A 液/ B 液 = 90 /
10), 2.00 分 (A 液/B 液 = 5 / 95),2.75 分 (A 液/
B 液 = 5 / 95), 2.76 分 (A 液/ B 液 = 90 / 10),
3.60分 (A 液/ B 液 = 90 / 10) 注入量: 5 μl、流速:1.0 ml / min、検出法: UV 2
20 nm 下記実施例においてマススペクトル (MS) は以下の条件
により測定した。 測定機器:マイクロマス社 プラットホーム II イオン化法: 大気圧化学イオン化法 (Atmospheric Pr
essure Chemical Ionization: APCI) または電子衝撃イ
オン化法 (Electron Spray Ionization: ESI) 下記実施例において分取HPLC による精製は以下の条件
により行った。 機器:ギルソン社ハイスループット精製システム カラム: YMC CombiPrep ODS-A, S-5 μm, 50 X 20 mm 溶媒: A 液;0.1% トリフルオロ酢酸 含有水、B 液;
0.1% トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル グラジエントサイクル: 0.00 分 (A 液/ B 液 = 90 /
10), 1.00 分 (A 液/B 液 = 90 / 10),4.20 分 (A 液
/ B 液 = 10 / 90), 5.40 分 (A 液/ B 液 = 10 / 9
0), 5.50分 (A 液/ B 液 = 90 / 10), 5.60 分 (A
液/ B 液 = 90 / 10) 流速: 25 ml / min、検出法: UV 220 nm
【0069】実施例1 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[(E)-
3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-
ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミド 1)3-ブロモ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]フェニル
カルボキサミド 3-ブロモ安息香酸 (5.00 g) の N,N-ジメチルホルムア
ミド (DMF; 60 ml) 溶液に、1-(2-アミノエチル)ピロリ
ジン (4.34 g) 、シアノリン酸ジエチル (5.57ml) およ
びトリエチルアミン (10.4 ml) を加え室温で 16 時間
撹拌した。反応混合物を水で希釈後、ジエチルエーテル
で抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧下溶媒を留去した。残渣にヘキサンを加えて結晶化
し、表題化合物 (6.31 g) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.70-1.90 (4H, m), 2.50-2.60 (4
H, m), 2.70 (2H, t, J=6.0 Hz), 3.45-3.60 (2H, m),
6.86 (1H, s), 7.30 (1H, t, J=8.0 Hz), 7.60 (1H, d
m, J=8.0 Hz), 7.70 (1H, dm, 8.0 Hz), 7.93 (1H, t,
J=1.6 Hz). 2)3'-ホルミル-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-
ビフェニル]-3-カルボキサミド 3-ブロモ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]フェニルカル
ボキサミド (6.31 g)のトルエン (50 ml) 溶液にパラ
ジウムテトラキストリフェニルホスフィン (735 mg) お
よび2M 炭酸ナトリウム水溶液 (21.2 ml) を加え、さら
に 3-ホルミルボロン酸 (3.49 g) のエタノール (15 m
l) 溶液を加えて90℃ で 15 時間撹拌した。反応混合物
を水で希釈後、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を
飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下溶媒を留去して表題化合物(6.83 g) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.95-2.35 (4H, m), 2.95 (2H,
m), 3.30-3.50 (2H, m), 3.80-3.40 (4H, m), 7.40-7.6
0 (2H, m), 7.76 (1H, dm, J=8.0Hz), 7.85 (1H, dm, J
=8.0Hz), 8.00 (1H, dm, 8.0Hz), 8.09 (1H, dm, J=8.0
Hz), 8.25 (1H, bs), 8.40 (1H, bs), 8.41 (1H, m), 1
0.10 (1H, s). 3)3'-[{2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}ア
ミノメチル]-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-[1,1'-ビ
フェニル]-3-カルボキサミド 3'-ホルミル-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフ
ェニル]-3-カルボキサミド (3.81 g) のメタノール (50
ml) 溶液に 4-(2-アミノエチル)ベンゼンスルホンアミ
ド (2.37 g) および モレキュラーシーブス3A (4.0 g)
を加えた後、室温で 1.5 時間撹拌した。反応混合物を
テトラヒドロフラン(THF)で希釈した後、モレキュラ
ーシーブスをろ去し、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を
メタノール−THF(1:1)の混合溶媒 (100 ml)に
溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(0.89 g) を加えた。
反応混合物を室温で5時間撹拌後、減圧下溶媒を留去し
た。残渣を水で希釈後、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下溶媒を留去した。残渣にヘキサンを加えて結晶化
し、目的化合物 (3.71 g) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.75-1.85 (4H, m), 2.55-2.65 (4
H, m), 2.78 (2H, t, J=6.0Hz), 2.85-3.00 (4H, m),
3.60-3.65 (2H, m), 3.87 (2H, s), 7.05-7.15 (1H,
m), 7.20-7.60 (6H, m), 7.65-7.85 3H, m), 7.84 (2H,
d, J=8.4Hz), 8.05(1H, s). 4)3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}
[(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ)メチル}-N-[2
-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド 3'-[{2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}アミノ
メチル]-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-[1,1'-ビフェ
ニル]-3-カルボキサミド (506 mg)、trans-けい皮酸 (1
63 mg)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩(EDCI・ HCl; 211 mg)、1-ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール (HOBT; 149 mg) をジクロロメタン
(15 ml) と DMF (7 ml) の混合溶媒に溶解し、室温で
18時間撹拌した。減圧下溶媒を留去後、残渣に水を加
え酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ジ
クロロメタン/メタノール=98/2)で精製して目的化
合物 (284 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.73 (4H, m), 2.52 (4H, m), 2.6
9 (2H, t, J=6.0Hz), 2.85-3.00 (2H, m), 3.50-3.60
(2H, m), 3.66 (2H, t, J=7.0Hz), 4.60 (2H,s),6.57
(1H, d, J=15.6Hz), 6.85 (1H, d, J=15.6Hz), 7.10-7.
90 (16H, m), 8.05(1H, s). MS (APCI+): 637 (M+H) 実施例2 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[(E)-
3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-
ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミド塩酸塩 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[(E)-
3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-
ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミド (200 mg) を4規定塩化水素酢酸エチル溶液で処理
して目的化合物(198 mg) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.80-2.10 (4H, m), 2.90-3.10
(4H, m), 3.30-3.50 (2H, m), 3.55-3.90 (6H, m), 4.7
3 (2H,s), 7.05-8.00 (18H, m), 8.25 (1H, s),9.03 (1
H, m). 元素分析(分子式 C37H40N4O4S・HCl・1.5H2O): 計算値、C: 63.46; H: 6.33; N: 8.00; Cl: 5.08 実験値、C: 63.65; H: 6.51; N: 7.86; Cl: 5.25 実施例3 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[4-フ
ェニルブタノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド 実施例1と同様にして目的化合物 (277 mg) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.75-1.85 (8H, m), 2.20-2.40
(2H, m), 2.45-2.60 (2H, m), 2.60-2.95 (4H, m), 3.2
0-3.60 (6H, m), 4.62 (2H,s), 7.05-7.95 (18H,m), 8.
13 (1H, s), 8.71 (1H, m). MS (ESI+): 653 (M+H) 実施例4 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[4-フ
ェニルブタノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド塩酸塩 実施例2と同様にして目的化合物 (185 mg) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.75-2.10 (8H, m), 2.25-2.45
(2H, m), 2.45-2.60 (2H, m), 2.80-2.90 (2H, m), 2.9
5-3.10 (2H, m), 3.20-3.50 (2H, m), 3.50-3.75(4H,
m), 4.61 (2H,s), 7.05-8.00 (18H, m), 8.23 (1H, s),
9.02 (1H, m). 元素分析(分子式 C38H44N4O4S・HCl・H2O): 計算値、C: 64.53; H: 6.70; N: 7.92; Cl: 5.01 実験値、C: 64.39; H: 6.82; N: 7.86; Cl: 5.20 実施例5 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[(ベ
ンジルオキシ)アセチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロ
リジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド 3'-[{2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}アミノ
メチル]-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-[1,1'-ビフェ
ニル]-3-カルボキサミド (506 mg) のDMF (10 ml) 溶液
にピリジン (0.16 ml) およびベンジルオキシアセチル
クロリド ( 0.16ml) を加えた。反応混合物を室温で1
6時間撹拌後、水で希釈し酢酸エチルで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー (ジクロロメタン/メタノール=98
/2)で精製して目的化合物 (257 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.74 (4H, m), 2.60-2.80 (4H,
m), 2.88 (2H, m), 3.20-3.40 (8H, m), 4.17 (2H,s),
4.47 (2H, s), 4.62 (2H, s), 6.57 (1H, d, J=15.6H
z), 7.20-7.90 (18H, m), 8.11 (1H, s), 8.65 (1H,
m). MS (ESI+): 655 (M+H) 実施例6 3'-{({2-[4-(アミノスルホニル)フェニル]エチル}[(ベ
ンジルオキシ)アセチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロ
リジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
塩酸塩 実施例2と同様にして目的化合物 (155 mg) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.80-2.10 (4H, m), 3.80-3.15
(6H, m), 3.20-3.50 (2H, m), 3.60-3.75 (4H, m), 4.1
9 (2H, s), 4.48 (2H, s), 4.62 (2H, s), 7.20-7.90
(18H, m), 8.11 (1H, s), 8.65 (1H, m). 元素分析(分子式 C37H42N4O5S・HCl・1.5H2O): 計算値、C: 61.87; H: 6.45; N: 7.80; Cl: 4.94 実験値、C: 61.76; H: 6.31; N: 7.73; Cl: 5.25 実施例7 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-
{[[(E)-3-(4-ブロモフェニル)-2-プロペノイル](4-ヒド
ロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3
-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 1)3'-[{(4-ヒドロキシフェネチル)イミノ}メチル][1,
1'-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル 3'-ホルミル[1,1'-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル (1
0.0 g) のメタノール(200 ml) 溶液に トラミン (10.0
g) および モレキュラーシーブス3A (40 g)を加えた
後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をテトラヒドロ
フラン(THF)で希釈した後、モレキュラーシーブスを
ろ去し、ろ液を減圧下で濃縮し表題化合物 (15.0 g) を
得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.94 (2H, t, J=7.0Hz), 3.85 (2
H, t, J=7.0Hz), 3.94 (3H, s), 6.76 (2H, d, J=8.4H
z), 7.04 (2H, d, J=8.4Hz). 2)3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)イミノ}メチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル 3'-[{(4-ヒドロキシフェネチル)イミノ}メチル][1,1'-
ビフェニル]-3-カルボン酸メチル (15.0 g) の DMF (30
0 ml) 溶液にナトリウムメトキシドメタノール溶液 (4.
8M; 8.7 ml) を加えて室温で1時間撹拌後、ワングブロ
モレジン (15.9 g) の DMF (200 ml) 懸濁液を加えた。
反応混合物を80℃で17時間撹拌し、水で希釈した後
溶媒をろ去した。得られた樹脂を DMF-水 (1:1) 混合溶
媒、DMF、THFおよびメタノールで順次洗浄後、減圧下5
0℃で乾燥して表題化合物 (19.9 g)を得た。 Magic Angle Spinning (MAS)-NMR (CDCl3) δ: 3.83
(カルボン酸メチル), 8.13(イミン) IR (KBr): 1643 cm-1 化合物の樹脂への坦持量: 0.83 mmol/g (元素分析: N:
1.16%より算出) 3)3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)アミノ}メチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル 3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)イミノ}メチル][1,1'
-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル (19.9 g) とメタノ
ール-THF (1:1) 混合溶媒 (400 ml) の混合物に水素化
ホウ素ナトリウム (1.87 g) を加え、室温で18時間撹
拌した。水で希釈後溶媒をろ去し、得られた樹脂を TH
F、 THF-水 (1:1) 混合溶媒、THFおよびメタノールで順
次洗浄後、減圧下50℃で乾燥して表題化合物 (20.4
g)を得た。 MAS-NMR (CDCl3) δ: 3.83 (カルボン酸メチル) 4)3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)アミノ}メチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボン酸 3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)アミノ}メチル][1,1'
-ビフェニル]-3-カルボン酸メチル (20.0 g)、1規定水
酸化ナトリウム水溶液 (165 ml) およびジオキサン (33
0 ml) の混合物を80℃で62時間撹拌した。溶媒をろ
去し、得られた樹脂を THF、 THF-酢酸 (1:1) 混合溶
媒、THFおよびメタノールで順次洗浄後、減圧下50℃
で乾燥して表題化合物 (19.5 g)を得た。得られた樹脂
(5 beads) をトリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1;
50 ml) で処理して3'-[{(4-ヒドロキシフェネチル)アミ
ノ}メチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボン酸を得、 HPL
C分析およびマススペクトルの測定を行った。 HPLC 分析(条件A):純度 96% (保持時間:2.612
分) MS (APCI+): 348 (M+H) 5)N-{[4-(tert-ブトキシカルボニルアミノメチル)シ
クロヘキシル]メチル}-3'-{[ (4-ワングレジンフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド 3'-[{(4-ワングレジンフェネチル)アミノ}メチル][1,1'
-ビフェニル]-3-カルボン酸 (30 mg) の DMF (1.5 ml)
懸濁液に tert-ブチル [4-(アミノメチル)シクロヘキシ
ル]メチルカルバメート (61 mg) 、ベンゾトリアゾール
-1-イル-オキシ-トリス-ピロリジノホスホニウム ヘキ
サフルオロホスフェイト (PyBOP; 133mg)、N,N-ジイソ
プロピルエチルアミン (DIEA; 44ml) を加え、室温で3
8時間撹拌した。 溶媒をろ去し、得られた樹脂を DM
F、THFおよびメタノールで順次洗浄後、減圧下50℃で
乾燥して表題化合物 (30 mg)を得た。得られた樹脂 (5
beads) をトリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1; 50
ml) で処理してN-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]
メチル}-3'-{[ (4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチ
ル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドを得、 HPLC
分析およびマススペクトルの測定を行った。 HPLC 分析(条件A):純度 64% (保持時間:2.391
分) MS (APCI+): 472(M+H) 6)N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-
{[[(E)-3-(4-ブロモフェニル)-2-プロペノイル](4-ヒド
ロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3
-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 N-{[4-(tert-ブトキシカルボニルアミノメチル)シクロ
ヘキシル]メチル}-3'-{[ (4-ワングレジンフェネチル)
アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
(30 mg) の DMF (2 ml) 懸濁液に、4-ブロモけい皮酸
(29 mg)、N,N'-ジイソプロピルカルボジイミド (DIPCI;
24 ml) 、1-ヒドロキシ-7-アザベンゾトリアゾール (H
OAT; 21 mg) を加え、室温で20時間撹拌した。 溶媒
をろ去し、得られた樹脂を DMF、THFおよびメタノール
で順次洗浄後、減圧下50℃で乾燥した。得られた樹脂
をトリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1; 1 ml) で処
理後、分取 HPLC により精製を行って目的化合物 (6.6
mg) を得た。1 H-NMR (Acetone-d6) δ: 1.00-1.10 (2H, m), 1.50-1.
70 (4H, m), 1.80-2.00(4H, m), 2.50-2.65 (2H, m),
2.80-2.95 (2H, m), 3.25-3.80 (4H, m), 4.79 (2H,s),
6.76 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.02 (1H, d, J=14.4 Hz),
7.08 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.20-8.00 (13H, m), 8.13
(1H, s). HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.730
分) MS (APCI+): 680 (M+H), 682 実施例7と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例8 3'-{([4-ヒドロキシフェネチル][(E)-3-フェニル-2-プ
ロペノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)エ
チル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量: 6.8 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.239
分) MS (APCI+): 574 (M+H) 実施例93’−{([4−ヒドロキシフェネチル][(ベ
ンジルオキシ)アセチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロ
リジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量: 6.7 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.166
分) MS (APCI+): 592 (M+H) 実施例10 3'-{([4-ヒドロキシフェネチル][4-フェニルブタノイ
ル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸
塩 収量: 6.8 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.330
分) MS (APCI+): 590 (M+H)
【0070】実施例11 3'-{([4-ヒドロキシフェネチル][3-(1H-インドール-3-
イル)プロパノイル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量: 1.1 mg HPLC 分析(条件A):純度 97% (保持時間:3.225
分) MS (APCI+): 615 (M+H) 実施例12 3'-{([4-ヒドロキシフェネチル][2-(1H-インドール-3-
イル)アセチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)
エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量: 1.5 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.146
分) MS (APCI+): 601 (M+H) 実施例13 3'-{([(E)-3-(2-フリル)-2-プロペノイル][4-ヒドロキ
シフェネチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)
エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量: 6.6 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.136
分) MS (APCI+): 564 (M+H) 実施例14 3'-{([2-(3-ブロモフェニル)アセチル][4-ヒドロキシフ
ェネチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量: 4.6 mg HPLC 分析(条件A):純度 95% (保持時間:3.309
分) MS (APCI+): 640 (M+H), 642 実施例15 3'-{([4-ヒドロキシフェネチル][2-(4-メトキシフェニ
ル)アセチル]アミノ)メチル}-N-[2-(1-ピロリジニル)エ
チル][1,1’-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量: 5.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.538
分) MS (APCI+): 592 (M+H) 実施例16 (E)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-3-フェニル-N-{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}-2-プロペ
ナミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 3.8 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.465
分) MS (APCI+): 670 (M+H) 実施例17 2-(4-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件A):純度 99% (保持時間:3.538
分) MS (APCI+): 736 (M+H), 738 実施例18 2-(ベンジルオキシ)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件A):純度 99% (保持時間:3.416
分) MS (APCI+): 688 (M+H) 実施例19 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-4-フェニル-N-{[3'-({4-
[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボ
ニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタナミド
トリフルオロ酢酸塩 収量: 4.5 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.555
分) MS (APCI+): 686 (M+H) 実施例20 N-[2-((4-ヒドロキシフェネチル){[3'-({4-[3-(4-ピペ
リジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'
-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)-2-オキシエチル]
ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 3.0 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.281
分) MS (APCI+): 701 (M+H)
【0071】実施例21 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-3-(1H-インドール-3-イ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}プロパナミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 1.0 mg HPLC 分析(条件A):純度 96% (保持時間:3.455
分) MS (APCI+): 711 (M+H) 実施例22 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-2-(1H-インドール-3-イ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 0.9 mg HPLC 分析(条件A):純度 90% (保持時間:3.371
分) MS (APCI+): 697 (M+H) 実施例23 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-3-メチル-N-{[3'-({4-[3-
(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタナミドトリ
フルオロ酢酸塩 収量: 4.6 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.483
分) MS (APCI+): 638 (M+H) 実施例24 (E)-3-(2-フリル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-{[3'
-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}-2-プロ
ペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 1.8 mg HPLC 分析(条件A):純度 95% (保持時間:3.391
分) MS (APCI+): 660 (M+H) 実施例25 (E)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピ
ペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}-3-(3-ピリジル)-2-プ
ロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量: 4.2 mg HPLC 分析(条件A):純度 95% (保持時間:2.907
分) MS (APCI+): 671 (M+H) 実施例26 2-(3-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件A):純度 94% (保持時間:3.538
分) MS (APCI+): 736 (M+H), 738 実施例27 2-(2-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.2 mg HPLC 分析(条件A):純度 93% (保持時間:3.518
分) MS (APCI+): 736 (M+H), 738 実施例28 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリ
ジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-
ビフェニル]-3-イル]メチル}-2-(4-ピリジニルスルファ
ニル)アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.427
分) MS (APCI+): 691 (M+H) 実施例29 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-2-(4-メトキシフェニル)-
N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジ
ニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.666
分) MS (APCI+): 688 (M+H) 実施例30 (E)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-3-(4-メトキシフェニ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.709
分) MS (APCI+): 700 (M+H)
【0072】実施例31 N-(5-アミノペンチル)-3'-{[[2-(4-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.633
分) MS (APCI+): 628 (M+H), 630 実施例32 N-(5-アミノペンチル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニ
ル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.629
分) MS (APCI+): 578 (M+H) 実施例33 N-(5-アミノペンチル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミノ]メチ
ル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:1.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.568
分) MS (APCI+): 603 (M+H) 実施例34 N-(5-アミノペンチル)-3'-{[[2-(2-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.607
分) MS (APCI+): 628 (M+H), 630 実施例35 N-(5-アミノペンチル)-3'-{[[(E)-3-(4-ブロモフェニ
ル)-2-プロペノイル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]
メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量:10.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.689
分) MS (APCI+): 640 (M+H), 642 実施例36 N-(6-アミノヘキシル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニ
ル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:7.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.660
分) MS (APCI+): 592 (M+H) 実施例37 N-(6-アミノヘキシル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミノ]メチ
ル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:1.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.594
分) MS (APCI+): 617 (M+H) 実施例38 N-(6-アミノヘキシル)-3'-{[[(E)-3-(2-フリル)-2-プロ
ペノイル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸
塩 収量:6.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.562
分) MS (APCI+): 566 (M+H) 実施例39 N-(6-アミノヘキシル)-3'-{[[2-(3-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.640
分) MS (APCI+): 644 (M+H), 646 実施例40 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(4-ブロモフェニル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.678
分) MS (APCI+): 668 (M+H), 670
【0073】実施例41 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(ベンジルオキシ)アセチル](4-ヒドロキシフェネチル)
アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:5.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.604
分) MS (APCI+): 620 (M+H) 実施例42 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)(4-フェニルブタノイル)アミ
ノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:5.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.685
分) MS (APCI+): 618 (M+H) 実施例43 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[3-(1H-インドール-3-イル)プ
ロパノイル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カル
ボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.623
分) MS (APCI+): 643 (M+H) 実施例44 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[2-(1H-インドール-3-イル)ア
セチル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキ
サミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.587
分) MS (APCI+): 629 (M+H) 実施例45 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-
{[[(E)-3-(2-フリル)-2-プロペノイル](4-ヒドロキシフ
ェネチル)アミノ]メチル} [1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.591
分) MS (APCI+): 592 (M+H) 実施例46 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(3-ブロモフェニル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.673
分) MS (APCI+): 668 (M+H), 670 実施例47 N-{[3-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-
{[[(E)-3-(4-ブロモフェニル)-2-プロペノイル](4-ヒド
ロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3
-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1. 746
分) MS (APCI+): 680 (M+H), 682 実施例48 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[(E)-3-フェニル-2-プロペノイ
ル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1. 630
分) MS (APCI+): 602 (M+H) 実施例49 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(4-ブロモフェニル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.668
分) MS (APCI+): 668 (M+H), 670 実施例50 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(ベンジルオキシ)アセチル](4-ヒドロキシフェネチル)
アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.593
分) MS (APCI+): 620 (M+H)
【0074】実施例51 N-{4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4-
ヒドロキシフェネチル)(4-フェニルブタノイル)アミノ]
メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.680
分) MS (APCI+): 618 (M+H) 実施例52 N-{4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2-
(ベンゾイルアミノ)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.521
分) MS (APCI+): 633 (M+H) 実施例53 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[3-(1H-インドール-3-イル)プ
ロパノイル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カル
ボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.608
分) MS (APCI+): 643 (M+H) 実施例54 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[2-(1H-インドール-3-イル)ア
セチル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキ
サミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.570
分) MS (APCI+): 629 (M+H) 実施例55 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-
{[[(E)-3-(2-フリル)-2-プロペノイル](4-ヒドロキシフ
ェネチル)アミノ]メチル} [1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.577
分) MS (APCI+): 592 (M+H) 実施例56 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[(E)-3-(3-ピリジル)-2-プロペ
ノイル]アミノ]メチル} [1,1'-ビフェニル]-3-カルボキ
サミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.305
分) MS (APCI+): 603 (M+H) 実施例57 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(3-ブロモフェニル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.667
分) MS (APCI+): 668 (M+H), 670 実施例58 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(2-ブロモフェニル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチ
ル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.648
分) MS (APCI+): 668 (M+H), 670 実施例59 N-{[4-(アミノメチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[(4
-ヒドロキシフェネチル)[2-(4-メトキシフェニル)アセ
チル]アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.570
分) MS (APCI+): 620 (M+H) 実施例60 N-(4-アミノシクロヘキシル)-3'-{[[2-(4-ブロモフェニ
ル)アセチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:5.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.617
分) MS (APCI+): 640 (M+H), 642
【0075】実施例61 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[[2-(4-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:9.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.590
分) MS (APCI+): 600 (M+H), 602 実施例62 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[[2-(ベンジルオキシ)アセ
チル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'-
ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:7.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.527
分) MS (APCI+): 552 (M+H) 実施例63 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニ
ル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.610
分) MS (APCI+): 550 (M+H) 実施例64 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミノ]メチ
ル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ
酢酸塩 収量:7.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.541
分) MS (APCI+): 575 (M+H) 実施例65 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
[2-(1H-インドール-3-イル)アセチル]アミノ]メチル}
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.503
分) MS (APCI+): 561 (M+H) 実施例66 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
(3-メチルブタノイル)アミノ]メチル}[1,1'-ビフェニ
ル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:9.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.555
分) MS (APCI+): 502 (M+H) 実施例67 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[[2-(3-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:10.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.592
分) MS (APCI+): 600 (M+H), 602 実施例68 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[[2-(2-ブロモフェニル)ア
セチル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]メチル}[1,1'
-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:9.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.569
分) MS (APCI+): 600 (M+H), 602 実施例69 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[(4-ヒドロキシフェネチル)
[2-(4-メトキシフェニル)アセチル]アミノ]メチル}[1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:9.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.498
分) MS (APCI+): 552 (M+H) 実施例70 N-(3-アミノプロピル)-3'-{[[(E)-3-(4-ブロモフェニ
ル)-2-プロペノイル](4-ヒドロキシフェネチル)アミノ]
メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:10.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.658
分) MS (APCI+): 612 (M+H), 614
【0076】実施例71 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 1)2-[(3-ブロモベンゾイル)アミノ]エチルカルバミン
酸ワングレジンエステル4-ニトロフェノキシカルボニル
ワングレジン (7.00 g) 、N-(2-アミノエチル)-3-ブロ
モベンズアミド (3.52 g)、DIEA (4.26 ml) とDMF (60
ml) の混合物を室温で20時間撹拌した。溶媒をろ去
し、得られた樹脂を DMF、THFおよびメタノールで順次
洗浄後、減圧下50℃で乾燥して表題化合物 (6.8 g)を
得た。化合物の樹脂への坦持量は0.94 mmol/g (元素分
析: Br: 7.51%より算出)であった。得られた樹脂 (5 b
eads) をトリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1; 50 m
l)で処理してN-(2-アミノエチル)-3-ブロモベンズアミ
ドを得、 HPLC 分析およびマススペクトルの測定を行っ
た。 HPLC 分析(条件A):純度 96% (保持時間:1.208
分) MS (APCI+): 243 (M+H), 245 2)2-{[(3'-ホルミル[1,1'-ビフェニル]-3-イル)カル
ボニル]アミノ}エチルカルバミン酸ワングレジンエステ
ル 2-[(3-ブロモベンゾイル)アミノ]エチルカルバミン酸ワ
ングレジンエステル (6.50 g) の 1,2-ジメトキシエタ
ン (200 ml) 懸濁液にパラジウムテトラキストリフェニ
ルホスフィン (706 mg) および2M 炭酸ナトリウム水溶
液 (30.6 ml) を加え、さらに 3-ホルミルボロン酸 (4.
58 g)を加えて80℃で20時間撹拌した。溶媒をろ去
し、得られた樹脂を DMF、THFおよびメタノールで順次
洗浄後、減圧下50℃で乾燥して表題化合物 (6.68 g)
を得た。得られた樹脂 (5 beads) をトリフルオロ酢酸-
ジクロロメタン (1:1; 50 ml) で処理してN-(2-アミノ
エチル)-3'-ホルミル[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミドを得、 HPLC 分析およびマススペクトルの測定を行
った。 HPLC 分析(条件A):純度 95% (保持時間:2.295
分) MS (APCI+): 269 (M+H) 3)2-{[(3'-{[(4-(アミノスルホニル)フェネチル)アミ
ノ]メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-イル)カルボニル]アミ
ノ}エチルカルバミン酸ワングレジンエステル 2-{[(3'-ホルミル[1,1'-ビフェニル]-3-イル)カルボニ
ル]アミノ}エチルカルバミン酸ワングレジンエステル
(30 mg)、4-(2-アミノスルホニル)ベンゼンスルホンア
ミド (28 mg) および5%酢酸ジクロロメタン溶液 (2 m
l) の混合物を室温で30分撹拌後、トリアセトキシ水
素化ホウ素ナトリウム (30 mg) を加えてさらに室温で
15時間撹拌した。溶媒をろ去し、得られた樹脂を DM
F、DMF-水 (1:1) 混合溶媒、DMF、THFおよびメタノール
で順次洗浄後、減圧下50℃で乾燥して表題化合物 (30
mg)を得た。得られた樹脂 (5 beads) をトリフルオロ
酢酸-ジクロロメタン (1:1; 50 ml) で処理してN-(2-ア
ミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル]
アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドを
得、 HPLC 分析およびマススペクトルの測定を行った。 HPLC 分析(条件A):純度 88% (保持時間:0.857
分) MS (APCI-): 451 (M-H) 4)N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)
フェネチル][(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ}
メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 2-{[(3'-{[(4-(アミノスルホニル)フェネチル)アミノ]
メチル}[1,1'-ビフェニル]-3-イル)カルボニル]アミノ}
エチルカルバミン酸ワングレジンエステル (30mg) の D
MF (2 ml) 懸濁液に、けい皮酸 (29 mg)、DIPCI (27 m
l) 、HOAT (23 mg) を加え、室温で15時間撹拌した。
溶媒をろ去し、得られた樹脂を DMF、THFおよびメタノ
ールで順次洗浄後、減圧下50℃で乾燥した。得られた
樹脂をトリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1; 1 ml)
で処理後、分取 HPLC により精製を行って目的化合物
(5.4 mg) を得た。1 H-NMR (Acetone-d6) δ: 3.00-3.20 (2H, m), 3.70-3.
90 (4H, m), 4.00-4.15(2H, m), 4.85 (2H,s), 6.45-6.
60 (1H, m), 7.05-7.20 (1H, m), 7.25-8.00 (17H, m),
8.31 (1H, s). HPLC 分析(条件B):純度 97% (保持時間:1.492
分) MS (APCI-): 581 (M-H) 実施例71と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例72 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(4-ブロモフェニル)アセチル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:6.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.535分) MS (APCI-): 647 (M-H), 649 実施例73 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(ベンジルオキシ)アセチル]アミノ}メチル)
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:8.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.445分) MS (APCI-): 599 (M-H) 実施例74 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル](4-フェニルブタノイル)アミノ}メチル)[1,1'-
ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.540分) MS (APCI-): 597 (M-H) 実施例75 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル] [(E)-3-(2-フリル)-2-プロペノイル]アミノ}メ
チル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:3.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.427分) MS (APCI-): 571 (M-H) 実施例76 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(3-ブロモフェニル)アセチル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:4.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.524分) MS (APCI-): 647 (M-H), 649 実施例77 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(2-ブロモフェニル)アセチル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:9.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.499分) MS (APCI-): 647 (M-H), 649 実施例78 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノイル]
アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:6.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.498分) MS (APCI-): 611 (M-H) 実施例79 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(4-メトキシフェニル)アセチル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.431分) MS (APCI-): 599 (M-H) 実施例80 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][2-(4-ヒドロキシフェニル)アセチル]アミノ}メ
チル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.325分) MS (APCI-): 585 (M-H)
【0077】実施例81 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][(E)-3-(4-ヒドロキシフェニル)-2-プロペノイ
ル]アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.374分) MS (APCI-): 597 (M-H) 実施例82 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)フェ
ネチル][3-(4-ヒドロキシフェニル)プロパノイル]アミ
ノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:4.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.592分) MS (APCI-): 599 (M-H) 実施例83 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)ベン
ジル][(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]アミノ}メチル)
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:6.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.476分) MS (APCI-): 567 (M-H) 実施例84 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-(アミノスルホニル)ベン
ジル][(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノイル]ア
ミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.478分) MS (APCI-): 597 (M-H) 実施例85 N-(2-アミノエチル)-3'-({[3-(1H-インドール-3-イル)
プロパノイル][2-(4-ピリジニル)エチル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.335分) MS (APCI-): 544 (M-H) 実施例86 N-(2-アミノエチル)-3'-({[2-(1H-インドール-3-イル)
アセチル][2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]アミ
ノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.425分) MS (APCI-): 550 (M-H) 実施例87 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-フェニルブタノイル][2-
(2-チエニル)エチル]アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]
-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.722分) MS (APCI-): 524 (M-H) 実施例88 N-(2-アミノエチル)-3'-({[2-(3-ブロモフェニル)アセ
チル][2-(2-チエニル)エチル]アミノ}メチル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.722分) MS (APCI+): 576 (M+H), 578 実施例89 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(E)-3-(4-ヒドロキシフェニ
ル)-2-プロペノイル] [2-(2-チエニル)エチル]アミノ}
メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量:2.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.549分) MS (APCI-): 524 (M-H) 実施例90 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(E)-3-フェニル-2-プロペノ
イル][4-(1,2,3,-チアジアゾール4-イル]アミノ}メチ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.652分) MS (APCI+): 574 (M+H)
【0078】実施例91 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(E)-3-(4-メトキシフェニ
ル)-2-プロペノイル] [4-(1,2,3,-チアジアゾール4-イ
ル]アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.647分) MS (APCI+): 604 (M+H) 実施例92 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(E)-3-フェニル-2-プロペノ
イル](3-フェニルプロピル)アミノ}メチル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.743分) MS (APCI-): 516 (M-H) 実施例93 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(E)-3-(4-メトキシフェニ
ル)-2-プロペノイル] (3-フェニルプロピル)アミノ}メ
チル)[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:7.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.740分) MS (APCI-): 546 (M-H) 実施例94 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][(E)-3-(4-メ
トキシフェニル)-2-プロペノイル]アミノ}メチル)-N-[2
-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 1)3-ブロモ-N-ホルミルレジン-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル]ベンズアミド 4-(4-ホルミル-3-メトキシフェノキシ)ブチリルアミノ
メチルレジン (ホルミルレジン:4.20 g)、1-(2-アミノ
エチル)ピロリジン (2.13 ml) および5%酢酸ジクロロ
メタン溶液 (100 ml) の混合物を室温で30分撹拌後、
トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム (3.56 g) を加
えてさらに室温で15時間撹拌した。溶媒をろ去し、樹
脂を DMF、DMF-水 (1:1) 混合溶媒、DMF、THFおよびメ
タノールで順次洗浄後、減圧下50℃で乾燥した。得ら
れた樹脂を DMF (80 ml) に懸濁し、3-ブロモ安息香酸
(3.38 g)、PyBOP (8.74 g) および DIEA (2.93 ml) を
加えて室温で15時間撹拌した。溶媒をろ去し、得られ
た樹脂を DMF、THFおよびメタノールで順次洗浄後、減
圧下50℃で乾燥して表題化合物 (6.18 g)を得た。化
合物の樹脂への坦持量は0.95 mmol/g (元素分析: Br:
7.55%より算出)であった。得られた樹脂 (5 beads) を
トリフルオロ酢酸-ジクロロメタン (1:1; 50 ml) で処
理して 3-ブロモ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]ベンズ
アミドを得、HPLC 分析およびマススペクトルの測定を
行った。 HPLC 分析(条件B):純度 98% (保持時間:1.460
分) MS (APCI+): 297 (M+H), 299 2)3'-ホルミル-N-ホルミルレジン-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド 実施例71の2)と同様にして製造した。 HPLC 分析(条件B):純度 95% (保持時間:1.214
分) MS (APCI+): 323 (M+H) 3)3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル]アミノ}メ
チル)-N-ホルミルレジン-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド 実施例71の3)と同様にして製造した。 収量:30 mg HPLC 分析(条件B):純度 73% (保持時間:1.030
分) MS (APCI+): 507 (M+H) 4)3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][(E)-3-(4
-メトキシフェニル)-2-プロペノイル]アミノ}メチル)-N
-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カ
ルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 実施例71の4)と同様にして製造した。 収量:4.7 mg1 H-NMR (Acetone-d6) δ: 1.90-2.20 (4H, m), 3.05 (2
H, m), 3.22 (2H, m), 3.40-3.65 (7H, m), 3.70-4.00
(4H, m), 4.80 (2H,s), 6.40-6.60 (1H, m), 6.90-7.05
(2H, m), 7.20-8.00 (15H, m), 8.22 (1H, s). HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間:1.543
分) MS (APCI-): 667 (M1H) 実施例94と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例95 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル] [2-(4-ブロモ
フェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:1.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 91% (保持時間1.577分) MS (APCI+): 703 (M+H), 705 実施例96 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(3-ブロモ
フェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:3.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.571分) MS (APCI+): 703 (M+H), 705 実施例97 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(2-ブロモ
フェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.543分) MS (APCI+): 703 (M+H), 705 実施例98 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][(E)-3-フェニ
ル-2-プロペノイル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.543分) MS (APCI+): 637 (M+H) 実施例99 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(ベンジル
オキシ)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.497分) MS (APCI+): 655 (M+H)
【0079】実施例100 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル] (4-フェニル
ブタノイル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エ
チル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:3.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.581分) MS (APCI+): 653 (M+H) 実施例101 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][3-(1H-インド
ール-3-イル)プロパノイル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピ
ロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.524分) MS (APCI+): 678 (M+H) 実施例102 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(4-メトキ
シフェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリ
ジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:4.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.467分) MS (APCI+): 655 (M+H) 実施例103 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(3-メトキ
シフェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリ
ジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.491分) MS (APCI+): 655 (M+H) 実施例104 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(3-フルオ
ロフェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリ
ジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:3.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.490分) MS (APCI+): 643 (M+H) 実施例105 3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチル][2-(ベンゾイ
ルアミノ)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.413分) MS (APCI+): 668 (M+H) 実施例106 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル] [2-(4-ブロモフ
ェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.564
分) MS (APCI+): 689 (M+H), 691 実施例107 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][2-(2-ブロモフ
ェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:3.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.534分) MS (APCI+): 689 (M+H), 691 実施例108 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][(E)-3-フェニル
-2-プロペノイル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.532分) MS (APCI+): 623 (M+H) 実施例109 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][2-(ベンジルオ
キシ)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)
エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量:3.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.480分) MS (APCI+): 641 (M+H)
【0080】実施例110 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル](4-フェニルブタ
ノイル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.576分) MS (APCI+): 639 (M+H) 実施例111 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][3-(1H-インドー
ル-3-イル)プロパノイル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロ
リジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:2.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.503分) MS (APCI+): 664 (M+H) 実施例112 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][2-(3-メトキシ
フェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.485分) MS (APCI-): 641 (M-H) 実施例113 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][(E)-3-(4-メト
キシフェニル)-2-プロペノイル]アミノ}メチル)-N-[2-
(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.527分) MS (APCI+): 653 (M+H) 実施例114 3'-({[4-(アミノスルホニル)ベンジル][2-(3-フルオロ
フェニル)アセチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100% (保持時間1.494分) MS (APCI+): 629 (M+H) 実施例115 3'-({[2-(4-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ピリジニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:4.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.230
分) MS (APCI+): 625 (M+H), 627 実施例116 3'-({[2-(3-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ピリジニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:5.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.236
分) MS (APCI+): 625 (M+H), 627 実施例117 3'-({[2-(2-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ピリジニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:4.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.320
分) MS (APCI+): 625 (M+H), 627 実施例118 3'-({[(E)-3-フェニル-2-プロペノイル][2-(4-ピリジニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:6.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.316
分) MS (APCI+): 559 (M+H) 実施例119 3'-({(4-フェニルブタノイル)[2-(4-ピリジニル)エチ
ル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸
塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.234
分) MS (APCI+): 575 (M+H)
【0081】実施例120 3'-({[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル][2-(4-
ピリジニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.308
分) MS (APCI+): 600 (M+H) 実施例121 3'-({[2-(4-メトキシフェニル)アセチル][2-(4-ピリジ
ニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エ
チル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:6.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.264
分) MS (APCI+):577 (M+H) 実施例122 3'-({[2-(2-ブロモフェニル)アセチル][2-(2-チエニル)
エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:2.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.749
分) MS (APCI+): 630 (M+H), 632 実施例123 3'-({[2-(2-チエニル)エチル][(E)-3-フェニル-2-プロ
ペノイル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.728
分) MS (APCI+): 564 (M+H) 実施例124 3'-({[2-(ベンジルオキシ)アセチル][2-(2-チエニル)エ
チル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.682
分) MS (APCI+): 582 (M+H) 実施例125 3'-({(4-フェニルブタノイル)[2-(2-チエニル)エチル]
アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-
ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.776
分) MS (APCI+): 580 (M+H) 実施例126 3'-({[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル][2-(2-
チエニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.701
分) MS (APCI+): 605 (M+H) 実施例127 3'-({[2-(4-メトキシフェニル)アセチル][2-(2-チエニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:3.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.667
分) MS (APCI+): 582 (M+H) 実施例128 3'-({[2-(3-メトキシフェニル)アセチル][2-(2-チエニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:3.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.672
分) MS (APCI+): 582 (M+H) 実施例129 3'-({[(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノイル][2
-(2-チエニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリ
ジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:3.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.715
分) MS (APCI+): 594 (M+H)
【0082】実施例130 3'-({[2-(3-フルオロフェニル)アセチル][2-(2-チエニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.700
分) MS (APCI+): 570 (M+H) 実施例131 3'-({[2-(ベンゾイルアミノ)アセチル][2-(2-チエニル)
エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.583
分) MS (APCI+): 595 (M+H) 実施例132 3'-({[2-(4-ブロモフェニル)アセチル][4-(1,2,3,-チア
ジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリ
フルオロ酢酸塩 収量:1.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.753
分) MS (APCI+): 694 (M+H), 696 実施例133 3'-({[2-(3-ブロモフェニル)アセチル][4-(1,2,3,-チア
ジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリ
フルオロ酢酸塩 収量:3.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.729
分) MS (APCI+): 694 (M+H), 696 実施例134 3'-({[2-(2-ブロモフェニル)アセチル][4-(1,2,3,-チア
ジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリ
フルオロ酢酸塩 収量:5.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 98 % (保持時間1.721分) MS (APCI+): 694 (M+H), 696 実施例135 3'-({[(E)-3-フェニル-2-プロペノイル][4-(1,2,3,-チ
アジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:5.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.705
分) MS (APCI+): 628 (M+H) 実施例136 3'-({[2-(ベンジルオキシ)アセチル][4-(1,2,3,-チアジ
アゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニ
ル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.662
分) MS (APCI+): 646 (M+H) 実施例137 3'-({(4-フェニルブタノイル)[4-(1,2,3,-チアジアゾー
ル4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチ
ル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.759
分) MS (APCI+): 644 (M+H) 実施例138 3'-({[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル][4-(1,
2,3,-チアジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-
ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサ
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.680
分) MS (APCI+): 669 (M+H) 実施例139 3'-({[2-(4-メトキシフェニル)アセチル][4-(1,2,3,-チ
アジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:5.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.652
分) MS (APCI+): 646 (M+H)
【0083】実施例140 3'-({[2-(3-メトキシフェニル)アセチル][4-(1,2,3,-チ
アジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.651
分) MS (APCI+): 582 (M+H) 実施例141 3'-({[(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノイル][4
-(1,2,3,-チアジアゾール4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-
(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.708
分) MS (APCI+): 658 (M+H) 実施例142 3'-({[2-(3-フルオロフェニル)アセチル][4-(1,2,3-チ
アジアゾール-4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリ
ジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.673
分) MS (APCI+): 634 (M+H) 実施例143 3'-({[2-(ベンゾイルアミノ)アセチル][4-(1,2,3-チア
ジアゾール-4-イル]アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.566
分) MS (APCI+):659 (M+H) 実施例144 3'-({[2-(4-ブロモフェニル)アセチル](3-フェニルプロ
ピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.831
分) MS (APCI+): 638 (M+H), 640 実施例145 3'-({[2-(3-ブロモフェニル)アセチル](3-フェニルプロ
ピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.822
分) MS (APCI+): 638 (M+H), 640 実施例146 3'-({[2-(2-ブロモフェニル)アセチル](3-フェニルプロ
ピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 98 % (保持時間1.814分) MS (APCI+): 638 (M+H), 640 実施例147 3'-({[(E)-3-フェニル-2-プロペノイル](3-フェニルプ
ロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:4.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.798
分) MS (APCI+): 572 (M+H) 実施例148 3'-({[2-(ベンジルオキシ)アセチル](3-フェニルプロピ
ル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,
1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸
塩 収量:4.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.754
分) MS (APCI+): 590 (M+H) 実施例149 3'-({(4-フェニルブタノイル)(3-フェニルプロピル)ア
ミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビ
フェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩収
量:4.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.844
分) MS (APCI+): 588 (M+H)
【0084】実施例150 3'-({[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル](3-フェ
ニルプロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)
エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.761
分) MS (APCI+): 613 (M+H) 実施例151 3'-({[2-(4-メトキシフェニル)アセチル](3-フェニルプ
ロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:3.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.724
分) MS (APCI+):590 (M+H) 実施例152 3'-({[2-(3-メトキシフェニル)アセチル](3-フェニルプ
ロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.737
分) MS (APCI+): 590 (M+H) 実施例153 3'-({[(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノイル](3
-フェニルプロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジ
ニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.791
分) MS (APCI+): 602 (M+H) 実施例154 3'-({[2-(3-フルオロフェニル)アセチル](3-フェニルプ
ロピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:5.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.758
分) MS (APCI+): 578 実施例155 3'-({[2-(ベンゾイルアミノ)アセチル](3-フェニルプロ
ピル)アミノ}メチル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]
[1,1'-ビフェニル]-3-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.648
分) MS (APCI+):603 (M+H) 実施例156 メチル 4-[([2-(4-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.740
分) MS (APCI+):668 (M+H), 670 実施例157 メチル 4-[([2-(3-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:3.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 94 % (保持時間1.735分) MS (APCI+):668 (M+H), 670 実施例158 メチル 4-[([2-(2-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 95 % (保持時間1.718分) MS (APCI+):668 (M+H), 670 実施例159 メチル 4-[([(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 97 % (保持時間1.700分) MS (APCI+): 602 (M+H)
【0085】実施例160 メチル 4-[([2-(ベンジルオキシ)アセチル]{[3'-({[2-
(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾエート
トリフルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.648
分) MS (APCI+): 620 (M+H) 実施例161 メチル 4-[({(4-フェニルブタノイル){[3'-({[2-(1-ピ
ロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビフェニ
ル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾエートトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:5.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.748
分) MS (APCI+): 618 (M+H) 実施例162 メチル 4-[({[3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイ
ル]{[3'-({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボ
ニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:0.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.674
分) MS (APCI+): 643 (M+H) 実施例163 メチル 4-[({[2-(3-メトキシフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.641
分) MS (APCI+): 620 (M+H) 実施例164 メチル 4-[({[(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペ
ノイル]{[3'-({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メ
チル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.697
分) MS (APCI+): 632 (M+H) 実施例165 メチル 4-[({[2-(3-フルオロフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベンゾ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.672
分) MS (APCI+): 608 (M+H) 実施例166 メチル 6-([2-(4-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({[2
-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート ト
リフルオロ酢酸塩 収量:3.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.696
分) MS (APCI+): 648 (M+H), 650 実施例167 メチル 6-([2-(3-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({[2
-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート ト
リフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.691
分) MS (APCI+): 648 (M+H), 650 実施例168 メチル 6-([2-(2-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({[2
-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート ト
リフルオロ酢酸塩 収量:2.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.670
分) MS (APCI+): 648 (M+H), 650 実施例169 メチル 6-([(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート
トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.655
分) MS (APCI+): 582 (M+H)
【0086】実施例170 メチル 6-([4-フェニルブタノイル]{[3'-({[2-(1-ピロ
リジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,1'-ビフェニ
ル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート トリフル
オロ酢酸塩 収量:3.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.699
分) MS (APCI+): 598 (M+H) 実施例171 メチル 6-([3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]
{[3'-({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノ
エート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.629
分) MS (APCI+): 623 (M+H) 実施例172 メチル 6-([(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノ
イル]{[3'-({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキ
サノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.659
分) MS (APCI+): 612 (M+H) 実施例173 メチル 6-([2-(3-フルオロフェニル)アセチル]{[3'-
({[2-(1-ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)[1,
1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート
トリフルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.620
分) MS (APCI+): 588 (M+H) 実施例174 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(4-ブロモフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 1)4-{3-[1-(3-ブロモベンゾイル)-4-ピペリジニル]プ
ロピル}-1-ピペリジンカルボン酸ワングレジンエステル 4-ニトロフェノキシカルボニルワングレジン (6.00 g)
、(3-ブロモフェニル){4-[3-(4-ピペリジニル)プロピ
ル]-1-ピペリジニル}メタノン塩酸塩 (4.66 g)、DIEA
(3.76 ml) とDMF (50 ml) の混合物を室温で20時間撹
拌した。溶媒をろ去し、得られた樹脂を DMF、THFおよ
びメタノールで順次洗浄後、減圧下50℃で乾燥して表
題化合物 (6.95 g)を得た。化合物の樹脂への坦持量は
0.72 mmol/g(元素分析: Br: 5.77%より算出)であっ
た。得られた樹脂 (5 beads) をトリフルオロ酢酸-ジク
ロロメタン (1:1; 50 ml) で処理して (3-ブロモフェニ
ル){4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
メタノンを得、 HPLC 分析およびマススペクトルの測定
を行った。 HPLC 分析(条件B):純度 97% (保持時間:1.437
分) MS (APCI+): 393 (M+H), 395 2)4-{3-{1-[(3'-ホルミル[1,1'-ビフェニル]-3-イル)
カルボニル]-4-ピペリジニル]プロピル}-1-ピペリジン
カルボン酸ワングレジンエステル 実施例71の2)と同様にして製造した。 収量:7.60 g HPLC 分析(条件B):純度 94% (保持時間:1.484
分) MS (APCI+): 419 (M+H) 3)4-{3-{1-[(3'-({[4-(アミノスルホニル)フェネチ
ル]アミノ}メチル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル)カルボニ
ル]-4-ピペリジニル]プロピル}-1-ピペリジンカルボン
酸ワングレジンエステル 実施例71の3)と同様にして製造した。 収量:30 mg HPLC 分析(条件B):純度 67 % (保持時間:1.293
分) MS (APCI+): 603 (M+H) 4)N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(4-ブロモ
フェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-
1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イ
ル]メチル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 実施例71の4)と同様にして製造した。 収量:6.0 mg1 H-NMR (Acetone-d6) δ: 1.00-2.00 (16H, m), 2.90-
3.40 (8H, m), 3.40-3.60(2H, m), 3.60-3.80 (2H, m),
3.81 (2H,s), 4.78 (2H, s), 6.55-6.65 (2H, m), 7.1
4-7.25 (4H, m), 7.30-7.50 (8H, m), 7.60-7.90 (2H,
m). HPLC 分析(条件B):純度 98% (保持時間:1.702
分) MS (APCI+): 798 (M+H), 800 実施例174と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例175 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(3-ブロモフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.687
分) MS (APCI-): 797 (M-H), 799 実施例176 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(2-ブロモフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.677
分) MS (APCI-): 797 (M-H), 799 実施例177 (E)-N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-3-フェニル-
N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジ
ニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}-2
-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.656
分) MS (APCI-): 731 (M-H) 実施例178 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(ベンジルオキ
シ)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.625
分) MS (APCI-): 751 (M-H) 実施例179 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-4-フェニル-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタ
ナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.700
分) MS (APCI-): 747 (M-H)
【0087】実施例180 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(4-メトキシフ
ェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-
ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]
メチル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.615
分) MS (APCI-): 749 (M-H) 実施例181 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(3-メトキシフ
ェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-
ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]
メチル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.619
分) MS (APCI-): 749 (M-H) 実施例182 (E)-N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-3-(4-メトキ
シフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピ
ル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-
イル]メチル}-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.661
分) MS (APCI-): 761 (M-H) 実施例183 N-[4-(アミノスルホニル)フェネチル]-2-(3-フルオロフ
ェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-
ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]
メチル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.633
分) MS (APCI-): 737 (M-H) 実施例184 N-[2-([4-(アミノスルホニル)フェネチル]{[3'-({4-[3-
(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニ
ル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)-2-オキ
シエチル]ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.563
分) MS (APCI-): 762 (M-H) 実施例185 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(4-ブロモフェニ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.698
分) MS (APCI-): 783 (M-H), 785 実施例186 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(3-ブロモフェニ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.686
分) MS (APCI-): 783 (M-H), 785 実施例187 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(2-ブロモフェニ
ル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.676
分) MS (APCI-): 783 (M-H), 785 実施例188 (E)-N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-3-フェニル-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}-2-
プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.615
分) MS (APCI-): 717 (M-H) 実施例189 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(ベンジルオキ
シ)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.622
分) MS (APCI-): 735 (M-H)
【0088】実施例190 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-4-フェニル-N-{[3'
-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタナ
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.692
分) MS (APCI-): 733 (M-H) 実施例191 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(4-メトキシフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.603
分) MS (APCI-): 735 (M-H) 実施例192 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(3-メトキシフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.609
分) MS (APCI-): 735 (M-H) 実施例193 (E)-N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-3-(4-メトキシ
フェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-
1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イ
ル]メチル}-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.647
分) MS (APCI-): 747 (M-H) 実施例194 N-[4-(アミノスルホニル)ベンジル]-2-(3-フルオロフェ
ニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピ
ペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メ
チル}アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.624
分) MS (APCI-): 723 (M-H) 実施例195 N-[2-([4-(アミノスルホニル)ベンジル]{[3'-({4-[3-(4
-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)
[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)-2-オキシエ
チル]ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.540
分) MS (APCI-): 748 (M-H) 実施例196 2-(4-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:7.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.469
分) MS (APCI+): 721 (M+H), 723 実施例197 2-(3-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.491
分) MS (APCI+): 721 (M+H), 723 実施例198 2-(2-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.470
分) MS (APCI+): 721 (M+H), 723 実施例199 (E)-3-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロ
ピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-
3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]-2-プロペ
ナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.454
分) MS (APCI+): 655 (M+H)
【0089】実施例200 4-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]
-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イ
ル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]ブタナミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.495
分) MS (APCI+):672 (M+H) 実施例201 3-(1H-インドール-3-イル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジ
ニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチ
ル]プロパナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.416
分) MS (APCI+):694 (M+H) 実施例202 2-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.417
分) MS (APCI+): 673 (M+H) 実施例203 2-(3-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.419
分) MS (APCI+): 673 (M+H) 実施例204 (E)-3-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリ
ジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-
ビフェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチ
ル]-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.447
分) MS (APCI+): 685 (M+H) 実施例205 2-(3-フルオロフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ピリジニル)エチル]
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.430
分) MS (APCI+): 661 (M+H) 実施例206 N-(2-オキソ-2-{{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピ
ル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-
イル]メチル}[2-(4-ピリジニル)エチル]アミノ}エチル)
ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.369
分) MS (APCI+): 686 (M+H) 実施例207 2-(4-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.871
分) MS (APCI+): 726 (M+H), 728 実施例208 2-(3-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.860
分) MS (APCI+): 726 (M+H), 728 実施例209 2-(2-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.859
分) MS (APCI+): 726 (M+H), 728
【0090】実施例210 (E)-3-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロ
ピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-
3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]-2-プロペナ
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.835
分) MS (APCI+): 660 (M+H) 実施例211 2-(ベンジルオキシ)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)
プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニ
ル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]アセト
アミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.803
分) MS (APCI+): 678 (M+H) 実施例212 4-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]
-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イ
ル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ブタナミドトリ
フルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.879
分) MS (APCI+):676 (M+H) 実施例213 3-(1H-インドール-3-イル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジ
ニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]
プロパナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.804
分) MS (APCI+): 701 (M+H) 実施例214 2-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.753
分) MS (APCI+): 678 (M+H) 実施例215 2-(3-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.781
分) MS (APCI+): 678 (M+H) 実施例216 (E)-3-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリ
ジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-
ビフェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチ
ル]-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.6mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.830
分) MS (APCI+): 690 (M+H) 実施例217 2-(3-フルオロフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[2-(2-チエニル)エチル]ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.807
分) MS (APCI+): 666 (M+H) 実施例218 N-(2-オキソ-2-{{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピ
ル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-
イル]メチル}[2-(2-チエニル)エチル]アミノ}エチル)ベ
ンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.698
分) MS (APCI+): 691 (M+H) 実施例219 2-(4-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.862
分) MS (APCI+): 790 (M+H), 792
【0091】実施例220 2-(3-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:5.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.852
分) MS (APCI+): 790 (M+H), 792 実施例221 2-(2-ブロモフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.841
分) MS (APCI+): 790 (M+H), 792 実施例222 (E)-3-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロ
ピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-
3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-4-イル)
ベンジル]-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.809
分) MS (APCI+): 724 (M+H) 実施例223 2-(ベンジルオキシ)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)
プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニ
ル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-4-イ
ル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.781
分) MS (APCI+): 742 (M+H) 実施例224 4-フェニル-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]
-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イ
ル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-4-イル)ベン
ジル]ブタナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.863
分) MS (APCI+): 740 (M+H) 実施例225 3-(1H-インドール-3-イル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジ
ニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビ
フェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾー
ル-4-イル)ベンジル]プロパナミド トリフルオロ酢酸
塩 収量:2.4 mg HPLC 分析(条件B):純度92 % (保持時間1.793分) MS (APCI+): 765 (M+H) 実施例226 2-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.775
分) MS (APCI+): 742 (M+H) 実施例227 2-(3-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.773
分) MS (APCI+): 742 (M+H) 実施例228 (E)-3-(4-メトキシフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリ
ジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-
ビフェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾ
ール-4-イル)ベンジル]-2-プロペナミド トリフルオロ
酢酸塩 収量:3.4mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.803
分) MS (APCI+): 754 (M+H) 実施例229 2-(3-フルオロフェニル)-N-{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニ
ル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフ
ェニル]-3-イル]メチル}-N-[3-(1,2,3-チアジアゾール-
4-イル)ベンジル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.791
分) MS (APCI+): 730 (M+H)
【0092】実施例230 N-(2-オキソ-2-{{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピ
ル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-
イル]メチル}[3-(1,2,3-チアジアゾール-4-イル)ベンジ
ル]アミノ}エチル)ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.695
分) MS (APCI+): 755 (M+H) 実施例231 2-(4-ブロモフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3'
-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセト
アミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.925
分) MS (APCI+): 734 (M+H), 736 実施例232 2-(3-ブロモフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3'
-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセト
アミド トリフルオロ酢酸塩 収量:7.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.829
分) MS (APCI+): 734 (M+H), 736 実施例233 2-(2-ブロモフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3'
-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}
カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセト
アミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.904
分) MS (APCI+): 734 (M+H), 736 実施例234 (E)-3-フェニル-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3'-({4-
[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボ
ニル)[1,1-ビフェニル]-3-イル]メチル}-2-プロペナミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.888
分) MS (APCI+): 668 (M+H) 実施例235 2-(ベンジルオキシ)-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3’-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセトア
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.844
分) MS (APCI+): 686 (M+H) 実施例236 4-フェニル-N-(3-フェニルプロピル)-N-{[3’-({4-[3-
(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニ
ル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタナミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.933
分) MS (APCI+): 684 (M+H) 実施例237 3-(1H-インドール-3-イル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-
{[3’-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジ
ニル}カルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}
プロパナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件B):純度100 % (保持時間1.855分) MS (APCI+): 709 (M+H) 実施例238 2-(4-メトキシフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}ア
セトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.833
分) MS (APCI+): 686 (M+H) 実施例239 2-(3-メトキシフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-
{[3’-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジ
ニル}カルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.831
分) MS (APCI+): 686 (M+H)
【0093】実施例240 (E)-3-(4-メトキシフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-
N-{[3’-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリ
ジニル}カルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}-2-プロペナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.3mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.822
分) MS (APCI+): 698 (M+H) 実施例241 2-(3-フルオロフェニル)-N-(3-フェニルプロピル)-N-
{[3’-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジ
ニル}カルボニル)[1,1’-ビフェニル]-3-イル]メチル}
アセトアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.860
分) MS (APCI+): 674 (M+H) 実施例242 N-[2-オキソ-2-((3-フェニルプロピル){[3'-({4-[3-(4-
ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)
[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)エチル]ベン
ズアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.761
分) MS (APCI+): 699 (M+H) 実施例243 メチル 4-[([2-(4-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:6.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.843
分) MS (APCI+): 764 (M+H), 766 実施例244 メチル 4-[([2-(3-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:6.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.829
分) MS (APCI+): 764 (M+H), 766 実施例245 メチル 4-[([2-(2-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.822
分) MS (APCI+): 764 (M+H), 766 実施例246 メチル 4-[([(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メ
チル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.803
分) MS (APCI+): 698 (M+H) 実施例247 メチル 4-[([2-(ベンジルオキシ)アセチル]{[3'-({4-
[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボ
ニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.760
分) MS (APCI+): 716 (M+H) 実施例248 メチル 4-[([4-フェニルブタノイル]{[3'-({4-[3-(4-
ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)
[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチル]ベン
ゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.848
分) MS (APCI+): 714 (M+H) 実施例249 メチル 4-[([3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミ
ノ)メチル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:3.3 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.784
分) MS (APCI+): 739 (M+H)
【0094】実施例250 メチル 4-[([2-(4-メトキシフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メ
チル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.2 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.753
分) MS (APCI+): 716 (M+H) 実施例251 メチル 4-[([2-(3-メトキシフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メ
チル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.5 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.765
分) MS (APCI+): 716 (M+H) 実施例252 メチル 4-[([(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノ
イル]{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アミノ)メチル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.793
分) MS (APCI+): 728 (M+H) 実施例253 メチル 4-[([2-(3-フルオロフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メ
チル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.715
分) MS (APCI+): 704 (M+H) 実施例254 メチル 4-[([2-(ベンゾイルアミノ)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)メチ
ル]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩 収量:7.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.670
分) MS (APCI+): 729 (M+H) 実施例255 メチル 6-[([2-(4-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキ
サノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.8 mg HPLC 分析(条件B):純度 96 % (保持時間1.802分) MS (APCI+): 744 (M+H), 746 実施例256 メチル 6-[([2-(3-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキ
サノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.804
分) MS (APCI+): 744 (M+H), 746 実施例257 メチル 6-[([2-(2-ブロモフェニル)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキ
サノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.787
分) MS (APCI+): 744 (M+H), 746 実施例258 メチル 6-[([(E)-3-フェニル-2-プロペノイル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘ
キサノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:6.0 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.760
分) MS (APCI+): 678 (M+H) 実施例259 メチル 6-[([2-(ベンジルオキシ)アセチル]{[3'-({4-
[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボ
ニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサ
ノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.725
分) MS (APCI+): 696 (M+H)
【0095】実施例260 メチル 6-[([4-フェニルブタノイル]{[3'-({4-[3-(4-
ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)
[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエ
ート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.6 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.808
分) MS (APCI+): 694 (M+H) 実施例261 メチル 6-[([3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]
{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミ
ノ)ヘキサノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.739
分) MS (APCI+): 719 (M+H) 実施例262 メチル 6-[([2-(4-メトキシフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘ
キサノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.718
分) MS (APCI+): 696 (M+H) 実施例263 メチル 6-[([2-(3-メトキシフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル) プロピル]-1-ピペリジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニ
ル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキサノエート トリフル
オロ酢酸塩 収量:3.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.721
分) MS (APCI+): 696 (M+H) 実施例264 メチル 6-[([(E)-3-(4-メトキシフェニル)-2-プロペノ
イル]{[3'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}アミノ)ヘキサノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:3.9 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.769
分) MS (APCI+): 708 (M+H) 実施例265 メチル 6-[([2-(3-フルオロフェニル)アセチル]{[3'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘ
キサノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:5.4 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.7分) MS (APCI+): 684 (M+H) 実施例266 メチル 6-[([2-(ベンゾイルアミノ)アセチル]{[3'-({4
-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カル
ボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アミノ)ヘキ
サノエート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件B):純度 100 % (保持時間1.649
分) MS (APCI+): 709 (M+H) 実施例7と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例267 2-(4-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[2'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-4-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:3.5 mg HPLC 分析(条件A):純度 76% (保持時間:3.408
分) MS (APCI-): 734 (M-H), 736 実施例268 2-(4-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[2'-({4-[2-(4-ピペリジニル)エチル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.724
分) MS (APCI-): 720 (M-H), 722 実施例269 2-(4-ブロモフェニル)-N-(4-ヒドロキシフェネチル)-N-
{[2'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニ
ル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセ
トアミド トリフルオロ酢酸塩 収量:0.9 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.819
分) MS (APCI-): 734 (M-H), 736
【0096】実施例270 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-2-(2-ナフチル)-N-{[2'-
({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カ
ルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}アセトア
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.2 mg HPLC 分析(条件A):純度 94% (保持時間:3.815
分) MS (APCI+): 708 (M+H) 実施例271 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-3-(1H-インドール-3-イ
ル)-N-{[2'-({4-[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペ
リジニル}カルボニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチ
ル}プロパナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.755
分) MS (APCI+): 711 (M+H) 実施例272 N-(4-ヒドロキシフェネチル)-4-フェニル-N-{[2'-({4-
[3-(4-ピペリジニル)プロピル]-1-ピペリジニル}カルボ
ニル)[1,1'-ビフェニル]-3-イル]メチル}ブタナミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:4.7 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.826
分) MS (APCI+): 686 (M+H) 実施例273 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-4-イル]メチル}-2-(4-ブロモフェニル)-N-
[2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]アセトアミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度 85% (保持時間:3.413
分) MS (APCI+): 694 (M+H), 696 実施例274 4'-({[(4-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ヒドロキシ
フェニル)エチル]アミノ}メチル)-N-(2-ピロリジン-1-
イルエチル)-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度 88% (保持時間:3.413
分) MS (APCI+): 640 (M+H), 642 実施例275 4'-({[(4-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ヒドロキシ
フェニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(ジメチルアミ
ノ)エチル]-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度 89% (保持時間:3.298分) MS (APCI+): 614(M+H), 616 実施例276 N-(2-アミノエチル)-4'-({[(4-ブロモフェニル)アセチ
ル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ}メチル)-
1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:15 mg HPLC 分析(条件A):純度83% (保持時間:3.886分) MS (APCI+): 586 (M+H), 588 実施例277 N-(3-アミノ-2,2-ジメチルプロピル)-4'-({[(4-ブロモ
フェニル)アセチル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]
アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:17 mg HPLC 分析(条件A):純度77% (保持時間:4.071分) MS (APCI+): 628 (M+H), 630 実施例278 N-{[2'(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-4-イル]メチル}-N-[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]-N-(フェニルアセチル)グリシンアミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:16 mg HPLC 分析(条件A):純度 72% (保持時間:2.930
分) MS (APCI+): 673 (M+H) 実施例279 N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-4'-({[2-(4-ヒドロキシ
フェニル)エチル][N-(フェニルアセチル)グリシル]アミ
ノ}メチル)- -1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:22 mg HPLC 分析(条件A):純度 89% (保持時間:2.819分) MS (APCI+): 593 (M+H)
【0097】実施例280 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-3-イル]メチル}-2-(4-ブロモフェニル)-N-
[2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]アセトアミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度 86% (保持時間:3.327
分) MS (APCI+): 694 (M+H), 696 実施例281 3'-({[(4-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ヒドロキシ
フェニル)エチル]アミノ}メチル)-N-[2-(ジメチルアミ
ノ)エチル]-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:15 mg HPLC 分析(条件A):純度 86% (保持時間:3.275分) MS (APCI+): 614 (M+H), 616 実施例282 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]-N-(フェニルアセチル)グリシンアミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:21 mg HPLC 分析(条件A):純度 85% (保持時間:3.041
分) MS (APCI+): 673 (M+H) 実施例283 N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3'-({[2-(4-ヒドロキシ
フェニル)エチル][N-(フェニルアセチル)グリシル]アミ
ノ}メチル)--1,1_-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:12 mg HPLC 分析(条件A):純度 90% (保持時間:2.965分) MS (APCI+): 593 (M+H) 実施例284 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(4-ブロモフェニル)アセチ
ル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ}メチル)-
1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:6.4 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.580分) MS (APCI+): 586 (M+H), 588 実施例285 N-(3-アミノ-2,2-ジメチルプロピル)-3'-({[(4-ブロモ
フェニル)アセチル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]
アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:1.8 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:3.597分) MS (APCI+): 628 (M+H), 630 実施例286 2-({[3'-({[(4-ブロモフェニル)アセチル][2-(4-ヒドロ
キシフェニル)エチル]アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェニ
ル-2-イル]カルボニル}アミノ)エチル イミドチオカル
バメート トリフルオロ酢酸塩 収量:9.9 mg HPLC 分析(条件A):純度 99% (保持時間:3.806
分) MS (APCI+): 646 (M+H), 648 実施例287 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]-4-フェニブタナミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.4 mg HPLC 分析(条件A):純度 98% (保持時間:3.711
分) MS (APCI+): 644 (M+H) 実施例288 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(4-クロロフェニル)アセチ
ル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ}メチル)-
1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:15 mg HPLC 分析(条件A):純度91% (保持時間:3.462分) MS (APCI+): 542 (M+H) 実施例289 N-(2-アミノエチル)-3'-([[2-(4-ヒドロキシフェニル)
エチル](2-ナフチルアセチル)アミノ}メチル)- 1,1'-ビ
フェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:11 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.533分) MS (APCI+): 558 (M+H)
【0098】実施例290 N-(2-アミノエチル)-3'-([[2-(4-ヒドロキシフェニル)
エチル][3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミ
ノ]メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.490分) MS (APCI+): 561 (M+H) 実施例291 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(4-ヒドロキシフェニル)
エチル](4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}- 1,1'-
ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度90% (保持時間:3.517分) MS (APCI+): 536 (M+H) 実施例292 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(2E)-3-(2-フルオロフェニ
ル)-2-プロペノイル][2-(4-ヒドロキシフェニル)エチ
ル]アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度90% (保持時間:3.455分) MS (APCI+): 538 (M+H) 実施例293 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(4-ヒドロキシフェニル)
エチル]({[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カ
ルボニル)アミノ]メチル}- 1,1'-ビフェニル-2-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:18 mg HPLC 分析(条件A):純度86% (保持時間:3.575分) MS (APCI+): 577 (M+H) 実施例294 N-(6-アミノヘキシル)-3'-([[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル][3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]ア
ミノ]メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:3.500分) MS (APCI+): 617 (M+H) 実施例295 N-(6-アミノヘキシル)-3'-{[[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]({[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミ
ノ}カルボニル)アミノ]メチル}- 1,1'-ビフェニル-2-カ
ルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:4.2 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.739分) MS (APCI+): 633 (M+H) 実施例296 N-{[4-(アミノエチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-([[2
-(4-ヒドロキシフェニル)エチル][3-(1H-インドール-3-
イル)プロパノイル]アミノ]メチル)- 1,1'-ビフェニル-
2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.0 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.540分) MS (APCI+): 643 (M+H) 実施例297 N-{[4-(アミノエチル)シクロヘキシル]メチル}-3'-{[[2
-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]({[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]メチル}- 1,
1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:6.0 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.776分) MS (APCI+): 659 (M+H) 実施例298 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]-4-(2-チエニル)ブタナアミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:4.0 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.905
分) MS (APCI+): 650 (M+H) 実施例299 N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-1,1'-
ビフェニル-3-イル]メチル}-N-[2-(4-ヒドロキシフェニ
ル)エチル]-4-(1-ナフチルオキシ)アセトアミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:12 mg HPLC 分析(条件A):純度 93% (保持時間:4.050
分) MS (APCI+): 682 (M+H)
【0099】実施例300 (2E)-N-{[2'-(1,4'-ビピペリジン-1'-イルカルボニル)-
1,1'-ビフェニル-3-イル]メチル}-3-(3-フルオロフェニ
ル)-N-[2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル]-2-プロペナ
ミド トリフルオロ酢酸塩 収量:10 mg HPLC 分析(条件A):純度 100% (保持時間:3.958
分) MS (APCI+): 646 (M+H) 実施例71と同様にして以下の化合物を製造した。 実施例301 N-(2-アミノエチル)-3'-({[(2E)-3-(4-フルオロフェニ
ル)-2-プロペノイル](1-ナフチルメチル)アミノ}メチ
ル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオ
ロ酢酸塩 収量:15 mg HPLC 分析(条件A):純度81% (保持時間:3.674分) MS (APCI+): 558 (M+H) 実施例302 N-(2-アミノエチル)-3'-[((1-ナフチルメチル){(2E)-3-
[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-2-プロペノイル}ア
ミノ)メチル]- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:14 mg HPLC 分析(条件A):純度84% (保持時間:3.882分) MS (APCI+): 608 (M+H) 実施例303 N-(2-アミノエチル)-3'-({(1-ナフチルメチル)[N-(フェ
ニルアセチル)グリシル]アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェ
ニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:15 mg HPLC 分析(条件A):純度94% (保持時間:3.695分) MS (APCI+): 585 (M+H) 実施例304 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(N-ベンゾイルグリシル)(1-
ナフチルメチル)アミノ]メチル}- 1,1'-ビフェニル-2-
カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:16 mg HPLC 分析(条件A):純度89% (保持時間:3.848分) MS (APCI+): 571 (M+H) 実施例305 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(1H-インドール-3-イル)
エチル](4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}-1,1'-
ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.4 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.513分) MS (APCI+): 559 (M+H) 実施例306 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(1H-インドール-3-イル)
エチル]{4-(2-チエニル)ブタノイル}アミノ]メチル}-1,
1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:1.3 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.400分) MS (APCI+): 565 (M+H) 実施例307 N-(2-アミノエチル)-3'-{{[2-(1H-インドール-3-イル)
エチル][3-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミ
ノ}メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.1 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:2.822分) MS (APCI+): 584 (M+H) 実施例308 N-(2-アミノエチル)-3'-({(3,3-ジフェニルプロピル)[3
-(1H-インドール-3-イル)プロパノイル]アミノ}メチル)
-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:1.3 mg HPLC 分析(条件A):純度97% (保持時間:3.621分) MS (APCI+): 635 (M+H) 実施例309 メチル {[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニル}
-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル][(4-ブロモフェニル)
アセチル]アミノ}(フェニル)アセテート トリフルオロ
酢酸塩 収量:3.7 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:4.935分) MS (APCI+): 614 (M+H), 616
【0100】実施例310 メチル [[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニル}
-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル](4-フェニルブタノイ
ル)アミノ](フェニル)アセテート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.3 mg HPLC 分析(条件A):純度87% (保持時間:3.337分) MS (APCI+): 564 (M+H) 実施例311 メチル {[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニル}
-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル][N-(フェニルアセチ
ル)グリシル]アミノ}(フェニル)アセテート トリフル
オロ酢酸塩 収量:2.5 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:3.018分) MS (APCI+): 593 (M+H) 実施例312 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(1-ベンジルピペリジン-4-イ
ル)(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}- 1,1'-ビフ
ェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:21 mg HPLC 分析(条件A):純度97% (保持時間:2.863分) MS (APCI+): 589 (M+H) 実施例313 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(1-ベンジルピペリジン-4-イ
ル){4-(2-チエニル)ブタノイル}アミノ]メチル}- 1,1'-
ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:2.6 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:2.825分) MS (APCI+): 595 (M+H) 実施例314 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[(2E)-3-(4-フルオロフェニ
ル)-2-プロペノイル](4-フェノキシフェニル)アミノ]メ
チル}- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフル
オロ酢酸塩 収量:18 mg HPLC 分析(条件A):純度95% (保持時間:3.339分) MS (APCI+): 586 (M+H) 実施例315 N-(2-アミノエチル)-3'-({{4-[(E)-2-(4-メトキシフェ
ニル)エテニル]フェニル}{N-(フェニルアセチル)グリシ
ル}アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミ
ド トリフルオロ酢酸塩 収量 2.3 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.455分) MS (APCI+): 653 (M+H) 実施例316 N-(2-アミノエチル)-3'-({(4-ベンゾイルフェニル)[(ベ
ンジルオキシ)アセチル]アミノ}メチル)- 1,1'-ビフェ
ニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量 20 mg HPLC 分析(条件A):純度84% (保持時間:3.807分) MS (APCI+): 598 (M+H) 実施例317 エチル N-[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニ
ル}-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル]-N-[(4-ブロモフ
ェニル)アセチル]チロシネート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.1 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:2.818分) MS (APCI+): 658 (M+H), 660 実施例318 エチル N-[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニ
ル}-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル]-N-[(4-メトキシ
フェニル)アセチル]チロシネート トリフルオロ酢酸塩 収量:1.9 mg HPLC 分析(条件A):純度89% (保持時間:3.044分) MS (APCI+): 610 (M+H) 実施例319 エチル N-(フェニルアセチル)グリシル-N-[(2'-{[(2-
アミノエチル)アミノ]カルボニル}-1,1'-ビフェニル-3-
イル)メチル]チロシネート トリフルオロ酢酸塩 収量:4.3 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:2.987分) MS (APCI+): 637 (M+H)
【0101】実施例320 エチル N-[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニ
ル}-1,1'-ビフェニル-3-イル)メチル]-N-(2-ナフチルア
セチル)チロシネート トリフルオロ酢酸塩 収量:3.4 mg HPLC 分析(条件A):純度88% (保持時間:3.217分) MS (APCI+): 630 (M+H) 実施例321 3'-{[(4-アミノブタノイル)(1-ナフチルメチル)アミノ]
メチル}- N-(2-アミノエチル)- 1,1'-ビフェニル-2-カ
ルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量 18 mg HPLC 分析(条件A):純度95% (保持時間:2.643分) MS (APCI+): 495 (M+H) 実施例322 N-[(2'-{[(2-アミノエチル)アミノ]カルボニル}-1,1'-
ビフェニル-3-イル)メチル]-N-(1-ナフチルメチル)ピペ
リジン-4-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:27 mg HPLC 分析(条件A):純度93% (保持時間:2.649分) MS (APCI+): 521 (M+H) 実施例323 N-(2-アミノエチル)-3'-{[{[4-(アミノメチル)シクロヘ
キシル]カルボニル}(1-ナフチルメチル)アミノ]メチル}
-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢
酸塩 収量:11 mg HPLC 分析(条件A):純度9% (保持時間:2.740分) MS (APCI+): 549 (M+H) 実施例324 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミ
ノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:7.1 mg HPLC 分析(条件A):純度80% (保持時間:2.789分) MS (APCI+): 585 (M+H) 実施例325 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[3-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミ
ノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:9.6 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:2.796分) MS (APCI+): 585 (M+H) 実施例326 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[5-{[アミノ(イミノ)メチル]
アミノ}ペンタノイル)(1-ナフチルメチル)アミノ]メチ
ル]-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ
酢酸塩 収量:26 mg HPLC 分析(条件A):純度91% (保持時間:2.763分) MS (APCI+): 551 (M+H) 実施例327 N-(2-アミノエチル)-3'-{[{[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]カルボニル}(1-ナフ
チルメチル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:7.4 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:2.850分) MS (APCI+): 591 (M+H) 実施例328 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-(アミノスルホニル)ベン
ゾイル](1-ナフチルメチル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフ
ェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:8.5 mg HPLC 分析(条件A):純度95% (保持時間:3.062分) MS (APCI+): 593 (M+H) 実施例329 3'-{[{[2-(アミノカルボニル)フェノキシ]アセチル}(1-
ナフチルメチル)アミノ]メチル}-N-(2-アミノエチル)-
1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸
塩 収量:22 mg HPLC 分析(条件A):純度96% (保持時間:3.211分) MS (APCI+): 587 (M+H)
【0102】実施例330 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(1-ナフチルメチル)(チロシ
ル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:21 mg HPLC 分析(条件A):純度94% (保持時間:2.749分) MS (APCI+): 573 (M+H) 実施例331 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(4-メトキシフェニル)エ
チル](チロシル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カ
ルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:19 mg HPLC 分析(条件A):純度94% (保持時間:2.615分) MS (APCI+): 567 (M+H) 実施例332 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[2-(2,4-ジクロロフェニル)
エチル](チロシル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-
カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:22 mg HPLC 分析(条件A):純度94% (保持時間:2.888分) MS (APCI+): 605 (M+H) 実施例333 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(3,3-ジフェニルプロピル)
(チロシル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:21 mg HPLC 分析(条件A):純度97% (保持時間:2.950分) MS (APCI+): 627 (M+H) 実施例334 N-(2-アミノエチル)-3'-{[(4-フェニルブチル)(チロシ
ル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:9.7 mg HPLC 分析(条件A):純度96% (保持時間:2.833分) MS (APCI+): 565 (M+H) 実施例335 N-(2-アミノエチル)-3'-{[{3-[メチル(フェニル)アミ
ノ]プロピル}(チロシル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニ
ル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:10 mg HPLC 分析(条件A):純度96% (保持時間:2.096分) MS (APCI+): 580 (M+H) 実施例336 N-(2-アミノエチル)-3'-({[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル][2-(2,4-ジクロロフェニ
ル)エチル]アミノ}メチル)-1,1'-ビフェニル-3-カルボ
キサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:25 mg HPLC 分析(条件A):純度87% (保持時間:2.953分) MS (APCI+): 617 (M+H) 実施例337 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミ
ノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:2.1 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:2.860分) MS (APCI+): 585 (M+H) 実施例338 N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル](4-フェニルブチル)アミ
ノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-3-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:11 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:2.927分) MS (APCI+): 577 (M+H) 実施例339 N-(2-アミノエチル)-4'-{[[4-({[アミノ(イミノ)メチ
ル]アミノ}メチル)ベンゾイル](3,3-ジフェニルプロピ
ル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:11 mg HPLC 分析(条件A):純度98% (保持時間:2.977分) MS (APCI+): 639 (M+H)
【0103】実施例340 N-(2-アミノエチル)-4'-{[[(ベンジルオキシ)アセチル]
(4-フェノキシフェニル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニ
ル-2-カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩 収量:17 mg HPLC 分析(条件A):純度87% (保持時間:3.485分) MS (APCI+): 586 (M+H) 実施例341 N-(2-アミノエチル)-4'-({{4-[(E)-2-(4-メトキシフェ
ニル)エテニル]フェニル}[N-(フェニルアセチル)グリシ
ル]アミノ}メチル)-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド
トリフルオロ酢酸塩 収量:2.0 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:3.462分) MS (APCI+): 653 (M+H) 実施例342 N-(2-アミノエチル)-4'-[((N-ベンゾイルグリシル){4-
[(E)-2-(4-メトキシフェニル)エテニル]フェニル}アミ
ノ)メチル]-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドトリフ
ルオロ酢酸塩 収量:1.5 mg HPLC 分析(条件A):純度99% (保持時間:3.448分) MS (APCI+): 639 (M+H) 実施例343 N-(2-アミノエチル)-4'-[([(ベンジルオキシ)アセチル]
{4-[(E)-2-(4-メトキシフェニル)エテニル]フェニル}ア
ミノ)メチル]-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミド ト
リフルオロ酢酸塩 収量:1.8 mg HPLC 分析(条件A):純度100% (保持時間:3.604分) MS (APCI+): 626 (M+H)
【0104】上記実施例で得られた化合物および上記実
施例と同様な方法で得られた化合物、ならびにそれらの
マススペクトル (MS)の結果を以下に示す。
【化63】
【化64】
【0105】
【化65】
【化66】
【0106】
【化67】
【化68】
【0107】
【化69】
【化70】
【0108】
【化71】
【化72】
【0109】
【化73】
【化74】
【0110】
【化75】
【化76】
【0111】
【化77】
【化78】
【0112】
【化79】
【化80】
【0113】
【化81】
【化82】
【0114】
【化83】
【化84】
【0115】
【化85】
【化86】
【0116】
【化87】
【化88】
【0117】
【化89】
【化90】
【0118】
【化91】
【化92】
【0119】
【化93】
【化94】
【0120】以下に本発明化合物の薬理作用を具体的に
示すが、これらに限定されるものではない。なお、大腸
菌を用いての遺伝子操作法は、モレキュラー・クローニ
ング(Molecular Cloning, T. Maniatis ら)、1989年
度版に記載の方法に従った。 参考例4 ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブ
タイプ5(SSTR5)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR5 cDNAの塩基配列〔Biochem. Biophy
s. Res. Commun.,195巻,844-852頁、1993年〕に基づ
き、DNAオリゴマー、S5-1及びS5-2を合成した。S5-1の
配列は、5'−GGTCGACCACCATGGAGC
CCCTGTTCCC−3'(配列番号:5)であり、S
5-2の配列は、5'−CCGTCGACACTCTCAC
AGCTTGCTGG−3'(配列番号:6)である。
鋳型としては、ヒト染色体DNA(クロンテック社、カタ
ログ番号CL6550-1)を用いた。鋳型DNA 0.5 ngに前記DN
Aオリゴマーをそれぞれ25 pmol加え、Pfu DNAポリメラ
ーゼ(ストラタジーン(株))2.5 単位を用いてポリメラ
ーゼ連鎖反応を行った。反応液組成は、Pfu DNAポリメ
ラーゼに添付された指示書に従った。反応条件は、94℃
で1分間、66℃で1分間、75℃で2分間を1サイクルとし
て、35サイクル繰り返した。反応液を1%アガロースゲル
で電気泳動したところ、目的とするサイズ(約 1.1kb)
のDNA断片が特異的に増幅されていた。該DNA断片をアガ
ロースゲルから常法に従って回収し、Hinc IIサイトで
開裂したpUC118に接続し、コンピテントセルであるエシ
ェリヒア コリ(Escherichia coli)JM109に形質転換
した。該DNA断片を含むプラスミドを有する形質転換体
を選抜し、蛍光色素を用いた自動塩基配列解析装置ALF
DNAシーケンサー(ファルマシア社製造)で挿入DNA断片
の塩基配列を確認したところ、塩基配列から予想される
アミノ酸配列は、前記の文献に記載された配列と完全に
一致した。
【0121】参考例5 ヒト・ソマトスタチンレセプタ
ー蛋白質サブタイプ5(SSTR5)DNAの発現プラスミドの
構築 CHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞での発現ベク
ターとしては、pAKKO-111を用いた。pAKKO-111は次のよ
うに構築した。特開平5−076385号公報に記載の
pTB1417からHind III及びCla I処理によってSRaプロモ
ーター及びpolyA付加シグナルを含む1.4kbのDNA断片を
得た。また、pTB348(Biochem. Biophys.Res. Commu
n.,128巻,256−264頁,1985年)からCla I及びSal I
処理によりジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)遺伝子を含む
4.5 kbのDNA断片を得た。これらのDNA断片をT4ポリメラ
ーゼ処理により末端を平滑末端にした後、T4リガーゼに
より連結し、pAKKO-111プラスミドを構築した。参考例
4で得られたヒト・SSTR5 DNA断片を有するプラスミド5
mgを制限酵素Sal Iで消化した後、1%アガロースゲル電
気泳動を行い、ヒト・SSTR5をコードする1.1kbのDNA断
片を回収した。そして、前記の発現ベクターpAKKO-111
(5.5kb)1 mgをSal Iで消化し、ヒト・SSTR5 DNA断片
を挿入するためのクローニング部位を作製した。該発現
ベクター断片と1.1kbのDNA断片とをT4 DNAリガーゼを用
いて結合し、反応液を塩化カルシウム法にて大腸菌JM10
9に導入し、形質転換体の中からヒト・SSTR5 DNA断片が
プロモーターに対して順方向に挿入された発現プラスミ
ドpA-1-11-SSTR5を得た。
【0122】参考例6 ヒト・ソマトスタチンレセプタ
ー蛋白質サブタイプ5(SSTR5)DNAのCHO(dhfr-)細胞
への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1 x 106細胞を、直径8 cmのシャーレ
を用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF12培地で24時間
培養し、この細胞に参考例5で得られたヒト・SSTR5 cD
NA発現プラスミドpA-1-11-SSTR5、10 mgをリン酸カルシ
ウム法で導入した。導入24時間後、10%透析ウシ胎児血
清を含むDMEM培地に換えて、本培地でコロニーを形成す
る細胞(すなわち、DHFR+細胞)を選択した。さらに、
選択された細胞を限界希釈法によって単一細胞からクロ
ーニングし、これらの細胞のソマトスタチンレセプター
蛋白質発現能を以下のように測定した。ヒト・SSTR5 cD
NA発現細胞株を測定用緩衝液〔1 mM EDTA、5 mM 塩化マ
グネシウム、0.1% BSA、0.2 mg/ml バシトラシン、10 m
g/ml ロイペプチン、1 mg/ml ペプスタチン、200 units
/ml アプロチニンを含む 50 mM トリス塩酸緩衝液(pH
7.5)〕で希釈し、細胞数を200 ml当たり2 x104個に調
製した。200 mlをチューブに分注し、5 nM〔 125I〕−ソ
マトスタチン(2000 Ci/mmol,アマシャム(Amersha
m))2 mlを添加し、25℃、60分間インキュベーション
した。また、非特異的結合量(NSB)を測定するため
に、ソマトスタチン−14(10-4 M)2 mlを加えたチュ
ーブもインキュベーションした。洗浄用緩衝液〔1 mM E
DTA、5 mM 塩化マグネシウムを含む50mM トリス塩酸緩
衝液(pH 7.5)〕1.5 mlを添加し、GF/Fガラス繊維ろ紙
(Whatman社)でろ過、さらに同緩衝液で洗浄した。ろ
紙の〔125I〕をγカウンターで測定した。このようにし
て、ソマトスタチン結合活性の高い細胞株、SSTR5-32-4
を選択した。
【0123】実験例5 ヒトソマトスタチンレセプター
蛋白質サブタイプ5(SSTR5)を含有するCHO細胞膜画分
の調製 ヒトソマトスタチンレセプター蛋白質サブタイプ5発現
CHO細胞株、SSTR5-32-4(109個)を5 mM EDTAを添加し
たリン酸緩衝生理食塩水(PBS-EDTA)に浮遊させ遠心し
た。細胞のペレットに細胞用ホモジネートバッファー
(10 mM NaHCO3、5mM EDTA、pH 7.5)を10 ml加え、ポ
リトロンホモジナイザーを用いてホモジネートした。40
0 x gで15分遠心して得られた上清をさらに、100,000 x
gで1時間遠心し、膜画分の沈澱物を得た。この沈澱物
を2 mlのアッセイバッファー〔1 mMEDTA、0.1% BSA(ウ
シ血清アルブミン)、0.25 mM PMSF、1 mg/ml ペプス
タチン、20 mg/ml ロイペプチン、10 mg/ml フォスフォ
ラミドンを含む25 mMトリス塩酸緩衝液(pH 7.5)〕に
懸濁し、100,000 x gで1時間遠心した。沈澱物として回
収された膜画分を再び20 mlのアッセイバッファーに懸
濁し、分注して、-80℃で保存し、使用の都度解凍して
用いた。
【0124】実験例6 〔125I〕−ソマトスタチン結合
阻害率の測定 実験例5で調製したSSTR5発現CHO細胞膜画分をアッセイ
バッファーで希釈して、3 mg/mlとし、チューブに173 m
lずつ分注した。DMSOに溶解した化合物2 mlと、200 pM
の〔125I〕−ソマトスタチン(アマシャム社製)25 ml
とを同時に添加した。最大結合量を測定するために、DM
SO 2 ml と、200 pMの〔125I〕−ソマトスタチン 25 ml
とを添加した反応液を調製した。また、非特異的結合
を測定するために、DMSOに溶解した100 mMのソマトスタ
チン2 ml と、200 pMの〔125I〕−ソマトスタチン 25 m
l とを添加した反応液も同時に調製した。25℃で60分反
応させた後、ポリエチレンイミン処理したワットマング
ラスフィルター(GF/B)を用いて反応液を吸引ろ過し
た。ろ過後、γカウンターを用いてグラスフィルター上
に残った〔125I〕−ソマトスタチンの放射活性を測定し
た。 結合阻害率(%)=(化合物を添加したときの放射活性 - D
MSO溶液を添加したときの放射活性)/(ソマトスタチ
ンを添加したときの放射活性 - DMSO溶液を添加したと
きの放射活性)x100 として、各被検物質の結合阻害率(%)を求めた。ま
た、被検物質の濃度変化させて50%結合を阻害する被検
物質の濃度(IC50値)をHillプロットより算出した。結
果を以下に示す。 試験化合物 IC50 実施例325 6nM 実施例328 3nM
【0125】
【配列番号フリーテキスト】配列番号:1 Synthetic DNA for screening cDNA coding human GPR1
4 protein 配列番号:2 Synthetic DNA for screening cDNA coding human GPR1
4 protein。 配列番号:5 Synthetic DNA oligomer S5-1 based on human SSTR cD
NA 配列番号:6 Synthetic DNA oligomer S5-2 based on human SSTR cD
NA
【0126】
【配列表】 [Sequence Listing] <110> Takeda Chemical Industries, Ltd. <120> Vasoactive agent <130> 178748 <150> JP 2000-200118 <151> 2000-06-28 <160> 6 <210> 1 <211> 37 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Synthetic DNA for screening cDNA coding human GPR14 protein <400> 1 TCGTGAGTCG ACCACCATGG CGCTGACCCC CGAGTCC 37 <210> 2 <211> 33 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> <400> 2 GCCTGGACTA GTGCCGCCCC TCCGCGTGCT CAC 33 <210> 3 <211> 1215 <212> DNA <213> Human <400> 3 TCGTGAGTCG ACCACCATGG CGCTGACCCC CGAGTCCCCG AGCAGCTTCC CTGGGCTGGC 60 CGCCACCGGC AGCTCTGTGC CGGAGCCGCC TGGCGGCCCC AACGCAACCC TCAACAGCTC 120 CTGGGCCAGC CCGACCGAGC CCAGCTCCCT GGAGGACCTG GTGGCCACGG GCACCATTGG 180 GACTCTGCTG TCGGCCATGG GCGTGGTGGG CGTGGTGGGC AACGCCTACA CGCTGGTGGT 240 CACCTGCCGC TCCCTGCGTG CGGTGGCCTC CATGTACGTC TACGTGGTCA ACCTGGCGCT 300 GGCCGACCTG CTGTACCTGC TCAGCATCCC CTTCATCGTG GCCACCTACG TCACCAAGGA 360 GTGGCACTTC GGGGACGTGG GCTGCCGCGT GCTCTTCGGC CTGGACTTCC TGACCATGCA 420 CGCCAGCATC TTCACGCTGA CCGTCATGAG CAGCGAGCGC TACGCTGCGG TGCTGCGGCC 480 GCTGGACACC GTGCAGCGCC CCAAGGGCTA CCGCAAGCTG CTGGCGCTGG GCACCTGGCT 540 GCTGGCGCTG CTGCTGACGC TGCCCGTGAT GCTGGCCATG CGGCTGGTGC GCCGGGGTCC 600 CAAGAGCCTG TGCCTGCCCG CCTGGGGCCC GCGCGCCCAC CGCGCCTACC TGACGCTGCT 660 CTTCGCCACC AGCATCGCGG GGCCCGGGCT GCTCATCGGG CTGCTCTACG CGCGCCTGGC 720 CCGCGCCTAC CGCCGCTCGC AGCGCGCCTC CTTCAAGCGG GCCCGGCGGC CGGGGGCGCG 780 CGCGCTGCGC CTGGTGCTGG GCATCGTGCT GCTCTTCTGG GCCTGCTTCC TGCCCTTCTG 840 GCTGTGGCAG CTGCTCGCCC AGTACCACCA GGCCCCGCTG GCGCCGCGGA CGGCGCGCAT 900 CGTCAACTAC CTGACCACCT GCCTCACCTA CGGCAACAGC TGCGCCAACC CCTTCCTCTA 960 CACGCTGCTC ACCAGGAACT ACCGCGACCA CCTGCGCGGC CGCGTGCGGG GCCCGGGCAG 1020 CGGGGGAGGC CGGGGGCCCG TTCCCTCCCT GCAGCCCCGC GCCCGCTTCC AGCGCTGTTC 1080 GGGCCGCTCC CTGTCTTCCT GCAGCCCACA GCCCACTGAC AGCCTCGTGC TGGCCCCAGC 1140 GGCCCCGGCC CGACCTGCCC CCGAGGGTCC CAGGGCCCCG GCGTGAGCAC GCGGAGGGGC 1200 GGCACTAGTC CAGGC 1215 <210> 4 <211> 389 <212> PRT <213> Human <400> 4 Met Ala Leu Thr Pro Glu Ser Pro Ser Ser Phe Pro Gly Leu Ala Ala 1 5 10 15 Thr Gly Ser Ser Val Pro Glu Pro Pro Gly Gly Pro Asn Ala Thr Leu 20 25 30 Asn Ser Ser Trp Ala Ser Pro Thr Glu Pro Ser Ser Leu Glu Asp Leu 35 40 45 Val Ala Thr Gly Thr Ile Gly Thr Leu Leu Ser Ala Met Gly Val Val 50 55 60 Gly Val Val Gly Asn Ala Tyr Thr Leu Val Val Thr Cys Arg Ser Leu 65 70 75 80 Arg Ala Val Ala Ser Met Tyr Val Tyr Val Val Asn Leu Ala Leu Ala 85 90 95 Asp Leu Leu Tyr Leu Leu Ser Ile Pro Phe Ile Val Ala Thr Tyr Val 100 105 110 Thr Lys Glu Trp His Phe Gly Asp Val Gly Cys Arg Val Leu Phe Gly 115 120 125 Leu Asp Phe Leu Thr Met His Ala Ser Ile Phe Thr Leu Thr Val Met 130 135 140 Ser Ser Glu Arg Tyr Ala Ala Val Leu Arg Pro Leu Asp Thr Val Gln 145 150 155 160 Arg Pro Lys Gly Tyr Arg Lys Leu Leu Ala Leu Gly Thr Trp Leu Leu 165 170 175 Ala Leu Leu Leu Thr Leu Pro Val Met Leu Ala Met Arg Leu Val Arg 180 185 190 Arg Gly Pro Lys Ser Leu Cys Leu Pro Ala Trp Gly Pro Arg Ala His 195 200 205 Arg Ala Tyr Leu Thr Leu Leu Phe Ala Thr Ser Ile Ala Gly Pro Gly 210 215 220 Leu Leu Ile Gly Leu Leu Tyr Ala Arg Leu Ala Arg Ala Tyr Arg Arg 225 230 235 240 Ser Gln Arg Ala Ser Phe Lys Arg Ala Arg Arg Pro Gly Ala Arg Ala 245 250 255 Leu Arg Leu Val Leu Gly Ile Val Leu Leu Phe Trp Ala Cys Phe Leu 260 265 270 Pro Phe Trp Leu Trp Gln Leu Leu Ala Gln Tyr His Gln Ala Pro Leu 275 280 285 Ala Pro Arg Thr Ala Arg Ile Val Asn Tyr Leu Thr Thr Cys Leu Thr 290 295 300 Tyr Gly Asn Ser Cys Ala Asn Pro Phe Leu Tyr Thr Leu Leu Thr Arg 305 310 315 320 Asn Tyr Arg Asp His Leu Arg Gly Arg Val Arg Gly Pro Gly Ser Gly 325 330 335 Gly Gly Arg Gly Pro Val Pro Ser Leu Gln Pro Arg Ala Arg Phe Gln 340 345 350 Arg Cys Ser Gly Arg Ser Leu Ser Ser Cys Ser Pro Gln Pro Thr Asp 355 360 365 Ser Leu Val Leu Ala Pro Ala Ala Pro Ala Arg Pro Ala Pro Glu Gly 370 375 380 Pro Arg Ala Pro Ala 385 <210> 5 <211> 28 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Synthetic DNA oligomer S5-1 based on human SSTR cDNA <400> 5 GGTCGACCAC CATGGAGCCC CTGTTCCC 28 <210> 6 <211> 26 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Synthetic DNA oligomer S5-2 based on human SSTR cDNA <400> 6 CCGTCGACAC TCTCACAGCT TGCTGG 26
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/341 A61K 31/341 4C069 31/381 31/381 4C086 31/401 31/401 4C204 31/405 31/405 4C206 31/417 31/417 4H006 31/4178 31/4178 31/433 31/433 31/4402 31/4402 31/4439 31/4439 31/4468 31/4468 31/4545 31/4545 31/495 31/495 31/496 31/496 31/5375 31/5375 31/5377 31/5377 31/551 31/551 A61P 1/00 A61P 1/00 3/04 3/04 3/10 3/10 5/06 5/06 9/04 9/04 9/08 9/08 9/10 9/10 101 101 9/12 9/12 25/00 25/00 27/06 27/06 35/00 35/00 43/00 111 43/00 111 C07C 237/32 C07C 237/32 271/26 271/26 275/54 275/54 311/16 311/16 C07D 207/14 C07D 207/14 207/27 207/27 Z 209/18 209/18 209/42 209/42 213/40 213/40 213/56 213/56 213/70 213/70 285/06 285/06 295/12 295/12 Z 307/54 307/54 333/20 333/20 401/12 401/12 401/14 401/14 403/12 403/12 405/12 405/12 409/12 409/12 409/14 409/14 (72)発明者 麻生 和義 大阪府高槻市上土室1丁目10番5−307号 (72)発明者 三輪 哲生 兵庫県神戸市東灘区深江南町1丁目9番31 −404号 (72)発明者 竹河 志郎 茨城県つくば市梅園2丁目5番地3 B− 305号 Fターム(参考) 4C023 CA05 EA11 4C036 AD04 AD22 4C037 HA23 4C055 AA01 BA01 BA02 BA06 BA28 BB17 CA01 CA02 CA28 CA58 CB04 CB08 CB10 CB11 DA01 DA47 DB02 DB11 FA01 4C063 AA01 AA03 AA05 BB09 CC06 CC10 CC12 CC25 CC67 CC75 CC81 CC92 DD03 DD04 DD06 DD10 DD12 DD25 DD34 DD67 DD75 EE01 4C069 AA12 AB12 BB02 BB38 BC12 BC28 CC04 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BA03 BB02 BC06 BC07 BC08 BC13 BC50 BC54 BC73 BC85 GA02 GA04 GA07 GA08 GA09 GA10 GA12 MA01 MA04 NA14 NA15 ZA02 ZA33 ZA36 ZA39 ZA40 ZA42 ZA45 ZA66 ZA70 ZB26 ZC04 ZC35 ZC41 4C204 BB01 BB09 CB03 DB22 EB02 FB01 GB01 4C206 AA01 AA02 AA03 AA04 GA04 GA07 GA09 GA28 HA30 KA01 MA01 MA04 NA14 NA15 ZA02 ZA33 ZA36 ZA39 ZA40 ZA42 ZA45 ZA66 ZA70 ZB26 ZC04 ZC35 ZC41 4H006 AA01 AA03 AB20 AB21 AB23 AB26 AB27 AB28 BJ50 BU32 BU34 BU42 BV72 RA06

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 【化1】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物(但し、式 【化2】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
    および4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミノ〕
    メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル−1
    −ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−〔1,
    1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除く)また
    はその塩。
  2. 【請求項2】式(I) 【化3】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜8のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環を
    形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミノ
    基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示し、
    およびRはそれぞれ置換されていてもよい炭化水
    素基を示し、B環およびC環はそれぞれさらに置換され
    ていてもよいベンゼン環を示す。]で表される化合物
    (但し、4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミ
    ノ〕メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル
    −1−ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−
    〔1,1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除
    く)またはその塩。
  3. 【請求項3】式(I) 【化4】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜8のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環を
    形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミノ
    基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示し、
    およびRはそれぞれ置換されていてもよい炭化水
    素基を示し、B環およびC環はそれぞれさらに置換され
    ていてもよいベンゼン環を示す。(但し、式 【化5】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
    を除く)]で表される請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】Rが(1)水素原子、(2)(1')ハロゲ
    ン原子、(2')ニトロ、(3')シアノ、(4')オキソ、(5')水
    酸基、(6')チオール、(7')C1−4アルキルチオ、(8')
    アミノ基、(9')モノC1−4アルキルアミノ、(10')ジ
    1−4アルキルアミノ、(11')テトラヒドロピロー
    ル、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
    リン、ピロール、イミダゾール、2-オキソ-1-ピロリジ
    ニル、2-オキソ-1-ピペリジニルから選ばれる5〜6員
    の環状アミノ、(12')フェニル−C1− アルキル、(1
    3')C3−7シクロアルキル、(14')カルボキシル、(1
    5')C1− アルコキシ−カルボニル、(16')C7−10
    アラルキルオキシ−カルボニル、(17')カルバモイル、
    (18')モノC1−4アルキルカルバモイル、(19')ジC
    1−4アルキルカルバモイル、(20')ハロゲン原子また
    はC1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4
    アルキル、(21')ハロゲン原子またはC1−4アルコキ
    シで置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22')
    1−4アルキレンジオキシ、(23')ホルミル、(24')C
    2−4アルカノイル、(25')C1−4アルキルスルホニ
    ル、(26')C1−4アルキルスルフィニル、(27')スルフ
    ァモイル、(28')モノC1−4アルキルスルファモイ
    ル、(29')ジC1−4アルキルスルファモイル、(30')C
    6−14アリール〔このC6−14アリールは、(1")ハ
    ロゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チ
    オール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")
    モノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキル
    アミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
    ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
    ミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")
    フェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロア
    ルキル、(13")カルボキシル基、(14")C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−
    カルボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4
    ルキルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバ
    モイル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロ
    ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
    よいC1−4アルコキシ、(21")C −4アルキレンジ
    オキシ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、
    (24")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アル
    キルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
    1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
    キルスルファモイル、(29")5〜6員の芳香族単環式複
    素環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕ま
    たは(31') 酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
    れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
    8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳
    香族複素環基〔これらの複素環基は(1")ハロゲン、(2")
    ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
    オール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
    モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC1−4アルキ
    ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
    ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
    イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
    2")フェニル−C1−4アルキル、(14")C3−7シクロ
    アルキル、(15")カルボキシル、(16")C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(17")C 7−10アラルキルオキシ−
    カルボニル、(18")カルバモイル、(19")モノC1−
    ルキルカルバモイル、(20")ジC1−4アルキルカルバ
    モイル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルキル、(22")ハロ
    ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
    よいC1−4アルコキシ、(23")C1−4アルキレンジ
    オキシ、(24")ホルミル、(25")C2−4アルカノイル、
    (26")C1−4アルキルスルホニル、(27")C1−4アル
    キルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜3個有して
    いてもよい〕(以下、置換基A群と略記する)から選ば
    れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−10アル
    キル、(3)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいC −8シクロアルキル、(4)
    前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC2−10アルケニル、(5)前記置換基A群
    から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    3−8シクロアルケニル、(6)前記置換基A群から選
    ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
    ルキニル、(7)前記置換基A群から選ばれる置換基を
    1〜3個有していてもよいC6−14アリール、(8)
    前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC 6−14アリール−C1−6アルキル、
    (9)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有
    していてもよいジC6−14アリール−C1−6アルキ
    ル、(10)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいトリC6− 14アリール−C
    1−6アルキル、(11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
    中、X'''はC1−4アルキレンまたはC2−4アルケニ
    レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
    -CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
    6−14アリール〔このC6−14アリールは(1")ハロ
    ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チオ
    ール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")モ
    ノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキルア
    ミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
    リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
    ダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニル、2-オキソ-1-ピペ
    リジニルから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")フ
    ェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロアル
    キル、(13")カルボキシル、(14")C1−4アルコキシ−
    カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−カル
    ボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4アルキ
    ルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバモイ
    ル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置
    換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロゲン
    原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
    −4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジオキ
    シ、(22")ホルミル、(23")C 2−4アルカノイル、(2
    4")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アルキ
    ルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
    1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
    キルスルファモイル、(29")C6−14アリール〔この
    6−14アリールは、(1''')ハロゲン、(2''')ニト
    ロ、(3''')シアノ、(4''')水酸基、(5''')チオール、
    (6''')C1−4アルキルチオ、(7''')アミノ、(8''')モ
    ノC1−4アルキルアミノ、(9''')ジC1−4アルキル
    アミノ、(10''')テトラヒドロピロール、ピペラジン、
    ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
    イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
    1''')フェニル−C1−4アルキル、(12''')C3−7
    クロアルキル、(13''')カルボキシル基、(14''')C
    1−4アルコキシ−カルボニル、(15''')C7−10
    ラルキルオキシ−カルボニル、(16''')カルバモイル、
    (17''')モノC1−4アルキルカルバモイル、(18''')ジ
    1−4アルキルカルバモイル、(19''')ハロゲン原子
    またはC 1−4アルコキシで置換されていてもよいC
    1−4アルキル、(20''')ハロゲン原子またはC1−4
    アルコキシで置換されていてもよいC1−4アルコキ
    シ、(21''')C1−4アルキレンジオキシ、(22''')ホル
    ミル、(23''')C2−4アルカノイル、(24''')C1−4
    アルキルスルホニル、(25''')C1−4アルキルスルフ
    ィニル、(26''')スルファモイル、(27''')モノC1−4
    アルキルスルファモイル、(28''')ジC1−4アルキル
    スルファモイル、(29''')5〜6員の芳香族単環式複素
    環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕また
    は(30")酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
    たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
    員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香
    族複素環基〔これらの複素環基は(1''')ハロゲン、
    (2''')ニトロ、(3''')シアノ、(4''')オキソ、(5''')水
    酸基、(6''')チオール、(7''')C1−4アルキルチオ、
    (8''')アミノ、(9''')モノC1−4アルキルアミノ、(1
    0''')ジC1−4アルキルアミノ、(11''')テトラヒドロ
    ピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオ
    モルホリン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜
    6員の環状アミノ、(12''')フェニル−C1−4アルキ
    ル、(13''')C3−7シクロアルキル、(14''')カルボキ
    シル、(15''')C1−4アルコキシ−カルボニル、(1
    6''')C7−10アラルキルオキシ−カルボニル、(1
    7''')カルバモイル、(18''')モノC1−4アルキルカル
    バモイル、(19''')ジC1−4アルキルカルバモイル、
    (20''')ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換
    されていてもよいC1−4アルキル、(21''')ハロゲン
    原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
    1−4アルコキシ、(22''')C1−4アルキレンジオ
    キシ、(23''')ホルミル、(24''')C2−4アルカノイ
    ル、(25''')C1−4アルキルスルホニル、(26''')C
    1−4アルキルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよい〕 (以下、置換基B群と略記す
    る)から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい〕
    または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
    れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
    8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前記置
    換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    い〕を示す]で表される基または(12)式 -X""-L-(C
    H2)n-M[式中、X""は結合手、前記置換基A群から選ば
    れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−4アルキ
    レン基を示し、Lは(a)結合手、(b)前記置換基B群から
    選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−10
    アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
    選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
    5〜8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前
    記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよい〕、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
    O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
    ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
    酸基を示す]で表される基であり、Xが(1)−(CH2)f1
    −(f1は1〜12の整数を示す。)、(2)−(CH2)g1
    X1−(CH2)g2−(g1およびg2は同一または異なって0〜
    11の整数を示す。但し、g1とg2との和は0〜11であ
    る。X1はNH,O,S,SOまたはSO 2を示す)または(3)−
    (CH2)h1−X1−(CH2)h2−X2−(CH2)h3−(h1,h2およびh
    3は同一または異なって0〜10の整数を示す。但し、h
    1,h2およびh3の和は0〜10である。X1およびX2はそ
    れぞれNH,O,S,SOまたはSO2を示す。但し、h2が0の
    とき、X1およびX2の少なくとも一つは好ましくはNHを示
    す。)の飽和の2価の基および一部の結合が不飽和結合
    に変換された2価の基であり、Aが(1)(a)(1")ハロ
    ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸
    基、(6")チオール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")ア
    ミノ、(9")モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC
    1−4アルキルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、
    ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
    ン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜6員の環
    状アミノ、(12")フェニル−C1−4アルキル、(13")C
    3−7シクロアルキル、(14")カルボキシル、(15")C
    1−4アルコキシ−カルボニル、(16")C7−10アラ
    ルキルオキシ−カルボニル、(17")カルバモイル、(18")
    モノC1−4アルキルカルバモイル、(19")ジC1−4
    アルキルカルバモイル、(20")ハロゲン原子またはC
    1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
    キル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで
    置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22")C
    1−4アルキレンジオキシ、(23")ホルミル、(24")C
    2−4アルカノイル、(25")C1−4アルキルスルホニ
    ル、(26")C1−4アルキルスルフィニルから選ばれる
    置換基(以下、置換基C群と略記する)を1〜3個有し
    ていてもよいC1−10アルキル、(b)前記置換基C群
    から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    3−8シクロアルキル、(c)前記置換基C群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC2−10アルケ
    ニル、(d)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3
    個有していてもよいC3− シクロアルケニル、(e)前
    記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよいC2−10アルキニル、(f)前記置換基C群から
    選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−14
    アリール、(g)前記置換基C群から選ばれる置換基を1
    〜3個有していてもよいC6−14アリール−C1−6
    アルキル、(h)前記置換基C群から選ばれる置換基を1
    〜3個有していてもよいジC6−14アリール−C
    1−6アルキル、(i)前記置換基C群から選ばれる置換
    基を1〜3個有していてもよいトリC6−14アリール
    −C1−6アルキル、(j)前記置換基C群から選ばれる
    置換基を1〜3個有していてもよい酸素原子、硫黄原子
    および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を
    少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基または飽
    和もしくは不飽和の非芳香族複素環基、(k)ホルミル、
    1−10アルキルカルボニル、C3−8シクロアルキ
    ルカルボニル、C2− 10アルケニルカルボニル、C
    3−8シクロアルケニルカルボニル、C2−10アルキ
    ニルカルボニル、C6−14アリールカルボニル、C
    6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、ジC
    6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、トリ
    6−14アリール−C1−6アルキルカルボニル、C
    1−10アルキルスルホニル、C3−8シクロアルキル
    スルホニル、C2−10アルケニルスルホニル、C
    3−8シクロアルケニルスルホニル、C2−10アルキ
    ニルスルホニル、C6−14アリールスルホニル、C
    6−14アリール−C1−6アルキルスルホニル、ジC
    6−14アリール−C1−6アルキルスルホニルまたは
    トリC 6−14アリール−C1−6アルキルスルホニル
    から選ばれるアシル(このアシルは前記置換基C群から
    選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)または
    (l)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
    テロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の
    芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香族複
    素環基がカルボニルまたはスルホニルに結合してなるア
    シル(このアシルは前記置換基C群から選ばれる置換基
    を1〜3個有していてもよい)から選ばれる置換基を1
    〜2個有していてもよいアミノまたは(2)(a)ハロゲ
    ン、(b)ニトロ、(c)シアノ、(d)水酸基、(e)チオール、
    (f)アミノ、(g)カルボキシル、(h)ハロゲン化されてい
    てもよいC1−4アルキル、(i)ハロゲン化されていて
    もよいC 1−4アルコキシ、(j)ホルミル、(k)C2−4
    アルカノイル、(l)C1−4アルキルスルホニルから選
    ばれる置換基を、1〜3個有していてもよい環状アミノ
    または(3)窒素原子を1個含み、さらに酸素原子、硫
    黄原子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし
    3種を1ないし4個含んでいてもよい5〜8員の芳香族
    単環式複素環または飽和もしくは不飽和の非芳香族単環
    式複素環およびこれらの単環から選ばれる同一または異
    なった2〜3個の環が縮合した環から水素原子1個を除
    いて形成される基(この複素環基は前記置換基C群から
    選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)であり、
    が(1)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいC 1−10アルキル、(2)前記
    置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よいC3−8シクロアルキル、(3)前記置換基A群か
    ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    2−10アルケニル、(4)前記置換基A群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロア
    ルケニル、(5)前記置換基A群から選ばれる置換基を
    1〜3個有していてもよいC2−10アルキニル、
    (6)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有
    していてもよいC6−14アリール、(7)前記置換基
    A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    6−14アリール−C1−6アルキル、(8)前記置換
    基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
    ジC6−14アリール−C1−6アルキル、(9)前記
    置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よいトリC6−14アリール−C1−6アルキル、(1
    0)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4アル
    キレンまたはC2−4アルケニレンを示し、Gは結合
    手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、nは0〜
    3の整数を示し、Jは(a)C6−14アリール(このC
    6−14アリールは、前記置換基B群から選ばれる置換
    基を1〜3個有していてもよい)または(b)酸素原子、
    硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ない
    し3種を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基
    (この芳香族複素環基は、前記置換基B群から選ばれる
    置換基を1〜3個有していてもよい)を示す]、(1
    1)式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前
    記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよいC1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)
    6−10アリール(このC6−10アリールは、前記
    置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よい)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
    ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
    む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、
    前記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH
    -CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グ
    アニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または
    水酸基を示す]で表される基または(12)(a)前記置
    換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    いC1−10アルキル、(b)前記置換基C群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロア
    ルキル、(c)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいC2−10アルケニル、(d)前記
    置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よいC −8シクロアルケニル、(e)前記置換基C群か
    ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    2−10アルキニル、(f)前記置換基C群から選ばれる
    置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
    ル、(g)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個
    有していてもよいC6−14アリール−C1−6アルキ
    ル、(h)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個
    有していてもよいジC6−1 アリール−C1−6アル
    キル、(i)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3
    個有していてもよいトリC6−14アリール−C1−6
    アルキル(j)前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよい酸素原子、硫黄原子および窒素原
    子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1
    個含む5〜8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不
    飽和の非芳香族複素環基、(k)ホルミル、C1−10
    ルキルカルボニル、C3−8シクロアルキルカルボニ
    ル、C2− 10アルケニルカルボニル、C3−8シクロ
    アルケニルカルボニル、C2−10アルキニルカルボニ
    ル、C6−14アリールカルボニル、C6−14アリー
    ル−C1−6アルキルカルボニル、ジC6−14アリー
    ル−C1−6アルキルカルボニル、トリC6−14アリ
    ール−C1−6アルキルカルボニル、C1−10アルキ
    ルスルホニル、C3−8シクロアルキルスルホニル、C
    2−10アルケニルスルホニル、C3−8シクロアルケ
    ニルスルホニル、C2−10アルキニルスルホニル、C
    6−14アリールスルホニル、C6−14アリール−C
    1−6アルキルスルホニル、ジC6−14アリール−C
    1−6アルキルスルホニルまたはトリC 6−14アリー
    ル−C1−6アルキルスルホニルから選ばれるアシル
    (このアシルは前記置換基C群から選ばれる置換基を1
    〜3個有していてもよい)または(l)酸素原子、硫黄原
    子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種
    を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基または
    飽和もしくは不飽和の非芳香族複素環基がカルボニル基
    またはスルホニル基に結合してなるアシル(このアシル
    は前記置換基C群から選ばれる置換基を1〜3個有して
    いてもよい)から選ばれる置換基を1〜2個有していて
    もよいアミノ基であり、Rが(1)前記置換基A群か
    ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    1−10アルキル、(2)前記置換基A群から選ばれる
    置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアル
    キル、(3)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいC2−10アルケニル、(4)前
    記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよいC3−8シクロアルケニル、(5)前記置換基A
    群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    2−10アルキニル、(6)前記置換基A群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
    ル、(7)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜3
    個有していてもよいC6−14アリール−C1−6アル
    キル、(8)前記置換基A群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいジC6−14アリール−C1−6
    アルキル、(9)前記置換基A群から選ばれる置換基を
    1〜3個有していてもよいトリC6−14アリール−C
    1−6アルキル、(10)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
    中、X'''はC1−4アルキレンまたはC2−4アルケニ
    レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
    -CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
    6−14アリール基(このC6−14アリール基は、前
    記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよい)または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子
    から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個
    含む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基
    は、前記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有し
    ていてもよい)を示す]で表される基または(11)式
    -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前記置換
    基A群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
    1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)C
    6−10アリール(このC6−10アリールは、前記置
    換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    い)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
    選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
    5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、前
    記置換基B群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
    O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
    ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
    酸基を示す]で表される基である請求項1記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】Rが(1)水素原子、(2)(1')ハロゲ
    ン原子、(2')ニトロ、(3')シアノ、(4')オキソ、(5')水
    酸基、(6')チオール、(7')C1−4アルキルチオ、(8')
    アミノ基、(9')モノC1−4アルキルアミノ、(10')ジ
    1−4アルキルアミノ、(11')テトラヒドロピロー
    ル、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
    リン、ピロール、イミダゾール、2-オキソ-1-ピロリジ
    ニル、2-オキソ-1-ピペリジニルから選ばれる5〜6員
    の環状アミノ、(12')フェニル−C1− アルキル、(1
    3')C3−7シクロアルキル、(14')カルボキシル、(1
    5')C1− アルコキシ−カルボニル、(16')C7−10
    アラルキルオキシ−カルボニル、(17')カルバモイル、
    (18')モノC1−4アルキルカルバモイル、(19')ジC
    1−4アルキルカルバモイル、(20')ハロゲン原子また
    はC1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4
    アルキル、(21')ハロゲン原子またはC1−4アルコキ
    シで置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(22')
    1−4アルキレンジオキシ、(23')ホルミル、(24')C
    2−4アルカノイル、(25')C1−4アルキルスルホニ
    ル、(26')C1−4アルキルスルフィニル、(27')スルフ
    ァモイル、(28')モノC1−4アルキルスルファモイ
    ル、(29')ジC1−4アルキルスルファモイル、(30')C
    6−14アリール〔このC6−14アリールは、(1")ハ
    ロゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チ
    オール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")
    モノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキル
    アミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
    ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
    ミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")
    フェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロア
    ルキル、(13")カルボキシル基、(14")C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−
    カルボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4
    ルキルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバ
    モイル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロ
    ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
    よいC1−4アルコキシ、(21")C −4アルキレンジ
    オキシ、(22")ホルミル、(23")C2−4アルカノイル、
    (24")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アル
    キルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
    1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
    キルスルファモイル、(29")5〜6員の芳香族単環式複
    素環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕ま
    たは(31')酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
    れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
    8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳
    香族複素環基〔これらの複素環基は(1")ハロゲン、(2")
    ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
    オール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
    モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC1−4アルキ
    ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
    ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
    イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
    2")フェニル−C1−4アルキル、(14")C3−7シクロ
    アルキル、(15")カルボキシル、(16")C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(17")C 7−10アラルキルオキシ−
    カルボニル、(18")カルバモイル、(19")モノC1−
    ルキルカルバモイル、(20")ジC1−4アルキルカルバ
    モイル、(21")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルキル、(22")ハロ
    ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
    よいC1−4アルコキシ、(23")C1−4アルキレンジ
    オキシ、(24")ホルミル、(25")C2−4アルカノイル、
    (26")C1−4アルキルスルホニル、(27")C1−4アル
    キルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜3個有して
    いてもよい〕(以下、置換基D群と略記する)から選ば
    れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−10アル
    キル、(3)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいC −8シクロアルキル、(4)
    前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC2−10アルケニル、(5)前記置換基D群
    から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    3−8シクロアルケニル、(6)前記置換基D群から選
    ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2−10
    ルキニル、(7)前記置換基D群から選ばれる置換基を
    1〜3個有していてもよいC6−14アリール、(8)
    前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC 6−14アリール−C1−6アルキル、
    (9)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有
    していてもよいジC6−14アリール−C1−6アルキ
    ル、(10)前記置換基D群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよいトリC6− 14アリール−C
    1−6アルキル、(11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式
    中、X'''はC1−4アルキレンまたはC2−4アルケニ
    レンを示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
    -CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
    6−14アリール〔このC6−14アリールは(1")ハロ
    ゲン、(2")ニトロ、(3")シアノ、(4")水酸基、(5")チオ
    ール、(6")C1−4アルキルチオ、(7")アミノ、(8")モ
    ノC1−4アルキルアミノ、(9")ジC1−4アルキルア
    ミノ、(10")テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
    リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
    ダゾール、2-オキソ-1-ピロリジニル、2-オキソ-1-ピペ
    リジニルから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(11")フ
    ェニル−C1−4アルキル、(12")C3−7シクロアル
    キル、(13")カルボキシル、(14")C1−4アルコキシ−
    カルボニル、(15")C7−10アラルキルオキシ−カル
    ボニル、(16")カルバモイル、(17")モノC1−4アルキ
    ルカルバモイル、(18")ジC1−4アルキルカルバモイ
    ル、(19")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置
    換されていてもよいC1−4アルキル、(20")ハロゲン
    原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
    −4アルコキシ、(21")C1−4アルキレンジオキ
    シ、(22")ホルミル、(23")C 2−4アルカノイル、(2
    4")C1−4アルキルスルホニル、(25")C1−4アルキ
    ルスルフィニル、(26")スルファモイル、(27")モノC
    1−4アルキルスルファモイル、(28")ジC1−4アル
    キルスルファモイル、(29")C6−14アリール〔この
    6−14アリールは、(1''')ハロゲン、(2''')ニト
    ロ、(3''')シアノ、(4''')水酸基、(5''')チオール、
    (6''')C1−4アルキルチオ、(7''')アミノ、(8''')モ
    ノC1−4アルキルアミノ、(9''')ジC1−4アルキル
    アミノ、(10''')テトラヒドロピロール、ピペラジン、
    ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
    イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
    1''')フェニル−C1−4アルキル、(12''')C3−7
    クロアルキル、(13''')カルボキシル基、(14''')C
    1−4アルコキシ−カルボニル、(15''')C7−10
    ラルキルオキシ−カルボニル、(16''')カルバモイル、
    (17''')モノC1−4アルキルカルバモイル、(18''')ジ
    1−4アルキルカルバモイル、(19''')ハロゲン原子
    またはC 1−4アルコキシで置換されていてもよいC
    1−4アルキル、(20''')ハロゲン原子またはC1−4
    アルコキシで置換されていてもよいC1−4アルコキ
    シ、(21''')C1−4アルキレンジオキシ、(22''')ホル
    ミル、(23''')C2−4アルカノイル、(24''')C1−4
    アルキルスルホニル、(25''')C1−4アルキルスルフ
    ィニル、(26''')スルファモイル、(27''')モノC1−4
    アルキルスルファモイル、(28''')ジC1−4アルキル
    スルファモイル、(29''')5〜6員の芳香族単環式複素
    環基から選ばれる置換基で置換されていてもよい〕また
    は(30")酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
    たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
    員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香
    族複素環基〔これらの複素環基は(1''')ハロゲン、
    (2''')ニトロ、(3''')シアノ、(4''')オキソ、(5''')水
    酸基、(6''')チオール、(7''')C1−4アルキルチオ、
    (8''')アミノ、(9''')モノC1−4アルキルアミノ、(1
    0''')ジC1−4アルキルアミノ、(11''')テトラヒドロ
    ピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオ
    モルホリン、ピロール、イミダゾールから選ばれる5〜
    6員の環状アミノ、(12''')フェニル−C1−4アルキ
    ル、(13''')C3−7シクロアルキル、(14''')カルボキ
    シル、(15''')C1−4アルコキシ−カルボニル、(1
    6''')C7−10アラルキルオキシ−カルボニル、(1
    7''')カルバモイル、(18''')モノC1−4アルキルカル
    バモイル、(19''')ジC1−4アルキルカルバモイル、
    (20''')ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置換
    されていてもよいC1−4アルキル、(21''')ハロゲン
    原子またはC1−4アルコキシで置換されていてもよい
    1−4アルコキシ、(22''')C1−4アルキレンジオ
    キシ、(23''')ホルミル、(24''')C2−4アルカノイ
    ル、(25''')C1−4アルキルスルホニル、(26''')C
    1−4アルキルスルフィニルから選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよい〕 (以下、置換基E群と略記す
    る)から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい〕
    または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ば
    れたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜
    8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前記置
    換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    い〕を示す]で表される基または(12)式 -X""-L-(C
    H2)n-M[式中、X""は結合手、前記置換基D群から選ば
    れる置換基を1〜3個有していてもよいC1−4アルキ
    レン基を示し、Lは(a)結合手、(b)前記置換基E群から
    選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC6−10
    アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から
    選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む
    5〜8員の芳香族複素環基〔この芳香族複素環基は、前
    記置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していて
    もよい〕、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-C
    O-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グア
    ニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または水
    酸基を示す]で表される基であり、Xが(1)−(CH2)f1
    −(f1は1〜8の整数を示す。)、(2)−(CH2)g1−X1
    −(CH2)g2−(g1およびg2は同一または異なって0〜7
    の整数を示す。但し、g1とg2との和は0〜7である。X1
    はNH,O,S,SOまたはSO2を示す)または(3)−(CH2)
    h1−X1−(CH2)h2−X2−(CH2)h3−(h1,h2およびh3は同
    一または異なって0〜6の整数を示す。但し、h1,h2お
    よびh3の和は0〜6である。X1およびX2はそれぞれNH,
    O,S,SOまたはSO2を示す。但し、h2が0のとき、X1
    よびX 2の少なくとも一つは好ましくはNHを示す。)の飽
    和の2価の基および一部の結合が不飽和結合に変換され
    た2価の基であり、Aが(1)(a)(1")ハロゲン、(2")
    ニトロ、(3")シアノ、(4")オキソ、(5")水酸基、(6")チ
    オール、(7")C1−4アルキルチオ、(8")アミノ、(9")
    モノC1−4アルキルアミノ、(10")ジC1−4アルキ
    ルアミノ、(11")テトラヒドロピロール、ピペラジン、
    ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
    イミダゾールから選ばれる5〜6員の環状アミノ、(1
    2")フェニル−C1−4アルキル、(13")C3−7シクロ
    アルキル、(14")カルボキシル、(15")C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(16")C7−10アラルキルオキシ−
    カルボニル、(17")カルバモイル、(18")モノC1−4
    ルキルカルバモイル、(19")ジC1−4アルキルカルバ
    モイル、(20")ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルキル、(21")ハロ
    ゲン原子またはC1−4アルコキシで置換されていても
    よいC1−4アルコキシ、(22")C1−4アルキレンジ
    オキシ、(23")ホルミル、(24")C2−4アルカノイル、
    (25")C1−4アルキルスルホニル、(26")C1−4アル
    キルスルフィニルから選ばれる置換基(以下、置換基F
    群と略記する)を1〜3個有していてもよいC1−10
    アルキル、(b)前記置換基F群から選ばれる置換基を1
    〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル、(c)
    前記置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC2−10アルケニル、(d)前記置換基F群か
    ら選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC3−
    シクロアルケニル、(e)前記置換基F群から選ばれる置
    換基を1〜3個有していてもよいC2−10アルキニ
    ル、(f)前記置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個
    有していてもよいC6−14アリール、(g)前記置換基
    F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    6−14アリール−C1−6アルキル、(h)前記置換基
    F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいジ
    6−14アリール−C1−6アルキル、(i)前記置換
    基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよい
    トリC6−14アリール−C1−6アルキル、(j)前記
    置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よい酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
    テロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の
    芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和の非芳香族複
    素環基、(k)ホルミル、C1−10アルキルカルボニ
    ル、C3−8シクロアルキルカルボニル、C2− 10
    ルケニルカルボニル、C3−8シクロアルケニルカルボ
    ニル、C2−10アルキニルカルボニル、C6−14
    リールカルボニル、C6−14アリール−C1−6アル
    キルカルボニル、ジC6−14アリール−C1−6アル
    キルカルボニル、トリC6−14アリール−C1−6
    ルキルカルボニル、C1−10アルキルスルホニル、C
    3−8シクロアルキルスルホニル、C2−10アルケニ
    ルスルホニル、C3−8シクロアルケニルスルホニル、
    2−10アルキニルスルホニル、C6−14アリール
    スルホニル、C6−14アリール−C1−6アルキルス
    ルホニル、ジC6−14アリール−C1−6アルキルス
    ルホニルまたはトリC 6−14アリール−C1−6アル
    キルスルホニルから選ばれるアシル(このアシルは前記
    置換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よい)または(l)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
    ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
    む5〜8員の芳香族複素環基または飽和もしくは不飽和
    の非芳香族複素環基がカルボニルまたはスルホニルに結
    合してなるアシル(このアシルは前記置換基F群から選
    ばれる置換基を1〜3個有していてもよい)から選ばれ
    る置換基を1〜2個有していてもよいアミノまたは
    (2)(a)ハロゲン、(b)ニトロ、(c)シアノ、(d)水酸
    基、(e)チオール、(f)アミノ、(g)カルボキシル、(h)ハ
    ロゲン化されていてもよいC1−4アルキル、(i)ハロ
    ゲン化されていてもよいC 1−4アルコキシ、(j)ホル
    ミル、(k)C2−4アルカノイル、(l)C1−4アルキル
    スルホニルから選ばれる置換基を、1〜3個有していて
    もよい環状アミノまたは(3)窒素原子を1個含み、さ
    らに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘ
    テロ原子1ないし3種を1ないし4個含んでいてもよい
    5〜8員の芳香族単環式複素環、飽和あるいは不飽和の
    非芳香族単環式複素環およびこれらの単環から選ばれる
    同一または異なった2〜3個の環が縮合した環から水素
    原子1個を除いて形成される基(この複素環基は前記置
    換基F群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    い)であり、RおよびRが(1)前記の置換基D群
    から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    1−10アルキル、(2)前記の置換基D群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロア
    ルキル、(3)前記の置換基D群から選ばれる置換基を
    1〜3個有していてもよいC2−10アルケニル、
    (4)前記の置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個
    有していてもよいC3−8シクロアルケニル、(5)前
    記の置換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有してい
    てもよいC2−10アルキニル、(6)前記の置換基D
    群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC
    6−14アリール、(7)前記の置換基D群から選ばれ
    る置換基を1〜3個有していてもよいC6−14アリー
    ル−C1−6アルキル、(8)前記の置換基D群から選
    ばれる置換基を1〜3個有していてもよいジC 6−14
    アリール−C1−6アルキル、(9)前記の置換基D群
    から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよいトリC
    6−14アリール−C1−6アルキル、(10)式 -
    X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4アルキレンま
    たはC2− アルケニレンを示し、Gは結合手、-O-、-
    S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を
    示し、Jは(a)C6−14アリール(このC6−14
    リールは、前記の置換基E群から選ばれる置換基を1〜
    3個有していてもよい)または(b)酸素原子、硫黄原子
    および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を
    少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基(この芳
    香族複素環基は、前記の置換基E群から選ばれる置換基
    を1〜3個有していてもよい)を示す]または(11)
    式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、X''''は結合手、前記置
    換基D群から選ばれる置換基を1〜3個有していてもよ
    いC1−4アルキレンを示し、Lは(a)結合手、(b)C
    6−10アリール(このC6−10アリールは、前記の
    置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よい)または(c)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
    ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
    む5〜8員の芳香族複素環基(この芳香族複素環基は、
    前記の置換基E群から選ばれる置換基を1〜3個有して
    いてもよい)、(d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-
    NH-CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、
    グアニジノ基、スルファモイル基、カルバモイル基また
    は水酸基を示す]で表される基である請求項2記載の化
    合物。
  6. 【請求項6】式 【化6】 [式中、各記号は請求項2記載と同意義を示す。]で表
    される化合物またはその塩。
  7. 【請求項7】式 【化7】 [式中、各記号は請求項2記載と同意義を示す。]で表
    される化合物またはその塩。
  8. 【請求項8】式 【化8】 [式中、各記号は請求項2記載と同意義を示す。]で表
    される化合物またはその塩。
  9. 【請求項9】式 【化9】 で表される基が式 【化10】 [式中、Rは(1)水素原子、(2)C1−10アル
    キル、(3)C3−8シクロアルキル、(4)C
    2−10アルケニル、(5)C3−8シクロアルケニ
    ル、(6)C2−10アルキニル、(7)C6−14
    リール、(8)C6−14アリール−C1−6アルキ
    ル、(9)ジC6−14アリール−C1−6アルキル、
    (10)トリC6−14アリール−C1−6アルキル、
    (11)式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、X'''はC1−4
    アルキレン基またはC2−4アルケニレン基を示し、G
    は結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH-CO-を示し、n
    は0〜3の整数を示し、Jは(a)C6−14アリールま
    たは(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
    たヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含む5〜8
    員の芳香族複素環基を示す]で表される基または(1
    2)式 -X""-L-(CH2)n-M[式中、X""は結合手、C
    1−4アルキレン基を示し、Lは(a)結合手、(b)C
    6−10アリール、(c)酸素原子、硫黄原子および窒素
    原子から選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも
    1個含む5〜8員の芳香族複素環基、(d)-O-、(e)-S-、
    (f)-CO-NH-または(g)-NH-CO-を示し、nは0〜3の整数
    を示し、Mはアミノ基、グアニジノ基、スルファモイル
    基、カルバモイル基または水酸基を示す]で表される基
    でを示し、X’はC1−6アルキレンを示し、Rおよ
    びRはそれぞれ水素原子またはC1−6アルキル(こ
    のC1−6アルキルは、(i)ハロゲン、(ii)ニトロ、(ii
    i)シアノ、(iv)水酸基、(v)チオール、(vi)C1−4
    ルキルチオ、(vii)アミノ、(viii)モノC1−4アルキ
    ルアミノ、(ix)ジC1−4アルキルアミノ、(x)テトラ
    ヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリ
    ン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾールから選ば
    れる5〜6員の環状アミノ、(xi)カルボキシル、(xii)
    1−4アルコキシカルボニル、(xiii)C7−10アラ
    ルキルオキシ−カルボニル、(xiv)カルバモイル、(xv)
    モノC1−4アルキルカルバモイル、(xvi)ジC1−4
    アルキルカルバモイル、(xvii)ハロゲン原子またはC
    1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
    キル、(xviii)ハロゲン原子またはC1−4アルコキシ
    で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(xix)C
    1− アルキレンジオキシ、(xx)フェニル−C1−4
    ルキル、(xxi)C3−7シクロアルキル、(xxii)ホルミ
    ル、(xxiii)C2−4アルカノイル、(xxiv)C1−4
    ルキルスルホニルまたは(xxv)C1−4アルキルスルフ
    ィニルから選ばれる置換基1〜3個をそれぞれ有してい
    てもよい)を示し、RとRは結合して隣接する窒素
    原子と共に3〜8員環の環状アミノ基を形成してもよ
    い]で表される基を示す請求項2記載の化合物。
  10. 【請求項10】RおよびRがともに水素原子である
    請求項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】RおよびRが結合して3〜8員の飽
    和含窒素複素環を形成する請求項9記載の化合物。
  12. 【請求項12】式 【化11】 で表される基が式 【化12】 [式中、X’’は結合手またはC1−4アルキレンを、
    D環およびE環はそれぞれ飽和の3〜8員含窒素複素環
    を示す]で表される基を示す請求項2記載の化合物。
  13. 【請求項13】Rが式 -X'''-G-(CH2)n-J[式中、
    X'''はC1−4アルキレン基またはC2−4アルケニレ
    ン基を示し、Gは結合手、-O-、-S-、-CO-NH-または-NH
    -CO-を示し、nは0〜3の整数を示し、Jは(a)C
    6−14アリール基(このC6−14アリール基は、
    (i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)ハロゲン原子またはC
    1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4アル
    キル、(iv)ハロゲン原子またはC1−4アルコキシで置
    換されていてもよいC1−4アルコキシまたは(v)スル
    ファモイルから選ばれる置換基を1〜3個有していても
    よい)または(b)酸素原子、硫黄原子および窒素原子か
    ら選ばれたヘテロ原子1ないし3種を少なくとも1個含
    む5〜8員の芳香族複素環基を示す]で表される基を示
    す請求項2記載の化合物。
  14. 【請求項14】Rが式 -X''''-L-(CH2)n-M[式中、
    X''''は結合手、C1−4アルキレン基を示し、Lは、
    (a)結合手、(b)C 6−14アリール、(c)酸素原子、硫
    黄原子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1ないし
    3種を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基、
    (d)-O-、(e)-S-、(f)-CO-NH-または(g)-NH-CO-を示し、
    nは0〜3の整数を示し、Mはアミノ基、グアニジノ基、
    スルファモイル基、カルバモイル基または水酸基を示
    す]で表される基を示す請求項2記載の化合物。
  15. 【請求項15】Rが式 -(CH2)p-T[式中、pは1〜6
    の整数を示し、Tは(a)C6−14アリール(このC
    6−14アリールは、(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)
    フェニル−C1−4アルキル、(iv)カルボキシル、(v)
    1−4アルコキシカルボニル、(vi)ハロゲン原子また
    はC1−4アルコキシで置換されていてもよいC1−4
    アルキル、(vii)ハロゲン原子またはC1−4アルコキ
    シで置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(viii)
    1−4アルキレンジオキシ、(ix)スルファモイル、
    (x)C1−4アルキルスルファモイル、(xi)ジC1−4
    アルキルスルファモイルまたは(xii)酸素原子、硫黄原
    子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子を1ないし3
    種を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素環基また
    は飽和もしくは不飽和の非芳香族複素環基から選ばれる
    置換基を1〜3個有していてもよい)または(b)酸素原
    子、硫黄原子および窒素原子から選ばれたヘテロ原子1
    ないし3種を少なくとも1個含む5〜8員の芳香族複素
    環基を示す]で表される基を示す請求項2記載の化合
    物。
  16. 【請求項16】Tが水酸基、スルファモイル、C1−4
    アルキルスルファモイルまたはジC1−4アルキルスル
    ファモイルで置換されたフェニル基である請求項14記
    載の化合物。
  17. 【請求項17】3'-{[{2-[4-(アミノスルホニル)フェニ
    ル]エチル}(4-フェニルブタノイル)アミノ]メチル}-N
    -[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-3-カ
    ルボキサミドまたはその塩。
  18. 【請求項18】3'-({{2-[4-(アミノスルホニル)フェニ
    ル]エチル}[(ベンジルオキシ)アセチル]アミノ}メチ
    ル)-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル][1,1'-ビフェニル]-
    3-カルボキサミドまたはその塩。
  19. 【請求項19】N-(2-アミノエチル)-3'-{[[3-({[アミノ
    (イミノ)メチル]アミノ}メチル)ベンゾイル](1-ナフチ
    ルメチル)アミノ]メチル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキ
    サミドまたはその塩。
  20. 【請求項20】N-(2-アミノエチル)-3'-{[[4-(アミノス
    ルホニル)ベンゾイル](1-ナフチルメチル)アミノ]メチ
    ル}-1,1'-ビフェニル-2-カルボキサミドまたはその塩。
  21. 【請求項21】請求項1または2記載の化合物またはそ
    の塩のプロドラッグ。
  22. 【請求項22】式(I) 【化13】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物(但し、式 【化14】 [式中、記号は前記と同意義を示す]で表される化合物
    および4’−〔〔(メトキシアセチル)メチルアミノ〕
    メチル〕−N−〔4−メトキシ−3−(4−メチル−1
    −ピペラジニル)フェニル〕−2’−メチル−〔1,
    1’−ビフェニル〕−4−カルボキサミドを除く)また
    はその塩もしくはそのプロドラッグを含有してなる医薬
    組成物。
  23. 【請求項23】式(I) 【化15】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
    含有してなるGPR14拮抗剤。
  24. 【請求項24】式(I) 【化16】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
    含有してなる血管収縮抑制剤。
  25. 【請求項25】式(I) 【化17】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
    含有してなる高血圧症、動脈硬化、心肥大、心筋梗塞ま
    たは心不全の予防・治療剤。
  26. 【請求項26】式(I) 【化18】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩もしくはそのプロドラッグを
    含有してなるソマトスタチン受容体機能調節剤。
  27. 【請求項27】ソマトスタチン受容体作動薬である請求
    項26記載のソマトスタチン受容体機能調節剤。
  28. 【請求項28】ソマトスタチン受容体拮抗薬である請求
    項26記載のソマトスタチン受容体機能調節剤。
  29. 【請求項29】ソマトスタチン5型受容体機能調節剤で
    ある請求項26記載のソマトスタチン受容体機能調節
    剤。
  30. 【請求項30】糖尿病、肥満、糖尿病合併症、中枢性疾
    患、消化器性疾患、緑内障、先端巨大症または腫瘍の予
    防・治療剤である請求項26記載のソマトスタチン受容
    体機能調節剤。
  31. 【請求項31】哺乳動物に対して式(I) 【化19】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩の有効量を投与することを特
    徴とするGPR14拮抗方法。
  32. 【請求項32】哺乳動物に対して式(I) 【化20】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩の有効量を投与することを特
    徴とするソマトスタチン受容体機能調節方法。
  33. 【請求項33】GPR14拮抗剤を製造するための、式
    (I) 【化21】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩の使用。
  34. 【請求項34】ソマトスタチン受容体調節剤を製造する
    ための、式(I) 【化22】 [式中、Rは水素原子または置換されていてもよい炭
    化水素基を示し、Xは直鎖部分を構成する原子の数が1
    〜12のスペーサーを示し、RおよびXは結合して環
    を形成していてもよく、Aは置換されていてもよいアミ
    ノ基または置換されていてもよい含窒素複素環基を示
    し、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換
    されていてもよいアミノ基を示し、Rは置換されてい
    てもよい炭化水素基を示し、B環およびC環はそれぞれ
    さらに置換されていてもよいベンゼン環を示す。]で表
    される化合物またはその塩の使用。
  35. 【請求項35】(i)式 【化23】 [式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す]で表され
    る化合物またはその塩と、式RCOOH[式中、R
    は請求項1記載と同意義を示す]で表される化合物また
    はその塩またはその反応誘導体とを反応させるまたは、
    (ii)式 【化24】 [式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す]で表され
    る化合物またはその塩またはその反応誘導体と、式 【化25】 [式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す]で表され
    る化合物またはその塩とを反応させることを特徴とする
    請求項1記載の化合物またはその塩の製造法。
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