JP2002074904A - ディジタル情報の記録媒体及びその管理方法、並びにアクセス方法 - Google Patents

ディジタル情報の記録媒体及びその管理方法、並びにアクセス方法

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JP2002074904A
JP2002074904A JP2000253427A JP2000253427A JP2002074904A JP 2002074904 A JP2002074904 A JP 2002074904A JP 2000253427 A JP2000253427 A JP 2000253427A JP 2000253427 A JP2000253427 A JP 2000253427A JP 2002074904 A JP2002074904 A JP 2002074904A
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絵里子 寺田
Kazuhiko Katahira
一彦 片平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シーケンシャルアクセス及びラン
ダムアクセスのどちらであっても処理速度を低下させる
ことのないディジタル情報の記録媒体及びその管理方
法、並びにアクセス方法を提供することを例示的目的と
する。 【解決手段】 本発明のディスク状記録媒体。は、可変
長フォーマットで記録された第1のレコードと、前記第
1のレコードのレコード長を含む付属情報を格納する第
1のインデックスと、複数の前記第1のレコードを有す
る第2のレコードと、前記第2のレコードの格納位置を
含む付属情報を格納する第2のインデックスとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0002】本発明は、一般には、ディジタル情報の管
理方法に係り、特に、可変長レコードの管理方法に関す
る。本発明のディジタル情報の管理方法は、例えば、所
定の場所を連続的に監視している監視カメラから送信さ
れるディジタル画像信号を記録する監視システムに特に
好適である。ここで、可変長レコードとは、ファイルを
構成するレコード形式の一つであって、レコードの長さ
が可変するものである。可変長レコードは、レコードに
格納するデータの長さ(サイズ)が固定されておらず、
データの長さに合わせてレコードの長さが変わるため、
そのレコードの長さ等の情報を持つ付属情報が対応して
形成される。
【0003】
【従来の技術】銀行、コンビニエンスストア、デパート
などに設置されている防犯用ビデオカメラ(監視カメ
ラ)から送信されるアラーム信号や画像情報を遠隔地に
ある警備保障センタに設置された装置で受信してこれを
記録する監視システムは広く利用されている。最近の監
視システムは、被写体像のディジタル画像データをその
ままディジタル記録する監視カメラディジタル記録再生
装置を採用する傾向にある。監視カメラディジタル記録
再生装置は、高画質画像を経時的劣化なしに保存及び編
集するのに優れているという特長を有している。
【0004】監視システムの中には、例えば、24時
間、365日間断なく監視カメラから送信されてくる情
報を全て記録することを要求するものもある。近年、D
VD-RAMや光磁気ディスク(MO)などに代表され
るリムーバブルメモリは、その可搬性と大容量(例え
ば、MOで640Mバイト)から監視システム用の記録
媒体として汎用されている。かかる監視システムは、例
えば、MOディスクを交換することにより、無限大のデ
ータ容量を記録することができる。
【0005】監視カメラからの入力映像は、例えば、J
PEG方式で圧縮され、ハードディスクやDVD-RA
Mなどの記録媒体に記録(保存)される。JPEG方式
のデータ(以下、JPEGデータとする)は、記録対象
となる画像によってそのデータサイズが異なる。そのた
め、JPEGデータは可変長フォーマットのレコードと
して記録媒体に記録される。可変長レコードを管理する
際には、そのレコードに対応する付属情報が必要とな
る。かかる付属情報には、レコードのサイズやレコード
を検索・再生する際に必要とされる情報(レコードへの
シーク位置、監視カメラの種類及び録画時間など)から
構成される。1つのレコードには、典型的に、1つの付
属情報が形成されるため、レコードと付属情報は1対1
の関係となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、レコードと付属
情報は、それぞれ別個のファイルに記録されるため、必
然的に、記録媒体上におけるレコードと付属情報との記
録位置は離間する。これにより、所望のレコードにシー
ケンシャルアクセス(順次アクセス)する際は、付属情
報とレコードとの両方に交互にアクセスすることが必要
となる。しかし、上述のようにレコードと付属情報との
記録位置は離間しているため、アクセスするための処理
速度は低下してしまう問題を有していた。
【0007】かかる問題を解消するために、レコードと
付属情報を同一のファイルに記録し、物理的に記録位置
を近接する方法が考えられる。かかる方法によれば、シ
ーケンシャルアクセス時の処理速度の低下を防止するこ
とができる。しかしながら、ランダムアクセスによって
所望のレコードを検索する際には、最初に付属情報を読
み出す必要があるが、付属情報の記録位置がバラバラに
散らばっているため処理速度が低下してしまう問題を有
していた。また、レコードと付属情報を同一のファイル
に記録するためには、レコードを固定長にする必要があ
り、そのためには、レコードの最大サイズを見込んでお
く必要があるため、記録領域の無駄が生じる問題をも有
していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、この
ような従来の課題を解決する新規かつ有用なディジタル
情報の記録媒体及びその管理方法、並びにアクセス方法
を提供することを概括的な例示的目的とする。
【0009】より特定的には、本発明は、シーケンシャ
ルアクセス及びランダムアクセスのどちらであっても処
理速度を低下させることのないディジタル情報の記録媒
体及びその管理方法、並びにアクセス方法を提供するこ
とを例示的目的とする。
【0010】かかる目的を達成するため、本発明の例示
的一態様としてのディスク状記録媒体は、可変長フォー
マットで記録された第1のレコードと、前記第1のレコ
ードのレコード長を含む付属情報を格納する第1のイン
デックスと、複数の前記第1のレコードを有する第2の
レコードと、前記第2のレコードの格納位置を含む付属
情報を格納する第2のインデックスとを有するディスク
状記録媒体。かかるディスク状記録媒体によれば、第2
のインデックスは、第1のインデックスよりも少数であ
り、サイズが小さくなることから、メモリ44に一括で
ロードすることが可能となる。
【0011】また、本発明の例示的一態様としての記録
媒体の管理方法は、可変長フォーマットで記録された複
数の第1のレコードを第2のレコードとしてグループ化
する工程と、前記第2のレコードの格納位置を含む付属
情報を格納する第2のインデックスを形成する工程とを
有する。かかる管理方法は、上記の記録媒体と同様の効
果を奏する。
【0012】更に、本発明の例示的一態様としての記録
媒体のアクセス方法は、可変長フォーマットで記録され
た第1のレコードと、前記第1のレコードのレコード長
を含む付属情報を格納する第1のインデックスと、所定
の固定長に相当する複数の前記第1のレコードを有する
第2のレコードと、前記第2のレコードの格納位置を含
む付属情報を格納する第2のインデックスとを有するデ
ィスク状記録媒体の前記第1のレコードにアクセスする
方法であって、前記第2のインデックスをロードする工
程と、前記第2のインデックスから目標としての前記第
1のレコードの格納位置を算出する工程と、前記算出さ
れた格納位置から前記目標としての前記前記第1のレコ
ードにアクセスする工程とを有する。かかるアクセス方
法によれば、第1のインデックスにアクセスすることな
く、第2のインデックスから直接的に目標としている第
1のレコードにアクセスすることができる。
【0013】本発明の更なる目的又はその他の特徴は添
付図面を参照して説明される好ましい実施例において明
らかにされるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、監視
システム100における本発明の例示的一態様としての
ディジタル情報の記録媒体1及びその管理方法について
説明する。ここで、図1は、リムーバブルメモリ内のデ
ィジタル情報の記録媒体1及びその管理方法を説明する
ための図である。なお、本実施例では、MO、CD-
R、CD-RW及びDVD−RAM等のいかなる種類の
リムーバブルメモリとして使用可能なことはいうまでも
ない。また、本実施例では、後述するように画像はJP
EGフォーマットのレコードとして形成され、そのレコ
ードには対応するインデックス(付属情報)と共にそれ
ぞれ別個のファイルで管理され、リムーバブルメモリに
格納される。
【0015】本発明の記録媒体1は、図1に示すように
各々第1のインデックス(インデックスRI)を有する
複数の第1のレコード(レコードR)がグループ化され
た第2のレコード(ブロックB)と、そのブロックBに
対応して付与された第2のインデックス(ブロックイン
デックスBI)とから構成される。ブロックBとブロッ
クインデックスBIとは1対1で構成され、ブロックイ
ンデックスBIはブロックBが有する各レコードRの属
性情報の共通項を情報として有する。これにより、ブロ
ックインデックスBIは、レコード毎に付与されるイン
デックスRIよりも少数であり、ブロックインデックス
BIのサイズが小さくなる。これにより、ブロックイン
デックスBIは後述する第2のメモリ44に一括でロー
ドすることが可能となる。よって、本発明の記録媒体1
は、ユーザが記録及び再生する際、レコードが格納され
ているファイルのみを対象にアクセスすればよいため、
従来のようにシーケンシャルアクセス時の処理速度の低
下を防止することができる。
【0016】ブロックBは、レコードをある一定範囲の
サイズ毎、又は、同一な属性情報毎にグループ化したも
のである。ここでの属性情報とは、レコード一つ一つに
対する基本情報であるインデックスRIのことである。
インデックスRIは、例えば、レコードのレコードサイ
ズ、データ時間、接続カメラなどである。また、ブロッ
クBが有するブロックインデックスBIは、対応するブ
ロックBが有する複数レコードの共通する項及びデータ
シーク位置を属性情報として格納する。属性情報は、例
えば、図1に示すように、録画種別、接続カメラ、最古
データ、最新データ、録画間隔、レコードまでのシーク
位置及びレコードサイズが挙げられているが、これらに
限定されず、レコードの記録位置を算出するために必要
な情報、ブロックの固定長、レコードを検索する際のキ
ー情報などから構成される。このように、レコードの検
索に使用する検索キーがブロックインデックスBIとし
て第2のメモリ44に一括でロードされるため、高速の
ランデムアクセスが可能となる。アクセス方法の詳細に
関しては、図4を参照して後述する。
【0017】本発明の記録媒体1の管理方法について、
以下、図2を参照して説明する。ここで、図2は、本発
明の管理方法、特に、レコードのサイズ毎にグループ化
する方法を示すフローチャートである。まず、n番目の
レコードのサイズsを確認する(ステップ1002)。
そして、n番目のレコードのサイズsと前回n−1番目
のレコードのサイズs−1との関係が、0.9(s−
1)≦s≦1.1(s−1)を満たしていれば(ステッ
プ1004)、n番目のレコードはn−1番目のレコー
ドと同じブロック内に格納される(ステップ100
6)。一方、ステップ1004において、サイズsとサ
イズs−1との関係が、0.9(s−1)≦s≦1.1
(s−1)を満たしていなければ、サイズsによってレ
コードの新たな上下限値0.9s≦(s+1)≦1.1
sが計算される(ステップ1008)。そして、新たな
ブロックの基準が形成される。なお、ステップ1004
において示した値は例示的なものであり、本発明はかか
る値に限定されない。従って、かかる値は、所定の上限
及び下限値を利用した比例定数を用いてグループ分けが
なされると理解されるべきである。もしくは、m番目ま
でさかのぼって微分係数を利用しグループを分けるとし
てもよい(この時、m<nである)。このようにして、
ある固定長を有する1つのブロックには、ほぼ同じサイ
ズのレコードがまとめて格納される。その結果、かかる
管理方法によれば、1つの固定長ブロック内を効率よく
使用することができ、記録領域の増加を望むことができ
る。
【0018】また、同様に属性情報に対しても振り分け
が可能であり、グループ化することができる。より詳細
には、レコードの検索キーがそれまで格納してきたブロ
ックとは異なる時、又は、レコードの再生時に必要とな
る情報がそれまで格納してきたブロックとは異なる時
は、そのレコードはそれまでのレコードとはグループ化
されず、新たな基準に沿ったブロックへと格納される。
【0019】本発明の管理方法によれば、レコードをあ
る一定範囲のサイズ毎又は属性情報毎にグループ化した
ブロックBに対応するブロックインデックスBIが、メ
モリ44に一括ロードすることができる。そのため、シ
ーケンシャルアクセス及びランデムアクセスの共に処理
速度を低下させることを防止する。
【0020】以下、図3を参照して、監視システム10
0について説明する。ここで、図3は、監視システム1
00の概観ブロック図である。なお、本実施例では、監
視システム100を具体例として説明するが、これに限
定されない。
【0021】図3を参照するに、監視システム100
は、複数の監視用ビデオカメラ(監視カメラ)10と、
アラーム12と、セレクタ14と、ビデオデコーダ16
と、ビデオエンコーダ18と、入出力フィルタ20と、
JPEGコーデック21と、制御装置22と、リムーバ
ブルメモリドライブ24と、ハードディスクドライブ2
6と、モニタ28とを有する。
【0022】監視カメラ10とアラーム12は、デパー
ト、コンビニエンスストア、銀行、美術館などの監視対
象場所に配置され、アラーム12は、ドアなどに設けら
れた赤外線センサ、音声センサなどの(図示しない)セ
ンサに接続されて、かかるセンサが不審者を感知すると
それに応答してスイッチが入るように構成されている。
監視カメラ10は、例えば、被写体像をアナログ電気信
号に変換するCCD(Charge Coupled D
evice)カメラとして具体化されることができる。
本実施例においてはアラーム12は複数のセンサに共通
して一台だけ設けられているが、選択的に、センサ毎に
複数設けられてもよい。
【0023】監視カメラ10とアラーム12の情報は、
通信回線により、同じ敷地内にある警備員室あるいは遠
隔地にある警備保障会社などに送信される。かかる警備
員室又は警備保障会社には、セレクタ14、ビデオデコ
ーダ16、ビデオエンコーダ18と、入出力フィルタ2
0と、JPEGコーデック21と、制御装置22と、リ
ムーバブルメモリドライブ24と、ハードディスクドラ
イブ26と、モニタ28とが設けられている。セレクタ
14、ビデオデコーダ16、ビデオエンコーダ18と、
入出力フィルタ20と、JPEGコーデック21と、制
御装置22と、リムーバブルメモリドライブ24と、ハ
ードディスクドライブ26は、一のディジタル映像記録
装置として観念してもよい。制御装置22を汎用パーソ
ナルコンピュータから構成してリムーバブルメモリドラ
イブ24とハードディスクドライブ26をそれぞれパー
ソナルコンピュータに内蔵型のリムーバブルメモリドラ
イブ及びハードディスクドライブとして構成すれば、一
のパーソナルコンピュータとして構成することができ
る。もちろん制御装置22はどちらか一方のみを内蔵し
てもよい。ハードディスクドライブ26とリムーバブル
メモリドライブ24は一の主記憶装置として観念されて
もよい。主記憶装置は、ハードディスクやリムーバブル
メモリディスクに限定されない任意の記憶媒体とドライ
ブを利用することができることはいうまでもない。
【0024】セレクタ14は、複数の監視カメラ10に
より撮像されたアナログ信号のうち一のカメラの信号成
分及び一のカメラの信号成分のうち記録に必要な信号成
分のみを抽出することができる。入出力フィルタ20は
搬送路の雑音を除去する当業界で周知のフィルタを使用
することができる。JPEGコーデック21は、シーケ
ンシャルDCT(離散コサイン変換:Discrete
Cosine Transformer)演算とホフ
マン符号/復号化を行うJPEG圧縮/伸張アルゴリズ
ムを使用している。かかるJPEG圧縮/伸張アルゴリ
ズムは、ISO/IEC10918‐1(JPEG規
格)に準拠し、静止画像データをより少ないデータ量に
変換(圧縮)して、これを元の画像データに戻す(解凍
又は伸張)アルゴリズムとして当業界で周知である。J
PEGコーデック21は、例えば、富士フィルムマイク
ロデバイス社製MD2310より構成することができ
る。
【0025】JPEGコーデック21は、画像データを
JPEGファイルとしてPCIバス30を介して制御装
置22に送信する。JPEG圧縮/伸張アルゴリズム
は、後述する時計40に格納された制御プログラムによ
り設定又はユーザが指定した圧縮/解凍率が使用され
る。また、JPEGコーデック21は図示しないフレー
ムバッファを制御する機能も有する。ここで、フレーム
バッファは、モニタ28を複数の画面に分割して画像を
表示する場合に各画面の表示位置を制御したり拡大縮小
を行う機能を有し、ストリップバッファ(8ライン分の
画像データを記憶するメモリ)に置換されてもよい。フ
レームバッファはその他幾つかの機能を有するが、例え
ば、ディジタル画像データを一時的にストアしてその後
JPEGコーデック21に読み出される部位である。な
お、本実施例では、画像はJPEGフォーマットで形成
されるが、監視システム100は、可変長レコードを構
成するその他のいかなるフォーマットにも適用すること
ができることは明らかである。従って、監視システム1
00はJPEGコーデック以外の画像圧縮/伸張装置に
も適用することができる。
【0026】制御装置22は、拡張基板であるPCIバ
ス30と、第1のインターフェース32と、第2のイン
ターフェース34と、第3のインターフェース36と、
CPU38と、時計40と、第1のメモリ42と、第2
のメモリ44と、通信ユニット46を有している。な
お、実際の回路ではCPU38とPCIバス30の間に
はインターフェースであるブリッジ回路が挿入されても
よい。
【0027】PCIバス30には、第1乃至第3のイン
ターフェース32乃至36、JPEGコーデック21、
CPU38、時計40、第1及び第2のメモリ42及び
44、通信ユニット46が接続されている。なお、本発
明はPCIバス30に加えて又はこれに代えてISAバ
スその他のバスを設けることを妨げるものではない。第
1のインターフェース32はアラーム12と交信する。
第2のインターフェース34はリムーバブルメモリドラ
イブ24と交信し、例えば、SCSIインターフェース
から構成することができる。第3のインターフェースは
ハードディスクドライブと交信し、例えば、IDEイン
ターフェースから構成することができる。これらのイン
ターフェース32乃至36には当業界で周知のいかなる
構造をも適用することができ、ここでは詳しい説明は省
略する。なお、リムーバブルメモリドライブ24は、本
発明の記録媒体1を使用するCD-RWドライブ、DV
D−RAMドライブ等のいかなる種類のリムーバブルメ
モリドライブとも置換することができることはいうまで
もない。
【0028】ハードディスクドライブ26は、例えば、
監視システム100のシステムパラメータを格納してい
る。システムパラメータとは、JPEGコーデック21
が使用する画像圧縮率、アラーム12からアラーム信号
を受けた場合に設定される記録時間、セレクタ14によ
る監視カメラ10の切替順序及び切替間隔、1コマ1コ
マの録画間隔、映像取り込み間隔などの動作環境をい
う。システムパラメータは、これらの動作環境を変更す
る必要が生じた場合にユーザが個別的に変更することも
できる。
【0029】CPU38は、かかる制御プログラムに基
づいて各部を制御する。時計40は時刻及び/又は期間
を検出、表示することができ、CPU38による制御に
使用される。図3は、時計40が制御装置22に内蔵さ
れている時計(例えば、汎用パーソナルコンピュータの
電子時計など)として図示しているが、時計40は制御
装置22に対して外付けであってもよい。
【0030】第1のメモリ42と第2のメモリ44は、
一のメインメモリとして観念されてもよい。第1のメモ
リ42は、各部を制御する制御プログラム(アプリケー
ションプログラム)を格納(ストア)して、例えば、必
要なBIOSデータをストアしたフラッシュROMから
構成される。代替的に、第1のメモリ42はハードディ
スクドライブ26のハードディスクの一部であってもよ
い。より具体的には、制御プログラムは、JPEGコー
デック21などを制御するハードロジックコントロー
ル、ユーザーインターフェース、ディスクアクセスなど
を格納している。監視システム100を実現するための
アプリケーションプログラムは、Visual C++、
Borland C++などの周知のいかなる開発ツール
でも作成可能であるので、ここでは詳しい説明は省略す
る。
【0031】第2のメモリ44は、例えば、DRAMや
SRAMなどの揮発性メモリから構成される。第2のメ
モリ44には、第1のメモリ42に格納された制御プロ
グラムがロードされる。また、第2のメモリ42は、J
PEGコーデック21から送信されたJPEGファイル
を通常一時的に格納することができる。また、上述した
ように、ブロックBに対応するブロックインデックスB
Iをもロードすることができる。
【0032】通信ユニット46は、例えば、モデムから
構成され、電話回線を使用するインターネット、(アメ
リカオンラインなどの)商業オンライン及び/又は専用
回線などの通信回線に接続されている。通信回線は、イ
ンターネットに接続するされており、ユーザは、例え
ば、インターネットプロバイダーなどを介して本発明の
管理方法等のアップデートサービスを受けることができ
る。
【0033】動作としては、監視システム100は、監
視対象のデータは監視カメラ10からビデオデコーダ1
6を介してJPEGコーデック21に入力される。その
後、JPEGコーデック21の出力は、リムーバブルメ
モリドライブ24とハードディスクドライブ26のいず
れか又は両方へ供給される。ここで、画像データがリム
ーバブルメモリドライブ24へと供給され、リムーバブ
ルメモリに格納された場合、ユーザは以下の方法によっ
て所望のレコードにアクセスすることができる。
【0034】本発明の記録媒体1へのアクセス方法につ
いて、図1及び図4を参照して説明する。ここで、図4
は、本発明の記録媒体1へのアクセス方法を示すフロー
チャートである。例えば、ユーザが、2000年1月1
日の13時の画像を再生しようとした場合について説明
する。まず、CPU38は、メモリ44にブロックイン
デックスBIをロードさせる(ステップ1102)。そ
して、CPU38は、ロードされているブロックインデ
ックスBIの全情報の中から「2000/1/1 1
3:00」のレコードRAが格納されているブロックイ
ンデックスBI2を検出し、ブロックB2の中から当該レ
コードRAが記録されている位置を算出する(ステップ
1104)。その後、CPU38は、目的のレコードR
Aへとアクセス(ステップ1106)し、レコードRA
読み出す(1108)。
【0035】以上、説明したように本発明の記録媒体1
へのアクセス方法は、メモリ44にロードされたブロッ
クインデックスBIに対してアクセスすれば、目的の対
象となるレコードRAのインデックスにアクセスするこ
となく、直接、ブロックインデックスBIから記録され
ている位置を特定することができる。かかる方法によれ
ば、アクセス過程での処理速度の低下を防止することが
できる。
【0036】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない限り、様々な変形及び変更を行うこと
ができる。本発明は監視システムに適用することも可能
である。
【0037】
【発明の効果】本発明の例示的一態様としてのディジタ
ル情報の記録媒体及びその管理方法、並びにアクセス方
法によれば、レコードをある一定範囲のサイズ毎又は属
性情報毎にグループ化したブロックに対応するブロック
インデックスをメモリに一括ロードすることができる。
そのため、ブロックインデックスにアクセスすれば、目
的のレコードを読み出すことが可能であるため、シーケ
ンシャルアクセス及びランデムアクセスの共に処理速度
を低下させることを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的1態様としてのリムーバブル
メモリ内のディジタル情報の記録媒体及びその管理方法
を説明するための図である。
【図2】 本発明の管理方法、特に、レコードのサイズ
毎にグループ化する方法を示すフローチャートである。
【図3】 監視システムの概観ブロック図である。
【図4】 本発明の記録媒体へのアクセス方法を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 記録媒体 10 監視カメラ 12 アラーム 14 セレクタ 16 ビデオデコーダ 18 ビデオエンコーダ 20 入出力フィルタ 21 JPEGコーデック 22 制御装置 24 リムーバブルメモリドライブ 26 ハードディスク(ドライブ) 28 モニタ 30 PCIバス 38 CPU 40 時計 42 第1のメモリ 44 第2のメモリ 46 通信ユニット 100 監視システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 CA11 5C052 AA01 AA03 AA04 AB03 AB04 AB09 AC08 CC11 DD04 DD10 5C053 FA11 FA23 FA25 GB36 HA29 JA21 KA24 LA01 5D077 AA22 AA38 BA14 BA18 CA02 DC08 DC16 DE08 EA12 EA33 EA34 5D110 AA13 DA03 DA04 DB05 DB09 DB13 DC05 DC15 DE02 DE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長フォーマットで記録された第1の
    レコードと、 前記第1のレコードのレコード長を含む付属情報を格納
    する第1のインデックスと、 複数の前記第1のレコードを有する第2のレコードと、 前記第2のレコードの格納位置を含む付属情報を格納す
    る第2のインデックスとを有するディスク状記録媒体。
  2. 【請求項2】 可変長フォーマットで記録された複数の
    第1のレコードを第2のレコードとしてグループ化する
    工程と、 前記第2のレコードの格納位置を含む付属情報を格納す
    る第2のインデックスを形成する工程とを有する記録媒
    体の管理方法。
  3. 【請求項3】 前記グループ化工程は、所定の固定長に
    相当する数の前記第1のレコードをグループ化する請求
    項2記載の管理方法。
  4. 【請求項4】 前記グループ化工程は、n番目のレコー
    ドのサイズを測定する工程と、前記n番目のレコードの
    サイズが前回測定したn−1番目のレコードのサイズに
    対し、予め定められた上限及び下限を利用した比例係数
    の範囲であれば同じグループ内に格納する工程とを有す
    る請求項3記載の管理方法。
  5. 【請求項5】 前記グループ化工程は、同一の属性を有
    する前記第1のレコードをグループ化する請求項2記載
    の管理方法。
  6. 【請求項6】 可変長フォーマットで記録された第1の
    レコードと、前記第1のレコードのレコード長を含む付
    属情報を格納する第1のインデックスと、所定の固定長
    に相当する複数の前記第1のレコードを有する第2のレ
    コードと、前記第2のレコードの格納位置を含む付属情
    報を格納する第2のインデックスとを有するディスク状
    記録媒体の前記第1のレコードにアクセスする方法であ
    って、 前記第2のインデックスをロードする工程と、 前記第2のインデックスから目標としての前記第1のレ
    コードの格納位置を算出する工程と、 前記算出された格納位置から前記目標としての前記前記
    第1のレコードにアクセスする工程とを有する記録媒体
    のアクセス方法。
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