JP2002074183A - 集合型サイトの利用条件調整方法及び装置 - Google Patents

集合型サイトの利用条件調整方法及び装置

Info

Publication number
JP2002074183A
JP2002074183A JP2000261300A JP2000261300A JP2002074183A JP 2002074183 A JP2002074183 A JP 2002074183A JP 2000261300 A JP2000261300 A JP 2000261300A JP 2000261300 A JP2000261300 A JP 2000261300A JP 2002074183 A JP2002074183 A JP 2002074183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
registrant
site
collective
advertisement
mall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000261300A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Murata
賢治 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISL ASSOCIATES KK
Original Assignee
ISL ASSOCIATES KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISL ASSOCIATES KK filed Critical ISL ASSOCIATES KK
Priority to JP2000261300A priority Critical patent/JP2002074183A/ja
Priority to US09/733,322 priority patent/US20020026352A1/en
Publication of JP2002074183A publication Critical patent/JP2002074183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0247Calculate past, present or future revenues
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0251Targeted advertisements
    • G06Q30/0257User requested
    • G06Q30/0258Registration
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0273Determination of fees for advertising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め登録された複数の登録者に関して広告及
び取引の少なくともいずれかを行う集合型サイトを利用
する場合,集合型サイトの利用効果が高いとしても,各
登録者は別途利用料金を払ったり管理に労力を割いたり
する必要があった。 【解決手段】 本発明は,各登録者が行った前記集合型
サイトに対する広告の貢献度,さらには前記集合型サイ
トを利用することによって各登録者が得た利益度に基づ
いて,各登録者の利用条件を調整することにより,集合
型サイトの広告効果を高めつつ,集合型サイトを利用し
ようとする登録者のインセンティブを高めることを図っ
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,モール型ショッピ
ングサイトやリンク型サイトなど,予め登録された複数
の登録者に関して広告及び取引の少なくともいずれかを
行う集合型サイトの各登録者の利用条件を調整するため
の集合型サイトの利用条件調整方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年,ウェブサイトは,商品の広告や取
引を行う上で,事業者にとって欠かせない手段になりつ
つある。既に多くのウェブサイトが存在し,その態様も
様々である。ウェブサイトの態様の一つに,集合型サイ
トがある。集合型サイトは,予め登録された複数の登録
者に関して広告を行ったり取引の環境を提供する。集合
型サイトの具体例としては,モール型ショッピングサイ
トやリンク型サイトがある。モール型ショッピングサイ
トは,現実のモールのように,複数の出店者が店舗を出
店して形成されるウェブサイトである。モール型ショッ
ピングサイトでは,モール型ショッピングサイトが提供
するウェブページに,商品の広告や取引を行う領域(仮
想的な店舗)が各出店者に割り当てられる。前記領域
は,1つのウェブページの一部領域である場合もある
し,1つ又は複数のウェブページである場合もある。ま
た,現実のモールとは違って,商品は店舗別に閲覧され
るだけでなく,商品別に閲覧されることもある。もちろ
ん,商品別に閲覧される場合であっても,各出店者名は
その商品と組になって配置される。これも各出店者に割
り当てられる領域の一種である。同じ商品であっても,
出店者が異なれば価格などが異なることもあり,出店者
が多ければそれだけ扱われる商品も多くなるから,単独
の事業者の提供するショッピングサイトよりも,閲覧者
からみれば,選択肢が広がることが多い。リンク型サイ
トは,登録者のウェブサイト自体や商品を広告するバナ
ー広告やリンクを集約したウェブページを中心に提供す
るウェブサイトである。通常リンク型サイトには,女性
向け情報サイトなど,一つ又は複数のテーマが掲げられ
ており,そのテーマに沿ったウェブサイト自体や商品な
どに関するリンクが集約される。閲覧者に所望のテーマ
があれば,そのテーマに関するウェブサイトを他に知ら
なくても,このリンク型サイトを閲覧すれば,ある程度
まとまった情報を得ることができる。閲覧者が得た情報
に満足すれば,リンク型サイトに集約されていない他の
サイトを閲覧することも少なくなるので,そこに単にリ
ンクが設けられているだけでも,各登録者のウェブサイ
トや商品を知らしめることになり,各登録者にしてみれ
ば,十分に広告になる。このように集合型サイトは,閲
覧者から見れば,所望する情報が集約されており利便性
が高く,多くの閲覧者を確保する可能性がある。また,
様々なジャンルについて店舗を出店したりリンクを設け
て総合化を図れば,閲覧者は集合型サイト自体のURL
アドレスを記憶しておきさえすれば,簡単に多様の情報
を得ることができるので,閲覧者のリピート率も自然と
高くなる。このため,ウェブサイトなどの広告資源を自
らが有していても,上述のような集合型サイトに登録す
る者もいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,全ての
集合型サイトが有効に機能する訳ではない。集合型サイ
トの閲覧者が少なければ,それだけ登録者も少なくなる
し,登録者が少なければ,集合型サイトの閲覧者も増加
しないという悪循環に陥るからである。また,集合型サ
イトを利用することが登録者にとって有益であるとして
も,自らウェブサイトなどの広告資源を有している場合
には,登録者にとっては登録料金などの費用や,管理に
要する労力などがかさむことになることに変わりはな
い。そのために,集合型サイトを利用しようとする登録
者のインセンティブが低下する可能性がある。本発明
は,このような従来の技術における課題を鑑みてなされ
たものであり,集合型サイトの閲覧者を増大させつつ,
集合型サイトを利用しようとする登録者のインセンティ
ブも高め得る集合型サイトの利用条件調整方法及び装置
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの発明の一つは,予め登録された複数の登録者に関し
て広告及び取引の少なくともいずれかを行う集合型サイ
トの各登録者の利用条件を調整するための集合型サイト
の利用条件調整方法であって,各登録者が行った前記集
合型サイトに対する広告の貢献度を評価し,前記貢献度
に基づいて各登録者の利用条件を調整してなる集合型サ
イトの利用条件調整方法として構成されている。この発
明では,各登録者が行った集合型サイトに対する広告の
貢献度が評価される。そして,前記貢献度及び前記利益
度に基づいて,各登録者の集合型サイトの利用条件が調
整される。各登録者自らがウェブサイトやメーリングリ
ストなどの広告資源を有していれば,各登録者が集合型
サイトの広告を行うのに要する費用や手間はわずかなも
のである。例えば自らのために行う広告のスペースや時
間の一部に集合型サイトを広告する分を幾らか確保すれ
ばよい。各登録者が行った集合型サイトに対する広告の
効果が高ければ,それだけ集合型サイトの閲覧者が増加
する。その広告の効果は,本発明では前記貢献度として
各登録者の集合型サイトの利用条件に反映される。例え
ば広告の効果が高ければ,ひいては前記貢献度が大きけ
れば,各登録者の集合型サイトの利用条件が各登録者の
有利となる方向に調整されるのである。このため,集合
型サイトを利用しようとする各登録者のインセンティブ
を高めることもできる。
【0005】ところで,一部の登録者が行った広告によ
って集合型サイトの閲覧者が増加すれば,集合型サイト
を利用する他の登録者が得られる利益も増大する可能性
が高くなる。このとき,広告を行っていない又は広告の
効果が十分でない他の登録者の利用条件が維持されるの
であれば,広告を行っていない又は広告の効果が十分で
ないにもかかわらず,相対的に他の登録者の利用条件が
緩和されるような状況となる。このような状況が起きる
と,十分な広告を行った一部の登録者が継続的に集合型
サイトの広告を行おうとするインセンティブを損なう可
能性もある。このため,前記集合型サイトの利用条件調
整方法においては,各登録者の利用条件を調整する前
に,前記集合型サイトを利用することによって各登録者
が得た利益度も評価し,各登録者の利用条件を,前記貢
献度及び前記利益度に基づいて調整することが好まし
い。集合型サイトを利用することによって各登録者が得
た利益度も,各登録者の利用条件の調整に反映するので
ある。例えば集合型サイトを利用することによって,各
登録者の得た利益度が増大すれば,各登録者の利用条件
が各登録者が不利となる方向に調整されるのである。こ
れによって,上述のような状況を避けることができる。
もちろん,各登録者の利用条件が各登録者が不利となる
方向に調整されることがあっても,各登録者は応分の利
益を得ているのであるから,不利となる方向に調整され
た各登録者の集合型サイトを利用しようとするインセン
ティブを損ねることもない。
【0006】前記集合型サイトの利用条件調整方法にお
いて,調整される前記利用条件は,例えば各登録者が前
記集合型サイトを利用するのに要する利用料金や,前記
集合型サイトが提供するウェブページに各登録者を割り
当てる優先度である。利用料金が軽減されれば,それだ
け各登録者の負担が軽減され,各登録者が集合型サイト
を利用しようとするインセンティブも高まる。また,集
合型サイトが提供するウェブページに各登録者を割り当
てる優先度が高くなり,例えば閲覧者の目につきやすい
ところに自らの商品の広告が行われるようであれば,集
合型サイトの利用料金が維持される場合や元々支払う必
要がない場合でも,各登録者が集合型サイトを利用しよ
うとするインセンティブが高まる。また,利用条件を調
整する前記集合型サイトの代表的な例は,集合型サイト
の提供するウェブページに,前記登録者の商品の広告及
び取引を行うための領域を各登録者別に割り当てるモー
ル型ショッピングサイトである。また,上述の目的を達
成するための他の発明は,前記集合型サイトの利用条件
調整方法を実施するのに好適な装置に関する発明であ
る。この他の発明は,予め登録された複数の登録者に関
して広告及び取引の少なくともいずれかを行う集合型サ
イトの各登録者の利用条件を調整するための集合型サイ
トの利用条件調整装置であって,各登録者が行った前記
集合型サイトに対する広告の貢献度を評価する貢献度評
価手段と,前記集合型サイトを利用することによって各
登録者が得た利益度を評価する利益度評価手段と,前記
貢献度及び前記利益度に基づいて,各登録者の利用条件
を調整する利用条件調整手段と,を具備してなる集合型
サイトの利用条件調整装置として構成されている。この
集合型サイトの利用条件調整装置では,各登録者が行っ
た前記集合型サイトに対する広告の貢献度が貢献度評価
手段により評価される。また,利用条件調整手段によ
り,前記集合型サイトを利用することによって各登録者
が得た利益度も評価される。そして,前記貢献度及び前
記利益度に基づいて,各登録者の集合型サイトの利用条
件が利用条件調整手段により調整される。これによっ
て,集合型サイトの広告を行うことに対する各登録者の
インセンティブを損ねることなく,集合型サイトの閲覧
者を増大させ,しかも集合型サイトを利用しようとする
各登録者のインセンティブを高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
なお,以下の実施の形態は,本発明の具体的な例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る集合型サ
イトの利用条件調整装置の概略構成を示す図,図2は集
合型サイトの構成,及び集合型サイトに係る情報の授受
を説明するための図,図3は広告結果データベースの構
成を示す図表,図4は貢献評価データベースの構成を示
す図表,図5は利用結果データベースの構成を示す図
表,図6は利益評価データベースの構成を示す図表,図
7は利用条件の調整内容を示す図表,図8は前記広告結
果データベース及び前記利用結果データベースの構築手
法を説明するための図である。本発明の実施の形態に係
る集合型サイトの利用条件調整装置は,予め登録された
複数の登録者に関して商品(財,サービスを含む)の広
告及び取引を行うモール型ショッピングサイト(集合型
サイトの具体例)への各登録者の利用条件を調整するた
めの装置として具体化される。モール型ショッピングサ
イトでは,各登録者が出店した仮想的な店舗,すなわち
商品の広告及び取引を行うウェブページが,例えば家電
製品,本などといったジャンルに分けて分類されてお
り,閲覧者がジャンルに対応したリンクを辿ると,選択
されたジャンルに属する店舗の一覧(ウェブページのリ
ンクの一覧)が閲覧者の用いるウェブブラウザに表示さ
れたりする。本実施の形態では,図2に示す如く,モー
ル型ショッピングサイトのトップページ201に,登録
者A,登録者B,登録者C,及び登録者Dが出店した仮
想的な店舗となるウェブページ202a,202b,2
02c,及び202dへのリンクがそれぞれ設けられて
いるものとする。図1に示す如く,本発明の実施の形態
に係る集合型サイトの利用条件調整装置は,各登録者が
行った前記モール型ショッピングサイトに対する広告の
貢献度を評価する貢献度評価部1と,前記モール型ショ
ッピングサイトを利用することによって各登録者が得た
利益度を評価する利益度評価部2と,前記貢献度及び前
記利益度に基づいて,各登録者の利用料金などの利用条
件を調整する利用条件調整部3とを具備する。なお,前
記貢献度評価部1,前記利益度評価部2,及び前記利用
条件調整部3は,例えば各構成1乃至3による処理を記
述したプログラムをコンピュータのメモリに読み出し,
前記プログラムでもって前記コンピュータのマイクロプ
ロセッサを制御することにより実現し得るものである。
【0008】前記貢献度評価部1は,広告結果データベ
ース(以下,広告結果DBと記す)11,貢献評価デー
タベース(以下,貢献評価DBと記す)12を参照しな
がら,各登録者が行った前記モール型ショッピングサイ
トに対する広告の貢献度を評価する。前記広告結果DB
11は,各登録者が行った前記モール型ショッピングサ
イトに対する広告の結果を集計したものである。前記広
告結果DB11には,図3に示す如く,各登録者を識別
するために割り当てられた識別情報(ID)をキーフィ
ールドとして,各登録者が自らの広告資源(ウェブサイ
トやメーリングリスト,雑誌・新聞など)を用いて前記
モール型ショッピングサイトに対して広告を行った結
果,前記モール型ショッピングサイトで得られた売上の
金額,他店のクリック回数,前記モール型ショッピング
サイトのトップページ201のクリック回数などのフィ
ールドが設けられている。図3の例では,0001の前
記IDが割り当てられた登録者Aが前記モール型ショッ
ピングサイトに対して広告を行った結果,前記モール型
ショッピングサイトで得られた売上の金額は200,0
00円であり,他店のクリック回数は300回であり,
モール型ショッピングサイトのトップページ201のク
リック回数は400回である。また,0003の前記I
Dが割り当てられた登録者Cが前記モール型ショッピン
グサイトに対して広告を行った結果,前記モール型ショ
ッピングサイトで得られた売上の金額は500,000
円であり,他店のクリック回数は200回であり,モー
ル型ショッピングサイトのトップページ201のクリッ
ク回数は200回である。また,0004の前記IDが
割り当てられた登録者Dが前記モール型ショッピングサ
イトに対して広告を行った結果,前記モール型ショッピ
ングサイトで得られた売上の金額は700,000円で
あり,他店のクリック回数は900回であり,モール型
ショッピングサイトのトップページ201のクリック回
数は1500回である。モール型ショッピングサイトの
トップページ201のクリック回数が多ければ,それだ
けモール型ショッピングサイトの閲覧者が増大している
可能性が高く,他店のクリック回数が多ければ,閲覧者
だけでなく他の登録者に対してもモール型ショッピング
サイトの有益性が示されていることになる。その意味
で,登録者Dが前記モール型ショッピングサイトに対し
て行った広告の効果が最も高い。
【0009】また,前記貢献評価DB12は,前記広告
結果DB11の前記ID以外の各フィールドに格納され
た数値を利用料金に換算するための比率や単価をそれぞ
れ与える。与えられる比率や単価は予め定められたもの
である。利用料金は,各登録者がモール型ショッピング
サイトの運営者にそのサービスの利用料として例えば月
々支払う料金である。前記貢献評価DB12には,図4
に示す如く,前記広告結果DB11と同様に,前記ID
をキーフィールドとして,売上金額,他店のクリック回
数,モール型ショッピングサイトのトップページのクリ
ック回数というフィールドが設けられている。図4の例
では,0001の前記IDが割り当てられた登録者Aに
対して,売上金額の換算比率が1.0%,他店のクリッ
ク回数の単価が20円/クリック,モール型ショッピン
グサイトのトップページ201のクリック回数の単価が
10円/クリックというように与えられている。また,
0003の前記IDが割り当てられた登録者Cに対し
て,売上金額の換算比率が1.0%,他店のクリック回
数の単価が20円/クリック,モール型ショッピングサ
イトのトップページ201のクリック回数の単価が10
円/クリックというように与えられている。また,00
04の前記IDが割り当てられた登録者Dに対して,売
上金額の換算比率が1.0%,他店のクリック回数の単
価が30円/クリック,モール型ショッピングサイトの
トップページ201のクリック回数の単価が10円/ク
リックというように与えられている。前記貢献度評価部
1は,前記広告結果DB11から読み出した売上金額
や,他店のクリック回数,モール型ショッピングサイト
のトップページ201のクリック回数に対して,それぞ
れ前記貢献評価DB12から読み出した換算比率や単価
を乗算して,各登録者の貢献の結果を金額によって評価
する。この評価によって得られた金額が貢献度の具体例
である。前記貢献度は,売上金額,他店のクリック回
数,モール型ショッピングサイトのトップページ201
のクリック回数が同じとき,それぞれの比率や単価が大
きければ大きいほど増大し,小さければ小さいほど減少
する。
【0010】一方,前記利益度評価部2は,利用結果デ
ータベース(以下,利用結果DBと記す)21,利益評
価データベース(以下,利益評価DBと記す)22を参
照しながら,前記モール型ショッピングサイトを利用す
ることによって各登録者が得た利益を評価する。前記利
用結果DB21は,各登録者の前記モール型ショッピン
グサイトの利用の結果を集計したものである。前記利用
結果DB21には,図5に示す如く,前記識別情報(I
D)をキーフィールドとして,固定費用,各登録者が前
記モール型ショッピングサイトを利用して得た売上の金
額,クリック回数といったフィールドが設けられる。こ
こで,固定費用は,各登録者が前記モール型ショッピン
グサイトを利用したときに予め見込むことにした例えば
月々定額の利益である。図5の例では,0001の前記
IDが割り当てられた登録者Aが前記モール型ショッピ
ングサイトを利用したときに予め見込むことにした前記
固定費用は50,000円であり,登録者Aが前記モー
ル型ショッピングサイトを利用した結果,得られた前記
売上金額は100,000円であり,登録者Aのモール
型ショッピングサイトのウェブページ(店舗)のクリッ
ク回数は300回である。また,0003の前記IDが
割り当てられた登録者Cが前記モール型ショッピングサ
イトを利用したときに予め見込むことにした前記固定費
用は0円であり,登録者Cが前記モール型ショッピング
サイトを利用した結果,得られた前記売上金額は50
0,000円であり,登録者Cのモール型ショッピング
サイトのウェブページのクリック回数は700回であ
る。また,004の前記IDが割り当てられた登録者D
が前記モール型ショッピングサイトを利用したときに予
め見込むことにした前記固定費用は0円であり,登録者
Dが前記モール型ショッピングサイトを利用した結果,
得られた前記売上金額は300,000円であり,登録
者Dのモール型ショッピングサイトのウェブページのク
リック回数は500回である。前記売上金額やクリック
回数が大きければ,それだけ直接の利益や広告効果とい
う利益を各登録者は受けていることになる。その意味
で,登録者Cが前記モール型ショッピングサイトを利用
することによって最も利益を受けていることになる。
【0011】前記利益評価DB22は,前記利用結果D
B21の前記ID以外の各フィールドに格納された数値
を利用料金に換算するための比率や単価をそれぞれ与え
る。与えられる比率や単価は予め定められたものであ
る。前記利益評価DB22には,図6に示す如く,前記
利用結果DB21と同様に,前記IDをキーフィールド
として,固定費用,売上金額,クリック回数というフィ
ールドが設けられている。図6の例では,0001の前
記IDが割り当てられた登録者Aに対して,固定費用の
換算比率が100.0%,売上金額の換算比率が0.0
%,クリック回数の単価が50円/クリックというよう
に与えられている。図5の例で登録者Aに対してのみ固
定費用が50,000円に定められているが,これに対
応して,図6の例では,登録者Aについて,固定費用に
よって予め見込んだ利用結果の代わりに,売上金額の換
算比率が0.0%に設定されているのである。このよう
な態様は各登録者と前記モール型ショッピングサイトの
運営者とで適宜定めればよい。また,0003の前記I
Dが割り当てられた登録者Cに対して,固定費用の換算
比率が100.0%,売上金額の換算比率が2.0%,
クリック回数の単価が100円/クリックというように
与えられている。また,0004の前記IDが割り当て
られた登録者Dに対して,固定費用の換算比率が10
0.0%,売上金額の換算比率が2.0%,クリック回
数の単価が100円/クリックというように与えられて
いる。前記利益度評価部2は,前記利用結果DB21か
ら読み出した固定費用や,売上金額,クリック回数に対
して,それぞれ前記利益評価DB22から読み出した換
算比率や単価を乗算して,各登録者が受けた利益を金額
によって評価する。この評価によって得られた金額が利
益度の具体例である。前記利益度は,固定費用,売上金
額,クリック回数が同じとき,それぞれの比率や単価が
大きければ大きいほど増大し,小さければ小さいほど減
少する。
【0012】前記貢献度評価部1,及び前記利益度評価
部2によりそれぞれ求められた前記貢献度,及び前記利
益度は,利用条件調整データベース(以下,利用条件調
整DBと記す)31に供給され,格納される。前記利用
条件調整DB31には,図7に示す如く,前記識別情報
(ID)をキーフィールドとして,前記貢献度,前記利
益度,利用料金というフィールドが設けられている。前
記利用条件調整部3は,前記利用条件調整DB31に格
納された前記貢献度,及び前記利益度を読み出し,読み
出した前記貢献度,及び前記利益度に基づいて,各登録
者毎に利用料金を計算し,前記利用条件調整DB31の
利用料金フィールドに書き込む。前記利用料金の計算
は,より具体的には,前記利益度から前記貢献度を差し
引くという簡単な計算である。図7の例では,0001
の前記IDが割り当てられた登録者Aの前記利益度は6
5,000円であり,前記貢献度は12,000円であ
る。この場合,前記利用条件調整部3は,65,000
円から12,000円を差し引き,利用料金として5
3,000円という計算結果を得て,これを前記利用条
件調整DB31の登録者Aのレコードの前記利用料金に
格納している。また,0003の前記IDが割り当てら
れた登録者Cの前記利益度は,80,000円であり,
前記貢献度は11,000円である。この場合,前記利
用条件調整部3は,80,000円から11,000円
を差し引き,利用料金として69,000円という計算
結果を得て,これを前記利用条件調整DB31の登録者
Cのレコードの前記利用料金に格納している。また,0
004の前記IDが割り当てられた登録者Dの前記利益
度は56,000円であり,前記貢献度は49,000
円である。この場合,前記利用条件調整部3は,56,
000円から49,000円を差し引き,利用料金とし
て7,000円という計算結果を得て,これを前記利用
条件調整DB31の登録者Dのレコードの前記利用料金
に格納している。上述のような構成を有する前記集合型
サイトの利用条件調整装置は,本発明に係る集合型サイ
トの利用条件調整方法を実施するのに好適な装置であ
る。
【0013】次に,前記集合型サイトの利用条件調整装
置を用いた,本発明の実施の形態に係る集合型サイトの
利用条件調整方法を説明する。例えば図2に示す如く,
登録者Aは,モール型ショッピングサイトの他,ウェブ
ページ203,メーリングリスト204,雑誌・新聞他
205という3つの異なる分類に属する広告資源を有し
ているものとする。また,登録者C,登録者Dも,登録
者Aと同様に,3つの分類の広告資源を有しているが,
登録者Bは,広告資源を有してないものとする。この場
合,少なくとも登録者A,登録者C,及び登録者Dの利
用料金などの利用条件が本発明の実施の形態に係る集合
型サイトの利用条件調整方法及び装置によって調整され
る。本発明の実施の形態に係る集合型サイトの利用条件
調整方法では,各登録者が前記モール型ショッピングサ
イトに対して行う広告に予め前記識別情報(ID)が付
与される。各登録者は,例えば自己のウェブページ20
3において,モール型ショッピングサイトのバナー広告
やリンクを設けたりすることによって,自己の広告資源
を用いて,モール型ショッピングサイトの広告を行うこ
とができる。モール型ショッピングサイトに対する広告
を行うのに,各登録者が管理するメーリングリスト20
4で配付されるメールの本文にモール型ショッピングサ
イトのリンクを記載しておいてもよい。このようにバナ
ー広告やリンクを用いる場合には,これらのリンクに前
記識別情報,又はそれに対応する情報を付加しておく。
前記識別情報は,前記モール型ショッピングサイトの広
告の受け手(消費者など)206が,いずれの登録者の
広告をみて,前記モール型ショッピングサイトのウェブ
ページを閲覧したかを定めるために用いられる。広告に
ウェブページやメーリングリストを用いる場合には,リ
ンク経路を定めればよい。リンク経路を定める手法は既
に知られているので,ここでは,一例を示すのに止めて
おく。
【0014】例えば図8に示す如く,登録者Aが運営す
るウェブページ203に,前記モール型ショッピングサ
イトを広告するためのバナー広告801が設けられる。
このバナー広告に,前記モール型ショッピングサイトの
運営者から予め登録者Aに通知された前記識別情報(0
001)が付与される。この例では,前記バナー広告8
01に,前記識別情報(0001)を引数にするCGI
を指定するURLアドレスのリンクが埋め込まれてい
る。広告の受け手206が,ウェブブラウザから前記ウ
ェブページ203を閲覧し,マウスで前記バナー広告8
01をクリックするなどすると,広告の受け手206が
用いるウェブブラウザから,前記識別情報(0001)
を引数にしてCGIを指定する要求が,前記モール型シ
ョッピングサイトのウェブサーバーに送出される。前記
モール型ショッピングサイトのウェブサーバーにおい
て,前記識別情報(0001)を引数にしたCGIを指
定する要求が受信されると,指定された当該CGIが起
動される。前記CGIが起動されると,前記要求からウ
ェブページのディレクトリと前記引数が取り込まれ,図
示しないデータベースサーバーに受け渡される。前記広
告の受け手206によるセッションを管理するデータベ
ースサーバーにより,前記セッションを記録するセッシ
ョン管理データベース(以下,セッション管理DBと記
す)802にウェブページのディレクトリと前記引数と
が記録される。また,前記要求から取り込まれたディレ
クトリによって指定されるウェブページ,例えば前記モ
ール型ショッピングサイトのトップページ201,のリ
ンクに前記識別情報を埋め込んだウェブページが前記C
GIによって生成され,ウェブサーバーに供給される。
供給されたウェブページは,前記ウェブサーバーにより
広告の受け手206のウェブブラウザに送信される。次
に,前記ウェブブラウザに表示された前記モール型ショ
ッピングサイトのトップページ201を閲覧した広告の
受け手206によって,登録者Dが出店する店舗の商品
を購入する(取引する)ウェブページ(オーダーフォー
ム)803を指定する要求がなされたものとする。この
要求を受けた前記モール型ショッピングサイトのウェブ
サーバーでは,トップページの場合と同様に,CGIが
起動され,前記セッション管理DB802に前記引数と
前記ウェブページのディレクトリが記録される。このと
き,前記セッション管理DB802には,例えば図8に
示す如く,ある広告の受け手206に対して,前記識別
情報(0001),及び前記モール型ショッピングサイ
トのトップページ201に対応したディレクトリ(htt
p://Suzukishop.com/main.html )を含むはじめのセッ
ションと,前記識別情報(0001),及び前記モール
型ショッピングサイトの登録者Dのオーダーフォーム8
03に対応したディレクトリ(http://Suzukishop.com/
order.html)を含む次のセッションが記録されることに
なる。前記登録者Dのオーダーフォーム803は,前記
モール型ショッピングサイトのウェブサーバーに供給さ
れ,前記ウェブサーバーにより広告の受け手206のウ
ェブブラウザに送信される。
【0015】次に,前記ウェブブラウザに表示された前
記登録者Dのオーダーフォーム803を用いて,広告の
受け手206が前記登録者Dの商品を購入することを確
認したことを表す要求が前記ウェブブラウザから前記ウ
ェブサーバーに送出されたものとする。前記要求が前記
ウェブサーバーにより受信されると,CGIが起動され
るようにする。このとき,起動されたCGIによって,
前記広告結果DB11,及び前記利用結果DB21の記
録内容が更新される。この例の場合,少なくとも登録者
Aの広告によって,前記モール型ショッピングサイトの
トップページと登録者Dのオーダーフォームとが選択さ
れたのであるから,前記CGIにより,前記広告結果D
B11の前記登録者A(前記ID0001)のレコード
の他店のクリック回数,及びモール型ショッピングサイ
トのトップページ201のクリック回数が1増加させら
れる。また,登録者Dの商品が購入されたのであるか
ら,購入された商品の額だけ前記広告結果DB11の前
記登録者Aのレコードの売上金額が増加させられる。一
方,登録者Dは前記モール型ショッピングサイトを利用
することによって利益を受けた。前記利用結果DB21
の前記登録者Dのレコードの売上金額が購入商品の額だ
け増加させられ,クリック回数が少なくとも1増加させ
られる。このような処理が繰り返される結果,前記広告
結果DB11,及び前記利用結果DB21が構築される
(売上金額やクリック回数などが集計される)。なお,
前記モール型ショッピングサイトを広告するのに雑誌・
新聞他205を用いた場合も,広告を行う登録者の前記
識別情報,又はそれに対応する情報を広告に載せてお
く。この場合,広告に載せるのは,予め前記登録者に対
して定めた言葉(キーワード)を用いるのが自然であ
る。そして,広告に載っているキーワードを,前記モー
ル型ショッピングサイトのウェブページを閲覧する際に
入力する必要があるようにしておく。この場合,電話や
ファクシミリなどを用いて前記モール型ショッピングサ
イトの運営者などが注文を受けるようにしてもよい。電
話やファクシミリで注文を受ける場合にも,前記キーワ
ードを確認するようにする。電話やファクシミリで注文
を受ける場合,広告の受け手206が全く前記モール型
ショッピングサイトを訪れないことも考えられるが,注
文を受けた登録者は,結果的に前記モール型ショッピン
グサイトを利用することによって利益を受けていること
になる。また,電話やファクシミリで注文を受けた場合
には,前記キーワードから前記識別情報を特定し,その
前記識別情報をオペレータが入力して,前記広告結果D
B11,及び前記利用結果DB21に記憶しておく必要
がある。少なくとも前記広告結果DB11,及び前記利
用結果DB21の売上金額は更新される。
【0016】前記集合型サイトの利用条件調整装置は,
オペレータから指示を受けたときや,予め定められた日
時に起動する。例えば利用料金の請求を各登録者に行う
より前の日に起動しておくようにすればよい。前記集合
型サイトの利用条件調整装置が起動されると,前記貢献
度評価部1により前記広告結果DB11及び前記貢献評
価DB12が参照され,前記貢献度が求められ,前記利
用条件調整DB31が更新される。また,前記利益度評
価部2により前記利用結果DB21及び前記利益評価D
B22が参照され,前記利益度が求められ,前記利用条
件調整DB31が更新される。そして,前記利用条件調
整部3により前記利用条件調整DB31が参照され,前
記貢献度,及び前記利益度に基づいて,利用料金などの
利用条件が求められ,求められた利用料金は前記利用条
件調整DB31に書き込まれる。これによって,例えば
各月,各登録者別に利用料金が調整される。図7の例で
は,最も貢献度の高い登録者Dの利用料金は7,000
円となっており,他の登録者と比べて安いものとなって
いる。その結果,登録者Dが前記モール型ショッピング
サイトを利用しようとするインセンティブを増大させる
ことができる。また,登録者Cの利用料金は,69,0
00円と3登録者の中では最も高いものとなっている
が,登録者Cが前記モール型ショッピングサイトを利用
することによって得ている利益は大きく,登録者Dが前
記モール型ショッピングサイトを利用しようとするイン
センティブを損ねるものではない。このように,本発明
の実施の形態に係る集合型サイトの利用条件調整方法及
び装置によれば,集合型サイトの広告を行うことに対す
る各登録者のインセンティブを損ねることなく,集合型
サイトの閲覧者を増大させ,しかも集合型サイトを利用
しようとする各登録者のインセンティブを高めることが
できる。さらに,自らの広告資源を用いて集合型サイト
の広告を行うことで,集合型サイトに興味を持った閲覧
者が登録者自らのウェブサイトも閲覧するなどの機会が
増え,登録者に興味を示す者が増えることも期待され
る。さらに,貢献評価DB12や利用評価DB22に格
納する(換算)比率や単価を管理し適宜調節することに
より,集合型サイト全体の利益を最適な方向に導くこと
ができる。
【0017】
【実施例】前記実施の形態では,モール型ショッピング
サイトについて,本発明に係る集合型サイトの利用条件
調整方法及び装置を適用したが,これに限られるもので
はなく,リンク型サイトなどの他の集合型サイトについ
て本発明に係る集合型サイトの利用条件調整方法及び装
置を適用することも可能である。その場合に集合型サイ
トにおいて広告と取引との両方が行われる必要は必ずし
もない。集合型サイトにおいて広告,取引のいずれか一
方だけが行われていても,登録者は集合型サイトによっ
て利益を受ける。また,リンク経路を定める手法も前記
実施の形態の内容に限られるものではない。予め登録者
が集合型サイトに対して行う広告に当該登録者の識別情
報やそれに対応する情報を付与しておくことによって,
広告結果,利用結果が得られればよい。また,結果的に
利用料金が調整されることになるが,前記貢献評価DB
12や利益評価DB22に格納されている換算比率や単
価を前記貢献度及び前記利益度に基づいて調整するよう
にしてもよい。この場合,換算比率や単価が利用条件の
具体例となる。さらに,利用料金とは関係なく,例えば
集合型サイトが提供するウェブページに各登録者を割り
当てる優先度を調整するようにしてもよい。集合型サイ
トが提供するウェブページには,閲覧者の目につきやす
いところ目につき難いところがある。他の条件が同じで
あれば,集合型サイトのトップページからの階層が深け
ればそれだけ閲覧者の目につき難くなるし,階層が浅け
ればそれだけ閲覧者の目につきやすくなる。また,同じ
ページ内であっても,当該ウェブページに割り当てる各
登録者の領域の位置が異なれば目のつき易さがかわる。
また,前記ウェブページに割り当てる各登録者の領域が
小さければそれだけ目につき難くなるし,前記領域が大
きければそれだけ目につきやすくなる。この他,「最
新」,「注目」,「お薦め」などの評価を与える文字や
記号がリンクに付されたりすれば,それに応じて閲覧者
の関心の持ち方も変わる。例えばこのような閲覧者の関
心の持ち方に合わせて,ウェブページへの割り当て方に
ランクを付けておく。「注目」,「最新」,「☆☆☆」
などの文字や記号をつける場合にはランクが高く,文字
や記号をつけなかったり評価が高くないことを連想させ
る「☆」という記号をつける場合にはランクが低い。階
層が浅ければランクが高く,階層が深ければランクが低
い。例えばこのようにランクを付けた上で,優先度の高
い登録者には高いランクの割り当て方を採用し,優先度
の低い登録者には低いランクの割り当て方を採用する。
上述のように集合型サイトが提供するウェブページに各
登録者を割り当てる優先度を調整するようにしても,集
合型サイトを利用しようとする各登録者のインセンティ
ブを変化させることができる。また,前記実施の形態の
ように,利用条件を調整する場合には,前記貢献度及び
前記利益度の両方を用いる方が好ましいが,前記貢献度
のみに基づいて利用条件を調整するようにしてもよい。
この場合でも,各登録者が行った集合型サイトに対する
広告の効果が高ければ,例えば利用料金を軽減するなど
して,集合型サイトの閲覧者を増加させつつ,各登録者
の集合型サイトを利用しようとするインセンティブを高
めることは可能である。ただし,効果の高い広告を行っ
た登録者の集合型サイトに対する広告を行おうとするイ
ンセンティブを損ねる恐れもあるので,前記実施の形態
のように,前記貢献度及び前記利益度に基づいて利用条
件を調整するのが好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明の実施の形態
に係る集合型サイトの利用条件調整方法及び装置によれ
ば,集合型サイトの閲覧者を増大させつつ,集合型サイ
トを利用しようとする登録者のインセンティブを高める
こともできる。特に,各登録者が行った前記集合型サイ
トに対する広告の貢献度,及び前記集合型サイトを利用
することによって各登録者が得た利益度の両方に基づい
て利用条件を調整する場合には,登録者間の不公平感に
よって,登録者が集合型サイトに対して広告を行おうと
するインセンティブが損なわれることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る集合型サイトの利
用条件調整装置の概略構成を示す図。
【図2】 前記実施の形態に係る集合型サイトの構成,
及び前記集合型サイトを用いた情報の授受を説明するた
めの図。
【図3】 広告結果データベースの構成例を示す図。
【図4】 貢献評価データベースの構成例を示す図。
【図5】 利用結果データベースの構成例を示す図。
【図6】 利益評価データベースの構成例を示す図。
【図7】 利用条件調整データベースの構成例を示す
図。
【図8】 前記広告結果データベース及び前記利用結果
データベースの構築手法を説明するための図。
【符号の説明】
1…貢献度評価部 2…利益度評価部 3…利用条件調整部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録された複数の登録者に関して広
    告及び取引の少なくともいずれかを行う集合型サイトの
    各登録者の利用条件を調整するための集合型サイトの利
    用条件調整方法であって,各登録者が行った前記集合型
    サイトに対する広告の貢献度を評価し,前記貢献度に基
    づいて各登録者の利用条件を調整してなる集合型サイト
    の利用条件調整方法。
  2. 【請求項2】 各登録者の利用条件を調整する前に,前
    記集合型サイトを利用することによって各登録者が得た
    利益度も評価し,各登録者の利用条件を,前記貢献度及
    び前記利益度に基づいて調整してなる請求項1記載の集
    合型サイトの利用条件調整方法。
  3. 【請求項3】 前記利用条件が,各登録者が前記集合型
    サイトを利用するのに要する利用料金である請求項1記
    載の集合型サイトの利用条件調整方法。
  4. 【請求項4】 前記利用条件が,前記集合型サイトが提
    供するウェブページに各登録者を割り当てる優先度であ
    る請求項1記載の集合型サイトの利用条件調整方法。
  5. 【請求項5】 前記集合型サイトが,前記集合型サイト
    の提供するウェブページに,前記登録者の商品の広告及
    び取引を行うための領域を各登録者に割り当てるモール
    型ショッピングサイトである請求項1記載の集合型サイ
    トの利用条件調整方法。
  6. 【請求項6】 予め登録された複数の登録者に関して広
    告及び取引の少なくともいずれかを行う集合型サイトの
    各登録者の利用条件を調整するための集合型サイトの利
    用条件調整装置であって,各登録者が行った前記集合型
    サイトに対する広告の貢献度を評価する貢献度評価手段
    と,前記集合型サイトを利用することによって各登録者
    が得た利益度を評価する利益度評価手段と,前記貢献度
    及び前記利益度に基づいて各登録者の利用条件を調整す
    る利用条件調整手段と,を具備してなる集合型サイトの
    利用条件調整装置。
JP2000261300A 2000-08-30 2000-08-30 集合型サイトの利用条件調整方法及び装置 Pending JP2002074183A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261300A JP2002074183A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 集合型サイトの利用条件調整方法及び装置
US09/733,322 US20020026352A1 (en) 2000-08-30 2000-12-08 Method and apparatus for adjusting a condition for using a collective site

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261300A JP2002074183A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 集合型サイトの利用条件調整方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002074183A true JP2002074183A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18749164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261300A Pending JP2002074183A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 集合型サイトの利用条件調整方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020026352A1 (ja)
JP (1) JP2002074183A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529896A (ja) * 2012-07-26 2015-10-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 広告課金方法および広告課金装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7089195B2 (en) * 2001-04-30 2006-08-08 Ari Rosenberg System and method for the presentation of advertisements
JP4145623B2 (ja) * 2001-10-23 2008-09-03 松下電器産業株式会社 テレビジョン受信機及び受信機からのアクセス数集計方法
US8700715B1 (en) 2006-12-28 2014-04-15 Perftech, Inc. System, method and computer readable medium for processing unsolicited electronic mail
US8175914B1 (en) 2007-07-30 2012-05-08 Google Inc. Automatic adjustment of advertiser bids to equalize cost-per-conversion among publishers for an advertisement
US9367524B1 (en) * 2012-06-06 2016-06-14 Google, Inc. Systems and methods for selecting web page layouts including content slots for displaying content items based on predicted click likelihood

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288422A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Takashi Koike 情報収集支援方法及びシステム
JP2000024278A (ja) * 1998-09-11 2000-01-25 Ace Denken:Kk 遊技場管理装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5819285A (en) * 1995-09-20 1998-10-06 Infonautics Corporation Apparatus for capturing, storing and processing co-marketing information associated with a user of an on-line computer service using the world-wide-web.
US6141666A (en) * 1996-01-22 2000-10-31 Internet Consultants Llc Method and system for customizing marketing services on networks communicating with hypertext tagging conventions
US6189030B1 (en) * 1996-02-21 2001-02-13 Infoseek Corporation Method and apparatus for redirection of server external hyper-link references
US5948061A (en) * 1996-10-29 1999-09-07 Double Click, Inc. Method of delivery, targeting, and measuring advertising over networks
US6029141A (en) * 1997-06-27 2000-02-22 Amazon.Com, Inc. Internet-based customer referral system
US6289318B1 (en) * 1998-03-24 2001-09-11 Timothy P. Barber Method and architecture for multi-level commissioned advertising on a computer network
US6243750B1 (en) * 1998-03-26 2001-06-05 International Business Machines Corporation Method and system for measuring Web site access requests
US6006197A (en) * 1998-04-20 1999-12-21 Straightup Software, Inc. System and method for assessing effectiveness of internet marketing campaign
US6487538B1 (en) * 1998-11-16 2002-11-26 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for local advertising
US6574606B1 (en) * 1999-03-12 2003-06-03 Webloyalty.Com Method and system for cross-marketing products and services over a distributed communication network
US6334111B1 (en) * 2000-10-06 2001-12-25 Careau & Co. Method for allocating commissions over the internet using tags

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288422A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Takashi Koike 情報収集支援方法及びシステム
JP2000024278A (ja) * 1998-09-11 2000-01-25 Ace Denken:Kk 遊技場管理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529896A (ja) * 2012-07-26 2015-10-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 広告課金方法および広告課金装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020026352A1 (en) 2002-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4369477B2 (ja) 広告を一のタイプの広告スポットから他のタイプの広告スポットへと昇格及び/又は降格させること
JP4856172B2 (ja) ウェブサイト及び/又はウェブサイトカテゴリ等の広告に関するターゲット特定情報の提案
JP4988744B2 (ja) 異なる価値提示を有する広告主が、広告システムに対してこのような価値提示を表現できるようにする、柔軟性のある広告システム
US20120054010A1 (en) Targeting consumers by paying users to share online coupons
US20080046315A1 (en) Realizing revenue from advertisement placement
US20080201220A1 (en) Methods of dynamically creating personalized internet advertisements based on advertiser input
JP2007524915A5 (ja)
JP2001514772A (ja) インターネット広告システム
WO2008026441A1 (fr) Système de détermination d'annonce publicitaire
JP4550820B2 (ja) 広告システムにおける配置情報の決定法及び/又は利用法
JP2007507752A (ja) 広告システムにおけるエンドユーザー現地時間情報の決定及び/又は使用
AU2002232534A1 (en) System and method for incentivizing online sales
CA2431786A1 (en) A distributed communication system for online sales
US20070239533A1 (en) Allocating and monetizing advertising space in offline media through online usage and pricing model
US20080082396A1 (en) Consumer Marketing System and Method
CA2979941A1 (en) Method and system for ranking information items for display
JP2006293920A (ja) 流行創出型広告システム、流行創出型広告方法、プログラムおよび記録媒体
JP2009265833A (ja) 広告システム及び広告方法
JP2011508931A (ja) ビデオ広告価格決定
JP2007504556A5 (ja)
Özlük et al. Allocating expenditures across keywords in search advertising
JP5071966B2 (ja) 広告コンテンツの閲覧に応じて課金する広告課金制御方法、サーバ及びプログラム
KR100986112B1 (ko) 평판 기반 과금 방법
JP2008140277A (ja) 広告仲介システム
JP3276145B1 (ja) インターネット広告方法及びシステム