JP2002068076A - 暴噴防止装置の格納装置及び暴噴防止装置の格納方法 - Google Patents

暴噴防止装置の格納装置及び暴噴防止装置の格納方法

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JP2002068076A
JP2002068076A JP2000255163A JP2000255163A JP2002068076A JP 2002068076 A JP2002068076 A JP 2002068076A JP 2000255163 A JP2000255163 A JP 2000255163A JP 2000255163 A JP2000255163 A JP 2000255163A JP 2002068076 A JP2002068076 A JP 2002068076A
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文和 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で確実な格納を実現してBOP 5の大型化
に対処する。 【解決手段】 BOP 5を水平に維持した状態で4台の架
台ジャッキ26に載置することで、架台ジャッキ26の
ピストンロッド27の下降に連動してテストスタンプ2
5を押し上げてコネクタ7に嵌合させ、BOP 5の格納と
テストスタンプ25の挿入嵌合を容易に行い、フレーム
6の架台ジャッキ26側への載置とテストスタンプ25
のコネクタ7への嵌合とでBOP 5の全重量を支持し、格
納装置21への固定を安定させると共に基部の強度を確
保し、安全で確実な格納を実現してBOP 5の大型化に対
処する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底の坑口にコネ
クタが嵌合する暴噴防止装置を掘削船上に吊り降ろして
格納する格納装置及び格納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油の採掘のための海底掘削のための海
底掘削船では、海底の掘削時に船体と海底の坑口との間
をライザー管と称される管装置で接続するようになって
いる。ライザー管の下端には暴噴防止装置が取り付けら
れ、暴噴防止装置には海底の坑口に嵌合するコネクタが
備えられている。暴噴防止装置は、掘削中等にガスや石
油がライザー管側に噴出することを防止する装置で、ガ
スや石油が噴出した際には管を切断して坑口を弁体等で
閉じて坑口に装置の一部が残される構造となっている。
これにより、海中への坑内の流体の流出が防止される。
【0003】海底掘削船が港と採掘場所との間を航行す
る際や、暴風時等には、暴噴防止装置は掘削船上に格納
される。海底掘削船上の格納装置には、海底の坑口のヘ
ッドと同一形状のテストスタンプが設けられ、暴噴防止
装置のコネクタをテストスタンプに嵌合した状態で暴噴
防止装置が海底掘削船上に固定される。テストスタンプ
には暴噴防止装置の配管等を加圧する機能が備えられ、
必要に応じてテストスタンプを介して暴噴防止装置を海
底と同じ条件の圧力に加圧する等して配管等の耐圧試験
が実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の暴噴防止装置の
格納装置は、耐圧試験用のテストスタンプにコネクタを
嵌合することで、海底掘削船に格納固定されている。こ
のため、暴噴防止装置の全重量がテストスタンプで集中
的に支えられることになり、航行中の船体揺動による慣
性力により固定が不安定になる虞があった。また、暴噴
防止装置が大型化した場合には、テストスタンプ自体や
テストスタンプを支持する基部の強度が確保できなくな
る虞があった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、航行中に船体揺動が生じても、また、暴噴防止装置
が大型化しても、暴噴防止装置を容易にしかも安定して
掘削船上に格納することができる暴噴防止装置の格納装
置及び格納方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の暴噴防止装置の格納装置の構成は、海底の坑
口に嵌合するコネクタが本体に備えられた暴噴防止装置
を掘削船上に吊り降ろして格納する格納装置であって、
掘削船のデッキに昇降自在に設けられコネクタが嵌合す
るテストスタンプと、テストスタンプの周囲における掘
削船のデッキに昇降自在に設けられ暴噴防止装置の本体
が載置される少なくとも3台の支持架台と、支持架台を
流体圧により昇降させる架台ジャッキと、テストスタン
プを流体圧により昇降させるテストスタンプジャッキ
と、支持架台に暴噴防止装置が載置された際の架台ジャ
ッキの流体圧の状態に連動してテストスタンプを上昇さ
せるようにテストスタンプジャッキを駆動する連動手段
とを備えたことを特徴とする。
【0007】そして、連動手段は、架台ジャッキとテス
トスタンプジャッキとを連通する流体圧配管であり、流
体圧配管には、暴噴防止装置のフレームが載置された際
の架台ジャッキの下降に連動してテストスタンプジャッ
キを上昇させる流体規制手段が備えられていることを特
徴とする。また、少なくとも3台の架台ジャッキには、
掘削船の傾斜状況に応じて独立して昇降することにより
暴噴防止装置を水平に載置させる水平維持手段が備えら
れていることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するための本発明の暴噴防
止装置の格納方法は、海底の坑口に嵌合するコネクタが
本体に備えられた暴噴防止装置を掘削船上に吊り降ろし
て格納する格納方法であって、コネクタが嵌合するテス
トスタンプを掘削船上に昇降自在に備え、暴噴防止装置
の本体が載置される少なくとも3台の支持架台を掘削船
上に昇降自在に備え、少なくとも3台の支持架台を個別
に昇降させることで吊り下げられた暴噴防止装置を水平
に維持して少なくとも3台の支持架台に暴噴防止装置を
載置し、暴噴防止装置が載置された時の少なくとも3台
の支持架台の昇降状態に応じてテストスタンプを上昇さ
せることでテストスタンプをコネクタに嵌合させて暴噴
防止装置を格納することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る暴噴防止装置の格納装置を備えた海底掘削の全体状
況、図2には格納装置の斜視、図3には格納装置の平面
視、図4には格納装置の側面視、図5には暴噴防止装置
を吊り降ろしている状態の側面視、図6には暴噴防止装
置を格納した状態の側面視、図7には架台ジャッキ及び
油圧ジャッキの油圧系統を示してある。
【0010】図1に示すように、海底掘削船1には吊り
上げ装置2で昇降操作される掘削用のライザー管3が設
けられ、ライザー管3は海底4に向けて垂下支持され
る。ライザー管3の下端には暴噴防止装置(BOP: Blow
Out Preventer)5が接続されている。BOP 5の本体であ
るフレーム6にはジョイントやコネクタ類を介してコネ
クタ7が備えられ、コネクタ7は海底4の坑口に設けら
れたウエルヘッド8に嵌合するようになっている。コネ
クタ7をウエルヘッド8に嵌合することで、海底掘削船
1と海底4がライザー管3によって連結された状態にな
る。ライザー管3を通して海底4の掘削が実施される。
【0011】BOP 5は、掘削中等にガスや石油がライザ
ー管3側に噴出することを防止する装置で、ガスや石油
が噴出した際にはBOP 5内の管を切断して坑口を弁体等
で閉じて坑口にBOP 5の構成部材の一部が残される構造
となっている。即ち、図1及び図5、図6に示すよう
に、BOP 5のフレームには、ライザー管3に接続される
ジョイント11、ゴムにより孔を締め切る上部アニュラ
ー12、切断時にウエルヘッド8側に残される下部アニ
ュラー13、弁体が作動して孔を締め切ったりパイプを
切断するラム部14及びコネクタ7により構成されてい
る。
【0012】コネクタ7とウエルヘッド8が接続された
状態で坑口からガスや石油が噴出した場合、ラム部14
によりパイプが切断されて、ジョイント11及び上部ア
ニュラー12と下部アニュラー13側とが切り離され
る。下部アニュラー13により孔を締め切ることで海中
への坑内の流体の流出が阻止される。また、上部アニュ
ラー12で孔を締め切ることで、ライザー管3内への海
水の浸入等が阻止され、ライザー管3が引き上げられ
る。
【0013】海底掘削船1が港と採掘場所との間を航行
する際や、暴風時等には、BOP 5は海底掘削船1上の格
納装置21に格納される。図2乃至図7に基づいて格納
装置21を説明する。
【0014】図2乃至図4に示すように、海底掘削船1
のアッパデッキ22上には枠状の基台23が設置され、
基台23の中心部にはテストスタンプジャッキとしての
油圧ジャッキ24を介してテストスタンプ25が昇降自
在に備えられている。テストスタンプ25の周囲には油
圧駆動の架台ジャッキ26が4台設けられ、架台ジャッ
キ26のピストンロッド27の先端部位28にBOP 5の
フレーム6が載置されるようになっている。即ち、先端
部位28が支持架台を構成し、支持架台が個別に昇降自
在となっている。
【0015】尚、架台ジャッキ26はテストスタンプ2
5の周囲に少なくとも3台設けられていればよく、5台
以上設けられていてもよい。
【0016】図5、図6に示すように、油圧ジャッキ2
4の油室とそれぞれの架台ジャッキ26の油室とは流体
圧配管としての配管29でつながれ、架台ジャッキ26
のピストンロッド27が押しつけ付勢される(下側に移
動)ことで、架台ジャッキ26が突出側に押し出され
(上側に移動)、ピストンロッド27の下側への移動に
連動してテストスタンプ25が上側に移動するようにな
っている。
【0017】つまり、図5に示すように、BOP 5が吊り
下げられて格納装置21に降ろされると、図6に示すよ
うに、フレーム6が架台ジャッキ26のピストンロッド
27の先端部位28に載置される。更に、BOP 5を降ろ
して全重量がピストンロッド27にかかると、ピストン
ロッド27が下側に移動して配管29でつながれた油圧
ジャッキ24によりテストスタンプ25が上側に移動す
る。テストスタンプ25が上側に移動することで、BOP
5のコネクタ7にテストスタンプ25が嵌合する。
【0018】BOP 5は、フレーム6が架台ジャッキ26
のピストンロッド27の先端部位28に載置されると共
にコネクタ7にテストスタンプ25が嵌合することで、
格納装置21に格納される。これにより、BOP 5の全重
量はテストスタンプ25及び4台の架台ジャッキ26で
支えられることになり、航行中に船体が揺動して慣性力
が働いても固定が安定し、また、BOP 5が大型化しても
テストスタンプ25自体やテストスタンプ25を支持す
る油圧ジャッキ24等の基部の強度が確保される。
【0019】テストスタンプ25にはBOP 5の配管等を
加圧する機能が備えられ、格納時には、必要に応じてテ
ストスタンプ25を介してBOP 5を海底と同じ条件の圧
力に加圧する等して配管等の耐圧試験が実施される。
【0020】図7に基づいて油圧系統を説明する。
【0021】4台の架台ジャッキ26及び油圧ジャッキ
24は配管29を介して油圧源31及び油タンク32に
並列に接続されている。4台の架台ジャッキ26のそれ
ぞれの油室には手動方向制御弁33から圧油が給排さ
れ、手動方向制御弁33とそれぞれの油室との間には圧
力補償流量制御弁34及び手動方向制御弁33側への油
の流通を阻止する逆止弁35が並列に設けられている。
【0022】また、同様に、油圧ジャッキ24のそれぞ
れの油室には手動方向制御弁36から圧油が給排され、
手動方向制御弁36とそれぞれの油室との間には圧力補
償流量制御弁37及び手動方向制御弁36側への油の流
通を阻止する逆止弁38が並列に設けられている。
【0023】4台の架台ジャッキ26及び油圧ジャッキ
24は配管29を介して油圧源31及び油タンク32に
並列に接続し、それぞれの流路に手動方向制御弁33,
36を設けて流体制御手段としたので、油圧回路を複雑
にすることなく駆動を連動させることができる。図中の
符号で39は圧力計、40はリリーフ弁である。
【0024】BOP 5を格納装置21に降ろして格納する
格納方法を説明する。
【0025】BOP 5を格納する前に、手動方向制御弁3
3を上昇方向に操作して4台の架台ジャッキ26を上昇
させておくと共に、手動方向制御弁36を下降方向に操
作して油圧ジャッキ24下降させておく。この状態で、
BOP 5をクレーン等で吊り下げて格納装置21の直上に
移動させてゆっくりと下降させる。海底掘削船1が傾斜
してBOP 5のフレーム6が4台の架台ジャッキ26の先
端部28に同時に接しない場合には、手動方向制御弁3
3を個別に操作してピストンロッド27を個別に昇降さ
せ、フレーム6に4台の架台ジャッキ26の先端部28
を同時に接触させる。つまり、海底掘削船1の傾斜状況
に応じて4台の架台ジャッキ26を独立して昇降させて
BOP 5を水平に載置させる(水平維持手段)。
【0026】BOP 5を水平な状態で4台の架台ジャッキ
26に載置して重量を支持した後、手動方向制御弁33
を下降方向に操作し、BOP 5を徐々に降下させる。この
時、手動方向制御弁36を上昇方向に切り換えておく。
これにより、4台の架台ジャッキ26のピストンロッド
27がBOP 5の重量により下降すると同時に油圧ジャッ
キ24が上昇し、テストスタンプ25が押し上げられて
テストスタンプ25がコネクタ7に嵌合する。従って、
手動方向制御弁33,36の切り換えによりBOP 5のフ
レーム6が載置された際の架台ジャッキ26の下降に連
動してテストスタンプ25が上昇されるようになってい
る(流体制御手段)。
【0027】上記構成の格納装置21によるBOP 5の格
納方法では、BOP 5を水平に維持した状態で4台の架台
ジャッキ26に載置することで、架台ジャッキ26のピ
ストンロッド27の下降に連動してテストスタンプ25
が押し上げられてコネクタ7に嵌合するので、最小限の
作業者(1人)によりBOP 5の格納とテストスタンプ2
5の挿入嵌合を行うことができる。また、フレーム6の
架台ジャッキ26側への載置とテストスタンプ25のコ
ネクタ7への嵌合とでBOP 5の全重量が支持されて格納
されるので、固定が安定すると共に基部の強度が確保さ
れる。この結果、安全で確実な格納を実現することが可
能になり、BOP 5の大型化に対処することができる。
【0028】従って、海底掘削船1の航行中に船体揺動
が生じても、また、BOP 5が大型化しても、BOP 5を容
易にしかも安定して海底掘削船1上に格納することが可
能になる。
【0029】上述した実施形態例では、4台の架台ジャ
ッキ26及び油圧ジャッキ24を配管29で接続し、手
動方向制御弁33,36の手動の切り換え操作によりBO
P 5を水平に維持した状態でBOP 5の載置とテストスタ
ンプ25の押し上げとを連動させるようにしたが、油圧
ジャッキ24を別系統の油圧回路として手動方向制御弁
33,36の手動の切り換え操作を連動させるようにす
ることも可能である。また、手動方向制御弁33,36
に代えて電磁方向制御弁等を用い、海底掘削船1の傾斜
状況やBOP 5の下降状況に応じて電磁方向制御弁を個別
に自動で制御し、BOP 5の格納を自動で実施することも
可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の暴噴防止装置の格納装置は、海
底の坑口に嵌合するコネクタが本体に備えられた暴噴防
止装置を掘削船上に吊り降ろして格納する格納装置であ
って、掘削船のデッキに昇降自在に設けられコネクタが
嵌合するテストスタンプと、テストスタンプの周囲にお
ける掘削船のデッキに昇降自在に設けられ暴噴防止装置
の本体が載置される少なくとも3台の支持架台と、支持
架台を流体圧により昇降させる架台ジャッキと、テスト
スタンプを流体圧により昇降させるテストスタンプジャ
ッキと、支持架台に暴噴防止装置が載置された際の架台
ジャッキの流体圧の状態に連動してテストスタンプを上
昇させるようにテストスタンプジャッキを駆動する連動
手段とを備えたので、架台ジャッキの下降に連動してテ
ストスタンプが押し上げられてコネクタに嵌合し、暴噴
防止装置の格納とテストスタンプの挿入嵌合が行なえ、
本体の架台ジャッキ側への載置とテストスタンプのコネ
クタへの嵌合とで暴噴防止装置の全重量が支持されて格
納される。この結果、固定が安定すると共に基部の強度
が確保され、航行中に船体揺動が生じても、また、暴噴
防止装置が大型化しても、安全で確実な格納を実現する
ことが可能になる。
【0031】そして、連動手段は、架台ジャッキとテス
トスタンプジャッキとを連通する流体圧配管であり、流
体圧配管には、暴噴防止装置の本体が載置された際の架
台ジャッキの下降に連動してテストスタンプジャッキを
上昇させる流体制御手段が備えられているので、流体圧
回路を複雑にすることがない。また、少なくとも3台の
架台ジャッキには、掘削船の傾斜状況に応じて独立して
昇降することにより暴噴防止装置を水平に載置させる水
平維持手段が備えられているので、船体の傾斜に拘らず
暴噴防止装置を安全に格納することができる。
【0032】本発明の暴噴防止装置の格納方法は、海底
の坑口に嵌合するコネクタが本体に備えられた暴噴防止
装置を掘削船上に吊り降ろして格納する格納方法であっ
て、コネクタが嵌合するテストスタンプを掘削船上に昇
降自在に備え、暴噴防止装置の本体が載置される少なく
とも3台の支持架台を掘削船上に昇降自在に備え、少な
くとも3台の支持架台を個別に昇降させることで吊り下
げられた暴噴防止装置を水平に維持して少なくとも3台
の支持架台に暴噴防止装置を載置し、暴噴防止装置が載
置された時の少なくとも3台の支持架台の昇降状態に応
じてテストスタンプを上昇させることでテストスタンプ
をコネクタに嵌合させて暴噴防止装置を格納するように
したので、架台ジャッキの下降に連動してテストスタン
プが押し上げられてコネクタに嵌合し、暴噴防止装置の
格納とテストスタンプの挿入嵌合が行なえ、船体の傾斜
に拘らず本体の架台ジャッキ側への載置とテストスタン
プのコネクタへの嵌合とで暴噴防止装置の全重量が支持
されて格納される。この結果、固定が安定すると共に基
部の強度が確保され、航行中に船体揺動が生じても、ま
た、暴噴防止装置が大型化しても、安全で確実な格納を
実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る暴噴防止装置の格
納装置を備えた海底掘削の全体状況図。
【図2】格納装置の斜視図。
【図3】格納装置の平面図。
【図4】格納装置の側面図。
【図5】暴噴防止装置を吊り降ろしている状態の側面
図。
【図6】暴噴防止装置を格納した状態の側面図。
【図7】架台ジャッキ及び油圧ジャッキの油圧系統図。
【符号の説明】
1 海底掘削船 2 吊り上げ装置 3 ライザー管 4 海底 5 暴噴防止装置(BOP) 6 フレーム 7 コネクタ 8 ウエルヘッド 11 ジョイント 12 上部アニュラー 13 下部アニュラー 14 ラム部 21 格納装置 22 アッパデッキ 23 基部 24 油圧ジャッキ 25 テストスタンプ 26 架台ジャッキ 27 ピストンロッド 28 先端部位 29 配管 31 油圧源 32 油タンク 33,36 手動方向制御弁 34,37 圧力補償流量制御弁 35,38 逆止弁 39 圧力弁 40 リリーフ弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底の坑口に嵌合するコネクタが本体に
    備えられた暴噴防止装置を掘削船上に吊り降ろして格納
    する格納装置であって、掘削船のデッキに昇降自在に設
    けられコネクタが嵌合するテストスタンプと、テストス
    タンプの周囲における掘削船のデッキに昇降自在に設け
    られ暴噴防止装置の本体が載置される少なくとも3台の
    支持架台と、支持架台を流体圧により昇降させる架台ジ
    ャッキと、テストスタンプを流体圧により昇降させるテ
    ストスタンプジャッキと、支持架台に暴噴防止装置が載
    置された際の架台ジャッキの流体圧の状態に連動してテ
    ストスタンプを上昇させるようにテストスタンプジャッ
    キを駆動する連動手段とを備えたことを特徴とする暴噴
    防止装置の格納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、連動手段は、架台ジ
    ャッキとテストスタンプジャッキとを連通する流体圧配
    管であり、流体圧配管には、暴噴防止装置の本体が載置
    された際の架台ジャッキの下降に連動してテストスタン
    プジャッキを上昇させる流体制御手段が備えられている
    ことを特徴とする暴噴防止装置の格納装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2において、少
    なくとも3台の架台ジャッキには、掘削船の傾斜状況に
    応じて独立して昇降することにより暴噴防止装置を水平
    に載置させる水平維持手段が備えられていることを特徴
    とする暴噴防止装置の格納装置。
  4. 【請求項4】 海底の坑口に嵌合するコネクタが本体に
    備えられた暴噴防止装置を掘削船上に吊り降ろして格納
    する格納方法であって、コネクタが嵌合するテストスタ
    ンプを掘削船上に昇降自在に備え、暴噴防止装置の本体
    が載置される少なくとも3台の支持架台を掘削船上に昇
    降自在に備え、少なくとも3台の支持架台を個別に昇降
    させることで吊り下げられた暴噴防止装置を水平に維持
    して少なくとも3台の支持架台に暴噴防止装置を載置
    し、暴噴防止装置が載置された時の少なくとも3台の支
    持架台の昇降状態に応じてテストスタンプを上昇させる
    ことでテストスタンプをコネクタに嵌合させて暴噴防止
    装置を格納することを特徴とする暴噴防止装置の格納方
    法。
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