JP2002067110A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2002067110A
JP2002067110A JP2000262189A JP2000262189A JP2002067110A JP 2002067110 A JP2002067110 A JP 2002067110A JP 2000262189 A JP2000262189 A JP 2000262189A JP 2000262189 A JP2000262189 A JP 2000262189A JP 2002067110 A JP2002067110 A JP 2002067110A
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screw
injection molding
plastic material
molding machine
chamber
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JP2000262189A
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Kazuya Hirose
量哉 広瀬
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、射出成形機の可塑化射出室内のプ
ラスチック材料を異なる種類のものに交換する際、プラ
スチック材料の無駄を最小限に抑え、かつ、短時間に効
率良く交換作業を実行し得る射出成形機を提供する。 【解決手段】 加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型内へ射
出する射出成形機において、回転軸10の周りに回転可
能なスクリュー8と、該スクリュー8の回転軸10に対
して傾斜した内璧を有するシリンダ3と、前記スクリュ
ー8の少なくとも先端部に設けられ前記シリンダ8の内
壁に接する傾斜面と、該傾斜面に設けられた螺旋状溝9
とを具備しており、該螺旋状溝9の側壁が前記スクリュ
ー8の回転軸10に対して平行か又は外部に向かって拡
開するように形成されていることを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機に関
し、詳しくはプラスチック材料等を射出成形し、所望の
成型品を得るために用いる可塑化射出成形機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機としては、例えば図9
に示すように、インラインスクリュー式のものが知られ
ている。
【0003】図9において、101はシリンダで、この
シリンダ101内にはスクリュー102が配置され、ま
た、シリンダ101の外周にはヒータ103が配置され
ている。図9中、104はノズル、105はホッパ、1
07は逆止弁である。
【0004】前記スクリュー102には、螺旋状の溝1
06が設けられ、スクリュー102の後ろ側(図9では
右側)から先端(ノズル104側)に行くに従って、溝
106の深さが次第に浅くなっている。また、スクリュ
ー102は、その長手方向に進退可能に、かつ、回転可
能に配置されている。
【0005】続いて図9に示す射出成形機により射出成
形を行う場合の作用を以下に説明する。
【0006】まずヒータ103でシリンダ101及びス
クリュー102を十分加熱した状態で、スクリュー10
2を油圧モータや電動モータ等の駆動装置で回転させ、
ホッパ105にペレット状のプラスチック材料(A)を
投入する。するとスクリュー102の溝106に入った
ペレット状のプラスチック材料(A)は、スクリュー1
02の回転に従って、溝106の中をノズル104側に
運ばれる。
【0007】そしてヒータ103による加熱と、溝10
6が浅くなっているためペレット状のプラスチック材料
(A)は次第に圧縮されて自己発熱し、溶融する。
【0008】そして、油圧シリンダーや電動モータ等の
駆動装置で、スクリュー102全体をノズル104側に
移動させると、溶融したプラスチック材料(A)はノズ
ル104の中央の穴から金型(図示しない)に向けて射
出される。
【0009】次に図9に示す射出成形機において、それ
まで射出成形に用いていたプラスチック材料(A)を、
異なるプラスチック材料(B)に交換する場合の作用を
以下に説明する。
【0010】ホッパ105にペレット状のプラスチック
材料(B)を投入する。そしてヒータ103によりシリ
ンダ101及びスクリュー102を加熱するとともに、
スクリユー102を回転させ、前記プラスチック材料
(B)を溶融させ、ノズル104から垂れ流す(パージ
する)。
【0011】これによリ、プラスチック材料(A)がプ
ラスチック材料(B)によって洗い流され、シリンダ1
01内が次第にプラスチック材料(B)に置き換わる。
【0012】しかし、上述した射出成形機によれば、シ
リンダ101の内壁面にこびりついたプラスチック材料
(A)を完全に除去することは難しいという問題があ
る。
【0013】このため、プラスチック材料の交換方法を
改善した手段として、図10に示す特開平7−1562
28号公報に開示された射出成形装置が知られている。
【0014】この射出成形装置は、プラスチック材料を
蓄えるホッパ108と、このホッパ108からプラスチ
ック材料の供給を受ける計量加熱筒109と、この計量
加熱筒109内に設けられたスクリュー113と、プラ
スチック材料を射出する射出加熱筒110と、前記計量
加熱筒109及び前記射出加熱筒110を加熱するヒー
タ111と、射出加熱筒110内に設けられた傾斜端面
112を備えたピストン114とを有している。尚、図
10中、121は射出ノズル、122は油圧ポンプ、1
23は固定金型、124は固定盤、125は可動金型、
126は可動盤である。
【0015】そして、プラスチック材料を異なる種類の
ものに交換してパージをする際、溶融したプラスチック
材料に旋回運動を与えるようにしたものである。これに
より、プラスチック成形のための新材料に旋回運動を与
え、射出加熱筒110の内壁に付着した旧材料を早期に
完全に除くことができる効果を奏するとしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図9に示す射出成形機の場合、新しいプラスチック材
料(B)にてパージすることで、古いプラスチック材料
(A)を洗い流すため、実際に射出成形の製品として用
いる以外に、大量のプラスチック材料(B)を消費す
る。
【0017】そのため成形品のコスト高を招き、またプ
ラスチック材料(B)の大量消費により廃棄物が増える
ことで環境対策面でも好ましくない。
【0018】更に、プラスチック材料交換に長い時間を
要し作業効率が良くない。また前記溝106の内部や逆
止弁107の部分に古いプラスチック材料(A)が残り
やすく、この方法で完全に新しいプラスチック材料
(B)に置き換えること自体、困難である。
【0019】また、図10に示す特開平7−15622
8号公報記載の射出成形装置の場合、射出加熱筒110
の内壁に付着したプラスチック材料を取り除くことには
有効だが、スクリュー113の溝内部のプラスチック材
料を完全に除去して新しいプラスチック材料へ交換する
には、やはり大量の新しいプラスチック材料を必要とす
る。
【0020】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、射出成形機の可塑化射出室内のプラスチッ
ク材料を異なる種類のものに交換する際、プラスチック
材料の無駄を最小限に抑え、かつ、短時間に効率良く交
換作業を実行し得る射出成形機を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の射出成
形機は、加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型内へ射出する
射出成形機において、回転軸の周りに回転可能なスクリ
ューと、該スクリューの回転軸に対して傾斜した内璧を
有するシリンダと、前記スクリューの少なくとも先端部
に設けられ前記シリンダの内壁に接する傾斜面と、該傾
斜面に設けられた螺旋状溝とを具備しており、該螺旋状
溝の側壁が前記スクリューの回転軸に対して平行か又は
外部に向かって拡開するように形成されていることを特
徴とする。
【0022】本発明の射出成形機によれば、熱可塑性樹
脂材料の交換の際、シリンダ内に残った熱可塑性樹脂を
固化させた後、スクリューをシリンダから引き抜く。固
化した熱可塑性材料は、スクリュー先端の傾斜面に設け
た螺旋状溝に貼り付いた形で外部に取出されるが、螺旋
状溝の側壁がスクリューの回転軸に対して平行か又は外
部に向かって拡開するように形成されているため、固化
した熱可塑性樹脂を容易に取り除くことができる。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明の射出
成形機であって、前記スクリューの内部にその回転軸に
関して軸対称に設けられた円筒形状の弁と、該弁の内部
に設けられたプランジャとをさらに有することを特徴と
する。
【0024】本発明の射出成形機によれば、熱可塑性樹
脂材料の交換の際、シリンダ内に残った熱可塑性樹脂を
固化させた後、スクリューをシリンダから引き抜く。固
化した熱可塑性樹脂は、スクリュー先端の傾斜面に設け
た螺旋状溝に貼り付いた形で外部に取出されるが、螺旋
状溝の側壁がスクリューの回転軸に対して平行か又は外
部に向かって拡開するように形成されているため、弁又
はプランジャを押出すことにより固化した熱可塑性樹脂
を容易に取り除くことができる。
【0025】請求項3の発明の射出成形機は、加熱溶融
した熱可塑性樹脂を金型内へ射出する射出成形機におい
て、回転軸の周りに回転可能なスクリューと、該スクリ
ューの回転軸に対して傾斜した内壁を有する可塑化室
と、前記スクリューの少なくとも先端部に設けられ前記
可塑化室の内璧に接する傾斜面と、該傾斜面に設けられ
た螺旋状溝と、前記スクリューの内部にその回転軸に関
して軸対称にかつ回転軸方向に移動可能に設けられた円
柱形状の弁と、前記可塑化室と連通して設けられた射出
室と、該射出室内部に設けられたプランジャとを具備し
ており、前記螺旋状溝の側璧が前記スクリューの回転軸
に対して平行か又は外部に向かって拡開するように形成
されていることを特徴とする。
【0026】本発明の射出成形機によれば、熱可塑性樹
脂材料の交換の際、可塑化室内に残った熱可塑性樹脂を
固化させた後、スクリューを可塑化室から引き抜く。固
化した熱可塑性樹脂は、スクリュー先端の傾斜面に設け
た螺旋状溝に貼り付いた形で外部に取出されるが、螺旋
状溝の側壁がスクリューの回転軸に対して平行か又は外
部に向かって拡開するように形成されているため、弁を
押出すことにより固化した熱可塑性樹脂を容易に取り除
くことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0028】(実施の形態1) (構成)図1は、本発明の実施の形態の射出成形機にお
ける可塑化射出成形装置1の概略斜視図であり、図2は
前記可塑化射出成形装置1のシリンダ3及び可塑化室4
の概略断面図である。
【0029】この可塑化射出成形装置1は、ペレット状
の熱可塑性樹脂材料であるプラスチック材料を上方から
投入する漏斗形状をしたホッパ2を備えている。ホッパ
2の底部には、可塑化室4に通じる図示しない穴が設け
られている。
【0030】可塑化射出成形装置1は、前記ホッパ2の
底部側にシリンダ3及び可塑化室4を備えている。即
ち、図2に拡大して示すように、ホッパ2の底部側に、
可塑化室4を連結するとともに、この可塑化室4にさら
にシリンダ3を一体的に連結している。
【0031】前記シリンダ3は、全体として略円筒状
で、先端側にプラスチック材料を外方に射出するノズル
7を設け、内部に射出室6を設けている。
【0032】前記ノズル7は、射出成形用の金型(図示
しない)と接して、溶融したプラスチック材料をこの金
型内に射出するものであり、そのためノズル7には前記
射出室6に連通するノズル穴7aが設けられ、また、ノ
ズル7の先端部はR形状となっている。
【0033】前記可塑化室4は、その内部にテーパ状内
壁部4aとテーパ状内底部4bとを有し、さらに、テー
パ状内底部4bの最深部と前記射出室6とを連通する樹
脂路5を設けている。
【0034】また、前記テーパ状内壁部4a、テーパ状
内底部4bにスクリュー8を回転軸10を支軸として矢
印A方向に回転可能に、かつ、矢印B方向に進退移動可
能に嵌合し、前記ホッパ2に投入されたプラスチック材
料をスクリュー8の回転により樹脂路5を経て射出室6
内に送り込むようになっている。
【0035】前記スクリュー8の先端部には、前記テー
パ状内底部4bに対応する角度の円錐状面8aを形成し
ており、さらに、この円錐状面8aに図3に示す1条の
螺旋溝9を形成している。前記螺旋溝9の幅は全体に亙
って一定に形成され、また螺旋溝9の深さは円錐状面8
aの外周側から内周側に至るに従い、徐々に浅くなるよ
うに形成されている。
【0036】前記スクリュー8は油圧又は電動モータ等
の駆動装置(図示しない)に接続され、回転軸10を支
軸として矢印A方向に回転駆動されるようになってい
る。
【0037】また、スクリュー8の中央には穴が設けら
れ、この穴に弁11が嵌合されている。この弁11に
は、油圧シリンダ又は電動モータ等の駆動装置(図示し
ない)が接続され、スクリュー8に対して図2に示す矢
印B方向に進退駆動されるようになっている。
【0038】前記可塑化室4のテーパ状内底部4bを形
成する肉厚部分には、前記テーパ状内底部4b、前記ス
クリュー8の円錐状面8aを通じてプラスチック材料を
溶融するためのヒータ13が埋設されている。
【0039】また、前記シリンダ3の射出室6内には、
油圧又は電動モータ等の駆動装置(図示しない)に連結
されたプランジャ12が図2に示す矢印D方向に進退動
可能に配置されている。またシリンダ3の外周には、射
出室6の加熱を通じてプラスチック材料を溶融するため
のヒータ14が配置されている。
【0040】図4は、前記スクリュー8の円錐状面8a
及び螺旋溝9の部分拡大断面図である。螺旋溝9の一部
を形成する中心側壁面9a、周辺側壁面9bに着目する
と、これら中心側壁面9a、周辺側壁面9bは、回転軸
10の軸方向に対して平行な線分L1 、L2 に対して各
々角度α、角度βだけ外側に拡開した形状を呈するよう
に形成されている。前記中心側壁面9a、周辺側壁面9
bを回転軸10の軸方向に対して平行(角度α=0、角
度β=0)となるように形成してもよい。
【0041】即ち、螺旋溝9の中心側壁面9a、周辺側
壁面9bは、回転軸10に対してアンダーカットになら
ないように形成している。
【0042】(作用)次に、本実施の形態1の可塑化射
出成形装置1の作用を説明する。
【0043】前記ヒータ13及びヒータ14に通電し、
可塑化室4、シリンダ3を各々十分加熱した状態で、前
記ホッパ2にペレット状のプラスチック材料を投入し、
スクリュー8の円錐状面8aが前記テーパ状内底部4b
に接する状態でスクリュー8を図2に示す矢印A方向に
回転させる。
【0044】すると、前記ホッパ2内から可塑化室4に
入ったペレット状のプラスチック材料は、螺旋溝9の最
外周から次第に中心側に運ばれ、このとき螺旋溝9の深
さが徐々に浅くなっていくため、プラスチック材料はス
クリュー8の中心部に近づくにつれ圧縮されて自己発熱
する。
【0045】また、前記ヒータ13により加熱された可
塑化室4の熱も加わり、ペレット状だったプラスチック
材料は溶融する。そして、溶融したプラスチック材料
は、樹脂路5を通り射出室6に流出していく。
【0046】溶融したプラスチック材料が所定の量だけ
射出室6に溜まったら、スクリュー8の回転を止め、前
記弁11を矢印B方向の樹脂路5側に移動して樹脂路5
を塞ぐ。
【0047】そして、前記プランジャ12を矢印D方向
のノズル7側に押し出すと、溶融したプラスチック材料
がノズル7のノズル穴7aから金型(図示しない)に射
出される。
【0048】以上のようにして、プラスチック材料を溶
融して金型に射出することで、成形品を得ることができ
る。
【0049】次に、本実施の形態1において、一旦射出
成形に使用した図5に示すプラスチック材料15を異な
る種類のプラスチック材料に交換するときの作用を以下
に説明する。
【0050】まず、前記ヒータ13及びヒータ14への
通電を止め、可塑化室4内のプラスチック材料が固化す
る温度まで冷却する。
【0051】続いてスクリュー8及び弁11を同時に矢
印B方向の樹脂路5と逆方向に動かし、可塑化室4から
抜き取る。この時、可塑化室4内で固化したプラスチッ
ク材料15は、可塑化室4のテーパ状内底部4bよりも
凹凸があって表面積の多いスクリュー8側に貼り付いた
状態となる。
【0052】この状態で図6に示すように前記弁11を
わずかに樹脂路5側に突き出すと、厚肉部分15aと薄
肉部分15bとからなるプラスチック材料15は一体と
なって前記スクリュー8から離脱する。
【0053】この後、スクリュー8から離脱したプラス
チック材料15を例えば手作業で除去する。このとき、
薄肉部分15bの厚さが余りに薄いと、プラスチック材
料15は一体となって離脱しない場合も生じる。このよ
うな場合には、可塑化室4内でプラスチック材料15が
固化する前に前記スクリュー8を若干後退させ、可塑化
室4のテーパ状内底部4bとスクリュー8の円錐状面8
aとの間に僅かな隙間を設けるようにすればよい。
【0054】そして再びスクリュー8及び弁11を元の
位置に戻して、ヒータ13及びヒータ14で加熱し、新
しいプラスチック材料をホッパ2に投入し、スクリュー
8を回転させて材料を溶融し、プランジャ12で数回パ
ージをする。これにより樹脂路5や射出室6内に残って
いた古いプラスチック材料15が新しいプラスチック材
料に置き換わる。
【0055】(効果)本実施の形態1によれば、スクリ
ュー8の螺旋溝9の中心側壁面9a、周辺側壁面9b
が、回転軸10の軸方向に対してアンダーカットになら
ないように形成しているので、固化したプラスチック材
料15を容易に剥がし落すことが可能である。従って、
少ない量の新しいプラスチック材料による少ない回数の
パージで、古いプラスチック材料15を新しいプラスチ
ック材料に置き換えることが可能となる。
【0056】(実施の形態2) (構成)図7を参照して本発明の実施の形態2について
説明する。
【0057】図7は本実施の形態2の可塑化射出成形装
置における可塑化室31、スクリュー29の拡大断面図
であり、本実施の形態2は、実施の形態1の可塑化射出
成形装置のうち、可塑化室31の構成を変更したもので
ある。
【0058】本実施の形態2の可塑化室31は、その内
部にテーパ状内壁部31aと、球面状内底部31bとを
有し、さらに、球面状内底部31bの最深部に実施の形
態1と同様なシリンダ3の射出室6(図2参照)と連通
する樹脂路32を設けている。そして、可塑化室31の
テーパ状内壁部31a、球面状内底部31bに接するよ
うにスクリュー29が嵌合配置されている。
【0059】スクリュー29の先端面に、前記球面状内
底部31bと略同じ曲率の半球状面29aを形成してお
り、さらにこの半球状面29aには1条の螺旋溝33を
形成している。前記螺旋溝33の幅は、全体に亙って一
定に形成され、また螺旋溝33の深さは半球状面29a
の外周側から内周側に至るに従い、徐々に浅くなるよう
に形成している。
【0060】また、螺旋溝33の各両壁面の角度は、実
施の形態1の場合と同様、スクリュー29の回転軸方向
である矢印B方向に対して、平行又は拡開する角度(ア
ンダーカットにはならない角度)に形成されている。
【0061】これ以外の構成は、既述した実施の形態1
の場合と同様であるため、その説明を省略する。
【0062】(作用)本実施の形態2における可塑化室
31を用いた可塑化射出成形装置の場合においても、実
施の形態1における可塑化室4の場合と同様な作用の基
に、溶融したプラスチック材料を樹脂路32を経て前記
射出室6へ流出させたり、一旦射出成形に使用したプラ
スチック材料15(図5、図6参照)を異なる種類のプ
ラスチック材料に置き換えることが可能となる。
【0063】(効果)本実施の形態2によると、実施の
形態1の効果に加えて、次のような効果を奏する。
【0064】前記スクリュー29の径が同じである場
合、スクリュー29の先端面がテーパ状の場合よりも本
実施の形態2のように半球状面29aである方が、螺旋
溝33の展開長を長く得ることができ、プラスチック材
料をより十分に溶融し混練することができる。また、逆
に、前記螺旋溝33の展開長が同じである場合、スクリ
ュー29の先端面がテーパ面であるよりも、半球状面2
9aである方がスクリュー29の径を小さくすることが
できるため、装置全体の大きさを小型にすることが可能
となる。
【0065】(実施の形態3) (構成)次に、図8を参照して本発明の実施の形態3に
ついて説明する。
【0066】図8は本実施の形態3の射出成形機におけ
る可塑化射出成形装置16の概略断面図である。
【0067】この可塑化射出成形装置16は、テーパー
状内底部17aを備え、回転軸方向を水平方向(矢印E
方向)の配置としたスクリュー20が嵌合されるシリン
ダ17と、このシリンダ17に前記スクリュー20の先
端面側に連通するように設けた材料投入口26と、シリ
ンダ17の前記スクリュー20とは反対側に設けた先端
がR形状のノズル19と、シリンダ17の肉厚部に埋設
したヒータ21とを有している。
【0068】ノズル19は射出成形用の金型(図示しな
い)に接して、溶融したプラスチック材料を金型内に射
出する部分であり、前記テーパー状内底部17aの中心
部に形成される可塑化射出室18と先端中央部とを連通
するノズル穴19aを備えている。スクリュー20は、
実施の形態1と同様、回転軸10の回りに回転可能に構
成される、油圧又は電動モータ等の駆動装置(図示しな
い)に接続され、回転軸10を支軸として回転駆動され
るとともに回転軸10の方向(矢印E方向)に進退動可
能となっている。
【0069】さらに、スクリュー20に対して回転軸1
0の方向に沿って穿設した貫通穴に、図8に示す円筒状
の弁24を摺動可能に嵌着し、図示しない油圧シリンダ
ー又は電動モータ等の駆動装置(図示しない)によりこ
の弁24を進退駆動するようになっている。この弁24
の先端部は、前記テーパー状内底部17aに接するよう
に、このテーパー状内底部17aと同様な角度をもった
テーパー状としている。
【0070】また、前記スクリュー20の先端面は、円
錐台状に形成され、この先端面の外周から内周にかけて
実施の形態1の場合と同様な1条の螺旋溝22を形成し
ている。前記螺旋溝22の幅は全体に亙って一定に形成
され、また螺旋溝22の深さはスクリュー20の先端面
の外周側から内周側に至るに従い、徐々に浅くなるよう
に形成されている。
【0071】螺旋溝22を形成する両壁面の回転軸10
(矢印E方向)に対する角度は、平行又は拡開する角度
(アンダーカットにはならない)に形成されている。
【0072】前記弁24の内部には、円柱状のプランジ
ャ25が回転軸10(矢印E方向)に摺動可能に嵌合さ
れ、図示しない油圧シリンダ又は電動モータ等の駆動装
置により、回転軸10の方向(矢印E方向)に進退駆動
されるようになっている。
【0073】(作用)本実施の形態3の可塑化射出成形
装置16の作用を以下に説明する。
【0074】ヒータ21を十分加熱した状態で、図8に
は図示しないホッパ2にペレット状のプラスチック材料
を投入し、スクリュー20の先端面がテーパー状内底部
17aに接するようにしてこのスクリュー20を回転さ
せる。
【0075】すると、実施の形態1の場合と同様にし
て、前記材料投入口26を通り可塑化射出室18に入っ
たペレット状のプラスチック材料は溶融する。
【0076】溶融したプラスチック材料が、可塑化射出
室18の内壁とプランジャ25の先端部(図8における
左端)で囲まれる空間に所定の量だけ溜まったら、スク
リュー20の回転を止め、前記弁24を矢印E方向に移
動させて、テーパー状内底部17aに押し当てる。そし
て、前記プランジャ25を矢印E方向に移動させること
により、溶融したプラスチック材料が可塑化射出室1
8、ノズル穴19aを経て図示しない金型に射出され
る。このようにして、プラスチック材料を溶融し金型に
射出して所望の成形品を得ることができる。
【0077】次に、本実施の形態3の可塑化射出成形装
置16において、旧いプラスチック材料を異なる種類の
プラスチック材料に交換するときの作用について以下に
説明する。
【0078】まず、前記ヒータ21への通電を止め、可
塑化射出室18内のプラスチック材料が固化する温度ま
でシリンダ17内を冷却する。
【0079】続いて、スクリュー20、弁24、プラン
ジャ25を同時に矢印E方向とは逆方向(ノズル19か
ら離脱する方向)に移動させ、可塑化射出室18からこ
れらを抜き取る。
【0080】この時、可塑化射出室18内で固化したプ
ラスチック材料は、可塑化射出室18の内壁よりも凹凸
があり、表面積の多いスクリュー20の先端面側に貼り
付いた状態となる。この状態で、前記弁24又はプラン
ジャ25のいずれか一方、又は弁24とプランジャ25
の双方を矢印E方向に突き出すと、前記先端面に貼り付
いたプラスチック材料はスクリュー20から剥離する。
この剥離したプラスチック材料を例えば手作業等で除去
する。
【0081】そして、再びスクリュー20、弁24及び
プランジャ25を元の位置に戻し、ヒータ21に通電し
てシリンダ17を加熱し、新しいプラスチック材料を前
記ホッパ2に投入し、スクリュー20を回転させて新し
いプラスチック材料を溶融し、プランジャ25で数回パ
ージをする。これにより、ノズル穴19a付近に残って
いた旧いプラスチック材料も新しいプラスチック材料に
置き換わる。
【0082】(効果)本実施の形態3によると、実施の
形態1の場合と同様な効果を奏することに加え、更に以
下のような効果を奏する。
【0083】実施の形態1における可塑化室4及び射出
室6は本実施の形態3では可塑化射出室18として共通
化でき、また、実施の形態1における可塑化室4に設け
る樹脂路5のような構造は本実施の形態3では不要とな
り、全体として機構が簡略化されている。よってプラス
チック材料が触れる部材が少なくなり、旧いプラスチッ
ク材料が付着している箇所が削減されることになって、
旧いプラスチック材料から新しいプラスチック材料への
交換がより容易となる。
【0084】以上説明した本発明によれば、以下の構成
を付記することができる。 (付記1)加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型内へ射出す
る射出成形機において、回転軸の周りに回転可能なスク
リューと、該スクリューの回転軸に対して傾斜したテー
パー状内壁又は半球状内壁を有するシリンダと、前記ス
クリューの少なくとも先端部に設けられ前記シリンダの
テーパー状内壁又は半球状内壁に接する円錐状面又は半
球状面と、該円錐状面又は半球状面に設けられた螺旋状
溝と、前記シリンダに設けた熱可塑性樹脂吐出用のノズ
ルと、前記シリンダに埋設したヒータとを有しており、
前記スクリューに設けた螺旋状溝の側壁が前記スクリュ
ーの回転軸に対して平行か又は外部に向かって拡開する
ように形成されていることを特徴とする射出成形機。こ
の構成によれば、熱可塑性樹脂材料を交換するに際し
て、前記螺旋溝の側壁が前記スクリューの回転軸に対し
て平行か又は外部に向かって拡開するように形成されて
いることから、このスクリューの螺旋溝に付着した旧い
熱可塑性樹脂材料を容易にまた確実に取り除くことがで
きるため、新しい熱可塑性樹脂材料の無駄を最小限に抑
えるとともに、短時間での材料交換の可能な射出成形機
を提供することができる。
【0085】(付記2)前記スクリューの内部にその回
転軸に関して軸対称に、かつ、回転軸方向に進退動可能
に設けられた円筒形状の弁と、該弁の内部に回転軸方向
に進退動可能に設けられたプランジャとをさらに有する
ことを特徴とする付記1記載の射出成形機。この構成に
よれば、前記スクリューの螺旋溝に付着した旧い熱可塑
性樹脂材料を前記弁又はプランジャで押し出すことによ
りさらに容易にまた確実に取り除くことができる射出成
形機を提供することができる。
【0086】(付記3)加熱溶融した熱可塑性樹脂を金
型内へ射出する射出成形機において、回転軸の周りに回
転可能なスクリューと、該スクリューの回転軸に対して
傾斜したテーパー状内壁又は半球状内壁を有する可塑化
室と、前記スクリューの少なくとも先端部に設けられ前
記可塑化室のテーパー状内壁又は半球状内壁に接する円
錐状面又は半球状面と、この円錐状面又は半球状面に設
けられた螺旋状溝と、前記スクリューの内部にその回転
軸に関して軸対称にかつ回転軸方向に移動可能に設けら
れた円柱形状の弁と、前記可塑化室と連通して設けられ
た射出室と、該射出室内部に設けられたプランジャと、
前記射出室に連通して設けられた熱可塑性樹脂吐出用の
ノズルとを有しており、前記螺旋状溝の側壁が前記スク
リューの回転軸に対して平行か又は外部に向かって拡開
するように形成されていることを特徴とする射出成形
機。この構成によれば、熱可塑性樹脂材料を交換するに
際して、前記螺旋溝の側壁が前記スクリューの回転軸に
対して平行か又は外部に向かって拡開するように形成さ
れていることから、このスクリューの螺旋溝に付着した
旧い熱可塑性樹脂材料を前記弁により容易にまた確実に
取り除くことができるため、新しい熱可塑性樹脂材料の
無駄を最小限に抑えるとともに、短時間での材料交換の
可能な射出成形機を提供することができる。
【0087】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、熱可塑性樹脂
材料を交換するに際して、簡単な機構で旧い熱可塑性樹
脂材料を容易にまた確実に取り除くことができるため、
新しい熱可塑性樹脂材料の無駄を最小限に抑えるととも
に、短時間での材料交換の可能な射出成形機を提供する
ことができる。
【0088】請求項2の発明によれば、熱可塑性樹脂材
料を交換するに際して、簡単な機構で旧い熱可塑性樹脂
材料を弁又はプランジャで押し出すことによりさらに容
易にまた確実に取り除くことができるため、新しい熱可
塑性樹脂材料の無駄を最小限に抑えるとともに、より短
時間での材料交換の可能な射出成形機を提供することが
できる。
【0089】請求項3の発明によれば、熱可塑性樹脂材
料を交換するに際して、旧い熱可塑性樹脂材料を弁で押
出すことにより容易にまた確実に取り除くことができる
ため、新しい熱可塑性樹脂材料の無駄を最小限に抑える
とともに、短時間での材料交換の可能な射出成形機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の射出成形機における可
塑化射出成形装置の概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1の可塑化射出成形装置の
シリンダ及び可塑化室の概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1のスクリューの斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態1のスクリューに設けた螺
旋溝の側壁の角度を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1のスクリュー及びこのス
クリューに貼り付いたプラスチック材料を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態1のスクリューに貼り付い
たプラスチック材料の剥離状態を示す端面図である。
【図7】本発明の実施の形態2の可塑化射出成形装置の
可塑化室及びスクリューの変形例を示す概略断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態3の可塑化射出成形装置の
概略断面図である。
【図9】従来の射出成形機の一例を示す概略断面図であ
る。
【図10】従来の射出成形装置を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 可塑化射出成形装置 2 ホッパ 3 シリンダ 4 可塑化室 4a テーパ状内壁部 4b テーパ状内底部 5 樹脂路 6 射出室 7 ノズル 7a ノズル穴 8 スクリュー 8a 円錐状面 9 螺旋溝 9a 中心側壁面 9b 周辺側壁面 10 回転軸 11 弁 12 プランジャ 13 ヒータ 14 ヒータ 15 プラスチック材料 15a 厚肉部分 15b 薄肉部分 16 可塑化射出成形装置 17 シリンダ 17a テーパー状内底部 18 可塑化射出室 19 ノズル 19a ノズル穴 20 スクリュー 21 ヒータ 22 螺旋溝 24 弁 25 プランジャ 26 材料投入口 29 スクリュー 29a 半球状面 31 可塑化室 31a テーパ状内壁部 31b 球面状内底部 32 樹脂路 33 螺旋溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型内へ射
    出する射出成形機において、 回転軸の周りに回転可能なスクリューと、該スクリュー
    の回転軸に対して傾斜した内壁を有するシリンダと、前
    記スクリューの少なくとも先端部に設けられ前記シリン
    ダの内壁に接する傾斜面と、該傾斜面に設けられた螺旋
    状溝とを具備しており、 該螺旋状溝の側壁が前記スクリューの回転軸に対して平
    行か又は外部に向かって拡開するように形成されている
    ことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 前記スクリューの内部にその回転軸に関
    して軸対称に設けられた円筒形状の弁と、該弁の内部に
    設けられたプランジャと、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の射出成
    形機。
  3. 【請求項3】 加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型内へ射
    出する射出成形機において、 回転軸の周りに回転可能なスクリューと、該スクリュー
    の回転軸に対して傾斜した内壁を有する可塑化室と、前
    記スクリューの少なくとも先端部に設けられ前記可塑化
    室の内壁に接する傾斜面と、該傾斜面に設けられた螺旋
    状溝と、前記スクリューの内部にその回転軸に関して軸
    対称にかつ回転軸方向に移動可能に設けられた円柱形状
    の弁と、前記可塑化室と連通して設けられた射出室と、
    該射出室内部に設けられたプランジャとを具備してお
    り、 前記螺旋状溝の側壁が前記スクリューの回転軸に対して
    平行か又は外部に向かって拡開するように形成されてい
    ることを特徴とする射出成形機。
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