JP2002066670A - パンチプレス用上金型 - Google Patents

パンチプレス用上金型

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JP2002066670A
JP2002066670A JP2000252239A JP2000252239A JP2002066670A JP 2002066670 A JP2002066670 A JP 2002066670A JP 2000252239 A JP2000252239 A JP 2000252239A JP 2000252239 A JP2000252239 A JP 2000252239A JP 2002066670 A JP2002066670 A JP 2002066670A
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JP
Japan
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punch
screw hole
seal member
punch head
slit
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JP2000252239A
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Tadashi Yokoyama
匡 横山
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリップミス検出機構による誤動作を生じ
させることなく、パンチヘッドからのエア漏れを防止す
る。 【解決手段】 パンチボディ9の上端部に螺着したパン
チヘッド27には上面の中央部に形成したネジ孔29を
縦に割る方向にスリット25がある。このスリット内に
はパンチヘッド27の上面から下方に向けてネジ孔29
に沿って導電性素材からなる筒形状のシール部材49が
弾装されており、シール部材49の上部がパンチヘッド
27の上面より突出されている。ストライカが打圧時に
上金型に当接すると、流体がストライカのエア供給路か
らネジ孔29を経てパンチボディ9の上面の接続口39
へ流れる。ネジ孔29に臨むスリット25がシール部材
49で気密的に閉塞されているので流体漏れがなくな
り、たとえシール部材49がストライカとパンチヘッド
27との間に挟まれてもシール部材49が導電性素材で
あるので、ストリップミス検出装置による誤動作が生じ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タレットパンチプ
レス等のパンチプレスに使用される上金型に関し、特に
例えばエアやオイルミスト等の流体を下方に噴出する噴
出口を備えたパンチプレス用上金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタレットパンチプレス等の
パンチプレスに使用される上金型は、上型ホルダ(タレ
ットパンチプレスの場合には上部タレットが相当する)
に上下動自在に支承された筒状のパンチガイド内に、パ
ンチボディを上下動自在に嵌合してなるものである。そ
して、パンチボディの上端部に螺着したパンチヘッドと
パンチガイドとの間に、強力なストリッパスプリングを
弾装した構成である。
【0003】上記の構成のごとき上金型と下金型(ダ
イ)により板材に打抜き加工を行なうと、時として打抜
き片がパンチボディの上昇時に追従して浮上し、下方に
落下しないことがある。
【0004】そこで、上記のような問題を解決するため
に、パンチボディの下端面あるいは下端面外周にエア噴
出孔を適数設けて、打抜き加工後に、前記エア噴出孔か
ら噴出するエアによって、打抜き片を下方向に強制的に
落下せしめようとする上金型が知られている。
【0005】上記のような構成の上金型にエアを供給す
る場合、上金型を打圧するストライカの下面に供給口を
設け、上金型の上面に前記供給口と接続する接続口を設
ける構成となっている。しかし、上金型におけるパンチ
ボディの上端に螺着したパンチヘッドには、ストリッパ
スプリングの作用によってネジ部が締め付けられる傾向
となるようにテーパ部が設けられ、且つ変形を生じやす
いように径方向のスリットを設ける場合がある。
【0006】上述のような構成とした場合には、ストラ
イカの下面がパンチボディの上面に当接して、供給口か
ら接続口へエアを供給しようとするとき、前記ストライ
カの下面と前記パンチヘッドとの間及び前記スリットか
らエアの漏れを生じ、エアの損失が大きいという問題が
ある。そこで、実開平3−24317号公報(実用新案
登録No.2511858号)で知られている例えば図
6〜図8に示されているようなパンチヘッド101の上
面の中央部側を外周縁側より僅かに高く形成し、前記パ
ンチヘッド101は中央部に形成したネジ孔103を介
してパンチボディ105の上端部のネジ部107に高さ
調整可能に螺合されている。そして、パンチボディ10
5の上端部やパンチヘッド101に各種のシール部材1
09A〜109Cを設けた構成の上金型が開発されてい
る。
【0007】図6(A)はパンチボディ105の上端部
に形成した拡大口部分に環状のシール部材109Aを取
り付けた構成であり、図7(A)はパンチヘッド101
の上面にネジ孔103より大径の開口部111を形成
し、この開口部111内にリング状のシール部材109
Bを取り付け、このシール部材109Bの上部をパンチ
ヘッド101の上面の高さにほぼ等しく設けた構成であ
り、図8(A)、(B)はパンチヘッド101の上面中
央部に形成したネジ孔103を縦に割る方向にスリット
113が設けられており、このスリット113内に弾性
部材よりなるシール部材109Cを弾装した構成であ
る。なお、図6(A)および図7(A)のパンチヘッド
101にも図8と同様のスリット113が設けられてい
る。
【0008】また、特開平11−5127号公報の如
く、例えば図9(A),(B)に示されているようにパ
ンチボディ105の上端部に螺着したパンチヘッド10
1に設けられたスリット113内に、パンチヘッド10
1の上面から下方に向けてネジ孔103に沿って円筒状
のシール部材115が弾装されている構成も知られてい
る。なお、図9のパンチヘッド101は図6〜図8と同
様に中央部に設けたネジ孔103を介してパンチボディ
105の上端部のネジ部107に高さ調整可能に螺合さ
れている。
【0009】また、上記の図6〜図9のパンチヘッド1
01は、下部外周にテーパ部117が設けられ、このテ
ーパ部117にスプリング座119が嵌合され、このス
プリング座119を介してストリッパスプリング121
により常時上方へ付勢されている。
【0010】なお、図6及び図7のパンチヘッド101
は図6(B)、図7(B)で示されているように高さ調
整のためにパンチボディ105の上端とパンチヘッド1
01の上面との間に隙間が生じた場合は点線のようにエ
ア漏れが生じることがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パンチプレ
スにはストリップミスを検出してパンチプレスの運転を
停止せしめるためのストリップミス検出装置が設けられ
ている。つまり、パンチング加工の際にワークからパン
チが引き抜けないというストリップミスは、金型の摩
耗、特にパンチの先端部分の摩耗によりストリップに要
する力の異常な増大、リフタスプリングの疲労による付
勢力の低下、リフタスプリングの破損、パンチとワーク
との焼付けなどの種々の原因により発生する。
【0012】ストリップミス検出装置としては、例え
ば、特開昭54−74582号公報の如く通常のパンチ
プレス加工時にストライカと上金型との接触(導通)に
よって電気回路を閉成せしめ、ストライカと上金型との
離間によって前記電気回路が開いた状態を瞬時に検出し
てストリップミスを検出し、このストリップミスの検出
により機械を停止せしめる。
【0013】このような構成のパンチプレスにおいて上
述した上金型が用いられた場合は、上述したシール部材
109A〜190C,115がパンチヘッド101の上
面より突出すると、上記シール部材109A〜109
C,115がウレタンの如き非導電性の弾性部材で構成
されているので、この非導電性の弾性部材が邪魔をして
パンチプレスのストライカとパンチヘッド101との接
触が検出されないためにストリップミス機構が働いてし
まい、機械が停止してしまうという問題点があった。
【0014】また、上記のシール部材109A〜109
C,115がウレタンの如き非導電性の弾性部材で構成
されているために、ウレタンの硬さによりストライカと
パンチヘッド101の接触面に隙間が生じてしまい、こ
の隙間からエア漏れが生じてしまうという問題点があっ
た。
【0015】さらに、上記の問題を解決するために上記
のシール部材109A〜190C,115をパンチヘッ
ドの上面より突出させない構成にした場合、例えばパン
チヘッド101の上面より0.5mm程度沈める組付け
を行った構成にした場合は、エア漏れを完全には防止で
きないという問題点があった。
【0016】また、上金型にエアを供給するエアブロー
装置は、特開平6−344050号公報の如くストライ
カ(プレスヘッド)にはエアを供給するメインパイプが
連結されており、このメインパイプの途中に圧力センサ
が設けられている。そして、上金型がエア噴出孔及び接
続口を設けたパンチボディ、つまりエアブロー金型の場
合はエアがパンチボディ内を経て流出するので圧力セン
サにより検出される圧力値は低いものであるが、エア噴
出孔及び接続口を設けていない通常のパンチボディ、つ
まり非エアブロー金型の場合はエアが流れないので圧力
センサにより検出される圧力値はエアブロー金型の場合
より大きくなる。
【0017】この圧力差を利用してエアブロー金型と非
エアブロー金型とを判別するために予め基準圧力値を設
定し、この基準圧力値を超えたときは非エアブロー金型
と判別してエアブロー装置を停止するものが知られてい
る。
【0018】ところが、非エアブロー金型であってもパ
ンチヘッドにスリットを有するものでは、このスリット
などの隙間からエア漏れが生じてしまうために圧力セン
サの検出圧力が基準圧力値を超えず、非エアブロー金型
が検出されないという問題点があった。
【0019】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ストリップミス検出機構によ
る誤動作を生じさせることなく、パンチヘッドからのエ
ア漏れを防止し得るパンチプレス用上金型を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチプレス用上金型は、
円筒形状のパンチガイドに上下動自在に嵌入したパンチ
ボディを上方向へ付勢して設けてなるパンチプレス用上
金型において、前記パンチボディの上端部に螺着したパ
ンチヘッドの中央部に形成したネジ孔を縦に割る方向に
スリットを設け、このスリット内に前記ネジ孔に対して
気密状態に導電性素材からなる筒形状のシール部材を弾
装すると共にこのシール部材の上部を前記パンチヘッド
の上面より突出して設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0021】したがって、パンチプレスに装着された金
型がエアブロー金型、非エアブロー金型のいずれかにか
かわらず、パンチプレスのストライカにより上金型を打
圧時に、パンチプレス側のエアブロー装置によりストラ
イカの下面の流体供給口からエアなどの流体が噴出され
る。このとき、スリット内にはネジ孔に対して円筒形状
のシール部材が弾装されて気密状態に閉塞され且つシー
ル部材の上部がパンチヘッドの上面より突出しているの
で、スリットからの流体の漏れが防止される。
【0022】その結果、エアブロー装置によるエアブロ
ー金型と非エアブロー金型との判別が確実に行われて、
上金型が非エアブロー金型である場合はエアブロー装置
の流体の供給が確実に停止され、エアブロー金型である
場合は流体が損失なく確実に金型内部に供給され噴出さ
れて打ち抜き片が確実に落下する。
【0023】また、シール部材がたとえストライカとパ
ンチヘッドとの間に挟まってもシール部材が導電性素材
であるので、ストリップミス検出装置による誤動作が生
じない。
【0024】請求項2によるこの発明のパンチプレス用
上金型は、円筒形状のパンチガイドに上下動自在に嵌入
したパンチボディを上方向へ付勢して設けてなるパンチ
プレス用上金型において、前記パンチボディの上端部に
螺着したパンチヘッドの中央部に形成したネジ孔の上部
に、当該ネジ孔より大径の開口部を設け、この開口部内
に導電性素材からなるリング状のシール部材を設けると
共にこのシール部材の上部を前記パンチヘッドの上面よ
り突出して設けてなることを特徴とするものである。
【0025】したがって、パンチプレスに装着された金
型がエアブロー金型、非エアブロー金型のいずれかにか
かわらず、パンチプレスのストライカにより上金型を打
圧時に、パンチプレス側のエアブロー装置によりストラ
イカの下面の流体供給口からエアなどの流体が噴出され
る。このとき、ネジ孔の上部には前記ネジ孔より大径の
開口部にリング状のシール部材が設けられ且つこのシー
ル部材の上部がパンチヘッドの上面より突出しているの
で、スリットからの流体の漏れが防止される。
【0026】その結果、エアブロー装置によるエアブロ
ー金型と非エアブロー金型との判別が確実に行われて、
上金型が非エアブロー金型である場合はエアブロー装置
の流体の供給が確実に停止され、エアブロー金型である
場合は流体が損失なく確実に金型内部に供給され噴出さ
れて打ち抜き片が確実に落下する。
【0027】また、シール部材がたとえストライカとパ
ンチヘッドとの間に挟まったとしてもシール部材が導電
性素材であるので、ストリップミス検出装置による誤動
作が生じない。
【0028】請求項3によるこの発明のパンチプレス用
上金型は、円筒形状のパンチガイドに上下動自在に嵌入
したパンチボディを上方向へ付勢して設けてなるパンチ
プレス用上金型において、前記パンチボディの上端部に
螺着したパンチヘッドの中央部に形成したネジ孔を縦に
割る方向にスリットを設け、このスリット内に前記ネジ
孔に対して気密状態に導電性素材からなる筒形状シール
部材を弾装すると共に前記ネジ孔の外周側に前記ネジ孔
より大径の導電性素材からなるリング状シール部材を前
記筒形状シール部材に交叉するように設け、上記の筒形
状シール部材とリング状シール部材の上部を前記パンチ
ヘッドの上面より突出して設けてなることを特徴とする
ものである。
【0029】したがって、パンチプレスに装着された金
型がエアブロー金型、非エアブロー金型のいずれかにか
かわらず、パンチプレスのストライカにより上金型を打
圧時に、パンチプレス側のエアブロー装置によりストラ
イカの下面の流体供給口からエアなどの流体が噴出され
る。このとき、スリット内にはネジ孔に対して円筒形状
のシール部材が弾装されて気密状態に閉塞され且つシー
ル部材の上部がパンチヘッドの上面より突出しているの
で、スリットからの流体の漏れが防止される。
【0030】さらに、ネジ孔より大径のリング状シール
部材が筒形状シール部材に交叉されているので、ストラ
イカとリング状シール部材が密着して確実に流体の漏れ
が防止される。
【0031】その結果、エアブロー装置によるエアブロ
ー金型と非エアブロー金型との判別が確実に行われて、
上金型が非エアブロー金型である場合はエアブロー装置
の流体の供給が確実に停止され、エアブロー金型である
場合は流体が損失なく確実に金型内部に供給され噴出さ
れて打ち抜き片が確実に落下する。
【0032】また、各シール部材がたとえストライカと
パンチヘッドとの間に挟まっても各シール部材が導電性
素材であるので、ストリップミス検出装置による誤動作
が生じない。
【0033】請求項4によるこの発明のパンチプレス用
上金型は、請求項1、2又は3記載のパンチプレス用上
金型において、前記パンチボディが、当該パンチボディ
の下端部の流体を導く接続口をパンチボディの上端部に
設けてなることを特徴とするものである。
【0034】したがって、上金型がエアブロー金型であ
る場合、エアブロー装置から供給される流体がストライ
カの下面の流体供給口を経て供給されるとき、流体が漏
れることなくパンチヘッドのネジ孔を介してパンチボデ
ィの上面の接続口に流入され、パンチボディのパンチ部
から下方へ噴射されて打ち抜き片が確実に落下する。
【0035】請求項5によるこの発明のパンチプレス用
上金型は、請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の
パンチプレス用上金型において、導電性素材からなるシ
ール部材が、ウレタンよりも低硬度であることを特徴と
するものである。
【0036】したがって、シール部材はウレタンより硬
度が低いのでストライカの接触により潰されて、パンチ
ヘッドとストライカとの密着性がより一層向上する。
【0037】請求項6によるこの発明のパンチプレス用
上金型は、請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の
パンチプレス用上金型において、導電性素材からなるシ
ール部材が、カーボンラバーであることを特徴とするも
のである。
【0038】したがって、カーボンラバーはウレタンよ
り硬度が低く導電性素材であるので、より一層ストライ
カとの密着性が向上すると共にストリップミス検出装置
による誤動作が生じないものとして有効である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパンチプレス用上
金型の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0040】図2を参照するに、本実施の形態に係わる
上金型1は、例えばタレットパンチプレス(図示省略)
における上部タレット等の上型ホルダ3に上下動自在に
支承されている。前記上金型1は、主として上型ホルダ
3の装着孔5に上下動自在に嵌合された筒状のパンチガ
イド7と、パンチガイド7に上下動自在に嵌入したパン
チボディ9とから構成されている。
【0041】より詳しくは、前記パンチガイド7の上部
にはフランジ部11が備えられており、このフランジ部
11が上型ホルダ3の複数箇所に設けたリフタスプリン
グ13に支承されている。
【0042】前記パンチボディ9の下端部には、下型ホ
ルダ15に支承された下金型(ダイ)17と協働して板
状のワークWに打抜き加工を行なうパンチ部19が備え
られている。また、パンチボディ9の上端部21はパン
チガイド7より上方に突出しており、このパンチボディ
9の上端部21の外周部にはテーパ状のボス部23が備
えられていると共に径方向のスリット25を備えたパン
チヘッド27が螺着されている。
【0043】前記パンチヘッド27の上面は、図2
(A),(B)に示されているように中央部側が外周縁
側より僅かに高く形成されている。したがって、パンチ
プレスにおけるストライカでパンチヘッド27の上面が
打圧されるとき、ストライカの下面とパンチヘッド27
の上面との面接触性が向上する。
【0044】また、前記スリット25は図1及び図2に
示されているようにパンチヘッド27の中央部のネジ孔
29を縦に割る方向に形成されている。
【0045】前記ボス部23の外周に嵌合するリング状
のスプリング座31とパンチガイド7の上部に取り付け
られたスプリング座33との間には、強力なストリッパ
スプリング35が弾装されている。
【0046】したがって、ストリッパスプリング35が
スプリング座31をパンチヘッド27のボス部23に強
力に嵌合せしめる作用によって、パンチヘッド27のス
リット25の幅が狭められる傾向にあり、パンチヘッド
27の螺着部37(ネジ部)はパンチボディ9の上端部
21を締め付ける傾向にある。すなわち、パンチヘッド
27の螺着部37は緩みが阻止されるように構成されて
いる。
【0047】前記パンチボディ9の軸心部には上端面に
形成された接続口39から下端面に形成された噴出口4
1に至る貫通孔43が穿設されている。また、パンチボ
ディ9の外周面にはパンチボディ9とパンチガイド7と
の間の潤滑を行うために、複数の周溝45が形成されて
おり、各周溝45と貫通孔43は連通孔47により連通
されている。
【0048】さらに、パンチヘッド27に形成されたス
リット25内には導電性素材からなる筒形状のシール部
材49がパンチヘッド27の中央部のネジ孔29の螺着
部37に対して気密状態に弾装されている。このシール
部材49は例えばゴム等の導電性素材の弾性部材からな
るもので、導電性素材の弾性部材としては例えばカーボ
ンラバーが望ましい。しかも、前記シール部材49の上
端は前記パンチヘッド27の中央部の上面高さより本実
施の形態では0.2mmほど突出して設けられている。
【0049】より詳しくは、図1(A),(B)を参照
するに、パンチヘッド27には中央部のネジ孔29に沿
ったスリット25の部分にスリット幅より少し大きい径
の横断面円形のシール部材用穴51が設けられている。
このシール部材用穴51はスリット25に設けられたも
のであるので、必然的に半割り状の穴となる。このシー
ル部材用穴51にはその深さ全長に亘って本実施の形態
では円筒形状のシール部材49が挿入されている。つま
り、このシール部材49の下端は前記シール部材用穴5
1の底部に当接し、シール部材49の上端はパンチヘッ
ド27の上面高さより0.2mmほど突出して設けられ
ている。
【0050】なお、上記のシール部材49は中空の円筒
形状であるが、中空ではなく断面円形の円柱形状、その
他の形状であっても構わない。
【0051】また、前記ネジ孔29の上部の外周側に
は、ネジ孔29より大径の導電性素材からなるリング状
のシール部材53が上記の筒形状のシール部材49に交
叉した状態で設けられている。このシール部材53は上
記の筒形状のシール部材49と同様に、例えばゴム等の
導電性素材の弾性部材からなるもので、導電性素材の弾
性部材としては例えばカーボンラバーが望ましい。しか
も、前記シール部材53の上端は前記パンチヘッド27
の中央部の上面高さより本実施の形態では0.2mmほ
ど突出して設けられている。
【0052】なお、上記の筒形状のシール部材49とリ
ング状のシール部材53がカーボンラバーである場合、
カーボンラバーは硬度が低いので、従来のウレタンと違
って、ストライカ59の接触により潰すことが可能であ
るために、パンチヘッド27とストライカ59との密着
性がより一層向上する。
【0053】図3を参照するに、パンチプレス55には
ストリップミスを検出してパンチプレス55の運転を停
止せしめるためのストリップミス検出装置57が設けら
れている。
【0054】ストリップミス検出装置57は、パンチヘ
ッド27を打圧するストライカ59を備えたラム61の
下端部が、電気的な絶縁部材を介在せしめてパンチプレ
ス55の上部フレーム(図示省略)に取り付けた上端部
と電気的に絶縁された状態で設けられている。さらに、
ラム61の下端部が、下部フレーム(図示省略)に回転
自在な下部タレット63上に取り付けた下型ホルダ15
と直流電源Eを配した電気回路により接続されている。
【0055】電気回路には、リレーRのコイルL
直列に接続されている。また、コイルLのa接点Aの
端子C,Dがそれぞれパンチプレス55を作動する主回
路(図示省略)中に直列に接続されている。また、a接
点Aと並列にb接点Bが接続されている。
【0056】また、ラム61はモータ(図示省略)等の
回転駆動手段により回転駆動されるクランク軸65によ
り昇降作動され、クランク軸65には図4に示されてい
るようにクランク軸65の外周部に適宜に作動片67が
取り付けられている。クランク軸65の最下端部付近に
は、作動片67により押圧可能なリミットスイッチ69
が配設されており、リミットスイッチ69が押圧された
ときにb接点Bが遮断されるように構成されている。な
お、作動片67の作動範囲はラム61が下死点に位置し
たときにおけるクランク軸65の最下端を中心に両側に
ほぼ80°ずつの範囲に設けられている。
【0057】上記構成により、ストライカ59の下端部
とパンチヘッド27が接触して通常のパンチプレス加工
が行われるときは電気回路が閉じられてリレーRのコ
イルLが付勢されてa接点Aが接続され、パンチプレ
ス55の主回路が開くことなくパンチプレス加工が行わ
れる。
【0058】なお、ラム61が下降したときはリミット
スイッチ69が作動片67により押圧されるのでb接点
Bが開成され、ラム61が上昇したときはリミットスイ
ッチ69がOFFとなるのでb接点Bが閉成された状態
となる。したがって、パンチプレス加工後にラム61が
上死点まで上昇してストライカ59がパンチヘッド27
から離間してもパンチプレス55の主回路が閉じたまま
であるのでパンチプレス55の運転は全停止されない。
【0059】したがって、パンチプレス加工中にストリ
ップミスが生じたときには、ストライカ59が上昇して
もパンチボディ9が上昇しないのでパンチヘッド27と
ストライカ59とが離間することになり、リレーR
コイルLが消勢されてa接点Aが切断されて所謂スト
リップミスが検出されると共にこのときのb接点Bは開
成されているのでパンチプレス55の主回路が開いてパ
ンチプレス55の運転が全停止されることになる。
【0060】以上の構成により、ワークWの打抜き加工
を行なうべく、図2に示されているようにパンチプレス
55において上下動自在なストライカ59により上金型
1が打圧されると、ストライカ59の下面がパンチヘッ
ド27の中央側の上面に密着すると共にシール部材4
9,53の上端にも密着するので、ストライカ59のエ
ア供給路73とパンチボディ9の上端面に設けられた接
続口39とは気密的に接続される。
【0061】このとき、シール部材49,53がパンチ
ヘッド27とストライカ59との間に挟まった状態とな
るために実質的にはパンチヘッド27とストライカ59
が離間したとしてもシール部材49,53が導電性素材
であるので、パンチヘッド27とストライカ59の間は
シール部材49,53を介して通電されるためにストリ
ップミス検出装置57が作動しないので、パンチプレス
加工が続行される。
【0062】また、ストリッパスプリング35の圧力に
よってスプリング座31が押し上げられ、パンチヘッド
27のボス部23に強力に嵌合することによりパンチヘ
ッド27のスリット25の幅が狭められ、パンチヘッド
27の螺着部37がパンチボディ9の上端部21を締め
付けて、パンチヘッド27の螺着部37は緩みが阻止さ
れる。
【0063】このとき、スリット25の幅が狭められる
方向に圧力がかかると、前記シール部材49は円筒形状
であるため容易に押し潰されて、パンチボディ9の上端
部21はパンチヘッド27の螺着部37に強力に締め付
けられ、円筒形状のシール部材49は常時スリット25
内に密着された状態であるので気密性が保たれる。
【0064】また、前記シール部材49の深さを大きく
しても、パンチヘッド27の螺着部37が何ら損なわれ
ることがなく、上述した気密性が保持されるので、パン
チボディ9の調整代はシール部材49の深さ分だけ取る
ことができる。
【0065】したがって、図2に示されているようにス
トライカ59の流体供給口73に接続したエアブロー装
置71からエアあるいはオイルミストの供給が行われる
とき、パンチヘッド27のスリット25の部分からのエ
アの漏れが防止され、パンチボディ9の貫通孔43への
エアあるいはオイルミストの供給が効率よく行われる。
【0066】パンチボディ9の貫通孔43へ供給された
エアの一部は連通孔47から外周面の周溝45に至り、
供給されたものがオイルミストのときはパンチボディ9
の外周面とパンチガイド7の内周面との間の潤滑が行わ
れる。また、エアの一部は噴出口41から下方向へ噴出
されて、ワークWの打抜き加工時に打抜かれた打抜き片
が確実に下方向へ落下されることとなる。
【0067】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。
【0068】例えば、前述した実施の形態ではパンチヘ
ッド27は筒形状のシール部材49とリング状のシール
部材53の両方が備えられているが、いずれか一方を設
けるだけであっても構わない。ただし、リング状のシー
ル部材53が設けられる場合は、図5(A),(B)に
示されているように、ネジ孔29の上部にパンチボディ
9の調整代の分だけ深い状態で、つまりスリット25か
らエアが逃げないように気密性を保持するようにリング
状のシール部材53を装着する必要がある。
【0069】また、上金型1にエアやオイルミストを供
給するエアブロー装置71では、ストライカ59にエア
を供給するエア供給路73の途中に圧力センサ75が設
けられ、この圧力センサ75で検出された圧力が予め設
定した基準圧力値を超えたか否かを判断し、基準圧力値
を超えたときはエア噴出孔及び接続口を設けていない通
常のパンチボディ、つまり非エアブロー金型であること
を判断して、エアブロー装置71を停止せしめるものが
ある。
【0070】非エアブロー金型であってもパンチヘッド
27にスリット25を有する場合は、前述した実施の形
態のパンチヘッド27と同様に、導電性素材からなる筒
形状のシール部材49やリング状のシール部材53を設
けたパンチヘッド27が有効である。
【0071】つまり、スリット25などの隙間がシール
部材49,53により気密状態になるのでエア漏れが生
じないので、圧力センサ75の検出圧力は確実に基準圧
力値を超えて非エアブロー金型であることが検出され
る。しかも、シール部材49,53がパンチヘッド27
とストライカ59との間に挟まったとしてもシール部材
49,が導電性素材であるので、このシール部材49,
53を介して通電されるためにストリップミス検出装置
57が作動せずパンチプレス加工が続行される。
【0072】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態から理解される
ように、請求項1の発明によれば、パンチプレスに装着
された金型がエアブロー金型、非エアブロー金型のいず
れかにかかわらず、パンチプレスのストライカにより上
金型を打圧時に、ストライカの下面の流体供給口からエ
アなどの流体が噴出される。このとき、スリット内には
ネジ孔に対して円筒形状のシール部材が弾装されて気密
状態に閉塞され且つシール部材の上部がパンチヘッドの
上面より突出しているので、スリットからの流体の漏れ
を防止できる。
【0073】その結果、パンチプレス側のエアブロー装
置によるエアブロー金型と非エアブロー金型との判別を
確実に行うことができるので、非エアブロー金型の場合
はエアブロー装置における流体の供給を確実に停止で
き、エアブロー金型の場合は流体の損失なく確実に金型
内部に供給できるので打ち抜き片を確実に落下せしめ
る。
【0074】しかも、シール部材がストライカとパンチ
ヘッドとの間に挟まってもシール部材が導電性素材であ
るのでストリップミス検出装置による誤動作をさけるこ
とができる。
【0075】請求項2の発明によれば、パンチプレスに
装着された金型がエアブロー金型、非エアブロー金型の
いずれかにかかわらず、パンチプレスのストライカによ
り上金型を打圧時に、ストライカの下面の流体供給口か
らエアなどの流体が噴出される。このとき、ネジ孔の上
部には前記ネジ孔より大径の開口部にリング状のシール
部材が設けられ且つこのシール部材の上部がパンチヘッ
ドの上面より突出しているので、スリットからの流体の
漏れを防止できる。
【0076】その結果、パンチプレス側のエアブロー装
置によるエアブロー金型と非エアブロー金型との判別を
確実に行うことができるので、非エアブロー金型の場合
はエアブロー装置における流体の供給を確実に停止で
き、エアブロー金型の場合は流体の損失なく確実に金型
内部に供給できるので打ち抜き片を確実に落下せしめ
る。
【0077】しかも、シール部材がストライカとパンチ
ヘッドとの間に挟まってもシール部材が導電性素材であ
るのでストリップミス検出装置による誤動作をさけるこ
とができる。
【0078】請求項3の発明によれば、パンチプレスに
装着された金型がエアブロー金型、非エアブロー金型の
いずれかにかかわらず、パンチプレスのストライカによ
り上金型を打圧時に、ストライカの下面の流体供給口か
らエアなどの流体が噴出される。このとき、スリット内
にはネジ孔に対して円筒形状のシール部材が弾奏されて
気密状態に閉塞され且つシール部材の上部がパンチヘッ
ドの上面より突出しているので、スリットからの流体の
漏れを防止できる。
【0079】さらに、ネジ孔より大径のリング状シール
部材が筒形状シール部材に交叉されているので、ストラ
イカとリング状シール部材が密着して確実に流体の漏れ
を防止できる。
【0080】その結果、パンチプレス側のエアブロー装
置によるエアブロー金型と非エアブロー金型との判別を
確実に行うことができるので、非エアブロー金型の場合
はエアブロー装置における流体の供給を確実に停止で
き、エアブロー金型の場合は流体の損失なく確実に金型
内部に供給できるので打ち抜き片を確実に落下せしめ
る。
【0081】しかも、シール部材がストライカとパンチ
ヘッドとの間に挟まってもシール部材が導電性素材であ
るのでストリップミス検出装置による誤動作をさけるこ
とができる。
【0082】請求項4の発明によれば、上金型がエアブ
ロー金型である場合、エアブロー装置から供給される流
体がストライカの下面の流体供給口を経て供給されると
き、流体の損失なく確実にパンチヘッドのネジ孔を介し
てパンチボディの上面の接続口に流入できるので、パン
チボディのパンチ部から下方へ噴射して打ち抜き片を確
実に落下せしめる。
【0083】請求項5の発明によれば、シール部材はウ
レタンより硬度が低いのでストライカの接触により容易
に潰されたためにより一層密着性を向上できる。
【0084】請求項6の発明によれば、カーボンラバー
はウレタンより硬度が低く導電性素材であるので、より
一層ストライカとの密着性を向上でき、ストリップミス
検出装置による誤動作を生じさせないものとして効果的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、(A)は筒
形状のシール部材及びリング状のシール部材を装着した
パンチヘッドの平面図で、(B)は(A)の矢視I−I
線の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、ストライカ
が上金型に当接時の状態を示した断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、ストリップ
ミス検出装置の概略説明図である。
【図4】ラムを昇降駆動するためのクランク軸の部分的
な縦断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すもので、(A)
はリング状のシール部材のみを装着したパンチヘッドの
平面図で、(B)は(A)の矢視V−V線の断面図であ
る。
【図6】従来例の主要部分を示すもので、(A)はパン
チヘッドの断面図で、(B)は流体漏れが生じるときの
状態を示す断面図である。
【図7】従来例の主要部分を示すもので、(A)はパン
チヘッドの断面図で、(B)は流体漏れが生じるときの
状態を示す断面図である。
【図8】従来例の主要部分を示すもので、(A)はパン
チヘッドの平面図であり、(B)はパンチヘッドの断面
図である。
【図9】従来例の主要部分を示すもので、(A)はパン
チヘッドの平面図であり、(A)の矢視IX−IX線の
断面図である。
【符号の説明】
1 上金型 3 上型ホルダ 9 パンチボディ 15 下型ホルダ 25 スリット 27 パンチヘッド 29 ネジ孔 35 ストリッパスプリング 37 螺着部(ネジ部) 49 シール部材(筒形状の) 53 シール部材(リング状の) 55 パンチプレス 57 ストリップミス検出装置 59 ストライカ 61 ラム 63 下部タレット 65 クランク軸 67 作動片 69 リミットスイッチ 71 エアブロー装置 73 エア供給路 75 圧力センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状のパンチガイドに上下動自在に
    嵌入したパンチボディを上方向へ付勢して設けてなるパ
    ンチプレス用上金型において、 前記パンチボディの上端部に螺着したパンチヘッドの中
    央部に形成したネジ孔を縦に割る方向にスリットを設
    け、このスリット内に前記ネジ孔に対して気密状態に導
    電性素材からなる筒形状のシール部材を弾装すると共に
    このシール部材の上部を前記パンチヘッドの上面より突
    出して設けてなることを特徴とするパンチプレス用上金
    型。
  2. 【請求項2】 円筒形状のパンチガイドに上下動自在に
    嵌入したパンチボディを上方向へ付勢して設けてなるパ
    ンチプレス用上金型において、 前記パンチボディの上端部に螺着したパンチヘッドの中
    央部に形成したネジ孔の上部に、当該ネジ孔より大径の
    開口部を設け、この開口部内に導電性素材からなるリン
    グ状のシール部材を設けると共にこのシール部材の上部
    を前記パンチヘッドの上面より突出して設けてなること
    を特徴とするパンチプレス用上金型。
  3. 【請求項3】 円筒形状のパンチガイドに上下動自在に
    嵌入したパンチボディを上方向へ付勢して設けてなるパ
    ンチプレス用上金型において、 前記パンチボディの上端部に螺着したパンチヘッドの中
    央部に形成したネジ孔を縦に割る方向にスリットを設
    け、このスリット内に前記ネジ孔に対して気密状態に導
    電性素材からなる筒形状シール部材を弾装すると共に前
    記ネジ孔の外周側に前記ネジ孔より大径の導電性素材か
    らなるリング状シール部材を前記筒形状シール部材に交
    叉するように設け、上記の筒形状シール部材とリング状
    シール部材の上部を前記パンチヘッドの上面より突出し
    て設けてなることを特徴とするパンチプレス用上金型。
  4. 【請求項4】 前記パンチボディの下端部のパンチ部へ
    流体を導く接続口をパンチボディの上端部に設けてなる
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載のパンチプ
    レス用上金型。
  5. 【請求項5】 導電性素材からなるシール部材が、ウレ
    タンよりも低硬度であることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載のパンチプレス用上金型。
  6. 【請求項6】 導電性素材からなるシール部材が、カー
    ボンラバーであることを特徴とする請求項1〜4のうち
    のいずれか一つに記載のパンチプレス用上金型。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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