JP2002065649A - 診断結果表示方法及び診断結果表示装置 - Google Patents

診断結果表示方法及び診断結果表示装置

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JP2002065649A
JP2002065649A JP2000255266A JP2000255266A JP2002065649A JP 2002065649 A JP2002065649 A JP 2002065649A JP 2000255266 A JP2000255266 A JP 2000255266A JP 2000255266 A JP2000255266 A JP 2000255266A JP 2002065649 A JP2002065649 A JP 2002065649A
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person
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JP2000255266A
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Teruyuki Takeno
輝之 竹野
Hideo Shimura
日出男 志村
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CITATION JAPAN KK
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】その内容を一見して容易に把握することができ
るように、人物の特性を診断した診断結果を視覚的に表
示することが可能な技術を提供する。 【解決手段】人物の特性を診断し、その診断結果を視覚
的に表示することが可能な診断結果表示装置であって、
人物の特性を診断可能な種々の設問事項に回答すること
により得られた診断結果を記憶可能な記憶部2と、予め
設定した判断基準に基づいて、記憶部2に記憶された診
断結果に対して演算処理を施す演算処理部4と、演算処
理が施された診断結果に画像化処理を施して、その診断
結果を視覚的に把握可能な画像体に変換する画像化処理
部6と、画像体に変換された診断結果を視覚的に表示す
る表示部8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物の特性(例え
ば、気質・性格又は能力など)を診断(例えば、分析、
評価など)し、その診断結果が一見して容易に把握でき
るように視覚的に表示するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したような人物の特性を診断
する方法として、例えば、該当する設問にチェックさせ
たり、或いは、複数の選択肢の中から該当するものを選
択させるなど、種々の方法が知られており、いずれの方
法においても、その人物(以下、被験者という)の特性
に関する診断結果は、文章化或いは数値化されて表示さ
れるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の技術には、以下のような問題がある。
【0004】文章化された診断結果は、一見して容易に
その内容を把握することが困難である。例えば被験者の
特性を正確に表示しようとすると、診断結果が長文化し
てしまうため、その内容の把握に時間がかかる。また、
例えば被験者の現在と過去の診断結果を比較しようとす
ると、その比較結果の文章化は益々煩雑化したものとな
り、その内容の把握が困難になる。
【0005】同様に、数値化された診断結果も、一見し
て容易にその内容を把握することが困難である。数値化
による表示には限界があるため、例えば被験者の特性を
正確に表示しようとすると、細かく数値を区分して表現
せざるを得ず、その結果、診断結果が煩雑化して、その
内容の把握が困難になる。また、例えば被験者の現在と
過去の診断結果を数値で比較しようとすると、その比較
結果の数値化は視覚的に益々煩雑なものとなり、その内
容の把握には時間がかかる。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、その内容を一見して容易
に把握することができるように、人物の特性を診断した
診断結果を視覚的に表示することが可能な技術を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、人物の特性を診断し、その診断結
果を視覚的に表示することが可能な診断結果表示方法で
あって、人物の特性を診断可能な種々の設問事項に回答
することにより得られた診断結果を記憶する工程と、予
め設定した判断基準に基づいて、診断結果に対して演算
処理を施す工程と、演算処理が施された診断結果に画像
化処理を施して、その診断結果を視覚的に把握可能な画
像体に変換する工程と、画像体に変換された診断結果を
視覚的に表示する工程とを有する。
【0008】また、本発明は、人物の特性を診断し、そ
の診断結果を視覚的に表示することが可能な診断結果表
示装置であって、人物の特性を診断可能な種々の設問事
項に回答することにより得られた診断結果を記憶可能な
記憶部と、予め設定した判断基準に基づいて、記憶部に
記憶された診断結果に対して演算処理を施す演算処理部
と、演算処理が施された診断結果に画像化処理を施し
て、その診断結果を視覚的に把握可能な画像体に変換す
る画像化処理部と、画像体に変換された診断結果を視覚
的に表示する表示部とを備えている。
【0009】このような発明において、人物の特性を診
断した診断結果は、視覚的に把握可能な画像体に変換さ
れて表示される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る診断結果表示
方法及び診断結果表示装置の一実施の形態について、添
付図面を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、本実施の形態の診断結
果表示装置は、人物の特性を診断可能な種々の設問事項
に回答することにより得られた診断結果を記憶可能な記
憶部2と、予め設定した判断基準に基づいて、記憶部2
に記憶された診断結果に対して演算処理を施す演算処理
部4と、演算処理が施された診断結果に画像化処理を施
して、その診断結果を視覚的に把握可能な画像体に変換
する画像化処理部6と、画像体に変換された診断結果を
視覚的に表示する表示部8とを備えている。
【0012】記憶部2は、例えば、ROM,RAM,C
D‐ROM,MOなど、データ(診断結果)の記憶及び
再生が可能な記憶装置で構成することが可能である。
【0013】種々の設問事項は、その人物(以下、被験
者という)の特性を診断する際に、多数の特性項目デー
タの中から選択され、この特性項目データは、人間が本
来有する種々の特性のうち少なくとも気質、性格、能力
のいずれか1つを診断することが可能な種々の特性項目
から構成されている。なお、診断とは、分析して評価す
る一連のプロセスを総括して表した意味である。
【0014】気質・性格に関する特性項目の一例として
は、1.責任感、2.積極性、3.外向性など(図2参
照)が挙げられ、また、能力に関する特性項目の一例と
しては、1.意思力、2.交渉力、3.表現力など(図
3参照)が挙げられる。これら各特性項目は、人間が本
来有する特性(本実施の形態では、気質、性格、能力)
をあらゆる観点から診断(分析、評価)するのに最適な
項目となっている。具体的には、各特性項目は夫々概念
定義されており、例えば気質・性格に関する特性項目の
うち、1.責任感については、「責任感」、「自責
性」、「内罰性」、「約束履行」の4つの項目(各々を
「概念形成項目」という)によって概念定義されてい
る。そして、各概念形成項目には、その概念形成項目自
身を分析できるような設問が設定されている。例えば概
念形成項目の1つである「責任感」については、「自分
でやると言ったら、どんな理由があるにせよやりき
る。」や、「自分の責任は完璧に果たさないと、気がす
まない。」などの複数の設問が設定されており、被験者
に対して該当する設問にチェックさせるようになってい
る。なお、「自責性」、「内罰性」、「約束履行」につ
いても、夫々複数の設問が設定されているが、その説明
は省略する。
【0015】また、能力に関する特性項目についても、
同様に、各特性項目毎に夫々概念形成項目によって概念
定義されており、各概念形成項目には、その概念形成項
目自身を分析できるような設問が設定されている。
【0016】このような特性項目から成る種々の設問事
項は、特性項目データベース10に収容されており、診
断内容に応じて適宜選択して被験者に提示される。具体
的な例を挙げて説明すると、会社組織での利用を考えた
場合、被験者としては、例えば、社内人事の移動に際し
て選ばれた社員、新たなプロジェクトを実行するための
人材、新規採用に応募してきた人物などが該当し、この
ような被験者に対する設問事項としては、例えば、被験
者が新たなポストや部署に適しているか否か、知恵があ
るか否か、多くの人脈を持っているか否か、或いは、そ
の被験者が自身の能力を最大限に発揮できるか否かな
ど、診断の決め手となり得る設問事項が選択されて被験
者に提示される。この場合、設問事項の提示方法として
は、例えば、設問事項が記載された紙面による提示方
法、パソコンのモニタ上に設問事項を表示して提示する
方法、インターネット上に構築したホームページに設問
事項を打ち上げて、そこにアクセスして来た被験者に対
して提示する方法、インターネットを経由して被験者の
端末(携帯電話、PHS、パソコンなど)に設問事項を
送信して提示する方法など、各種の情報伝達方法を適用
することができる。
【0017】そして、被験者により設問事項にチェック
が施されて得られた診断結果は、入力部12を介して上
述した記憶部2に順次記憶される。入力部12には、診
断結果を所定の入力信号(デジタル信号、アナログ信号
など)に変換して記憶部2に入力(記憶)することが可
能な入力装置を適用することができる。この場合、入力
装置としては、携帯電話、PHS、パソコンのキーボー
ド等を利用することができる。
【0018】なお、上述の設問事項の設問形式は、各概
念形成項目を分析できるものであれば良く、本実施の形
態のように該当する設問に被験者がチェックする方式以
外にも、例えば、二者択一方式設問、段階評価型設問、
ライフスケール把握型設問、ビジュアル型設問、面接連
動型設問などを取り入れて、被験者が恣意的に回答する
ことができないようにするなど、診断目的に応じて適宜
変更することが可能である。
【0019】演算処理部4は、予め設定した判断基準に
基づいて、記憶部2に記憶された診断結果の優劣の度合
いを比較して算出する演算処理を行うことができるよう
になっている。また、判断基準は、被験者の特性を優劣
判断する際の基準であり、人間が本来有する種々の特性
毎(本実施の形態では、上述した特性項目毎)に設定す
ることができる。なお、本実施の形態のシステムにおい
て、判断基準は、判断基準設定部14で設定される。
【0020】演算処理とは、例えばある被験者の特性
(気質、性格、能力)に関する診断結果が、その判断基
準よりも上回っているか、或いは、下回っているかにつ
いて、診断結果と判断基準とを比較しつつ、判断基準に
対する診断結果の優劣の度合いを算出する処理のことで
ある。この場合、判断基準は、気質、性格、能力などの
特性の種類に応じて、適宜設定される。
【0021】なお、気質、性格、能力などの特性は、個
々の被験者毎に相違したものとなっているため、一義的
に判断基準を設定することは困難である。これを解消す
るための一例としては、無作為に選んだ複数の人物の気
質、性格、能力などの特性データを収集し、それらの特
性データの平均的な値を判断基準として設定する方法
や、気質、性格、能力などの特性データを数値化し、そ
の中間値を判断基準として設定する方法などを適用すれ
ば良い。
【0022】また、演算処理部4では、上述した判断基
準に基づいて、記憶部2に記憶されている複数の診断結
果相互の優劣の度合いを比較して算出することができ
る。この演算処理は、被験者の現在と過去の診断結果を
比較する場合を想定しており、かかる演算処理によっ
て、その被験者の特性の時間経過による特性の変化状態
を算出することができる。
【0023】画像化処理部6は、演算処理が施された診
断結果に画像化処理を施して、その診断結果を視覚的に
把握可能な画像体(静止画像、動画像)に変換するよう
に構成されている。
【0024】画像化処理とは、人間が目で見る状態を、
電圧の強弱或いは数値列に変換し、その信号を例えばコ
ンピュータによって認識して解析処理したり、判断を下
したりする技術を指す。
【0025】画像体は、判断基準に対するその人物(被
験者)の特性の優劣状態を目視可能に現した映像物から
構成されており、映像物は、特性項目データを構成する
種々の特性項目毎に、任意の形状を選択して設定するこ
とができる。
【0026】画像体は、被験者の特性の優劣状態に対応
した形状寸法で表示され、映像物を総括的に囲むことが
できるような像、例えば島などの空間占有物を適用する
ことが可能である。この場合、島の形状寸法の大小によ
って、被験者の特性の優劣状態が表される。
【0027】映像物の一例としては、樹木、池、滝、山
などの自然環境に存在する有形物や立体図形、平面図な
どの幾何学的な模様を適用することが可能である。そし
て、これらの有形物や模様が時間的に形状変化しない場
合、その映像物で構成される画像体は静止画像となり、
一方、これらの有形物が時間的に形状変化する場合、そ
の映像物で構成される画像体は動画像となる。
【0028】表示部8は、画像体に変換された診断結果
を視覚的に表示することができるように構成されてお
り、現在市販されている全ての画像表示装置(パソコン
のモニタや携帯端末の液晶表示画面など)を適用するこ
とができる。
【0029】次に、上述した診断結果表示装置の動作に
ついて説明する。なお、この動作説明では、気質・性格
に関する特性項目のうちの1.責任感、6.探究心(図
2参照)、及び、能力に関する特性項目のうちの6.企
画力、20.行動力(図3参照)を診断し、その結果を
視覚的に表示する場合を想定して説明する。
【0030】まず、上記の各特性項目から成る設問事項
が、特性項目データベース10から選択されて被験者に
提示される。そして、設問事項に対する被験者の回答即
ち診断結果は、入力部12を介して記憶部2に記憶され
る。このとき、演算処理部4において、被験者による診
断結果が、その判断基準よりも上回っているか、或い
は、下回っているかについて、診断結果と判断基準とを
比較しつつ、判断基準に対する診断結果の優劣の度合い
が算出される。
【0031】演算処理が施された診断結果は、続いて、
画像化処理部6において画像化処理が施され、その診断
結果が視覚的に把握可能な画像体に変換される。この場
合、例えば図4(a)に示すように、画像体を島16で
示し、この画像体を構成する映像物として、例えば、責
任感の度合いを表す映像物を樹木18、探究心の度合い
を表す映像物を池20、企画力の度合いを表す映像物を
滝22、行動力の度合いを表す映像物を山24で示すこ
とにする。
【0032】そして、このような映像物から成る画像体
に変換された診断結果は、表示部8に視覚的に表示され
る。画像体の表示方法としては、映像物が時間的に形状
変化する動画像として表示する方法、或いは、映像物が
時間的に形状変化しない静止画像として表示する方法を
適用することが可能である。
【0033】以下、具体的な表示方法について説明を加
える。 <例1:画像体が静止画像となる場合>表示部8に島1
6が表示された状態において、この島16を選択する
(図4(b)参照)。選択方法としては、例えばパソコ
ンでは、島16にマウスポインタ26を配置させた状態
でをクリックしたり、例えば携帯端末(携帯電話、PH
Sなど)では、所定の番号を入力するなどの方法を利用
することができる。
【0034】このとき、選択された島16を構成する映
像物18,20,22,24が目視可能な大きさで表示
される(図4(a)参照)。この場合、責任感の度合い
が判断基準よりも上回っていれば、その責任感を表す樹
木18は大いに繁った状態の静止画像で表され、探究心
の度合いが判断基準よりも上回っていれば、その探究心
を表す池20は大きくなった状態の静止画像で表され
る。また、企画力の度合いが判断基準よりも上回ってい
れば、その企画力を表す滝22はその落下水量が多くな
った状態の静止画像で表され、行動力の度合いが判断基
準よりも上回っていれば、その行動力を表す山24は高
くなった状態の静止画像で表される。逆に下回っている
場合には、樹木18が枯れて少なくなり、池20が小さ
くなる。また、滝22の落下水量が少なくなり、山24
が低くなる。
【0035】この場合、各映像物について、その判断基
準に対応した大きさや形状の静止画像を同時に表示(例
えば、映像物に重ねて表示、並列して表示など)するこ
とが好ましい。こうしておけば、例えば診断結果の樹木
18の繁り具合と判断基準の樹木の繁り具合とを1つの
画面上で同時に比較することができるため、責任感につ
いての診断結果(具体的には、責任感の優劣判断)を一
見して容易に把握することができる。
【0036】また、この例1では、被験者の現在及び過
去の一点における診断結果を把握する場合のみならず、
被験者の現在と過去の診断結果の変化状態を表示する場
合も想定している。特に診断結果の変化状態を表示する
場合、現在と過去の診断結果とを一見して比較できるよ
うに、現在と過去の特性に関する映像物を相互に重ねた
り、並列させて表示することが好ましい。
【0037】なお、探究心や企画力及び行動力について
も同様の説明となるため、その説明は省略する。
【0038】<例2:画像体が動画像となる場合>例1
と同様に島16を選択すると、その島16を構成する映
像物(樹木18、池20、滝22、山24)が目視可能
な大きさで表示される。この場合、映像物は時間経過と
共に形状変化してゆく。例えば樹木18については、判
断基準の樹木の繁り具合から徐々に変化してゆく。この
変化状態において、樹木18が大いに繁るように形状変
化すれば、責任感の度合いが判断基準よりも上回ってい
ることを一見して把握することができ、一方、樹木18
が枯れるように形状変化すれば、責任感の度合いが判断
基準よりも下回っていることを一見して容易に把握する
ことができる。また、例えば池20については、その池
20が大きく変化すれば、探究心の度合いが判断基準よ
りも上回っており、逆に、その池20が小さく変化すれ
ば、探究心の度合いが判断基準よりも下回っていること
を一見して容易に把握することができる。
【0039】また、この例2においても、被験者の現在
及び過去の一点における診断結果を把握する場合のみな
らず、被験者の現在と過去の診断結果の変化状態を表示
する場合も想定している。特に映像物を動画像として表
すことで、診断結果の時間経過に伴う変化状態が見た目
上把握し易くなる。例えば樹木18については、その樹
木18が大いに繁るように形状変化すれば、責任感の度
合いが過去から現在に向けて高くなっていることを一見
して把握することができ、一方、樹木18が枯れるよう
に形状変化すれば、責任感の度合いが過去から現在に向
けて低くなっていることを一見して容易に把握すること
ができる。
【0040】なお、その他の企画力や行動力についても
同様の説明となるため、その説明は省略する。
【0041】また、上述した画像体、即ち島16は、被
験者毎にその形状寸法(島の大きさや高さなど)が異な
っており、その形状寸法を一見するだけで、被験者相互
の全体的な特性の優劣を比較することができる。従っ
て、表示部に複数の島16(複数の被験者の特性)が表
示されている場合には、島16相互の形状寸法を比較す
るだけで、事前に被験者相互のおおまかな特性の優劣を
一見して容易に把握することができる。この場合、島1
6の内部に表された被験者の具体的な特性を比較すると
いった面倒な手順を踏む必要がないため、診断結果の把
握容易性を向上させることができる。
【0042】このように本実施の形態によれば、人物の
特性を診断した診断結果を視覚的に把握可能な画像体
(映像物)に変換して表示したことによって、その診断
結果を一見して容易に把握することが可能なシステムを
構築することが可能となり、このような診断手法は、広
くネット上で公開することも可能である。
【0043】なお、上述した実施の形態では、画像体を
構成する各映像物が同時に静止画像又は動画像となる場
合を例示したが、各映像物の一部が静止画像又は動画像
となるように設定しても良い。具体的には、動画像とし
た方が見た目に分かり易いもの例えば「池」、「滝」
と、静止画像とした方が望ましいもの例えば「樹木」、
「山」を混在させて、画像体を構成しても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、人物の特性を診断した
診断結果を視覚的に把握可能な画像体に変換して表示し
たことによって、その診断結果を一見して容易に把握す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の診断結果表示方法及び診断結果表示装
置を適用した一実施の形態に係る診断結果表示システム
の構成を示す図。
【図2】人の気質・性格に関する特性項目の一例を示す
図。
【図3】人の能力に関する特性項目の一例を示す図。
【図4】(a)は、島(画像体)を拡大して、その島を
構成する有形物(特性項目)を視覚的に表示した状態を
示す図、(b)は、表示部に島が表示された状態を示す
図。
【符号の説明】
2 記憶部 4 演算処理部 6 画像化処理部 8 表示部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物の特性を診断し、その診断結果を視
    覚的に表示することが可能な診断結果表示方法であっ
    て、 人物の特性を診断可能な種々の設問事項に回答すること
    により得られた診断結果を記憶する工程と、 予め設定した判断基準に基づいて、診断結果に対して演
    算処理を施す工程と、 演算処理が施された診断結果に画像化処理を施して、そ
    の診断結果を視覚的に把握可能な画像体に変換する工程
    と、 画像体に変換された診断結果を視覚的に表示する工程と
    を有することを特徴とする診断結果表示方法。
  2. 【請求項2】 前記種々の設問事項は、その人物の特性
    を診断する際に、多数の特性項目データの中から選択さ
    れ、この特性項目データは、人間が本来有する種々の特
    性のうち少なくとも気質、性格、能力のいずれか1つを
    診断することが可能な種々の特性項目から構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の診断結果表示方
    法。
  3. 【請求項3】 前記判断基準は、その人物の特性を優劣
    判断する際の基準であり、人間が本来有する種々の特性
    毎に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の
    診断結果表示方法。
  4. 【請求項4】 前記演算処理とは、判断基準に対する診
    断結果の優劣の度合いを比較して算出する処理のことで
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記
    載の診断結果表示方法。
  5. 【請求項5】 前記演算処理とは、判断基準に基づい
    て、診断結果相互の優劣の度合いを比較して算出する処
    理のことであることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1に記載の診断結果表示方法。
  6. 【請求項6】 前記画像体は、時間的に形状変化しない
    静止画像であることを特徴とする請求項1に記載の診断
    結果表示方法。
  7. 【請求項7】 前記画像体は、時間的に形状変化する動
    画像であることを特徴とする請求項1に記載の診断結果
    表示方法。
  8. 【請求項8】 前記画像体は、判断基準に対するその人
    物の特性の優劣状態を目視可能に現した映像物から構成
    されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の診
    断結果表示方法。
  9. 【請求項9】 前記映像物は、特性項目データを構成す
    る種々の特性項目毎に、任意の形状を選択して設定する
    ことが可能であることを特徴とする請求項8に記載の診
    断結果表示方法。
  10. 【請求項10】 人物の特性を診断し、その診断結果を
    視覚的に表示することが可能な診断結果表示装置であっ
    て、 人物の特性を診断可能な種々の設問事項に回答すること
    により得られた診断結果を記憶可能な記憶部と、 予め設定した判断基準に基づいて、記憶部に記憶された
    診断結果に対して演算処理を施す演算処理部と、 演算処理が施された診断結果に画像化処理を施して、そ
    の診断結果を視覚的に把握可能な画像体に変換する画像
    化処理部と、 画像体に変換された診断結果を視覚的に表示する表示部
    とを備えていることを特徴とする診断結果表示装置。
  11. 【請求項11】 前記種々の設問事項を収容したデータ
    ベースを有することを特徴とする請求項10に記載の診
    断結果表示装置。
  12. 【請求項12】 前記データベースは、人間が本来有す
    る種々の特性のうち少なくとも気質、性格、能力のいず
    れか1つを診断することが可能な種々の特性項目から構
    成された特性項目データを収容しており、 前記種々の設問事項は、前記多数の特性項目データの中
    から選択されることを特徴とする請求項11に記載の診
    断結果表示装置。
  13. 【請求項13】 前記判断基準は、その人物の特性を優
    劣判断する際の基準であり、前記データベースに収容さ
    れている特性毎に設定された判断基準設定部を有するこ
    とを特徴とする請求項12に記載の診断結果表示装置。
  14. 【請求項14】 前記演算処理部は、前記判断基準設定
    部で設定された判断基準と、前記記憶部で記憶されてい
    る診断結果との間で、優劣の度合いを比較して算出する
    ことを特徴とする請求項13に記載の診断結果表示装
    置。
  15. 【請求項15】 前記演算処理部は、前記判断基準設定
    部で設定された判断基準に基づいて、前記記憶部に記憶
    されている複数の診断結果相互の優劣の度合いを比較し
    て算出することを特徴とする請求項13に記載の診断結
    果表示装置。
  16. 【請求項16】 前記画像体は、時間的に形状変化しな
    い静止画像であることを特徴とする請求項10に記載の
    診断結果表示装置。
  17. 【請求項17】 前記画像体は、時間的に形状変化する
    動画像であることを特徴とする請求項10に記載の診断
    結果表示装置。
  18. 【請求項18】 前記画像体は、前記判断基準に対する
    その人物の特性の優劣状態を目視可能に現した映像物か
    ら構成されていることを特徴とする請求項16又は17
    に記載の診断結果表示装置。
  19. 【請求項19】 前記映像物は、特性項目データを構成
    する種々の特性項目毎に、任意の形状を選択して設定す
    ることが可能であることを特徴とする請求項18に記載
    の診断結果表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005128864A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Ishisaki:Kk 人体カラーの数値的評価システムおよび評価評価方法
KR20190084708A (ko) * 2018-01-09 2019-07-17 주식회사 매직큐브 두뇌역량 진단방법

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